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技術 粉体振掛け装置

出願人 株式会社タカラトミーアーツ
発明者 山口謙二郎
出願日 2015年10月30日 (1年8ヶ月経過) 出願番号 2015-213578
公開日 2017年5月18日 (2ヶ月経過) 公開番号 2017-080223
状態 未査定
技術分野 飲料を作る装置 食卓容器
主要キーワード クラウン歯車 濃度調整機構 粉体収容容器 スパイラルカム 羽根回転 環状プレート 端末処理装置 操作摘み

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課題

飲食物の装飾が手軽に行え、しかも、比較的安価な粉体振掛け装置を提供すること。

解決手段

装飾対象物である飲食物を設置する空間が形成された台座部10と、台座部10の上に設けられる本体部20とを備え、本体部10は、下面に網が張設され飲食可能な粉体Bを収容する粉体収容容器23と、所定の模様27aの通し穴を有し網24の下面に接して設けられるステンシルプレート27と、鉛直軸を中心に回転可能な回転軸31に設けられ粉体収容容器23の内側に配置され粉体Bを網24からステンシルプレート27に向けて排出させる羽根と、羽根32を回転させる羽根回転手段30と、を備え、ステンシルプレート27の模様27aを粉体Bによって飲食物に転写するようにした。

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背景

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エスプレッソに注いだフォームミルクの上に図形等の模様を描くいわゆるラテアート流行している。従来、このいわゆるラテアートを行う飲料装飾装置として特許文献1に記載のものが知られている。

この飲料装飾装置は、自動販売機に組み込まれたものであり、制御部には、携帯端末装置通信機能を用いて利用者作成した図柄、文字等のデータを処理する端末処理装置、予めROM及びRAMに蓄積してある図柄、文字等を選択する模様選択ボタン、利用者がタッチセンサーディスプレイ画面上で図柄、文字等を作成する模様入力表示装置カップ内の飲料液に浮かせているホイップクリームにいわゆるラテアートと呼ばれる図柄、文字等を描く模様作成装置が接続された構造となっている(例えば、特許文献1参照)。

概要

飲食物の装飾が手軽に行え、しかも、比較的安価な粉体振掛け装置を提供すること。装飾対象物である飲食物を設置する空間が形成された台座部10と、台座部10の上に設けられる本体部20とを備え、本体部10は、下面に網が張設され飲食可能な粉体Bを収容する粉体収容容器23と、所定の模様27aの通し穴を有し網24の下面に接して設けられるステンシルプレート27と、鉛直軸を中心に回転可能な回転軸31に設けられ粉体収容容器23の内側に配置され粉体Bを網24からステンシルプレート27に向けて排出させる羽根と、羽根32を回転させる羽根回転手段30と、を備え、ステンシルプレート27の模様27aを粉体Bによって飲食物に転写するようにした。

目的

そこで、飲食物の装飾が手軽に行え、しかも、比較的安価な粉体振掛け装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項

以下の情報は公開日時点(2017年5月18日)のものです。

請求項1

装飾対象物である飲食物を設置する空間が形成された台座部と、前記台座部の上に設けられる本体部とを備え、前記本体部は、下面に網が張設され飲食可能な粉体を収容する粉体収容容器と、所定の模様の通し穴を有し前記網の下面に接して設けられるステンシルプレートと、鉛直軸を中心に回転可能な回転軸に設けられ前記粉体収容容器の内側に配置され前記粉体を前記網から前記ステンシルプレートに向けて排出させる羽根と、前記羽根を回転させる羽根回転手段と、を備え、前記ステンシルプレートの前記模様を前記粉体によって前記飲食物に転写するようにしたことを特徴とする粉体振掛け装置。

請求項2

前記羽根は、前記回転軸の下方から当該回転軸の半径方向外方に向けて突出し、突出先を前記羽根の先端、突出元を前記羽根の基端とした場合、前記羽根の基端は前記回転軸の軸線よりも前記羽根の先端とは反対の方向にはみ出していることを特徴とする請求項1に記載の粉体振掛け装置。

