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技術 コンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信方法並びにコンテンツ再生システム

出願人 本田技研工業株式会社
発明者 相沢直秀一之瀬秀実竹原洋三
出願日 2015年10月13日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2015-202492
公開日 2017年4月20日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2017-076204
状態 特許登録済
技術分野 検索装置 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード 準備エリア ナレーション情報 海水浴場 嗜好判定 関連付情報 時事ニュース 行動目的 操作履歴取得
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

移動中において、コンテンツ再生装置使用者注意を継続してひきつけられるコンテンツを配信することが出来るコンテンツ配信サーバ、方法及びシステムを提供する。

解決手段

コンテンツ配信サーバ10は、関連コンテンツ再生指示信号を受信したコンテンツ再生装置20iの使用者Miのアクションを、サーバ通信部13を介した通信に基づいて認識するアクション認識部112と、同一の関連コンテンツの再生を指示する関連コンテンツ再生指示信号を受信した複数のコンテンツ再生装置20iのうちのいずれかのコンテンツ再生装置20iの使用者Miのアクションがアクション認識部112により認識されたときには、付加コンテンツ重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号を、複数のコンテンツ再生装置20iにサーバ通信部13を介して送信する付加コンテンツ重畳指示部114とを備える。

概要

背景

従来から、運転者嗜好にあわせたコンテンツを提供するシステムが知られている。

例えば、情報検索装置に対する運転者による操作の履歴を取得する操作履歴取得部と、操作履歴取得部によって取得された操作の履歴に基づいて、ポップ音楽等が好き等の運転者の嗜好を判定する嗜好判定部と、嗜好判定部によって判定された運転者の嗜好に基づいて、外部ソースから音楽コンテンツ等のコンテンツを収集する情報収集部と、情報収集部によって収集されたコンテンツを運転者の情報検索装置へ送信する情報送信部とを備えた情報提供システムが提案されている(特許文献1参照)。

当該情報提供システムによれば、運転者の嗜好に基づいて外部ソースから収集されたコンテンツが運転者の情報検索装置に送信される。情報検索装置が受信したコンテンツは運転者の嗜好に基づいて収集されたコンテンツであるので、当該コンテンツが再生されることにより、運転者の嗜好にあった快適な運転環境が提供される。

概要

移動中において、コンテンツ再生装置使用者注意を継続してひきつけられるコンテンツを配信することが出来るコンテンツ配信サーバ、方法及びシステムを提供する。コンテンツ配信サーバ10は、関連コンテンツ再生指示信号を受信したコンテンツ再生装置20iの使用者Miのアクションを、サーバ通信部13を介した通信に基づいて認識するアクション認識部112と、同一の関連コンテンツの再生を指示する関連コンテンツ再生指示信号を受信した複数のコンテンツ再生装置20iのうちのいずれかのコンテンツ再生装置20iの使用者Miのアクションがアクション認識部112により認識されたときには、付加コンテンツ重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号を、複数のコンテンツ再生装置20iにサーバ通信部13を介して送信する付加コンテンツ重畳指示部114とを備える。

目的

本発明は、移動中において、コンテンツ再生装置の使用者の注意を継続してひきつけられるコンテンツを配信することが出来るコンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信方法並びにコンテンツ再生システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

動体で使用され、コンテンツ再生機能と、アクション認識機能と、現在位置検出機能及び目的地点設定機能の一方又は両方とを有する複数のコンテンツ再生装置通信を行うサーバ通信部と、地点コンテンツとを関連付ける関連付情報を記憶するサーバ記憶部と、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記コンテンツ再生装置の現在位置、目的地点及び前記現在位置と前記目的地点とを結ぶルートに含まれる経由地点のうち少なくとも1つを含む位置情報を認識する位置認識部と、前記それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記サーバ記憶部に記憶された関連付情報及び前記位置認識部により認識された位置情報に基づいて、前記コンテンツ再生装置の前記目的地点、前記経由地点、又は前記現在位置、前記目的地点若しくは前記経由地点から所定の距離内に存在する地点と関連付けられた前記コンテンツである関連コンテンツ再生を指示する関連コンテンツ再生指示信号を前記サーバ通信部を介して送信する関連コンテンツ再生指示部と、前記関連コンテンツ再生指示信号を受信したコンテンツ再生装置の使用者のアクションを、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて認識するアクション認識部と、同一の関連コンテンツの再生を指示する前記関連コンテンツ再生指示信号を受信した複数のコンテンツ再生装置のうちのいずれかのコンテンツ再生装置の使用者のアクションが前記アクション認識部により認識されたときには、当該関連コンテンツに対する付加コンテンツ重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号を、当該複数のコンテンツ再生装置に前記サーバ通信部を介して送信する付加コンテンツ重畳指示部とを備えることを特徴とするコンテンツ配信サーバ

請求項2

請求項1記載のコンテンツ配信サーバにおいて、前記位置認識部は、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記位置情報として、前記コンテンツ再生装置の現在位置を含む情報を認識し、前記付加コンテンツ重畳指示部は、コンテンツ再生装置ごとに、前記コンテンツ再生装置の現在位置と当該コンテンツ再生装置で再生されている関連コンテンツに関連付けられた地点との距離に応じて、当該コンテンツ再生装置で再生されている関連コンテンツに重畳させる付加コンテンツの内容を決定することを特徴とするコンテンツ配信サーバ。

請求項3

請求項1又は2記載のコンテンツ配信サーバにおいて、前記位置認識部は、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記位置情報として、前記それぞれのコンテンツ再生装置の現在位置及び目的地点を含む情報を認識し、前記関連コンテンツ再生指示部は、前記それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記関連コンテンツ再生指示信号として、前記コンテンツ再生装置の現在位置から所定の第1距離以内に存在する地点に関連付けられたコンテンツの再生を指示する信号を送信し、かつ、前記コンテンツ再生装置の現在位置が前記移動体の目的地点から所定の第2距離以内である場合には、他のコンテンツに優先して、前記関連コンテンツ再生指示信号として、前記移動体の目的地点に関連付けられたコンテンツの再生を指示する信号を送信するように構成されていることを特徴とするコンテンツ配信サーバ。

請求項4

請求項1〜3いずれか1項記載のコンテンツ配信サーバにおいて、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記それぞれのコンテンツ再生装置の使用者の拠点を示す拠点情報を含む情報を認識する拠点情報認識部を備え、前記関連コンテンツ再生指示部は、前記それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記拠点情報及び前記位置情報に応じて、前記関連コンテンツ再生指示信号を送信するかどうかを決定することを特徴とするコンテンツ配信サーバ。

請求項5

移動体で使用され、コンテンツ再生機能と、アクション認識機能と、現在位置検出機能及び目的地点設定機能の一方又は両方とを有する複数のコンテンツ再生装置と通信を行うサーバ通信部と、地点とコンテンツとを関連付ける関連付情報を記憶するサーバ記憶部とを備えるサーバが実行する方法であって、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記コンテンツ再生装置の現在位置、目的地点及び前記現在位置と前記目的地点とを結ぶルートに含まれる経由地点のうち少なくとも1つを含む位置情報を認識する位置認識ステップと、前記それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記サーバ記憶部に記憶された関連付情報及び前記位置認識ステップにおいて認識された位置情報に基づいて、前記コンテンツ再生装置の前記目的地点、前記経由地点、又は前記現在位置、前記目的地点若しくは前記経由地点から所定の距離内に存在する地点と関連付けられた前記コンテンツである関連コンテンツの再生を指示する関連コンテンツ再生指示信号を前記サーバ通信部を介して送信する関連コンテンツ再生指示ステップと、前記関連コンテンツ再生指示信号を受信したコンテンツ再生装置の使用者のアクションを、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて認識するアクション認識ステップと、同一の関連コンテンツの再生を指示する前記関連コンテンツ再生指示信号を受信した複数のコンテンツ再生装置のうちのいずれかのコンテンツ再生装置の使用者のアクションが前記アクション認識ステップにおいて認識されたときには、当該関連コンテンツに対する付加コンテンツの重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号を、当該複数のコンテンツ再生装置に前記サーバ通信部を介して送信する付加コンテンツ重畳指示ステップとを含むことを特徴とするコンテンツ配信方法

請求項6

移動体で使用され、コンテンツ再生機能と、アクション認識機能と、現在位置検出機能及び目的地点設定機能の一方又は両方とを有する複数のコンテンツ再生装置と、前記コンテンツ再生装置と通信を行うサーバ通信部と、地点とコンテンツとを関連付ける関連付情報を記憶するサーバ記憶部とを備えるコンテンツ配信サーバとを備えるシステムであって、前記コンテンツ配信サーバは、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記コンテンツ再生装置の現在位置、目的地点及び前記現在位置と前記目的地点とを結ぶルートに含まれる経由地点のうち少なくとも1つを含む位置情報を認識する位置認識部と、前記それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記サーバ記憶部に記憶された関連付情報及び前記位置認識部により認識された位置情報に基づいて、前記コンテンツ再生装置の前記目的地点、前記経由地点、又は前記現在位置、前記目的地点若しくは前記経由地点から所定の距離内に存在する地点と関連付けられた前記コンテンツである関連コンテンツの再生を指示する関連コンテンツ再生指示信号を前記サーバ通信部を介して送信する関連コンテンツ再生指示部と、前記関連コンテンツ再生指示信号を受信したコンテンツ再生装置の使用者のアクションを、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて認識するアクション認識部と、同一の関連コンテンツの再生を指示する前記関連コンテンツ再生指示信号を受信した複数のコンテンツ再生装置のうちのいずれかのコンテンツ再生装置の使用者のアクションが前記アクション認識部により認識されたときには、当該関連コンテンツに対する付加コンテンツの重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号を、当該複数のコンテンツ再生装置に前記サーバ通信部を介して送信する付加コンテンツ重畳指示部とを備えることを特徴とするコンテンツ配信システム

技術分野

背景技術

0002

従来から、運転者嗜好にあわせたコンテンツを提供するシステムが知られている。

0003

例えば、情報検索装置に対する運転者による操作の履歴を取得する操作履歴取得部と、操作履歴取得部によって取得された操作の履歴に基づいて、ポップ音楽等が好き等の運転者の嗜好を判定する嗜好判定部と、嗜好判定部によって判定された運転者の嗜好に基づいて、外部ソースから音楽コンテンツ等のコンテンツを収集する情報収集部と、情報収集部によって収集されたコンテンツを運転者の情報検索装置へ送信する情報送信部とを備えた情報提供システムが提案されている(特許文献1参照)。

0004

当該情報提供システムによれば、運転者の嗜好に基づいて外部ソースから収集されたコンテンツが運転者の情報検索装置に送信される。情報検索装置が受信したコンテンツは運転者の嗜好に基づいて収集されたコンテンツであるので、当該コンテンツが再生されることにより、運転者の嗜好にあった快適な運転環境が提供される。

