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技術 遊技機

出願人 株式会社平和
発明者 山口貴弘杉浦裕昌伊庭博之畑中敏宏大岩剛城島健二
出願日 2015年11月6日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2015-218942
公開日 2017年5月25日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2017-086352
状態 特許登録済
技術分野 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 制御コマ サブ画像表示 右側経路 回転型セレクター 左側経路 周波数発生回路 モータ制御データ 開始態様
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年5月25日)のものです。
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図面 (20)

課題

演出の興趣を向上する。

解決手段

本発明に係るパチンコ機1は、始動判定が実行された場合に、識別情報変動表示を含む変動演出を実行した後に、識別情報の停止表示を含む停止演出を実行する演出制御手段を備える。演出制御手段は、特定条件成立した場合に、変動演出において、所定回数の仮停止演出を含む特定変動演出と、当該特定変動演出の開始を示唆する示唆演出と、を実行する。また、所定回数の仮停止演出のうち少なくとも初回の仮停止演出では、仮停止表示される識別情報の態様として特定態様が成立する。そして、示唆演出では、特定態様の成立を示唆する態様の識別情報が仮停止表示される。

概要

背景

従来、特別図柄抽選の結果を報知する変動演出を実行する遊技機が知られている(特許文献1参照)。
この遊技機では、特別図柄の表示を制御する主制御部と、演出を制御する演出制御部と、を備えている。主制御部は、特別図柄抽選を実行した場合に、特別図柄の変動表示を実行した後に、当該特別図柄抽選の結果に応じた態様による特別図柄の停止表示を実行する。また、演出制御部は、特別図柄の変動表示の実行中に、演出図柄の変動表示を含む変動演出を実行する。
特に、演出制御部は、所定の場合に、変動演出として、擬似連続予告演出を実行する。擬似連続予告演出では、1回の特別図柄の変動表示が実行される間に、複数回の演出図柄の擬似的な変動が実行される。そして、擬似連続予告演出では、チャンス目が停止されることにより、各回の擬似的な変動が開始される。

概要

演出の興趣を向上する。 本発明に係るパチンコ機1は、始動判定が実行された場合に、識別情報の変動表示を含む変動演出を実行した後に、識別情報の停止表示を含む停止演出を実行する演出制御手段を備える。演出制御手段は、特定条件成立した場合に、変動演出において、所定回数の仮停止演出を含む特定変動演出と、当該特定変動演出の開始を示唆する示唆演出と、を実行する。また、所定回数の仮停止演出のうち少なくとも初回の仮停止演出では、仮停止表示される識別情報の態様として特定態様が成立する。そして、示唆演出では、特定態様の成立を示唆する態様の識別情報が仮停止表示される。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遊技球による所定領域の通過を契機として、遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、前記遊技情報取得手段により取得された前記遊技情報に基づいて、特定遊技状態生起させるか否かを判定する当落判定と、変動態様を判定する変動態様判定と、停止態様を判定する停止態様判定と、を含む始動判定を実行する始動判定手段と、前記始動判定が実行された場合に、前記変動態様判定により判定された前記変動態様に応じて、識別情報変動表示を含む変動演出を実行した後に、前記停止態様判定により判定された前記停止態様に応じて、識別情報の停止表示を含む停止演出を実行する演出制御手段と、を備え、前記演出制御手段は、特定条件成立した場合に、前記変動演出において、所定回数の仮停止演出を含む特定変動演出と、当該特定変動演出の開始を示唆する示唆演出と、を実行し、各回の仮停止演出では、識別情報の仮停止表示が実行され、前記所定回数の仮停止演出のうち少なくとも初回の仮停止演出では、仮停止表示される識別情報の態様として、特定態様が成立し、前記示唆演出では、前記特定態様の成立を示唆する態様で識別情報が仮停止表示されることを特徴とする遊技機

請求項2

前記示唆演出では、複数回の識別情報の仮停止表示が実行され、当該複数回の識別情報の仮停止表示のうち、後に実行される仮停止表示に係る識別情報の態様として、先に実行される仮停止表示に係る識別情報の態様より前記特定態様に近い態様が設定されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。

請求項3

前記演出制御手段は、前記当落判定により前記特定遊技状態を生起させると判定された場合には、前記停止演出において、当選態様による識別情報の停止表示を実行し、前記特定変動演出では、複数回の仮停止演出が実行され、当該複数回の仮停止演出のうち、後に実行される仮停止演出において仮停止表示される識別情報の態様として、先に実行される仮停止演出において仮停止表示される識別情報の態様より前記当選態様に近い態様が設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。

請求項4

遊技球による所定領域の通過を契機として、遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、前記遊技情報取得手段により取得された前記遊技情報を、所定数限度として記憶する遊技情報記憶手段と、前記遊技情報記憶手段に記憶されている前記遊技情報に基づいて、特定遊技状態を生起させるか否かを判定する当落判定と、変動態様を判定する変動態様判定と、停止態様を判定する停止態様判定と、を含む始動判定を実行する始動判定手段と、前記変動態様判定により判定された前記変動態様に応じて、識別情報の変動表示を含む変動演出を実行する変動演出制御手段と、前記停止態様判定により判定された前記停止態様に応じて、識別情報の停止表示を含む停止演出を実行する停止演出制御手段と、前記遊技情報取得手段により取得された前記遊技情報について前記始動判定が実行される前に、当該遊技情報に基づいて、前記変動態様を判定する事前変動態様判定を含む事前判定を実行する事前判定手段と、を備え、前記変動演出制御手段は、前記変動態様判定により特定変動態様が判定された場合に、前記変動演出として、所定回数の仮停止演出を含む特定変動演出を実行し、各回の仮停止演出では、識別情報の仮停止表示が実行され、前記所定回数の仮停止演出のうち少なくとも初回の仮停止演出では、仮停止表示される識別情報の態様として、特定態様が成立し、前記停止演出制御手段は、前記事前変動態様判定により前記特定変動態様が判定されたことを含む特定条件が成立した場合に、前記遊技情報記憶手段に記憶されている前記遊技情報のうち、当該事前変動態様判定に係る前記遊技情報より先に前記始動判定が実行される前記遊技情報である先行遊技情報に係る前記停止演出として、示唆演出を実行し、前記示唆演出では、前記特定態様の成立を示唆する態様で識別情報が停止表示されることを特徴とする遊技機。

請求項5

前記停止演出制御手段は、前記遊技情報記憶手段に複数の前記先行遊技情報が記憶されている場合に、当該複数の先行遊技情報のそれぞれに係る停止演出として、前記示唆演出を実行し、後に実行される前記示唆演出において停止表示される識別情報の態様として、先に実行される前記示唆演出において停止表示される識別情報の態様より前記特定態様に近い態様を設定することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。

請求項6

前記演出制御手段は、前記当落判定により前記特定遊技状態を生起させると判定された場合には、前記停止演出において、当選態様による識別情報の停止表示を実行し、前記特定変動演出では、複数回の仮停止演出が実行され、当該複数回の仮停止演出のうち、後に実行される仮停止演出において仮停止表示される識別情報の態様として、先に実行される仮停止演出において仮停止表示される識別情報の態様より前記当選態様に近い態様が設定されることを特徴とする請求項4又は5に記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、特別図柄抽選の結果を報知する変動演出を実行する遊技機に関する。

背景技術

0002

従来、特別図柄抽選の結果を報知する変動演出を実行する遊技機が知られている(特許文献1参照)。
この遊技機では、特別図柄の表示を制御する主制御部と、演出を制御する演出制御部と、を備えている。主制御部は、特別図柄抽選を実行した場合に、特別図柄の変動表示を実行した後に、当該特別図柄抽選の結果に応じた態様による特別図柄の停止表示を実行する。また、演出制御部は、特別図柄の変動表示の実行中に、演出図柄の変動表示を含む変動演出を実行する。
特に、演出制御部は、所定の場合に、変動演出として、擬似連続予告演出を実行する。擬似連続予告演出では、1回の特別図柄の変動表示が実行される間に、複数回の演出図柄の擬似的な変動が実行される。そして、擬似連続予告演出では、チャンス目が停止されることにより、各回の擬似的な変動が開始される。

先行技術

0003

特開2014−131641号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来の遊技機では、演出の興趣が低下する恐れがある。
すなわち、従来の遊技機では、初回のチャンス目が停止される前に、擬似連続予告演出が開始されることを示唆できず、演出の興趣が低下する恐れがある。
本発明の課題は、演出の興趣を向上することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために、第一の発明に係る遊技機は、遊技球による所定領域の通過を契機として、遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、前記遊技情報取得手段により取得された前記遊技情報に基づいて、特定遊技状態生起させるか否かを判定する当落判定と、変動態様を判定する変動態様判定と、停止態様を判定する停止態様判定と、を含む始動判定を実行する始動判定手段と、前記始動判定が実行された場合に、前記変動態様判定により判定された前記変動態様に応じて、識別情報の変動表示を含む変動演出を実行した後に、前記停止態様判定により判定された前記停止態様に応じて、識別情報の停止表示を含む停止演出を実行する演出制御手段と、を備え、前記演出制御手段は、特定条件成立した場合に、前記変動演出において、所定回数の仮停止演出を含む特定変動演出と、当該特定変動演出の開始を示唆する示唆演出と、を実行し、各回の仮停止演出では、識別情報の仮停止表示が実行され、前記所定回数の仮停止演出のうち少なくとも初回の仮停止演出では、仮停止表示される識別情報の態様として、特定態様が成立し、前記示唆演出では、前記特定態様の成立を示唆する態様で識別情報が仮停止表示されることを特徴とする。

0006

第一の発明に係る遊技機では、特定条件が成立した場合に、変動演出において、所定回数の仮停止演出を含む特定変動演出と、当該特定変動演出の開始を示唆する示唆演出と、が実行される。また、所定回数の仮停止演出のうち少なくとも初回の仮停止演出では、仮停止表示される識別情報の態様として、特定態様が成立する。そして、示唆演出では、特定態様の成立を示唆する態様で識別情報が仮停止表示される。
これによって、第一の発明に係る遊技機では、初回の仮停止演出において、特定態様の識別情報が仮停止表示されることにより、特定変動演出の開始が示唆される。また、示唆演出において仮停止表示される識別情報の態様により、その後に特定態様の識別情報が仮停止表示されること(特定変動演出が開始されること)が示唆される。
したがって、第一の発明に係る遊技機では、特定態様の識別情報が仮停止表示される前に、特定変動演出が開始されることを示唆することができ、特定変動演出が開始されることに対する遊技者の期待を向上することが可能となる。
よって、第一の発明に係る遊技機によれば、演出の興趣を向上することが可能となる。
ここで、所定領域としては、後述する始動口51,52が該当する。遊技情報としては、後述する始動情報が該当する。遊技情報取得手段としては、後述する主制御回路200(ステップS102,S106)が該当する。特定遊技状態としては、後述する大当たり遊技状態が該当する。当落判定としては、後述する大当たり判定(ステップS113)が該当する。変動態様としては、後述する変動パターンが該当する。変動態様判定としては、後述する変動パターン判定(ステップS115)が該当する。停止態様としては、後述する停止図柄の種別が該当する。停止態様判定としては、後述する停止図柄判定(ステップS114)が該当する。始動判定手段としては、後述する主制御回路200(ステップS113〜S115)が該当する。識別情報としては、後述する演出図柄z1,z2が該当する。変動演出としては、後述する演出図柄z1,z2の変動表示が該当する。停止演出としては、後述する演出図柄z1,z2の停止表示が該当する。演出制御手段としては、後述する演出制御回路300(ステップS303,S304)が該当する。特定条件が成立した場合とは、変動パターン判定により「第1特殊変動パターン」が判定された場合が該当する。仮停止演出としては、後述する擬似連続変動表示が該当する。特定変動演出としては、後述するカウントアップ変動表示が該当する。示唆演出としては、後述する事前予告変動表示が該当する。特定態様としては、後述する擬似連開始態様が該当する。

0007

第二の発明に係る遊技機は、第一の発明に係る遊技機において、前記示唆演出では、複数回の識別情報の仮停止表示が実行され、当該複数回の識別情報の仮停止表示のうち、後に実行される仮停止表示に係る識別情報の態様として、先に実行される仮停止表示に係る識別情報の態様より前記特定態様に近い態様が設定されることを特徴とする。
第二の発明に係る遊技機では、示唆演出において、複数回の識別情報の仮停止表示が実行され、後に実行される識別情報の仮停止表示ほど、仮停止表示される識別情報の態様が特定態様により近い態様となる。
これによって、第二の発明に係る遊技機では、示唆演出において、識別情報の仮停止表示が実行される毎に、特定態様の識別情報が仮停止表示されること(特定変動演出が開始されること)に対する遊技者の期待を向上することが可能となる。

0008

第三の発明に係る遊技機は、第一又は第二の発明に係る遊技機において、前記演出制御手段は、前記当落判定により前記特定遊技状態を生起させると判定された場合には、前記停止演出において、当選態様による識別情報の停止表示を実行し、前記特定変動演出では、複数回の仮停止演出が実行され、当該複数回の仮停止演出のうち、後に実行される仮停止演出において仮停止表示される識別情報の態様として、先に実行される仮停止演出において仮停止表示される識別情報の態様より前記当選態様に近い態様が設定されることを特徴とする。
第三の発明に係る遊技機では、特定変動演出において、複数回の仮停止演出が実行され、後に実行される仮停止演出ほど、当該仮停止演出において仮停止表示される識別情報の態様が当選態様により近い態様となる。
これによって、第三の発明に係る遊技機では、特定変動演出において、識別情報の仮停止表示が実行される毎に、当選態様による識別情報の停止表示が実行されること(特定遊技状態が生起されること)に対する遊技者の期待を向上することが可能となる。
ここで、当選態様としては、後述する「大当たり図柄」(当選態様)が該当する。

0009

第四の発明に係る遊技機は、遊技球による所定領域の通過を契機として、遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、前記遊技情報取得手段により取得された前記遊技情報を、所定数限度として記憶する遊技情報記憶手段と、前記遊技情報記憶手段に記憶されている前記遊技情報に基づいて、特定遊技状態を生起させるか否かを判定する当落判定と、変動態様を判定する変動態様判定と、停止態様を判定する停止態様判定と、を含む始動判定を実行する始動判定手段と、前記変動態様判定により判定された前記変動態様に応じて、識別情報の変動表示を含む変動演出を実行する変動演出制御手段と、前記停止態様判定により判定された前記停止態様に応じて、識別情報の停止表示を含む停止演出を実行する停止演出制御手段と、前記遊技情報取得手段により取得された前記遊技情報について前記始動判定が実行される前に、当該遊技情報に基づいて、前記変動態様を判定する事前変動態様判定を含む事前判定を実行する事前判定手段と、を備え、前記変動演出制御手段は、前記変動態様判定により特定変動態様が判定された場合に、前記変動演出として、所定回数の仮停止演出を含む特定変動演出を実行し、各回の仮停止演出では、識別情報の仮停止表示が実行され、前記所定回数の仮停止演出のうち少なくとも初回の仮停止演出では、仮停止表示される識別情報の態様として、特定態様が成立し、前記停止演出制御手段は、前記事前変動態様判定により前記特定変動態様が判定されたことを含む特定条件が成立した場合に、前記遊技情報記憶手段に記憶されている前記遊技情報のうち、当該事前変動態様判定に係る前記遊技情報より先に前記始動判定が実行される前記遊技情報である先行遊技情報に係る前記停止演出として、示唆演出を実行し、前記示唆演出では、前記特定態様の成立を示唆する態様で識別情報が停止表示されることを特徴とする。

0010

第四の発明に係る遊技機では、変動態様判定により特定変動態様が判定された場合に、変動演出として、所定回数の仮停止演出を含む特定変動演出が実行される。また、所定回数の仮停止演出のうち少なくとも初回の仮停止演出では、仮停止表示される識別情報の態様として、特定態様が成立する。さらに、事前変動態様判定により特定変動態様が判定されたことを含む特定条件が成立した場合に、先行遊技情報に係る停止演出として、示唆演出が実行される。そして、示唆演出では、特定態様の成立を示唆する態様で識別情報が停止表示される。
これによって、第四の発明に係る遊技機では、初回の仮停止演出において、特定態様の識別情報が仮停止表示されることにより、特定変動演出の開始が示唆される。また、先行遊技情報に係る停止演出として実行される示唆演出において停止表示される識別情報の態様により、その後に実行される変動演出において特定態様の識別情報が仮停止表示されることが示唆される。
したがって、第四の発明に係る遊技機では、特定態様の識別情報が仮停止表示される前(特定変動演出が開始される前)に、特定変動演出が開始されることを示唆することができ、特定変動演出が開始されることに対する遊技者の期待を向上することが可能となる。
よって、第四の発明に係る遊技機によれば、演出の興趣を向上することが可能となる。
ここで、所定領域としては、後述する始動口51,52が該当する。遊技情報としては、後述する始動情報が該当する。遊技情報取得手段としては、後述する主制御回路200(ステップS102,S106)が該当する。遊技情報記憶手段としては、後述する始動情報記憶領域が該当する。特定遊技状態としては、後述する大当たり遊技状態が該当する。当落判定としては、後述する大当たり判定(ステップS113)が該当する。変動態様としては、後述する変動パターンが該当する。変動態様判定としては、後述する変動パターン判定(ステップS115)が該当する。停止態様としては、後述する停止図柄の種別が該当する。停止態様判定としては、後述する停止図柄判定(ステップS114)が該当する。始動判定手段としては、後述する主制御回路200(ステップS113〜S115)が該当する。識別情報としては、後述する演出図柄z1,z2が該当する。変動演出としては、後述する演出図柄z1,z2の変動表示が該当する。変動演出制御手段としては、後述する演出制御回路300(ステップS303)が該当する。停止演出としては、後述する演出図柄z1,z2の停止表示が該当する。停止演出制御手段としては、後述する演出制御回路300(ステップS304)が該当する。事前変動態様判定としては、後述する事前変動パターン判定(ステップS103,S107)が該当する。事前判定手段としては、後述する主制御回路200(ステップS103,S107)が該当する。特定変動態様としては、後述する「第2特殊変動パターン」が該当する。仮停止演出としては、後述する擬似連続変動表示が該当する。特定変動演出としては、後述するカウントアップ変動表示が該当する。特定態様としては、後述する擬似連開始態様が該当する。特定条件が成立した場合とは、後述する先読み予告演出実行条件を満たす場合が該当する。示唆演出としては、後述する予告停止演出が該当する。

0011

第五の発明に係る遊技機は、第四の発明に係る遊技機において、前記停止演出制御手段は、前記遊技情報記憶手段に複数の前記先行遊技情報が記憶されている場合に、当該複数の先行遊技情報のそれぞれに係る停止演出として、前記示唆演出を実行し、後に実行される前記示唆演出において停止表示される識別情報の態様として、先に実行される前記示唆演出において停止表示される識別情報の態様より前記特定態様に近い態様を設定することを特徴とする。
第五の発明に係る遊技機では、遊技情報記憶手段に複数の先行遊技情報が記憶されている場合に、複数の先行遊技情報のそれぞれに係る停止演出として、示唆演出が実行される。そして、後に実行される示唆演出ほど、停止表示される識別情報の態様が特定態様により近い態様となる。
これによって、第五の発明に係る遊技機では、示唆演出が実行される毎に、特定態様による識別情報の仮停止表示が実行されること(特定変動演出が開始されること)に対する遊技者の期待を向上することが可能となる。

