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技術 画像形成装置

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 渡邊康司
出願日 2015年11月27日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2015-231491
公開日 2017年6月1日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2017-097262
状態 特許登録済
技術分野 カラー電子写真 シートの分離、振分け、減速、湾曲 電子写真における制御・管理・保安
主要キーワード 奥側部分 連続印字処理 後続画像 サイズエラー 印字済み用紙 紙厚検知センサ OHP紙 リカバリー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月1日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

連続印字の途中で異常用紙が給紙された場合であっても、所定の用紙に所望の順序で画像を形成した印字物を得る。

解決手段

印字された用紙を排出部30に搬送する第1搬送経路Aと、用紙を第1搬送経路Aとは別の経路で排出部30に搬送する第2搬送経路Bと、搬送経路A,Bを切り替え切替え手段28と、搬送中の用紙の異常を検出する異常検出手段SE1と、用紙の異常検出時に後続用紙に対する印字を中断させるとともに、異常が解除されたときに中断を解除させ、その後に後続用紙に対する印字処理再開させる制御手段と、を備えた画像形成装置。制御手段は、片面連続印字処理の途中で用紙の異常が検出された場合、異常用紙を第2搬送経路B上であって第1搬送経路Aと排出部30に干渉しない位置に移動させ、中断解除後に後続用紙に対して印字処理をして第1搬送経路Aを通じて排出部30に搬送させ、後続用紙を排出部30に排出した後に異常用紙を第2搬送経路Bから排出部30に搬送させる。

概要

背景

従来、電子写真方式による複写機プリンタなどの画像形成装置において、給紙された用紙が異常である場合の処理が課題となっている。用紙の異常とは、給紙された用紙が、オペレーターが選択した用紙サイズと異なっていたり、紙厚OHP紙など異なった用紙である場合などである。用紙がジャムした場合の処理に関しては特許文献1に記載されている。

用紙サイズの異常に関しては、搬送経路上に設置した用紙検出センサオン時間から測定される用紙長さをオペレーターが選択した用紙長さと比較することによりサイズエラー判定を行い、サイズエラーの発生と判定された際には印字処理用紙搬送処理)を中断することなく、異常用紙を排出部に搬送する制御が知られている。片面連続印字処理の途中でサイズエラーが発生し、異常用紙を排出した場合、正常な用紙の束のなかに異常用紙が混ざってしまう。そのため、異常用紙に印字すべき画像の再印字(以下、リカバリーと称する)を含む後続用紙に対する印字処理を実行した場合、用紙束のなかに異常用紙が1枚混入した状態になってしまう。

仮に、リカバリーの前にオペレーターに異常用紙を取り除くように促したとしても、現実に異常用紙を取り除いたかどうか判別することはできない。いずれ場合にしても、後処理として例えば用紙束にステープル処理をすることは適切ではなく、後処理を正しく行うことはできない。

概要

連続印字の途中で異常用紙が給紙された場合であっても、所定の用紙に所望の順序で画像を形成した印字物を得る。印字された用紙を排出部30に搬送する第1搬送経路Aと、用紙を第1搬送経路Aとは別の経路で排出部30に搬送する第2搬送経路Bと、搬送経路A,Bを切り替え切替え手段28と、搬送中の用紙の異常を検出する異常検出手段SE1と、用紙の異常検出時に後続用紙に対する印字を中断させるとともに、異常が解除されたときに中断を解除させ、その後に後続用紙に対する印字処理を再開させる制御手段と、を備えた画像形成装置。制御手段は、片面連続印字処理の途中で用紙の異常が検出された場合、異常用紙を第2搬送経路B上であって第1搬送経路Aと排出部30に干渉しない位置に移動させ、中断解除後に後続用紙に対して印字処理をして第1搬送経路Aを通じて排出部30に搬送させ、後続用紙を排出部30に排出した後に異常用紙を第2搬送経路Bから排出部30に搬送させる。

目的

本発明の目的は、連続印字の途中で異常用紙が給紙された場合であっても、オペレーターの手を煩わすことなく所定の用紙に所望の順序で画像を形成した印字物を得ることのできる画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

