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図面 (6)

課題

熱交換性能の低下を抑制する熱交換器を提供する。

解決手段

室内熱交換器400は、第1パス450と、第2パス460と、第1分流器440とを備える。第1パス450は、1以上の第1伝熱管のみからなる。第2パス460は、1以上の第2伝熱管を含む。第1分流器440は、流入する冷媒を第1パス450と第2パス460に分流する。第2伝熱管の管径は、第1伝熱管の管径よりも大きい。第2パス460の流路断面積は、第2パス460の途中で変化する。

概要

背景

分流器本体から分岐した複数のキャピラリーチューブを有する熱交換器が知られている(特許文献1(特開2011−163741号公報)参照)。

概要

熱交換性能の低下を抑制する熱交換器を提供する。室内熱交換器400は、第1パス450と、第2パス460と、第1分流器440とを備える。第1パス450は、1以上の第1伝熱管のみからなる。第2パス460は、1以上の第2伝熱管を含む。第1分流器440は、流入する冷媒を第1パス450と第2パス460に分流する。第2伝熱管の管径は、第1伝熱管の管径よりも大きい。第2パス460の流路断面積は、第2パス460の途中で変化する。

目的

本発明の課題は、熱交換性能の低下を抑制する熱交換器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

1以上の第1伝熱管のみからなる第1パス(450)と、1以上の第2伝熱管を含む第2パス(460)と、流入する冷媒を前記第1パスと前記第2パスに分流する第1分流器(440)と、を備え、前記第2伝熱管の管径は、前記第1伝熱管の管径よりも大きく、前記第2パスの流路断面積は、前記第2パスの途中で変化する、熱交換器

請求項2

前記第2パスは、3以上の前記第2伝熱管と、第2分流器(461)とを有し、前記第2分流器は、少なくとも1つの第2伝熱管から入った前記冷媒を少なくとも2つの第2伝熱管に分流する、請求項1に記載の熱交換器。

請求項3

前記第2パスは、1以上の第3伝熱管を含み、前記第3伝熱管は、前記第2伝熱管よりも上流側に配置され、前記第3伝熱管の管径は、前記第2伝熱管の管径よりも小さい、請求項1に記載の熱交換器。

請求項4

前記第3伝熱管の管径は、前記第1伝熱管の管径と同一であり、前記第2パスの少なくとも1つの第3伝熱管の長さは、前記第1パスの少なくとも1つの第1伝熱管の長さよりも短い、請求項3に記載の熱交換器。

技術分野

0001

本発明は、熱交換器に関する。

背景技術

0002

分流器本体から分岐した複数のキャピラリーチューブを有する熱交換器が知られている(特許文献1(特開2011−163741号公報)参照)。

発明が解決しようとする課題

0003

この種の熱交換器では、キャピラリーチューブでの圧力損失が原因で、熱交換性能が低下してしまう。

0004

本発明の課題は、熱交換性能の低下を抑制する熱交換器を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

本発明の第1観点に係る熱交換器は、第1パスと、第2パスと、第1分流器とを備える。第1パスは、1以上の第1伝熱管のみからなる。第2パスは、1以上の第2伝熱管を含む。第1分流器は、流入する冷媒を第1パスと第2パスに分流する。第2伝熱管の管径は、第1伝熱管の管径よりも大きい。第2パスの流路断面積は、第2パスの途中で変化する。

0006

ここで、仮に、第2パスに含まれる第2伝熱管の管径が第1伝熱管の管径よりも大きい場合に、第2パスが1以上の第2伝熱管のみからなり、かつ、第2パスの流路断面積が第2パスの入口から出口に至るまで一定であれば、冷媒の大部分は第2パスに流れてしまう。したがって、この場合には、第1パスの熱交換性能を有効に利用することができない。一方、キャピラリーチューブにより圧力損失を調整すると、キャピラリーチューブでの圧力損失が原因で、熱交換性能が低下してしまう。

