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技術 固形状油性クレンジング化粧料

出願人 花王株式会社
発明者 深見健一
出願日 2015年11月19日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2015-227064
公開日 2017年6月1日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2017-095375
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード 軸ディスク ジャー容器 バグダノール ポリエーテル変性シリコーン油 視覚判定 カードメータ 馴染み性 フッ素変性シリコーン油
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

メイクアップ化粧料との馴染み性メイク落ち容器からの指取れ性に優れ、かつ保存安定性に優れる固形状油性クレンジング化粧料の提供。

解決手段

下記成分(A)〜(D)を含有し、成分(D)に対する成分(B)中のエステル油含有質量比[(エステル油)/(D)]が、3以上15以下である固形状油性クレンジング化粧料。 (A)融点が40℃以上120℃以下である炭化水素油(B) エステル油を全液状油中の45質量%以上含有する液状油 (C)HLB値5以上11以下のノニオン性界面活性剤(D)構成脂肪酸炭素数15以上20以下の脂肪酸からなる脂肪酸デキストリン

概要

背景

近年、耐水、耐油性に優れたメイクアップ化粧料が開発され、化粧持ちが著しく向上している。そのため、メイクアップ化粧料とのなじみが良く、汚れ落ちに優れた油性クレンジング化粧料が用いられている。この油性クレンジング化粧料のうち、固形状の油性クレンジング化粧料は、使用時の垂れ落ちがなく、メイクアップ化粧料となじませる際のマッサージがしやすいという特長がある。

例えば、特許文献1には、高融点固形油液状油及び非イオン性界面活性剤を併用する油性固形クレンジング化粧料が、使用時にたれ落ちることがなく、滑らかでソフトな使用感を有し、汚れへの付着性と、洗い流し後のさっぱり感に優れることが開示されている。また、特許文献2には、高融点の炭化水素油エステル油を一定以上含む液状油、及び特定のHLBノニオン性界面活性剤を含有する固形状油性クレンジング化粧料が、メイクアップ化粧料とのなじみが良く、クレンジング効果に優れ、さらに洗浄後のさっぱり感などの使用感も向上することが開示されている。

概要

メイクアップ化粧料との馴染み性メイク落ち容器からの指取れ性に優れ、かつ保存安定性に優れる固形状油性クレンジング化粧料の提供。下記成分(A)〜(D)を含有し、成分(D)に対する成分(B)中のエステル油の含有質量比[(エステル油)/(D)]が、3以上15以下である固形状油性クレンジング化粧料。 (A)融点が40℃以上120℃以下である炭化水素油(B) エステル油を全液状油中の45質量%以上含有する液状油 (C)HLB値5以上11以下のノニオン性界面活性剤(D)構成脂肪酸炭素数15以上20以下の脂肪酸からなる脂肪酸デキストリンなし

目的

本発明は、下記成分(A)〜(D)を含有し、成分(D)に対する成分(B)中のエステル油の含有質量比[(エステル油)/(D)]が、3以上15以下である固形状油性クレンジング化粧料提供する

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

下記成分(A)〜(D)を含有し、成分(D)に対する成分(B)中のエステル油含有質量比[(エステル油)/(D)]が、3以上15以下である固形状油性クレンジング化粧料。(A)融点が40℃以上120℃以下である炭化水素油(B) エステル油を全液状油中の45質量%以上含有する液状油(C)HLB値5以上11以下のノニオン性界面活性剤(D)構成脂肪酸炭素数15以上20以下の脂肪酸からなる脂肪酸デキストリン

請求項2

成分(A)に対する成分(B)の含有質量比[(B)/(A)]が、4以上18以下である請求項1に記載の固形状油性クレンジング化粧料。

請求項3

成分(B)が、エステル油を全液状油中の45質量%以上95質量%以下含有するものである請求項1又は2に記載の固形状油性クレンジング化粧料。

請求項4

成分(B)中のエステル油が、(B1)一価高級脂肪酸と一価のアルコールのエステル油、及び(B2)炭素数8〜12の直鎖脂肪酸グリセリンとのトリエステル油とから選択される1種又は2種以上を含有するものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の固形状油性クレンジング化粧料。

請求項5

成分(B)中のエステル油が、(B1)及び(B2)とから選択される1種又は2種以上を、全エステル油中の80質量%以上含有するものである請求項4に記載の固形状油性クレンジング化粧料。

請求項6

成分(B)中のエステル油が、(B1)及び(B2)の両方を含み、(B2)に対する(B1)の含有質量比[(B1)/(B2)]が0.5以上2以下である請求項4又は5に記載の固形状油性クレンジング化粧料。

請求項7

成分(C)が、HLB値が6以上11以下のノニオン性界面活性剤である請求項1〜6のいずれか1項に記載の固形状油性クレンジング化粧料。

請求項8

成分(A)が、融点が50℃以上110℃以下の炭化水素油である請求項1〜7のいずれか1項に記載の固形状油性クレンジング化粧料。

技術分野

0001

本発明は、固形油性クレンジング化粧料に関する。

背景技術

0002

近年、耐水、耐油性に優れたメイクアップ化粧料が開発され、化粧持ちが著しく向上している。そのため、メイクアップ化粧料とのなじみが良く、汚れ落ちに優れた油性クレンジング化粧料が用いられている。この油性クレンジング化粧料のうち、固形状の油性クレンジング化粧料は、使用時の垂れ落ちがなく、メイクアップ化粧料となじませる際のマッサージがしやすいという特長がある。

