図面 (/)

技術 クロロプレンゴム系接着剤組成物

出願人 東ソー株式会社
発明者 齋藤俊裕
出願日 2015年11月30日 (5年11ヶ月経過) 出願番号 2015-233654
公開日 2017年6月8日 (4年5ヶ月経過) 公開番号 2017-101121
状態 特許登録済
技術分野 接着剤、接着方法
主要キーワード クロロプレンゴム系接着剤 クロロプレン系接着剤 状態調整 乾燥直後 溶剤系接着剤 接着物性 接着試験片 ハンドローラー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題

トルエンを含まなくても、保管定性接着強度が良好であるクロロプレンゴム系接着剤組成物を提供する。

解決手段

クロロプレンゴム及び溶剤を含むクロロプレンゴム系接着剤組成物であって、溶剤がブチルアセテートであり、ブチルアセテート含有量溶剤全体の20重量%以上であることを特徴とするクロロプレンゴム系接着剤組成物

概要

背景

クロロプレンゴム等をベースとした溶剤系接着剤は、その良好な作業性や接着物性から各種用途に用いられてきた。そのため、数多くのクロロプレン系接着剤が開発されている。これらのクロロプレンゴム系接着剤は、原料ゴムおよびその他の配合剤トルエンシクロヘキサンアセトンなどの有機溶剤に溶解させているものがほとんどである(例えば、特許文献1〜3参照。)。

一方で、シックハウス症候群への対応として、ホルマリンや、トルエン、キシレンの使用ができなくなり、トルエン不含のクロロプレンゴム系接着剤が市場では要望されている。

トルエン不含のクロロプレンゴム系接着剤としては、例えば特許文献4、5など、代替溶剤をもちいるものが挙げられるが、クロロプレンゴムを単独では溶解しない溶剤が多く、トルエンを用いているものよりも接着剤物性や安定性が劣るという問題があった。

概要

トルエンを含まなくても、保管安定性と接着強度が良好であるクロロプレンゴム系接着剤組成物を提供する。クロロプレンゴム及び溶剤を含むクロロプレンゴム系接着剤組成物であって、溶剤がブチルアセテートであり、ブチルアセテート含有量溶剤全体の20重量%以上であることを特徴とするクロロプレンゴム系接着剤組成物 なし

目的

本発明はこの問題点に鑑みてなされたものであり、接着物性および安定性に優れたクロロプレンゴム系接着剤組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

クロロプレンゴム及び溶剤を含むクロロプレンゴム系接着剤組成物であって、溶剤がブチルアセテートであり、ブチルアセテート含有量溶剤全体の20重量%以上であることを特徴とするクロロプレンゴム系接着剤組成物。

請求項2

溶剤として、ブチルアセテート以外のエステル系溶剤脂肪族炭化水素系溶剤及び芳香族炭化水素系溶剤からなる群より選ばれる1つ以上の溶剤を含む請求項1に記載のクロロプレンゴム系接着剤組成物。

請求項3

溶剤として、トルエンを含まないことを特徴とする請求項1又は2に記載のクロロプレンゴム系接着剤組成物。

請求項4

溶剤として、ヘキサンシクロヘキサン又はメチルシクロヘキサンを含まないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のクロロプレンゴム系接着剤組成物。

技術分野

0001

本発明は、クロロプレンゴム系接着剤組成物に関するものであり、より詳しくはトルエンを用いなくても接着強度と安定性が良好なクロロプレンゴム系接着剤組成物に関するものである。

背景技術

0002

クロロプレンゴム等をベースとした溶剤系接着剤は、その良好な作業性や接着物性から各種用途に用いられてきた。そのため、数多くのクロロプレン系接着剤が開発されている。これらのクロロプレンゴム系接着剤は、原料ゴムおよびその他の配合剤をトルエン、シクロヘキサンアセトンなどの有機溶剤に溶解させているものがほとんどである(例えば、特許文献1〜3参照。)。

0003

一方で、シックハウス症候群への対応として、ホルマリンや、トルエン、キシレンの使用ができなくなり、トルエン不含のクロロプレンゴム系接着剤が市場では要望されている。

0004

トルエン不含のクロロプレンゴム系接着剤としては、例えば特許文献4、5など、代替溶剤をもちいるものが挙げられるが、クロロプレンゴムを単独では溶解しない溶剤が多く、トルエンを用いているものよりも接着剤物性や安定性が劣るという問題があった。

先行技術

0005

特開平06−306341号公報
特開2004−210995号公報
特開2005−139279号公報
特開2003−226852号公報
特開2007−291188号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明はこの問題点に鑑みてなされたものであり、接着物性および安定性に優れたクロロプレンゴム系接着剤組成物を提供するものである

