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技術 配管接続構造

出願人 日野自動車株式会社
発明者 河合孝洋山田篤
出願日 2015年12月15日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2015-243684
公開日 2017年6月22日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2017-110689
状態 特許登録済
技術分野 迅速・多重管継手 損傷、摩耗、腐食からの管の保護
主要キーワード 既存構造 テーパ状内周面 テーパ状外周面 ソケット状 クイックコネクタ 配管接続構造 相手パイプ 端環状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月22日)のものです。
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図面 (5)

課題

異物の噛み込みによるリテーナコネクタ本体の摩耗を防止し得る配管接続構造を提供する。

解決手段

チューブ1の先端部に装着されたコネクタ本体4と、相手パイプ2の先端部に装着されたリテーナ5とを備え、コネクタ本体4にソケット状に形成されたリテーナ保持部13に対し相手パイプ2をリテーナ5と共に差し込み且つ該リテーナ5をリテーナ保持部13に係止させるようにした配管接続構造に関し、相手パイプ2におけるリテーナ5の装着位置より奥側に外嵌する筒状のネック部20と、該ネック部20より径の大きな筒状を成してリテーナ5の周囲を被包する胴部21とを連続的に一体成形した防塵カバー22を備え、コネクタ本体4とリテーナ5とを係止した状態にて防塵カバー22によりリテーナ保持部13を被覆し得るように構成する。

概要

背景

従来、大型運搬車両における排気浄化システム配管系等では、樹脂製のチューブを金属製の相手パイプに接続する場合等において、ワンタッチで迅速に接続を行うことが可能なクイックコネクタが広く用いられている。

図3及び図4は従来におけるクイックコネクタを用いた配管接続構造の一例を示すもので、図中1は樹脂製のチューブ、2は該チューブ1を接続すべき金属製の相手パイプ、3はこれらチューブ1と相手パイプ2とをワンタッチで接続するクイックコネクタを示しており、該クイックコネクタ3は、前記チューブ1の先端部に装着されたコネクタ本体4と、前記相パイプ2の先端部に装着されたリテーナ5とにより構成され、前記コネクタ本体4には、内側の挿入空間に前記相手パイプ2を挿入させる筒状の挿入部6と、該挿入部6より小さな径で形成されて前記チューブ1の内部に圧入されるニップル部7とが備えられている。

ここで、前記ニップル部7の外周面における軸方向複数箇所には、その断面が鋸歯状の先端が鋭角を成す喰込歯8が環状に形成されており、前記ニップル部7を前記チューブ1に圧入した時に該チューブ1の内周面に前記喰込歯8が食い込んで抜け止めの機能を果たすようになっている。

尚、前記ニップル部7の先端部外周面には環状の保持溝9が形成されていて、該保持溝9にシールリングとしての弾性を有するOリング10が保持され、該Oリング10によりニップル部7とチューブ1との間が液密シールされるようになっている。

一方、前記挿入部6の内周面には、シールリングとしての弾性を有するOリング11とブッシュ12とが保持されており、前記挿入空間に挿入された相手パイプ2の外周面にOリング11が外嵌して前記相手パイプ2と前記挿入部6との間を液密にシールするようにしてある。

しかも、前記挿入部6の端部における相手パイプ2を迎え入れる側には、ソケット状を成すリテーナ保持部13が備えられており、前記相手パイプ2側に装着した前記リテーナ5を前記リテーナ保持部13に収容して係止させることで前記相手パイプ2と前記コネクタ本体4とが接続されるようになっている。

ここで、前記相手パイプ2に対する前記リテーナ5の装着は、該リテーナ5を前記相手パイプ2の先端側から被せて押し込むことで前記相手パイプ2の外周面で環状に膨出するバルジ部14に前記リテーナ5を係止させて行うようにしている。

即ち、前記リテーナ5は、前記相手パイプ2に摺動自在に外嵌して前記バルジ部14でき止められる先端環状部15と、該先端環状部15の直径方向対峙する位置から軸方向に延びて互いの終端近接離間し得るよう弾性変形する一対の翼部16とを備えており、該各翼部16には前記バルジ部14に対し前記先端環状部15と反対側から係止し得るよう係止爪17が形成されている。