0003

例えば、特許文献1には、高融点固形油液状油及び非イオン性界面活性剤を併用する油性固形クレンジング化粧料が、使用時にたれ落ちることがなく、滑らかでソフトな使用感を有し、汚れへの付着性と、洗い流し後のさっぱり感に優れることが開示されている。また、特許文献2には、高融点の炭化水素油エステル油を一定以上含む液状油、及び特定のHLBノニオン性界面活性剤を含有する固形状油性クレンジング化粧料が、メイクアップ化粧料とのなじみが良く、クレンジング効果に優れ、さらに洗浄後のさっぱり感などの使用感も向上することが開示されている。

先行技術

0004

特開2001-213726号公報
特開2012-206974号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、近年の品質意識・美意識の高まりから、使用者要求特性が高まり、従来の固形状の油性クレンジング化粧料に対して、より高い品質、より使用感が良好なものが望まれるようになっている。そのため、特許文献1のクレンジング化粧料は、メイクアップ化粧料とのなじみに改善の余地があり、クレンジング効果も改善の必要性があった。特許文献2に記載の固形状油性クレンジング化粧料では、メイクアップ化粧料とのなじみが良好で、クレンジング効果も良好なものであったが、夏場など気温が高い場合には、油浮きを生ずる場合があり、また、冬季等で気温が低い場合には、固くなりすぎ、指取れが悪く使用しづらい場合があり、品質面での改善の余地があった。

0006

したがって、本発明は、メイクアップ化粧料との馴染み性メイク落ち容器からの指取れ性に優れ、かつ保存安定性に優れる固形状油性クレンジング化粧料に関する。

課題を解決するための手段

0007

そこで本発明者は、種々検討した結果、高融点の炭化水素油、エステル油を一定以上含む液状油、特定のHLBのノニオン性界面活性剤と共に、脂肪酸デキストリンを用いて固形状とした油性クレンジング化粧料が、上記要求を満たすものであることを見出した。

0008

すなわち、本発明は、下記成分(A)〜(D)を含有し、成分(D)に対する成分(B)中のエステル油の含有質量比[(エステル油)/(D)]が、3以上15以下である固形状油性クレンジング化粧料提供するものである。
(A)融点が40℃以上120℃以下である炭化水素油
(B) エステル油を全液状油中の45質量%以上含有する液状油
(C)HLB値5以上11以下のノニオン性界面活性剤
(D)構成脂肪酸炭素数15以上20以下の脂肪酸からなる脂肪酸デキストリン

発明の効果

0009

本発明の固形状油性クレンジング化粧料は、メイクアップ化粧料との馴染み性、メイク落ち、容器からの指取れ性に優れ、かつ保存安定性に優れる。

0010

〔成分(A):融点が40℃以上120℃以下である炭化水素油〕
成分(A)の炭化水素油の融点は、成型性を良好にし、のびの良さ、保存安定性を向上させる観点から、40℃以上120℃以下であり、好ましくは50℃以上110℃以下である。ここで、融点は、JIS K 0064-1992法の融点測定法に従って測定した値である。

0011

固形パラフィン(融点:50〜70℃)、マイクロクリスタリンワックス(融点:54〜102℃)、セレシン(融点:61〜95℃)、オゾケライト(融点61〜90℃)、ワセリン(融点40〜60℃)、ポリエチレンワックス(融点103〜120℃)、フィッシャートロプシュワックス(融点108〜120℃)等の炭化水素が挙げられる。これらは、いずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。

0012

固形状油性クレンジング化粧料中における成分(A)の含有量は、のび、メイクアップ化粧料との馴染みを向上させ、指取れを改善させる観点から、好ましくは3質量%以上、より好ましくは4質量%以上、更に好ましくは5質量%以上、更に好ましくは6質量%以上であり、また、好ましくは16質量%以下、より好ましくは14質量%以下、更に好ましくは12質量%以下、更に好ましくは10質量%以下である。

0013

本発明の固形状油性クレンジング化粧料には、本発明の効果を損ねない範囲で、更に成分(A)以外の25℃において流動性を有しない固形油を含有することができる。
具体的には、カルナウバロウ(融点:80〜86℃)、ミツロウ(融点:64℃)、キャンデリラロウ(融点:68〜72℃)、コメヌカロウ(融点70〜83℃)、ジョジョバロウ(融点:55℃)、モクロウ(融点:55℃)、ホホバ脂(融点46〜54℃)、ラノリン(融点37〜43℃)等のロウ;水添ホホバ油(融点:68℃)、硬化ヒマシ油(融点:84℃)、水添パーム油(融点:65℃)、硬化ヤシ油(融点:70℃)、パルミチン酸セチル(融点50℃)、ベヘン酸エイコサン二酸グリセリル(融点:66℃)、トリステアリントリベヘニン、シア脂(融点36〜45℃)、ダイマージリノール酸フィトステリルイソステアリルセチル/ステアリル/ベヘニル)(融点38℃)、トリカプリルカプリンミリスチンステアリン酸グリセリル(融点40℃)等のエステル油;バチルアルコール(融点:60〜70℃)、キミルアルコール(融点60.5〜61.5℃)等のエーテル油ステアリルアルコール(融点58.0℃)、ベヘニルアルコール(融点70.5℃)等の高級アルコールなどが挙げられる。

