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技術 キャビネット

出願人 クリナップ株式会社
発明者 尾崎友則堀越政彦鈴木和弥須川勇二佐藤寿樹猪狩裕也村上敬司
出願日 2015年9月30日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2015-193137
公開日 2017年4月6日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2017-064037
状態 特許登録済
技術分野 家具の組合わせ、厨房家具家具の引き出し 剛性構造のキャビネット、ラック等 家具の細部
主要キーワード 金属製キャビネット 背側板 資源消費量 資源消費 ネジ止め作業 環境配慮型 端部処理 ネジ締結
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年4月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

資源消費の増大、作業効率の低下を招くことなく、軽量化を図りつつ金属板の強度を十分に確保することが可能なキャビネットおよびそのコーナー部材を提供する。

解決手段

ステンレス製板状部材によって両側面および背面110cが一体に形成され、角部にコーナー部材150が取り付けられ、キャビネットの両側面および背面110cの上端または下端には、両側面および背面110cに剛性を持たせるために所定の長さで直角に2回折ったフランジ116a、118aが形成されていて、フランジ116a、118aの端部処理として折り返し120が形成されていて、コーナー部材150は全体的には直角に曲がったL字形状をなしていて、コーナー部材150の厚みは前記2回折ったフランジ116a、118aの内部に挿入可能な厚みであり、コーナー部材150の外面には折り返し120に係止する凸部154が形成されている。

概要

背景

キッチンには、調理器具調理材料食器などを収納しておくために、多くの収納スペースが設けられている。このため天板システムキッチンにおいてはワークトップ)の下には、引出開き戸を備えるキャビネットが設けられるのが通常である。近年では、引出などに収納される被収納物をある程度想定し、引出の大きさや仕切りの形状を工夫することにより、使い勝手の向上を図ることが行われている。

顧客の幅広ニーズ応えるために、キャビネットは木製のものやステンレス等からなる金属製のものなど各種ラインナップが取り揃えられているが、なかでも金属製のキャビネットは、高級感や耐久性の高さ、環境配慮型製品という点で人気があり、最近の主流となりつつある。例えば特許文献1では、背板と左右の側板を一枚の板材折曲して一体に形成した背側板としてその下端底板を、左右側板の前面上部に幕板接合するようにした金属製キャビネットが開示されている。

概要

資源消費の増大、作業効率の低下を招くことなく、軽量化をりつつ金属板の強度を十分に確保することが可能なキャビネットおよびそのコーナー部材を提供する。ステンレス製板状部材によって両側面および背面110cが一体に形成され、角部にコーナー部材150が取り付けられ、キャビネットの両側面および背面110cの上端または下端には、両側面および背面110cに剛性を持たせるために所定の長さで直角に2回折ったフランジ116a、118aが形成されていて、フランジ116a、118aの端部処理として折り返し120が形成されていて、コーナー部材150は全体的には直角に曲がったL字形状をなしていて、コーナー部材150の厚みは前記2回折ったフランジ116a、118aの内部に挿入可能な厚みであり、コーナー部材150の外面には折り返し120に係止する凸部154が形成されている。

目的

本発明は、このような課題に鑑み、補強部材取付作業を容易とすることで作業効率の低下を招くことなく、軽量化、省資源化を図りつつ金属板の強度を十分に確保することが可能なキャビネットおよびそのコーナー部材を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コの字状に折り曲げられたステンレス製板状部材によって両側面および背面が一体に形成され、角部にコーナー部材が取り付けられる金属製のキャビネットであって、該キャビネットの両側面および背面の上端または下端には、該両側面および背面に剛性を持たせるために所定の長さで直角に2回折ったフランジが形成されていて、さらに該フランジの端部処理として折り返しが形成されていて、前記コーナー部材は全体的には直角に曲がったL字形状をなしていて、該コーナー部材の厚みは前記2回折ったフランジの内部に挿入可能な厚みであり、かつ、該コーナー部材の外面には前記フランジの端部処理である折り返しに係止する凸部が形成されていることを特徴とするキャビネット。

請求項2

金属製のキャビネットの角部に取り付けられるコーナー部材であって、前記キャビネットの両側面および背面の上端または下端には、該両側面および背面に剛性を持たせるために所定の長さで直角に2回折ったフランジが形成されていて、さらに該フランジの端部処理として折り返しが形成されていて、該コーナー部材は全体的には直角に曲がったL字形状をなしていて、該コーナー部材の厚みは前記2回折ったフランジの内部に挿入可能な厚みであり、該コーナー部材の外面には前記フランジの端部処理である折り返しに係止する凸部が形成されていることを特徴とするキャビネットのコーナー部材。

技術分野

0001

本発明は、コの字状に折り曲げられたステンレス製板状部材によって両側面および背面が一体に形成された金属製のキャビネット、およびかかるキャビネットの角部に取り付けられるコーナー部材に関する。

背景技術

0002

キッチンには、調理器具調理材料食器などを収納しておくために、多くの収納スペースが設けられている。このため天板システムキッチンにおいてはワークトップ)の下には、引出開き戸を備えるキャビネットが設けられるのが通常である。近年では、引出などに収納される被収納物をある程度想定し、引出の大きさや仕切りの形状を工夫することにより、使い勝手の向上を図ることが行われている。