そして、この係止爪17の内周側には、前記翼部16の終端に向け徐々に拡径するテーパ状内周面が形成されており、前記リテーナ5を前記相手パイプ2の先端側から被せて押し込んだ際に、前記係止爪17が前記バルジ部14を乗り越え易くなるようにしてある。

また、前記係止爪17の外周側には、前記コネクタ本体4のリテーナ保持部13に開口された一対の窓部18に対し内側から入り込んで該窓部18の縁に係止されるようにした断面が鋸歯状のストッパ19が形成されている。

即ち、前記係止爪17の外周側には、前記翼部16の終端に向け徐々に拡径するテーパ状外周面が形成されており、前記リテーナ5を装着した前記相手パイプ2を前記コネクタ本体4のリテーナ保持部13に差し込んだ際に、前記係止爪17が前記リテーナ保持部13の入側端潜り抜け易くなるようにしてある。

而して、斯かるクイックコネクタ3の使用に際し、リテーナ5を相手パイプ2の先端側から被せて押し込むと、バルジ部14により前記リテーナ5の各翼部16が押し拡げられて係止爪17が前記バルジ部14を乗り越え、該バルジ部14を乗り越えた先で前記係止爪17が前記各翼部16の元の状態への復帰により前記バルジ部14に係止されると共に、該バルジ部14に対し前記リテーナ5の先端環状部15も突き当たって係止され、前記リテーナ5が軸方向への移動を拘束された状態で前記相手パイプ2に装着される。

次いで、このようにリテーナ5を装着した相手パイプ2をコネクタ本体4のリテーナ保持部13に差し込むと、該リテーナ保持部13の入側端により前記リテーナ5の各翼部16が窄まされて係止爪17が前記リテーナ保持部13の入側端を潜り抜け、該入側端を潜り抜けた先で前記係止爪17が前記各翼部16の元の状態への復帰により窓部18に嵌まり込んで該窓部18の縁にストッパ19が係止され、前記相手パイプ2と前記コネクタ本体4とが接続されることになる。

また、相手パイプ2とコネクタ本体4とを再び切り離す場合には、該コネクタ本体4のリテーナ保持部13より外側に張り出したまま残るリテーナ5の各翼部16の終端を摘まんで半径方向内側に押し込むことで前記各翼部16を窄ませれば良く、このようにすれば、前記リテーナ保持部13の窓部18の縁からストッパ19が外れて係止が解け、前記相手パイプ2と前記コネクタ本体4とを再び切り離すことが可能となる。

尚、この種のクイックコネクタを用いた配管接続構造に関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。

概要

異物の噛み込みによるリテーナやコネクタ本体の摩耗を防止し得る配管接続構造を提供する。チューブ1の先端部に装着されたコネクタ本体4と、相手パイプ2の先端部に装着されたリテーナ5とを備え、コネクタ本体4にソケット状に形成されたリテーナ保持部13に対し相手パイプ2をリテーナ5と共に差し込み且つ該リテーナ5をリテーナ保持部13に係止させるようにした配管接続構造に関し、相手パイプ2におけるリテーナ5の装着位置より奥側に外嵌する筒状のネック部20と、該ネック部20より径の大きな筒状を成してリテーナ5の周囲を被包する胴部21とを連続的に一体成形した防塵カバー22を備え、コネクタ本体4とリテーナ5とを係止した状態にて防塵カバー22によりリテーナ保持部13を被覆し得るように構成する。

目的

本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、異物の噛み込みによるリテーナやコネクタ本体の摩耗を防止し得る配管接続構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

チューブの先端部に装着されたコネクタ本体と、前記チューブに接続すべき相手パイプの先端部に装着されたリテーナとを備え、前記コネクタ本体における前記相パイプを迎え入れる側にソケット状に形成されたリテーナ保持部に対し前記相手パイプをリテーナと共に差し込み且つ該リテーナを前記リテーナ保持部に係止させて前記チューブと前記相手パイプとを接続するようにした配管接続構造であって、前記相手パイプにおけるリテーナの装着位置より奥側に外嵌する筒状のネック部と、該ネック部より径の大きな筒状を成して前記リテーナの周囲を被包する胴部とを連続的に一体成形した防塵カバーを備え、前記コネクタ本体と前記リテーナとを係止した状態にて前記防塵カバーにより前記リテーナ保持部を被覆し得るように構成したことを特徴とする配管接続構造。

