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技術 発毛促進、脱毛予防、及び毛嚢改善用の食用コオロギ組成物

出願人 リー、サムグー
発明者 リー、サムグー
出願日 2016年12月2日 (3年11ヶ月経過) 出願番号 2016-234624
公開日 2017年6月15日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2017-105772
状態 特許登録済
技術分野 食品の着色及び栄養改善 動物,微生物物質含有医薬 化合物または医薬の治療活性 化粧料
主要キーワード 断面拡大写真 高付加価値製品 毛髪成分 中央右側 提供量 毛髪数 沸騰点 登録特許
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

本発明は、食用が可能なコオロギを用いて発毛剤を開発した。

解決手段

このような食用コオロギは、自体1日60〜100gの粉末又は前記重量に該当する抽出物剤形として提供する。これは、副作用の虞が少なく、安全であり、合成発毛促進及び脱毛予防医薬品よりも吸収率が高くて、医薬品、補助食品化粧料などに有用に使用することができる。特に、市販中のビタミンに含まれた栄養成分よりも高い鉄分、亜鉛、銅、及びビオチン(Biotin、Vitamin B7)と、毛髪を構成する多量のアミノ酸を含有しているので、発毛に卓越な効果を示している。そこで、本発明で現わした結果のように、短時間内に、発毛促進、脱毛予防、毛嚢改善の効果を容易に確認することができ、これの資源化及び高付加価値製品を多量に模索することができる。

概要

背景

身体を保護する役割の一部を担当する頭皮毛髪は、様々な外部刺激などの物理的衝撃と、紫外線、寒さや暑さなどから、頭部を保護するだけでなく、外的イメージ表現する重要な役目を果たしている。しかし、予期しなかった脱毛は、このような毛髪の機能に深刻な影響を及ぼすことになる。

過去、脱毛は、遺伝的な影響が大きいと知られており、世代を継いではげ頭になることと認識されてきた。しかし、近年になって脱毛は、遺伝的な要因の他に、様々な原因によって影響されることが明らかになっている。すなわち、脱毛は、喫煙ストレス不眠症、又は、ホルモン不均衡によっても発生することが知られている。しかし、依然として、脱毛の正確な原因が究明されておらず、脱毛防止のための信頼性のある方案提示していない実情である。このような状況下で、脱毛による現代人のストレスは加重されており、脱毛を防止し、発毛を促進する実効性のある技術に対する関心が高くなり、現在、シャンプーを初めとして、数多くの種類の脱毛予防剤と発毛剤が市販されている。

概要

本発明は、食用が可能なコオロギを用いて発毛剤を開発した。このような食用コオロギは、自体1日60〜100gの粉末又は前記重量に該当する抽出物剤形として提供する。これは、副作用の虞が少なく、安全であり、合成発毛促進及び脱毛予防医薬品よりも吸収率が高くて、医薬品、補助食品化粧料などに有用に使用することができる。特に、市販中のビタミンに含まれた栄養成分よりも高い鉄分、亜鉛、銅、及びビオチン(Biotin、Vitamin B7)と、毛髪を構成する多量のアミノ酸を含有しているので、発毛に卓越な効果を示している。そこで、本発明で現わした結果のように、短時間内に、発毛促進、脱毛予防、毛嚢改善の効果を容易に確認することができ、これの資源化及び高付加価値製品を多量に模索することができる。

目的

具体的に、食用コオロギの粉末や抽出物により、脱毛防止、発毛促進、及び毛嚢改善の技術的意義を有し、且つ、副作用を最小化する組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

請求項2

前記組成物は、シャンプーヘアリンスヘアトニックヘアジェルヘアローションヘアーパックヘアスプレー、ヘアームース、ヘアートリートメント、及び染毛剤からなる群より選ばれるいずれか1つの形態である、請求項1に記載の脱毛防止、毛嚢改善または発毛促進用組成物。

請求項3

請求項1に記載の前記組成物を含む、発毛促進薬学的組成物

請求項4

請求項1に記載の前記組成物を含む、脱毛予防用薬学的組成物。

請求項5

請求項1に記載の前記組成物を含む、毛嚢改善用薬学的組成物。

技術分野

0001

本発明は、食用コオロギの有効成分を用いて、発毛促進脱毛予防毛嚢改善が可能な組成物に関する。具体的に、食用コオロギの粉末抽出物により、脱毛防止、発毛促進、及び毛嚢改善の技術的意義を有し、且つ、副作用を最小化する組成物を提供することである。

