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技術 風向調整装置

出願人 日本プラスト株式会社
発明者 上原信真中村達彦
出願日 2015年11月17日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2015-224400
公開日 2017年5月25日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2017-088109
状態 特許登録済
技術分野 車両用空気調和 空気流制御部材
主要キーワード 側分割片 回動軸穴 縦幅寸法 同一歯数 二分割構造 歯車比 ベンチレータ ねじり剛性
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年5月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

フィン剛性を向上させることで、回動機構による円滑なフィンの操作を可能にする。

解決手段

風向調整装置10は、通風路17を有するケース体11と、通風路17に通風方向と交差する方向に間隔をおいて配置される一対のフィン12,13と、一対のフィン12,13のそれぞれと連結され、一対のフィン12,13を連動させて回動する回動機構26と、を備える。一対のフィン12,13はそれぞれ、ケース体11に回動可能に支持される回動軸部22と、風上側から風下側へ向かって通風路の内方屈曲した形状を有するフィン本体21と、を有する。

概要

背景

従来から、風向調整装置が公知である(例えば、特許文献1)。

特許文献1に記載の風向調整装置は、通風路に、三枚以上のフィンが配置され、これらフィンの向きを調節することにより、風向きを調整するものである。この特許文献1に記載の風向調整装置では、前記三枚以上のフィンの内、両端に位置する一対のフィンはそれぞれ、通風路の端面に沿って近接配置され、かつ、風下側の前側分割片風上側の後側分割片とに二分割されている。これら一対のフィン(前側分割片、後側分割片)は、前側連結ロッドや後側連結ロッドなどにより連結され、互いに連動して回動するように構成されている。

概要

フィンの剛性を向上させることで、回動機構による円滑なフィンの操作を可能にする。風向調整装置10は、通風路17を有するケース体11と、通風路17に通風方向と交差する方向に間隔をおいて配置される一対のフィン12,13と、一対のフィン12,13のそれぞれと連結され、一対のフィン12,13を連動させて回動する回動機構26と、を備える。一対のフィン12,13はそれぞれ、ケース体11に回動可能に支持される回動軸部22と、風上側から風下側へ向かって通風路の内方屈曲した形状を有するフィン本体21と、を有する。

目的

本発明は、フィンの剛性を向上させることで、回動機構による円滑なフィンの操作を可能にすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

通風路を有するケース体と、前記通風路に通風方向と交差する方向に間隔をおいて配置される一対のフィンと、前記一対のフィンのそれぞれと連結され、前記一対のフィンを連動させて回動する回動機構と、を備え、前記一対のフィンはそれぞれ、前記ケース体に回動可能に支持される回動軸部と、風上側から風下側へ向かって前記通風路の内方屈曲した形状を有するフィン本体と、を有することを特徴とする風向調整装置

請求項2

前記フィン本体は、屈曲部と、前記屈曲部よりも風上側の風上側フィン本体部と、前記屈曲部よりも風下側の風下側フィン本体部と、を含み、前記風上側フィン本体部の前記通風方向の長さは、前記風下側フィン本体部の前記通風方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の風向調整装置。

請求項3

前記回動機構は、前記ケース体に回動可能に装着される駆動歯車と、前記回動軸部に装着され、前記駆動歯車により駆動される従動歯車と、を有する歯車機構であることを特徴とする請求項1又は2に記載の風向調整装置。

技術分野

0001

本発明は、風向調整装置に関する。

背景技術

0002

従来から、風向調整装置が公知である(例えば、特許文献1)。

0003

特許文献1に記載の風向調整装置は、通風路に、三枚以上のフィンが配置され、これらフィンの向きを調節することにより、風向きを調整するものである。この特許文献1に記載の風向調整装置では、前記三枚以上のフィンの内、両端に位置する一対のフィンはそれぞれ、通風路の端面に沿って近接配置され、かつ、風下側の前側分割片風上側の後側分割片とに二分割されている。これら一対のフィン(前側分割片、後側分割片)は、前側連結ロッドや後側連結ロッドなどにより連結され、互いに連動して回動するように構成されている。

先行技術

0004

特開2000−318438号公報

発明が解決しようとする課題

0005

近年、デザイン性重視した風向調整装置としては、横幅寸法が縦幅寸法に比べ相当大きい、薄型のものが求められる場合がある。特許文献1に記載の風向調整装置では、一対のフィンは、二分割構造であり、かつ、板厚が薄いので、横幅寸法が縦幅寸法に比べて相当大きくなると、フィン自体の剛性の向上が必要となる。

0006

そこで、本発明は、フィンの剛性を向上させることで、回動機構による円滑なフィンの操作を可能にすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る風向調整装置は、通風路を有するケース体と、前記通風路に通風方向と交差する方向に間隔をおいて配置される一対のフィンと、前記一対のフィンのそれぞれと連結され、前記一対のフィンを連動させて回動する回動機構と、を備える。前記一対のフィンはそれぞれ、前記ケース体に回動可能に支持される回動軸部と、風上側から風下側へ向かって前記通風路の内方屈曲した形状を有するフィン本体と、を有する。

