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技術 アミノ酸配合顔用皮膚外用剤

出願人 有限会社アント
発明者 杉本雅彦
出願日 2015年12月14日 (3年11ヶ月経過) 出願番号 2015-242786
公開日 2017年6月22日 (2年4ヶ月経過) 公開番号 2017-109927
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード 渡り鳥 未塗布部位 スポーツ性 紅花抽出物 生姜抽出物 バニラ豆 唐辛子抽出物 人未満
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

刺激で、目元を含む顔におけるしわ改善効果が高いアミノ酸配合顔用皮膚外用剤を提供する。

解決手段

(A)アミノ酸がバリンロイシンおよびイソロイシンであり、前記(A)アミノ酸と、(B)バニリルブチルエーテルと、を含有するアミノ酸配合顔用皮膚外用剤である。(A)アミノ酸として、バリン0.1〜2.0質量%、ロイシン0.1〜4.0質量%およびイソロイシン0.1〜2.0質量%を含有し、(B)バニリルブチルエーテルを0.001〜1.0質量%含有することが好ましい。

概要

背景

バリンロイシンおよびイソロイシンは、BCAA(Branched Chain Amino Acids)と呼ばれる必須アミノ酸一種であり、従来から、スポーツ性貧血疲労回復を目的に食品等に配合されていた。また、人の表皮タンパク質を構成する成分であることから、化粧品医薬品等外用剤にも配合されていた。

例えば、食品用途として、特許文献1には、バリン、イソロイシン、ロイシンの3種アミノ酸からなる固溶体が開示され、特許文献2には、L−アルギニン、L−グルタミン、L−バリン、L−イソロイシンおよびL−ロイシンの5種のアミノ酸を、それぞれ、10〜40重量部、10〜40重量部、5〜20重量部、8〜30重量部および10〜35重量部の割合で含有することを特徴とする肌状態改善経口アミノ酸組成物が開示されている。

また、外用剤の用途として、特許文献3には、グリシンアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリンスレオニンアスパラギン酸グルタミン酸メチオニンリジンオキシリジン、アルギニン、ヒスチジンフェニルアラニンチロシンプロリン及びオキシプロリンから構成されるアミノ酸混合物を含むコラーゲン産生促進剤が開示され、特許文献4には、成分(A)Hydropathy Indexが正であるアミノ酸及び(B)メントールメントール誘導体またはカンファから選ばれる1種または2種以上、を有効成分として含有することを特徴とする保湿剤が開示されている。

一方、バニリルブチルエーテルは、一般的に、バニラ豆に含まれる成分から合成されるもので、すぐれた温感効果があることから、従来から、ボディ用の痩身化粧料等に使用されていた。

例えば、特許文献5には、特定の式で表されるメントールあるいはその類似体カルボン酸エステルの少なくとも1種を含有する冷感持続効果に優れた冷感剤組成物が、開示され、特許文献6には、(A)イソプロピルメチルフェノール、(B)アラントイン、(C)エチレンオキサイド平均付加モル数が40〜100モルポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、(D)クエン酸クエン酸塩もしくはクエン酸塩以外のアルカリ剤、又はクエン酸塩とクエン酸もしくはクエン酸以外の酸とを組合せたものを含有してなり、成分(C)の配合量が0.10〜1.0質量%で、かつ(C)/(B)の質量比が5〜30であり、組成物のpHが4.0〜6.2であり、更に、(E)スピラントール、バニリルブチルエーテル、及びカプサイシンから選ばれる少なくとも1種を含有する液体口腔用組成物が、開示され、特許文献7には、(a)塩化ナトリウム、(b)メントール、ペパーミント油及びハッカ油から選ばれる少なくとも1種、(c)コハク酸モノメンチル、(d)界面活性剤を含有し、(c)コハク酸モノメンチルの配合量が0.03〜1質量%であり、更に、(e−1)バニリルブチルエーテル及び/又はスピラントール、(e−2)ブラックペッパートウガラシジンジャーから選ばれる植物の精油又は抽出物から選ばれる少なくとも1種を含有する歯磨組成物が、開示され、特許文献8には、血行促進剤と、アミノ酸を含有し、血行促進剤が、アンミビスナガ抽出物、サンショウ抽出物ゲンチアナ抽出物、芥子抽出物、唐辛子抽出物生姜抽出物オタネニンジン抽出物イチョウ抽出物アルニカ抽出物紅花抽出物センブリ抽出物メリロート抽出物、セイヨウトチノキ抽出物カンフル及びその誘導体ヒノキチオール及びその誘導体並びにそれらの塩、トコフェロール及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体並びにそれらの塩、γ−オリザノール及びその誘導体、バニリルブチルエーテル、炭酸水素ナトリウムから選択される1種又は2種以上であり、アミノ酸がロイシン、イソロイシン、バリン、トリプトファンリシン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン、アルギニンから選択される1種又は2種以上である痩身用組成物が、開示されている。

