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技術 電子機器、端末、無線通信方法、及びプログラム

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 上村雅弥小川陽平
出願日 2015年12月1日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2015-234478
公開日 2017年6月8日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2017-103574
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 専用処理回路 シリアル通信モード Fi規格 アドホックモード通信 通信タグ APモード NFCタグ 通信確認
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

無線接続を容易に行えるように支援する。

解決手段

電子機器は、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、前記外部機器が使用する無線周波数帯を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得する取得部と、前記外部機器の前記無線周波数帯に基づいて、前記無線通信部が前記外部機器との通信に用いる接続形態として前記第1の接続形態又は前記第2の接続形態を選択する選択部と、前記選択された接続形態の通信の接続処理を行う接続処理部と、を有する。

概要

背景

特許文献1は、PCと仮接続の無線通信確立し、PCから本接続の設定情報を仮接続の無線通信により受信し、当該設定情報を本接続の設定に適用する印刷装置、を開示している。また、特許文献1は、アクセスポイントとの接続を切断し、ソフトアクセスポイント又はアドホックモード通信部を起動し、印刷装置と仮接続の無線通信を確立し、本接続の設定情報を仮接続の無線通信により送信し、仮接続を切断し、アクセスポイントとの接続を再度確立するPC、を開示している。

概要

無線接続を容易に行えるように支援する。電子機器は、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、前記外部機器が使用する無線周波数帯を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得する取得部と、前記外部機器の前記無線周波数帯に基づいて、前記無線通信部が前記外部機器との通信に用いる接続形態として前記第1の接続形態又は前記第2の接続形態を選択する選択部と、前記選択された接続形態の通信の接続処理を行う接続処理部と、を有する。

目的

本発明の一態様は、電子機器であって、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器と通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、前記外部機器が使用する無線周波数帯を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得する取得部と、前記外部機器の前記無線周波数帯に基づいて、前記無線通信部が前記外部機器との通信に用いる接続形態として前記第1の接続形態又は前記第2の接続形態を選択する選択部と、前記選択された接続形態の通信の接続処理を行う接続処理部と、を有する電子機器

請求項2

請求項1に記載の電子機器であって、前記アクセスポイントは、第1の周波数帯、及び第2の周波数帯の通信に対応しており、前記無線通信部は、前記第1の周波数帯の通信に対応しており、前記選択部は、前記外部機器の前記無線周波数帯が前記第1の周波数帯に対応する場合に、前記第1の接続形態を選択し、前記外部機器の前記無線周波数帯が前記第2の周波数帯に対応する場合に、前記第2の接続形態を選択する電子機器。

請求項3

請求項1に記載の電子機器であって、前記設定情報は、前記外部機器が使用するネットワーク設定を含み、前記接続処理部は、前記第1の接続形態が選択された場合、前記ネットワーク設定を用いて前記アクセスポイントとの接続を確立し、前記第2の接続形態が選択された場合、内部のアクセスポイント機能を有効にする電子機器。

請求項4

近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器と通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、前記外部機器が使用するネットワーク設定を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得する取得部と、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できるか否かを確認する確認部と、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できないと確認された場合に、前記取得されたネットワーク設定を用いて前記第2の接続形態の通信の接続処理を行う接続処理部と、を有する端末

請求項5

請求項4に記載の端末であって、前記アクセスポイント及び前記無線通信部は、第1の周波数帯、及び第2の周波数帯の通信に対応しており、前記第1の接続形態の通信は、前記第1の周波数帯、又は前記第2の周波数帯を用いるものであり、前記第2の接続形態の通信は、前記第1の周波数帯を用いるものである端末。

請求項6

請求項4に記載の端末であって、前記取得部は、前記外部機器の識別情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得し、前記確認部は、前記無線通信部を介して受信する識別情報と、前記取得された識別情報とに基づいて、前記外部機器と通信できるか否かを確認する端末。

請求項7

請求項4に記載の端末であって、前記取得部は、前記無線通信部が前記第1の接続形態の通信で使用する無線周波数帯を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器に送信する端末。

請求項8

電子機器の無線通信方法であって、前記電子機器は、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器と通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、を有し、前記無線通信方法は、前記外部機器が使用する無線周波数帯を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得するステップと、前記外部機器の前記無線周波数帯に基づいて、前記無線通信部が前記外部機器との通信に用いる接続形態として前記第1の接続形態又は前記第2の接続形態を選択するステップと、前記選択された接続形態の通信の接続処理を行うステップと、を含む無線通信方法。

請求項9

端末の無線通信方法であって、前記端末は、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器と通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、を有し、前記無線通信方法は、前記外部機器が使用するネットワーク設定を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得するステップと、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できるか否かを確認するステップと、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できないと確認された場合に、前記取得されたネットワーク設定を用いて前記第2の接続形態の通信の接続処理を行うステップと、を含む無線通信方法。

