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技術 包装袋及び侵食レーザー線を設ける方法

出願人 株式会社メイワパックス
発明者 上原剛
出願日 2016年1月6日 (4年1ヶ月経過) 出願番号 2016-001384
公開日 2017年3月30日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2017-061339
状態 特許登録済
技術分野 包装体
主要キーワード 側ノッチ 一番内側 ハーフカット溝 字型溝 面切り レーザー線 切り裂く 左上がり
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月30日)のものです。
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図面 (15)

課題

本発明は、レーザー加工を施すことで包装袋を容易に手で開封することができ、引き裂き線が表面と裏面で異なる高さの位置になることで表面と裏面のフィルム積層体の間に指を入れやすい包装袋のレーザー加工方法及び該加工を施した包装袋を提供すること。

解決手段

包装袋の表面あるいは裏面のいずれか一方の面にはノッチ部の最も内側に位置する点を結んだ線を軸とし、2本の主侵食レーザー線を上下にレーザー照射により設け、前記周縁部の左側のノッチ部を始点とし前記2本の主侵食レーザー線間に斜め方向の副侵食レーザー線を設け、前記包装袋の他方の面には左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線をレーザー照射により1以上設けた包装袋とそのレーザー加工方法。

概要

背景

医薬品や食品などの包装袋開封する場合には、はさみなどの刃物を用いて切断し開封するか、包装袋に設けられているノッチ部を始点として手で引き裂いて開封していた。
しかし手で開封する場合にまっすぐ切れないことや、途中までしか開けられないという問題があったためレーザー加工を施してハーフカット線を設けて解消する方法が知られている。

特許文献1には、表面側に上に凸形状を有する表面ハーフカット線aと下に凸形状を有する表面ハーフカット線bを設け、裏面側に直線状のハーフカット線を設けた包装用袋が記載されている。
特許文献1に記載の発明は左右どちらの方向からでも開封でき、かつ表面と裏面切り口の段差ができるが、凸形状であるため表裏引き裂き線の段差が大きい箇所と小さい箇所ができる。

特許文献2には、V字型ハーフカット溝並列刻設され、前記V字型のハーフカット溝の頂点を通るように連続した直線のハーフカット溝が刻設された易開封性包装袋が記載されている。
特許文献2に記載の発明はV字型溝誘導され上下に切り口がずれ、最終的な引き裂き線がまっすぐではなく山と谷を繰り返したジグザグとしたいびつな形状になる。

概要

本発明は、レーザー加工を施すことで包装袋を容易に手で開封することができ、引き裂き線が表面と裏面で異なる高さの位置になることで表面と裏面のフィルム積層体の間に指を入れやすい包装袋のレーザー加工方法及び該加工を施した包装袋を提供すること。包装袋の表面あるいは裏面のいずれか一方の面にはノッチ部の最も内側に位置する点を結んだ線を軸とし、2本の主侵食レーザー線を上下にレーザー照射により設け、前記周縁部の左側のノッチ部を始点とし前記2本の主侵食レーザー線間に斜め方向の副侵食レーザー線を設け、前記包装袋の他方の面には左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線をレーザー照射により1以上設けた包装袋とそのレーザー加工方法。

目的

本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、レーザー加工を表裏で変更することで引き裂いた後の切り口(引き裂き線)が表裏で段違いになりかつ一定した切り裂き線の形状になるため左右表裏を問わず容易に開封が可能である包装袋及びそのレーザー加工方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

フィルム素材からなる一枚のフィルム積層体が折り畳まれ、その周縁部が結合手段により結合して形成され開封を容易にするためにレーザー照射し、侵食レーザー線を設けた包装袋であって、前記包装袋に開封を容易にするためにノッチ部が前記周縁部に左右1カ所ずつ対称になるように設け、前記包装袋の表面或いは裏面のいずれか一方の面には左右のノッチ部の最も内側に位置する点を結んだ線を軸とし、その軸の上下に2本の主侵食レーザー線を対向する周縁部にわたってレーザー照射により設け、前記周縁部の左側のノッチ部を始点とし、前記2本の主侵食レーザー線間に斜め方向の複数の副侵食レーザー線からなる副侵食レーザー線群をレーザー照射により設け、さらに前記周縁部の右側のノッチ部を始点とし、前記2本の主侵食レーザー線間に斜め方向の副侵食レーザー線をレーザー照射により設け、前記包装袋の他方の面には左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線をレーザー照射により1以上設け、前記左側ノッチ部または右側ノッチ部を始点として設ける副侵食レーザー線は、第一の方向に設けられた複数の侵食線からなる侵食線群と第二の方向に設けられた複数の侵食線からなる他の侵食線群からなり、第一の方向は右上がりの侵食線であり、第二の方向は右下がりであるまたは第一の方向は右下がりであり、第二の方向は右上がりであることを特徴とする包装袋。

請求項2

前記一方の面に設けた2本の主侵食レーザー線間に設ける副侵食レーザー線が、前記軸と15°から75°の角度または165°から105°の角度で交わるように設けることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。