電子写真方式にて画像を用紙上に印字する画像形成装置において、印字処理された用紙を排出部に搬送する第1搬送経路と、印字処理された用紙を第1搬送経路とは別の経路で前記排出部に搬送する第2搬送経路と、第1搬送経路と第2搬送経路を切り替え切替え手段と、搬送中の用紙の異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段による用紙の異常検出時に後続用紙に対する印字処理を中断させるとともに、該異常が解除されたときに該中断を解除させ、該中断の解除後に後続用紙に対する印字処理を再開させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、片面連続印字処理の途中で用紙の異常が検出された場合、該異常用紙を第2搬送経路上であって第1搬送経路と前記排出部に干渉しない位置に移動させ、前記中断の解除後に後続用紙に対して印字処理をして第1搬送経路を通じて前記排出部に搬送させ、後続用紙を前記排出部に排出した後に前記異常用紙を第2搬送経路から前記排出部に搬送させること、を特徴とする画像形成装置。

請求項2

第2搬送経路は両面印字のためのスイッチバック経路を含むこと、を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

搬送中の用紙の異常とは、搬送路上で測定された用紙の長さがオペレーターが選択した用紙の長さと異なる場合を含むこと、を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項4

搬送中の用紙の異常とは、搬送路上で検出された用紙の種類がオペレーターが選択した用紙の種類と異なる場合を含むこと、を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項5

前記制御手段は、前記異常検出手段による用紙の異常検出時に該異常用紙の次の用紙が給紙されている場合、前記異常用紙を前記スイッチバック経路に搬送し、前記次用紙を第2搬送経路上であって第1搬送経路と前記排出部に干渉しない位置に移動させ、異常が解除された後に、前記異常用紙及び前記次用紙に印字すべき画像を含めた後続画像を後続用紙に対して印字処理をして第1搬送経路を通じて前記排出部に搬送させ、その後、前記異常用紙及び前記次用紙を第2搬送経路から前記排出部に搬送させること、を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。

請求項6

前記制御手段は、前記次用紙が異常用紙ではない場合、異常が解除された後に、前記異常用紙に印字すべき画像を後続用紙に対して印字処理をして第1搬送経路を通じて前記排出部に搬送させ、その後、第2搬送経路上に移動させられている次用紙を第2搬送経路から前記排出部に搬送させ、その後、後続用紙に対して後続画像を印字処理をして第1搬送経路を通じて前記排出部に搬送させ、その後、前記スイッチバック経路に搬送されている前記異常用紙を第2搬送経路から前記排出部に搬送させること、を特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置、特に、電子写真方式によるプリンタ複写機などの画像形成装置に関する。

背景技術

0002

従来、電子写真方式による複写機やプリンタなどの画像形成装置において、給紙された用紙が異常である場合の処理が課題となっている。用紙の異常とは、給紙された用紙が、オペレーターが選択した用紙サイズと異なっていたり、紙厚OHP紙など異なった用紙である場合などである。用紙がジャムした場合の処理に関しては特許文献1に記載されている。

0003

用紙サイズの異常に関しては、搬送経路上に設置した用紙検出センサオン時間から測定される用紙長さをオペレーターが選択した用紙長さと比較することによりサイズエラー判定を行い、サイズエラーの発生と判定された際には印字処理用紙搬送処理)を中断することなく、異常用紙を排出部に搬送する制御が知られている。片面連続印字処理の途中でサイズエラーが発生し、異常用紙を排出した場合、正常な用紙の束のなかに異常用紙が混ざってしまう。そのため、異常用紙に印字すべき画像の再印字(以下、リカバリーと称する)を含む後続用紙に対する印字処理を実行した場合、用紙束のなかに異常用紙が1枚混入した状態になってしまう。

0004

仮に、リカバリーの前にオペレーターに異常用紙を取り除くように促したとしても、現実に異常用紙を取り除いたかどうか判別することはできない。いずれ場合にしても、後処理として例えば用紙束にステープル処理をすることは適切ではなく、後処理を正しく行うことはできない。

先行技術

0005

特開2011−68418号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の目的は、連続印字の途中で異常用紙が給紙された場合であっても、オペレーターの手を煩わすことなく所定の用紙に所望の順序で画像を形成した印字物を得ることのできる画像形成装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の一形態である画像形成装置は、
電子写真方式にて画像を用紙上に印字する画像形成装置において、
印字処理された用紙を排出部に搬送する第1搬送経路と、
印字処理された用紙を第1搬送経路とは別の経路で前記排出部に搬送する第2搬送経路と、
第1搬送経路と第2搬送経路を切り替え切替え手段と、
搬送中の用紙の異常を検出する異常検出手段と、
前記異常検出手段による用紙の異常検出時に後続用紙に対する印字処理を中断させるとともに、該異常が解除されたときに該中断を解除させ、該中断の解除後に後続用紙に対する印字処理を再開させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
片面連続印字処理の途中で用紙の異常が検出された場合、該異常用紙を第2搬送経路上であって第1搬送経路と前記排出部に干渉しない位置に移動させ、
前記中断の解除後に後続用紙に対して印字処理をして第1搬送経路を通じて前記排出部に搬送させ、
後続用紙を前記排出部に排出した後に前記異常用紙を第2搬送経路から前記排出部に搬送させること、
を特徴とする。

