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技術 機能訓練用具

出願人 有限会社クルーズプランニング
発明者 橋場慶彦
出願日 2015年10月6日 (6年3ヶ月経過) 出願番号 2015-198178
公開日 2017年4月13日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2017-070381
状態 特許登録済
技術分野 体操訓練用具 リハビリ用具
主要キーワード 金属製金具 装着個数 既存品 訓練用具 皿状部材 円形容器 リハビリ患者 計量化
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年4月13日)のものです。
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図面 (10)

課題

低コスト使い勝手の良い、かつリハビリ効果の高い機能訓練用具を提供する。

解決手段

椀形状であるドーム形状基台12と、螺旋溝外周面に形成され、前記基台の表面から突き出るように設けられた複数のキャップ取付け部材17と、螺旋溝と螺合する螺旋溝が内周面に形成された複数のキャップ18と、を有する構成である。リハビリ患者等にとってキャップの取付け位置に無理がなく、キャップを螺合させて装着できるので、キャップ部材把持した指の回転操作により高いリハビリ効果が期待できると共に、リハビリ患者等の指で持ちやすいキャップ部材を使用するので、使い勝手も良い機能訓練用具を提供することができる。

概要

背景

指、手首及び腕等の機能回復等を目的として、基台上の所定位置に手で把持したネジ部材を回転させてネジ止めするリハビリ器具機能訓練装置等が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載の器具は、基台上に配置される、外周面螺旋溝が形成された円筒部材と、該螺旋溝に螺合する螺旋溝が内周面に形成されたキャップ部材と、該キャップ部材の回転を計測する計測器とを有するもので、患者の腕等の機能回復を図るべく指で回転させたキャップ部材の回転数の計測により機能の回復の程度を判定することができる機能訓練装置である。

また、特許文献2に記載の器具は、円盤形状の平面基台に埋設、固定された複数のナットに、これと螺合させる蝶ボルトを備えたもので、基台上に描かれた絵模様に対応するように、所定の蝶ボルトを所定位置のナットに螺合させたリハビリ器具である。

概要

低コスト使い勝手の良い、かつリハビリ効果の高い機能訓練用具を提供する。逆椀形状であるドーム形状の基台12と、螺旋溝が外周面に形成され、前記基台の表面から突き出るように設けられた複数のキャップ取付け部材17と、螺旋溝と螺合する螺旋溝が内周面に形成された複数のキャップ18と、を有する構成である。リハビリ患者等にとってキャップの取付け位置に無理がなく、キャップを螺合させて装着できるので、キャップ部材を把持した指の回転操作により高いリハビリ効果が期待できると共に、リハビリ患者等の指で持ちやすいキャップ部材を使用するので、使い勝手も良い機能訓練用具を提供することができる。

目的

本発明は、低コストで使い勝手の良い、かつリハビリ効果の高い機能訓練用具の提供を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

椀形状基台と、螺旋溝外周面に形成され、前記基台の表面から突き出るように設けられた複数のキャップ取付け部材と、前記螺旋溝と螺合する螺旋溝が内周面に形成された複数のキャップと、を有する機能訓練用具

請求項2

前記基台には、該基台の表面を貫通する複数の開孔部が形成され、前記キャップ取付け部材は、前記螺旋溝が外周面に形成される円筒形状のキャップ取付け部と、該キャップ取付け部の底部を閉じるように設けた鍔部と、該鍔部から伸長するボルト軸部と、を有し、前記取付け部材は、前記基台の外部から前記開口部を貫通させたボルト軸部にナット螺着させて前記基台に挿着される請求項1に記載の機能訓練用具。

請求項3

前記キャップ取付け部には、環状のリング部材が前記鍔部と当接する位置に挿着され、前記リング部材は、前記キャップ取付け部に螺着されるキャップと着色が同一となる請求項2に記載の機能訓練用具。

請求項4

前記キャップの外周面には、前記キャップの中心軸の方向に沿って延びる溝が、周方向所定間隔で複数形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の機能訓練用具。

