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技術 中間転写方式のカードプリンタおよびその運用方法

出願人 凸版印刷株式会社
発明者 樋口徳顕丸亀知之星野文哉
出願日 2015年11月2日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2015-215690
公開日 2017年5月25日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2017-087437
状態 特許登録済
技術分野 ベルト、ローラ以外の手段による供給 サーマルプリンタ(構造)
主要キーワード カード入口 クリーニング周期 センサマーク カード出口 品質確認 搬送回数 クリーニングカード クリーニング工程後
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年5月25日)のものです。
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図面 (5)

課題

カードプリンタクリーニングローラ搬送経路清掃を、人手を介さずに、定期的に且つ自動的に行うことができるカードプリンタを提供することを課題とする。

解決手段

カード6を搬送するための経路であるカード搬送路5と、転写リボン8から中間転写フィルム11にインキパターン転写する手段9と、中間転写フィルムに転写されたインキパターンをカードに転写する手段12と、を備えている中間転写方式のカードプリンタ20において、カード搬送路の汚れを除去するためのクリーニングカード3を収容するための手段と、クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定する手段と、中間転写フィルムの品種を判定してクリーニング周期を設定する手段と、クリーニングの周期に基づいて定期的且つ自動的にカード搬送路をクリーニングする手段と、を備えていることを特徴とする中間転写方式のカードプリンタ。

概要

背景

従来のカードプリンタクリーニング機構としては、プリンタ内部の中間転写フィルム転写リボンカード搬送路クリーニングローラが装着されており、それらが搬送されるたびにクリーニングが行われている。

しかし、中間転写フィルムや転写リボンの搬送回数が多くなるに連れて、クリーニングローラのクリーニングおよび交換を行う必要があるが、容易にクリーニングローラの取り外しが行える構造にはなっていない。そのため、オペレータ保守員がその作業を定期的に行うことを前提としていた。

その様な問題点を解消するため、例えば特許文献1には、クリーニングローラの清掃を行うことができ、容易に取り外しが行えるクリーニングシートを収容したクリーニングシート収容カセットが開示されている。

また、カード搬送路については、例えば特許文献2に、カードプリンタのカードが搬送される経路を清掃するためのクリーニング手段を備えたクリーニングカードが開示されている。
また、カードプリンタをオフィスに設置することを想定し、カードプリンタの内部の部品を取り出すことなくクリーニングが行えるように、クリーニングカードをカードスタッカーに装填しておき、カードプリンタの設定をクリーニングモードにした時に、クリーニングカードによりカード搬送路のクリーニングを行っている。

しかし、カードプリンタの設置場所によっては、クリーニングが行われないことも考えられるため、クリーニングの管理を一定の条件で運用することは困難であった。

また、中間転写フィルムから被転写物であるカードに転写する二次転写をする際に、中間転写フィルムからバリが発生し、このバリによりカード搬送ローラ等が汚れてしまうこともある。このため、クリーニングを行わないと、中間転写フィルムにドット抜け、色抜け、スジといった転写不良が発生し、生産効率が低下する。このような不具合を起こさないためには、クリーニングの管理を一定の条件で運用するようにするため、使用者にクリーニングに関するトレーニングを行って、運用できるようにする必要があった。

以上の様な事情のため、中間転写方式のカードプリンタには、人手を介さずに、自動的にカードプリンタのクリーニングができる技術が待望されていた。

概要

カードプリンタのクリーニングローラや搬送経路の清掃を、人手を介さずに、定期的に且つ自動的に行うことができるカードプリンタを提供することを課題とする。カード6を搬送するための経路であるカード搬送路5と、転写リボン8から中間転写フィルム11にインキパターンを転写する手段9と、中間転写フィルムに転写されたインキパターンをカードに転写する手段12と、を備えている中間転写方式のカードプリンタ20において、カード搬送路の汚れを除去するためのクリーニングカード3を収容するための手段と、クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定する手段と、中間転写フィルムの品種を判定してクリーニングの周期を設定する手段と、クリーニングの周期に基づいて定期的且つ自動的にカード搬送路をクリーニングする手段と、を備えていることを特徴とする中間転写方式のカードプリンタ。