請求項2

相手パイプにおけるリテーナの装着位置より奥側に鍔部が形成されており、コネクタ本体と前記リテーナとを係止した状態にて防塵カバーのネック部が前記鍔部に押圧保持されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の配管接続構造。

請求項3

防塵カバーが可撓性材料により成形されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の配管接続構造。

技術分野

0001

本発明は、配管接続構造に関するものである。

背景技術

0002

従来、大型運搬車両における排気浄化システム配管系等では、樹脂製のチューブを金属製の相手パイプに接続する場合等において、ワンタッチで迅速に接続を行うことが可能なクイックコネクタが広く用いられている。

0003

図3及び図4は従来におけるクイックコネクタを用いた配管接続構造の一例を示すもので、図中1は樹脂製のチューブ、2は該チューブ1を接続すべき金属製の相手パイプ、3はこれらチューブ1と相手パイプ2とをワンタッチで接続するクイックコネクタを示しており、該クイックコネクタ3は、前記チューブ1の先端部に装着されたコネクタ本体4と、前記相パイプ2の先端部に装着されたリテーナ5とにより構成され、前記コネクタ本体4には、内側の挿入空間に前記相手パイプ2を挿入させる筒状の挿入部6と、該挿入部6より小さな径で形成されて前記チューブ1の内部に圧入されるニップル部7とが備えられている。

0004

ここで、前記ニップル部7の外周面における軸方向複数箇所には、その断面が鋸歯状の先端が鋭角を成す喰込歯8が環状に形成されており、前記ニップル部7を前記チューブ1に圧入した時に該チューブ1の内周面に前記喰込歯8が食い込んで抜け止めの機能を果たすようになっている。

0005

尚、前記ニップル部7の先端部外周面には環状の保持溝9が形成されていて、該保持溝9にシールリングとしての弾性を有するOリング10が保持され、該Oリング10によりニップル部7とチューブ1との間が液密シールされるようになっている。

0006

一方、前記挿入部6の内周面には、シールリングとしての弾性を有するOリング11とブッシュ12とが保持されており、前記挿入空間に挿入された相手パイプ2の外周面にOリング11が外嵌して前記相手パイプ2と前記挿入部6との間を液密にシールするようにしてある。

0007

しかも、前記挿入部6の端部における相手パイプ2を迎え入れる側には、ソケット状を成すリテーナ保持部13が備えられており、前記相手パイプ2側に装着した前記リテーナ5を前記リテーナ保持部13に収容して係止させることで前記相手パイプ2と前記コネクタ本体4とが接続されるようになっている。

0008

ここで、前記相手パイプ2に対する前記リテーナ5の装着は、該リテーナ5を前記相手パイプ2の先端側から被せて押し込むことで前記相手パイプ2の外周面で環状に膨出するバルジ部14に前記リテーナ5を係止させて行うようにしている。

0009

即ち、前記リテーナ5は、前記相手パイプ2に摺動自在に外嵌して前記バルジ部14でき止められる先端環状部15と、該先端環状部15の直径方向対峙する位置から軸方向に延びて互いの終端近接離間し得るよう弾性変形する一対の翼部16とを備えており、該各翼部16には前記バルジ部14に対し前記先端環状部15と反対側から係止し得るよう係止爪17が形成されている。

0010

そして、この係止爪17の内周側には、前記翼部16の終端に向け徐々に拡径するテーパ状内周面が形成されており、前記リテーナ5を前記相手パイプ2の先端側から被せて押し込んだ際に、前記係止爪17が前記バルジ部14を乗り越え易くなるようにしてある。

0011

また、前記係止爪17の外周側には、前記コネクタ本体4のリテーナ保持部13に開口された一対の窓部18に対し内側から入り込んで該窓部18の縁に係止されるようにした断面が鋸歯状のストッパ19が形成されている。

0012

即ち、前記係止爪17の外周側には、前記翼部16の終端に向け徐々に拡径するテーパ状外周面が形成されており、前記リテーナ5を装着した前記相手パイプ2を前記コネクタ本体4のリテーナ保持部13に差し込んだ際に、前記係止爪17が前記リテーナ保持部13の入側端潜り抜け易くなるようにしてある。