0014

また、メイクアップ化粧料との馴染みやすさ、メイク落ち、及び保存安定性の両立をはかるため、固形状油性クレンジング化粧料中における成分(A)以外の固形油の含有量は、好ましくは5質量%未満、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である。

0015

〔成分(B):エステル油を全液状油中の45質量%以上含有する液状油〕
成分(B)に使用される液状油としては、常温(25℃)で流動性を有する油剤であれば、特に制限されない。
例えば、イソステアリン酸イソセチル、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、2-エチルヘキサン酸セチル、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパンテトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリットオクタン酸セチル、テトラオクタン酸ペンタリスリル、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライドアジピン酸ジイソブチルセバシン酸2-ヘキシルデシル、、リンゴ酸ジイソステアリルミリスチン酸イソプロピルオレイン酸2-オクチルドデシルジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、ミリスチン酸オクチルドデシルパルミチン酸イソプロピルパルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシルステアリン酸エチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸デシル、オレイン酸ドデシルオレイン酸オレイル乳酸ラウリル、12-ヒドロキシステアリン酸コレステリルヒマシ油脂肪酸メチルエステルコハク酸2-エチルヘキシル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ-2-エチルヘキシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコールジオタンネオペンチルグリコールラウリン酸キシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、フタル酸ジエチルフタル酸ジブチル、コハク酸ジオクチルトリオクタノイン、ジピバリントリプロピレングリコールトリ-2-エチルヘキサン酸グリセリン、トリミリスチン酸グリセリン、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリル、トリ2-エチルキサン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリルトリエチルヘキサン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2-ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリラウリン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリリノール酸グリセリル、トリパルミトレイン酸グリセリル、フッ素変性エステル油等のエステル油、またこれらはアマニ油ツバキ油マカデミアナッツ油トウモロコシ油ミンク油、オリーブ油アボガド油サザンカ油、ヒマシ油サフラワー油キョウニン油、シナモン油、ホホバ油ブドウ油、ヒマワリ油アルモンド油ナタネ油ゴマ油小麦胚芽油米胚芽油米ヌカ油綿実油大豆油落花生油実油、月見草油卵黄油脚脂、肝油等の動植物由来のエステル油であっても良い;α-オレフィンオリゴマー軽質イソパラフィン軽質流動イソパラフィン流動イソパラフィン流動パラフィン、合成スクワラン植物性スクワランポリブテン水添ポリイソブテン等の炭化水素油;ジメチルポリシロキサンメチルフェニルポリシロキサンメチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状シリコーンオクタメチルシクロテトラシロキサンデカメチルシクロペンタシロキサンドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーンアミノ変性シリコーン油、ポリエーテル変性シリコーン油カルボキシ変性シリコーン油、アルキル変性シリコーン油、アンモニウム塩変性シリコーン油、フッ素変性シリコーン油等のシリコーン油;オレイン酸、トール油脂肪酸、イソステアリン酸等の高級脂肪酸ラウリルアルコールオレイルアルコールイソステアリルアルコールオクチルドデカノールホホバアルコール等の高級アルコールなどが挙げられる。

0016

成分(B)は、指取れの良さ、のびの良さ、メイクアップ化粧料との馴染み、メイク落ちの良さを向上させる観点から、エステル油を全液状油中の45質量%以上含有することが必要であり、当該含有量は、好ましくは50質量%以上、より好ましくは55質量%以上、更に好ましくは60質量%以上であり、また、好ましくは95質量%以下、より好ましくは85質量%以下、更に好ましくは75質量%以下、更に好ましくは65質量%以下である。

0017

これらの液状油のうち、さらにメイクアップ化粧料との馴染み、メイク落ちを向上させる観点から、エステル油としては、(B1)一価の高級脂肪酸と一価のアルコールとのエステル油、及び(B2)炭素数6〜12の直鎖脂肪酸とグリセリンとのトリエステル油から選択される1種又は2種以上を含有することが好ましく、中でも、エステル油全量に対して、(B1)及び(B2)から選択される1種又は2種以上を80質量%以上含有することが好ましく、90質量%以上含有することがより好ましい。

