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技術 満腹応答を誘導するためのペットフード組成物

出願人 ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド
発明者 サマー・アル-ムラニ
出願日 2017年1月10日 (3年10ヶ月経過) 出願番号 2017-002161
公開日 2017年6月15日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2017-104112
状態 特許登録済
技術分野 飼料(2)(一般) 特定動物用飼料
主要キーワード 有効重量 注文生産 省略表現 トマトパウダー 給餌システム フィルター付 処理強度 AFC
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この項目の情報は公開日時点(2017年6月15日)のものです。
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課題

有効量の消費時に、動物における満腹応答誘導する成分およびペットフード組成物を提供する。

解決手段

満腹応答を誘導するのに有効な量で満腹誘導剤を含むペットフード組成物であって、ここに、該満腹誘導剤は、NPY、NPY受容体レプチンおよびレプチン受容体から選択される一以上の遺伝子の発現を調節するのに有効であり、かつ、該満腹誘導剤は、ベータカロテントマトパウダーおよびレスベラトロールから選択されるものである、ペットフード組成物。

概要

背景

過度食物摂取およびその体重への悪影響はよく知られている。徐々に、過度の食物摂取が、動物脂肪貯蔵される正味余剰カロリーを生成する。余剰体脂肪蓄積は、動物の全体的な外観が一般に認められている形態的標準合致しないというような総レベル、および、動物の全体的な健康の見通しが損なわれうる、すなわち、糖尿病のような病的肥満およびその併発状態の場合に臓器系へのストレスに起因して損なわれうるというような代謝レベルの両方で、マイナスの結果を有する。

動物のカロリー摂取を制限することに基づく栄養アプローチは、健康および平均体重にプラスの効果があることが知られている。しかしながらこれらのアプローチは、規定の間隔で制御された量のフード分配するために、ヒト側の積極的な介入を必要とする。さもなければ、フード供給源へ継続的に接近できる(「自由に」を与えられる)動物は、満腹感の発生まで消費を続けるだろう。しかしながら、フード消費に応じる満腹感の発生は段階的または遅延型の反応であり、通常、所望のカロリー制限よりも多い消費を日常的にもたらすであろう。

現在市場に出回っているほとんどのコンパニオンアニマルの餌は、減量のための手段としてカロリー制限に依存している。このアプローチは、本質的に、体重を力ずくで制御することに依存しており、動物がまさに必要とされるものだけを入手することを確保することは、動物の保護者(guardian)によるコンプライアンスに大きく依存している。要するに、カロリー制限に頼るダイエットで、自由に餌を与えられるコンパニオンアニマルは、まだなお体重が増加するだろう。

KamijiおよびInuiによる総説(Endocrine Reviews, 28(6):664−684)において、著者らは、NPYが膵臓ポリペプチド(PP)ファミリーの36アミノ酸神経ペプチドメンバーであることを述べた。それには、ペプチドYY(PYY)とPPが含まれる。NPYは、げっ歯類およびヒトの両方の中枢神経系において、最も豊富で広く分布しているペプチドである。視床下部内では、NPYは食物摂取および体重の制御において重要な役割を果たしている。中枢投与されたNPYは食物摂取と体重の堅調な増加を引き起こし、かつ、慢性投与により、最終的に肥満を生成することができる。

NPYの生物学的作用は、Y1、Y2及びY5サブファミリーをもたらす3種のY受容体遺伝子由来する受容体によって媒介される。3種全てが摂食行動の調節に役割を果たしている。最近の研究では、視床下部におけるNPYの発現阻害された場合、処置された動物は50%未満のNPYを放出し、より少ない体重を獲得し、処置後最大50日までコントロールよりも小食であったことが示されている(Beck, B., Phil. Trans. R, Soc. B (2006) 361, 1159−1185)。