請求項10

端末のプログラムであって、前記端末は、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器と通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、を有し、前記プログラムは、前記外部機器が使用するネットワーク設定を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得するステップと、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できるか否かを確認するステップと、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できないと確認された場合に、前記取得されたネットワーク設定を用いて前記第2の接続形態の通信の接続処理を行うステップと、を前記端末に実行させるプログラム。

技術分野

0001

本発明は、電子機器端末無線通信方法、及びプログラムに関する。

背景技術

0002

特許文献1は、PCと仮接続の無線通信確立し、PCから本接続の設定情報を仮接続の無線通信により受信し、当該設定情報を本接続の設定に適用する印刷装置、を開示している。また、特許文献1は、アクセスポイントとの接続を切断し、ソフトアクセスポイント又はアドホックモード通信部を起動し、印刷装置と仮接続の無線通信を確立し、本接続の設定情報を仮接続の無線通信により送信し、仮接続を切断し、アクセスポイントとの接続を再度確立するPC、を開示している。

先行技術

0003

特開2015−154130号公報

発明が解決しようとする課題

0004

無線LANは、周波数帯の異なる様々な規格を有する。例えば、IEEE802.11b、IEEE802.11b/g、IEEE802.11b/g/nなどの規格は、2.4GHz帯を使用する。例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11a/n、IEEE802.11a/n/acなどの規格は、5GHz帯を使用する。

0005

ここで、例えば、端末とアクセスポイントとの間の無線接続と周波数帯が同じ無線接続を、プリンターは提供していない、という状況が生じ得る。この状況では、プリンターは、端末と無線通信できないおそれがある。ユーザーにとって、無線LANの周波数帯も考慮したうえで、端末とプリンターの間の無線接続を確立するのは、何らかの助けがなければ難しい。

0006

本発明の目的は、無線接続を容易に行えるように支援することである。

課題を解決するための手段

0007

上記の課題を解決する本発明の一態様は、電子機器であって、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、前記外部機器が使用する無線周波数帯を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得する取得部と、前記外部機器の前記無線周波数帯に基づいて、前記無線通信部が前記外部機器との通信に用いる接続形態として前記第1の接続形態又は前記第2の接続形態を選択する選択部と、前記選択された接続形態の通信の接続処理を行う接続処理部と、を有する。これにより、電子機器は、端末の無線周波数帯に応じた接続形態の通信を確立することができる。ユーザーは、無線LANの周波数帯を意識せずに、無線接続を容易に行える。

0008

上記の電子機器において、前記アクセスポイントは、第1の周波数帯、及び第2の周波数帯の通信に対応しており、前記無線通信部は、前記第1の周波数帯の通信に対応しており、前記選択部は、前記外部機器の前記無線周波数帯が前記第1の周波数帯に対応する場合に、前記第1の接続形態を選択し、前記外部機器の前記無線周波数帯が前記第2の周波数帯に対応する場合に、前記第2の接続形態を選択してもよい。これにより、電子機器は、アクセスポイントを介して端末と通信できない場合に、ピアツーピアで端末と通信することができる。

0009

上記の電子機器において、前記設定情報は、前記外部機器が使用するネットワーク設定を含み、前記接続処理部は、前記第1の接続形態が選択された場合、前記ネットワーク設定を用いて前記アクセスポイントとの接続を確立し、前記第2の接続形態が選択された場合、内部のアクセスポイント機能を有効にしてもよい。これにより、電子機器は、外部機器から取得したネットワーク設定情報を使って簡単にアクセスポイントとの無線接続を確立できる。

0010

上記の課題を解決する本発明の他の態様は、端末であって、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器と通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、前記外部機器が使用するネットワーク設定を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得する取得部と、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できるか否かを確認する確認部と、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できないと確認された場合に、前記取得されたネットワーク設定を用いて前記第2の接続形態の通信の接続処理を行う接続処理部と、を有する。これにより、端末は、アクセスポイントを介して外部機器と通信できない場合に、ピアツーピアで外部機器と通信することができる。ユーザーは、無線LANの周波数帯を意識せずに、無線接続を容易に行える。

0011

上記の端末において、前記アクセスポイント及び前記無線通信部は、第1の周波数帯、及び第2の周波数帯の通信に対応しており、前記第1の接続形態の通信は、前記第1の周波数帯、又は前記第2の周波数帯を用いるものであり、前記第2の接続形態の通信は、前記第1の周波数帯を用いるものであってもよい。これにより、端末は、アクセスポイントを介して第2の周波数帯で外部機器と通信できない場合であっても、ピアツーピアで第1の周波数帯で外部機器と通信することができる。