背景技術

0002

身体を保護する役割の一部を担当する頭皮毛髪は、様々な外部刺激などの物理的衝撃と、紫外線、寒さや暑さなどから、頭部を保護するだけでなく、外的イメージ表現する重要な役目を果たしている。しかし、予期しなかった脱毛は、このような毛髪の機能に深刻な影響を及ぼすことになる。

0003

過去、脱毛は、遺伝的な影響が大きいと知られており、世代を継いではげ頭になることと認識されてきた。しかし、近年になって脱毛は、遺伝的な要因の他に、様々な原因によって影響されることが明らかになっている。すなわち、脱毛は、喫煙ストレス不眠症、又は、ホルモン不均衡によっても発生することが知られている。しかし、依然として、脱毛の正確な原因が究明されておらず、脱毛防止のための信頼性のある方案提示していない実情である。このような状況下で、脱毛による現代人のストレスは加重されており、脱毛を防止し、発毛を促進する実効性のある技術に対する関心が高くなり、現在、シャンプーを初めとして、数多くの種類の脱毛予防剤と発毛剤が市販されている。

先行技術

0004

韓国公開特許第10−2011−0138776号公報
韓国登録特許第10−1147288号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、これらの先行技術文献を含む殆どの従来技術では、薬用植物混合抽出物により、頭皮に塗るか、服用することで発毛を促進させることを特徴としているが、脱毛防止、発毛促進の効果が十分でなく、特に、毎年、数十万人に達する脱毛移植及び治療患者は、現在まで開発された天然抽出物を頭皮に直接使用する場合、皮膚刺激や損傷などの副作用が発生し、また飲む発毛剤の場合、性機能及び肝機能の低下、局所炎症などの副作用の危険性が大きくなっているのが実情である。

0006

大人男性の脱毛又ははげ頭の主要原因として、DHT(Dihydrotestosterone;DHT、又は5α−ジヒドロテストステロン)と呼ばれる男性ホルモン過度であるという学説がある([J.Urol.]179(6):2333−2338)。DHTの正常範囲は、男性2.02−12.38ng/ml、女性0.87−5.99ng/mlであるが、一般に、脱毛が進行中にある人々は、正常よりもかなり高い数値を表わす傾向があり、このようなDHTの増加によって、毛嚢が縮小され、脱毛が発生すると考える見解が有力である。

0007

そこで、殆どの脱毛防止、発毛促進の組成物は、男性ホルモンのDHTを制限することで、発毛を促進させるものであって、男性の性機能を低下させる問題点を伴うという限界があった。

0008

本発明は、様々な脱毛の原因で発生する現代人の脱毛を防止し、毛嚢の生成及び発毛を促進させながらも、副作用のない組成物を提供することを目的とする。より具体的に、本発明の目的は、食用コオロギの有効成分を添加した発毛促進、脱毛予防、及び毛嚢改善のための組成物として、カプセル剤粉末剤顆粒剤錠剤丸剤、又は飲料の剤形からなる群より選ばれるいずれか1つの形態を提供することである。

0009

UNでは、未来食糧資源として、昆虫を指目した(Edible insects Future prospects for food and feed security:FAO)ことは、周知の事実である。これは、瞬時に個体数を増やす旺盛な繁殖力と共に、タンパク質を含む栄養成分が非常に多いというメリットがあるからである。また、このような昆虫の中でもコオロギは、肝機能の改善と、二日酔い解消助けになるという事実は、農業振興の研究結果などからでも、既に知られている。

0010

本発明者は、肝機能の改善のために、コオロギを服用した者において、実際に、コオロギが肝機能改善と二日酔い解消に効果があることを確認した。そして、肝機能改善のために、コオロギを服用中に偶然に驚くべき事実を見つけたが、それは、コオロギを服用するによって、肝機能改善と共に、服用者頭髪豊富になることであった。このような発見は、今まで解決できていない脱毛及び発毛の問題を画期的に解決するような端緒を提供したと言える。本発明者は、このような可能性に対して、再確認可能な客観的実験結果を得るために、多数の実験を行っており、このような有効性に対して確認することができた。