0012

第六の発明に係る遊技機は、第四又は第五の発明に係る遊技機において、前記演出制御手段は、前記当落判定により前記特定遊技状態を生起させると判定された場合には、前記停止演出において、当選態様による識別情報の停止表示を実行し、前記特定変動演出では、複数回の仮停止演出が実行され、当該複数回の仮停止演出のうち、後に実行される仮停止演出において仮停止表示される識別情報の態様として、先に実行される仮停止演出において仮停止表示される識別情報の態様より前記当選態様に近い態様が設定されることを特徴とする。
第六の発明に係る遊技機では、特定変動演出において、複数回の仮停止演出が実行され、後に実行される仮停止演出ほど、仮停止表示される識別情報の態様が当選態様により近い態様となる。
これによって、第六の発明に係る遊技機では、特定変動演出において、識別情報の仮停止表示が実行される毎に、当選態様による識別情報の停止表示が実行されること(特定遊技状態が生起されること)に対する遊技者の期待を向上することが可能となる。
ここで、当選態様としては、後述する「大当たり図柄」(当選態様)が該当する。

発明の効果

0013

本発明によれば、演出の興趣を向上することが可能となる。

図面の簡単な説明

0014

パチンコ機の全体構成を示す斜視図である。
1状態遊技盤の正面を示し、特に説明に必要な部分を模式的に示した図である。
パチンコ機の制御系の構成を示すブロック図である。
各種抽選における当たりの種類(種別)を示す図である。
主制御回路から演出制御回路に対して送信される制御コマンドを説明する図である。
主制御回路が実行するメインループ処理を示すフローチャートである。
主制御回路が実行するシリアル通信受信割込み処理を示すフローチャートである。
主制御回路が実行するタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
特図乱数記憶処理を示すフローチャートである。
特図変動処理を示すフローチャートである。
大当たり遊技処理を示すフローチャートである。
演出制御回路が実行する演出制御処理を示すフローチャートである。
入賞時演出管理処理を示すフローチャートである。
変動時演出管理処理を示すフローチャートである。
停止時演出管理処理を示すフローチャートである。
「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」の第1演出例を示す図である。
演出図柄z1,z2の通常変動表示の一例を示す図である。
落選態様による演出図柄z1,z2の停止表示の第1例を示す図である。
落選態様による演出図柄z1,z2の停止表示の第2例を示す図である。
落選態様による演出図柄z1,z2の停止表示の第3例を示す図である。
擬似連開始態様による演出図柄z1の仮停止表示の第1例を示す図である。
擬似連開始態様による演出図柄z1の仮停止表示の第2例を示す図である。
当選示唆態様による演出図柄z1の仮停止表示の一例を示す図である。
当選態様による演出図柄z1,z2の停止表示の一例を示す図である。
落選態様による演出図柄z1,z2の停止表示の一例を示す図である。
「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」の第2演出例を示す図である。
「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」の第3演出例を示す図である。
リーチ分岐移行した場合の「カウントアップ変動表示」の演出例を示す図である。
「第1特殊変動パターン」に係る「カウントアップ変動表示」の演出例を示す図である

実施例

0015

以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態では、本発明に係る遊技機を、パチンコ機1に適用している。

0016

(パチンコ機1の全体構成)
まず、パチンコ機1の全体構成を説明する。
図1は、パチンコ機の全体構成を示す斜視図である。
図1に示すパチンコ機1は、矩形状の外枠2と、外枠2の前側に配設された内枠3と、内枠3の前側に配設された扉ユニット4と、を備えている。
内枠3は、矩形状に形成され、外枠2に対して開閉することが可能となるように配設されている。内枠3の内側には、遊技盤10(図2参照)が取り付けられている。
扉ユニット4は、略方形の扉状に形成され、外枠2に対して開閉することが可能となるように配設されている。これによって、扉ユニット4は、内枠3に取り付けられた遊技盤10の正面側を開閉することが可能となっている。
扉ユニット4は、略中央部に配設された透明板4aと、透明板4aの周囲に配設された装飾部4bと、透明板4aの下側に配設された受皿ユニット5と、受皿ユニット5の側方に配設された発射ハンドル6と、を備えている。
透明板4aは、樹脂ガラス等の透明な材料により平板状に形成され、内枠3に取り付けられた遊技盤10の正面側に配設される。これによって、遊技者は、透明板4aを介して、遊技盤10を視認することが可能となっている。装飾部4bは、前方に向かって膨出する形状を有している。装飾部4bの上側の各角部には、その内部に音発生装置スピーカ)22(図3参照)が配設された音抜部4cが設けられている。各音抜部4cには、音発生装置22が出力する音声を通過させる複数の音抜孔が設けられている。また、装飾部4bには、複数のランプ21(図3参照)が配設されている。

0017

受皿ユニット5は、遊技球(貸球及び賞球)を受ける受皿5aと、受皿5aの前側に配設された演出ボタン5b及び回転型セレクター5cと、を有している。
演出ボタン5bは、略円柱状に形成され、受皿ユニット5から上方に向かって突出するように配設されている。演出ボタン5bは、遊技者による押下操作(下方に向かって押し込む操作)が可能となっている。受皿ユニット5の内部には、演出ボタン5bの押下操作を検出する第1操作検出スイッチ24(図3参照)が配設されている。第1操作検出スイッチ24は、演出ボタン5bが押下操作されるごとに、第1操作信号を演出制御回路300(図3参照)に対して出力する。
回転型セレクター5c(いわゆる「ジョグダイヤル」)は、略円筒状に形成され、演出ボタン5cの周囲を囲むように配設されている。回転型セレクター5cは、遊技者による回転操作円筒軸を中心に回転させる操作)が可能となっている。受皿ユニット5の内部には、回転型セレクター5cの回転操作を検出する第2操作検出スイッチ25(図3参照)が配設されている。第2操作検出スイッチ25は、回転型セレクター5cが所定角度(例えば、60[°])回転操作されるごとに、第2操作信号を演出制御回路300に対して出力する。

0018

また、受皿ユニット5の上面には、貸出操作部7が配設されている。貸出操作部7は、球貸ボタン7aと、返却ボタン7bと、度数表示装置7cと、を有している。ここで、パチンコ機1は、プリペイドカードに記録されている情報の読出し及び更新を行うことが可能なCRユニット500(図3参照)と通信可能に接続されている。そして、プリペイドカード(図示せず)がCRユニット500に挿入されると、CRユニット500に挿入されたプリペイドカードに記録されている有価媒体残存度数が度数表示装置7cに表示される。そして、プリペイドカードがCRユニット500に挿入されている状態で球貸ボタン7aが操作されると、所定数の遊技球が受皿5aに払い出される。この際、払い出された遊技球の数に応じてプリペイドカードに記録されている有価媒体の残存度数が更新されて、更新された有価媒体の残存度数が度数表示装置7cに表示される。また、有価媒体の残存度数が残っているプリペイドカードがCRユニット500に挿入されている状態で返却ボタン7bが操作されると、CRユニット500からプリペイドカードが返却される。
ここで、プリペイドカートとしては、例えば、磁気記憶媒体、記憶IC内蔵媒体等が該当する。
発射ハンドル6は、遊技者による回転操作が可能となっている。そして、発射ハンドル6は、回転操作されたことに応じて、この回転操作量に応じた抵抗値払出制御回路400(図3参照)に対して出力する。

0019

(遊技盤10の構成)
次に、遊技盤10の構成を説明する。
図2は、第1状態の遊技盤の正面を示し、特に説明に必要な部分を模式的に示した図である。
図2に示すように、遊技盤10の正面には、発射ハンドル6が操作されることに応じて打ち出された遊技球が流下する遊技領域30が形成されている。また、遊技領域30の略中央部には、メイン画像表示装置31が配設されている。そして、遊技領域30には、遊技球が流下する経路として、メイン画像表示装置31の左側に形成された左側経路と、メイン画像表示装置31の右側に形成された右側経路と、が構成されている。
メイン画像表示装置31は、例えば、液晶ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等の可変表示装置によって構成される。そして、メイン画像表示装置31の表示画面31aには、演出図柄z1(図17等参照)が表示される3つの演出図柄表示領域a1〜a3(図17等参照)と、演出図柄z2(図17等参照)が表示される演出図柄表示領域a4(図17等参照)と、を構成することが可能となっている。また、メイン画像表示装置31の表示画面31aには、保留図柄h(図17等参照)が表示される保留図柄表示領域b1,b2(図17等参照)を構成することが可能となっている。

0020

各演出図柄表示領域a1〜a3では、演出図柄z1の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。各演出図柄表示領域a1〜a3で表示される演出図柄z1は、数字文字記号キャラクター等の識別情報(図柄)を含んで構成されている。本実施形態では、演出図柄z1として、通常演出図柄と、特殊演出図柄と、を有している。
通常演出図柄は、数字を含んで構成されている。本実施形態では、通常演出図柄として、互いに異なる数字(「1」〜「8」のうちいずれか一つ)を含んで構成された8種類の通常演出図柄を有している。
特殊演出図柄は、数字を含んで構成されている。なお、特殊演出図柄は、数字を含まずに、文字、記号、キャラクター等を含んで構成されていても構わない。本実施形態では、特殊演出図柄として、所定の数字(「9」)を含んで構成された1種類の特殊演出図柄を有している。
演出図柄表示領域a4では、演出図柄z2の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。本実施形態では、演出図柄表示領域a4で表示される演出図柄z2は、カラーバーから構成されている。
演出図柄z1,z2の変動表示とは、各演出図柄表示領域a1〜a3において、複数種類の演出図柄z1をスクロール(移動)させた状態で表示するとともに、演出図柄表示領域a4において、演出図柄z2の種類(カラーバーが表す色)が、順次、変更される状態で表示することをいう。なお、演出図柄z1,z2の変動表示には、後述する通常変動表示、仮停止表示、擬似連続変動表示等が含まれる。

0021

一方、演出図柄z1,z2の停止表示とは、各演出図柄表示領域a1〜a3の抽選結果表示位置において、一の種類の演出図柄z1を停止させた状態で表示するとともに、演出図柄表示領域a4において、一の種類の演出図柄z2を表示(カラーバーが所定の色を表示)することをいう。
そして、演出図柄表示領域a1〜a4では、4つの領域a1〜a4において停止表示された演出図柄z1,z2の態様(組み合わせ)によって、特別図柄抽選(第1特別図柄抽選又は第2特別図柄抽選)の結果が表示される。
保留図柄表示領域b1には、報知表示(特別図柄の変動表示及び停止表示)中の始動情報に対応する保留図柄hが表示される。一方、保留図柄表示領域b2には、報知表示が保留されている始動情報に対応する保留図柄hが表示される。

0022

図2に示すように、メイン画像表示装置31の周囲には、第1サブ画像表示装置32と、第2サブ画像表示装置33と、第3サブ画像表示装置34と、が配設されている。
各サブ画像表示装置32,33,34は、例えば、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等の可変表示装置によって構成される。各サブ画像表示装置32,33,34は、演出画像を表示することが可能な表示画面32a,33a,34aを有している。
第1サブ画像表示装置32は、メイン画像表示装置31の上方に配設されている。そして、第1サブ画像表示装置32は、第1位置(図2参照)と、第1位置より下方の第2位置(図示せず)と、を含む複数の位置に変位させることが可能に構成されている。第1サブ画像表示装置32は、第1位置に配置されている際には、表示画面31aの上方に配置され、表示画面31aを被覆しない。一方、第1サブ画像表示装置32は、第2位置に配置されている際には、表示画面31aの正面側に配置され、表示画面31aの所定領域を被覆する。第1サブ画像表示装置32は、モータ26a(図3参照)によって変位される。

0023

第2サブ画像表示装置33は、メイン画像表示装置31の左下方に配設されている。そして、第2サブ画像表示装置33は、第1位置(図2参照)と、第1位置より上方の第2位置(図示せず)と、を含む複数の位置に変位させることが可能に構成されている。第2サブ画像表示装置33は、第1位置に配置されている際には、表示画面31aの下方に配置され、表示画面31aを被覆しない。一方、第2サブ画像表示装置33は、第2位置に配置されている際には、表示画面31aの正面側に配置され、表示画面31aの所定領域を被覆する。第2サブ画像表示装置33は、モータ26b(図3参照)によって変位・回転される。
第3サブ画像表示装置34は、メイン画像表示装置31の表示画面31aの右下方に配設されている。そして、第3サブ画像表示装置34は、第1位置(図2参照)と、第1位置より上方の第2位置(図示せず)と、を含む複数の位置に変位させることが可能に構成されている。第3サブ画像表示装置34は、第1位置に配置されている際には、表示画面31aの下方に配置され、表示画面31aを被覆しない。一方、第3サブ画像表示装置34は、第2位置に配置されている際には、表示画面31aの正面側に配置され、表示画面31aの所定領域を被覆する。第3サブ画像表示装置34は、モータ26c(図3参照)によって変位・回転される。

0024

メイン画像表示装置31の下方には、第1始動口51が設けられている。第1始動口51は、上向きに開口した入球口(いわゆる「ヘソ」)であり、常時、遊技球の入球が可能となっている。第1始動口51内には、特図1始動球検知センサ101(図3参照)が配設されている。特図1始動球検知センサ101は、第1始動口51への遊技球の入球の検出に応じて、検出信号を主制御回路200に対して出力する。主制御回路200は、特図1始動球検知センサ101からの検出信号の入力に応じて、第1特別図柄抽選を実行する。第1始動口51は、左側経路を流下する遊技球の入球が可能となっている。
メイン画像表示装置31の右方には、始動ゲート41が設けられている。始動ゲート41は、常時、遊技球による通過が可能となるように形成されている。始動ゲート41には、普図始動球検知センサ104(図3参照)が配設されている。普図始動球検知センサ104は、遊技球による始動ゲート41の通過の検出に応じて、検出信号を主制御回路200(図3参照)に対して出力する。主制御回路200は、普図始動球検知センサ104からの検出信号の入力に応じて、普通図柄抽選を実行する。始動ゲート41は、右側経路を流下する遊技球による通過が可能となっている。

0025

始動ゲート41の下方には、大入賞口53が設けられている。大入賞口53には、大入賞口開閉部材53a(いわゆる「アタッカー」)が配設されている。大入賞口開閉部材53aは、大入賞口53への遊技球の入球を不可能にする閉止状態と、大入賞口53への遊技球の入球を可能にする開放状態と、に変位することが可能に構成されている。
大入賞口開閉部材53aは、大入賞口ソレノイド65(図3参照)によって開閉される。大入賞口53では、通常時は、大入賞口開閉部材53aが閉止状態とされて、遊技球の入球が不可能となっているが、特別図柄抽選に当選した場合に、大入賞口開閉部材53aが開放状態とされて、遊技球の入球が可能となる。
大入賞口53内には、大入賞球検知センサ103(図3参照)が配設されている。大入賞球検知センサ103は、大入賞口53への遊技球の入球の検出に応じて、検出信号を主制御回路200に対して出力する。主制御回路200は、大入賞球検知センサ103からの検出信号の入力に応じて、遊技球払出装置440(図3参照)による賞球の払い出しに係る遊技球払出動作を実行する。大入賞口53は、右側経路を流下する遊技球の入球が可能となっている。

0026

大入賞口53の下方には、第2始動口52が設けられている。第2始動口52には、始動口開閉部材52a(いわゆる「電動チューリップ」)が配設されている。始動口開閉部材52aは、第2始動口52への遊技球の入球を不可能にする閉止状態と、第2始動口52への遊技球の入球を可能にする開放状態と、に変位することが可能に構成されている。
始動口開閉部材52aは、始動口ソレノイド64(図3参照)によって開閉される。第2始動口52では、通常時は、始動口開閉部材52aが閉止状態とされて、遊技球の入球が不可能となっているが、普通図柄抽選に当選した場合に、始動口開閉部材52aが開放状態とされて、遊技球の入球が可能となる。
第2始動口52内には、特図2始動球検知センサ102(図3参照)が配設されている。特図2始動球検知センサ102は、第2始動口52への遊技球の入球の検出に応じて、検出信号を主制御回路200に対して出力する。主制御回路200は、特図2始動球検知センサ102からの検出信号の入力に応じて、第2特別図柄抽選を実行する。第2始動口52は、右側経路を流下する遊技球の入球が可能となっている。
第2始動口52の下方には、他入賞口54が設けられている。他入賞口54は、上向きに開口した入球口(いわゆる「ヘソ」)であり、常時、遊技球の入球が可能となっている。他入賞口54内には、他入賞球検知センサ105(図3参照)が配設されている。他入賞球検知センサ105は、他入賞口54への遊技球の入球の検出に応じて、検出信号を主制御回路200に対して出力する。主制御回路200は、他入賞球検知センサ105からの検出信号の入力に応じて、遊技球払出装置440による賞球の払い出しに係る遊技球払出動作を実行する。他入賞口54は、右側経路を流下する遊技球の入球が可能となっている。

0027

第1始動口51の下方には、いずれの入球口にも入賞しなかった遊技球を回収するためのアウト口55が設けられている。なお、遊技領域30には、各入球口51,52,53,54やゲート41に遊技球を導くように複数の(図示せず)が配置されている。
第2始動口52の下方には、状態表示装置63が設けられている。状態表示装置63は、LED等によって構成されている。状態表示装置63には、第1特別図柄抽選の抽選結果の表示が保留されている回数(いわゆる「保留数」)、第2特別図柄抽選の抽選結果の表示が保留されている回数、普通図柄抽選の抽選結果の表示が保留されている回数、大当たり遊技状態の種別(ラウンド遊技実行回数)等が表示される。

0028

状態表示装置63の下方には、普図表示装置60、特図1表示装置61及び特図2表示装置62が設けられている。各表示装置60,61,62は、7セグメントLED、ドットマトリクスLED等によって構成されている。
普図表示装置60は、数字や図柄等からなる普通図柄の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。そして、普図表示装置60では、停止表示された普通図柄によって、普通図柄抽選の結果が表示される。ここで、普図表示装置60に停止表示された普通図柄が特定の図柄となった場合には、遊技者に有利な遊技状態である普図当たり遊技状態が生起される。
図1表示装置61は、数字や図柄等からなる第1特別図柄の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。そして、特図1表示装置61では、停止表示された第1特別図柄によって、第1特別図柄抽選の結果が表示される。特図2表示装置62は、数字や図柄等からなる第2特別図柄の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。そして、特図2表示装置62では、停止表示された第2特別図柄によって、第2特別図柄抽選の結果が表示される。
ここで、特図表示装置61,62における特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の表示と、演出図柄表示領域a1〜a4における演出図柄z1,z2の表示とは、変動表示が開始される時期、停止表示が開始される時期及び停止表示された図柄が示す抽選結果のそれぞれについて対応付けられている。
そして、特図1表示装置61に停止表示された第1特別図柄が特定の図柄となった場合又は特図2表示装置62において停止表示された第2特別図柄が特定の図柄となった場合には、遊技者に有利な遊技状態である大当たり遊技状態が生起される。

0029

(制御系の構成)
次に、パチンコ機1における制御系の構成を説明する。
図3は、パチンコ機の制御系の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、パチンコ機1は、主制御回路200と、演出制御回路300と、払出制御回路400と、各制御回路200,300,400に電源電力)を供給する電源回路600と、を備えている。
各制御回路200,300,400は、CPU(Central Processing Unit)と、遊技の進行に係るプログラム及び遊技の進行に必要なデータを格納するROM(Read Only Memory)と、CPUがROMに格納されているプログラムに基づく処理を進行するために使用される一時記憶領域となるRAM(Random Access Memory)と、を備えるマイクロコンピュータである。

