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技術 投光器、赤外線センサ、及び光軸調整方法

出願人 三菱電機株式会社
発明者 竹村文吾青山弘希
出願日 2015年10月19日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2015-205546
公開日 2017年4月27日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2017-078588
状態 特許登録済
技術分野 測光及び光パルスの特性測定 高架鉄道・ロープ鉄道
主要キーワード 十字スリット 動作形式 指示光 固定段階 赤外光ビーム 位置角度 ビーム遮断 投射器
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

光軸の向きを、作業者目視で確認することができる投光器を提供する。作業者が投光器の光軸の向きを目視で確認しながら、光軸調整を行える赤外線センサを提供する。赤外線センサの光軸調整方法であって、容易で精度の高い光軸調整方法を提供する。

解決手段

赤外光ビーム出射する投光器2に、投光器2の光軸と平行な光軸を備えて、可視光を赤外光ビームと同じ方向に向けて投射するレーザポインタ7を備える。投光器2に、レーザポインタ7を取り付けて固定するコネクタ5を備える。作業者がレーザポインタ7が投射する可視光を視認しながら、可視光が受光器3に入射するように、投光器2又は受光器3の取り付け位置又は取り付け角度を変更する。

概要

背景

赤外線センサは、赤外光出射する投光器と、投光器から出射される赤外光を受光して、受光状態に応じた信号を外部に出力する受光器とを備える。この赤外線センサは、鉄道駅プラットホームに設置されるホームドア装置で使用されることがある。例えば、特許文献1に記載のホームドア装置では、乗降通路を挟むように投光器と受光器を配置して、乗降通路を通過する乗客及び乗降通路内に滞留する乗客の有無を確認している。このようなホームドア装置の設置にあたっては、投光器から出射される赤外光が受光器に入射するように、赤外線センサの光軸を調整する必要がある。つまり、投光器又は受光器のホームドア装置に対する取り付け位置や取り付け角度を調整して、投光器から出射される赤外光が受光器に入射するようにする必要がある。しかしながら、赤外光は不可視光なので、作業者が赤外光を目視で確認しながら光軸を調整することはできない。

そこで、手持ち式赤外線照度計を使って赤外線センサの光軸調整を行っている。具体的には、作業者が、受光器の近傍で、赤外線照度計の位置をずらしながら、投光器から出射される赤外線の照度を繰り返し測定して、照度が最大になる点を求めている。そして、作業者は、その点と受光器の受光窓の中心の偏差が解消されるように、投光器の取り付け角度や取り付け位置を調整している。

概要

光軸の向きを、作業者が目視で確認することができる投光器を提供する。作業者が投光器の光軸の向きを目視で確認しながら、光軸調整を行える赤外線センサを提供する。赤外線センサの光軸調整方法であって、容易で精度の高い光軸調整方法を提供する。赤外光ビームを出射する投光器2に、投光器2の光軸と平行な光軸を備えて、可視光を赤外光ビームと同じ方向に向けて投射するレーザポインタ7を備える。投光器2に、レーザポインタ7を取り付けて固定するコネクタ5を備える。作業者がレーザポインタ7が投射する可視光を視認しながら、可視光が受光器3に入射するように、投光器2又は受光器3の取り付け位置又は取り付け角度を変更する。

目的

本発明は、上記の問題を解決するために成されたものであり、光軸の向きを、作業者が目視で確認することができる投光器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

赤外光ビーム出射する投光器であって、前記投光器の光軸と平行な光軸を備えて、可視光を前記赤外光ビームと同じ方向に向けて投射する指示光投射器を備える、投光器。

請求項2

赤外光ビームを出射する投光器であって、前記投光器の光軸と平行な光軸を備えて、可視光を前記赤外光ビームと同じ方向に向けて投射する指示光投射器を固定する取付固定手段を備える、投光器。

請求項3

前記取付固定手段は、前記指示光投射器の光軸が、前記投光器の光軸と同軸になるように構成されている、請求項2に記載の投光器。

請求項4

前記指示光投射器は、レーザビームを標的に向けて投射して、前記標的の表面に光像を形成するレーザポインタから構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載の投光器。

