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技術 物干し器

出願人 株式会社アイセン
発明者 理塀方一
出願日 2015年10月8日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2015-200451
公開日 2017年4月13日 (3年10ヶ月経過) 公開番号 2017-070582
状態 特許登録済
技術分野 物干し具
主要キーワード 中心角度範囲 枠構成体 揺動連結部材 縦長断面形状 中央支持部材 金属線材製 挾持体 抜止め体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年4月13日)のものです。
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図面 (13)

課題

屋外干し形態と屋内干し形態とに便利に使い分けることができるものでありながら、被干し物の大きさや吊下げ枚数等に応じて、物干し枠の枠内外空間を物干し空間として適宜使い分けながら効率良く乾かすことができ、しかも、そのための操作性も同時に改善する。

解決手段

物干し枠Bにおける吊下げ部材Aの位置変更方向で相対向する両第1枠構成体2Aのうち、吊下げ部材Aの横吊下げ位置側とは反対側に位置する一方の第1枠構成体2Aには、第1枠構成体2Aに沿う枠軸線周りで枠内外方向に揺動自在な可動物干し40の基端部が設けられ、可動物干し杆40を物干し枠B内に位置する枠内配置姿勢と物干し枠Bの外方に突出位置する枠外配置姿勢とに択一的に保持する姿勢保持手段が設けられている。

概要

背景

この種の物干し器として、例えば、特許文献1に示すように、物干し枠を折り畳み式に構成してコンパクトに格納することができるものが提案されている。この折り畳み式の物干し枠では、一対の物干し枠体基端部同士を、吊下げ部材の位置変更方向に沿う軸芯周り揺動自在に枢支連結して、両物干し枠体を水平又は略水平方向に沿って略矩形の環状に展開させた展開姿勢と、両物干し枠体を互いに対面する状態で吊下げ部材側に近接させた折り畳み姿勢とに揺動切替自在に構成されている。

また、折り畳み式の物干し器では、各物干し枠体が、吊下げ部材の位置変更方向で相対向する両第1枠構成体と、当該両第1枠構成体の先端側部位同士を吊下げ部材の位置変更方向に沿って一体的に繋ぐ第2枠構成体とから略コの字状に構成され、各物干し枠体には、第2枠構成体と平行姿勢で物干し枠内を横断する複数本物干し杆と、第1枠構成体と平行姿勢で物干し枠内を縦断する複数本の補強杆とが格子状の配置形態一体形成されている。
さらに、各物干し枠体の第2枠構成体の下面の複数個所及び各物干し杆の下面の複数個所の各々には、被干し物を挾持状態で吊下げるピンチ取付けられている。

上述の折り畳み式の物干し器では、物干し枠と吊下げ部材との間に設けられる吊下げ位置変更手段が、各物干し枠体のコーナー部と吊下げ部材との間に設けられる連結杆連結数の変更により吊下げ連結長さを変更する連結長さ変更手段から構成されている。

概要

屋外干し形態と屋内干し形態とに便利に使い分けることができるものでありながら、被干し物の大きさや吊下げ枚数等に応じて、物干し枠の枠内外空間を物干し空間として適宜使い分けながら効率良く乾かすことができ、しかも、そのための操作性も同時に改善する。物干し枠Bにおける吊下げ部材Aの位置変更方向で相対向する両第1枠構成体2Aのうち、吊下げ部材Aの横吊下げ位置側とは反対側に位置する一方の第1枠構成体2Aには、第1枠構成体2Aに沿う枠軸線周りで枠内外方向に揺動自在な可動物干し40の基端部が設けられ、可動物干し杆40を物干し枠B内に位置する枠内配置姿勢と物干し枠Bの外方に突出位置する枠外配置姿勢とに択一的に保持する姿勢保持手段が設けられている。

目的

本発明の主たる課題は、屋外干し形態と屋内干し形態とに便利に使い分けることができるものでありながら、被干し物の大きさや吊下げ枚数等に応じて、物干し枠の枠内外空間を物干し空間として適宜使い分けながら効率良く乾かすことができ、しかも、そのための操作性も同時に改善することのできる物干し器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

物干し枠とこれを吊下げ支持する吊下げ部材との間に、前記吊下げ部材を前記物干し枠の中心部又は略中心部に位置する中央吊下げ位置から横方向の一側方偏倚した横吊下げ位置に変更自在に取付ける吊下げ位置変更手段が設けられている物干し器であって、前記物干し枠における前記吊下げ部材の位置変更方向で相対向する両第1枠構成体のうち、前記吊下げ部材の横吊下げ位置側とは反対側に位置する一方の第1枠構成体には、当該第1枠構成体に沿う軸芯周りで枠内外方向に揺動自在な可動物干し基端部が設けられ、前記可動物干し杆を前記物干し枠内に位置する枠内配置姿勢と前記物干し枠の外方に突出位置する枠外配置姿勢とに択一的に保持する姿勢保持手段が設けられている物干し器。

請求項2

前記物干し枠は、前記両第1枠構成体を各別に備えた一対の物干し枠体の基端部を前記吊下げ部材の位置変更方向に沿う軸芯周りで揺動自在に連結してなり、前記両物干し枠体を水平又は略水平方向に沿って展開させた展開姿勢と、前記両物干し枠体を互いに対面する状態で前記吊下げ部材側に近接させた折り畳み姿勢とに揺動切替自在に構成されているとともに、前記各物干し枠体には、前記吊下げ部材の位置変更方向に沿って物干し枠内を横断する1本又は複数本の前記物干し杆が設けられ、前記1本の物干し杆又は複数本の前記物干し杆の少なくとも一つが前記可動物干し杆に構成されている請求項1記載の物干し器。

請求項3

前記可動物干し杆の先端部には、前記枠内配置姿勢において、他方の前記第1枠構成体に対して上方から脱着自在に係合する係合部が設けられている請求項1又は2記載の物干し器。

請求項4

前記可動物干し杆の基端部には、一方の前記第1枠構成体に対して回動自在に外嵌する揺動支点筒部が形成され、一方の前記第1枠構成体には、前記可動物干し杆の前記揺動支点筒部の両端面に対して一方の前記第1枠構成体の枠軸線方向の両側方から当接可能な一対の第1筒状規制部材が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物干し器。

請求項5

前記物干し枠の他方の前記第1枠構成体には、前記可動物干し杆の前記係合部に対して他方の前記第1枠構成体の枠軸線方向の両側方から当接可能な一対の第2筒状規制部材が設けられている請求項3記載の物干し器。

請求項6

前記物干し枠には、前記両第1枠構成体と、当該両第1枠構成体の先端部間において前記吊下げ部材の位置変更方向に沿って配置される第2枠構成体と、前記第1枠構成体の先端部と前記第2枠構成体の端部とを嵌合連結する継手部材とが備えられ、一方の前記第1枠構成体に対する一方の前記継手部材の連結筒部が、前記両第1筒状規制部材の一方に構成されている請求項4記載の物干し器。

請求項7

前記物干し枠には、前記両第1枠構成体と、当該両第1枠構成体の先端部間において前記吊下げ部材の位置変更方向に沿って配置される第2枠構成体と、前記第1枠構成体の先端部と前記第2枠構成体の端部とを嵌合連結する継手部材とが備えられ、他方の前記第1枠構成体に対する他方の前記継手部材の連結筒部が、前記両第2筒状規制部材の一方に構成されている請求項5記載の物干し器。

請求項8

前記吊下げ部材を備えた中央支持部材の両端部に設けられた取付けボス部には、前記両物干し枠体の基端部に設けられた枢支連結部材が揺動自在に連結され、前記中央支持部材の前記両取付けボス部には、前記両物干し枠体の前記枢支連結部材に設けられた当たり部が揺動方向から当接して、前記両物干し枠体を展開姿勢に保持する展開姿勢規制部と、折り畳み姿勢にある前記両物干し枠体を起立姿勢自立させるための接地部とが形成されている請求項2記載の物干し器.

