図面 (/)

技術 温水暖房装置

出願人 株式会社コロナ
発明者 白井瑛一眞柄隆志上田真典
出願日 2015年11月4日 (3年11ヶ月経過) 出願番号 2015-216834
公開日 2017年5月25日 (2年4ヶ月経過) 公開番号 2017-089922
状態 特許登録済
技術分野 蒸気又は温水中央暖房方式
主要キーワード 初期設定回転数 ヘッダーユニット ルームヒータ 合流口 電気ボイラ ヘッダーボックス 温水設定温度 メンテナンスメニュー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年5月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

融雪運転での無駄な放熱を防止する。

解決手段

リモコン41は床暖房パネル融雪パネル等の熱交換端末33を設定する端末設定機能を備え、熱交換端末として暖房で使用する端末が選定された場合には、温水温度初期設定温度所定温度A1とすると共に、循環ポンプ初期設定回転数所定回転数B1とし、熱交換端末として融雪で使用する端末が選定された場合には、温水温度の初期設定温度を暖房時の所定温度A1よりも低い所定温度A2とすると共に、循環ポンプの初期設定回転数を暖房時の所定回転数B1よりも低い所定回転数B2とする制御部を備えることで、融雪運転での無駄な放熱を防止する。

概要

背景

従来からこの種のものに於いては、電気ボイラ石油給湯機等の熱源機床暖房パネル融雪パネル等の放熱器熱交換端末)を接続して、熱源機で加熱した温水を熱交換端末に循環することで、室内の暖房屋外融雪に利用することが行われていた。一般的に器具を設置する施工時に施工業者が、熱源機の温度設定試運転が実施される際に、熱源機を暖房で使用する場合には、比較的高温の温水が必要なので、加熱する温水の温度は60〜80度に設定し、融雪で使用する場合には、高温の温水を使用するとを溶かす以上に無駄な放熱が発生して燃料費を浪費するので、加熱する温水の温度は20〜50度に設定して運転が行われる。

また、温水の循環量も融雪を行う場合は、暖房を行う場合よりも少量でまかなえるので、省電力のために温水回路で使用する循環ポンプ回転数も暖房より低めに設定して使用されていた。(例えば、特許文献1参照)

概要

融雪運転での無駄な放熱を防止する。リモコン41は床暖房パネルや融雪パネル等の熱交換端末33を設定する端末設定機能を備え、熱交換端末として暖房で使用する端末が選定された場合には、温水温度初期設定温度所定温度A1とすると共に、循環ポンプの初期設定回転数所定回転数B1とし、熱交換端末として融雪で使用する端末が選定された場合には、温水温度の初期設定温度を暖房時の所定温度A1よりも低い所定温度A2とすると共に、循環ポンプの初期設定回転数を暖房時の所定回転数B1よりも低い所定回転数B2とする制御部を備えることで、融雪運転での無駄な放熱を防止する。

目的

この熱交換端末の設定では、1つめの熱交換端末として融雪で使用する端末(融雪パネル等)が選定された場合には、2つめ以後の熱交換端末の選定では融雪で使用する端末(融雪配管等)のみが選択可能となり、床暖房パネル等の暖房を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

冷媒圧縮する圧縮機と、高温冷媒の熱で水等を加熱するための冷媒水熱交換器と、高圧冷媒減圧する減圧器と、低温低圧冷媒蒸発させる蒸発器としての空気熱交換器とが環状に接続された冷凍サイクルと、前記冷媒水熱交換器と熱交換端末シスタンユニット循環ポンプ等を順次接続して温水回路を形成し、少なくとも前記循環ポンプの回転数と温水回路の温水温度を制御する制御装置と、この制御装置に接続され、前記循環ポンプの回転数と温水回路における温水温度の設定や変更を行うリモコンを備えた温水暖房装置に於いて、前記リモコンは床暖房パネル融雪パネル等の熱交換端末を設定する端末設定機能を備え、熱交換端末として暖房で使用する端末が選定された場合には、前記温水温度の初期設定温度所定温度A1とすると共に、前記循環ポンプの初期設定回転数所定回転数B1とし、熱交換端末として融雪で使用する端末が選定された場合には、前記温水温度の初期設定温度を暖房時の所定温度A1よりも低い所定温度A2とすると共に、前記循環ポンプの初期設定回転数を暖房時の所定回転数B1よりも低い所定回転数B2とする制御部を備えたことを特徴とする温水暖房装置。