請求項5

前記基台の頂部は扁平な円形状の扁平部が形成され、該扁平部に、底部と該底部から立設する周壁部とから成る皿状部材が設けられている請求項1乃至4のいずれかに記載の機能訓練用具。

請求項6

前記皿状部材に、時間を計測する時間計測部を設けた請求項5に記載の機能訓練具。

請求項7

逆椀形状の基台と、円筒形状の首部を前記基台の表面から外部に向けて突き出るように前記基台に設けられた複数のペットボトル先端側部分と、前記首部に着脱可能に螺着される複数のキャップと、を有する機能訓練用具。

請求項8

前記基台には、基台の表面を貫通する複数の開孔部が形成され、前記ペットボトル先端部分は、前記首部に連続する肩部を含み、前記開孔部から前記基台の外部に向けて前記首部を突き出るように前記肩部を前記基台の内部に固着する請求項7に記載の機能訓練用具。

技術分野

0001

本発明は、キャップ着脱可能とする複数のキャップ取付け部材基台に設けられた機能訓練用具に関し、特に上肢手指の機能訓練用具に関する。

背景技術

0002

指、手首及び腕等の機能回復等を目的として、基台上の所定位置に手で把持したネジ部材を回転させてネジ止めするリハビリ器具機能訓練装置等が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載の器具は、基台上に配置される、外周面螺旋溝が形成された円筒部材と、該螺旋溝に螺合する螺旋溝が内周面に形成されたキャップ部材と、該キャップ部材の回転を計測する計測器とを有するもので、患者の腕等の機能回復を図るべく指で回転させたキャップ部材の回転数の計測により機能の回復の程度を判定することができる機能訓練装置である。

0003

また、特許文献2に記載の器具は、円盤形状の平面基台に埋設、固定された複数のナットに、これと螺合させる蝶ボルトを備えたもので、基台上に描かれた絵模様に対応するように、所定の蝶ボルトを所定位置のナットに螺合させたリハビリ器具である。

先行技術

0004

実開平6−75527号公報
特開2008−423号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記特許文献1に記載の機能訓練装置によれば、上記したようにキャップ部材を回転させることで、指、手首等の機能回復を図り、更に計測器で回転数を計測することで回復の程度を判定できるものであるが、1個のキャップ部材を把持して回転させるという極めて単調な操作であり、機能訓練としての継続的な使用が期待できない。さらに、回転数を測定する計測器等を設ける必要があることからコスト増を招くことにもなる。また、特許文献2に記載のリハビリ器具は、基台上に描かれた絵模様と一致するように所定の蝶ボルトを螺合させるもので、ゲーム性を併せ持つものの、金属製金具である蝶ボルトを把持し、平坦な基台に埋設された所定位置のナットに螺合させるのは、指や手首の筋肉、神経等のリハビリを行う患者等にとっては無理な面があり、リハビリ等の訓練用具としての使い勝手に難点がある。

0006

本発明は、低コストで使い勝手の良い、かつリハビリ効果の高い機能訓練用具の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、逆椀形状の基台と、螺旋溝が外周面に形成され、前記基台の表面から突き出るように設けられた複数のキャップ取付け部材と、前記螺旋溝と螺合する螺旋溝が内周面に形成された複数のキャップと、を有する構成となる。

