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技術 L型ハンドル

出願人 タキゲン製造株式会社
発明者 瀬川志朗
出願日 2015年12月18日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2015-247128
公開日 2017年6月22日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2017-110455
状態 特許登録済
技術分野 錠;そのための付属具
主要キーワード 背面側周囲 表示窓側 スライドキャップ 略小判形 各取付ボス 筒部側 クランク部材 略クランク状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

ハンドルロック状態又はロック解除状態を瞬時に分かるようにする。

解決手段

このL型ハンドルH1はハンドルレバー2にインジケータ5を備える。インジケータ5は、表示窓50、作動レバー51、及び表示部52を具備し、錠前ユニット3を鍵31により所定のロック方向回転操作することにより、ハンドルレバー2をロック部材4によりロックするとともに、インジケータ5にロック状態を表示し、鍵31を所定のロック解除方向に回転操作することにより、ハンドルレバー2のロック部材4によるロックを解除するとともに、インジケータ5にロック解除状態を表示する。

概要

背景

従来、この種のL型ハンドルは、例えば特許文献1により開示されているように、内部に軸孔を有し、扉の正面、背面間に貫通装着されるハンドル受座と、ハンドル受座の軸孔に回動可能に嵌挿され、扉の背面側となる先端部側止め金を取り付けられる操作軸、及び操作軸の扉の正面側となる基端部側から扉の正面に沿って延びるグリップからなるハンドルレバーと、操作軸の正面となる基端面に開口されて操作軸の基端部側に形成される受孔に、開口に鍵孔表出して装着される錠前ユニット、及び錠前ユニットの背後に作動連結されて、受孔の周壁部に形成される透孔を通して、ハンドル受座の軸孔の内周面に形成されるロック孔挿脱可能に配置されるロック部材とを備え、錠前ユニットに鍵を挿入して所定のロック方向回転操作することにより、錠前ユニットに作動連結されたロック部材がロック孔に挿入されてハンドルレバーをロックし、反対に、鍵を所定のロック解除方向に回転操作することにより、錠前ユニットに作動連結されたロック部材がロック孔から離脱されてハンドルレバーのロックを解除するようになっている。

概要

ハンドルのロック状態又はロック解除状態を瞬時に分かるようにする。このL型ハンドルH1はハンドルレバー2にインジケータ5を備える。インジケータ5は、表示窓50、作動レバー51、及び表示部52を具備し、錠前ユニット3を鍵31により所定のロック方向に回転操作することにより、ハンドルレバー2をロック部材4によりロックするとともに、インジケータ5にロック状態を表示し、鍵31を所定のロック解除方向に回転操作することにより、ハンドルレバー2のロック部材4によるロックを解除するとともに、インジケータ5にロック解除状態を表示する。

目的

本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種のL型ハンドルにおいて、ハンドルレバーのロック部材によるロック状態又はロック解除状態が瞬時に分かり、扉の開閉に際して利便性の向上を図ること、を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

内部に軸孔を有し、扉の正面、背面間に貫通装着されるハンドル受座と、前記ハンドル受座の前記軸孔に回動可能に嵌挿され、扉の背面側となる先端部側止め金を取り付けられる操作軸、及び前記操作軸の扉の正面側となる基端部側から扉の正面に沿って延びるグリップからなるハンドルレバーと、前記操作軸の正面となる基端面に開口されて前記操作軸の基端部側に形成される受孔に、前記開口に鍵孔表出して装着される錠前ユニット、及び前記錠前ユニットの背後に作動連結されて、前記受孔の周壁部に形成される透孔を通して前記ハンドル受座の前記軸孔の内周面に形成されるロック孔挿脱可能に配置されるロック部材とを備え、錠前ユニットに鍵を挿入して所定のロック方向回転操作することにより、前記錠前ユニットに作動連結された前記ロック部材が前記ロック孔に挿入されて前記ハンドルレバーをロックし、鍵を所定のロック解除方向に回転操作することにより、前記錠前ユニットに作動連結された前記ロック部材が前記ロック孔から離脱されて前記ハンドルレバーのロックを解除する形式L型ハンドルにおいて、前記ハンドルレバーに当該ハンドルレバーのロック状態又はロック解除状態切り替え表示するインジケータを備え、前記インジケータは、前記ハンドルレバーにおいて前記錠前ユニットの周囲所定の位置に開口される表示窓と、前記ロック部材から前記受孔の周壁部に形成される連絡孔を通して前記表示窓に向けて延び、前記ロック部材が前記ロック孔に挿入又は離脱されるときの前記ロック部材の挿入又は離脱方向の動作に連動して駆動される作動レバー、及び前記作動レバーの先端に形成されて前記作動レバーの駆動により前記表示窓に沿って移動可能に配置され、前記ロック部材が前記ロック孔に挿入されたときに前記表示窓に移動して対向される位置に前記ハンドルレバーのロック状態を表示するためのロック状態表示部材を有し、前記ロック部材が前記ロック孔から離脱されたときに前記表示窓に移動して対向される位置に前記ハンドルレバーのロック解除状態を表示するためのロック解除状態表示部材を有する表示部と、を具備し、前記錠前ユニットを鍵により所定のロック方向に回転操作することにより、前記ハンドルレバーを前記ロック部材によりロックするとともに、前記インジケータに前記ロック状態表示部材を表示して前記ハンドルレバーのロック状態を案内し、前記錠前ユニットを鍵により所定のロック解除方向に回転操作することにより、前記ハンドルレバーの前記ロック部材によるロックを解除するとともに、前記インジケータに前記ロック解除状態表示部材を表示して前記ハンドルレバーのロック解除状態を案内する、ことを特徴とするL型ハンドル。

請求項2

錠前ユニットは正面の鍵孔から鍵を差し込むことにより解錠され、前記鍵を回転操作することによりロータが回転する形式のシリンダー錠が採用され、前記シリンダー錠の背面の前記ロータに当該ロータの回転中心に対して偏芯した位置に突起突設され、ロック部材は前記シリンダー錠の背面に対向する正面に前記ロータの突起が係合可能なガイド溝を前記ロック部材のロック孔に対する挿脱方向に対して略直角方向に向けて直線的に形成され、前記ロック部材は前記錠前ユニットの背後で前記ロック部材のガイド溝と前記ロータの突起との係合により作動連結される請求項1に記載のL型ハンドル。