請求項2

前記制御装置はリモコンによって熱交換端末の選定作業が実施されない場合には、運転を開始しない請求項1記載の温水暖房装置。

請求項3

前記熱交換端末として暖房で使用する端末が選定された場合には、前記温水回路の設定温度所定範囲A11で変更可能とし、熱交換端末として融雪で使用する端末が選定された場合には、前記温水回路の設定温度を所定範囲A22で変更可能とし、前記暖房設定時の所定範囲A11の略中心温度A111よりも、融雪設定時の所定範囲A22の略中心温度A222を低く設定する制御部を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の温水暖房装置。

請求項4

冷媒を圧縮する圧縮機と、高温冷媒の熱で水等を加熱するための冷媒水熱交換器と、高圧冷媒を減圧する減圧器と、低温低圧冷媒を蒸発させる蒸発器としての空気熱交換器とが環状に接続された冷凍サイクルとを有する熱源機複数台設置し、各熱源機により加熱された温水合流させる熱源側ヘッダーと、放熱器から戻ってきた温水を各熱源機に分流させる熱源側戻りヘッダーと、シスタンユニットと、循環ポンプを備えた熱源側ヘッダーユニットを備え、前記冷媒水熱交換器と熱交換端末、シスタンユニット、循環ポンプ等を順次接続して温水回路を形成し、少なくとも前記循環ポンプの回転数と温水回路における温水温度を制御する制御装置を前記熱源側ヘッダーユニットに設け、前記制御装置に接続され、循環ポンプの回転数と温水回路の温水温度の設定や変更を行うリモコンを備えた温水暖房装置に於いて、前記リモコンは床暖房パネルやファンコンベクタ等の暖房で使用する熱交換端末や、融雪パネルや融雪回路等の融雪で使用する熱交換端末を、設定する端末設定機能を備え、熱交換端末として暖房で使用する端末が選定された場合には、前記温水温度の初期設定温度を所定温度A1とすると共に、前記循環ポンプの初期設定回転数を所定回転数B1とし、熱交換端末として融雪で使用する端末が選定された場合には、前記温水温度の初期設定温度を所定温度A1よりも低い所定温度A2とすると共に、前記循環ポンプの初期設定回転数を所定回転数B1よりも低い所定回転数B2とする制御部を備えたことを特徴とする温水暖房装置。

請求項5

前記制御部はリモコンによって熱交換端末の選定作業が実施されない場合には、運転を開始しない請求項4記載の温水暖房装置。

請求項6

前記熱交換端末として暖房で使用する端末が選定された場合には、前記温水回路の設定温度を所定範囲A11で変更可能とし、熱交換端末として融雪で使用する端末が選定された場合には、前記温水回路の設定温度を所定範囲A22で変更可能とし、前記暖房設定時の所定範囲A11の略中心温度A111よりも、融雪設定時の所定範囲A22の略中心温度A222を低く設定する制御部を備えたことを特徴とする請求項4又は5記載の温水暖房装置。

技術分野

0001

この発明は、熱源機により加熱された温水床暖房パネル融雪パネルが接続された温水回路循環させて暖房融雪を行う温水暖房装置に関するものである。

背景技術

0002

従来からこの種のものに於いては、電気ボイラ石油給湯機等の熱源機に床暖房パネルや融雪パネル等の放熱器熱交換端末)を接続して、熱源機で加熱した温水を熱交換端末に循環することで、室内の暖房や屋外の融雪に利用することが行われていた。一般的に器具を設置する施工時に施工業者が、熱源機の温度設定試運転が実施される際に、熱源機を暖房で使用する場合には、比較的高温の温水が必要なので、加熱する温水の温度は60〜80度に設定し、融雪で使用する場合には、高温の温水を使用するとを溶かす以上に無駄な放熱が発生して燃料費を浪費するので、加熱する温水の温度は20〜50度に設定して運転が行われる。

0003

また、温水の循環量も融雪を行う場合は、暖房を行う場合よりも少量でまかなえるので、省電力のために温水回路で使用する循環ポンプ回転数も暖房より低めに設定して使用されていた。(例えば、特許文献1参照)

