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技術 液状化粧料

出願人 日本メナード化粧品株式会社
発明者 岡寺俊彦
出願日 2015年11月4日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2015-216505
公開日 2017年5月25日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2017-088506
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード B型粘度計 各試験項目 天然物由来成分 ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油 コク感 乳酸菌醗酵米 トコフェリルリン酸エステル 皮膜感
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年5月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

コクがありながらもべたつきが無く、みずみずしい使用感に優れた液状化粧料を提供すること。

解決手段

(a)穀物乳酸菌醗酵物及び(b)コレステロールプルランを含有することを特徴とする液状化粧料であり、更に(c)エステル油、(d)高級アルコール、(e)非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする液状化粧料であり、皮膚安全性が高く、コクがありながらもべたつきが無く、みずみずしい使用感に優れた液状化粧料を提供する。

概要

背景

従来、乳化を用いた液状化粧料には、コクやしっとり感等の使用感向上の為に様々な半固形又は固形の油性成分を配合するものが多い。しかしながら、これらの油性成分を安定且つ多量に配合する為には、多量の乳化剤を使用する必要があり、結果的にべたつき感が生じる、系に含まれる水性成分の減少によりみずみずしさが失われる、といった問題があった。

化粧料における乳化剤には、グリセリン脂肪酸エステルポリオキシエチレンアルキルエーテル等の合成界面活性剤が一般的に用いられている。しかし、これら合成界面活性剤は程度の差はあるものの皮膚に対する刺激の懸念があるため、合成界面活性剤の使用量を極力減らす、または天然物由来成分界面活性剤として用いること等、皮膚に対する安全性の高い乳化物の実用化が求められている。このような天然物由来成分を用いた乳化剤及び乳化助剤の例として、穀物乳酸菌醗酵物が挙げられる。

穀物の乳酸菌醗酵物は、実質的に食塩の存在しない条件下に米を乳酸菌醗酵させて得られる乳酸菌醗酵米からなる化粧料用の乳化剤(特許文献1)である。乳酸菌醗酵米は、主要成分として親水性アミロース及びアミロペクチンからなり、高い包水力とその構造に由来する油分への吸着によって、安定な水中油型エマルションを調製することが可能である(非特許文献1)。

また、穀物の乳酸菌醗酵物を用いて実質的に親水性非イオン性界面活性剤を含有しないことを特徴とする乳化型皮膚外用剤(特許文献2)の実用化もなされている。しかしながら、特許文献2においては、界面活性能を付与したアルキル変性カルボキシビニルポリマーの併用が必須であった。また、これを乳化剤として配合した乳化物の使用感においては、乳酸菌醗酵物独特のべたつき、強い皮膜感感じる場合があった。

コレステロールプルラン水溶性の高い非イオン性の直鎖状多糖であるプルラン疎水基としてコレステロール基ウレタン結合で導入したものである。コレステロールプルランの用途としては、リポソームの多糖被覆剤(特許文献3)、脂肪乳剤の被覆剤(特許文献4)、多糖被覆エマルション作成時の高分子界面活性剤(特許文献5)等が開示されている。コレステロールプルランはプルランに比べて水への溶解性が低いため、水中では非常に低濃度から粒径100nm程度の安定な集合体を形成し、臨界集合体形成濃度は10−7mol/L程度である(特許文献6)。

コレステロールプルランを配合した化粧料を皮膚に塗布すると、プルラン構造がもつ保湿性被膜形成能とコレステロール基がもつ疎水性及び皮膚などに対する親和性、安定性のために、皮膚表面に安定で保湿性に優れたコレステロール置換プルラン層を形成することが可能である。また、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体を用いた製剤にコレステロールプルランを併用することを特徴とする皮膚外用剤(特許文献7)やトコフェリルリン酸エステル及び/またはその塩類を容易に水に溶解させ、保存安定性の高い皮膚外用剤(特許文献8)等の実用化がなされている。しかしながら、穀物の乳酸菌醗酵物とコレステロールプルランの併用により、乳化特性及び使用感の向上が為しうるとの報告はこれまでに無い。

概要

コクがありながらもべたつきが無く、みずみずしい使用感に優れた液状化粧料を提供すること。(a)穀物の乳酸菌醗酵物及び(b)コレステロールプルランを含有することを特徴とする液状化粧料であり、更に(c)エステル油、(d)高級アルコール、(e)非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする液状化粧料であり、皮膚安全性が高く、コクがありながらもべたつきが無く、みずみずしい使用感に優れた液状化粧料を提供する。なし