目的

本発明は、上記の事情に鑑み、カードプリンタのクリーニングローラや搬送経路のクリーニングを人手を介さずに、定期的に且つ自動的に行うことができるカードプリンタを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被印刷物であるカードを挿入するためのカード入口と、カードを取り出すためのカード出口と、カード入口からカード出口に向ってカードを搬送するための経路であるカード搬送路と、転写リボンから中間転写フィルムインキパターン転写する手段と、中間転写フィルムに転写されたインキパターンをカードに転写する手段と、を備えている中間転写方式カードプリンタにおいて、カード搬送路の汚れを除去するためのクリーニングカードを収容するための手段と、クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定する手段と、中間転写フィルムの品種を判定してクリーニング周期を設定する手段と、クリーニングの周期に基づいて定期的且つ自動的にカード搬送路をクリーニングする手段と、を備えていることを特徴とする中間転写方式のカードプリンタ。

請求項2

被印刷物であるカードを挿入するためのカード入口と、カードを取り出すためのカード出口と、カード入口からカード出口に向ってカードを搬送するための経路であるカード搬送路と、転写リボンから中間転写フィルムにインキパターンを転写する手段と、中間転写フィルムに転写されたインキパターンをカードに転写する手段と、カード搬送路の汚れを除去するためのクリーニングカードを収容するための手段と、クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定する手段と、中間転写フィルムの品種を判定してクリーニングの周期を設定する手段と、クリーニングの周期に基づいて定期的且つ自動的にカード搬送路をクリーニングする手段と、カード搬送路の汚れを検知するための手段と、カードに転写されたインキパターンの転写不良を検知するための手段と、を備えていることを特徴とする中間転写方式のカードプリンタ。

請求項3

請求項1に記載の中間転写方式のカードプリンタを使用したカードプリンタの運用方法であって、前記クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定するクリーニング回数設定工程と、前記中間転写フィルムの品種を識別して、品種毎に設定されているクリーニングの周期を自動的に設定するクリーニング周期設定工程と、前記転写リボンから中間転写フィルムに転写されたインキパターンを前記カードに転写するカード発行工程と、カードにインキパターンを転写した回数カウントする印画回数カウント工程と、クリーニングカードを収容するためのクリーニングカード収容部にクリーニングカードがあるかどうかを検知するクリーニングカード検知工程と、カード搬送路をクリーニングカードによりクリーニングするカード搬送路クリーニング工程と、クリーニングした回数をカウントするクリーニング回数カウント工程と、クリーニングカードを排出する工程と、クリーニングカードの補給の要求を表示する工程と、をこの順に備えており、印画回数カウント工程においては、カウントされた印画回数が、クリーニング回数設定工程において設定した回数に達していない場合には、カード発行工程に戻り、設定した回数に達した場合には、クリーニングカード検知工程に進み、クリーニングカード検知工程においては、クリーニングカードがある場合には、カード搬送路クリーニング工程を実施し、クリーニングカードが無い場合には、前記カードプリンタの運用を停止し、クリーニングカードの補給を要求する表示をし、クリーニング回数カウント工程においては、カード搬送路クリーニング工程終了後、クリーニング回数がクリーニング回数設定工程で設定した値に達していない場合は、カード発行工程に戻り、設定した値に達した場合は、クリーニングカードを排出し、クリーニングカードの補給を要求する表示をした後、クリーニングカード検知工程に戻ることを特徴とするカードプリンタの運用方法。

請求項4

請求項2に記載の中間転写方式のカードプリンタを使用したカードプリンタの運用方法であって、前記クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定するクリーニング回数設定工程と、前記中間転写フィルムの品種を識別して、品種毎に設定されているクリーニングの周期を自動的に設定するクリーニング周期設定工程と、前記転写リボンから中間転写フィルムに転写されたインキパターンを前記カードに転写するカード発行工程と、カードにインキパターンを転写した回数をカウントする印画回数カウント工程と、クリーニングカードを収容するためのクリーニングカード収容部にクリーニングカードがあるかどうかを検知するクリーニングカード検知工程と、カード搬送路をクリーニングカードによりクリーニングするカード搬送路クリーニング工程と、クリーニングした回数をカウントするクリーニング回数カウント工程と、クリーニングカードを排出する工程と、クリーニングカードの補給の要求を表示する工程と、をこの順に備えており、これらの工程とは別に、前記カード搬送路の汚れを検知するための手段が検知した画像情報に基づき、カード搬送路が清浄かどうかを判定するカード搬送路清浄度判定工程と、前記カードに転写されたインキパターンの転写不良を検知するための手段が検知した画像情報に基づき転写不良の有無を判定する転写不良判定工程と、を備えており、印画回数カウント工程においては、カウントされた印画回数がクリーニング回数設定工程において設定した回数に達していない場合は、カード搬送路清浄度判定工程または転写不良判定工程に進み、それらのいずれか一方または両方の工程を実施し、それらの判定結果が両方とも良好である場合は、カード発行工程に進み、いずれかが良好でない場合は、カード搬送路クリーニング工程に進み、設定した回数に達した場合には、クリーニングカード検知工程に進み、クリーニングカード検知工程においては、クリーニングカードがある場合は、カード搬送路クリーニング工程に進み、クリーニングカードが無い場合は、前記カードプリンタの運用を停止し、クリーニングカードの補給を要求する表示をし、カード搬送路クリーニング工程後、クリーニング回数カウント工程はクリーニング回数を判定し、クリーニング回数がクリーニング回数設定工程で設定した値に達していない場合は、カード発行工程に戻り、設定した値に達した場合は、クリーニングカードを排出した後、クリーニングカードの補給を要求する表示をし、クリーニングカード検知工程に戻ることを特徴とするカードプリンタの運用方法。