0030

主制御回路200は、CPU210と、ROM220と、RAM230と、入力ポート240と、出力ポート250と、周波数発生回路260と、ハード乱数発生回路270と、を備える。
入力ポート240は、各検知センサ101〜105から入力された検出信号及び払出制御回路400から入力された制御コマンドのそれぞれを、CPU210に対して出力する。出力ポート250は、演出制御回路300及び払出制御回路400のそれぞれに対して制御コマンドを出力するとともに、各表示装置60〜63及び各ソレノイド64,65に対して制御信号を出力する。また、出力ポート250は、パチンコ機1の賞球の払い出しに関する情報やエラー信号ホールコンピュータ(図示せず)に対して出力する。
ROM220には、遊技の進行に係るプログラム及び遊技の進行に必要なデータが格納されている。特に、ROM220には、遊技の進行に必要なデータとして、各種抽選を実行するための判定テーブル、演出制御回路300を制御するために必要な各種制御コマンドが格納されている。

0031

RAM230には、主制御回路200における入出力データ、演算処理のためのデータ、遊技に関連する乱数カウンタ等の各種カウンタ、抽選結果や遊技状態を管理するフラグ等が一時的に記憶される。
特に、RAM230は、特図1始動球検知センサ101、特図2始動球検知センサ102及び普図始動球検知センサ104のそれぞれからの検出信号の入力を契機として取得される始動情報(遊技情報)を記憶することが可能な始動情報記憶領域が設けられている。ここで、「始動情報」とは、各検出信号の入力を契機として取得された各種乱数値等の情報をいう。
また、始動情報記憶領域として、特図1始動球検知センサ101からの検出信号の入力を契機として取得された始動情報(以下、「特図1始動情報」とする)を記憶することが可能な特図1始動情報記憶領域と、特図2始動球検知センサ102からの検出信号の入力を契機として取得された始動情報(以下、「特図2始動情報」とする)を記憶することが可能な特図2始動情報記憶領域と、を有している。特図1始動情報記憶領域及び特図2始動情報記憶領域には、それぞれ、所定数(本実施形態では、4つ)を上限として、始動情報(特図1始動情報又は特図2始動情報)を記憶することが可能となっている。
ここで、パチンコ機1は、電源回路600による電源の供給が遮断された際に主制御回路200に対して電源を供給することが可能なバックアップ電源回路(図示せず)を備えている。これにより、RAM230は、電源回路600による電源の供給時には、この電源に基づいて記憶された情報を保持することができ、電源回路600による電源の供給の遮断時には、バックアップ電源回路から供給される電源に基づいて記憶された情報を保持(保存)することができる。

0032

周波数発生回路260は、所定のクロック周波数(本実施形態では、12[MHz])でクロック同期信号)を発生させて、このクロックをCPU210及びハード乱数発生回路270のそれぞれに対して出力する。ハード乱数発生回路270は、普通図柄抽選の当たり乱数、第1特別図柄抽選の大当たり乱数及び第2特別図柄抽選の大当たり乱数のそれぞれを発生させる。ハード乱数発生回路270は、周波数発生回路260から1クロックが入力されるごとに、ループカウンタの値を所定の範囲内(例えば、0〜65535の範囲内)において1ずつ更新することによって、当たり乱数又は大当たり乱数を発生させる。本実施形態では、ハード乱数発生回路270のループカウンタの値は、0.083[μs](1[s]/12[MHz]=0.083[μs])ごとに更新される。なお、ループカウンタは、普通図柄抽選、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。

0033

演出制御回路300は、主制御回路200から受信した制御コマンドに基づいて、各画像表示装置31〜34における演出画像の表示、ランプ21の点灯・点滅、音発生装置22による音の出力、及び、各モータ26a〜26cの駆動のそれぞれを制御する。
演出制御回路300のROMには、演出の進行に係るプログラム、演出の進行に必要なデータが格納されている。演出制御回路300のRAMには、主制御回路200から受信した制御コマンド、演算処理を行うためのデータ等が一時的に記憶される。
演出制御回路300のCPUは、主制御回路200から受信した制御コマンドに基づいて、実行する演出内容を決定する。そして、決定した演出内容に係る演出プログラムにしたがって、画像データ、ランプ制御データ及び音制御データ読み出して、読み出した制御データを、各画像表示装置31〜34、ランプ21及び音発生装置22のそれぞれに対して出力する。また、決定した演出内容に係る演出プログラムにしたがって、モータ制御データを読み出して、読み出した制御データにしたがって、各モータ26a〜26cを駆動する。
また、演出制御回路300のCPUは、演出ボタン5bを用いた演出内容が決定された場合には、第1操作検出スイッチ24からの第1操作信号の入力の有無を監視し、第1操作信号の入力の有無に応じた制御データを読み出して、読み出した制御データを各画像表示装置31〜34、ランプ21及び音発生装置22のそれぞれに対して出力する。
さらに、演出制御回路300のCPUは、回転型セレクター5cを用いた演出内容が決定された場合には、第2操作検出スイッチ25からの第2操作信号の入力の有無を監視し、第2操作信号の入力の有無に応じた制御データを読み出して、読み出した制御データを各画像表示装置31〜34、ランプ21及び音発生装置22のそれぞれに対して出力する。

0034

払出制御回路400は、発射ハンドル6が備える発射ボリューム(図示せず)から入力された信号に基づいて、遊技球発射装置423による遊技球の発射動作を制御する。
具体的には、払出制御回路400には、発射ボリューム及び遊技球発射装置423が接続されている。発射ボリュームは、発射ハンドル6が回転操作されると、この回転操作量に応じた信号を払出制御回路400に対して出力する。そして、払出制御回路400は、発射ボリュームから入力された信号に応じた強さで遊技球を遊技領域30に発射するように、遊技球発射装置423による遊技球の発射動作を制御する。
また、払出制御回路400は、主制御回路200から受信した制御コマンド及びCRユニット500から受信した球貸指示信号のそれぞれに基づいて、遊技球払出装置440による遊技球払出動作を制御する。
具体的には、払出制御回路400には、遊技球払出装置440が接続されている。遊技球払出装置440は、遊技球を受皿5aに払い出す遊技球払出動作を実行する。
そして、払出制御回路400は、主制御回路200から受信した制御コマンドに基づいて、遊技球払出装置440による賞球の払い出しに係る遊技球払出動作を制御する。

0035

また、払出制御回路400には、接続基板410を介して、球貸ボタン7a、返却ボタン7b、度数表示装置7c及びCRユニット500のそれぞれが接続されている。
球貸ボタン7aは、押下操作されたことに応じて、球貸操作信号を、接続基板410を経由してCRユニット500に対して送信する。
CRユニット500は、球貸ボタン7aから球貸操作信号を受信すると、挿入されているプリペイドカードに記録されている有価媒体の残存度数から所定数の貸球を払い出すために必要な度数を減算して、プリペイドカードにおける有価媒体の残存度数の記録を更新するとともに、所定数の遊技球の払い出しを指示する球貸指示信号を、接続基板410を経由して払出制御回路400に対して送信する。
そして、払出制御回路400は、CRユニット500から受信した球貸指示信号に基づいて、遊技球払出装置440による貸球の払い出しに係る遊技球払出動作を制御する。具体的には、CRユニット500から球貸指示信号を受信するごとに、所定数(例えば、25[球])の遊技球の払い出しに係る遊技球払出動作を制御する。

0036

また、CRユニット500は、プリペイドカートが挿入されたとき、及び、プリペイドカードにおける有価媒体の残存度数の記録を更新したとき、のそれぞれにおいて、有価媒体の残存度数を示す度数信号を、接続基板410を経由して度数表示装置7cに送信する。そして、度数表示装置7cは、度数信号を受信すると、この度数信号が示す有価媒体の残存度数を表示する。
返却ボタン7bは、押下操作されたことに応じて、返却操作信号を、接続基板410を経由してCRユニット500に対して送信する。そして、CRユニット500は、返却操作信号を受信すると、有価媒体の残存度数が残っているプリペイドカードを返却(排出)する。

0037

(各種抽選について)
次に、パチンコ機1で実行される各種抽選について説明する。
図4は、各種抽選における当たりの種類(種別)を示す図である。
パチンコ機1では、遊技球による始動ゲート41の通過を契機として、普通図柄抽選が実行される。そして、普通図柄抽選に当選した場合に、普図当たり遊技状態が生起される。普図当たり遊技状態では、始動口開閉部材52aが閉止状態から開放状態に変位(開放)されて、第2始動口52への遊技球の入球が可能となる。
図4(a)に示すように、本実施形態では、普通図柄抽選に当選した場合に生起される普図当たり遊技状態の種類として、「普図当たり」の1種類が設定されている。

0038

「普図当たり」に当選した場合には、普図表示装置60において、普通図柄を「普図当たり図柄」で停止表示させるように制御する。一方、普通図柄抽選に落選した場合には、普図表示装置60において、普通図柄を「はずれ図柄」で停止表示させるように制御する。
ここで、パチンコ機1では、補助制御として、時短制御を実行することが可能となっている。
時短制御とは、当該制御が実行されていないときと比較して、特別図柄の変動表示を行う時間(以下、「変動時間」とする)が短縮される制御をいう。本実施形態では、時短制御が実行されているときには、当該制御が実行されていないときと比較して、普通図柄抽選の当選確率が向上され、普図当たり遊技状態における始動口開閉部材52aの開放回数が増加され、普図当たり遊技状態における始動口開閉部材52aの開放時間が延長され、かつ、普通図柄の変動表示を行う時間が短縮される。
「普図当たり」に当選した場合には、始動口開閉部材52aの開放回数が1[回]又は3[回]に設定され、各回における始動口開閉部材52aの開放時間が0.5[s]又は2.0[s]に設定される。この際、始動口開閉部材52aの開放時間及び開放回数は、時短制御の実行中には、2.0[s]×3[回]に設定され、時短制御の停止中には、0.5[s]×1[回]に設定される。各回における始動口開閉部材52aの開放は、始動口開閉部材52aが開放状態とされてから、予め設定された開放時間が経過した場合に終了する。

0039

また、パチンコ機1では、第1始動口51への遊技球の入球を契機として、第1特別図柄抽選が実行され、第2始動口52への遊技球の入球を契機として、第2特別図柄抽選が実行される。そして、第1特別図柄抽選又は第2特別図柄抽選に当選した場合に、大当たり遊技状態が生起される。大当たり遊技状態では、大入賞口開閉部材53aが閉止状態から開放状態に変位されるラウンド遊技が実行されて、大入賞口53への遊技球の入球が可能な状態となる。
図4(b)に示すように、本実施形態では、第1特別図柄抽選に当選した場合に生起され得る大当たり遊技状態の種別(種類)として、「大当たり1」及び「大当たり2」が設定され、第2特別図柄抽選に当選した場合に生起され得る大当たり遊技状態の種別(種類)として、「大当たり3」及び「大当たり4」が設定されている。
特別図柄抽選に当選した場合には、特図表示装置61,62において、特別図柄が「大当たり図柄」(当選態様)で停止表示されるとともに、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2が「大当たり図柄」(当選態様)で停止表示される。
「大当たり図柄」(当選態様)は、3つの演出図柄表示領域a1〜a3の抽選結果表示位置に表示された演出図柄z1の種類が、同一の数字(「1」〜「9」のうちいずれか)を示す演出図柄z1で揃う組み合わせとなるとともに、演出図柄表示領域a4に表示された演出図柄z2が所定の色を示す態様となっている。
本実施形態では、特別図柄抽選に当選した場合には、演出図柄表示領域a1〜a3において、特殊演出図柄が停止表示されることがない(停止表示される「大当たり図柄」(当選態様)に特殊演出図柄が含まれることがない)。
一方、特別図柄抽選に落選した場合には、演出図柄表示領域a1〜a3において、特殊演出図柄が停止表示されることがある(停止表示される「はずれ図柄」(落選態様)に特殊演出図柄が含まれることがある)。
なお、特別図柄抽選の結果に関わらず、演出図柄z1,z2の変動表示中に、演出図柄表示領域a1〜a3において、特殊演出図柄が仮停止表示されることがある。例えば、後述するように、特別図柄抽選に当選した場合に、特殊演出図柄が当選態様(当選示唆態様)で仮停止表示されることがある。

0040

「大当たり1」に当選した場合には、特図1表示装置61において、特別図柄を「大当たり1図柄」で停止表示させるように制御する。この際、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2を「通常図柄」(通常当選態様)で停止表示させるように制御する。
ここで、「通常図柄」(通常当選態様)は、3つの演出図柄表示領域a1〜a3の抽選結果表示位置に表示された演出図柄z1の種類が、同一の偶数の数字を示す演出図柄z1で揃う組み合わせ(例えば、「2、2、2」)となるとともに、演出図柄表示領域a4に表示された演出図柄z2が青色を示す態様となっている。
「大当たり2」に当選した場合には、特図1表示装置61において、特別図柄を「大当たり2図柄」で停止表示させるように制御する。この際、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2を「確変図柄」(確変当選態様)で停止表示させるように制御する。
ここで、「確変図柄」(確変当選態様)は、3つの演出図柄表示領域a1〜a3の抽選結果表示位置に表示された演出図柄z1の種類が、同一の奇数の数字を示す演出図柄z1で揃う組み合わせ(例えば、「7、7、7」)となるとともに、演出図柄表示領域a4に表示された演出図柄z2が赤色を示す態様となっている。
「大当たり3」に当選した場合には、特図2表示装置62において、特別図柄を「大当たり3図柄」で停止表示させるように制御する。この際、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2を「通常図柄」で停止表示させるように制御する。
「大当たり4」に当選した場合には、特図2表示装置62において、特別図柄を「大当たり4図柄」で停止表示させるように制御する。この際、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2を「確変図柄」で停止表示させるように制御する。

0041

一方、特別図柄抽選に落選した場合(「はずれ」の場合)には、表示装置61,62において特別図柄を「はずれ図柄」(落選態様)で停止表示させるように制御する。この際、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2を「はずれ図柄」(落選態様)で停止表示させるように制御する。
ここで、「はずれ図柄」(落選態様)は、3つの演出図柄表示領域a1〜a3のうち、少なくとも一の領域の抽選結果表示位置に表示された演出図柄z1の種類が、他の領域の抽選結果表示領域に表示された演出図柄z1の種類と異なる組み合わせ(例えば、「1、5、7」)となるとともに、演出図柄表示領域a4に表示された演出図柄z2が所定の色を示す態様となっている。

0042

「大当たり1」〜「大当たり4」に当選した場合には、大当たり遊技状態において、所定回数のラウンド遊技が実行される。本実施形態では、「大当たり1」又は「大当たり2」に当選した場合には、ラウンド遊技の回数が4[回]に設定され、「大当たり3」又は「大当たり4」に当選した場合には、ラウンド遊技の回数が16[回]に設定される。
また、「大当たり1」〜「大当たり4」に当選した場合には、各回のラウンド遊技における大入賞口開閉部材53aの最長開放時間が、所定時間(本実施形態では、30.0[s])に設定される。そして、各回のラウンド遊技は、大入賞口開閉部材53aが開放状態とされてから設定された最長開放時間が経過したこと、及び、当該ラウンド遊技における大入賞口53への遊技球の入球数所定入賞上限数(本実施形態では、10[球])に達したこと、のうち一方の成立に応じて終了される。

0043

ここで、パチンコ機1では、特別図柄抽選(第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選)の当選確率に係る遊技状態として、「特図低確率状態」と、「特図高確率状態」と、が設定されている。「特図低確率状態」では、特別図柄抽選の当選確率が、第1の確率(以下、「低確率」とする)(例えば、1/320)に設定される。一方、「特図高確率状態」では、特別図柄抽選の当選確率が、第1の確率より高い第2の確率(以下、「高確率」とする)(例えば、1/32)に設定される。なお、主制御回路200は、第1特別図柄抽選の当選確率と第2特別図柄抽選の当選確率とが同期するように、各抽選の当選確率を設定する。ここで、特別図柄抽選の当選確率とは、大当たり遊技状態が生起される「当たり」(「大当たり1」〜「大当たり4」)に当選する確率をいう。
そして、「大当たり1」又は「大当たり3」に当選した場合には、当該大当たり遊技状態の終了後から次回の大当たり遊技状態の生起前までの期間において、「特図低確率状態」が生起される。一方、「大当たり2」又は「大当たり4」に当選した場合には、当該大当たり遊技状態の終了後から次回の大当たり遊技状態の生起前までの期間において、「特図高確率状態」が生起される。
また、「大当たり1」〜「大当たり4」に当選した場合には、当該大当たり遊技状態の終了後に、時短制御が実行される。時短制御は、大当たり遊技状態の終了に応じて開始され、特別図柄抽選に当選したこと(大当たり図柄が停止表示されたこと)、及び、所定回数(本実施形態では、70[回])の特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が実行されたこと、のうち一方の成立に応じて終了される。

0044

(制御コマンドについて)
次に、主制御回路200から演出制御回路300に対して送信される制御コマンドについて説明する。
図5は、主制御回路から演出制御回路に対して送信される制御コマンドを説明する図である。
主制御回路200と演出制御回路300とは、シリアル通信用のハーネスを介して互いに接続されている。ここで、主制御回路200と演出制御回路300との間における通信は、主制御回路200から演出制御回路300への一方向のみで行われ、演出制御回路300から主制御回路200への通信は行われない。
主制御回路200から演出制御回路300に対して送信される各制御コマンドは、制御コマンドの種類を示す1バイトの先行データと、制御コマンドの内容を示す1バイトの後続データと、から構成されている。
そして、主制御回路200は、シリアル通信によって、先行データ及び後続データから構成される制御コマンドを演出制御回路300に対して送信する。演出制御回路300では、主制御回路200から制御コマンドを受信すると、シリアル通信割込みが発生し、この割込み処理によって、制御コマンドのデータをRAMの所定領域に記憶する。

0045

図5に示すように、パチンコ機1では、主制御回路200から演出制御回路300に対して送信される制御コマンドとして、図柄種別指定コマンド、第1変動パターン指定コマンド、第2変動パターン指定コマンド、停止指定コマンド、状態指定コマンド、第1先読み指定コマンド、第2先読み指定コマンド、第3先読み指定コマンド、第1保留数指定コマンド、第2保留数指定コマンド、他入賞指定コマンド等が設定されている。
図柄種別指定コマンドは、特別図柄(演出図柄)の停止図柄の種別(特別図柄抽選の抽選結果)を指定するコマンドである。図柄種別指定コマンドは、特別図柄の停止図柄の種別として、「はずれ図柄」又は「大当たりp図柄」(「大当たり1図柄」〜「大当たり4図柄」のうち一のもの)を指定する。図柄種別指定コマンドは、特別図柄の変動開始時に送信される。本実施形態では、図柄種別指定コマンドは、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。

0046

第1変動パターン指定コマンド及び第2変動パターン指定コマンドは、それぞれ、特別図柄(演出図柄z1,z2)の変動表示の変動パターンの種別(変動パターン番号)を指定するコマンドである。本実施形態では、第1変動パターン指定コマンド及び第2変動パターン指定コマンドは、それぞれ、変動パターン番号を指定することによって、当該変動パターン番号に対応付けられている変動時間(変動パターンの種別)を指定する。
本実施形態では、第1変動パターン指定コマンドは、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。また、第2変動パターン指定コマンドは、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。そして、第1変動パターン指定コマンド及び第2変動パターン指定コマンドは、特別図柄の変動開始時に送信される。