技術分野

0001

本発明は、屋外屋内において洗濯物などの被干し物を干すために使用される物干し器に関する。詳しくは、物干し枠とこれを吊下げ支持する吊下げ部材との間に、前記吊下げ部材を前記物干し枠の中心部又は略中心部に位置する中央吊下げ位置から横方向の一側方偏倚した横吊下げ位置に変更自在に取付ける吊下げ位置変更手段が設けられている物干し器に関する。

背景技術

0002

この種の物干し器として、例えば、特許文献1に示すように、物干し枠を折り畳み式に構成してコンパクトに格納することができるものが提案されている。この折り畳み式の物干し枠では、一対の物干し枠体基端部同士を、吊下げ部材の位置変更方向に沿う軸芯周り揺動自在に枢支連結して、両物干し枠体を水平又は略水平方向に沿って略矩形の環状に展開させた展開姿勢と、両物干し枠体を互いに対面する状態で吊下げ部材側に近接させた折り畳み姿勢とに揺動切替自在に構成されている。

0003

また、折り畳み式の物干し器では、各物干し枠体が、吊下げ部材の位置変更方向で相対向する両第1枠構成体と、当該両第1枠構成体の先端側部位同士を吊下げ部材の位置変更方向に沿って一体的に繋ぐ第2枠構成体とから略コの字状に構成され、各物干し枠体には、第2枠構成体と平行姿勢で物干し枠内を横断する複数本物干し杆と、第1枠構成体と平行姿勢で物干し枠内を縦断する複数本の補強杆とが格子状の配置形態一体形成されている。
さらに、各物干し枠体の第2枠構成体の下面の複数個所及び各物干し杆の下面の複数個所の各々には、被干し物を挾持状態で吊下げるピンチが取付けられている。

0004

上述の折り畳み式の物干し器では、物干し枠と吊下げ部材との間に設けられる吊下げ位置変更手段が、各物干し枠体のコーナー部と吊下げ部材との間に設けられる連結杆連結数の変更により吊下げ連結長さを変更する連結長さ変更手段から構成されている。

先行技術

0005

特開2003−24695号公報

発明が解決しようとする課題

0006

上述の物干し器では、物干し枠と吊下げ部材との間に設けられている吊下げ位置変更手段により、吊下げ部材が中央吊下げ位置に配置された吊下げ形態では、ベランダや庭等に設置された物干し竿洗濯ロープ等に対して、物干し枠を水平又は略水平姿勢に維持した状態で安定的に掛止することができ、主として屋外干し形態として使用される。
また、吊下げ部材が横吊下げ位置に配置された吊下げ形態では、鴨居タンスの引き出し、洗面場のタオル掛け等に対して、物干し枠を水平又は略水平姿勢に維持した状態で安定的に掛止することができ、主として屋内干し形態として便利に使用される。

0007

しかし、吊下げ部材が横吊下げ位置に配置された屋内干し形態においては、物干し器の物干し枠が、吊下げ部材が掛止される掛止対象部位の直下に位置する壁面や引き出しの前面板等の直下固定表面に当接することにより、物干し枠が水平又は略水平姿勢に維持される。そのため、各物干し枠体の第2枠構成体の下面の複数個所及び各物干し杆の下面の複数個所の各々に設けられているピンチに被干し物を吊下げる場合、被干し物が直下固定表面に接触しないように、被干し物の大きさや吊下げ枚数等を考慮してピンチによる吊下げ位置を選択する必要があり、その考慮選択分だけ手間を要することになる。
しかも、物干し器の物干し枠内において複数のピンチで被干し物を吊下げるため、吊下げられた被干し物の隣接間隔が狭くなり、通風性の低下によって乾き時間が長くなる不都合がある。特に、吊下げ部材を横吊下げ位置に配置した屋内干し形態においては、吊下げ部材が掛止される掛止対象部位の直下に位置する直下固定表面に対して吊下げられた被干し物が近接するため、被干し物の乾き時間がより長くなる傾向にある。

0008

この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、屋外干し形態と屋内干し形態とに便利に使い分けることができるものでありながら、被干し物の大きさや吊下げ枚数等に応じて、物干し枠の枠内外空間を物干し空間として適宜使い分けながら効率良く乾かすことができ、しかも、そのための操作性も同時に改善することのできる物干し器を提供する点にある。

課題を解決するための手段

0009

本発明による第1の特徴構成は、物干し枠とこれを吊下げ支持する吊下げ部材との間に、前記吊下げ部材を前記物干し枠の中心部又は略中心部に位置する中央吊下げ位置から横方向の一側方に偏倚した横吊下げ位置に変更自在に取付ける吊下げ位置変更手段が設けられている物干し器であって、
前記物干し枠における前記吊下げ部材の位置変更方向で相対向する両第1枠構成体のうち、前記吊下げ部材の横吊下げ位置側とは反対側に位置する一方の第1枠構成体には、当該第1枠構成体に沿う軸芯周りで枠内外方向に揺動自在な可動物干しの基端部が設けられ、前記可動物干し杆を前記物干し枠内に位置する枠内配置姿勢と前記物干し枠の外方に突出位置する枠外配置姿勢とに択一的に保持する姿勢保持手段が設けられている点にある。

0010

上記構成によれば、物干し器に複数の被干し物を吊下げる際、可動物干し杆が物干し枠内に位置する枠内配置姿勢では、吊下げられる複数の被干し物の隣接間隔が狭くなると予想される場合では、可動物干し杆を物干し枠の外方に突出位置する枠外配置姿勢に切替えることにより、吊下げられる複数の被干し物の隣接間隔を広くして通風性を高めることができる。

0011

しかも、可動物干し杆の基端部が、物干し枠における吊下げ部材の横吊下げ位置側とは反対側に位置する一方の第1枠構成体に揺動自在に設けられているので、横吊下げ位置に配置された吊下げ部材を、引き出し等の掛止対象部位に掛止するだけで、揺動支点部となる可動物干し杆の基端部を、掛止対象部位から最も離れた切替操作阻害要因の最も少ない外方側部位に配置することができる。
それ故に、横吊下げ位置に配置された吊下げ部材を掛止対象部位に掛止させる際、物干し器の向き姿勢を一々考慮する必要がなく、可動物干し杆を常に確実、容易に切替操作することができる。

0012

したがって、屋外干し形態と屋内干し形態とに便利に使い分けることができるものでありながら、被干し物の大きさや吊下げ枚数等に応じて、物干し枠の枠内外空間を物干し空間として適宜使い分けながら効率良く乾かすことができる。しかも、横吊下げ位置に配置された吊下げ部材を引き出し等の掛止対象部位に掛止するだけで、揺動支点となる可動物干し杆の基端部を、掛止対象部位から最も離れた外方側部位に常に配置することができるので、可動物干し杆を常に確実、容易に切替操作することができる。

