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技術 吸込口体および電気掃除機

出願人 東芝ライフスタイル株式会社
発明者 鳥澤陽
出願日 2015年10月14日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2015-202911
公開日 2017年4月20日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2017-074192
状態 特許登録済
技術分野 電気掃除機(1) 電気掃除機(ノズル)
主要キーワード 部材本 回転管 複数開口 駆動室 着脱開口 通気構造 長期維持 通気開口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年4月20日)のものです。
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図面 (5)

課題

電動機の冷却性能長期維持できる床ブラシおよびこれを備えた電気掃除機を提供する。

解決手段

床ブラシ24は、ケース体31と、吸込口と、電動機37とを有する。吸込口は、ケース体31の被掃除面に対向する下部に開口される。電動機37は、ケース体31内に収容され、通電によって発熱する。ケース体31は、開口部35と、冷却風路51とを備える。開口部35は、ケース体31の下部を除く位置に開口される。冷却風路51は、開口部35と連通してケース体31内に蛇行して設けられ、開口部35から電動機37の冷却用の空気を吸い込む。

概要

背景

従来、電気掃除機延長管掃除機本体に接続されて用いられる吸込口体としての床ブラシとして、回転清掃体である回転ブラシ車輪電動機によって駆動させるものがある。近年、床ブラシの使い勝手を向上することを目的として、小型化および軽量化が求められるとともに、操作性の向上への要求から自走性が求められ、電動機を小型化しつつ高い負荷状態で使用する状態となっている。

通常、電動機とこの電動機の動作を制御する制御回路とは、床ブラシのケース体の内部に区画された電動機室制御室内に収容されており、電動送風機の駆動によって生じる負圧を利用して、ケース体の外面部の後面あるいは側面に開口された開口部から電動機室や制御室外気を吸い込む気流を発生させて、電動機や制御回路を冷却するように構成されている。

開口部は、被掃除面に比較的近い位置であるため、被掃除面から舞い上がった塵埃が開口部から入り込んで電動機や制御回路に付着しないように、開口部にフィルタを設けている。このため、使用回数(使用時間)の増加に伴い、フィルタに塵埃が付着することで通気性が低下する。そこで、電動気室や制御室に吸い込む空気の量が減少し電動機や制御回路の冷却効果減衰しないようにすることが求められる。

概要

電動機の冷却性能長期維持できる床ブラシおよびこれを備えた電気掃除機を提供する。床ブラシ24は、ケース体31と、吸込口と、電動機37とを有する。吸込口は、ケース体31の被掃除面に対向する下部に開口される。電動機37は、ケース体31内に収容され、通電によって発熱する。ケース体31は、開口部35と、冷却風路51とを備える。開口部35は、ケース体31の下部を除く位置に開口される。冷却風路51は、開口部35と連通してケース体31内に蛇行して設けられ、開口部35から電動機37の冷却用の空気を吸い込む。

目的

本発明が解決しようとする課題は、通電部の冷却性能を長期維持できる吸込口体およびこれを備えた電気掃除機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

ケース体と、このケース体の被掃除面に対向する下部に開口された吸込口と、前記ケース体内に収容され、通電によって発熱する通電部とを具備し、前記ケース体は、このケース体の下部を除く位置に開口された開口部と、この開口部と連通して前記ケース体内に蛇行して設けられ、前記開口部から前記通電部の冷却用の空気を吸い込む冷却風路を備えていることを特徴とした吸込口体

請求項2

ケース体は、冷却風路の内部に複数設けられ、前記冷却風路を通過する空気の流れ方向と交差する方向に互いに反対側から交互に突出して先端側がラップする遮蔽板を備え、前記冷却風路は、前記遮蔽板によって蛇行されていることを特徴とした請求項1記載の吸込口体。

請求項3

ケース体は、冷却風路にて少なくともいずれかの遮蔽板の基端部の上流側に、塵埃を溜める溝部を備えていることを特徴とした請求項2記載の吸込口体。

請求項4

開口部は、ケース体の上部に開口されていることを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の吸込口体。

