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技術 ゴンドラリフト搬器の客車

出願人 日本ケーブル株式会社
発明者 伊藤圭吾
出願日 2015年11月30日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2015-233318
公開日 2017年6月8日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-100501
状態 特許登録済
技術分野 鉄道車両の細部 高架鉄道・ロープ鉄道
主要キーワード 扉開閉レバー 自動循環 サスペンダー ゴンドラリフト 輸送設備 ケーブルユニット スキーラ スキーブーツ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

前方部分と後方部分とに乗降口及び扉を備えた客車運行する場合において、進行方向前側の乗降口での乗降を容易にすることのできるゴンドラリフト搬器の客車を提供すること。

解決手段

側面の前部と後部とに前乗降口24と後乗降口25とを備え、前乗降口24と後乗降口25との間にスキーラック31を備えたゴンドラリフト搬器13の客車23であって、客車23の前乗車口24の下部には、客車23本体から外側へ突出した踏板36を有するステップ32を備えた。

概要

背景

ゴンドラリフトは、少なくとも2地点に設けられた停留場にそれぞれ回転自在に滑車を設け、これらの滑車間に張架した索条閉鎖型搬器懸垂して人員輸送する設備であり、主に傾斜地で利用する輸送設備として広く知られている。ゴンドラリフトに通常採用される索道の方式は、自動循環式やパルス循環式の方式が多く採用されており、これらの方式においては、搬器は停留場内を緩速で移動し、この間に乗客が搬器へ乗降する。

ゴンドラリフトの搬器は、4人から8人程度の乗客を収納する客車を用いるものが主流であり、客車の移動方向外側の側面に乗降口および扉を設けて乗客が乗降するようにしている。客車に設けられた乗降口及び扉の位置は、大別すると中央部分に設けられたものと、進行方向に対して前方部分と後方部分とに分割されたものの2種類がある(例えば、特許文献1参照(図1、図11))。また、ゴンドラリフトがスキー場で利用される場合には、客車の乗降口及び扉側にスキーラックを備え、これにスキー板スノーボードを収容するようにしている(例えば、特許文献2参照)。

概要

前方部分と後方部分とに乗降口及び扉を備えた客車を運行する場合において、進行方向前側の乗降口での乗降を容易にすることのできるゴンドラリフト搬器の客車を提供すること。側面の前部と後部とに前乗降口24と後乗降口25とを備え、前乗降口24と後乗降口25との間にスキーラック31を備えたゴンドラリフト搬器13の客車23であって、客車23の前乗車口24の下部には、客車23本体から外側へ突出した踏板36を有するステップ32を備えた。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、前方部分と後方部分とに乗降口及び扉を備えた客車を運行する場合において、進行方向前側の乗降口での乗降を容易にすることのできるゴンドラリフト搬器の客車を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

側面の前部と後部とに前乗降口後乗降口とを備え、前記前乗降口と前記後乗降口との間にスキーラックを備えたゴンドラリフト搬器客車であって、該客車の前記前乗車口の下部には、前記客車本体から外側へ突出した踏板を有するステップを備えたことを特徴とするゴンドラリフト搬器の客車。

技術分野

0001

本発明は、ゴンドラリフト搬器客車に関し、詳細には、スキー場等での人員輸送に利用され、スキー板等を収納するスキーラックを備えたゴンドラリフト搬器の客車に関する。

背景技術

0002

ゴンドラリフトは、少なくとも2地点に設けられた停留場にそれぞれ回転自在に滑車を設け、これらの滑車間に張架した索条閉鎖型の搬器を懸垂して人員を輸送する設備であり、主に傾斜地で利用する輸送設備として広く知られている。ゴンドラリフトに通常採用される索道の方式は、自動循環式やパルス循環式の方式が多く採用されており、これらの方式においては、搬器は停留場内を緩速で移動し、この間に乗客が搬器へ乗降する。

0003

ゴンドラリフトの搬器は、4人から8人程度の乗客を収納する客車を用いるものが主流であり、客車の移動方向外側の側面に乗降口および扉を設けて乗客が乗降するようにしている。客車に設けられた乗降口及び扉の位置は、大別すると中央部分に設けられたものと、進行方向に対して前方部分と後方部分とに分割されたものの2種類がある(例えば、特許文献1参照(図1、図11))。また、ゴンドラリフトがスキー場で利用される場合には、客車の乗降口及び扉側にスキーラックを備え、これにスキー板やスノーボードを収容するようにしている(例えば、特許文献2参照)。

先行技術

0004

特開平8−332946号公報
特開2002−308090号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記した客車のうち、前方部分と後方部分とに乗降口及び扉を備えた客車を運行する場合には、次のような問題があった。すなわち、この客車の場合は、特許文献2に示されたように客車の中央部にスキーラックを備え、この両脇の乗降口から乗客が乗降するようになっている。ゴンドラリフトにおいては、前記したように停留場内を搬器が移動しながら乗客が乗降を行うため、スキーブーツ等を装着していて機敏な動作ができない乗客が進行方向前側の乗降口で乗降する場合には、進行する客車から突出したスキーラックに接触してしまうことがあった。

0006

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、前方部分と後方部分とに乗降口及び扉を備えた客車を運行する場合において、進行方向前側の乗降口での乗降を容易にすることのできるゴンドラリフト搬器の客車を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、側面の前部と後部とに前乗降口後乗降口とを備え、前記前乗降口と前記後乗降口との間にスキーラックを備えたゴンドラリフト搬器の客車であって、該客車の前記前乗車口の下部には、前記客車本体から外側へ突出した踏板を有するステップを備えたことを特徴としている。