請求項3

表示窓はハンドルレバーにおいて錠前ユニットに近接するグリップの一部に開口されるとともに前記グリップの背面で前記表示窓の周囲は前記グリップの延びる方向に断面略円弧状に形成され、連絡孔は操作軸の周壁部に透孔に前記操作軸の正面側で隣接して連通形成され、作動レバーは、ロック部材のロック孔側の端部から、前記連絡孔を通して、前記グリップの背面側で前記表示窓に対向する位置まで略クランク状に延びる第1のクランク部材と、前記第1のクランク部材の表示窓側の端部に軸を介して回動可能に連結され、中間部を前記グリップの背面に軸を介して回動可能に支持されて、前記第1のクランク部材と前記表示窓との間に配置される第2のクランク部材とからなり、表示部は、前記表示窓に対向する正面が前記グリップの背面で前記表示窓の周囲を摺動可能に断面略円弧状に形成され、前記第2のクランク部材の表示窓側の端部に設けられる請求項1又は2に記載のL型ハンドル。

請求項4

表示窓はハンドルレバーにおいて錠前ユニットに近接するグリップの一部に開口されるとともに前記グリップの背面で前記表示窓の周囲は略平坦状に形成され、連絡孔は操作軸の周壁部に透孔に前記操作軸の正面側に隣接して連通形成され、作動レバーはロック部材のロック孔側の端部から、前記連絡孔を通して、前記グリップの背面の前記表示窓まで略クランク状に延びるクランク部材からなり、表示部は、前記表示窓に対向する正面が前記グリップの背面で前記表示窓の周囲を摺動可能に略平坦状に形成され、前記作動レバーの表示窓側の端部に設けられる請求項1又は2に記載のL型ハンドル。

請求項5

表示窓は、ハンドルレバーにおいて操作軸のハンドルとは反対側に当該ハンドルとは反対方向に向けて張り出し部が形成されて、前記張り出し部の錠前ユニットに近接する一部に開口されるとともに、前記張り出し部の背面で前記表示窓の周囲は略平坦状に形成され、連絡孔は、前記操作軸の周壁部に透孔とは反対側に前記透孔と対称的に別の透孔が形成されて、当該別の透孔に前記操作軸の正面側に隣接して連通形成され、作動レバーはロック部材のロック孔側の端部とは反対の端部から、前記連絡孔を通して、前記張り出し部の背面の前記表示窓まで略クランク状に延びるクランク部材からなり、表示部は前記表示窓に対向する正面が前記張り出し部の背面で前記表示窓の周囲を摺動可能に略平坦状に形成され、前記作動レバーの表示窓側の端部に設けられる請求項1又は2に記載のL型ハンドル。

技術分野

0001

本発明は、配電盤制御盤などの機器格納用キャビネットなどに使用するL型ハンドルに関する。

背景技術

0002

従来、この種のL型ハンドルは、例えば特許文献1により開示されているように、内部に軸孔を有し、扉の正面、背面間に貫通装着されるハンドル受座と、ハンドル受座の軸孔に回動可能に嵌挿され、扉の背面側となる先端部側止め金を取り付けられる操作軸、及び操作軸の扉の正面側となる基端部側から扉の正面に沿って延びるグリップからなるハンドルレバーと、操作軸の正面となる基端面に開口されて操作軸の基端部側に形成される受孔に、開口に鍵孔表出して装着される錠前ユニット、及び錠前ユニットの背後に作動連結されて、受孔の周壁部に形成される透孔を通して、ハンドル受座の軸孔の内周面に形成されるロック孔挿脱可能に配置されるロック部材とを備え、錠前ユニットに鍵を挿入して所定のロック方向回転操作することにより、錠前ユニットに作動連結されたロック部材がロック孔に挿入されてハンドルレバーをロックし、反対に、鍵を所定のロック解除方向に回転操作することにより、錠前ユニットに作動連結されたロック部材がロック孔から離脱されてハンドルレバーのロックを解除するようになっている。

先行技術

0003

特開2006−16797公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、この種のL型ハンドルでは、錠前ユニットを鍵により回転操作することにより、ハンドルレバー及びハンドル受座間でロック部材をロック孔に挿入又は離脱して、ハンドルレバーをロック又はロック解除する形式になっているため、ハンドルレバーがロックされているか解除されているかは、このハンドルの外からでは見えないため、その状態が瞬時に分からず、このため、錠前ユニットに鍵を掛けたつもりで鍵を掛け忘れていたり、鍵がかかっているのを知らないでハンドルレバーを操作したり、鍵が掛かっているにも関わらず鍵を用意していなかったりするなど、扉の開閉に際して利便性欠く、という問題がある。

