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技術 消火薬剤タンク構造体及び消火薬剤タンク接続構造

出願人 能美防災株式会社
発明者 吉田享介
出願日 2015年12月17日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2015-246510
公開日 2017年6月22日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2017-108958
状態 特許登録済
技術分野 防災
主要キーワード 字状構造体 検査棒 ネジ用孔 検査口 圧力供給管 社会福祉施設 延面積 設置板
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

全ての消火薬剤タンク中の消火薬剤を効率的に使用することができる消火薬剤タンク構造体を提供する。

解決手段

消火薬剤タンク本体の側面をコの字状構造体3の内側に固定した消火薬剤タンク構造体1とすることによって、コの字状構造体3により位置決め固定を正確に行うことができる。そのために、消火薬剤タンク本体に取り付けた消火薬剤移送管81同士を容易に接続して消火薬剤タンク本体を直列に接続することができる。圧力ボンベ11の圧力により、全ての消火薬剤タンク本体内の消火薬剤を効率的に使用することができる。

概要

背景

小規模医療施設社会福祉施設等において火災が発生した場合、患者入所者避難するために介助を必要とするなどの理由から、避難に時間を要する。そのため、このような施設においては自動消火設備を設置することが望ましい。火災発生の際には、自動的に消火薬剤等を散布して、消火したり、延焼を遅らせて避難する時間に余裕を持たせたりすることができる。このような消火設備は、既存の社会福祉施設等に設置することが望まれており、一定の延面積以下の防火対象物である等の条件の下で、パッケージ型自動消火設備を設置することができる。
パッケージ型自動消火設備等の消火設備では消火薬剤を放出口から散布するため、消火薬剤を溜めておく消火薬剤タンクを施設に設置しなければならない。

概要

全ての消火薬剤タンク中の消火薬剤を効率的に使用することができる消火薬剤タンク構造体を提供する。消火薬剤タンク本体の側面をコの字状構造体3の内側に固定した消火薬剤タンク構造体1とすることによって、コの字状構造体3により位置決め固定を正確に行うことができる。そのために、消火薬剤タンク本体に取り付けた消火薬剤移送管81同士を容易に接続して消火薬剤タンク本体を直列に接続することができる。圧力ボンベ11の圧力により、全ての消火薬剤タンク本体内の消火薬剤を効率的に使用することができる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

上部に管取付口を有し、側面が円筒状である消火薬剤タンク本体と、コの字状構造体を備え、前記消火薬剤タンク本体は、前記側面が前記コの字状構造体の内側に固定されていることを特徴とする消火薬剤タンク構造体

請求項2

前記消火薬剤タンク本体は、前記消火薬剤タンク本体の中心より上方で前記コの字状構造体に固定されていることを特徴とする請求項1の消火薬剤タンク構造体。

請求項3

前記消火薬剤タンク本体には、前記コの字状構造体とは上下方向にずれた位置で第一持ち手と第二持ち手が設けられ、前記第一持ち手は前記コの字状構造体の角部の方向に設けられ、前記第二持ち手は前記消火薬剤タンク本体における前記第一持ち手と対称な位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2の消火薬剤タンク構造体。

請求項4

上方に管取付口を有した消火薬剤タンクと、前記管取付口に取り付けられ、側方曲折する消火薬剤移送管と、前記消火薬剤移送管の端部同士を接続する接続具と、を備えた消火薬剤タンク接続構造であって、前記接続具は2つの前記消火薬剤移送管の端部を締め付けることにより接続するハウジング継手であることを特徴とする消火薬剤タンク接続構造。

技術分野

0001

本発明は、パッケージ型自動消火設備のような消火設備に用いられる消火薬剤タンク構造体及び消火薬剤タンク接続構造に関するものである。

背景技術

0002

小規模医療施設社会福祉施設等において火災が発生した場合、患者入所者避難するために介助を必要とするなどの理由から、避難に時間を要する。そのため、このような施設においては自動消火設備を設置することが望ましい。火災発生の際には、自動的に消火薬剤等を散布して、消火したり、延焼を遅らせて避難する時間に余裕を持たせたりすることができる。このような消火設備は、既存の社会福祉施設等に設置することが望まれており、一定の延面積以下の防火対象物である等の条件の下で、パッケージ型自動消火設備を設置することができる。
パッケージ型自動消火設備等の消火設備では消火薬剤を放出口から散布するため、消火薬剤を溜めておく消火薬剤タンクを施設に設置しなければならない。

