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技術 情報処理装置、出力システム、およびプログラム

出願人 株式会社リコー
発明者 森真也
出願日 2015年11月17日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2015-224996
公開日 2017年5月25日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2017-091461
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 タイプライター等へのデジタル出力 ファクシミリ一般
主要キーワード 出力先決定 実印刷データ 事務員 中間印刷データ OS設定 機種依存 ソリッドステートドライブ 仮想プリンタドライバ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年5月25日)のものです。
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図面 (10)

課題

出力データの出力先振り分ける場合、出力先を決定するための条件をユーザが手動切り替えることなく、所望の条件に切り替える。

解決手段

複数の出力装置と接続される情報処理装置であって、印刷データの印刷要求受け付ける取得部111と、出力装置ごとに出力装置を印刷データの出力先として決定するための条件を対応付けた複数のシナリオと、シナリオの有効期間と、を対応付けた選択情報を参照して、印刷要求を受け付けた印刷データの出力日時が有効期間に含まれているシナリオを選択する選択部113と、選択されたシナリオと、印刷データとに基づいて、印刷データの出力先となる出力装置を決定する出力先決定部114と、決定された出力装置に対して、印刷データを振り分ける出力データ振分部115とを備える。

概要

背景

従来、印刷データなどの出力データから抽出した情報等に従って出力先を決定し、決定された出力先の画像形成装置で印刷を実行する技術が知られている。

例えば特許文献1には、印刷データを複数のプリンタのうちの何れかに振り分けるために、全てのユーザと複数のプリンタとの対応関係を予め規定した振り分けの条件を登録しておき、印刷ジョブから抽出したユーザ情報と、予め登録された振り分けの条件とに基づいて、印刷ジョブの送信先のプリンタを決定する技術が開示されている。

概要

出力データの出力先を振り分ける場合、出力先を決定するための条件をユーザが手動切り替えることなく、所望の条件に切り替える。複数の出力装置と接続される情報処理装置であって、印刷データの印刷要求受け付ける取得部111と、出力装置ごとに出力装置を印刷データの出力先として決定するための条件を対応付けた複数のシナリオと、シナリオの有効期間と、を対応付けた選択情報を参照して、印刷要求を受け付けた印刷データの出力日時が有効期間に含まれているシナリオを選択する選択部113と、選択されたシナリオと、印刷データとに基づいて、印刷データの出力先となる出力装置を決定する出力先決定部114と、決定された出力装置に対して、印刷データを振り分ける出力データ振分部115とを備える。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、出力データの出力先を振り分ける場合、出力データの出力先を決定するための条件をユーザが手動で切り替えることなく、所望の条件に切り替える情報処理装置、出力システム、およびプログラムを得ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の出力装置と接続される情報処理装置であって、出力データの出力要求受け付ける受付部と、前記出力装置ごとに、前記出力装置を前記出力データの出力先として決定するための条件と、前記条件の利用可能な期間を示す有効期間と、を対応付け対応情報を参照して、前記出力要求を受け付けた前記出力データの出力時点が前記有効期間に含まれている前記条件を選択する選択部と、選択された前記条件と、前記出力データとに基づいて、前記出力データの出力先となる前記出力装置を決定する出力先決定部と、決定された前記出力装置に対して、前記出力データを振り分ける出力データ振分部と、を備える情報処理装置。

請求項2

前記出力時点は、前記出力データの出力日時であって、前記出力データから、前記出力データの特定の位置に記載された前記出力日時を取得する取得部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記出力時点は、前記出力データの前記出力要求を受け付けた日時であって、前記出力要求を受け付けた場合、前記出力要求を受け付けた日時を出力日時として取得する取得部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項4

前記条件は、前記出力データに所定の文字列が含まれていることであって、前記出力先決定部は、前記出力データに前記所定の文字列が含まれている場合、前記条件に対応する前記出力装置を出力先として決定する、請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。

請求項5

前記出力データから、前記出力データに含まれている前記所定の文字列を抽出する抽出部をさらに備える、請求項4に記載の情報処理装置。

請求項6

前記対応情報は、複数の前記条件のうちで既に設定されている前記条件に、既定の条件である旨を対応付け、前記選択部は、前記出力時点がいずれの前記条件に対応する前記有効期間にも含まれていない場合、前記既定の条件を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項7