目的

本発明は、穀物の乳酸菌醗酵物とコレステロールプルランを併用することにより、皮膚安全性が高く、コクがありながらもべたつきが無く、みずみずしい使用感に優れた液状化粧料を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

(a)穀物乳酸菌醗酵物及び(b)コレステロールプルランを含有することを特徴とする液状化粧料

請求項2

前記(a)の含有量が0.01〜1.0重量%、(b)の含有量が0.01〜5.0重量%である請求項1記載の液状化粧料。

請求項3

(a)の穀物が米である請求項1又は2記載の液状化粧料。

請求項4

(c)エステル油及び(d)高級アルコールを含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の液状化粧料。

請求項5

前記(c)エステル油がイソステアリン酸イソステアリル、(d)高級アルコールが水添ナタネ油アルコールである請求項4記載の液状化粧料。

請求項6

(e)0.01〜1.0重量%の非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の液状化粧料。

請求項7

前記(e)非イオン性界面活性剤がモノステアリン酸ソルビタンである請求項6記載の液状化粧料。

技術分野

0001

本発明は、穀物乳酸菌醗酵物コレステロールプルランとを含有することを特徴とする液状化粧料に関する。

背景技術

0002

従来、乳化を用いた液状化粧料には、コクやしっとり感等の使用感向上の為に様々な半固形又は固形の油性成分を配合するものが多い。しかしながら、これらの油性成分を安定且つ多量に配合する為には、多量の乳化剤を使用する必要があり、結果的にべたつき感が生じる、系に含まれる水性成分の減少によりみずみずしさが失われる、といった問題があった。

0003

化粧料における乳化剤には、グリセリン脂肪酸エステルポリオキシエチレンアルキルエーテル等の合成界面活性剤が一般的に用いられている。しかし、これら合成界面活性剤は程度の差はあるものの皮膚に対する刺激の懸念があるため、合成界面活性剤の使用量を極力減らす、または天然物由来成分界面活性剤として用いること等、皮膚に対する安全性の高い乳化物の実用化が求められている。このような天然物由来成分を用いた乳化剤及び乳化助剤の例として、穀物の乳酸菌醗酵物が挙げられる。

0004

穀物の乳酸菌醗酵物は、実質的に食塩の存在しない条件下に米を乳酸菌醗酵させて得られる乳酸菌醗酵米からなる化粧料用の乳化剤(特許文献1)である。乳酸菌醗酵米は、主要成分として親水性アミロース及びアミロペクチンからなり、高い包水力とその構造に由来する油分への吸着によって、安定な水中油型エマルションを調製することが可能である(非特許文献1)。

0005

また、穀物の乳酸菌醗酵物を用いて実質的に親水性非イオン性界面活性剤を含有しないことを特徴とする乳化型皮膚外用剤(特許文献2)の実用化もなされている。しかしながら、特許文献2においては、界面活性能を付与したアルキル変性カルボキシビニルポリマーの併用が必須であった。また、これを乳化剤として配合した乳化物の使用感においては、乳酸菌醗酵物独特のべたつき、強い皮膜感感じる場合があった。

0006

コレステロールプルランは水溶性の高い非イオン性の直鎖状多糖であるプルラン疎水基としてコレステロール基ウレタン結合で導入したものである。コレステロールプルランの用途としては、リポソームの多糖被覆剤(特許文献3)、脂肪乳剤の被覆剤(特許文献4)、多糖被覆エマルション作成時の高分子界面活性剤(特許文献5)等が開示されている。コレステロールプルランはプルランに比べて水への溶解性が低いため、水中では非常に低濃度から粒径100nm程度の安定な集合体を形成し、臨界集合体形成濃度は10−7mol/L程度である(特許文献6)。

0007

コレステロールプルランを配合した化粧料を皮膚に塗布すると、プルラン構造がもつ保湿性被膜形成能とコレステロール基がもつ疎水性及び皮膚などに対する親和性、安定性のために、皮膚表面に安定で保湿性に優れたコレステロール置換プルラン層を形成することが可能である。また、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体を用いた製剤にコレステロールプルランを併用することを特徴とする皮膚外用剤(特許文献7)やトコフェリルリン酸エステル及び/またはその塩類を容易に水に溶解させ、保存安定性の高い皮膚外用剤(特許文献8)等の実用化がなされている。しかしながら、穀物の乳酸菌醗酵物とコレステロールプルランの併用により、乳化特性及び使用感の向上が為しうるとの報告はこれまでに無い。