概要

刺激で、目元を含む顔におけるしわ改善効果が高いアミノ酸配合顔用皮膚外用剤を提供する。(A)アミノ酸がバリン、ロイシンおよびイソロイシンであり、前記(A)アミノ酸と、(B)バニリルブチルエーテルと、を含有するアミノ酸配合顔用皮膚外用剤である。(A)アミノ酸として、バリン0.1〜2.0質量%、ロイシン0.1〜4.0質量%およびイソロイシン0.1〜2.0質量%を含有し、(B)バニリルブチルエーテルを0.001〜1.0質量%含有することが好ましい。なし

目的

また、特許文献1〜4に記載されている技術では、低刺激で、目元を含む顔におけるしわの改善効果が高いアミノ酸配合顔用皮膚外用剤を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

(A)アミノ酸バリンロイシンおよびイソロイシンであり、前記(A)アミノ酸と、(B)バニリルブチルエーテルと、を含有することを特徴とするアミノ酸配合顔用皮膚外用剤

請求項2

前記(A)アミノ酸として、バリン0.1〜2.0質量%、ロイシン0.1〜4.0質量%およびイソロイシン0.1〜2.0質量%を含有し、前記(B)バニリルブチルエーテルを0.001〜1.0質量%含有する請求項1記載のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤。

請求項3

(C)イミダゾールペプチドを含有する請求項1または2記載のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤。

請求項4

(D)エラスチンを含有する請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤。

請求項5

前記アミノ酸配合顔用皮膚外用剤が目元用である請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤。

技術分野

0001

本発明は、アミノ酸配合顔用皮膚外用剤に関し、特に、低刺激で、目元を含む顔におけるしわ改善効果が高いアミノ酸配合顔用皮膚外用剤に関する。

背景技術

0002

バリンロイシンおよびイソロイシンは、BCAA(Branched Chain Amino Acids)と呼ばれる必須アミノ酸一種であり、従来から、スポーツ性貧血疲労回復を目的に食品等に配合されていた。また、人の表皮タンパク質を構成する成分であることから、化粧品医薬品等外用剤にも配合されていた。

0003

例えば、食品用途として、特許文献1には、バリン、イソロイシン、ロイシンの3種アミノ酸からなる固溶体が開示され、特許文献2には、L−アルギニン、L−グルタミン、L−バリン、L−イソロイシンおよびL−ロイシンの5種のアミノ酸を、それぞれ、10〜40重量部、10〜40重量部、5〜20重量部、8〜30重量部および10〜35重量部の割合で含有することを特徴とする肌状態改善経口アミノ酸組成物が開示されている。

0004

また、外用剤の用途として、特許文献3には、グリシンアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリンスレオニンアスパラギン酸グルタミン酸メチオニンリジンオキシリジン、アルギニン、ヒスチジンフェニルアラニンチロシンプロリン及びオキシプロリンから構成されるアミノ酸混合物を含むコラーゲン産生促進剤が開示され、特許文献4には、成分(A)Hydropathy Indexが正であるアミノ酸及び(B)メントールメントール誘導体またはカンファから選ばれる1種または2種以上、を有効成分として含有することを特徴とする保湿剤が開示されている。

0005

一方、バニリルブチルエーテルは、一般的に、バニラ豆に含まれる成分から合成されるもので、すぐれた温感効果があることから、従来から、ボディ用の痩身化粧料等に使用されていた。