先行技術

0003

特開2015−104391号公報
特開2015−109941号公報

発明が解決しようとする課題

0004

従来、特許文献1,2のような消火薬剤タンクが複数の放出口に接続され、火災時には圧力ガスを消火薬剤タンクに供給することにより消火薬剤を押圧して放出口から散布していた。しかし一つの消火薬剤タンクを施設全体の放出口に接続すると、多くの放出口から消火薬剤を放出するような火災が起きた場合には消火薬剤が短時間で放出しつくされてしまう。そこで、消火薬剤タンクを複数設けるとともに、施設全体の放出口を複数の放出系統に分け、各放出系統に一つの消火剤タンクを接続していた。

0005

しかしながら、上記のような方法では一部の消火薬剤タンクに消火薬剤が残っていても、空になった消火薬剤タンクに接続された放出口からそれ以上は消火薬剤を散布することができなかった。

0006

そこで、複数の消火薬剤タンクを直列に接続して、複数の消火薬剤タンクを直列に接続して、仮想的に一本の大容量の消火薬剤タンクとして扱い、効率よく消火薬剤を使用することが考えられる。図5は、従来例における複数の消火薬剤タンク21をキャビネット13内に収納した状態の図であり、図5(a)は複数の消火薬剤タンクを直列に接続して設置した状態で正面から見た図、図5(b)はB−B線での断面図である。断面図では消火薬剤タンク21等の内部構造を省略して表記している。

0007

キャビネット13の中に並べられた消火薬剤タンク21は、隣り合う2つの消火薬剤タンク21の管取付口41,42に取り付けた消火薬剤移送管84によって順次接続されている。また、図5(a),図5(b)において、右端の消火薬剤タンク21の隣には加圧ガス封入された圧力ボンベ11が設置され、圧力供給管82により接続されている。圧力ボンベ11の上部正面側には制御ユニット10が制御ユニット設置板101により固定されている。

0008

このように、キャビネット13の内部に消火薬剤タンク21を並べて設置し、消火薬剤移送管84により接続して扉を閉めて収納すると、1つの大型で太いタンクを設置する場合と比べて幅の狭いエリアに収納できる。そのため、消火薬剤の保管場所を確保しやすい。

0009

しかし、複数の消火薬剤タンク21を消火薬剤移送管84で接続する際には、隣り合う消火薬剤タンク21を、その管取付口41,42と消火薬剤移送管84の取付口との位置がずれないように設置しなければならない。そのため、ある程度の重量がある消火薬剤タンク21の位置について微妙な調整をしなければならず、設置作業が難しかった。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、上述した課題を解決するためのものであり、以下の構成を有する。

0011

(1)本発明は、上部に管取付口を有し、側面が円筒状である消火薬剤タンク本体と、
コの字状構造体を備え、前記消火薬剤タンク本体は、前記側面が前記コの字状構造体の内側に固定されていることを特徴とする消火薬剤タンク構造体である。

0012

本発明によって、消火薬剤タンク本体を並べて設置する際に、コの字状構造体によって正確な位置で固定することができ、消火薬剤タンク本体の微妙な位置調整が不要であるために隣り合う消火薬剤タンク本体を消火薬剤移送管で接続し易い。コの字状構造体による消火薬剤タンク構造体の固定は、位置決めが行える手段であれば種々の手段を用いることができる。

0013

(2)また、本発明は、前記消火薬剤タンク本体は、前記消火薬剤タンク本体の中心より上方で前記コの字状構造体に固定されていることを特徴とする(1)の消火薬剤タンク構造体である。

0014

本発明によって、消火薬剤タンク構造体をコの字状構造体により固定する際に、作業者が上方から手を入れることができるため、作業を行い易い。

0015

(3)また、本発明は、前記消火薬剤タンク本体には、前記コの字状構造体とは上下方向にずれた位置で第一持ち手と第二持ち手が設けられ、前記第一持ち手は前記コの字状構造体の角部の方向に設けられ、前記第二持ち手は前記消火薬剤タンク本体における前記第一持ち手と対称な位置に設けられていることを特徴とする(1)または(2)の消火薬剤タンク構造体である。

