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技術 車両運用業務支援装置および車両運用業務支援システム

出願人 東日本旅客鉄道株式会社
発明者 弓倉和也松本隆
出願日 2015年10月26日 (6年0ヶ月経過) 出願番号 2015-209478
公開日 2017年5月18日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2017-081266
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機 鉄道交通の監視、制御、保安
主要キーワード 最低所要 修繕作業 連続設定 留置線 編成単位 基本計画 車両形式 運用変更
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年5月18日)のものです。
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図面 (12)

課題

乱れダイヤの平復後に、変更された車両運用を、仕業検査の実施を含む計画運用に戻すための運用変更を短時間に完了することが可能な車両運用業務支援システムを提供する。

解決手段

演算処理装置および記憶装置を備え、前記記憶装置に記憶されている運用表のデータに基づいて車両の運用を管理する車両運用業務支援装置において、前記記憶装置より運用表を読み出して、所定の期間内に検査が計画されていない編成を抽出する検査未設定編成抽出手段と、前記運用表のデータに基づいて、検査作業を実施可能な間合いを抽出する検査間合い抽出手段と、前記検査間合い抽出手段により抽出された間合いに、前記検査未設定編成抽出手段により抽出された編成の検査作業を割り当てた検査計画を作成し出力する検査計画提案手段とを設けるようにした。

概要

背景

鉄道輸送において列車の安全かつ円滑な運行を行うためには、列車ダイヤ電車などの車両(編成)を割り当てて、列車として運転できるように整備されていることが必要である。このような車両の使用計画のことを車両運用といい、おおむね日周期で作成されている。基本的にはそれぞれの運用は例えば1か月のような期間で循環して繰り返され、定期的に検査等が実施できるように計画されており、計画運用と呼ばれている。
ところが、車両故障事故災害などによって、列車運行乱れが生じた時には、ダイヤを適切に変更して、列車の運行を正常に戻す運転整理が行われる。この運転整理によって車両運用も計画とは大幅に変更になる。変更の仕方によっては、ダイヤ平復が遅れたりダイヤ平復後の運用戻しに手間取るといったことが発生する。

従来、列車運行に乱れが生じた時には、ダイヤを適切に変更して列車の運行を正常な運行に戻す運転整理に関しては、例えば特許文献1に開示されているような発明が提案されているが、運転整理によって車両運用に変更が生じ、そのままでは所定の期日までに実行しなければならない仕業検査交番検査が実行できなくなるおそれがある。そのため、ダイヤ平復後に、変更された車両運用を計画運用に戻す必要がある。

ダイヤ平復後に、検査予定車両の未入区や車両形式等の違いによる入線不可車両の入線が当日中に発生する場合は、運用担当指令と車両配置区所等(車両基地)の車両区所当直チェックして、回避するための車両運用変更輸送指令に依頼していた。1線区に2車種以上存在する線区の場合は、車種を元の計画に戻すための運用変更も必要である。さらに、2箇所以上の車両配置区所等(車両基地)が存在する線区の場合は、それぞれの所属の車両を元の車両配置区所に戻すための運用変更も必要である。また、当日行う車両運用変更の方法としては、区所入区後の差し替え折返し駅における折返変更、車両交換等がある。なお、「車種」とは一般的には車両の型の相違を意味するが、本明細書では、車両の連結数などの編成形態が異なるもの(例えば5両編成と10両編成)を指す用語として使用する。

概要

乱れたダイヤの平復後に、変更された車両運用を、仕業検査の実施を含む計画運用に戻すための運用変更を短時間に完了することが可能な車両運用業務支援システムを提供する。演算処理装置および記憶装置を備え、前記記憶装置に記憶されている運用表のデータに基づいて車両の運用を管理する車両運用業務支援装置において、前記記憶装置より運用表を読み出して、所定の期間内に検査が計画されていない編成を抽出する検査未設定編成抽出手段と、前記運用表のデータに基づいて、検査作業を実施可能な間合いを抽出する検査間合い抽出手段と、前記検査間合い抽出手段により抽出された間合いに、前記検査未設定編成抽出手段により抽出された編成の検査作業を割り当てた検査計画を作成し出力する検査計画提案手段とを設けるようにした。

目的

本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、乱れたダイヤの平復後に、変更された車両運用を計画運用に戻す運用戻しを実行するに際して、定められている規則守りつつ過剰実施を回避した最適なタイミングで確実に仕業検査を実施することが可能な車両運用業務支援装置および車両運用業務支援システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

演算処理装置および記憶装置を備え、前記記憶装置に記憶されている運用表のデータに基づいて車両の運用を管理する車両運用業務支援装置であって、前記記憶装置より運用表を読み出して、所定の期間内に検査計画されていない編成を抽出する検査未設定編成抽出手段と、前記運用表のデータに基づいて、検査作業を実施可能な間合いを抽出する検査間合い抽出手段と、前記検査間合い抽出手段により抽出された間合いに、前記検査未設定編成抽出手段により抽出された編成の検査作業を割り当てた検査計画を作成し出力する検査計画提案手段と、を有することを特徴とする車両運用業務支援装置。