0007

本発明の第1観点に係る熱交換器においては、第2パスの流路断面積が第2パスの途中で変化することにより、圧力損失を調整する。圧力損失を調整するに当たってキャピラリーチューブを備えなくてもよいので、熱交換性能の低下を抑制することができる。加えて、熱交換性能を持つ第2パスにより圧力損失を調整するので、熱交換性能の低下の抑制に留まらず、熱交換性能を向上させることができる。

0008

本発明の第2観点に係る熱交換器においては、第2パスは、3以上の第2伝熱管と、第2分流器とを有する。第2分流器は、少なくとも1つの第2伝熱管から入った冷媒を少なくとも2つの第2伝熱管に分流する。

0009

本発明の第2観点に係る熱交換器では、少なくとも1つの第2伝熱管を少なくとも2つの第2伝熱管の前に介在させることにより、第2パス全体の圧力損失を調整することができる。

0010

本発明の第3観点に係る熱交換器においては、第2パスは、1以上の第3伝熱管を含む。第3伝熱管は、第2伝熱管よりも上流側に配置されている。第3伝熱管の管径は、第2伝熱管の管径よりも小さい。

0011

本発明の第3観点に係る熱交換器では、第2パスに含まれる1以上の第3伝熱管は、1以上の第2伝熱管よりも上流側に配置されている。第3伝熱管の管径が第2伝熱管の管径よりも小さいので、第3伝熱管の管径により第2パス全体の圧力損失を調整することができる。

0012

本発明の第4観点に係る熱交換器においては、第3伝熱管の管径は、第1伝熱管の管径と同一である。第2パスの少なくとも1つの第3伝熱管の長さは、第1パスの少なくとも1つの第1伝熱管の長さよりも短い。

0013

本発明の第4観点に係る熱交換器では、第2パスの少なくとも1つの第3伝熱管の長さは、第1パスの少なくとも1つの第1伝熱管の長さよりも短い。これにより、第1パスの圧力損失と第2パスの圧力損失とのバランスを調整することができる。

発明の効果

0014

本発明の第1観点に係る熱交換器では、圧力損失を調整するに当たってキャピラリーチューブを備えなくてもよいので、熱交換性能の低下を抑制することができる。加えて、熱交換性能を持つ第2パスにより圧力損失を調整するので、熱交換性能の低下の抑制に留まらず、熱交換性能を向上させることができる。

0015

本発明の第2観点に係る熱交換器では、少なくとも1つの第2伝熱管を少なくとも2つの第2伝熱管の前に介在させることにより、第2パス全体の圧力損失を調整することができる。

0016

本発明の第3観点に係る熱交換器では、第3伝熱管の管径が第2伝熱管の管径よりも小さいので、第3伝熱管の管径により第2パス全体の圧力損失を調整することができる。

0017

本発明の第4観点に係る熱交換器では、第2パスの少なくとも1つの第3伝熱管の長さが第1パスの少なくとも1つの第1伝熱管の長さよりも短いので、第1パスの圧力損失と第2パスの圧力損失とのバランスを調整することができる。

図面の簡単な説明

0018

室内熱交換器を備える空気調和機の構成を説明する図である。
空調室内機の断面図である。
室内熱交換器の概略構成の一例を説明する模式図である。
室内熱交換器の詳細構成の一例を説明する模式図である。
室内熱交換器の概略構成の他の例を説明する模式図である。

実施例

0019

本発明の実施形態を以下に示す。なお、以下の実施形態は、具体例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。

0020

<第1実施形態>
(1)空気調和機
(1−1)空気調和機の概略構成
図1は、本発明の一実施形態に係る熱交換器の一例としての室内熱交換器400を備える空気調和機100の構成を説明する図である。空気調和機100は、熱源側ユニットとしての空調室外機200と、利用側ユニットとしての空調室内機300とを含む。空調室外機200と空調室内機300は、液冷媒冷媒連絡配管101およびガス冷媒の冷媒連絡配管102を介して、互いに接続されている。

0021

空気調和機100の冷媒回路は、空調室外機200、空調室内機300、冷媒連絡配管101、および冷媒連絡配管102によって、構成されている。より詳細には、冷媒回路は、膨張弁203、圧縮機204、四路切換弁205、アキュムレータ206、室外熱交換器207、および室内熱交換器400を含む。

