図面 (/)

技術 コピーペースト方法、プログラム

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 青山泰史
出願日 2015年11月4日 (5年7ヶ月経過) 出願番号 2015-217103
公開日 2017年5月25日 (4年0ヶ月経過) 公開番号 2017-091021
状態 特許登録済
技術分野 FAX原画の編集 プリンティングのための記録情報の処理 イメージ処理・作成 文書処理装置
主要キーワード コピーペースト 取り込みステップ 変換済みデータ 変換オブジェクト イメージデータ内 自動判断 周辺色 図形部分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年5月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

イメージデータを素材として利用しやすい形式で貼り付けることのできるコピーペースト方法およびプログラムを提供する

解決手段

コピー操作に従ってイメージデータを取り込む取り込みステップと、取り込んだイメージデータの中で別形式のオブジェクトに変換し得る箇所を抽出する抽出ステップと、抽出した箇所を、その箇所のイメージデータの内容に応じた別形式のオブジェクトに変換する変換ステップと、別形式のオブジェクトに変換された箇所を前記イメージデータから削除する削除ステップと、別形式に変換されたオブジェクトおよび削除後のイメージデータを、貼り付け操作に従って貼り付ける貼り付けステップとを有する

概要

背景

複数の資料から必要な部分を抜き出しこれらを組み合わせて新たな資料を作る場合に、各資料の作成に使用されたアプリケーションプログラムと新たな資料の作成に使用するアプリケーションプログラムが相違すると、各資料から抜き出した部分(オブジェクト)を、そのままの形式で貼り付けることができない。その場合、抜き出す部分をイメージデータとしてコピーし、新たな資料にペーストする、といったことが行われる。

下記特許文献1には、手書きによって入力された複数のストロークを含む手書き文書コピーペーストする場合に、手書きの文字列をテキストデータに変換する等の整形処理を施したデータ、もしくは、整形処理を行っていないデータのいずれかを、ペースト時に貼り付ける技術が開示されている。

概要

イメージデータを素材として利用しやすい形式で貼り付けることのできるコピーペースト方法およびプログラムを提供するコピー操作に従ってイメージデータを取り込む取り込みステップと、取り込んだイメージデータの中で別形式のオブジェクトに変換し得る箇所を抽出する抽出ステップと、抽出した箇所を、その箇所のイメージデータの内容に応じた別形式のオブジェクトに変換する変換ステップと、別形式のオブジェクトに変換された箇所を前記イメージデータから削除する削除ステップと、別形式に変換されたオブジェクトおよび削除後のイメージデータを、貼り付け操作に従って貼り付ける貼り付けステップとを有する

目的

本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、イメージデータを素材として利用しやすい形式で貼り付けることのできるコピーペースト方法およびプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

コピー操作に従ってイメージデータを取り込む取り込みステップと、前記取り込みステップで取り込んだイメージデータの中で別形式オブジェクトに変換し得る箇所を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップで抽出した箇所を、その箇所のイメージデータの内容に応じた別形式のオブジェクトに変換する変換ステップと、前記変換ステップで別形式のオブジェクトに変換された箇所を前記イメージデータから削除する削除ステップと、前記変換ステップで別形式に変換されたオブジェクトおよび前記削除ステップで削除後のイメージデータを、貼り付け操作に従って貼り付ける貼り付けステップと、を有することを特徴とするコピーペースト方法。

請求項2

前記貼り付けステップでは、前記別形式に変換されたすべてのオブジェクトおよび前記削除後のイメージデータを、互いの位置関係が前記取り込んだイメージデータの中での位置関係と同じになるように配置して貼り付けることを特徴とする請求項1に記載のコピーペースト方法。

請求項3

前記貼り付けステップでは、前記別形式に変換された個々のオブジェクトおよび前記削除後のイメージデータを個別に選択する操作を受け付け、その選択されたものを貼り付けることを特徴とする請求項1に記載のコピーペースト方法。

請求項4

前記取り込んだイメージデータに含まれるすべての要素を前記変換ステップで別形式のオブジェクトに変換した場合は、前記削除後のイメージデータが存在してもこれを前記貼り付けステップでの貼り付け対象から除外することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のコピーペースト方法。

請求項5

別形式のオブジェクトに変換された箇所を前記イメージデータから削除する方法は、前記変換された箇所を、特定の色または前記変換された箇所の周辺と同じ色で塗り潰すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のコピーペースト方法。

