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技術 画像形成装置

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 大久保貴弘柿田昭彦
出願日 2015年12月8日 (4年1ヶ月経過) 出願番号 2015-239046
公開日 2017年6月15日 (2年6ヶ月経過) 公開番号 2017-105566
状態 特許登録済
技術分野 シートの整合・反転 電子写真における紙送り ベルト,ローラによる搬送
主要キーワード 大容量メモリー バッファーメモリー 通常圧 ニップライン 定着ローラー対 光学センサー 後端付近 移動駆動
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月15日)のものです。
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図面 (19)

課題

生産性が高く、搬送性も十分な用紙の搬送制御を行う。

解決手段

画像形成装置は、圧接することにより、基準位置において用紙を挟持して搬送する第1ローラー対と、前記第1ローラー対が用紙を挟持した後、前記第1ローラー対を前記基準位置から前記用紙の搬送方向と直交する幅方向に移動して前記用紙の幅方向の位置ずれ補正するように、前記第1ローラー対の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記位置ずれの補正後、前記第1ローラー対が離間して元の基準位置に移動し、再び圧接する一連の動作を、前記第1ローラー対が挟持する用紙の後端が前記第1ローラー対を通過する前に完了するように、前記第1ローラー対の動作を制御することを特徴とする。

概要

背景

電子写真方式画像形成装置は、トナー等の色材を用いて像担持体上に画像を形成し、転写ローラー対により用紙を像担持体上に圧接させることにより、像担持体から用紙上へ画像を転写している。
転写ローラー対の直前にはレジストローラー対を配置し、当該レジストローラー対のニップラインに用紙の先端を突き当てて沿わせることにより、転写時の用紙の傾斜を補正することが一般的である。さらに、用紙を挟持したレジストローラー対を搬送方向と直交する幅方向に移動させることにより、用紙の幅方向の位置ずれを補正することができる(例えば、特許文献1参照。)。

用紙を挟持する際、レジストローラー対は基準位置にあり、幅方向の位置ずれを補正する際はこの基準位置から用紙を挟持した状態で移動する。その後、次の用紙の搬送のため、レジストローラー対は離間して用紙を解放し、元の基準位置へ戻る。
この離間のタイミングが早すぎると、転写ローラー対による用紙の搬送をレジストローラー対が十分にアシストできず、搬送不良が生じる可能性がある。

従来は、用紙を挟持したレジストローラー対が幅方向に移動した後、当該用紙の後端がレジストローラー対の直前を通過すると、レジストローラー対が離間を開始して元の基準位置に戻るように、搬送制御していた(例えば、特許文献2参照。)これにより、用紙の先端が転写ローラー対に到達してから、用紙の後端がレジストローラー対を通過する直前までの間、ほぼ1枚分の用紙の搬送をレジストローラー対がアシストすることができる。

概要

生産性が高く、搬送性も十分な用紙の搬送制御を行う。画像形成装置は、圧接することにより、基準位置において用紙を挟持して搬送する第1ローラー対と、前記第1ローラー対が用紙を挟持した後、前記第1ローラー対を前記基準位置から前記用紙の搬送方向と直交する幅方向に移動して前記用紙の幅方向の位置ずれを補正するように、前記第1ローラー対の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記位置ずれの補正後、前記第1ローラー対が離間して元の基準位置に移動し、再び圧接する一連の動作を、前記第1ローラー対が挟持する用紙の後端が前記第1ローラー対を通過する前に完了するように、前記第1ローラー対の動作を制御することを特徴とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

圧接することにより、基準位置において用紙を挟持して搬送する第1ローラー対と、前記第1ローラー対が用紙を挟持した後、前記第1ローラー対を前記基準位置から前記用紙の搬送方向と直交する幅方向に移動して前記用紙の幅方向の位置ずれ補正するように、前記第1ローラー対の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記位置ずれの補正後、前記第1ローラー対が離間して元の基準位置に移動し、再び圧接する一連の動作を、前記第1ローラー対が挟持する用紙の後端が前記第1ローラー対を通過する前に完了するように、前記第1ローラー対の動作を制御することを特徴とする画像形成装置

請求項2

前記用紙の搬送方向において前記第1ローラー対より下流側に隣接する第2ローラー対を備え、前記制御部は、前記第1ローラー対が挟持する用紙の先端が前記第2ローラー対に到達すると、前記第1ローラー対が離間を開始するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記制御部は、前記一連の動作を、前記第1ローラー対が挟持する用紙の後端が前記第1ローラー対を通過する前に完了するように制御する生産性優先モードと、前記第1ローラー対が挟持する用紙の後端が前記第1ローラー対を通過する直前か直後に前記一連の動作を開始するように制御する搬送性の優先モードのうち、いずれかの優先モードを、前記用紙の搬送経路、前記用紙の坪量及びサイズの条件に応じて選択することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。