請求項2

前記検査計画提案手段は、前記検査未設定編成抽出手段により抽出された編成が併結編成の一方である場合に、前記併結編成の他方の編成についても同じ検査作業を割り当てた検査計画を作成する機能を有するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両運用業務支援装置。

請求項3

請求項1または2に記載の車両運用業務支援装置と、前記運用表を所定の形態で表示するための表示装置とを備えた車両運用業務支援システムであって、前記車両運用業務支援装置は、前記記憶装置より基本となる運用表のデータを読み出して、前記基本となる運用表に設定されている検査計画に対して検査を実施すべき対象編成が割り当てられているか否か判定する検査作業計画チェック手段と、前記検査作業計画チェック手段が、前記基本となる運用表の検査計画に対して対象編成が割り当てられていないと判定した場合に、前記表示装置に表示される前記運用表に、注意を促す表示を行う表示処理手段と、を有することを特徴とする車両運用業務支援システム。

請求項4

前記検査作業計画チェック手段は、前記検査計画が設定されているいずれかの編成に対して連続して複数の検査計画が設定されているか否か判定する連続設定判定機能を備え、前記表示処理手段は、前記運用表を前記検査作業計画チェック手段が、いずれかの編成に対して連続して複数の検査計画が設定されていると判定した場合に、前記表示装置に、注意を促す表示を行うように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両運用業務支援システム。

請求項5

前記車両運用業務支援装置は、前記運用表に設定されている編成についての検査作業の実施を前記記憶装置に登録可能な作業実績管理手段を備え、前記検査作業計画チェック手段は、前記運用表に設定されている各検査に関するデータに基づいて、検査作業の実施箇所が実施可能な編成数を超えて検査計画が前記運用表に設定されているか否か判定する実施可能性判定機能を備え、前記表示処理手段は、前記検査作業計画チェック手段が、検査作業の実施箇所が実施可能な編成数を超えて検査計画が前記運用表に設定されていると判定した場合に、前記表示装置に、注意を促す表示を行うように構成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の車両運用業務支援システム。

請求項6

前記車両運用業務支援装置は、前記運用表に設定されている編成についての検査作業の実施を前記記憶装置に登録可能な作業実績管理手段を備え、前記検査作業計画チェック手段は、前記運用表に設定されている各編成について前回検査実施日を抽出する検査実績確認機能を備え、前記表示処理手段は、前記検査作業計画チェック手段が、いずれかの編成が前回の検査実施日から所定日数を経過していると判定した場合に、前記表示装置に、注意を促す表示を行うように構成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の車両運用業務支援システム。

請求項7

前記車両運用業務支援装置は、前記運用表のデータに基づいて、検査作業の実施箇所ごとに検査作業計画を表わした帳票を作成し、出力する帳票作成出力手段を有することを特徴とする請求項6に記載の車両運用業務支援システム。

技術分野

0001

本発明は、輸送障害が発生した際の運転整理に伴う車両運用の変更を元の計画運用に戻す作業等を支援する車両運用業務支援技術に関する。

背景技術

0002

鉄道輸送において列車の安全かつ円滑な運行を行うためには、列車ダイヤ電車などの車両(編成)を割り当てて、列車として運転できるように整備されていることが必要である。このような車両の使用計画のことを車両運用といい、おおむね日周期で作成されている。基本的にはそれぞれの運用は例えば1か月のような期間で循環して繰り返され、定期的に検査等が実施できるように計画されており、計画運用と呼ばれている。
ところが、車両故障事故災害などによって、列車運行乱れが生じた時には、ダイヤを適切に変更して、列車の運行を正常に戻す運転整理が行われる。この運転整理によって車両運用も計画とは大幅に変更になる。変更の仕方によっては、ダイヤ平復が遅れたりダイヤ平復後の運用戻しに手間取るといったことが発生する。

0003

従来、列車運行に乱れが生じた時には、ダイヤを適切に変更して列車の運行を正常な運行に戻す運転整理に関しては、例えば特許文献1に開示されているような発明が提案されているが、運転整理によって車両運用に変更が生じ、そのままでは所定の期日までに実行しなければならない仕業検査交番検査が実行できなくなるおそれがある。そのため、ダイヤ平復後に、変更された車両運用を計画運用に戻す必要がある。

