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技術 風呂蓋

出願人 TOTO株式会社
発明者 北角俊実副島嵩生
出願日 2015年11月9日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2015-219803
公開日 2017年5月25日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2017-086426
状態 特許登録済
技術分野 浴槽の付属品
主要キーワード 非発泡材料 水切溝 エッジプロテクター 接合ピース リム上面 サイズ違い 厚み増加 風呂蓋
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年5月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

外観の悪化や設備費用の抑制を可能にしながらも、風呂蓋上面に水が溜まることを抑制できる風呂蓋を提供する。

解決手段

平板状の蓋本体10と、蓋本体10の外周を覆う回し縁20とを備え、蓋本体10は、芯材12と、芯材12の上面および下面に積層された表面材11とを有し、回し縁20は、蓋本体10の外周面被覆する第1被覆部21および蓋本体10の外周端部の上下面を被覆する第2被覆部22を有し、排水溝が形成されるよう蓋本体10の周方向において少なくとも一部が非連続となるよう構成されており、排水溝に配置されるよう蓋本体10に接合ピース40が設けられ、接合ピース40の左端部41および右端部42がそれぞれ排水溝に隣接する回し縁20の端部と蓋本体10の側面との間に入り込むよう蓋本体10の側面に沿って延び、回し縁20の第1端部20a及び第2端部20bに接合されている。

概要

背景

従来から、特許文献1に記載されているように、蓋本体の外周端部に沿って回し縁が組み付けられた風呂蓋が知られている。特許文献1に記載の回し縁は、蓋本体の外周端面に密着状に固着されてこれを被覆する被覆部及び蓋本体の外周縁部を上下の両面側から挾持する挾持部からなっており、回し縁は、接着剤によって蓋本体に固着されている。そして、回し縁の所定箇所を上下方向に全体的に切り欠いて水切溝を形成(特許文献1の図2参照)することにより、もしくは、挾持部のみを切り欠いて水切溝を形成(特許文献1の図3参照)することにより、風呂蓋の上面に水が溜まることを防止している。
一方、特許文献2には、射出成形によって、蓋本体の周縁部に設けられたエッジプロテクター排水用切欠凹陥部を形成することにより、風呂蓋の上面に水が滞留することを防止する風呂蓋が開示されている。

概要

外観の悪化や設備費用の抑制を可能にしながらも、風呂蓋上面に水が溜まることを抑制できる風呂蓋を提供する。平板状の蓋本体10と、蓋本体10の外周を覆う回し縁20とを備え、蓋本体10は、芯材12と、芯材12の上面および下面に積層された表面材11とを有し、回し縁20は、蓋本体10の外周面を被覆する第1被覆部21および蓋本体10の外周端部の上下面を被覆する第2被覆部22を有し、排水溝が形成されるよう蓋本体10の周方向において少なくとも一部が非連続となるよう構成されており、排水溝に配置されるよう蓋本体10に接合ピース40が設けられ、接合ピース40の左端部41および右端部42がそれぞれ排水溝に隣接する回し縁20の端部と蓋本体10の側面との間に入り込むよう蓋本体10の側面に沿って延び、回し縁20の第1端部20a及び第2端部20bに接合されている。

目的

本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、外観の悪化や設備費用の抑制を可能にしながらも、風呂蓋上面に水が溜まることを抑制できる風呂蓋を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

風呂蓋であって、平板状の蓋本体と、前記蓋本体の外周を覆う回し縁と、を備え、前記蓋本体は、発泡樹脂により形成された芯材と、前記芯材の上面および下面に積層された表面材と、を有し、前記回し縁は、前記蓋本体の外周面被覆する第1被覆部および前記蓋本体の外周端部の上下面を被覆する第2被覆部を有すると共に、排水溝が形成されるよう、前記蓋本体の周方向において少なくとも一部が非連続となるよう構成されており、さらに、前記排水溝に配置されるよう前記蓋本体に固定された非発泡材料からなる接合ピースが設けられ、前記接合ピースは、前記接合ピースの左端部および右端部がそれぞれ前記排水溝に隣接する回し縁の端部と前記蓋本体の側面との間に入り込むよう前記蓋本体の側面に沿って延び、前記排水溝の左側に隣接する前記回し縁の第1端部は前記接合ピースの左端部に接合されると共に、前記排水溝の右側に隣接する前記回し縁の第2端部は前記接合ピースの右端部に接合されていることを特徴とする風呂蓋。