請求項4

前記制御部は、前記用紙の搬送経路が屈曲部分を含む搬送経路であり、前記用紙の坪量が閾値より大きく、かつ前記用紙の搬送方向のサイズが前記第2ローラー対から前記屈曲部分までの搬送経路の長さより長い場合、前記生産性の優先モードと前記搬送性の優先モードのうち、ユーザーにより指定された優先モードで制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。

請求項5

前記制御部は、前記生産性の優先モードがユーザーにより指定された場合、前記第1ローラー対が離間を開始するタイミングを、前記第1ローラー対が挟持する用紙の後端が前記搬送経路の屈曲部分を通過した後に制限することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。

請求項6

前記制御部は、前記第1ローラー対が再び圧接するとき、前記第1ローラー対と前記第2ローラー対のそれぞれの用紙の搬送速度を同期させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。

請求項7

前記制御部は、前記第1ローラー対が再び圧接するときの各ローラーの移動速度を、基準速度よりも低速化させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置に関する。

背景技術

0002

電子写真方式の画像形成装置は、トナー等の色材を用いて像担持体上に画像を形成し、転写ローラー対により用紙を像担持体上に圧接させることにより、像担持体から用紙上へ画像を転写している。
転写ローラー対の直前にはレジストローラー対を配置し、当該レジストローラー対のニップラインに用紙の先端を突き当てて沿わせることにより、転写時の用紙の傾斜を補正することが一般的である。さらに、用紙を挟持したレジストローラー対を搬送方向と直交する幅方向に移動させることにより、用紙の幅方向の位置ずれを補正することができる(例えば、特許文献1参照。)。

0003

用紙を挟持する際、レジストローラー対は基準位置にあり、幅方向の位置ずれを補正する際はこの基準位置から用紙を挟持した状態で移動する。その後、次の用紙の搬送のため、レジストローラー対は離間して用紙を解放し、元の基準位置へ戻る。
この離間のタイミングが早すぎると、転写ローラー対による用紙の搬送をレジストローラー対が十分にアシストできず、搬送不良が生じる可能性がある。

0004

従来は、用紙を挟持したレジストローラー対が幅方向に移動した後、当該用紙の後端がレジストローラー対の直前を通過すると、レジストローラー対が離間を開始して元の基準位置に戻るように、搬送制御していた(例えば、特許文献2参照。)これにより、用紙の先端が転写ローラー対に到達してから、用紙の後端がレジストローラー対を通過する直前までの間、ほぼ1枚分の用紙の搬送をレジストローラー対がアシストすることができる。

先行技術

0005

特開2007−22680号公報
特開2012−162350号公報

発明が解決しようとする課題

0006

上記従来の搬送制御によれば、用紙の後端が通過する直前にレジストローラー対の離間を開始するため、用紙の後端の通過後に離間を開始する場合に比べて、用紙と用紙の間隔を短縮することができる。用紙の搬送速度を上げることができるため、生産性を向上させることができる。
しかしながら、短縮できるのは用紙の後端が通過するか否かのわずかな時間だけであり、生産性の向上が十分とはいえない。

0007

本発明の課題は、生産性が高く、搬送性も十分な用紙の搬送制御を行うことである。

課題を解決するための手段

0008

請求項1に記載の発明によれば、
圧接することにより、基準位置において用紙を挟持して搬送する第1ローラー対と、
前記第1ローラー対が用紙を挟持した後、前記第1ローラー対を前記基準位置から前記用紙の搬送方向と直交する幅方向に移動して前記用紙の幅方向の位置ずれを補正するように、前記第1ローラー対の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記位置ずれの補正後、前記第1ローラー対が離間して元の基準位置に移動し、再び圧接する一連の動作を、前記第1ローラー対が挟持する用紙の後端が前記第1ローラー対を通過する前に完了するように、前記第1ローラー対の動作を制御することを特徴とする画像形成装置が提供される。

0009

請求項2に記載の発明によれば、
前記用紙の搬送方向において前記第1ローラー対より下流側に隣接する第2ローラー対を備え、
前記制御部は、前記第1ローラー対が挟持する用紙の先端が前記第2ローラー対に到達すると、前記第1ローラー対が離間を開始するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置が提供される。