請求項5

請求項1から4のいずれか一項に記載の投光器と、前記投光器から出射される前記赤外光ビームを受光する受光器を備える、赤外線センサ

請求項6

請求項5に記載の赤外線センサの前記投光器から出射される前記赤外光ビームが前記受光器に入射するように、前記投光器又は前記受光器の取り付け位置又は取り付け角度を調整する光軸調整方法であって、前記投光器に取り付けられた前記指示光投射器から可視光を投射させる可視光投射段階と、作業者が前記可視光を視認しながら、前記可視光が基準点に当たるように、前記投光器又は前記受光器の取り付け位置又は取り付け角度を変更する位置角度調整段階と、前記位置角度調整段階において決定された取り付け位置又は取り付け角度に前記投光器又は前記受光器を固定する位置角度固定段階と、を有する光軸調整方法。

技術分野

0001

本発明は赤外光出射する投光器、投光器とその投光器から出射される赤外光を受光して受光状態に応じた信号を外部に出力する受光器とを備える赤外線センサ、及び赤外線センサの光軸調整方法に関する。

背景技術

0002

赤外線センサは、赤外光を出射する投光器と、投光器から出射される赤外光を受光して、受光状態に応じた信号を外部に出力する受光器とを備える。この赤外線センサは、鉄道駅プラットホームに設置されるホームドア装置で使用されることがある。例えば、特許文献1に記載のホームドア装置では、乗降通路を挟むように投光器と受光器を配置して、乗降通路を通過する乗客及び乗降通路内に滞留する乗客の有無を確認している。このようなホームドア装置の設置にあたっては、投光器から出射される赤外光が受光器に入射するように、赤外線センサの光軸を調整する必要がある。つまり、投光器又は受光器のホームドア装置に対する取り付け位置や取り付け角度を調整して、投光器から出射される赤外光が受光器に入射するようにする必要がある。しかしながら、赤外光は不可視光なので、作業者が赤外光を目視で確認しながら光軸を調整することはできない。

0003

そこで、手持ち式赤外線照度計を使って赤外線センサの光軸調整を行っている。具体的には、作業者が、受光器の近傍で、赤外線照度計の位置をずらしながら、投光器から出射される赤外線の照度を繰り返し測定して、照度が最大になる点を求めている。そして、作業者は、その点と受光器の受光窓の中心の偏差が解消されるように、投光器の取り付け角度や取り付け位置を調整している。

先行技術

0004

特開2012−206705号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従来の光軸調整方法においては、作業者が手作業で赤外線照度計を移動させて照度が最大になる点を特定している。このため、作業者の「」に頼るところが大きく、照度が最大になる点を精度良く特定することが難しいと言う問題があった。

0006

また、仮に、照度が最大になる点を精度良く特定できたとしても、調整後の光軸を目視で確認することができないので、再度、赤外線照度計を使って、照度が最大になる点を確認する必要があった。要するに、照度が最大になる点が受光器の受光窓の上に来るまで、照度計測と投光器の調整を繰り返す必要があった。そのため、光軸調整に時間を要するという問題があった。

0007

本発明は、上記の問題を解決するために成されたものであり、光軸の向きを、作業者が目視で確認することができる投光器を提供することを目的とする。また、本発明は、作業者が投光器の光軸の向きを目視で確認しながら、光軸調整を行える赤外線センサを提供することを目的とする。また、本発明は、赤外線センサの光軸調整方法であって、容易で精度の高い光軸調整方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、本発明に係る投光器は、赤外光ビームを出射する投光器であって、投光器の光軸と平行な光軸を備えて、可視光を赤外光ビームと同じ方向に向けて投射する指示光投射器を備えるものである。

0009

本発明に係る投光器は、赤外光ビームを出射する投光器であって、投光器の光軸と平行な光軸を備えて、可視光を赤外光ビームと同じ方向に向けて投射する指示光投射器を固定する取付固定手段を備えるものである。

発明の効果

0010

本発明によれば、指示光投射器の光軸が、投光器の光軸と平行になるように、指示光投射器が投光器に取り付けられているので、投光器の光軸の向きを作業者が目視で確認することができる。指示光投射器を備える投光器を赤外線センサに備えれば、投光器の光軸の向きを作業者が目視で確認しながら、赤外線センサの光軸調整を行うことができる。その結果、赤外線センサの光軸調整の精度が向上する。また、赤外線センサの光軸調整に要する作業時間が短縮される。