0008

特開2002−348207号公報
特開2009−13100号公報
特開昭61−69801号公報
特開昭63−319046号公報
特開平2−144140号公報
WO00/59948
特開2003−73281号公報
特開2011−201789号公報

先行技術

0009

羽田他「新規天然機能性素材として乳酸菌発酵米を用いた乳化メカニズム化粧品への応用開発」IFSCCパリ大会国内報告会講演要旨集(2014)

発明が解決しようとする課題

0010

本発明は、穀物の乳酸菌醗酵物とコレステロールプルランを併用することにより、皮膚安全性が高く、コクがありながらもべたつきが無く、みずみずしい使用感に優れた液状化粧料を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0011

即ち、本発明は、(a)穀物の乳酸菌醗酵物及び(b)コレステロールプルランを含有することを特徴とする液状化粧料を提供する。

0012

また、本発明は、前記(a)の含有量が0.01〜1.0重量%、(b)の含有量が0.01〜5.0重量%である液状化粧料を提供する。

0013

また、本発明は、前記(a)の穀物が米である液状化粧料を提供する。

0014

また、本発明は、(c)エステル油及び(d)高級アルコールを含有することを特徴とする液状化粧料を提供する。

0015

また、本発明は、前記(c)エステル油がイソステアリン酸イソステアリル、(d)高級アルコールが水添ナタネ油アルコールである液状化粧料を提供する。

0016

また、本発明は、(e)0.01〜1.0重量%の非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする液状化粧料を提供する。

0017

また、本発明は、前記(e)非イオン性界面活性剤がモノステアリン酸ソルビタンである液状化粧料を提供する。

発明の効果

0018

本発明の液状化粧料は、穀物の乳酸菌醗酵物とコレステロールプルランとを含有することにより、コクがありながらもべたつきが無く、みずみずしい使用感に優れた液状化粧料である。

発明を実施するための最良の形態

0019

本発明の液状化粧料とは、25℃においてB型粘度計を用いて測定した粘度が、100〜10,000mPa・sであるものを指す。

0020

本発明の(a)穀物の乳酸菌醗酵物に用いられる穀物は、例えば、米、小麦大麦燕麦ハト麦蕎麦、粟、キビヒエ等が挙げられ、中でも米が特に好ましい。また(a)の作製に用いる米は、玄米精米加工米等のいずれであってもよく、特に制限はないが、一般には精米又は加工米が使用される。米の種類としては、粳米もち米のいずれもが使用できる。また、前記乳酸菌としては、通常乳酸菌として認識される菌種であれば特段の限定なく用いることができ、具体的には、ラクトバチルスプランタラム(Lactobacillus Plantarum)、ラクトバチルスブレビス(L.brevis)、ラクトバチルスカゼイ(L.casei)、ラクトバチルスセロビオサス(L.cellobiosus)、ラクトバチルス バシノテルカス(L.vaccinostercus)、ストレプトコッカスフェーカリス(Streptococcus faecalis)、バチルスコアギュランス(Bacillus coagulans)等が例示でき、中でも、ラクトバチルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)が特に好ましい。

0021

また、(a)は化粧品原料としての市販品を利用することも出来る。この様な市販品としては、例えば、米のラクトバチルスプランタラムによる発酵物である、株式会社テクノーブル製の「ラフリン登録商標)AM—α」等が好ましい。

0022

(a)穀物の乳酸菌醗酵物の含有量は、液状化粧料全量に対して0.01〜1.0重量%であり、好ましくは0.05〜0.5重量%である。0.01重量%未満であると、本発明の課題であるべたつき感を生じることは無いが、十分な乳化特性及び保湿感の向上が得られない場合がある。一方、1.0重量%を超えると、べたつき感が強くなる場合がある。

0023

本発明の(b)コレステロールプルランの含有量は、液状化粧料に対して0.01〜5.0重量%であり、好ましくは0.05〜2.0重量%である。0.01重量%未満であると、安定性、安全性には問題ないが保湿効果が十分に得られない場合がある。一方、5.0重量%を超えると、使用性に問題が生じる場合がある。