請求項3

前記羽根の下縁部は基端から先端に向けて上り勾配となるように水平面に対して1°〜2°の角度傾斜していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粉体振掛け装置。

請求項4

前記回転軸は昇降可能に設けられるとともに、前記回動軸を介して前記羽根を昇降させる羽根昇降手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の粉体振掛け装置。

請求項5

前記羽根の先端側が前記回転軸にステーを介して支持され、前記羽根の基端側は当該羽根の先端側に対して上方に弾性変形可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の粉体振掛け装置。

請求項6

前記本体部は、前記台座部に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の粉体振掛け装置。

請求項7

前記本体部は、互いに着脱可能に構成された下部ケースと上部ケースとを備え、前記下部ケースには前記粉体収容容器と前記ステンシルプレートとが設けられ、前記上部ケースには前記羽根と前記羽根回転手段とが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の粉体振掛け装置。

請求項8

前記飲食物を載置するための受け皿を有し、前記台座部には、前記受け皿を支持するレールが上下方向に所定間隔で複数形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の粉体振掛け装置。

請求項9

前記台座部には、前記ステンシルプレートの直下に前記受け皿を支持する他のレールが形成されていることを特徴とする請求項8に記載の粉体振掛け装置。

詳細

以下の情報は 公開日時点 (2017年5月18日)のものです。

技術分野

0001

本発明は、飲食物の表面に粉体で装飾を施すための粉体振掛け装置に関するものである。


背景技術

0002

エスプレッソに注いだフォームミルクの上に図形等の模様を描くいわゆるラテアートが流行している。従来、このいわゆるラテアートを行う飲料装飾装置として特許文献1に記載のものが知られている。

0003

この飲料装飾装置は、自動販売機に組み込まれたものであり、制御部には、携帯端末装置通信機能を用いて利用者が作成した図柄、文字等のデータを処理する端末処理装置、予めROM及びRAMに蓄積してある図柄、文字等を選択する模様選択ボタン、利用者がタッチセンサーディスプレイ画面上で図柄、文字等を作成する模様入力表示装置、カップ内の飲料液に浮かせているホイップクリームにいわゆるラテアートと呼ばれる図柄、文字等を描く模様作成装置が接続された構造となっている(例えば、特許文献1参照)。


先行技術

0004

特開2010−160692号公報


発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1に記載の飲料装飾装置は構造が大掛かり且つ複雑で高価であり、手軽にいわゆるラテアートを楽しめるものではなかった。
そこで、飲食物の装飾が手軽に行え、しかも、比較的安価な粉体振掛け装置を提供することを目的とする。


課題を解決するための手段

0006

請求項1に記載の粉体振掛け装置は、
装飾対象物である飲食物を設置する空間が形成された台座部と、前記台座部の上に設けられる本体部とを備え、
前記本体部は、
下面に網が張設され飲食可能な粉体を収容する粉体収容容器と、
所定の模様の通し穴を有し前記網の下面に接して設けられるステンシルプレートと、
鉛直軸を中心に回転可能な回転軸に設けられ前記粉体収容容器の内側に配置され前記粉体を前記網から前記ステンシルプレートに向けて排出させる羽根と、
前記羽根を回転させる羽根回転手段と、
を備え、
前記ステンシルプレートの前記模様を前記粉体によって前記飲食物に転写するようにしたことを特徴とする。

0007

請求項2に記載の粉体振掛け装置は、請求項1に記載の粉体振掛け装置であって、前記羽根は、前記回転軸の下方から当該回転軸の半径方向外方に向けて突出し、突出先を前記羽根の先端、突出元を前記羽根の基端とした場合、前記羽根の基端は前記回転軸の軸線よりも前記羽根の先端とは反対の方向にはみ出していることを特徴とする。

0008

請求項3に記載の粉体振掛け装置は、請求項1又は請求項2に記載の粉体振掛け装置であって、前記羽根の下縁部は基端から先端に向けて上り勾配となるように水平面に対して1°〜2°の角度で傾斜していることを特徴とする。