先行技術

0005

特開2012−123493号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1の技術では、目的地点までの行程が長い場合又は再生されるコンテンツが単調である場合には、運転者のコンテンツに対する関心が薄れて、運転者が退屈さを感じるようになるおそれがあった。

0007

このような問題に鑑み、本発明は、移動中において、コンテンツ再生装置使用者注意を継続してひきつけられるコンテンツを配信することが出来るコンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信方法並びにコンテンツ再生システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明のコンテンツ配信サーバは、
動体で使用され、コンテンツ再生機能と、アクション認識機能と、現在位置検出機能及び目的地点設定機能の一方又は両方とを有する複数のコンテンツ再生装置と通信を行うサーバ通信部と、
地点とコンテンツとを関連付ける関連付情報を記憶するサーバ記憶部と、
前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記コンテンツ再生装置の現在位置、目的地点及び前記現在位置と前記目的地点とを結ぶルートに含まれる経由地点のうち少なくとも1つを含む位置情報を認識する位置認識部と、
前記それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記サーバ記憶部に記憶された関連付情報及び前記位置認識部により認識された位置情報に基づいて、前記コンテンツ再生装置の前記目的地点、前記経由地点、又は前記現在位置、前記目的地点若しくは前記経由地点から所定の距離内に存在する地点と関連付けられた前記コンテンツである関連コンテンツの再生を指示する関連コンテンツ再生指示信号を前記サーバ通信部を介して送信する関連コンテンツ再生指示部と、
前記関連コンテンツ再生指示信号を受信したコンテンツ再生装置の使用者のアクションを、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて認識するアクション認識部と、
同一の関連コンテンツの再生を指示する前記関連コンテンツ再生指示信号を受信した複数のコンテンツ再生装置のうちのいずれかのコンテンツ再生装置の使用者のアクションが前記アクション認識部により認識されたときには、当該関連コンテンツに対する付加コンテンツ重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号を、当該複数のコンテンツ再生装置に前記サーバ通信部を介して送信する付加コンテンツ重畳指示部とを備えることを特徴とする。

0009

なお、本発明において、「関連コンテンツの再生を指示する関連コンテンツ再生指示信号」とは、コンテンツ再生装置の記憶装置に保存された関連コンテンツをコンテンツ再生装置に再生させるためのトリガー信号のみならず、当該関連コンテンツをコンテンツ再生装置に再生させるために送信される当該関連コンテンツ自体のデータ及び当該関連コンテンツをコンテンツ再生装置に取得させた上で再生させるための当該関連コンテンツの所在情報(URL等)も含む。

0010

なお、本発明において、「付加コンテンツの重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号」とは、コンテンツ再生装置の記憶装置に保存された付加コンテンツを関連コンテンツに重畳させるためのトリガー信号のみならず、当該付加コンテンツを関連コンテンツに重畳させるために送信される当該付加コンテンツのデータ自体、当該付加コンテンツのデータをコンテンツ再生装置に取得させた上で関連コンテンツに重畳させるための当該関連コンテンツの所在情報(URL等)、及び付加コンテンツを含む関連コンテンツのデータも含む。

0011

また、本発明の構成要素(位置認識部又はアクション認識部)が位置情報及びアクション等の情報を「認識する」とは、本発明の構成要素が外部から当該情報を受信すること、本発明の構成要素が基礎情報に対して所定の演算処理計算処理又は探索処理等)を実行することにより当該情報を導出すること、位置情報及びアクションが外部による演算処理結果としての当該情報を当該他の装置から受信すること、本発明の構成要素が内部記憶装置又は外部記憶装置から当該情報を読み取ること等、他の構成要素により当該情報を実行するための準備としてあらゆる演算処理が実行されることを意味する。

0012

本発明のコンテンツ配信サーバによれば、関連コンテンツ再生指示部により、それぞれのコンテンツ再生装置に対し、サーバ記憶部に記憶された関連付情報及び位置認識部により認識された位置情報に基づいて、関連コンテンツ再生指示信号が前記サーバ通信部を介して送される。

0013

従って、関連コンテンツ再生指示信号に基づいて、それぞれのコンテンツ再生装置が関連コンテンツを再生することにより、それぞれのコンテンツ再生装置の使用者は、当該関連コンテンツを視聴することが出来る。

0014

ここで、関連コンテンツは、コンテンツ再生装置の目的地点、経由地点、又は現在位置、目的地点若しくは経由地点から所定の距離内に存在する地点と関連付けられた前記コンテンツである。従って、共通の関連コンテンツを視聴している各使用者は、当該関連コンテンツに関連付けられた地点から所定の距離以内に存在するか、又は当該地点に向かって移動をしているという点で、共通点を有する。

0015

付加コンテンツ重畳指示部により、同一の関連コンテンツの再生を指示する前記関連コンテンツ再生指示信号を受信した複数のコンテンツ再生装置のうちのいずれかのコンテンツ再生装置の使用者のアクションが前記アクション認識部により認識されたときに、当該複数のコンテンツ再生装置のうちのいずれかのコンテンツ再生装置の使用者のアクションに応じて、当該関連コンテンツへの付加コンテンツの重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号が、前記複数のコンテンツ再生装置に前記サーバ通信部を介して送信される。

0016

この付加コンテンツ重畳指示信号に基づいて、各コンテンツ再生装置が再生中の関連コンテンツに付加コンテンツを重畳させることにより、各使用者は、関連コンテンツとともに付加コンテンツを視聴することが出来る。

0017

この付加コンテンツは、共通の関連コンテンツを再生するコンテンツ再生装置の使用者のアクションに応じて付加されているので、各使用者は、自らのアクションに応じた付加コンテンツを共通の関連コンテンツを視聴する他のコンテンツ再生装置の使用者に視聴させることが出来るとともに、共通の関連コンテンツを視聴する他のコンテンツ再生装置の使用者のアクションに応じた付加コンテンツを視聴することが出来る。

0018

これにより、各使用者は、前記共通点を有し、かつ、共通の関連コンテンツを視聴する他のコンテンツ再生装置の使用者との一体感を得られるので、移動中の各使用者の気分が高揚する。コンテンツを視聴することで気分が高揚した各使用者に対して、引き続き、そのコンテンツに対して注意を払うよう促すことが出来る。

0019

すなわち、本発明のコンテンツ配信サーバによれば、移動中のコンテンツ再生装置の使用者の注意を継続してひきつけるコンテンツを配信することが出来る。

0020

本発明のコンテンツ配信サーバにおいて、
前記位置認識部は、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記位置情報として、前記コンテンツ再生装置の現在位置を含む情報を認識し、
前記付加コンテンツ重畳指示部は、コンテンツ再生装置ごとに、前記コンテンツ再生装置の現在位置と当該コンテンツ再生装置で再生されている関連コンテンツに関連付けられた地点との距離に応じて、当該コンテンツ再生装置で再生されている関連コンテンツに重畳させる付加コンテンツの内容を決定することが好ましい。

0021

当該構成のコンテンツ配信サーバによれば、共通の関連コンテンツがコンテンツ再生装置によって再生されている場合であっても、コンテンツ再生装置の現在位置と関連コンテンツに関連付けられた地点との距離に応じて付加コンテンツの内容が異なりうる。これにより、当該関連コンテンツ及び付加コンテンツを視聴している使用者は、当該関連コンテンツを視聴する他の使用者との一体感に加え、付加コンテンツの内容の変化によって関連コンテンツに関連付けられた地点までの距離感がつかめるので、移動中の使用者の気分がさらに高揚しうる。

0022

本発明のコンテンツ配信サーバにおいて、
前記位置認識部は、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記位置情報として、前記それぞれのコンテンツ再生装置の現在位置及び目的地点を含む情報を認識し、
前記関連コンテンツ再生指示部は、前記それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記関連コンテンツ再生指示信号として、前記コンテンツ再生装置の現在位置から所定の第1距離以内に存在する地点に関連付けられたコンテンツの再生を指示する信号を送信し、
かつ、前記コンテンツ再生装置の現在位置が前記移動体の目的地点から所定の第2距離以内である場合には、他のコンテンツに優先して、前記関連コンテンツ再生指示信号として、前記移動体の目的地点に関連付けられたコンテンツの再生を指示する信号を送信するように構成されていることが好ましい。

0023

当該構成のコンテンツ配信サーバによれば、関連コンテンツ再生指示部によって、それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記関連コンテンツとして、前記位置認識部により認識されたコンテンツ再生装置の現在位置から所定の第1距離内に存在する地点に関連付けられたコンテンツの再生を指示する信号が送信される。

0024

この信号を受信したコンテンツ再生装置により、コンテンツ再生装置の現在位置から所定の第1距離内に存在する地点に関連するコンテンツが再生されることにより、コンテンツ再生装置の使用者は移動している場所付近をコンテンツの内容から把握することが出来る。この結果、コンテンツ再生装置の使用者の気分がさらに高揚しうる。

0025

また、コンテンツ再生装置が当該コンテンツ再生装置の目的地点から所定の第2距離以内の内に存在する場合には、関連コンテンツ再生指示部によって、他の関連コンテンツに優先して、当該目的地点に関連したコンテンツの再生を指示する信号が当該コンテンツ再生装置に送信される。

0026

この信号を受信したコンテンツ再生装置が当該コンテンツを再生することにより、コンテンツ再生装置の使用者は、目的地点に近づいたことを認識しうるので、コンテンツ再生装置の使用者の気分がさらに高揚しうる。

0027

本発明のコンテンツ配信サーバにおいて、
前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記それぞれのコンテンツ再生装置の使用者の拠点を示す拠点情報を含む情報を認識する拠点情報認識部を備え、
前記関連コンテンツ再生指示部は、前記それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記拠点情報及び前記位置情報に応じて、前記関連コンテンツ再生指示信号を送信するかどうかを決定することが好ましい。

0028

同一の場所又は距離的に近い場所に向けて移動する場合であっても、コンテンツ再生装置の使用者の拠点によって、関連コンテンツに対するコンテンツ再生装置の使用者の受け止め方が異なることが多い。この点に鑑みて構成された当該構成のコンテンツ配信サーバによれば、夫々のコンテンツ再生装置に対し、拠点情報と位置情報とに応じて関連コンテンツ再生指示信号を送信するか否かが決定される。この結果、拠点情報と位置情報とに応じた関連コンテンツ再生指示信号の送信に際し、コンテンツ再生装置の使用者の拠点と前記コンテンツ再生装置の現在位置、目的地点及び前記現在位置と前記目的地点とを結ぶルートに含まれる経由地点のうち少なくとも1つとに応じて推定される使用者のニーズ案して、コンテンツ再生装置の使用者の気分を高揚させる(使用者の注意を引き続き引く)ための番組のコンテンツの配信を行うかどうかを決定することが出来る。