課題を解決するための手段

0011

本発明は、食用コオロギの有効成分を人体持続的に供給することで、脱毛予防、発毛促進、及び毛嚢改善の効果を得ることである。

0012

具体的に、コオロギ粉末を、1日2〜3回で、1回提供量を30gとして、1日平均最大100gを超えないように摂取した。これを2ヶ月〜5ヶ月、又はその以上の長期間の間、身体に供給することで、脱毛予防、毛嚢改善、発毛促進の効果を得られることが確認できた。

0013

コオロギの有用成分は、コオロギ粉末により得るだけでなく、通常の抽出方式によって抽出物の形態で得ることもでき、その後に、様々な剤形物に加工して提供することができる。

0014

抽出方式としては、コオロギの栄養成分が破壊されることを最小化する方式が望ましく、その中でも、真空低温抽出方式は、真空中で沸騰点が低くなって、低温摂氏40〜90度)でも水が沸くことになるため、熱影響を受けやすい物質や空気と反応する物質の成分を破壊することなく、抽出が可能であるというメリットがある。

0015

コオロギを粉末化した組成物を製造する一実施例は、以下の通りである。本発明による食用コオロギにおいて剤形化した成分を用いた食用発毛剤組成物の製造方法は、
a) 食用コオロギを洗浄して冷凍する段階と、
b) 前記aのように設けられた食用コオロギを乾燥した後、粉砕して粉末状に作る段階と、
c) 前記aのように設けられた食用コオロギを乾燥した後、圧着して固形物に作る段階と、
d) 前記bとcの方法で作られた剤形物を経口用賦形剤と混合して、経口用製剤を製造する段階とを含む方法によって、製造することができる。

0016

本発明は、10年以上脱毛を経験している実験者に、乾燥した食用コオロギを粉末に剤形化した後に、1日2回以上、1回摂取量を30gとして、最大100gを超えないように摂取させた。該当剤形物を摂取した実験者は、30日、50日、70日、90日間隔で写真撮影し、発毛の進行状況を観て、正確な結果を提供した。

発明の効果

0017

本発明による食用が可能なコオロギの粉末又は抽出物を発毛剤として用いる場合、発毛促進、脱毛予防、毛嚢改善の効果があることを確認した。本発明のコオロギ成分が、脱毛防止、毛嚢改善、発毛効果を有することになる機転に対しては、正確に究明されてはいないが、コオロギに含有された豊富な栄養成分が相互作用により、このような作用効果を奏すると推察される。

0018

また、男性の性機能低下を誘発せず、効果的に脱毛を防止し、毛嚢改善、及び発毛効果を得られるが、これは、コオロギに含まれた鉄分、亜鉛、銅などの成分が、脱毛の原因として指目されている男性ホルモンであるDHTを抑制するが、タンパク質の一種であるアルギニン成分陰茎血管拡張に助けになって、鉄分、亜鉛、銅による性機能低下を補足することで、性機能低下の副作用を最小化するか、むしろ性機能を増大させる。

0019

現在まで、このような事例が世界的に報告されたことがないため、これを用いた製品が商用化される場合、付加価値が大きいと予想される。

図面の簡単な説明

0020

図1は、食用コオロギの経口用発毛剤組成物の製造工程を示す。
図2は、去る10年間脱毛が持続的に進行された45男性の発毛実験期間30日、50日、70日、90日の写真である。
図3は、発毛実験による発毛進行試験結果を示す写真である。
図4は、発毛実験による発毛進行試験結果を示す写真である。
図5は、発毛実験による発毛進行試験結果を示す写真である。
図6は、発毛実験による発毛進行試験結果を示す写真である。
図7は、コオロギ飼料を供給した実験群と、普通飼料を供給した対照群との発毛状態の実験写真である。

実施例

0021

前記のような食用コオロギ剤形は、副作用の虞が少なく、安全であり、発毛促進及び脱毛予防をする合成医薬品又は補助食品よりも吸収率が高くて、医薬品、補助食品、化粧料などに有用に使用することができる。特に、市販されるビタミンに含まれた栄養成分よりも高い鉄分、亜鉛、銅、及びビオチン(Biotin、Vitamin B7)と、毛髪を構成する多量のアミノ酸とを含有しているので、発毛に卓越な効果があるというメリットがある。

