図面 (/)

技術 監視制御システムおよび操作監視端末

出願人 株式会社東芝東芝インフラシステムズ株式会社
発明者 吉川聡内村恭司砂盃裕司牧野直樹武田翔中原毅朗山森聡室賀浩一小野田努池田直
出願日 2015年9月28日 (4年5ヶ月経過) 出願番号 2015-189967
公開日 2017年4月6日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2017-070012
状態 特許登録済
技術分野 交流の給配電 給配電網の遠方監視・制御 選択的呼出装置(遠隔制御・遠隔測定用)
主要キーワード 手動制御モード 制御子局 タップ位置情報 操作場所 操作監視画面 自動制御モード 切換開閉器 操作表示画面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年4月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

遠隔からタップ換操作を行う操作員に対し、タップ切換動作が可能であるかを操作監視画面上に表示する監視制御システムおよび操作監視端末を提供することである。

解決手段

実施形態の監視制御システムは、通信を介して負荷タップ切換器変圧器のタップ状態情報を取得し、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行える状況かを判断する判断部と、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作を行える状況の場合、タップ操作可能であることを表示する、あるいは前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行えない状況の場合、タップ操作禁止であることを表示する表示部と、を備える。

概要

背景

従来、変圧器に設置される負荷タップ切換器(以下、LTCという)のタップ遠隔より制御する場合、操作員によるタップ切換操作と、実際にタップが切り換わる時間差により、操作員が現在のタップの位置や状況を正しく認識することができなかった。そのため、操作員が連続してタップ切換操作を行ってしまうことで、切換開閉器に負担を掛け、LTCを故障させるリスク内在していた。

概要

遠隔からタップ切換操作を行う操作員に対し、タップ切換動作が可能であるかを操作監視画面上に表示する監視制御システムおよび操作監視端末を提供することである。実施形態の監視制御システムは、通信を介して負荷時タップ切換器付変圧器のタップ状態情報を取得し、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行える状況かを判断する判断部と、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作を行える状況の場合、タップ操作可能であることを表示する、あるいは前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行えない状況の場合、タップ操作禁止であることを表示する表示部と、を備える。

目的

本発明の実施形態が解決しようとする課題は、遠隔からタップ切換操作を行う操作員に対し、タップ切換動作が可能であるかを操作監視画面上に表示する監視制御システムおよび操作監視端末を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

通信を介して負荷タップ切換器変圧器タップ状態情報を取得し、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行える状況かを判断する判断部と、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作を行える状況の場合、タップ操作可能であることを表示する、あるいは前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行えない状況の場合、タップ操作禁止であることを表示する表示部と、を備える監視制御システム

請求項2

前記判断部は、前記タップ状態情報がタップ切換中あるいはタップ切換渋滞発生中あるいはタップ切換直後のいずれかの場合、前記負荷時タップ切換器付変圧器はタップ切換操作を行えない状況だと判断する請求項1に記載の監視制御システム。

請求項3

前記負荷時タップ切換器付変圧器のタップ切換回数を積算するタップ切換回数積算部を備え、前記表示部は、前記タップ切換回数を表示する請求項1または2に記載の監視制御システム。

請求項4

負荷時タップ切換器付変圧器の操作入力受け付ける操作部と、通信を介して前記負荷時タップ切換器付変圧器の状態を取得し、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行える状況かを判断し、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作を行える状況の場合、前記操作部に入力される操作入力に基づいて前記負荷時タップ切換器に切換指令を出力する判断部と、を備える監視制御システム。

請求項5

前記負荷時タップ切換器付変圧器の操作入力を受け付ける第二の操作部と、通信を介して前記負荷時タップ切換器付変圧器の状態を取得し、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行える状況かを判断し、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作を行える状況の場合、前記第二の操作部に入力される操作入力に基づいて前記負荷時タップ切換器に切換指令を出力する第二の判断部と、を具備する負荷時タップ切換器付変圧器専用装置を備える請求項4に記載の監視制御システム。

請求項6

前記判断部は、前記第二の判断部の状態情報に基づいて、前記第二の判断部が前記負荷時タップ切換器付変圧器を操作するのに不都合が生じると判断した場合、操作を前記操作部に自動で切り換える請求項4または5に記載の監視制御システム。

