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技術 空気調和機の室外機

出願人 株式会社富士通ゼネラル
発明者 横井裕貴
出願日 2015年11月26日 (3年8ヶ月経過) 出願番号 2015-230207
公開日 2017年6月1日 (2年1ヶ月経過) 公開番号 2017-096576
状態 特許登録済
技術分野 その他の空気調和方式
主要キーワード 摘み板 配管セット ガイド筒体 ワイヤ毎 下端子 上段端子 下段端子 ワイヤクランパ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月1日)のものです。
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図面 (8)

課題

端子台においてワイヤクランパに必要なスペースを削減でき、またワイヤガイドできるようにしてワイヤ固定の作業性を向上させたワイヤクランパを備えたマルチ型室外機を提供する。

解決手段

端子板とワイヤクランパが端子台210の板金211に取り付けられる。ワイヤクランパは、下段クランパ510と上段クランパ520とからなる。下段クランパ510は、開口511a,511bと、ガイド孔512a,512bと、ワイヤガイド部とを備える。上段クランパ520は、開口521a〜521dと、ガイド筒体522a,522bと、ワイヤガイド部とを備える。下段クランパ510のワイヤガイド部513a〜513cと上段クランパ520のワイヤガイド部の間にワイヤ400の外被を挟持した状態で、ネジ701〜704で板金211の上面に下段クランパ510、上段クランパ520を順に組み立てる。

概要

背景

2台以上の室内機と接続されるマルチ型空気調和機室外機は、各々の室内機との間の通信用に、2本以上のワイヤを接続する必要がある。これらのワイヤは抜け防止等のために室外機の端子台に固定されるが、この固定のために、ワイヤごとに個別のワイヤクランパを端子台に固定する手法(特許文献1)と、全てのワイヤを束ねた1個のワイヤクランパを端子台に固定する手法と、個々のワイヤ毎に挟んで個別に固定する下段クランパ上段クランパからなるワイヤクランパを端子台に固定する手法(特許文献2)があった。

個別のワイヤクランパを使用する特許文献1の手法は、電装品箱箱の近傍の端子台において個々のワイヤクランパの占めるスペースを合計したスペースが大きくなり、端子台が大型化する問題があった。また、1個のワイヤクランパで全てのワイヤを束ねる手法は、2本のネジを用いて2本以上のワイヤを固定することになるため、その固定が不完全になる問題がある他に、ワイヤを位置決めする構造がないため、個々のワイヤが散らばって作業性が悪いという問題もあった。さらに、個々のワイヤを下段クランパと上段クランパで挟んで固定する特許文献2の手法は、下段クランパに対して上段クランパを仮固定できないのでワイヤを挟む際の作業性が良くないという問題があった。

概要

端子台においてワイヤクランパに必要なスペースを削減でき、またワイヤをガイドできるようにしてワイヤ固定の作業性を向上させたワイヤクランパを備えたマルチ型の室外機を提供する。端子板とワイヤクランパが端子台210の板金211に取り付けられる。ワイヤクランパは、下段クランパ510と上段クランパ520とからなる。下段クランパ510は、開口511a,511bと、ガイド孔512a,512bと、ワイヤガイド部とを備える。上段クランパ520は、開口521a〜521dと、ガイド筒体522a,522bと、ワイヤガイド部とを備える。下段クランパ510のワイヤガイド部513a〜513cと上段クランパ520のワイヤガイド部の間にワイヤ400の外被を挟持した状態で、ネジ701〜704で板金211の上面に下段クランパ510、上段クランパ520を順に組み立てる。

目的

本発明の目的は、端子台においてワイヤクランパを固定するために必要なスペースを削減でき、またワイヤをワイヤクランパを固定する作業の作業性を向上させたワイヤクランパを備えた空気調和機の室外機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