複数の出力装置と、前記複数の出力装置と接続される情報処理装置とを含む出力システムであって、出力データの出力要求を受け付ける受付部と、前記出力装置ごとに、前記出力装置を前記出力データの出力先として決定するための条件と、前記条件の利用可能な期間を示す有効期間と、を対応付けた対応情報を参照して、前記出力要求を受け付けた前記出力データの出力時点が前記有効期間に含まれている前記条件を選択する選択部と、選択された前記条件と、前記出力データとに基づいて、前記出力データの出力先となる前記出力装置を決定する出力先決定部と、決定された前記出力装置に対して、前記出力データを振り分ける出力データ振分部と、を備える出力システム。

請求項8

複数の出力装置と接続される情報処理装置に、出力データの出力要求を受け付ける受付ステップと、前記出力装置ごとに、前記出力装置を前記出力データの出力先として決定するための条件と、前記条件の利用可能な期間を示す有効期間と、を対応付けた対応情報を参照して、前記出力要求を受け付けた前記出力データの出力時点が前記有効期間に含まれている前記条件を選択する選択ステップと、選択された前記条件と、前記出力データとに基づいて、前記出力データの出力先となる前記出力装置を決定する出力先決定ステップと、決定された前記出力装置に対して、前記出力データを振り分ける出力データ振分ステップと、を実行させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置、出力システム、およびプログラムに関する。

背景技術

0002

従来、印刷データなどの出力データから抽出した情報等に従って出力先を決定し、決定された出力先の画像形成装置で印刷を実行する技術が知られている。

0003

例えば特許文献1には、印刷データを複数のプリンタのうちの何れかに振り分けるために、全てのユーザと複数のプリンタとの対応関係を予め規定した振り分けの条件を登録しておき、印刷ジョブから抽出したユーザ情報と、予め登録された振り分けの条件とに基づいて、印刷ジョブの送信先のプリンタを決定する技術が開示されている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に開示された技術では、振り分けの条件の有効期間がないため、振り分けの条件を変更する場合は、手動切り替えなければならなかった。例えば、医療現場で出力データの出力先を振り分ける場合、法令の変更により、ある日付から振り分けの条件を変更したい場合がある。そのような場合、振り分けの条件を変更したい時にユーザが手動で切り替える必要があった。

0005

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、出力データの出力先を振り分ける場合、出力データの出力先を決定するための条件をユーザが手動で切り替えることなく、所望の条件に切り替える情報処理装置、出力システム、およびプログラムを得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の出力装置と接続される情報処理装置であって、出力データの出力要求受け付ける受付部と、前記出力装置ごとに、前記出力装置を前記出力データの出力先として決定するための条件と、前記条件の利用可能な期間を示す有効期間と、を対応付け対応情報を参照して、前記出力要求を受け付けた前記出力データの出力時点が前記有効期間に含まれている前記条件を選択する選択部と、選択された前記条件と、前記出力データとに基づいて、前記出力データの出力先となる前記出力装置を決定する出力先決定部と、決定された前記出力装置に対して、前記出力データを振り分ける出力データ振分部と、を備える。

発明の効果

0007

本発明によれば、出力データの出力先を振り分ける場合、出力先を決定するための条件をユーザが手動で切り替えることなく、所望の条件に切り替えることができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0008

図1は、実施形態の印刷システムの概略構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態のクライアント端末ハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態のクライアント端末が有する機能の一例を示す図である。
図4は、実施形態の印刷フロープラグインが有する機能の一例を示す図である。
図5は、選択情報の一例を示す図である。
図6−1は、シナリオの一例を示す図である。
図6−2は、シナリオの一例を示す図である。
図7は、シナリオの選択処理の流れを示すフローチャートである。
図8は、シナリオ処理の具体的な流れを示すフローチャートである。

実施例

0009

以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、出力システム、およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。以下では、出力システムの一例として印刷システムを例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。本発明が適用される出力システムとしては、出力データの印刷、投影、表示、転送などの出力を行うシステムであればよい。

0010

図1は、実施形態の印刷システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、印刷システム100は、クライアント端末10と、共有の出力装置20Aと、共有の出力装置20Bと、共有の出力装置20Dと、共有の出力装置20Eと、を備え、これらは、LANなどのネットワーク30を介して接続される。