0008

前記画像形成装置においては、用紙のサイズエラーなどが発生した場合、該異常用紙を排出部に排出することなく、第2搬送経路上であって第1搬送経路と排出部に干渉しない位置に移動させ、後続用紙に対して異常用紙に印字すべき画像を含めて後続画像を印字処理して排出部に搬送する。その後、異常用紙を第2搬送経路から排出部に搬送する。

発明の効果

0009

本発明によれば、連続印字の途中で異常用紙が給紙された場合であっても、オペレーターの手を煩わすことなく所定の用紙に所望の順序で画像を形成した印字物を得ることができる。

図面の簡単な説明

0010

一実施例である画像形成装置の外観を示す斜視図である。
前記画像形成装置における用紙の搬送経路を示す概略図である。
前記画像形成装置の制御部を示すブロック図である。
第1実施例での制御手順を示すフローチャート図である。
第1実施例での用紙搬送状態を示す説明図である。
第1実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図5A続き)である。
第1実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図5Bの続き)である。
第1実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図5Cの続き)である。
第1実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図5Dの続き)である。
第2実施例での制御手順を示すフローチャート図である。
第2実施例での用紙搬送状態を示す説明図である。
第2実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図7Aの続き)である。
第2実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図7Bの続き)である。
第2実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図7Cの続き)である。
第2実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図7Dの続き)である。
第2実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図7Eの続き)である。
第2実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図7Fの続き)である。
第2実施例での用紙搬送状態を示す説明図(図7Gの続き)である。
第3実施例での制御手順を示すフローチャート図である。

実施例

0011

以下、本発明に係る画像形成装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。なお、各図において同じ部材、部分には共通する符号を付し、重複する説明は省略する。

0012

(画像形成装置の概略構成図1参照)
図1に示すように、画像形成装置1は、概略、印字本体部2と、画像読取り部5と、後処理装置30とで構成されている。印字本体部2は、操作パネル3を備え、図2に示す感光体ドラム11や中間転写ベルト12を含む周知の電子写真法によって用紙上にカラートナー画像を形成するものである。操作パネル3において、オペレーターは、用紙サイズや種類、ステープル処理やシフト処理などの後処理、その他印字に必要な設定を行う。

0013

画像読取り部5は、いわゆるスキャナであり、原稿画像光学的に読み取り、画像データとして印字本体部2に転送する。印字本体部2では転送された画像データに基づいて感光体ドラム11及び中間転写ベルト12にトナー画像を形成するとともに、トナー画像を給紙された用紙上に転写し、該用紙を後処理装置30に排出する。後処理装置30では、操作パネル3で設定された後処理モードに従って、用紙に対して整合シフトステープルなどを行い、用紙束を排紙トレイ31上に排出する。

0014

(印字本体部における用紙搬送経路図2参照)
印字本体部2は、図2に示すように、Y,M,C,Kの各色の画像を形成する四つの感光体ドラム11と中間転写ベルト12を中心とするタンデム方式フルカラー画像形成を備えている。タンデム方式によるフルカラーの画像形成プロセスは周知であり、その説明は省略する。

0015

用紙の搬送のため以下のローラ群が配置されている。即ち、第1給紙口に配置された給紙ローラ15、第2給紙口に配置された給紙ローラ16、手差し給紙口に配置された給紙ローラ17、タイミングローラ20、2次転写ローラ21、トナー加熱定着ローラ22、排出ローラ23、反転ローラ24、両面搬送ローラ25,26、再給紙ローラ27である。

0016

用紙搬送経路は以下のように構成されている。給紙ローラ15,16,17からタイミングローラ20を経て2次転写ローラ21までを給紙経路、2次転写ローラ21から定着ローラ22を経て排出ローラ23へ至る第1搬送経路A、定着ローラ22から反転ローラ24さらに両面搬送ローラ25,26、再給紙ローラ27へ至る第2搬送経路B(スイッチバック経路とも称する)。用紙は第1搬送経路Aから排出部(後処理装置30)へ搬送され、第2搬送経路Bからも排出部(後処理装置30)へ搬送可能である。