課題を解決するための手段

0007

本発明者は、このような背景の下、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、ブチルアセテートを含むことで、トルエンを用いなくてもクロロプレン系接着剤の接着物性および安定性を向上することを知見し、本発明を完成させるに至った。

0008

すなわち本発明は、クロロプレンゴム及び溶剤を含むクロロプレンゴム系接着剤組成物であって、溶剤がブチルアセテートであり、ブチルアセテート含有量溶剤全体の20重量%以上であることを特徴とするクロロプレンゴム系接着剤組成物である。

発明の効果

0009

本発明のクロロプレンゴム系接着剤は、上記の通りすることにより、トルエンを用いなくても、接着物性と安定性に優れる接着剤を提供することができる。

0010

以下、本発明について、詳細に説明する。

0011

本発明のクロロプレンゴムは、2−クロロ−1,3−ブタジエンであるクロロプレン単量体を単独で重合して得られたもの、または、クロロプレンと共重合可能な1種類以上の単量体を用いて重合して得られたものであるである。

0012

クロロプレンと共重合可能な単量体としては、例えば、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、アクリロニトリルメチルメタクリレートヒドロキシエチルメタクリレートメタクリル酸等があげられる。

0013

溶剤としては、ブチルアセテート単独でも良いが、ブチルアセテート以外にもブチルアセテート以外のエステル系溶剤脂肪族炭化水素系溶剤及び芳香族炭化水素系溶剤からなる群より選ばれる1つ以上の溶剤を使用する事が可能である。ブチルアセテート以外のエステル系溶剤としては、アセトン、エチルアセテート、MEK(メチルエチルケトン)等、脂肪族炭化水素系溶剤としては、ノルマルヘキサン、シクロヘキサン等、芳香族炭化水素系溶剤としては、トルエン、キシレン等が挙げられる。溶剤としては、クロロプレンゴム系接着剤組成物の低温安定性に優れるため、シクロヘキサンを含まない方が好ましい。また、クロロプレンゴム系接着剤組成物の接着強さが低下しないため、ヘキサンまたはメチルシクロヘキサンを含まない方が好ましい。

0014

ブチルアセテート含有量は溶剤全体の20重量%以上であることが必要であるが、30重量%以上が好ましく、50重量%〜80重量%がより好ましい。ブチルアセテート含有量が20重量%未満であると、クロロプレンゴム系接着剤組成物の接着性が劣る。

0015

本発明のクロロプレンゴム系接着剤組成物は、その他に、一般的に用いられる金属酸化物粘着付与樹脂老化防止剤等を含ませることができる。金属酸化物としては、酸化マグネシウム酸化亜鉛が一般的には多く用いられ、粘着付与樹脂としては、アルキルフェノール樹脂や、テルペンフェノール樹脂などが用いられることが多い。

0016

本発明のクロロプレンゴム系接着剤組成物は、例えば、クロロプレンゴムを金属酸化物や粘着付与樹脂、老化防止剤などと共に、上記溶剤に混合し、撹拌して溶解させることで作成できる。

0017

以下、本発明を実施例にて具体的に説明する。
クロロプレンゴム系接着剤組成物は下記に示す手法で作製・評価を行った。

0018

<接着剤の作製>
接着剤は、表1に記載の配合剤および溶剤を所定量瓶に投入し、密栓したうえでボールミル架台にて室温下にて48時間回転・混合させることで作製した。

0019

<低温安定性>
作製した接着剤を、−10℃にて2週間保管し、状態を観察した。

0020

○:変化なし ×:高粘度化・固化
接着試験片作製>
9号帆布2枚(約150mm×60mm)それぞれの片面に、作製した接着剤を刷毛で約230g/m2塗布し、80℃にて5分間乾燥した。室温で30分放冷した後、再度接着剤を刷毛にて約90g/m2塗布し、80℃にて5分乾燥直後、もしくは、その後60分放冷した後にハンドローラーを用いて圧着した。150mm×25mmのサイズに切り出したものを測定用試験片とした。

0021

<接着強さ>
圧着2分後にテンシロン型引っ張り試験機を用いて100mm/minの剥離速度で180°方向の引っ張りにて行った。

0022

高温接着強さ>
接着3日後に、試験片を80℃雰囲気下にて5分間状態調整を実施し、テンシロン型引っ張り試験機を用いて80℃の雰囲気下にて100mm/minの剥離速度で180°方向の引っ張りにて行った。

0023

実施例1〜5、比較例1〜4
実施例および比較例を表1に示す。

0024

実施例では良好な安定性と接着強さが得られたことが分かる。

実施例

0025

0026

本発明のクロロプレンゴム系接着剤組成物は、家具木工建材など、広範囲の材料の接着分野で使用される。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い法人

関連性が強い法人一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