0013

而して、斯かるクイックコネクタ3の使用に際し、リテーナ5を相手パイプ2の先端側から被せて押し込むと、バルジ部14により前記リテーナ5の各翼部16が押し拡げられて係止爪17が前記バルジ部14を乗り越え、該バルジ部14を乗り越えた先で前記係止爪17が前記各翼部16の元の状態への復帰により前記バルジ部14に係止されると共に、該バルジ部14に対し前記リテーナ5の先端環状部15も突き当たって係止され、前記リテーナ5が軸方向への移動を拘束された状態で前記相手パイプ2に装着される。

0014

次いで、このようにリテーナ5を装着した相手パイプ2をコネクタ本体4のリテーナ保持部13に差し込むと、該リテーナ保持部13の入側端により前記リテーナ5の各翼部16が窄まされて係止爪17が前記リテーナ保持部13の入側端を潜り抜け、該入側端を潜り抜けた先で前記係止爪17が前記各翼部16の元の状態への復帰により窓部18に嵌まり込んで該窓部18の縁にストッパ19が係止され、前記相手パイプ2と前記コネクタ本体4とが接続されることになる。

0015

また、相手パイプ2とコネクタ本体4とを再び切り離す場合には、該コネクタ本体4のリテーナ保持部13より外側に張り出したまま残るリテーナ5の各翼部16の終端を摘まんで半径方向内側に押し込むことで前記各翼部16を窄ませれば良く、このようにすれば、前記リテーナ保持部13の窓部18の縁からストッパ19が外れて係止が解け、前記相手パイプ2と前記コネクタ本体4とを再び切り離すことが可能となる。

0016

尚、この種のクイックコネクタを用いた配管接続構造に関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。

先行技術

0017

特開2007−10108号公報

発明が解決しようとする課題

0018

しかしながら、前述した如き従来の配管接続構造においては、相手パイプ2とコネクタ本体4との接続を解除するためにリテーナ5の各翼部16を窄ませるための操作代を確保しなければならないため、この操作代に相当する隙間が外部に向けて開口した状態となり、しかも、コネクタ本体4のリテーナ保持部13にリテーナ5側との係止を図るための窓部18も開口しているため、これらの隙間や窓部18からゴミや埃が入り込んで噛み込まれてしまう虞れがあり、万一、そのような異物の噛み込みが生じた際には、該異物が車両の走行振動により研磨剤のように作用してリテーナ5やコネクタ本体4に摩耗を引き起こす虞れがあった。

0019

本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、異物の噛み込みによるリテーナやコネクタ本体の摩耗を防止し得る配管接続構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0020

本発明は、チューブの先端部に装着されたコネクタ本体と、前記チューブに接続すべき相手パイプの先端部に装着されたリテーナとを備え、前記コネクタ本体における前記相手パイプを迎え入れる側にソケット状に形成されたリテーナ保持部に対し前記相手パイプをリテーナと共に差し込み且つ該リテーナを前記リテーナ保持部に係止させて前記チューブと前記相手パイプとを接続するようにした配管接続構造であって、前記相手パイプにおけるリテーナの装着位置より奥側に外嵌する筒状のネック部と、該ネック部より径の大きな筒状を成して前記リテーナの周囲を被包する胴部とを連続的に一体成形した防塵カバーを備え、前記コネクタ本体と前記リテーナとを係止した状態にて前記防塵カバーにより前記リテーナ保持部を被覆し得るように構成したことを特徴とするものである。

0021

而して、このようにすれば、リテーナを先端部に装着した相手パイプをコネクタ本体のリテーナ保持部に差し込んで該リテーナ保持部にリテーナを係止させた状態において、該リテーナの解除操作を行うための操作代に相当する隙間が外部に向けて開口していたり、前記リテーナ保持部にリテーナ側との係止を図るための窓部が開口していたりしても、前記リテーナの前記相手パイプに対する装着位置より奥側から前記リテーナ保持部にかけての範囲が防塵カバーにより被覆されるので、前記リテーナ保持部内へのゴミや埃等の異物の侵入が阻まれる。

