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技術 口腔用組成物

出願人 ライオン株式会社
発明者 西山佑樹
出願日 2015年11月30日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-234208
公開日 2017年6月8日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-100978
状態 未査定
技術分野 医薬品製剤 化粧料 他の有機化合物及び無機化合物含有医薬
主要キーワード 本発明組成 発明効果 和種ハッカ油 バニラアブソリュート 刺激緩和 和光純薬工業社 デルタウンデカラクトン セチル酸
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月8日)のものです。
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課題

歯面がツルツルとしたと感じることができるコーティング実感を与え、刺激が無く使用感に優れた、特に液体製剤として好適な口腔用組成物を提供する。

解決手段

(A)グリセロリン酸又はその塩、(B)エチレンオキサイド平均付加モル数が60〜100モルポリオキシエチレン硬化ひまし油を含有してなることを特徴とする口腔用組成物

概要

背景

グリセロリン酸及びその塩は、口腔バイオフィルムの抑制に有効であることが特許文献1に提案されている。中でも、グリセロリン酸カルシウムは、歯垢中カルシウム及びリン酸濃度を高めて再石灰化を促進したり、歯垢のpHの著しい低下を阻止し、ミュータンス菌の代謝を阻害すると考えられている。

しかしながら、グリセロリン酸及びその塩は、刺激感渋味異味を有しており、このためグリセロリン酸又はその塩を配合した口腔用組成物、特に洗口剤等の液体口腔用組成物は、後味が悪く、使用感が損なわれるという問題があった。

概要

歯面がツルツルとしたと感じることができるコーティング実感を与え、刺激が無く使用感に優れた、特に液体製剤として好適な口腔用組成物を提供する。 (A)グリセロリン酸又はその塩、(B)エチレンオキサイド平均付加モル数が60〜100モルポリオキシエチレン硬化ひまし油を含有してなることを特徴とする口腔用組成物なし

目的

本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、グリセロリン酸及びその塩の刺激感が緩和され、歯面がツルツルしたと感じることができるコーティング実感を与える口腔用組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

(A)グリセロリン酸又はその塩、(B)エチレンオキサイド平均付加モル数が60〜100モルポリオキシエチレン硬化ひまし油を含有してなることを特徴とする口腔用組成物

技術分野

0001

本発明は、歯面がツルツルとしたと感じることができるコーティング実感を与え、使用感に優れた、特に液体製剤として好適な口腔用組成物に関する。

背景技術

0002

グリセロリン酸及びその塩は、口腔バイオフィルムの抑制に有効であることが特許文献1に提案されている。中でも、グリセロリン酸カルシウムは、歯垢中カルシウム及びリン酸濃度を高めて再石灰化を促進したり、歯垢のpHの著しい低下を阻止し、ミュータンス菌の代謝を阻害すると考えられている。

0003

しかしながら、グリセロリン酸及びその塩は、刺激感渋味異味を有しており、このためグリセロリン酸又はその塩を配合した口腔用組成物、特に洗口剤等の液体口腔用組成物は、後味が悪く、使用感が損なわれるという問題があった。

先行技術

0004

特開2005−47855号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従って、グリセロリン酸又はその塩を配合した口腔用組成物においては、グリセロリン酸又はその塩の刺激感の緩和、使用感の改善が課題となっていた。また、液体口腔用組成物には使用者が使用後に歯牙への歯垢や菌などの付着が抑制されると実感できることが求められている。

0006

本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、グリセロリン酸及びその塩の刺激感が緩和され、歯面がツルツルしたと感じることができるコーティング実感を与える口腔用組成物を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、(A)グリセロリン酸又はその塩、(B)エチレンオキサイド平均付加モル数が60~100モルポリオキシエチレン硬化ひまし油を配合することにより、グリセロリン酸及びその塩の刺激感が緩和され、歯面がツルツルしたと感じることができる口腔用組成物が得られることを知見し、本発明をなすに至った。

0008

即ち、本発明においては、成分(A)グリセロリン酸カルシウムは刺激感、渋味・異味などを有しているが(B)エチレンオキサイドの平均付加モル数が60~100モルのポリオキシエチレン硬化ひまし油を配合することによって、特に液体口腔用組成物において刺激感が無く歯面のコーティング実感を与えることができる。

0009

従って、本発明は、下記の口腔用組成物を提供する。
(A)グリセロリン酸又はその塩、(B)エチレンオキサイドの平均付加モル数が60〜100モルのポリオキシエチレン硬化ひまし油を含有してなることを特徴とする口腔用組成物。

発明の効果

0010

本発明によれば、グリセロリン酸及びその塩の刺激感が緩和され、歯面がツルツルしたと感じることができるコーティング実感を与える、特に液体製剤として好適な口腔用組成物を提供できる。

0011

以下、本発明につき更に詳述する。本発明の口腔用組成物は、(A)グリセロリン酸又はその塩、(B)エチレンオキサイドの平均付加モル数が60〜100モルのポリオキシエチレン硬化ひまし油を含有してなることを特徴とする。

0012

成分(A)のグリセロリン酸又はその塩としては、グリセロリン酸、グリセロリン酸のナトリウム塩カリウム塩等のアルカリ金属塩カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩が挙げられ、これらから選ばれる1種又は2種以上を配合できる。中でも、コーティング実感、苦味改善効果刺激緩和の点からグリセロリン酸カルシウムが好ましい。