0004

ダイヤ平復後に、検査予定車両の未入区や車両形式等の違いによる入線不可車両の入線が当日中に発生する場合は、運用担当指令と車両配置区所等(車両基地)の車両区所当直チェックして、回避するための車両運用変更を輸送指令に依頼していた。1線区に2車種以上存在する線区の場合は、車種を元の計画に戻すための運用変更も必要である。さらに、2箇所以上の車両配置区所等(車両基地)が存在する線区の場合は、それぞれの所属の車両を元の車両配置区所に戻すための運用変更も必要である。また、当日行う車両運用変更の方法としては、区所入区後の差し替え折返し駅における折返変更、車両交換等がある。なお、「車種」とは一般的には車両の型の相違を意味するが、本明細書では、車両の連結数などの編成形態が異なるもの(例えば5両編成と10両編成)を指す用語として使用する。

先行技術

0005

特許第4670081号公報

発明が解決しようとする課題

0006

従来、この運用戻しは、もっぱら手作業によって行われており、多大な労力と時間を要するという課題があった。具体的には、運用戻しは、先ず、車両の運用を担う車両配置区所等(車両基地)で、輸送指令からFAXなどにより送付された運転計画書の内容(運転変更指示)を列車ダイヤに記入し、車両の運用、編成を把握することから開始される。その後、車両配置区所は、翌日以降の検査予定等にあわせるため、自区所入区後に車両の差し替えを行うことにより元の月間運用計画へ戻す計画を立てることとなる。ダイヤの乱れ方にもよるが、従来のような手作業に依存した方法の場合には、元の運用計画に戻るのに例えば2週間以上かかることもあった。なお、「編成」とは複数の車両を連結したものを意味し、それらを区別するために付与されるのが編成番号である。また、「運用」は、編成単位の1日の運行スケジュールで、それらを区別するために付与されるのが運用番号である。

0007

また、仕業検査は、例えば前回の検査から6日以内に実施しなければならないとされているが、従来は人手によるチェックであったため、見逃しが発生するおそれがあった。さらに、仕業検査は、検査を実施可能な留置線のあるや車両配置区所において行なわれるとともに、最低所要時間が確保されなければならない(運用の間合いが所定時間以上ないと実施できない)が、これらの条件を満たさない箇所に検査を設定しまうおそれがあり、それによって列車の遅延を招くという課題があった。また、所定期間内の実施に留意するあまり、必要以上に短い期間で複数回仕業検査を実施する過剰作業が発生して無駄なコストアップを招くおそれもあった。

0008

本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、乱れたダイヤの平復後に、変更された車両運用を計画運用に戻す運用戻しを実行するに際して、定められている規則守りつつ過剰実施を回避した最適なタイミングで確実に仕業検査を実施することが可能な車両運用業務支援装置および車両運用業務支援システムを提供することを目的とするものである。
本発明の他の目的は、乱れたダイヤの平復後に、変更された車両運用を、仕業検査の実施を含む計画運用に戻すための運用変更を短時間に完了することが可能な車両運用業務支援装置および車両運用業務支援システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

前記課題を解決するために、本発明は、
演算処理装置および記憶装置を備え、前記記憶装置に記憶されている運用表のデータに基づいて車両の運用を管理する車両運用業務支援装置において、
前記記憶装置より運用表を読み出して、所定の期間内に検査が計画されていない編成を抽出する検査未設定編成抽出手段と、
前記運用表のデータに基づいて、検査作業を実施可能な間合いを抽出する検査間合い抽出手段と、
前記検査間合い抽出手段により抽出された間合いに、前記検査未設定編成抽出手段により抽出された編成の検査作業を割り当てた検査計画を作成し出力する検査計画提案手段と、を有するように構成したものである。

0010

上記のような構成によれば、変更後の車両運用について、装置が自動的に検査作業を実施可能な間合いを見つけて検査作業を割り当てた検査計画を作成し出力するため、乱れたダイヤの平復後に、変更された車両運用を、仕業検査の実施を含む計画運用に戻すための運用変更を短時間に完了することができる。

0011

ここで、望ましくは、前記検査計画提案手段は、前記検査未設定編成抽出手段により抽出された編成が併結編成の一方である場合に、前記併結編成の他方の編成についても同じ検査作業を割り当てた検査計画を作成する機能を有するように構成する。
かかる構成によれば、効率の良い検査作業が可能な検査計画を提案し、検査に要するトータルコストを低下させることができる。

0012

また、望ましくは、上記のような構成を有する車両運用業務支援装置と、前記運用表を所定の形態で表示するための表示装置とを備えた車両運用業務支援システムを構築し、
前記車両運用業務支援装置は、
前記記憶装置より基本となる運用表のデータを読み出して、前記基本となる運用表に設定されている検査計画に対して検査を実施すべき対象編成が割り当てられているか否か判定する検査作業計画チェック手段と、
前記検査作業計画チェック手段が、前記基本となる運用表の検査計画に対して対象編成が割り当てられていないと判定した場合に、前記表示装置に表示される前記運用表に、注意を促す表示を行う表示処理手段と、を有するように構成する。
かかる構成によれば、基本計画に設定されている編成の検査が、運用表から漏れてしまうのを回避することができる。