0017

また、給紙経路には用紙検出センサSE1が配置され、第1搬送経路Aには用紙検出センサSE2が配置され、第2搬送経路Bには用紙検出センサSE3が配置され、スイッチバック経路には用紙検出センサSE4が配置されている。さらに、定着ローラ22の搬送方向直後には第1搬送経路Aと第2搬送経路Bを切り替える切替えゲート28が設置されている。

0018

片面印字処理の場合、画像を転写された用紙は定着ローラ22から第1搬送経路Aを経て排出ローラ22から後処理装置30へ排出される。第2面にも印字処理される場合、第1面に印字処理された用紙は、反転ローラ24でスイッチバックされた後、両面搬送ローラ25,26、再給紙ローラ27からタイミングローラ20へ戻され、第2面に印字処理が施される。第2面に印字処理された用紙は定着ローラ22を経て排出ローラ22から後処理装置30へ排出される。

0019

それぞれの搬送経路を搬送される用紙はセンサSE1,SE2,SE3,SE4にて検出され、必要な制御が実行される。印字されるべき用紙のサイズは予めオペレーターにより選択され、該用紙のサイズは、センサSE1にて用紙の先端及び後端が検出された時間差用紙搬送速度を乗じた値により検出される。センサSE1により検出されたサイズがオペレーターにより選択されたサイズに合致しない場合、用紙の異常であると判定される。また、用紙は薄紙、厚紙、OHP紙などの種類があり、実際に給紙された種類がオペレーターにより選択された種類と異なる場合も異常であると判定される。このような用紙の種類を検出するセンサ(紙厚検知センサ)はタイミングローラ20の近辺に配置される。

0020

(制御部、図3参照)
画像形成装置1の制御部は、図3に示すように、エンジン部40とシステムコントローラ部50とに大別される。エンジン部40は、CPU41、ROM42、RAM43、不揮発性メモリ44を備えている。CPU41はROM42からプログラム読み出してタイミングを計りながらそれぞれの動作を統一的に制御し、例えば、印字処理を円滑に実行させる。ROM42には、画像形成のための感光体ドラム11や中間転写ベルト12の制御や用紙搬送に関する制御のプログラムなどが格納されている。RAM43は、揮発性メモリであって、CPU41でのプログラム実行時のワークエリアである。不揮発性メモリ44はプログラム実行時のデータ保存エリアである。

0021

CPU41による制御対象の主なものは前記各種ローラを駆動するモータ45やそれらのローラ用のクラッチである。また、後処理装置30に設けたステープラなどの駆動モータ32なども制御する。CPU41へはセンサSE1〜SE4からの検出信号が入力され、タイマとの組み合わせで用紙の長さを検出する。

0022

システムコントローラ部50は、主に、CPU51と操作パネル3とで構成されている。CPU51は、オペレーターによって印字処理などのパラメータが操作パネル3に入力されると、エンジン部40のCPU41に対して用紙サイズの指示や印字実行指令などを出力する。また、CPU51は、CPU41から転送された画像形成装置1の状態を操作パネル3に表示する。

0023

(制御の概要
片面連続印字処理の途中で、センサSE1によって給紙された用紙の異常が検出されると、後続用紙に対する印字処理が中断される。異常が解除されると、例えば、給紙口が改められて設定されたサイズの用紙がセットされると、印字処理の中断が解除される。この中断の解除後に後続用紙に対する印字処理が再開される。詳しくは、前記異常用紙を第2搬送経路B上であって第1搬送経路Aと排出部(後処理装置30)に干渉しない位置に移動させ、前記中断の解除後に後続用紙に対して前記異常用紙に対して印字すべき画像を含めた後続画像を印字処理して第1搬送経路Aを通じて排出部に搬送する。そして、後続用紙を排出部に排出した後に前記異常用紙を第2搬送経路Bから排出部に搬送する。このような制御を第1実施例として図4図5Eを参照して以下に詳述する。

0024

また、異常用紙の次の用紙が給紙されている場合、該異常用紙をスイッチバック経路に搬送し、該次用紙を第2搬送経路B上であって第1搬送経路Aと排出部(後処理装置30)に干渉しない位置に移動させる。該次用紙も異常用紙である場合は、給紙口が改められたりして異常が解除された後に、前記異常用紙及び前記次用紙に印字すべき画像を後続用紙に対して印字処理をして第1搬送経路Aを通じて排出部に搬送し、その後、前記異常用紙及び前記次用紙を第2搬送経路Bから排出部に搬送する。

