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技術 配電盤のパネル構造

出願人 富士電機株式会社
発明者 佐竹修平浅沼岳
出願日 2015年12月10日 (5年5ヶ月経過) 出願番号 2015-240955
公開日 2017年6月15日 (3年10ヶ月経過) 公開番号 2017-108548
状態 特許登録済
技術分野 配電盤
主要キーワード 内側枠体 底板パネル 外側枠体 組立方式 側板パネル 圧力付加 内部故障 内側フレーム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

配電盤重量増加を抑え、かつ、高い密閉性を得ることができる配電盤のパネル構造を提供すること。

解決手段

側辺部2a,2bの外縁部が内側に向けてL字状に折り曲げられた第1の折り曲げ部21aを有した矩形外側フレーム21と、側辺部2a,2bが内側に向けてL字状に折り曲げられた第2の折り曲げ部22aを有し、第2の折り曲げ部22aの表面が第1の折り曲げ部21aの裏面に密着する矩形の内側フレーム22と、外側フレーム21と内側フレーム22とで挟まれた領域に周縁部が差し込まれた平板3と、外側フレーム21と平板3との間を密閉する密閉部材31と、を備える。

概要

背景

受変電設備等で用いられる配電盤は、盤の製作コスト低減や軽量化を目的として、薄板鋼板の辺部をL字型に折り曲げ加工を施した側板パネル底板パネル天井板パネルを組み合わせ、パネルの相互間をねじ締結、もしくはリベット止めによって組み立てるものがある。

一方、特許文献1には、板状の扉本体と、板状の扉本体の周囲に取り付けた枠体とで構成される扉構造が記載され、枠体が、扉本体の周縁部の内面を抑える内側枠体と、扉本体の周縁部の外側面に当接して内側枠体との間で扉本体の周縁部を挟着する外側枠体とで構成されている。この扉構造は、内側枠体と外側枠体とで扉本体の周縁部を挟んで扉本体の周縁部を補強することができ、板状の扉本体自体が薄くて撓みやすいものであっても枠体で扉本体の撓み等を防止するようにしている。

概要

配電盤の重量増加を抑え、かつ、高い密閉性を得ることができる配電盤のパネル構造を提供すること。側辺部2a,2bの外縁部が内側に向けてL字状に折り曲げられた第1の折り曲げ部21aを有した矩形外側フレーム21と、側辺部2a,2bが内側に向けてL字状に折り曲げられた第2の折り曲げ部22aを有し、第2の折り曲げ部22aの表面が第1の折り曲げ部21aの裏面に密着する矩形の内側フレーム22と、外側フレーム21と内側フレーム22とで挟まれた領域に周縁部が差し込まれた平板3と、外側フレーム21と平板3との間を密閉する密閉部材31と、を備える。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、配電盤の重量増加を抑え、かつ、高い密閉性を得ることができる配電盤のパネル構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

少なくとも両側辺部の外縁部が内側に向けてL字状に折り曲げられた第1の折り曲げ部を有した矩形外側フレームと、少なくとも両側辺部が内側に向けてL字状に折り曲げられた第2の折り曲げ部を有し、前記第2の折り曲げ部の表面が前記第1の折り曲げ部の裏面に密着する矩形の内側フレームと、前記外側フレームと前記内側フレームとで挟まれた領域に周縁部が差し込まれた平板と、前記外側フレームと前記平板との間を密閉する密閉部材と、を備えたことを特徴とする配電盤パネル構造

請求項2

前記密閉部材は、さらに前記内側フレームと前記平板との間に設けられることを特徴とする請求項1に記載の配電盤のパネル構造。

請求項3

前記外側フレームの上辺部の外縁部および下辺部の外縁部が内側に向けてL字状に折り曲げられ、前記内側フレームの上辺部の外縁部および下辺部の外縁部が内側に向けてL字状に折り曲げられたことを特徴とする請求項1または2に記載の配電盤のパネル構造。

請求項4

前記外側フレームおよび前記内側フレームは、金属部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の配電盤のパネル構造。

技術分野

0001

本発明は、配電盤重量増加を抑え、かつ、高い密閉性を得ることができる配電盤のパネル構造に関する。

背景技術

0002

受変電設備等で用いられる配電盤は、盤の製作コスト低減や軽量化を目的として、薄板鋼板の辺部をL字型に折り曲げ加工を施した側板パネル底板パネル天井板パネルを組み合わせ、パネルの相互間をねじ締結、もしくはリベット止めによって組み立てるものがある。

0003

一方、特許文献1には、板状の扉本体と、板状の扉本体の周囲に取り付けた枠体とで構成される扉構造が記載され、枠体が、扉本体の周縁部の内面を抑える内側枠体と、扉本体の周縁部の外側面に当接して内側枠体との間で扉本体の周縁部を挟着する外側枠体とで構成されている。この扉構造は、内側枠体と外側枠体とで扉本体の周縁部を挟んで扉本体の周縁部を補強することができ、板状の扉本体自体が薄くて撓みやすいものであっても枠体で扉本体の撓み等を防止するようにしている。

先行技術

0004

特開2013−102620号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、配電盤内において短絡故障などが発生した場合、アークガスによって内部圧力が上昇する。このとき、平板パネルリベットなどによって締結した組立方式の配電盤では、平板パネルの変形による荷重が、リベットやねじ等の締結部分に集中し、高温のアークガスの漏洩、もしくは配電盤の筐体の破損が発生する場合がある。配電盤の強度を高くするためには、平板パネルを厚くする方法が考えられるが、この方法では、配電盤の重量増加やコスト増加を招くことになる。