請求項5

ケース体は、開口部を含み、冷却風路を開閉可能な蓋部を備えていることを特徴とした請求項1ないし4いずれか一記載の吸込口体。

請求項6

電動送風機を備えた掃除機本体と、前記電動送風機の吸込側に連通する請求項1ないし5いずれか一記載の吸込口体とを具備したことを特徴とした電気掃除機

技術分野

0001

本発明の実施形態は、通電によって発熱する通電部をケース体内に有する吸込口体およびこれを備えた電気掃除機に関する。

背景技術

0002

従来、電気掃除機の延長管掃除機本体に接続されて用いられる吸込口体としての床ブラシとして、回転清掃体である回転ブラシ車輪電動機によって駆動させるものがある。近年、床ブラシの使い勝手を向上することを目的として、小型化および軽量化が求められるとともに、操作性の向上への要求から自走性が求められ、電動機を小型化しつつ高い負荷状態で使用する状態となっている。

0003

通常、電動機とこの電動機の動作を制御する制御回路とは、床ブラシのケース体の内部に区画された電動機室制御室内に収容されており、電動送風機の駆動によって生じる負圧を利用して、ケース体の外面部の後面あるいは側面に開口された開口部から電動機室や制御室外気を吸い込む気流を発生させて、電動機や制御回路を冷却するように構成されている。

0004

開口部は、被掃除面に比較的近い位置であるため、被掃除面から舞い上がった塵埃が開口部から入り込んで電動機や制御回路に付着しないように、開口部にフィルタを設けている。このため、使用回数(使用時間)の増加に伴い、フィルタに塵埃が付着することで通気性が低下する。そこで、電動気室や制御室に吸い込む空気の量が減少し電動機や制御回路の冷却効果減衰しないようにすることが求められる。

先行技術

0005

特開2013−188444号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明が解決しようとする課題は、通電部の冷却性能長期維持できる吸込口体およびこれを備えた電気掃除機を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

実施形態の吸込口体は、ケース体と、吸込口と、通電部とを有する。吸込口は、ケース体の被掃除面に対向する下部に開口される。通電部は、ケース体内に収容され、通電によって発熱する。そして、ケース体は、開口部と、冷却風路とを備える。開口部は、ケース体の下部を除く位置に開口される。冷却風路は、開口部と連通してケース体内に蛇行して設けられ、開口部から通電部の冷却用の空気を吸い込む。

図面の簡単な説明

0008

一実施形態の吸込口体を示す一部の斜視断面図である。
同上吸込口体の一部の分解斜視図である。
同上吸込口体を下方から示す斜視図である。
同上吸込口体を備えた電気掃除機の斜視図である。

実施例

0009

以下、一実施形態の構成を図1ないし図4を参照して説明する。

0010

図4において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12と、この掃除機本体12に対して着脱可能に接続される風路形成体である管部13とを有している。

0011

掃除機本体12は、被掃除面としての床面上を旋回および走行可能であり、電動送風機15、この電動送風機15の動作を制御する図示しない本体制御部、および、これら電動送風機15および本体制御部などに給電するためのコードリール装置、あるいは二次電池などの電源部などを収容しているとともに、電動送風機15の吸込側に連通する集塵部18を備えている。また、掃除機本体12の前部には、集塵部18に連通するとともに管部13の基端側が接続される本体吸込口19が開口形成されている。なお、本実施形態では、集塵部18として例えばサイクロン分離式の集塵部を用いるが、例えば紙パックやフィルタなど、任意の集塵部を用いることもできる。

0012

管部13は、ホース体21と、このホース体21に対して着脱可能な例えば合成樹脂製の延長管22と、この延長管22に対して着脱可能な吸込口体としての床ブラシ24とを備えている。

0013

ホース体21は、可撓性を有するホース部25と、このホース部25の基端側(下流側)に設けられ本体吸込口19に接続される接続管部26と、ホース部25の先端側(上流側)に設けられた手元操作部27とを有している。

0014

手元操作部27には、延長管22の基端側(下流側)が着脱可能に接続される。また、この手元操作部27には、使用者把持する把持部28が基端側に突出して形成されており、この把持部28には電動送風機15の動作モードなどを設定するための設定ボタン29が配置されている。