0010

請求項3に記載の発明によれば、
前記制御部は、前記一連の動作を、前記第1ローラー対が挟持する用紙の後端が前記第1ローラー対を通過する前に完了するように制御する生産性の優先モードと、前記第1ローラー対が挟持する用紙の後端が前記第1ローラー対を通過する直前か直後に前記一連の動作を開始するように制御する搬送性の優先モードのうち、いずれかの優先モードを、前記用紙の搬送経路、前記用紙の坪量及びサイズの条件に応じて選択することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置が提供される。

0011

請求項4に記載の発明によれば、
前記制御部は、前記用紙の搬送経路が屈曲部分を含む搬送経路であり、前記用紙の坪量が閾値より大きく、かつ前記用紙の搬送方向のサイズが前記第2ローラー対から前記屈曲部分までの搬送経路の長さより長い場合、前記生産性の優先モードと前記搬送性の優先モードのうち、ユーザーにより指定された優先モードで制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置が提供される。

0012

請求項5に記載の発明によれば、
前記制御部は、前記生産性の優先モードがユーザーにより指定された場合、前記第1ローラー対が離間を開始するタイミングを、前記第1ローラー対が挟持する用紙の後端が前記搬送経路の屈曲部分を通過した後に制限することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置が提供される。

0013

請求項6に記載の発明によれば、
前記制御部は、前記第1ローラー対が再び圧接するとき、前記第1ローラー対と前記第2ローラー対のそれぞれの用紙の搬送速度を同期させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置が提供される。

0014

請求項7に記載の発明によれば、
前記制御部は、前記第1ローラー対が再び圧接するときの各ローラーの移動速度を、基準速度よりも低速化させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置が提供される。

発明の効果

0015

本発明によれば、生産性が高く、搬送性も十分な用紙の搬送制御を行うことができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施の形態の画像形成装置の概略構成を示す正面図である。
画像形成装置の構成を機能ごとに示すブロック図である。
次転写ローラー対へ至る搬送経路を示す拡大図である。
レジストローラー対の移動駆動部の構成例を示す上面図である。
生産性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
生産性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
生産性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
生産性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
生産性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
搬送性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
搬送性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
搬送性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
搬送性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
搬送性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
搬送性の優先モードにおけるレジストローラー対の動作を示す正面図である。
生産性と搬送性の各優先モードでレジストローラー対の動作を制御するときのタイミングチャートである。
画像形成装置が画像形成条件に応じた搬送制御を実行するときの処理手順を示すフローチャートである。
各画像形成条件において選択できる優先モードの対応を示すテーブルの図である。

実施例

0017

以下、本発明の画像形成装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。

0018

図1は、本実施の形態の画像形成装置Gの概略構成を示している。
画像形成装置Gは、図1に示すように画像形成部20を備え、当該画像形成部20によりトナー等の色材を用いて用紙上に画像を形成する。

0019

図2は、画像形成装置Gの主な構成を機能ごとに表すブロック図である。
図1及び図2に示すように、画像形成装置Gは、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、画像読取部17、画像メモリー18、画像処理部19及び画像形成部20を備えている。

0020

制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、記憶部12から各種プログラム読み出して実行することにより、各部を制御する。
例えば、制御部11は、画像生成部16又は画像読取部17により生成され、画像メモリー18に保持された原画像を、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の原画像に基づいて、画像形成部20により用紙上に画像を形成させる。

0021

制御部11は、用紙の搬送制御を行い、その搬送制御の1つとして、画像を転写する用紙の傾斜や位置ずれを補正するレジストローラー対30の動作を制御する。
具体的には、制御部11は、レジストローラー対30が用紙を挟持した後、レジストローラー対30を基準位置から用紙の搬送方向と直交する幅方向に移動して、用紙の位置ずれを補正するように、レジストローラー対30の動作を制御する。制御部11は、位置ずれの補正後、レジストローラー対30が離間して元の基準位置に移動し、再び圧接する一連の動作(次の用紙の搬送準備動作)を、レジストローラー対30が挟持する用紙の後端がレジストローラー対30を通過する前に完了するように、レジストローラー対30の動作を制御する。

0022

記憶部12は、制御部11により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶している。記憶部12としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。

0023

操作部13及び表示部14は、図1に示すように、ユーザーインターフェイスとして画像形成装置Gの上部に設けられている。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。

0024

通信部15は、ネットワーク上の外部装置、例えばユーザー端末サーバー、他の画像形成システム等と通信する。
通信部15は、ユーザー端末からネットワークを介して、画像を形成する指示内容ページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたベクトルデータを受信する。

0025

画像生成部16は、通信部15により受信したベクトルデータをラスタライズ処理し、ビットマップ形式の原画像を生成する。原画像は、各画素がC(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の4色の画素値を有する。画素値は画像の濃淡を表すデータ値であり、例えば8bitのデータ値は0〜255階調の濃淡を表す。