0012

上記の端末において、前記取得部は、前記外部機器の識別情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得し、前記確認部は、前記無線通信部を介して受信する識別情報と、前記取得された識別情報とに基づいて、前記外部機器と通信できるか否かを確認してもよい。これにより、端末は、外部機器との通信確認を簡単に行うことができる。

0013

上記の端末において、前記取得部は、前記無線通信部が前記第1の接続形態の通信で使用する無線周波数帯を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器に送信してもよい。これにより、端末は、無線周波数帯に応じた動作を外部機器に簡単に実行させることができる。

0014

上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、電子機器の無線通信方法であって、前記電子機器は、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器と通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、を有し、前記無線通信方法は、前記外部機器が使用する無線周波数帯を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得するステップと、前記外部機器の前記無線周波数帯に基づいて、前記無線通信部が前記外部機器との通信に用いる接続形態として前記第1の接続形態又は前記第2の接続形態を選択するステップと、前記選択された接続形態の通信の接続処理を行うステップと、を含む。これにより、電子機器は、端末の無線周波数帯に応じた接続形態の通信を確立することができる。ユーザーは、無線LANの周波数帯を意識せずに、無線接続を容易に行える。

0015

上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、端末の無線通信方法であって、前記端末は、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器と通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、を有し、前記無線通信方法は、前記外部機器が使用するネットワーク設定を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得するステップと、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できるか否かを確認するステップと、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できないと確認された場合に、前記取得されたネットワーク設定を用いて前記第2の接続形態の通信の接続処理を行うステップと、を含む。これにより、端末は、アクセスポイントを介して外部機器と通信できない場合に、ピアツーピアで外部機器と通信することができる。ユーザーは、無線LANの周波数帯を意識せずに、無線接続を容易に行える。

0016

上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、端末のプログラムであって、前記端末は、近距離無線通信部と、アクセスポイントを介して外部機器と通信する第1の接続形態、及び、ピアツーピアで前記外部機器と通信する第2の接続形態を提供する無線通信部と、を有し、前記プログラムは、前記外部機器が使用するネットワーク設定を含む設定情報を、前記近距離無線通信部を介して前記外部機器から取得するステップと、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できるか否かを確認するステップと、前記第1の接続形態によって前記外部機器と通信できないと確認された場合に、前記取得されたネットワーク設定を用いて前記第2の接続形態の通信の接続処理を行うステップと、を前記端末に実行させる。これにより、端末は、アクセスポイントを介して外部機器と通信できない場合に、ピアツーピアで外部機器と通信することができる。ユーザーは、無線LANの周波数帯を意識せずに、無線接続を容易に行える。

図面の簡単な説明

0017

本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す構成図である。
無線通信システムの構成例を示すブロック図である。
プリンターの接続処理の一例を示すフローチャートである。
端末の接続処理の一例を示すフローチャートである。

実施例

0018

本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。

0019

図1は、無線通信システムの構成例を示す構成図である。無線通信システム1は、1台以上の端末10と、1台のプリンター20(本発明の「電子機器」に相当する)とを含む。端末10は、例えば、スマートフォンタブレットコンピューター、モバイルPC(Personal Computer)等の電子機器である。端末10とプリンター20は、無線LAN(Local Area Network)により無線接続し、通信することができる。

0020

説明を分かり易くするため、本実施形態の無線LANは、次の2つの接続形態を用いる。
(N1)AP30(Access Point)を介して端末10とプリンター20が通信するWi−Fi接続(インフラストラクチャーモード、以下「Wi−Fi接続」と呼ぶ)
(N2)仮想的なAPとしてのプリンター20が1台以上の端末10のそれぞれとピアツーピアで通信するWi−Fi接続(ソフトAPモード、以下「ダイレクト接続」と呼ぶ)

0021

端末10は、下記の2つの周波数帯の無線通信に対応している。AP30も、端末10と同様である。
2.4GHz帯(例えば、IEEE802.11b、IEEE802.11b/g、IEEE802.11b/g/nなど)
5GHz帯(例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11a/n、IEEE802.11a/n/acなど)

0022

プリンター20は、下記の1つの周波数帯の無線通信に対応している。
2.4GHz帯(例えば、IEEE802.11b、IEEE802.11b/g、IEEE802.11b/g/nなど)

0023

端末10は、Wi−Fi接続(2.4GHz帯)、又は、ダイレクト接続(2.4GHz帯)のいずれかの接続形態を用いて、プリンター20と無線接続し、通信することができる。なお、端末10は、Wi−Fi接続(5GHz帯)を用いて、Wi−Fi接続(5GHz帯)でAP30に接続する機器と通信することができる。