請求項2

前記排水溝は、前記蓋本体の角部に形成され、前記角部に前記接合ピースが固定されていることを特徴とする請求項1記載の風呂蓋。

技術分野

0001

本発明は、浴槽の上を覆う風呂蓋に関する。

背景技術

0002

従来から、特許文献1に記載されているように、蓋本体の外周端部に沿って回し縁が組み付けられた風呂蓋が知られている。特許文献1に記載の回し縁は、蓋本体の外周端面に密着状に固着されてこれを被覆する被覆部及び蓋本体の外周縁部を上下の両面側から挾持する挾持部からなっており、回し縁は、接着剤によって蓋本体に固着されている。そして、回し縁の所定箇所を上下方向に全体的に切り欠いて水切溝を形成(特許文献1の図2参照)することにより、もしくは、挾持部のみを切り欠いて水切溝を形成(特許文献1の図3参照)することにより、風呂蓋の上面に水が溜まることを防止している。
一方、特許文献2には、射出成形によって、蓋本体の周縁部に設けられたエッジプロテクター排水用切欠凹陥部を形成することにより、風呂蓋の上面に水が滞留することを防止する風呂蓋が開示されている。

先行技術

0003

実開平7−24185号公報
特開2004−33601号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1に記載の風呂蓋は、ベニヤ板からなるパネル(中間のパネル)の両面をPP樹脂からなるパネルをサンドイッチ状に積層することによって蓋本体を形成している。しかし、近年、風呂蓋の軽量化が望まれており、上下面の外観を悪化させることなく風呂蓋を軽量化するためには、中間のパネルを発泡樹脂で形成することが好ましい。ところが、中間のパネルを発泡樹脂で形成した場合、回し縁の所定箇所を全体的に切り欠くと、蓋本体の側面から例えば発泡ビーズ模様を有する発泡樹脂が露出し、外観が悪化してしまう。また、回し縁が、引張力に弱い発泡樹脂を有する蓋本体に接着剤で固着される場合、切り欠かれている回し縁の端部が発泡樹脂から剥離しやすく、これによっても外観が悪化してしまう恐れがある。一方、挟持部のみ切り欠く場合にはこのような問題は発生しづらいが、後加工によって挟持部を切り欠く際に、蓋本体の上下面に傷が入ってしまう恐れがあり、これにより外観が悪化してしまう恐れがある。

0005

一方、特許文献2のように、射出成形によってエッジプロテクターに排水用切欠凹陥部を形成する場合は、風呂蓋のサイズ(異なる外周長さを有する風呂蓋)に応じて射出成形のための金型を用意する必要があるため、設備費用が高くなってしまうという問題がある。

0006

本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、外観の悪化や設備費用の抑制を可能にしながらも、風呂蓋上面に水が溜まることを抑制できる風呂蓋を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、本発明に係る風呂蓋は、風呂蓋であって、平板状の蓋本体と、前記蓋本体の外周を覆う回し縁と、を備え、前記蓋本体は、発泡樹脂により形成された芯材と、前記芯材の上面および下面に積層された表面材と、を有し、前記回し縁は、前記蓋本体の外周面を被覆する第1被覆部および前記蓋本体の外周端部の上下面を被覆する第2被覆部を有すると共に、排水溝が形成されるよう、前記蓋本体の周方向において少なくとも一部が非連続となるよう構成されており、さらに、前記排水溝に配置されるよう前記蓋本体に固定された非発泡材料からなる接合ピースが設けられ、前記接合ピースは、前記接合ピースの左端部および右端部がそれぞれ前記排水溝に隣接する回し縁の端部と前記蓋本体の側面との間に入り込むよう前記蓋本体の側面に沿って延び、前記排水溝の左側に隣接する前記回し縁の第1端部は前記接合ピースの左端部に接合されると共に、前記排水溝の右側に隣接する前記回し縁の第2端部は前記接合ピースの右端部に接合されていることを特徴とする。