0003

顧客の幅広ニーズ応えるために、キャビネットは木製のものやステンレス等からなる金属製のものなど各種ラインナップが取り揃えられているが、なかでも金属製のキャビネットは、高級感や耐久性の高さ、環境配慮型製品という点で人気があり、最近の主流となりつつある。例えば特許文献1では、背板と左右の側板を一枚の板材折曲して一体に形成した背側板としてその下端底板を、左右側板の前面上部に幕板接合するようにした金属製キャビネットが開示されている。

先行技術

0004

特開2000−50980号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1のキャビネットに限らず、金属製のキャビネットは、上述したように高級感や耐久性、金属材料(ステンレスなど)がリサイクル性に優れ環境に配慮した材料であるという点においては木製の収納庫よりも優れるものの、コストパフォーマンス資源消費量に影響する部品点数が木製収納庫より多くなりやすくなる点においては木製の収納庫に及ばない。また他の課題として、環境配慮のため省資源化搬送作業設置作業に要する労力を軽減するために軽量化が要請されている。したがって、従来の金属製のキャビネットには更なる改良が望まれていた。

0006

低コスト化、省資源化および軽量化を達成するためには、金属製の収納庫を構成する金属板板厚を薄くすることが効果的である。しかし、金属板を単に薄くすると、金属板の剛性が低下してしまうためその強度が不足するおそれがある。キャビネットをステンレス材で形成する場合、箱型の形状を維持すれば剛性が維持できるので、角部の直角を保持することが重要である。そのため従来から、キャビネットの両側面および背面の直角を維持するための補強部材が取り付けられている。

0007

しかしながら従来は、複数の補強部材を取り付けるために、両側面および背面と補強部材とをネジ止めしていた。このようなネジ止め作業では作業の手間が増え、作業効率の低下、さらには、ネジを資源として消費ネジ締結作業には自動ドライバーを使用することからエネルギーの消費を招いてしまう。

0008

本発明は、このような課題に鑑み、補強部材の取付作業を容易とすることで作業効率の低下を招くことなく、軽量化、省資源化を図りつつ金属板の強度を十分に確保することが可能なキャビネットおよびそのコーナー部材を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決するために、本発明にかかるキャビネットの代表的な構成は、コの字状に折り曲げられたステンレス製の板状部材によって両側面および背面が一体に形成され、角部にコーナー部材が取り付けられる金属製のキャビネットであって、キャビネットの両側面および背面の上端または下端には、両側面および背面に剛性を持たせるために所定の長さで直角に2回折ったフランジが形成されていて、さらにフランジの端部処理として折り返しが形成されていて、コーナー部材は全体的には直角に曲がったL字形状をなしていて、コーナー部材の厚みは前記2回折ったフランジの内部に挿入可能な厚みであり、かつ、コーナー部材の外面にはフランジの端部処理である折り返しに係止する凸部が形成されていることを特徴とする。

0010

上記構成では、補強部材であるコーナー部材は、金属製キャビネットの特に角部を補強する部材である。コーナー部材をキャビネットの角部に取り付ける際には、かかるキャビネットに上端や下端に形成されたフランジの内部にコーナー部材を挿入する。すると、フランジの内部では、フランジの折り返しにコーナー部材の凸部が係止する。これにより、コーナー部材が金属製のキャビネットに取り付けられる。したがって、コーナー部材(補強部材)の取付が容易であるため、作業効率の低下を招くことなく、金属板の強度を高めることが可能となる。

0011

上記課題を解決するために、本発明にかかるキャビネットのコーナー部材の代表的な構成は、金属製のキャビネットの角部に取り付けられるコーナー部材であって、キャビネットの両側面および背面の上端または下端には、両側面および背面に剛性を持たせるために所定の長さで直角に2回折ったフランジが形成されていて、さらにフランジの端部処理として折り返しが形成されていて、コーナー部材は全体的には直角に曲がったL字形状をなしていて、コーナー部材の厚みは2回折ったフランジの内部に挿入可能な厚みであり、コーナー部材の外面にはフランジの端部処理である折り返しに係止する凸部が形成されていることを特徴とする。

0012

上述したキャビネットにおける技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該キャビネットのコーナー部材にも適用可能である。

発明の効果

0013

本発明によれば、補強部材の取付作業を容易とすることで資源消費の増大、作業効率の低下を招くことなく、軽量化を図りつつ金属板の強度を十分に確保することが可能なキャビネットおよびそのコーナー部材を提供することができる。

図面の簡単な説明

0014

本実施形態のキャビネットの正面斜視図である。
本実施形態のキャビネットの背面斜視図である。
図2の詳細図である。
本実施形態のキャビネットのコーナー部材を説明する図である。
キャビネットおよびコーナー部材の変形例を説明する図である。