0013

本発明による第2の特徴構成は、前記物干し枠は、前記両第1枠構成体を各別に備えた一対の物干し枠体の基端部を前記吊下げ部材の位置変更方向に沿う軸芯周りで揺動自在に連結してなり、前記両物干し枠体を水平又は略水平方向に沿って展開させた展開姿勢と、前記両物干し枠体を互いに対面する状態で前記吊下げ部材側に近接させた折り畳み姿勢とに揺動切替自在に構成されているとともに、前記各物干し枠体には、前記吊下げ部材の位置変更方向に沿って物干し枠内を横断する1本又は複数本の前記物干し杆が設けられ、前記1本の物干し杆又は複数本の前記物干し杆の少なくとも一つが前記可動物干し杆に構成されている点にある。

0014

上記構成によれば、物干し枠を構成する一対の物干し枠体が、吊下げ部材の位置変更方向に沿う軸芯周りで揺動自在に連結されているので、物干し枠を折り畳み姿勢でコンパクトに格納することができる。しかも、横吊下げ位置に配置された吊下げ部材を、タンスの引き出し等の掛止対象部位に掛止する際、一方の物干し枠体が掛止周辺障害物干渉する場合には、一方の物干し枠体のみを折り畳み姿勢にして使用することができる。この片方使用形態においても、展開姿勢にある他方の物干し枠体に設けられている可動物干し杆を適宜枠内配置姿勢と枠外配置姿勢とに切替えて便利に使い分けることができる。

0015

本発明による第3の特徴構成は、前記可動物干し杆の先端部には、前記枠内配置姿勢において、他方の前記第1枠構成体に対して上方から脱着自在に係合する係合部が設けられている点にある。

0016

上記構成によれば、可動物干し杆を枠内配置姿勢に切替えたとき、可動物干し杆の先端部に設けた係合部が他方の第1枠構成体に対して上方から係合して、可動物干し杆の両端部が両第1枠構成体に支持された両持ち支持形態となる。その結果、可動物干し杆を枠内配置姿勢に切替えたときの保形強度が向上するため、可動物干し杆が枠内配置姿勢にある形態での落下等による物干し器の変形・破損を抑制することができる。

0017

本発明による第4の特徴構成は、前記可動物干し杆の基端部には、一方の前記第1枠構成体に対して回動自在に外嵌する揺動支点筒部が形成され、一方の前記第1枠構成体には、前記可動物干し杆の前記揺動支点筒部の両端面に対して一方の前記第1枠構成体の枠軸線方向の両側方から当接可能な一対の第1筒状規制部材が設けられている点にある。

0018

上記構成によれば、物干し枠に対する被干し物の着脱操作力や物干し時風圧等によって可動物干し杆に作用する枠軸線方向での外力を、当該可動物干し杆の揺動支点筒部の両端面と一方の第1枠構成体に設けた両第1筒状規制部材との当接によって受け止めることができ、可動物干し杆の揺動支点部を頑に構成することができる。しかも、両第1筒状規制部材側の当接面をガイド面にして可動物干し杆の揺動切替操作をスムーズに行うことができる。

0019

本発明による第5の特徴構成は、前記物干し枠の他方の前記第1枠構成体には、前記可動物干し杆の前記係合部に対して他方の前記第1枠構成体の枠軸線方向の両側方から当接可能な一対の第2筒状規制部材が設けられている点にある。

0020

上記構成によれば、物干し枠に対する被干し物の脱着操作力や物干し時の風圧等によって可動物干し杆に作用する枠軸線方向での外力を、当該可動物干し杆の先端部に設けた係合部の両端面と他方の前記第1枠構成体に設けられた一対の第2筒状規制部材との当接によって受け止めることができ、枠内配置姿勢にある可動物干し杆を頑丈に構成することができる。

0021

本発明による第6の特徴構成は、前記物干し枠には、前記両第1枠構成体と、当該両第1枠構成体の先端部間において前記吊下げ部材の位置変更方向に沿って配置される第2枠構成体と、前記第1枠構成体の先端部と前記第2枠構成体の端部とを嵌合連結する継手部材とが備えられ、一方の前記第1枠構成体に対する一方の前記継手部材の連結筒部が、前記両第1筒状規制部材の一方に構成されている点にある。

0022

上記構成によれば、物干し枠に対する被干し物の脱着操作力や物干し時の風圧等によって可動物干し杆に作用する枠軸線方向での外力を、当該可動物干し杆の揺動支点筒部の両端面と一方の第1枠構成体に設けた両第1筒状規制部材との当接によって受け止めることができる。このとき、両第1筒状規制部材の一方を、物干し枠の第1枠構成体と第2枠構成体とを連結する継手部材のうち、一方の前記第1枠構成体に対する一方の前記継手部材の連結筒部を利用して兼用構成してあるので、構造の簡素化と製作の容易化を図ることができる。

0023

本発明による第7の特徴構成は、前記物干し枠には、前記両第1枠構成体と、当該両第1枠構成体の先端部間において前記吊下げ部材の位置変更方向に沿って配置される第2枠構成体と、前記第1枠構成体の先端部と前記第2枠構成体の端部とを嵌合連結する継手部材とが備えられ、他方の前記第1枠構成体に対する他方の前記継手部材の連結筒部が、前記両第2筒状規制部材の一方に構成されている点にある。

0024

上記構成によれば、物干し枠に対する被干し物の脱着操作力や物干し時の風圧等によって可動物干し杆に作用する枠軸線方向での外力を、当該可動物干し杆の先端部に設けた係合部の両端面と他方の前記第1枠構成体に設けられた一対の第2筒状規制部材との当接によって受け止めることができる。このとき、両第2筒状規制部材の一方を、物干し枠の第1枠構成体と第2枠構成体とを連結する継手部材のうち、他方の前記第1枠構成体に対する他方の前記継手部材の連結筒部を利用して兼用構成してあるので、構造の簡素化と製作の容易化を図ることができる。

0025

本発明による第8の特徴構成は、前記吊下げ部材を備えた中央支持部材の両端部に設けられた取付けボス部には、前記両物干し枠体の基端部に設けられた枢支連結部材が揺動自在に連結され、前記中央支持部材の前記両取付けボス部には、前記両物干し枠体の前記枢支連結部材に設けられた当たり部が揺動方向から当接して、前記両物干し枠体を展開姿勢に保持する展開姿勢規制部と、折り畳み姿勢にある前記両物干し枠体を起立姿勢自立させるための接地部とが形成されている点にある。