0013

グリセロリン酸塩は、天然物由来のものも、合成品も使用でき、例えば岩製薬株式会社製の商品名「グリセロリン酸カルシウム」などの市販品を使用することもできる。

0014

成分(A)の配合量は、組成全体の0.005〜1%(質量%、以下同様。)が好ましく、より好ましくは0.01〜0.2%である。0.005%未満ではコーティング実感が十分に得られない場合がある。1%を超えると成分(B)を併用しても成分(A)の刺激感が強くなって使用感に劣る場合がある。

0015

成分(B)のエチレンオキサイドの平均付加モル数が60〜100モルのポリオキシエチレン硬化ひまし油の配合量は、組成全体の0.05〜2.0%が好ましい。

0016

エチレンオキサイドの平均付加モル数が60〜100モルのポリオキシエチレン硬化ひまし油としては、下記のような市販品を使用できる。

0017

日光ケミカルズ社製のNIKKOL HCO系
日本エマルジョン社製エマレックスHC系
・日油社製のユニオックスHC系
本発明組成物は、特に配合成分が可溶化した液体口腔用組成物として好適に調製される。なお、本発明組成物は、歯磨剤のようなペースト状製剤においても有効であるが、このような製剤に比べて、洗口剤や液体歯磨剤のような液体製剤では刺激感が強く発現するが、本発明によればかかる液体製剤で刺激感を抑制することができる。具体的には、原液のまま使用するタイプの洗口剤、口中清涼剤濃縮タイプで使用時に希釈して用いる洗口剤、更には歯ブラシブラッシングして使用する液体歯磨剤などとして調製、適用することができ、特に洗口剤として好適である。なお、本発明組成物は、歯ブラシでブラッシングしない方がより強くコーティング実感を与えることから、ブラッシングなしで使用できる洗口剤として好適である。

0018

本発明組成物には、上記成分に加えて、必要に応じてその他の公知成分を、本発明の効果を妨げない範囲で配合できる。液体口腔用組成物には、具体的に湿潤剤界面活性剤溶剤、更に必要により甘味剤着色剤香料、有効成分等が配合される。なお、液体口腔用組成物には、研磨剤などの可溶化しない固形成分は通常配合されないが、本発明組成物においては、コーティング実感発現の点から研磨剤は含まないことが好ましい。

0019

湿潤剤としては、例えばソルビトールマルチット、ラクチット等の糖アルコールグリセリンエチレングリコールポリエチレングリコール等の多価アルコールが挙げられる。これら湿潤剤の配合量は、組成全体の2〜20%が好ましい。

0020

界面活性剤としては、公知のアニオン性界面活性剤ノニオン性界面活性剤カチオン性界面活性剤両性界面活性剤を配合できる。

0024

上記中、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウムを配合することが好ましい。
これら界面活性剤の配合量は、組成全体の0.05〜2%であることが好ましい。

0025

甘味剤としては、キシリトール、マルチトール、サッカリンサッカリンナトリウムステビオサイドアスパルテーム等を配合することができる。

0026

着色料として、青色1号、緑色3号、黄色4号、赤色105号など、安全性の高い水溶性色素を添加することができる。

0027

香料としては、例えばペパーミント油スペアミント油和種ハッカ油ユーカリ油ウィンターグリーン油、クローブ油、タイム油セージ油カルダモン油、ローズマリー油マジョラム油、レモン油ラベンダー油パラクレス油等の天然精油、及びl−メントール、l−カルボンオレンジオイルアネトール、1,8−シネオールメチルサリシレートオイゲノールチモールリナロールリモネンメントン、オイゲノール、メンチルアセテートシトラールカンファーボルネオールピネンスピラントール等の上記天然精油中に含まれる香料成分、また、エチルアセテートエチルブチレートイソアミルアセテートヘキサナールヘキセナール、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリデートベンツアルデヒドフラネオールマルトールエチルマルトールガンマデルタデカラクトン、ガンマ/デルタウンデカラクトン、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド、エチル−3−(p−メンタン−3−カルボキサミド)アセテートメンチルラクテート、エチレングリコール−l−メンチルカーボネート等の香料成分、更には、いくつかの香料成分や天然精油を組み合わせてなる、アップル、バナナストロベリーブルーベリーメロン、ピーチ、パイナップルグレープ、マスカットワインチェリースカッシュコーヒーブランデーヨーグルト等の調合フレーバーの1種又は2種以上を、発明の効果を妨げない範囲で添加することができる。好ましい香料としては、例えば、ペパーミント油、スペアミント油、和種ハッカ油等のミント油、エチル−3−(p−メンタン−3−カルボキサミド)アセテート等の冷感増強剤バニラアブソリュートバニリンエチルバニリンナツメグ油が挙げられる。
香料の添加量は、通常、組成中0.00001〜3%である。

0029

溶剤としては、通常水が用いられ、水の含有量は組成全体の60%以上が好ましい。また、必要によりエタノール等の低級一価アルコールを添加してもよい。

0030

以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は特に断らない限りいずれも質量%を示す。

0031

表1に示す組成の液体口腔用組成物(洗口剤)を常法により調製した。

0032

なお、使用原料の詳細は下記の通りである。
・塩化セチルピリジニウム(和光純薬工業社製)
・塩化ベンゼトニウム(ハイアミン1622:ロンジャパン社製
・グリセロリン酸カルシウム(岩城製薬社製)
・ポリオキシエチレン(60)硬化ひまし油(日光ケミカルズ社製)
・ポリオキシエチレン(100)硬化ひまし油(日光ケミカルズ社製)
プロピレングリコール(旭硝子社製)
・グリセリン(85%、阪本薬品工業社製
・キシリトール(ロケットフルーレ社製)
クエン酸(扶化学社製)
クエン酸ナトリウム(扶桑化学社製)
・サッカリンナトリウム(大東化学社製)

実施例

0033

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