0022

(1−2)空気調和機の詳細構成
(1−2−1)空調室外機
空調室外機200は、ガス冷媒配管201と、液冷媒配管202と、膨張弁203と、圧縮機204と、四路切換弁205と、アキュムレータ206と、室外熱交換器207と、室外ファン208とを有する。ガス冷媒配管201の一端は、室外熱交換器207のガス側端部に接続され、ガス冷媒配管201の他端は、四路切換弁205に接続されている。液冷媒配管202の一端は、室外熱交換器207の液側端部に接続され、液冷媒配管202の他端は、膨張弁203に接続されている。

0023

膨張弁203は、冷媒を減圧する機構である。膨張弁203は、室外熱交換器207と冷媒連絡配管101の間に設けられている。圧縮機204は、圧縮機用モータによって駆動される密閉式圧縮機である。

0024

四路切換弁205は、冷媒が流れる方向を切り換える機構である。冷房運転時には、図1の四路切換弁205の実線に示されるように、四路切換弁205は、圧縮機204の吐出側の冷媒配管とガス冷媒配管201を接続すると共に、アキュムレータ206を介して、圧縮機204の吸入側の冷媒配管と冷媒連絡配管102を接続する。一方、暖房運転時には、図1の四路切換弁205の破線に示されるように、四路切換弁205は、圧縮機204の吐出側の冷媒配管と冷媒連絡配管102を接続すると共に、アキュムレータ206を介して、圧縮機204の吸入側の冷媒配管とガス冷媒配管201を接続する。

0025

アキュムレータ206は、冷媒を気相と液相に分ける。アキュムレータ206は、圧縮機204と四路切換弁205の間に設けられている。

0026

室外熱交換器207は、冷房運転時に冷媒の凝縮器として機能し、暖房運転時に冷媒の蒸発器として機能する。室外ファン208は、空気を室外熱交換器207に供給する。

0027

(1−2−2)空調室内機
空調室内機300は、室内熱交換器400と、室内ファン301とを有する。室内熱交換器400は、例えば、伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式フィンアンドチューブ型熱交換器である。室内熱交換器400は、冷房運転時に冷媒の蒸発器として機能して室内空気を冷却し、暖房運転時に冷媒の凝縮器として機能して室内空気を加熱する。室内ファン301は、空気を室内熱交換器400に供給する。

0028

(1−3)空気調和機の動作
(1−3−1)冷房運転
膨張弁203の開度は、室内熱交換器400の出口(すなわち、室内熱交換器400のガス側)における冷媒の過熱度が一定になるように、調整されている。冷房運転時の四路切換弁205の接続状態は、既に説明した通りである。

0029

以上のような状態の冷媒回路において、圧縮機204から吐出された冷媒は、四路切換弁205を通って室外熱交換器207へ流入し、室外空気放熱して凝縮する。室外熱交換器207から流出された冷媒は、膨張弁203を通過するときに膨張する。その後、室内熱交換器400へ流入し、室内空気から吸熱して蒸発する。

0030

(1−3−2)暖房運転
膨張弁203の開度は、室内熱交換器400の出口における冷媒の過冷却度が過冷却度目標値で一定になるように、調節されている。暖房運転時の四路切換弁205の接続状態は、既に説明した通りである。

0031

以上のような状態の冷媒回路において、圧縮機204から吐出された冷媒は、四路切換弁205を通って室内熱交換器400へ流入し、室内空気へ放熱して凝縮する。室内熱交換器400から流出した冷媒は、膨張弁203を通過するときに膨張する。その後、室外熱交換器207へ流入し、室外空気から吸熱して蒸発する。室外熱交換器207から流出した冷媒は、四路切換弁205を通過後に再び圧縮機204へ吸入されて圧縮される。

0032

(2)空調室内機の詳細構成
図2は、空調室内機300の断面図である。空調室内機300は、室内熱交換器400および室内ファン301に加えて、本体ケーシング310を備える。なお、本明細書では、「前」、「後」、「上」、および「下」の4つの方向は、図2に示されるように定義される。本体ケーシング310の背面(後)側が側壁WLに取り付けられることにより、空調室内機300は室内RSの側壁WLに設置される。