0026

上記構成によれば、折り畳み姿勢にある両物干し枠体を展開姿勢に揺動操作したとき、両物干し枠体の枢支連結部材に設けられた当たり部が、中央支持部材の両端部に設けられた取付けボス部の展開姿勢規制部に対して揺動方向から当接し、吊下げ部材を備えた中央支持部材に対して両物干し枠体を展開姿勢に保持することができる。
また、両物干し枠体を折り畳み姿勢に揺動操作した状態では、中央支持部材の両取付けボス部に形成した接地部により、折り畳み姿勢にある両物干し枠体を起立姿勢で自立させることができるので、非使用時における物干し器の格納姿勢格納条件等に応じて起立又は横倒し等に自由に選択することができる。
しかも、両物干し枠体の基端部の枢支連結部材を揺動自在に連結するための中央支持部材の両端部の取付けボス部を利用して、この両取付けボス部に展開姿勢規制部及び接地部を形成してあるので、両物干し枠体を展開姿勢及び起立姿勢に規制するための姿勢規制構造を簡単且つコンパクトに構成することができる。

図面の簡単な説明

0027

本発明の第1実施形態の物干し器の展開姿勢を示す全体の斜視図
物干し器の展開姿勢を示す全体の平面図
物干し器の展開姿勢を示す全体の側面図
物干し器の折り畳み姿勢を示す全体の側面図
物干し器の折り畳み姿勢を示す全体の縦断面図
可動物干し杆が枠外配置姿勢にあるときの全体の斜視図
中央支持部材と吊下げフック及び吊下げ位置変更手段の分解斜視図
中央支持部材及び吊下げフック及び吊下げ位置変更手段の要部の拡大分解断面図
物干し枠体の要部の底面図
物干し枠体における可動物干し杆の揺動基端側の分解斜視図
物干し枠体における可動物干し杆の先端側の分解斜視図
可動物干し杆の姿勢保持手段を含む要部の分解斜視図

実施例

0028

〔第1実施形態〕
図1図6は、被干し物の一例である洗濯物用の折り畳み式の物干し器を示す。この物干し器においては、吊下げ部材の一例である吊下げフックAを備えた合成樹脂製の中央支持部材1の両端部に、矩形環状の物干し枠Bを構成する平面視コの字状又は略コの字状の一対の物干し枠体2の各基端部が、物干し枠Bの短辺方向に沿う水平な枠揺動軸芯(枠折畳み軸芯)X周りで揺動自在に枢着されている。
一対の物干し枠体2は、枠揺動軸芯X周りでの揺動操作により、水平又は略水平方向に沿って一直線状に連続する展開姿勢(図1図3参照)と、互いに鉛直方向に沿って対面する状態で吊下げフックA側に起立させた上下方向に沿う折り畳み姿勢(図4図5参照)とに切替えることができる。

0029

中央支持部材1は、物干し枠Bの短辺方向でもある長手方向の中央側が上方に突出するアーチ状で、且つ、横断面形状が縦長断面形状成形され、この中央支持部材1と吊下げフックAとの間には、吊下げフックAを物干し枠Bの中心部又は略中心部に位置する中央吊下げ位置から横方向の一側方に偏倚した複数の横吊下げ位置に変更自在に取付ける吊下げ位置変更手段Cが設けられている。

0030

次に、吊下げフックAの吊下げ位置変更手段Cの構成について詳述する。
図1図3図7図8に示すように、中央支持部材1の板厚方向(物干し枠Bの長辺方向)の両側面には、当該中央支持部材1の長手方向中央側ほど上方に位置する円弧状のガイド経路を構成するガイド部10が形成されている。この中央支持部材1のガイド部10には、吊下げフックAの取付け基台11が、円弧状ガイド経路高位から低位への移動に連れて吊下げフックAの姿勢が鉛直姿勢から次第に大きな傾斜角度傾斜姿勢傾動する状態で移動自在に取付けられ、中央支持部材1と取付け基台11との間には、取付け基台11を円弧状ガイド経路の複数位置で選択的に係止保持する位置係止手段Dが設けられている。

0031

ガイド部10は、図3図7に示すように、円弧状ガイド経路での吊下げフックAの位置変更領域R1と中央支持部材1に対する吊下げフックAの取付け基台11の装着領域R2とを一部重複する状態で形成可能な長さに構成されている。このガイド部10の装着領域R2において装着された吊下げフックAの取付け基台11の移動範囲をガイド部10の位置変更領域R1に規制する移動範囲規制手段Eが設けられている。
ガイド部10の位置変更領域R1は、中央支持部材1の長手方向中央側から一端側に形成されている。換言すれば、中央支持部材1の長手方向一端側から長手方向中央位置よりも他端側に少し越えた部位までの範囲に形成されている。
また、ガイド部10の装着領域R2は、中央支持部材1の長手方向中央側から他端側に形成されている。換言すれば、中央支持部材1の長手方向他端側から長手方向中央位置よりも少し手前の範囲に形成されている。

0032

ガイド部10は、中央支持部材1の両側面に円弧状ガイド経路に沿って弧状に湾曲する長円環状形状に突出形成された環状突起10aと、この環状突起10aで区画形成された円弧状ガイド溝10bとから構成されている。

0033

図1図7図8に示すように、吊下げフックAの合成樹脂製の取付け基台11の下側部は、中央支持部材1に対して上方から外装可能な側面視略逆T字状の二股状下側部11Aに構成され、この二股状下側部11Aの相対向する内側面の長手方向中央位置には、両ガイド部10の円弧状ガイド溝10bに沿って摺動自在に嵌合する円弧状の嵌合摺動部11Bが内方張り出す状態で一体形成されている。

0034

移動範囲規制手段Eを構成するに、図3図7図8に示すように、中央支持部材1の円弧状ガイド溝10bの底面のうち、中央支持部材1の長手方向一端側から長手方向中央位置よりも他端側に少し越えた部位までの範囲には、取付け基台11の移動範囲を位置変更領域R1に規制するための円弧状の規制長孔12が形成されている。
また、取付け基台11の二股状下側部11Aの長手方向中央位置及びこれの内側面に一体形成されている嵌合摺動部11Bには、規制長孔12の内周面に沿って摺動自在な鍔付きの連結筒ピン13と当該連結筒ピン13を抜け止め固定する鍔付きの抜止めピン14とを板厚方向(物干し枠Bの長辺方向)の両側方から装着するための連結孔15が貫通形成されている。

0035

そして、取付け基台11の嵌合摺動部11Bを中央支持部材1のガイド部10の円弧状ガイド溝10bに嵌合させた状態で、当該取付け基台11の連結孔15と取付け基台11の規制長孔12とに対して、連結筒ピン13と抜止めピン14とを板厚方向の両側方から嵌合装着することにより、吊下げフックAの取付け基台11の移動範囲をガイド部10の位置変更領域R1に規制した状態で中央支持部材1に取付けることができる。

0036

位置係止手段Dには、図3図7図8に示すように、中央支持部材1の位置変更領域R1に相当する部位に一体形成された上方に延びる板状の延長板部20と、当該延長板部20の板厚方向の両側面における複数の設定係止位置(当該実施形態では6箇所)に形成された上方及び板厚方向の外方側に開口する係止凹部21と、係止凹部21に対して選択的に上方から自重係合可能な状態で取付け基台11に設けられる係止部材22とが主要構成として備えられている。
取付け基台11の二股状下側部11Aには、係止部材22を係合操作位置と係合解除操作位置とに亘って移動案内する上下方向に長い長円形状の操作ガイド部23が形成されている。