実施例

0015

以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。

0016

(収納庫)
図1は、本実施形態のキャビネット100の正面斜視図である。図2は、本実施形態のキャビネット100の背面斜視図である。なお、理解を容易にするために、本実施形態では、キャビネット100の内部に収容される引出等を不図示としている。また本実施形態では、キャビネット100について詳述しながら、それに取り付けられるコーナー部材150についても併せて説明する。

0017

図1および図2に示すように、本実施形態のキャビネット100では、ステンレス製の板状部材110をコの字状に折り曲げることによって両側面である右側面110aおよび左側面110b、ならびに背面110cが一体に形成されている。このようにキャビネット100をステンレス製(金属製)とすることにより、高級感や耐久性が得られる。また両側面(右側面110a・左側面110b)および背面110cを1枚板で構成することにより、部材数の削減、ひいてはそれらの組立工数の削減が可能となる。

0018

キャビネット100の両側面の前縁の上部には、かかる両側面および背面110cとは別部材からなるステンレス製の前板が前面112として取り付けられる。また両側面および背面110cの下縁にはステンレス製の底板が底面114として取り付けられる。これにより、キャビネット100が図1および図2に示す状態となる。

0019

なお、本実施形態においては前面112および底面114にもステンレス製の板状部材を用いることとしたが、これに限定するものではない。しかし、かかる構成によれば、素材統一感が得られるため高い意匠性が得られたり、キャビネット100を廃棄する際の分別作業が容易になったりするという利点を得ることができる。

0020

図3は、図2の詳細図であり、図3(a)は図2四角内の拡大図であり、図3(b)は図3(a)のA−A断面図である。なお、本実施形態ではキャビネット100は左右対称の形状であるため、図3では、右側面110aと背面110cとの間の角部を例示している。

0021

図2に示すように、キャビネット100の両側面(図2では右側面110aを例示)および背面110cの上端または下端には、所定の長さで板状部材110を直角に2回折ったフランジ116a・116b・118a・118bが形成されている。これにより、両側面および背面110cの剛性の向上を図ることができる。なお、図2では図示されていないが、左側面110bの上端および下端にも同様のフランジが形成されている。

0022

また図3(b)に示すように、フランジ116aの内側には、その端部処理として折り返し120が形成されている。この折り返し120は、図2に示すフランジ116a・116b・118a・118b、および不図示の左側面110bのフランジの内側にも同様に形成されている。

0023

図3(a)に示すように、本実施形態のキャビネット100の角部(図3では、右側面110aと背面110cの角部を例示)にはコーナー部材150が取り付けられる。これにより、キャビネット100の特に角部が補強される。

0024

図4は、本実施形態のキャビネット100のコーナー部材150を説明する図である。図4に示すように、コーナー部材150は、全体的には直角に曲がったL字形状を有する。コーナー部材150のうち、フランジ116a・118aの内部に挿入される挿入部152は、かかるフランジ116a・118aの内部に挿入可能な厚みとなっている。更に本実施形態の特徴として、コーナー部材150の外面、厳密にはフランジ116a・118aの内部に挿入される挿入部152の外面に爪形状の凸部154が形成されている。

0025

図4に示すコーナー部材150の挿入部152をフランジ116aの内部に挿入すると、図3(a)に示す状態となる。このとき、図3(b)に示すように、フランジ116aの内部では、その端部処理である折り返し120に凸部154が係止し、コーナー部材150が金属製のキャビネット100に取り付けられる。

0026

上記説明したように、本実施形態のキャビネット100によれば、コーナー部材150の挿入部152をフランジ116aの内部に挿入するだけでコーナー部材150をキャビネット100に容易に取り付けられる。このため、作業効率の低下を招くことなく、金属板(板状部材110)の強度を高めることができる。したがって、金属製のキャビネット100の軽量化を図りつつ、その強度を十分に確保することが可能である。

0027

図5は、キャビネットおよびコーナー部材の変形例を説明する図である。図3(b)のコーナー部材150は凸部154が爪形状であったのに対し、図5(a)のコーナー部材150aでは、凸部154aをリブ形状としている。このような形状であっても、上記と同様の効果を得ることが可能である。

0028

図3(b)では、折り返し120はフランジ116aとほぼ並行な状態まで折り曲げてられていたのに対し、図5(b)では折り返し120aは、浅く折り返され、フランジ116aに対して角度を有する。また図5(b)に示すコーナー部材150bでは、凸部154bはフランジ116a近傍まで突出しておらず、挿入部152を後退させることによって溝部156が形成されている。このような形状であっても、折り返し返120aが溝部156に係止することで、上記と同様の効果を得ることが可能である。

0029

以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

0030

本発明は、コの字状に折り曲げられたステンレス製の板状部材によって両側面および背面が一体に形成された金属製のキャビネット、およびかかるキャビネットの角部に取り付けられるコーナー部材に利用することができる。

0031

100…キャビネット、110…板状部材、110a…右側面、110b…左側面、110c…背面、112…前面、114…底面、116a…フランジ、116b…フランジ、118a…フランジ、118b…フランジ、120…折り返し、120a…折り返し返、150…コーナー部材、150a…コーナー部材、150b…コーナー部材、152…挿入部、154…凸部、154b…凸部、156…溝部

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