0011

また、印刷システム100は、クライアント端末10と接続されたローカルの出力装置20Cと、ローカルの出力装置20Fとを有する。以下の説明では、共有の出力装置20A、共有の出力装置20B、共有の出力装置20D、共有の出力装置20E、ローカルの出力装置20C、およびローカルの出力装置20Fを互いに区別しない場合は、単に「出力装置20」と称する場合がある。また、以下では、印刷システム100は、病院内に構築される場合を想定して説明するが、これに限定されるものではない。

0012

クライアント端末10は、ユーザ(この例では病院内の看護師事務員等)が利用するPC(Personal Computer)等の情報処理装置である。なお、クライアント端末10は、据置型の形態に限らず、例えば携帯型の形態(例えばスマートフォンタブレットなどの形態)であってもよい。この例では、クライアント端末10は、請求項の「情報処理装置」に対応している。より具体的な内容については後述する。説明の便宜上、図1では、印刷システム100は、1台のクライアント端末10を有する形態を例示しているが、これに限らず、印刷システム100に含まれるクライアント端末10の台数は任意である。例えば病院内の複数のユーザが、クライアント端末10を1台ずつ所持する形態であってもよい。

0013

出力装置20は、例えばプリンタなどの、記録紙上に画像を形成する画像形成装置である。共有の出力装置20A、20B、20D、および20Eは、ネットワーク30を介してクライアント端末10に接続される画像形成装置である。ローカルの出力装置20Cおよび20Fは、ケーブル等の有線通信やBluetooth(登録商標)等の無線通信でクライアント端末10に直接接続される画像形成装置である。出力装置20は、プリンタ、コピー機複合機MFP)、レーザプリンタLP)などの画像形成装置の他、プロジェクタモニタなどの表示出力を実行する投影装置表示装置等、オーディオなどの音声データを出力する音声出力装置であってもよい。また、印刷システム100に含まれる出力装置20の台数は任意である。

0014

図2は、実施形態のクライアント端末のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、クライアント端末10は、CPU501、ROM502、HDD503、RAM504、入力装置505、表示装置506、外部I/F507、通信I/F508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。

0015

CPU501は、ROM502やHDD503などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、クライアント端末10全体の制御や各種の機能を実現する演算装置である。

0016

ROM502は、電源を切っても(クライアント端末10に対する電力供給遮断されても)プログラムやデータを保持することができる不揮発性半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM502には、クライアント端末10の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。

0017

HDD503は、プログラムやデータを格納する不揮発性の記憶装置の一例である。HDD503には、クライアント端末10全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリケーション」と称する)などがある。なお、クライアント端末10は、HDD503に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブSSD)を利用するものであってもよい。

0018

RAM504は、プログラムやデータを一時保存する揮発性の記憶装置の一例であり、CPU501が実行する処理の作業領域(ワークエリア)として機能する。

0019

入力装置505は、ユーザが各種の操作信号を入力するのに用いられるデバイスであり、例えばキーボードマウスタッチパネルなどで構成され得る。表示装置506は、各種の情報(例えばクライアント端末10による処理の結果等)を表示するデバイスであり、例えば液晶型のディスプレイ装置で構成され得る。なお、例えばタッチパネルなどのように、入力装置505と表示装置506とが一体で構成される形態であってもよい。また、入力装置505および表示装置506は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。

0020

外部I/F507は、外部装置とのインターフェースである。図2の例では、外部装置の一例として、記録媒体510を挙げているが、これに限られるものではない。クライアント端末10は、外部I/F507を介して、記録媒体510からのデータの読み出しまたは記録媒体510に対するデータの書き込みを行うことができる。記録媒体510の一例として、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカードUSBメモリなどが挙げられる。

0021

通信I/F508は、クライアント端末10をネットワーク30に接続するためのインターフェースである。これにより、クライアント端末10は通信I/F508を介して、ネットワーク30に接続することができる。

0022

図3は、実施形態のクライアント端末が有する機能の一例を示す図である。クライアント端末10のCPU501がプログラムを実行することにより、要求受付部40、仮想プリンタドライバ50、実プリンタドライバ60、プラグイン70、プラットフォームAPI80、プラットフォーム90を実現する。図3に示す記憶部95は、例えばROM502やHDD503等で実現可能である。

0023

要求受付部40は、クライアント端末10に予めインストールされた、文書を作成するためのアプリケーションにより提供される機能であり、ユーザからの印刷要求(出力要求)を受け付けると、文書の印刷データ(出力データの一例)を作成して仮想プリンタドライバ50へ渡す。また、本実施形態では、印刷データを作成する際、印刷データの特定の位置に、印刷データの印刷日時として、作成した日時を埋め込む。例えば、印刷データの特定の位置である左上の所定領域に、「2015/10/21/16:05」などの印刷日時を埋め込む。