請求項3

前記一方の面に設けた2本の主侵食レーザー線間の間隔は2mmから30mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。

請求項4

前記一方の面に設けられた2本の主侵食レーザー線は曲線であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の包装袋。

請求項5

前記侵食線群のうち袋の内側に設けられる侵食線群の各侵食線は外側に位置する一端が主侵食レーザー線と接しないことを特徴とする請求項1乃至4に記載の包装袋。

請求項6

前記他方の面に設ける左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線は曲線であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の包装袋。

請求項7

前記他方の面に設ける左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線は1乃至3本であることを特徴とする請求項1乃至6に記載の包装袋。

請求項8

前記結合手段が熱融着である請求項1乃至7に記載の包装袋。

請求項9

前記結合手段が接着剤である請求項1乃至8に記載の包装袋。

請求項10

前記フィルム積層体がポリエチレンテレフタレートアルミ箔及び直鎖状低密度ポリエチレンから構成される請求項1乃至9に記載の包装袋。

請求項11

前記請求項1乃至10に記載の包装袋に内容物を充填してなる包装体

請求項12

フィルム素材からなる一枚のフィルム積層体が折り畳まれ、その周縁部が結合手段により結合して形成された包装袋の開封を容易にするためにレーザーを照射し、侵食レーザー線を設ける方法であって、前記包装袋に開封を容易にするためにノッチ部を前記周縁部に左右1カ所ずつ対称になるように設ける工程と、前記包装袋の表面或いは裏面のいずれか一方の面には左右のノッチ部の最も内側に位置する点を結んだ線を軸とし、その軸の上下に2本の主侵食レーザー線を上下に対向する周縁部にわたってレーザー照射により設ける工程と、前記周縁部の左右いずれかのノッチ部を始点とし、前記2本の主侵食レーザー線間に斜め方向の副侵食レーザー線をレーザー照射により設ける工程と、前記包装袋の他方の面には左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線をレーザー照射により1以上設ける工程と、を含み、前記副侵食レーザー線を設ける工程は、A左のノッチ部を始点にレーザー照射により右下がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した右下がりの侵食線に続きレーザー照射により右上がりの複数の連続した侵食線を設け右のノッチ部を始点にレーザー照射により左下がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した左下がりの侵食線に続きレーザー照射により左上がりの複数の連続した侵食線を設ける工程B左のノッチ部を始点にレーザー照射により右下がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した右下がりの連続した侵食線に続きレーザー照射により右上がりの複数の侵食線を設け右のノッチ部を始点にレーザー照射により左上がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した左上がりの侵食線に続きレーザー照射により左下がりの複数の連続した侵食線を設ける工程C左のノッチ部を始点にレーザー照射により右上がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した右上がりの侵食線に続きレーザー照射により右下がりの複数の連続した侵食線を設け右のノッチ部を始点にレーザー照射により左下がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した左下がりの侵食線に続きレーザー照射により左上がりの複数の連続した侵食線を設ける工程D左のノッチ部を始点にレーザー照射により右上がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した右上がりの侵食線に続きレーザー照射により右下がりの複数の連続した侵食線を設け右のノッチ部を始点にレーザー照射により左上がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した左上がりの侵食線に続きレーザー照射により左下がりの連続した複数の侵食線を設ける工程のうちいずれか一つの工程により形成されることを特徴とする包装袋に侵食レーザー線を設ける方法。

技術分野

0001

本発明は、レーザー加工を施すことで包装袋を容易に手で開封することができ、引き裂き線が表面と裏面で異なる高さの位置になることで表面と裏面のフィルム積層体の間に指を入れやすく開封し易いようにした包装袋及び該レーザー加工方法に関する。

背景技術

0002

医薬品や食品などの包装袋を開封する場合には、はさみなどの刃物を用いて切断し開封するか、包装袋に設けられているノッチ部を始点として手で引き裂いて開封していた。
しかし手で開封する場合にまっすぐ切れないことや、途中までしか開けられないという問題があったためレーザー加工を施してハーフカット線を設けて解消する方法が知られている。

0003

特許文献1には、表面側に上に凸形状を有する表面ハーフカット線aと下に凸形状を有する表面ハーフカット線bを設け、裏面側に直線状のハーフカット線を設けた包装用袋が記載されている。
特許文献1に記載の発明は左右どちらの方向からでも開封でき、かつ表面と裏面切り口の段差ができるが、凸形状であるため表裏の引き裂き線の段差が大きい箇所と小さい箇所ができる。

0004

特許文献2には、V字型ハーフカット溝並列刻設され、前記V字型のハーフカット溝の頂点を通るように連続した直線のハーフカット溝が刻設された易開封性包装袋が記載されている。
特許文献2に記載の発明はV字型溝誘導され上下に切り口がずれ、最終的な引き裂き線がまっすぐではなく山と谷を繰り返したジグザグとしたいびつな形状になる。