図面の簡単な説明

0011

本発明の第1の実施形態に係る赤外線センサ及び赤外線センサに取り付けて使用する指示光投射器の外形図である。図1(a)は、投光器と受光器からなる赤外線センサの正面図であり、図1(b)は投光器を図1(a)のA方向から見た側面図であり、図1(c)は受光器を図1(a)のB方向から見た側面図であり、図1(d)はレーザポインタの正面図である。
図1に記載の赤外線センサの光軸調整方法を説明する図であって、図2(a)は、光軸調整前の赤外線センサの状態を示す図であり、図2(b)は投光器にレーザポインタを取り付けた状態を示す図であり、図2(c)は光軸調整が完了した赤外線センサの状態を示す図であり、図2(d)は光軸調整完了後に投光器からレーザポインタを取り外した状態を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る投光器の構成を説明する図であって、図3(a)は投光器の外形図であり、図3(b)は投光器にレーザポインタを取り付けた状態を示す外形図である。
本発明の第2の実施形態に係る赤外線センサの光軸調整方法を説明する図である。
本発明の第1及び第2の実施形態に係るポインタの構成図である。
ホームドア装置の構成を示す図であって、図6(a)はホームドア装置を備えるプラットホームの平面図であり、図6(b)は図6(a)に記載のホームドア装置を軌道側から見た背面図である。
図6(b)に記載のホームドア装置が備える投光器保持台の外形図であり、図7(a)は平面図であり、図7(b)は側面図であり、図7(c)は図7(b)のA方向から見た矢視図である。
図6(b)に記載のホームドア装置が備える赤外線センサの光軸を調整する手順を説明する図であって、図8(a)は、光軸調整前の赤外線センサの状態を示す図であり、図8(b)は投光器にレーザポインタを取り付けた状態を示す図であり、図8(c)は光軸調整が完了した状態を示す図であり、図8(d)は光軸調整の完了後に、レーザポインタを取り外した状態を示す図である。

実施例

0012

以下、本発明の実施形態に係る投光器、赤外線センサ及び光軸調整方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付している。

0013

(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る赤外線センサ1は、例えば、ホームドア装置に取り付けて使用される赤外線センサであって、図1(a)に示すように、投光器2と受光器3を備える。投光器2は、受光器3に向けて赤外光ビームを出射する装置である。受光器3は投光器2から出射される赤外光ビームを受光して、その受光状態に応じた信号を外部に出力する装置である。赤外線センサ1はこのように構成されているので、例えば、投光器2と受光器3の間に人間が立って、受光器3に入射する赤外光ビームが遮断されると、受光器3が出力する信号が変化し、人間の存在が検知される。なお、図1(a)において、AX1は投光器2の光軸を示している。

0014

また、図1(a)に示すように、投光器2は周囲に雄ねじ4を備えるコネクタ5を備えている。図1(b)に示すように、コネクタ5は中心に貫通穴5aを有する円筒状の金属部品であって、投光器2が出射する赤外光ビームは、貫通穴5aを通って外部に放出される。投光器2は、コネクタ5の中心軸(雄ねじ4の中心軸)が光軸AX1と一致するように構成されている。

0015

図1(c)に示すように、受光器3は、投光器2と対面する面に受光窓6を備えていて、投光器2が出射する赤外光ビームは受光窓6を通って、受光器3の内部に進入して、図示しない受光素子に到達する。そのため、赤外線センサ1の設置にあたっては、投光器2が出射する赤外光ビームが受光器3の受光窓6に向かうように、投光器2又は受光器3の取り付け角度や取り付け位置を調整する必要がある。以下、本明細書では、このような調整作業を単に「光軸調整」と呼ぶことにする。

0016

赤外線センサ1の光軸調整は、図1(d)に示すような、レーザポインタ7を用いて行う。レーザポインタ7は、本発明の指示光投射器の具体例であって、標的に可視光のレーザビームを投射して、標的の表面に光像を形成して、標的を指示する装置である。なお、図1(d)において、AX2はレーザポインタ7の光軸を示している。

0017

また、図1(d)に示すように、レーザポインタ7のレーザビームを放出しない側の端部には、投光器2のコネクタ5の雄ねじ4と螺合する雌ねじ8が形成されている。雌ねじ8の中心軸はレーザポインタ7の光軸AX2と同軸になるように、構成されている。このため、レーザポインタ7の雌ねじ8を、投光器2のコネクタ5の雄ねじ4と螺合させて、レーザポインタ7を投光器2に取り付けると、レーザポインタ7の光軸AX2は、投光器2の光軸AX1と同軸になる。