通信用ワイヤが接続される空気調和機室外機において、前記通信用のワイヤを接続する端子板と、該端子板の近傍で前記ワイヤを固定するワイヤクランパとが取り付けられる端子台を有し、前記ワイヤクランパは、前記端子台に取り付けられる長尺形状下段クランパと、該下段クランパと協働して前記ワイヤを挟持するよう前記下段クランパに押し付けられる長尺形状の上段クランパとからなり、前記下段クランパは、長手方向の両端部にそれぞれ形成された第1のビス挿通される第1の開口と、該第1の開口の間に形成されたガイド孔と、前記第1の開口と前記ガイド孔との間の上面に形成され前記ワイヤをガイドする第1のワイヤガイド部とを備え、前記上段クランパは、長手方向の両端部に前記下段クランパの前記第1の開口に対応させて形成された第2の開口と、第2のビスが挿通される第3の開口を有するとともに前記第2の開口の間の下面に突出して前記下段クランパの前記ガイド孔に係合するよう形成されたガイド筒体と、前記下段クランパの前記第1のワイヤガイド部に対応して前記第2の開口と前記第3の開口の間の下面にそれぞれ形成され前記ワイヤをガイドする第2のワイヤガイド部とを備える、ことを特徴とする空気調和機の室外機。

請求項2

請求項1に記載の空気調和機の室外機において、前記上段クランパの前記ガイド筒体は、前記下段クランパの前記ガイド孔に挿通されることにより、その下面が前記端子台の上面に当接することを特徴とする空気調和機の室外機。

請求項3

請求項1又は2に記載の空気調和機の室外機において、前記下段クランパは、前記ガイド孔を2個以上備え、前記第1のワイヤガイド部は前記ガイド孔の間の上面にさらに形成され、前記上段クランパは、前記ガイド筒体を2個以上備え、前記第2のワイヤガイド部は前記ガイド筒体の間の下面にさらに形成されている、ことを特徴とする空気調和機の室外機。

請求項4

請求項1、2又は3に記載の空気調和機の室外機において、前記下段クランパは、長手方向の両端に、前記端子台に形成された係止孔係止する弾性爪がそれぞれ形成されていることを特徴とする空気調和機の室外機。

請求項5

請求項1、2、3又は4に記載の空気調和機の室外機において、前記下段クランパには前記第1のワイヤガイド部のそれぞれの上面に前記長手方向に平行な方向に第1のリブが突出するよう形成され、前記上段クランパには前記第2のワイヤガイド部のそれぞれの下面に前記長手方向に平行な方向に第2のリブが突出するよう形成されている、ことを特徴とする空気調和機の室外機。

請求項6

請求項5に記載の空気調和機の室外機において、前記下段クランパの前記第1のワイヤガイド部の前記第1のリブと、前記上段クランパの前記第2のワイヤガイド部の前記第2のリブは、前記上段クランパが前記下段クランパに組み立てられた状態において、平行な方向に互い違いに並ぶことを特徴とする空気調和機の室外機。

技術分野

0001

本発明は、通信用ワイヤが接続される空気調和機室外機にかかり、特に複数のワイヤを固定するワイヤクランパを有する空気調和機の室外機に関する。

背景技術

0002

2台以上の室内機と接続されるマルチ型の空気調和機の室外機は、各々の室内機との間の通信用に、2本以上のワイヤを接続する必要がある。これらのワイヤは抜け防止等のために室外機の端子台に固定されるが、この固定のために、ワイヤごとに個別のワイヤクランパを端子台に固定する手法(特許文献1)と、全てのワイヤを束ねた1個のワイヤクランパを端子台に固定する手法と、個々のワイヤ毎に挟んで個別に固定する下段クランパ上段クランパからなるワイヤクランパを端子台に固定する手法(特許文献2)があった。

0003

個別のワイヤクランパを使用する特許文献1の手法は、電装品箱箱の近傍の端子台において個々のワイヤクランパの占めるスペースを合計したスペースが大きくなり、端子台が大型化する問題があった。また、1個のワイヤクランパで全てのワイヤを束ねる手法は、2本のネジを用いて2本以上のワイヤを固定することになるため、その固定が不完全になる問題がある他に、ワイヤを位置決めする構造がないため、個々のワイヤが散らばって作業性が悪いという問題もあった。さらに、個々のワイヤを下段クランパと上段クランパで挟んで固定する特許文献2の手法は、下段クランパに対して上段クランパを仮固定できないのでワイヤを挟む際の作業性が良くないという問題があった。