0018

(B1)一価の高級脂肪酸と一価のアルコールのエステル油としては、例えば一価の炭素数8〜20の高級脂肪酸と一価の炭素数2〜20とのアルコールとのエステル油が挙げられ、メイクアップ化粧料との馴染みの良さ、メイク落ちの良さ、指取れの良さ、のびの良さを向上させる観点から、一価の炭素数12〜18の高級脂肪酸と一価の炭素数2〜16のアルコールとのエステル油が好ましく、一価の炭素数14〜18の高級脂肪酸と一価の炭素数2〜10のアルコールとのエステル油がより好ましい。一価の高級脂肪酸としては、飽和又は不飽和のいずれでも良く、また、直鎖又は分岐鎖のいずれでも良いが、同様の観点から、飽和が好ましく、また、直鎖が好ましい。一価のアルコールとしては、飽和及び不飽和のいずれでも良く、また、直鎖及び分岐鎖のいずれでも良いが、同様の観点から、飽和が好ましく、また、分岐鎖が好ましい。

0019

具体的には2-エチルヘキサン酸セチル、2-エチルヘキサン酸エチル、2-エチルヘキサン酸ステアリル、2-エチルヘキサン酸イソステアリル、イソノナン酸エチルヘキシル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル、ラウリン酸ヘキシル、イソパルミチン酸エチルヘキシル等が挙げられる。これらのうち、前記の観点から、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル及びイソパルミチン酸エチルヘキシルから選択される1種又は2種以上が好ましい。

0020

また、(B2)炭素数6〜12の直鎖脂肪酸とグリセリンとのトリエステル油は、メイクアップ化粧料との馴染みの良さ、メイク落ちの良さ、洗浄後の保湿感の良さの観点から、炭素数8〜12の直鎖脂肪酸とグリセリンのトリエステル油が好ましく、炭素数8〜10の直鎖脂肪酸とグリセリンとのトリエステル油がさらに好ましい。また、直鎖脂肪酸としては、飽和又は不飽和のいずれでも良く、同様の観点から、飽和の直鎖脂肪酸が好ましい。

0021

具体的には、トリカプリン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、トリラウリン酸グリセリル等が挙げられ、またこれらはヤシ油等の植物由来のトリエステル油であっても良い。これらのうち、前記の観点から、トリカプリン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル及びトリ(カプリル/カプリン酸)グリセリルから選択される1種又は2種以上が好ましい。

0022

(B1)と(B2)とを併用する場合には、(B2)に対する(B1)の含有質量比[(B1)/(B2)]は、メイクアップ化粧料との馴染みの良さ、メイク落ちの良さ、洗浄後の保湿感の良さを向上させる観点から、好ましくは0.5以上、より好ましくは0.6以上であり、また、好ましくは2以下、より好ましくは1.5以下である。

0023

固形状油性クレンジング化粧料中における成分(B)の含有量は、指取れの良さ、のびの良さ、メイクアップ化粧料との馴染みの良さを向上させる観点から、好ましくは55質量%以上、より好ましくは60質量%以上、更に好ましくは65質量%以上、更に好ましくは70質量%以上であり、また、好ましくは90質量%以下、より好ましくは85質量%以下、更に好ましくは80質量%以下である。

0024

成分(A)に対する成分(B)の含有質量比[(B)/(A)]は、指取れの良さ、のびの良さを向上させ、成型性にも優れる点から、好ましくは4以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは7以上であり、また、好ましくは18以下、より好ましくは13以下、更に好ましくは11以下である。

0025

〔成分(C):HLB値5以上11以下のノニオン性界面活性剤〕
成分(C)のノニオン性界面活性剤のHLB値は、5以上11以下であって、メイクアップ化粧料との馴染みの良さ、メイク落ちの良さ、保存安定性を向上させる観点から、好ましくは6以上、より好ましくは7以上、更に好ましくは7.5以上であり、また、11以下であって、好ましくは10.5以下、より好ましくは10以下である。

0027

これらのうち、前記の観点から、ポリグリセリン脂肪酸エステル及び脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルから選択される1種又は2種以上が好ましく、脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルから選択される1種又は2種以上がより好ましい。

0028

ポリグリセリン脂肪酸エステルを構成するポリグリセリンとしては、重合度が2〜10のグリセリンが縮合したものが挙げられ、前記の観点から、重合度は2〜8が好ましく、2〜6がより好ましい。ポリグリセリン脂肪酸エステルを構成する脂肪酸としては、炭素数8〜20の飽和脂肪酸が挙げられ、前記の観点から、炭素数8〜18の飽和脂肪酸が好ましい。飽和脂肪酸としては直鎖又は分岐鎖のいずれでも良いが、前記の観点から、直鎖飽和脂肪酸が好ましい。

0029

脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルを構成する脂肪酸の炭素数は、前記の観点から、好ましくは12以上、より好ましくは14以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは18以下である。脂肪酸としては、飽和又は不飽和のいずれでも良いが、前記の観点から飽和が好ましい。また、直鎖又は分岐鎖のいずれでも良いが、前記の観点から、分岐鎖が好ましい。脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルのエチレンオキシド付加モル数は、前記の観点から、好ましくは5モル以上、より好ましくは15モル以上であり、また、好ましくは35モル以下、より好ましくは25モル以下である。脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルは、モノ、ジ、トリエステルが挙げられるが、前記の観点から、ジエステル及びトリエステルから選択される1種又は2種が好ましく、トリエステルがより好ましい。