先行技術

0005

特開2014−46985号公報
特許第4760030号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、レーザー加工を表裏で変更することで引き裂いた後の切り口(引き裂き線)が表裏で段違いになりかつ一定した切り裂き線の形状になるため左右表裏を問わず容易に開封が可能である包装袋及びそのレーザー加工方法を提供する。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に係る発明は、フィルム素材からなる一枚のフィルム積層体が折り畳まれ、その周縁部が結合手段により結合して形成され開封を容易にするためにレーザー照射し、侵食レーザー線を設けた包装袋であって、
前記包装袋に開封を容易にするためにノッチ部が前記周縁部に左右1カ所ずつ対称になるように設け、
前記包装袋の表面或いは裏面のいずれか一方の面には左右のノッチ部の最も内側に位置する点を結んだ線を軸とし、その軸の上下に2本の主侵食レーザー線を対向する周縁部にわたってレーザー照射により設け、前記周縁部の左側のノッチ部を始点とし、前記2本の主侵食レーザー線間に斜め方向の複数の副侵食レーザー線からなる副侵食レーザー線群をレーザー照射により設け、さらに前記周縁部の右側のノッチ部を始点とし、前記2本の主侵食レーザー線間に斜め方向の副侵食レーザー線をレーザー照射により設け、
前記包装袋の他方の面には左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線をレーザー照射により1以上設け、
前記左側ノッチ部または右側ノッチ部を始点として設ける副侵食レーザー線は、
第一の方向に設けられた複数の侵食線からなる侵食線群と第二の方向に設けられた複数の侵食線からなる他の侵食線群からなり、
第一の方向は右上がりの侵食線であり、第二の方向は右下がりである
または第一の方向は右下がりであり、第二の方向は右上がりである
ことを特徴とする包装袋に関する。

0008

請求項2に係る発明は、前記一方の面に設けた2本の主侵食レーザー線間に設ける副侵食レーザー線が、前記軸と15°から75°の角度または165°から105°の角度で交わるように設けることを特徴とする請求項1に記載の包装袋に関する。

0009

請求項3に係る発明は、前記一方の面に設けた2本の主侵食レーザー線間の間隔は2mmから30mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋に関する。

0010

請求項4に係る発明は、前記一方の面に設けられた2本の主侵食レーザー線は曲線であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の包装袋に関する。

0011

請求項5に係る発明は、前記侵食線群のうち袋の内側に設けられる侵食線群の各侵食線は外側に位置する一端が主侵食レーザー線と接しないことを特徴とする請求項1乃至4に記載の包装袋に関する。

0012

請求項6に係る発明は、前記他方の面に設ける左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線は曲線であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の包装袋に関する。

0013

請求項7に係る発明は、前記他方の面に設ける左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線は1乃至3本であることを特徴とする請求項1乃至6に記載の包装袋に関する。

0014

請求項8に係る発明は、前記結合手段が熱融着である請求項1乃至7に記載の包装袋に関する。

0015

請求項9に係る発明は、前記結合手段が接着剤である請求項1乃至8に記載の包装袋に関する。

0016

請求項10に係る発明は、前記フィルム積層体がポリエチレンテレフタレートアルミ箔及び直鎖状低密度ポリエチレンから構成される請求項1乃至9に記載の包装袋に関する。

0017

請求項11に係る発明は、前記請求項1乃至10に記載の包装袋に内容物を充填してなる包装体に関する。

0018

請求項12に係る発明は、フィルム素材からなる一枚のフィルム積層体が折り畳まれ、その周縁部が結合手段により結合して形成された包装袋の開封を容易にするためにレーザーを照射し、侵食レーザー線を設ける方法であって、
前記包装袋に開封を容易にするためにノッチ部を前記周縁部に左右1カ所ずつ対称になるように設ける工程と、
前記包装袋の表面或いは裏面のいずれか一方の面には左右のノッチ部の最も内側に位置する点を結んだ線を軸とし、その軸の上下に2本の主侵食レーザー線を上下に対向する周縁部にわたってレーザー照射により設ける工程と、
前記周縁部の左右いずれかのノッチ部を始点とし、前記2本の主侵食レーザー線間に斜め方向の副侵食レーザー線をレーザー照射により設ける工程と、
前記包装袋の他方の面には左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線をレーザー照射により1以上設ける工程と、を含み、
前記副侵食レーザー線を設ける工程は、
A左のノッチ部を始点にレーザー照射により右下がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した右下がりの侵食線に続きレーザー照射により右上がりの複数の連続した侵食線を設け
右のノッチ部を始点にレーザー照射により左下がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した左下がりの侵食線に続きレーザー照射により左上がりの複数の連続した侵食線を設ける工程
B左のノッチ部を始点にレーザー照射により右下がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した右下がりの連続した侵食線に続きレーザー照射により右上がりの複数の侵食線を設け
右のノッチ部を始点にレーザー照射により左上がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した左上がりの侵食線に続きレーザー照射により左下がりの複数の連続した侵食線を設ける工程
C左のノッチ部を始点にレーザー照射により右上がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した右上がりの侵食線に続きレーザー照射により右下がりの複数の連続した侵食線を設け
右のノッチ部を始点にレーザー照射により左下がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した左下がりの侵食線に続きレーザー照射により左上がりの複数の連続した侵食線を設ける工程
D左のノッチ部を始点にレーザー照射により右上がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した右上がりの侵食線に続きレーザー照射により右下がりの複数の連続した侵食線を設け
右のノッチ部を始点にレーザー照射により左上がりの複数の連続した侵食線と、複数の連続した左上がりの侵食線に続きレーザー照射により左下がりの連続した複数の侵食線を設ける工程
のうちいずれか一つの工程により形成されることを特徴とする包装袋に侵食レーザー線を設ける方法に関する。