0029

本発明のコンテンツ配信方法は、
移動体で使用され、コンテンツ再生機能と、アクション認識機能と、現在位置検出機能及び目的地点設定機能の一方又は両方とを有する複数のコンテンツ再生装置と通信を行うサーバ通信部と、
地点とコンテンツとを関連付ける関連付情報を記憶するサーバ記憶部とを備えるサーバが実行する方法であって、
前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記コンテンツ再生装置の現在位置、目的地点及び前記現在位置と前記目的地点とを結ぶルートに含まれる経由地点のうち少なくとも1つを含む位置情報を認識する位置認識ステップと、
前記それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記サーバ記憶部に記憶された関連付情報及び前記位置認識ステップにおいて認識された位置情報に基づいて、前記コンテンツ再生装置の前記目的地点、前記経由地点、又は前記現在位置、前記目的地点若しくは前記経由地点から所定の距離内に存在する地点と関連付けられた前記コンテンツである関連コンテンツの再生を指示する関連コンテンツ再生指示信号を前記サーバ通信部を介して送信する関連コンテンツ再生指示ステップと、
前記関連コンテンツ再生指示信号を受信したコンテンツ再生装置の使用者のアクションを、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて認識するアクション認識ステップと、
同一の関連コンテンツの再生を指示する前記関連コンテンツ再生指示信号を受信した複数のコンテンツ再生装置のうちのいずれかのコンテンツ再生装置の使用者のアクションが前記アクション認識ステップにおいて認識されたときには、当該関連コンテンツに対する付加コンテンツの重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号を、当該複数のコンテンツ再生装置に前記サーバ通信部を介して送信する付加コンテンツ重畳指示ステップとを含むことを特徴とする。

0030

本発明のコンテンツ配信方法をサーバに適用して実施することによって、上述した本発明のコンテンツ配信サーバと同様の作用効果を得ることができる。

0031

本発明のコンテンツ再生システムは、
移動体で使用され、コンテンツ再生機能と、アクション認識機能と、現在位置検出機能及び目的地点設定機能の一方又は両方とを有する複数のコンテンツ再生装置と、
前記コンテンツ再生装置と通信を行うサーバ通信部と、地点とコンテンツとを関連付ける関連付情報を記憶するサーバ記憶部とを備えるコンテンツ配信サーバとを備えるシステムであって、
前記コンテンツ配信サーバは、
前記サーバ通信部を介した通信に基づいて、前記コンテンツ再生装置の現在位置、目的地点及び前記現在位置と前記目的地点とを結ぶルートに含まれる経由地点のうち少なくとも1つを含む位置情報を認識する位置認識部と、
前記それぞれのコンテンツ再生装置に対し、前記サーバ記憶部に記憶された関連付情報及び前記位置認識部により認識された位置情報に基づいて、前記コンテンツ再生装置の前記目的地点、前記経由地点、又は前記現在位置、前記目的地点若しくは前記経由地点から所定の距離内に存在する地点と関連付けられた前記コンテンツである関連コンテンツの再生を指示する関連コンテンツ再生指示信号を前記サーバ通信部を介して送信する関連コンテンツ再生指示部と、
前記関連コンテンツ再生指示信号を受信したコンテンツ再生装置の使用者のアクションを、前記サーバ通信部を介した通信に基づいて認識するアクション認識部と、
同一の関連コンテンツの再生を指示する前記関連コンテンツ再生指示信号を受信した複数のコンテンツ再生装置のうちのいずれかのコンテンツ再生装置の使用者のアクションが前記アクション認識部により認識されたときには、当該関連コンテンツに対する付加コンテンツの重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号を、当該複数のコンテンツ再生装置に前記サーバ通信部を介して送信する付加コンテンツ重畳指示部とを備えることを特徴とする。

0032

本発明のコンテンツ再生システムによって、上述した本発明のコンテンツ配信サーバと同様の作用効果を得ることができる。

図面の簡単な説明

0033

本発明のコンテンツ再生システムの全体構成図。
第1実施形態のコンテンツ再生処理フローチャート
第1実施形態の第1番組作成処理のフローチャート。
作成された番組情報の1例を示す図。
第1実施形態のコンテンツ配信第1処理のフローチャート(前半)。
第1実施形態のコンテンツ配信第1処理のフローチャート(後半)。
番組コンテンツ配信対象者を説明する図。
第2実施形態のコンテンツ再生処理のフローチャート。
第2実施形態の第2番組作成処理のフローチャート。
作成された番組情報の1例を示す図。
第2実施形態のコンテンツ配信第2処理のフローチャート。

実施例

0034

(構成)
図1に示されているコンテンツ再生システムは、ネットワークを介して相互通信可能なコンテンツ配信サーバ10と、コンテンツ再生装置20iを搭載した複数の移動体としての車両2iとにより構成されている。なお、iは、各コンテンツ再生装置20iを区別するための添え字であり、1のコンテンツ再生装置20iに対応する車両、又は使用者等についても、同一の添え字を使用する。

0035

コンテンツ配信サーバ10は、サーバ制御部11、サーバ記憶部12及びサーバ通信部13を備えている。

0036

サーバ制御部11は、CPU等により構成されている。

0037

なお、サーバ制御部11は、ナビゲーション部111、情報認識部112、番組作成部113及び再生指示部114を備える。ナビゲーション部111、情報認識部112、番組作成部113及び再生指示部114は、それぞれ後述の演算処理を実行するように構成されている。

0038

本発明の構成要素が担当演算処理を実行するように「構成されている」とは、当該構成要素を構成するCPU等の演算処理装置が、ROM、RAM等のメモリ又は記録媒体から必要な情報に加えてソフトウェア読み出し、当該情報に対して当該ソフトウェアにしたがって演算処理を実行するように「プログラムされている」又は「デザイン(設計)されている」ことを意味する。各構成要素が共通のプロセッサ(演算処理装置)により構成されてもよく、各構成要素が相互通信可能な複数のプロセッサにより構成されてもよい。

0039

なお、情報認識部112が、本発明のコンテンツ配信サーバおよびコンテンツ再生システムの「位置認識部」及び「アクション認識部」を構成し、再生指示部114が、「関連コンテンツ再生指示部」及び「付加コンテンツ重畳指示部」を構成する。

0040

サーバ制御部11を構成するコンピュータの一部又は全部が、コンテンツ再生装置20iの構成要素により構成されていてもよい。例えば、移動局としての一又は複数のコンテンツ再生装置20iにより、コンテンツ配信サーバ10の一部又は全部が構成されていてもよい。

0041

サーバ記憶部12は、RAM、ROM又はHDD等の記憶装置により構成され、種々の情報を記録するように構成されている。サーバ記憶部12は、サーバ制御部11による演算処理で使用されるデータを記憶及び読出可能に構成されている。

0042

サーバ記憶部12には、コンテンツ情報Cと、使用者情報Uと、ナビゲーション情報Nとが記憶されている。コンテンツ情報C、使用者情報U及びナビゲーション情報Nは、演算処理又は外部との通信により逐次更新されうる。

0043

コンテンツ情報Cには、楽曲等の音楽コンテンツ情報C1と、写真映画又は放送番組等の映像コンテンツ情報C2と、音楽コンテンツ情報C1及び映像コンテンツ情報C2の紹介を行うナレーション情報C3と、音楽コンテンツ情報C1、映像コンテンツ情報C2及びナレーション情報C3に重畳して再生可能付加コンテンツ情報C4と、各コンテンツの情報のリストであるコンテンツリストC5と、コンテンツの配信順及び配信時刻を示す番組情報C6とが含まれている。これらに加え、観光情報及び時事ニュース等のコンテンツ情報が含まれていてもよい。

0044

コンテンツリストC5は、例えば、表1に示されるように、コンテンツ名(又はコンテンツ識別子)、コンテンツがどのようなコンテンツであるかを示すコンテンツ種別、コンテンツと地点を関連付けるためのタグ、URL等のコンテンツ所在情報及び対応ナレーションを互いに関連付けるリストである。

0045

0046

使用者情報Uには、各使用者Miを特定するための使用者識別子情報U1と、各使用者Miの嗜好又は使用者Miのムードを示す嗜好・ムード情報U2と、職場又は自宅等の使用者Miの拠点に関する拠点情報U3と、及び各コンテンツ再生装置20iの位置情報U4とが含まれている。嗜好・ムード情報U2、拠点情報U3、位置情報U4は、それぞれ使用者識別子情報U1と関連付けて保存されている。各使用者Miの嗜好は、使用者Miのコンテンツ配信サーバ10のサービスの使用者登録の際に設定され、使用者Miのムードは、使用者のコンテンツ再生装置20iに対する操作によって設定されうる。

0047

ナビゲーション情報Nには、渋滞等の交通状況を示す交通情報N1と、各道路各交差点及び各施設リンク及びノードで表した地図情報N2と、地点リストN3と、地点種別リストN4とが含まれている。

0048

地点リストN3は、表2に示されるように、海岸歌劇場演劇場、海水浴場遊園地及び飲食店といった各地点(施設)について、当該地点の地点名(又は地点ID)と当該地点の特性を示す地点種別とを互いに関連付けたリストである。

0049

0050

地点種別リストN4は、表3に示されるように、地点種別と、季節と、到着予定時刻と、コンテンツとの関連を示すタグとを互いに関連付けたリストである。

0051

なお、「コンテンツリストC5」、「地点リストN3」及び「地点種別リストN4」とにより、本発明のコンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信方法及びコンテンツ再生システムの「関連付情報」が構成される。

0052

0053

サーバ通信部13は、有線又はWiFi(登録商標)等の遠距離での無線通信に適した通信規格にしたがってコンテンツ再生装置20i等の外部端末と相互通信するように構成されている。

0054

車両2iには、コンテンツ再生装置20iと、コンテンツ再生装置20iに接続され、車両2iの各状態を示す信号を再生するセンサ部28iとが搭載されている。

0055

コンテンツ再生装置20iは、コンテンツ再生装置20iの使用者Mi(移動体の乗員)が搭乗する車両2iに搭載可能なようにサイズ等が設計されている情報端末である。

0056

コンテンツ再生装置20iは、タブレット型端末又はスマホ等、使用者Miによる携帯が可能なようにサイズ、形状及び重量が設計されている情報端末により構成されてもよい。

0057

コンテンツ再生装置20iは、再生装置制御部21i、再生装置記憶部22i、再生装置無線通信部23i、スピーカ24i、タッチパネル25i、マイク26i及びカメラ27iを備えている。

0058

再生装置制御部21iは、CPU等により構成されている。再生装置制御部21iには、コンテンツ再生アプリインストールされている。コンテンツ再生アプリが起動されることにより、再生装置制御部21iは、後述の演算処理を実行するように構成されている。

0059

再生装置制御部21iは、再生装置記憶部22i、再生装置無線通信部23i、スピーカ24i、タッチパネル25i、マイク26i及びカメラ27iと情報を送受信可能なように構成されている。