0030

具体的には、カプリン酸グリセリル(HLB:6.5)、カプリン酸ポリグリセリル-2(HLB:9.5)、ラウリン酸ポリグリセリル-2(HLB:8.5)、ステアリン酸ポリグリセリル-2(HLB:5.0)、オレイン酸ポリグリセリル-2(HLB:5.5)、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2(HLB:5.5)、ステアリン酸ポリグリセリル-4(HLB:6.0)、オレイン酸ポリグリセリル-4(HLB:6.0)、トリステアリン酸ポリグリセリル-10(HLB:7.5)、トリオレイン酸ポリグリセリル-10(HLB:7.0)、パルミチン酸ソルビタン(HLB:6.7)、イソステアリン酸ソルビタン(HLB:5.0)、PEG-5水添ヒマシ油(HLB:6.0)、PEG-10水添ヒマシ油(HLB:6.5)、セテス-2(HLB:8.0)、ステアレス-2(HLB:8.0)、オレス-2(HLB:7.5)、ベヘネス-5(HLB:7.0)、(C12-14)パレス-3(HLB:8.0)、ジ(C12-15)パレス-2リン酸(HLB:6.5)、トリ(C12-15)パレス-2リン酸(HLB:7.0)、ジ(C12-15)パレス-6リン酸(HLB:8.0)、トリステアリン酸PEG-10グリセリル(HLB:5.0)、トリイソステアリン酸PEG-10グリセリル(HLB:5.0)、トリオレイン酸PEG-10グリセリル(HLB:5.0)、イソステアリン酸PEG-3グリセリル(HLB:6.0)、ジイソステアリン酸PEG-10グリセリル(HLB:7.0)、イソステアリン酸PEG-5グリセリル(HLB:8.0)、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル(HLB:8.0)、カプリン酸ポリグリセリン(HLB:9.5)、トリイソステアリン酸PEG-30グリセリル(HLB:10.0)などが挙げられる。

0031

これらのうち、前記の観点から、カプリン酸グリセリル(HLB:6.5)、カプリン酸ポリグリセリル-2(HLB:9.5)、ラウリン酸ポリグリセリル-2(HLB:8.5)、トリステアリン酸ポリグリセリル-10(HLB:7.5)、トリオレイン酸ポリグリセリル-10(HLB:7.0)、イソステアリン酸PEG-3グリセリル(HLB:6.0)、ジイソステアリン酸PEG-10グリセリル(HLB:7.0)、イソステアリン酸PEG-5グリセリル(HLB:8.0)、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル(HLB:8.0)、カプリン酸ポリグリセリン(HLB:9.5)及びトリイソステアリン酸PEG-30グリセリル(HLB:10.0)から選択される1種又は2種以上が好ましく、カプリン酸ポリグリセリル-2(HLB:9.5)、ラウリン酸ポリグリセリル-2(HLB:8.5)、トリステアリン酸ポリグリセリル-10(HLB:7.5)、イソステアリン酸PEG-5グリセリル(HLB:8.0)、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル(HLB:8.0)、カプリン酸ポリグリセリン(HLB:9.5)及びトリイソステアリン酸PEG-30グリセリル(HLB:10.0)から選択される1種又は2種以上がより好ましい。

0032

ここで、HLB(親水性−親油性バランス;Hydrophile-Lypophile Balance)値は、一般に界面活性剤の水及び油への親和性を示す値であり、グリフィン法により容易に求めることができる。

0033

固形状油性クレンジング化粧料中における成分(C)の含有量は、メイクアップ化粧料との馴染みやすさ、メイク落ちの良さを向上させ、保存安定性を良好にする観点から、好ましくは5質量%以上、より好ましくは6質量%以上、更に好ましくは7質量%以上、更に好ましくは8質量%以上であり、また、好ましくは20質量%以下、より好ましくは18質量%以下、更に好ましくは15質量%以下、更に好ましくは12質量%以下である。

0034

本発明の固形状油性クレンジング化粧料には、本発明の効果を損ねない範囲で、更に成分(C)以外の界面活性剤を含有させてもよいが、油剤との溶解性が低く、保存安定性が低下する傾向があるため、その固形状油性クレンジング化粧料中における含有量は、好ましくは5質量%未満、より好ましくは3質量%未満、更に好ましくは1質量%未満、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である。

0035

〔成分(D):構成脂肪酸が炭素数15以上20以下の脂肪酸からなる脂肪酸デキストリン〕
成分(D)の脂肪酸デキストリンは、脂肪酸とデキストリンとのエステルであり、その構成脂肪酸が炭素数15以上20以下の脂肪酸からなるものであることを要する。構成脂肪酸が炭素数14以下の脂肪酸である脂肪酸デキストリンや、たとえ構成脂肪酸として炭素数15以上20以下の脂肪酸を有していたとしても、一部にエチルヘキサン酸短鎖のものを含む脂肪酸デキストリンでは、保存安定性が不十分となる。