0026

画像読取部17は、図1に示すように自動原稿送り装置スキャナー等からなり、原稿台上にセットされた原稿面を読み取って、ビットマップ形式の原画像を生成する。画像読取部17により生成された原画像は、各画素がR(赤)、G(緑)及びB(青)の3色の画素値を有する。この原画像は、図示しない色変換部によって、C、M、Y及びKの4色の画素値を有する原画像に色変換される。

0027

画像メモリー18は、画像生成部16又は画像読取部17により生成された原画像を一時的に保持するバッファーメモリーである。画像メモリー18としては、DRAM(Dynamic RAM)等を用いることができる。

0028

画像処理部19は、画像メモリー18から原画像を読み出して、濃度補正処理中間調処理等の画像処理を施す。
濃度補正処理は、原画像の各画素の画素値を、用紙上に形成された画像の濃度が目標の濃度と一致するように補正した画素値に変換する処理である。
中間調処理は、中間調疑似的に再現するための処理であり、例えば誤差拡散処理組織的ディザ法を用いたスクリーン処理等である。

0029

画像形成部20は、画像処理部19により画像処理された原画像の各画素の4色の画素値に応じて、C、M、Y及びKの4色からなる画像を用紙上に形成する。
画像形成部20は、図1に示すように、4つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー対23、定着装置24、給紙トレイ25、手差し用の給紙トレイT1、排紙トレイT2等を備えている。

0030

4つの書込みユニット21は、中間転写ベルト22のベルト面に沿って直列タンデム)に配置され、C、M、Y及びKの各色の画像を形成する。各書込みユニット21は形成する画像の色が異なるだけで構成は同じであり、図1に示すように、光走査装置2a、感光体2b、現像部2c、帯電部2d、クリーニング部2e及び1次転写ローラー2fを備えている。

0031

画像形成時、各書込みユニット21では、帯電部2dにより感光体2bを帯電させた後、原画像に基づいて光走査装置2aにより出射した光束で感光体2b上を走査し、静電潜像を形成する。現像部2cによりトナー等の色材を供給して現像すると、感光体2b上に画像が形成される。
4つの書込みユニット21の感光体2b上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー2fにより、中間転写ベルト22上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト22上には各色からなる画像が形成される。中間転写ベルト22は、複数のローラーに巻き回されて回動する像担持体である。1次転写後、クリーニング部2eにより感光体2b上に残留する色材を除去する。

0032

画像形成部20では、回動する中間転写ベルト22上の画像が2次転写ローラー対23の位置に至るタイミングに合わせて、給紙トレイT1又は25から用紙を給紙する。2次転写ローラー対23の圧接により、中間転写ベルト22から用紙上に画像を転写(2次転写)すると、定着装置24に用紙を搬送して定着処理を施し、排紙トレイT2へ排紙する。定着処理は、定着ローラー対241により用紙を加熱及び加圧して画像を用紙に定着させる処理である。用紙の両面に画像を形成する場合、搬送経路26に用紙を搬送して用紙面反転させた後、2次転写ローラー対23の位置へ再度用紙を給紙する。

0033

図3は、2次転写ローラー対23へ至る用紙の搬送経路を示している。
図3に示すように、2次転写ローラー対23の用紙の搬送方向上流側にはレジストローラー対30が隣接して配置され、下流側には定着ローラー対241が隣接して配置されている。2次転写ローラー対23は、対をなす一方のローラーが中間転写ベルト22に圧接し、他方が中間転写ベルト22を巻き回す複数のローラーのうちの1つを構成している。レジストローラー対30は、順回転及び逆回転が可能であり、用紙の搬送方向と直交する幅方向へ移動することができる。

0034

また、搬送経路上には、センサー61〜63が配置されている。
センサー61は、レジストローラー対30に隣接して配置され、用紙の幅方向の位置ずれを検出する。センサー62は、レジストローラー対30とその直前のローラー対41との間に配置され、レジストローラー対30が挟持する用紙の後端を検出する。センサー63は、センサー62より搬送方向上流側に配置され、レジストローラー対30へ搬送される用紙の先端を検出する。各センサー61〜63としては、光学センサー等を用いることができる。

0035

図3に示すように、レジストローラー対30へ至る搬送経路には、給紙トレイT1又は25から給紙される用紙の搬送経路Daと、搬送経路26により表裏を反転させた用紙の搬送経路Dbがある。搬送経路Daは曲率が小さく、ローラー対41によりほぼ直線状に用紙を搬送することができるが、搬送経路Db上にはローラー42が配置され、このローラー42によって折り返すように用紙を搬送するため、曲率が大きい屈曲部分がある。図3において、2次転写ローラー対23からこの屈曲部分までの距離をdと表している。