0013

さらに、望ましくは、前記検査作業計画チェック手段は、前記検査計画が設定されているいずれかの編成に対して連続して複数の検査計画が設定されているか否か判定する連続設定判定機能を備え、
前記表示処理手段は、前記運用表を前記検査作業計画チェック手段が、いずれかの編成に対して連続して複数の検査計画が設定されていると判定した場合に、前記表示装置に、注意を促す表示を行うように構成する。
かかる構成によれば、1つの編成に対して連続して検査作業が設定されてしまうのを回避し、検査に要するトータルのコストを低下させることができる。

0014

また、望ましくは、前記車両運用業務支援装置は、前記運用表に設定されている編成についての検査作業の実施を前記記憶装置に登録可能な作業実績管理手段を備え、
前記検査作業計画チェック手段は、前記運用表に設定されている各検査に関するデータに基づいて、検査作業の実施箇所が実施可能な編成数を超えて検査計画が前記運用表に設定されているか否か判定する実施可能性判定機能を備え、
前記表示処理手段は、前記検査作業計画チェック手段が、検査作業の実施箇所が実施可能な編成数を超えて検査計画が前記運用表に設定されていると判定した場合に、前記表示装置に、注意を促す表示を行うように構成する。
かかる構成によれば、1日に処理可能な編成数を超えて編成の検査が設定されてしまうのを防止することができる。

0015

また、望ましくは、前記車両運用業務支援装置は、前記運用表に設定されている編成についての検査作業の実施を前記記憶装置に登録可能な作業実績管理手段を備え、
前記検査作業計画チェック手段は、前記運用表に設定されている各編成について前回の検査実施日を抽出する検査実績確認機能を備え、
前記表示処理手段は、前記検査作業計画チェック手段が、いずれかの編成が前回の検査実施日から所定日数を経過していると判定した場合に、前記表示装置に、注意を促す表示を行うように構成する。
ここで、回帰日数を例えば6日とした場合、「所定日数」は回帰日数以内の1〜5日とすることができる。かかる構成によれば、回帰日数を超えても検査が実施されない編成が生じる運用計画が設定されてしまうのを防止することができる。

0016

さらに、前記車両運用業務支援装置は、前記運用表のデータに基づいて、検査作業の実施箇所ごとに検査作業計画を表わした帳票を作成し、出力する帳票作成出力手段を有するように構成してもよい。
これにより、手作業で帳票を作成する作業をなくすことができ、車両運用業務の効率化を図ることができる。

発明の効果

0017

本発明によれば、乱れたダイヤの平復後に、変更された車両運用を計画運用に戻す運用戻しを実行するに際して、定められている規則を守りつつ過剰実施を回避した最適なタイミングで確実に仕業検査を実施することが可能な車両運用業務支援装置および車両運用業務支援システムを実現することができる。また、乱れたダイヤの平復後に、変更された車両運用を、仕業検査の実施を含む計画運用に戻すための運用変更を短時間に完了することが可能な車両運用業務支援装置および車両運用業務支援システムを実現することができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0018

本実施形態の車両運用業務支援システムを構成する車両運用業務支援装置の一例を示す構成図である。
車両運用業務支援装置の各機能部とデータ記憶部に記憶されている各データとの関連を示す相関図である。
実施形態の車両運用業務支援装置における運用表画面の一例を示す図である。
実施形態の車両運用業務支援装置における運用ダイヤの画面の一例を示す図である。
実施形態の車両運用業務支援装置における運用順序表(横棒ダイヤ)の画面の一例を示す図である。
実施形態の車両運用業務支援装置において、運用順序表(横棒ダイヤ)の画面で「仕業検査管理」機能を選択した際に表示されるダイヤログボックスの一例を示す図である。
車両運用業務支援装置の処理実行制御部の検査実施監視部によって行われる仕業検査の実施監視処理の手順の一例を示すフローチャートである。
車両運用業務支援装置の処理実行制御部の仕業検査管理部によって行われる仕業検査のチェック処理の手順の一例を示すフローチャートである。
車両運用業務支援装置の処理実行制御部の仕業検査計画提案部によって行われる仕業検査計画提案処理の手順の一例を示すフローチャートである。
実施形態の第1の変形例を適用した車両運用業務支援装置の仕業検査計画提案部によって行われる仕業検査計画提案処理の手順を示すフローチャートである。
実施形態の第2の変形例を適用した車両運用業務支援装置の仕業検査計画提案部によって行われる仕業検査計画提案処理の手順を示すフローチャートである。

実施例

0019

以下、図面を参照しつつ、本発明に係る車両運用業務支援システムの実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の車両運用業務支援システムの一実施例を示す。
車両運用業務支援装置100は、CPU(中央演算処理装置)等の演算処理装置で構成される処理実行制御部110、ROM(リードオンリメモリ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)等の記憶装置で構成されるデータ記憶部120、キーボード141やマウス142などの入力操作装置からの入力を処理する入力処理部131、液晶パネル等の表示装置143に画像を表示させる表示処理部132、及びこれらの間でデータの送受信を可能に接続するバス133などからなる。本実施形態では、上記車両運用業務支援装置100と、入力操作装置(141,142)と、表示装置143とによって車両運用業務支援システムが構成されている。