0033

本体ケーシング310は、室内ファン301および室内熱交換器400等を収納している。本体ケーシング310の上部には、室内空気を吸い込む吸込口311が形成されている。本体ケーシング310の下部の中央付近には、調和空気を吹き出す吹出口312が形成されている。

0034

室内ファン301は、クロスフローファンである。室内ファン301は、本体ケーシング310の、上下方向における略中央部分に配置されている。室内ファン301は、ファンモータに接続されている。

0035

室内熱交換器400は、第1フィン群410および第2フィン群420を有する。第1フィン群410および第2フィン群420のそれぞれは、空調室内機300の長手方向(紙面行方向)に積層された多数のフィンを含む。第1フィン群410および第2フィン群420のそれぞれには、長手方向に並んで配置された複数の伝熱管430が取り付けられている。

0036

室内熱交換器400は、室内ファン301の一部を覆うように配置されている。より詳細には、室内熱交換器400は、室内ファン301の上部付近、すなわち、室内ファン301の前方下側付近から室内ファン301の後方上側付近にかけて、位置している。第1フィン群410は、室内ファン301の上部付近から室内ファン301の下部前方に位置する。第2フィン群420は、室内ファン301の上部付近から室内ファン301の中部後方に位置する。

0037

室内ファン301がファンモータの駆動により回転すると、室内の空気は、吸込口311から本体ケーシング310の内部に吸い込まれる。吸い込まれた空気は、室内熱交換器400を通過した後、吹出口312に通じる案内流路を案内されて、最終的に吹出口312から吹き出される。

0038

(3)室内熱交換器
(3−1)概略構成
図3は、室内熱交換器400の概略構成の一例を説明する模式図である。室内熱交換器400は、第1分流器440と、第1パス450と、第2分流器461を含む第2パス460と、第3分流器470とを有する。なお、図3に示す伝熱管の長さは、実際の伝熱管の長さを示すものではない。

0039

第1分流器440の一端の出入口は、冷媒連絡配管101に通じる配管441に接続されており、第1分流器440の他端の出入口は、複数の伝熱管に接続されている。本実施形態においては、9つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430h、430iに接続されている。第1分流器440は、冷媒連絡配管101を流れる冷媒を9つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430h、430iに分流して排出する。9つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430h、430iは、第1伝熱管としての8つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430hと、第2伝熱管としての1つの伝熱管430iとを含む。

0040

8つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430hの管径は、互いに等しい。8つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430hの管径は、伝熱管430iの管径よりも小さい。

0041

第1パス450は、8つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430hにより構成されている。すなわち、第1伝熱管のみにより構成されている。詳しくは後述するが、本実施形態においては、第1パス450は、室内熱交換器400の前面側に形成されている。

0042

第2パス460は、第2分流器461および伝熱管430iに加えて、第2伝熱管としての2つの伝熱管430j、430kを含んで構成されている。第2分流器461の一端の出入口は、伝熱管430iに接続されており、第2分流器461の他端の出入口は、2つの伝熱管430j、430kに接続されている。すなわち、2つの伝熱管430j、430kは、第1分流器440の他端の出入口に直接に接続されるのではなく、1つの伝熱管430iを介して接続されている。1つの伝熱管430iは、圧力損失を調整する役割を担う。第2分流器461は、伝熱管430iを流れる冷媒を2つの伝熱管430j、430kに分流して排出する。

0043

伝熱管430j、430kの管径は、伝熱管430iの管径と同一である。すなわち、3つの伝熱管430i、430j、430kの管径は、互いに等しい。詳しくは後述するが、本実施形態においては、第2パス460は、室内熱交換器400の背面側に形成されている。

0044

以上のように、第2パス460の流路断面積は、第2パス460の途中で変化している。より詳細には、第2分流器461よりも後段の第2パス460の流路断面積は、第2分流器461よりも前段の第2パス460の流路断面積の2倍である。