先行技術

0004

特開2003−106542号公報

発明が解決しようとする課題

0005

この従来例のものでは、電気ボイラや石油給湯機等の熱源機の温水温度や循環ポンプの回転数の初期設定が、熱源機としての使用例が多い暖房で使用することを想定して設定されている。このため器具の設置施工時に、融雪で使用する場合には温水の設定温度初期設定温度(例えば50度)から20度等に手動下げて設定すると共に、循環ポンプの回転数を初期設定回転数(例えば3,400rpm)から2,800rpm等に手動で下げて設定する必要が生じるが、未熟な施工業者であったり施工ミスにより、融雪で使用する場合でも、誤って初期設定である(暖房に対応する)高い温水温度と循環ポンプの回転数のまま、設定を変更せずに融雪を行った場合には、雪が溶けた後も大気に放熱を続けることで、電気代や燃料費が過剰に消耗され、電気料金や燃料費が必要以上に上昇する問題が有った。

課題を解決するための手段

0006

この発明はこの点に着目し上記課題を解決する為、特にその構成を、冷媒圧縮する圧縮機と、高温冷媒の熱で水等を加熱するための冷媒水熱交換器と、高圧冷媒減圧する減圧器と、低温低圧冷媒蒸発させる蒸発器としての空気熱交換器とが環状に接続された冷凍サイクルと、前記冷媒水熱交換器と熱交換端末、シスタンユニット、循環ポンプ等を順次接続して温水回路を形成し、少なくとも前記循環ポンプの回転数と温水回路の温水温度を制御する制御装置と、この制御装置に接続され、前記循環ポンプの回転数と温水回路における温水温度の設定や変更を行うリモコンを備えた温水暖房装置に於いて、前記リモコンは床暖房パネルや融雪パネル等の熱交換端末を設定する端末設定機能を備え、熱交換端末として暖房で使用する端末が選定された場合には、前記温水温度の初期設定温度を所定温度A1とすると共に、前記循環ポンプの初期設定回転数を所定回転数B1とし、熱交換端末として融雪で使用する端末が選定された場合には、前記温水温度の初期設定温度を暖房時の所定温度A1よりも低い所定温度A2とすると共に、前記循環ポンプの初期設定回転数を暖房時の所定回転数B1よりも低い所定回転数B2とする制御部を備えた備えたものである。

発明の効果

0007

この発明のによれば、リモコンで行われる熱交換端末の種類の設定が融雪系であるか暖房系であるかを制御部15が判断して、熱交換端末の種類が融雪系の場合には、自動的に暖房系運転よりも、温水温度を低く、循環ポンプの回転数を低く設定するので、器具の設置時に温水温度の設定や循環ポンプ13の回転数の設定を忘れた場合でも、融雪運転時の過剰な放熱によるの電気料金や燃料費の無駄を防止できる。
また、リモコンによって熱交換端末33の選定作業が実施されない場合には、運転を開始できないようにすることで、更に確実に電気料金や燃料費の無駄を防止できる。
また、暖房設定時所定範囲A11の略中心温度A111よりも、融雪設定時の所定範囲A22の略中心温度A222を低く設定することで、使用者温水設定温度の変更を行った場合でも、過剰な温度変更を防止して電気料金や燃料費の無駄を防止できる。
また、熱源機が複数台接続される高出力の熱源であれば、更に確実に電気料金や燃料費の無駄を防止できる。

図面の簡単な説明

0008

この発明の一実施形態を示す温水暖房装置の概略図。
同シスタンユニットの拡大図。
同リモコンの外観構造を表す図。
同表示部に表示されるメンテナンスメニューの表示。
回路選択時の表示。
同融雪パネル選択時の表示。
同循環ポンプの回転数設定時の表示。
同融雪運転中の表示。
暖房運転中の表示。
同融雪設定時の温水温度の説明図。
同暖房設定時の温水温度の説明図。
同循環ポンプ回転数の説明図。