請求項7

前記第二の判断部は、前記判断部の状態情報に基づいて、前記判断部が前記負荷時タップ切換器付変圧器を操作するのに不都合が生じると判断した場合、操作を前記第二の操作部に自動で切り換える請求項4または5に記載の監視制御システム。

請求項8

前記判断部または前記第二の判断部は、前記負荷時タップ切換器付変圧器のタップ切換を自動で行う装置と併用する際、前記装置で自動制御している場合、前記タップ切換操作を行えない状況だと判断し、前記操作部または前記第二の操作部に入力される操作入力を無効にする請求項4または5に記載の監視制御システム。

請求項9

前記判断部または前記第二の判断部は、二台構成の前記負荷時タップ切換器のタップ切換を同時に行う際、前記二台構成の負荷時タップ切換器のタップ位置不一致である場合、前記タップ切換操作を行えない状況だと判断し、前記操作部または前記第二の操作部に入力される操作入力を無効にする請求項4または5に記載の監視制御システム。

請求項10

負荷時タップ切換器付変圧器の状態により前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行える状況かを判断した判断結果に基づいて、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作を行える状況の場合タップ操作可能であること、または前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行えない状況の場合タップ操作禁止であることを表示する、表示部を有する操作監視端末

技術分野

0001

本発明の実施形態は、監視制御システムおよび操作監視端末に関する。

背景技術

0002

従来、変圧器に設置される負荷タップ切換器(以下、LTCという)のタップ遠隔より制御する場合、操作員によるタップ切換操作と、実際にタップが切り換わる時間差により、操作員が現在のタップの位置や状況を正しく認識することができなかった。そのため、操作員が連続してタップ切換操作を行ってしまうことで、切換開閉器に負担を掛け、LTCを故障させるリスク内在していた。

先行技術

0003

特開2003−87974号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の実施形態が解決しようとする課題は、遠隔からタップ切換操作を行う操作員に対し、タップ切換動作が可能であるかを操作監視画面上に表示する監視制御システムおよび操作監視端末を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

実施形態の監視制御システムは、通信を介して負荷時タップ切換器付変圧器のタップ状態情報を取得し、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行える状況かを判断する判断部と、前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作を行える状況の場合、タップ操作可能であることを表示する、あるいは前記負荷時タップ切換器付変圧器がタップ切換操作の行えない状況の場合、タップ操作禁止であることを表示する表示部と、を備える。

図面の簡単な説明

0006

本発明の第1の実施形態に係る監視制御システムを含む装置構成図である。
本発明の第1の実施形態に係る操作監視端末の機能構成を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る制御親局の機能構成を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る制御子局の機能構成を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る制御機器(LTC付変圧器)の機能構成を示す図である。
本発明の第1の実施形態のタップ切換操作を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施形態に係る監視制御システムを含む装置構成図である。
本発明の第2の実施形態に係るLTC制御専用操作端末の機能構成を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るLTC制御専用コントローラの機能構成を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るタップ切換操作を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施形態に係るタップ切換操作可能表示のフローチャートである。
本発明の第3の実施形態に係る1系LTCタップ切換操作表示画面を示す図である。

実施例

0007

以下、図面を参照して発明を実施するための実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
図1は、第1の実施形態にかかる監視制御システム1を含む装置構成図である。第1の実施形態にかかる監視制御システム1は、操作監視端末11、制御親局21および制御子局31〜33とで構成され、夫々が通信線によって接続されている。

0008

操作監視端末11は、操作員によるLTC操作入力受け付け端末であり、入力されたLTC操作によってLTCのタップが制御される。

0009

制御親局21は、操作監視端末11と制御子局31〜33と通信し、各種情報送受信を行う。

0010

制御子局31は、制御機器(LTC付変圧器)41の監視制御を行う。LTC付変圧器とは、負荷時タップ切換器付変圧器のことである。制御子局32、制御子局33は、LTCに関連しない設備の監視制御を行うものとする。