0008

このような構成によれば、逆椀形状の基台に、複数のキャップ取付け部材が設けられているので、リハビリ患者等にとってキャップの取付け位置に無理がなく、キャップを螺合させて装着できるので、キャップ部材を把持した指の回転操作により高いリハビリ効果が期待できる。さらに、リハビリ患者等の指で持ちやすいキャップを使用するので、使い勝手も良い機能訓練用具を提供することができる。さらにまた、逆椀形状の基台の外部表面に複数のキャップ取付け部材を設けていることから、キャップの取付け位置が見つけやすく、螺合による装着が容易だけでなく、例えば、基台を回しながら、把持したキャップをキャップ取付け部に螺合させて装着できるので、使い勝手が良く、リハビリ効果の高さも期待でき、かつ低コストの機能訓練用具の提供か可能となる。本発明に係る機能訓練用具は、脳梗塞等の脳血管疾病、神経関連の疾病、交通事故スポーツ障害等による機能回復を目的とするリハビリ訓練等に使用することができ、更には幼児等の知能を高める教育具としても使用することができる。逆椀形状としては、例えば、ドーム形状円錐台形状、角錐台形状等を含む。

0009

本発明に係る機能訓練用具において、前記基台には、該基台の表面を貫通する複数の開孔部が形成され、前記キャップ取付け部材は、前記螺旋溝が外周面に形成される円筒形状のキャップ取付け部と、該キャップ取付け部の底部を閉じるように設けた鍔部と、該鍔部から伸長するボルト軸部と、を有し、前記取付け部材は、前記基台の外部から前記開口部を貫通させたボルト軸部にナットを螺着させて前記基台に挿着される構成とすることができる。

0010

このような構成によれば、キャップ取付け部材を容易に基台に設けることができ、かつ基台からの脱落を防止することができる。キャップ取付け部材は、合成樹脂製、又はアルミニウム等の金属製のいずれでもよいが、キャップ取付け部材、基台、ナット及びキャップを含めて全体を合成樹脂製とすることで計量化を図ることができ、持ち運び等が容易となり利用性が向上する。

0011

本発明において、前記キャップ取付け部には、環状のリング部材が前記鍔部と当接する位置に挿着され、前記リング部材は、前記キャップ取付け部に螺着されるキャップと着色が同一となる構成とすることができる。

0012

このような構成によれば、キャップと該キャップを螺着するキャップ取付け部のリング部材とが同一色に着色されているので、リハビリ患者は単にキャップを螺着させるだけでなく、着色が同一として対応するキャップ取付け部にキャップを螺着させるので、機能訓練の幅が広がることになる。例えば、青色のキャップは青色のリング部材が挿着されているキャップ取付け部に螺着させる。なお、キャップ取付け部に螺着されるキャップと、リング部材とは、上記した同一色に着色するほかに、同一の番号、符号、記号又は対応する模様を付してもよい。機能訓練の幅がより広がることになる。

0013

本発明に係る機能訓練用具において、前記キャップの外周面には、前記キャップの中心軸の方向に沿って延びる溝が、周方向所定間隔で複数形成されている構成とすることができる。

0014

このような構成によれば、キャップの外周面に、キャップの中心軸の方向に沿って延びる溝が、周方向に所定間隔で複数形成されているので、キャップを指で回転させる際に、指が滑ることなくキャップをキャップ取付け部に螺着させることができるので、リハビリ患者等にとって使い勝手の良い機能訓練用具を提供することができる

0015

本発明に係る機能訓練用具において、前記基台の頂部は扁平な円形状の扁平部が形成され、該扁平部に、底部と該底部から立設する周壁部とから成る皿状部材が設けられている構成とすることができる。

0016

このような構成によれば、基台の頂部に形成された扁平部に皿状部材が設けられているので、キャップ取付け部に装着する前のキャップを皿状部材に載置し、又はキャップ取付け部から取り外したキャップを皿状部材に載置することができるので、使い勝手が良く、機能訓練の利便性が向上する。

0017

本発明に係る機能訓練用具において、前記皿状部材に、時間を計測する時間計測部を設けた構成とすることができる。

0018

このような構成によれば、皿状部材に時間を計測する時間計測部を設けることで、例えば、所定時間内にキャップ取付け部に螺着させるキャップの数量をカウントすることができるので、機能訓練の効果を判定することができると共に、複数人での使用では所定時間内での装着個数を競うゲーム性も持つことから、利便性の高い機能訓練用具となる。また、機能が向上したときは、キャップ取付け部へのキャップの取付けと、取り外しの動作を繰り返し、所定時間内におけるこの動作回数を計測して、機能向上の度合いを判定することができる。なお、時間を計測する時間計測部としては、例えば、1〜3分程度の時間を計測する砂時計置時計ストップウオッチ等(アナログ式時計デジタル式時計等を含む)を使用することができる。