0015

そして、床ブラシ24は、床面上を走行させることにより床面上の塵埃を吸い込むものである。なお、以下、前後方向および左右方向(両側方向、幅方向)はこの床ブラシ24の走行方向を基準とし、上下方向は床ブラシ24を平坦な床面上に載置した状態での反重力方向および重力方向とする。この床ブラシ24は、左右方向に延びる長手状、すなわち横長に形成されたケース体31と、このケース体31の後部に回転可能に接続され延長管22の先端側(上流側)に着脱可能に接続される接続管32とを備えている。

0016

ケース体31には、概略として、図2に示すように、吸込口34、開口部35および通気開口部36が開口され、通電部としての電動機(モータ)37と、この電動機37により回転駆動される被駆動部としての回転清掃体(回転体)である回転ブラシ38(図3)と、電動機37の駆動力を回転ブラシ38に伝達する伝達部39と、電動機37の動作を制御する制御部40(図3)とがそれぞれ備えられている。より詳細に、ケース体31は、例えば合成樹脂などにより形成された複数のケース本体に分割されており、本実施形態では、下ケース41と、上ケース42と、カバー体である前カバー43(図3)と、風路構成部材44と、蓋部45と、接触緩衝用バンパ46(図3)とにより構成されている。そして、このケース体31には、図3に示すように、回転ブラシ38が取り付けられる吸込室47と、電動機37が収容される電動機室48と、伝達部39(図1)が収容される駆動室49と、制御部40が収容される制御室50とがそれぞれ区画されている。さらに、このケース体31には、図1に示すように、開口部35と吸込室47とを連通する冷却風路51が区画されている。

0017

図3に示す吸込口34は、ケース体31の被掃除面に対向する下部に位置しており、左右方向に長手状に延び、吸込室47の下部および前部を開口する。この吸込口34は、接続管32と連通し、(延長管22およびホース体21などを介して)電動送風機15の吸込側と連通する。したがって、この吸込口34には、電動送風機15(図4)の駆動により負圧が作用するように構成されている。

0018

図1に示す開口部35は、電動機37の冷却用の空気として外気を冷却風路51に吸い込むもので、ケース体31の下部を除く位置、すなわちケース体31の上部または後部に配置される。本実施形態では、開口部35は、ケース体31の上部、例えば蓋部45に位置している。また、これら開口部35は、電動機37(電動機室48)の上方に位置している。これら開口部35は、例えば微細丸穴状に形成されており、ケース体31(床ブラシ24)の左右方向および前後方向の所定の範囲に列を成して配置されている。

0019

図2に示す通気開口部36は、制御部40(図3)の冷却用の空気として外気を制御室50に吸い込むもので、ケース体31の下部を除く位置、すなわちケース体31の上部または後部に配置される。本実施形態では、通気開口部36は、ケース体31の上側の後部に位置している。また、この通気開口部36は、制御室50の上方に位置している。したがって、この通気開口部36は、接続管32(図3)を挟んで、開口部35と反対側に配置されている。この通気開口部36は、例えばスリット状に形成されている。また、この通気開口部36には、図示しないが、フィルタが取り付けられている。このフィルタは、通気開口部36から制御室50に吸い込む空気に含まれる塵埃を吸着するものである。

0020

電動機37は、管部13(図4)を介して掃除機本体12(図4)の電源部から給電されて動作するものである。この電動機37は、左右方向に軸方向を沿わせた状態で電動機室48に収容されている。この電動機37は、例えば放熱性に優れたアルミニウムなどの金属製などの略円筒状のケース52を備え、このケース52の内部に、図示しないが、ロータ、および、例えばネオジム磁石により構成されたステータなどの電動機本体が配置されている。ロータと一体の出力軸である回転軸53は、ケース52の一端部から外部へと導出されて駆動室49に挿入されている。また、この電動機37には、図示しないリード線カーボンブラシなどに電気的に接続されており、これらリード線が接続管32(図3)の下部を通して制御室50側に接続されている。