NPYの視床下部含量に影響する最も重要な因子は、食物欠乏である。慢性的な食物制限は同様の変化を誘導し、そして、再給餌(refeeding)により視床下部における豊富なNPYがすみやかに初期値へと戻される。血中グルコース濃度もまたNPYの発現に影響を及ぼす。さらに、断食により血中レプチン濃度を減少させることがNPY発現の増加につながる。さらに、モデルラットにおけるレプチン受容体の発現を復活させる遺伝子治療は、レプチン受容体とNPYの発現との間の関連性を暗示する、NPYmRNAレベルの大幅な減少をもたらす(Beck, B., Phil. Trans. R, Soc. B (2006) 361, 1159−1185)。

概要

有効量の消費時に、動物における満腹応答を誘導する成分およびペットフード組成物を提供する。満腹応答を誘導するのに有効な量で満腹誘導剤を含むペットフード組成物であって、ここに、該満腹誘導剤は、NPY、NPY受容体レプチンおよびレプチン受容体から選択される一以上の遺伝子の発現を調節するのに有効であり、かつ、該満腹誘導剤は、ベータカロテントマトパウダーおよびレスベラトロールから選択されるものである、ペットフード組成物。なし

目的

本発明は、有効量の消費時に、動物における満腹応答を誘導する成分およびペットフード組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

満腹応答誘導するのに有効な量で満腹誘導剤を含むペットフード組成物であって、ここに、該満腹誘導剤は、NPY、NPY受容体レプチンおよびレプチン受容体から選択される一以上の遺伝子の発現を調節するのに有効であり、かつ、該満腹誘導剤は、ベータカロテントマトパウダーおよびレスベラトロールから選択されるものである、ペットフード組成物。

請求項2

ベータ−カロテンが1.8mgから270mgの量である、請求項1に記載のペットフード組成物。

請求項3

トマトパウダーが30mgから4500mgの量である、請求項1または請求項2に記載のペットフード組成物。

請求項4

レスベラトロールが3mgから450mgの量である、上記請求項のいずれかに記載のペットフード組成物。

請求項5

動物ネコである、上記請求項のいずれかに記載のペットフード組成物。

請求項6

0−90重量%の炭水化物;5−70重量%のタンパク質;2−50重量%の脂肪;0.1−20重量%の全食物繊維;および0−15重量%のビタミンおよびミネラルをさらに含む、上記請求項のいずれかに記載のペットフード組成物。

請求項7

有効量の請求項1−6のいずれか一項に記載のペットフード組成物を動物に与えることを含む、満腹応答を誘導する方法。

請求項8

ベータ−カロテンが1.8mgから270mgの量である、請求項7に記載の方法。

請求項9

トマトパウダーが30mgから4500mgの量である、請求項7または請求項8に記載の方法。

請求項10

レスベラトロールが3mgから450mgの量である、請求項7−9のいずれか一項に記載の方法。

請求項11

動物がネコである、請求項7−10のいずれか一項に記載の方法。

請求項12

ペットフード組成物が、0−90重量%の炭水化物;5−70重量%のタンパク質;2−50重量%の脂肪;0.1−20重量%の全食物繊維;および0−15重量%のビタミンおよびミネラルをさらに含む、請求項7−11のいずれか一項に記載の方法。

請求項13

ペットフード組成物が、該動物に適した大きさおよび年齢階級における動物の栄養所要量を供給するために調製される、請求項7−12のいずれか一項に記載の方法。

請求項14

請求項1−6のいずれか一項に記載のペットフード組成物を動物に与えることを含む、動物の食物摂取の量を制御する方法であって、該満腹誘導剤は、適した栄養素含有量消費される際に該動物が摂食を停止するように存在するものである、方法。

請求項15

ベータ−カロテンが1.8mgから270mgの量である、請求項14に記載の方法。

請求項16

トマトパウダーが30mgから4500mgの量である、請求項14または請求項15に記載の方法。

請求項17

レスベラトロールが3mgから450mgの量である、請求項14−16のいずれか一項に記載の方法。

請求項18

動物がネコである、請求項14−17のいずれか一項に記載の方法。

請求項19

ペットフード組成物が、0−90重量%の炭水化物;5−70重量%のタンパク質;2−50重量%の脂肪;0.1−20重量%の全食物繊維;および0−15重量%のビタミンおよびミネラルをさらに含む、請求項14−18のいずれか一項に記載の方法。