0019

本発明に係る機能訓練用具は、逆椀形状の基台と、円筒形状の首部を前記基台の表面から外部に向けて突き出るように前記基台に設けられた複数のペットボトル先端側部分と、前記首部に着脱可能に螺着される複数のキャップと、を有する構成とすることができる。

0020

このような構成によれば、ペットボトルの首部を基台の表面から外部に向けて突き出るようにペットボトルの先端側部分を基台に設けたので、ペットボトルのキャップを首部に着脱可能に螺着することができ、低コストで使い勝手が良く、機能訓練の効果の高い機能訓練用具を提供することができる。ペットボトルは、使用済み、未使用のいずれでもよく、特にキャップの色が異なる複数個のペットボトルを設けることで、キャップと該キャップを取付ける首部とを同一着色により対応させることができる。すなわち、ペットボトルは、その開封時にキャップから分離したキャップと着色同一のTEバンド(tamper-evident band)が首部に残されるので、キャップと首部のTEバンドとの色合わせが可能となるので、機能訓練の幅を広げた機能訓練用具を提供することができる。

0021

本発明に係る機能訓練用具において、前記基台には、基台の表面を貫通する複数の開孔部が形成され、前記ペットボトル先端部分は、前記首部に連続する肩部を含み、前記開孔部から前記基台の外部に向けて前記首部を突き出るように前記肩部を前記基台の内部に固着する構成とすることができる。

0022

このような構成によれば、ペットボトルからその首部とこれに連続する肩部から成る先端部分を切り取り、容易に基台に取付けることができ、低コストで使い勝手が良く、機能訓練の効果の高い機能訓練用具を提供することができる。なお、肩部を基台の内部に固着する際に、肩部の一部を切り開いて展開することで、基台の内部表面との接触範囲が増加するので、接着剤等を使用した固着が容易となる。

発明の効果

0023

本発明によれば、逆椀形状の基台に、複数のキャップ取付け部材が設けられているので、リハビリ患者等にとってキャップの取付け位置に無理がなく、キャップを螺合させて装着できるので、キャップ部材を把持した指の回転操作により高いリハビリ効果が期待できると共に、リハビリ患者等の指で持ちやすいキャップ部材を使用するので、使い勝手も良い機能訓練用具を提供することができる。

図面の簡単な説明

0024

図1は、本発明の第1の実施形態に係る機能訓練用具の斜視図である。
図2は、図1に示す機能訓練用具の正面図である。
図3は、図1に示す機能訓練用具の平面図である。
図4は、図2のA−A線断面図である。
図5は、図4の一部拡大断面図(キャップを螺着したキャップ取付け部材)である。
図6は、分離した状態のキャップ、キャップ取付け部材及びナットを二方向から見た斜視図である
図7は、図1に示す機能訓練用具の使用状態を示す斜視図である。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る機能訓練用具の斜視図である。
図9は、図8に示す機能訓練用具の一部拡大断面図(キャップを螺着したペットボトルの先端部分)である。

実施例

0025

本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。本発明の実施の形態に係る機能訓練用具は、図1乃至図4に示すように構成される。

0026

図1乃至図4おいて、本発明の実施の形態に係る機能訓練用具11は、中空の逆椀形状であるドーム形状の基台12と、基台12の下部に配置された皿状のベース部材13と、着台12の頂部に形成された平坦部12aに設けた皿状部材15と、皿状部材15の中央に設けた時間計測部である砂時計部16と、基台12の外側表面である曲面部12bから円筒形状のキャップ取付け部17a(図6参照)が外側に向けて突出するように設けられた複数のキャップ取付け部材17と、キャップ取付け部17aに着脱可能に螺着される、内周面に螺旋溝が形成されたキャップ18と、を有する。