0045

第3分流器470の一端の出入口は、8つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430hおよび2つの伝熱管430j、430kに接続されている。第3分流器470の他端の出入口は、冷媒連絡配管102に通じる配管442に接続されている。

0046

(3−2)詳細構成
図4は、室内熱交換器400の詳細構成の一例を説明する模式図である。図4においては、破線は、冷媒の流れをUターンさせるU字管を示す。

0047

第1フィン群410は、上部側の上部フィン群411と、下部側の下部フィン群412とを含む。第2フィン群420は、前部側の前部フィン群421と、後部側の後部フィン群422とを含む。

0048

伝熱管430aは、第1分流器440から下部フィン群412を経由して、第3分流器470の一端の出入口に接続されている。

0049

伝熱管430bは、第1分流器440から下部フィン群412を経由して、第3分流器470の一端の出入口に接続されている。

0050

伝熱管430cは、第1分流器440から下部フィン群412を経由して、第3分流器470の一端の出入口に接続されている。

0051

伝熱管430dは、第1分流器440から下部フィン群412を経由して、第3分流器470の一端の出入口に接続されている。

0052

伝熱管430eは、第1分流器440から上部フィン群411を経由して、第3分流器470の一端の出入口に接続されている。

0053

伝熱管430fは、第1分流器440から上部フィン群411を経由して、第3分流器470の一端の出入口に接続されている。

0054

伝熱管430gは、第1分流器440から上部フィン群411を経由して、第3分流器470の一端の出入口に接続されている。

0055

伝熱管430hは、第1分流器440から上部フィン群411を経由して、第3分流器470の一端の出入口に接続されている。

0056

伝熱管430iは、第1分流器440から前部フィン群421および後部フィン群422を経由して、第2分流器461の一端の出入口に接続されている。

0057

伝熱管430jは、第2分流器461から後部フィン群422および前部フィン群421を経由して、第3分流器470の一端の出入口に接続されている。

0058

伝熱管430kは、第2分流器461から後部フィン群422および前部フィン群421を経由して、第3分流器470の一端の出入口に接続されている。

0059

8つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430hのそれぞれは、長手方向に3往復している。すなわち、8つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430hのそれぞれは、第1フィン群410に対して3往復している。

0060

伝熱管430iは、長手方向に2往復している。すなわち、伝熱管430iは、第2フィン群420に対して2往復している。

0061

伝熱管430jは、長手方向に4往復している。すなわち、伝熱管430jは、第2フィン群420に対して4往復している。

0062

伝熱管430kは、長手方向に5往復している。すなわち、伝熱管430kは、第2フィン群420に対して5往復している。

0063

以上のように、2つの伝熱管430j、430kの一方は、長手方向に4往復し、他方は、長手方向に5往復している。本実施形態においては、熱交換性能を向上させるべく、下部側の伝熱管430kの往復数は、上部側の伝熱管430jの往復数よりも多い。

0064

(3−3)冷媒の流れ
冷媒は、冷媒連絡配管101から供給される。この時点の冷媒は、液冷媒である。冷媒は、室内熱交換器400の液側出入口の配管441を通り、第1分流器440の一端の出入口に供給される。冷媒は、第1分流器440の他端の9つの出入口に接続されている9つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430h、430iに分流される。9つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430h、430iに分流された冷媒は、既に説明したように、第1フィン群410または第2フィン群420を経由して、第3分流器470の一端の出入口に供給される。第3分流器470で合流した冷媒は、第3分流器470の他端の出入口から配管442に流れて、最終的に冷媒連絡配管102に供給される。この時点の冷媒は、ガス冷媒である。

0065

(4)室内熱交換器の特徴
本実施形態の室内熱交換器400においては、第1パス450は、8つの伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430hのみからなる。第2パス460は、3つの伝熱管430i、430j、430kと、第2分流器461とを有する。伝熱管430i、430j、430kの管径は、伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430hの管径よりも大きい。第2パス460の流路断面積は、第2パス460の途中で変化する。

0066

ここで、仮に、第1分流器440の後段にキャピラリーチューブが設けられていれば、当該キャピラリーチューブにより圧力損失を調整することができる。しかしながら、この場合には、キャピラリーチューブでの圧力損失が原因で、熱交換性能が低下してしまう。