請求項20

ペットフード組成物が、該動物に適した大きさおよび年齢階級における動物の栄養所要量を供給するために調製される、請求項14−19のいずれか一項に記載の方法。

請求項21

動物の食物摂取の量を制御するための、ベータ−カロテン、トマトパウダーおよびレスベラトロール、ならびにそれらの組み合わせから選択される薬剤の使用。

技術分野

0001

本発明は、動物、特にネコなどのコンパニオンアニマルにおける食欲食餌制限に関する。管理者(caregiver)が、1回の食事で動物によって消費されるべきよりもより大量のフード分配できるようにし、その結果、動物のエリアからフードを除く、あるいはその逆で、動物が給餌時間の間にフードの供給源に近づくことを拒否するための管理者による介入の必要なく、動物が適した食餌量を消費するようになる、ペットフードペットフード添加物およびを与える方法が提供される。

背景技術

0002

過度食物摂取およびその体重への悪影響はよく知られている。徐々に、過度の食物摂取が、動物の脂肪貯蔵される正味余剰カロリーを生成する。余剰体脂肪蓄積は、動物の全体的な外観が一般に認められている形態的標準合致しないというような総レベル、および、動物の全体的な健康の見通しが損なわれうる、すなわち、糖尿病のような病的肥満およびその併発状態の場合に臓器系へのストレスに起因して損なわれうるというような代謝レベルの両方で、マイナスの結果を有する。

0003

動物のカロリー摂取を制限することに基づく栄養アプローチは、健康および平均体重にプラスの効果があることが知られている。しかしながらこれらのアプローチは、規定の間隔で制御された量のフードを分配するために、ヒト側の積極的な介入を必要とする。さもなければ、フード供給源へ継続的に接近できる(「自由に」餌を与えられる)動物は、満腹感の発生まで消費を続けるだろう。しかしながら、フード消費に応じる満腹感の発生は段階的または遅延型の反応であり、通常、所望のカロリー制限よりも多い消費を日常的にもたらすであろう。

0004

現在市場に出回っているほとんどのコンパニオンアニマルの餌は、減量のための手段としてカロリー制限に依存している。このアプローチは、本質的に、体重を力ずくで制御することに依存しており、動物がまさに必要とされるものだけを入手することを確保することは、動物の保護者(guardian)によるコンプライアンスに大きく依存している。要するに、カロリー制限に頼るダイエットで、自由に餌を与えられるコンパニオンアニマルは、まだなお体重が増加するだろう。

0005

KamijiおよびInuiによる総説(Endocrine Reviews, 28(6):664−684)において、著者らは、NPYが膵臓ポリペプチド(PP)ファミリーの36アミノ酸神経ペプチドメンバーであることを述べた。それには、ペプチドYY(PYY)とPPが含まれる。NPYは、げっ歯類およびヒトの両方の中枢神経系において、最も豊富で広く分布しているペプチドである。視床下部内では、NPYは食物摂取および体重の制御において重要な役割を果たしている。中枢投与されたNPYは食物摂取と体重の堅調な増加を引き起こし、かつ、慢性投与により、最終的に肥満を生成することができる。

0006

NPYの生物学的作用は、Y1、Y2及びY5サブファミリーをもたらす3種のY受容体遺伝子由来する受容体によって媒介される。3種全てが摂食行動の調節に役割を果たしている。最近の研究では、視床下部におけるNPYの発現阻害された場合、処置された動物は50%未満のNPYを放出し、より少ない体重を獲得し、処置後最大50日までコントロールよりも小食であったことが示されている(Beck, B., Phil. Trans. R, Soc. B (2006) 361, 1159−1185)。