0016

本発明によって、コの字状構造体とは上下方向にずれた位置で持ち手が設けられているので、消火薬剤タンク構造体を設置する際に、コの字状構造体が持ち手を持つ作業者の邪魔にならない。また、コの字状構造体の角部の方向に第一持ち手が設けられ、その対称位置に第二持ち手が設けられているため、消火薬剤タンク構造体を設置した際に、第一持ち手と第二持ち手が側方後方、前方へ突出することがない。そのため、消火薬剤タンク構造体をコンパクトに収納することができる。なお、第一持ち手の方向はコの字状構造体の角部の方向に正確に向いている必要はなく、設置した際に邪魔にならなければ角部の方向からずれていてもよい。

0017

(4)また、本発明は、上方に管取付口を有した消火薬剤タンクと、前記管取付口に取り付けられ、側方へ曲折する消火薬剤移送管と、前記消火薬剤移送管の端部同士を接続する接続具と、を備えた消火薬剤タンク接続構造であって、前記接続具は2つの前記消火薬剤移送管の端部を締め付けることにより接続するハウジング継手であることを特徴とするである。

0018

本発明によって、管同士にわずかな位置ずれがあっても、ハウジング継手により外から締め付けることによって位置ずれを修正し、管同士を接続することができる。

発明の効果

0019

本発明によれば、コの字状構造体により消火薬剤タンク本体が正確な位置に固定されるため、複数の消火薬剤タンク本体を容易に接続することができる。また、消火薬剤タンク本体が固定されることにより、消火薬剤タンク本体を設置したり検査したりする際の位置ずれや、地震による位置ずれ等がない。そのため、配管や配管の取り付け部に負荷がかかって隙間が生じ、加圧ガスや消火薬剤が漏れることがない。

図面の簡単な説明

0020

本発明の実施形態における消火薬剤タンク構造体1の左側面図。
本発明の実施形態における消火薬剤タンク構造体1の背面図。
本発明の実施形態における消火薬剤タンク構造体1を上から見た図。
本発明の実施形態における複数の消火薬剤タンク構造体1をキャビネット内に収納した状態の図。
従来例における複数の消火薬剤タンクをキャビネット13内に収納した状態の図。

実施例

0021

以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形が行われてもよい。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。

0022

図1は、本発明の実施形態における消火薬剤タンク構造体1の左側面図である。コの字状構造体3の側板31の部分が、消火薬剤タンク本体2の太さの半分程度の長さで表記されている。コの字状構造体3は、消火薬剤タンク本体2の高さ方向の中心より上方の位置に溶接により固定されている。側板31にはネジ取り付け部であるネジ用溝32が上方から切り込むように設けられている。消火薬剤タンク本体2の上部には管取付口41,42と液量検査口5が設けられている。図1において、管取付口42は管取付口41の裏側に隠れている。また、液量検査口5には液量検査棒51が挿入され、液量検査口5にネジ止めされている。消火薬剤タンク本体2の高さ方向中程には第二持ち手62が設けられている。

0023

図2は、本発明の実施形態における消火薬剤タンク構造体1の背面図である。消火薬剤タンク本体2の上端には管取付口42、液量検査口5及び液量検査棒51、管取付口41が並んでいる。また、消火薬剤タンク本体2の上部にはコの字状構造体3が固定されている。コの字状構造体3の背板33の部分が、消火薬剤タンク本体2の太さとほぼ同じ長さで表記されている。背板33にはネジ取り付け部であるネジ用孔34が二つ設けられている。消火薬剤タンク本体2の中程には第一持ち手61が設けられている。第一持ち手61は、コの字状構造体3における背板33の横端部である角部の方向で消火薬剤タンク本体2に設けられている。第一持ち手61と第二持ち手62はコの字状構造体3とは上下方向でずれた位置、例えば、消火薬剤タンク本体2の高さ方向中程に設けられており、作業者が消火薬剤タンク構造体1を運ぶ時にコの字状構造体3が障害にならない。

0024

図3は、本発明の実施形態における消火薬剤タンク構造体1を上から見た図である。消火薬剤タンク本体2は側面が円筒状であり、コの字状構造体3の内側に接触部を溶接して設けられている。第一持ち手61はコの字状構造体3の側板31と背板33の間にある角部の方向に設けられ、第二持ち手62は消火薬剤タンク本体2における第一持ち手61と対称な位置に設けられている。また、液量検査口5は管取付口41,42から見てコの字状構造体3の反対側である正面側に設けられている。