技術分野

0001

本発明は、中間転写方式カードプリンタおよびその運用方法に関する。更には、中間転写方式のカードプリンタのクリーニング機構とその運用方法に関する。

背景技術

0002

従来のカードプリンタのクリーニング機構としては、プリンタ内部の中間転写フィルム転写リボンカード搬送路クリーニングローラが装着されており、それらが搬送されるたびにクリーニングが行われている。

0003

しかし、中間転写フィルムや転写リボンの搬送回数が多くなるに連れて、クリーニングローラのクリーニングおよび交換を行う必要があるが、容易にクリーニングローラの取り外しが行える構造にはなっていない。そのため、オペレータ保守員がその作業を定期的に行うことを前提としていた。

0004

その様な問題点を解消するため、例えば特許文献1には、クリーニングローラの清掃を行うことができ、容易に取り外しが行えるクリーニングシートを収容したクリーニングシート収容カセットが開示されている。

0005

また、カード搬送路については、例えば特許文献2に、カードプリンタのカードが搬送される経路を清掃するためのクリーニング手段を備えたクリーニングカードが開示されている。
また、カードプリンタをオフィスに設置することを想定し、カードプリンタの内部の部品を取り出すことなくクリーニングが行えるように、クリーニングカードをカードスタッカーに装填しておき、カードプリンタの設定をクリーニングモードにした時に、クリーニングカードによりカード搬送路のクリーニングを行っている。

0006

しかし、カードプリンタの設置場所によっては、クリーニングが行われないことも考えられるため、クリーニングの管理を一定の条件で運用することは困難であった。

0007

また、中間転写フィルムから被転写物であるカードに転写する二次転写をする際に、中間転写フィルムからバリが発生し、このバリによりカード搬送ローラ等が汚れてしまうこともある。このため、クリーニングを行わないと、中間転写フィルムにドット抜け、色抜け、スジといった転写不良が発生し、生産効率が低下する。このような不具合を起こさないためには、クリーニングの管理を一定の条件で運用するようにするため、使用者にクリーニングに関するトレーニングを行って、運用できるようにする必要があった。

0008

以上の様な事情のため、中間転写方式のカードプリンタには、人手を介さずに、自動的にカードプリンタのクリーニングができる技術が待望されていた。

先行技術

0009

特開2002−137491号公報
特開平8−80623号公報
特開2011−20369号公報

発明が解決しようとする課題

0010

本発明は、上記の事情に鑑み、カードプリンタのクリーニングローラや搬送経路のクリーニングを人手を介さずに、定期的に且つ自動的に行うことができるカードプリンタを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0011

上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、被印刷物であるカードを挿入するためのカード入口と、カードを取り出すためのカード出口と、カード入口からカード出口に向ってカードを搬送するための経路であるカード搬送路と、転写リボンから中間転写フィルムにインキパターンを転写する手段と、中間転写フィルムに転写されたインキパターンをカードに転写する手段と、を備えている中間転写方式のカードプリンタにおいて、
カード搬送路の汚れを除去するためのクリーニングカードを収容するための手段と、
クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定する手段と、
中間転写フィルムの品種を判定してクリーニングの周期を設定する手段と、
クリーニングの周期に基づいて定期的且つ自動的にカード搬送路をクリーニングする手段と、を備えていることを特徴とする中間転写方式のカードプリンタである。