実施例

0009

次に、本発明に係る発明の1実施形態を図面に基づいて説明する。
1は熱源機で、冷媒を圧縮する圧縮機2と高温高圧冷媒の熱で温水を加熱するための冷媒水熱交換器3と高圧冷媒を膨張弁等で減圧する減圧器4と低温低圧冷媒を蒸発させる蒸発器としての空気熱交換器5とが環状に接続された冷凍サイクル6と、圧縮機2からの吐出冷媒の温度を検出する吐出温度センサ7と、空気熱交換器5に熱源となる空気を供給するプロペラファンファンモータから成る送風手段8と、熱源機1全体を制御する熱源機制御部9を備えている。

0010

10は熱源側ヘッダーユニットで、熱源側往きヘッダー11と、熱源側戻りヘッダー12と、該熱源側戻りヘッダー12の上流側に接続した循環ポンプ13と、該循環ポンプ13の上流側に接続したシスタンユニット14とを備え、更にこの温水暖房装置全体を制御する制御部15を備えている。

0011

前記熱源側往きヘッダー11は、開閉バルブ16を有するヘッダ接続口17を複数備えると共に、各熱源機1の冷媒水熱交換器3により加熱された温水が流入する各ヘッダ接続口17からの温水を合流する合流口18を有し、熱源機1の冷媒水熱交換器3とヘッダ接続口17との間に通電及び非通電により開閉する熱動弁19を設け、合流口18の下流には温水往き管20を接続する往き管接続口21を備えている。

0012

前記熱源側戻りヘッダー12は、開閉バルブ16を有するヘッダ接続口17を複数備えると共に、放熱して温度の低下した温水が流入する合流口18と、該合流口18に流入した温水を各熱源機1の冷媒水熱交換器3に戻すものであり、合流口18の上流側に前記循環ポンプ13を接続し、該循環ポンプ13の上流側にはシスタンユニット14を接続し、該シスタンユニット14の上流には温水戻り管22を接続する戻り管接続口23を備えている。

0013

前記シスタンユニット14には温水の気液分離を行うと共に温水を蓄えるシスタン24と、該シスタン24上部に接続しシスタン24の上部に溜まった空気を排出する空気抜き弁25と、シスタン24内の圧力を計測する圧力計26と、シスタン24内が所定圧力以上に上昇した場合に自動で排水を行いシスタン24等が破損することを防止する安全弁27を備えている。また、前記空気抜き弁25の上部には手動で回転する摘み28を備え、該摘み28の回動によって空気抜き弁25が開口されシスタン24に溜まった空気を放出するものである。

0014

又、前記熱源側往きヘッダー11及び熱源側戻りヘッダー12は、ヘッダ接続口17の数を設置される熱源機1の台数より少なくとも1つ多く備えることで、設置やメンテナンス作業時の給水や排水作業で使用するものである。

0015

29はヘッダーボックスで、負荷側往きヘッダー30及び負荷戻りヘッダー31を備え、前記負荷側往きヘッダー30は、熱源側ヘッダーユニット10の熱源側往きヘッダー11から温水往き管20を経由して流れる高温の温水が流入する負荷側分流口32と、その流入した高温の温水を熱交換端末としての各放熱器33に送る接続口34を複数備えている。

0016

前記負荷側戻りヘッダー31は、各放熱器33で放熱して温度の低下した温水が流入する接続口35を複数備えると共に、各接続口35に流入した温水を負荷側合流口36に合流させ、前記温水戻り管22を経由して熱源側ヘッダーユニット10の戻り管接続口23から熱源側ヘッダーユニット10へ送るものである。

0017

前記放熱器33は屋外や屋根に設置された融雪パネル等の融雪用放熱器だけでなく、暖房で使用する場合には、床暖房パネルやファンコンベクタ等や室内の側壁に設置される輻射パネルなど循環型の温水を利用した暖房器具で適用できるものである。

0018

37は膨張タンクで、負荷側戻りヘッダー31とシスタンユニット14の間の温水戻り管22等の温水回路38から分岐した配管で接続され、該温水回路38内における温水の膨張収縮の変動を吸収するして圧力を調整する。39は冷媒水熱交換器3と熱源側往きヘッダー11を接続する往き接続管。40は冷媒水熱交換器3と熱源側戻りヘッダー12を接続する戻り接続管。また、膨張タンク37は負荷側戻りヘッダー31の口数余裕があり空いている接続口35が存在する場合には、この接続口35に直接に接続しても良い。