0024

プリンター20は、Wi−Fi接続(2.4GHz帯)、又は、ダイレクト接続(2.4GHz帯)のいずれかの接続形態を用いて、各端末10と無線接続し、通信することができる。プリンター20は、Wi−Fi接続(2.4GHz帯)とダイレクト接続(2.4GHz帯)の両方を、同時に確立できてもよい。すなわち、プリンター20は、ある端末10とWi−Fi接続(2.4GHz帯)を介して通信する一方で、他の端末10とダイレクト接続(2.4GHz帯)を介して通信することができてもよい。ダイレクト接続では、プリンター20は、所定の同時接続数(例えば、4台)の範囲内で通信接続を確立することができる。

0025

図2は、無線通信システムの構成例を示すブロック図である。

0026

端末10は、制御部11と、操作部12と、NFC(Near Field Communication)通信部13(本発明の「近距離無線通信部」に相当する)と、無線通信部14(本発明の「無線通信部」に相当する)と、モバイル通信部15とを含む。制御部11は、取得部111と、確認部112と、接続処理部113とを含む。

0027

制御部11は、端末10の動作を統合的に制御する。制御部11は、例えば、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)、揮発性記憶装置であるRAM(Random Access Memory)、不揮発性の記憶装置であるROM(Read Only Memory)、制御部11と他のユニットを接続するインターフェイス(I/F)回路、これらを互いに接続するバス、などを備えるコンピューターによって実現することができる。コンピューターは、画像処理回路など各種の専用処理回路を備えていてもよい。制御部11は、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)などによって実現されてもよい。

0028

上記の制御部11の機能の少なくとも一部は、例えば、CPUがROMに格納された所定のプログラムをRAMに読み出して実行することによって実現することができる。当該所定のプログラムは、例えばOS(Operating System)上で動作するアプリケーションプログラムであり、持ち運び可能な記憶媒体から読み出して端末10にインストールしたり、ネットワーク上のサーバーからダウンロードして端末10にインストールしたりすることができる。制御部11の機能の少なくとも一部は、例えば、専用処理回路によって実現してもよい。制御部11の機能の少なくとも一部は、例えば、CPU及び専用処理回路の両方によって実現されてもよい。

0029

操作部12は、ユーザーの操作入力受け付け、操作に応じた操作信号を制御部11に出力する。また、操作部12は、制御部11の処理結果を、文字グラフ、表、アニメーション、その他の画像として表示する。操作部12は、例えば、キータッチセンサータッチパネルなどを含む入力部あるいは入力装置と、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic Electro-Luminescence Display)などを含む出力部あるいは出力装置とによって実現することができる。

0030

NFC通信部13は、NFC規格に準拠した通信を行うリーダーライターNFCリーダー/ライターともいう)である。NFC通信部13は、電源供給されていないNFCタグに近付けられると、電磁誘導により電力をNFCタグに供給して動作させることができる。

0031

NFC通信部13は、例えば、アンテナメモリー(本発明の「記憶部」に相当する)、ロジック回路を備え、近距離無線通信を行う。アンテナは、NFC規格に準拠した信号を送受信する。ロジック回路は、制御部11のからの指示に応じて、データをメモリーに書き込んだり、メモリーからデータを読み出したりする。また、ロジック回路は、制御部11のからの指示に応じて、アンテナを介してNFCタグに対するデータの送受信を行う。また、ロジック回路は、NFCタグにデータを書き込んだり、NFCタグからデータを読み出したりする(例えばRF通信モードと呼ばれる)。また、ロジック回路は、NFCタグを介して、NFCタグを備えるホスト機器とリーダー/ライターとの間の双方向通信を制御することもできる(例えばトンネルモードと呼ばれる)。NFCリーダー/ライター及びその各種通信モードは、既存の技術を用いて実現することができるため、詳細な説明を省略する。

0032

制御部11は、例えば、NFC通信部13を介して、プリンター20のNFC通信部23にデータを書き込んだり、プリンター20のNFC通信部23からデータを読み出したりすることができる(RF通信モード)。

0033

無線通信部14は、無線LAN規格であるWi−Fi規格及びWi−Fi Direct規格に準拠した通信機能実装した通信モジュールである。また、無線通信部14は、5GHz帯及び2.4GHz帯の両方の周波数帯の無線通信に対応している。制御部11は、無線通信部14を介して、上述したWi−Fi接続及びダイレクト接続を外部機器と確立し、外部機器と通信することができる。Wi−Fi接続及びダイレクト接続は、既存の技術を用いて実現することができるため、詳細な説明を省略する。