0020

本実施形態では、処理実行制御部110は、車両運用データに基づいて運用表を作成したり変更する機能を有する運用表編集処理部111、運用ダイヤ(山ダイヤ)を作成したり変更する機能を有する運用ダイヤ編集処理部112、運用順序表(横棒ダイヤ)を作成したり変更する機能を有する運用順序表編集処理部113、仕業検査や交番検査等の作業計画および実績を管理する仕業検査等作業管理部114、臨時に設定された修繕の実施を管理する臨時修繕管理部115などの機能部を備える。
なお、図1には示されていないが、上記仕業検査等作業管理部114には、仕業検査や交番検査等の作業の実績を管理する作業実績管理部や、仕業検査の実施を監視する検査実施監視部、仕業検査のチェック処理を行う仕業検査管理部、仕業検査計画を提案する仕業検査計画提案部が設けられている。

0021

データ記憶部120には、上記処理実行制御部110が実行する車両運用整理支援プログラムを格納するプログラム記憶部121、車両運用の基礎となる車両運用データを格納する車両運用データ記憶部122、車両運用データに基づいて生成される運用表データを格納する運用表データ記憶部123、運用表で割り当てられた仕業検査や交番検査等の作業の実績データを格納する作業実績管理データ記憶部124、臨時修繕管理データを格納する臨時修繕管理データ記憶部125等が設けられている。
ここで、「仕業検査」は、おおむね2−6日毎の短い周期で行なわれる検査で、集電装置台車ブレーキなど特に運転に必要不可欠な装置の点検を、車両を運用から外さずに行う検査である。また、「交番検査」は、仕業検査よりも長い周期(例えば30日)で行われるもので、仕業検査と同じく車両を分解せずに行われる検査であるが、仕業検査よりも詳細な検査が行われる。

0022

車両運用データは、管理下に置かれている全編成すなわち運用対象の車両基地に属する全編成について、編成単位の1日の運行スケジュール(列車番号列車種別行き先、前半運用の列車番号、後半運用の列車番号と、当該列車の駅毎の到着時間、駅出発時間、使用する番線などの情報)を記述したもので、当該車両運用業務支援システムとは別のシステムである車両管理計画システムにより基本運用データが作成され、車両運用データ記憶部122に予め格納される。また、運用の中には、仕業検査や交番検査等の作業も割り当てられている。ここで、「編成」とは複数の車両を連結したものを意味し、それらを区別するために付与されるのが編成番号である。また、「列車番号」とは、時刻表(ダイヤ)上で列車を区別するために付与される番号である。車両運用データ記憶部122に記憶される車両運用データには、各編成のローテーションを設定した基本運用データと、日付をつけて使用予定を設定した計画運用データ(当初の運用)と、輸送混乱等による変更運用データとがあり、これらのデータが上書きされることなくそれぞれ記憶される。

0023

図2には、上記各機能部111〜114と、データ記憶部120に記憶されている車両運用データや運用表データ、作業実績データ、臨時修繕データなどのデータとの関連が示されている。
図2に示されているように、本実施形態では、運用表編集処理部111が車両運用データ記憶部122から車両運用データを読み出して運用表データを作成して運用表データ記憶部123に格納する。また、運用ダイヤ編集処理部112が運用表データ記憶部123から運用表データを読み出して運用ダイヤを作成したり、入力処理部131からの入力に従って車両運用データを変更し、変更後のデータを記憶部122に格納したりする。

0024

また、運用順序表編集処理部113が車両運用データ記憶部122や運用表データ記憶部123からデータを読み出して運用順序表を作成したり、入力処理部131からの入力に従って車両運用データを変更し、変更後のデータを記憶部122に格納したりする。さらに、仕業検査等作業管理部114が作業実績管理データ記憶部124内に格納される仕業検査や交番検査等の作業の実績を管理し、臨時修繕管理部115が臨時に行われた修繕作業の実績を臨時修繕管理データ記憶部125内に記憶し、管理する。

0025

図3には上記運用表編集処理部111により生成される運用表とこの表を表示する画面の構成例が、また図4には上記運用ダイヤ編集処理部112により生成される運用ダイヤとこれを表示する画面の構成例が、さらに図5には上記運用順序表編集処理部113により生成される運用順序表とこれを表示する画面の構成例が、それぞれ示されている。
図3に示されているように、運用表は、左側の縦の欄に運用対象の編成番号A01,A02,A03……が順に記述され、上側の横の欄に日付が順に記述され、縦欄と横欄の交差する位置(マス目)に運用番号が#1,#2,#3……が記述されている。図3は基本となる計画運用表であり、この図から分かるように、運用番号#1,#2,#3……は、各編成に対して例えば1か月のような期間で循環して割り当てられる。