0012

また請求項2に記載の発明は、被印刷物であるカードを挿入するためのカード入口と、カードを取り出すためのカード出口と、カード入口からカード出口に向ってカードを搬送するための経路であるカード搬送路と、転写リボンから中間転写フィルムにインキパターンを転写する手段と、中間転写フィルムに転写されたインキパターンをカードに転写する手段と、
カード搬送路の汚れを除去するためのクリーニングカードを収容するための手段と、
クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定する手段と、
中間転写フィルムの品種を判定してクリーニングの周期を設定する手段と、
クリーニングの周期に基づいて定期的且つ自動的にカード搬送路をクリーニングする手段と、
カード搬送路の汚れを検知するための手段と、
カードに転写されたインキパターンの転写不良を検知するための手段と、を備えていることを特徴とする中間転写方式のカードプリンタである。

0013

また請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の中間転写方式のカードプリンタを使用したカードプリンタの運用方法であって、
前記クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定するクリーニング回数設定工程と、
前記中間転写フィルムの品種を識別して、品種毎に設定されているクリーニングの周期を自動的に設定するクリーニング周期設定工程と、
前記転写リボンから中間転写フィルムに転写されたインキパターンを前記カードに転写するカード発行工程と、
カードにインキパターンを転写した回数カウントする印画回数カウント工程と、
クリーニングカードを収容するためのクリーニングカード収容部にクリーニングカードがあるかどうかを検知するクリーニングカード検知工程と、
カード搬送路をクリーニングカードによりクリーニングするカード搬送路クリーニング工程と、
クリーニングした回数をカウントするクリーニング回数カウント工程と、
クリーニングカードを排出する工程と、
クリーニングカードの補給の要求を表示する工程と、をこの順に備えており、
印画回数カウント工程においては、
カウントされた印画回数が、クリーニング回数設定工程において設定した回数に達していない場合には、カード発行工程に戻り
設定した回数に達した場合には、クリーニングカード検知工程に進み、
クリーニングカード検知工程においては、
クリーニングカードがある場合には、カード搬送路クリーニング工程を実施し、
クリーニングカードが無い場合には、前記カードプリンタの運用を停止し、クリーニングカードの補給を要求する表示をし、
クリーニング回数カウント工程においては、カード搬送路クリーニング工程終了後、
クリーニング回数がクリーニング回数設定工程で設定した値に達していない場合は、カード発行工程に戻り、
設定した値に達した場合は、クリーニングカードを排出し、クリーニングカードの補給を要求する表示をした後、クリーニングカード検知工程に戻ることを特徴とするカードプリンタの運用方法である。

0014

また請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の中間転写方式のカードプリンタを使用したカードプリンタの運用方法であって、
前記クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定するクリーニング回数設定工程と、
前記中間転写フィルムの品種を識別して、品種毎に設定されているクリーニングの周期を自動的に設定するクリーニング周期設定工程と、
前記転写リボンから中間転写フィルムに転写されたインキパターンを前記カードに転写するカード発行工程と、
カードにインキパターンを転写した回数をカウントする印画回数カウント工程と、
クリーニングカードを収容するためのクリーニングカード収容部にクリーニングカードがあるかどうかを検知するクリーニングカード検知工程と、
カード搬送路をクリーニングカードによりクリーニングするカード搬送路クリーニング工程と、
クリーニングした回数をカウントするクリーニング回数カウント工程と、
クリーニングカードを排出する工程と、
クリーニングカードの補給の要求を表示する工程と、をこの順に備えており、
これらの工程とは別に、
前記カード搬送路の汚れを検知するための手段が検知した画像情報に基づき、カード搬送路が清浄かどうかを判定するカード搬送路清浄度判定工程と、
前記カードに転写されたインキパターンの転写不良を検知するための手段が検知した画像情報に基づき転写不良の有無を判定する転写不良判定工程と、を備えており、
印画回数カウント工程においては、
カウントされた印画回数がクリーニング回数設定工程において設定した回数に達していない場合は、カード搬送路清浄度判定工程または転写不良判定工程に進み、それらのいずれか一方または両方の工程を実施し、それらの判定結果が両方とも良好である場合は、カード発行工程に進み、いずれかが良好でない場合は、カード搬送路クリーニング工程に進み、
設定した回数に達した場合には、クリーニングカード検知工程に進み、
クリーニングカード検知工程においては、
クリーニングカードがある場合は、カード搬送路クリーニング工程に進み、
クリーニングカードが無い場合は、前記カードプリンタの運用を停止し、クリーニングカードの補給を要求する表示をし、
カード搬送路クリーニング工程後、クリーニング回数カウント工程はクリーニング回数を判定し、
クリーニング回数がクリーニング回数設定工程で設定した値に達していない場合は、カード発行工程に戻り、
設定した値に達した場合は、クリーニングカードを排出した後、クリーニングカードの補給を要求する表示をし、クリーニングカード検知工程に戻ることを特徴とするカードプ
リンタの運用方法である。