0036

図4は、レジストローラー対30の移動駆動部50を用紙上面から表す上面図である。
図4に示すように、移動駆動部50は、モーター51、一方がモーター51の出力軸に連結された2つのギア52、2つのギア52に架け渡されたタイミングベルト53、タイミングベルト53とレジストローラー対30の回転軸31を連結する連結部材54等を備えている。

0037

用紙の幅方向における位置ずれを補正する際、モーター51が位置ずれの補正量に対応する角度で回転する。この回転がギア52及びタイミングベルト53を介して回転軸31に伝達され、回転軸31の軸方向すなわち用紙の幅方向にレジストローラー対30が移動する。
この移動後の位置から、移動時と同じ角度だけモーター51が逆回転することにより、レジストローラー対30を位置ずれの補正時と逆方向に移動させることができ、レジストローラー対30の位置を移動前の元の基準位置に戻すことができる。この基準位置をホームポジション(HP:Home Position)と呼ぶことがある。

0038

図5A図5Eは、用紙の傾斜及び幅方向の位置ずれを補正する際のレジストローラー対30の動作を示している。
図5Aに示すように、基準位置にあるレジストローラー対30により用紙を挟持した後、センサー61により用紙の幅方向の位置ずれを検出すると、検出した位置ずれ量に応じて、移動駆動部50により、レジストローラー対30を基準位置から用紙の幅方向に移動させて、用紙の位置ずれを補正する。
そして、図5Bに示すように、レジストローラー対30により挟持した用紙の先端が、2次転写ローラー対23に到達した時点で、次の用紙の搬送準備動作を開始する。

0039

具体的には、図5Bに示すように、レジストローラー対30及びローラー対41の離間を開始し、図5Cに示すように、移動駆動部50によりレジストローラー対30を元の基準位置に戻すため、用紙の幅方向における移動を開始する。基準位置への移動を完了すると、図5Dに示すように、レジストローラー対30及びローラー対41を再び圧接させる。この離間から再圧接までの一連の動作を、次の用紙の搬送準備動作として、用紙後端がレジストローラー対30を通過する前に完了する。これにより、用紙が通過後、次の用紙をすぐに搬送することができ、用紙と用紙の間隔を短縮して用紙の搬送速度を上げることができる。また、2次転写ローラー対23の用紙の搬送を、再圧接したレジストローラー対30によりアシストすることができる。

0040

なお、レジストローラー対30の搬送を円滑にするため、制御部11は、図5Bに示すように離間した後もレジストローラー対30が回転を継続するように制御することが好ましい。

0041

また、制御部11は、レジストローラー対30が再び圧接するとき、レジストローラー対30と2次転写ローラー対23のそれぞれの用紙の搬送速度、すなわち各ローラー対の回転速度を同期させることが好ましい。
これにより、レジストローラー対30が再び圧接して2次転写ローラー対23が搬送する用紙の搬送をアシストする際にも、用紙の張力を一定に維持することができ、用紙のツレやたるみ等の搬送不良を防ぐことができる。

0042

また、制御部11は、レジストローラー対30が再び圧接するときの各ローラーの移動速度を、通常圧接時の基準速度よりも低速化させることが好ましい。
これにより、再圧接により2次転写ローラー対23が搬送中の用紙にレジストローラー対30が接触するときの衝撃を緩和することができ、接触による搬送不良を減らすことができる。

0043

制御部11は、再び圧接するときのレジストローラー対30の用紙の搬送力が2次転写ローラー対23と同じ搬送力になるように制御することもできる。
これにより、レジストローラー対30と2次転写ローラー対23の搬送力の差による用紙のツレ等の搬送不良を減らすことができる。
ローラー対による搬送力は、ローラー対のニップ圧ローラー表面摩擦係数乗算することにより求められるため、具体的にはニップ圧を調整することにより搬送力を制御することができる。
通常、2次転写ローラー対23は、転写に必要十分なニップ圧となるように調整され、レジストローラー対30よりもニップ圧が小さいことが多いが、レジストローラー対30が再び圧接するときのニップ圧を2次転写ローラー対30と合わせることにより、両者の搬送力が同じとなるように制御することができる。