0006

例えば、特許文献5には、特定の式で表されるメントールあるいはその類似体カルボン酸エステルの少なくとも1種を含有する冷感持続効果に優れた冷感剤組成物が、開示され、特許文献6には、(A)イソプロピルメチルフェノール、(B)アラントイン、(C)エチレンオキサイド平均付加モル数が40〜100モルポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、(D)クエン酸クエン酸塩もしくはクエン酸塩以外のアルカリ剤、又はクエン酸塩とクエン酸もしくはクエン酸以外の酸とを組合せたものを含有してなり、成分(C)の配合量が0.10〜1.0質量%で、かつ(C)/(B)の質量比が5〜30であり、組成物のpHが4.0〜6.2であり、更に、(E)スピラントール、バニリルブチルエーテル、及びカプサイシンから選ばれる少なくとも1種を含有する液体口腔用組成物が、開示され、特許文献7には、(a)塩化ナトリウム、(b)メントール、ペパーミント油及びハッカ油から選ばれる少なくとも1種、(c)コハク酸モノメンチル、(d)界面活性剤を含有し、(c)コハク酸モノメンチルの配合量が0.03〜1質量%であり、更に、(e−1)バニリルブチルエーテル及び/又はスピラントール、(e−2)ブラックペッパートウガラシジンジャーから選ばれる植物の精油又は抽出物から選ばれる少なくとも1種を含有する歯磨組成物が、開示され、特許文献8には、血行促進剤と、アミノ酸を含有し、血行促進剤が、アンミビスナガ抽出物、サンショウ抽出物ゲンチアナ抽出物、芥子抽出物、唐辛子抽出物生姜抽出物オタネニンジン抽出物イチョウ抽出物アルニカ抽出物紅花抽出物センブリ抽出物メリロート抽出物、セイヨウトチノキ抽出物カンフル及びその誘導体ヒノキチオール及びその誘導体並びにそれらの塩、トコフェロール及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体並びにそれらの塩、γ−オリザノール及びその誘導体、バニリルブチルエーテル、炭酸水素ナトリウムから選択される1種又は2種以上であり、アミノ酸がロイシン、イソロイシン、バリン、トリプトファンリシン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン、アルギニンから選択される1種又は2種以上である痩身用組成物が、開示されている。

先行技術

0007

国際公開第2010/050168号パンフレット
特開2005−247738号公報
特開2007−51087号公報
特開2013−227286号公報
特開2015−38204号公報
特開2010−143889号公報
特開2010−37318号公報
特開2008−69134号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、特許文献1〜4に記載されている技術は、バリン、イソロイシン、ロイシン等のアミノ酸に関するものであり、バニリルブチルエーテルとの併用については、まったく検討されていなかった。また、特許文献1〜4に記載されている技術では、低刺激で、目元を含む顔におけるしわの改善効果が高いアミノ酸配合顔用皮膚外用剤を提供することができるものではなかった。

0009

また、特許文献5に記載されている技術は、バニリルブチルエーテルの温感効果に着目したものであり、目元を含む顔におけるしわの改善効果について改善できるものではなかった。さらに、特許文献6および7に記載されている技術は、口腔用組成物や歯磨組成物に関するものであり、アミノ酸との組合せによる目元を含む顔におけるしわの改善効果について言及するものではなかった。さらにまた、特許文献8に記載されている技術は、バリン、イソロイシン、ロイシン等のアミノ酸と、バニリルブチルエーテルとの組合せの記載はあるものの、あくまでも痩身用組成物であり、単に請求項に記載があるだけで実施例等には具体的な効果の記載はなく、目元を含む顔におけるしわの改善効果について言及するものではなかった。

0010

そこで、本発明の目的は、前記の従来技術の問題点を解決し、低刺激で、目元を含む顔におけるしわの改善効果が高いアミノ酸配合顔用皮膚外用剤を提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、特定のアミノ酸とバニリルブチルエーテルを配合することによって、前記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。

0012

即ち、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、(A)アミノ酸がバリン、ロイシンおよびイソロイシンであり、前記(A)アミノ酸と、(B)バニリルブチルエーテルと、を含有することを特徴とするものである。

0013

また、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、前記(A)アミノ酸として、バリン0.1〜2.0質量%、ロイシン0.1〜4.0質量%およびイソロイシン0.1〜2.0質量%を含有し、前記(B)バニリルブチルエーテルを0.001〜1.0質量%含有することが好ましい。

0014

さらに、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、(C)イミダゾールペプチドを含有することが好ましく、(D)エラスチンを含有することが好ましい。

0015

さらにまた、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、目元用であることが好ましい。

発明の効果

0016

本発明によると、低刺激で、目元を含む顔におけるしわの改善効果が高いアミノ酸配合顔用皮膚外用剤を提供することができる。

0017

以下、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤について具体的に説明する。
本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、(A)アミノ酸がバリン、ロイシンおよびイソロイシンであり、前記(A)アミノ酸と、(B)バニリルブチルエーテルと、を含有することを特徴とするものである。これにより、低刺激で、目元を含む顔におけるしわの改善効果が高いアミノ酸配合顔用皮膚外用剤を提供することができる。なお、本発明において、「含有」とは処方中に含まれていればよく、添加方法や手順は問わないものである。