0008

本発明に係る風呂蓋においては、排水溝から蓋本体上面の水が排水されるため、蓋本体上面に水が溜まることを抑制することができる。

0009

また、回し縁の第1端部と第2端部が非発泡材料からなる接合ピースに接合されるため、回し縁の第1端部と第2端部とが剥離してしまうことを抑制できる。また、排水溝に配置され、蓋本体の側面に沿って延びる接合ピースが、排水溝における蓋本体側面を覆うため、発泡樹脂により形成された芯材が露出することを抑制することができる。したがって、剥離や芯材の露出により外観が悪化してしまうことを抑制できる。

0010

また、従来のように回し縁自体に排水用の凹部を形成する必要がないため、同一の断面の回し縁を利用できる。したがって、排水用の凹部を形成するために回し縁に後加工(切除など)を加える必要もない。これにより、後加工によって外観が悪化してしまうことも抑制できる。また、サイズ違い(蓋本体の外周の長さ違い)の風呂蓋に対して、回し縁の長さを調整するだけで良いため、例えば押し出し成形で回し縁を成形していれば、サイズ違いの風呂蓋に応じて設備を設ける必要がなく、設備費用を抑制することができる。

0011

また、本発明に係る風呂蓋では、前記排水溝は、前記蓋本体の角部に形成され、前記角部に前記接合ピースが固定されていることも好ましい。

0012

この好ましい態様の風呂蓋においては、浴槽等にぶつかって破損しやすい蓋本体の角部に、回し縁とは別体の非発泡材料からなる接合ピースが固定されているため、蓋本体の角部の破損を抑制することができ、より外観の悪化を抑制することが可能となる。

発明の効果

0013

本発明の風呂蓋によれば、外観の悪化や設備費用の抑制を可能にしながらも、風呂蓋上面に水が溜まることを抑制できる。

図面の簡単な説明

0014

本発明に係る風呂蓋を浴槽の上面に載置した状態を示す斜視図。
図1の風呂蓋におけるX−X縦断面図。
図1の風呂蓋のコーナー部の拡大斜視図。
図1の風呂蓋のコーナー部の分解斜視図。
図1の風呂蓋における排水時の様子を示す斜視図。
本発明に係る風呂蓋の他の実施形成を示す斜視図。
図1の接合ピースを内側から見た斜視図。
接合ピースと回し縁とを接合する際の様子を示す斜視図。

実施例

0015

以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる風呂蓋1を浴槽BTに載せた状態を示す斜視図、
図2は、図1に示す風呂蓋のX−X断面図、図3は、本発明の実施の形態にかかる風呂蓋1の突合せ部の端部のコーナー部C1を示す拡大斜視図、図4は、コーナー部C1の分解斜視図である。

0016

本実施形態の風呂蓋1は、上方から見た時の平面視において略矩形状に形成されている。風呂蓋1は、平板状の蓋本体10と、蓋本体10の外周を覆う回し縁20を有する。蓋本体10は、発泡樹脂により形成された芯材12と、芯材12の上面および下面に積層された表面材11を有する。芯材12は、例えば発泡ポリプロピレンなどから形成されている。一方、表面材11は、例えばポリプロピレンなどから形成されている。

0017

回し縁20は、蓋本体10の外周面(側面102)を被覆する第1被覆部21および蓋本体10の外周端部の上下面を被覆する第2被覆部22を有する。回し縁20は、例えば軟質のポリプロピレンなどにより形成されている。この回し縁20により、風呂蓋1を浴槽BTのリム(図示省略)上面に載置した際に、風呂蓋1がリム上面を滑ってしまうことが抑制される。