0011

操作監視端末11と制御親局21とをつなぐ通信線は伝送、制御親局21と制御子局31〜33とをつなぐ通信線は伝送、制御子局31〜33と制御機器41〜43とをそれぞれつなぐ通信線は接点である。

0012

図2は、操作監視端末11の機能構成を示す図である。

0013

操作監視端末11は、操作員に対してLTCのタップ位置情報、タップ切換中情報、タップ操作の可否情報故障情報等を表示する表示部112と、操作員によるLTCタップ切換操作指令を受け付ける操作部113と、LTCタップ切換操作指令を制御親局21へ送信する通信部115とを有する。また、制御親局21および制御子局32、33を介して制御機器2、3の各種情報を取得する。

0014

また、LTCタップ位置の切換履歴を保存し、印字する履歴保存印字機能114を有する。履歴保存・印字機能114は必ずしもシステムに必要なものではない。

0015

図3は、制御親局21の機能構成を示す図である。

0016

制御親局21は、前記LTCタップ切換操作指令を信号処理し、制御子局31〜33のどれに送信すべきかを判断する信号処理・プロセス管理部212と、判断した結果である指令を制御子局31へ送信する制御子局との通信部214とを有する。

0017

また、制御親局21は、制御機器側でタップ切換が行われた際にこれを制御子局経由で検知し、内部に保存された切換回数積算値加算するタップ切換回数積算部213と、加算した積算値を操作監視端末11に送信する監視端末との通信部211とを有する。タップ切換回数積算部213は必ずしもシステムに必要なものではない。

0018

図4は、制御子局31の機能構成を示す図である。
制御子局31は、前記LTCタップ切換操作指令を受信し、接点信号に変換する伝送接点変換部312と、制御機器(LTC付変圧器)41に接点する通信部315とを有する。

0019

また、制御子局31は、タップ位置や故障等の接点の情報を伝送変換し制御親局へ送信する接点伝送変換部314と、タップ位置や故障等のタップ状態情報を取得し、タップ操作が行える状況かを判断する判断部313とを有する。接点伝送変換部314において、変圧器の二次電圧などアナログ信号は、ディジタル値に変換して送信する。

0020

図5は、制御機器(LTC付変圧器)41の機能構成を示す図である。
制御機器(LTC付変圧器)41は、制御子局からの接点信号を受信すると、専用の電動機を動作させて、タップ切換動作を行うタップ切換動作部414と、変更後のタップ位置情報を接点信号に変換させる機器動作接点変換部415と、前記接点信号を制御子局へ送信する通信部413とを有する。

0021

(作用)
図6は、タップ切換操作のフローチャートである。

0022

制御機器(LTC付変圧器)41は、1系LTC付変圧器411と2系LTC付変圧器412を備え、タップ切換動作は、「1系単独」、「2系単独」あるいは「並列」で行える。「並列」の場合、1系LTC付変圧器411と2系LTC付変圧器412のタップが一致しているとき、両方のタップ切換動作を、どちらか一方のタップ切換操作で行う。

0023

(1系単独タップ切換操作)
まず、1系タップ切換操作を操作部113が受ける(S11)と、TR運転モード(S21)によってその後のフローが異なる。TR運転モード(S21)は、あらかじめ設定しておくものである。TRとは、変圧器のことを意味する。

0024

TR運転モード(S21)が「単独」の場合、判断部313は、1系制御モードが手動かを判断する(S41)。自動制御モードの場合は、手動制御モード切り替えてからタップ切換操作を行わせるためである。自動制御モードとは、例えば自動電圧調整器のようなLTCタップ切換を自動で行う装置と併用する際、その自動で行う装置で制御をするモードを指す。1系制御モードが手動ではない場合(S41でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。つまり、1系タップ切換動作は起こらない。

0025

1系制御モードが手動である場合(S41でYes)、判断部313は、1系タップ切換中ではないかを判断する(S51)。1系タップ切換中の場合(S51でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0026

1系タップ切換中ではない場合(S51でYes)、判断部313は、1系タップ切換が渋滞中ではないかを判断する(S61)。タップ切換が渋滞中とは、受けたタップ切換操作が完了していない状態を意味する。1系タップ切換が渋滞中の場合(S61でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0027