発明の効果

0019

この出願に係る発明の包装袋は、一方の面に2本の主侵食レーザー線(1,2)と主侵食レーザー線間に斜めの副侵食レーザー線(4)を設け、他方の面に左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線(3)を設けることで、初めは他方の面の主侵食レーザー線に誘導され表面と裏面が同じ引き裂き線を形成し、途中から副侵食レーザー線に誘導されることで、表面と裏面の引き裂き線が異なっていき、最後には一方の面に設けた2本の主侵食レーザー線のうちの一本に誘導されることで表面、裏面で段差がある引き裂き線を形成する。
一方の面に設ける2本の主侵食レーザー線(1,2)の線形は特に限定せず、例えば直線でも良く、曲線でも良い。
直線と曲線を組み合わせてもよく、凹形状や凸形状でも良い。

0020

この出願に係る発明の包装袋の一方の面に設ける副侵食レーザー線(4)の角度は、左右のノッチ部の最も内側に位置する点を結んだ線と15°から75°または165°から105°の間で交わるように設けることで、引き裂き時の誤引き裂きの防止となり、また2本のレーザー侵食線(1,2)間は袋のサイズにより任意であるが2mmより小さいと段差が小さくなり開封が行い難くなり、30mmより大きくなると、袋のサイズが大きくなりすぎ、誤引裂きが誘発されやすく、また経済性も良くない。
侵食線群のうち袋の内側に設けられる侵食線群の各侵食線は外側に位置する一端が主侵食レーザー線と接しないことで上方向に誘導された引き裂き線が下方向に、あるいは下方向に誘導された引き裂き線が上方向に誘導されるのを防ぐことができる。

0021

この出願に係る発明の包装袋は、他方の面に主侵食レーザー線(3)を複数設けることで、フィルム積層体を折り畳んだときにずれが生じた場合でも、ノッチ部の最も内側に近い点を結ぶ線上に主侵食レーザー線を設けることができノッチ部から綺麗に切ることができる。
他方の面の主侵食レーザー線(3)の線形は特に限定せず、例えば直線でも良く、曲線でも良い。
直線と曲線を組み合わせてもよく、凹形状や凸形状でも良い。
この出願に係る発明の侵食レーザー線を設ける方法は、一方の面に2本の主侵食レーザー線(1,2)と主侵食レーザー線間に斜めの副侵食レーザー線(4)を設ける工程と、他方の面に左右のノッチ部を結んだ主侵食レーザー線(3)を設ける工程を備えており、
初めは他方の面の主侵食レーザー線に誘導され表面と裏面が同じ引き裂き線(切り口)を形成し、途中から副侵食レーザー線に誘導されることで、表面と裏面の引き裂き線が異なっていき、最後には一方の面に設けた2本の主侵食レーザー線のうちの一本に誘導されることで表面、裏面で段差がある引き裂き線を形成する。

図面の簡単な説明

0022

この出願に係る発明のレーザー加工を施した包装袋の一例である。
この出願に係る発明の一方の面の侵食レーザー線を示す図である。
この出願に係る発明の他方の面の侵食レーザー線を示す図である。
この出願に係る発明のレーザー加工を施した包装袋の図2aのAA線における断面図である。
この出願に係る発明のレーザー加工を施した包装袋の図2aのBB線における断面図である。
この出願に係る発明のレーザー加工を施した包装袋の図2aのCC線における断面図である。
表面に2本の主侵食レーザー線を設けた場合の包装袋の表面と裏面の侵食レーザー線を示す図である。
表面に2本の主侵食レーザー線を設けた場合の包装袋の表面と裏面の引き裂き線を示す図であり、実線は表面の引き裂き線、破線は裏面の引き裂き線を表す。
表面に2本の主侵食レーザー線を設けた場合の包装袋の切断後の包装袋を示す図である。
裏面に2本の主侵食レーザー線を設けた場合の包装袋の表面と裏面の侵食レーザー線を示す図である。
裏面に2本の主侵食レーザー線を設けた場合の包装袋の表面と裏面の引き裂き線を示す図であり、実線は表面の引き裂き線、破線は裏面の引き裂き線を表す。
裏面に2本の主侵食レーザー線を設けた場合の包装袋の切断後の包装容器を示す図である。
一方の面の2本の主侵食線レーザー線が曲線である場合の一例を示す図である。
他方の面の主侵食レーザー線が曲線である場合の一例を示す図である。