0019

41は室内に設置され、前記制御部15と接続されるリモコンで、温水暖房装置の運転や温水温度の設定などボタン操作によて各種の設定や運転状態の表示を行うものである。前記リモコン41には、複数の熱交換端末(図1に示した例では、融雪パネル33)の運転状態や各種設定状態表示可能な表示部201と、リモコン41自体の電源をON・OFFするための「電源」ボタン202と、前記熱交換端末の運転開始を指示するための「運転」ボタン203と、前記熱交換端末に対しタイマーによる運転を指示するための「タイマー」ボタン204と、前記熱交換端末の運転態様切替を指示する「運転切替」ボタン205と、適宜の節電運転等のガイドを行うための「ecoガイド」ボタン206と、画面表示を1つ前の画面に戻すための「戻る」ボタン207と、「メニュー/決定」ボタン208と、上下左右方向への十字キー209と、が備えられている。なお、図示を省略しているが、リモコン41には、後述する各種の表示を行うための、演算部としてのCPUや記憶部としてのメモリ等が内蔵されている。

0020

次に温水暖房装置の設置作業の手順について2台の熱源機1と3台の放熱器33を使用した場合について説明する。
まず融雪を行う屋外に3台の融雪パネル等の放熱器33を設置し、各放熱器33から1対の温水配管導出し合計6本の配管がまとめられ、ヘッダーボックス29の接続口34・35に各放熱器33の温水配管を6本接続する。当然のこととして各放熱器33の特性に応じて往き側の配管と戻り側の配管の方向性を考慮し、それぞれ1対に区別されて接続される。

0021

次に2台の熱源機1と熱源側ヘッダーユニット10を設置し、各熱源機1から2本の往き配管39を熱源側ヘッダーユニット10の熱動弁19を介して熱源側往きヘッダー11に接続し、2本の戻り配管40を熱源側ヘッダーユニット10の熱源側戻りヘッダー12に接続する。

0022

次に熱源側ヘッダーユニット10とヘッダーボックス29を温水往き管20と温水戻り管22で接続する。この時に温水戻り管22の途中から分岐した配管で膨張タンク37が接続される。
次にリモコン41と熱源側ヘッダーユニット10の制御部15を信号線で接続し、各熱源機1や熱源側ヘッダーユニット10を電源(図示せず)に接続する。

0023

次に各熱交換端末の種類の設定方法(端末設定機能)について説明する。まず、前記「電源」ボタン202を用いてリモコン41の電源をONにした後、「電源」ボタン202と「メニュー/決定」ボタン208を同時に5秒間長押しすれば、図4に示す画面201Aが表示される。

0024

図4に示すように、前記画面201Aにはメンテナンスを行うための多数の項目が表示され、前記十字キー209の下方向への押圧選択項目スクロールするものです。設置作業で必ず必要な熱交換端末33の種類を設定するための項目が一番上部に「冷暖房端末設定をおこないます」が設けられており、これを選択して「メニュー/決定」ボタン208を押圧すると、表示部201が図5に示す画面201Bのように変化する。

0025

この画面201Bでは8つの熱交換端末(この例では各熱交換端末の前記往き管及び前記戻り管の流れ制御という意味で「回路」と表示している。以下の各画面でも同様)の種類をそれぞれ入力可能となるように、「回路(1)(但し図中は丸文字で表示。以下同様)」「回路(2)」「回路(3)」・・「回路(8)」の各行がそれぞれ用意され、表示されている。この画面201Bにおいて、例えば前記「回路(1)」を選択して「メニュー/決定」ボタン208を操作することで、図6に示す画面201Cに移る。

0026

この画面201Cでは、「回路(1)」と「接続する負荷を設定します」のメッセージが表示され、1つめの熱交換端末(図中では「回路(1)」)に対しどのような種類を選択するか、の入力が促される。図示のように前記十字キー209により上下方向へのスクロール操作を行うと、熱交換端末33の名称(予め用意されている)が表示される。この例では、前記十字キー209のスクロール操作により、例えば、「融雪パネル」→「暖房パネル」→「床暖房パネル」→「温水ルームヒータ」→・・の順で表示させる。図6では、図1に示した前記の構成(融雪パネル33が配置されている)に合わせて、「融雪パネル」を選択した状態を表している。この状態で「メニュー/決定」ボタン208を操作するれば、「回路(1)」における熱交換端末の種類が決定され図5の画面201Bに戻り、「回路(2)」、「回路(3)」と同じ選択入力操作を、接続される熱交換端末の数に応じて繰り返す。