0021

ケース52には、一端側に複数の吸気口である上流側開口54が開口されているとともに、ケース52の他端側に複数の排気口である下流側開口55が開口されている。

0022

上流側開口54は、電動機37(ケース52)の外周面の一端側寄りの位置に、それぞれ周方向に離間されて複数開口されている。これら上流側開口54は、電動機37(ケース52)の周方向に沿って長手状に開口されている。また、下流側開口55は、電動機37(ケース52)の外周面の他端側寄りの位置に、それぞれ周方向に離間されて複数開口されている。そして、これら上流側開口54と下流側開口55とは、電動機37(ケース52)の内部を介して互いに連通している。

0023

図3に示す回転ブラシ38は、絨毯などの床面に入り込んだ塵埃を回転によって掻き出すものである。この回転ブラシ38は、吸込室47の長手方向である左右方向に沿って軸方向を有するように配置されており、一端側が駆動室49内に挿入された状態で両端がそれぞれケース体31に軸支されている。また、この回転ブラシ38は、例えば合成樹脂製などのブラシ毛軟質の合成樹脂製のブレードなどの清掃部材38aを外周面の周方向に複数有しており、これら清掃部材38aが一端から他端へと螺旋状にねじられて配置されている。

0024

図1に示す伝達部39は、例えば電動機37の回転軸に取り付けられたプーリ57と、このプーリ57と回転ブラシ38(図3)の一端との間に巻き掛けられた図示しないタイミングベルトとにより構成されており、電動機37の回転に伴って回転ブラシ38(図3)を例えば同方向に回転駆動させるようになっている。

0025

図3に示す制御部40は、管部13(図4)を介して掃除機本体12(図4)の電源部から給電されている。この制御部40には、電動機37と電気的に接続された図示しないリード線の他に、接続管32の内部(接続管32内の風路の外部)および延長管22(図4)の内部(延長管22(図4)内の風路の外部)を通して設定ボタン29(図4)や電動機室48側(電動機37)と電気的に接続されたリード線などが電気的に接続されている。そして、この制御部40は、例えば手元操作部27(図4)の設定ボタン29(図4)の操作による設定などに応じて電動機37の駆動をオンオフするように制御する。

0026

図2に示す下ケース41は、ケース体31の下部および後部の下側を構成するものである。この下ケース41は、前端部に吸込口34が切り欠き形成されている。また、この下ケース41には、吸込口34の後部に、吸込室47と電動機室48および制御室50とを前後に区画する隔壁部61が上下方向に立ち上げられている。さらに、この下ケース41には、接続管32(図3)の前端部が取り付けられる突出部62が後部から後方に向けて突設されている。また、この下ケース41には、電動機37を保持するリブ状の保持部63、および、制御部40を保持する制御保持部64などが上方に向けて突設されている。

0027

隔壁部61は、左右方向に長手状の壁状に形成されている。この隔壁部61の左右方向の中央部には、接続管32(図3)と吸込室47とを連通する接続開口66が開口されている。また、この隔壁部61には、吸込室47と電動機室48とを連通する連通開口部67と、吸込室47と制御室50とを連通する排気開口部68とがそれぞれ開口されている。

0028

接続開口66は、円形状に形成されており、突出部62の前方に位置している。

0029

連通開口部67および排気開口部68は、接続開口66を挟んで互いに反対側である左右に位置している。連通開口部67は、排気開口部68よりも開口量が大きく設定されている。また、連通開口部67は、例えばケース体31の長手方向に離間されて複数設けられている。同様に、排気開口部68は、例えばケース体31の長手方向に離間されて複数設けられている。

0030

上ケース42は、下ケース41の上部を覆ってケース体31の上部を構成するものである。この上ケース42は、本実施形態では、図4に示すように、例えば第1の上ケース本体である前部上ケース42aと、第2の上ケース本体である後部上ケース42bとに前後に分割されている。

0031

前部上ケース42aは、左右方向に長手状、すなわち横長に形成されており、図3に示す吸込室47(回転ブラシ38)の上方を覆っている。

0032

図2に示す後部上ケース42bは、左右方向に長手状、すなわち横長に形成されており、電動機室48、冷却風路51(図1)および制御室50の上方を覆っている。この後部上ケース42bは、一側の下部が風路構成部材44の上方に対向している。また、この後部上ケース42bには、蓋部45の着脱により開閉される着脱開口69が開口されている。したがって、上ケース42には、着脱開口69が備えられている。