0027

ドーム形状の基台12は、略半球形状の中空の部材であり、頂部が平坦となる円形の平坦部12aと、平坦部12a下側の曲面部12bとを有している。平坦部12aには、平坦部12aと略同じ円形状の底部15aを有する上記皿状部材15が接着剤(又はビス止め等も可)により固着されている。皿状部材15は、上記した円形状の底部15aと、底部15aの周囲から外側に傾斜して立設する周壁15bとで構成されている。また、基台12の曲面部12bには、曲面部12bを貫通する複数の開孔部21(図4図5参照)が所定の密度で形成されており、キャップ取付け部17は、この開孔部21からその先端側のキャップ取付け部17aが外部に向けて突出するように設けられている。開孔部21の径は、キャップ取付け部17aの径より若干大きい程度であり、開孔部21とキャップ取付け部17aとは僅かな隙間(図5参照)を有する。

0028

図6に示すように、キャップ取付け部材17は、一方の側が外周面に螺旋溝が形成された円筒部であるキャップ取付け部17aと、キャップ取付け部17aの底部を閉じるように形成される、底部よりも径の大きい鍔部17bと、鍔部17bからキャップ取付け部17aとは反対側に向けて突き出たボルト軸部17cと、鍔部17bに当接する位置でキャップ取付け部17aに挿着されたリング部材22とで構成される。キャップ取付け部17a、鍔部17b及びボルト軸部17cは、合成樹脂(又はアルミニウム等の金属)で一体に形成されており、後から樹脂製のリング部材22がキャップ取付け部17aに挿着されている。キャップ取付け部17aには、上述したようにキャップ18が着脱可能に螺合され、ボルト軸部17cには、ナット20が着脱可能に螺合される。キャップ18の内周面には、キャップ取付け部17aの外周面に形成された螺旋溝と螺合する螺旋溝が形成されている。また、キャップ18と、キャップ18が螺着するキャップ取付け部17aに嵌め込まれたリング部材22とは、それぞれ同一色に着色されており、例えば、青色のキャップ18は青色のリング部材22が嵌め込まれたキャップ取付け部17aに螺着し、赤色のキャップ18は赤色のリング部材22が嵌め込まれたキャップ取付け部17aに螺着するようにして、対応関係を持たせることでリハビリの効果をより一層図ることができる。また、キャップ18の外周面には、キャップ18の中心軸の方向に沿って延びる溝18bが、周方向に複数形成されているので(図6参照)、滑り止め効果を生じ、リハビリ中の患者にとってキャップ18を落下させることなく指で把持することができ、キャップ18の表面を指が滑ることなくキャップ取付け部17aに螺着させることができる。

0029

図4図5に示すように、キャップ取付け部材17は、基台12の曲面部12aに形成される開孔部21に、基台12の外側からボルト軸部17cを挿入し、基台12の内部からボルト軸部17cにナット20を螺着させて、曲面部12aに固着される。鍔部17bは開孔部21を塞ぐ大きさであるから、ボルト軸部17cにナット20を螺着することで、ナット20と鍔部17bとで曲面部12aを挟持するように固着することができる。

0030

図1乃至図4に示すように、ベース部材13は、上部を開口とする平底形状の円形容器で(図4参照)、その周囲が所定幅の円形の縁部13aが形成されており、基台12下部周囲の円形の縁部12cと重なるようにビス止めされている。なお、本実施形態では、上記ビス止めとしたが、接着剤を使用して固着しても良い。ベース部材13に縁部13aを形成することで、手による持ち運び等が容易となり、使い勝手の良い機能訓練用具を提供することができる。