0067

本実施形態の室内熱交換器400においては、第2パス460は、キャピラリーチューブを含まない。より詳細には、第2パス460は、2つの伝熱管430j、430kの前段に設けられた1つの伝熱管430iにより、圧力損失を調整している。第2パス460がキャピラリーチューブを含まないので、熱交換性能の低下を抑制することができる。圧力損失の調整が熱交換機能を有する伝熱管430iにより行われるので、熱交換性能の低下の抑制に留まらず、熱交換性能を向上させることができる。

0068

本実施形態の室内熱交換器400においては、2つの伝熱管430j、430kの前段に設けられた1つの伝熱管430iによって、第2パス460圧力損失が調整されている。第2パス460の圧力損失が調整されることにより、第1パス450の圧力損失と第2パス460の圧力損失との差が低減される。これにより、第1パス450を流れる冷媒の循環量と第2パス460を流れる冷媒の循環量との差が低減されるので、熱交換性能の低下を抑制することができる。

0069

本実施形態の室内熱交換器400においては、伝熱管430a、430b、430c、430d、430e、430f、430g、430hと伝熱管430iとは、室内熱交換器400の途中経路で合流しないので、合流による圧力損失を回避することができる。したがって、熱交換性能の低下を抑制することができる。

0070

<変形例>
本発明の実施形態に適用可能な変形例を説明する。

0071

(1)変形例A
以上の説明では、第1パスを構成する伝熱管430の本数は8本であり、第2パスを構成する伝熱管430の本数は3本であったが、第1パスを構成する伝熱管430の本数および第2パスを構成する伝熱管430の本数は、これらに限られない。室内熱交換器400のサイズ等に応じて適宜決定される。

0072

(2)変形例B
以上の説明では、圧力損失の調整用の伝熱管430iは、室内熱交換器400の背面部分に設けられたが、前面部分に設けられてもよい。以上の説明では、圧力損失の調整用の伝熱管の本数は1本であったが、これに限られない。圧力損失の調整用の伝熱管の本数は2本以上でもよい。例えば、図3の伝熱管430iの位置と、伝熱管430jおよび430kの位置とを入れ替えてもよい。より詳細には、伝熱管430iは、第1分流器440の他端の出入口に直接に接続されるのではなく、2つの伝熱管430j、430kを介して接続されてもよい。この場合には、伝熱管430j、430kを圧力損失の調整用の伝熱管と捉えることができる。以上の説明では、伝熱管430iが第2フィン群420に対して2往復した後に、第2分流器461により冷媒を伝熱管430j、430kに分流したが、第2フィン群420の前段で伝熱管430j、430kに分流してもよい。

0073

(3)変形例C
以上の説明では、第2分流器461を用いることにより、すなわち、第2分流器461の前後で伝熱管430の本数を変えることにより、第2パス460の流路断面積を途中で変えたが、第2分流器461を用いなくてもよい。すなわち、伝熱管430の本数を変えなくてもよい。例えば、伝熱管430の管径を第2パス460の途中で変えてもよい。

0074

図5は、室内熱交換器400の概略構成の他の例を説明する模式図である。室内熱交換器400は、第1分流器540と、第1パス550と、第2パス560と、第3分流器570とを有する。なお、図6に示す伝熱管の長さは、実際の伝熱管の長さを示すものではない。

0075

第1分流器540の一端の出入口は、冷媒連絡配管101に通じる配管541に接続されており、第1分流器540の他端の出入口は、複数の伝熱管に接続されている。ここでは、9つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530f、530g、530h、530iに接続されている。第1分流器540は、冷媒連絡配管101を流れる冷媒を9つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530f、530g、530h、530iに分流して排出する。9つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530f、530g、530h、530iは、第1伝熱管としての6つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530fと、第3伝熱管としての3つの伝熱管530g、530h、530iとを含む。

0076

6つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530fの管径は、互いに等しい。3つの伝熱管530g、530h、530iの管径は、互いに等しい。