1系タップ切換が渋滞中ではない場合(S61でYes)、判断部313は、前回の1系タップ切換から一定時間が経過したかを判断する(S71)。一定時間の設定は、ユーザが選択できる。前回の1系タップ切換から一定時間が経過していない場合(S71でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0028

前回の1系タップ切換から一定時間が経過した場合(S71でYes)、判断部313は、通信部315を介して制御機器(LTC付変圧器)41に対してタップ切換指令を出力し、タップ切換動作部414は、1系LTC付変圧器411のタップ切換動作を開始する(S81)。

0029

その後、タップ切換回数積算部213が1系LTCタップ切換回数を積算し、表示部112が表示させる(S91)。ただし、タップ切換回数の積算・表示は必ずしもシステムに必要なものではない。

0030

(2系単独タップ切換操作)
1系単独タップ切換操作と同様に、2系単独タップ切換操作を行う。

0031

まず、2系タップ切換操作を操作部113が受ける(S12)と、TR運転モード(S22)によってその後のフローが異なる。なお、TR運転モード(S22)は、あらかじめ設定しておくものである。

0032

TR運転モード(S22)が「単独」の場合、判断部313は、2系制御モードが手動かを判断する(S42)。2系制御モードが手動ではない場合(S42でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0033

2系制御モードが手動である場合(S42でYes)、判断部313は、2系タップ切換中ではないかを判断する(S52)。2系タップ切換中の場合(S52でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0034

2系タップ切換中ではない場合(S52でYes)、判断部313は、2系タップ切換が渋滞中ではないかを判断する(S62)。2系タップ切換が渋滞中の場合(S62でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0035

2系タップ切換が渋滞中ではない場合(S62でYes)、判断部313は、前回の2系タップ切換から一定時間が経過したかを判断する(S72)。一定時間が経過していない場合(S72でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0036

前回の2系タップ切換から一定時間が経過した場合(S72でYes)、判断部313は、通信部315を介して制御機器(LTC付変圧器)41に対してタップ切換指令を出力し、タップ切換動作部412は、2系LTC付変圧器412のタップ切換動作を開始する(S82)。

0037

その後、タップ切換回数積算部213が2系LTCタップ切換回数を積算し、表示部112が表示させる(S92)。タップ切換回数の積算・表示は必ずしもシステムに必要なものではない。

0038

(並列タップ切換操作)
並列タップ切換操作とは、1系変圧器と2系変圧器のタップが一致しているとき、両方のタップ切換動作を、どちらか一方のタップ切換操作で行うことである。

0039

並列タップ切換操作を行うときは、操作部113が1系タップ切換操作を受け(S11)、TR運転モード(S21)が「1系並列主」のとき、あるいは、2系タップ切換操作を受け(S12)、TR運転モード(S22)が「2系並列主」のときである。

0040

そのとき判断部313は、1系LTC付変圧器と2系LTC付変圧器のタップが一致しているかを判断する(S33)。タップが一致していない場合(S33でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0041

タップが一致している場合(S33でYes)、判断部313は、1系、2系制御モードが手動かを判断する(S43)。1系、2系制御モードがどちらか一方でも手動ではない場合(S43でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0042

1系、2系制御モードがどちらも手動である場合(S43でYes)、判断部313は、1系、2系タップが切換中ではないかを判断する(S53)。1系、2系タップのどちらか一方でも切換中の場合(S53でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0043

1系、2系タップのどちらも切換中ではない場合(S53でYes)、判断部313は、1系、2系タップ切換が渋滞中ではないかを判断する(S63)。1系、2系タップの切換がどちらか一方でも渋滞中の場合(S63でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0044

1系、2系タップの切換がどちらも渋滞中ではない場合(S63でYes)、判断部313は、前回の1系または2系タップ切換から一定時間が経過したかを判断する(S73)。一定時間が経過していない場合(S73でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0045

前回の1系または2系タップ切換から一定時間が経過した場合(S73でYes)、判断部313は、通信部315を介して制御機器(LTC付変圧器)41に対してタップ切換指令を出力し、タップ切換動作部412は、LTC付変圧器(1系)411とLTC付変圧器(2系)412のタップ切換動作を開始する(S83)。