発明の効果

0015

本発明の中間転写方式のカードプリンタによれば、カードプリンタのカードの搬送路を、人手を介さずに定期的且つ自動的にクリーニングを行うことにより、自動的にカードプリンタの汚れなどに基づく製品の不良発生を抑制することができる。ひいては、カード発行を効率的に実施することが可能となる。また、搬送路の汚れや製品の欠陥を検知する手段を備えることで、随時、カード搬送路に汚れが発生したり、カードに転写不良が発生した時点でカード搬送路のクリーニングを行えるようになるため、更に製品の不良発生を抑制することが可能となる。

図面の簡単な説明

0016

本発明のカードプリンタの構成の一例を示す概略説明図である。
図1に示したカードプリンタの運用方法の例を説明するフロー図である。
本発明のカードプリンタの構成の一例を示す概略説明図である。
図2に示したカードプリンタの運用方法の例を説明するフロー図である。

実施例

0017

本発明の中間転写方式のカードプリンタについて説明する。

0018

<第1の実施形態>
(カードプリンタの構成)
本発明の中間転写方式のカードプリンタの第1の実施形態は、被印刷物であるカードを挿入するためのカード入口と、カードを取り出すためのカード出口と、カード入口からカード出口に向ってカードを搬送するための経路であるカード搬送路と、転写リボンから中間転写フィルムにインキパターンを転写する手段と、中間転写フィルムに転写されたインキパターンをカードに転写する手段と、を備えている中間転写方式のカードプリンタであり、カード搬送路の汚れを除去するためのクリーニングカードを収容するための手段と、クリーニングカードを交換するクリーニング回数を設定する手段と、中間転写フィルムの品種を判定してクリーニングの周期を設定する手段と、クリーニングの周期に基づいて定期的且つ自動的にカード搬送路をクリーニングする手段と、を備えている。

0019

以下に、図1を使用して詳細に説明する。
本発明の中間転写方式のカードプリンタ20の第1の実施形態は、カードプリンタ20にカード6を挿入するためのカード入口を備えている。カード入口から挿入されたカード6は、搬送ローラ19によりカード搬送路5を移動し、ヒートローラ12が中間転写フィルム11をカード6に熱圧着する位置で、中間転写フィルム11上に形成されているインキパターンをカード6に転写する。中間転写フィルム11上に形成されているインキパターンは、転写リボン8から転写される。

0020

転写リボン8は、リボン送出部10から巻き出され、リボン巻取り部7に巻き取られる。
リボン送出部10とリボン巻取り部7の間に配置されたサーマルヘッド9によって、転写リボン8のインキ層が形成された側の裏面によって必要な部分が加熱される。

0021

一方、転写リボン8からインキパターンが転写される中間転写フィルム11は、フィルム送出部15から巻き出され、プラテンローラ14、ヒートローラ12を介して、フィルム巻取り部13に巻き取られる。

0022

プラテンローラ14は、中間転写フィルム11と転写リボン8をサーマルヘッド9によって密着させるための支持台として機能する。中間転写フィルム11と転写リボン8は、
図示していない制御装置によって、同じ方向に同じ速度で送られながら、プラテンローラ14とサーマルヘッド9により密着され、その時に、サーマルヘッド9により加熱された転写リボン8のインキ層が中間転写フィルム11に転写され、インキパターンを形成する。

0023

中間転写フィルム11に転写されたインキパターンは、その後、ヒートローラ12に向って送られ、ヒートローラ12によってカード6に転写される。中間転写フィルム11の送り速度とカード6がカード搬送路5を送られる速度は、図示していない制御装置によって、同じ方向、同じ速度となるように制御されているか、タイミングを合せて間欠的に駆動し転写するようにしても構わない。転写リボン8から中間転写フィルム11にサーマルヘッド9を用いてインキパターンを転写する場合も同様である。