0047

第1変動パターン指定コマンドは、演出図柄z1,z2の変動表示のうち第1期間(前半)の変動パターン(以下、「第1変動パターン」とする)の種別を指定する。本実施形態では、第1変動パターンの内容として、互いに異なる変動時間が対応付けられているm種類のものが設定されている。そして、第1変動パターン指定コマンドは、m種類の第1変動パターンの内容うち一のものを指定する。
第2変動パターン指定コマンドは、演出図柄z1,z2の変動表示のうち第2期間(後半)の変動パターン(以下、「第2変動パターン」とする)の内容を指定する。本実施形態では、第2変動パターンの内容として、互いに異なる変動時間が対応付けられているn種類のものが設定されている。そして、第2変動パターン指定コマンドは、n種類の第2変動パターンの内容のうち一のものを指定する。

0048

停止指定コマンドは、特別図柄(演出図柄z1,z2)の停止表示の開始を指定するコマンドである。停止指定コマンドは、特別図柄の停止表示の開始時に送信される。
状態指定コマンドは、遊技状態を指定するコマンドである。状態指定コマンドは、時短制御の開始、時短制御の終了、「特図高確率状態」の設定及び「特図低確率状態」の設定のうち一のものを指定する。状態指定コマンドは、各制御の開始時又は終了時、各確率の設定時に送信される。

0049

第1先読み指定コマンドは、特別図柄(演出図柄)の停止図柄の種別(特別図柄抽選の抽選結果)を指定するコマンドである。第1先読み指定コマンドは、特別図柄の停止図柄の種別として、「はずれ図柄」又は「大当たりp図柄」(「大当たり1図柄」〜「大当たり4図柄」のうち一のもの)を指定する。第1先読み指定コマンドは、始動情報記憶時に送信される。本実施形態では、第1先読み指定コマンドは、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。
第2先読み指定コマンドは、第1変動パターンの内容を指定するコマンドである。具体的には、第2先読み指定コマンドは、変動パターンが不定未定)であること(「変動パターン不定」)又はm種類の第1変動パターンのうち一のもの(「変動パターンm」)を指定する。第2先読み指定コマンドは、始動情報記憶時に送信される。本実施形態では、第2先読み指定コマンドは、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。
第3先読み指定コマンドは、第2変動パターンの内容を指定するコマンドである。具体的には、第3先読み指定コマンドは、第2変動パターンが不定であること(「変動パターン不定」)又はn種類の第2変動パターンのうち一のもの(「変動パターンn」)を指定する。第3先読み指定コマンドは、始動情報記憶時に送信される。本実施形態では、第3先読み指定コマンドは、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。

0050

第1保留数指定コマンドは、特図保留数(特図1保留数又は特図2保留数)が「1」増加したことを指定するコマンドである。第2保留数指定コマンドは、特図保留数(特図1保留数又は特図2保留数)が「1」減少したことを指定するコマンドである。
ここで、特図1保留数とは、特図1表示装置61における第1特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が保留されている数をいう。また、特図2保留数とは、特図2表示装置62における第2特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が保留されている数をいう。
第1保留数指定コマンドは、始動情報(特図1始動情報又は特図2始動情報)の記憶時に送信される。第2保留数指定コマンドは、特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の変動表示の開始時に送信される。本実施形態では、第1保留数指定コマンドは、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。また、第2保留数指定コマンドは、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。
他入賞指定コマンドは、他入賞口54への遊技球の入球を指定するコマンドである。他入賞指定コマンドは、他入賞口54への遊技球の入球の検出時(他入賞球検知センサ105からの検出信号の入力時)に送信される。

0051

(主制御回路で実行される処理)
次に、主制御回路200で実行される処理を説明する。
まず、主制御回路200に構成されているハードウェアの機能について説明する。
パチンコ機1に電源が投入されると、ハード乱数発生回路270は、周波数発生回路260から1クロックが入力されるごと(本実施形態では、0.083[μs]ごと)に、ループカウンタの値を所定の範囲内(例えば、0〜65535の範囲内)において1ずつ更新するハード乱数更新処理を開始する。そして、ハード乱数更新処理によって、普通図柄抽選の当たり乱数、第1特別図柄抽選の大当たり乱数及び第2特別図柄抽選の大当たり乱数のそれぞれが更新される。なお、ハード乱数更新処理は、ハード乱数発生回路270(ハードウェア)の機能として実行され、後述するCPU210がソフトウェアに基づいて実行する処理とは独立して実行される。

0052

次に、主制御回路200のCPU210がROM220に記憶されている遊技の進行に係るプログラム(ソフトウェア)に基づいて実行する遊技制御処理について説明する。
図6は、主制御回路が実行するメインループ処理を示すフローチャートである。
パチンコ機1に対して電源が投入されると、主制御回路200のCPU210は、所定の初期化処理を実行した後に、図6に示すメインループ処理を繰り返し実行する。
メインループ処理は、CPU210により実行されると、まず、ステップS10に移行する。
ステップS10では、割込み禁止処理を実行して、ステップS11に移行する。割込み禁止処理では、他の処理の割込みを禁止する割込み禁止状態を設定する。これにより、割込み禁止状態が設定されている期間中には、シリアル通信受信割込み処理、タイマ割込み処理等の実行が禁止される。
ステップS11では、初期値乱数更新処理を実行し、ステップS12に移行する。初期値乱数更新処理では、初期値乱数を発生させるためのループカウンタの値を更新する。初期値乱数とは、プログラム上で発生する乱数であるソフト乱数大当たり図柄乱数変動パターン乱数等)の初期値及び終了値を更新(変更)するための乱数である。
すなわち、ソフト乱数を発生させるループカウンタは、予め設定された初期値から終了値までの範囲内において更新される。そして、ループカウンタの初期値及び終了値は、ループカウンタの乱数値が終了値に達する毎に変更される。この際、ループカウンタに設定される初期値及び終了値は、初期値乱数に基づいて決定される。

0053

ステップS12では、制御コマンド解析処理を実行し、ステップS13に移行する。制御コマンド解析処理では、払出制御回路400から受信した制御コマンドの解析を行う。
ステップS13では、制御コマンド送信処理を実行し、ステップS14に移行する。制御コマンド送信処理では、RAM230のポート出力要求バッファに記憶されている制御コマンドを、出力ポート250の送信バッファ(図示せず)に格納する。これによって、出力ポート250の送信用バッファに格納された制御コマンドは、順次、演出制御回路300に対して送信される。
ステップS14では、割込み許可処理を実行し、ステップS15に移行する。割込み許可処理では、割込み禁止状態を解除する。これにより、ステップS14に係る処理が実行されてからステップS10に係る処理が実行されるまでの期間中が、シリアル通信受信割込み処理、タイマ割込み処理等の実行が許可された割込み許可期間となる。
ステップS15では、その他乱数更新処理を実行し、ステップS10に移行する。その他乱数更新処理では、ソフト乱数のうち大当たり図柄乱数を除いたもの(変動パターン乱数等)の更新を行う。

0054

次に、CPU210が実行するシリアル通信受信割込み処理を説明する。
図7は、主制御回路が実行するシリアル通信受信割込み処理を示すフローチャートである。
CPU210は、メインループ処理に係る割込み許可期間中又はタイマ割込み処理に係る割込み許可期間中において、払出制御回路400から制御コマンドを受信した場合に、シリアル通信受信割込み処理を実行する。なお、シリアル通信受信割込み処理は、多重割込みを禁止する処理となっている。
図7に示すように、シリアル通信受信割込み処理は、CPU210により実行されると、まず、ステップS20に移行する。
ステップS20では、レジスタ退避処理を実行し、ステップS21に移行する。レジスタ退避処理では、メインループ処理の実行中に使用していたレジスタの値をRAM230の退避領域退避させる。

0055

ステップS21では、制御コマンドを受信するための受信バッファにデータが存在するか否かを判定し、受信バッファにデータが存在すると判定した場合(Yes)には、ステップS22に移行し、受信バッファにデータが存在しないと判定した場合(No)には、ステップS23に移行する。
ステップS22では、受信データ格納処理を実行し、ステップS23に移行する。受信データ格納処理では、受信バッファに存在するデータをRAM230の所定領域に格納する。
ステップS23では、レジスタ復帰処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。レジスタ復帰処理では、ステップS20で退避しておいたレジスタの値を復帰させ、割込みを許可する。そして、レジスタ復帰処理の終了後、メインループ処理(スタックポインタで指示されるプログラムアドレス)に復帰する。

0056

次に、CPUが実行するタイマ割込み処理を説明する。
図8は、主制御回路が実行するタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
周波数発生回路260は、所定周期(本実実施形態では、4.0[ms])ごとに、割込み要求信号を発生させる。そして、CPU210は、メインループ処理に係る割込み許可期間中において、割込み要求信号の発生に応じて、タイマ割込み処理を実行する。なお、タイマ割込み処理は、多重割込みを許可する処理となっている。
図8に示すように、タイマ割込み処理は、CPU210により実行されると、まず、ステップS30に移行する。
ステップS30では、レジスタ退避処理を実行し、ステップS31に移行する。レジスタ退避処理では、メインループ処理の実行中に使用していた全てのレジスタの値をRAM230の退避領域に退避させ、割込みを許可する。
ステップS31では、初期値乱数更新処理を実行し、ステップS32に移行する。ステップS31の初期値乱数更新処理は、ステップS11の初期値乱数更新処理と同一の処理となっている。

0057

ステップS32では、ソフト乱数更新処理を実行し、ステップS33に移行する。ソフト乱数更新処理では、ソフト乱数のうち大当たり図柄乱数を発生させるためのループカウンタの値を更新する。
ステップS33では、スイッチチェック処理を実行し、ステップS34に移行する。スイッチチェック処理では、入力ポート240における各検知センサ101〜105からの検出信号の入力の有無をチェックする。そして、いずれかの検知センサ101〜105からの検出信号の入力を検出した場合には、当該検出を示す情報をRAM230の所定領域に記憶する。
ステップS34では、特図乱数記憶処理を実行し、ステップS35に移行する。特図乱数記憶処理については、後述する。
ステップS35では、特図変動処理を実行し、ステップS36に移行する。特図変動処理については、後述する。
ステップS36では、大当たり遊技処理を実行し、ステップS37に移行する。大当たり遊技処理については、後述する。

0058

ステップS37では、普図乱数記憶処理を実行し、ステップS38に移行する。普図乱数記憶処理では、ステップS33の処理結果に基づいて、普図始動球検知センサ104から検出信号が入力されたか否かを判定し、入力されたと判定した場合には、普図乱数記憶処理を実行する。
普図乱数記憶処理では、普通図柄抽選の普図当たり乱数等を対応のループカウンタから取得して、取得した乱数(乱数値)を、普図始動情報として、RAM230の普図始動情報記憶領域に記憶する。
ステップS38では、普図変動処理を実行し、ステップS39に移行する。普図変動処理では、普図始動情報記憶領域において普図始動情報が記憶されているか否かを判定し、普図始動情報が記憶されていると判定した場合には、普図当たり判定処理及び報知表示開始処理を実行する。
普図当たり判定処理では、普図始動情報記憶領域に記憶されている普図始動情報に含まれる普図当たり乱数の値が当たり値と一致しているか否かを判定し、普図当たり乱数の値が当たり値と一致していると判定した場合には、停止図柄として「普図当たり図柄」を設定し、普図当たり乱数の値が当たり値と一致していないと判定した場合には、停止図柄として「はずれ図柄」を設定する。
報知表示開始処理では、普通図柄の変動時間を設定して、普図表示装置60において、普通図柄の変動表示を開始する。そして、普通図柄の変動表示が開始されてから設定された変動時間が経過した場合には、普図表示装置60において、普通図柄の表示が終了されて、普図当たり判定処理で設定された停止図柄による普通図柄の停止表示が行われる。
ステップS39では、普図当たり遊技処理を実行し、ステップS40に移行する。普図当たり遊技処理では、普図表示装置60において「普図当たり図柄」が停止表示されたか否かを判定し、「普図当たり図柄」が停止表示されたと判定した場合には、普図当たり遊技状態を生起させる。
普図当たり遊技状態では、始動口開閉部材52aが閉止状態から開放状態に変位(開放)されて、第2始動口52への遊技球の入球が可能となる。始動口開閉部材52aは、開放状態とされてから所定の開放時間が経過したことに応じて、閉止状態とされる。

0059

ステップS40では、賞球の払い出し動作を実行する賞球払出処理を実行し、ステップS41に移行する。賞球払出処理では、ステップS33の処理結果に基づいて、各検知センサ101,102,103,105からの検出信号の入力の有無を判定する。そして、各検知センサ101,102,103,105からの検出信号の入力があった場合には、賞球数指定コマンドをポート出力要求バッファに記憶する。さらに、賞球払出処理では、払出制御回路400に対する制御コマンドの送信を行う。
本実施形態では、特図1始動球検知センサ101から検出信号の入力があった場合には、3[球]の賞球数を指定する賞球数指定コマンド、特図2始動球検知センサ102から検出信号の入力があった場合には、1[球]の賞球数を指定する賞球数指定コマンド、大入賞球検知センサ103から検出信号の入力があった場合には、5[球]の賞球数を指定する賞球数指定コマンド、他入賞球検知センサ105から検出信号の入力があった場合には、2[球]の賞球数を指定する賞球数指定コマンドをポート出力要求バッファに記憶する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、賞球数指定コマンドが払出制御回路400に対して送信される。
払出制御回路400は、主制御回路200から賞球数指定コマンドを受信すると、当該賞球数指定コマンドで指定されている賞球数の遊技球賞球の払い出しに係る遊技球払出動作を遊技球払出装置440に実行させる。
また、他入賞球検知センサ105から検出信号の入力があった場合には、他入賞球指定コマンドをポート出力要求バッファに記憶する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、他入賞球指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。

0060

ステップS41では、ポート出力処理を実行し、ステップS42に移行する。ポート出力処理では、各種制御信号が、普図表示装置60、特図1表示装置61、特図2表示装置62、状態表示装置63、始動口ソレノイド64、大入賞口ソレノイド65等に対して出力される。
ステップS42では、レジスタ復帰処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。レジスタ復帰処理では、ステップS30で退避しておいたレジスタの値を復帰させる。そして、レジスタ復帰処理の終了後、メインループ処理(スタックポインタで指示されるプログラムアドレス)に復帰する。

0061

次に、ステップS34の特図乱数記憶処理を説明する。
図9は、特図乱数記憶処理を示すフローチャートである。
特図乱数記憶処理は、ステップS34において実行されると、図9に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、ステップS33の処理結果に基づいて、特図1始動球検知センサ101からの検出信号の入力を検出したか否かを判定し、入力を検出したと判定した場合(Yes)には、ステップS101に移行し、入力を検出しないと判定した場合(No)には、ステップS103に移行する。
ステップS101では、特図1保留数が上限数に達しているか否かを判定し、上限数に達していないと判定した場合(No)には、ステップS102に移行し、上限数に達していると判定した場合(Yes)には、ステップS103に移行する。
ここで、特図1保留数とは、特図1表示装置61における第1特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が保留されている数をいう。本実施形態では、特図1保留数の上限数は、「4」に設定されている。
ステップS102では、特図1乱数記憶処理を実行し、ステップS103に移行する。特図1乱数記憶処理では、第1特別図柄抽選の大当たり乱数、大当り図柄乱数、変動パターン乱数等を対応のループカウンタから取得して、取得した各種乱数(乱数値)を、特図1始動情報として、RAM230の特図1始動情報記憶領域に記憶する。
また、特図1乱数記憶処理では、特図1保留数が「1」増加したことを指定する第1保留数指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、第1保留数指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。

0062

ステップS103では、先読み判定処理を実行し、ステップS104に移行する。先読み判定処理では、ステップS102で特図1始動情報記憶領域に記憶した特図1始動情報(以下、「対象始動情報」とする)に基づいて、各種抽選結果を事前判定する。
すなわち、先読み判定処理では、まず、第1特別図柄抽選の抽選結果を判定する。具体的には、対象始動情報に含まれる大当たり乱数の値が特別図柄抽選に係る大当たり値と一致しているか否かを判定(事前大当たり判定)する。
ここで、ROM220には、特別図柄抽選に係る大当たり値が登録された特別図柄抽選テーブルが格納されている。また、特別図柄抽選テーブルとして、「特図低確率状態」に対応する特別図柄抽選テーブルと、「特図高確率状態」に対応する特別図柄抽選テーブルと、が格納されている。「特図低確率状態」に対応する特別図柄抽選テーブルでは、当選確率が第1の確率(例えば、1/320)となるように、大当たり値が登録されている。一方、「特図高確率状態」に対応する特別図柄抽選テーブルでは、当選確率が第1の確率より高い第2の確率(例えば、1/32)となるように、大当たり値が登録されている。
そして、先読み判定処理では、現在設定されている遊技状態に対応する特別図柄抽選テーブルを読み出して、事前大当たり判定を行う。これにより、第1特別図柄抽選の抽選結果(当選又は落選)が判定される。なお、現在設定されている遊技状態は、RAM230の所定領域において特図低確率状態フラグ及び特図低確率状態フラグのうちいずれのフラグが記憶されているかに基づいて判定する。

0063

先読み判定処理では、次に、停止図柄の種別を判定(事前停止図柄判定)する。具体的には、事前大当たり判定で第1特別図柄抽選に当選したと判定した場合には、対象始動情報に含まれる大当たり図柄乱数の値に基づいて、停止図柄の種別(大当たり図柄の種別)を判定する。一方、事前大当たり判定で第1特別図柄抽選に落選したと判定した場合には、停止図柄の種別として「はずれ図柄」を判定する。
ここで、ROM220には、大当たり図柄乱数の値と大当たり図柄の種別との対応が登録された大当たり図柄抽選テーブルが格納されている。また、大当たり図柄抽選テーブルとして、第1特別図柄抽選に対応する大当たり図柄抽選テーブルと、第2特別図柄抽選に対応する大当たり図柄抽選テーブルと、が格納されている。
第1特別図柄抽選に対応する大当たり図柄抽選テーブルには、停止図柄の種別として、「大当たり1図柄」及び「大当たり2図柄」のみが登録されている(「大当たり3図柄」及び「大当たり4図柄」が登録されていない)。一方、第2特別図柄抽選に対応する大当たり図柄抽選テーブルには、停止図柄の種別として、「大当たり3図柄」及び「大当たり4図柄」のみが登録されている(「大当たり1図柄」及び「大当たり2図柄」が登録されていない)。
そして、ステップS103に係る先読み判定処理では、第1特別図柄抽選に対応する大当たり図柄抽選テーブルを用いて、大当たり図柄の種別(「大当たり1図柄」又は「大当たり2図柄」)を判定する。一方、ステップS107に係る先読み判定処理では、第2特別図柄抽選に対応する大当たり図柄抽選テーブルを用いて、大当たり図柄の種別(「大当たり3図柄」又は「大当たり4図柄」)を判定する。
また、判定した停止図柄の種別(「はずれ図柄」又は「大当たりp図柄」)を指定する第1先読み指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、第1先読み指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。