0009

請求項4に記載の粉体振掛け装置は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の粉体振掛け装置であって、前記回転軸は昇降可能に設けられるとともに、前記回動軸を介して前記羽根を昇降させる羽根昇降手段を有することを特徴とする。

0010

請求項5に記載の粉体振掛け装置は、請求項4に記載の粉体振掛け装置であって、前記羽根の先端側が前記回転軸にステーを介して支持され、前記羽根の基端側は当該羽根の先端側に対して上方に弾性変形可能に構成されていることを特徴とする。

0011

請求項6に記載の粉体振掛け装置は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の粉体振掛け装置であって、前記本体部は、前記台座部に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする。

0012

請求項7に記載の粉体振掛け装置は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の粉体振掛け装置であって、前記本体部は、互いに着脱可能に構成された下部ケースと上部ケースとを備え、前記下部ケースには前記粉体収容容器と前記ステンシルプレートとが設けられ、前記上部ケースには前記羽根と前記羽根回転手段とが設けられていることを特徴とする。

0013

請求項8に記載の粉体振掛け装置は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の粉体振掛け装置であって、前記飲食物を載置するための受け皿を有し、前記台座部には、前記受け皿を支持するレールが上下方向に所定間隔で複数形成されていることを特徴とする。

0014

請求項9に記載の粉体振掛け装置は、請求項8に記載の粉体振掛け装置であって、前記台座部には、前記ステンシルプレートの直下に前記受け皿を支持する他のレールが形成されていることを特徴とする。


発明の効果

0015

請求項1に記載の粉体振掛け装置によれば、台座部の所定箇所に装飾対象物である飲食物を設置するとともに、粉体収容容器に飲食可能な粉体を入れておき、羽根回転手段により羽根を回転させるだけで、ステンシルプレートの模様を粉体によって飲食物に転写することができる。したがって、飲食物の装飾が手軽に行える安価な粉体振掛け装置が実現できることになる。

0016

請求項2に記載の粉体振掛け装置によれば、羽根が回転軸の下方から当該回転軸の半径方向外方に向けて突出し、羽根の基端が回転軸の軸線よりも羽根の先端とは反対の方向にはみ出しているので、回転軸の軸線近くの粉体も効果的に網から排出されることから、回転軸の軸線近くの装飾が薄くなることを防止することができる。

0017

請求項3に記載の粉体振掛け装置によれば、羽根の下縁部は基端から先端に向けて上り勾配となるように水平面に対して傾斜しているので、回転軸の軸線近くの粉体が羽根により強く網に押し付けられ、回転軸の軸線近くの粉体も効果的に網から排出されることから、回転軸の軸線近くの装飾が薄くなることを防止することができる。

0018

請求項4に記載の粉体振掛け装置によれば、粉体排出手段の他に、回転軸が昇降可能に設けられるとともに、回動軸を介して羽根を昇降させる羽根昇降手段を有するので、装飾の濃度調整が簡単に行えることになる。

0019

請求項5に記載の粉体振掛け装置によれば、羽根の基端側は先端側に対して上方に弾性変形可能に構成されているので、羽根の基端側を網に押し付けた際に羽根が弾性変形して羽根の下縁部全体が網に押し付けられ、しかも、押付力は回転軸の軸線近くが大きくなることから、全体として、粉体が効果的に網から排出されることになる。

0020

請求項6に記載の粉体振掛け装置によれば、本体部が台座部に対して着脱可能に構成されているので、本体部及び台座部の掃除洗浄を楽に行えることになる。

0021

請求項7に記載の粉体振掛け装置によれば、本体部の下部ケースと上部ケースとが互いに着脱可能に構成され、下部ケースには、粉体収容容器とステンシルプレートとが設けられ、上部ケースには前記羽根と前記羽根回転手段とが設けられているので、更に、本体部の掃除や洗浄を楽に行えることになる。