0022

また、実験結果のように、短時間内に大きい効果を容易に確認することができ、これの資源化及び高付加価値の製品を多量に模索することができる。

0023

本発明は、食用コオロギの有効成分を添加した発毛促進、脱毛予防、及び毛嚢改善のための組成物に関し、添付の図面を基に説明する。

0024

健康な状態の食用コオロギを洗浄し、下の温度で冷凍した後、乾燥して粉末化した。前記のような過程は、図1に示している。

0025

前記で得た粉末30gを、水と1:1で混合した後、蒸して、澱粉250gと混合し、通常の丸剤製造方法によって丸剤に製造することができる。

0026

又は、前記で得たコオロギ粉末30g又はコオロギ抽出物を、クエン酸50g、オリゴ糖5g、タウリン1g、及び精製水914mlと、通常のドリンク剤の製造方法によって混合した後、滅菌密封して、ドリンク剤として製造することもできる。

0027

前記のように設けられた粉末又は抽出物は、通常の製造方法によって、カプセル剤、粉末剤、顆粒剤、錠剤、丸剤、又は飲料の剤形に製造して、経口投与することができる。

0028

一般に知られている抽出方法は、蒸留抽出法、真空低温抽出法などがあるが、好ましくは、真空低温抽出法により、コオロギから有用な成分を破壊することなく、効果的に抽出することができる。その他にも、公知の抽出法を用いて、コオロギ粉末から抽出物を得ることができる。

0029

また、コオロギは、抽出物の形態に作られた後、シャンプー、ヘアリンスヘアトニックヘアジェルヘアローションヘアーパックヘアスプレー、ヘアームース、ヘアートリートメント、及び染毛剤からなる群より選ばれるいずれか1つの形態に作られる。

0030

<試験例1>
前記図2は、去る10年間脱毛が持続的に進行された45歳男性の発毛実験を行った写真を示している。今まで大部分の脱毛予防と発毛剤に関する研究結果を見ると、脱毛初期に少しの脱毛が進行されたところで発毛を研究した場合が殆どであるが、本研究の結果は、10年以上慢性的に持続され、はげ頭(Bald Hair)化していた脱毛患者においても、最短時間内(実験期間30日、50日、70日、90日)に髪の毛が生成され、厚くなって、発毛となることを、写真観察だけでも容易に分かり、本実験を通じて、食用コオロギの栄養成分が非常に卓越な発毛効果があることが確認できる。

0031

前記図2において、1の写真でのように、10年間持続して来た脱毛によって、前髪と側面にはほぼ髪の毛が存在しないことが分かる。しかし、本実験によって、乾燥コオロギの1日摂取量を一定に摂取した30日以後、図2の2〜5でのように、発毛効果を確実に確認することができる。実験開始30日、50日、70日、90日が経過することにつれ、頭皮の全般に亘って、髪の毛が濃くなり、且つ太くなる(Thicker)ことを確実に区分することができる。

0032

図3は、実験30日と90日後の頭皮の前髪部分と中後半部分とを比較した写真である。図3において、実験30日の経過後でも、実験前と比較すると、髪の毛が多く生成されていることが分かる。ところが、実験90日経過後の前髪部分は、驚くほどに早い発毛効果を見せている。また、図4の頭皮の中後半部分でも、毛髪の色が、脱毛段階の力のない毛髪段階で徐々に厚くなり、密集度(Hair Density)が強くなる毛髪状態全般的見えていることが確認できる。

0033

前記図3図4をより詳しく比較するために、図5において、頭頂中央右側部位を断面拡大して比較(Cross Sectional Increment Comparison)した。30日後の状態とは確か90日後に、発毛(Hair Regrowth)した毛髪の密集度(Hair Density)の差だけでなく、毛幹(Hair Shaft)が太くなって(Thicker Hair)いることが一見しても確実に現れる。

0034

また、図5において、発毛に関する重要な端緒を提供している。わずか90日ぶりに、10年間慢性的に進行されてきた脱毛患者から、確実に差がある程度の発毛となっていることが分かる。左側の実験30日において円で示した部分に、黒点(Black Dots)のようになった部分、該断面が新しく髪の毛が育っていることを示している。そして、90日後である右側写真に、30日前に現れたその領域に、髪が毛むくじゃらに育っていることが分かり、また、90日後の写真において、円で示した領域と四角形で示した部分に、毛髪の間で黒い点が見える。この部分も、頭皮(Scalp Dermis)を突き出た毛幹(Hair Shaft)が形成され始めたことが、写真を通じて確認することができる。