0024

仮想プリンタドライバ50は、要求受付部40から渡された印刷データを、機種依存しない中間印刷データに変換して出力するドライバである。中間印刷データは、出力装置20の機種に依存しない印刷データである。中間印刷データの一例として、XPS(XML Paper Specification)などが挙げられる。なお、中間印刷データも印刷データの一態様であり、出力データの一例であると考えることができる。

0025

実プリンタドライバ60は、中間印刷データを、出力装置20が印刷できる形式実印刷データに変換して出力するドライバである。実印刷データの一例として、RAW形式のデータなどが挙げられる。

0026

プラグイン70は、プラットフォーム90上で動作するアプリケーションである。図3の例では、プラグイン70は、プラグイン1、プラグイン2、印刷フロープラグイン110を含むが、本実施形態では少なくとも印刷フロープラグイン110が含まれていればよい。印刷フロープラグイン110は、仮想プリンタドライバ50から渡された中間印刷データの出力先となる出力装置20を決定し、実プリンタドライバ60を利用して、その出力先として決定した出力装置20から実印刷データを出力させる制御を行う。印刷フロープラグイン110の具体的な内容については後述する。

0027

プラットフォームAPI80は、プラグイン70がプラットフォーム90の機能を利用するためのインターフェースである。プラットフォームAPI80は、プラグイン70からの要求をプラットフォーム90が受信するために設けられたインタフェース(予め定義されたインタフェース)であり、例えば関数クラス等により構成される。

0028

プラットフォーム90は、表示制御部91、設定部92、通信部93を含む。表示制御部91は、例えば設定画面等を表示する。設定部92は、プラグイン70の設定を行う。通信部93は、外部とのデータ通信を行う。記憶部95は、設定等の各種のデータを記憶する。

0029

次に、印刷フロープラグイン110の具体的な内容を説明する。図4は、実施形態の印刷フロープラグインが有する機能の一例を示す図である。図4に示すように、印刷フロープラグイン110は、取得部111と、抽出部112と、選択部113と、出力先決定部114と、出力データ振分部115とを有する。

0030

取得部111は、印刷データの印刷要求を受け付けた場合、印刷データの印刷日時(出力日時)を取得する。具体的には、例えば、取得部111は、印刷データから、印刷データの特定の位置に記載された印刷日時を抽出する。本実施形態では、取得部111は、仮想プリンタドライバ50から渡された中間印刷データから、要求受付部40によって特定の位置に埋め込まれた印刷日時を抽出する。この場合、出力データに記載された日時が印刷日時となる。

0031

また、他の方法により、印刷日時を取得する構成としてもよい。例えば、取得部111は、印刷データの印刷要求を受け付けた場合、印刷要求を受け付けた日時を印刷日時として取得する。この場合、印刷要求を受け付けた日時が印刷日時となる。

0032

抽出部112は、印刷データから、印刷データの文章中や所定の位置に記載されているキーワード(所定の文字列)を検出して抽出する。ここで、条件とは、出力装置を印刷データの出力先として決定するための条件であって、本実施形態の条件とは、印刷データに予め定められたキーワードが含まれていることである。つまり、印刷データに予め定められたキーワードが含まれている場合、条件が成立していることになる。本実施形態では、例えば、キーワードとして、「外科」「内科」「消化器科」などの文字列が挙げられている。

0033

選択部113は、選択情報を参照して、取得した印刷日時に基づくシナリオを選択して、選択したシナリオを出力先としての出力装置を決定するためのシナリオとして設定する。ここで、選択情報とは、印刷日時に対応するシナリオを選択するために用いる情報である。また、シナリオとは、印刷データの印刷要求を受け付けた場合に、当該印刷データの出力先として出力装置を決定するために用いる情報であって、印刷データの振り分けの条件を示している。この選択情報とシナリオとが対応情報に相当する。以下に、選択情報およびシナリオの詳細について説明する。