先行技術

0004

特開2007−278559号公報
特開2011−117644号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明の目的は、端子台においてワイヤクランパを固定するために必要なスペースを削減でき、またワイヤをワイヤクランパを固定する作業の作業性を向上させたワイヤクランパを備えた空気調和機の室外機を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、通信用のワイヤが接続される空気調和機の室外機において、前記通信用のワイヤを接続する端子板と、該端子板の近傍で前記ワイヤを固定するワイヤクランパとが取り付けられる端子台を有し、前記ワイヤクランパは、前記端子台に取り付けられる長尺形状の下段クランパと、該下段クランパと協働して前記ワイヤを挟持するよう前記下段クランパに押し付けられる長尺形状の上段クランパとからなり、前記下段クランパは、長手方向の両端部にそれぞれ形成された第1のビス挿通される第1の開口と、該第1の開口の間に形成されたガイド孔と、前記第1の開口と前記ガイド孔との間の上面に形成され前記ワイヤをガイドする第1のワイヤガイド部とを備え、前記上段クランパは、長手方向の両端部に前記下段クランパの前記第1の開口に対応させて形成された第2の開口と、第2のビスが挿通される第3の開口を有するとともに前記第2の開口の間の下面に突出して前記下段クランパの前記ガイド孔に係合するよう形成されたガイド筒体と、前記下段クランパの前記第1のワイヤガイド部に対応して前記第2の開口と前記第3の開口の間の下面にそれぞれ形成され前記ワイヤをガイドする第2のワイヤガイド部とを備える、ことを特徴とする。

0007

請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の空気調和機の室外機において、前記上段クランパの前記ガイド筒体は、前記下段クランパの前記ガイド孔に挿通されることにより、その下面が前記端子台の上面に当接することを特徴とする。

0008

請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の空気調和機の室外機において、前記下段クランパは、前記ガイド孔を2個以上備え、前記第1のワイヤガイド部は前記ガイド孔の間の上面にさらに形成され、前記上段クランパは、前記ガイド筒体を2個以上備え、前記第2のワイヤガイド部は前記ガイド筒体の間の下面にさらに形成されている、ことを特徴とする。

0009

請求項4にかかる発明は、請求項1、2又は3に記載の空気調和機の室外機において、前記下段クランパは、長手方向の両端に、前記端子台に形成された係止孔係止する弾性爪がそれぞれ形成されていることを特徴とする。

0010

請求項5にかかる発明は、請求項1、2、3又は4に記載の空気調和機の室外機において、前記下段クランパには前記第1のワイヤガイド部のそれぞれの上面に前記長手方向に平行な方向に第1のリブが突出するよう形成され、前記上段クランパには前記第2のワイヤガイド部のそれぞれの下面に前記長手方向に平行な方向に第2のリブが突出するよう形成されている、ことを特徴とする。

0011

請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の空気調和機の室外機において、前記下段クランパの前記第1のワイヤガイド部の前記第1のリブと、前記上段クランパの前記第2のワイヤガイド部の前記第2のリブは、前記上段クランパが前記下段クランパに組み立てられた状態において、平行な方向に互い違いに並ぶことを特徴とする空気調和機の室外機。

発明の効果

0012

本発明によれば、1個のワイヤクランパによって2本以上のワイヤを並べて個別的に固定することができるので、ワイヤ固定に必要なスペースを小さくすることができる。また、下段クランパの第1のワイヤガイド部にワイヤを位置決めすることができ、さらに、上段クランパのガイド筒体が下段クランパのガイド孔に係合するので第1のワイヤガイド部と第2のワイヤガイド部の間にワイヤを挟持した状態で上段クランパを下段クランパに対して仮固定することができ、ワイヤをワイヤクランパで固定する作業性が向上する。