0027

この熱交換端末の設定では、1つめの熱交換端末として融雪で使用する端末(融雪パネル等)が選定された場合には、2つめ以後の熱交換端末の選定では融雪で使用する端末(融雪配管等)のみが選択可能となり、床暖房パネル等の暖房を目的とする熱交換端末は設定できない。また、同様に1つめの熱交換端末として暖房で使用する端末(床暖房パネル等)が選定された場合には、2つめ以後の熱交換端末の選定では暖房で使用する端末のみが選択可能となり、融雪パネル等の融雪を目的とする熱交換端末は設定できない。このように、熱交換端末の用途を融雪系と暖房系で混在しないように分離している。また、この熱交換端末の選定作業が実施されない場合には、試運転や通常運転を開始できないプログラミングが制御部15に設定されている。

0028

図5の画面201Bで接続される全ての熱交換端末の種類を選定完了して、「戻る」ボタン207を操作するれば、図4のメンテナンスメニューの画面201Aに戻る。

0029

次に図4の画面201Aにて十字キー209を操作し、「試運転をおこないます」を選択して「メニュー/決定」ボタン208を操作するれば試運転が開始され、初期設定として熱交換端末に融雪パネル等の融雪系が接続されていれば、温水設定温度は25度A2、循環ポンプ13の回転数を2,800rpm(図12に示す所定回転数B2)で試運転を開始し、熱交換端末に床暖房パネル等の暖房系が接続されていれば、温水設定温度は50度A1、循環ポンプ13の回転数を3,400rpm(図12に示す所定回転数B1)で試運転を開始する。試運転では温水回路の水張りや空気抜き水漏れ等の点検や、熱源機1が作動して正常に運転が行われるかの確認が行われる。

0030

接続する融雪パネルや床暖房パネル等の枚数や温水回路の抵抗の大きさ等で、循環ポンプ13の回転数を初期設定から変更したい場合には、図4の画面201Aにおいて十字キー209の上下操作を行い、「循環ポンプ回転数設定をおこないます」を選択し、「メニュー/決定」ボタン208を操作するれば、図7の画面201Dにおいて十字キー209を上方向に押圧すれば循環ポンプ13の回転数の設定は上昇し、上限として4,400rpmまで変化し、十字キー209を下方向に押圧すれば循環ポンプ13の回転数の設定は下降し、下限として2,000rpmまで温水回路の状態に応じて変化することができ、画面201Dに表示された数値で「メニュー/決定」ボタン208を操作するれば図4のメンテナンスメニューの画面201Aに戻る。

0031

この図4のメンテナンスメニューの画面201Aでの設定が終了後に、「戻る」ボタン207を押圧すれば図8図9通常画面が表示される。
図8の画面201Eは熱交換端末に融雪系の端末を接続した場合の通常画面で、融雪運転中で、温水設定温度が融雪での初期設定温度である25度(図10に示す所定温度A2)の表示を示すものであり、融雪運転が停止している時は画面が消灯するか、「運転中」の文字を「停止中」にしても良い。また、この通常画面において十字キー209を上方向に押圧すれば温水設定温度が上昇し、融雪運転での上限値として40度まで変化し、十字キー209を下方向に押圧すれば設定温度は下降し、下限値として20度まで変化することができるので(図10に示すA22の所定温度範囲で、その中心温度は30度A222)、積雪量と熱源機の電気料金や燃料消費量を案して使用者が希望する温度に変更して使用することができる。

0032

図9の画面201Fは熱交換端末に暖房系の端末を接続した場合の通常画面で、暖房運転中で、温水設定温度が暖房での初期設定温度である50度(図11に示す所定温度A1)の表示を示すものであり、暖房運転が停止している時は画面が消灯するか、「運転中」の文字を「停止中」にしても良い。また、この通常画面において十字キー209を上方向に押圧すれば温水設定温度が上昇し、暖房運転での上限値として60度まで変化し、十字キー209を下方向に押圧すれば設定温度は下降し、下限値として30度まで変化することができるので(図11に示すA11の所定温度範囲で、その中心温度は45度A111)、暖房が行われる室温と使用者の好みに応じて、使用者が希望する温度に変更して使用することができる。