0022

請求項8に記載の粉体振掛け装置によれば、高さの異なる飲食物に対して、最適な高さ位置で装飾を行うことができる。

0023

請求項9の粉体振掛け装置によれば、初期段階において、無駄に落下した粉体を散らかすことなく捕捉することができる。


図面の簡単な説明

0024

本発明に係る粉体振掛け装置の一実施の形態を示した斜視図である。
本実施形態の粉体振掛け装置を分解して示した斜視図である。
本実施形態の粉体振掛け装置の要部縦断面図である。
本実施形態の粉体振掛け装置における羽根を示した斜視図である。
本実施形態の粉体振掛け装置における羽根を示した分解斜視図である。
本実施形態の粉体振掛け装置における羽根の網への当接状態を示した正面図である。


実施例

0025

以下、本発明の粉体振掛け装置を図面に示した実施形態に基づいて説明する。

0026

(全体構成)
図1に示した粉体振掛け装置1は、台座部10と本体部20とを備えている。台座部10は、本体部20の下側に配置されており、本体部20を所定高さ位置に保持する。この台座部10は、装飾対象物である飲食物を入れた容器Aを前方から収容可能に構成されている。一方、本体部20は、ココアその他の飲食物の粉体B(図3参照)を内部に収容可能となっている。
そして、この粉体振掛け装置1によれば、所定の飲食物を入れた容器Aを台座部10に前方から収容し、且つ、所定の飲食物の粉体Bを本体部20に収容した状態で、必要ならば濃度調整用操作摘み36を所定方向所定角度回転させ、その後、粉体排出用の操作摘み41を所定方向に半回転させると、容器Aに入れられた飲食物の上に粉体Bが排出される。これにより、容器Aに入れられた飲食物の上には、粉体Bによって、本体部20に取り付けられている後述のステンシルプレート27の文字、図形若しくは記号又はそれらの組合せに対応した模様が転写される。その結果、容器Aに入れられた飲食物が装飾され、当該飲食物を味覚的だけでなく、視覚的にも楽しむことができる。

0027

細部構成)
1.台座部10について
台座部10は容器収容ケース11によって構成されている。この容器収容ケース11は、円筒の前半部を取り除いた有底の半円筒状に構成されている。
この容器収容ケース11は前方に開口している。この容器収容ケース11の内部は容器収容部となっている。この容器収容ケース11の下部内壁には、図1及び図2に示すように、複数段のレール12(12a,12b,12c,12d)が形成されている。このレール12は、容器Aの背丈合わせプレート状の受け皿13の支持位置を調整するためのものであり、粉体振掛け装置1の使用時には、容器Aの上端ができるだけ本体部20の下端に近付くようにレール12の段を選択する。
また、容器収容ケース11の上部内壁にも、レール14が形成されている。このレール14は受け皿13を支持可能となっている。このレール14は受け皿13で本体部20の下端開口を塞ぐ際に利用される。

0028

受け皿13は容器Aを載置及び位置決めするためのものである。この受け皿13には、載置される容器Aの底部の形状に対応した形状の凹部13aが形成されている。凹部13aは状の凹部となっている。そして、受け皿13に載置し容器Aを凹部13aの奥まで滑らせることによって、容器Aの底部が凹部13aの奥側の弧状縁部に当接することによって、容器Aの位置決めがなされる。容器Aを位置決めする理由は、受け皿13に容器Aを載置した際に容器Aの中心とステンシルプレート27の中心とを合致させるためである。中心がずれていると、模様が容器Aの中心からずれてしまい綺麗な模様とならない。
使用される容器Aが複数種類あり、且つ、その中に径の異なる容器Aが存在する場合には、、凹部13aの形状が異なる複数種類の受け皿13を用意しておくことが好ましい。なお、この場合、互いに形状が異なる凹部13aを1枚の受け皿13の上面と下面とに形成しておいてもよい。或いは、径の異なる容器Aに対応させて、受け皿13の一面に階段状に複数の凹部13aを形成しておいてもよい。