0018

次に、図2(a)〜(d)に示すような、ベースBに固定された支持部材S1、S2に、投光器2と受光器3をそれぞれ取り付けて構成される赤外線センサ1の光軸調整方法を説明する。仮に、図2(a)に示すように、光軸調整前の状態において、投光器2と受光器3が互いに上下にずれていると、投光器2が出射する赤外光ビームは受光器3に入射しない。しかしながら、赤外線は不可視光なので、投光器2を動作させても、作業者は赤外光ビームを目視で認識することができない。そのため、作業者は投光器2の光軸AX1が受光器3に対して、どの程度ずれているかを認識することができない。

0019

そこで、図2(b)に示すように、投光器2にレーザポインタ7を取り付けて、レーザポインタ7からレーザビームを投射する。そして、作業者は、レーザビームが受光窓6の中心(基準点)に当たるように、受光器3を支持部材S2に対して移動させる。つまり作業者は、受光器3を上方(図2(b)において矢印Upで示す方向)に移動させる。そして、レーザビームが受光器3を捉えたことを作業者が目視で確認したら、つまり、レーザビームが受光器3の受光窓6(図2において図示せず)に当たって、基準点に光像を形成していることを作業者が確認したら、作業者は、受光器3を支持部材S2に固定する。この時、レーザポインタ7の光軸AX2は、図2(c)に示すように、投光器2と受光器3を結ぶ位置にある。最後に、作業者は、投光器2からレーザポインタ7を取り外して、投光器2を動作させる。この時、図2(d)に示すように、投光器2から出射された赤外光ビームは受光器3に入射する。

0020

なお、上記の光軸調整方法の説明において、受光器3の支持部材S2に対する取り付け高さを変更する例を示したが、赤外線センサ1の光軸調整は、投光器2の支持部材S1に対する取り付け位置又は取り付け角度を調整して行っても良い。例えば、投光器2の支持部材S1に対する取り付け高さを下げるようにしても良い。あるいは、レーザポインタ7の先端を、図2(b)において矢印downで示す方向に傾けて、レーザビームが受光器3に向かうようにしても良い。

0021

(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、レーザポインタ7の光軸AX2が、投光器2の光軸AX1と同軸になるようにレーザポインタ7を投光器2に取り付ける例を示したが、光軸AX1と光軸AX2の関係は同軸には限定されない。光軸AX1と光軸AX2が互いに平行であれば、オフセットしていても良い。また、レーザポインタ7を投光器2に固定する取付固定手段は、雄ねじ4が形成されたコネクタ5には限定されない。

0022

例えば、図3(a)に示すように、投光器2に、レーザポインタ7の光軸AX2が投光器2の光軸AX1と平行になるように、レーザポインタ7を投光器2に取り付ける取り付けレール9を備えるようにしても良い。図3(b)に示すように、レーザポインタ7を取り付けレール9に嵌合させると、レーザポインタ7は、光軸AX2が、投光器2の光軸AX1に平行であって、その間隔(オフセット量)がDになるように、投光器2に取り付けられる。

0023

第2の実施形態に係る赤外線センサ1においても、光軸調整の方法は、第1の実施形態の場合と基本的に同一である。ただし、レーザビームを向ける標的、つまり、レーザビームを当てる基準点が異なる。つまり、図4に示すように、第2の実施形態に係る赤外線センサ1においては、レーザポインタ7が投射するレーザビームが受光器3の受光窓6(図4において図示せず)の中心Pからオフセット量Dだけずれた基準点Qに当たるように、投光器2又は受光器3の取り付け位置又は取り付け角度を変更する点で、第1の実施形態の場合と異なる。このように調整すれば、投光器2が出射する赤外光ビームは受光器3の受光窓6の中心Pに向かう。また、第2の実施形態に係る赤外線センサ1においては、例えば、受光器3の基準点Qに相当する部位にあらかじめマークを付けるようにしても良い。

0024

(変形例)
第1及び第2の実施形態において、指示光投射器の具体例としてレーザポインタ7を例示したが、指示光投射器はレーザポインタ7には限定されない。指示光投射器は、標的に可視光を投射して、標的の表面に光像を形成して、標的を指示する装置であれば、光源の種類、光学系の型式や構成、標的の表面に形成される光像の形状は限定されない。指示光投射器は、公知の各種の光源および公知の各種の光学系を用いて構成することができる。