0007

NPYの視床下部含量に影響する最も重要な因子は、食物欠乏である。慢性的な食物制限は同様の変化を誘導し、そして、再給餌(refeeding)により視床下部における豊富なNPYがすみやかに初期値へと戻される。血中グルコース濃度もまたNPYの発現に影響を及ぼす。さらに、断食により血中レプチン濃度を減少させることがNPY発現の増加につながる。さらに、モデルラットにおけるレプチン受容体の発現を復活させる遺伝子治療は、レプチン受容体とNPYの発現との間の関連性を暗示する、NPYmRNAレベルの大幅な減少をもたらす(Beck, B., Phil. Trans. R, Soc. B (2006) 361, 1159−1185)。

発明が解決しようとする課題

0008

本発明は、有効量の消費時に、動物における満腹応答を誘導する成分およびペットフード組成物を提供する。

0009

さらなる実施形態において、本発明は、動物の年齢および体重に適したカロリー摂取の消費時に、満腹応答を誘導するのに有効な量で満腹誘導剤を含む、ペットフード組成物を提供する。

発明の効果

0010

この概念は、コンパニオンアニマル、特にネコを小食にさせるというアイデアに基づく。カロリー制限に勝る利点が多い。ネコは自己規制し、保護者からの干渉を受けずに従うだろう。さらに、たとえフードがカロリーに基づいて推奨されるものを超えて提供されても、ネコはより消費するための食欲がないので、フードを自由に提供することができる。

0011

本発明のさらなる適用範囲は、以下に提供される詳細な説明から明らかになるであろう。なお、詳細な説明および具体例は、本発明の好ましい実施形態を示すものではあるが、例示のみを目的とするものであり、本発明の範囲を限定するものではないことを理解すべきである。

0012

発明の詳細な説明
好ましい実施形態の以下の説明は、事実上は単なる例示であり、本発明、その応用または用途を限定することを意図するものではない。

0013

この食餌のための標的は、ホルモンNPYおよびその受容体、ならびにレプチンおよびその受容体である。出願人らは、NPY、レプチンおよび/またはそれらの受容体の遺伝子発現を調節し、それゆえペットフードにおいて満腹誘導剤として有用である成分を同定した。

0014

満腹とは、栄養の必要性の満足感および空腹感消滅を指し、「十分と感じる(feeling full)」として記載されることも多い。満腹応答とは、突然あるいはゆるやかに減少する(tapered down)摂食の停止など、十分な量の食物を消費したことと一致して見られる行動の特徴を指す。しかしながら、満腹応答をもたらす生物学的メカニズムは、停止の前に動物によって食べられる食物の量とそれらが通常同調しないような段階的または遅延型の方法で引き起こされることが多く、その動物にとって適しているよりも多い栄養素含有量(nutritional content)を消費している動物をもたらす結果となる。満腹誘導剤は満腹応答の早期の発生をもたらす、すなわち、満腹誘導剤を含有するペットフード組成物は、満腹誘導剤のない同様のペットフード組成物よりも、より早い時点で満腹応答を引き起こすだろう。

0015

本発明はそれゆえ、一実施形態では、満腹応答を誘導するのに有効な量で満腹誘導剤を含み、ここに、該満腹誘導剤は、ホルモンNPYおよびその受容体ならびにレプチンおよびその受容体の一以上の発現を調節するのに有効である、
例えば、該満腹誘導剤がレプチンおよび/またはその受容体の発現を増大し、かつ/または、該満腹誘導剤がレプチンおよびその受容体の発現を減少させるものである;
例えば、調節される遺伝子がNPY、ペプチドYYY2受容体およびNPY1Rから選択されるものである;
例えば、満腹誘導剤がベータカロテントマトパウダーおよびレスベラトロール(resveratrol)から選択されるものである;
あるいは、該満腹誘導剤がベータ−カロテン、トマトパウダーおよびレスベラトロールから選択され、かつ、該動物がネコである、ペットフード組成物(組成物1)を提供する。

0016

本発明はさらに、有効量の組成物1のペットフード組成物を動物に与えることを含む、例えば、ペットフード組成物が、該動物に適した大きさおよび年齢階級(age class)における動物の栄養所要量(nutritional requirement)を供給するために調製されるものである、満腹応答を誘導する方法を提供する。