0024

このようにして、カード6にインキパターンが転写された後、カード出口からカード6が排出される。
カード搬送路5に沿ってカード6が搬送される方向は、カード入口からカード出口の方向に向って一方向であっても良いし、カード入口とカード出口が同一である場合は、カード6が前進後退できるようにしても良い。ただし、クリーニングカード3がカード搬送路5をクリーニングする場合は、クリーニングカード3が前進後退できるようになっていることが好ましいため、カード搬送路5がカード6やクリーニングカード3を搬送する図示していない手段は、前進後退が可能な手段であることが望ましい。前進後退が可能でない場合は、クリーニングカード3によりクリーニングが終了したあと、一旦、クリーニングカード3をカード出口から排出し、もう一度カード入口から挿入し、カード回転部1を経て、クリーニングカードスタッカー2に収容することになる。

0025

また、本発明のカードプリンタ20には、カード回転部1が備えられている。これはカード搬送路5をクリーニングして汚れを除去するためのクリーニングカード3を収容するためのクリーニングカードスタッカー2から、クリーニングカード3をカード搬送路5に配置するための機構である。例えば、図1に例示したように、カード搬送路5と直交する方向にクリーニングカード3がクリーニングカードスタッカー2に収容されている場合、クリーニングカード3がカード回転部1に入ることができるように、カード回転部1を90°回転し、クリーニングカード3をカード回転部1に収容してから、90°回転させることにより、クリーニングカード3がカード搬送路5を搬送できるように配置することができる。

0026

また、本発明のカードプリンタ20は、中間転写フィルム11の品種を識別するための手段としてホロセンサ16を備えている。ホロセンサ16が中間転写フィルム11の品種を識別すると、その情報は図示していない制御装置に送信され、その情報を得た制御装置は、中間転写フィルム11の品種毎に予め設定されているクリーニング周期を設定する。ここでクリーニング周期とは、中間転写フィルム11からカード6に転写した回数(印画回数)に対してどのような頻度でカード搬送路5をクリーニングするか、を示すものである。例えば、印画回数10回に対して、クリーニングを1回実施する場合に、クリーニング周期10とすることができる。

0027

また、本発明のカードプリンタ20のクリーニングカードスタッカー2には、図1に例示したようなクリーニング回数をカウントするカウンタ4が備えられていても良い。クリーニング回数をカウントする手段としては、このような方法に限定する必要はなく、例えば、図示していない制御装置がカード搬送路5のクリーニングを指示する信号をとらえることによってカウントしても良い。

0028

中間転写フィルムの品種を判定してクリーニングの周期を設定する手段としては、例え
図1に示したホロセンサ16を使用することができる。ホロセンサ16は、中間転写フィルム11がホログラムを使用したホロフィルムである場合にはホロセンサマーク用ホログラムが備えられているため、ホロセンサ16がこれを検知することができる。ホロフィルムではなくシースルーフィルム透明フィルム)である場合は、ホロセンサマークが備えられていないため、ホロセンサ16が検知しない。このことにより、中間転写フィルム11がホロフィルムであるか、シースルーフィルムであるか、を識別可能である。予め、図示していない制御装置に、ホロフィルムを使用した場合のクリーニング周期とシースルーフィルムを使用した場合のクリーニング周期を記憶させておくことにより、両者を照合することで、中間転写フィルム11の品種を識別することにより、自動的にクリーニング周期を設定することが可能である。

0029

(カードプリンタの運用方法)
次に本発明のカードプリンタの運用方法を、図1および図2を用いて説明する。
本発明のカードプリンタの運用方法は、クリーニングカード3を交換するクリーニング回数を設定するクリーニング回数設定工程と、中間転写フィルム11の品種を識別して、品種毎に設定されているクリーニングの周期を自動的に設定するクリーニング周期設定工程と、転写リボン8から中間転写フィルム11に転写されたインキパターンをカード6に転写するカード発行工程と、カード6にインキパターンを転写した回数をカウントする印画回数カウント工程と、クリーニングカード3を収容するためのクリーニングカード収容部であるクリーニングカードスタッカー2にクリーニングカード3があるかどうかを検知するクリーニングカード検知工程と、カード搬送路5をクリーニングカード3によりクリーニングするカード搬送路クリーニング工程と、クリーニングした回数をカウントするクリーニング回数カウント工程と、クリーニングカード3を排出する工程と、クリーニングカード3の補給の要求を表示する工程と、をこの順に備えている。