0026

図4に示されているように、運用ダイヤは、縦軸に運用対象路線の駅名を記述し、横軸時刻をとって1日の全列車の運行スケジュール(行路)を棒線スジ)で表したものである。
従来の運用ダイヤは、各列車のスジに沿って列車番号のみが表記されていたが、本実施形態では、各列車のスジに沿った列車番号T01U,T02U,T03U……; T01D,T02D,T03D……の他に、各列車のスジの始点と終点すなわち運用開始と運用終了の箇所に、それぞれ運用番号#1,#2,#3……と編成番号A01,A02,A03……が記述されるようになっている。
なお、図5において、○印は当該列車が車両配置区所等(車両基地)から行路である線路に出る「出区」を意味し、△は当該列車が行路である線路から車両配置区所等(車両基地)へ入る「入区」を意味している。
上記のような運用ダイヤを表示することによって、各列車番号と運用および編成との関係を容易に把握することができる。

0027

図5に示されているように、運用順序表は、縦軸に運用番号が#1,#2,#3……を記述し、横軸に時刻をとって、運用のつながりを線(サオ)で表したものである。また、各運用#1,#2,#3……に該当させる編成の番号A01,A02,A03……を、運用番号#1,#2,#3……の隣に記載してある。さらに、運用のつながりを示す線(サオ)には、対応する列車番号T11U,T12U,T13U……; T21D,T22D,T23D……が付記してある。このような運用順序表を表示することによって、各運用の相互関係や検査の割り付けを容易に把握することができる。

0028

前述したように、運用の中には、仕業検査や交番検査等の作業も割り当てられており、図5においては、これらの作業が、例えば○印の中に「仕」なる文字などが付記された記号が表示され、その時間帯でそれらの作業が計画されていることが示されている。また、清掃作業は、例えば六角形の印の中に「掃」などの文字が付記された記号で表わし、○仕の記号とは表示色も変えて表示するようになっている。
ここで、「仕業検査」は、おおむね2−6日毎の短い周期で行なわれる検査で、集電装置や台車、ブレーキなど特に運転に必要不可欠な装置の点検を、車両を運用から外さずに行う検査である。また、「交番検査」は、仕業検査よりも長い周期(例えば30日)で行われるもので、仕業検査と同じく車両を分解せずに行われる検査であるが、仕業検査よりも詳細な検査が行われる。

0029

なお、図3図5において、作業メニュー欄WMCに設けられている符号DBが付されているボタンは、表示切替ボタンであって、この表示切替ボタンDBをマウス142でクリックすると、「運用表」、「運用ダイヤ」、「運用順序表」の3つの語が列記されたサブ画面が表示され、3つの中から1つを選択してクリックすると、表示装置143に対応する画面が切替え表示されるように構成されている。
また、図4の運用ダイヤ画面の作業メニュー欄WMCには、「運用グループ切替」ボタンGBまたは「線区切替」ボタンLBが設けられており、「運用グループ切替」ボタンGBをクリックすると複数の「運用グループ」が、また「線区切替」ボタンLBをクリックすると、例えば「X線区」、「Y線区」、「Z線区」など対象エリア内に存在する複数の線区名(路線名)が列記されたサブ画面が表示され、これらの中から1つを選択してクリックすると、表示装置143の表示画面が、選択された運用グループまたは線区(路線もしくはその一部の区間)の運用ダイヤ画面に切り替わるように構成されている。

0030

車両運用業務支援装置100の処理実行制御部110に設けられている作業管理部114は、前述した仕業検査や交番検査等の作業の実績を管理する作業実績管理機能の他に、仕業検査の計画を管理する仕業検査管理機能、仕業検査の実施を監視する検査実施監視部、仕業検査計画のチェック処理を行う仕業検査管理部、仕業検査計画を提案する仕業検査計画提案部を備える。以下、これらの機能について、図6図10を用いて説明する。なお、作業管理部114は、仕業検査の他に、交番検査や各種清掃の計画を管理する機能も備えるが、本明細書では、本出願の発明の特徴である仕業検査の管理について説明する。

0031

このうち、仕業検査管理機能による処理は、図3の運用表画面の作業メニュー欄WMCの左側に設けられている「機能」ボタンFBをマウス142でクリックすると表示されるサブ画面で、「仕業検査管理」を選択することによって実行される機能である。この「仕業検査管理」を選択されると、例えば図6に示すような、日付を指定したり実施箇所(駅)を指定したりすることができる指定ボタンSB1,SB2や、検査予定本数と検査目安本数を時間帯ごとに示す集計情報AIC、仕業検査に関する全編成の情報を表示可能な編成情報欄TICなどを含むダイヤログボックスCNBが表示される。