0005

本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種のL型ハンドルにおいて、ハンドルレバーのロック部材によるロック状態又はロック解除状態が瞬時に分かり、扉の開閉に際して利便性の向上を図ること、を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、本発明は、
内部に軸孔を有し、扉の正面、背面間に貫通装着されるハンドル受座と、前記ハンドル受座の前記軸孔に回動可能に嵌挿され、扉の背面側となる先端部側に止め金を取り付けられる操作軸、及び前記操作軸の扉の正面側となる基端部側から扉の正面に沿って延びるグリップからなるハンドルレバーと、前記操作軸の正面となる基端面に開口されて前記操作軸の基端部側に形成される受孔に、前記開口に鍵孔を表出して装着される錠前ユニット、及び前記錠前ユニットの背後に作動連結されて、前記受孔の周壁部に形成される透孔を通して前記ハンドル受座の前記軸孔の内周面に形成されるロック孔に挿脱可能に配置されるロック部材とを備え、錠前ユニットに鍵を挿入して所定のロック方向に回転操作することにより、前記錠前ユニットに作動連結された前記ロック部材が前記ロック孔に挿入されて前記ハンドルレバーをロックし、鍵を所定のロック解除方向に回転操作することにより、前記錠前ユニットに作動連結された前記ロック部材が前記ロック孔から離脱されて前記ハンドルレバーのロックを解除する形式のL型ハンドルにおいて、
前記ハンドルレバーに当該ハンドルレバーのロック状態又はロック解除状態を切り替え表示するインジケータを備え、
前記インジケータは、
前記ハンドルレバーにおいて前記錠前ユニットの周囲所定の位置に開口される表示窓と、
前記ロック部材から前記受孔の周壁部に形成される連絡孔を通して前記表示窓に向けて延び、前記ロック部材が前記ロック孔に挿入又は離脱されるときの前記ロック部材の挿入又は離脱方向の動作に連動して駆動される作動レバー、及び前記作動レバーの先端に形成されて前記作動レバーの駆動により前記表示窓に沿って移動可能に配置され、前記ロック部材が前記ロック孔に挿入されたときに前記表示窓に移動して対向される位置に前記ハンドルレバーのロック状態を表示するためのロック状態表示部材を有し、前記ロック部材が前記ロック孔から離脱されたときに前記表示窓に移動して対向される位置に前記ハンドルレバーのロック解除状態を表示するためのロック解除状態表示部材を有する表示部と、
具備し、
前記錠前ユニットを鍵により所定のロック方向に回転操作することにより、前記ハンドルレバーを前記ロック部材によりロックするとともに、前記インジケータに前記ロック状態表示部材を表示して前記ハンドルレバーのロック状態を案内し、
前記錠前ユニットを鍵により所定のロック解除方向に回転操作することにより、前記ハンドルレバーの前記ロック部材によるロックを解除するとともに、前記インジケータに前記ロック解除状態表示部材を表示して前記ハンドルレバーのロック解除状態を案内する、
ことを要旨とする。
この場合、錠前ユニットは正面の鍵孔から鍵を差し込むことにより解錠され、前記鍵を回転操作することによりロータが回転する形式のシリンダー錠が採用され、前記シリンダー錠の背面の前記ロータに当該ロータの回転中心に対して偏芯した位置に突起突設され、ロック部材は前記シリンダー錠の背面に対向する正面に前記ロータの突起が係合可能なガイド溝を前記ロック部材のロック孔に対する挿脱方向に対して略直角方向に向けて直線的に形成され、前記ロック部材は前記錠前ユニットの背後で前記ロック部材のガイド溝と前記ロータの突起との係合により作動連結されることが好ましい。
また、この場合、インジケータの構成は次のように具体化される。
(1)表示窓はハンドルレバーにおいて錠前ユニットに近接するグリップの一部に開口されるとともに前記グリップの背面で前記表示窓の周囲は前記グリップの延びる方向に断面略円弧状に形成され、連絡孔は操作軸の周壁部に透孔に前記操作軸の正面側で隣接して連通形成され、作動レバーは、ロック部材のロック孔側の端部から、前記連絡孔を通して、前記グリップの背面側で前記表示窓に対向する位置まで略クランク状に延びる第1のクランク部材と、前記第1のクランク部材の表示窓側の端部に軸を介して回動可能に連結され、中間部を前記グリップの背面に軸を介して回動可能に支持されて、前記第1のクランク部材と前記表示窓との間に配置される第2のクランク部材とからなり、表示部は、前記表示窓に対向する正面が前記グリップの背面で前記表示窓の周囲を摺動可能に断面略円弧状に形成され、前記第2のクランク部材の表示窓側の端部に設けられる。
(2)表示窓はハンドルレバーにおいて錠前ユニットに近接するグリップの一部に開口されるとともに前記グリップの背面で前記表示窓の周囲は略平坦状に形成され、連絡孔は操作軸の周壁部に透孔に前記操作軸の正面側に隣接して連通形成され、作動レバーはロック部材のロック孔側の端部から、前記連絡孔を通して、前記グリップの背面の前記表示窓まで略クランク状に延びるクランク部材からなり、表示部は、前記表示窓に対向する正面が前記グリップの背面で前記表示窓の周囲を摺動可能に略平坦状に形成され、前記作動レバーの表示窓側の端部に設けられる。
(3)表示窓は、ハンドルレバーにおいて操作軸のグリップとは反対側に当該グリップとは反対方向に向けて張り出し部が形成されて、前記張り出し部の錠前ユニットに近接する一部に開口されるとともに、前記張り出し部の背面で前記表示窓の周囲は略平坦状に形成され、連絡孔は、前記操作軸の周壁部に透孔とは反対側に前記透孔と対称的に別の透孔が形成されて、当該別の透孔に前記操作軸の正面側に隣接して連通形成され、作動レバーはロック部材のロック孔側の端部とは反対の端部から、前記連絡孔を通して、前記張り出し部の背面の前記表示窓まで略クランク状に延びるクランク部材からなり、表示部は前記表示窓に対向する正面が前記張り出し部の背面で前記表示窓の周囲を摺動可能に略平坦状に形成され、前記作動レバーの表示窓側の端部に設けられる。

発明の効果

0007

本発明のL型ハンドルによれば、ハンドルレバーにハンドルレバーのロック状態又はロック解除状態を切り替え表示するインジケータを設け、錠前ユニットを鍵により所定のロック方向に回転操作することにより、ハンドルレバーをロック部材によりロックするとともに、インジケータにロック状態表示部材を表示してハンドルレバーのロック状態を案内し、錠前ユニットを鍵により所定のロック解除方向に回転操作することにより、ハンドルレバーのロック部材によるロックを解除するとともに、インジケータにロック解除状態表示部材を表示してハンドルレバーのロック解除状態を案内するようにしたので、このインジケータにより、ハンドルレバーのロック部材によるロック状態又はロック解除状態が目視により瞬時に分かり、錠前ユニットの鍵を掛けたつもりで鍵を掛け忘れていたり、鍵がかかっているのを知らないでハンドル操作をしたり、鍵が掛かっているにも関わらず鍵を用意していなかったりといったことを可及的になくす、又は少なくすることができるなど、扉の開閉に際して利便性の向上を図ることができる、という本発明独自の格別な効果を奏する。