0022

また、リテーナ保持部が防塵カバーにより被覆されて保護されることになるため、予期せぬ落下物等の衝撃からコネクタ本体及びリテーナを守ることが可能となり、これらコネクタ本体及びリテーナが損傷したり、リテーナのリテーナ保持部に対する係止状態不用意に解けたりする虞れが未然に回避される。

0023

また、本発明においては、相手パイプにおけるリテーナの装着位置より奥側に鍔部が形成されており、コネクタ本体と前記リテーナとを係止した状態にて防塵カバーのネック部が前記鍔部に押圧保持されるように構成されていることが好ましく、このようにすれば、前記防塵カバーのネック部の開口端面が確実に前記相手パイプの鍔部により塞がれ、リテーナ保持部内へのゴミや埃等の異物の侵入をより確実に阻むことが可能となる。

0024

更に、本発明においては、防塵カバーが可撓性材料により成形されていることが好ましく、このようにすれば、前記防塵カバーの相手パイプへの装着性が良好となり、リテーナ保持部への被覆も行い易くなる。

発明の効果

0025

上記した本発明の配管接続構造によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。

0026

(I)本発明の請求項1に記載の発明によれば、リテーナ保持部内へのゴミや埃等の異物の侵入を阻むことができるので、該異物の噛み込みによるリテーナやコネクタ本体の摩耗を防止することができ、これらリテーナ及びコネクタ本体の健全性を長期間に亘り保つことができて配管接続構造の信頼性を大幅に向上することができる。

0027

(II)本発明の請求項1に記載の発明によれば、予期せぬ落下物等の衝撃からコネクタ本体及びリテーナを守ることができ、これらコネクタ本体及びリテーナが損傷したり、リテーナのリテーナ保持部に対する係止状態が不用意に解けたりする虞れを未然に回避することができる。

0028

(III)本発明の請求項2に記載の発明によれば、防塵カバーのネック部の開口端面を確実に相手パイプの鍔部により塞ぐことができ、リテーナ保持部内へのゴミや埃等の異物の侵入をより確実に阻むことができるので、該異物の噛み込みによるリテーナやコネクタ本体の摩耗を一層確実に防止することができる。

0029

(IV)本発明の請求項3に記載の発明によれば、防塵カバーの相手パイプへの装着性を良好なものとし、リテーナ保持部への被覆も行い易くすることができるので、既存構造に対し防塵カバーを増やしても接続作業容易性を従前通りに保つことができる。

図面の簡単な説明

0030

本発明を実施する形態の一例を示す斜視図である。
図1の配管接続構造における接続状態を示す断面図である。
従来例を示す斜視図である。
図3の配管接続構造における接続状態を示す断面図である。

実施例

0031

以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。

0032

図1及び図2は本発明の配管接続構造を実施する形態の一例を示すもので、ここに図示しているクイックコネクタ3の基本的な係止構造については、先に図3及び図4を用いて説明した従来例における係止構造と同様であり、図3及び図4と同一の符号を付した部分については同一物を表わしている。

0033

即ち、本形態例の配管接続構造においても、チューブ1の先端部に装着されたコネクタ本体4と、前記チューブ1に接続すべき相手パイプ2の先端部に装着されたリテーナ5とにより構成されるクイックコネクタ3を使用しており、前記コネクタ本体4における前記相手パイプ2を迎え入れる側にソケット状に形成されたリテーナ保持部13に対し前記相手パイプ2をリテーナ5と共に差し込んで係止させるようにしているが、該相手パイプ2におけるリテーナ5の装着位置より奥側に外嵌する筒状のネック部20と、該ネック部20より径の大きな筒状を成して前記リテーナ5の周囲を被包する胴部21とを連続的に一体成形した可撓性材料(耐候性を有するゴム素材等)から成る防塵カバー22を備え、前記コネクタ本体4と前記リテーナ5とを係止した状態にて前記防塵カバー22により前記リテーナ保持部13を被覆し得るように構成しているところが特徴となっている。