0029

2.本体部20について
本体部20は、図2に示すように、粉体Bを収容する下部ケース21と、その下部ケース21の上部に重ねるようにして配置される上部ケース22とを備える。上部ケース22の係止爪28を下部ケース21に係合させることにより、上部ケース22は下部ケース21に取り付けられ、係止爪28を係合解除させることにより、上部ケース22は下部ケース21から取り外すことができる。

0030

下部ケース21は、粉体Bの収容部を構成する円筒状の粉体収容容器23を備えている。この粉体収容容器23の下端には、図3に示すように、網24が張設されている。網24の網目の大きさは粉体収容容器23に粉体Bを収容した際に容易には粉体Bが落ちない程度であることが好ましい。
この粉体収容容器23の下側には、一端がヒンジ25を介して下部ケース21に取り付けられた環状プレート26が設けられている。この環状プレート26は、他端に下部ケース21に係合されるフック26aを備えている。そして、環状プレート26を下方に開放した状態で、環状プレート26と網24との間にステンシルプレート27を挟み込み、フック26aを下部ケース21に係合させることによって、下部ケース21の網24の下面にステンシルプレート27が当接される。
ステンシルプレート27には、文字、図形若しくは記号又はそれらの組合せに対応した模様27aが打ち抜き状態で形成されている。つまり、模様27aは通し穴によって形成されている。このステンシルプレート27は模様27aが互いに異なるものを複数枚用意しておくことが好ましい。なお、図1に示すように、ステンシルプレート27の周縁の一部には舌片27bが形成されている。この舌片27bは、ステンシルプレート27を取り扱う際の摘みとして利用できるとともに、ステンシルプレート27を下部ケース21に取り付ける際の位置決め用に利用できる。

0031

上部ケース22は機器ケースを構成し、粉体収容容器23に収容された粉体Bをステンシルプレート27に向けて排出する粉体排出機構30を備えている。粉体排出機構30は、図3に示すように、粉体収容容器23の中心軸に合致した軸線を有する回転軸31を備えている。この回転軸31の下端には羽根32が設けられている。この羽根32は、粉体収容容器23内の粉体Bを網24の網目に押し込み目通しさせる働きをする。

0032

回転軸31は、図3に示すように、昇降可能に上部ケース22に設置されている。そして、この回転軸31には昇降機構連結されている。この昇降機構は濃度調節機構として機能する。
すなわち、回転軸31の上端部には環状溝34が形成されている。一方、回転軸31に近接して操作軸35が並設されている。この操作軸35は、スパイラルカム37を備えており、当該スパイラルカムの周縁が回転軸31の環状溝34に係合されている。また、操作軸35は、上端部が上部ケース22から外部へ延設され、その延設部に濃度調整用の操作摘み36が取り付けられている。
そして、操作摘み36を回転させると、操作軸35を介してスパイラルカム37が回転する。すると、スパイラルカム37が係合している回転軸31が上下動され、それに伴って羽根32が上下動されて、網24と羽根32との距離が調整される。この網24と羽根32との距離の調整によって、排出される粉体Bの量を変化させ、転写される模様の濃度を変更することができる。
なお、この濃度調整は無段階で調整できるようにしてもよいが、段階的に切り換えられるようにしておく方が便利である。例えば、濃度調整を3段階で切り換えられるように、段階が変化する毎に回転軸31を2mmずつ移動させ、操作摘み36を3つの回転位置で位置決め係止するようにする。