0037

係止部材22は、図7図8に示すように、中央係止体22Aと一対の抜止め体22Bとから構成されている。
一方の中央係止体22Aには、中央支持部材1の延長板部20のうち、それの板厚方向両側面の係止凹部21間に位置する薄肉板部分20aに対して上方から摺動可能な状態で嵌合する嵌合溝22aと、長辺方向の両側に突出する長円形状の連結筒部22bとが備えられている。
他方の各抜止め体22Bには、中央係止体22Aの両連結筒部22bの上下両側に形成された係止凹部22cに対して板厚方向から係合する係止爪22dと、連結筒部22bに内嵌する連結突起22eとが備えられている。
両抜止め体22Bの外側面には、自重に抗して係合解除操作位置に持ち上げ操作するための指操作凹部22fが形成されている。
操作ガイド部23は、図8に示すように、中央係止体22Aと両抜止め体22Bとで形成される長円軸部が嵌通する小径長孔23aと、前記両抜止め体22Bの鍔部22gが摺動自在に入り込む大径溝部23bとから構成されている。

0038

そして、図1図3に示すように、中央支持部材1の延長板部20に形成されている係止凹部21のうち、中央支持部材1の長手方向中央位置の係止凹部21に対して係止部材22を係合させた状態では、吊下げフックAが物干し枠Bの中心部又は略中心部に位置する中央吊下げ位置において鉛直又は略鉛直方向に沿う鉛直吊下げ姿勢に係止保持される。
この鉛直吊下げ姿勢での吊下げ形態では、ベランダや庭等に設置された物干し竿や洗濯ロープ等に対して、物干し枠Bを水平又は略水平姿勢に維持した状態で安定的に掛止することができ、主として屋外干し形態として使用される。

0039

また、図6に示すように、中央支持部材1の延長板部20に形成されている係止凹部21のうち、中央支持部材1の長手方向一端部(最低位側)の係止凹部21に対して係止部材22を係合させた状態では、吊下げフックAが円弧状ガイド経路の最高位から最低位に移動した最大横吊下げ位置に最大傾斜姿勢で係止保持される。
吊下げフックAが最大横吊下げ位置に配置された吊下げ形態では、引き出しの前面板の上端部やドアの上端部等に対して、物干し枠Bを水平又は略水平姿勢或いは水平にできるだけ近い姿勢に極力維持した状態で吊下げフックAの副フック部16Bを安定的に掛止することができ、主として屋内干し形態として便利に使用される。
この吊下げ状態では、物干し枠Bの両物干し枠体2における一方の第1枠構成体2Aが、副フック部16Bが掛止される掛止対象部位の直下に位置する引き出しの前面やドアの前面等に当接することにより、物干し枠Bが極力水平又は略水平姿勢或いは水平にできるだけ近い姿勢に維持される。

0040

尚、洗面場のタオル掛け等のように、吊下げフックAの主フック部16A又は副フック部16Bが掛止される掛止対象部位の直下位置と、物干し枠Bの両物干し枠体2における一方の第1枠構成体2Aが当接する壁面等の直下固定表面との間が水平方向で離間する場合には、この離間距離に応じて、中央支持部材1の長手方向中央位置の係止凹部21と中央支持部材1の長手方向一端部の係止凹部21との間に位置する複数の横吊下げ位置用の係止凹部21を選択する。

0041

次に、吊下げフックAの取付け構造について説明する。
図3図7図8に示すように、取付け基台11の上側部には、中央支持部材1の長手方向に対して直行する方向(物干し枠Bの長辺方向)に貫通する長円形の貫通孔11Cが形成されている。
また、取付け基台11の上端部には、吊下げフックAのフック部材16における下端側の嵌合軸部16Cを回転自在に嵌合支持するための円筒状のボス部11Dが、それの下側部分を長円形の貫通孔11C内に突出させた状態で一体形成されている。
吊下げフックAの合成樹脂製のフック部材16には、逆Uの字状に構成された主フック部16Aと、当該主フック部16Aの背面に一体形成された逆L字状の副フック部16Bとが備えられている。

0042

次に、物干し枠Bの両物干し枠体2の構成について詳述する。
図1図2に示すように、両物干し枠体2の各々は、吊下げフックAの位置変更方向(物干し枠Bの短辺方向)で相対向する両第1枠構成体2Aと、当該両第1枠構成体2Aの先端部間において吊下げフックAの位置変更方向に沿って配置される第2枠構成体2Bとから構成されている。
各第1枠構成体2Aは、複数の枠構成部材からなる。具体的には、中央支持部材1の両端部に形成された取付けボス部31に対して枠揺動軸芯X周りで揺動自在に枢支連結される合成樹脂製の枢支連結部材32と、第1枠構成体2Aの先端部と第2枠構成体2Bの端部とを嵌合連結する合成樹脂製の継手部材30のうち、物干し枠Bの長辺方向に沿う第1連結筒部30Aと、枢支連結部材32における物干し枠Bの長辺方向に沿う連結筒部32Aと継手部材30の第1連結筒部30Aとに亘って嵌合接続されるアルミニウム製の第1枠用パイプ33とから構成されている。
第2枠構成体2Bも複数の枠構成部材からなる。具体的には、両継手部材30における物干し枠Bの短辺方向に沿う第2連結筒部30Bと、両第2連結筒部30Bに亘って嵌合接続されるアルミニウム製の第2枠用パイプ34とから構成されている。

0043

この第2枠用パイプ34の内側面には、図1図2図9図11に示すように、第2枠用パイプ34のパイプ軸芯(枠軸芯)を通る水平面に沿って外方に突出するフランジ部34aが一体形成され、このフランジ部34aの長手方向複数箇所(当該実施形態では五箇所)には、ピンチ5の吊下げ連結体6を揺動自在に吊下げ状態で係止保持するピンチ取付け孔35が形成されている。
両継手部材30の第2連結筒部30Bには、図9図11に示すように、第2枠用パイプ34のフランジ部34aの端部がパイプ軸芯方向(枠軸芯方向)から嵌合するフランジ嵌合部30Cが一体形成されている。このフランジ嵌合部30Cに第2枠用パイプ34のフランジ部34aの端部を嵌合させることによって、両継手部材30の第2連結筒部30Bに対して第2枠用パイプ34の回転が阻止された回り止め状態となり、洗濯物等の荷重に抗して第2枠用パイプ34のフランジ部34aを水平状態に維持することができる。