実施例

0023

以下、本発明にかかる好適な実施例を説明するが、本件発明は明細書、図面の内容に限定されない。また開封する者から見て手前にある包装袋の面を表面とする。

0024

この出願に係る包装袋に用いるフィルム積層体は従来用いられているもので良く、食品や薬品などの内容物に合わせて適宜変更する。
積層体の例としては例えばポリエチレンテレフタレートや直鎖状低密度ポリエチレンといった合成樹脂フィルムを積層した積層体でもよく、例えばポリエチレンテレフタレート、アルミニウム箔及び直鎖状低密度ポリエチレンをドライラミネート加工して積層した積層体でも良い。
包装袋は開封後も包装袋の口を再び開閉できるように再開閉機構が設けられていてもよい。

0025

この出願に係る包装袋はフィルム積層体を折り畳んで周縁部を結合手段で結合することで形成され、結合手段は熱融着や接着剤を用いることができるがこれらに限定されない。
包装袋に用いるノッチ部(5)の形状は従来用いられている形状でよく、例えば半円形状や多角形状でも良く、また線状の切り込みを入れてもよい。
ノッチ部(5)を設ける箇所は限定しないが、例えば包装袋の上端側に近い箇所で左右周縁部に1カ所ずつ設ける。
またノッチ部(5)はフィルム積層体を折り畳む前に設けてもよく、折り畳んだ後に設けても良い。

0026

加工に用いるレーザーは炭酸ガスヘリウムネオン等の気体媒質に用いた気体レーザーのほか固体レーザー半導体レーザー色素レーザーなどを用いることができる。
この発明においてレーザー加工してできた線を侵食レーザー線と呼ぶ。

0027

図1はこの発明に係るレーザー加工を施した包装袋の一例を示す図である。
図2a、bは図1一部拡大図である。
図1、図2に示すようにこの発明の包装袋は、一方の面に設ける侵食レーザー線は、まず左右のノッチ(5)の一番内側に位置する点を結んだ線を軸として上下対称になるよう主侵食レーザー線を2本設ける(1,2)。
次に副侵食レーザー線(4)は図1に示すように、左端のノッチを始点とすると
A侵食線(4a)をレーザー照射により連続して複数設け、
B侵食線(4b)をレーザー照射により連続して複数設け、
C侵食線(4c)をレーザー照射により連続して複数設け、
D侵食線(4d)をレーザー照射により連続して複数設けるという順で設けられる。
4bと4cの間に副侵食レーザー線を設けない箇所があってもよい。
包装袋の内側に設ける侵食線(4b、4c)の両端のうち、外側に位置する一端は主侵食レーザー線(1,2)とは接しない方が好ましい。
例えば侵食線(4b)の場合は、斜め右上がりの侵食線の場合は下側主侵食線と、斜め右下がりの侵食線の場合は上側侵食線と交わらない方が好ましい。
侵食線(4c)の場合は、斜め右上がりの侵食線の場合は上側主侵食線と、斜め右下がりの侵食線の場合は下側侵食線と交わらない方が好ましい。
これは外側に設ける侵食線によって上方向に誘導された引き裂き線が下方向に、あるいは下方向に誘導された引き裂き線が上方向に誘導されるのを防ぐためである。
侵食線(4a、4b、4c、4d)は斜め右上方向(斜め左下方向)、斜め右下方向(斜め左上方向)のいずれか一方向で設け、4aと4b、4cと4dは異なる方向で作成する。
主侵食レーザー線(1,2)は互いに平行でなくともよく、上下対称でなくてもよい。
主侵食レーザー線(1,2)の線形は特に限定せず、例えば直線であってもよく、曲線であってもよい。
例えば直線と曲線を組みあわせてもよく凸形状や凹形状であっても良い。

0028

主侵食レーザー線(1,2,3)及び副侵食レーザー線(4)はフィルム積層体を折り畳む前に照射し設けてもよい。
一方の面に設ける主侵食レーザー線(1,2)と他方の面に設ける主侵食レーザー線(3)は直線、曲線などに任意の線形で設けてもよい。
また一方の面に設ける主侵食レーザー線(1,2)と他方の面に設ける主侵食レーザー線(3)は同じ線形であってもよく、異なった線形でもよい。
副侵食レーザー線(4)は直線で設けてもよく、曲線で設けてもよく、設ける本数や侵食線の間隔は特に限定しない。
副侵食レーザー線(4)を設ける角度は直線の場合は主侵食レーザー線(1,2)と交わる角度が15°から75°または165°から105°好ましくは30°から60°または150°から120°がよい。
曲線の場合は副侵食レーザー線(4)と主侵食レーザー線(1,2)が交わってできる弧の中心角が15°から75°または165°から105°好ましくは30°から60°または150°から120°がよい。
侵食線(4a、4b、4c、4d)を設ける角度は全て同じでも良く、違っていてもよい。
また侵食線4は左右同じように設けてもよく、異なっていてもよい。
また包装袋の抵抗力が少なく開けるのに必要となる力を少なくできるという観点から侵食レーザー線は破線にしてもよい。