0077

第1パス550は、6つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530fにより構成されている。すなわち、第1伝熱管のみにより構成されている。第1パス550は、室内熱交換器400の前面側に形成されている。6つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530fは、例えば、第1フィン群410に対して3往復している。

0078

第2パス560は、3つの伝熱管530g、530h、530iに加えて、第2伝熱管としての3つの伝熱管530j、530k、530mを含んで構成されている。3つの伝熱管530j、530k、530mの管径は、互いに等しい。伝熱管530g、530h、530iの管径は、伝熱管530j、530k、530mの管径よりも小さい。本変形例においては、伝熱管530g、530h、530iの管径は、6つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530fの管径と同一である。

0079

第2パス560のうち3つの伝熱管530g、530h、530iは、室内熱交換器400の前面561側に形成され、3つの伝熱管530j、530k、530mは、室内熱交換器400の背面562側に形成されている。すなわち、3つの伝熱管530g、530h、530iは、3つの伝熱管530j、530k、530mよりも上流側に配置されている。3つの伝熱管530g、530h、530iは、例えば、第1フィン群410に対して2往復している。3つの伝熱管530j、530k、530mのうち2つは、第2フィン群420に対して4往復し、残りの1つは第2フィン群420に対して3往復している。

0080

伝熱管530gの一端は、前面561と背面562の間で、伝熱管530jの一端に接続されている。すなわち、伝熱管530gと伝熱管530jは、第1分流器540と第3分流器570を接続する1本の伝熱管を構成している。伝熱管530gの管径は伝熱管530jの管径よりも小さいので、当該1本の伝熱管の途中で流路断面積が変わる。

0081

伝熱管530hの一端は、前面561と背面562の間で、伝熱管530kの一端に接続されている。すなわち、伝熱管530hと伝熱管530kは、第1分流器540と第3分流器570を接続する1本の伝熱管を構成している。伝熱管530hの管径は伝熱管530kの管径よりも小さいので、当該1本の伝熱管の途中で流路断面積が変わる。

0082

伝熱管530iの一端は、前面561と背面562の間で、伝熱管530mの一端に接続されている。すなわち、伝熱管530iと伝熱管530mは、第1分流器540と第3分流器570を接続する1本の伝熱管を構成している。伝熱管530iの管径は伝熱管530mの管径よりも小さいので、当該1本の伝熱管の途中で流路断面積が変わる。

0083

以上のように、第2パス560の流路断面積は、第2パス560の途中で変化している。より詳細には、3つの伝熱管530j、530k、530mは、第1分流器540の他端の出入口に直接に接続されるのではなく、3つの伝熱管530g、530h、530iを介して接続されている。3つの伝熱管530g、530h、530iの管径は、3つの伝熱管530j、530k、530mの管径よりも小さいので、3つの伝熱管530g、530h、530iは、圧力損失を調整する役割を担う。

0084

また、第2パス560の3つの伝熱管530g、530h、530iの長さは、第1パス550の6つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530fの長さよりも短い。これにより、第1パス550の圧力損失と第2パス560の圧力損失とのバランスを調整することができる。なお、第1パス550の圧力損失と第2パス560の圧力損失とのバランスの調整は、室内熱交換器400のサイズ等に応じて適宜決定される。したがって、必ずしも、全ての伝熱管530g、530h、530iの長さが、全ての伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530fの長さよりも短くなくてもよい。3つの伝熱管530g、530h、530iの少なくとも1つの長さが、6つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530fの少なくとも1つの長さよりも短ければよい。

0085

第3分流器570の一端の出入口は、6つの伝熱管530a、530b、530c、530d、530e、530fおよび3つの伝熱管530g、530h、530iに接続されている。第3分流器570の他端の出入口は、冷媒連絡配管102に通じる配管542に接続されている。

0086

以上のように、本発明は実施形態を用いて説明されたが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の範囲に限定されない。多様な変更または改良を上記の実施形態に加えることが可能であることは、当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。

0087

400室内熱交換器
440 第1分流器
450 第1パス
460 第2パス
461 第2分流器

先行技術

0088

特開2011−163741号公報

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