0044

図1図5に示すように、中央支持部材1の一端側の取付けボス部31と両物干し枠体2の一端側の両枢支連結部材32の連結ボス部32Bとが枠揺動軸芯X方向で重合配置され、且つ、中央支持部材1の他端側の取付けボス部31と両物干し枠体2の他端側の両枢支連結部材32の連結ボス部32Bとが枠揺動軸芯X方向で重合配置され、重合状態にある各組の取付けボス部31と両枢支連結部材32の連結ボス部32Bとが枢支ピン36で枢支連結されている。
中央支持部材1の両取付けボス部31には、両物干し枠体2の枢支連結部材32の連結筒部32Aに設けられた当たり部37が揺動方向から当接する展開姿勢規制面38aを備え、且つ、当たり部37と展開姿勢規制面38aとが当接した状態では両物干し枠体2を自重に抗して展開姿勢に保持する厚肉の展開姿勢規制部38が一体形成されている。
当たり部37は、連結筒部32Aの直径方向に沿う当接板部37aと、連結筒部32Aのパイプ軸芯方向(枠軸芯方向)に沿う補強板部37bとをL字状に連続する状態で一体形成されている。
展開姿勢規制部38は、取付けボス部31の下部側を枠揺動軸芯X方向視において略D字状に延長して形成される厚肉部から構成され、この厚肉部である展開姿勢規制部38のパイプ軸芯方向(枠軸芯方向)の両側面が、当たり部37の当接板部37aと揺動方向から当接する偏平な前述の前述の展開姿勢規制面38aに構成されている。
さらに、中央支持部材1の両取付けボス部31には、図5に示すように、折り畳み姿勢にある両物干し枠体2を起立姿勢で自立させるための接地部39が形成されている。
この接地部39は、取付けボス部31の下側部から枠揺動軸芯X方向に沿って三角形状の補助接地体39aを一体的に延出して構成され、取付けボス部31の下面と両補助接地体39aの下面とをもって一連の偏平な接地面39bが形成されている。
また、図5に示すように、両枢支連結部材32の連結ボス部32Bの端部には、一対の物干し枠体2が水平又は略水平方向に沿って一直線状に連続する展開姿勢に切替えられたとき、枠揺動軸芯X周りでの揺動方向から当接して展開姿勢に保持するストッパー面32aが形成されている。

0045

図1図2図4に示すように、各物干し枠体2の両第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33間には、両物干し枠体2の内側面で区画形成される内側空間Sを長辺方向に略三分割する二位置において、吊下げフックAの位置変更方向(物干し枠Bの短辺方向)に沿って物干し枠B内を横断する二本の物干し杆40、41が設けられている。
両物干し杆40、41の各々は、第2枠用パイプ34と同一断面形状のアルミニウム製のパイプから構成され、両物干し杆40、41の枠揺動軸芯X側の側面には、パイプ軸芯(杆軸芯)を通る水平面に沿って外方に突出するフランジ部40a、41aが一体形成されている。
各フランジ部40a、41aの長手方向複数箇所(当該実施形態では五箇所)には、ピンチ5の吊下げ連結体6を揺動自在に吊下げ状態で係止保持するピンチ取付け孔35が形成されている。
ピンチ5は、洗濯物を挾持する揺動開閉自在な一対の挾持部材5Aと、両挾持部材5Aを挾持側に付勢する円弧状のバネ線材5Bとからなり、バネ線材5Bに金属線材製の吊下げ連結体6が移動自在に取付けられている。
尚、物干し器用のピンチ5としては、従来から種々の形態のものが存在し、そのいずれも好適に使用することができる。

0046

各物干し枠体2の内側空間Sは、図1図2図4に示すように、第2枠構成体2Bとこれに近接配置される外方側の物干し杆40との間に区画形成される第1区画空間S1と、両物干し杆40、41間に区画形成される第2区画空間S2と、枠揺動軸芯X側に近接配置される内方側の物干し杆41から中央支持部材1の両取付けボス部31の接地面31aを通る線分との間に区画形成される第3区画空間S3とからなる。
第1区画空間S1〜第3区画空間S3における各長辺方向での間隔は、ピンチ5と吊下げ連結体6との垂下状態での全長よりも大なる間隔に構成されている。
そのため、両物干し枠体2を折り畳み姿勢に切替えたとき、第2枠用パイプ34のフランジ部34aに取付けられたピンチ5は第1区画空間S1内に入り込んで格納される。また、第2枠構成体2B側に近接位置する外方側の物干し杆40のフランジ部40aに取付けられたピンチ5は第2区画空間S2内に入り込んで格納される。さらに、枠揺動軸芯X側に近接配置される内方側の物干し杆41のフランジ部41aに取付けられたピンチ5は第3区画空間S3内に入り込んで格納される。

0047

第2枠構成体2B側に近接位置する外方側の物干し杆40は、図1図2図6に示すように、各物干し枠体2の両第1枠構成体2Aのうち、吊下げフックAの横吊下げ位置側とは反対側に位置する一方の第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33を揺動支点部にして、当該第1枠構成体2Aに沿う軸芯周りで枠内外方向に揺動自在な可動物干し杆に構成されている。
そのため、物干し器に複数の洗濯物を吊下げる際、可動物干し杆40が物干し枠B内に位置する枠内配置姿勢では、吊下げられる複数の洗濯物の隣接間隔が狭くなると予想される場合では、可動物干し杆40を物干し枠Bの外方に突出位置する枠外配置姿勢に切替えることにより、吊下げられる複数の洗濯物の隣接間隔を広くして通風性を高めることができる。
しかも、可動物干し杆40の基端部が、物干し枠Bにおける吊下げフックAの横吊下げ位置側とは反対側に位置する一方の第1枠構成体2Aに揺動自在に設けられているので、横吊下げ位置に配置された吊下げフックAを、引き出しの前面板の上端部やドアの上端部等の掛止対象部位に掛止するだけで、揺動支点部となる可動物干し杆40の基端部を、掛止対象部位から最も離れた切替操作の阻害要因の最も少ない外方側部位に配置することができる。
それ故に、横吊下げ位置に配置された吊下げフックAを掛止対象部位に掛止させる際、物干し器の向き姿勢を一々考慮する必要がなく、可動物干し杆40を常に確実、容易に切替操作することができる。

0048

また、図10図12に示すように、可動物干し杆40を物干し枠Bの各物干し枠体2内に水平又は略水平に位置する枠内配置姿勢と物干し枠Bの外方に水平又は略水平に突出位置する枠外配置姿勢とに択一的に保持する姿勢保持手段Fが設けられているとともに、可動物干し杆40の先端部には、図9図11に示すように、枠内配置姿勢において、他方の第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33に対して上方から脱着自在に係合する合成樹脂製の係合部42が設けられている。
そのため、可動物干し杆40を枠内配置姿勢に切替えたとき、可動物干し杆40の先端部に設けた係合部42が他方の第1枠構成体2Aに対して上方から係合して、可動物干し杆40の両端部が両第1枠構成体2Aに支持された両持ち支持形態となる。その結果、可動物干し杆40を枠内配置姿勢に切替えたときの保形強度が向上するため、可動物干し杆40が枠内配置姿勢にある形態での落下等による物干し器の変形・破損を抑制することができる。

0049

可動物干し杆40の基端部には、図9図10図12に示すように、平面視略T字状の合成樹脂製の第1揺動連結部材43が設けられている。この第1揺動連結部材43には、一方の第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33が摺接状態相対回動自在に貫通接続する揺動支点筒部43Aと、可動物干し杆40の基端部がパイプ軸芯方向(杆軸芯方向)から内嵌接続する第1杆連結筒部43Bとが備えられている。
第1杆連結筒部43Bには、可動物干し杆40のフランジ部40aの基端部がパイプ軸芯方向(枠軸芯方向)から嵌合するフランジ嵌合部43Cが一体形成されている。このフランジ嵌合部43Cに可動物干し杆40のフランジ部40aの端部を嵌合させることによって、第1杆連結筒部43Bに対して可動物干し杆40の回転が阻止された回り止め状態となり、洗濯物等の荷重に抗しての回転が阻止された回り止め状態となり、洗濯物等の荷重に抗して可動物干し杆40のフランジ部40aを水平状態に維持することができる。