0060

再生装置記憶部22iは、RAM、ROM又はHDD等の記憶装置により構成され、種々の情報を記録するように構成されている。再生装置記憶部22iは、再生装置制御部21iによる演算処理で使用されるデータを記憶及び読出可能に構成されている。

0061

再生装置無線通信部23iは、WiFi(登録商標)等の遠距離での無線通信に適した通信規格にしたがってコンテンツ配信サーバ10等の外部端末と相互通信するように構成されている。

0062

スピーカ24iは、再生装置制御部21iから入力された信号に応じて、音声を再生するように構成されている。また、スピーカ24iは、再生している音声等を含む動作状況を示す信号を再生装置制御部21iに出力するように構成されている。

0063

タッチパネル25iは、タッチパッドのような使用者Miのタッチ操作を検知する入力装置と、液晶パネルのような表示装置とが組み合わせられて構成されている。すなわち、タッチパネルは、入力インターフェース及び出力インターフェースのそれぞれとして機能しうる。タッチパネルには、再生装置制御部21iにインストールされているアプリ(コンテンツ再生アプリ)の機能に応じた機能画像又はナビゲーション画像が表示される。タッチパネル25iでタッチ操作が検知されると、当該タッチ操作に対応する信号が再生装置制御部21iへ出力される。タッチパネル25iに代えて又は加えて、ボタンキーボード及びマウス等の使用者Miの操作検知可能な入力装置と、ディスプレイ等、画像を表示可能な表示装置とが用いられてもよい。

0064

マイク26iは、使用者Miの音声を検知し、検知した音声を信号として再生装置制御部21iに出力するように構成されている。マイク26iは、スピーカ24iから再生される音声が全く又はほとんど入力されないような位置に配置されている。これに代えて又は加えて、再生装置制御部21iが入力された信号から、スピーカ24iから再生されている音声及び車両2iの動作音等の環境音を除去することにより、使用者Miの音声を認識するように構成されていてもよい。

0065

カメラ27iは、車両2iの内部を撮影し、撮像した画像を信号化して再生装置制御部21iに再生するように構成されている。

0066

センサ部28iは、車両2iの現在位置Piを取得するGPSセンサ28aiと、車両2iの移動速度を取得する車速センサ28biと、車両2iの角速度を取得するジャイロセンサ28ciとを備えている。センサ部28iは、各センサ28ai〜28ciの信号をコンテンツ再生装置20iに出力するように構成されている。

0067

(第1実施形態のコンテンツ再生処理の概要
次に、図2を参照して、第1実施形態のコンテンツ配信サーバ10から各コンテンツ再生装置20iへコンテンツを配信するコンテンツ再生処理の概要を説明する。

0068

図2STEP100において、サーバ制御部11(番組作成部113)は、後述する第1番組作成処理(図3)を実行する。第1番組作成処理により、地点リストN3(表2参照)に含まれる各地点ごとにコンテンツの配信順と配信時刻とを定める番組情報C6が生成される。

0069

図2のSTEP200において、再生装置制御部21iは、再生装置制御部21iの使用者Miの使用者IDと、GPSセンサ28aiから取得した車両2i(コンテンツ再生装置20i)の現在位置Piと、タッチパネル25iに入力された車両2i(コンテンツ再生装置20i)の目的地点Giとを認識する(現在位置検出機能及び目的地点設定機能)。

0070

図2のSTEP210において、再生装置制御部21iは、車両2iの現在位置Piと、車両2iの目的地点Giとを含むルート探索要求及びコンテンツ配信要求とを再生装置無線通信部23iを介してコンテンツ配信サーバ10に対して送信する。

0071

情報認識部112がルート探索要求及びコンテンツ配信要求を受信すると(図2のSTEP120でYES)、図2のSTEP140において、ナビゲーション部111は、認識した車両2iの現在位置Pi及び目的地点Giに基づいて、サーバ記憶部12に記憶されたナビゲーション情報N(交通情報N1及び地図情報N2)を参照することにより、現在位置Piと目的地点Giとを結ぶルートRiを探索し、当該ルートRiの所定の位置を示す座標値等の当該ルートRiを特定するのに必要なルート情報RIiをサーバ通信部13を介して、コンテンツ再生装置20iに送信する。

0072

なお、情報認識部112は、ルート探索要求及びコンテンツ配信要求を受信しない場合(図2のSTEP120でNO)、再度、図2のSTEP120の判定を実行する。

0073

再生装置制御部21iは、再生装置無線通信部23iを介してコンテンツ配信サーバ10からルート情報RIiを受信すると(図2のSTEP220でYES)、図2のSTEP230において、ルート情報RIiに基づいて、ルートRiを描画し、タッチパネル25iに表示させることによりナビゲーションを開始する。これに加え、再生装置制御部21iは、ルート情報RIiに基づいて、スピーカ24iを介して、音声によるナビゲーションを実行してもよい。

0074

再生装置制御部21iは、ルート情報RIiを受信しない場合(図2のSTEP220でNO)、再度、図2のSTEP220の判定を実行する。

0075

ナビゲーションを開始後、図2のSTEP240において、再生装置制御部21iは、マイク26iにより集音された使用者Miの発声又はカメラ27iにより撮像された使用者Miの所定の動作等の使用者MiのアクションATi、GPSセンサ28aiにより測定された車両2iの現在位置Pi、及びスピーカ24iで再生中のコンテンツの状況CSiを認識する(アクション認識機能及び現在位置検出機能)。

0076

図2のSTEP250において、再生装置制御部21iは、認識した使用者MiのアクションATi、車両2iの現在位置Pi、及び再生中のコンテンツの状況CSiを再生装置無線通信部23iを介してコンテンツ配信サーバ10に送信する。

0077

情報認識部112が、サーバ通信部13を介して、コンテンツ再生装置20iから使用者MiのアクションATi、車両2iの現在位置Pi、及び再生中のコンテンツの状況CSiを受信すると(図2のSTEP150でYES)、サーバ制御部11(再生指示部114)は、図2のSTEP160において、後述するコンテンツ配信第1処理を実行する。

0078

なお、情報認識部112は、各情報を受信しない場合(図2のSTEP150でNO)、再度、図2のSTEP150の判定を実行する。

0079

当該コンテンツ配信第1処理では、再生指示部114によって、コンテンツ再生装置20iに対し、コンテンツ再生装置20iから使用者MiのアクションATi、車両2iの現在位置Pi、及び再生中のコンテンツの状況CSi並びに使用者Miの拠点、嗜好及びムードに応じたコンテンツの再生を指示する信号(コンテンツ再生指示信号Dj)又は付加コンテンツ重畳指示信号DSjがサーバ通信部13を介して送信される。ここで、jは各指示信号を区別するための添え字である。

0080

再生装置制御部21iは、再生装置無線部23iを介してコンテンツ配信サーバ10からコンテンツ再生指示信号Dj又は付加コンテンツ重畳指示信号DSjを受信すると(図2のSTEP260でYES)、図2のSTEP270において、スピーカ24i及びタッチパネル25iを介してコンテンツ再生指示信号Dj又は付加コンテンツ重畳指示信号DSjで指定されたコンテンツを再生(重畳)する(コンテンツ再生機能)。

0081

ここで、再生装置制御部21iは、コンテンツ再生指示信号Dj(又は付加コンテンツ重畳指示信号DSj)としてコンテンツIDを受信した場合には、再生装置記憶部22iに記憶されているコンテンツのうち、当該コンテンツIDを有するコンテンツのデータを再生する。また、再生装置制御部21iは、コンテンツ再生指示信号Dj(又は付加コンテンツ重畳指示信号DSj)としてコンテンツ自体のデータ(音楽ファイル等)を受信した場合には、当該コンテンツのデータを再生する。また、再生装置制御部21iは、コンテンツ再生指示信号Dj(又は付加コンテンツ重畳指示信号DSj)としてコンテンツの所在情報(URL等)を受信した場合には、当所在情報に基づいて外部からコンテンツのデータを取得し、取得したコンテンツのデータを再生する。

0082

再生装置制御部21iは、コンテンツ再生指示信号Dj(又は付加コンテンツ重畳指示信号DSj)を受信しない場合(図2のSTEP260でNO)、再度、図2のSTEP260の判定を実行する。

0083

再生装置制御部21iは、図2のSTEP240以下の処理を再び実行する。

0084

(第1番組作成処理)
次に、図3図4を参照しながら、サーバ制御部11(番組作成部113)がコンテンツの配信順と配信時刻とを定める番組情報C6を作成する第1番組作成処理(図2のSTEP100)を説明する。

0085

図3のSTEP101において、番組作成部113は、サーバ記憶部12に記憶された地点リストN3(表2参照)を参照することにより、番組を作成する基準地点である番組作成対象地点BCk(例えば地点名「○○海岸」)を認識する。なお、kは、各番組作成対象地点を区別するための添え字であり、後述する、各番組作成対象地点BCkに対応する番組配信基準地点BBkについても、同一のkを用いて表す。

0086

図3のSTEP102において、番組作成部113は、サーバ記憶部12に記憶されたコンテンツリストC5(表1参照)を参照することにより、番組作成対象地点BCkに関連したコンテンツを配信対象コンテンツリストに加える。

0087

より具体的には、番組作成部113は、番組作成対象地点BCkの地点名(又は地点ID)をタグとして持つコンテンツを配信対象コンテンツリストに加える。例えば、番組作成部113は、「○○海岸」に対しては、「○○海岸」をタグとして有するコンテンツ「楽曲X1」を配信対象コンテンツリストに加える。

0088

図3のSTEP103において、番組作成部113は、サーバ記憶部12に記憶された地点リストN3(表2参照)及びコンテンツ配信サーバ10の時計機能(不図示)を参照することにより、番組作成対象地点BCk(例えば地点名「○○海岸」)の地点種別及び季節を認識する。例えば、番組作成部113は、「○○海岸」に対しては、地点種別「海岸」を認識し、コンテンツ配信サーバ10の時計機能から現在の日付を認識し、当該日付に基づいて、季節を認識する。

0089

図3のSTEP104において、番組作成部113は、サーバ記憶部12に記憶されたコンテンツリストC5(表1参照)及び地点種別リストN4(表3参照)を参照することにより、番組作成対象地点BCkの地点種別に関連したコンテンツを配信対象コンテンツリストに加える。

0090

例えば、番組作成部113は、番組作成対象地点BCk「○○海岸」の地点種別が「海岸」であり、現在の季節の季節が「」である場合、地点種別リストN4に基づいて、タグ「屋外」「サーフィン」「海水浴」「花火」を認識する。そして、番組作成部113は、コンテンツリストC5に基づいて、当該タグ「屋外」「サーフィン」「海水浴」「花火」を有するコンテンツ「天気予報」「楽曲X1」「漫X3」を認識する。番組作成部113は、このようにして認識したコンテンツ「天気予報」「楽曲X1」「漫才X3」を配信対象コンテンツリストに加える。