0033

図3に示す前カバー43は、横長の板状に形成されており、上端部が上ケース42(前部上ケース42a(図4))の前端部に回動可能に軸支されている。したがって、この前カバー43は、前後方向に回動可能となっている。また、この前カバー43は、回転ブラシ38の前方を覆って配置されている。

0034

図1に示す風路構成部材44は、下ケース41と上ケース42との間に配置され、上ケース42(後部上ケース42b)および/または蓋部45との間で冷却風路51を区画するものである。すなわち、この風路構成部材44は、電動機37の上方に配置され、冷却風路51の下部(底部)および電動機室48の上部(天井部)を構成している。この風路構成部材44は、例えば合成樹脂などにより形成されている。この風路構成部材44は、板状の部材本体71を備えている。また、この風路構成部材44には、冷却風路51の両端部を区画する区画板72,72が設けられている。さらに、この風路構成部材44には、遮蔽板である下部遮蔽板73が単数または複数設けられている。また、この風路構成部材44には、下部遮蔽板73の基端部に溝部74が設けられている。さらに、この風路構成部材44には、電動機37の上流側開口54と連通する通気開口75が設けられている。

0035

区画板72は、それぞれ前後方向に沿うリブ状に形成されており、部材本体71から冷却風路51の内方に向かって上方に突設されている。これら区画板72は、先端部(上端部)が上ケース42(蓋部45)と密着することにより、冷却風路51をケース体31内に密閉して区画する。

0036

下部遮蔽板73は、前後方向に沿うリブ状に形成されており、部材本体71から冷却風路51の内方に向かって上方に複数突設されている。これら下部遮蔽板73は、区画板72,72間の位置にて、左右方向、すなわち冷却風路51内の空気の通過方向に互いに離間されて櫛歯状に配置されている。また、これら下部遮蔽板73の先端部(上端部)は、上ケース42(蓋部45)に対して下方に離間されている。

0037

溝部74は、下部遮蔽板73の下端部に沿って部材本体71に凹設されている。この溝部74は、下部遮蔽板73の冷却風路51の上流側に配置されており、冷却風路51を通過する空気に含まれる塵埃が下部遮蔽板73にぶつかって落下することで溜められるように構成されている。

0038

通気開口75は、冷却風路51の下流端に位置する区画板72の下端部に沿って部材本体71を貫通してスリット状に開口されている。この通気開口75は、上流側開口54を露出させるように開口されている。

0039

蓋部45は、例えば合成樹脂などにより形成されている。この蓋部45は、着脱開口69を覆うように着脱可能となっている。この蓋部45には、複数の開口部35のうちの少なくとも一部、本実施形態では全ての開口部35が配置されている。また、この蓋部45は、風路構成部材44の上方に対向して配置され、冷却風路51の上部を区画している。このため、蓋部45を上ケース42(後部上ケース42b)から取り外すことで、冷却風路51の上部が着脱開口69から外部に露出するようになっている。さらに、この蓋部45は、板状の蓋部本体77を備えている。また、この蓋部45には、遮蔽板である上部遮蔽板78が設けられている。さらに、この蓋部45には、上部遮蔽板78の基端部に溝部79が設けられている。

0040

上部遮蔽板78は、前後方向に沿うリブ状に形成されており、蓋部45から冷却風路51の内方に向かって下方に複数突設されている。これら上部遮蔽板78は、左右方向、すなわち冷却風路51内の空気の通過方向に略等間隔に離間されて配置されている。さらに、これら上部遮蔽板78の先端部(下端部)は、風路構成部材44に対して下方に離間されている。そして、これら上部遮蔽板78は、風路構成部材44に設けられた下部遮蔽板73と、冷却風路51を通過する空気の流れ方向に交互に配置されている。換言すれば、互いに隣接する上部遮蔽板78,78間に下部遮蔽板73が位置し、互いに隣接する下部遮蔽板73,73間に上部遮蔽板78が位置するように構成されている。また、上部遮蔽板78と下部遮蔽板73とは、先端側が冷却風路51を通過する空気の流れ方向にラップして形成されている。したがって、冷却風路51が、上部遮蔽板78と下部遮蔽板73とによって、全体としての空気の流れ方向である左右方向に対して交差(直交)する上下方向にジグザグ状に蛇行するラビリンス構造となっている。