請求項6

前記別形式は、テキスト、図形、表、グラフの中の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のコピーペースト方法。

請求項7

情報処理装置によって実行されるプログラムであって、請求項1乃至6のいずれか1つに記載のコピーペースト方法の各ステップを有することを特徴とするプログラム。

技術分野

0001

本発明は、イメージデータのコピーペースト方法及びそのプログラムに関する。

背景技術

0002

複数の資料から必要な部分を抜き出しこれらを組み合わせて新たな資料を作る場合に、各資料の作成に使用されたアプリケーションプログラムと新たな資料の作成に使用するアプリケーションプログラムが相違すると、各資料から抜き出した部分(オブジェクト)を、そのままの形式で貼り付けることができない。その場合、抜き出す部分をイメージデータとしてコピーし、新たな資料にペーストする、といったことが行われる。

0003

下記特許文献1には、手書きによって入力された複数のストロークを含む手書き文書をコピーペーストする場合に、手書きの文字列をテキストデータに変換する等の整形処理を施したデータ、もしくは、整形処理を行っていないデータのいずれかを、ペースト時に貼り付ける技術が開示されている。

先行技術

0004

特開2015−138494号公報

発明が解決しようとする課題

0005

コピー対象をイメージデータとしてペーストすると、その一部を変更して利用するといったことが難しくなる。たとえば、画像やグラフに含まれる注釈等の文字部分を変更したり、図形の配列や文字列の改行位置を変更したり、色、サイズ、フォントを変更したりするといったことができず、素材としての活用が制限されてしまう。

0006

上記特許文献1に開示の技術は、手書きのストロークをテキストデータ等に変換する技術であってイメージデータを対象としたものでないので、上記の問題には対応できない。

0007

本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、イメージデータを素材として利用しやすい形式で貼り付けることのできるコピーペースト方法およびプログラムを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0008

かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。

0009

[1]コピー操作に従ってイメージデータを取り込む取り込みステップと、
前記取り込みステップで取り込んだイメージデータの中で別形式のオブジェクトに変換し得る箇所を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出した箇所を、その箇所のイメージデータの内容に応じた別形式のオブジェクトに変換する変換ステップと、
前記変換ステップで別形式のオブジェクトに変換された箇所を前記イメージデータから削除する削除ステップと、
前記変換ステップで別形式に変換されたオブジェクトおよび前記削除ステップで削除後のイメージデータを、貼り付け操作に従って貼り付ける貼り付けステップと、
を有することを特徴とするコピーペースト方法。

0010

上記発明では、取り込んだイメージデータのうちの文字部分や図形部分を、テキストや図など別形式のオブジェクトに変換してペーストすることができる。

0011

[2]前記貼り付けステップでは、前記別形式に変換されたすべてのオブジェクトおよび前記削除後のイメージデータを、互いの位置関係が前記取り込んだイメージデータの中での位置関係と同じになるように配置して貼り付ける
ことを特徴とする[1]に記載のコピーペースト方法。

0012

上記発明では、別形式に変換されて貼り付けた場合に、各オブジェクトの相対位置が元のイメージデータと同じ位置関係が保持される。

0013

[3]前記貼り付けステップでは、前記別形式に変換された個々のオブジェクトおよび前記削除後のイメージデータを個別に選択する操作を受け付け、その選択されたものを貼り付ける
ことを特徴とする[1]に記載のコピーペースト方法。

0014

上記発明では、変換された個々のオブジェクトや削除後のイメージデータを個別に選択して貼り付けることができる。

0015

[4]前記取り込んだイメージデータに含まれるすべての要素を前記変換ステップで別形式のオブジェクトに変換した場合は、前記削除後のイメージデータが存在してもこれを前記貼り付けステップでの貼り付け対象から除外する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のコピーペースト方法。

0016

上記発明では、削除後のイメージデータは空白であって意味のある要素を含まないので、これを貼り付け対象から除外する。

0017

[5]別形式のオブジェクトに変換された箇所を前記イメージデータから削除する方法は、前記変換された箇所を、特定の色または前記変換された箇所の周辺と同じ色で塗り潰す
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載のコピーペースト方法。

0018

[6]前記別形式は、テキスト、図形、表、グラフの中の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のコピーペースト方法。