0035

図5の左側に、実験30日後、新しい毛幹が生成された部分において、90日後に髪が毛むくじゃらに育った発毛を示しているなら、図6は、より重要な端緒を提供する頭頂部断面拡大写真である。実験30日後に現れた毛幹は、その後から60日が経過した90日に、毛髪として育っていることを示している。図5の右側写真になかった新たな黒点が、60日後に再度黒点(Black Dots)に現れていることを、図6に円で示している。わずか60日という時差を置き、新たに発毛が進行して、毛幹が形成され始めたことを示す非常に重要な発毛の進行過程である。

0036

本実験の研究結果は、食用コオロギに含有された栄養成分を通じて、10年以上慢性的に進行された脱毛患者であっても、1日2回ずつ、30g程度の乾燥したコオロギを、粉末又は抽出物の形態で摂取して、脱毛予防と発毛を画期的に改善している。

0037

<実験例2>
実験例と同じコオロギ乾燥粉末を、毎日30gずつ2回、深刻に脱毛を経験しているヒトAに供給した後、1ヶ月単位で、脱毛がひどい頭頂部の毛髪状態を測定した。

0038

0039

<実験例3>
実験例と同じコオロギ乾燥粉末を、毎日30gずつ2回、深刻に脱毛を経験しているヒトBに供給した後、1ヶ月単位で、頭頂部の発毛状態を測定した。

0040

0041

実験2と実験3の臨床実験では、深刻な脱毛過程で一部はげ頭に近い状態のヒトА、Bに、コオロギ粉末を持続的に供給した後、頭皮の発毛状態を測定している。前記実験2、3によると、最初30日までは、一部脱毛を経験する過程で毛髪数が減少することにつれ、密度が少し減少することを除き、その以後に、持続的に毛髪数が増加している。すなわち、新たに毛嚢が生成されて、毛髪の密度を高めている。新たに形成された毛嚢の髪の毛は、太さが細いため、全体として平均太さを減少させて、既存の毛髪のみを測定した結果、逐次太さが太くなる傾向を示している。4ヶ月にわたった実験結果、頭頂部と後頭部共に、正常人の毛髪の太さ(0.075mm)に近づけていることが分かる。

0042

<実験4>動物実験
荷大学病院依頼して、食用コオロギ粉末の食餌供給が、C57BL/6Mouseの発毛に及ぼす影響を試験した。コオロギに含まれた豊富なタンパク質、不飽和脂肪酸、銅、鉄分、亜鉛のようなミネラルなどが、発毛の成長にどのような影響を及ぼすかを試験したものである。

0043

試験方法としては、生後6周齢の雄鼠の背部の毛を剃り取り、群あたり5匹ずつ2群に分離して、発毛効果を観察した。実験群には、コオロギ配合飼料を食べさせ、対照群には、標準固形配合飼料として、齧歯類放射線照射固形飼料PMILabDiet USA Ovalpellet、Irradiation)を食べさせて区分した。試験環境としては、12時間点灯し、逆滲透圧処理後、殺菌処理した上水道水を自由に摂取するようにした。

0044

各群のマウスの剃り取られた背部位を写真で撮影し、発毛を、実験1、2、3、4週目に亘って観察した。第1週目の各群の発毛はいずれも、0〜19%の範疇に入って、群間の差を見せなかった。第2週目の実験群では、5匹いずれも、80〜100%の発毛を見せることに対して、対照群の20〜39%発毛の2匹、40〜59%発毛の1匹、60〜79%発毛の1匹、80〜100%の発毛の1匹の結果を見せて(P<0.05)、意味のある結果を得ている。但し、第3週目と第4週目には、両群において5匹いずれも、80〜100%の発毛であって、差を見せなかった。コオロギ粉末が既存の飼料に比べて、栄養成分が豊富であるため、毛髪成長が早期に起こったと推察される。

0045

<2週目発毛効果の詳細分析

0046

0047

4週の飼育後、体重の変化を測定したところ、対照群は、平均2.36kgの体重が増加したことに対して、実験群では、2.46kgの体重が増加した。2群間の体重増加は、統計学的に差がない水準であった。