0017

本発明はさらに、ベータ−カロテン、トマトパウダーおよびレスベラトロールからなる群から選択される、動物の食物摂取の量を制御するのに有効な、ペットフード組成物成分を提供する。

0018

本発明はさらに、動物の食物摂取の量を制御するための、あるいは、動物の満腹応答を誘導するためのペットフードの製造における、ベータ−カロテン、トマトパウダーおよびレスベラトロールからなる群から選択される、ペットフード組成物成分の使用を提供する。

0019

本発明はさらに、ベータ−カロテン、トマトパウダーおよびレスベラトロールからなる群から選択される、一以上の満腹誘導剤を含むペットフード組成物を与えることを含み、ここに、該満腹誘導剤は、適した栄養素含有量が消費される際に該動物が摂食を停止するように存在するものである、動物の食物摂取の量を制御する方法を提供する。

0020

本発明の組成物(特にフード)は、従来のペットフードプロセスを用いて、缶詰もしくはウェット形態にて製造することができる。栄養的に適切なフード組成物についての典型的な必要条件は:炭水化物、0から約90重量%、例えば約5重量%から約45重量%;タンパク質、約5重量%から約70重量%、例えば約10重量%から約60重量%;脂肪、約2重量%から約50重量%、例えば約5重量%から約40重量%;全食物繊維、約0.1重量%から約20重量%、例えば約1重量%から約11重量%;ならびに、ビタミンおよびミネラルなどの栄養バランス剤、0から約15重量%、例えば約2重量%から約8重量%、である。これらの成分に、本発明に従って、一以上の満腹誘導剤が追加される。

0021

ビタミンおよびミネラルは、欠乏を避け、かつ健康を維持するのに必要な量にて含まれなければならない。AAFCOは、American Feed Control Officials, Incorp., Official Publication(2003)のpp.126−140にて、ネコに対する推奨量を提供している。

0022

満腹誘導剤の有効量は、動物が選択された範囲の満腹誘導剤を与えられる、設計された一連実験を行うことにより、当業者によって決定される。満腹誘導剤の範囲は、動物の体重で調整されるべきであり、また、完成したペットフード組成物へ調製するための量を決定するために、動物についての従来の体重別階級(weight class)において、個別のテストを動物に対して行うことができる。例えば、ネコの場合には、異なる年齢階級のネコのための異なる規格に従って、一般にフードが調製される。例えば、典型的な給餌システムによると、子猫は1年未満のネコを表し、成は1から6の年齢を示し、かつ、老猫は7歳以上のネコを指す。

0023

満腹誘導剤の適当な開始時の量はまた、実施例1に提供されるような細胞株スクリーニングデータに基づき、計算することができる。適当な開始時の概算は、例えば、次のように計算することができる:ネコの体重をキログラムで測定し、ネコに存在する水のリットルの量の概算に達するように0.6のファクターをかける(水の密度は1である)。細胞株で試験された量を用いて、100%が水に溶けると仮定し、細胞株で試験された量にネコに存在する水のリットルの量を掛ける。1kgのネコについて:1kgX0.6L/kg=0.6リットル=600mL。成分の適当量は、0.05mg/mLx(600mL)=30mgだろう。ベータ−カロテン、トマトパウダーおよびレスベラトロールのための例示的な量が表1−3に示される:

0024

1kgから15kgの体重の動物のためのベータ−カロテンの有効量は、1.8mgから270mgの範囲にある。1kg未満あるいは15kgを超える体重の動物のための有効量は、上述のように計算することができる。

0025

1kgから15kgの体重の動物のためのトマトパウダーの有効量は、30mgから4500mgの範囲にある。1kg未満あるいは15kgを超える体重の動物のための有効量は、上述のように計算することができる。

0026

1kgから15kgの体重の動物のためのレスベラトロールの有効量は、3mgから450mgの範囲にある。1kg未満あるいは15kgを超える体重の動物のための有効量は、上述のように計算することができる。