図面の簡単な説明

0008

本発明の第1の実施の形態におけるL型ハンドルの構成を示す図((a)は正面図(b)は側面図(c)は鍵の側面図)
同ハンドルの内部構成を示す図(側面断面図)
同ハンドルのロック部材及びインジケータの動作を示す図((a)はハンドルのロック状態を示す断面図(b)はハンドルのロック解除状態を示す断面図)
本発明の第2の実施の形態におけるL型ハンドルの構成を示す図((a)は側面図(b)は側面断面図)
同ハンドルのロック部材及びインジケータの動作を示す図((a)はハンドルのロックを解除した状態を示す断面図(b)はハンドルをロックした状態を示す断面図)
本発明の第3の実施の形態におけるL型ハンドルの構成を示す図((a)は側面図(b)は側面断面図)
同ハンドルのロック部材及びインジケータの動作を示す図((a)はハンドルのロックを解除した状態を示す側面断面図(b)はハンドルをロックした状態を示す側面断面図)

実施例

0009

次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。
図1乃至図3に第1の実施の形態を示している。

0010

図1に示すように、L型ハンドルH1は、内部に軸孔10を有し、扉の正面、背面間に貫通装着されるハンドル受座1と、ハンドル受座1の軸孔10に回動可能に嵌挿され、扉の背面側となる先端部側に止め金を取り付けられる操作軸21、及び操作軸21の扉の正面側となる基端部側から扉の正面に沿って延びるグリップ20からなるハンドルレバー2と、操作軸21の正面となる基端面に開口されて操作軸21の基端部側に形成される受孔210に、開口に鍵孔30を表出して装着される錠前ユニット3、及び錠前ユニット3の背後に作動連結されて、受孔210の周壁部に形成される透孔2120(図2参照)を通してハンドル受座1の軸孔10の内周面に形成されるロック孔104(図2参照)に挿脱可能に配置されるロック部材4(図2参照)とを備え、錠前ユニット3に鍵31を挿入して所定のロック方向に回転操作することにより、錠前ユニット3に作動連結されたロック部材4がロック孔104に挿入されてハンドルレバー2をロックし、鍵31を所定のロック解除方向に回転操作することにより、錠前ユニット3に作動連結されたロック部材4がロック孔104から離脱されてハンドルレバー2のロックを解除する形式を採っている。
そして、このL型ハンドルH1では、特に、ハンドルレバー2にインジケータ5を備え、ハンドルレバー2のロック状態又はロック解除状態を切り替え表示するようになっている。

0011

ハンドル受座1は、図2に示すように、先端側の筒部11と基端側のフランジ部12とからなり、筒部11、フランジ部12の内部の軸心上に同心的に軸孔10が形成される。この場合、筒部11は略円筒状に形成され、外周面後端側所定の範囲にねじ111が切られ、ハンドルレバー2の扉への取付時に、この外周面にナット110が螺合される。フランジ部12は筒部11の後端から外周方向に筒部11の軸心に対して直角に張り出し、基端方向に向けて漸次縮径される正面視略小判形テーパ状に形成される。このフランジ部12の筒部側の面は扉に対する座面120になっていてその上下中央にそれぞれねじ孔を有する取付ボス121が突設される。軸孔10は、筒部11の内部を貫通形成されフランジ部12内部の筒部側端部まで連続する小径部101と、フランジ部12の内部に小径部101にOリング106(図3参照)を嵌着される中径部102を介して連続する大径部103とからなり、大径部103の終端、すなわち、フランジ部12の基端開口の縁部、この場合、下部中央の縁部に溝状にロック孔104が形成される。また、この場合、大径部103の上部周方向所定の範囲がハンドルレバー2の回動範囲規制するためのガイド溝105になっている。

0012

ハンドルレバー2は、図2に示すように、全体が略L字形に形成され、略水平方向に延びる操作軸21と、操作軸21の基端から略垂直方向に延びるグリップ20とを有する。
操作軸21は、ハンドル受座1のフランジ部12内の中径部102から筒部11内の小径部101に嵌挿されて先端部分が筒部11の先端から突出される小径部211と、小径部211に連続し、フランジ部12内の大径部103に嵌挿される中径部212と、中径部212に連続し、フランジ部12の基端開口縁部に当接してフランジ部12に連続的に配置される大径部213とからなる。小径部211の先端部分は止め金を取り付けるため、角軸部211aになっていて、その先端面の中心にねじ孔211bが軸方向に形成される。中径部212の上部には回転制御ピン212pが突設されて、ハンドル受座1の大径部103のガイド溝105に係合され、この回転制御ピン212pにより、ハンドルレバー2の回動角度が後述する止め金と受け部との係脱に必要な所定の角度に規制される。大径部213は操作軸21の正面となる基端面が開口されて大径部213内部及び中径部212内部の一部に受孔210が形成される。この受孔210は、大径部213の内部に貫通形成され、錠前ユニット3が収納可能な円形の孔210aと、中径部212の大径部側の一部に大径部213の円形の孔210aに連通してかつハンドル受座1のロック孔104に連通可能に中径部212の周壁部、この場合、ハンドル受座1のロック孔104の直上に当たる中径部212の上壁部、下壁部にそれぞれ透孔2120を設けて形成され、ロック部材4が挿通可能な角形の孔210bとからなる。なお、止め金は、特に図示していないが、扉が取り付けられる本体側の固定枠体に固定される受け部に係合可能な細長プレートで、一端に角孔を有し、この角孔に操作軸21先端の角軸部211aが通され、さらに角軸部211aにスペーサ214が通されて、先端のねじ孔211bから取付ねじ211sが締結されて固定され、ハンドル受座1上でハンドルレバー2を回動することにより、操作軸21の先端で止め金が回動可能になっている。
グリップ20は、操作軸21の大径部213に連続し、大径部213直下の上部側から下部に向けて漸次幅狭に少しテーパが付けられ、背面は上下方向中間部から下部にかけて凹状に形成され、下端が背面側に向けて曲線状に曲げられて、手に掛かりやすい形状を有している。
また、このハンドルレバー2では、図1図2に示すように、操作軸21の基端開口から受孔210に収納される後述の錠前ユニット3が外部に露出しないように、操作軸21の基端面全体を覆うスライドキャップ22が併せて設けられる。この場合、操作軸21の大径部213の上部に基端面に連続する角丸三角形状の正面部とその周縁部に背面方向に突出される周縁部とからなる張り出し部215が形成され、正面部の略中心に取付ボスを通すための通し孔216が穿たれる。また、大径部213の基端面下端部まで延びるグリップ20の上縁部円弧状に形成され、その中央に略三角形係止突起217が突設される。スライドキャップ22はこの大径部213の基端面の形状に上部の張り出し部215の正面形状を合わせた外形を有し、全体が下部の円弧状の縁部上に嵌合可能で、グリップ20と一体的なデザインになっている。そして、背面には、上部に操作軸21の張り出し部215の通し孔216に挿通可能なネジ穴を有する取付ボス221が突設され、下端中央に操作軸21の係止突起217に係合可能な係止凹部222が形成される。スライドキャップ22は、操作軸21の大径部213基端面上に合せられ、取付ボス221が張り出し部215の通し孔216に通されて、張り出し部215の背面側で取付ボス221の周囲にコイルスプリング223が巻回され、このコイルスプリング223を介して取付ボス221に取付ねじ224が締結されて、大径部213の基端面上の位置から側方に向けて回動可能にかつ任意の回動位置でその姿勢保持可能に(つまり、任意の回動角度で停止可能に)に取り付けられる。これにより、スライドキャップ22は、通常、大径部213の基端面上に係止突起217と係止凹部222との係合及びコイルスプリング223の付勢力(引き寄せ)により保持されて、操作軸21の基端面全体を隠蔽しハンドルレバー2正面全体の見栄えを向上させ、錠前ユニット3を施錠、解錠する際は、スライドキャップ22が操作軸21の基端面から側方にスライドされて、錠前ユニット3の鍵孔30を外部に表出し、錠前ユニット3に鍵31を挿入できるようにしている。