図面の簡単な説明

0013

マルチ型の室外機の正面図である。
本実施例のワイヤクランパの上段端子台と下段端子への取付状態を示す斜視図である。
本実施例のワイヤクランパの一方を構成する下段クランパの斜視図である。
本実施例のワイヤクランパの他方を構成する上段クランパの斜視図である。
本実施例の下段クランパを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は長手方向断面図である。
本実施例の上段クランパを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は長手方向断面図である。
本実施例のワイヤクランパの上段端子台への組み込み説明図である。

実施例

0014

図1に1台の室外機に図示しない複数台の室内機が接続されるマルチ型の空気調和機の室外機100の正面の外観を示す。室外機100は、内部の空気を吹き出す吹出グリル110が設けられた前面パネル120の右側に、メンテナンス用の着脱自在のサービスパネル130が設けられ、このサービスパネル130の内側に、2台以上の室内機と通信を行うための2本以上の通信用のワイヤ400が接続される。140は2台以上の室内機との間で接続される2組以上の配管セット接続端部を覆う配管カバーである。

0015

図2図1におけるサービスパネル130を取り外して、その奥に配置された端子台200を示した図である。端子台200は、斜め上方向を向いた上段端子台210と、同様に斜め上方向を向いた下段端子台220からなり、上段端子台210と下段端子台220は上下方向に並んで形成されている。そして、上段端子台210の板金211には、ワイヤ400の外被410を除去して露出させた3本の信号線420を個別に接続するための3端子を1群とする3群構成の端子板300が取り付けられている。この端子板300は図示しない制御ユニット収納された電装品箱600に図示しない配線によって接続されている。なお、下段端子台220にも同様の3群構成の端子板が取り付けられているが、図2ではその端子板は上段端子台210に隠れている。

0016

500はワイヤ400の外被410をクランプするためのワイヤクランパであり、上段端子台210と下段端子台220にそれぞれ固定されている。このワイヤクランパ500は、ワイヤ400の外被410を下から受ける下段クランパ510と、ワイヤ400の外被410を上から押える上段クランパ520を組み合わせて、後述するようにネジで固定したものである。

0017

図3図5に下段クランパ510を示す。下段クランパ510は長尺形状であり、長手方向の両端部に、上面510Aから下面510Bに貫通する第1の開口511a,511bが形成され、また長手方向の第1の開口511a,511bの間の2か所には、上面510Aから下面510Bに貫通する四角形状のガイド孔512a,512bが形成されている。

0018

そして、開口511aとガイド孔512aとの間にはワイヤガイド部513aが形成され、ガイド孔512aとガイド孔512bとの間にはワイヤガイド部513bが形成され、ガイド孔512bと開口511bとの間にはワイヤガイド部513cが形成されている。

0019

さらに、ワイヤガイド部513a,513b,513cには、それぞれ下段クランパ510の長手方向に平行に並ぶように上向きに突出した第1のリブ514a,514b,514cがそれぞれ3本ずつ形成されている。

0020

また、下段クランパ510の長手方向の両端には、下面510Bから下方に突出するよう形成された弾性爪515a、515bがそれぞれ形成されている。

0021

図4図6に上段クランパ520を示す。上段クランパ520は下段クランパ510に対応した大きさの長尺形状であり、長手方向の両端部に上面520Aから下面520Bに貫通する第2の開口521a、521dが形成され、また長手方向の開口521a、521dの間の2か所にも上面520Aから下面520Bに貫通する第3の開口521b、521cが形成されている。第2の開口521a、521dは下クランパ410の第1の開口511a,511dにそれぞれ対応して設けられ、第3の開口521b、521cは下クランパ410のガイド孔512a,512bにそれぞれ対応して設けられている。