0018

本発明において、前記バリン、前記ロイシンおよび前記イソロイシンとしては、通常の外用剤等に使用できるものであれば限定されないが、例えば、味の素ヘルシサプライ株式会社製のL−バリン(商品名)、L−ロイシン(商品名)、L−イソロイシン(商品名)等を挙げることができる。

0019

また、本発明において、前記(B)バニリルブチルエーテルとしては、通常の外用剤等に使用できるものであれば限定されないが、例えば、高砂香料工業(株)製の「バニリルブチルエーテル」を挙げることができる。

0020

さらに、本発明において、前記(A)アミノ酸として、バリン0.1〜2.0質量%、ロイシン0.1〜4.0質量%およびイソロイシン0.1〜2.0質量%を含有し、前記(B)バニリルブチルエーテルを0.001〜1.0質量%含有することが好ましく、前記バリン0.5〜1.0質量%、前記ロイシン0.5〜2.0質量%および前記イソロイシン0.5〜1.0質量%を含有し、前記(B)バニリルブチルエーテルを0.01〜0.7質量%含有することが好ましい。また、特に、前記(B)バニリルブチルエーテルを0.1〜0.5質量%含有することが好ましい。含有量をかかる範囲とすることで、より低刺激で、目元を含む顔におけるしわの改善効果がより高いアミノ酸配合顔用皮膚外用剤を提供することができる。また、前記(B)バニリルブチルエーテルは、配合量が多くなると刺激の原因となる場合があるが、上記範囲で、前記アミノ酸と組合せることで、刺激の発生を抑制できる。

0021

また、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、前記バリン、前記ロイシンおよび前記イソロイシンの含有比が、1:2:1であることが好ましく、特に、前記バリン0.5質量%、前記ロイシン1.0質量%および前記イソロイシン0.5質量%を含有することがより好ましい。ロイシンを約2倍の配合比とすることで、アミノ酸の塗布等による筋肉等の疲労防止効果をより高めることができ、しわ改善効果を高めることができる。

0022

さらに、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、(C)イミダゾールペプチドを含有することが好ましい。前記(C)イミダゾールペプチドは、カツオマグロ、または渡り鳥などの鳥類の筋肉に多く含まれる物質である。かかる前記(C)イミダゾールペプチドとしては、通常の外用剤等に使用できるものであれば限定されないが、例えば、カルノシンアンセリンバレニン等を挙げることができ、これらを1種または2種以上含有することができる。具体的には、H. Holstein GmbH&Co.KG社製のアメリオクス(商品名)、シムライズ株式会社製のDRAGOSINE(商品名)等、あるいは単体のカルノシン、アンセリン、バレニン等を挙げることができる。前記(C)イミダゾールペプチドを含有することで、しわ改善効果をより高めることができる。

0023

また、前記(C)イミダゾールペプチドの配合量としては、0.01〜5質量%が好ましく、0.1〜3質量%がより好ましく、1〜2質量%がさらにより好ましい。これにより、しわ改善効果をより高めることができる。

0024

さらに、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、(D)エラスチンを含有することが好ましい。(D)エラスチンは弾性線維性のタンパク質で、かかる前記(D)エラスチンとしては、通常の外用剤等に使用できるものであれば限定されないが、例えば、等の動物やマグロやサケ等の由来のものを使用できる。株式会社高研製の加水分解エラスチン(商品名)、加水分解α−エラスチン(商品名)、エラスオーシャン(商品名)、あるいは動物や魚由来の粉状のエラスチンを使用できる。前記(D)エラスチンを含有することで、しわ改善効果をより高めることができる。