0034

まず、選択情報について説明する。図5は、選択情報の一例を示す図である。図5に示す選択情報は、3つのシナリオ(シナリオA、B、C)と1対1に対応する3つの単位情報から構成されている。選択情報の各単位情報は、当該単位情報を識別するIDと、有効期間と、既定のシナリオか否か、シナリオとを対応付けた情報である。有効期間とは、対応するシナリオの利用可能な期間を示している。既定のシナリオか否かとは、選択情報に登録された複数のシナリオのうち、そのときに既に設定されているシナリオか否かを示している。図5では、シナリオAが既定のシナリオである場合を示し、「○」で既定のシナリオである旨が示されている。

0035

シナリオAに対応する単位情報に着目すると、シナリオAに対応する単位情報に含まれるIDは「1」であり、シナリオAの利用できる有効期間は「2015/4/1〜2016/3/31」である。そして、シナリオAは既定のシナリオとなっている。

0036

同様に、シナリオBに対応する単位情報に着目すると、シナリオBに対応する単位情報に含まれるIDは「2」であり、シナリオBの利用できる有効期間は「2016/4/1〜2017/3/31」である。そして、シナリオBは既定のシナリオではない。

0037

同様に、シナリオCに対応する単位情報に着目すると、シナリオCに対応する単位情報に含まれるIDは「3」であり、シナリオCの利用できる有効期間は「2017/4/1〜2018/3/31」である。そして、シナリオCは既定のシナリオではない。

0038

なお、図5の選択情報では、3つのシナリオに対応する単位情報が登録されているが、シナリオの数に制限はない。

0039

図4戻り、選択部113は、選択した選択情報を参照して、取得部111によって取得した印刷日時が有効期間に含まれているシナリオを選択して、出力先を決定するために用いるシナリオとして設定する。例えば、選択部113は、取得部111によって取得した印刷日時が「2015/10/21/16:05」であった場合、図5の選択情報から印刷日時が有効期間に含まれているシナリオAを選択する。

0040

また、選択部113は、取得部111によって取得した印刷日時がいずれのシナリオに対応する有効期間にも含まれていない場合、既定のシナリオを選択する。例えば、選択部113は、取得部111によって取得した印刷日時が「2015/3/31/12:00」であった場合、図5の選択情報のいずれの有効期間にも含まれていないため、既定のシナリオであるシナリオAを選択する。この場合は、当該既定のシナリオ(シナリオA)が既に設定されていることになる。

0041

次に、シナリオについて説明する。図6−1、図6−2は、シナリオの一例を示す図である。図6−1、6−2に示すシナリオは、出力装置ごとに、出力装置を印刷データの出力先として決定するための条件を対応付けている。

0042

図6−1に示すシナリオAには、3台の出力装置(図1に示す出力装置20A、出力装置20B、および出力装置20C)と1対1に対応する3つの単位情報から構成されている。シナリオ各単位情報は、該単位情報を識別するIDと、ルールと、キーワードと、アクションとを対応付けた情報である。キーワードとは、出力装置を印刷データの出力先として決定するための条件を成立させるための文字列であって、例えば、印刷データの文章中に記載されている。アクションとは、印刷データの出力先を示している。ルールは、キーワードとアクションとの関係を示している。

0043

出力装置20Aに対応する単位情報に着目すると、出力装置20Aに対応する単位情報のIDは「1」を示している。そして、該単位情報の条件(ルールの成立する条件)は、キーワードが「外科」であることを示している。また、該単位情報のアクションは、出力先を「出力装置20A」にすることを示している。そして、該単位情報のルールは、「外科」を検出したら出力装置20Aへ出力することを示している。

0044

同様に、出力装置20Bに対応する単位情報に着目すると、出力装置20Bに対応する単位情報のIDは「2」を示している。そして、該単位情報の条件(ルールの成立する条件)は、キーワードが「内科」であることを示している。また、該単位情報のアクションは、出力先を「出力装置20B」にすることを示している。そして、該単位情報のルールは、「内科」を検出したら出力装置20Bへ出力することを示している。

0045

同様に、出力装置20Cに対応する単位情報に着目すると、出力装置20Cに対応する単位情報のIDは「3」を示している。そして、該単位情報の条件(ルールの成立する条件)は、キーワードが「消化器科」であることを示している。また、該単位情報のアクションは、出力先を「出力装置20C」にすることを示している。そして、該単位情報のルールは、「消化器科」を検出したら出力装置20Cへ出力することを示している。

0046

また、図6−2に示すシナリオBも、シナリオAと同様の構成となっており、3台の出力装置(図1に示す出力装置20D、出力装置20E、および出力装置20F)と1対1に対応する3つの単位情報から構成されている。詳細は、シナリオAと同様であるため省略する。