発明の効果

0008

本発明に係る風向調整装置では、一対のフィンのフィン本体のそれぞれを、単純な板状とするのではなく、風上側から風下側へ向かって通風路の内方に屈曲した形状としている。このため、フィンを長尺とした場合であっても、フィン自体の剛性(曲げ剛性ねじり剛性)が向上する。フィンの剛性が向上することで、回動機構による円滑なフィンの操作が可能になる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の実施形態に係る風向調整装置の斜視図である。
本発明の実施形態に係る風向調整装置の分解斜視図である。
回動機構の構成を示す風向調整装置の横断面図である。
上下方向への動作状態を示す風向調整装置の横断面図である。

実施例

0010

以下、本発明の実施形態を図面とともに詳述する。

0011

本実施形態に係る風向調整装置は、例えば自動車等の車両に備えられた空調装置空気吹出口に設けられて風向を調整する装置である。この風向調整装置は、ベンチレータレジスタ等とも称されるものであり、例えば、インストルメントパネルセンターコンソール等に設けられた開口部内に設置される。

0012

なお、以下、空気の流れの下流側(風下側)を前側、空気の流れの上流側(風上側)を後側とし、左右方向及び上下方向については、車両に取り付けた状態を基準として説明する。図中、矢印FRは前側を示し、矢印RRは後側を示す。

0013

図1および図2に示すように、風向調整装置10は、ケース体11と、ケース体11内に回動可能に設けられた一対のフィン12,13と、これら一対のフィン12,13を操作するための操作ダイヤル14と、を備える。ケース体11は、上下方向の寸法よりも左右方向の寸法が大きい扁平形状とされている。一対のフィン12,13は、後述する吹出口19から車室内へ吹き出される空気の向き(風向)を調整するためのものである。操作ダイヤル14は、ケース体11(ケース本体15)に回動可能に装着されている。

0014

ケース体11は、角筒状のケース本体15と、ケース本体15の前端部に着脱可能に取り付けられるフィニッシャパネル)16とから主に構成される。ケース本体15は、内部に空調装置(図示せず)からの空気を後端側(図1中の奥側)から前端側(図1中の手前側)へ流通させる通風路17が形成されている。ケース本体15には、一対のフィン12,13を回動可能に支持する軸受部回動軸穴)18が形成されている。フィニッシャ16は、風向調整装置10の取付位置の意匠面の一部をなすものである。フィニッシャ16には、車室内へ空気を吹き出す吹出口19と、操作ダイヤル14の一部を露出させるための開口部20と、が形成されている。ケース体11(ケース本体15、フィニッシャ16)は、例えば合成樹脂材料から形成される。

0015

一対のフィン12,13は、横ルーバ等とも称されるものであり、通風路17内に上下方向に間隔をおいて並設されている。各フィン12,13は、左右方向に延在するフィン本体21と、フィン本体21の長手方向の両端部に設けられた回動軸部22と、を有している。この回動軸部22がケース本体15の軸受部18に挿通されることにより、フィン12,13が回動軸部22を回動中心として回動可能にケース本体15に取り付けられる。一対のフィン12,13は、例えば合成樹脂材料から形成される。

0016

各フィン12,13のフィン本体21は、風上側から風下側へ(又は風下側から風上側へ)向かって通風路17の内方に屈曲した形状を有している。具体的には、フィン本体21は、屈曲部23と、屈曲部23よりも風上側の風上側フィン本体部24と、屈曲部23よりも風下側の風下側フィン本体部25と、を含んでいる。また、風上側フィン本体部24の通風方向の長さL1は、風下側フィン本体部25の通風方向の長さL2よりも長くなっている(図4参照)。そして、一対のフィン12,13は、一方の風上側フィン本体部24と他方の風下側フィン本体部25とが互いに平行となるように、ケース本体15の内側面に近接させて配置されている。

0017

風向調整装置10は、一対のフィン12,13のそれぞれと連結され、一対のフィン12,13を連動させて回動する回動機構26を備えている。図2及び図3に示すように、回動機構26は、ケース本体15に回動可能に装着される駆動歯車27と、フィン12,13の回動軸部22に装着され、駆動歯車27により駆動される従動歯車28,29と、駆動歯車27と従動歯車28,29との間に配置され、駆動歯車27の回転を従動歯車28,29に伝える中間歯車30と、を有する。駆動歯車27は、操作ダイヤル14と結合され、従動歯車28,29がそれぞれ、フィン12,13の回動軸部22と結合される。下側のフィン12に結合された従動歯車28と、上側のフィン13に結合された従動歯車29とは同一直径で且つ同一歯数であり、中間歯車30に対する従動歯車28の歯車比と、中間歯車30に対する従動歯車29の歯車比とは同一になっている。したがって、回動機構26は、一対のフィン12,13が互いに平行である状態を保持しつつ、一対のフィン12,13を連動させて回動するように構成されている。