0091

図3のSTEP105において、番組作成部113は、配信対象コンテンツリストに含まれたコンテンツの配信順を決定することにより、コンテンツ配信順を規定した配信順リストを作成する。例えば、番組作成部113は、ランダムにコンテンツの配信順を決定してもよいし、コンテンツの再生時間順でコンテンツの配信順を決定してもよいし、同一又は類似したタグを有するコンテンツを連続するようにコンテンツの配信順を決定してもよい。

0092

図3のSTEP106において、番組作成部113は、コンテンツリストC5を参照することにより、各コンテンツに対応するナレーションを、配信順リストに差し込む。

0093

図3のSTEP107において、番組作成部113は、当該配信順リストに含まれる各コンテンツの配信時刻を決定する。例えば、番組作成部113は、コンテンツ配信サーバ10の管理者によりあらかじめ定められた時刻から各コンテンツの配信順及び再生時間に基づいて、各コンテンツの配信時刻を決定する。

0094

この結果、例えば、図4に示されるように、「○○海岸」について、10:00を「楽曲X1」に対応する「ナレーションY1」の配信時刻とし、10:15を「漫才X3」に対応する「ナレーションY3」の配信時刻とし、10:30を「天気予報」の配信時刻とする番組情報C6が作成される。

0095

図3のSTEP108において、番組作成部113は、番組作成対象地点BCkすべてに対してSTEP101〜STEP107の処理を完了したか否かを判定する。

0096

当該判定結果が否定的な場合(図3のSTEP108‥NO)、番組作成部113は、未処理の番組作成対象地点BCkについて、STEP101〜STEP107の処理を実行する。

0097

当該判定結果が肯定的な場合(図3のSTEP108‥YES)、番組作成部113は、第1番組作成処理を終了する。

0098

この第1番組作成処理により、図4に示されるように、各番組作成対象地点BCkごとに、コンテンツの配信順及び配信時刻を規定する番組情報C6が作成される。

0099

(コンテンツ配信第1処理)
次に、図5A及び図5Bを参照しながら、サーバ制御部11(再生指示部114)により実行される図2のSTEP160のコンテンツ配信第1処理を説明する。本処理は、すでに説明したように、各コンテンツ再生装置20iからSTEP120で目的地点Giを受信し、かつ、逐次STEP150で使用者MiのアクションATi、車両2iの現在位置Pi及び再生中のコンテンツの状況CSiを受信している状態で実行される。

0100

図5AのSTEP161で、再生指示部114は、車両2iの現在位置Pi及び目的地点Giに基づいて、サーバ記憶部12に記憶された地点リストN3を参照することにより、番組を配信する基準地点である番組配信基準地点BBkを認識する。より具体的には、再生指示部114は、車両2iの現在位置Piから所定距離L0(図6参照)内にある地点リストN3に含まれる地点を番組配信基準地点BBkとして認識する。再生指示部114は、番組配信基準地点BBkの候補が複数ある場合には、ランダムに1つの番組配信基準地点BBkを選択する。また、再生指示部114は、車両2iの目的地点Giが番組配信基準地点BBkの候補である場合には、車両2iの目的地点Giを、他の地点に優先し、番組配信基準地点BBkとして設定する。

0101

図5AのSTEP162で、再生指示部114は、処理対象のコンテンツ再生装置20iに対し、番組配信基準地点BBkの番組コンテンツを配信中か否かを判定する。なお、番組コンテンツが、本発明のコンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信方法及びコンテンツ再生システムの「関連コンテンツ」に相当する。

0102

当該判定結果が肯定的である場合(図5AのSTEP162‥YES)、再生指示部114は、図5BのSTEP173以下の処理を実行する。

0103

当該判定結果が否定的である場合(図5AのSTEP162‥NO)、図5AのSTEP163で、再生指示部114は、サーバ記憶部12の拠点情報U3を参照することにより、コンテンツ再生装置20iの使用者Miが番組配信基準地点BBkの番組コンテンツの配信対象者であるか否かを判定する。

0104

本実施形態では、コンテンツ再生装置20iの目的地点Gi、現在位置Pi及びルートRi並びにコンテンツ再生装置20iの使用者Miの拠点Hiに応じて、コンテンツ再生装置20iの使用者Miを以下の(1)〜(9)の9種類に分けて説明する。また、番組配信基準地点BBkを、図6に示される番組配信基準地点BB1とし、番組配信基準地点BB1から所定距離L0内の地域を破線で囲んだ地域A1として説明する。

0105

(1)目的地点G1が番組配信基準地点BB1であり、拠点H1が地域A1の外部であり、車両2i(i=1)の現在位置P1が地域A1の内部である使用者M1。

0106

(2)目的地点G3が番組配信基準地点BB1であり、拠点H2が地域A1の外部であり、車両2i(i=2)の現在位置P2が地域A1の外部である使用者M2。

0107

(3)目的地点G3が番組配信基準地点BB1であり、拠点H3が地域A1の内部であり、車両2i(i=3)の現在位置P3が地域A1の内部である使用者M3。

0108

(4)目的地点G4が番組配信基準地点BB1と異なる拠点H4であり、拠点H4が地域A1の外部であり、車両2i(i=4)の現在位置P4が地域A1の内部である使用者M4。

0109

(5)目的地点G5が番組配信基準地点BB1と異なる地域A1内部の地点G2(非番組配信基準地点BBk)であり、拠点H5が地域A1の外部であり、車両2i(i=5)の現在位置P5が地域A1の内部である使用者M5。

0110

(6)目的地点G6が番組配信基準地点BB1と異なる地点G3(番組配信基準地点BBk)であり、現在位置P6から地点G3までの距離が近く、拠点H6が地域A1の外部であり、車両2i(i=6)の現在位置P6が地域A1の内部である使用者M6。

0111

(7)目的地点G7が番組配信基準地点BB1と異なる地点G4(番組配信基準地点BBk)であり、現在位置P7から地点G4までの距離が遠く、拠点H7が地域A1の外部であり、車両2i(i=7)の現在位置P7が地域A1の内部である使用者M7。

0112

(8)目的地点G8が設定されておらず、拠点H8が地域A1の外部であり、車両2i(i=8)の現在位置P8が地域A1の内部である使用者M8。

0113

(9)目的地点G9が設定されておらず、拠点H9が地域A1の内部であり、車両2i(i=9)の現在位置P9が地域A1の内部である使用者M9。

0114

これらのうち、(1)〜(3)の使用者Mi(i=1〜3)は番組配信基準地点BB1が目的地点Gi(i=1〜3)であるので、番組配信基準地点BB1の番組コンテンツを使用者Mi(i=1〜3)に視聴させることにより、使用者Mi(i=1〜3)の気分を高揚させることが出来ると推察される。このため、再生指示部114は、使用者Mi(i=1〜3)を配信対象者と判定する。

0115

(4)の使用者M4は現在拠点H4へ帰還中であるので、番組配信基準地点BB1の番組コンテンツを視聴させても、さほど使用者M4の気分が高揚しない可能性がある。このため、再生指示部114は、使用者M4を非配信対象者と判定する。

0116

(5)の使用者M5は、非番組配信基準地点BB2に向かって移動している。非番組配信基準地点BB2は、番組配信基準地点BB1から所定距離内(使用者M5の現在位置P5から非番組配信基準地点BB2までの距離L1≦所定距離L0)であるので、番組配信基準地点BB1の番組コンテンツを使用者M5に視聴させることにより、使用者M5の気分を高揚させることが出来ると推察される。このため、再生指示部114は、使用者M5を配信対象者と判定する。

0117

(6)の使用者M6は、現在位置P6から距離が近い番組配信基準地点BB3に向かって移動している。ここで、現在位置P6から番組配信基準地点BB3までの距離が近いとは、以下の関係式が成り立つことを言う。
現在位置P6から番組配信基準地点BB3までの距離L2 ≦ 現在位置P6から番組配信基準地点BB1までの距離L3+所定距離L0

0118

すなわち、上記関係式が成り立つ場合、使用者M6が現在位置P6から番組配信基準地点BB1に向かって移動したとしても、番組配信基準地点BB1に到達する前に、使用者M6の現在位置P6が番組配信基準地点BB3から所定距離L0内となり、使用者M6が番組配信基準地点BB3の番組コンテンツの配信対象者となる(すなわち、使用者M6が番組配信基準地点BB1の番組コンテンツの配信対象者から外れる)蓋然性が高い。

0119

この場合、仮に使用者M6に番組配信基準地点BB1の番組コンテンツを配信しても、番組配信基準地点BB1に到達する前に当該番組コンテンツの配信が中断されることとなり、使用者M6の気分が盛り下がってしまうおそれがある。このため、再生指示部114は、使用者M6を非配信対象者と判定する。

0120

(7)の使用者M7は、現在位置P7から距離が遠い番組配信基準地点BB4(番組配信基準地点BBk)に移動している。ここで、現在位置P7から番組配信基準地点BB4までの距離が遠いとは、以下の関係式が成り立つことを言う。
現在位置P7から番組配信基準地点BB4までの距離 > 現在位置P7から番組配信基準地点BB1+所定距離L0

0121

すなわち、上記関係式が成り立つ場合、使用者M7が現在位置P7から番組配信基準地点BB1に到達するまでは、使用者M7の現在位置P7が番組配信基準地点BB4から所定距離L0内とはならず、使用者M7に対し、番組配信基準地点BB1の番組コンテンツの配信を継続できる蓋然性が高い。従って、使用者M7に対し、番組配信基準地点BB1の番組コンテンツを配信することにより、使用者M7の気分を高揚させることが出来ると推察される。このため、再生指示部114は、使用者M7を配信対象者と判定する。

0122

(8)の使用者M8は、目的地点G8を設定せずに地域A1の内部を移動している。使用者M8の拠点H8は、地域A1の外部に存在するから、使用者M8は、さほど地域A1(番組配信基準地点BB1の周辺)に来る機会がないと推察される。このため、使用者M8に対し、番組配信基準地点BB1の番組コンテンツを配信することにより、使用者M8の気分を高揚させることが出来ると推察される。このため、再生指示部114は、使用者M8を配信対象者と判定する。

0123

(9)の使用者M9は、目的地点G9を設定せずに地域A1の内部を移動している。使用者M9の拠点H9は、地域A1の内部に存在するから、使用者M9は、頻繁に地域A1(番組配信基準地点BB1の周辺)を移動すると推察される。このため、使用者M9に対し、番組配信基準地点BB1の番組コンテンツを配信しても、使用者M9の気分をさほど高揚させることはできないと推察される。このため、再生指示部114は、使用者M9を非配信対象者と判定する。