0025

また、前記(D)エラスチンの配合量としては、0.001〜5質量%が好ましく、0.1〜2質量%がより好ましい。これにより、しわ改善効果をより高めることができる。

0026

また、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、アクリル酸アミド水溶性増粘剤を含有することが好ましい。前記アクリル酸アミド系水溶性増粘剤としては、通常の外用剤等に使用できるものであれば限定されないが、例えば、(アクリル酸ヒドロキシエチルアクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムメタクリル酸ベヘネス−25)クロスポリマー等を挙げることができ、中でも、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーが特に好ましく、前記アクリル酸アミド系水溶性増粘剤の中から選ばれる1種、又は2種以上を用いることができる。さらに、前記アクリル酸アミド系水溶性増粘剤としては、具体的には、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーとしては、SEPPIC社製のSEPIPLUS S(商品名)、SEPINOVEMT10(商品名)、SIMULGEL NS(商品名)等を挙げることができ、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーとしては、SEPPIC社製のSIMULGEL EG(商品名)等を挙げることができ、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマーとしては、Clariant社製のAristoflex AVC(商品名)を挙げることができ、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムメタクリル酸ベヘネス−25)クロスポリマーとしては、Clariant社製のAristoflex HMB(商品名)等を挙げることができる。前記アクリル酸アミド系水溶性増粘剤を配合することで、アミノ酸配合顔用皮膚外用剤中の前記バリン、前記ロイシンおよび前記イソロイシンの溶解安定性を良好にでき、アミノ酸配合顔用皮膚外用剤の塗布等によるしわ改善効果、疲労防止効果等をさらにより高めることができる。

0027

さらに、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、セスキステアリン酸PEG−20およびジオレイン酸PEG−20メチルグルコースからなる群から選ばれる1種以上を配合して溶解することが好ましい。前記セスキステアリン酸PEG−20およびジオレイン酸PEG−20メチルグルコースとしては、通常の外用剤等に使用できるものであれば限定されないが、例えば、日本ルーブリゾール社製のグルカメートSSE−20(商品名)、グルカメートDOE−120(商品名)等を挙げることができる。これにより、アミノ酸配合顔用皮膚外用剤中の前記バリン、前記ロイシンおよび前記イソロイシンの溶解安定性をより良好にでき、アミノ酸配合顔用皮膚外用剤の塗布等によるしわ改善効果、疲労防止効果等をさらにより高めることができる。

0028

また、本発明のアミノ酸配合顔用皮膚外用剤は、低刺激で、しわの改善効果が高いものであることから、顔(フェイス)用の皮膚外用剤であり、特に顕著にしわが発生する目元用であることが好ましく、アイクリーム、目元用美容液等に用いることができる。さらに、皮膚外用剤とは、人間の身体等に使用できるものであり、化粧品、医薬部外品、医薬品等を対象とすることができる。ここで、化粧品等とは、パック剤等の基礎化粧品メイクアップ化粧品等を含むものである。

0029

また、本発明において、本発明の効果が損なわれない範囲で、適宜他の成分等を添加することもできる。質的、量的範囲で上記以外の任意の成分を配合することができ、皮膚外用剤等に通常配合される成分、例えば、油性成分、保湿剤、酸化防止剤防腐剤、香料、各種ビタミン剤キレート剤着色剤紫外線吸収剤薬効成分、無機塩類等を配合することができる。

0030

以下、本発明について、実施例を用いてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、処方中の数値は質量%を示す。

0031

(実施例1、比較例1および2)
下記表1の処方に従って、実施例1および比較例1の皮膚外用剤を作製した。得られた実施例1、比較例1および2の皮膚外用剤について、下記のしわ改善試験を行い、表1に併記した。また、下記皮膚刺激性試験を行った。なお、処方中の数値は質量%を示す。また、表1中、※1は、SEPPIC社製のSEPIPULUS S(商品名)である。

0032

0033

(しわ改善試験)
新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン(日本香粧品学会誌(Vol.30、No.4、p.316−332、2006)」に準じて試験を行い、シワグレード1〜3の成人女性20名を被験者とし、実施例および比較例の皮膚外用剤を顔面目尻片方の皮膚に連日1ヶ月使用した後、しわの改善効果について調べた。評価方法は、上記ガイドラインに準じて行い、専門検査員がシワグレードの変化状態目視にて観察した。塗布部位未塗布部位の比較から、連用後に改善が見られた人数にて評価した。評価基準は以下の通りである。

0034

(評価基準)
◎:改善が見られた人数が15人以上
○:改善が見られた人数が10人以上〜15人未満
△:改善が見られた人数が5人以上〜10人未満
×:改善が見られた人数が5人未満

0035

(皮膚刺激性試験)
20〜30代女性20名に、実施例および比較例の皮膚外用剤を顔面目尻の片方の皮膚に連日1ヶ月使用した後、皮膚刺激性について調べた。評価方法は、無塗布部と比較して、刺激の有無について下記5段階評価で評価し、その平均点から下記基準により判定した。