0036

成分(D)の脂肪酸デキストリンの構成脂肪酸の炭素数は、指取れの良さ、のびの良さ、メイクアップ化粧料との馴染みの良さ、保存安定性を向上させる観点から、15以上であって、好ましくは16以上であり、また、20以下であって、好ましくは19以下、より好ましくは18以下である。脂肪酸は直鎖及び分岐鎖のいずれでも良く、飽和及び不飽和のいずれでも良いが、同様の観点から、直鎖飽和脂肪酸であることが好ましい。

0037

成分(D)の脂肪酸デキストリンのグルコース平均重合度は、前記の観点から、好ましくは10以上、より好ましくは20以上であり、また、好ましくは50以下、より好ましくは30以下である。また、デキストリンへの脂肪酸の置換度は、前記の観点から、グルコース単位当たり好ましくは1.0以上、より好ましくは1.2以上であり、また、好ましくは3.0以下、より好ましくは2.8以下である。

0038

成分(D)として使用できる脂肪酸デキストリンとしては、パルミチン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリン等が挙げられる。これらはそれぞれレオパールKL2、ユニフィルHVY(いずれも千葉製粉社製)として市販されているものを利用することができる。

0039

固形状油性クレンジング化粧料中における成分(D)の含有量は、指取れの良さ、のびの良さ、保存安定性を向上させる観点から、好ましくは3質量%以上、より好ましくは3.5質量%以上、更に好ましくは4質量%以上であり、また、好ましくは18質量%以下、より好ましくは15質量%以下、更に好ましくは12質量%以下である。

0040

成分(D)に対する成分(B)中のエステル油(エステル油と略する)の含有質量比[(エステル油)/(D)]は、指取れの良さ、のびの良さ、メイクアップ化粧料との馴染みの良さを向上させる観点から、3以上であって、好ましくは4以上、より好ましくは5以上であり、また、15以下であって、好ましくは14以下、より好ましくは12.5以下、更に好ましくは11以下である。

0041

成分(A)と成分(D)の合計に対する成分(B)の含有質量比{(B)/[(A)+(D)]}は、指取れの良さ、のびの良さ、洗浄後の保湿感の良さ、保存安定性を向上させる観点から、好ましくは2以上、より好ましくは3以上、より好ましくは4以上であり、また、好ましくは8以下、より好ましくは6以下、更に好ましくは5.5以下である。

0042

成分(D)に対する成分(A)の含有質量比[(A)/(D)]は、指取れの良さ、のびの良さ、メイクアップ化粧料との馴染みの良さ、保存安定性を向上させる観点から、好ましくは0.4以上、より好ましくは0.5以上、更に好ましくは0.8質量%以上であり、また、好ましくは2.5質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1.8質量%以下である。

0043

本発明の固形状油性クレンジング化粧料には、本発明の効果を損ねない範囲で、更に成分(D)以外の脂肪酸デキストリンを含有させてもよいが、指取れの良さ、のびの良さ、保存安定性を向上させる観点から、全脂肪酸デキストリンに対する成分(D)の含有質量比は、好ましくは60質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは90質量%以上、更に好ましくは100質量%である。

0044

本発明の固形状油性クレンジング化粧料には、前記の必須成分以外に、本発明の目的を損なわない範囲で、粉体、成分(D)以外の油ゲル化剤保湿剤植物エキスビタミン類酸化防止剤防菌防腐剤紫外線吸収剤消炎剤昆虫忌避剤生理活性成分香料等を含有することができる。なお、これらの各剤は、各剤としての用途に限られず、目的に応じて他の用途、例えば、ビタミン類を抗酸化防止剤として使用したり、他の用途との兼用として、例えば、昆虫忌避剤と香料としての効果を奏するものとして使用することができる。

0045

本発明の固形状油性クレンジング化粧料の剤形は、常温(25℃)、常圧(1気圧)で流動性のないクレンジング化粧料であり、その形状は、棒状、板状及び容器への流し込成型したもの等を挙げることができるが、特に限定されるものではないが、好ましくは硬度が、成形性の良さ、指取れの良さ、のびの良さを向上させる観点から、好ましくは30以上、より好ましくは40以上、更に好ましくは50以上であり、また、好ましくは160以下、より好ましくは150g以下、更に好ましくは140g以下である。硬度は、例えば、30℃の恒温槽にて1昼夜保管した試料を、カードメーター(I.techno Engineering社製:Curdmeter-MAX ME-500)を用い、測定温度30℃、スプリングウェイト100g、感圧軸ディスク型φ8、試料台昇速度1inch/7秒として、破断荷重(単位g)を求め、硬度として用いられる。
また、油性とは、化粧料中に実質的に水を含有していないことをいい、化粧料全量に対する水の含有量は、好ましくは3質量%未満、より好ましくは2質量%未満、更に好ましくは1質量%未満、更に好ましくは0.5質量%未満である。

0046

本発明の固形状油性クレンジング化粧料は、のびが良く、洗浄後の保湿感が良好なため、皮膚用クレンジング化粧料として好適に利用でき、好ましくは頭皮を除く皮膚、より好ましくは顔、身体、手足等のいずれかに塗布し、塗擦しながら汚れを馴染ませた後、ふき取り又は水洗することにより、使用することができる。