0050

また、図9図10に示すように、一方の第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33には、第1揺動連結部材43の揺動支点筒部43Aの両端面に対して一方の第1枠構成体2Aの枠軸線方向の両側方から当接可能な一対の第1筒状規制部材44、45が設けられている。
そのため、物干し枠Bに対する洗濯物の着脱操作力や物干し時の風圧等によって可動物干し杆40に作用する枠軸線方向での外力を、当該可動物干し杆40の揺動支点筒部43Aの両端面と一方の第1枠構成体2Aに設けた両第1筒状規制部材44、45との当接によって受け止めることができ、可動物干し杆40の揺動支点部を頑丈に構成することができる。しかも、両第1筒状規制部材44、45側の当接面をガイド面にして可動物干し杆40の揺動切替操作をスムーズに行うことができる。

0051

さらに、両第1筒状規制部材44、45のうち、第2枠構成体2B側に配置される一方(外方側)の第1筒状規制部材44は、物干し枠体2の一方の第1枠構成体2Aと第2枠構成体2Bとを繋ぐ継手部材30のうち、一方の第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33が枠軸芯方向から嵌合接続する第1連結筒部30Aを揺動支点筒部43Aの一端面にまで延長して、揺動支点筒部43Aの一端面に接触又は近接する継手部材30の第1連結筒部30Aの延長筒部分をもって兼用構成されている。
上述のように、第2枠構成体2B側に近接配置される一方(外方側)の第1筒状規制部材44を、物干し枠Bの第1枠構成体2Aと第2枠構成体2Bとを連結する継手部材30の第1連結筒部30Aを利用して兼用構成することにより、構造の簡素化と製作の容易化を図ることができる。

0052

また、枠揺動軸芯X側に配置される他方(内方側)の第1筒状規制部材45は、揺動支点筒部43Aの他端面に接触又は近接する状態で第1枠用パイプ33に外嵌固定された合成樹脂製の筒状体から構成されている。

0053

係合部42は、図9図10に示すように、可動物干し杆40の先端部がパイプ軸芯方向(枠軸芯方向)から内嵌接続する第2杆連結筒部42Aに、他方の第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33の外周面における半周面(中心角180度)以上の領域に上方から挾持状態で係合する拡径変形可能な略半円弧状の係合挾持体42Bを一体形成して構成されている。
この係合挾持体42Bの先端側には、当該係合挾持体42Bを弾性復元力に抗して拡径変形しながら挾持解除する操作摘み42Cが、第1枠用パイプ33の外周面よりも外方下方側に突出する状態一体形成されている。
さらに、第2杆連結筒部42Aには、可動物干し杆40のフランジ部40aの先端部がパイプ軸芯方向(枠軸芯方向)から嵌合するフランジ嵌合部42Dが一体形成されている。このフランジ嵌合部42Dに可動物干し杆40のフランジ部40aの先端部を嵌合させることによって、可動物干し杆40に対して係合部42の第2杆連結筒部42Aが回り止め状態となり、係合部42の係合挾持体42Bを所期係合姿勢に確実に維持することができる。

0054

また、図9図11に示すように、他方の第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33には、係合部42の係合挾持体42Bの両端面に対して他方の第1枠構成体2Aの枠軸線方向の両側方から当接可能な一対の第2筒状規制部材47、48が設けられている。
そのため、物干し枠Bに対する洗濯物の脱着操作力や物干し時の風圧等によって可動物干し杆40に作用する枠軸線方向での外力を、可動物干し杆40の先端部に設けた係合部42の両端面と他方の第1枠構成体2Aに設けられた一対の第2筒状規制部材47、48との当接によって受け止めることができ、枠内配置姿勢にある可動物干し杆40を頑丈に構成することができる。

0055

さらに、第2筒状規制部材47、48のうち、第2枠構成体2B側に配置される一方(外方側)の第2筒状規制部材47は、物干し枠体2の他方の第1枠構成体2Aと第2枠構成体2Bとを繋ぐ継手部材30のうち、他方の第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33が枠軸芯方向から嵌合接続する第1連結筒部30Aを係合部42の係合挾持体42Bの一端面にまで延長して、係合挾持体42Bの一端面に接触又は近接する継手部材30の第1連結筒部30Aの延長筒部分をもって兼用構成されている。
上述のように、第2枠構成体2B側に近接配置される一方(外方側)の第2筒状規制部材47を、物干し枠Bの第1枠構成体2Aと第2枠構成体2Bとを連結する継手部材30の第1連結筒部30Aを利用して兼用構成することにより、構造の簡素化と製作の容易化を図ることができる。

0056

また、枠揺動軸芯X側に配置される他方(内方側)の第2筒状規制部材48は、揺動支点筒部43Aの他端面に接触又は近接する状態で第1枠用パイプ33に外嵌固定された合成樹脂製の筒状体から構成されている。

0057

姿勢保持手段Fは、図10図12に示すように、可動物干し杆40を枠内配置姿勢と枠外配置姿勢とに択一的に保持する外部姿勢保持手段F1と内部姿勢保持手段F2との二重構造から構成されている。
外部姿勢保持手段F1を構成するに、第1揺動連結部材43の揺動支点筒部43Aの外面と外方側の第1筒状規制部材44の外面との回動方向で相対向する部位、及び、第1揺動連結部材43の揺動支点筒部43Aの外面と内方側の第1筒状規制部材45の外面との回動方向で相対向する部位には、可動物干し杆40が物干し枠Bの外方に水平又は略水平に突出位置する枠外配置姿勢にまで揺動操作されたとき、及び、各物干し枠体2内に水平又は略水平に横断する枠内配置姿勢にまで揺動操作されたときに互いに回動方向から当接するストッパー部(揺動規制部)50、51及び50、52が形成されている。
第1揺動連結部材43の揺動支点筒部43Aのストッパー部50は、外方側の第1筒状規制部材44の端部及び内方側の第1筒状規制部材45の端部と重合する状態にまで枠軸芯方向に沿って両側方に突出する厚肉の突条部に形成されている。
また、外方側の第1筒状規制部材44のストッパー部51及び内方側の第1筒状規制部材45のストッパー部52も、第1揺動連結部材43の揺動支点筒部43Aの端部と重合する状態にまで枠軸芯方向に沿って突出する厚肉の突起部に形成されている。

0058

そして、図10図12に示すように、第1揺動連結部材43の揺動支点筒部43Aのストッパー部50における回動方向一端面の両ストッパー面(回動規制面)50aと外方側の第1筒状規制部材44のストッパー部51における回動方向一端面のストッパー面(回動規制面)51a及び内方側の第1筒状規制部材45のストッパー部52における回動方向一端面のストッパー面52a(回動規制面)との回動方向からの当接により、可動物干し杆40を枠外配置姿勢に保持する構成にしてある。
また、図9図10図12に示すように、第1揺動連結部材43の揺動支点筒部43Aのストッパー部50における回動方向他端面の両ストッパー面(回動規制面)50bと外方側の第1筒状規制部材44のストッパー部51における回動方向他端面のストッパー面(回動規制面)51b及び内方側の第1筒状規制部材45のストッパー部52における回動方向他端面のストッパー面(回動規制面)52bとの回動方向からの当接により、可動物干し杆40を枠内配置姿勢に保持する構成にしてある。