0022

そして、第3の開口521b、521cの下面520Bの周囲には、四角形状のガイド筒体522a,522bが下方に突出するよう形成されている。このガイド筒体522a,522bは下クランパ510のガイド孔512a,512bに係合可能な大きさである。

0023

また、上段クランパ520の下面520Bにおいて、開口521aとガイド筒体522aとの間にはワイヤガイド部523aが形成され、ガイド筒体522aとガイド筒体522bとの間にはワイヤガイド部523bが形成され、ガイド筒体522bと開口521dとの間にはワイヤガイド部523cが形成されている。

0024

そして、ワイヤガイド部523a,523b,523cには、それぞれ上段クランパ520の長手方向に平行に並ぶように下向きに突出した第2のリブ524a,524b,524cがそれぞれ2本ずつ形成されている。これらのリブ524a,524b,524cは、上段クランパ520を下段クランパ510に組み込んだ際に、上段クランパ520の上面520Aからみて、その下段クランパ510のリブ514a,514b,514cと平行な方向に、リブ514a,514b,514cと互い違いに並ぶように形成されている。

0025

また、上段クランパ520の長手方向に平行な両側面には、指で摘むための摘み板525a,525bがそれぞれ形成されている。中央の2個の開口521b、521cの上面520Aの縁には、周囲から凹んだガイド凹部526a,526bが形成されている。

0026

さて、このワイヤクランパ500を上段端子台210に固定しワイヤ400を固定するには、図7に示すように、まず、下段クランパ510の弾性爪511a,511bを上段端子台210の板金211に形成された係止孔211e,211fに係止する。これにより、下段クランパ210が上段端子台210の板金211の端子台230の下方に横向きで仮止めされる。

0027

次に、仮止めされた下段クランパ510のリブ514a,514b,514cのそれぞれに、ワイヤ400の外被410を押し付ける。これにより、ワイヤ400がワイヤガイド部513a,513b,513c内に位置決めされる。

0028

次に、このように位置決めされたワイヤ400の上から、上段クランパ520の下面520Bを押し付ける。このとき、上段クランパ520のガイド筒体522aが下段クランパ510のガイド孔512aに挿入されて係合され、上段クランパ520のガイド筒体522bが下段クランパ510のガイド孔512bに挿入されて係合されるので、下段クランパ510に対して上段クランパ520が仮止めされ、その位置決め作業が容易となる。

0029

以上の結果、上段クランパ520のワイヤガイド部523aが下段クランパ510のワイヤガイド部513aに、上段クランパ520のワイヤガイド部523bが下段クランパ510のワイヤガイド部513bに、上段クランパ520のワイヤガイド部523cが下段クランパ510のワイヤガイド部513cに、それぞれワイヤ400を挟んで対面するようになる。

0030

このとき、上段クランパ520の3本のリブ524aと下段クランパ510の2本のリブ514aは平行な方向に互い違いに並ぶので、その部分でのワイヤ400の外被410は上下から挟持される。同様に、上段クランパ520の3本のリブ524bと下段クランパ510の2本のリブ514bも平行な方向に互い違いに並ぶので、その部分でのワイヤ400の外被410は上下から挟持される。また、上段クランパ520の3本のリブ524cと下段クランパ510の2本のリブ514cも平行な方向に互い違いに並ぶので、その部分でのワイヤ400の外被410は上下から挟持される。

0031

最後に、ネジ701,704を、上段クランパ520の開口521a,521dから下段クランパ510の開口511a,511bを介して、上段端子台210の端子板300が取り付けられる板金211に形成されたネジ孔211a,211dに螺合する。また、ネジ702,703を、上段クランパ520のガイド凹部526a,526bにガイドさせて開口521b,521cから下段クランパ510のガイド孔512a,512bを経由して、上段端子台210の板金211に形成されたネジ孔211b,211cに螺合する。

0032

以上によって、上段端子台210の端子台300に接続される信号線420を含む3本のワイヤ400の外被410の部分を、下段クランパ510と上段クランパ520と4本のネジ701〜704とによって、その上段端子台210に固定することができる。このとき、上段クランパ520のガイド筒体521a,521bの下面が板金211の上面211Aに当接する。