0048

本発明は、食用ペア別のコオロギで実験を行ったものであるが、通常の技術者であれば、その他の異なるコオロギ種をもって実験しても、同様な効果を奏することを容易に予想することができる。

0049

また、前記においては、コオロギ粉末で実験した結果を示しているが、コオロギ抽出物でも同様な効果を奏することは、自明に推定することができる。コオロギ粉末は、好ましくは、摂取及び塗布の容易性のために、抽出物の形態で抽出した後、その他の成分と共に服用するか、頭皮に塗布する方式で、同様な効果を得ることができる。

0050

<食用コオロギの有効成分が脱毛、発毛、毛嚢に及ぼす影響>
脱毛が発生する毛嚢(Hair Follicles)に重要な影響を及ぼす栄養学的要素のうち、コオロギに含有されているいくつかを説明しようとする。通常、栄養学的に発毛に関わる栄養成分と必要作用は、大きく、ミネラルとビタミン、アミノ酸に区分する。発毛に影響するミネラルには、鉄分(Iron)、亜鉛(Zinc)、銅(Copper)があり、ビタミンには、ビオチン(Biotin、ビタミンB7)があり、アミノ酸成分としては、ケラチン(Keratin)、グルタミン酸(Glutamic Acids)、メチオニン(Methionine)、アルギニン(Arginine)、シスチン(Cystine)、及び血液循環(BloodCirculation)などと説明することができる。これらの栄養成分が食用コオロギに全部含有されていて、発毛効果に卓越な機能を持たせることではないかと推定される。

0051

食用コオロギには、発毛に影響するような栄養成分の他にも、タンパク質を構成する必須アミノ酸を初めとして、20種のアミノ酸を全て含有しており、オメガ−3脂肪酸とビタミン及び無機質を多量含有していることを、研究分析"Rumpold、BA; Schluter、OK. "Nutritional Composition and Safety Aspects of Edible Insects"、Molecular Nutrition&Food Research; May、2013;57;5; P802−823"から分かる。

0052

本発明では、このような成分が多量含有された食用コオロギの有効成分を持続的に服用して、十分な栄養を頭皮に供給することで、発毛及び脱毛予防に肯定的な影響を及ぼすことと推察される。

0053

コオロギの栄養成分は、下記表の通りである。

0054

0055

すなわち、表5のような栄養成分がコオロギに含まれていることについては、既に公知されていると言えるが、これらの成分を備えたコオロギが、脱毛予防、毛嚢改善、及び発毛促進に有用であるということについては、知られたところが全くない。

0056

このようなコオロギの成分割合は、発毛に卓越な効果を発揮すると言えるが、コオロギを用いなくても、コオロギ成分比を有する組成物は、発毛効果を有すると言える。具体的に、鉄、亜鉛、銅、アルギニン、グルタミン酸、メニオニン、シスチンを含む脱毛防止、発毛促進用組成物において、鉄は、6.79〜11.23mg、亜鉛は、18.64〜21.79mg、銅は、0.8〜2.01mg、アルギニンは、57.3〜61mg、グルタミン酸は、104.4〜104.9mg、メチオニンは、14.6〜19.6mg、シスチンは、8.3〜9.8mgの含量比からなる脱毛防止、毛嚢改善、発毛促進用組成物である。

0057

0058

(1) 鉄分
身体は、脂肪とタンパク質、そして数多くの無機質からなっており、不足又は欠乏すると、血液が生成されないか、元気でない血液が作られることになる。鉄分は、赤血球内にあるヘモグロビン(hemoglobin)の中心から、酸素各組織に運搬する役割を果たす。ところが、発毛のためには、毛嚢(Hair Follicles)の栄養化、すなわち、血液循環(BloodCirculation)が非常に重要となり、この鉄分(Iron)が、毛嚢と頭皮(Scalp)に効果的に酸素を伝達して、髪の毛が育つように助けることと見られる。