0033

次に図1によりこの温水暖房装置の融雪運転について説明する。
リモコン41の「電源」ボタン202をオンし、「運転」ボタン203をオンすると、各熱源機1の冷凍サイクル6が動作し、冷凍サイクル6内の冷媒を加熱する。
それと同時に、熱源側ヘッダーユニット10の熱動弁19を非通電状態から通電状態にして閉鎖状態から開放状態にすると共に、熱源側ヘッダーユニット10の循環ポンプ13を動作させるものである。

0034

それにより、各熱源機1の冷凍サイクル6で加熱された冷媒と、低温の温水が熱源機1の冷媒水熱交換器3にて熱交換を行い、加熱された温水は熱源機1の冷媒水熱交換器3から熱源側ヘッダーユニット10の熱源側往きヘッダー11のヘッダー接続口17に流入し、合流した温水は熱源側往きヘッダー11の合流口18から温水往き管20を経由し、ヘッダーボックス29内の負荷側分流口32にて負荷側往きヘッダー30に流入する。

0035

負荷側往きヘッダー30の負荷側分流口32に流入した高温の温水は、負荷側往きヘッダー30の各接続口34から各熱交換端末(融雪パネル)33に流入して暖房を行い、放熱して温度の低下した温水は、負荷側戻りヘッダー31の各接続口35に流入して合流し、負荷側戻りヘッダー31の負荷側合流口36から温水戻り管22を経由してシスタンユニット14に戻り、シスタンユニット14から循環ポンプ13を経由して、熱源側戻りヘッダー12の合流口18に至り、更に熱源側戻りヘッダー12の各接続口17から各熱源機1の冷媒水熱交換器3に戻って再度加熱されるものである。

0036

このように、リモコン41で行われる熱交換端末33の種類の設定が融雪系であるか暖房系であるかを制御部15が判断して、熱交換端末33の種類が融雪系の場合には、自動的に暖房系運転よりも、温水温度を低く、循環ポンプ13の回転数を低く設定するので、器具の設置時に温水温度の設定や循環ポンプ13の回転数の設定を忘れた場合でも、融雪運転時の過剰な放熱によるの電気料金や燃料費の無駄を防止できる。
また、リモコン41によって熱交換端末33の選定作業が実施されない場合には、運転を開始できないようにすることで、更に確実に電気料金や燃料費の無駄を防止できる。
また、暖房設定時の所定範囲A11の略中心温度A111よりも、融雪設定時の所定範囲A22の略中心温度A222を低く設定することで、使用者が温水設定温度の変更を行った場合でも、過剰な温度変更を防止して電気料金や燃料費の無駄を防止できる。
また、熱源機1が複数台接続される高出力の熱源であれば、更に確実に電気料金や燃料費の無駄を防止できる。

0037

1熱源機
2圧縮機
3冷媒水熱交換器
4減圧器
5空気熱交換器
10熱源側ヘッダーユニット
13循環ポンプ
14シスタンユニット
15 制御部
33熱交換端末
41リモコン
201 表示部
202 「電源」ボタン
203 「運転」ボタン
208 「メニュー/決定」ボタン
209 十字キー

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 趙柄鉄の「 熱伝達パネル」が 公開されました。( 2019/08/22)

    【課題】熱伝達性に優れ、施工効率の向上を図ることを可能とした構造を有する熱伝達パネルを提供する。【解決手段】床暖房パネル10は、パネル板本体11と、パネル板本体11の表面に固定される上側金属板12及び... 詳細

  • 趙柄鉄の「 床暖房装置」が 公開されました。( 2019/08/22)

    【課題】施工効率の向上を図ることを可能とした構造を有する床暖房装置を提供する。【解決手段】床暖房装置1は、床暖房パネル10と、床暖房パネル10の下面に接触し、内径部に水溶液が流れるホース材20とを有し... 詳細

  • リンナイ株式会社の「 暖房システム」が 公開されました。( 2019/08/08)

    【課題】 ヒートポンプによって熱媒を加熱する構成において、室内を効率良く暖房することができる技術を提供する。【解決手段】 暖房システムは、熱媒を加熱するヒートポンプと、熱媒の熱を放熱して室内を暖房... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