0025

第一持ち手61と第二持ち手62は、コの字状構造体3の角部の方向とその対称位置に設けられている。このことにより、消火薬剤タンク構造体1を設置した際に第一持ち手61と第二持ち手62が側方や後方、前方へ突出することがなく、消火薬剤タンク構造体1をコンパクトに収納することができる。

0026

また、液量検査口5を管取付口41,42よりコの字状構造体3の反対側に設けていることにより、消火薬剤タンク構造体1をキャビネット13に設置した状態で液量検査口5が後述する消火薬剤移送管81よりも扉側(正面側)の位置になる。そのため、液量検査棒51を引き上げる際に作業しやすい。

0027

図4は、本発明の実施形態における複数の消火薬剤タンク構造体1をキャビネット13内に収納した状態の図である。図4(a)は収納した状態を扉側である正面から見た図、図4(b)は収納した状態のA−A線での断面図である。断面図では消火薬剤タンク本体2等の内部構造を省略して表記している。

0028

図4(a)に示すように、加圧用ガスが封入された圧力ボンベ11は圧力供給弁12と圧力供給管82を介して1本目の消火薬剤タンク構造体1の管取付口42に接続されている。1本目の消火薬剤タンク構造体1の管取付口41に取り付けられた消火薬剤移送管81は、曲折した後にハウジング継手9により次の消火薬剤移送管81に接続され、この消火薬剤移送管81は2本目の消火薬剤タンク構造体1の管取付口42に接続されている。以下同様に4本目の消火薬剤タンク構造体1の管取付口42にまで接続され、管取付口41は消火薬剤送出管83に接続される。管取付口41の下には消火薬剤タンク本体2の下部まで管が設けられており、火災感知時には加圧用ガスの圧力によって、消火薬剤移送管81を介して消火薬剤タンク本体2の消火薬剤が順次移送され、4本目の消火薬剤タンク本体2から消火薬剤送出管83へ送出される。圧力ボンベ11の正面側には、消火システムを制御する制御ユニット10が設けられている。消火薬剤送出管83には複数の電磁弁(図示せず)が並列に接続され、電磁弁は各々放出系統に接続されて消火薬剤を送出することが出来る。各放出系統は複数の放出口を有している。複数の放出系統に同時に消火薬剤を送出できるように、消火薬剤移送管81はある程度大口径のものが用いられ、圧力に耐え得るように金属性鋼管硬質プラスチック等の硬質材料で形成される。

0029

図4(b)に示すように、キャビネット13には消火薬剤タンク構造体1を固定するためのキャビネット背板131が設けられている。キャビネット背板131は適切な位置に複数のネジ用固定孔(図示せず)を有しており、その背面側にはキャビネット13との間にボルトまたはナットを挿入する作業が行える隙間が設けられている。各消火薬剤タンク構造体1のコの字状構造体3の背板33に設けられたネジ用孔34と、キャビネット背板131のネジ用固定孔は、ボルトナット7により固定されている。また、消火薬剤タンク構造体1は隣の消火薬剤タンク構造体1と、コの字状構造体3の側板31に設けられたネジ用溝32においてボルトナット7により固定されている。

0030

制御ユニット10は圧力ボンベ11と消火薬剤タンク本体2の太さの違いから生じる空間を利用して圧力ボンベ11の手前側に設置されている。そして、制御ユニット10は両側部から背面側へ延在して設けられた制御ユニット設置板101により、圧力ボンベ11を抱えるようにしてキャビネット背板131に固定されている。この構造により、圧力ボンベ11も倒れることがなくなる。

0031

隣接する消火薬剤タンク本体2の管取付口41,42にフランジ接続により固定された消火薬剤移送管81同士は、接続具であるハウジング継手9により接続されて消火薬剤タンク接続構造が形成されている。