0059

尚、可動物干し杆40の枠内配置姿勢は、可動物干し杆40の先端部に設けた係合部42の係合挾持体42Bと他方の第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33との係合によっても姿勢保持する構成にしてある。

0060

内部姿勢保持手段F2を構成するに、図10図12に示すように、第1揺動連結部材43の揺動支点筒部43Aの両端部には、外方側の第1筒状規制部材44の端部開口部及び内方側の第1筒状規制部材45の端部開口部内に入り込み可能な状態で枠軸芯方向に沿って両側方に突出する円弧状の揺動規制部(ストッパー部)53が突出形成されている。
また、外方側の第1筒状規制部材44の内周面の端部側部位及び内方側の第1筒状規制部材45の内周面の端部側部位には、第1揺動連結部材43の揺動支点筒部43Aの両端側の揺動規制部53が枠軸芯方向から嵌合され、且つ、可動物干し杆40の揺動角度範囲に対応する中心角度範囲での揺動規制部53の相対回動を許容する揺動規制溝54、55が形成されている。
そして、可動物干し杆40が枠外配置姿勢(図6参照)に揺動すると、揺動支点筒部43Aの両端部の揺動規制部53における回動方向一端面の回動規制面(ストッパー面)53aが、外方側の第1筒状規制部材44の揺動規制溝54における回動方向一端面の回動規制面(ストッパー面)54a及び内方側の第1筒状規制部材45の揺動規制溝55における回動方向一端面の回動規制面(ストッパー面)55aとが回動方向から当接し、可動物干し杆40が枠外配置姿勢に保持される。
また、可動物干し杆40が枠内配置姿勢(図1参照)に揺動すると、揺動支点筒部43Aの両端部の揺動規制部53における回動方向他端面の回動規制面(ストッパー面)53bが、外方側の第1筒状規制部材44の揺動規制溝54における回動方向他端面の回動規制面(ストッパー面)54b及び内方側の第1筒状規制部材45の揺動規制溝55における回動方向他端面の回動規制面(ストッパー面)55aとが回動方向から当接し、可動物干し杆40が枠内配置姿勢に保持される。

0061

枠揺動軸芯X側に近接配置される内方側の物干し杆41は、図2図9に示すように、物干し枠体2に固定された固定物干し杆に構成されている。内方側の固定物干し杆41の両端部には、平面視略T字状の合成樹脂製の第2揺動連結部材60が嵌合装着されている。
両第2揺動連結部材60の各々は、第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33が摺接状態で貫通接続する固定連結筒部60Aに、固定物干し杆41の端部がパイプ軸芯方向(杆軸芯方向)から内嵌接続する第2杆連結筒部60Bを一体形成して構成されている。
また、各第2揺動連結部材60の第2杆連結筒部60Bには、固定物干し杆41のフランジ部41aの端部がパイプ軸芯方向(杆軸芯方向)から嵌合するフランジ嵌合部60Cが一体形成されている。このフランジ嵌合部60Cに固定物干し杆41のフランジ部41aの端部を嵌合させることによって、第1枠構成体2Aの第1枠用パイプ33に対して固定物干し杆41の回転が阻止された回り止め状態となり、洗濯物等の荷重に抗して固定物干し杆41のフランジ部41aを水平状態に維持することができる。

0062

尚、上述の実施形態では、各物干し枠体2の両第1枠構成体2Aの間に設けた二本の物干し杆40、41のうち、外方側の物干し杆40を枠内外方向に揺動自在な可動物干し杆に構成し、内方側の物干し杆41を揺動不能な固定物干し杆に構成したが、外方側の物干し杆40を固定物干し杆に構成し、内方側の物干し杆41を可動物干し杆に構成してもよい。
また、各物干し枠体2の両第1枠構成体2Aの間に設けた二本の物干し杆40、41を共に可動物干し杆に構成してもよい。
さらに、各物干し枠体2の両第1枠構成体2Aの間に三本以上の物干し杆を設け、そのうち、1本又は複数本の物干し杆を、吊下げフックAの横吊下げ位置側とは反対側に位置する一方の第1枠構成体2Aを揺動支点部にして枠内外方向に揺動自在な可動物干し杆に構成してもよい。

0063

〔その他の実施形態〕
(1)上述の第1実施形態では、吊下げフックAを備えた取付け基台11と両物干し枠体2を備えた中央支持部材1との間に、吊下げフックAを物干し枠Bの中心部又は略中心部に位置する中央吊下げ位置から横方向の一側方に偏倚した一つ又は複数の横吊下げ位置に変更自在に取付ける吊下げ位置変更手段Cを設けたが、この吊下げ位置変更手段Cは、物干し枠Bの複数個所に設けられる被吊下げ部と吊下げフックAとの間に設けられる吊下げ連結部材に、吊下げフックAの中央吊下げ位置又は横吊下げ位置への位置変更に伴う連結長さを変更する連結長さ変更手段を組付けて構成してもよい。
要するに、吊下げ位置変更手段Cとしては、吊下げフックAを物干し枠Bの中心部又は略中心部に位置する中央吊下げ位置から横方向の一側方に偏倚した一つ又は複数の横吊下げ位置に変更することのできるものであれば、如何なる構造のものを採用してもよい。

0064

(2)上述の第1実施形態では、可動物干し杆40を枠内配置姿勢と枠外配置姿勢とに択一的に保持する姿勢保持手段Fを、外部姿勢保持手段F1と内部姿勢保持手段F2との二重構造から構成したが、外部姿勢保持手段F1又は内部姿勢保持手段F2の一方から構成してもよい。
要するに、姿勢保持手段Fとしては、可動物干し杆40を物干し枠B内に位置する枠内配置姿勢と物干し枠Bの外方に突出位置する枠外配置姿勢とに択一的に保持することのできる構造であればよい。

0065

(3)上述の第1実施形態では、吊下げ部材の一例である吊下げフックAとして、逆Uの字状に構成された主フック部16Aと逆L字状の副フック部16Bとを一体形成してなるフック部材16を備えた吊下げフックAを例に挙げて説明したが、逆Uの字状に構成された単一のフック部のみを備えた吊下げフックAであってもよい。
さらに、フック部の開口部を開閉する開閉操作体を備えた吊下げフックAであってもよい。
要するに、吊下げ部材としては、物干し枠Bを物干し竿やロープ等に掛止状態で吊下げることのできるものであればよい。

0066

(4)上述の第1実施形態では、物干し枠Bを折り畳み可能な二分割構造の両物干し枠体2から構成したが、折り畳み不能な一体構造の両物干し枠体2から構成してもよい。

0067

(5)上述の第1実施形態では、物干し枠Bの平面視における輪郭形状を矩矩環状形に構成したが、長円形等の他の輪郭形状に構成してもよい。

0068

A吊下げ部材(吊下げフック)
B物干し枠
C 吊下げ位置変更手段
F姿勢保持手段
2物干し枠体
2A 第1枠構成体
2B 第2枠構成体
30継手部材
30A連結筒部(第1連結筒部)
37 当たり部
38展開姿勢規制部
39接地部
40可動物干し杆(物干し杆)
41 物干し杆(固定物干し杆)
42係合部
43A揺動支点筒部
44 第1筒状規制部材
45 第1筒状規制部材
47 第2筒状規制部材
48 第2筒状規制部材

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