0025

一方、既に給紙されている次用紙が異常用紙ではない場合、異常が解除された後に、前記異常用紙に印字すべき画像を後続用紙に対して印字処理をして第1搬送経路Aを通じて排出部に搬送し、その後、第2搬送経路B上に移動させられている次用紙(正常用紙で正常画像が印字されている)を第2搬送経路Bから排出部に搬送し、その後、後続用紙に対して後続画像を印字処理をして第1搬送経路Aを通じて前記排出部に搬送し、その後、スイッチバック経路に搬送されている異常用紙を第2搬送経路Bから排出部に搬送する。このような制御を第2実施例として図6図7Hを参照して詳述する。

0026

(第1実施例、図4図5E参照)
片面連続印字中(ステップS1)に、給紙された用紙に対してセンサSE1を用いてサイズが異常か否かを検出する(ステップS2)。ある用紙1に対して異常発生でなければ(ステップS2でNO)、用紙1は排出ローラ23から後処理装置30へ搬送され(ステップS3)、さらに排紙トレイ31へ排出される(ステップS4)。用紙1が異常サイズであれば(ステップS2でYES)、切替えゲート28を動作させて用紙1を第2搬送経路Bへ退避させる(ステップS5)。即ち、図5A図5Bに示すように、用紙1を反転ローラ24に導いて第2搬送経路でスイッチバックさせ(図5C参照)、スイッチバック経路に退避させる(図5D参照)。

0027

ここで異常が解除されるのを待つ(ステップS6)。即ち、異常復帰動作があるまで(ステップS6でYES)、後続用紙(ここでは、未だ給紙されていない)に対する印字処理が中断される。異常復帰動作とは、例えば、給紙口が改められて設定されたサイズの用紙がセットされるなどを意味する。異常復帰動作があれば(ステップS6でYES)、次用紙2に対して用紙1のリカバリー印字処理を行って排出する(ステップS7)。即ち、図5Dに示すように、次用紙2を給紙して用紙1に印字すべき画像を印字処理し、後処理装置30へ搬送する。

0028

その後、後続用紙を順次給紙して後続画像を印字処理し、後処理装置30へ排出する(ステップS8)。後続用紙への印字処理、排出が完了した段階で、異常用紙1をスイッチバック経路から反転ローラ24にて後処理装置30へ搬送する(ステップS9、図5E参照)。なお、異常用紙1のスイッチバック経路からの排出は、用紙1を再給紙ローラ27からタイミングローラ20へ搬送し、排出ローラ23にて後処理装置30へ搬送してもよい。

0029

以上の第1実施例のごとく、後処理装置30へ搬送された印字済み用紙はオペレーターが設定したとおりのサイズの用紙に指定の画像が順序よく印字されたものとなる。そして、用紙束の最終用紙後ろに異常用紙1が排出されている。用紙1を排出する前であれば、用紙束に対して後処理装置30にてステープルなどの後処理を実行することも可能である。

0030

(第2実施例、図6図7H参照)
図6において、ステップS1〜S4での処理は、給紙された用紙に異常が発生していない場合で、前記第1実施例と同様である。用紙1が異常サイズであると判定されると(ステップS2でYES)、切替えゲート28を動作させて用紙1を第2搬送経路Bへ退避させる(ステップS5)点も第1実施例と同様であるが、本第2実施例では、ここで後続の用紙2が給紙済みか否かを判定する(ステップS10)。用紙2が未だ給紙されていなければ(ステップS10でNO)、ステップS6〜S9を実行する。ここでの処理は前記第1実施例と同様である。但し、用紙1はスイッチバック経路の奥側部分(用紙1がローラ26,27で保持される部分)まで退避させる(図7D参照)。

0031

一方、用紙2が既に給紙されているのであれば(ステップS10でYES、図7A参照)、この用紙2も第2搬送経路Bへ退避させる(ステップS11)。即ち、用紙2を反転ローラ24に導いて第2搬送経路Bでスイッチバックさせて退避させる(図7D参照)。このとき、用紙2に対してセンサSE1によってサイズを検出しておく。

0032

ここで異常が解除されるのを待ち、異常復帰動作が確認されると(ステップS12でYES)、既に給紙されていた用紙2のサイズが異常であるか否かを判定する(ステップS13)。用紙2も異常であれば(ステップS13でYES)、用紙2を第2搬送経路Bで退避させたまま、給紙口に待機している次用紙に対して用紙1,2のリカバリー印字処理を行って排出(後処理装置30へ搬送)する(ステップS14)。その後、後続用紙を順次給紙して後続画像を印字処理し、後処理装置30へ搬送する(ステップS15参照)。