0033

以上から本実施例では、1個のワイヤクランパ500によってワイヤ400を並べて3本固定することができるので、ワイヤ400を1本ごとに個別のワイヤクランパで固定する手法に比べて、ワイヤ固定に必要なスペースを小さくすることができる。また、ワイヤ400を1本ごとに個別のワイヤクランパで固定する場合は、1本のワイヤの固定に2個のネジが必要であったので3本のワイヤで6本のネジが必要となっていたが、本実施例では4本のネジで済むことになる。

0034

また、下段クランパ510にはワイヤガイド部513a〜513cが形成されているので、そこにワイヤ400の外被410をガイドさせることができ、ワイヤ400が正規位置からずれてしまうことを防ぐことができ、ワイヤ仮止めの作業性が向上する。

0035

また、上段クランパ520のガイド筒体522a,522bが下段クランパ510のガイド孔512a,512bに係合するので、下段クランパ510のワイヤガイド部513a〜513cと上段クランパ520のワイヤガイド部523a〜523cの間にワイヤ400を挟持した状態で、上段クランパ520を下段クランパ510に対して仮止めすることができ、この面でも作業性が向上する。

0036

また、上段クランパ520はガイド筒体522a,522bの下面520Bが下段クランパ510のガイド孔512a,512bを経由して、上段端子台210の板金211の上面211Aに直接当接するので、ワイヤ400に過度の圧力を加えることなく、そのワイヤ400を確実に固定することができる。

0037

このとき、下段クランパ510のリブ514a〜514cと上段クランパ524a〜524dのリブ521a〜524cによる圧力で、ワイヤ400は強固に固定される。この固定状態は、4か所でネジ701〜704で保持される。下端子台220の端子台についても、同様にワイヤクランパ500によって3本のワイヤ400を固定することができる。

0038

なお、以上説明した実施例では、下段クランパ510に2個のガイド孔512a,512bを形成し、上段クランパ520に2個のガイド筒体522a,522bを形成したので、4本のネジ701〜704で3本のワイヤ400を固定したが、ガイド孔とガイド筒体を1個とすることも、あるいは3個以上とすることもできる。例えば、1個にした場合は3個のネジで2本のワイヤを固定でき、3個にした場合は5個のネジで4本のワイヤを固定できる。

0039

100:マルチ型の室外機、110:吹出グリル、120:前面パネル、130:サービスパネル、140:配管カバー
200:端子台、210:上段端子台、211:板金、211A:上面、211a〜211d:ネジ穴、211e,211f:係止孔、220:下段端子台
300:端子板
400:ワイヤ、410:外被、420:信号線
500:ワイヤクランパ
510:下段クランパ、510A:上面、510B:下面、511a,511b:第1の開口、512a,512b:ガイド孔、513a〜413c:第1のワイヤガイド部、514a〜514c:第1のリブ、515a,515b:弾性爪
520:上段クランパ、520A:上面、520B:下面、521a,521d:第2の開口、521b,521c:第3の開口、522a,522b:ガイド筒体、523a〜523c:第2のワイヤガイド部、524a〜524c:第2のリブ、525a,525b:摘み板、526a,526b:ガイド凹部
600:電装品箱
701〜704:ネジ

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  • ダイキン工業株式会社の「 空気調和装置」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題】圧縮機を覆う筐体を組み立てる際の作業性の向上した空気調和装置を提供する。【解決手段】筐体60は、圧縮機の上部を覆う板金製の天板69、圧縮機の下部を覆う板金製の底板61及び圧縮機の側部を覆う側板... 詳細

  • ダイキン工業株式会社の「 空気調和装置」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題】圧縮機を交換する際のメンテナンス性を向上させる。【解決手段】空気調和装置は、ケーシングと、ケーシングの中に収納されている圧縮機と、ケーシングの中に収納され、圧縮機の上部を覆う板金製の天板、圧縮... 詳細

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