0032

検査実施監視機能による処理は、例えばタイマ割込みによって周期的に実行される機能であって、この検査実施監視機能による処理が開始されると、図7に示すように、先ず車両運用データ記憶部122から当日に設定されている「仕業検査」の計画データおよびタイマ現在時刻データを読み込む(ステップS1)。そして、現在時刻が当該車両の出区前30分のような所定時刻を経過していないか判定する(ステップS2)。

0033

ステップS2で、所定時刻を経過したと判定すると、ステップS3へ進んで、作業実績管理データ記憶部124から当該仕業検査の実績をデータ読み込む。そして、当該仕業検査の実績データ(作業実施済み)が登録されているか否か判定する(ステップS4)。ここで、当該仕業検査の実績データが登録されている(Yes)と判定すると、ステップS1へ戻って、車両運用データ記憶部122に記憶されている当日の他の「仕業検査」について、ステップS1〜S4の処理を実行する。

0034

一方、ステップS4で、当該仕業検査の実績データが登録されていない(No)と判定すると、ステップS5へ進み、報知音警告表示によるアラームを出力して処理を終了する。
上記のような検査実施監視処理を実行することによって、計画された時間帯での仕業検査の未実施や終了の遅れを担当者が迅速かつ正確に把握することができ、仕業検査未実施のまま車両が出区してしまうのを防止することができる。また、仕業検査を実施したにもかかわらず登録していない場合には、実施済みの入力を担当部署へ促すことができる。

0035

次に、仕業検査計画のチェック処理機能について説明する。
仕業検査計画のチェック処理は、車両運用データ記憶部122に登録された仕業検査計画に不備がないか判断する機能である。この処理は、例えば図3の運用表の表示画面において、マウス142を操作して上部のメニュー欄の一番左側に設けられて「機能」ボタンFBにカーソルを合わせて、マウス142の左ボタンをクリックすると、選択可能な機能の一覧を示すサブ画面が表示される。ここで、マウス142を操作して「エラー一覧」を選択することで開始されるように構成されている。

0036

仕業検査計画のチェック処理が開始されると、図8に示すように、先ず車両運用データ記憶部122から当初の運用表データを読み込んで、仕業検査が計画されている日時を抽出する(ステップS11)。そして、その計画日時に仕業検査の実施が設定しているか否か判定する(ステップS12)。ここで、仕業検査の実施が設定されていない(No)と判定すると、ステップS13へ進み、警告表示による未設定のワーニングを行う。未設定のワーニングは、例えば図3の運用表の表示画面において、当初の運用表で仕業検査が計画されている日に相当するマス目の色を赤色等に変更することで行うことができる。

0037

一方、ステップS12で、仕業検査の実施が設定されている(Yes)と判定すると、ステップS14へ進み、2日以上連続で仕業検査の実施が設定していないか判定する。ここで、連続して仕業検査の実施が設定されている(Yes)と判定すると、ステップS15へ進み、警告表示による過剰計画設定のワーニングを行う。過剰計画設定のワーニングは、図3の運用表の表示画面において、例えば過剰に設定されている日に相当するマス目の色を黄色等に変更することで行うことができる。

0038

また、ステップS14で、2日以上連続で仕業検査の実施が設定されていない(No)と判定すると、ステップS16へ進み、設定されている仕業検査の実施が妥当性のあるものであるか否かの判定をする。なお、ここで、「仕業検査の実施が妥当性」とは、例えば当該仕業検査の実施が設定されている箇所(留置線や車両基地等)における1日に検査可能な編成数を超えていないかなどの条件が考えられる。ステップS16で、設定されている仕業検査実施に妥当性がない(No)と判定すると、ステップS17へ進み、警告表示による誤設定のワーニングを行う。誤設定のワーニングは、例えば図3の運用表の表示画面において、運用表で妥当性のない仕業検査が設定されている日に相当するマス目の色を赤色等で点滅表示することで行うことができる。

0039

ステップS16で、設定されている仕業検査実施に妥当性がある(Yes)と判定すると、ステップS18へ進み、当該編成の前回の仕業検査の実施日を確認し前回実施日からの経過日数を計算する。そして、次のステップS19で、経過した日数が予め規定されている回帰日数(例えば6日)を超えていないか判定する。ここで、前回実施日からの経過日数が回帰日数を超えている(Yes)と判定すると、ステップS20へ進み、違反設定のワーニングを行う。この違反設定のワーニングは、例えば運用表の表示画面において過剰に設定されている日に相当するマス目の色を黄色等で点滅表示することで行うことができる。

0040

ステップS19で、前回実施日からの経過日数が回帰日数を超えていない(No)と判定すると、ステップS21へ進み、運用表内のすべての仕業検査についてチェックが完了したか否か判定し、チェックが完了していない(No)と判定すると、ステップS11へ戻って上記処理を繰り返す。一方、ステップS21で、すべての仕業検査についてチェックが完了した(Yes)と判定すると、次のステップS22へ進み、帳票の出力要求があるか否か判定する。そして、帳票の出力要求がある(Yes)と判定すると、次のステップS23で、例えば仕業検査の実施箇所ごとに1日単位で仕業検査の実施計画を記載した帳票を作成して出力し、処理を終了する。