0019

[7]情報処理装置によって実行されるプログラムであって、
[1]乃至[6]のいずれか1つに記載のコピーペースト方法の各ステップを有する
ことを特徴とするプログラム。

発明の効果

0020

本発明に係るコピーペースト方法およびプログラムによれば、イメージデータを素材として利用しやすい形式で貼り付けることができる。

図面の簡単な説明

0021

本発明の実施の形態に係るコピーペースト方法およびプログラムが実行される情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係るコピーペースト方法およびプログラムの機能構成を示す図である。
本発明のコピーペースト方法におけるデータの変遷の一例を示す図である。
抽出部が行う処理を示す流れ図である。
オブジェクト情報テーブルの一例を示す図である。
変換部が行う処理を示す流れ図である。
変換済みデータ登録テーブルの一例を示す図である。
除去部が行う処理を示す流れ図である。
ユーザがコピー指示を行ったときの表示画面の一例を示す図である。
ユーザがペースト指示を行ったときの表示画面の一例を示す図である。
第2の実施の形態でユーザがペースト指示を行ったときの表示画面の一例を示す図である。

実施例

0022

以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。

0023

<第1の実施形態>
図1は、本発明の実施の形態に係るコピーペースト方法およびプログラムが実行される情報処理装置10の概略構成を示している。情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11に、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ハードディスク装置14、ディスプレイ15、入力装置16、通信部17などを接続して構成される。

0024

CPU11は、OSプログラムベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムを実行する。ROM12やハードディスク装置14には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種の処理を実行することで各種の機能が実現される。本発明のコピーペースト方法に係るプログラムは、ハードディスク装置14に格納されており、CPU11によって実行される。

0025

RAM13は、CPU11がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に記憶するワークメモリとして使用される。ディスプレイ15は、液晶モニタなどであり、入力装置16はキーボードマウスなどである。

0026

通信部17は、ネットワークを通じて外部装置と通信する機能を果たす。

0027

本発明に係るコピーペースト方法では、イメージデータのコピー&ペースト時に、イメージデータ内に含まれるオブジェクト(文字列や図表を表している箇所)を抽出し、抽出したオブジェクトを、オブジェクトの種類(該当箇所のイメージが示すものの種類)に応じて別形式のデータ(テキストデータ・グラフデータ・表データ、Shapeデータ等)に変換し、ペースト時は、変換後のオブジェクト形式貼付けを実施する。

0028

また、オブジェクト抽出時に、抽出されなかった(特定の種類と判断されなかった)オブジェクトが存在する場合は、変換後のオブジェクトと共に、取り込み時のイメージデータも併せてペーストを行う。この際、元のイメージデータの上に、別形式に変換して得たオブジェクトを重ねてペーストすると、その部分が2重となり、ペースト後の編集に手間がかかる。そこで、本発明では、別形式に変換して得たオブジェクトに対応する部分は、元のイメージデータから削除する。

0029

このような処理を行うことにより、イメージデータを素材として利用しやすい形式で貼り付けることができる。

0030

図2は、本発明に係るコピーペースト方法およびプログラムの機能構成を示した図である。取り込み部21は、コピー操作に従ってコピーデータ(ここではイメージデータとする)を取り込む。

0031

抽出部22は、取り込んだイメージデータの中で別形式のオブジェクトに変換し得る箇所を抽出する。

0032

変換部23は、抽出したそれぞれの箇所を、その箇所のイメージデータの内容に応じた別形式のオブジェクトに変換する。たとえば、文字列の箇所はテキストオブジェクトに変換し、図形の箇所は図形オブジェクトに変換する。

0033

除去部24は、別形式のオブジェクトに変換された箇所を元のイメージデータから削除する。

0034

貼り付け部25は、別形式に変換されたオブジェクトおよび除去部24で削除後のイメージデータを、ユーザからの貼り付け操作に従って貼り付ける。

0035

図3は、本発明によるコピーペーストにおけるデータの変遷の一例を示している。同図(a)は、取り込み部21で取り込んだイメージデータであり、文字、図形、写真がいずれもイメージデータとして含まれている。同図(b)は抽出部22で文字、図形、写真の有る箇所をそれぞれ検出して抽出した状態を示している。抽出した箇所はそれぞれイメージオブジェクトである。