0046

その後、タップ切換回数積算部213が1系と2系LTCタップ切換回数をそれぞれ積算し、表示部112が表示させる(S93)。タップ切換回数の積算・表示は必ずしもシステムに必要なものではない。

0047

以上のように、操作員によるタップ切換操作が行われても、種々の条件(S21〜S73)が揃わないと、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0048

(効果)
操作員によるタップ切換操作が行われても、種々の条件が揃わないと制御機器に対しての切換指令は出力されないインタロックにより、連続してタップ切換操作を行えなくなるため、連続操作によるLTC付変圧器故障のリスクを低減させることが可能となる。また、遠隔操作員はLTCタップ切換操作が正常に行われていることを確認できる。

0049

なお、制御機器に対しての切換指令を出力するかの判断(S33〜S73)を行う判断部313は、図2では制御子局31にあるが、制御親局21や操作監視端末11にあってもよい。

0050

なお、本実施例は、制御親局と、複数または単一の制御子局が伝送で接続されたシステム構成全てに適用可能なもので、装置の台数や、伝送の種類に制約を受けるものではない。

0051

(第2の実施形態)
(構成)
図7は、第2の実施形態に係る監視制御システム2を含む装置構成図である。

0052

第1の実施形態の装置構成図である図1と、第2の実施形態の装置構成図である図7が異なる点は、LTC制御専用操作端末51とLTC制御専用コントローラ61を付加した点であり、このLTC制御専用操作端末51とLTC制御専用コントローラ61以外は第1の実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。

0053

LTC制御専用操作端末51とLTC制御専用コントローラ61は、LTC制御専用の機器であり、制御機器(LTC付変圧器)41の近傍に設置し、タップ切換操作を行えるようにする。

0054

第一の実施形態でタップ切換操作を行う端末である操作監視端末11と制御親局21と制御子局31は、一般的に制御機器(LTC付変圧器)41から離れた場所に設置し、遠方からタップ切換操作を行えるようにする。

0055

制御機器(LTC付変圧器)41の近傍で、遠方から操作するかまたは直接操作するかの使い分けを行う。遠方から操作するとは、操作監視端末11からタップ切換操作をすることを意味する。直接操作するとは、LTC制御専用操作端末51からタップ切換操作をすることを意味する。操作場所切換用のスイッチは、制御機器(LTC付変圧器)41の近傍に設置する。

0056

ここで、制御機器(LTC付変圧器)41への接続は、図7のように制御子局31から制御機器(LTC付変圧器)41に接点で接続されるだけでなく、LTC制御専用コントローラ61から制御機器(LTC付変圧器)41に接点で接続される。

0057

図8は、LTC制御専用操作端末51の機能構成を示す図である。LTC制御専用操作端末51は、操作監視端末11と同様の機能を有するものとする。図2の操作監視端末11の機能構成と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。

0058

第二の操作部116の機能は、操作部113と同様である。

0059

図9は、LTC制御専用コントローラ61の機能構成を示す図である。LTC制御専用コントローラ61は、制御親局21と制御子局31の機能を有するものとする。図3の制御親局21の機能構成、図4の制御子局31の機能構成と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。

0060

第二の判断部316の機能は、判断部313と同様である。

0061

(作用)
図10は、タップ切換操作のフローチャートである。

0062

第1の実施形態のタップ切換操作のフローチャートである図6と、第2の実施形態のタップ切換操作のフローチャートである図10が異なる点は、S111〜S124を付加した点であり、これら以外は第1の実施形態と同じであるので、同一ステップには同一符号を付して詳細な説明は省略する。

0063

S111〜S124は、1系タップ切換操作、2系タップ切換操作がそれぞれ操作監視端末11で行われたか(以下「遠方」とする)、LTC制御専用操作端末51で行われたか(以下「直接」とする)を判断するステップである。

0064

「遠方」で1系タップ切換操作が行われた場合(S111)、操作場所が遠方かを判断する(S113)。遠方の場合(S113でYes)、「遠方」の状態を識別する。

0065

同様に、「直接」で1系タップ切換操作が行われた場合(S112)、操作場所が直接かを判断する(S114)。直接の場合(S114でYes)、「直接」の状態を識別する。