0064

先読み判定処理では、次に、変動パターンの内容を判定(事前変動パターン判定)する。具体的には、対象始動情報に含まれる変動パターン乱数の値に基づいて、変動パターンの内容を判定する。
ROM220には、変動パターン乱数の値と変動パターン乱数の区分との対応が登録された乱数区分抽選テーブルが格納されている。また、乱数区分抽選テーブルとして、事前大当たり判定(大当たり判定)の結果に対応する乱数区分抽選テーブルが格納されている。
特別図柄抽選に当選した場合に対応する当選時乱数区分抽選テーブルには、変動パターン乱数の区分として、「固定値」のみが登録されている。一方、特別図柄抽選に落選した場合に対応する落選時乱数区分抽選テーブルには、変動パターン乱数の区分として、「不定値」と、「固定値」と、が登録されている。
ここで、「不定値」とは、始動情報(特図1始動情報又は特図2始動情報)の記憶(取得)時には、変動パターンの種別(変動パターン番号)が決定されず、当該始動情報に係る特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の変動表示の開始時(ステップS115の実行時)において、当該変動表示の開始時の保留数(特図1保留数又は特図2保留数)、時短制御の実行状況等に基づいて、変動パターンの種別(変動パターン番号)が決定される変動パターン乱数の区分となっている。
一方、「固定値」とは、特別図柄の変動表示の開始時における保留数等に関わらず、始動情報の記憶時(ステップS103,S107の実行時)において、変動パターンの種別(変動パターン番号)が決定される変動パターン乱数の区分となっている。
本実施形態では、変動パターン乱数の値は、0〜1999の範囲内で更新される。そして、当選時乱数区分抽選テーブルでは、0〜1999の全ての変動パターン乱数の値が「固定値」に設定されている。一方、落選時乱数区分抽選テーブルでは、0〜1700の範囲の変動パターン乱数の値が「不定値」に設定され、1701〜1999の範囲の変動パターン乱数の値が「固定値」に設定されている。

0065

また、ROM220には、変動パターン乱数の値と第2変動パターンの種別(変動パターン番号)との対応が登録された第2変動パターン抽選テーブルが格納されている。そして、第2変動パターン抽選テーブルとして、特別図柄抽選に当選した場合に対応する当選時第2変動パターン抽選テーブルと、特別図柄抽選に落選した場合に対応する落選時第2変動パターン抽選テーブルと、が格納されている。
また、落選時第2変動パターン抽選テーブルとして、変動パターン乱数の区分が不定値である場合に対応する落選時不定値用第2変動パターン抽選テーブルと、変動パターン乱数の区分が固定値である場合に対応する落選時固定値用第2変動パターン抽選テーブルと、が格納されている。

0066

ここで、第2変動パターンの種別について説明する。
本実施形態では、第2変動パターンの種別として、「通常変動パターン」と、「リーチ変動パターン」と、「特殊変動パターン」と、が設定されている。
「通常変動パターン」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に、大当たり遊技状態が生起されることを期待させる表示が行われない第2変動パターンの種別をいう。
「リーチ変動パターン」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に、リーチ表示が行われる第2変動パターンの種別をいう。
「リーチ表示」とは、演出図柄表示領域a4における演出図柄z2の変動表示が継続されつつ、演出図柄表示領域a1〜a3のうち2以上の領域において演出図柄z1の仮停止表示が行われ、かつ、2以上の領域において仮停止表示されている演出図柄z1が、「大当たり図柄」(当選態様)に含まれる組み合わせとなる表示(例えば、2以上の演出図柄表示領域a1〜a3において、互いに同一の数字を示す通常演出図柄が仮停止表示されている状態)をいう。
「仮停止表示」とは、抽選結果表示位置において、一の種類の演出図柄z1が揺動(又は回転)される表示(抽選結果表示位置に表示されている演出図柄z1が変更されずに、当該演出図柄z1が所定の動きをする表示)をいう。
「抽選結果表示位置」とは、演出図柄z1が停止表示される位置をいう。
また、「リーチ変動パターン」の種別として、「リーチ演出」が実行されない「ノーマルリーチ」と、「リーチ演出」が実行される「スーパーリーチ」と、が設定されている。
「リーチ演出」とは、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2が「大当たり図柄」(当選態様)で停止表示されることを煽る演出をいう。

0067

「特殊変動パターン」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に、「カウントアップ変動表示」が行われる第2変動パターンの種別をいう。
「カウントアップ変動表示」は、演出図柄z1が後述する「当選示唆態様」で仮停止表示されることを示唆する演出表示となっている。カウントアップ変動表示では、所定回数の擬似連続変動表示が行われる。
「擬似連続変動表示」とは、演出図柄表示領域a4における演出図柄z2の変動表示が継続されつつ、演出図柄表示領域a1〜a3のうち少なくとも1の領域の抽選結果表示位置において、演出図柄z1の仮停止表示が実行された後に、全ての演出図柄表示領域a1〜a3において、演出図柄z1の通常変動表示が実行される表示をいう。
「通常変動表示」とは、抽選結果表示位置に表示される演出図柄z1の種類が、所定変動順序で、順次、変更される(入れ替わる)表示をいう。
「所定変動順序」は、「1」を示す通常演出図柄、「2」を示す通常演出図柄、「3」を示す通常演出図柄、「4」を示す通常演出図柄、「5」を示す通常演出図柄、「6」を示す通常演出図柄、「7」を示す通常演出図柄、「8」を示す通常演出図柄、「9」を示す特殊演出図柄、(その後、再び「1」を示す通常演出図柄)を繰り返す順序となっている。
カウントアップ変動表示における各回の擬似連続変動表示では、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。これによって、擬似連開始態様の演出図柄z1が仮停止表示されることにより、各回の擬似連続変動の実行が示唆される。特に、カウントアップ変動表示における初回の擬似連続変動表示において、擬似連開始態様の演出図柄z1が仮停止表示されることにより、当該カウントアップ変動表示の開始が示唆される。
「擬似連開始態様」は、演出図柄表示領域a1の抽選結果表示位置において、特殊演出図柄が表示され、演出図柄表示領域a2,a3の抽選結果表示位置において、いずれかの種類の演出図柄z1(「1」〜「8」を示す通常演出図柄及び特殊演出図柄のうちいずれか)が表示される態様となっている。

0068

本実施形態では、「特殊変動パターン」の種別として、カウントアップ変動表示において実行される擬似連続変動表示の回数が互いに異なる複数の種別が設定されている。そして、カウントアップ変動表示において実行される擬似連続変動表示の回数が多い種別ほど、期待値が高くなるように設定されている。ここで、「期待値」とは、当該「変動パターン」が選択された場合に、大当たり遊技状態が生起される可能性の度合いをいう。
カウントアップ変動表示では、複数回の擬似連続変動表示が実行される。そして、複数回の擬似連続変動表示のうち、後に実行される擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様として、先に実行される擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様より当選示唆態様に近い態様が設定される。これによって、カウントアップ変動表示では、演出図柄z1の仮停止表示が実行される毎に、仮停止表示される演出図柄z1の態様が、当選示唆態様により近い態様となる。
「当選示唆態様」は、当選態様の一種(特殊演出図柄による当選態様)となっている。具体的には、当選示唆態様は、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において、抽選結果表示位置に表示された演出図柄z1が、特殊演出図柄で揃う態様となっている。

0069

具体的には、カウントアップ変動表示では、各回の擬似連続変動表示において3つの演出図柄表示領域a1〜a3で仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせ(態様)を3桁の数字に見立てて、演出図柄z1の仮停止表示(擬似連続変動表示)が実行される毎に、仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字が、所定数(本実施形態では、「1」)ずつカウントアップ(増加)していく。
すなわち、演出図柄表示領域a1に仮停止表示された演出図柄z1が、3桁の数字のうち百の位を示し、演出図柄表示領域a2に仮停止表示された演出図柄z1が、3桁の数字のうち十の位を示し、演出図柄表示領域a3に仮停止表示された演出図柄z1が、3桁の数字のうち一の位を示す。そして、次回の擬似連続変動表示では、今回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「1」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが仮停止表示される。
また、カウントアップ変動表示では、各回の擬似連続表示における演出図柄z1の仮停止表示の開始時に、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された特殊演出図柄に対して所定の演出効果発光、点滅、拡大、色の変化等)が付与されて、当該特殊図柄が強調される。これによって、擬似連開始態様の演出図柄z1が仮停止表示されたことが強調される。

0070

そして、特別図柄抽選に当選した場合に選択される「特殊変動パターン」に係るカウントアップ変動表示では、最終回の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が当選示唆態様で仮停止表示される。すなわち、最終回の擬似連続変動表示において、「999」の数字を示す組み合わせ(当選示唆態様)の演出図柄z1が仮停止表示される。この際、演出図柄z1の仮停止表示の開始時に、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示された特殊演出図柄に対して所定の演出効果(発光等)が付与されて、3つの特殊図柄が強調される。これによって、当選示唆態様の演出図柄z1が仮停止表示されたことが強調される。
なお、カウントアップ変動表示では、最終回の擬似連続変動表示では、演出図柄z1の仮停止表示の実行後に、演出図柄z1の通常変動表示が実行されることはない。
そして、最終回の擬似連続変動表示における演出図柄z1の仮停止表示によって、当該カウントアップ変動表示が終了される。
また、特別図柄抽選に当選した場合に選択される「特殊変動パターン」では、カウントアップ変動表示の終了後に、再抽選演出が実行される。
「再抽選演出」では、カウントアップ変動表示における最終回の擬似変動表示において仮停止表示された当選示唆態様の演出図柄z1に替えて、「確変図柄」(確変当選態様の演出図柄z1)又は「通常図柄」(通常当選態様の演出図柄z1)が仮停止表示される。この際、後述する大当たり図柄判定により判定された「大当たり図柄」の種別に応じた「大当たり図柄」が仮停止表示される。その後、再抽選演出において仮停止表示された「大当たり図柄」が、そのまま停止表示される。
これによって、特別図柄抽選に当選した場合に選択される「特殊変動パターン」では、カウントアップ変動表示において当選示唆態様の演出図柄z1が仮停止表示されることにより、特別図柄抽選に当選したことが示唆され、再抽選演出において仮停止表示された演出図柄z1の態様によって、その後に生起される大当たり遊技状態の種別が示唆される。

0071

一方、特別図柄抽選に落選した場合に選択される「特殊変動パターン」に係るカウントアップ変動表示では、最終回の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が落選態様で仮停止表示される。この際、擬似連開始態様が成立しない落選態様で、演出図柄z1が仮停止表示される。具体的には、演出図柄表示領域a1において通常演出図柄が仮停止表示される落選態様で、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において、演出図柄z1が仮停止表示される。これによって、その後に擬似連続変動表示が継続しないことが示唆される。
そして、最終回の擬似連続変動表示における演出図柄z1の仮停止表示によって、当該カウントアップ変動表示が終了される。

0072

さらに、本実施形態では、「特殊変動パターン」の種別として、「事前予告変動表示」が実行される「第1特殊変動パターン」と、「事前予告変動表示」が実行されない「第2特殊変動パターン」と、が設定されている。
「事前予告変動表示」は、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示されること(カウントアップ変動表示が開始されること)を示唆する演出表示となっている。事前予告変動表示は、カウントアップ変動表示の開始前に実行される。事前予告変動表示では、複数回の擬似連続変動表示が行われる。
本実施形態では、「第1特殊変動パターン」の種別として、事前予告変動表示において実行される擬似連続変動表示の回数が互いに異なる複数の種別が設定されている。
そして、事前予告変動表示では、複数回の擬似連続変動表示のうち、後に実行される擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様として、先に実行される擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様より擬似連開始態様に近い態様が設定される。これによって、事前予告変動表示では、演出図柄z1の仮停止表示が実行される毎に、仮停止表示される演出図柄z1の態様が、擬似連開始態様により近い態様となる。

0073

具体的には、事前予告変動表示では、演出図柄z1の仮停止表示(擬似連続変動表示)が実行される毎に、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が示す数字が、特殊演出図柄が示す数字(「9」)に近くなるように増加していく。
本実施形態に係る事前予告変動表示では、各回の擬似連続変動表示において、演出図柄表示領域a1に、奇数の数字(「1」、「3」、「5」及び「7」のうちいずれか)を示す通常演出図柄が仮停止表示される。
また、事前予告変動表示では、各回の演出図柄z1の仮停止表示の開始時に、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された通常演出図柄に対して所定の演出効果(発光、点滅、拡大、色の変化等)が付与されて、当該演出図柄z1が強調される。
そして、事前予告変動表示では、最終回の擬似連続変動表示において、演出図柄表示領域a1に、「7」を示す通常演出図柄が仮停止表示される。
これによって、事前予告変動表示では、演出図柄表示領域a1に仮停止表示される演出図柄a1により、その後に擬似連開始態様の演出図柄z1が仮停止表示されること(カウントアップ変動表示が開始されること)が示唆される。

0074

当選時第2変動パターン抽選テーブルには、第2変動パターンの種別として、「リーチ変動パターン」(「ノーマルリーチ」及び「スーパーリーチ」)及び「特殊変動パターン」(「第1特殊変動パターン」及び「第2特殊変動パターン」)が登録されている。
一方、落選時不定値用第2変動パターン抽選テーブルには、第2変動パターンの種別として、「通常変動パターン」及び「ノーマルリーチ」が登録されている(「スーパーリーチ」及び「特殊変動パターン」が登録されていない)。
一方、落選時固定値用第2変動パターン抽選テーブルには、第2変動パターンの種別として、「リーチ変動パターン」(「ノーマルリーチ」及び「スーパーリーチ」)及び「特殊変動パターン」(「第1特殊変動パターン」及び「第2特殊変動パターン」)が登録されている(「通常変動パターン」が登録されていない)。

0075

さらに、ROM220には、落選時不定値用第2変動パターン抽選テーブルとして、時短制御の実行状況、保留数(特図1保留数又は特図2保留数)等の組み合わせのそれぞれに対応する落選時不定値用第2変動パターン抽選テーブルが格納されている。
そして、時短制御の実行中に対応する落選時不定値用第2変動パターン抽選テーブルでは、時短制御の停止中に対応する落選時不定値用第2変動パターン抽選テーブルと比較して、短い変動時間(例えば、0.5[s])に係る第2変動パターンの内容が登録されている。また、保留数が多いほど短い変動時間に係る第2変動パターンが決定されるように、各保留数に対応する落選時不定値用第2変動パターン抽選テーブルの内容が設定されている。

0076

また、ROM220には、変動パターン乱数の値と第1変動パターンの種別(変動パターン番号)との対応が登録された第1変動パターン抽選テーブルが格納されている。そして、第1変動パターン抽選テーブルとして、各第2変動パターンの種別に対応する第1変動パターン抽選テーブルが格納されている。

0077

ここで、第1変動パターンの種別について説明する。
本実施形態では、第1変動パターンの種別として、「通常変動パターン」と、「擬似連続変動パターン」と、が設定されている。
「通常変動パターン」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に、大当たり遊技状態が生起されることを期待させる表示が行われない第1変動パターンの種別をいう。
「擬似連続変動パターン」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に、1回以上の擬似連続変動表示が行われる第1変動パターンの種別をいう。
また、本実施形態では、「擬似連続変動パターン」の種別として、1回の擬似連続変動表示が行われる「擬似連続変動1」と、2回の擬似連続変動表示が行われる「擬似連続変動2」と、3回の擬似連続変動表示が行われる「擬似連続変動3」と、が設定されている。そして、実行される擬似連続変動表示の回数が多い種別ほど、期待値が高くなるように設定されている。

0078

そして、第2変動パターンの種別が「通常変動パターン」又は「リーチ変動パターン」である場合に対応する第1変動パターン抽選テーブルには、第1変動パターンの種別として、「通常変動パターン」及び「擬似連続変動パターン」が登録されている。
一方、第2変動パターンの種別が「特殊変動パターン」である場合に対応する第1変動パターン抽選テーブルには、第1変動パターンの種別として、変動時間が0[s]に係る「通常変動パターン」のみが登録されている。

0079

事前変動パターン判定では、事前大当たり判定で特別図柄抽選に当選したと判定した場合には、まず、当選時乱数区分抽選テーブルを読み出して、変動パターン乱数の区分を判定する(本実施形態では、「固定値」と判定される)。
次に、当選時第2変動パターン抽選テーブルを読み出して、第2変動パターンの種別(「リーチ変動パターン」又は「特殊変動パターン」)を判定する。また、判定した第2変動パターンの種別に対応する第1変動パターン抽選テーブルを読み出して、第1変動パターンの種別を判定する。
さらに、判定した第1変動パターンの種別(「変動パターンm」)を指定する第2先読み指定コマンド及び判定した第2変動パターンの種別(「変動パターンn」)を指定する第3先読み指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、第2先読み指定コマンド及び第3先読み指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。

0080

一方、事前大当たり判定で第1特別図柄抽選に落選したと判定した場合には、まず、落選時乱数区分抽選テーブルを読み出して、変動パターン乱数の区分を判定する。
そして、変動パターン乱数の区分が「不定値」であると判定した場合には、「変動パターン不定」を指定する第2先読み指定コマンド及び「変動パターン不定」を指定する第3先読み指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、第2先読み指定コマンド及び第3先読み指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
一方、変動パターン乱数の区分が「固定値」であると判定した場合には、落選時固定値用第2変動パターン抽選テーブルを読み出して、第2変動パターンの種別(「リーチ変動パターン」又は「特殊変動パターン」)を判定する。また、判定した第2変動パターンの種別に対応する第1変動パターン抽選テーブルを読み出して、第1変動パターンの種別を判定する。さらに、判定した第1変動パターンの種別(「変動パターンm」)を指定する第2先読み指定コマンド及び判定した第2変動パターンの種別(「変動パターンn」)を指定する第3先読み指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、第2先読み指定コマンド及び第3先読み指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。

0081

以上により、先読み判定処理では、変動パターン乱数の区分が「不定値」と判定された場合には、具体的な一の変動パターン(第1変動パターン及び第2変動パターン)の種別が判定されることなく、変動パターンの種別が不定であることを指示する第2先読み指定コマンド及び第3先読み指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
一方、変動パターン乱数の区分が「固定値」であると判定された場合には、具体的な一の変動パターン(第1変動パターン及び第2変動パターン)の種別が判定されて、判定された変動パターンの種別を指示する先読み指定コマンド(第2先読み指定コマンド及び第3先読み指定コマンド)が演出制御回路300に対して送信される。

0082

ステップS104では、ステップS33の処理結果に基づいて、特図2始動球検知センサ102からの検出信号の入力を検出したか否かを判定し、入力を検出したと判定した場合(Yes)には、ステップS105に移行し、入力を検出しないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
ステップS105では、特図2保留数が上限数に達しているか否かを判定し、上限数に達していないと判定した場合(No)には、ステップS106に移行し、上限数に達していると判定した場合(Yes)には、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
ここで、特図2保留数とは、特図2表示装置62における第2特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が保留されている数をいう。本実施形態では、特図2保留数の上限数は、「4」に設定されている。
ステップS106では、特図2乱数記憶処理を実行し、ステップS107に移行する。特図2乱数記憶処理では、第2特別図柄抽選の大当たり乱数、大当り図柄乱数、変動パターン乱数等を対応のループカウンタから取得して、取得した各種乱数(乱数値)を、特図2始動情報(遊技状態)として、RAM230の特図2始動情報記憶領域に記憶する。
また、特図2乱数記憶処理では、特図2保留数が「1」増加したことを指定する第1保留数指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、第1保留数指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS107では、先読み判定処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS35)に移行する。先読み判定処理では、ステップS106で特図2始動情報記憶領域に記憶した特図2始動情報を対象始動情報として、各種抽選結果を事前判定する。
なお、ステップS107の先読み判定処理は、ステップS103の先読み判定処理と同様の処理となっているため、説明を省略する。