0025

例えば、図5に示すように、発光ダイオード光源10と、光軸方向に移動可能な投光レンズ11の間に、十字スリット12を設けたマスク13を配置して構成れるポインタ7’を指示光投射器としても良い。このポインタ7’を図示しない標的に向けて、発光ダイオード光源10を発光させ、投光レンズ11の位置を調整すれば、図示しない標的の表面に十字形の光像14が投影される。なお、図5においては、レーザポインタ7から投射されて標的の表面に光像14を投影する。なお、光像14の形状は十字形には限定されない。光像14は、例えば、円環であっても良いし、矩形であっても良い、あるいは単なる光点であっても良い。

0026

(ホームドア装置の場合)
以下、ホームドア装置に本発明を適用した例について説明する。

0027

ホームドア装置15は、図6(a)に示すような、プラットホーム16の軌道17側の縁に配置されて、図示しない鉄道車両への乗降口18を開閉する一種自動ドア装置である。

0028

また、ホームドア装置15は、図6(a)及び図6(b)に示すように、プラットホーム16に固定された戸袋19と、戸袋19に進退自在に取り付けられて、図示しない内部機構によって駆動されて、乗降口18を開閉する扉体20を備えて構成される。また、戸袋19の軌道17側には、センサ用筐体21L,21Rがあって、これらは戸袋19に固定されている。

0029

図6(b)に示すように、軌道17側から見て乗降口18の左側の戸袋19に固定されたセンサ用筐体21Lには投光器2が、軌道17側から見て乗降口18の右側の戸袋19に固定されたセンサ用筐体21Rには受光器3が、それぞれ配置されている。なお、左右のセンサ用筐体21L,21Rには、図示しない開口があって、投光器2から出射された赤外光ビームは、センサ用筐体21Lの開口を通ってセンサ用筐体21Lの外に出て、センサ用筐体21Rの開口を通って受光器3に到達する。また、投光器2は投光器保持台22を介して、センサ用筐体21Lに固定されている。

0030

投光器保持台22は、図7(a)〜(c)に示すような、ベース22aとフランジ22bを有して、側面図においてL字形をなす金属製の部品である。図7(b)に示すように、ベース22aには投光器2が載置され、投光器2はボルト22cで投光器保持台22に固定される。フランジ22bはセンサ用筐体21Lに当接し、ボルト22dでセンサ用筐体21Lに固定される。図7(a)に示すように、ベース22aには、円弧状に湾曲した長穴22eが2箇所に穿設され、長穴22eにはボルト22cが挿通される。図7(c)に示すように、フランジ22bには、長穴22fが2箇所に穿設され、長穴22fにはボルト22dが挿通される。

0031

投光器保持台22は、このように構成されているので、ボルト22cを緩めて、ボルト22cを長穴22e内で動かせば、投光器2のセンサ用筐体21Lに対する取り付け角度を変更することができる。また、ボルト22dを緩めて、ボルト22dを長穴22f内で動かすことによって、投光器2のセンサ用筐体21Lに対する取り付け高さを変更することができる。

0032

最後に、図8(a)〜(d)を参照して、赤外線センサ1の光軸を調整する方法を説明する。まず、図8(a)に示すように、投光器2の光軸AX1が受光器3を捉えていない場合を想定する。この時、作業者は投光器2の光軸AX1が受光器3を捉えていないことを認識できない。

0033

そこで図8(b)に示すように、投光器2にレーザポインタ7を取り付けて、レーザポインタ7からレーザビームを投射させる。前述したように、レーザビームは可視光なので、作業者はレーザポインタ7の光軸AX2を目視で確認できる。また、投光器2とレーザポインタ7は、光軸AX1と光軸AX2が同軸になるように構成されているので、この時、作業者は投光器2の光軸AX1が受光器3を捉えていないことを認識できる。

0034

そして、作業者は、ボルト22c(図8において、図示せず)を緩めて、投光器2の投光器保持台22に対する取り付け角度を変更して、図8(c)に示すように、レーザポインタ7の光軸AX2が受光器3を捉えるようにする(位置角度調整段階)。

0035

その後、作業者は、再びボルト22cを締めて、投光器2を投光器保持台22に固定する(位置角度固定段階)。前述したように、投光器2とレーザポインタ7は光軸AX1と光軸AX2が同軸になるように構成されているので、レーザポインタ7を投光器2から外して、投光器2を動作させると、図8(d)に示すように、赤外光ビームは受光器3に入射する。