0024

本発明の(c)エステル油は、特に限定されないが、イソステアリン酸イソステアリル、トリカプリル酸カプリン酸グリセリル等の脂肪酸エステルリン酸トリセチル等のアルキルエーテルリン酸エステルホホバオイル等に含まれるワックスエステル等が挙げられる。

0025

この中で、好ましくは脂肪酸エステルであり、特に好ましくは、イソステアリン酸イソステアリルであり、これは、塗布後の保湿感向上に特に優れている。

0026

(c)の含有量は、液状化粧料に対して0.1〜3.0重量%であり、好ましくは0.5〜2.0重量%である。0.1重量%未満であると、十分な保湿感の向上が得られない場合がある。一方、3.0重量%を超えると、べたつき感が強くなる場合がある。

0027

本発明の(d)高級アルコールは、特に限定されないが、好ましくは炭素数が12から22までの高級アルコールである。例えばラウリルアルコールミリスチルアルコールセチルアルコールステアリルアルコールイソステアリルアルコールオレイルアルコールアラキルアルコールベヘニルアルコールやその混合物などがあげられる。

0028

この中で、好ましくはステアリルアルコール、アラキルアルコール及びベヘニルアルコールであり、特に好ましくは、水添ナタネ油アルコールであり、これは、コクのある使用感の向上に特に優れている。

0029

(d)の含有量は、0.01〜1.0重量%、好ましくは0.05〜0.5重量%である。0.01重量%未満では乳化性の向上の寄与に乏しく、1.0重量%を超えると経時的な粘度上昇を生じる場合があるため好ましくない。

0031

この中で、好ましくはソルビタン脂肪酸エステルであり、特に好ましくは、モノステアリン酸ソルビタンであり、これは、乳化安定性及びコクのある使用感の向上に特に優れている。

0032

本発明の液状化粧料は、上記成分の他に、通常化粧料に用いられる成分として水性成分、水溶性高分子酸化防止剤紫外線吸収剤キレート剤防腐剤着色剤美容成分等を本発明の効果を損なわない範囲にて含有することができる。

0033

本発明の液状化粧料の剤型は特に限定されないが、例えば、乳液美容液ボディローション等が挙げられる。

0034

以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるものではない。なお、含有量については、他に指定のない限り重量%を表す。

0035

下記の表1〜4に挙げた組成を有する液状化粧料を調製し、20名の専門パネルにより、各化粧料を塗布した時の「べたつきの無さ」、「肌なじみの良さ」、「コク感」、「しっとり感」の評価を行った。
調製方法
成分1〜4、7〜9を成分12に分散・溶解させ、水相を得た。また、成分5、6及び10を80℃で均一に加温溶解し、油相を得た。この油相に、80℃まで加温した水相を添加して乳化した後、撹拌しながら冷却し、65℃で成分11を加えた後、30℃まで冷却して液状化粧料を調製した。
評価方法
各試験項目について、専門パネルが評価し、以下の基準にて示した。
◎:20名中15名以上が良いと評価した。
○:20名中10〜14名が良いと評価した。
△:20名中6〜9名が良いと評価した。
×:20名中良いと評価した人が5名以下。

0036

0037

表1の結果より、実施例1〜7に示した量の米乳酸菌醗酵物を含有した液状化粧料は、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。一方、比較例1〜2に示した結果より、米乳酸菌醗酵物の含有量が所定量から逸脱した場合、使用性が悪くなった。また、比較例3に示した結果より、米乳酸菌醗酵物を含有しない場合は使用性が悪く、満足する結果が得られなかった。

0038

0039

表2の結果より、実施例8〜13に示した量のコレステロールプルランを含有した液状化粧料は、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。一方、比較例4及び5に示した結果より、コレステロールプルランの含有量が所定量から逸脱した場合、使用性が悪くなった。また、比較例6に示した結果より、コレステロールプルランを含有しない場合は使用性が悪く、満足する結果が得られなかった。

0040

0041

表3の結果より、実施例14〜18に示した量のイソステアリン酸イソステアリルを含有した液状化粧料は、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。また、実施例19〜21に示した他のエステル油を含有した場合も満足する結果が得られた。一方、比較例7〜8に示した結果より、イソステアリン酸イソステアリルの含有量が所定量から逸脱した場合、使用性が悪くなった。また、比較例9に示した結果より、エステル油を含有しない場合は使用性が悪く、満足する結果が得られなかった。