0083

次に、ステップS35の特図変動処理を説明する。
図10は、特図変動処理を示すフローチャートである。
特図変動処理は、ステップS35において実行されると、図10に示すように、まず、ステップS110に移行する。
ステップS110では、大当たり遊技状態中であるか否かを判定し、大当たり遊技状態中でないと判定した場合(No)には、ステップS111に移行し、大当たり遊技状態中であると判定した場合(Yes)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS36)に移行する。ここで、大当たり遊技状態の生起中であるか否かは、RAM230の所定領域において大当たり遊技状態フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS111では、特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の報知表示中であるか否かを判定し、特別図柄の報知表示中でないと判定した場合(No)には、ステップS112に移行し、特別図柄の報知表示中であると判定した場合(Yes)には、ステップS117に移行する。ここで、特別図柄の報知表示中とは、特別図柄の変動表示又は停止表示が行われている期間中をいう。

0084

ステップS112では、特図保留数が「0」であるか否かを判定し、特図保留数が「0」でないと判定した場合(No)には、ステップS113に移行し、特図保留数が「0」であると判定した場合(Yes)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS36)に移行する。ここで、特図保留数とは、特図1保留数及び特図2保留数の合計数をいう。
ステップS113では、大当たり判定処理を実行し、ステップS114に移行する。大当たり判定処理では、RAM230の始動情報記憶領域(特図1始動情報記憶領域又は特図2始動情報記憶領域)に記憶されている始動情報(特図1始動情報又は特図2始動情報)に含まれる大当たり乱数を読み出して、この大当たり乱数の値が大当たり値と一致しているか否かを判定(大当たり判定)する。そして、大当たり乱数の値が大当たり値と一致している場合には、「大当たり」(当選)と判定し、大当たり乱数の値が大当たり値と一致していない場合には、「はずれ」(落選)と判定する。
本実施形態では、特図2始動情報記憶領域において特図2始動情報が記憶されている場合には、特図1始動情報に対して優先して、当該特図2始動情報に基づく大当たり判定を実行する。なお、始動情報記憶領域(特図1始動情報記憶領域及び特図2始動情報記憶領域)に記憶されている始動情報(特図1始動情報及び特図2始動情報)について、特図1始動情報及び特図2始動情報を通じて、先に取得(記憶)された始動情報から順に、大当たり判定を実行する構成としても構わない。
ここで、以下の説明では、ステップS113において大当たり判定が実行された始動情報を、「判定始動情報」とする。
大当たり判定は、ステップS103,S107の処理における判定(事前大当たり判定)と同様に行う。具体的には、判定始動情報に含まれる大当たり乱数と、現在設定されている遊技状態に対応する特別図柄抽選テーブルとに基づいて、大当たり判定を行う。これにより、特別図柄抽選の抽選結果(当選又は落選)が判定される。
ここで、現在設定されている遊技状態は、RAM230の所定領域において特図低確率状態フラグ及び特図低確率状態フラグのうちいずれのフラグが記憶されているかに基づいて判定する。

0085

ステップS114では、停止図柄設定処理を実行し、ステップS115に移行する。停止図柄設定処理では、ステップS113の処理結果に基づいて、停止表示させる特別図柄の種別(停止図柄の種別)を判定(停止図柄判定)する。
停止図柄判定は、ステップS103,S107の処理における判定と同様に行う。具体的には、大当たり判定で特別図柄抽選に当選したと判定した場合には、判定始動情報に含まれる大当たり図柄乱数と、判定始動情報に係る抽選の種類(第1特別図柄抽選又は第2特別図柄抽選)に対応する大当たり図柄抽選テーブルとに基づいて、大当たり図柄の種類(「大当たり1図柄」、「大当たり2図柄」、「大当たり3図柄」又は「大当たり4図柄」)を判定(大当たり図柄判定)する。
一方、大当たり判定で特別図柄抽選に落選したと判定した場合には、停止図柄として、「はずれ図柄」を判定する。
そして、停止図柄設定処理では、停止表示させる特別図柄の種別として、決定した停止図柄を設定する。また、決定した停止図柄を指定する図柄種別指定コマンド(「大当たりp図柄」又は「はずれ図柄指定」)を、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、図柄種別指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。

0086

ステップS115では、変動時間設定処理を実行し、ステップS116に移行する。変動時間設定処理では、特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の変動時間を設定する。
変動時間設定処理では、まず、判定始動情報に含まれる変動パターン乱数に基づいて、変動パターン乱数の区分を判定する。変動パターン乱数の区分の判定は、ステップS103,S107の処理における判定と同様に行う。
具体的には、判定始動情報に含まれる変動パターン乱数の値と、大当たり判定の結果に対応する乱数区分決定テーブル(当選時乱数区分決定テーブル又は落選時乱数区分決定テーブル)と、に基づいて、変動パターン乱数の区分(「固定値」又は「不定値」)を判定する。
次に、判定始動情報に含まれる変動パターン乱数の値に基づいて、第1変動パターンの種別(変動パターン番号)及び第2変動パターンの種別(変動パターン番号)を判定する(変動パターン判定)。
具体的には、大当たり判定の結果が当選である場合には、判定始動情報に含まれる変動パターン乱数の値と、当選時第2変動パターン決定テーブルと、に基づいて、第2変動パターンの種別を判定する。本実施形態では、大当たり判定の結果が当選である場合には、第2変動パターンの種別として、「リーチ変動パターン」又は「特殊変動パターン」が決定される。
次に、判定始動情報に含まれる変動パターン乱数の値と、判定された第2変動パターンの種別に対応する第1変動パターン決定テーブルと、に基づいて、第1変動パターンの種別を判定する。本実施形態では、大当たり判定の結果が当選である場合には、第1変動パターンの内容として、「通常変動パターン」又は「擬似連続変動パターン」が決定される。

0087

一方、大当たり判定の結果が落選である場合には、判定始動情報に含まれる変動パターン乱数の値と、判定した変動パターン乱数の区分に対応する落選時第2変動パターン決定テーブル(落選時不定値用第2変動パターン決定テーブル又は落選時固定値用第2変動パターン決定テーブル)と、に基づいて、第2変動パターンの種別を判定する。この際、変動パターンの区分が「不定値」と判定された場合には、現在の時短制御の実行状況、保留数(特図1保留数又は特図2保留数)等の組み合わせに対応する落選時不定値用第2変動パターン決定テーブルに基づいて、第2変動パターンの種別を判定する。
本実施形態では、変動パターン乱数の区分が「固定値」である場合には、第2変動パターンの種別として、「リーチ変動パターン」又は「特殊変動パターン」が決定される。一方、変動パターン乱数の区分が「不定値」である場合には、第2変動パターンの種別として、「通常変動パターン」又は「ノーマルリーチ」が決定される。
次に、判定始動情報に含まれる変動パターン乱数の値と、判定された第2変動パターンの種別に対応する第1変動パターン決定テーブルと、に基づいて、第1変動パターンの種別を判定する。本実施形態では、大当たり判定の結果が落選である場合には、第1変動パターンの内容として、「通常変動パターン」又は「擬似連続変動パターン」が決定される。

0088

また、変動時間設定処理では、判定した第1変動パターンの種別を指定する第1変動パターン指定コマンド(変動パターンm指定)及び判定した第2変動パターンの種別を指定する第2変動パターン指定コマンド(変動パターンn指定)を、ポート出力要求バッファに格納する。
さらに、特図保留数(特図1保留数又は特図2保留数)を「1」減算し、特図保留数が「1」減少したことを指定する第2保留数指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。
これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、第1変動パターン指定コマンド、第2変動パターン指定コマンド及び第2保留数指定コマンドが、演出制御回路300に対して送信される。

0089

ステップS116では、報知表示開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS36)に移行する。報知表示開始処理では、特別図柄の変動表示を開始する。
具体的には、報知表示開始処理では、ステップS115で決定した特別図柄の変動時間(変動パターン番号に対応する変動時間)を、特図変動時間タイマに設定する。ここで、特別図柄の変動時間とは、第1変動パターン番号に対応する変動時間と、第2変動パターン番号に対応する変動時間と、を合計した時間をいう。
そして、特図1表示装置61又は特図2表示装置62において、特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の変動表示を開始するとともに、設定した特図変動時間タイマによる変動時間の計測を開始する。
また、RAM230の始動情報記憶領域に記憶されている判定始動情報を消去して、当該判定始動情報を、RAM230の変動中始動情報記憶領域に記憶する。
ステップS117では、特図変動時間タイマに基づいて、ステップS116で設定した特別図柄の変動時間が経過したか否かを判定し、設定した特別図柄の変動時間が経過したと判定した場合(Yes)には、ステップS118に移行し、設定した特別図柄の変動時間が経過していないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS36)に移行する。

0090

ステップS118では、報知表示終了処理を実行し、ステップS119に移行する。報知表示終了処理では、特図1表示装置61又は特図2表示装置62において、ステップS114で設定された停止図柄による特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の停止表示を開始する。なお、特別図柄の停止表示は、予め設定された所定時間行われる。
また、報知表示終了処理では、停止指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、停止指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS119では、ステップS118で停止表示された停止図柄が「大当たり図柄」(「大当たり1図柄」、「大当たり2図柄」、「大当たり3図柄」又は「大当たり4図柄」)であるか否かを判定し、「大当たり図柄」であると判定した場合(Yes)には、ステップS120に移行し、大当たり図柄でないと判定した場合(No)には、ステップS121に移行する。

0091

ステップS120では、大当たり遊技状態開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS36)に移行する。大当たり遊技状態開始処理では、まず、ステップS118で停止表示された「大当たり図柄」(停止図柄)に基づいて、生起させる大当たり遊技状態の種別(「大当たり1」、「大当たり2」、「大当たり3」又は「大当たり4」)を確認する。
次に、生起させる大当たり遊技状態の種別に対応する大当たり遊技状態フラグ及びオープニング期間中フラグを、RAM230の所定領域に設定する。また、所定のオープニング時間を、オープニング期間タイマに設定して、オープニング期間タイマによる設定したオープニング時間の計測を開始する。
また、現在、時短制御を実行中である場合には、時短制御を停止して、RAM230の所定領域に記載されている時短制御フラグを消去するとともに、時短カウンタの値をリセットする。そして、時短制御の終了を指定する状態指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、状態指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。

0092

ステップS121では、時短制御を実行中であるか否かを判定し、時短制御を実行中であると判定した場合(Yes)には、ステップS122に移行し、時短制御を実行中でないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS36)に移行する。
ここで、時短制御を実行中であるか否かは、RAM230の所定領域に記憶されている時短制御フラグに基づいて判定する。
ステップS122では、時短制御を終了するか否かを判定し、時短制御を終了すると判定した場合(Yes)には、ステップS123に移行し、時短制御を終了しないと判定した場合(No)には、ステップS124に移行する。
本実施形態では、後述する時短カウンタの値が「0」となっている場合には、時短制御を終了すると判定し、時短カウンタの値が「1」以上の場合には、時短制御を終了しないと判定する。

0093

ステップS123では、時短制御停止処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS36)に移行する。時短制御停止処理では、時短制御を停止して、RAM230の所定領域に設定されている時短制御フラグを解除するとともに、時短カウンタの値をリセットする。
また、時短制御停止処理では、時短制御の終了を指定する状態指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、状態指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS124では、時短カウンタ更新処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS36)に移行する。時短カウンタ更新処理では、時短カウンタに設定されている値から「1」を減算した値を、新たに時短カウンタに設定する。

0094

次に、ステップS36の大当たり遊技処理を説明する。
図11は、大当たり遊技処理を示すフローチャートである。
大当たり遊技処理は、ステップS36において実行されると、図11に示すように、まず、ステップS130に移行する。
ステップS130では、大当たり遊技状態の生起中であるか否かを判定し、大当たり遊技状態の生起中であると判定した場合(Yes)には、ステップS131に移行し、大当たり遊技状態の生起中でないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。
ここで、大当たり遊技状態の生起中であるか否かは、RAM230の所定領域において大当たり遊技状態フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS131では、オープニング期間中であるか否かを判定し、オープニング期間中であると判定した場合(Yes)には、ステップS132に移行し、オープニング期間中でないと判定した場合(No)には、ステップS134に移行する。
ここで、オープニング期間中であるか否かは、RAM230の所定領域においてオープニング期間中フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS132では、オープニング期間を終了するか否かを判定し、オープニング期間を終了すると判定した場合(Yes)には、ステップS133に移行し、オープニング期間を終了しないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。
ここで、オープニング期間タイマに設定されたオープニング時間が経過した場合に、オープニング期間を終了すると判定する。

0095

ステップS133では、ラウンド遊技開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。ラウンド遊技開始処理では、オープニング期間を終了して、ラウンド遊技を開始する。
具体的には、ラウンド遊技開始処理では、まず、RAM230の所定領域に設定されている大当たり遊技状態フラグに基づいて、現在の大当たり遊技状態の種別(「大当たり1」、「大当たり2」、「大当たり3」又は「大当たり4」)を確認する。
次に、確認した大当たり遊技状態の種別に対応するラウンド遊技回数(本実施形態では、4[回]又は16[回])を、ラウンド遊技カウンタに設定する。さらに、確認した大当たり遊技状態の種別に対応する最長開放時間(本実施形態では、30.0[s])を、ラウンド遊技タイマに設定する。
そして、大入賞口開閉部材53aの開放を開始して、設定したラウンド遊技タイマによる大入賞口開閉部材53aの開放時間の計測を開始するとともに、大入賞口入球数カウンタによる大入賞口53への遊技球の入球数のカウントを開始する。
また、RAM230の所定領域に設定されているオープニング期間中フラグを解除するとともに、ラウンド遊技中フラグを、RAM230の所定領域に設定する。

0096

ステップS134では、インターバル期間中であるか否かを判定し、インターバル期間中であると判定した場合(Yes)には、ステップS135に移行し、インターバル期間中でないと判定した場合(No)には、ステップS137に移行する。
ここで、インターバル期間中であるか否かは、RAM230の所定領域においてインターバル期間中フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS135では、インターバル期間を終了するか否かを判定し、インターバル期間を終了すると判定した場合(Yes)には、ステップS136に移行し、インターバル期間を終了しないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。
ここで、インターバル期間タイマに設定されたインターバル時間が経過した場合に、インターバル期間を終了すると判定する。

0097

ステップS136では、ラウンド遊技開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。ラウンド遊技開始処理では、インターバル期間を終了して、ラウンド遊技を開始する。
具体的には、ラウンド遊技開始処理では、所定の最長開放時間(本実施形態では、30.0[s])を、ラウンド遊技タイマに設定する。そして、大入賞口開閉部材53aの開放を開始して、設定したラウンド遊技タイマによる大入賞口開閉部材53aの開放時間の計測を開始するとともに、大入賞口入球数カウンタによる大入賞口53への遊技球の入球数のカウントを開始する。
また、RAM230の所定領域に設定されているインターバル期間中フラグを解除(消去)するとともに、ラウンド遊技中フラグを、RAM230の所定領域に設定する。

0098

ステップS137では、ラウンド遊技中であるか否かを判定し、ラウンド遊技中であると判定した場合(Yes)には、ステップS138に移行し、ラウンド遊技中でないと判定した場合(No)には、ステップS143に移行する。
ここで、ラウンド期間中であるか否かは、RAM230の所定領域においてラウンド遊技中フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS138では、ラウンド遊技終了条件を満たすか否かを判定し、ラウンド遊技終了条件を満たすと判定した場合(Yes)には、ステップS139に移行し、ラウンド遊技終了条件を満たさないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。
ここで、ラウンド遊技タイマに設定された最長開放時間が経過したこと、及び、大入賞口入球数カウンタによりカウントされた大入賞口53への遊技球の入球数が所定入賞上限数(本実施形態では、10[球])に達したこと、のうち一方が達成された場合に、ラウンド遊技終了条件を満たすと判定する。

0099

ステップS139では、ラウンド遊技終了処理を実行し、ステップS140に移行する。ラウンド遊技終了処理では、大入賞口開閉部材53aを閉鎖して、大入賞口入球数カウンタの値をリセットする。
また、ラウンド遊技カウンタに設定されている値から「1」を減算した値を、新たにラウンド遊技カウンタに設定するとともに、RAM230の所定領域に設定されているラウンド遊技中フラグを解除する。
ステップS140では、最終回のラウンド遊技が終了したか否かを判定し、最終回のラウンド遊技が終了していないと判定した場合(No)には、ステップS141に移行し、最終回のラウンド遊技が終了したと判定した場合(Yes)には、ステップS142に移行する。
ここで、ラウンド遊技カウンタに設定されている値が「1」以上である場合には、最終回のラウンド遊技が終了していないと判定し、ラウンド遊技カウンタに設定されている値が「0」である場合には、最終回のラウンド遊技が終了したと判定する。

0100

ステップS141では、インターバル期間開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。インターバル期間開始処理では、インターバル期間中フラグを、RAM230の所定領域に設定する。また、所定のインターバル時間を、インターバル期間タイマに設定して、インターバル期間タイマによる設定したインターバル時間の計測を開始する。
ステップS142では、エンディング期間開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。エンディング期間開始処理では、エンディング期間中フラグを、RAM230の所定領域に設定する。また、所定のエンディング時間を、エンディング期間タイマに設定して、エンディング期間タイマによる設定したエンディング時間の計測を開始する。

0101

ステップS143では、エンディング期間を終了するか否かを判定し、エンディング期間を終了すると判定した場合(Yes)には、ステップS144に移行し、エンディング期間を終了しないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。
ここで、エンディング期間タイマに設定されたエンディング時間が経過した場合に、エンディング期間を終了すると判定する。
ステップS144では、大当たり遊技状態終了処理を実行し、ステップS145に移行する。大当たり遊技状態終了処理では、RAM230の所定領域に設定されている大当たり遊技状態フラグを解除する。
また、終了に係る大当たり遊技状態の種別が「大当たり1」又は「大当たり3」である場合には、特図低確率状態フラグをRAM230の所定領域に設定するとともに、特図低確率状態の設定を指定する状態指定コマンドをRAM230の所定領域に格納する。
一方、終了に係る大当たり遊技状態の種別が「大当たり2」又は「大当たり4」である場合には、特図高確率状態フラグをRAM230の所定領域に設定するとともに、特図高確率状態の設定を指定する状態指定コマンドをRAM230の所定領域に格納する。
これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、状態指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。

0102

ステップS145では、時短制御を開始するか否かを判定し、時短制御を開始すると判定した場合(Yes)には、ステップS146に移行し、時短制御を開始しないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。本実施形態では、全ての種別に係る大当たり遊技状態の終了に応じて、時短制御を開始する。したがって、ステップS145では、必ず、時短制御を開始すると判定される。
ステップS146では、時短制御開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS37)に移行する。時短制御実行処理では、時短制御フラグをRAM230の所定領域に設定して、時短制御を開始する。また、所定回数(本実施形態では、70[回])を、時短カウンタに設定する。
また、時短制御開始処理では、時短制御の開始を指定する状態指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、状態指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。

0103

(演出制御回路で実行される処理)
次に、演出制御回路300で実行される処理を説明する。
図12は、演出制御回路が実行する演出制御処理を示すフローチャートである。
パチンコ機1に電源が投入されると、演出制御回路300のCPUは、所定の初期設定処理を実行した後に、図示しないメイン処理を繰り返し実行する。そして、演出制御回路300のCPUは、メイン処理の実行中において、所定の割込周期(例えば、2.0[ms])でタイマ割り込みを発生させて、図12に示す演出制御処理を繰り返し実行する。
演出制御処理は、演出制御回路300のCPUにより実行されると、まず、ステップS300に移行する。