0036

なお、投光器2の光軸AX1が受光器3に対して上下方向にずれている場合は、位置角度調整段階において、投光器保持台22をセンサ用筐体21Lに対して上下方向に移動させて、つまりセンサ用筐体21Lに対する投光器保持台22の取り付け高さを変更する。

0037

以上説明したように、本発明によれば、レーザポインタ7から出射される可視光を基準に投光器2の光軸を調整できるので、投光器2の光軸の向きを目視で精度良く確認することができる。また、レーザポインタ7から出射される可視光を目視しながら、赤外線センサ1の光軸調整を行うので、光軸調整が容易になり、作業に要する時間を短縮できる。

0038

なお、上記実施形態は、本発明の具体的な実施態様の例示であって、本発明の技術的範囲は、上記実施形態によっては限定されない。本発明は、特許請求の範囲に示された技術的思想の限りにおいて、自由に、変形または改良して実施することができる。

0039

例えば、図1及び図3に示した投光器2の構成は例示であって、本発明の技術的範囲は、これらの図によっては限定されない。特に、レーザポインタ7(指示光投射器)を投光器2に固定する取付固定手段は、これらの図によっては限定されない。また、図1及び図4に示した赤外線センサ1の構成と、図2図4及び図8に示した赤外線センサ1の光軸調整方法は例示であって、本発明の技術的範囲は、これらの図によっては限定されない。また、図7に示した投光器保持台22も例示であって、本発明の技術的範囲は、図7によっては限定されない。

0040

上記第1及び第2の実施形態においては、投光器2に取付固定手段(コネクタ5、取り付けレール9)を備えて、レーザポインタ7を投光器2に対して着脱自在にした例を例示したが、レーザポインタ7は投光器2を構成する専用部品であっても良い。つまり、「指示光投射器を備える投光器」には「投光器と投光器に対して着脱自在に構成された指示光投射器のセット」が含まれる。

0041

また、第2の実施形態のように、レーザポインタ7の光軸AX2が投光器2の光軸AX1に対してオフセットされるように、レーザポインタ7を投光器2に取り付ける場合は、取付固定手段(コネクタ5、取り付けレール9)は必ずしも必要ではない。レーザポインタ7は投光器2に常に固定されていても良いし、投光器2に内蔵されていても良い。

0042

また、レーザポインタ7を投光器2に対して着脱自在にする場合、取付固定手段はコネクタ5や取り付けレール9には限定されない。例えば、カメラレンズバヨネットマウントに類似した構成、つまり、投光器2側のコネクタ(マウント)とレーザポインタ7のコネクタのそれぞれに爪を備えて、マウントの爪の間にレーザポインタ7のコネクタの爪を差し込んで、レーザポインタ7を回転させると両者が固定されるような構成を選んでもよい。あるいは、プラグソケットでコネクタを構成しても良い。

0043

また、指示光投射器は、レーザポインタ7や図5に示したポインタ7’のような装置には限定されない。標的に可視光を投射して、標的に光像を形成できる装置であれば、形式や構成は限定されない。なお、指示光投射器から投射される可視光の輝度や光色は限定されないが、外光と区別できるような輝度あるいは光色が望ましい。

0044

上記実施形態においては、赤外線センサ1をホームドア装置15に取り付けて使用する例を例示したが、本発明に係る赤外線センサの用途は、このようなものには限定されない。本発明に係る赤外線センサは、各種多様な場所で各種多様な用途に使用することができる。

0045

本発明に係る投光器の取り付け位置や取り付け角度を調整する機構は、上記実施形態において例示した投光器保持台22には限定されない。各種の機構や構造を選択することができる。

0046

また、本発明の技術的範囲はビーム遮断型の赤外線センサや、ビーム遮断型の赤外線センサを構成する投光器には限定されない。本発明は、構成や動作形式が異なる各種の赤外線センサや投光器に広く適用される。

0047

1赤外線センサ、2投光器、3受光器、4雄ねじ、5コネクタ、5a貫通穴、6受光窓、7レーザポインタ、7’ポインタ、8雌ねじ、9取り付けレール、10発光ダイオード光源、11投光レンズ、12十字スリット、13マスク、14光像、15ホームドア装置、16プラットホーム、17軌道、18乗降口、19戸袋、20扉体、21L,21Rセンサ用筐体、22 投光器保持台、22aベース、22bフランジ、22cボルト、22d ボルト、22e長穴、22f 長穴

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