0034

モバイル通信部15は、携帯電話回線を介した通信を行う通信モジュールである。携帯電話回線は、例えば、3G、4G等の通信規格に準拠している。

0035

取得部111は、プリンター20のダイレクト接続に関する設定情報と、プリンター20のWi−Fi接続に関する識別情報とを取得する。取得部111は、例えば、NFC通信部13を介して、プリンター20のNFC通信部23から、ダイレクト接続の設定情報(例えば、SSID、パスワードなどのネットワーク設定)と、無線通信部24のWi−Fi接続の通信に用いる識別情報(例えば、MACアドレスなど)を読み出す。これらの設定情報は、プリンター20の無線通信部24が現在提供している有効な接続形態に関する情報であってもよいし、無効な接続形態に関する情報であってもよい。プリンター20における有効な接続形態とは、実際に外部機器との通信接続が確立されている接続形態、及び外部機器からの接続要求に応じて通信接続を確立する準備ができている接続形態である。プリンター20における無効な接続形態とは、外部機器との通信接続が確立されていない接続形態、及び外部機器からの接続要求に応じて通信接続を確立する準備ができていない接続形態である。

0036

また、取得部111は、端末10のWi−Fi接続に関する設定情報を、プリンター20に送信する。取得部111は、例えば、端末10のRAM等の記憶部あるいは無線通信部14からWi−Fi接続の設定情報(例えば、SSID、パスワードなどのネットワーク設定、及び周波数帯の識別情報(「2.4GHz帯」又は「5GHz帯」を示す))を読み出す。取得部111は、Wi−Fi接続の規格に対応する周波数帯を判定することにより、周波数帯の識別情報を決定してもよい。この設定情報は、無線通信部14が現在提供している有効な接続形態に関する情報である。端末10における有効な接続形態とは、実際に外部機器との通信接続が確立されている接続形態である。端末10における無効な接続形態とは、外部機器との通信接続が確立されていない接続形態である。また、取得部111は、例えば、取得したWi−Fi接続の設定情報を、NFC通信部13を介してプリンター20のNFC通信部23に書き込む。

0037

確認部112は、端末10と同じWi−Fi接続によりプリンター20と通信できるか否かを確認する。確認部112は、例えば、無線通信部14を介して、現在有効なWi−Fiネットワークに対して、受信機器応答を要求する確認パケットブロードキャストする。また、確認部112は、無線通信部14を介してWi−Fiネットワークから応答パケットを受信する。確認部112は、取得部111により取得されたプリンター20のMACアドレスが、受信した各応答パケットに付加されている(あるいは含まれている)送信元のMACアドレスと一致するか否かを判定することにより、プリンター20と通信できるか否かを確認する。

0038

接続処理部113は、無線通信部14を制御して、無線通信の接続処理を行う。例えば、接続処理部113は、確認部112によりプリンター20と通信できないと判定された場合、取得部111により取得されたダイレクト接続の設定情報を用いて当該接続形態による通信接続を確立する。これにより、端末10とプリンター20は、ダイレクト接続(2.4GHz帯)による通信を行うことができる。

0039

なお、接続処理部113は、無線通信部14を制御して、例えば、操作部12、NFC通信部13、無線通信部14等を介して入力されたWi−Fi接続の設定情報(例えば、SSID、パスワードなど)を用いて、当該接続形態によるAP30との通信接続を確立してもよい。これにより、端末10は、Wi−Fi接続(2.4GHz帯又は5GHz帯)による通信を行うことができる。

0040

プリンター20は、制御部21と、操作部22と、NFC通信部23(本発明の「近距離無線通信部」に相当する)と、無線通信部24(本発明の「無線通信部」に相当する)と、印刷部25とを含む。制御部21は、取得部211と、選択部212と、接続処理部213とを含む。

0041

制御部21は、プリンター20の動作を統合的に制御する。制御部21は、例えば、演算装置であるCPU、揮発性の記憶装置であるRAM、不揮発性の記憶装置であるROM、制御部21と他のユニットを接続するインターフェイス回路、これらを互いに接続するバス、などを備えるコンピューターによって実現することができる。制御部21は、画像処理回路など各種の処理回路を備えていてもよい。制御部21は、ASICなどによって実現されてもよい。

0042

上記の制御部21の機能の少なくとも一部は、例えば、CPUがROMに格納された所定のプログラムをRAMに読み出して実行することによって実現することができる。当該所定のプログラムは、例えば持ち運び可能な記憶媒体から読み出してプリンター20にインストールしたり、ネットワーク上のサーバーからダウンロードしてプリンター20にインストールしたりすることができる。制御部21の機能の少なくとも一部は、例えば、専用処理回路によって実現してもよい。制御部21の機能の少なくとも一部は、例えば、CPU及び処理回路の両方によって実現されてもよい。