0030

印画回数カウント工程においては、カウントされた印画回数が、クリーニング回数設定工程において設定した回数に達していない場合には、カード発行工程に戻り、設定した回数に達した場合には、クリーニングカード検知工程に進む。

0031

クリーニングカード検知工程においては、クリーニングカード3がある場合には、カード搬送路クリーニング工程を実施し、クリーニング回数カウント工程に進む。クリーニングカード3が無い場合には、カードプリンタ20の運用を停止し、クリーニングカード3の補給を要求する表示をし、クリーニングカード検知工程に戻る。
クリーニング回数カウント工程においては、カード搬送路クリーニング工程終了後、クリーニング回数がクリーニング回数設定工程で設定した値に達していない場合は、カード発行工程に戻り、設定した値に達した場合は、クリーニングカード3を排出し、クリーニングカード3の補給を要求する表示をした後、カード発行工程に戻る。以上の工程を繰り返すことにより、カード搬送路5のクリーニングを、人手を介さずに、定期的且つ自動的に実施することが可能となり、転写不良による品質不良の発生を抑制したカード発行を実施することが可能である。

0032

<第2の実施形態>
(カードプリンタの構成)
本発明の中間転写方式のカードプリンタの第2の実施形態を図3および図4を用いて説明する。
第1の実施形態と異なる構成は、カード搬送路の汚れを検知するための手段と、カードに転写されたインキパターンの転写不良を検知するための手段を備えている点である。

0033

本発明の中間転写方式のカードプリンタ30の第2の実施形態は、被印刷物であるカード6を挿入するためのカード入口と、カード6を取り出すためのカード出口と、カード入
口からカード出口に向って、搬送ローラ19により、カードを搬送するための経路であるカード搬送路5と、転写リボン8から中間転写フィルム11にインキパターンを転写する手段と、中間転写フィルム11に転写されたインキパターンをカード6に転写する手段と、カード搬送路5の汚れを除去するためのクリーニングカード3を収容するための手段と、クリーニングカード3を交換するクリーニング回数を設定する手段と、中間転写フィルム11の品種を判定してクリーニングの周期を設定する手段と、クリーニングの周期に基づいて定期的且つ自動的にカード搬送路をクリーニングする手段と、カード搬送路の汚れを検知するための手段と、カード6に転写されたインキパターンの転写不良を検知するための手段と、を備えている中間転写方式のカードプリンタ30である。

0034

カード搬送路の汚れを検知するための手段である搬送路撮影用カメラ17は、カード搬送路5の全てに亘り、汚れや異物を検知することが可能である。

0035

搬送路撮影用カメラ17が汚れ等を検知すると、図示していない制御装置にクリーニングカード3がカード搬送路5をクリーニングするように指示がなされ、クリーニングカード3によるクリーニングが実施される。

0036

また、中間転写フィルム11からインキパターンが転写されたカード6は、転写不良を検知する手段である品質確認カメラ18によって撮像され、印字不良やパターン欠けなどの転写不良を検知することが可能である。

0037

品質確認要カメラ18が転写不良を検知すると、図示していない制御装置にクリーニングカード3がカード搬送路5をクリーニングするように指示なされ、クリーニングが実施される。

0038

このように搬送路撮影用カメラ17と品質確認用カメラ18のいずれか一方または両方がカード搬送路の汚れや転写不良を検知すると、クリーニングカード3がカード搬送路5をクリーニングし、その後、カード発行する状態に戻る。

0039

中間転写フィルムの品種を判定してクリーニングの周期を設定する手段としては、例えば図1に示したホロセンサ16を使用することができる。ホロセンサ16は、中間転写フィルム11がホログラムを使用したホロフィルムである場合にはホロセンサマーク用ホログラムが備えられているため、ホロセンサ16がこれを検知することができる。ホロフィルムではなくシースルーフィルム(透明フィルム)である場合は、ホロセンサマークが備えられていないため、ホロセンサ16が検知しない。このことにより、中間転写フィルム11がホロフィルムであるか、シースルーフィルムであるか、を識別可能である。予め、図示していない制御装置に、ホロフィルムを使用した場合のクリーニング周期とシースルーフィルムを使用した場合のクリーニング周期を記憶させておくことにより、両者を照合することで、中間転写フィルム11の品種を識別することにより、自動的にクリーニング周期を設定することが可能である。