0013

錠前ユニット3は、図2に示すように、一般に使用されるシリンダー錠が採用され、周知のとおり、正面の鍵孔30に鍵31を差し込むことにより解錠され(反対に、正面の鍵孔30から鍵31を抜き取ることにより施錠され)、鍵31を回転操作することによりロータ300が回転する形式である(以下、シリンダー錠3という。)。このシリンダー錠3は、後述のロック部材4に作動連結されるため、シリンダー錠3の背面のロータ300にロータ300の回転中心に対して偏芯した位置に突起301が突設される。このシリンダー錠3は、操作軸21の基端面の開口、すなわち、大径部213の基端面の開口から受孔210の円形の孔210a内に収納されて、正面の鍵孔30が大径部213の開口面に表出され、背面の突起301が中径部212の角形の孔210b内に突出される。

0014

ロック部材4は、図2に示すように、操作軸21の中径部212の角形の孔210bに嵌合可能に角形の柱状に形成され、シリンダー錠3の背面に対向する正面にロータ300の突起301が係合可能なガイド溝41がロック部材4のロック孔104に対する挿脱方向に対して略直角方向に向けて、この場合、水平方向(横方向)に向けて直線的に形成される。このロック部材4は、シリンダー錠3が操作軸21の受孔210内に基端の開口から組み込まれると同時に、シリンダー錠3の背後の中径部212の角形の孔210bに通されて、ロータ300の突起301がロック部材4のガイド溝41に係合されて、シリンダー錠3とロック部材4が、ロータ300の回転運動カム運動)に応動してロック部材4が上下動、すなわち、ロック孔104に対して挿脱可能に作動連結される。

0015

インジケータ5は、図2に示すように、ハンドルレバー2においてシリンダー錠3の周囲所定の位置に開口される表示窓50と、ロック部材4から受孔210の周壁部に形成される連絡孔2121を通して表示窓50に向けて延び、ロック部材4がロック孔104に挿入又は離脱されるときのロック部材4の挿入又は離脱方向の動作に連動して駆動される作動レバー51、及び作動レバー51の先端に形成されて作動レバー51の駆動により表示窓50に沿って移動可能に配置され、ロック部材4がロック孔104に挿入されたときに表示窓50に移動して対向される位置にハンドルレバー2のロック状態を表示するためのロック状態表示部材521を有し、ロック部材4がロック孔104から離脱されたときに表示窓50に移動して対向される位置にハンドルレバー2のロック解除状態を表示するためのロック解除状態表示部材522を有する表示部52とを具備する。

0016

この場合、表示窓50はハンドルレバー2において錠前ユニット3に近接するグリップ20の一部に開口されるとともにその背面は凹状に形成されて表示窓50の周囲がグリップ20の延びる方向に断面略円弧状に形成される。連絡孔2121は操作軸21の周壁部に透孔2120に操作軸21の正面側で隣接して連通形成される。作動レバー51は、ロック部材4のロック孔側の端部から、連絡孔2121を通して、グリップ20の背面側で表示窓50に少し離れて対向される位置まで略クランク状に延びる第1のクランク部材511と、この第1のクランク部材511の表示窓側の端部に軸P1を介して回動可能に連結され、中間部をグリップ20の背面両側部に軸P2を介して回動可能に支持されて、第1のクランク部材511と表示窓50との間に延びる第2のクランク部材512とからなる。表示部52は、表示窓50により大きい略矩形状のプレートで、表示窓50に対向する正面がグリップ20の背面で表示窓50の周囲を摺動可能に断面略円弧状に形成されて、第2のクランク部材512の表示窓側の端部に設けられ、その正面の下半部にロック状態表示部材521として赤色のシールが貼着され、上半部にロック解除状態表示部材522として青色のシールが貼着される。
ハンドルレバー2の背面でインジケータ5の各部は、グリップ20の背面の上部両側部間にカバー53が取付ねじにより取り付けられてこのカバー53により被覆される。