0047

〔製造方法〕
本発明の固形状油性クレンジング化粧料は、形態に応じて所定の手順により製造することができる。例えば、本発明の固形状油性クレンジング化粧料の製造方法は、成分(A)〜(D)を含む成分を共に混合する工程1aと、工程1aの調製物加熱溶解し、混合させる工程2aと、工程2aの調製物を室温まで冷却する工程3aを含んでもよい。
工程2aにおける加熱温度は、成分(A)を十分に溶解可能な温度であれば良いが、溶解時間を短くする観点から、好ましくは105℃以上、より好ましくは110℃以上であり、また、油剤の熱重合を防ぐ観点から、好ましくは130℃以下、より好ましくは125℃以下である。
なお、香料等の揮発しやすい成分を配合する場合、工程2aの冷却中、当該成分の沸点より低い温度まで冷却された際に、揮発しやすい成分を工程2aの調製物に添加し、混合させる工程を含んでいても良い。

0048

また、ジエン酸トリエン酸トリグリセライドを含む油剤を用いる場合、加熱による熱重合の影響が生じやすいため、あらかじめ成分(A)を混合する工程1bと、工程1bの調製物を加熱溶解し、混合させる工程2bと、工程2bの調製物とジエン酸、トリエン酸、トリグリセライドを含む成分(B)を加え、工程2bより低い温度で加熱溶解し、混合させる工程3bと、工程3bの調製物を室温まで冷却する工程4bを含んでもよい。なお、工程1bにおいて、成分(A)を混合しにくい場合、ジエン酸、トリエン酸、トリグリセライドを除く成分(B)の一部を加えて混合しても良い。

0049

工程2bにおける加熱温度は、成分(A)を十分に溶解可能な温度であれば良いが、溶解時間を短くする観点から、好ましくは105℃以上、より好ましくは110℃以上であり、また、油剤の熱重合を防ぐ観点から、好ましくは130℃以下、より好ましくは125℃以下である。

0050

工程3bにおける加熱温度は、溶解時間を短くする観点から、好ましくは70℃以上、より好ましくは80℃以上であり、また、油剤の熱重合を防ぐ観点から、好ましくは100℃以下、より好ましくは90℃以下である。

0051

実施例1〜10及び比較例1〜14
表1及び2に示す組成の固形状油性クレンジング化粧料を以下の製造方法により調製した。

0052

(製造方法)
工程1.成分1〜4、12〜18を混合し、110℃まで加熱して溶解する。
工程2.成分5〜11を混合し、均一に攪拌する。
工程3.工程1の調製物に工程2の調製物を加え、85℃にて均一に攪拌する。
工程4.工程3の調製物を室温(25℃)まで自然冷却させる

0053

得られたの固形状油性クレンジング化粧料の「指取れの良さ」、「のびの良さ」、「メイクアップ化粧料との馴染みやすさ」、「メイク落ちの良さ」、「洗浄後の保湿感の良さ」及び「保存安定性」に関して、下記の評価を行った。結果を表1及び2に併せて示す。

0054

(1)官能試験
5名の専門パネラーにより、実施例及び比較例で示したクレンジング化粧料を使用したときの「指取れの良さ」、「のびの良さ」、「メイクアップ化粧料との馴染みやすさ」、「メイク落ちの良さ」、「洗浄後の保湿感の良さ」について、以下の基準に従って官能評価し、その平均値小数点第1位四捨五入)で示した。なお、室温まで自然冷却しても固形状にならない試料については、「−」評価とし、官能試験を実施していない。

0055

評価基準
5:非常に良い
4:良い
3:やや良い
2:悪い
1:非常に悪い

0056

(2)保存安定性試験
実施例及び比較例の固形状油性クレンジング化粧料100gを114.0mLプラスチックジャー容器に入れて密封し、45℃の恒温槽に1ヶ月保存後、以下の基準に従って視覚判定を行った。室温まで自然冷却しても固形状にならない試料については、「E」評価とし、保存安定性試験を実施していない。

0057

<評価基準>
A:試料は固形状であり、表面に外観変化は見られない
B:試料は固形状であるが、表面の一部にごくわずかな油浮きが見られる
C:試料は固形状であるが、表面の一部に明確な油浮きが見られる
D:試料は固形状であるが、表面全体から液状油がにじみ出ている又は固形状になっていない

0058

0059

0060

*1:MファインオイルCCT-1、ミヨシ油脂社製
*2:シリコーンFZ-209、東レ・ダウコーニング社製
*3:レオパールKL2、千葉製粉社製
*4:ユニフィルマHVY、千葉製粉社製
*5:レオパールMKL2、千葉製粉社製
*6:レオパールTT2、千葉製粉社製
*7:レオパールISK2、千葉製粉社製
*8:ベントン38VCGエレメンティス社製
*9:ステアリン酸アルミニウム600植物、日油社製