0036

(5段階評価)
5点:非常に良い(刺激がない)
4点:やや良い
3点:良い
2点:普通
1点:悪い(刺激がある)

0037

(評価基準2)
平均点4点より大きい ◎
平均点3点より大きく4点以下 ○
平均点2点より大きく3点以下 △
平均点2点以下 ×

0038

表1の結果から、実施例1の皮膚外用剤は、成人女性18名に改善効果が得られ、しわ改善効果が良好であった。一方、比較例1および2の皮膚外用剤は、成人女性2名のみに改善効果が見られ、しわ改善効果は得られなかった。また、実施例1の皮膚外用剤は、皮膚刺激性評価の平均点が4.8点で低刺激性であった。一方、比較例1の皮膚外用剤は、皮膚刺激性評価の平均点が4.9点で低刺激性であったが、比較例2は、皮膚刺激性評価の平均点が3.5点で実施例1より刺激性があった。

0039

(実施例2)
下記表2の処方に従って、実施例2のパック剤を作製した。得られた実施例2のパック剤について、上記のしわ改善試験および皮膚刺激性試験を行った。なお、処方中の数値は質量%を示す。また、表2中、※2は、株式会社林原製のトルナーレ(商品名)である。

0040

0041

実施例2のパック剤は、成人女性19名に改善効果が得られ、しわ改善効果が良好であった。また、実施例2のパック剤は、皮膚刺激性評価の平均点が4.9点で低刺激性であった。

0042

(実施例3)
下記表3の処方に従って、実施例3の皮膚外用剤を作製した。得られた実施例3の皮膚外用剤について、上記のしわ改善試験を行った。なお、表3中、※1は、SEPPIC社製のSEPIPULUS S(商品名)である。

0043

0044

実施例3の皮膚外用剤は、成人女性19名に改善効果が得られ、しわ改善効果が良好であった。

0045

(実施例4)
下記表4の処方に従って、実施例4のパック剤を作製した。得られた実施例4のパック剤について、上記のしわ改善試験を行った。なお、表4中、※2は、株式会社林原製のトルナーレ(商品名)である。

0046

0047

実施例4のパック剤は、成人女性19名に改善効果が得られ、しわ改善効果が良好であった。

0048

(実施例5)
下記表5の処方に従って、実施例5の化粧水を作製した。得られた実施例5の化粧水について、上記のしわ改善試験および皮膚刺激性試験を行った。

0049

0050

実施例5の化粧水は、成人女性17名に改善効果が得られ、しわ改善効果が良好であった。また、実施例5の化粧水は、皮膚刺激性評価の平均点が4.95点で低刺激性であった。

0051

(実施例6)
下記表6の処方に従って、実施例6の化粧水を作製した。得られた実施例6の化粧水について、上記のしわ改善試験を行った。

0052

0053

実施例6の化粧水は、成人女性17名に改善効果が得られ、しわ改善効果が良好であった。

0054

(実施例7)
下記表7の処方に従って、実施例7のクリームを作製した。得られた実施例7のクリームについて、上記のしわ改善試験および皮膚刺激性試験を行った。

0055

0056

実施例7のクリームは、成人女性18名に改善効果が得られ、しわ改善効果が良好であった。実施例7のクリームは、皮膚刺激性評価の平均点が4.7点で低刺激性であった。

0057

(実施例8)
下記表8の処方に従って、実施例8のクリームを作製した。得られた実施例8のクリームについて、上記のしわ改善試験および皮膚刺激性試験を行った。

0058

0059

実施例8のクリームは、成人女性19名に改善効果が得られ、しわ改善効果が良好であった。実施例8のクリームは、皮膚刺激性評価の平均点が4.9点で低刺激性であった。

0060

(実施例9)
下記表9の処方に従って、実施例9の美容液を作製した。得られた実施例9の美容液について、上記のしわ改善試験および皮膚刺激性試験を行った。

0061

0062

実施例9の美容液は、成人女性17名に改善効果が得られ、しわ改善効果が良好であった。実施例9の美容液は、皮膚刺激性評価の平均点が4.7点で低刺激性であった。

0063

(実施例10)
下記表10の処方に従って、実施例10の美容液を作製した。得られた実施例10の美容液について、上記のしわ改善試験を行った。

0064

実施例

0065

実施例10の美容液は、成人女性18名に改善効果が得られ、しわ改善効果が良好であった。

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