0017

L型ハンドルH1はかかる構成を備え、図3に示すように、扉パネルDに、ナット110及び取付ねじ(図示省略)により取り付けられる。この場合、扉パネルDに、ハンドル受座1の筒部11を挿通するための取付孔D0とその上下にハンドル受座1の各取付ボス121を通すための2つの孔d0が穿たれる。ハンドル受座1は座面120にパッキン107が配置されて筒部11が取付孔D0に挿通され、ハンドル受座1の座面120がパッキン107を介して扉Dの正面に当接されるとともに各取付ボス121を各孔d0に通されて、扉Dの背面側で、筒部11の外周面にナット110が締め込まれるとともに、各取付ボス121に取付ねじが締め付けられて、扉Dの正面、背面間に貫通装着される。そして、このハンドル受座1の軸孔10に扉Dの正面側からハンドルレバー2の操作軸21が通され、操作軸21の先端に止め金が既述のとおり固定される。
このようにしてL型ハンドルH1は、扉Dに取り付けられ、錠前ユニット3に鍵31を挿入して所定のロック方向に回転操作することにより、錠前ユニット3に作動連結されたロック部材4がロック孔104に挿入されてハンドルレバー2をロックするとともに、インジケータ5にロック状態表示部材521を表示してハンドルレバー2のロック状態を案内し、鍵31を所定のロック解除方向に回転操作することにより、錠前ユニット3に作動連結されたロック部材4がロック孔104から離脱されてハンドルレバー2のロックを解除するとともに、インジケータ5にロック解除状態表示部材522を表示してハンドルレバー2のロック解除状態を案内するようになっている。

0018

図3にこのL型ハンドルの使用例を併せて例示している。
図3(a)は扉Dが固定枠体に対して閉じられ、さらにロックが掛けられている状態を示している。
この状態では、ハンドルレバー2のグリップ20が下方に向けられ、扉Dの背面側で止め金が固定枠体の受け部に係合されて、扉Dは閉状態に保持される。そして、ハンドルレバー2及びハンドル受座1間では、錠前ユニット3に作動連結されたロック部材4がロック孔104に挿入されて、ハンドルレバー2が回動不能のロック状態になっている。このとき、作動レバー51は第1のクランク部材511がロック部材4のロック孔104に対する挿入方向、つまり、下方向に移動されるとともに、この第1のクランク部材511により第2のクランク部材512の連結側の端部が下方に押されて、その結果、表示窓側の端部が上方に回動され、表示部52の下半部のロック状態表示部材521が表示窓50に対向されて、ハンドルレバー2のインジケータ5は赤色のシールで表すハンドルのロック状態を案内する。したがって、ハンドルレバー2がロックされていることそれ自体はこのハンドルレバー2の外から見えないが、インジケータ5の目視によりハンドルレバー2のロック状態が瞬時に分かる。このため、錠前ユニット3に鍵の掛け忘れを防止することができ、また、鍵がかかっているのを知らないでハンドルレバー2を操作することがなく、扉Dを開けるには鍵が必要であることが即時認知することができる。
図3(b)は扉Dのロックを解除し、扉Dを固定枠体に対して開ける状態を示している。
扉Dのロックを解除するには、まず、ハンドルレバー2のスライドキャップ22を側方にスライドさせて、シリンダー錠3の鍵孔30をハンドルレバー2の正面に露出させる。シリンダー錠3の鍵孔30に鍵31を挿入することにより、シリンダー錠3の施錠を解錠した後、鍵31を所定のロック解除方向に回す。これにより、ロータ300が所定のロック解除方向に回動し、このロータ300の偏心位置の突起301に係合されたロック部材4がロータ300の回動に応動しロック孔104に対して離脱方向、この場合、上方向に移動し、このロック部材4の移動に応動して作動レバー51の第1のクランク部材511がロック部材4がロック孔104に対して離脱する方向、すなわち、上方に向けて移動されるとともに、この第1のクランク部材511により第2のクランク部材512の連結側の端部が上方に引張られて、その結果、表示窓側の端部が下方に回動され、表示部52の上半部のロック解除状態表示部材522が表示窓50に対向されて、ハンドルレバー2のインジケータ5は青色のシールで表すハンドルのロック解除状態を案内する。したがって、ハンドルレバー2のロックが解除されたことそれ自体はこのハンドルレバー2の外から見えないが、インジケータ5の目視によりハンドルレバー2のロック解除状態が瞬時に分かる。そして、ハンドルレバー2のグリップ20を回動させれば、扉Dの背面側で止め金が固定枠体の受け部から外れて、扉Dを開くことができる。
そして、再び扉Dを閉め、ロックを掛ける場合は、これとは反対に、シリンダー錠3の鍵孔30に鍵31を挿入することにより、シリンダー錠3の施錠を解錠した後、鍵31を所定のロック方向に回す。これにより、ロータ300が所定のロック方向に回動し、この回動に応動してロック部材4がロック孔104に対して挿入方向、すなわち、下方に向けて移動され、このロック部材4の移動に応動して作動レバー51の第1のクランク部材511がロック部材4がロック孔104に対して挿入する方向、すなわち、下方に向けて移動されるとともに、この第1のクランク部材511により第2のクランク部材512の連結側の端部が下方に押されて、その結果、表示窓側の端部が上方に回動され、表示部52の下半部のロック状態表示部材521が表示窓50に対向されて、ハンドルレバー2のインジケータ5は赤色のシールで表すハンドルレバー2のロック状態を案内する。そして、シリンダー錠3から鍵31を抜けば、シリンダー錠3は施錠される。したがって、ハンドルレバー2がロックされていることそれ自体はこのハンドルレバー2の外から見えないが、インジケータ5の目視によりハンドルレバー2のロック状態が瞬時に分かる。このため、錠前ユニット3に鍵の掛け忘れを防止することができ、また、鍵がかかっているのを知らないでハンドルレバーを操作することがなく、扉を開けるには鍵が必要であることが即時認知することができる。