0104

ステップS300では、コマンド受信処理を実行し、ステップS301に移行する。
コマンド受信処理では、主制御回路200から受信した制御コマンドの受信の有無をチェックして、制御コマンドの受信があった場合には、受信した制御コマンドを解析して、RAMのコマンドバッファ領域に保存する。
また、コマンド受信処理では、第1操作検出スイッチ24及び第2操作検出スイッチ25のそれぞれからの操作信号の入力の有無をチェックして、操作信号の入力があった場合には、当該操作信号の入力を示す情報を、RAMの所定領域に保存する。
ステップS301では、演出フラグ設定処理を実行し、ステップS302に移行する。演出フラグ設定処理では、状態指定コマンドを受信したか否かを判定し、状態指定コマンドを受信したと判定した場合(状態指定コマンドがRAMのコマンドバッファ領域に保存されている場合)には、各種演出フラグの設定を行う。
具体的には、時短制御の開始を指定する状態指定コマンドを受信した場合には、時短演出フラグを、RAMの所定領域に設定する。一方、時短制御の終了を指定する状態指定コマンドを受信した場合には、RAMの所定領域に設定されている時短演出フラグを解除する。
また、「特図高確率状態」を指定する状態指定コマンドを受信した場合には、特図高確率状態中フラグを、RAMの所定領域に設定する。一方、「特図低確率状態」を指定する状態指定コマンドを受信した場合には、RAMの所定領域に設定されている特図高確率状態中フラグを解除する。

0105

ステップS302では、入賞時演出管理処理を実行し、ステップS303に移行する。入賞時演出管理処理については、後述する。
ステップS303では、変動時演出管理処理を実行し、ステップS304に移行する。変動時演出管理処理については、後述する。
ステップS304では、停止時演出管理処理を実行し、ステップS305に移行する。停止時演出管理処理については、後述する。
ステップS305では、演出用乱数更新処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。演出用乱数更新処理では、演出の抽選に用いる各種乱数を発生させるためのループカウンタの値を更新する。

0106

次に、ステップS302の入賞時演出管理処理を説明する。
図13は、入賞時演出管理処理を示すフローチャートである。
入賞時演出管理処理は、ステップS302において実行されると、図13に示すように、まず、ステップS230に移行する。
ステップS230では、所定の制御コマンドを受信したか否かを判定し、所定の制御コマンドを受信したと判定した場合(Yes)には、ステップS231に移行し、所定の制御コマンドを受信していないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS303)に移行する。
ここで、所定の制御コマンドとは、第1保留数指定コマンド、第1先読み指定コマンド、第2先読み指定コマンド及び第3先読み指定コマンドをいう。
所定の制御コマンドを受信したか否かは、第1保留数指定コマンド、第1先読み指定コマンド、第2先読み指定コマンド及び第3先読み指定コマンドがRAMのコマンドバッファ領域に保存されているか否かに基づいて判定する。

0107

ステップS231では、先読み情報解析処理を実行し、ステップS232に移行する。先読み情報解析処理では、受信した先読み指定コマンドが指定する内容を解析して、当該先読み指定コマンドが指定する情報を、保留情報として、RAMの所定領域に記憶する。
具体的には、第1先読み指定コマンドが指定する停止図柄の種類(「はずれ図柄」又は「大当たりp図柄」)、第2先読み指定コマンドが指定する第1変動パターンの内容(「変動パターン不定」又は「変動パターンm」)及び第3先読み指定コマンドが指定する第2変動パターンの内容(「変動パターン不定」又は「変動パターンn」)を解析して、指定されている停止図柄の種別、第1変動パターンの内容及び第2変動パターンの内容を、保留情報として、演出制御回路300のRAMの保留情報記憶領域に記憶する。
保留情報記憶領域には、所定数(本実施形態では、8つ)を限度として、保留情報を記憶することが可能となっている。ここで、各保留情報は、主制御回路200のRAM230の始動情報記憶領域に記憶されている各始動情報に対応している。各保留情報は、所定ビットからなる停止図柄の種別を示す図柄情報と、所定ビットからなる第1変動パターンの内容を示す変動情報と、所定ビットからなる第2変動パターンの内容を示す変動情報と、を有してなる。

0108

ステップS232では、演出制御回路300のRAMの所定領域において先読み予告演出中フラグが設定されているか否かを判定し、先読み予告演出中フラグが設定されていないと判定した場合(No)には、ステップS233に移行し、先読み予告演出中フラグが設定されていると判定した場合(Yes)には、ステップS237に移行する。
ステップS233では、先読み予告演出実行条件を満たすか否かを判定し、先読み予告演出実行条件を満たすと判定した場合(Yes)には、ステップS234に移行し、先読み予告演出実行条件を満たさないと判定した場合(No)には、ステップS237に移行する。
本実施形態では、(a)ステップS231において保留情報記憶領域に記憶された保留情報(以下、「対象保留情報」とする)が示す第2変動パターンの内容が「第2特殊変動パターン」であること、(b)対象保留情報より先に演出図柄z1,z2の報知表示が実行される保留情報(以下、「先行保留情報」とする)が存在すること、(c)特別図柄抽選に当選したことを示す先行保留情報が存在しないこと、(d)第1変動パターンの内容として「擬似連続変動パターン」を示す先行保留情報が存在しないこと、(e)第2変動パターンの内容として「リーチ変動パターン」又は「特殊変動パターン」を示す先行保留情報が存在しないこと、(f)「特図高確率状態」であること、及び、(g)時短制御の実行中であること、の全てを満たす場合に、先読み予告演出実行条件を満たすと判定される。
以下の説明では、ステップS233で先読み予告演出実行条件を満たすと判定された対象保留情報を、特に、「先読み対象保留情報」という。

0109

ステップS234では、先読み予告演出抽選処理を実行し、ステップS235に移行する。先読み予告演出抽選処理では、先読み予告演出を実行するか否かを決定するための先読み予告演出抽選を実行する。
演出制御回路300のROMには、先読み予告演出抽選の当たり値が登録された先読み予告演出抽選テーブルが格納されている。
そして、先読み予告演出抽選処理では、所定の乱数カウンタから先読み予告演出抽選乱数を取得し、取得した先読み予告演出抽選乱数の値と、先読み予告演出抽選テーブルと、に基づいて、先読み予告演出を実行するか否かを判定する。
ステップS235では、ステップS234で実行された先読み予告演出抽選に当選したか否かを判定し、先読み予告演出抽選に当選したと判定した場合(Yes)には、ステップS236に移行し、先読み予告演出抽選に落選したと判定した場合(No)には、ステップS237に移行する。

0110

ステップS236では、先読み予告演出設定処理を実行し、ステップS237に移行する。先読み予告演出設定処理では、先読み予告演出に係る演出データを設定する。
ここで、先読み予告演出の内容について説明する。
「先読み予告演出」は、先読み対象保留情報が示す内容(本実施形態では、第2変動パターンの種別)を示唆する演出となっている。本実施形態では、先読み予告演出として、カウントアップ予告演出が実行される。
「カウントアップ予告演出」は、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示されること(カウントアップ変動表示が実行されること)を示唆する演出表示となっている。
カウントアップ予告演出は、1回又は複数回の予告停止演出から構成される。すなわち、カウントアップ予告演出では、各先行保留情報に係る演出図柄z1,z2の停止表示として、予告停止演出が設定される。
そして、カウントアップ予告演出では、予告停止演出において停止表示された演出図柄z1,z2の態様によって、その後に開始される演出図柄z1,z2の変動表示においてカウントアップ変動表示が実行されることが示唆される。

0111

具体的には、各回の予告停止演出では、演出図柄z1,z2が所定の落選態様で停止表示される。そして、各回の予告停止演出では、演出図柄表示領域a1において、奇数の数字を示す演出図柄z1(「1」、「3」、「5」若しくは「7」を示す通常演出図柄、又は、特殊演出図柄)が停止表示されるとともに、演出図柄z1の停止表示の開始時に、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1に対して所定の演出効果(発光、点滅、拡大、色の変化等)が付与されて、当該演出図柄z1が強調される。
この際、カウントアップ予告演出において1回の予告停止演出が実行される場合(先行保留情報が1つだけ存在する場合)には、当該予告停止演出では、演出図柄表示領域a1において、「7」を示す通常演出図柄、又は、特殊演出図柄が停止表示される。
一方、カウントアップ予告演出において、複数回の予告停止演出が実行される場合(先行保留情報が2つ以上存在する場合)には、複数回の予告停止演出のうち、後に実行される予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様として、先に実行される予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様より擬似連開始態様に近い態様が設定される。これによって、演出図柄z1の停止表示(予告停止演出)が実行される毎に、停止表示される演出図柄z1の態様が、擬似連開始態様により近い態様となる。
すなわち、各回の予告停止演出において演出図柄表示領域a1に停止表示される演出図柄z1として、前回の予告停止演出において演出図柄表示領域a1に停止表示された演出図柄z1が示す数字に所定数(本実施形態では、「2」)を加算した数字を示す演出図柄z1が設定される。そして、最終回の予告停止演出では、演出図柄表示領域a1において、「7」を示す通常演出図柄、又は、特殊演出図柄が停止表示される。これによって、演出図柄z1の停止表示(予告停止演出)が実行される毎に、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が示す数字が、特殊演出図柄が示す数字(「9」)に近くなるように増加していく。
以上によって、カウントアップ予告演出では、演出図柄表示領域a1に停止表示される演出図柄a1により、その後に開始される演出図柄z1,z2の変動表示においてカウントアップ変動表示が実行されることが示唆される。

0112

先読み予告演出設定処理では、まず、カウントアップ予告演出の演出態様を決定する。
演出制御回路300のROMには、先読み予告演出内容抽選乱数の値と、カウントアップ予告演出の演出態様との対応が登録された先読み予告演出内容抽選テーブルが格納されている。また、先読み予告演出内容抽選テーブルとして、保留情報記憶領域に記憶され得る先行保留情報の数のそれぞれに対応する先読み予告演出内容抽選テーブルが格納されている。
予告演出内容抽選テーブルには、カウントアップ予告演出の演出対象として、当該予告演出内容抽選テーブルに対応する先行保留情報の数と同数の予告停止演出が実行される演出態様が登録されている。
そして、カウントアップ予告演出の内容を決定する際には、まず、所定の乱数カウンタから先読み予告演出内容抽選乱数を取得する。また、保留情報記憶領域に記憶されている先行保留情報の数を確認して、この確認結果に対応する先読み予告演出内容抽選テーブルを読み出す。そして、取得した先読み予告演出内容抽選乱数と、先読み予告演出内容抽選テーブルと、に基づいて、カウントアップ予告演出の演出態様を決定する。

0113

先読み予告演出設定処理では、次に、決定したカウントアップ予告演出の演出態様に対応する演出プログラムにしたがって、カウントアップ予告演出に係る演出データ(シナリオデータ)を読出し、読み出した演出データを、実行する演出データとして設定する。これによって、設定された演出データにしたがって、カウントアップ予告演出(各回の予告停止演出)が実行される。
ここで、カウントアップ予告演出に係る演出データには、保留情報記憶領域に記憶されている各先行保留情報に対応する予告停止演出の演出データが含まれている。また、各回の予告停止演出の演出データには、当該予告停止演出において停止表示させる演出図柄z1,z2の組み合わせ(態様)を示す情報が含まれている。
そして、カウントアップ予告演出に係る演出データを設定する際には、読み出したカウントアップ予告演出に係る演出データに基づいて、各回の予告停止演出に係る演出データを、当該予告停止演出に対応する先行保留情報に含めて記憶する。これによって、各先行保留情報に係る演出図柄z1の停止表示として、当該先行保留情報に含まれる演出データに基づく予告停止演出が実行される。

0114

ステップS237では、保留図柄表示処理を開始し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS303)に移行する。保留図柄表示処理では、保留図柄表示領域b2において、新たに取得された始動情報(保留情報)に対応する保留図柄hの表示を開始する。

0115

次に、ステップS303の変動時演出管理処理を説明する。
図14は、変動時演出管理処理を示すフローチャートである。
変動時演出管理処理は、ステップS303において実行されると、図14に示すように、まず、ステップS320に移行する。
ステップS320では、所定の制御コマンドを受信したか否かを判定し、所定の制御コマンドを受信したと判定した場合(Yes)には、ステップS321に移行し、所定の制御コマンドを受信していないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS304)に移行する。
ここで、所定の制御コマンドとは、第2保留数指定コマンド、図柄種別指定コマンド、第1変動パターン指定コマンド及び第2変動パターン指定コマンドをいう。
所定の制御コマンドを受信したか否かは、第2保留数指定コマンド、図柄種別指定コマンド、第1変動パターン指定コマンド及び第2変動パターン指定コマンドがRAMのコマンドバッファ領域に保存されているか否かに基づいて判定する。

0116

ステップS321では、停止図柄決定処理を実行し、ステップS322に移行する。停止図柄決定処理では、停止表示させる演出図柄z1,z2の態様を決定する。
具体的には、停止図柄決定処理では、図柄種別指定コマンドが指定する停止図柄の種別(「はずれ図柄」又は「大当たりp図柄」)に基づいて、演出図柄z1,z2に係る停止図柄の態様(組み合わせ)を決定する。
演出制御回路300のROMには、停止図柄抽選乱数と停止図柄の態様との対応が登録された停止図柄抽選テーブルが格納されている。そして、停止図柄抽選テーブルとして、停止図柄の種別(「はずれ図柄」及び「大当たりp図柄」)のそれぞれに対応する停止図柄抽選テーブルを有している。
「はずれ図柄」に対応する停止図柄抽選テーブルには、停止図柄の態様として、複数種類の「はずれ図柄」(落選態様)が登録されている。
「大当たり1図柄」又は「大当たり3図柄」に対応する停止図柄抽選テーブルには、停止図柄の態様として、複数種類の「通常図柄」(通常当選態様)が登録されている。
「大当たり2図柄」又は「大当たり4図柄」に対応する停止図柄抽選テーブルには、停止図柄の態様として、複数種類の「確変図柄」(確変当選態様)が登録されている。

0117

そして、停止図柄決定処理では、まず、保留情報記憶領域に記憶されている保留情報のうち、演出図柄z1,z2の変動表示を開始する保留情報に、予告停止演出に係る演出データが含まれているか否かを判定する。
そして、演出図柄z1,z2の変動表示を開始する保留情報に予告停止演出に係る演出データが含まれていると判定した場合には、当該演出データを、演出図柄z1,z2の停止表示に係る演出データとして設定する。
一方、演出図柄z1,z2の変動表示を開始する保留情報に予告停止演出に係る演出データが含まれていないと判定した場合には、まず、所定の乱数カウンタから停止図柄抽選乱数を取得する。次に、図柄種別指定コマンドが指定する停止図柄の種類を確認して、この確認結果に対応する停止図柄抽選テーブルを読み出す。そして、取得した停止図柄抽選乱数と、停止図柄抽選テーブルと、に基づいて、停止図柄の態様を決定する。さらに、決定した停止図柄の態様に対応する演出データを読み出して、読み出した演出データを、演出図柄z1,z2の停止表示に係る演出データとして設定する。

0118

ステップS322では、変動演出決定処理を実行し、ステップS323に移行する。変動演出決定処理では、演出図柄z1,z2の変動表示の態様を決定する。
変動演出決定処理では、第1変動パターン指定コマンドが指定する第1変動パターンの種別に基づいて、第1変動パターンの態様を決定する。また、第2変動パターン指定コマンドが指定する第2変動パターンの種別に基づいて、第2変動パターンの態様を決定する。
ステップS323では、予告演出決定処理を実行し、ステップS324に移行する。予告演出決定処理では、予告演出を実行するか否かを決定する。
「予告演出」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に実行される演出であって、当該変動表示に係る特別図柄抽選の結果(「当選」又は「落選」)を示唆(予告)する演出となっている。
演出制御回路300のROMには、予告演出抽選乱数と予告演出抽選の当たり値との対応が登録された予告演出抽選テーブルが格納されている。また、予告演出抽選テーブルとして、図柄種別指定コマンドが指定する停止図柄が「大当たりp図柄」である場合に対応する第1予告演出抽選テーブルと、図柄種別指定コマンドが指定する停止図柄が「はずれ図柄」である場合に対応する第2予告演出抽選テーブルと、が格納されている。そして、第1予告演出抽選テーブルでは、第2予告演出抽選と比較して当選確率が高くなるように、予告演出抽選の当たり値が設定されている。
予告演出決定処理では、まず、所定の乱数カウンタから予告演出抽選乱数を取得する。また、図柄種別指定コマンドが指定する停止図柄の種別に対応する予告演出抽選テーブルを読み出す。そして、取得した予告演出抽選乱数及び予告演出抽選テーブルに基づいて、予告演出を実行するか否かを決定する。

0119

ステップS324では、変動演出データ設定処理を実行し、ステップS325に移行する。変動演出データ設定処理では、演出図柄z1,z2の変動表示に係る演出データを設定する。
具体的には、ステップS322で決定された第1変動パターンの態様に対応する演出プログラム及び第2変動パターンの態様に対応する演出プログラムにしたがって、第1期間の変動表示に係る演出データ(シナリオデータ)及び第2期間の変動表示に係る演出データ(シナリオデータ)を読み出す。
また、ステップS323で予告演出を実行することが決定された場合には、予告演出の演出プログラムにしたがって、予告演出の演出データ(シナリオデータ)を読み出す。
そして、第1期間の変動表示に係る演出データ及び第2期間の変動表示に係る演出データを合わせて、変動演出データを編集して、編集した変動演出データを演出図柄z1,z2の変動表示に係る演出データとして設定する。この際、予告演出を実行することが決定された場合には、予告演出の演出データが変動演出データに合成される。
ステップS325では、変動演出開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS304)に移行する。変動演出開始処理では、変動時間タイマによる変動時間の計測を開始して、ステップS324で設定した変動演出データに基づく演出を開始する。これによって、演出図柄z1,z2の変動表示が開始される。
また、変動演出開始処理では、保留図柄表示領域b2において、特別図柄の報知表示が開始された始動情報(演出図柄z1,z2の変動表示が開始された保留情報)に対応する保留図柄hの表示を終了するとともに、保留図柄表示領域b1において、当該特別図柄の報知表示が開始された始動情報(演出図柄z1,z2の変動表示が開始された保留情報)に対応する保留図柄hの表示を開始する。
これによって、当該特別図柄の報知表示が開始された始動情報(演出図柄z1,z2の変動表示が開始された保留情報)に対応する保留図柄hが、保留図柄表示領域b2から保留図柄表示領域b1に移動される。
ここで、保留図柄表示領域b1には、特別図柄の報知表示中に係る始動情報に対応する保留図柄h(変動中始動情報記憶領域に記憶されている始動情報に対応する保留図柄h)が表示される。一方、保留図柄表示領域b2には、特別図柄の報知表示の保留中に係る始動情報に対応する保留図柄h(始動情報記憶領域に記憶されている始動情報に対応する保留図柄h)が表示される。

0120

次に、ステップS304の停止時演出管理処理を説明する。
図15は、停止時演出管理処理を示すフローチャートである。
停止時演出管理処理は、ステップS304において実行されると、図15に示すように、まず、ステップS330に移行する。
ステップS330では、停止指定コマンドを受信したか否かを判定し、停止指定コマンドを受信したと判定した場合(Yes)には、ステップS331に移行し、停止指定コマンドを受信していないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS305)に移行する。
停止指定コマンドを受信したか否かは、停止指定コマンドがRAMのコマンドバッファ領域に保存されているか否かに基づいて判定する。
ステップS331では、停止表示開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS305)に移行する。停止表示開始処理では、演出図gらz1,z2の停止表示を開始する。
具体的には、停止表示開始処理では、ステップS321で設定した演出データに基づいて、演出図柄z1,z2の停止表示を開始する。