0031

基台12の円形状の平坦部12aに設けた皿状部材15は、上述したように、円形状の底部15aと、底部15aの周囲から外側に傾斜して立設する周壁15bとで構成されており、底部15aの中心位置には、所定時間を計測する時間計測部である砂時計部16が設けられている。砂時計部16は、両端に設けた円筒状部31a、31bと、これら円筒状部31a、31bを細管状部31cで連通して形成された、所定量の砂が封入されたガラス容器31と、このガラス容器31の両端部を固定する所定幅の長方形状枠体32と、皿状部材15の中心位置に固着され、かつ上記枠体32を上下方向に回動可能に枢着するU字形状の取付け部材33とで構成されている(図1参照)。枠体32が上下方向に回動可能となることから、枠体32に固定されたガラス容器31も同様に上下方向に回動可能となり、所定量の砂が一方の円筒状部31a(31b)から細管状部31cを通じて他方の円筒状部31b(31a)に落下させて所定時間を計測する砂時計としての機能を有するものである。なお、本実施形態では上記したように基台12の上に皿状部材15及び砂時計部16を設けているが、砂時計部16を省略して皿状部材15のみとしてもよく、又は皿状部材15及び砂時計部16の両方を省略しても良い。

0032

次に、図7を参照して、本発明の実施形態に係る機能訓練用具11の使用(動作)について説明する。

0033

図7に示すように、機能訓練用具11の皿状部材15には、複数のキャップ18が載置されている。上述したように、キャップ18は、それぞれ着色を異にするものを使用し(着色が同一のキャップを含む場合もある)、機能訓練の向上を図るため、指(鎖線で示す)で掴んだキャップ18を同一着色のリング部材22が挿着されたキャップ取付け部17aに螺着させるようにすることができる。

0034

本実施形態に係る機能訓練用具11の使用開始に際しては、砂時計部16の枠体32を上下反対に回動させ、ガラス容器31に封入された砂を上方に位置する円筒状部31a(31b)から下方に位置する円筒状部31b(31a)に向けて落下させ、所定時間の計測を開始させる。上方の円筒状部の全ての砂が下方の円筒状部に落下するまでの所定時間内に、所定の取付け部17aにキャップ18を何個螺着できたかをカウントして機能判定を行うことができ、さらに機能が向上したときは、キャップ取付け部17aへのキャップ18すべての螺着と、取り外しの動作の繰り返し数をカウントすることで機能向上の判定ができる。

0035

上記した所定時間内にキャップ18を同一着色のリング部材22が挿着されたキャップ取付け部17aに螺着させるのは機能訓練の一例であり、キャップ18と対応するキャップ取付け部17aのリング部材22とにそれぞれ対応する所定の模様を描き、模様が対応するようにキャップ18を選択して所定のキャップ取付け部17aに螺合させて装着するようにしても良い。さらには、キャップ18とリング部材22に同一番号をそれぞれ記載して、リング部材22と同一番号のキャップ18をキャップ取付け部17aに螺着させても良い。このように模様、番号等で対応するキャップ18を螺着させることができるのでリハビリ訓練用具として使用する他に、幼児等の教育用の訓練用具としても使用することができる。

0036

本実施形態では、時間計測部として砂時計部16としているが、これに限定するものではなく、例えば、ストップウオッチを皿状部材15に設置しても良い。砂時計部16では、1分計、2分計のように所定時間を計測するには良いが、全てのキャップ18を所定のキャップ取付け部17aに螺着する場合、各使用者螺着完了時間の正確な比較が困難であるが、ストップウオッチによれば比較が容易となる。アナログ式の他に、デジタル式の時計、ストップウオッチを使用することもできる。また、砂時計部16を含む各種の時間計測部を使用しなくても良い。時間を計測することなく、キャップ18を対応する所定のキャップ取付け部17aに螺着し、取り外しするだけでも、指でキャップ18を把持した回転動作による機能訓練の効果が発揮できるからである。