0036

イメージオブジェクトの抽出方法既知の方法でよい。たとえば、レイアウト解析文字認識、図形判別などの技術を用いる。同図(b)の例では、「ABCD」の文字列が第1オブジェクト、円の図形が第2オブジェクト、星をアレンジしたような形状の写真部分が第3オブジェクトとして抽出されている。

0037

同図(c)は、抽出した各イメージオブジェクトを、変換部23で、そのイメージオブジェクトの内容に適した別形式に変換して得たオブジェクトと、別形式に変換した部分を除去部24により元のイメージデータから削除して得た削除後のイメージデータを示している。

0038

同図(d)は、同図(c)の各オブジェクトを貼り付けた状態を示している。この例では、別形式に変換して得た各オブジェクトおよび削除後のイメージデータは、互いの位置関係が取り込んだコピー元のイメージデータの中での位置関係と同じになるように配置されて貼り付けられている。

0039

図4は、抽出部22が行う処理の流れを示している。コピー指示を受けると(ステップS101)、コピーデータを取り込み、そのコピーデータにイメージデータが含まれるか否かを調べる(ステップS102)。イメージデータが含まれていなければ(ステップS102;No)、本処理は終了する。

0040

イメージデータが含まれている場合は(ステップS102;Yes)、すべてのオブジェクトの抽出が完了するまで、以下の処理を繰り返す。まず、オブジェクトの抽出処理を行い(ステップS103)、オブジェクト抽出結果をオブジェクト情報テーブル30に登録する(ステップS104)。すべてのオブジェクトの抽出が完了したら本処理は終了する。

0041

具体的には、コピー元のイメージデータに含まれる文字、グラフ、図形等を表している箇所をそれぞれイメージオブジェクトとして検出し、その情報をオブジェクト情報テーブル30に登録する。

0042

なお、図4では、コピー指示を受けた時に抽出処理を実行しているが、ペースト指示を受けたときに実行する構成でもよい。

0043

図5は、抽出したオブジェクトを登録して作成されたオブジェクト情報テーブル30の一例を示している。オブジェクト情報テーブル30には、オブジェクト毎に、そのオブジェクトを一意識別するために付与したID((Identification)番号)、オブジェクトの種類(タイプ)、元のイメージデータの中でそのオブジェクトが存在する領域(描画領域)を示す情報、などが登録される。

0044

図6は、変換部23が行う処理を示す流れ図である。抽出したオブジェクト情報とコピー元のイメージデータを基に、各イメージオブジェクトをそのイメージオブジェクトの内容に対応した別形式のオブジェクトデータに変換する。

0045

具体的には、文字のイメージデータをテキストデータに、グラフのイメージデータをグラフデータに、表のイメージデータを表データに、図形のイメージデータをShapeデータに変換したものを変換オブジェクトとして生成し、そのデータを保存する。別形式のオブジェクトに変換されなかった要素(イメージオブジェクト)については、元のイメージデータのまま、もしくは、元のイメージデータから該当要素部を切り出したイメージデータとして(抽出したイメージオブジェクトをイメージのまま)保持する。

0046

図6の流れ図では、まず、オブジェクト情報テーブル30が作成されているか否かを調べ(ステップS201)、作成されていなければ(ステップS201;No)、本処理を終了する。

0047

オブジェクト情報テーブル30が作成されている場合は(ステップS201;Yes)、登録されているすべてのオブジェクトについて以下の処理を行う。まず、オブジェクトのタイプ(種類)を調べる(ステップS202)。テキストならば(ステップS202;文字)、そのオブジェクトのイメージデータをテキストデータに変換する(ステップS203)。

0048

オブジェクトのタイプが図ならば(ステップS202;図)、そのオブジェクトのイメージデータを図形データに変換する(ステップS204)。オブジェクトのタイプが表ならば(ステップS202;表)、そのオブジェクトのイメージデータを表データに変換する(ステップS205)。オブジェクトのタイプがグラフならば(ステップS202;グラフ)、そのオブジェクトのイメージデータをグラフデータに変換する(ステップS206)。その後、変換によって得た変換オブジェクトのデータを図7に示す変換済みデータ登録テーブル40に保存する(ステップS207)。

0049

オブジェクト情報テーブル30に登録されているすべてのオブジェクトについて上記の処理を終えたら本処理を終了する。なお、オブジェクト情報テーブル30に登録されているタイプがイメージのオブジェクトは別形式に変換されないので、この時点では変換済みデータ登録テーブル40には登録されていない。