0033

また、回転軸31の上端部には歯車33が設けられている。この歯車33は、操作軸35に遊嵌させた歯車38aと,上部ケース22に設けた軸に遊嵌された歯車38b,38cとを介してクラウン歯車39に連結されている。クラウン歯車39は、上部ケース22の前壁に回転可能に設置された操作軸40に固定されている。この操作軸40は水平方向に延在している。この操作軸40は、上部ケース22の前壁を貫き前方に延設され、その延設部には、粉体排出用の操作摘み41が取り付けられている。そして、この操作摘み41を回転させると、クラウン歯車39,歯車38c,38b,38a及び歯車33を介して回転軸31が回転し、それによって羽根32が回転する。
なお、この実施形態では、特に限定はされないが、操作摘み41を半回転させると、羽根32が1回転するように設定されている。そして、羽根32が1回転したときに適量の粉体Bが排出されるようになっている。このように、操作摘み41を半回転させるだけで、適量の粉体Bが排出されるので、操作性に優れたものとなる。つまり、操作摘み41を半回転させる場合には、手首を1回捻れば足りるのに対して、操作摘み41を一度機に1回転させるとすれば、途中で操作摘み41を摘み直す必要がある。

0034

また、クラウン歯車39の端面には、操作軸40を挟んで対峙する位置2箇所に孔42がそれぞれ形成されている。一方、上部ケース22の前壁には孔42の回転域に1つの圧子43が軸方向に摺動自在に支持されている。この圧子43はスプリング44の付勢力によってクラウン歯車39の端面に圧接されている。そして、この圧子43は、クラウン歯車39の回転に伴って、クラウン歯車39の一方の孔42に嵌入することによってクラウン歯車39の位置決めを行う。

0035

羽根32は、図4および図5に示すように、回転軸31の下方から当該回転軸31の半径方向外方に向けて突出して設けられている。この羽根32の先端は粉体収容容器23の内壁近くに位置している。羽根32には、高さ方向中間部に基端側に開口するスリット32aが形成されており、スリット32aの下縁には凹部32bが形成されている。また、羽根32の先端部一側面にはL字状の突出片32cが形成されている。

0036

この羽根32は、アダプタ45を介して回転軸31に取り付けられている。アダプタ45は、回転軸31に嵌合するスリーブ45aを有している。そして、このアダプタ45は、スリーブ45aの側面に形成したL字状の溝45e(図6参照)に回転軸31の周面に突設したピン31aを係合させることによって回転軸31に係合される。
スリーブ45aの下端には、回転軸31の半径方向外方に向けて延びるステー45bが形成されている。そして、ステー45bの先端部には、上記L字状の突出片32cに係合する鍵穴状の孔45cが形成されている。また、ステー45bの側面のうち羽根32に対向する面にはピン45dが突設されている。

0037

次に、ステー45bへの羽根32の取付け構造について説明する。
羽根32を図5に示す状態から180度回転させた状態にして、その突出片32cをステー45bの孔45cに挿入し、突出片32cがステー45bの反対面から突出した状態で、羽根を180度回転させて元に戻すことによって、羽根32をステー45bに取り付ける。この状態では、羽根32は、突出片32cがステー45bの反対面に圧接して保持され、図6に示すように、スリット32aによって画成された上片32eの端部がステー45bのピン45dとスリーブ45aの下端面との間で位置決めされる。なお、羽根32はある程度の弾性を有し、羽根32の基端側は先端側に対して上方に弾性変形可能に構成されている。

0038

このようにしてステー45bに取り付けられた羽根32は、図6に示すように、下縁が先端側に向けて上方を向いている。この場合の羽根32の下縁の傾きは、水平面に対して角度αが約1°〜2°好ましくは1.5°となっている。これによって、回転軸31の軸線近くの粉体が強く網24に押し付けられ、回転軸31の軸線近くの粉体も効果的に排出されることから、回転軸31の軸線近くの装飾が薄くなることを防止することができる。
また、羽根32の基端側の端は羽根32を支持する回転軸31の軸線よりも当該羽根32の先端とは反対の方向にはみ出している。ここでは、羽根32の基端側の端は羽根32を支持する回転軸31から当該羽根32の先端とは反対の方向にはみ出している。このはみ出した部分が存在することにより、粉体収容容器23に収容され回転軸31の下側に存する粉体Bが、このはみ出した部分でも掻き混ぜられるので、効果的に粉体Bを排出させることができることから、回転軸31の軸線近くの装飾が薄くなることを防止することができる。