0043

操作部22は、ユーザーの操作入力を受け付け、操作に応じた操作信号を制御部21に出力する。また、操作部22は、制御部21の処理結果を、文字、グラフ、表、アニメーション、その他の画像として表示する。操作部22は、例えば、キー、タッチセンサー、タッチパネルなどを含む入力部あるいは入力装置と、例えば、LCD、OLEDなどを含む出力部あるいは出力装置とによって実現することができる。

0044

NFC通信部23は、NFC規格に準拠した通信を行う通信タグ(NFCタグともいう)である。NFC通信部23は、プリンター20から電力が供給されていない場合でも、NFC通信部23に近付いたNFCリーダー/ライターからの電磁誘導により電力が供給されるため、動作することができる。

0045

NFC通信部23は、例えば、アンテナ、メモリー(本発明の「記憶部」に相当する)、ロジック回路を備え、近距離無線通信を行う。アンテナは、NFC規格に準拠した信号を送受信する。ロジック回路は、外部機器(端末10)のNFCリーダー/ライターからのアンテナを介した指示に応じて、データをメモリーに書き込んだり、メモリーからデータを読み出して出力したりする(例えばRF通信モードと呼ばれる)。また、ロジック回路は、ホスト機器(制御部21)からの指示に応じて、データをメモリーに書き込んだり、メモリーからデータを読み出して出力したりする(例えばシリアル通信モードと呼ばれる)。また、ロジック回路は、外部機器とホスト機器の間の双方向通信を制御することもできる(例えばトンネルモードと呼ばれる)。NFCタグ及びその各種通信モードは、既存の技術を用いて実現することができるため、詳細な説明を省略する。

0046

制御部21は、例えば、NFC通信部23にデータを書き込んだり、NFC通信部23からデータを読み出したりすることができる(シリアル通信モード)。

0047

無線通信部24は、無線LAN規格であるWi−Fi規格及びWi−Fi Direct規格に準拠した通信機能を実装した通信モジュールである。また、無線通信部24は、2.4GHzの周波数帯の無線通信に対応している。制御部21は、無線通信部24を介して、上述したWi−Fi接続とダイレクト接続を、外部機器と確立し、外部機器と通信することができる。Wi−Fi接続及びダイレクト接続は、既存の技術を用いて実現することができるため、詳細な説明を省略する。

0048

印刷部25は、制御部21からの指示に従って印刷媒体に画像を形成する。印刷部25は、例えば、インクジェット方式レーザー方式等の方式の印刷エンジンであり、機械部品センサーモーター駆動回路制御回路等により構成される。

0049

取得部211は、端末10のWi−Fi接続に関する設定情報を取得する。取得部211は、例えば、端末10のWi−Fi接続に関する設定情報(例えば、SSID、パスワード、周波数帯の識別情報(「2.4GHz帯」又は「5GHz帯」を示す))がNFC通信部23に書き込まれると、当該設定情報をNFC通信部23から読み出す。

0050

なお、取得部211は、例えば、プリンター20のRAM等の記憶部あるいは無線通信部24から、プリンター20のダイレクト接続に関する設定情報とプリンター20のWi−Fi接続に関する識別情報とを読み出し、NFC通信部23の記憶部に書き込む。

0051

選択部212は、取得部211により取得された端末10のWi−Fi接続に関する設定情報に基づいて、プリンター20の接続形態(Wi−Fi接続又はダイレクト接続)を選択する。選択部212は、例えば、周波数帯の識別情報が「2.4GHz帯」を示す場合、Wi−Fi接続を選択し、周波数帯の識別情報が「5GHz帯」を示す場合、ダイレクト接続を選択する。

0052

接続処理部213は、無線通信部24を制御して、選択部212により選択された接続形態の通信の接続処理を行う。接続処理部213は、例えば、Wi−Fi接続が選択された場合、取得部211により取得された端末10のWi−Fi接続に関する設定情報(例えば、SSID、パスワードなど)を用いて、当該接続形態による通信接続を確立する。これにより、端末10とプリンター20は、AP30を介してWi−Fi接続(2.4GHz帯)による通信を行うことができる。接続処理部213は、例えば、ダイレクト接続が選択された場合、取得部211により取得されたプリンター20のダイレクト接続に関する設定情報(例えば、SSID、パスワードなど)を用いて、当該接続形態による通信接続を確立する。これにより、端末10とプリンター20は、ダイレクト接続(2.4GHz帯)による通信を行うことができる。

0053

なお、接続処理部213は、例えば、無線通信部24のWi−Fi接続を介して上述の確認パケットを受信した場合、無線通信部24のWi−Fi接続に用いる識別情報(例えば、MACアドレスなど)を付加した(あるいは含む)応答パケットを生成し、確認パケットの送信元のMACアドレスを宛先として、Wi−Fiネットワークに送出する。