発明の効果

0008

本発明によれば、乗客は客車本体から突出したステップに一旦乗って乗降することで、スキーラックの移動軌跡の外側から乗降でき、スキーラックに接触することなく安全に乗降できる

図面の簡単な説明

0009

停留場の平面図
停留場の側面図
搬器の側面図
搬器の正面図
ステップの平面図
ステップの正面図

実施例

0010

以下、本発明の具体的な実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、自動循環式のゴンドラリフトの停留場の平面図であり、図2は、ゴンドラリフトの停留場の側面図である。

0011

図に示すように、ゴンドラリフトの停留場10には、滑車11が回転自在に枢設されており、他方の停留場に設けられた滑車との間で索条12を無端状に巻き回して張架し、索道線路を形成している。索道線路中には、索条12を握放索可能になした搬器13を索条12に懸垂し、各搬器13間の距離が等間隔となるように配置している。これら複数の搬器13は、索道線路中では索条12を握索して索条12の移動とともに移動し、停留場10内では、索条12を放索するとともに、停留場10に備えられたレール14に支持されて、これに沿って移動する。

0012

停留場10に備えられたレール14は、平面視U字形状をなしており、このレール14に沿っては、搬器13を移送するための移送装置が設けられている。この移送装置は、従来から公知のものであって、例えば図2に示すように、複数のゴムタイヤ車輪15をレール14に沿って並設し、このゴムタイヤ車輪15の周縁を搬器13の握索機押圧当接させ、ゴムタイヤ車輪15を駆動することにより搬器13の移送を行う。この移送装置には、減速区間16、回送区間17、及び加速区間18が設けられている。減速区間16は、放索した搬器13を索条12の速度から緩速までに緩やかに減速させる区間であり、回送区間17は、減速された搬器13を緩速のまま一定速度を保って移送を行う区間であり、加速区間18は、緩速から索条12と同一の速度まで搬器13を加速させる装置であって、これらに備えたゴムタイヤ車輪15は、運行中はそれぞれ所定の回転数で常時回転している。

0013

以上の構成により搬器13は、停留場10内を次ぎのように運行される。矢印A方向に向けて停留場10に到着した搬器13は、レール14に乗り移った後に索条12を放索し、減速区間16で徐々に減速させられて緩速となる。この後、搬器13は、緩速を保ったままで扉開閉装置20を通過し、このときに搬器13の扉が開かれるとともに、以降、緩速を保ったままで回送区間17を出発側へと回送される。この回送区間17に沿っては乗降場19が設けられており、この部分で搬器13への乗客の降車及び乗車が順次行われる。続いて、出発側へと回送された搬器13は、扉開閉装置20を通過時に搬器13の扉が閉じられ、加速区間18で索条12と同速にまで加速された後、索条12を握索して線路中へ出発する。

0014

図3は、搬器13の側面図であり、図4は、搬器13の正面図である。搬器13は、大別して索条12を握放索する握索機21と、この握索機21へ進行方向前後に揺動自在に枢着したサスペンダー22と、サスペンダー22に緩衝材等を介して懸垂した客車23とからなっている。客車23の乗降場19側側面の前部及び後部には、前乗降口24と後乗降口25を備えており、ここにそれぞれ進行方向前後へスライド可能な前扉26及び後扉27を備えている。一方、サスペンダー22の上下方向中間部付近には、上下方向へ回動自在に扉開閉レバー29を備えるとともに、この扉開閉レバー29と各扉26、27の開閉機構を連結するケーブルユニット30を備えている。この構成により、搬器13が停留場10内の扉開閉装置20を通過すると、扉開閉レバー29が押し上げ又は押し下げられることにより、ケーブルユニット30を介して開閉機構が動作し、各扉26、27の開閉動作が自動的に行われる。

0015

前扉26と後扉27との間の中央部は、前扉26と後扉27の収納部28となっており、各扉26、27がスライドして開いたときに扉26、27がここへ収納されるようになっている。収納部28の側面下部には、乗降場19側へ突出してスキーラック31を備えており、乗客は乗車時にスキーラック31へスキー板等を収納した後に客車23に乗車し、また、降車時には客車23から降車した後にスキー板等を取り出して搬器13から離れる。

0016

客車23の前乗降口24下部には、客車23本体の側面から乗降場19側へ張り出してステップ32を備えている。図5は、ステップ32の平面図であり、図6は、ステップ32の正面図である。ステップ32の取付部33は、客車23の側面下部の形状に沿って板材湾曲させて形成し、前後の端部を客車23の床面39側へ折り返した形状をしており、複数のリベット38により客車23本体に固定されている。取付部33の側面には、前部及び後部の位置からリブ34及びリブ35を側方に突出して形成し、このリブ34、35の上部に平板状の踏板36を形成している。踏板36は、客車23本体の床面39と略同一の高さに設けられるとともに、床面39から側方へ間を開けて設けられており、この空間に溝部37を形成して前扉26と干渉しないようになっている。

0017

以上のように構成したことにより、乗客はステップ32を介して客車23に乗降することができるので、スキーラック31の側端部よりも外側の位置で乗降することができ、移動する客車23への乗降が容易となる。

0018

10停留場
11滑車
12索条
13搬器
14レール
15ゴムタイヤ車輪
16減速区間
17回送区間
18加速区間
19乗降場
20扉開閉装置
21 握索機
22サスペンダー
23客車
24前乗降口
25後乗降口
26前扉
27後扉
28収納部
29扉開閉レバー
30ケーブルユニット
31スキーラック
32 ステップ
33取付部
34リブ
35 リブ
36踏板
37 溝部
38リベット
39 床面
A 矢印

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