0059

(2)亜鉛(Zinc)
亜鉛の摂取は、体内細胞組織新陳代謝活発にし、ビタミンCと共にコラーゲン合成を助け、毛髪の老化(Aging)を予防する。その他にも、亜鉛が行う役目には、膵臓(Pancreas)のインシュリン分泌を促進させて、血糖(Blood Glucose)を維持させる糖尿病予防(Diabetes Prevention)、免疫力(Immunity)改善、精力(Stamina)強化腎臓ろ過(Kidney Filtration)、高血圧(High Blood Pressure)予防、肩凝り(Shoulder Pain and Stiffness)、骨粗鬆症(Osteoporosis)骨密度(Bone Density)の改善、赤血球(Red Blood Cell)の原料で、貧血予防(Anemia Prevention)、活性酸素(Oxygen Radicals)を除去する抗酸化(Anti−Oxidation)の機能など、様々な役目を果たす非常に重要なミネラルである。亜鉛(Zinc)は、脱毛に悪影響を及ぼす男性ホルモン(DHT)を抑制する成分であって、コオロギに多量含有されている。

0060

(3) 銅(Copper)
体内の酵素とタンパク質の構成成分である銅(Copper)は、大人の場合、体内に約100〜150mg程度含有している。肝(Liver)と脳(Brain)に最も多く、心臓(Heart)、腎臓(Kidney)、膵臓(Pancreas)、脾臓(Spleen)、(Lung)、骨(Bone)、筋肉(Muscle)の順に存在する。鉄と共に血液の赤血球を作り、鉄の吸収と利用を高めて、心臓血管系(Cardiovascular System)を維持し、コラーゲン(Collagen)及びエラスチン(Elastin)の形成に関与して、骨、軟骨(Cartilage)、皮膚組織(Tissue)の維持と、免疫機能(Immunity Function)を高め、関節炎(Arthritis)、脊椎炎(Spondylitis)、潰よう(Ulcer)のような炎症性疾患(MaladieInflammatoire)に必要な栄養成分である。

0061

ところが、銅(Copper)は、脱毛を誘発する5−アルファ還元酵素(Reductase)を抑制する物質であって、毛嚢(Hair Follicles)を拡大し、毛髪の密集度を高め、頭皮(Scalp)部位の抗炎症(Anti−Inflamatory)の作用で、脱毛予防(Hair Loss Prevention)を行うことと見られる。

0062

(4)ビオチン(Biotin、ビタミンB7)
Vitamin H又はVitamin B7と知られているビオチンは、脱毛(Hair loss)、又は脆い爪(Brittle Nail)、皮膚、髪の毛、爪を元気にさせるビタミンと知られている。ビオチンは、ビタミンB群に属する他のビタミンと同じく、水によくとけるが、脂肪組織にはとけない。人体には、ビオチンを自体的に作ることはできないが、人間の臓に共生する'良い細菌'がビオチンを合成する。ビオチンは、毛髪がよく育つことに必要であるだけでなく、飲食物消化血糖管理に必要であり、炭水化物、脂肪、タンパク質が分解されることを助ける役目を通じて、コレステロールと血糖を調節することと知られている。

0063

従って、ビオチン欠乏(Biotin Deficiency)の主要症状としては、脱毛(Hair Loss)、高脂血症(Hyperlipidemia)、高血糖症(Hyperglycemia)、肝肥大(Hepatomegaly)、鬱病(Depression)、皮膚感覚異常(Cutaneous Sense Malfunction)、筋肉痛(Muscle Pain)、及び疲労累積(Fatigue Accumulation)などが発生することになる。

0064

コオロギには、人体の健康に必要なビタミンА、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB7、ビタミンB9など、ビタミンの宝庫であると言えるが、特に、脱毛予防と発毛促進、及び皮膚に良いビタミンB7が、多量で55.19mcg/100g含有されている。

0065

(5)発毛に影響するタンパク質アミノ酸
毛髪の構成成分である角質と呼ばれるケラチン(Keratin)は、18種に至るタンパク質アミノ酸からなっている。そのうち、毛嚢(Hair Follicles)の栄養供給頭皮血流(BloodCirculation)の流れを増進させることで、脱毛予防及び発毛促進に重要な作用をするタンパク質があり、代表的なアミノ酸が、アルギニン(Arginine)、グルタミン酸(Glutamic Acid)、シスチン(Cystine)、及びメチオニン(Methionine)アミノ酸であると医学的に知られているが、この全ての有用な物質が、本研究のために使われる食用コオロギに全部含有されているので、このような効果を有することと推定される。