0037

次に、本発明の第2の実施形態に係る機能訓練用具について、図8図9を参照して説明する。なお、第1の実施形態と形状、機能が共通する部分については、同一名称、同一符号を使用する。図8図9に示すように、本実施形態に係る機能訓練用具51は、キャップ取付け部材51及びキャップ53について、ペットボトルの一部を使用することが特徴である。

0038

キャップ取付け部材51は、ペットボトル(不図示)の注出口を含む首部51aと、首部51aに続く肩部51bとを含んだ、ペットボトルの先端部分から成るものである。ペットボトルからその先端部分(首部51a及び肩部51b)を切り取り、基台12に形成された開孔部56から首部51aを外部に向けて突き出すように、肩部51を基台12の内側面に、接着剤等で固着(又は熱溶着)する。基台12との接触部分を広くするべく、肩部51bに切欠きをいれて展開することで、接着面を広くして強固に固着することができる。首部17及びキャップ18は、ペットボトルを利用することもできるので、低コストでかつ使い勝手の良い機能訓練用具を提供することができる。なお、ペットボトルとして、本実施形態では500ml用のものを使用しているが、これに限定するものではない。例えば、1000ml用、2000ml用の使用済ペットボトルを使用することもできる。

0039

ペットボトルの首部51aには、飲用時の開封時にキャップ53から切り離された、開封済みを示すTEバンド55が挿着されており、キャップ53と同一着色であることから、第1の実施形態と同様に、キャップ53を同一着色のTEバンド55が挿着されている首部51aに螺着させることができる。なお、第1実施形態と同様に、キャップ53の外周面には、キャップ53の中心軸の方向に沿って延びる溝53bが、周方向に所定間隔で複数形成されているので、指が滑ることなくキャップ53を首部51aに螺合により装着、又は取り外しをすることができる。

0040

上記したように、本実施形態によれば、第1の実施形態のキャップ取付け部材17(図5図6等参照)及びキャップ18を使用することなく、既存品であるペットボトルの先端部分を切り取って基台に固着して使用することができるので、第1の実施形態と同様のキャップの螺合による装着と、取り外しの回転動作による手指等の機能回復、向上等のリハビリ等に効果をもたらすと共に、低コストで提供できるという効果を併せもつ機能訓練用具を提供することができる。なお、第1の実施形態に使用するキャップ18については、ペットボトルのキャップ53を使用しても良い。

0041

第1、第2の実施形態の双方とも、逆椀形状となるドーム形状の基台12に設けた所定高さ位置にあるキャップ取付け部17a(首部51a)に、キャップ18(53)を螺合させて装着、取り外しを行うので、リハビリ患者等にとって使い勝手のよい機能訓練用具であり、リハビリ効果もあり、かつ簡便な機構の機能訓練用具の提供か可能となる。機能訓練として、脳梗塞等の疾病、交通事故、スポーツ障害等による機能回復を目的とするリハビリに使用することができ、更には幼児等の知能を高める教育具としても使用することができる。

0042

以上、説明したように、本発明に係る機能訓練用具は、指を使うキャップ部材の回転による高いリハビリ効果が期待でき、さらに指で把持し易いキャップ部材を使用するので使い勝手も良くコストを抑えることができるという効果を奏し、逆椀形状の基台と、該基台の外側表面に外部に向けて突出するように設けられた、キャップ取付け部を備えた複数のキャップ取付け部材と、該キャップ取付け部に螺着される複数のキャップと、を有する機能訓練用具として有用である。

0043

11機能訓練用具
12基台
12a平坦部
12b曲面部
12c 縁部
13ベース部材
13a 縁部
15 皿状部
16砂時計部
17キャップ取付け部材
17a キャップ取付け部
17b 鍔部
17cボルト軸部
18 キャップ
18a螺旋溝
18b 溝
20ナット
21開孔部
22リング部材
31ガラス容器
31a、31b円筒状部
31c細管状部
32枠体
33 取付け部材
51 キャップ取付け部材
51a 首部
51b肩部
53 キャップ
55 TEバンド
56 開孔部

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