0029

この発明の包装袋の他方の面には周縁部の左右のノッチ部(5)を結ぶように主侵食レーザー線(3)を設ける。
主侵食レーザー線(3)は左右のノッチ部(5)の最も内側にある一点を結ぶように侵食レーザー線を設けることでスムーズに引き裂いて開けることが可能となる。
他方の面に設ける主侵食レーザー線は1本でもよいが、主侵食レーザー線を設けてからフィルム素材を積層構造にした一枚のフィルム積層体を折り畳んだ後ノッチ部を設ける場合に、2本以上設けることで折り畳んだ際に左右のノッチ部の最も内側にある点からずれることを防ぐことができる。
図3から図5にこの発明のレーザー加工を施した包装袋の断面図を例示するが、侵食レーザー線の深さや形状は図に限定されない。

0030

図6aのように表面に主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を、裏面に主侵食レーザー線(3)を設け左から右に引き裂く場合について説明する。
図6bの実線は表面の引き裂き線、破線は裏面の引き裂き線を表す。
表面は最初裏面の主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
次にある点で右下がりの侵食線に誘導され斜め右下方向の引き裂き線を形成する。
そして斜め右下方向の侵食線と下側主侵食レーザー線(2)と交差する点に達したところで、下側主侵食レーザー線(2)に誘導されて包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる
裏面は主侵食レーザー線(3)に誘導され左右のノッチ部(5)を結ぶような引き裂き線となる。
そうすると表面の引き裂き線は最初裏面と同じであるが、途中から侵食線により右下がりに誘導され下側主侵食レーザー線(2)に移動し、下側侵食レーザー線(2)に沿った引き裂き線となるため裏面の引き裂き線より下方に位置し、表面と裏面の引き裂き線に段差ができるため(図6c)袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0031

図7(a)のように、表面に主侵食レーザー線(3)を、裏面に主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を設け左から右に引き裂く場合について説明する。
図7(b)の実線は表面の引き裂き線、破線は裏面の引き裂き線を表す。
裏面の引き裂き線は最初表面の主侵食レーザー線(3)に沿って上縁部と平行な引き裂き線、裏面の引き裂き線は表面に阻害されるため表面の引き裂き線と同じ位置か上側にしかできないため、右斜め下の侵食線には誘導されず、斜め右上がりの侵食線に沿って右斜め上方向の引き裂き線となる。
斜め右上方向の侵食線と上側侵食レーザー線(1)と交差する点に達したところで、上側主侵食レーザー線(1)に沿って包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
表面は主侵食レーザー線(3)に誘導され左右のノッチ部(5)を結ぶような引き裂き線となる。
そうすると裏面の引き裂き線は最初表面と同じであるが、途中から斜め右上がりの侵食線(4)に誘導され上側主侵食レーザー線(1)に移動し、上側主侵食レーザー線(1)に沿った引き裂き線となるため表面の引き裂き線より上方に位置し、表面と裏面の引き裂き線に段差ができるため(図7c)袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0032

表面に2本の主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を、裏面に主侵食レーザー線(3)を設け右から左に引き裂く場合について説明する。
表面の引き裂き線は最初裏面の主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋の上縁部と平行な引き裂き線となり、裏面のフィルムの引き裂かれた上部が抵抗となるため斜め右下方向の侵食線に誘導されず、左斜め上方向の侵食線に誘導され斜め左上方向の引き裂き線となる。
斜め左上方向の侵食線と上側主侵食レーザー線(1)と交差する点に達したところで、上側主侵食レーザー線(1)に誘導されて、包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
裏面は主侵食レーザー線(3)に誘導され左右のノッチ部を結ぶような引き裂き線となる。
そうすると表面の引き裂き線は最初裏面と同じであるが、途中から左斜め上方向の侵食線に誘導され上側侵食レーザー線(1)に移動し、上側侵食レーザー線(1)に沿った引き裂き線となるため裏面の引き裂き線より上方に位置し、段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0033

表面に主侵食レーザー線(3)を設け、裏面に2本の主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を設け右から左に引き裂く場合について説明する。
裏面の引き裂き線は最初表面の主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋の上縁部と平行な引き裂き線となる。
次にある点で左下がりの侵食線に誘導され斜め左下方向の引き裂き線となる。
そして斜め左下方向の侵食線と下側主侵食レーザー線(2)と交差する点に達したところで、下側主侵食レーザー線(2)に沿って誘導され包装袋の上縁部と平行な引き裂き線となる。
表面は主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋の上縁部と平行な引き裂き線となる。
そうすると表面の引き裂き線は最初裏面と同じであるが、途中から下側主侵食レーザー線(2)に沿った引き裂き線となるため裏面の引き裂き線より下方に位置し段差ができるため、袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0034