0018

図3および図4に示すように、蓋本体10の角部101は、回し縁20に覆われておらず、この角部101において、回し縁20は非連続となっている。この非連続となっている部分によって、排水溝30が形成される。また、角部101には接合ピース40が固定されている。

0019

接合ピース40は、蓋本体10の角部101の側面102に沿うようにL字状に屈曲した薄板上の屈曲部44と、屈曲部44の中央部が外方に膨出するよう設けられた保護強化部43を有している。接合ピース40は、非発泡材料からなるものであり、例えば、非発泡のポリプロピレンや、アルミなどの金属から形成されている。

0020

屈曲部44は、ホットメルト系接着剤で蓋本体10に接着固定されている。また、回し縁20もホットメルト系接着剤で蓋本体10に接着固定されている。

0021

なお、接合ピース40および回し縁20を蓋本体10に固定した状態においては、屈曲部44の左端部41と右端部42はそれぞれ、排水溝30の左側に隣接する回し縁20の端部である第1端部20aと蓋本体10の側面102との間、および、排水溝30の右側に隣接する回し縁20の端部である第2端部20bと蓋本体10の側面102との間に入り込むよう構成されている。

0022

そして、第1端部20aと第2端部20bはそれぞれ、屈曲部44の左端部41と右端部42の外面に超音波溶着によって固定されている。

0023

このように構成された風呂蓋1では、図5破線の矢印で示すように、蓋本体10の上面の水が排水溝30から排出されるため、蓋本体10の上面に水が溜まりにくい。

0024

なお、本実施形態では、蓋本体10の角部101が破損することを抑制するために、屈曲部44に保護強化部43を設け、角部101近傍の接合ピース40の厚み増加させている。したがって、この保護強化部43によって、排水溝30が2つの細溝30a、30bに分かれているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図6に示すように、保護強化部43を設けずに、排水溝30の全体から水が排水されるようにしても良い。

0025

続いて、接合ピース40および回し縁20の蓋本体10への取り付け手順について説明する。図7は、接合ピース40を内側から見た斜視図であり、まず、図7に示している接合ピース40の左端部41および右端部42の内面を蓋本体10の側面102にホットメルト系接着剤で接着固定する。その後、図8に示すように、接合ピース40の左端部41および右端部42の外面に回し縁20の端部を当接させ、ホーンHを回し縁20の端部に押し当てて、超音波溶着を行うとともに、回し縁20の端部以外の部分をホットメルト系接着剤で蓋本体10に接着固定する。このようにして、接合ピース40および回し縁20は蓋本体10に取り付けられる。

0026

なお、図1に示すように、本実施形態では、2枚の風呂蓋1をつき合わせることによって、浴槽BTを覆うように構成しており、図1に示すコーナー部C2についても、コーナー部C1と同様の構成(図3および図4に示す構成)となっている。

0027

なお、本実施形態では、排水溝30および接合ピース40を蓋本体10の角部101に設けた構成であったが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、蓋本体10の矩形を形成する辺部(例えば、図1側辺の中央部Mなど)に排水溝および接合ピースを設けるように構成しても良い。この場合、接合ピースを屈曲させることなく、接合ピースを蓋本体10の側面102に固定することができる。

0028

また、本実施形態では、2枚の風呂蓋1をつき合わせることによって、浴槽BTを覆う構成であるが、本発明はこれに限られるものではなく、1枚の風呂蓋1もしくは3枚以上の風呂蓋1で浴槽BTを覆うように構成しても構わない。

0029

1:風呂蓋
10:蓋本体
101:角部
11:表面材
12:芯材
20:回し縁
20a:第1端部
20b:第2端部
21:第1被覆部
22:第2被覆部
30:排水溝
40:接合ピース
41:左端部
42:右端部
43:保護強化部
BT:浴槽
C1:コーナー部
C2:コーナー部
M:中央部

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