0042

0043

表4の結果より、実施例22〜26に示した量の水添ナタネ油アルコールを含有した液状化粧料は、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。また、実施例27〜29に示した他の高級アルコールを含有した場合も満足する結果が得られた。一方、比較例10、11に示した結果より、水添ナタネ油アルコールの含有量が所定量から逸脱した場合、使用性が悪くなった。また、比較例12に示した結果より、高級アルコールを含有しない場合は使用性が悪く、満足する結果が得られなかった。

0044

表1〜4の結果から、本発明の構成要件を満たす実施例1〜29の液状化粧料では、使用性のすべての効果(べたつき、肌なじみ、コク感、みずみずしさ)が優れていた。一方、本発明の構成要件を満たさない比較例1〜12では、使用性のすべての効果を併せもつことができなかった。

0045

以下に、本発明のその他の実施例を示す。いずれも、上記と同様の評価において満足できる結果が得られた。

0046

(実施例30:乳液)
(成分) (重量%)
1.米乳酸菌醗酵物0.2
2.三リン酸ナトリウム0.02
3.カルボキシビニルポリマー0.2
4.水酸化カリウム0.1
5.1,3−ブチレングリコール10.0
6.グリセリン5.0
7.コレステロールプルラン0.5
8.アスコルビン酸リン酸マグネシウム0.01
9.イソステアリン酸イソステアリル1.5
10.水添ナタネ油アルコール0.5
11.モノステアリン酸ソルビタン0.3
12.メチルパラベン0.1
13.エタノール5.0
14.香料0.2
15.精製水残 余
(調製方法)
成分1〜8を成分15に添加し、20分間分散した。その後、80℃まで加温しながら、さらに10分間分散して水相を得た。別に成分9〜11を80℃で加温溶解し、これに水相を添加後、ホモミキサーを5000rpmで5分間運転することで乳化した。その後、撹拌しながら冷却し、65℃で成分12〜14を添加、30℃で冷却を停止させ乳液を調製した。

0047

(実施例31:美容液)
(成分) (重量%)
1.米乳酸菌醗酵物0.1
2.三リン酸5ナトリウム0.02
3.カルボキシビニルポリマー0.1
4.水酸化カリウム0.05
5.1,3−ブチレングリコール15.0
6.グリセリン5.0
7.コレステロールプルラン1.0
8.ヒアルロン酸ナトリウム0.1
9.アスコルビン酸リン酸マグネシウム0.01
10.イソステアリン酸イソステアリル0.1
11.水添ナタネ油アルコール0.01
12.モノステアリン酸ソルビタン0.1
13.メチルパラベン0.1
14.エタノール10.0
15.香料0.2
16.精製水残 余
(調製方法)
成分1〜9を成分16に添加し、30分間分散した。別に成分10〜12を80℃で加温溶解し、これに成分13〜15を添加し、均一になるまで撹拌した。その後、前記分散溶液に添加し、30分間撹拌して美容液を調製した。

0048

(実施例32:ボディローション)
(成分) (重量%)
1.米乳酸菌醗酵物0.25
2.三リン酸5ナトリウム0.02
3.カルボキシビニルポリマー0.15
4.水酸化カリウム0.07
5.1,3−ブチレングリコール6.0
6.グリセリン2.0
7.ペンチレングリコール3.0
8.コレステロールプルラン0.8
9.アスコルビン酸リン酸マグネシウム0.01
10.イソステアリン酸イソステアリル2.5
11.水添ナタネ油アルコール0.7
12.ジメチコン2.0
13.モノステアリン酸ソルビタン1.0
14.メチルパラベン0.1
15.エタノール3.0
16.香料0.2
17.精製水残 余
(調製方法)
成分1〜9を成分17に添加し、20分間分散した。その後、80℃まで加温しながら、さらに10分間分散して水相を得た。別に成分10〜13を80℃で加温溶解し、これに水相を添加後、ホモミキサーを5000rpmで5分間運転することで乳化した。その後、撹拌しながら冷却し、65℃で成分14〜16を添加、30℃で冷却を停止させボディローションを調製した。

0049

本発明によれば、穀物の乳酸菌醗酵物とコレステロールプルランを併用することにより、皮膚安全性が高く、コクがありながらもべたつきが無く、みずみずしい使用感に優れた液状化粧料を提供できる。

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