図6、図7に図示した場合以外で侵食線を設けた場合の引き裂き線について説明する。
左側ノッチ部を始点とし連続した右上がりの侵食線と、連続した右上がりの侵食線に続き連続した右下がりの侵食線を複数設け、右側ノッチ部を始点として連続した左上がりの侵食線と、連続した左上がりの侵食線に続き連続した左下がりの侵食線を連続して設けた場合を考える。
表面に主侵食レーザー線(3)を設け、裏面に2本の主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を設けた場合に左から右に切ると裏面は最初表面の主侵食レーザー線(3)に誘導され上縁部と平行な引き裂き線となり、やがて右上がりの侵食線に誘導されて上側侵食レーザー線(1)と同じ引き裂き線となる。
表面は主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
そのため表面の引き裂き線が裏面の引き裂き線より下方に位置し、表裏の引き裂き線に段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。
右から左に切る場合、裏面は最初表面の主侵食レーザー線(3)に誘導され上縁部と平行な引き裂き線となり、表面のフィルムが抵抗となり左上がりの侵食線に誘導されず、左下がりの侵食線に誘導されて下側侵食レーザー線(2)と同じ引き裂き線となる。
表面は主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
そのため表面の引き裂き線が裏面の引き裂き線より上方に位置し、表裏で引き裂き線に段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0035

表面に2本の主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を設け、裏面に主侵食レーザー線(3)を設けた場合に左から右に切ると表面は最初裏面の主侵食レーザー線(3)に誘導され上端部と平行な引き裂き線となり、裏面のフィルムが抵抗となり左上がりの侵食線に誘導されず、左下がりの侵食線に誘導されて下側侵食レーザー線(2)と同じ引き裂き線となる。裏面は主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
そのため表面の引き裂き線が裏面の引き裂き線より下方に位置し、表裏で引き裂き線に段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。
右から左に切る場合は最初裏面の主侵食レーザー線(3)に誘導され上縁部と平行な引き裂き線となるが、途中から左上がりの侵食線に誘導されて上側侵食レーザー線(1)と同じ引き裂き線となる。
裏面は主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
そのため表面の引き裂き線が裏面の引き裂き線より上方に位置し、表裏で引き裂き線に段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0036

上記の実施例は左右で設ける侵食線が同じである場合を説明したが、左右で異なっていてもよい。

0037

左側ノッチ部を始点として右斜め上方向の連続した侵食線群を設け、右斜め上方向の連続した侵食線群に続き右斜め下方向の連続した侵食線を設け、右側ノッチ部を始点として左斜め下方向の連続した侵食線群を設け、左斜め下方向の侵食線群に続き左斜め上方向の侵食線群を設けた場合について説明する。
表面に2本の主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を設け、裏面に主侵食レーザー線(3)を設けた場合に左から右に切ると表面は最初裏面の主侵食レーザー線(3)に誘導され上端部と平行な引き裂き線となり、裏面のフィルムが抵抗となり右上がりの侵食線に誘導されず、右下がりの侵食線に誘導されて下側侵食レーザー線(2)と同じ引き裂き線となる。裏面は主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
そのため表面の引き裂き線が裏面の引き裂き線より下方に位置し、表裏で引き裂き線に段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。
表面に2本の主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を、裏面に主侵食レーザー線(3)を設け右から左に引き裂く場合について説明する。
表面の引き裂き線は最初裏面の主侵食レーザー線(3)に誘導され包装容器の上縁部と平行な引き裂き線となり、裏面のフィルムの引き裂かれた上部が抵抗となるため斜め左下方向の侵食線(4)に誘導されず、左斜め上方向の侵食線(4)に誘導され斜め左上方向の引き裂き線となる。
斜め左上方向の侵食線と上側主侵食レーザー線(1)と交差する点に達したところで、上側主侵食レーザー線(1)に誘導されて、包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
裏面は主侵食レーザー線(3)に誘導され左右のノッチ部を結ぶような引き裂き線となる。
そうすると表面の引き裂き線は最初裏面と同じであるが、途中から左斜め上方向の侵食線に誘導され上側侵食レーザー線(1)に移動し、上側侵食レーザー線(1)に沿った引き裂き線となるため裏面の引き裂き線より上方に位置し、段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0038

表面に主侵食レーザー線(3)を設け、裏面に2本の主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を設けた場合に左から右に切ると裏面は最初表面の主侵食レーザー線(3)に誘導され上端部と平行な引き裂き線となり、やがて右上がりの侵食線に誘導されて上側侵食レーザー線(1)と同じ引き裂き線となる。
表面は主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
そのため表面の引き裂き線が裏面の引き裂き線より下方に位置し、表裏で引き裂き線に段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。
表面に主侵食レーザー線(3)を設け、裏面に2本の主侵食レーザー線(1,2)、副侵食レーザー線(4)を設け右から左に引き裂く場合について説明する。
裏面の引き裂き線は最初表面の主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋の上縁部と平行な引き裂き線となる。
次にある点で左下がりの侵食線に誘導され斜め左下方向の引き裂き線となる。
そして斜め左下方向の侵食線と下側主侵食レーザー線(2)と交差する点に達したところで、下側主侵食レーザー線(2)に沿って誘導され包装袋の上縁部と平行な引き裂き線となる。
表面は主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋の上縁部と平行な引き裂き線となる。
そうすると裏面の引き裂き線は最初表面と同じであるが、途中から下側主侵食レーザー線(2)に沿った引き裂き線となるため表面の引き裂き線より下方に位置し段差ができるため、袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0039