0027

全体において用いられているように、範囲は、その範囲内にあるそれぞれおよび全ての値を記述するための省略表現として用いられる。範囲内のあらゆる値は、範囲の末端として選択することができる。加えて、本明細書において引用される全ての参考文献は、それらの全体が出典明示により本明細書に組み込まれる。本発明の開示における定義および引用された参考文献における定義において不一致がある場合には、本開示を優先する。

0028

特に断らない限り、本明細書において、および明細書中の他の箇所において示されている全ての百分率および量は、重量による百分率を指すものと理解されるべきである。与えられた量はその物質有効重量に基づく。

0029

スクリーニング
Affymetrix Genechip発現解析
Affymetrix, Inc.(95051カリフォルニアサンタクララ)により調製される、注文生産商品のfeline GeneChip登録商標アレイを用いて、遺伝子発現を解析した。全RNAをcDNA逆転写する。このcDNAを用いてcRNAを生成させ、断片化し、GeneChipハイブリダイゼーションのためのプローブとして用いる。ジーンチップ洗浄し、ハイブリダイゼーションシグナルをAffymetrixレーザースキャナで測定する。次いで、このハイブリダイゼーションデータをさらなる解析のために確認および標準化する。

0030

材料:Affymetrixが大部分の試薬およびキットを提供した。Affymetrixマニュアルに挙げられているがキット内に供給されていない他の試薬は、別途入手した。詳細は、GeneChip Expression Analysis Technical Manual(701021 Rev.4)を参照のこと。

0031

装置:エッペンドルフマイクロ遠心機、1.5mLのDNaseおよびRNaseフリー無菌マイクロ遠心チューブ、50mLのDNaseおよびRNaseフリー/無菌ディスポーザブルポリプロピレンチューブ、P1000、P200、P20、P10およびP2Rainin Pipetmanピペット、DNaseおよびRNaseフリー/無菌のP1000、P200、P20、P10およびP2ピペット用フィルター付ピペットチップ、およびPeltierサーマルサイクラーPTC−200。

0032

手順:全ての手順を、GeneChip Expression Analysis Technical Manual (Affymetrix Copyright 1999−2003)に記載される通りに厳密に従った。5マイクログラムの全RNAをファーストストランドcDNA合成のために用いた。反応およびプローブ変性に際しての温度制御のために、PeltierサーマルサイクラーPTC−200またはヒートブロックのいずれかが用いられた。RNA NanoDropチップをBioAnalyer2100と共に用いて品質管理を実施した。ネコジーンチップのために100Format(Midi Array)を用いた。

実施例

0033

Affymetrixジーンチップを用いて、4種のネコ細胞株および適したコントロールにおける遺伝子発現への、様々な検体もしくは成分の効果を測定する。各成分を、表4に示される選択されたサンプル成分について示されるように、2種類の濃度で試験した。2種類の濃度のうち高い方の溶媒がコントロールとして用いられた。4種のネコ細胞株が用いられる:CCL−150()、CCL−176()、CRL−2032(脳)およびCCL−94(腎臓)(The American Tissue Culture Collectionから入手した)。特定の濃度の成分で処理された細胞株は「処理」と呼ばれ、処理していないサンプルは「コントロール」と呼ばれる。用語「遺伝子」および「プローブ」は、この方法において同義的に用いられる。処理細胞株およびコントロールについて遺伝子発現を測定した。遺伝子発現データは、所定の処理のため「ダウン」あるいは「アップレギュレートされることが測定された。遺伝子が「アップ」または「ダウン」のいずれであるかについての決定は、倍率変化(fold change)に基づき、個々の各プローブに対して処理強度/コントロール強度として計算される。倍率変化は、この数値が<1/1.5(4種全ての細胞株の解析について)または<1/2(細胞株の解析内について)であればダウンレギュレートされたとみなされ、この数値が>1.5(4種全ての細胞株の解析について)または>2(細胞株の解析内について)であればアップレギュレートされたとみなされる。

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