0061

以下、本発明の処方例を示す。いずれも実施例と同等の効果を奏するものである。

0062

処方例1(固形状油性クレンジング化粧料)
成分含有量(質量%)
合成ワックス(融点:95℃) 2
固形パラフィン(融点:75℃) 2
マイクロクリスタリンワックス(融点:54〜102℃) 4
パルミチン酸デキストリン(*3) 10
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(*1) 30
パルミチン酸エチルヘキシル17
水添ポリデセン残量
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(*2) 3
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル(HLB:8) 10
スクワラン1
オリーブ油0.5
シアバター0.5
アーモンド油 0.5
ヒマワリ種子油0.5
レンジ果皮油0.5
ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル(*10) 0.1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(*11) 0.5
デヒドロジクレオソール0.01
香料0.2

0063

*1、*2、*3は前記と同様
*10:ソフトシェード DH、味の素社製
*11:Uvinul MC-80、BASF社製

0064

処方例2(固形状油性クレンジング化粧料)
成分含有量(質量%)
合成ワックス1
固形パラフィン1
マイクロクリスタリンワックス2
パルミチン酸デキストリン9
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(*1) 20
パルミチン酸エチルヘキシル(*3) 27
水添ポリデセン残量
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(*2) 3
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル 10
メドウフォーム油1
ブドウ種子油0.5
パーシック油 0.5
ローズヒップ油0.1
アボカド油1
ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル(*10) 0.1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(*11) 0.5
デヒドロジクレオソール0.01
香料0.2

0065

*1、*2、*3、*10、*11は前記と同様

0066

なお、上記処方例で用いた香料は、以下のフローラル系調合香料処方である。なお、成分名中に記載される1%DPG、5%DPG、10%DPGとは、香料の有効成分含量がそれぞれ1質量%、5質量%、10質量%のジプロピレングリコール溶液であることを示す。

実施例

0067

フローラル系調合香料処方
(成分)含有量(質量%)
ベルガモットオイル天然香料) 2.0
リナリールアセテート 1.5
メチルアンスラニレート 0.2
ペチグレインオイル(天然香料) 0.5
オーラチオール10%DPG(ヒドロキシシトロネラールとメチルアンスラニレートとのシッフ塩基) 1.0
アミルアリグリコレート1%DPG 0.5
ガルバナムオイル1%DPG(天然香料) 0.1
ブラックカラントバズアブソリュート10%DPG(天然香料) 1.5
ジェットオイル 10%DPG(天然香料) 0.8
イランイランオイルエキストラ(天然香料) 2.0
ベンジールアセテート 5.0
メチルジヒドロジャスモネート13.0
シスジャスモン10%DPG 1.0
ジャスミンアブソリュート(天然香料) 0.5
インドール5%DPG 0.5
アルファヘキシルシンナミックアルデヒド1.5
L-シトロネロール0.5
ローズオイル(天然香料) 0.5
ローズアブソリュート(天然香料) 0.5
ダマセノン1%DPG 0.5
L-ローズオキサイド1%DPG 0.5
ジメチルベンジルカーボニルアセテート1.0
ヒドロキシシトロネラール 3.0
リラール(化合物名:4-(4-ヒドロキシ-4-メチルペンチル)-3-シクロヘキセン-1-カーボキシアルデヒド) 3.5
シクラメンアルデヒド(化合物名:2-メチル-3-(4-イソプロピルフェニル)-プロパノール) 0.5
アルファイソメチルヨノン(化合物名:5-(2,2,6-トリメチル-2-シクロヘキセニル)-3-メチル-3-ブテン-2-オン) 4.0
オリスコンクリート10%DPG(天然香料) 0.8
メチルオイゲノール0.5
イソEスーパー(化合物名:7-アセチル-1,2,3,4,5,6,7,8-オクタハイドロ-1,1,6,7-テトラメチルナフタレン) 2.5
ベルトフィックスクール(化合物名:4-アセチル-トリメチル-6,8α-エタノ-1,2,3,5,6,7,8,8α-オクタヒドロナフタレノン) 4.0
ベチバーアセテート 2.0
サンダルウッドオイル(天然香料) 1.5
バグダノール10%DPG(化合物名:2-エチル-4-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペンテン-1-イル)-2-ブテン-1-オール) 1.0
パチュリーオイル10%DPG(天然香料) 0.2
ベルニール10%DPG(化合物名:メチル-2,4-ジヒドロキシ-3,6-ジメチルベンゾエート) 1.5
ガラソリッド50%ベンジールベンゾエート(化合物名:4,6,6,7,8,8-ヘキサメチル-1,3,4,6,7,8-ヘキサヒロドシクロペンタベンゾピラン) 10.0
シクロペンタデカノリッド 4.0
ヘリオトロピン0.5
クマリン0.5
バニリン10%DPG 0.5
エチルバニリン10%DPG 2.5
ラズベリーケトン10%DPG(化合物名:4-(4-ヒドロフェニル)-2-ブタノン) 0.5
ガンマウンデカラクトン10%DPG 1.5
ガンマデカラクトン10%DPG 1.5
ラブダナム アブソリュート 10%DPG(天然香料) 0.5
ジプロピレングリコール残量

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