0039

なお、本実施形態では、濃度調節機構と粉体排出機構30とを設けることで、粉体排出機構30の操作を容易化している。粉体排出機構30だけで濃度調整機構を兼用することも可能ではある。例えば、操作摘み41の一度機の回転量を増減させれば濃度を調整することはできるが、実際に転写された模様の濃度を見ながら適切な濃度となるまで操作摘み41を回転させるのは面倒である。本実施形態のように、一度機の操作摘み41の回転数(実施形態の場合には1/2回転)を固定しておき、濃度は別の濃度調整機構で調節する方が操作が容易となる。

0040

使用方法
次に、粉体振掛け装置1の使用方法の一例について説明する。ここでは、装飾対象物としてフォームミルクを注いだエスプレッソ、粉体Bとしてココアの粉体Bを使用した場合について説明する。
先ず、本体部20を台座部10から取り外すとともに、上部ケース22を下部ケース21から取り外す。次に、下部ケース21を逆さにした状態で、ステンシルプレート27を環状プレート26と網24との間に挟持させる。次に、受け皿13を最上段のレール14に挿入した後、下部ケース21を正立させて台座部10に取り付ける。これにより、網24の直下に網24が位置することになる。

0041

この状態で、受け皿23をレール14に支持させる、次に、粉体収容容器23にココアの粉体Bを入れた後、上部ケース22の係止爪28を下部ケース21に係合させて、上部ケース22を下部ケース21に取り付ける。次に、操作摘み36を一方向に回転させて、羽根32と網24との距離を調整する。そして、操作摘み41を一方向に半回転させ、羽根32によってココアの粉体Bを掻き混ぜる。これによって、ココアの粉体Bの高さが羽根32の回転域において均一化されるとともに、羽根32とココアの粉体Bとを馴染ませることができる。このとき、網24からココアの粉体Bが排出されるが、この粉体Bは、受け皿13で受け止められる。この受け皿13に排出されたココアの粉体Bについては、受け皿13を取り外し、ココア等に戻す。

0042

その後、装飾対象物としてフォームミルク入りのエスプレッソを収容した容器Aを載置した受け皿13を所定のレール12に支持させる。そして、操作摘み41を一方向に半回転させると、クラウン歯車39,歯車38c,38b,38a,33を介して羽根32が1回転する。このとき、圧子43が孔42に陥入し、クラウン歯車39の位置決めが図れる。
これによって、網24上のココアの粉体Bが網24及びステンシルプレート27を介して下方に排出される。その際、ステンシルプレート27の模様27aの範囲のココアの粉体Bが容器Aのフォームミルクの上に落下して、模様27aと同じ模様が転写されることになる。

0043

なお、粉体振掛け装置1を清掃又は洗浄する場合には、図2に示すように、本体部20を容器収容ケース11から水平方向に引き出し、上部ケース22を下部ケース21から上方へ離反させる。そして、容器収容ケース11、上部ケース22及び下部ケース21を清掃又は洗浄する。その際に、網24を下部ケース21から取り出し、網24も清掃又は洗浄する。

0044

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、この実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、容器Aのフォームミルク入りのエスプレッソにココアの粉体Bによって模様を描く場合を例に説明したが、装飾対象物はエスプレッソに限定されることなく、他の飲料でもよく、さらには、ケーキ菓子等の食べ物にも適用できる。また、粉体Bはココアの粉体に限定されることなく、抹茶その他の飲食可能な粉体を採用することができることは言うまでもない。

0045

また、上記実施形態の粉体振掛け装置では、手動で操作摘み41を操作するようにしたが、モータを設けてモータにより羽根32を回転させるようにしてもよい。

0046

1粉体振掛け装置
10台座部
12,12a〜12dレール
13受け皿
14 レール
20 本体部
21 下部ケース
22 上部ケース
23粉体収容容器
24 網
27ステンシルプレート
27a模様
30粉体排出機構
31回転軸
32羽根
41 操作摘み


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