0124

再生指示部114が、コンテンツ再生装置20iの使用者Miが番組配信基準地点BBkの番組コンテンツの配信対象者ではない(非配信対象者である)と判定した場合(図5AのSTEP163でNO)、再生指示部114は、図5BのSTEP178で、当該コンテンツ再生装置20iに対し、一般的なコンテンツを送信する。

0125

再生指示部114が、コンテンツ再生装置20iの使用者Miが番組配信基準地点BBkの番組コンテンツの配信対象者であると判定した場合(図5AのSTEP163でYES)、再生指示部114は、図5AのSTEP164で、当該コンテンツ再生装置20iの現在位置Piが地域A1の外側のコンテンツ配信準備エリアA2(番組配信基準地点BB1からL0よりも大きい所定距離内のエリア)内に存在しているか否かを判定する。

0126

なお、図6に示される目的地点Giを設定していない使用者M8のコンテンツ再生装置20iに対しては、再生指示部114は、使用者M8のコンテンツ再生装置20iがコンテンツ配信準備エリアA2内に存在しているか否かの判定に代えて、コンテンツ配信準備エリアA2より内側の地域A1内に存在しているか否かを判定する。使用者M8がコンテンツ配信準備エリアA2に到達したとしても、番組配信を行いたい地域A1に入るか否か不明であるためである。

0127

当該判定結果が否定的である場合(図5AのSTEP164でNO)、再生指示部114は、図5BのSTEP178で、当該コンテンツ再生装置20iに対し、一般的なコンテンツを送信する。

0128

当該判定結果が肯定的である場合(図5AのSTEP164でYES)、図5AのSTEP165で、再生指示部114は、コンテンツ再生装置20iで再生中のコンテンツの状況CSi(既再生時間及び再生残り時間)を認識する。

0129

図5AのSTEP166で、再生指示部114は、再生中のコンテンツの状況CSi及び番組情報C6に基づいて、番組コンテンツの配信開始時刻を決定する。

0130

具体的には、使用者M2がコンテンツ配信準備エリアA2(図6参照)に入った時刻が図4に示される時刻T1(他の使用者Mi(i≠2)への楽曲X4の配信中)であり、かつ、使用者M2のコンテンツ再生装置20i(i=2)で再生中のコンテンツを次回のコンテンツ(演X2)の配信開始(又は当該コンテンツ(演歌X2)のナレーションY2の配信開始時刻)T2までに終了又は中断させることが出来る場合、再生指示部114は、次回のコンテンツ(演歌X2)の配信開始時刻(又は当該コンテンツ(演歌X2)のナレーションY2の配信開始時刻)T2を配信開始時刻とする。

0131

他方、使用者M2の車両2iがコンテンツ配信準備エリアA2(図6参照)に入った時刻が図4に示される時刻T3(他の使用者Mi(i≠2)への楽曲X1の配信中)であり、かつ、使用者M2のコンテンツ再生装置20i(i=2)で再生中のコンテンツを次回のコンテンツ(演歌X2)の配信開始(又は当該コンテンツ(演歌X2)のナレーションY2の配信開始時刻)T4までに終了又は中断させることが出来ない場合、再生指示部114は、次々回のコンテンツ(オーケストラX5)の配信開始時刻(又は当該コンテンツ(演歌X2)のナレーションY2の配信開始時刻)T5を配信開始時刻とする。

0132

再生指示部114は、図5AのSTEP167で、決定した配信開始時刻まで待機したのち、図5BのSTEP168で、コンテンツ再生装置20iが再生中のコンテンツがあるか否かを判定する。

0133

当該判定結果が肯定的である場合(図5BのSTEP168でYES)、図5BのSTEP169で、再生指示部114は、コンテンツ再生装置20iに当該再生中のコンテンツの再生を中断させる指示を送信する。

0134

当該判定結果が否定的である場合(図5BのSTEP168でNO)又は図5BのSTEP169の処理の後、図5BのSTEP170で、再生指示部114は、配信すべき番組コンテンツのバージョンを決定する。

0135

例えば、所定人数よりも少ない人数が当該番組コンテンツを視聴している場合、後述する付加コンテンツが付加されても、さほどにぎやかにならず、盛り上がり演出できない可能性がある。このような場合には、再生指示部114は、ライブ演奏(音楽コンテンツの場合)又は劇場版(映像コンテンツの場合)のバージョンのコンテンツを配信するように決定する。

0136

他方、所定人数よりも多い人数が当該番組コンテンツを視聴している場合、後述する付加コンテンツが付加されることにより、ある程度にぎやかになり、盛り上がりを演出できうると考えられる。

0137

このような場合、ライブ演奏又は劇場版ではない通常のバージョンのコンテンツを配信するように決定する。

0138

図5BのSTEP171で、再生指示部114は、番組情報C6及びコンテンツリストC5を参照することにより、配信すべき番組コンテンツのコンテンツ種別を認識する。

0139

例えば、番組コンテンツが「楽曲X1」である場合、再生指示部114は、表1に従い、コンテンツ種別「盛り上がる」を認識する。

0140

また、番組コンテンツが「漫才X3」である場合、再生指示部114は、表1に従い、コンテンツ種別「面白い」を認識する。

0141

図5BのSTEP172で、再生指示部114は、嗜好・ムード情報U2を参照することにより、当該配信すべき番組コンテンツのコンテンツ種別が使用者Miの嗜好・ムード設定に沿っているか否かを判定する。

0142

例えば、使用者Miが「面白い」コンテンツを好まないと登録していた場合、コンテンツ種別が「面白い」である「漫才X3」は使用者Miの嗜好・ムード設定に沿っていないと判定される。

0143

また、使用者Miのムードが「盛り上がりたい」であった場合、コンテンツ種別が「盛り上がる」である「楽曲X1」は使用者Miの嗜好・ムード設定に沿っていると判定される。

0144

なお、使用者Miの嗜好とムード設定とが矛盾する場合、使用者Miの最新の要求を表していると推察されるムード設定が優先されて適用される。

0145

当該判定結果が否定的である場合(図5BのSTEP172でNO)、図5BのSTEP177で、再生指示部114は、使用者Miの嗜好・ムードに合致したコンテンツを選択し、コンテンツ再生装置20iに送信する。

0146

当該判定結果が肯定的である場合(図5BのSTEP172でYES)、図5BのSTEP173で、再生指示部114は、各コンテンツ再生装置20iから受信した使用者MiのアクションATi情報を参照することにより、所定期間(例えば5分)において、同一の番組コンテンツを受信するコンテンツ再生装置20iのうち、いずれかのコンテンツ再生装置20iの使用者Miが所定のアクションATiを行ったか否かを判定する。

0147

当該判定結果が否定的である場合(図5BのSTEP173でNO)、図5BのSTEP174で、再生指示部114は、コンテンツ再生装置20iに対し、番組コンテンツのコンテンツ再生指示信号Djを送信する。

0148

再生指示部114は、コンテンツリストC5に示される当該コンテンツの所在情報が「URL」である場合、当該URLを番組コンテンツのコンテンツ再生指示信号Djとして送信する。

0149

また、コンテンツリストC5に示される当該コンテンツのデータの所在情報が「コンテンツ再生装置」である場合、再生指示部114は、コンテンツ再生装置20iに対し、当該コンテンツのデータを再生装置記憶部22iから読み出して再生する指示を送信する。

0150

また、コンテンツリストC5に示される当該コンテンツのデータの所在情報が「コンテンツ配信サーバ」である場合、再生指示部114は、コンテンツ情報C(音楽コンテンツ情報C1又は映像コンテンツ情報C2)を参照することにより、当該コンテンツのデータをサーバ記憶部12から読み出して、コンテンツ再生装置20iに対し、当該コンテンツのデータを送信する。

0151

また、番組コンテンツが「ナレーション」である場合、再生指示部114は、ナレーション情報C3を参照することにより、当該ナレーションのデータをサーバ記憶部12から読み出してコンテンツ再生装置20iに対し、当該コンテンツを送信する。

0152

当該判定結果が肯定的である場合(図5BのSTEP173でYES)、図5BのSTEP175で、再生指示部114は、コンテンツ種別及びコンテンツ再生装置20iの現在位置Piから番組配信基準地点BB1までの距離に応じて、付加コンテンツの内容を決定する。

0153

付加コンテンツを付加する場合、再生指示部114は、コンテンツ種別に適合する付加コンテンツを選択する。例えば、再生指示部114は、コンテンツ種別が「盛り上がる」である場合には、「歓声」を付加コンテンツとして選択する。また、再生指示部114は、コンテンツ種別が「面白い」である場合には、「笑い声」を付加コンテンツとして選択する。

0154

また、再生指示部114は、コンテンツ再生装置20iの現在位置Piから番組配信基準地点BB1までの距離が所定の距離よりも大きい場合(すなわちコンテンツ再生装置20iが番組配信基準地点BB1から所定距離以上離れている場合)、ざわめき等の明確な意味を認識できない歓声を付加コンテンツとして決定する。

0155

例えば、図6に示されるように、番組配信基準地点BB1の距離が比較的大きい使用者M5、使用者M7及び使用者M8のコンテンツ再生装置20iに対しては、再生指示部114は、明確な意味を認識できない歓声(図6では、「ワー」と擬音で表している)を付加コンテンツとして決定する。

0156

一方、コンテンツ再生装置20iの現在位置Piから番組配信基準地点BB1までの距離が所定距離よりも小さい場合(すなわちコンテンツ再生装置20iが番組配信基準地点BB1から所定の距離以内である場合)、再生指示部114は、意味を認識可能な歓声を付加コンテンツとして決定する。

0157

例えば、図6に示されるように、番組配信基準地点BB1の距離が比較的小さい使用者M1及び使用者M3のコンテンツ再生装置20i(i=1,3)に対しては、再生指示部114は、「見えた!」又は「綺麗」等の意味を認識可能な歓声を付加コンテンツとして決定する。

0158

また、再生指示部114は、コンテンツ再生装置20iの現在位置Piから番組配信基準地点BB1までの距離が所定距離よりも大きければ大きいほど(すなわちコンテンツ再生装置20iが番組配信基準地点BB1から離れていれば離れているほど)、付加コンテンツの再生音量を小さくし、又は、付加コンテンツの再生頻度を小さくする。

0159

一方、再生指示部114は、コンテンツ再生装置20iの現在位置Piから番組配信基準地点BB1までの距離が所定距離よりも小さければ小さいほど(すなわちコンテンツ再生装置20iが番組配信基準地点BB1から近ければ近いほど)、付加コンテンツの再生音量を大きくし、又は、付加コンテンツの再生頻度を大きくする。

0160

例えば、図6に示されるように、番組配信基準地点BB1の距離が比較的小さい使用者M1のコンテンツ再生装置20i(i=1)に対しては、再生指示部114は、歓声(付加コンテンツ)の再生頻度を大きくする。