0044

次の用紙の搬送準備動作の完了後、センサー63により次の用紙の先端を検出すると、ローラー対41が搬送時と同じように順回転し、レジストローラー対30が逆回転する。
図5Eに示すように、逆回転するレジストローラー対30のニップに用紙の先端を突き当てた後、順回転するローラー対41によりさらに用紙を送り込んで湾曲させると、先端をニップラインに沿わせて用紙の傾斜を補正することができる。その後、レジストローラー対30を順回転させて、図5Aに示すように用紙を挟持する。

0045

図6A図6Fは、用紙の傾斜及び幅方向の位置ずれを補正する際の従来のレジストローラー対30の動作を示している。
図6Aに示すように、レジストローラー対30が圧接して用紙を挟持した後、センサー61により位置ずれを検出すると、移動駆動部50によりレジストローラー対30を基準位置から用紙の幅方向に移動させて、用紙の位置ずれを補正する。
その後、図6Bに示すように、レジストローラー対30により挟持している用紙の後端を、レジストローラー対30の直前に位置するセンサー62により検出すると、次の用紙の搬送準備動作を開始する。

0046

具体的には、図6Bに示すように、レジストローラー対30及びローラー対41の回転を停止して離間させ、図6Cに示すように、移動駆動部50によりレジストローラー対30を元の基準位置に戻すため、幅方向への移動を開始する。基準位置への移動を完了すると、図6Dに示すように、レジストローラー対30及びローラー対41を再び圧接させる。

0047

図6Eに示すように、センサー63により次の用紙の先端が検出されると、ローラー対41は搬送時と同じように順回転を開始し、レジストローラー対30は逆回転を開始する。
図6Fに示すように、逆回転するレジストローラー対30のニップに用紙の先端を突き当てた後、順回転するローラー対41によりさらに用紙を送り込んで湾曲させると、先端をニップラインに沿わせて用紙の傾斜を補正することができる。その後、図6Aに示すようにレジストローラー対30を順回転させて、用紙を挟持する。

0048

図6A図6Fに示す動作によれば、2次転写ローラー対23に用紙の先端が到達した後もレジストローラー対30により用紙の後端付近まで搬送をアシストできるため、搬送性が高い。しかし、用紙の後端付近がレジストローラー対30を超えてからでなければ、次の用紙の搬送準備動作を開始できない。これに対し、図5A図5Eに示す動作によれば、用紙の後端がレジストローラー対30を通過する前に次の用紙の搬送準備動作を完了しているため、通過後すぐに次の用紙の搬送を開始して用紙の搬送速度を上げることができ、生産性が高い。2次転写ローラー対23による用紙の搬送が開始されると離間を開始するため、レジストローラー対30による搬送のアシストをいったん終えるが、用紙の後端が通過する前に再圧接してアシストを再開するため、用紙後端のぶれ斜行スリップ等の搬送不良を防いで、十分な搬送性を得ることができる。

0049

このように、図5A図5Eに示す動作によれば、十分な搬送性を得ながら生産性を高めることができるが、用紙の坪量やサイズ、レジストローラー対30へ至る用紙の搬送経路等の画像形成条件によっては、高い生産性よりも高い搬送性を優先した方がよい場合がある。
例えば、図3に示すように、給紙トレイT1又は25からレジストローラー対30へ至る搬送経路Daは直線状であり、搬送経路による用紙への負荷が小さいため、用紙の坪量やサイズによらず、生産性が高い搬送制御を行っても十分な搬送性を得ることが可能である。

0050

一方、搬送経路26からレジストローラー対30へ至る搬送経路Dbには屈曲部分がある。用紙の坪量が小さくコシが弱い用紙であるか、搬送方向のサイズが小さく、2次転写ローラー対23に用紙先端が到達した時に用紙後端がすでに屈曲部分を通過しているのであれば、生産性が高い搬送制御を行っても十分な搬送性を得ることが可能である。しかしながら、厚紙等、用紙の坪量が大きくコシが強い用紙であって、搬送方向のサイズが大きく、2次転写ローラー対23へ用紙先端が到達した時に屈曲部分にまだ用紙が残っている場合、屈曲部分を通過する時の用紙の搬送負荷が大きい。このように搬送負荷が大きい画像形成条件の場合は、図5A図5Eに示すように生産性を重視した搬送制御よりも、図6A図6Fに示すように搬送性を重視した搬送制御の方が、搬送不良を防ぐ観点から好ましい。

0051

よって、制御部11は、図6A図6Fに示すレジストローラー対30の一連の動作を搬送性の優先モードとし、図5A図5Eに示すレジストローラー対30の一連の動作を生産性の優先モードとして、画像形成条件に応じていずれかの優先モードを選択することが好ましい。