0054

上記の端末10及びプリンター20の動作について説明する。

0055

図3は、プリンターの接続処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、プリンター20が電源オン状態である場合に実行される。本フローチャートの処理の開始の際、プリンター20のWi−Fi接続(2.4GHz帯)及びダイレクト接続(2.4GHz帯)は、有効であっても無効であってもよい。

0056

プリンター20は、NFCを介して端末10から設定情報を取得する(ステップS1)。例えば、ユーザーは、端末10のNFC通信部13を、プリンター20のNFC通信部23にかざす。端末10の制御部11は、NFC通信部13を制御して、端末10のWi−Fi接続に関する設定情報(例えば、SSID、パスワード、周波数帯の識別情報(「2.4GHz帯」又は「5GHz帯」を示す))を、NFC通信部23に書き込む(RF通信モード)。NFC通信部23は、情報の書き込みがあったことを制御部21に通知する。取得部211は、NFC通信部23から通知を受けて、設定情報をNFC通信部23から読み出す(シリアル通信モード)。

0057

それから、プリンター20は、端末10の周波数帯が2.4GHz帯であるか否かを判定する(ステップS2)。例えば、選択部212は、ステップS1で取得された端末10の周波数帯の識別情報が「2.4GHz帯」を示すか「5GHz帯」を示すかを判定する。

0058

周波数帯の識別情報が「2.4GHz帯」を示す場合(ステップS2でY)、プリンター20は、端末10の設定情報を用いてWi−Fi接続を確立する(ステップS3)。例えば、接続処理部213は、ステップS1で取得された端末10のWi−Fi接続に関する設定情報(例えば、SSID、パスワードなど)を用いて、当該接続形態による通信接続を確立する。そして、接続処理部213は、本フローチャートの処理を終了する。端末10の設定情報が示すWi−Fi接続が既に有効である場合は、接続処理部213は、ステップS3を実行せずに、本フローチャートの処理を終了すればよい。

0059

なお、端末10ではその設定情報が示すWi−Fi接続(2.4GHz帯)が既に有効であるので、プリンター20がAP30との間のWi−Fi接続(2.4GHz帯)を確立した場合、端末10とプリンター20は、AP30を介したWi−Fi接続により通信することができる。

0060

周波数帯の識別情報が「5GHz帯」を示す場合(ステップS2でN)、プリンター20は、ダイレクト接続を有効にする(ステップS4)。例えば、接続処理部213は、無線通信部24を介してダイレクト接続(2.4GHz帯)の接続要求を受け入れることができるように設定を行う(例えば、プリンター20内部のアクセスポイント機能を有効にする)。そして、接続処理部213は、本フローチャートの処理を終了する。ダイレクト接続が既に有効である場合は、接続処理部213は、ステップS4を実行せずに、本フローチャートの処理を終了すればよい。

0061

なお、後述する図4のステップS16で端末10がプリンター20との間のダイレクト接続を試みた場合、接続処理部213は、無線通信部24と端末10との間のダイレクト接続(2.4GHz帯)を確立する。

0062

図4は、端末の接続処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、端末10において所定のアプリケーションプログラムが起動された場合に開始する。本フローチャートの処理の開始の際、端末10のWi−Fi接続(2.4GHz帯又は5GHz帯)は、有効であるものとする。端末10のダイレクト接続(2.4GHz帯)は、無効であるものとする。

0063

端末10は、NFCを介して端末10の設定情報をプリンター20へ送信する(ステップS11)。例えば、ユーザーは、端末10のNFC通信部13を、プリンター20のNFC通信部23にかざす。取得部111は、端末10のRAM等に記憶されている、有効なWi−Fi接続の設定情報(例えば、SSID、パスワード、周波数帯の識別情報(「2.4GHz帯」又は「5GHz帯」を示す))を読み出す。また、取得部111は、設定情報を、NFC通信部13を介してNFC通信部23のメモリーに書き込む(RF通信モード)。

0064

また、端末10は、NFCを介してプリンター20から設定情報を取得する(ステップS12)。例えば、取得部111は、NFC通信部13を介してプリンター20のNFC通信部23から、ダイレクト接続の設定情報(例えば、SSID、パスワードなど)と、無線通信部24のWi−Fi接続の通信に用いる識別情報(例えば、MACアドレスなど)を読み出す(RF通信モード)。

0065

それから、端末10は、有効なWi−Fiネットワークに対してブロードキャストする(ステップS13)。例えば、確認部112は、無線通信部14を介して、現在有効なWi−Fi接続(2.4GHz帯又は5GHz帯)のネットワークに対して、受信機器に応答を要求する確認パケットをブロードキャストする。