0047

このように、日時よって実行するシナリオを変更したい場合は、予め複数のシナリオに対してそれぞれ有効期間を定めておき、印刷日時に応じてシナリオを切り替えて、当該シナリオにより印刷データを出力先する出力装置を決定し、決定した出力装置に印刷データを振り分ける。なお、上記の選択情報およびシナリオの格納場所は任意であり、例えば記憶部95に記憶されていてもよいし、印刷フロープラグイン110が保持してもよい。さらに、選択情報およびシナリオを、ネットワーク30を介した外部装置に記憶しておき、印刷要求を受け付けた際に印刷日時とキーワードとを当該外部装置に送信して、決定されたシナリオを取得する構成としてもよい。

0048

出力先決定部114は、選択部113によって選択されたシナリオと、印刷データとに基づいて、印刷データの出力先となる出力装置を決定する。具体的には、出力先決定部114は、印刷データに条件が成立するためのキーワードが含まれている場合、選択部113によって選択されたシナリオを参照して、抽出部112により抽出されたキーワードに対応する出力装置を出力先として決定する。本実施の形態では、例えば、抽出されたキーワードが「外科」であり、選択されたシナリオがシナリオA(図6−1)であった場合、出力先決定部114は、仮想プリンタドライバ50から渡された中間印刷データの出力先として「外科」に対応する出力装置20Aを決定する。

0049

出力データ振分部115は、出力先決定部114によって決定された出力装置20に対して、出力データを振り分ける。この例では、出力データ振分部115は、出力先決定部114によって出力先として決定された出力装置20に対して、仮想プリンタドライバ50から渡された中間印刷データを振り分ける。そして、実プリンタドライバ60を利用して、その出力先として決定された出力装置20から印刷データを出力させる制御を行う。

0050

次に、シナリオの選択処理について説明する。図7は、シナリオの選択処理の流れを示すフローチャートである。

0051

図7に示すように、まず、要求受付部40によって印刷要求を受け付けると、取得部111は、仮想プリンタドライバ50から渡された中間印刷データから、要求受付部40によって印刷データに埋め込まれた印刷日時を取得する(ステップS1)。なお、図7では、印刷データに埋め込まれた日時を抽出することで印刷日時を取得しているが、上述したように、印刷要求を受けた日時を印刷日時として取得してもよい。

0052

そして、抽出部112は、中間印刷データから、当該中間印刷データの文章中や所定の位置に記載されたキーワードを検出して抽出する(ステップS2)。選択部113は、選択情報を参照して、取得した印刷日時が有効期間内に含まれているシナリオがあるか否かを判断する(ステップS3)。印刷日時が有効期間内に含まれているシナリオがあった場合(ステップS3:Yes)、選択情報から該当するシナリオを選択して、出力先を決定するために用いるシナリオとして設定する(ステップS4)。

0053

一方、印刷日時が有効期間内に含まれているシナリオがなかった場合(ステップS3:No)、既定のシナリオを選択する(ステップS5)。この場合、既定のシナリオは既に設定されていることになる。そして、選択されたシナリオによって、中間印刷データを出力先に振り分けるためのシナリオ処理を実行する(ステップS6)。

0054

次に、シナリオ処理の具体的な流れを説明する。図8は、シナリオ処理の具体的な流れを示すフローチャートである。印刷フロープラグイン110の出力先決定部114は、選択部113によって選択されたシナリオによって印刷データの出力先を決定する。図8では、図6−1に示すシナリオAが選択された場合のシナリオ処理について説明する。

0055

図8に示すように、出力先決定部114は、抽出されたキーワードがID「1」に示すキーワードか否か、すなわち、ID「1」に対応する条件が成立するか否かを判断する(ステップS11)。具体的には、シナリオAの場合、出力先決定部114は、抽出部112によって抽出されたキーワードが、出力装置20Aを出力先として決定するためのキーワード「外科」に合致しているか否かを判断する。

0056

ステップS11の結果が肯定の場合(ステップS11:Yes)、印刷フロープラグイン110は、ID「1」に対応するアクションを実行する(ステップS12)。具体的には、シナリオAの場合、出力先決定部114は、仮想プリンタドライバ50から渡された中間印刷データの出力先として出力装置20Aを決定する。そして、出力データ振分部115は、出力装置20Aに対して中間印刷データを振り分け、実プリンタドライバ60を利用して、出力装置20Aから実印刷データを出力させる制御を行う。