0040

また、本発明のカードプリンタ30のクリーニングカードスタッカー2には、図3に例示したようなクリーニング回数をカウントするカウンタ4が備えられていても良い。クリーニング回数をカウントする手段としては、このような方法に限定する必要はなく、例えば、図示していない制御装置がカード搬送路5のクリーニングを指示する信号をとらえることによってカウントしても良い。

0041

(カードプリンタの運用方法)
次に本発明のカードプリンタの運用方法を、図3および図4を用いて説明する。
本発明のカードプリンタの運用方法は、クリーニングカード3を交換するクリーニング
回数を設定するクリーニング回数設定工程と、中間転写フィルム11の品種を識別して、品種毎に設定されているクリーニングの周期を自動的に設定するクリーニング周期設定工程と、転写リボン8から中間転写フィルム11に転写されたインキパターンをカード6に転写するカード発行工程と、カード6にインキパターンを転写した回数をカウントする印画回数カウント工程と、クリーニングカード3を収容するためのクリーニングカード収容部であるクリーニングカードスタッカー2にクリーニングカード3があるかどうかを検知するクリーニングカード検知工程と、カード搬送路5をクリーニングカード3によりクリーニングするカード搬送路クリーニング工程と、クリーニングした回数をカウントするクリーニング回数カウント工程と、クリーニングカード3を排出する工程と、クリーニングカード3の補給の要求を表示する工程と、をこの順に備えている。

0042

また、これらの第1の実施形態と同じ工程に加えて、カード搬送路5の汚れを検知するための手段である搬送路撮影用カメラ17が撮像した画像情報に基づき、カード搬送路5が清浄かどうかを判定するカード搬送路清浄度判定工程と、カード6に転写されたインキパターンの転写不良を検知するための手段である品質確認用カメラ18が撮像した画像情報に基づき転写不良の有無を判定する転写不良判定工程と、を備えている。

0043

印画回数カウント工程においては、カウントされた印画回数がクリーニング回数設定工程において設定した回数に達していない場合は、カード搬送路清浄度判定工程または転写不良判定工程に進み、それらのいずれか一方の工程を実施して良好な結果(図4中のYes)であればもう一方の工程を実施し、良好でない結果(図4中のNo)であればクリーニングカード検知工程に進む。それらの判定結果が両方とも良好(図4中のYes)である場合は、カード発行工程に進む。
設定した回数に達した場合には、クリーニングカード検知工程に進む。

0044

クリーニングカード検知工程においては、クリーニングカード3がある場合は、カード搬送路クリーニング工程に進み、クリーニングカード3が無い場合は、前記カードプリンタの運用を停止し、クリーニングカード3の補給を要求する表示をし、カード発行工程に進む。

0045

カード搬送路クリーニング工程が終了後、クリーニング回数カウント工程はクリーニング回数を判定する。クリーニング回数がクリーニング回数設定工程で設定した値に達していない場合は、カード発行工程に戻り、設定した値に達した場合は、クリーニングカード3を排出する工程に進み、クリーニングカード3を排出した後、クリーニングカード3の補給を要求する表示工程に進み、クリーニングカード3の補給を要求する表示をした後、カード発行工程に戻る。以上の工程を繰り返すことにより、カード搬送路5のクリーニングを、人手を介さずに、定期的且つ自動的に実施することが可能となり、転写不良による品質不良の発生を抑制したカード発行を実施することが可能である。

0046

以上、本発明のカードプリンタの運用方法について説明したが、クリーニング工程については、クリーニングカード3を使用して自動的に実施しても良いし、プリンタで任意にクリーニングを開始できる設定があり、手動で任意にクリーニングを行っても構わない。

0047

1・・・カード回転部
2・・・クリーニングカードスタッカー
3・・・クリーニングカード
4・・・カウンタ
5・・・カード搬送路
6・・・カード
7・・・リボン巻取り部
8・・・転写リボン
9・・・サーマルヘッド
10・・・リボン送出部
11・・・中間転写フィルム
12・・・ヒートローラ
13・・・フィルム巻取り部
14・・・プラテンローラ
15・・・フィルム送出部
16・・・ホロセンサ
17・・・搬送路撮影用カメラ
18・・・品質確認要カメラ
19・・・搬送ローラ
20、30・・・カードプリンタ

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