0052

図7は、搬送性と生産性の各優先モードでレジストローラー対30の動作を制御するときのタイミングチャートを示している。
図7において、レジストローラー対30が用紙を挟持してから、当該用紙の先端が2次転写ローラー対23へ到達するまでの経過時間をT3、当該用紙の後端がレジストローラー対30を通過するまでの経過時間をT10と表している。
用紙の先端が2次転写ローラー対23へ到達するまでは生産性の優先モードか搬送性の優先モードかによらず、レジストローラー対30の動作は同じであり、レジストローラー対30が用紙を挟持した後、センサー61により用紙の位置ずれを検出すると、レジストローラー対30が基準位置(HP)からの移動を開始する。図7において、用紙を挟持してからセンサー61により用紙の位置ずれを検出するまでの時間をT1、位置ずれを検出してから位置ずれ補正のためにレジストローラー対30の移動を開始するまでの時間をT2と表している。

0053

用紙の先端が2次転写ローラー対23へ到達後、生産性の優先モードでは、時間T4の経過後に、次の用紙の搬送準備動作を開始する。まず、レジストローラー対30の離間を開始する。また、離間の開始から時間T5の経過後にレジストローラー対30の基準位置(HP)への移動を開始する。この移動の開始から完了までに要する時間をT6と表している。移動の完了から時間T7の経過後にレジストローラー対30の圧接を開始し、圧接の開始から完了までに要する時間をT8と表している。レジストローラー対30の圧接の完了から時間T9が経過すると、次の用紙の搬送を開始する。

0054

制御部11は、生産性の優先モードにおいて、レジストローラー対30が用紙を挟持してから次の用紙の搬送準備を完了するまでの時間、すなわち各時間T3〜T8の合計時間が、レジストローラー対30が用紙を挟持してから当該用紙の後端がレジストローラー対30を通過するまでの時間T10より短くなるように、レジストローラー対30の離間、圧接及び移動を開始するタイミングを制御する。時間T3、T6、T8及びT10は、用紙のサイズ、搬送速度等によって定まる時間であるため、制御部11は、時間T4、T5及びT7を短くすることにより、各時間T3〜T8の合計時間が時間T10未満になるように調整することができる。

0055

搬送性の優先モードにおける次の用紙の搬送準備動作の流れは、生産性の優先モードと同じだが、開始するタイミングが異なっている。すなわち、搬送性の優先モードでは、用紙の先端が2次転写ローラー対23へ到達したタイミングではなく、用紙の後端がレジストローラー対30の直前を通過し、センサー62により検出されたタイミングで、次の用紙の搬送準備動作を開始する。

0056

生産性の優先モードは、用紙の後端がレジストローラー対30を通過するまでに次の用紙の搬送準備動作を完了している。そのため、通過から時間T9の経過後にすぐに次の用紙の搬送が可能であり、用紙の後端がレジストローラー対30の直前を通過してから次の用紙の搬送準備動作を行う搬送性の優先モードに比べて用紙の搬送速度を上げることができ、生産性が高い。一方、搬送性の優先モードは、2次転写ローラー対23が用紙を挟持した後もレジストローラー対30により用紙の搬送を長くアシストすることができるため、生産性の優先モードと比べて搬送性が高い。

0057

図8は、画像形成装置Gが、優先モードを選択して用紙の搬送制御を行う際の処理手順を示している。
画像形成装置Gにおいては、図8に示すように、ジョブの画像形成条件が、図9に示す画像形成条件1〜4のいずれに該当するかを制御部11により決定する(ステップS1)。

0058

図9は、画像形成条件1〜4と各画像形成条件1〜4において選択できる優先モードとの対応を示すテーブルである。
上述したように、レジストローラー対30へ至る搬送経路が搬送経路Daであれば、用紙の坪量及びサイズによらず十分な搬送性が得られるため、図9に示すように、用紙の搬送経路が搬送経路Daである画像形成条件1は、どの用紙の坪量及びサイズでも生産性の優先モードを選択できる。

0059

搬送経路Dbでは、コシが弱いか、2次転写ローラー対23から屈曲部分までの距離dより短いサイズの用紙であれば、生産性の優先モードを選択できる。一方、コシが強く、距離dを超える長さの用紙の場合は、ユーザーにより生産性の優先モードか搬送性の優先モードかを指定してもらうことが好ましい。
用紙のコシは坪量が大きいほど強くなるため、用紙の坪量を段階的に大きくして生産性の優先モードにより搬送制御し、搬送性が低下するときの坪量を閾値として、この閾値を超える坪量の用紙をコシが強い用紙、閾値未満の坪量の用紙をコシが弱い用紙として決定すればよい。