0057

上述のステップS11の結果が否定の場合(ステップS11:No)、出力先決定部114は、抽出されたキーワードがID「2」に示すキーワードか否か、すなわち、ID「2」に対応する条件が成立するか否かを判断する(ステップS13)。具体的には、シナリオAの場合、出力先決定部114は、抽出部112によって抽出されたキーワードが、出力装置20Bを出力先として決定するためのキーワード「内科」に合致しているか否かを判断する。

0058

ステップS13の結果が肯定の場合(ステップS13:Yes)、印刷フロープラグイン110は、ID「2」に対応するアクションを実行する(ステップS14)。具体的には、シナリオAの場合、出力先決定部114は、仮想プリンタドライバ50から渡された中間印刷データの出力先として出力装置20Bを決定する。そして、出力データ振分部115は、出力装置20Bに対して中間印刷データを振り分け、実プリンタドライバ60を利用して、出力装置20Bから実印刷データを出力させる制御を行う。

0059

上述のステップS13の結果が否定の場合(ステップS13:No)、出力先決定部114は、抽出されたキーワードがID「3」に示すキーワードか否か、すなわち、ID「3」に対応する条件に成立するか否かを判断する(ステップS15)。具体的には、シナリオAの場合、出力先決定部114は、抽出部112によって抽出されたキーワードが、出力装置20Cを出力先として決定するためのキーワード「消化器科」に合致しているか否かを判断する。

0060

ステップS15の結果が肯定の場合(ステップS15:Yes)、印刷フロープラグイン110は、ID「3」に対応するアクションを実行する(ステップS16)。具体的には、シナリオAの場合、出力先決定部114は、仮想プリンタドライバ50から渡された中間印刷データの出力先として出力装置20Cを決定する。そして、出力データ振分部115は、出力装置20Cに対して中間印刷データを振り分け、実プリンタドライバ60を利用して、出力装置20Cから実印刷データを出力させる制御を行う。

0061

以上のように、本実施形態の印刷システムでは、印刷要求を受け付けた際に取得部111により取得した印刷日時に基づいて、選択情報から有効期間内のシナリオを選択し、選択されたシナリオと、印刷データから抽出したキーワードとに基づいて、印刷データ(出力データ)の出力先となる出力装置20を決定する。つまり、本実施形態の印刷システムでは、複数のシナリオに対して予め有効期間を設定しておき、印刷要求を受け付けた際に取得した印刷日時が有効期間に含まれているシナリオを選択して印刷データの出力先を決定する。これにより、印刷データの出力先を振り分ける場合、出力データの出力先を決定するためのシナリオをユーザが手動で切り替えることなく、所望のシナリオに切り替えて印刷データを印刷することができる。

0062

また、本実施の形態では、取得部111によって印刷日時を取得して、取得した印刷日時が有効期間に含まれているシナリオを選択しているが、日時以外でもよい。すなわち、時間を問わない印刷日を取得して、当該印刷日が有効期間に含まれているシナリオを選択する構成としてもよい。また、シナリオに有効期限として時間のみを設定し、日時を問わず印刷時刻を取得して、取得した印刷時刻が有効期限に含まれているシナリオを選択する構成としてもよい。この場合、例えば、と夕方とに利用する出力装置を替えて印刷データを振り分けることができる。なお、印刷日時、印刷日、印刷時刻等を含めて印刷時点とする。

0063

以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。

0064

本実施形態のクライアント端末10で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。

0065

また、本実施形態のクライアント端末10で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のクライアント端末10で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。また、本実施形態のクライアント端末10で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。

0066

本実施の形態のクライアント端末10で実行されるプログラムは、上述した各部(取得部、選択部、抽出部、出力先決定部、出力データ振分部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上述した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。また、例えば、上述した各部の機能のうちの一部または全部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。

0067

10クライアント端末
20出力装置
30ネットワーク
40要求受付部
50仮想プリンタドライバ
60実プリンタドライバ
70プラグイン
80プラットフォームAPI
90 プラットフォーム
91表示制御部
92 設定部
93通信部
95 記憶部
110印刷フロープラグイン
111 取得部
112 抽出部
113 選択部
114出力先決定部
115 出力データ振分部

先行技術

0068

特開2013−008353号公報

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