0006

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、配電盤の重量増加を抑え、かつ、高い密閉性を得ることができる配電盤のパネル構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる配電盤のパネル構造は、少なくとも両側辺部の外縁部が内側に向けてL字状に折り曲げられた第1の折り曲げ部を有した矩形外側フレームと、少なくとも両側辺部が内側に向けてL字状に折り曲げられた第2の折り曲げ部を有し、前記第2の折り曲げ部の表面が前記第1の折り曲げ部の裏面に密着する矩形の内側フレームと、前記外側フレームと前記内側フレームとで挟まれた領域に周縁部が差し込まれた平板と、前記外側フレームと前記平板との間を密閉する密閉部材と、を備えたことを特徴とする。

0008

また、本発明にかかる配電盤のパネル構造は、上記の発明において、前記密閉部材は、さらに前記内側フレームと前記平板との間に設けられることを特徴とする。

0009

また、本発明にかかる配電盤のパネル構造は、上記の発明において、前記外側フレームの上辺部の外縁部および下辺部の外縁部が内側に向けてL字状に折り曲げられ、前記内側フレームの上辺部の外縁部および下辺部の外縁部が内側に向けてL字状に折り曲げられたことを特徴とする。

0010

また、本発明にかかる配電盤のパネル構造は、上記の発明において、前記外側フレームおよび前記内側フレームは、金属部材であることを特徴とする。

発明の効果

0011

本発明によれば、平板が外側フレームと内側フレームとに挟まれた領域に周縁部が差し込まれているため、平板にかかる荷重は、前記外側フレームと前記内側フレームとの面に分散され、平板の厚みを増すことなく強度を増すことができる。また、前記外側フレームと前記平板との間に密閉部材を設けているので、高い密閉性を得ることができる。

図面の簡単な説明

0012

図1は、本発明の実施の形態であるパネルの外観を示す斜視図である。
図2は、図1に示したパネルの構成を示す断面図である。
図3は、密閉部材を用いたシール構造を示す断面図である。
図4は、密閉部材の変形例を示す図である。

実施例

0013

以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。

0014

図1は、本発明の実施の形態であるパネルの外観を示す斜視図である。また、図2は、図1に示したパネルの構成を示す断面図である。図1および図2に示すように、パネル1は、閉鎖配電盤などの配電盤の側板に用いられる。なお、パネル1は、側板以外に底板、天井板としても用いられ、これらをリベット止めや、ねじの締結によって閉鎖配電盤を組み立てる。

0015

パネル1は、外側フレーム21および内側フレーム22からなるフレーム2と、外側フレーム21と内側フレーム22とで挟まれた領域に、周縁部が差し込まれた平板3とを有する。外側フレーム21は、矩形であり、両側辺部2a,2bの外縁部が内側方向Aに向けてL字状に折り曲げられた第1の折り曲げ部21aを有する。また、内側フレーム22は、矩形であり、両側辺部2a,2bが内側方向Aに向けてL字状に折り曲げられた第2の折り曲げ部22aを有する。そして、第2の折り曲げ部22aの表面が第1の折り曲げ部21aの裏面に密着する構成としている。なお、外側フレーム21および内側フレーム22は、金属部材であることが好ましい。

0016

すなわち、フレーム2は、外側フレーム21と内側フレーム22による2重構造となっている。平板3は、内部故障によって内側に圧力上昇が生じても、フレーム2の4辺の面によって平板3にかかる荷重を分散することができる。したがって、平板3の厚みを増すことなく、パネル強度を向上させることができる。換言すれば、本実施の形態のパネル1は、所望のパネル強度を得る場合、従来のパネルに比して薄くすることができ、パネルの薄型化および軽量化を図ることができる。

0017

また、外側フレーム21と平板3との間には枠状の密閉部材31が配置される。また、内側フレーム22と平板3との間には枠状の密閉部材32が配置される。密閉部材31,32は、例えば、弾力性のあるゴムであることが好ましい。密閉部材31は、外側フレーム21と平板3との隙間を埋め、密閉部材32は、内側フレーム22と平板3との隙間を埋める。これにより、内部故障によって発生する高温のアークガスなどの漏れを防止して高い密閉性を得ることができる。

0018

なお、内部故障による圧力上昇により、平板3は外側に向けて力を受けるため、内側の密閉部材32を削除し、外側の密閉部材31のみを配置するようにしてもよい。

0019

また、上述した実施の形態では、両側辺部2a,2bのみに第1の折り曲げ部21aおよび第2の折り曲げ部22aを形成していたが、フレーム2(外側フレーム21および内側フレーム22)の上辺部2cの外縁部および下辺部2dの外縁部を内側に向けてL字状に折り曲げた折り曲げ部を設けてもよい。また、フレーム2の4辺すべてに折り曲げ部を設けてもよい。

0020

さらに、密閉部材31,32は、平板3の周縁部で連結された1つの密閉部材としてもよい。

0021

また、図3に示すように、密閉部材31,32の一部が挿入される凹部31a,32aをそれぞれ外側フレーム21の平板3側および内側フレーム22の平板3側に設け、差圧によって密閉されるシール構造としてもよい。凹部31a,32aは平板3側に設けてもよいし、それぞれ、外側フレーム21および平板3の双方、および内側フレーム22および平板3側の双方に設けてもよい。

0022

さらに、図4に示すように、密閉部材31は、圧力付加方向に対して斜めに分断する分断部31bを設けてもよい。密閉部材32も同様に分断部31bを設けてもよい。この場合、密閉部材31,32は、圧力付加方向に対して拡大/縮小する。

0023

1パネル
2フレーム
2a,2b側辺
2c上辺部
2d下辺部
3平板
21外側フレーム
21a 第1の折り曲げ部
22内側フレーム
22a 第2の折り曲げ部
31,32密閉部材
31a,32a 凹部
31b分断部

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