0060

坪量の閾値が180g/m2であり、距離dが240nmである場合、図9に示すように、搬送経路Dbであっても、用紙の坪量が閾値180g/m2以下である画像形成条件2か、用紙の搬送方向のサイズが240mm以下である画像形成条件3であれば、生産性の優先モードを選択できる。一方、用紙の搬送経路が搬送経路Dbであり、使用する用紙の坪量が180g/m2を超え、かつ搬送方向のサイズが240mmを超える画像形成条件4の場合は、生産性の優先モードか搬送性の優先モードかをユーザーにより指定させる。

0061

なお、レジストローラー対30に至るまでの搬送経路は、ジョブの印刷設定片面印刷であるか両面印刷であるかによって決定することができる。ジョブの印刷設定が両面印刷であれば、裏面への画像形成時に搬送経路Dbが使用されるため、制御部11は、用紙の搬送経路が搬送経路Dbであると決定することができ、片面印刷であれば、用紙の搬送経路は搬送経路Daであると決定することができる。
用紙の坪量とサイズは、印刷設定時に設定された給紙トレイに収容されている用紙の坪量及びサイズを、全ページの用紙の坪量及びサイズとして決定することができる。例えば、坪量が65g/m2、サイズがA4の用紙を収容する給紙トレイ25の場合、各ページの用紙の坪量は65g/m2、搬送方向のサイズが297mmと決定することができる。

0062

制御部11は、ジョブの画像形成条件が画像形成条件1〜3のいずれかであると決定した場合(ステップS1:b1)、生産性の優先モードを選択する(ステップS2)。
また、制御部11がジョブの画像形成条件が画像形成条件4であると決定した場合(ステップS1:b2)、表示部14により、生産性及び搬送性の優先モードのいずれかを指定できる操作画面を表示する(ステップS3)。そして、操作部13を介してユーザーにより搬送性の優先モードが指定された場合(ステップS4:b3)、制御部11は搬送性の優先モードを選択する(ステップS5)。

0063

また、ユーザーにより生産性の優先モードが指定された場合(ステップS4:b4)、制御部11は生産性の優先モードを選択する。この場合、制御部11は、十分な搬送性が得られるように、生産性の優先モードにおいて、レジストローラー対30が離間を開始するタイミングを、レジストローラー対30が挟持する用紙の後端が搬送経路Dbの屈曲部分を通過した後に制限する(ステップS6)。用紙の後端が搬送経路Dbの屈曲部分を通過するタイミングは、用紙の搬送方向のサイズと搬送速度とから算出することができる。

0064

生産性と搬送性のいずれかの優先モードを選択後、制御部11は選択した優先モードで用紙の搬送制御を実行する(ステップS7)。

0065

以上のように、本実施の形態の画像形成装置Gは、圧接することにより、基準位置において用紙を挟持して搬送するレジストローラー対30と、レジストローラー対30が用紙を挟持した後、レジストローラー対30を基準位置から用紙の搬送方向と直交する幅方向に移動して、用紙の位置ずれを補正するように、レジストローラー対30の動作を制御する制御部11と、を備えている。制御部11は、位置ずれの補正後、レジストローラー対30が離間して元の基準位置に移動し、再び圧接する一連の動作(次の用紙の搬送準備動作)を、レジストローラー対30が挟持する用紙の後端がレジストローラー対30を通過する前に完了するように、レジストローラー対30の動作を制御する。

0066

これにより、レジストローラー対30が挟持する用紙の後端がレジストローラー対30通過した後、すぐに次の用紙の搬送を開始することができる。用紙と用紙の間隔を短縮することができ、画像形成の高速化による生産性の向上を図ることができる。また、次の搬送準備のため、レジストローラー対30はいったん離間して用紙を解放するが、通過前に再び用紙を挟持して用紙の搬送をアシストすることができる。よって、生産性が高く、搬送性も十分な用紙の搬送制御を行うことができる。

0067

上記実施の形態は本発明の好適な一例であり、これに限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明の第1ローラー対及び第2ローラー対の一例として、レジストローラー対30及び2次転写ローラー対23を挙げたが、これら以外の用紙の位置ずれ補正に用いられるローラー対にも、本発明を適用することができる。

0068

また、搬送性の優先モードにおいて、レジストローラー対30の搬送アシストの時間をより長くして搬送性が高まるように、次の用紙の搬送準備のため、レジストローラー対30が離間を開始するタイミングを、用紙の後端がレジストローラー対30を通過した直後としてもよい。

0069

G画像形成装置
20画像形成部
23 2次転写ローラー対
30レジストローラー対
241定着ローラー対
25給紙トレイ
26搬送経路
50移動駆動部

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