0041

次に、作業管理部114による仕業検査計画提案機能について説明する。
仕業検査計画提案は、例えば図3の運用表の表示画面において、マウス142を操作して上部のメニュー欄の一番左側に設けられて「機能」ボタンFBにカーソルを合わせて、マウス142の左ボタンをクリックすると、選択可能な機能の一覧を示すサブ画面が表示される。ここで、マウス142を操作して「仕業検査計画提案」を選択することで開始されるように構成することができる。

0042

この仕業検査計画提案処理においては、図9に示すように、先ず作業実績管理データ記憶部124から仕業検査の実績をデータ読み込む(ステップS31)。そして、前回の仕業検査の実施日から所定日数X(例えば6日)を経過している編成を抽出する(ステップS32)。
続いて、車両運用データ記憶部122から設定済みの「仕業検査」を読み込む(ステップS33)。そして、当該設定済みの「仕業検査」は本来の当初運用計画で設定されている仕業検査であるか判定する(ステップS34)。ここで、当初運用計画の仕業検査である(Yes)と判定すると、ステップS37へ移行する。一方、ステップS34で、当初運用計画の仕業検査でない(No)と判定すると、ステップS35へ進み、運用内の間合い(長時間の停留)を見つけて、入区時刻や出区時刻等からその間合いが仕業検査を実施可能な時間長さ(1〜2時間)であるか否か判定する(ステップS36)。

0043

そして、ステップS36で、仕業検査を実施可能な間合いでない(No)と判定すると、ステップS35へ戻って次の間合いを見つける。また、ステップS36で、仕業検査を実施可能な間合いである(Yes)と判定すると、次のステップS37で、その間合いに「仕業検査」を充当する。なお、間合い自体がないあるいは間合いの時間が不足する場合には、その仕業検査を5日目の日に充当するようにするとよい。

0044

その後、運用表内のすべての「仕業検査」について設定を完了したか否か判定する(ステップS43)。そして、すべての「仕業検査」について設定を完了していない(No)と判定すると、ステップS44へ移行して、判断対象の「仕業検査」を、前回仕業検査からX−1日(以降、X−2日、X−3日……と遡る)を経過しているものに変更してからステップS33へ戻って上記処理を繰り返す。一方、ステップS43で、すべての「仕業検査」について設定を完了した(Yes)と判定すると、ステップS45へ進み、仕業検査計画提案を作成して出力し、終了する。
上述したように、本実施形態の車両運用業務支援装置は、自動的に仕業検査計画提案を作成して出力する機能を備えるため、乱れたダイヤの平復後に、変更された車両運用を、仕業検査計画を含んだ計画運用に戻す運用戻しを短時間に完了することができる。

0045

次に、本実施形態の変形例について、図10および図11を用いて説明する。
このうち、図10は、第1の変形例における仕業検査計画提案機能を示すもので、図9の実施例の仕業検査計画提案機能との差異は、ステップS37の次に、ステップS38,S39を設けている点にある。具体的には、ステップS38で、仕業検査計画の対象の編成が例えば5両編成に10両編成が併結されて15両編成にされたような併結車両の一方の編成であるか否か判定し、併結車両の一方の編成である(Yes)と判定すると、次のステップS39で、他方の編成に対しても間合いに「仕業検査」を充当させるようにしたものである。かかる提案処理を行うことにより、トータルの「仕業検査」の作業回数を減らして、運用戻しを完了し易くすることができる。

0046

図11は、第2の変形例における仕業検査計画提案機能を示すもので、図9の実施例の仕業検査計画提案機能との差異は、ステップS37の次に、ステップS40〜S42を設けている点にある。具体的には、ステップS40で、車両運用データ記憶部122から基本計画運用を読み出して、ステップS37で充当しようとした日に既に最大許容数の「仕業検査」が設定されているか否か判定し(ステップS41)、設定されている(Yes)と判定すると、次のステップS42で、違反設定のワーニングを行うようにしたものである。かかる提案処理を行うことにより、実施不能な「仕業検査」が設定されるのを回避することができる。

0047

以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、運用表編集処理部111と運用ダイヤ編集処理部112と運用順序表編集処理部113および仕業検査等の作業管理部114を、1つのCPUで構成しているが、これらの機能部を複数のCPUで構成するようにしても良い。

0048

100車両運用業務支援装置
110処理実行制御部
111運用表編集処理部
112 運用ダイヤ編集処理部
113 運用順序表編集処理部
114仕業検査等作業管理部
120データ記憶部
121 車両運用業務支援プログラム記憶部
122車両運用データ記憶部
123 運用表データ記憶部
124作業実績管理データ記憶部
125 臨時修繕管理データ記憶部
143 表示装置

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