0050

図7は、変換済みデータ登録テーブル40の例を示す。変換済みデータ登録テーブル40には、登録されるオブジェクト毎に、そのオブジェクトのID(番号)、オブジェクトのタイプ(種類)、元のイメージデータの中での描画位置、変換オブジェクトのデータや削除後のイメージデータの実体が保存されている保存先アドレス、などが登録される。

0051

保存される変換オブジェクトのデータは、オブジェクトのタイプがテキストの場合は、テキストデータの他に、文字色、文字サイズ等の属性情報を持つ。オブジェクトのタイプが図形の場合は、図形の種類(三角形四角形等)やサイズ、形状(ベクターデータ)、色等の属性情報を持つ。

0052

オブジェクトのタイプが表の場合は、表の行列数、各セルの値、罫線情報(色、線形線幅等)の情報を持つ。オブジェクトのタイプがグラフの場合は、グラフの種類、タイトル、値、グラフレイアウト情報(グラフの色、軸の値等)などの情報を持つ。

0053

なお、オブジェクト間の位置関係を維持せずに、ペーストを行う場合(後述する第2の実施の形態:図10参照)は、変換オブジェクトのデータとして描画位置の情報を保持しなくてもよい。

0054

図8は、除去部24が行う処理を示す流れ図である。別形式に変換されたオブジェクトを対象に、コピー元のイメージデータから該当オブジェクトに対応する領域を削除する処理を行い、削除後のイメージデータを、1つのオブジェクトとして変換済みデータ登録テーブル40に登録する。

0055

図8の処理では、まず、オブジェクト情報テーブル30が生成されているか否かを調べ(ステップS301)、生成されていなければ(ステップS301;No)、本処理を終了する。

0056

オブジェクト情報テーブル30が存在する場合は(ステップS301;Yes)、タイプがイメージのオブジェクトがオブジェクト情報テーブル30に登録されているか否かを調べる(ステップS302)。

0057

タイプがイメージのオブジェクトが登録されている場合は(ステップS302;Yes)、オブジェクト情報テーブル30に登録されている各オブジェクトについて以下の処理を行う。

0058

注目するオブジェクトのタイプがイメージか否かを調べ(ステップS304)、イメージでなければ(ステップS304;No)、そのオブジェクトの描画領域に対応する部分をコピー元のイメージデータから削除し(ステップS305)。イメージならば削除しない。

0059

削除方法としては、特定の色(白、黒、事前に抽出した背景色等)で対象の領域を塗りつぶしても良いし、削除対象のオブジェクトの描画領域の周辺色から動的に色を変更して塗りつぶしても良い。さらに、削除した領域を透明にしてもよい。

0060

オブジェクト情報テーブル30に登録されているすべてのオブジェクトについて上記の処理が終了したら、別形式のオブジェクトの描画領域に対応する部分がすべて削除されたイメージデータ(削除後イメージデータ)を、変換済みデータ登録テーブル40に登録して(ステップS306)、本処理を終了する。

0061

削除後のイメージデータは、コピー元のイメージデータから別形式に変換された部分を削除したものであるが、たとえば、何も存在しない空白領域カットしてトリミングするようにしてもよい。複数のイメージオブジェクトが別形式に変換されずに残っている場合は、それぞれのイメージオブジェクトを個別にトリミングして、削除後イメージデータを複数に分けてもよい。

0062

オブジェクト情報テーブル30にタイプがイメージのオブジェクトが登録されていなければ(ステップS302;No)、抽出されたすべての要素(イメージオブジェクト)が別形式のオブジェクトに変換されているので、コピー元のイメージデータから別形式のオブジェクトの描画領域をすべて削除して得られる削除後のイメージデータは空白のみで何の要素もない。そこで、コピー元のイメージデータ全体を、ペースト対象から削除する(ステップS303)。具体的には、削除後イメージデータを変換済みデータ登録テーブル40に登録処理を行わないことで、削除後イメージデータが貼り付け対象から除外される。

0063

貼り付け部25は、変換済みデータ登録テーブル40に登録されているオブジェクトをペースト操作に応じて貼り付ける。

0064

図9は、ユーザがコピー指示を行ったときの表示画面の状態を示している。ユーザは、コピーしたいオブジェクトを選択し、コピー指示を行う。これにより、指示されたオブジェクトがコピー対象として取り込まれる。