0034

より具体的には、リテーナ5を相手パイプ2の先端側から被せて押し込むと、バルジ部14により前記リテーナ5の各翼部16が押し拡げられて係止爪17が前記バルジ部14を乗り越え、該バルジ部14を乗り越えた先で前記係止爪17が前記各翼部16の元の状態への復帰により前記バルジ部14に係止されると共に、該バルジ部14に対し前記リテーナ5の先端環状部15も突き当たって係止され、前記リテーナ5が軸方向への移動を拘束された状態で前記相手パイプ2に装着されるようになっている。

0035

また、このようにリテーナ5を装着した相手パイプ2をコネクタ本体4のリテーナ保持部13に差し込むと、該リテーナ保持部13の入側端により前記リテーナ5の各翼部16が窄まされて係止爪17が前記リテーナ保持部13の入側端を潜り抜け、該入側端を潜り抜けた先で前記係止爪17が前記各翼部16の元の状態への復帰により窓部18に嵌まり込んで該窓部18の縁にストッパ19が係止され、前記相手パイプ2と前記コネクタ本体4とが接続されるようにしてある。

0036

ここで、図1及び図2における相手パイプ2には、リテーナ5の装着位置より奥側に鍔部23が形成されており、ここに図示している例の場合は、前記相手パイプ2の基端部に形成した雄ネジ部24を締結する際にナット部として機能する鍔部23となっているが、このような鍔部23が相手パイプ2側にある場合には、コネクタ本体4と前記リテーナ5とを係止した状態にて防塵カバー22のネック部20が前記鍔部23に押圧保持されるように構成しておくと良い(図2参照)。

0037

而して、このように配管接続構造を構成すれば、リテーナ5を先端部に装着した相手パイプ2をコネクタ本体4のリテーナ保持部13に差し込んで該リテーナ保持部13にリテーナ5を係止させた状態において、該リテーナ5の解除操作を行うための操作代に相当する隙間が外部に向けて開口していたり、前記リテーナ保持部13にリテーナ5側との係止を図るための窓部18が開口していたりしても、前記リテーナ5の前記相手パイプ2に対する装着位置より奥側から前記リテーナ保持部13にかけての範囲が前記防塵カバー22により被覆されるので、前記リテーナ保持部13内へのゴミや埃等の異物の侵入が阻まれる。

0038

従って、上記形態例によれば、リテーナ保持部13内へのゴミや埃等の異物の侵入を阻むことができるので、該異物の噛み込みによるリテーナ5やコネクタ本体4の摩耗を防止することができ、これらリテーナ5及びコネクタ本体4の健全性を長期間に亘り保つことができて配管接続構造の信頼性を大幅に向上することができる。

0039

また、リテーナ保持部13が防塵カバー22により被覆されて保護されることになるため、予期せぬ落下物等の衝撃からコネクタ本体4及びリテーナ5を守ることができ、これらコネクタ本体4及びリテーナ5が損傷したり、リテーナ5のリテーナ保持部13に対する係止状態が不用意に解けたりする虞れを未然に回避することができる。

0040

特に本形態例に示す如く、相手パイプ2におけるリテーナ5の装着位置より奥側に鍔部23が形成されている場合に、コネクタ本体4と前記リテーナ5とを係止した状態にて防塵カバー22のネック部20が前記鍔部23に押圧保持されるように構成しておけば、防塵カバー22のネック部20の開口端面を確実に相手パイプ2の鍔部23により塞ぐことができ、リテーナ保持部13内へのゴミや埃等の異物の侵入をより確実に阻むことができるので、該異物の噛み込みによるリテーナ5やコネクタ本体4の摩耗を一層確実に防止することができる。

0041

また、前記防塵カバー22を可撓性材料(耐候性を有するゴム素材等)により成形しておけば、防塵カバー22の相手パイプ2への装着性を良好なものとし、リテーナ保持部13への被覆も行い易くすることができるので、既存構造に対し防塵カバー22を増やしても接続作業の容易性を従前通りに保つことができる。

0042

尚、本発明の配管接続構造は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、相手パイプの先端部に対するリテーナの係止構造、並びに、リテーナとリテーナ保持部との係止構造については、必ずしも図示している例の構造に限定されるものではなく、軸方向への拘束が係止により図られるようになっている様々な係止構造を採用し得ること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

0043

1チューブ
2相手パイプ
4コネクタ本体
5リテーナ
13 リテーナ保持部
20ネック部
21胴部
22防塵カバー
23 鍔部

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