0041

溝部79は、上部遮蔽板78の上端部に沿って蓋部本体77に凹設されている。この溝部79は、上部遮蔽板78の冷却風路51の上流側に配置されており、冷却風路51を通過する空気に含まれる塵埃が上部遮蔽板78にぶつかることで溜められるように構成されている。

0042

図3に示すバンパ46は、例えば軟質の合成樹脂などにより形成されており、下ケース41と上ケース42との間で前部両側から両側部に亘って配置されている。

0043

吸込室47は、前部に位置して左右に長手状に延び、隔壁部61と上ケース42(前部上ケース42a(図4))とにより後部および上部が区画され、吸込口34により前部および下部が開口され、前カバー43により前側が覆われている。

0044

電動機室48は、吸込室47の後部一側に隣接し、接続管32(突出部62)の一側に位置し、上ケース42(後部上ケース42b)および下ケース41により上下左右および前後が区画されている。また、この電動機室48は、隔壁部61を介して前部が吸込室47と隣接している。さらに、この電動機室48内には、保持部63が位置している。そして、この電動機室48は、冷却風路51および開口部35を介してケース体31の外部(上部)と連通するとともに、連通開口部67を介して吸込室47と連通している。

0045

駆動室49は、前後方向に沿って長手状に形成されている。この駆動室49には、回転ブラシ38の一端側と電動機37の回転軸53とがそれぞれ挿入されている。そして、この駆動室49には、伝達部39が収容されている。

0046

制御室50は、吸込室47の後部他側に隣接し、接続管32(突出部62)の他側に位置し、上ケース42(後部上ケース42b)および下ケース41により上下左右および前後が区画されている。すなわち、この制御室50は、接続管32に対して電動機室48と反対側に位置している。また、この制御室50は、隔壁部61を介して前部が吸込室47と隣接している。すなわち、隔壁部61は、吸込室47と制御室50との間に介在されている。さらに、この制御室50内には、電動機37の駆動を制御する制御部40が収容されている。

0047

冷却風路51は、ケース体31内の電動機室48(電動機37)の上方のスペースに区画されている。この冷却風路51は、ケース体31の内部にて左右方向に沿って長手状に形成されている。この冷却風路51の上流端となる開口部35は、床ブラシ24(ケース体31)の長手方向である左右方向の中央部寄りに位置しており、冷却風路51は開口部35から下流端となる通気開口75へと、全体として左右方向の一側に向かって空気が流れるように構成されている。

0048

一方、図4に示す接続管32は、ケース体31に対して軸回り方向(軸心回り方向)に回動可能に軸支された円筒状の第1回転管81と、この第1回転管81の軸方向に対して交差(直交)する方向に回動軸を有してこの第1回転管81に前端側(上流側)が回動可能に軸支されるとともに延長管22の先端に後端側(下流側)が着脱可能に連通接続される円筒状の第2回転管82とを備えている。そして、第1回転管81が、図2に示すケース体31の突出部62上に位置し、接続開口66を介して吸込室47(吸込口34)と連通されている。

0049

次に、上記一実施形態の作用を図1ないし図4を参照して説明する。

0050

床ブラシ24を組み立てる際には、概略として、下ケース41に対して、制御部40および電動機37をそれぞれ組み付けるとともに、回転ブラシ38を取り付け、電動機37の回転軸53と回転ブラシ38の一端とを伝達部39により連結し、バンパ46を下ケース41上に載置し、風路構成部材44を電動機37上に被せるとともに、前カバー43を取り付けた上ケース42をこの下ケース41に対して上方から被せ、ねじなどの固定部材により下ケース41と上ケース42とを固定する。

0051

そして、掃除の際には、まず、使用者は、掃除機本体12の本体吸込口19に、接続管部26を介してホース体21を連通接続し、このホース体21の先端側の手元操作部27に、延長管22および床ブラシ24を順次連通接続する。したがって、床ブラシ24の吸込室47(吸込口34)が電動送風機15の吸込側と連通する。