0019

以上説明したように、このL型ハンドルH1によれば、ハンドルレバー2にハンドルレバー2のロック状態又はロック解除状態を切り替え表示するインジケータ5を設け、シリンダー錠3を鍵31により所定のロック方向に回転操作することにより、ハンドルレバー2をロック部材4によりロックするとともに、インジケータ5にロック状態表示部材521を表示してハンドルレバー2のロック状態を案内し、シリンダー錠3を鍵31により所定のロック解除方向に回転操作することにより、ハンドルレバー2のロック部材4によるロックを解除するとともに、インジケータ5にロック解除状態表示部材522を表示してハンドルレバー2のロック解除状態を案内するようにしたので、このインジケータ5により、ハンドルレバー2のロック部材4によるロック状態又はロック解除状態が目視により瞬時に分かり、シリンダー錠3に鍵を掛けたつもりで鍵を掛け忘れていたり、鍵がかかっているのを知らないでハンドル操作をしたり、鍵が掛かっているにも関わらず鍵を用意していなかったりといったことを可及的になくし、又は少なくすることができるなど、扉Dの開閉に際して利便性の向上を図ることができる。
特に、このインジケータ5では、ハンドルレバー2においてシリンダー錠3の周囲所定の位置に開口される表示窓50と、ロック部材4から受孔210の周壁部に形成される連絡孔2121を通して表示窓50に向けて延び、ロック部材4がロック孔104に挿入又は離脱されるときのロック部材4の挿入又は離脱方向の動作に連動して駆動される作動レバー51、及び作動レバー51の先端に形成されて作動レバー5の駆動により表示窓50に沿って移動可能に配置され、ロック部材4がロック孔104に挿入されたときに表示窓50に移動して対向される位置にロック状態表示部材521を有し、ロック部材4がロック孔104から離脱されたときに表示窓50に移動して対向される位置にロック解除状態表示部材522を有する表示部52とを具備し、シリンダー錠3を鍵31により所定のロック方向に回転操作することにより、ハンドルレバー2をロック部材4によりロックするとともに、インジケータ5にロック状態表示部材521を表示してハンドルレバー2のロック状態を案内し、シリンダー錠3を鍵31により所定のロック解除方向に回転操作することにより、ハンドルレバー2のロック部材4によるロックを解除するとともに、インジケータ5にロック解除状態表示部材522を表示してハンドルレバー2のロック解除状態を案内するようにしたので、インジケータ5をシリンダー錠3に作動連結されたロック部材4及びその動きを利用した簡単な構造で構成することができ、信頼性の高いインジケータ5を低コストに提供することができる。
さらに、このインジケータ5では、表示窓50はハンドルレバー2においてシリンダー錠3に近接するグリップ20の一部に開口されるとともにグリップ20の背面で表示窓50の周囲がグリップ20の延びる方向に断面略円弧状に形成され、連絡孔2121は操作軸21の周壁部に透孔2120に操作軸21の正面側で隣接して連通形成され、作動レバー51は、ロック部材4のロック孔側の端部から、連絡孔2121を通して、グリップ20の背面側で表示窓50に対向する位置まで略クランク状に延びる第1のクランク部材511と、第1のクランク部材の表示窓側の端部に軸P1を介して回動可能に連結され、中間部をグリップ20の背面に軸P2を介して回動可能に支持されて、第1のクランク部材511と表示窓50との間に配置される第2のクランク部材512とからなり、表示部52は、表示窓50に対向する正面がグリップ20の背面で表示窓50の周囲を摺動可能に断面略円弧状に形成されて、第2のクランク部材512の表示窓側の端部に設けられるので、ロック部材4の小さいストローク(移動量)でも、作動レバー51により表示部52の移動量を増幅することができ、その分だけ表示窓50を表示部52とともに大きくして、ロック状態、ロック解除状態の視認性を高めることができる。

0020

図2に第2の実施の形態を示している。この実施の形態では、インジケータの構成が第1の実施の形態と異なるだけなので、インジケータについてのみ新たな符号を付して説明を加え、第1の実施の形態と共通の構成は第1の実施の形態と同じ符号を付してその重複する説明を省略する。
このインジケータ6では、表示窓60はハンドルレバー2においてシリンダー錠3に近接するグリップ20の一部に開口されるとともにグリップ20の背面で表示窓60の周囲は略平坦状に形成される。連絡孔2121は操作軸21の周壁部に透孔2020に操作軸21の正面側に隣接して連通形成される。作動レバー61はロック部材4のロック孔側の端部から、連絡孔2121を通して、グリップ20の背面の表示窓60まで略クランク状に延びるクランク部材からなる。表示部62は、表示窓60に対向する正面がグリップ20の背面で表示窓60の周囲を摺動可能に略平坦状に形成され、作動レバー61の表示窓60側の端部に設けられ、その正面の上半部にロック状態表示部材621として赤色のシールが貼着され、下半部にロック解除状態表示部材622として青色のシールが貼着される。
なお、ハンドルレバー2の背面でインジケータ6の各部は、グリップ20の背面の上部両側部間にカバー63が取付ねじにより取り付けられてこのカバー63により被覆される。
このようにして、扉のロックを解除する場合は、図5(a)に示すように、まず、ハンドルレバー2のスライドキャップ22を側方にスライドさせて、シリンダー錠3の鍵孔30をハンドルレバー2の正面に露出させた後、シリンダー錠3の鍵孔30に鍵31を挿入することにより、シリンダー錠3の施錠を解錠し、鍵31を所定のロック解除方向に回す。これにより、ロータ300が所定のロック解除方向に回動し、この回動に応動してロック部材4がロック孔104に対して離脱方向、すなわち、上方に向けて移動され、このロック部材4の移動に応動して作動レバー61がロック部材4がロック孔104に対して離脱する方向、すなわち、上方に向けて移動され、この作動レバー61の移動により表示窓側の端部が上方に移動されて、表示部62の下半部のロック解除状態表示部材622が表示窓60に対向されて、ハンドルレバー2のインジケータ6は青色のシールで表すハンドルのロック解除状態を案内する。
また、扉をロックする場合は、図5(b)に示すように、シリンダー錠3の鍵孔30に鍵31を挿入することにより、シリンダー錠3の施錠を解錠した後、鍵31を所定のロック方向に回す。これにより、ロータ300が所定のロック方向に回動し、この回動に応動してロック部材4がロック孔104に対して挿入方向、すなわち、下方に向けて移動され、このロック部材4の移動に応動して作動レバー61がロック部材4がロック孔104に対して挿入する方向、すなわち、下方に向けて移動されるとともに、この作動レバー61の移動により表示部62の上半部のロック状態表示部材621が表示窓60に対向されて、ハンドルレバー2のインジケータ6は赤色のシールで表すハンドルのロック状態を案内する。
このようにしても第1の実施の形態と略同様の動作で、概ね同様の作用効果を得ることができる。