0066

同様に、「遠方」で2系タップ切換操作が行われた場合(S121)、操作場所が遠方かを判断する(S123)。遠方の場合(S123でYes)、「遠方」の状態を識別する。

0067

同様に、「直接」で2系タップ切換操作が行われた場合(S122)、操作場所が直接かを判断する(S124)。直接の場合(S124でYes)、「直接」の状態を識別する。

0068

それぞれの場合で操作場所が異なると判断した場合(S113でNo、S114でNo、S123でNo、S124でNo)、制御機器に対しての切換指令は出力されない。

0069

以上のように「遠方—直接」の状態を識別した後、「直接」の場合は、LTC制御専用操作端末51からの出力を可能とし、制御子局31からの出力をブロックする。「遠方」の場合は、操作監視端末11からの出力を可能とし、LTC制御専用コントローラ61からの出力をブロックする。

0070

操作監視端末11、制御親局21、制御子局31のいずれかがたとえば故障するなど、不都合が生じた際は、LTC制御専用コントローラ61がこれを検出し、操作場所を「遠方」から「直接」に自動で切り換えるものとする。

0071

一方、LTC制御専用操作端末51、LTC制御専用コントローラ61のいずれかがたとえば故障するなど、不都合が生じた際は、制御子局31がこれを検出し、操作場所を「直接」から「遠方」に自動で切り換えるものとする。

0072

(効果)
LTC制御専用操作端末51、LTC制御専用コントローラ61を付加することにより、制御機器(LTC付変圧器)41の近傍で、機器の動作を目視しながら、タップ切換操作を行うことができる。その場合においても、種々の条件が揃わないと制御機器に対しての切換指令は出力されないため、連続操作によるLTC付変圧器故障のリスクを低減する事が可能となる。かつ、いずれかの装置に不都合が生じた場合においても、健全な装置を利用して運用を継続可能となる。

0073

なお、制御機器に対しての切換指令を出力するかの判断(S33〜S73、S113、S114,S123、S124)を行う判断部313は、図5のように制御子局31やLTC制御専用コントローラ61にあってもよいし、LTC制御専用操作端末51や制御親局21、操作監視端末11のいずれかにあってもよい。

0074

なお、本実施例は、制御親局と、複数または単一の制御子局が伝送で接続されたシステム構成全てに適用可能なもので、装置の台数や、伝送の種類に制約を受けるものではない。

0075

(第3の実施形態)
(構成)
LTCタップ切換操作表示画面に、タップ操作が可能であるか否かを表示させるシステムをしめす。判断部313を含む配置図および機能構成は、第2の実施形態と同様である。

0076

(作用)
図11は、タップ切換操作可能表示のフローチャートである。

0077

第2の実施形態のタップ切換操作のフローチャートである図10と、タップ切換操作可能表示のフローチャートである図11が異なる点は、S115、S116,S125,S126を付加した点であり、これら以外は第1の実施形態と同じであるので、同一ステップには同一符号を付して詳細な説明は省略する。

0078

1系タップ切換操作を行ったとき、制御機器に対しての切換指令は出力されないすべての場合(S113でNo、S114でNo、S41でNo、S51でNo、S61でNo、S71でNo、S33でNo、S43でNo、S53でNo、S63でNo、S73でNo)、操作監視端末11またはLTC制御専用操作端末51の表示部に、1系LTCタップ操作禁止であることを表示させる(S115)。

0079

一方、1系タップ切換操作を行ったとき、タップ切換動作が開始される場合(S71でYes、S73でYes)、操作監視端末11またはLTC制御専用操作端末51の表示部に、1系LTCタップ操作可能であることを表示させる(S116)。

0080

同様に、2系タップ切換操作を行ったとき、制御機器に対しての切換指令は出力されないすべての場合(S123でNo、S124でNo、S42でNo、S52でNo、S62でNo、S72でNo、S33でNo、S43でNo、S53でNo、S63でNo、S73でNo)、操作監視端末11またはLTC制御専用操作端末51の表示部に、2系LTCタップ操作禁止であることを表示させる(S125)。