0052

次いで、床ブラシ24を床面上に載置し、電源部から本体制御部および電動送風機15へと給電可能な状態として、把持部28を把持した使用者が所定の設定ボタン29を操作すると、この設定ボタン29により設定された動作モードに応じて本体制御部が電動送風機15の入力を制御して、電動送風機15が駆動される。

0053

さらに、使用者は、床ブラシ24を床面上で前後に走行させることで、電動送風機15の駆動により生じる負圧の作用によって、床ブラシ24の先端側の吸込口34から塵埃を空気とともに吸い込む。このとき、床ブラシ24を挿入する隙間と使用者の立ち位置との間の角度や隙間の高さに応じて、使用者が手元操作部27の把持部28により延長管22を操作することで、第1回転管81および第2回転管82の回動により、床ブラシ24は床面との接地を維持したまま延長管22に対する角度を変えて、隙間などに挿入される。

0054

また、使用者は、床面の種類に応じて、回転ブラシ38を適宜回転させる。このとき、使用者が所定の設定ボタン29を操作すると、この設定ボタン29の操作に応じて、掃除機本体12側から配線を介して給電される電動機37が制御部40により駆動され、この電動機37の回転軸53と連結された伝達部39のプーリ57およびタイミングベルトを介して回転ブラシ38が高速回転され、床面の塵埃を掻き出したり、床面を磨いたりなどの掃除補助をする。

0055

さらに、吸込口34(吸込室47)に負圧が作用することで、電動機室48および制御室50内にも連通開口部67および排気開口部68を介して負圧が作用し、電動機室48には、開口部35、冷却風路51および通気開口75を介して空気が吸い込まれ、制御室50には、通気開口部36から空気がフィルタを介して吸い込まれる。

0056

このとき、冷却風路51内を通過する空気は、遮蔽板78,73に衝突しながら遮蔽板78,73間をジグザグ状に通過することで乱流が発生して遮蔽板78,73の上流側に滞留部が生じ、この空気に含まれる微細な塵埃が分離されて溝部74,79に溜められる。このため、電動機室48に流入する空気は、塵埃が除去された空気となる。そして、電動機室48では、通気開口75と連通する上流側開口54から電動機37のケース52内に空気が吸い込まれ、このケース52内の電動機本体を冷却し、下流側開口55からケース52の外部に空気が排出され、連通開口部67へと通過する。

0057

制御室50では、フィルタを通過した空気が排気開口部68へと通過するときに制御部40を冷却する。

0058

電動機37および制御部40を冷却した空気は、連通開口部67および排気開口部68から吸込室47へと吸い込まれる。そして、床ブラシ24の吸込室47に吸い込まれた空気は吸込風となり、延長管22およびホース体21を介して、塵埃を本体吸込口19から集塵部18へと運び、この集塵部18にて塵埃を捕集する。

0059

この後、塵埃が除去された吸込風は電動送風機15へと吸い込まれ、この電動送風機15を通過して排気風となり、掃除機本体12の後部などに設けられた図示しない排気口から掃除機本体12の外部へと排気される。

0060

掃除が終了すると、使用者が設定ボタン29を操作することで、本体制御部が電動送風機15を停止させる。このとき、回転ブラシ38が動作している場合には、制御部40が電動機37も停止させる。

0061

以上説明した一実施形態によれば、開口部35から電動機37の冷却用の空気を吸い込む冷却風路51をケース体31内で蛇行させたので、冷却風路51を通過する空気に乱流を生じさせ、空気に含まれる塵埃を冷却風路51内で除去することができる。すなわち、経時的に目詰まりが生じるフィルタなどを配置することなく、電動機37を冷却する空気から塵埃を除去できるので、電動機37の冷却性能を長期維持でき、使用時間によらず電動機37を確実に冷却できる。