0066

それから、端末10は、プリンター20から応答を受信したか否かを判定する(ステップS14)。例えば、確認部112は、無線通信部14を介してWi−Fiネットワークから応答パケットを受信したか否かを判定する。また、確認部112は、応答パケットを受信した場合には、ステップS12で取得されたプリンター20のMACアドレスが、受信した応答パケットに付加されている(あるいは含まれる)送信元のMACアドレスと一致するか否かを判定する。これらのMACアドレスが一致する場合、確認部112は、プリンター20から応答を受信したと判定する。

0067

プリンター20から応答を受信したと判定した場合(ステップS14でY)、確認部112は、本フローチャートの処理を終了する。この場合、プリンター20とAP30との間のWi−Fi接続(2.4GHz帯)が既に確立しているので、端末10とプリンター20は、AP30を介したWi−Fi接続(2.4GHz帯)により通信することができる。仮にプリンター20がWi−Fi接続(5GHz帯)を提供している場合は、端末10とプリンター20は、AP30を介したWi−Fi接続(5GHz帯)により通信することができる。

0068

プリンター20から応答を受信していないと判定した場合(ステップS14でN)、確認部112は、応答時間のタイムアウトを判定する(ステップS15)。確認部112は、例えば、ステップS13が実行されたタイミングで経過時間の計測を開始し、この経過時間が所定のタイムアウト時間を超えたか否かを判定すればよい。

0069

応答時間がタイムアウトしていないと判定した場合(ステップS15でN)、確認部112は、再びステップS14の処理を実行する。

0070

応答時間がタイムアウトしたと判定した場合(ステップS15でY)、端末10は、プリンター20の設定情報を用いてダイレクト接続を確立する(ステップS16)。例えば、接続処理部113は、ステップS12で取得されたプリンター20のダイレクト接続に関する設定情報(例えば、SSID、パスワードなど)を用いて、当該接続形態による通信接続を確立する。そして、接続処理部113は、本フローチャートの処理を終了する。このようにして、端末10とプリンター20は、ダイレクト接続(2.4GHz帯)により通信することができる。

0071

以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態の無線通信システムでは、ユーザーが端末をプリンターにかざすと、プリンターは、端末から取得した端末の有効なWi−Fi接続の周波数帯に基づいて、当該Wi−Fi接続を使うかダイレクト接続を使うかを判定する。Wi−Fi接続を選択した場合、プリンターは、端末から取得したWi−Fi接続の設定情報に基づいて、APとの間のWi−Fi接続を確立する。端末は、有効なWi−Fi接続を維持したまま、プリンターとWi−Fi接続により通信することができる。一方、ダイレクト接続を選択した場合、プリンターは、ダイレクト接続を有効にする。端末は、プリンターから取得したダイレクト接続の設定情報に基づいて、プリンターとダイレクト接続を確立して通信することができる。ユーザーは、無線LANの周波数帯を意識せずに、無線接続を簡単に設定することができる。

0072

本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。例えば、上記の各実施形態には、下記のような変形を加えてもよい。また、実施形態及び各変形例は、適宜2つ以上を組み合わせてもよい。

0073

上記の実施形態では、端末10はNFCのRF通信モードを利用し、プリンター20は、NFCのシリアル通信モードを利用しているが、端末10及びプリンター20はNFCのトンネルモードを利用してもよい。例えば、制御部11は、NFC通信部13及びNFC通信部23を介して、制御部21と通信する。取得部111と取得部211は、互いに設定情報等を送受信する。

0074

上述の実施形態において、端末10及びプリンター20は、ピアツーピアの接続形態として、例えば、ダイレクト接続(Wi−Fi Directモード)により通信できてもよい。

0075

上述の実施形態で説明した無線通信システムの構成は、その構成を理解容易にするために主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方名称によって、本願発明が制限されることはない。無線通信システムの構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、各構成要素の処理又は機能の分担は、本発明の目的及び効果を達成できるのであれば、上述したものに限られない。例えば、端末10の少なくとも一部の機能をプリンター20に搭載してもよいし、その逆であってもよい。例えば、端末10にNFCタグを搭載し、プリンター20にNFCリーダー/ライターを搭載するようにしてもよい。

0076

上述の実施形態で説明したフローチャートの処理単位は、無線通信システムの処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。無線通信システムの処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。さらに、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。

0077

本発明の電子機器は、プリンターに限られない。電子機器は、例えば、スキャナー複合機プロジェクターテレビビデオレコーダー等の、近距離無線通信及び無線LAN通信の両方を実装した機器を含むことができる。また、本発明は、NFCに限らず他の規格を近距離無線通信として用いてもよい。

0078

10…端末、11…制御部、12…操作部、13…通信部、14…無線通信部、15…モバイル通信部、20…プリンター、21…制御部、22…操作部、23…通信部、24…無線通信部、25…印刷部、111…取得部、112…確認部、113…接続処理部、211…取得部、212…選択部、213…接続処理部

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