0121

次に、「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」(「第2特殊変動パターン」に係る「カウントアップ変動表示」)の具体例について説明する。
まず、「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」の第1演出例について説明する。
図16は、「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」の第1演出例を示す図である。図17は、演出図柄z1,z2の通常変動表示の一例を示す図である。図18は、落選態様による演出図柄z1,z2の停止表示の第1例を示す図である。図19は、落選態様による演出図柄z1,z2の停止表示の第2例を示す図である。図20は、落選態様による演出図柄z1,z2の停止表示の第3例を示す図である。図21は、擬似連開始態様による演出図柄z1の仮停止表示の第1例を示す図である。図22は、擬似連開始態様による演出図柄z1の仮停止表示の第2例を示す図である。図23は、当選示唆態様による演出図柄z1の仮停止表示の一例を示す図である。図24は、当選態様による演出図柄z1,z2の停止表示の一例を示す図である。図25は、落選態様による演出図柄z1,z2の停止表示の一例を示す図である。

0122

第1演出例に係る「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」は、図17に示すように、演出図柄z1,z2の通常変動表示の実行中に、保留情報記憶領域において、3つの先行保留情報が記憶されている状態で、4つ目に記憶された保留情報が先読み対象保留情報とされた場合に実行されるものとする。
そして、第1演出例では、カウントアップ予告演出において、3回の予告停止演出が実行され、先読み対象保留情報に係る演出図柄z1,z2の変動表示として、「第2特殊変動パターン」に基づく演出図柄z1,z2の変動表示が実行されるものとする。
図16に示すように、第1演出例では、まず、1つ目の先行保留情報に係る演出図柄z1,z2の停止表示として、1回目の予告停止演出が実行される。具体的には、図18に示すように、演出図柄表示領域a1において「3」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が点滅する。
また、2つ目の先行保留情報に係る演出図柄z1,z2の停止表示として、2回目の予告停止演出が実行される。この際、演出図柄表示領域a1において停止表示される演出図柄z1として、1回目の予告停止演出で演出図柄表示領域a1に停止表示された演出図柄z1が示す数字より「9」に近い数字を示す演出図柄z1が設定される。これによって、2回目の予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様が、1回目の予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様より擬似連開始態様に近い態様となる。具体的には、図19に示すように、演出図柄表示領域a1において「5」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が点滅する。
また、3つ目の先行保留情報に係る演出図柄z1,z2の停止表示として、3回目の予告停止演出が実行される。この際、演出図柄表示領域a1において停止表示される演出図柄z1として、2回目の予告停止演出で演出図柄表示領域a1に停止表示された演出図柄z1が示す数字より「9」に近い数字を示す演出図柄z1が設定される。これによって、3回目の予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様が、2回目の予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様より擬似連開始態様に近い態様となる。具体的には、図20に示すように、演出図柄表示領域a1において「7」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が点滅する。

0123

さらに、先読み対象保留情報に係る演出図柄z1,z2の変動表示の開始から所定時間が経過したことに応じて、カウントアップ変動表示が開始される。
ここで、カウントアップ変動表示における各回の擬似連続変動表示では、演出図柄表示領域a1〜a3において、所定時間(本実施形態では、0.5[s])の演出図柄z1の仮停止表示が実行された後に、所定時間(本実施形態では、1.5[s])の演出図柄z1の通常変動表示が実行される。なお、上述したように、カウントアップ変動表示では、最終回の擬似連続変動表示では、演出図柄z1の仮停止表示が実行された後に、演出図柄z1の通常変動表示が開始されることはない。
そして、カウントアップ変動表示が開始されると、まず、1回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。具体的には、図21に示すように、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示される落選態様(擬似連開始態様)で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。この際、当該演出例では、演出図柄表示領域a2において「8」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a3において「5」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示されている。
また、2回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、2回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「1」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これによって、2回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。具体的には、図22に示すように、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a2において「8」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a3において「6」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。

0124

そして、図16に示すように、先読み対象保留情報が示す停止図柄の種類が「大当たり図柄」である場合には、その後、3回目〜13回目の各回の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、各回の擬似連続変動表示では、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、今回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「1」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これによって、各回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。
さらに、14回目(最終回)の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が当選示唆態様で仮停止表示される。具体的には、図23に示すように、各演出図柄表示領域a1〜a3において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示される当選示唆態様で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、各演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。
そして、14回目の擬似連続変動表示の終了により、カウントアップ変動表示が終了され、再抽選演出が開始される。さらに、図24に示すように、再抽選演出において、演出図柄z1が、先読み対象保留情報が示す「大当たり図柄」の種別に応じた態様(「確変図柄」又は「通常図柄」)で仮停止表示される。その後、再抽選演出において仮停止表示された「大当たり図柄」が、そのまま停止表示される。

0125

一方、図16に示すように、先読み対象保留情報が示す停止図柄の種類が「はずれ図柄」である場合には、その後、3回目〜14回目のうちいずれかの回(最終回)の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が落選態様で仮停止表示される。この際、擬似連開始態様が成立しない落選態様で、演出図柄z1が仮停止表示される。具体的には、図25に示すように、演出図柄表示領域a1において「1」〜「8」のうちいずれかの数字を示す通常演出図柄が仮停止表示される落選態様で、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において、演出図柄z1が仮停止表示される。
そして、最終回の擬似連続変動表示の終了により、カウントアップ変動表示が終了され、最終回の擬似連続変動表示において仮停止表示された「はずれ図柄」が、そのまま停止表示される。

0126

次に、「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」の第2演出例について説明する。
図26は、「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」の第2演出例を示す図である。
第2演出例では、カウントアップ予告演出(予告停止演出)において、演出図柄z1が擬似連開始態様で停止表示され得る点が、第1演出例とは異なっている。
すなわち、第2演出例に係る「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」は、図17に示すように、演出図柄z1,z2の通常変動表示の実行中に、保留情報記憶領域において、3つの先行保留情報が記憶されている状態で、4つ目に記憶された保留情報が先読み対象保留情報とされた場合に実行されるものとする。
そして、第2演出例では、カウントアップ予告演出において、3回の予告停止演出が実行され、先読み対象保留情報に係る演出図柄z1,z2の変動表示として、「第2特殊変動パターン」に基づく演出図柄z1,z2の変動表示が実行されるものとする。
図26に示すように、第2演出例では、まず、1つ目の先行保留情報に係る演出図柄z1,z2の停止表示として、1回目の予告停止演出が実行される。具体的には、図19に示すように、演出図柄表示領域a1において「5」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が点滅する。
また、2つ目の先行保留情報に係る演出図柄z1,z2の停止表示として、2回目の予告停止演出が実行される。この際、演出図柄表示領域a1において停止表示される演出図柄z1として、1回目の予告停止演出で演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が示す数字より「9」に近い数字を示す演出図柄z1が設定される。これによって、2回目の予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様が、1回目の予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様より擬似連開始態様に近い態様となる。具体的には、図20に示すように、演出図柄表示領域a1において「7」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が点滅する。
また、3つ目の先行保留情報に係る演出図柄z1,z2の停止表示として、3回目の予告停止演出が実行される。そして、3回目の予告停止演出において、演出図柄z1が擬似連開始態様(図21参照)で停止表示される。具体的には、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が停止表示される落選態様(擬似連開始態様)で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が点滅する。この際、当該演出例では、演出図柄表示領域a2において「8」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が停止表示され、演出図柄表示領域a3において「5」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が停止表示されている。

0127

さらに、先読み対象保留情報に係る演出図柄z1,z2の変動表示の開始から所定時間が経過したことに応じて、カウントアップ変動表示が開始される。
そして、カウントアップ変動表示が開始されると、まず、1回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、3回目の予告停止演出において停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「1」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これによって、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、3回目の予告停止演出において停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。具体的には、図22に示すように、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a2において「8」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a3において「6」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。

0128

また、2回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、2回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「1」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これによって、2回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。具体的には、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a2において「8」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a3において「7」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。

0129

そして、図26に示すように、先読み対象保留情報が示す停止図柄の種類が「大当たり図柄」である場合には、その後、3回目〜13回目の各回の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、各回の擬似連続変動表示では、3つの演出図柄表示領域a1〜a3に仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、今回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「1」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これによって、各回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。
さらに、13回目(最終回)の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が当選示唆態様で仮停止表示される。具体的には、図23に示すように、各演出図柄表示領域a1〜a3において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示される当選示唆態様で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、各演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。
そして、13回目の擬似連続変動表示の終了により、カウントアップ変動表示が終了され、再抽選演出が開始される。さらに、図24に示すように、再抽選演出において、演出図柄z1が、先読み対象保留情報が示す「大当たり図柄」の種別に応じた態様(「確変図柄」又は「通常図柄」)で仮停止表示される。その後、再抽選演出において仮停止表示された「大当たり図柄」が、そのまま停止表示される。

0130

一方、図26に示すように、先読み対象保留情報が示す停止図柄の種類が「はずれ図柄」である場合には、その後、3回目〜13回目のうちいずれかの回(最終回)の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が落選態様で仮停止表示される。この際、擬似連開始態様が成立しない落選態様で、演出図柄z1が仮停止表示される。具体的には、図25に示すように、演出図柄表示領域a1において「1」〜「8」のうちいずれかの数字を示す通常演出図柄が仮停止表示される落選態様で、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において、演出図柄z1が仮停止表示される。
そして、最終回の擬似連続変動表示の終了により、カウントアップ変動表示が終了され、最終回の擬似連続変動表示において仮停止表示された「はずれ図柄」が、そのまま停止表示される。

0131

次に、「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」の第3演出例について説明する。
図27は、「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」の第3演出例を示す図である。図28は、リーチ分岐に移行した場合の「カウントアップ変動表示」の演出例を示す図である。
第3演出例では、カウントアップ変動表示において、リーチ表示が実行される点が、第1演出例とは異なっている。また、第3演出例では、各回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「2」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される点が、第1演出例とは異なっている。
すなわち、第3演出例に係る「カウントアップ予告演出」及び「カウントアップ変動表示」は、図17に示すように、演出図柄z1,z2の通常変動表示の実行中に、保留情報記憶領域において、3つの先行保留情報が記憶されている状態で、4つ目に記憶された保留情報が先読み対象保留情報とされた場合に実行されるものとする。
そして、第3演出例では、カウントアップ予告演出において、3回の予告停止演出が実行され、先読み対象保留情報に係る演出図柄z1,z2の変動表示として、「第2特殊変動パターン」に基づく演出図柄z1,z2の変動表示が実行されるものとする。
図27に示すように、第3演出例では、まず、1つ目の先行保留情報に係る演出図柄z1,z2の停止表示として、1回目の予告停止演出が実行される。具体的には、図18に示すように、演出図柄表示領域a1において「3」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が点滅する。
また、2つ目の先行保留情報に係る演出図柄z1,z2の停止表示として、2回目の予告停止演出が実行される。この際、演出図柄表示領域a1において停止表示される演出図柄z1として、1回目の予告停止演出で演出図柄表示領域a1に停止表示された演出図柄z1が示す数字より「9」に近い数字を示す演出図柄z1が設定される。これによって、2回目の予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様が、1回目の予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様より擬似連開始態様に近い態様となる。具体的には、図19に示すように、演出図柄表示領域a1において「5」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が点滅する。
また、3つ目の先行保留情報に係る演出図柄z1,z2の停止表示として、3回目の予告停止演出が実行される。この際、演出図柄表示領域a1において停止表示される演出図柄z1として、2回目の予告停止演出で演出図柄表示領域a1に停止表示された演出図柄z1が示す数字より「9」に近い数字を示す演出図柄z1が設定される。これによって、3回目の予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様が、2回目の予告停止演出において停止表示される演出図柄z1の態様より擬似連開始態様に近い態様となる。具体的には、図20に示すように、演出図柄表示領域a1において「7」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において停止表示された演出図柄z1が点滅する。

0132

さらに、先読み対象保留情報に係る演出図柄z1,z2の変動表示の開始から所定時間が経過したことに応じて、カウントアップ変動表示が開始される。
そして、カウントアップ変動表示が開始されると、まず、1回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。具体的には、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示される落選態様(擬似連開始態様)で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。この際、当該演出例では、演出図柄表示領域a2において「7」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a3において「2」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示されている。
また、2回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、2回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「2」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これによって、2回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。具体的には、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a2において「7」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a3において「4」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。

0133

その後、3回目〜4回目の各回の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、各回の擬似連続変動表示では、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、今回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「2」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これによって、各回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。
そして、第2特殊変動パターンの態様としてA態様が選択された場合には、4回目の擬似連続変動表示の終了後に、後述するリーチ分岐に移行する(図27に示す「リーチ分岐」へ移行する)。
一方、第2特殊変動パターンの態様としてB態様が選択された場合には、4回目の擬似連続変動表示の終了後に、5回目以降の擬似連続変動表示が継続される(図27に示す「継続分岐(1)」へ移行する)。
そして、5回目〜8回目の各回の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、各回の擬似連続変動表示では、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、今回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「2」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。
ここで、5回目の各回の擬似連続変動表示では、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、今回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、4回目の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「4」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これは、演出図柄z1の種別として、「0」を示す通常演出図柄が設定されていないことによる。
これによって、各回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。

0134

そして、第2特殊変動パターンの態様としてB態様に含まれるB1態様が選択された場合には、8回目の擬似連続変動表示の終了後に、後述するリーチ分岐に移行する(図27に示す「リーチ分岐」へ移行する)。
一方、第2特殊変動パターンの態様としてB態様に含まれるB2態様が選択された場合には、8回目の擬似連続変動表示の終了後に、9回目以降の擬似連続変動表示が継続される(図27に示す「継続分岐(2)」へ移行する)。
そして、9回目〜12回目の各回の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、各回の擬似連続変動表示では、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、今回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「2」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。
ここで、9回目の各回の擬似連続変動表示では、3つの演出図柄表示領域a1〜a3に仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、今回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、8回目の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「3」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これは、演出図柄z1の種別として、「0」を示す通常演出図柄が設定されていないことによる。
これによって、各回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。
そして、12回目の擬似連続変動表示の終了後に、後述するリーチ分岐に移行する(図27に示す「リーチ分岐」へ移行する)。

0135

図28に示すように、リーチ分岐に移行した場合には、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において、カウントアップ変動表示における最終回の擬似連続変動表示の終了後に、演出図柄z1の通常変動表示が実行され、その後、リーチ表示が実行される。具体的には、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a2において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a3において演出図柄z1の通常変動表示が継続されて、リーチ表示が実行される。
そして、先読み対象保留情報が示す停止図柄の種類が「大当たり図柄」である場合には、リーチ表示が実行された後に、演出図柄z1が当選示唆態様で仮停止表示される。具体的には、各演出図柄表示領域a1〜a3において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示される当選示唆態様で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、各演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。
また、演出図柄z1が当選示唆態様で仮停止表示された後に、再抽選演出が開始される。そして、図24に示すように、再抽選演出において、演出図柄z1が、先読み対象保留情報が示す「大当たり図柄」の種別に応じた態様(「確変図柄」又は「通常図柄」)で仮停止表示される。その後、再抽選演出において仮停止表示された「大当たり図柄」が、そのまま停止表示される。

0136

一方、先読み対象保留情報が示す停止図柄の種類が「はずれ図柄」である場合には、リーチ表示が実行された後に、演出図柄z1が落選態様で仮停止表示される。具体的には、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a2において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a3にいて「1」〜「8」のうちいずれかの数字を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示される。そして、仮停止表示された「はずれ図柄」が、そのまま停止表示される。

0137

次に、「第1特殊変動パターン」に係る「カウントアップ変動表示」の具体例について説明する。
図29は、「第1特殊変動パターン」に係る「カウントアップ変動表示」の演出例を示す図である
当該演出例では、事前予告変動表示において、3回の擬似連続変動表示が実行されるものとする。
図29に示すように、当該演出例では、先読み対象保留情報に係る演出図柄z1,z2の変動表示の開始から所定時間が経過したことに応じて、事前予告変動表示が開始される。
ここで、事前予告変動表示における各回の擬似連続変動表示では、所定時間(本実施形態では、0.5[s])の演出図柄z1の仮停止表示が実行された後に、所定時間(本実施形態では、1.5[s])の演出図柄z1の通常変動表示が実行される。
そして、事前予告変動表示が開始されると、まず、1回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が落選態様で仮停止表示される。具体的には、演出図柄表示領域a1において「3」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。
また、2回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が落選態様で仮停止表示される。この際、演出図柄表示領域a1において仮停止表示される演出図柄z1として、1回目の擬似連続変動表示で演出図柄表示領域a1に仮停止表示された演出図柄z1が示す数字より「9」に近い数字を示す演出図柄z1が設定される。これによって、2回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様が、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様より擬似連開始態様に近い態様となる。具体的には、演出図柄表示領域a1において「5」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。
さらに、3回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が落選態様で仮停止表示される。この際、演出図柄表示領域a1において仮停止表示される演出図柄z1として、2回目の擬似連続変動表示で演出図柄表示領域a1に仮停止表示された演出図柄z1が示す数字より「9」に近い数字を示す演出図柄z1が設定される。これによって、3回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様が、2回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様より擬似連開始態様に近い態様となる。具体的には、演出図柄表示領域a1において「7」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a4において演出図柄z1,z2の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。
そして、3回目の擬似連続変動表示の終了により、事前予告変動表示が終了され、カウントアップ変動表示が開始される。

0138

カウントアップ変動表示が開始されると、まず、1回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。具体的には、図21に示すように、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a2において「8」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a3において「5」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示される落選態様(擬似連開始態様)で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。
また、2回目の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、2回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「1」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これによって、2回目の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、1回目の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。具体的には、図22に示すように、演出図柄表示領域a1において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a2において「8」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示され、演出図柄表示領域a3において「6」を示す演出図柄z1(通常演出図柄)が仮停止表示される落選態様で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、演出図柄表示領域a1において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。

0139

そして、図29に示すように、特別図柄抽選の結果が当選である場合には、その後、3回目〜13回目の各回の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が擬似連開始態様で仮停止表示される。この際、各回の擬似連続変動表示では、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせを3桁の数字に見立てて、今回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の組み合わせとして、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の組み合わせが示す3桁の数字に「1」を加算した数字を示す演出図柄z1の組み合わせが設定される。これによって、各回の擬似連続変動表示において仮停止表示される演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)は、前回の擬似連続変動表示において仮停止表示された演出図柄z1の態様(擬似連開始態様)より当選示唆態様に近い態様となる。
さらに、14回目(最終回)の擬似連続変動表示において、演出図柄z1が当選示唆態様で仮停止表示される。具体的には、図23に示すように、各演出図柄表示領域a1〜a3において「9」を示す演出図柄z1(特殊演出図柄)が仮停止表示される当選示唆態様で、演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の仮停止表示が実行されるとともに、各演出図柄表示領域a1〜a3において仮停止表示された演出図柄z1が点滅する。
そして、14回目の擬似連続変動表示の終了により、カウントアップ変動表示が終了され、再抽選演出が開始される。さらに、図24に示すように、再抽選演出において、演出図柄z1が、大当たり図柄判定により判定された「大当たり図柄」の種別に応じた態様(「確変図柄」又は「通常図柄」)で仮停止表示される。その後、再抽選演出において仮停止表示された「大当たり図柄」が、そのまま停止表示される。

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