0081

一方、2系タップ切換操作を行ったとき、タップ切換動作が開始される場合(S72でYes、S73でYes)、操作監視端末11またはLTC制御専用操作端末51の表示部に、2系LTCタップ操作可能であることを表示させる(S126)。

0082

図12は、1系LTCタップ切換操作表示画面を示した図である。一重かっこは表示を、二重かっこはスイッチを示している。

0083

単独71、1系並列主72、2系並列主73は、「単独」、「1系並列主」、「2系並列主」のモード切換を行う。モードとは、図6図10図11のフローチャートで示したTR運転モード(S21)で、あらかじめ選択しておくものである。

0084

手動74は、「自動」、「手動」のモードを表示する。図6図10図11のフローチャートで示した、1系制御モード手動(S41でYes、S43でYes)の場合、「手動」を表示する。この場合以外は「自動」を表示する。ただし、この表示機能は必ずしもシステムに必要なものではない。

0085

遠方75は、「遠方」、「直接」のモードを表示する。図10図11のフローチャートで示した、1系タップ切換操作場所が遠方(S113でYes)の場合、「遠方」を表示する。また、1系タップ切換操作場所が直接(S114でYes)の場合、「直接」を表示する。ただし、この表示機能は必ずしもシステムに必要なものではない。

0086

タップ一致76は、1系変圧器と2系変圧器のタップが一致していることを示す。図6図10図11のフローチャートで示した、1系変圧器と2系変圧器のタップが一致しているとき(S33でYes)、「タップ一致」を表示する。ただし、この表示機能は必ずしもシステムに必要なものではない。

0087

切換中77は、1系LTCのタップが切換中のとき(S51でNo、S53でNo)に「切換中」を表示する。ただし、この表示機能は必ずしもシステムに必要なものではない。

0088

「タップ昇圧—降圧操作」78は、1系LTCタップの昇圧あるいは降圧操作を行うためのスイッチである。タップ操作可能79の表示が出ている状態でのみ、このスイッチを押すと1系LTCタップの昇圧あるいは降圧の動作をさせる。

0089

タップ操作可能79は、「タップ操作可能」あるいは「タップ操作禁止」を表示する。1系LTCタップ操作が可能なとき(S71でYes、S73でYes)「タップ操作可能」が表示される。1系制御モードが自動(S41でNo)、タップ切換中(S51でNo)や渋滞発生中(S61でNo)、タップ切換直後(S71でNo)などのタップ操作が行えないとき、「タップ操作禁止」を表示する。

0090

以上、1系LTC操作表示画面について説明したが、2系LTC操作表示画面も画面構成、表示内容ともに同様である。

0091

(効果)
タップ操作禁止あるいはタップ操作可能を表示させることによって、ユーザがタップ操作を行える状況か否かを知ることができる。タップ操作禁止の表示が出ることで、ユーザに連続操作を行わせにくくさせ、連続操作によるLTC故障のリスクをより低減することが可能となる。

0092

なお、第一、第二の実施形態に記載のように、タップ操作禁止の表示が出ているときに連続操作がなされたとしても、種々の条件が揃わないと制御機器に対しての切換指令は出力されないインタロックにより、連続したタップ切換操作は行えない仕組みである。

0093

なお、タップ切換操作が行える状況であるか表示するために判断(S33〜S73、S113、S114,S123、S124)する判断部313は、図4図9のように制御子局31やLTC制御専用コントローラ61にあってもよいし、LTC制御専用操作端末51や制御親局21、操作監視端末11のいずれかにあってもよい。

0094

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

0095

1 第1の実施形態に係る監視制御システム
2 第2の実施形態に係る監視制御システム
11操作監視端末
111操作監視画面
112 表示部
113 操作部
116 第二の操作部
114履歴保存・印字機能
21 制御親局
212信号処理・プロセス管理部
213タップ切換回数積算部
31制御子局1
313 判断部
316 第二の判断部
32 制御子局2
33 制御子局3
41制御機器(LTC付変圧器)
414 タップ切換動作部
42 制御機器2
43 制御機器3
51 LTC制御専用操作端末
61 LTC制御専用コントローラ

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