0066

食用乾燥コオロギには、発毛のための全てのアミノ酸が豊富に入っており、これを食事代用に持続的に摂取するだけでも、約3ヶ月という短い時間内に、発毛促進がなされ、毛髪も厚くなるだけでなく、新たに生成される髪の毛も、写真拡大だけでも容易に観られる(図2〜6)。

0067

(5−1)アルギニン(Arginine)
毛髪を構成するケラチンの三大要素の1つであるアルギニンアミノ酸は、タンパク質の構成成分で、血管壁内皮細胞と反応して酸化窒素の生成を活性化させ、脱毛に直接関連した毛嚢細胞に血流を改善して、発毛を促進させる。乾燥コオロギは、57.3mg〜61mg/100gのアルギニンを多量含有している。

0068

(5−2)グルタミン酸(Glutamic Acids)
毛髪の栄養は、毛根で栄養を吸収して分裂及び増殖し、新しい毛髪細胞が育つようになるが、毛髪成分の大部分がケラチン(keratin)である硬蛋白質からなっている。毛髪のケラチンを構成するアミノ酸は、シスチンが最も多く、次は、グルタミン酸である。乾燥コオロギは、104.4mg〜104.9mg/100gのグルタミン酸を多量含有している。

0069

(5−3)硫黄(Sulfur)を含むメチオニン(Methionine)とシスチン(Cystine)
毛嚢に重要な影響を及ぼし、血液循環(BloodCirculation)に関与する硫黄(Sulfur)成分を含有するアミノ酸が、メチオニンとシスチンである。硫黄成分のメチオニンとシスチンは、毛髪と皮膚、及び爪の主要無機質で、ケラチン強化に必須的であり、シスチンは、ケラチンの構成成分の中で最も多い14〜18%を占めると知られている。硫黄成分の2つのアミノ酸は、血液循環を助けて、頭皮のフケ(Dandruffs)も除去し、発毛を促進させることに必須であるコラーゲン組織(Collagen tissues)の生産を向上させるものと知られている。乾燥コオロギには、メチオニン含量が14.6mg〜19.6mg/100g、シスチンが8.3mg〜9.8mg/100gが多量含有されている。

0070

以上のように、脱毛予防と発毛促進を助ける無機質とビタミン、及びタンパク質アミノ酸がコオロギに豊富に含有されており、発毛実験研究の3ヶ月ぶりに非常に顕著な結果を得られることになった。食用コオロギには、他の食品と比較できないほど、亜鉛(Zinc)、鉄分(Iron)、銅(Copper)、ビタミンАを初めとして、ビオチン(Biotin、ビタミンB7)が豊富に含有されており、硫黄を含有するメチオニン(Methionine)とシスチン(Cystine)アミノ酸、グルタミン酸(Glutamic Acids)、及び酸化窒素を成すアルギニン(Arginine)アミノ酸を多量含有していて、発毛を顕著に促進させる。

0071

コオロギの主要な栄養成分比は、脱毛予防と発毛促進に必要な栄養成分の好適な比率に対して、アイディアを供すると言える。そこで、鉄、亜鉛、銅、アルギニン、グルタミン酸、メニオニン、シスチンを含む脱毛防止及び発毛促進用組成物において、鉄は、6.79〜11.23mg、亜鉛は、18.64〜21.79mg、銅は、0.8〜2.01mg、アルギニンは、57.3〜61mg、グルタミン酸は、104.4〜104.9mg、メチオニンは、14.6〜19.6mg、シスチンは、8.3〜9.8mgの含量比となるように、脱毛防止及び発毛促進用組成物を構成することも可能である。

0072

しかし、ある栄養成分でも、多く過ぎて摂取すると、副作用が発生することがあるので、発毛に良い成分が多いコオロギであっても、脱毛予防、毛嚢改善、発毛促進に必ずしも良く現われると推定することができない。それにもかかわらず、コオロギに含まれた栄養成分の相互作用によって、実験3ヶ月ぶりに、脱毛が始まってから10年が経過した脱毛患者においても、急速に発毛が促進され、毛髪もより太くなり、白髪が黒髪に変わるような驚くべき効果を見出した。そこで、コオロギに含まれた栄養成分は、その相互作用乃至機転が明らかになっていないが、脱毛予防及び発毛促進、さらには、男性の性機能に副作用がない顕著な作用効果を有するものと言える。

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