0065

図10は、ユーザがペースト指示を行ったときの表示画面の状態を示している。ユーザが、ペーストしたい場所でペースト指示を行うと、コピー元のイメージデータのうち別形式に変換できた部分は別形式のオブジェクトとして貼り付けられ、別形式に変換されなかった部分はイメージデータの形式で貼り付けられる。図10の例では、各オブジェクトの相対位置はコピー元のイメージデータ内と同じ配置にされて、すべてのオブジェクトが貼り付けられている。

0066

この例では、別形式に変換されたオブジェクトについては枠が表示されると共に、オブジェクトを拡大、縮小、回転等させる操作を行うためのハンドルが表示されている。

0067

なお、オブジェクト情報テーブル30や変換済みデータ登録テーブル40など、コピーペーストに関連するデータを保持する場所は、クリップボードであってもよいし、別の一時保存領域であってもよい。

0068

<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、コピー元のイメージデータと同じ相対位置を保持してすべてのオブジェクトを一度に貼り付けた。第2の実施の形態では、オブジェクト毎に個別に貼り付けることができる。取り込み部21、抽出部22、変換部23、除去部24が行う処理は第1の実施の形態と同様である。コピー対象の取り込みについては第1の実施の形態で示した図9と同様である。

0069

図11に示すように、第2の実施の形態では、貼り付け可能なオブジェクトの一覧60が画面に表示される。具体的には、一覧60には、変換済みデータ登録テーブル40に登録されているオブジェクトが列挙される。ユーザは、ペースト時に、一覧60の中から貼り付け対象のオブジェクトを選択し、貼り付けたい場所にドラッグ等の操作を行うことにより、必要なオブジェクトだけを取り出して、ペーストすることができる。

0070

テキストオブジェクトや図形オブジェクトを個別に選択してペーストすれば、貼り付け先でそのオブジェクトの一部を変更する編集作業を容易に行うことができる。また、全体を貼り付けてから不要な部分を削除する操作を割愛することができる。

0071

このように本発明によれば、コピー元のイメージデータをテキストや図形など別形式のオブジェクトに変換してペーストすることができるので、複数の資料から素材を取り出し、これらを組み合わせて新たな資料を作成するような場合に、元の資料のデータ形式や、レイアウト等を気にすることなく、簡単に、素材を最大限に活用(アレンジ)することができる。

0072

以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。

0073

実施の形態では、別形式に変換されたオブジェクトは変換後の形式で貼り付けるようにしたが、貼り付けの際にユーザが、変換後の形式で貼り付けるか元のイメージデータの形式で貼り付けるかを選択できるようにしてもよい。この際、第2の実施の形態では、個々のオブジェクトの貼り付けに際して個別に貼り付け形式を選択できるとよい。

0074

また、実施の形態では、別形式に変換可能なイメージオブジェクトはすべて別形式に変換するようにしたが、変換に適するか否かを自動判断し、あるいはユーザの判断(選択)を受け付け、適すると判断したイメージデータについてのみ別形式に変換するようにしてもよい。たとえば、写真を別形式に変換することがプログラム上で可能であったとしても、写真の部分は別形式に変換しないように自動判断する。

0075

また、特定の種類のオブジェクトだけを別形式に変換する設定を受け付け可能としてもよい。たとえば、図形は変換するが、グラフは変換しない、といった設定である。この場合、変換対象以外は抽出部22による抽出処理を行わなくてもよい。

0076

本発明に係るコピーペースト方法およびプログラムはネットワーク上のサーバなどで実行されてもよく、クライアント端末で受け付けたコピーペーストの操作に関する処理をサーバで行うような場合にも適用される。

0077

コピーデータにイメージデータと別形式のオブジェクトが存在する場合、元のコピーデータに存在する別形式のオブジェクトについてはそのまま貼り付ければよい。第2の実施の形態においては、イメージデータから別形式に変換したオブジェクトと同様に一覧60に登録して個別に貼り付け可能にしてもよい。

0078

10…情報処理装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…ハードディスク装置
15…ディスプレイ
16…入力装置
17…通信部
21…取り込み部
22…抽出部
23…変換部
24…除去部
25…貼り付け部
30…オブジェクト情報テーブル
40…変換済みデータ登録テーブル
60…一覧

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