0032

<消火薬剤タンク構造体1等の設置>
消火薬剤タンク構造体1をキャビネット13の中に設置する際には、次のように作業する。
消火薬剤移送管81が取り付けられた空の消火薬剤タンク構造体1を第一持ち手61と第二持ち手62を利用してキャビネット13の中に入れ、コの字状構造体3の背板33がキャビネット背板131と接するようにする。このときキャビネット背板131のネジ用固定孔にコの字状構造体のネジ用孔34の位置が合うように消火薬剤タンク構造体1の位置合わせをする。そして、消火薬剤タンク構造体1の上側等から作業者が手を入れて、キャビネット背板131のネジ用固定孔とコの字状構造体のネジ用孔34にボルトを挿入し、ナットを締める。ここで、ナットをキャビネット背板131に溶接等によって固定しておけば、ボルトによる固定が容易である。2本目以降の消火薬剤タンク構造体1も同様に位置合わせを行い、ボルトの挿入とナット締めを行う。さらに1本目の消火薬剤タンク構造体1のコの字状構造体における側板31にあるネジ用溝32と2本目の消火薬剤タンク構造体1のネジ用溝32が同じ位置になるので、ナットを緩く嵌めたボルトを上から挿入してから締める。この作業を全ての消火薬剤タンク構造体1について行う。そうすると、全ての消火薬剤タンク構造体1が固定された状態で、消火薬剤移送管81の端部が突き合わされた位置となる。そこで、突き合わされた端部同士をハウジング継手9により接続する。ハウジング継手9は外側から締め付けるため、わずかな位置ずれであれば吸収して接続することができる。

0033

消火薬剤タンク本体2へは、液量検査口5から消火薬剤を充填することができる。その他の構成である、圧力ボンベ11、制御ユニット10及び各種配管、装置をキャビネット13の中に収納した後に、キャビネット13の扉を閉めて設置が終了する。各構成を設置する順番は設置が可能であればどのような順序でもよい。

0034

なお、実施形態において、隣り合う消火薬剤タンク構造体1の間はボルトナット7を溝に嵌めて接合し、消火薬剤タンク構造体1とキャビネット背板131との間はボルトナット7を孔に通して接合したが、溝と孔を設ける構造体等は逆でもよく、全て溝による接合としたり、全て孔による接合としたりしてもよい。また、ボルトまたはナットを一方の構造体にあらかじめ固定するような構造としてもよい。たとえば、キャビネット背板131からボルトが突出した構造として、そこにコの字状構造体3の孔を通し、ナットで締めてもよい。この場合には、作業中にボルトが曲がらないように注意する必要がある。

0035

コの字状構造体の接続には実施形態のような孔や溝に嵌めたボルトナット以外に、位置決めができる接続手段であればどのような接続手段を用いてもよい。
また、消火薬剤タンク構造体1は、キャビネット背板131に固定せず、直接壁や柱に固定しても良い。
また、消火薬剤タンク本体2と、背板33は、離れていても良い。これにより、ネジによる結合を行う際、作業性が良くなるという効果が得られる。
また、消火薬剤移送管81は金属性の鋼管や硬質プラスチック等の硬質材料で形成されるものとしたが、設置スペースの関係によって樹脂などの軟質材料で形成されたフレキシブルホースを用いても良い。

0036

<消火薬剤の量の検査>
液量検査棒51の消火薬剤タンク本体2内に収容される部分は、消火薬剤が付着しやすいように螺旋状の形状や模様が刻まれた形状となっている。上部には液量検査口5に形成された雌ネジに螺入する雄ネジが形成され、上端がボルトの頭形状になっている。作業者が消火薬剤の量を検査する際には、液量検査棒51の上端をレンチで回してネジによる結合を外す。そして、液量検査棒51に付着した消火薬剤を拭き取ってから液量検査口5に奥まで挿入した後、引き上げて消火薬剤が付着している位置から消火薬剤の量を検査する。消火薬剤の量の検査は全ての消火薬剤タンク本体2について行うが、液量検査棒51のネジを緩めたり締めたりする際に、消火薬剤タンク構造体1はコの字状構造体3で固定されているので動かない。そのため、消火薬剤タンク本体2と消火薬剤移送管81との接合部や、ハウジング継手9による接合部等に悪影響を及ぼすことがない。

0037

1消火薬剤タンク構造体、2 消火薬剤タンク本体、3 コの字状構造体、31側板、32ネジ用溝(ネジ取り付け部)、33背板、34ネジ用孔(ネジ取り付け部)、41,42管取付口、5 液量検査口、51 液量検査棒、61 第一持ち手、62 第二持ち手、7ボルトナット(ネジ)、81消火薬剤移送管、82圧力供給管、83 消火薬剤送出管、84 消火薬剤移送管、9ハウジング継手、10制御ユニット、101 制御ユニット設置板、11圧力ボンベ、12圧力供給弁、13キャビネット、131キャビネット背板、21 消火薬剤タンク

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