0018

次に、本実施形態に係る風向調整装置10の動作について説明する。

0019

本実施形態に係る風向調整装置10では、操作ダイヤル14が中立位置であるときには、図4(a)に示すように、吹出口19から吹き出される空気は前側へと真っ直ぐに流れるようになっている。

0020

操作ダイヤル14を中立位置から下方向(図4中の時計回り)に回動させた場合には、一対のフィン12,13は、回動軸部22を回動中心として図4中の時計回りに回動する。このとき、下側のフィン12の風上側フィン本体部24が通風路17内に突出し、上側のフィン13の風下側フィン本体部25が通風路17内に突出して、これら下側のフィン12の風上側フィン本体部24及び上側のフィン13の風下側フィン本体部25が上方から下方に向かう流路を形成する。このため、図4(b)に示すように、操作ダイヤル14を中立位置から図4中の時計回りに回動させた場合には、一対のフィン12,13は、空気を下方向に偏向させて吹出口19から吹き出させる。

0021

操作ダイヤル14を下限まで図4中の時計回りに回動させると、図4(b)に示すように、下側のフィン12の風下側フィン本体部25がケース本体15の内側面と平行になるとともに、上側のフィン13の風上側フィン本体部24がケース本体15の内側面と平行になり、一対のフィン12,13の他の部位が上方から下方に向かう流路を形成する。この際、一対のフィン12,13の内、下側のフィン12の風上側フィン本体部24が通風路17内に大きく突出して風の吹き抜けを抑制する役割をするようになっている。

0022

一方、操作ダイヤル14を中立位置から上方向(図4中の反時計回り)に回動させた場合には、一対のフィン12,13は、回動軸部22を回動中心として図4中の反時計回りに回動する。このとき、下側のフィン12の風下側フィン本体部25が通風路17内に突出し、上側のフィン13の風上側フィン本体部24が通風路17内に突出して、これら下側のフィン12の風下側フィン本体部25及び上側のフィン13の風上側フィン本体部24が下方から上方に向かう流路を形成する。このため、図4(c)に示すように、操作ダイヤル14を中立位置から図4中の反時計回りに回動させた場合には、一対のフィン12,13は、空気を上方向に偏向させて吹出口19から吹き出させる。

0023

操作ダイヤル14を上限まで図4中の反時計回りに回動させると、図4(c)に示すように、下側のフィン12の風上側フィン本体部24がケース本体15の内側面と平行になるとともに、上側のフィン13の風下側フィン本体部25がケース本体15の内側面と平行になり、一対のフィン12,13の他の部位が下方から上方に向かう流路を形成する。この際、一対のフィン12,13の内、上側のフィン13の風上側フィン本体部24が通風路17内に大きく突出して風の吹き抜けを抑制する役割をするようになっている。

0024

以下に、本実施形態による作用効果を説明する。

0025

(1)本実施形態に係る風向調整装置10は、通風路17を有するケース体11と、通風路17に通風方向と交差する方向に間隔をおいて配置される一対のフィン12,13と、一対のフィン12,13のそれぞれと連結され、一対のフィン12,13を連動させて回動する回動機構26と、を備える。一対のフィン12,13はそれぞれ、ケース体11に回動可能に支持される回動軸部22と、風上側から風下側へ向かって通風路17の内方に屈曲した形状を有するフィン本体21と、を有する。

0026

本実施形態に係る風向調整装置10では、一対のフィン12,13のフィン本体21のそれぞれを、単純な板状とするのではなく、風上側から風下側へ向かって通風路17の内方に屈曲した形状としている。このため、フィン12,13を長尺とした場合であっても、フィン12,13自体の剛性(曲げ剛性、ねじり剛性)が向上する。フィン12,13の剛性が向上することで、回動機構26による円滑なフィン12,13の操作が可能になる。

0027

(2)フィン本体21は、屈曲部23と、屈曲部23よりも風上側の風上側フィン本体部24と、屈曲部23よりも風下側の風下側フィン本体部25と、を含み、風上側フィン本体部24の通風方向の長さL1は、風下側フィン本体部25の通風方向の長さL2よりも長い。

0028

本実施形態に係る風向調整装置10では、一対のフィン12,13のフィン本体21を断面略へ字状(V字状)としている。一対のフィン12,13を回動機構26により回動させると、一対のフィン12,13の内、一方の風上側フィン本体部24が通風路17内に大きく突出するので、風の吹き抜けを抑制して配風性能を向上することが可能になる。

0029

(3)回動機構26は、ケース体11に回動可能に装着される駆動歯車27と、フィン12,13の回動軸部22に装着され、駆動歯車27により駆動される従動歯車28,29と、を有する歯車機構である。

0030

本実施形態に係る風向調整装置10では、回動機構26に歯車機構を用いている。このようにすることにより、一対のフィン12,13を正確に連動させて回動することが可能になる。

0031

ところで、本発明の風向調整装置は前述の実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。

0032

10風向調整装置
11ケース体
12フィン
13 フィン
17通風路
21 フィン本体
22回動軸部
23屈曲部
24風上側フィン本体部
25風下側フィン本体部
26回動機構
27駆動歯車
28従動歯車
29 従動歯車

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