0161

図5BのSTEP176で、再生指示部114は、コンテンツ再生装置20iに対し、番組コンテンツの再生を指示するコンテンツ再生指示信号Dj及び付加コンテンツの番組コンテンツへの重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号DSjを送信する。

0162

再生指示部114は、付加コンテンツ重畳指示信号DSjとして、サーバ記憶部12に記憶された付加コンテンツ情報C4を参照することにより、付加コンテンツのデータを読み出して、コンテンツ再生装置20iに対し、当該付加コンテンツのデータを送信する。これに代えて、再生指示部114は、付加コンテンツのデータを再生装置記憶部22iから読み出す指示を送信してもよいし、付加コンテンツのデータの所在情報を送信してもよい。

0163

また、再生指示部114は、付加コンテンツ重畳指示信号DSjとして、コンテンツ再生装置20iから受信した使用者Miの音声又はジェスチャーを記憶したファイルを送信してもよい。

0164

また、再生指示部114は、コンテンツ再生装置20iに付加コンテンツ重畳指示信号DSjを送信することに加え、たとえば番組配信基準点BBkに設置されたディスプレイ及びスピーカ等の再生装置に付加コンテンツの重畳を指示する信号を送信してもよい。

0165

STEP174、STEP176、STEP177又はSTEP178の後、再生指示部114は、コンテンツ配信第1処理を終了する。

0166

(コンテンツ配信第1処理の作用効果)
コンテンツ配信サーバ10によれば、再生指示部114により、番組配信基準地点BB1から所定距離以内のコンテンツ配信準備エリアA2内である場合(図5AのSTEP164でYES)、番組配信基準地点BB1の番組コンテンツのコンテンツ再生指示信号Djが送信される(図5BのSTEP174又はSTEP176)。

0167

このコンテンツ再生指示信号Djを受信したコンテンツ再生装置20iが当該番組コンテンツを再生することにより(図2のSTEP260でYESかつ図2のSTEP270)、コンテンツ再生装置20iの使用者Miは、当該番組コンテンツを視聴することが出来る。このコンテンツ再生指示信号Djは、番組配信基準地点BB1から所定距離内に存在するコンテンツ再生装置20iに送信される信号であるから、複数のコンテンツ再生装置20iが、共通の番組コンテンツ(番組配信基準地点BB1の番組コンテンツ)を再生している場合、当該複数のコンテンツ再生装置20iの使用者Miらは、番組配信基準地点BB1から所定距離以内のエリア内に存在しているという共通点を有する。

0168

そして、再生指示部114が、いずれかのコンテンツ再生装置20iの使用者Miが所定のアクションATiを行ったと判定した場合(図5BのSTEP173でYES)、それぞれのコンテンツ再生装置20iに対し、歓声等の付加コンテンツの番組コンテンツへの重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号DSjを送信する(図5BのSTEP176)。

0169

各コンテンツ再生装置20iにおいてこの付加コンテンツが再生中の番組コンテンツに重畳されることにより(図2のSTEP260でYESかつ図2のSTEP270)、共通の番組コンテンツを視聴する各コンテンツ再生装置20iの使用者は、前記共通点を有する他の使用者に対し、自己のアクションATiに応じた付加コンテンツを視聴させることが出来るとともに、当該共通点を有する他の使用者のアクションATiに応じた付加コンテンツを視聴することが出来る。これにより、各コンテンツ再生装置20iの使用者は、前記共通点を有する他の使用者らとの一体感を得ることが出来るので、移動中の各使用者の気分が高揚する。コンテンツを視聴することで気分が高揚した各使用者に対して、引き続き、そのコンテンツに対して注意を払うよう促すことが出来る。

0170

コンテンツ配信サーバ10によれば、共通の番組コンテンツがコンテンツ再生装置20iによって再生されている場合であっても、付加コンテンツの内容が、番組配信基準点BBkからの距離に応じて決定される(図5BのSTEP175)ので、コンテンツ再生装置20iの現在位置Piと番組コンテンツに関連付けられた地点BBkとの距離に応じて付加コンテンツの内容が異なりうる。これにより、当該番組コンテンツ及び付加コンテンツを視聴している使用者は、当該番組コンテンツを視聴する他の使用者との一体感に加え、付加コンテンツの内容の変化によって、番組コンテンツに関連付けられた地点までの距離感がつかめるので、移動中の使用者の気分がさらに高揚しうる。

0171

当該構成のコンテンツ配信サーバ10によれば、再生指示部114によって、それぞれのコンテンツ再生装置20iに対し、番組コンテンツとして、コンテンツ再生装置20iの現在位置Piから所定の距離内に存在する地点BBkに関連付けられたコンテンツの再生を指示する信号が送信される(図5BのSTEP174又はSTEP176)。

0172

この信号を受信したコンテンツ再生装置20iにより、コンテンツ再生装置20iの現在位置Piから所定の距離内に存在する地点BBkに関連するコンテンツが再生されることにより(図2のSTEP260でYESかつSTEP270)、コンテンツ再生装置20iの使用者Miは、移動している場所付近をコンテンツの内容から把握することが出来る。この結果、コンテンツ再生装置20iの使用者Miの気分がさらに高揚しうる。

0173

また、コンテンツ再生装置20iが当該コンテンツ再生装置20iの目的地点Giから所定の距離以内の圏内に存在する場合には、再生指示部114によって、他の番組コンテンツに優先して、当該目的地点Giに関連した番組コンテンツの再生を指示する信号が当該コンテンツ再生装置20iに送信される(図5AのSTEP161、図5BのSTEP174及びSTEP176)。

0174

この信号を受信したコンテンツ再生装置20iが当該コンテンツを再生することにより、コンテンツ再生装置20iの使用者Miは、目的地点Giに近づいたことを認識しうるので、コンテンツ再生装置20iの使用者Miの気分がさらに高揚しうる。

0175

同一の場所又は距離的に近い場所に向けて移動する場合であっても、コンテンツ再生装置20iの使用者Miの拠点Hiによって、番組コンテンツに対するコンテンツ再生装置20iの使用者Miの受け止め方が異なることが多い。この点に鑑みて構成されたコンテンツ配信サーバ10によれば、夫々のコンテンツ再生装置20iに対し、拠点情報と位置情報とに応じて番組コンテンツの再生を指示する信号を送信するか否かが決定される(図5AのSTEP163)。この結果、拠点情報と位置情報とに応じた番組コンテンツの再生を指示する信号の送信に際し、コンテンツ再生装置の使用者の拠点Hiと前記コンテンツ再生装置の現在位置Pi、目的地点Gi及び前記現在位置Pi及び前記目的地点Giを結ぶルートRiに含まれる経由地点のうち少なくとも1つとに応じて推定される使用者Miのニーズを勘案して、コンテンツ再生装置20iの使用者Miの気分を高揚させるための番組のコンテンツの配信を行うかどうかを決定することが出来る。

0176

また、コンテンツ配信サーバ10によれば、再生指示部114により、使用者Miの嗜好・ムード情報U2に基づいて番組コンテンツの配信を行うかどうかが決定される(図5BのSTEP172)。これにより、使用者Miの嗜好又はムード設定に沿わないようなコンテンツの配信が回避される。

0177

(第2実施形態のコンテンツ再生処理の概要)
次に、図7を参照して、第2実施形態のコンテンツ配信サーバ10から各コンテンツ再生装置20iへコンテンツを配信するコンテンツ再生処理の概要を説明する。

0178

第1実施形態では、各コンテンツ再生装置20iの現在位置Pi及び目的地点Gi等を勘案せずに番組情報C6を作成し(図2のSTEP100)、当該番組情報に基づいてコンテンツを配信したが(図2のSTEP160)、第2実施形態では、各コンテンツ再生装置20iの現在位置Pi及び目的地点Gi等を勘案した上で番組情報C6を作成し(図7のSTEP350)、当該番組情報に基づいてコンテンツの再生を指示する信号を配信する(図7のSTEP380)点で第1実施形態と異なる。

0179

本説明では、第1実施形態のコンテンツ再生処理と異なる点について詳細に説明し、第1実施形態のコンテンツ再生処理と共通の処理については簡易な説明にとどめる。

0180

図7のSTEP410において、再生装置制御部21iは、再生装置制御部21iの使用者Miの使用者IDと、車両2iの現在位置Piと、車両2iの目的地点Giとを認識する(現在位置検出機能及び目的地点設定機能)。

0181

図7のSTEP420において、再生装置制御部21iは、車両2iの現在位置Piと、車両2iの目的地点Giとを含むルート探索要求及びコンテンツ配信要求とを再生装置無線通信部23iを介してコンテンツ配信サーバ10に対して送信する。

0182

情報認識部112がルート探索要求及びコンテンツ配信要求を受信すると(図7のSTEP310でYES)、図7のSTEP330において、ナビゲーション部111は、認識した車両2iの現在位置Pi及び目的地点Giに基づいて、サーバ記憶部12に記憶されたナビゲーション情報Nを参照することにより、現在位置Piと目的地点Giとを結ぶルートRiを探索し、当該ルートRiの所定の位置を示す座標値等の当該ルートRiを特定するのに必要なルート情報RIiをサーバ通信部13を介して、コンテンツ再生装置20iに送信する。

0183

なお、情報認識部112は、ルート探索要求及びコンテンツ配信要求を受信しない場合(図7のSTEP310でNO)、再度、図7のSTEP310の判定を実行する。

0184

再生装置制御部21iは、再生装置無線通信部23iを介してコンテンツ配信サーバ10からルート情報RIiを受信すると(図7のSTEP430でYES)、図7のSTEP440において、ルート情報RIiに基づいて、ルートRiを描画し、タッチパネル25iに表示させることによりナビゲーションを開始する。これに加え、再生装置制御部21iは、ルート情報RIiに基づいて、スピーカ24iを介して、音声によるナビゲーションを実行してもよい。

0185

再生装置制御部21iは、ルート情報RIiを受信しない場合(図7のSTEP430でNO)、再度、図7のSTEP430の判定を実行する。

0186

図7のSTEP340において、番組作成部113は、各コンテンツ再生装置20iの現在位置Pi、目的地点Gi及びルートRiに基づいて、ほぼ同様の時間帯に、同一又は近傍の目的地点Giに向かうコンテンツ再生装置20iをグルーピングする。

0187

より具体的には、番組作成部113は、互いの目的地点Giが所定距離内で、ほぼ同様の時間帯に地点リストN3に含まれる地点(経由地点)から所定距離内のエリアを通過するルートRiとなったコンテンツ再生装置20iの群を、一つのグループとして扱う。番組作成部113は、互いの目的地点Giが所定距離内で、ほぼ同様の時間帯に目的地点Giに到着予定のコンテンツ再生装置20iの群を、一つのグループとして扱ってもよい。