0021

図3に第3の実施の形態を示している。この実施の形態では、インジケータの構成が第1の実施の形態と異なるだけなので、インジケータについてのみ新たな符号を付して説明を加え、第1の実施の形態と共通の構成は第1の実施の形態と同じ符号を付してその重複する説明を省略する。
このインジケータ7では、表示窓70は、ハンドルレバー2において操作軸21のグリップ20とは反対側で張り出し部215の上部及び背面側にグリップ20とは反対方向に向けてさらに張り出し部218が形成されて、この張り出し部218のシリンダー錠3に近接する一部、この場合、張り出し部215の直上に開口されるとともに、この張り出し部218の表示窓70の背面側周囲は略平坦状に形成される。連絡孔2123は、操作軸21の周壁部に透孔2120とは反対側に透孔2120と対称的に別の透孔2122が形成されて、当該別の透孔2122に操作軸21の正面側に隣接して連通形成される。作動レバー71はロック部材4のロック孔側の端部とは反対側の端部から、連絡孔2123を通して、張り出し部218の表示窓70の背面側まで略クランク状に延びるクランク部材からなる。表示部72は表示窓70に対向する正面が張り出し部218の表示窓70の背面側周囲を摺動可能に略平坦状に形成され、作動レバー71の表示窓側の端部に設けられ、その正面の上半部にロック状態表示部材721として赤色のシールが貼着され、下半部にロック解除状態表示部材722として青色のシールが貼着される。
このようにして、扉のロックを解除する場合は、図7(a)に示すように、まず、ハンドルレバー2のスライドキャップ22を側方にスライドさせて、シリンダー錠3の鍵孔30をハンドルレバー2の正面に露出させた後、シリンダー錠3の鍵孔30に鍵31を挿入することにより、シリンダー錠3の施錠を解錠し、鍵31を所定のロック解除方向に回す。これにより、ロータ300が所定のロック解除方向に回動し、この回動に応動してロック部材4がロック孔104に対して離脱方向、すなわち、上方に向けて移動され、このロック部材4の移動に応動して作動レバー71がロック部材4がロック孔104に対して離脱する方向、すなわち、上方に向けて移動され、この作動レバー71の移動により表示窓側の端部が上方に移動されて、表示部72の下半部のロック解除状態表示部材722が表示窓70に対向されて、ハンドルレバー2のインジケータ7は青色のシールで表すハンドルレバー2のロック解除状態を案内する。
また、扉をロックする場合は、図7(b)に示すように、シリンダー錠3の鍵孔30に鍵31を挿入することにより、シリンダー錠3の施錠を解錠した後、鍵31を所定のロック方向に回す。これにより、ロータ300が所定のロック方向に回動し、この回動に応動してロック部材4がロック孔104に対して挿入方向、すなわち、下方に向けて移動され、このロック部材4の移動に応動して作動レバー71がロック部材4がロック孔104に対して挿入する方向、すなわち、下方に向けて移動されるとともに、この作動レバー71の移動により表示部72の上半部のロック状態表示部材721が表示窓70に対向されて、ハンドルレバー2のインジケータ7は赤色のシールで表すハンドルのロック状態を案内する。
このようにしても第1の実施の形態と略同様の動作で、概ね同様の作用効果を得ることができる。

0022

なお、第2、第3の実施の形態の場合、第1の実施の形態に比べて作動レバーのストロークが若干小さくなるため、表示窓が多少小さくなって視認性の点で劣後するが、ハンドルのロック、ロック解除状態を確認するだけなので、実用上、大きな問題とはならない。

0023

また、上記各実施の形態では、ロック部材が錠前ユニットのロータに直接作動連結される場合を例示したが、ロック部材は錠前ユニットにジョイント部材を介して作動連結されてもよい。この場合、ジョイント部材は錠前ユニットに錠前ユニットのロータの中心に設けられる突起を介して回動可能に連結され、ジョイント部材は背面に回転中心に対して偏芯した位置に突起を突設され、ロック部材はジョイント部材の背面に対向する正面にジョイント部材の突起が係合可能にガイド溝がロック部材のロック孔に対する挿脱方向に対して略直角方向に向けて直線的に形成され、ロック部材は錠前ユニットの背後でロック部材のガイド溝とジョイント部材の突起との係合により作動連結されることになる。
このようにしても上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。

0024

H1L型ハンドル
1ハンドル受座
10軸孔
101小径部
102 中径部
103 大径部
104ロック孔
105ガイド溝
11 筒部
110ナット
111 ねじ
12フランジ部
106 Oリング
107パッキン
120 座面
121取付ボス
2ハンドルレバー
20グリップ
21操作軸
210受孔
210a円形の孔
210b角形の孔
211 小径部
211a角軸部
211b ねじ孔
211s取付ねじ
214スペーサ
212 中径部
2120透孔
2121連絡孔
2122 透孔
2123 連絡孔
212p回転制御ピン
213 大径部
215張り出し部
216通し孔
217係止突起
218 張り出し部
22スライドキャップ
221 取付ボス
222係止凹部
223コイルスプリング
224 取付ねじ
3錠前ユニット(シリンダー錠)
30鍵孔
300ロータ
301突起
31 鍵
4ロック部材
41 ガイド溝
5インジケータ
50表示窓
51作動レバー
511 第1のクランク部材
512 第2のクランク部材
P1 軸
P2 軸
52 表示部
521ロック状態表示部材(赤色のシール)
522ロック解除状態表示部材(青色のシール)
53カバー
6 インジケータ
60 表示窓
61 作動レバー
62 表示部
621 ロック状態表示部材(赤色のシール)
622 ロック解除状態表示部材(青色のシール)
63 カバー
7 インジケータ
70 表示窓
71 作動レバー
72 表示部
721 ロック状態表示部材(赤色のシール)
722 ロック解除状態表示部材(青色のシール)
D 扉
D0取付孔
d0 孔

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