0062

特に、近年、より強い回転力を得るために、ネオジム磁石を用いた電動機37が採用されることがあり、ネオジム磁石は、熱減磁が生じやすいので、より効率よく電動機37を冷却することが求められる。そこで、上記のような冷却風路51を用いることで、ネオジム磁石を用いる電動機37であっても冷却性能を長期維持できるので、電動機37を冷却して強い回転力を維持できる。

0063

また、冷却風路51の内部に、この冷却風路51を通過する空気の流れ方向と交差する方向に互いに反対側から交互に遮蔽板73,78を突出させ、これら遮蔽板73,78の先端側を、冷却風路51を通過する空気の流れ方向にラップさせたので、蛇行する冷却風路51を容易に構成できる。

0064

また、開口部35をケース体31の上部に設けることで、開口部35を床面から遠ざけることができ、掃除の際に床面から舞い上がる塵埃を開口部35から吸い込みにくくできる。しかも、床ブラシ24(ケース体31)の上部に開口部35を設ける場合、使用者が誤って液体をこぼした際に開口部35から液体が入り込むこととなるものの、開口部35と電動機37の間に複数の下部遮蔽板73を設けているため、これら下部遮蔽板73によって液体を止めることが可能となり、液体の電動機37への影響を排除できる。

0065

開口部35を微細な開口の羅列としたことにより、比較的大きい塵埃は開口部35の位置で捕集でき、ケース体31(冷却風路51)の内部に入り込む塵埃の量を低減できる。

0066

冷却風路51にて少なくともいずれかの遮蔽板73,78の基端部の上流側に溝部74,79を設けたことにより、乱流による塵埃の保持が容易になるとともに、蓄積可能な塵埃の量を増加させることができる。

0067

開口部35を含む蓋部45により冷却風路51を開閉可能としたことにより、冷却風路51内(溝部74,79)に溜められた塵埃を除去でき、メンテナンス性を向上できる。しかも、この塵埃の除去の際には、例えば蓋部45を取り外して冷却風路51内を着脱開口69から露出させた状態で、例えば床ブラシ24を取り外した延長管22の先端などから塵埃を吸い込むことができる。

0068

冷却風路51は、ケース体31の長手方向に沿って設けたので、距離を長く取ることができ、塵埃の分離効率をより向上させることができる。

0069

なお、上記一実施形態において、冷却風路51は、遮蔽板73,78により蛇行させる他に、ケース体31内に凹凸部などを設けて蛇行させることもできる。

0070

また、電動機37は、回転ブラシ38を回転駆動させるものとしたが、例えば自走用の回転体である駆動輪を回転駆動させるものや、被掃除面を叩打するビータを駆動させるものなどでもよい。すなわち、電動機37は、回転ブラシ38の回転駆動に限らず、任意の回転体の回転や、その他の部材の駆動に用いることができる。

0071

さらに、遮蔽板73,78を冷却風路51内に交互に突出させるとは、下部遮蔽板73と上部遮蔽板78とを1枚ずつ交互に配置する構成だけでなく、下部遮蔽板73と上部遮蔽板78とを複数枚ずつ交互に配置する構成や、下部遮蔽板73と上部遮蔽板78とを異なる枚数交互に配置する構成なども含む。

0072

また、遮蔽板は、冷却風路51を通過する空気の流れに乱流を生じさせることができれば、例えば前後方向に交互に突出するように構成することもできる。

0073

さらに、制御部40については、電動機37と比較して通電時の発熱量が少ないため、従来と同様のフィルタを用いる通気構造としたが、制御部40が、通電時の発熱量が多い通電部である場合には、上記の冷却風路51と同様の構成を制御部40(制御室50)に対して適用してもよい。

0074

電気掃除機11としては、キャニスタ型に限らず、上下方向に長手状の掃除機本体12の下部に床ブラシ24を接続するアップライト型の電気掃除機や、掃除機本体12に対して延長管22を介して床ブラシ24を接続するスティック型の電気掃除機などでも適用できる。

0075

本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

0076

11電気掃除機
12掃除機本体
15電動送風機
24吸込口体としての床ブラシ
31ケース体
34吸込口
35 開口部
37通電部としての電動機
45 蓋部
51冷却風路
73遮蔽板である下部遮蔽板
74,79 溝部
78 遮蔽板である上部遮蔽板

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