0033

後続用紙への印字処理、排出が完了した段階で、異常用紙2及び異常用紙1をその順序で第2搬送経路から反転ローラ24にて後処理装置30へ搬送する(ステップS16、図7E参照)。なお、異常用紙1,2のスイッチバック経路からの排出は、用紙1,2を再給紙ローラ27からタイミングローラ20へ搬送し、排出ローラ23にて後処理装置30へ搬送してもよい。

0034

一方、用紙2が異常でない場合(ステップS13でNO)、そのリカバリー印字処理を行うと、所定の画像が印字された正常な用紙2が無駄になってしまう。そこで、後続の用紙3に対して用紙1のリカバリー印字処理を行って排出する(ステップS17、図7F参照)。このとき、用紙2のリカバリー印字処理を行うことはなく、用紙1のリカバリー印字処理を行った用紙3が排出された後に、正常な用紙2を第2搬送経路Bから反転ローラ24にて排出する(ステップS18、図7G参照)。その後、後続用紙を順次給紙して後続画像を印字処理し、後処理装置30へ排出する(ステップS19)。後続用紙への印字処理が完了した段階で、異常用紙1をスイッチバック経路から反転ローラ24にて後処理装置30へ搬送する(ステップS20、図7H参照)。

0035

(第3実施例、図8参照)
前記第1及び第2実施例では、用紙の異常を検出してから搬送経路A,Bを切り替えるようにしている。それ以外に、予め異常の可能性が大きい特定条件で用紙が給紙された場合には、該用紙を第2搬送経路Bに搬送させるようにしてもよい。異常の可能性が大きい特定条件とは、例えば、選択された給紙口から1枚目の用紙が給紙された場合である。

0036

具体的には、異常可能性の大きい給紙が行われたか否かを判定し(ステップS31)、行われていなければ通常の印字処理を行って用紙を後処理装置30へ搬送し(ステップS32)、さらに排紙トレイ31へ排出する(ステップS33)。ある用紙1において異常可能性の大きい給紙が行われた場合(ステップS31でYES)、切替えゲート28を動作させて用紙1を第2搬送経路Bに搬送する(ステップS34)。そして、用紙1で異常が発生したか否かを判定し(ステップS35)、異常が発生していなければ、所定の画像が印字された正常である用紙1を反転ローラ24にて第2搬送経路Bから排出し、後処理装置30へ搬送する(ステップS36)。

0037

用紙1が異常であれば(ステップS35でYES)、用紙1を第2搬送経路Bで待機させた状態で(ステップS37)、 異常が解除されるのを待つ(ステップS38)。異常復帰動作とは、例えば、給紙口が改められて設定されたサイズの用紙がセットされるなどを意味する。異常復帰動作があれば(ステップS38でYES)、次用紙2に対して用紙1のリカバリー印字処理を行って排出する(ステップS39)。即ち、次用紙を給紙して用紙1に印字すべき画像を印字処理し、後処理装置30へ搬送する。

0038

その後、後続用紙を順次給紙して後続画像を印字処理し、後処理装置30へ排出する(ステップS40)。後続用紙への印字処理、排出が完了した段階で、異常用紙1をスイッチバック経路から反転ローラ24にて後処理装置30へ搬送する(ステップS41)。

0039

以上のごとく、第3実施例は、切替えゲート28による搬送経路の切り替えまでに、用紙の異常が検出できない場合などに有効である。

0040

(他の実施例)
なお、本発明に係る画像形成装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。

0041

特に、印字本体部の基本的な構成や用紙搬送経路の詳細な構成、異常検出手段の構成は任意である。画像読取り装置や後処理装置が設置されているか否かも任意である。

0042

以上のように、本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、連続印字の途中で異常用紙が給紙された場合であっても、オペレーターの手を煩わすことなく所定の用紙に所望の順序で画像を形成した印字物を得ることができる点で優れている。

0043

1…画像形成装置
2…印字本体部
3…操作パネル
11…感光体ドラム
12…中間転写ベルト
15,16,17…給紙ローラ
23…排出ローラ
24…反転ローラ
25,26…両面搬送ローラ
27…再給紙ローラ
28…切替えゲート
30…後処理装置
31…排紙トレイ
41,51…CPU
A…第1搬送経路
B…第2搬送経路
SE1,SE2,SE3,SE4…用紙検出センサ

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