0188

これにより、例えば、図9に示される団体で移動しようとする複数のコンテンツ再生装置20i(の使用者M11〜M13)、又は偶発的に同一又はほぼ同一の経路を通って同一又は互いに近い目的地点Giに向かっているコンテンツ再生装置20iが1つのグループとして扱われる。

0189

図7のSTEP350において、番組作成部113は、後述する第2番組作成処理(図8)を実行する。第2番組作成処理により、前記経由地点及び目的地点Giに関連したコンテンツの配信順と配信時刻とを定める番組情報C6が生成される。

0190

ナビゲーションを開始後、図7のSTEP450において、再生装置制御部21iは、使用者MiのアクションATi及び車両2iの現在位置Piを認識する(アクション認識機能及び現在位置検出機能)。

0191

図7のSTEP460において、再生装置制御部21iは、認識した使用者MiのアクションATi及び車両2iの現在位置Piを再生装置無線通信部23iを介してコンテンツ配信サーバ10に送信する。

0192

情報認識部112がサーバ通信部13を介して、コンテンツ再生装置20iから使用者MiのアクションATi、及び車両2iの現在位置Piを受信すると(図7のSTEP370でYES)、図7のSTEP380において、再生指示部114は、後述するコンテンツ配信第2処理を実行する。

0193

なお、情報認識部112は、各情報を受信しない場合(図7のSTEP370でNO)、再度、図7のSTEP370の判定を実行する。

0194

当該コンテンツ配信第2処理では、コンテンツ再生装置20iに対し、コンテンツ再生装置20iから使用者MiのアクションATi及び車両2iの現在位置Piに応じたコンテンツの再生を指示する信号(コンテンツ再生指示信号Dj又は付加コンテンツ重畳指示信号DSj)が送信される。

0195

再生装置制御部21iは、再生装置無線通信部23iを介して、コンテンツ配信サーバ10からコンテンツ再生指示信号Dj又は付加コンテンツ重畳指示信号DSjを受信すると(図7のSTEP470でYES)、図7のSTEP480において、コンテンツ再生指示信号Dj又は付加コンテンツ重畳指示信号DSjで指定されたコンテンツを再生(重畳)する(コンテンツ再生機能)。

0196

再生装置制御部21iは、コンテンツ再生指示信号Dj又は付加コンテンツ重畳指示信号DSjを受信しない場合(図7のSTEP470でNO)、再度、図7のSTEP470の判定を実行する。

0197

再生装置制御部21iは、図7のSTEP450以下の処理を再び実行する。

0198

(第2番組作成処理)
次に、図8図9を参照しながら、サーバ制御部11(番組作成部113)がコンテンツの配信順と配信時刻とを定める番組情報C6を作成する第2番組作成処理(図7のSTEP350)を説明する。

0199

第2番組作成処理は、番組作成部113が、各コンテンツ再生装置20iの目的地点Gi及びルートRi、コンテンツ再生装置20iの使用者Miの嗜好等のコンテンツ再生装置20iの個別的事情を認識した上で番組作成を行う点で、第1番組作成処理と異なる。

0200

本説明では、第1番組作成処理と異なる点について詳細に説明し、第1番組作成処理と共通の処理については簡易な説明にとどめる。

0201

図8のSTEP351において、番組作成部113は、サーバ記憶部12に記憶された地点リストN3(表2参照)を参照することにより、各コンテンツ再生装置20iの共通の目的地点Gi又は各目的地点Giから所定の距離の地点、又は各コンテンツ再生装置20iが共通して通過する経由地点又は各コンテンツ再生装置20iの各ルートRiから所定距離内にある地点を、番組作成対象地点BCkとして認識する。

0202

例えば、各コンテンツ再生装置20iの目的地点Giが共通の「○○海岸」である場合、番組作成部113は、「○○海岸」を番組作成対象地点BCkとして認識する。また、各コンテンツ再生装置20iの各ルートRiから所定距離内にある地点が「△△歌劇場」である場合、番組作成部113は、「△△歌劇場」を番組作成対象地点BCkとして認識する。

0203

図8のSTEP352において、番組作成部113は、サーバ記憶部12に記憶されたコンテンツリストC5(表1参照)を参照することにより、番組作成対象地点BCkに関連したコンテンツを配信対象コンテンツリストに加える。

0204

図8のSTEP353において、番組作成部113は、サーバ記憶部12に記憶された地点リストN3(表2参照)、コンテンツ配信サーバ10の時計機能及びルートRiを参照することにより、番組作成対象地点BCkの地点種別、季節及び番組対象地点への到着(通過)予定時刻を認識する。

0205

図8のSTEP354において、番組作成部113は、サーバ記憶部12に記憶されたコンテンツリストC5(表1参照)及び地点種別リストN4(表3参照)を参照することにより、番組作成対象地点BCkの地点種別に関連したコンテンツを配信対象コンテンツリストに加える。

0206

例えば、番組作成部113は、番組作成対象地点BCk「○○海岸」の地点種別が「海岸」であり、現在の季節の季節が「夏」であり、到着予定時刻が「15:00〜20:00」に含まれる場合、地点種別リストN4(表3参照)に基づいて、タグ「屋外」「花火」を認識する。そして、番組作成部113は、コンテンツリストC5(表1参照)に基づいて、当該タグ「屋外」「花火」を有するコンテンツ「天気予報」「漫才X3」を認識する。番組作成部113は、このようにして認識したコンテンツ「天気予報」「漫才X3」を配信対象コンテンツリストに加える。

0207

図8のSTEP355において、番組作成部113は、サーバ記憶部12に記憶された嗜好・ムード情報U2を参照することにより、各使用者の嗜好を認識する。

0208

図8のSTEP356において、番組作成部113は、各使用者Miの嗜好と合致しないコンテンツを配信対象コンテンツリストから除外する。

0209

図8のSTEP357において、番組作成部113は、各コンテンツのバージョンを決定する。

0210

図8のSTEP358において、番組作成部113は、各コンテンツ再生装置20iが、各コンテンツに関連付けられた地点付近に滞在する予定時間帯を認識する。

0211

例えば、番組作成部113は、コンテンツ再生装置20iが「△△歌劇場」から所定距離以内に滞在する予定時間帯(例えば10:20〜11:00等)を認識する。

0212

図8のSTEP359において、番組作成部113は、番組作成対象地点BCkすべてに対してSTEP351〜STEP358の処理を完了したか否かを判定する。

0213

当該判定結果が否定的な場合(図8のSTEP359‥NO)、番組作成部113は、未処理の番組作成対象地点BCkについて、STEP351〜STEP358の処理を実行する。

0214

当該判定結果が肯定的な場合(図8のSTEP359‥YES)、図8のSTEP360において、番組作成部113は、各エリアの滞在予定時間及び配信対象コンテンツリストに基づいて、配信するコンテンツの配信順及び配信時刻である番組情報C6を決定する。番組作成部113は、各コンテンツの再生時間と移動にかかる予定時間との間に相違がある場合、一般的なコンテンツ(例えば、図9に示される音楽X10)を番組情報C6に含めてもよい。

0215

図8のSTEP361において、番組作成部113は、ナレーション情報C3を参照することにより、番組情報C6に各コンテンツのナレーションを差し込む。

0216

この第2番組作成処理により、図9に示されるように、目的地点Gi「○○海岸」及び経由地点「△△歌劇場」に関連したコンテンツの配信順及び配信時刻を規定する番組情報C6が作成される。

0217

(コンテンツ配信第2処理)
次に、図10を参照して、サーバ制御部11(再生指示部114)により実行されるコンテンツ配信第2処理(図7のSTEP380)について説明する。

0218

図10のSTEP381において、再生指示部114は、番組情報C6及び現在時刻に基づいて、配信する番組コンテンツを認識する。

0219

図10のSTEP382において、再生指示部114は、各コンテンツ再生装置20iから受信した使用者MiのアクションATi情報を参照することにより、所定期間(例えば5分)において、各コンテンツ再生装置20iのうち、いずれかのコンテンツ再生装置20iの使用者Miが所定のアクションATiを行ったか否かを判定する。

0220

当該判定結果が否定的である場合(図10のSTEP382でNO)、図10のSTEP383で、再生指示部114は、図5BのSTEP174と同様に、コンテンツ再生装置20iに対し、番組コンテンツのコンテンツ再生指示信号Djを送信する。

0221

当該判定結果が肯定的である場合(図10のSTEP382でYES)、図10のSTEP384で、再生指示部114は、図5BのSTEP175と同様に、コンテンツ種別及びコンテンツ再生装置20iの現在位置Piから番組配信基準地点BBkまでの距離に応じて、付加コンテンツの内容を決定する。

0222

図10のSTEP385で、再生指示部114は、図5BのSTEP176と同様に、コンテンツ再生装置20iに対し、番組コンテンツの再生を指示するコンテンツ再生指示信号Dj及び付加コンテンツの重畳を指示する付加コンテンツ重畳指示信号DSjを送信する。

0223

再生指示部114は、付加コンテンツ重畳指示信号DSjとして、サーバ記憶部12に記憶された付加コンテンツ情報C4を参照することにより、付加コンテンツのデータを読み出して、コンテンツ再生装置20iに対し、当該付加コンテンツのデータを送信する。

0224

STEP383又はSTEP385の後、再生指示部114は、コンテンツ配信第2処理を終了する。

0225

(第2実施形態の作用効果)
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。

0226

また、第2実施形態により、図9に示される、団体で○○海岸へ移動しようとしている使用者Mi(i=11〜13)の各コンテンツ再生装置20i(i=11〜13)に対し、当該コンテンツ再生装置20i(i=11〜13)向けに作成された番組情報に沿って番組コンテンツの再生を指示する信号が送信される(図10のSTEP383、STEP385)。これにより、各コンテンツ再生装置20i(i=11〜13)の使用者Mi(i=11〜13)の気分を高揚させることが出来る。

0227

また、コンテンツ配信第2処理によれば、同一の行動目的を有している使用者Miの互いのアクションATiがあった場合に、各コンテンツ再生装置20iに付加コンテンツ重畳指示信号DSjが送信される(図10のSTEP382でYESかつ図10のSTEP385)。同一の行動目的を有している使用者Miは、行動目的の達成が近づくと、それぞれの気分が高揚し、発声等のアクションATiを行うこと多くなると考えられるので、当該構成によれば、目的地点Giに近づくほど、それぞれのコンテンツ再生装置20iに送信される付加コンテンツ重畳指示信号DSjの頻度が高まり、図9右側に示すように、にぎやかさを演出することが出来る。これにより、使用者Miの気分を高揚させることが出来る。

0228

10‥コンテンツ配信サーバ、11‥サーバ制御部、112‥情報認識部(位置認識部、アクション認識部)、114‥再生指示部(関連コンテンツ再生指示部、付加コンテンツ重畳指示部)13‥サーバ通信部、20i‥コンテンツ再生装置、Mi‥使用者、ATi‥アクション。

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