左側ノッチ部を始点として右斜め下方向の連続した侵食線群を設け、右斜め下方向の連続した侵食線群に続き右斜め上方向の連続した侵食線を設け、右側ノッチ部を始点として左斜め上方向の連続した侵食線群を設け、左斜め上方向の侵食線群に続き左斜め下方向の侵食線群を設けた場合について説明する。
表面に主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を、裏面に主侵食レーザー線(3)を設け左から右に引き裂く場合について説明する。
表面は最初裏面の主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
次にある点で右下がりの侵食線に誘導され斜め右下方向の引き裂き線を形成する。
そして斜め右下方向の侵食線と下側主侵食レーザー線(2)と交差する点に達したところで、下側主侵食レーザー線(2)に誘導されて包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる
裏面は主侵食レーザー線(3)に誘導され左右のノッチ部を結ぶような引き裂き線となる。
そうすると表面の引き裂き線は最初裏面と同じであるが、途中から侵食線により右下がりに誘導され下側主侵食レーザー線(2)に移動し、下側侵食レーザー線(2)に沿った引き裂き線となるため裏面の引き裂き線より下方に位置し、表面と裏面の引き裂き線に段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0040

右から左に切る場合は最初裏面の主侵食レーザー線(3)に誘導され上縁部と平行な引き裂き線となるが、途中から左上がりの侵食線に誘導されて上側侵食レーザー線(1)と同じ引き裂き線となる。
表面は主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
そのため表面の引き裂き線が裏面の引き裂き線より上方に位置し、表裏で引き裂き線に段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0041

表面に主侵食レーザー線(3)を、裏面に主侵食レーザー線(1,2)と副侵食レーザー線(4)を設け左から右に引き裂く場合について説明する。
裏面の引き裂き線は最初表面の主侵食レーザー線(3)に沿って上縁部と平行な引き裂き線となり、裏面の引き裂き線は表面に阻害されるため表面の引き裂き線と同じ位置か上側にしかできないため、右斜め下方向の侵食線には誘導されず、斜め右上がりの侵食線に沿って右斜め上方向の引き裂き線となる。
斜め右上方向の侵食線と上側侵食レーザー線(1)と交差する点に達したところで、上側主侵食レーザー線(1)に沿って包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
表面は主侵食レーザー線(3)に誘導され左右のノッチ部(5)を結ぶような引き裂き線となる。
そうすると裏面の引き裂き線は最初表面と同じであるが、途中から斜め右上がりの侵食線に誘導され上側主侵食レーザー線(1)に移動し、上側主侵食レーザー線(1)に沿った引き裂き線となるため表面の引き裂き線より上方に位置し、表面と裏面の引き裂き線に段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0042

右から左に切る場合は最初表面の主侵食レーザー線(3)に誘導され上端部と平行な引き裂き線となり、表面のフィルムが抵抗となり左上がりの侵食線に誘導されず、左下がりの侵食線に誘導されて下側侵食レーザー線(2)と同じ引き裂き線となる。
表面は主侵食レーザー線(3)に誘導され包装袋上縁部と平行な引き裂き線となる。
そのため表面の引き裂き線が裏面の引き裂き線より上方に位置し、表裏で引き裂き線に段差ができるため袋を開ける際に表面と裏面の隙間に指を挿入し易く開封し易くなる。

0043

以上のように左右どちらの方向からでも切ることができ、また表面に副侵食レーザー線(4)を設けた場合でも裏面に副侵食レーザー線(4)を設けた場合でも切ることができるため開封する者が表裏をひっくり返した場合でも容易に引き裂くことができる。

0044

図8aは主侵食レーザー線(1,2)が曲線の場合、8bは主侵食レーザー線(3)が曲線の場合の一例をしめす。
引き裂き線は前述の実施例で説明した通り形成されていき、引き裂き線の形状は中央付近で弧を描く凸形状となる。
主侵食レーザー線(1,2、3)は一方の面と他方の面で形状が異なっていてもよく同じであってもよい。
例えば一方の面の主侵食レーザー線(1,2)が直線で他方の面の主侵食レーザー線(3)が曲線の場合、他方の面に形成された引き裂き線は弧を描き同一平面上でも段差ができるためフィルムがつまみやすくなりさらに包装袋が開封し易くなる。

0045

本発明の包装体に充填する中味薬剤や食品等何でもよく、固形液体などの状態は問わない。

0046

この発明に係る包装袋は食品、医薬品などを封入することができる。またフィルム積層体の素材及び厚み、侵食レーザー線の長さ及び深さ、線の種類によって引き裂き易さを調節することができる。
また左右どちらからも切り裂くことができ、利き手に関係なく簡単に開けることが可能となる。

0047

1 上側主侵食レーザー線
2 下側主侵食レーザー線
3 主侵食レーザー線
4 副侵食レーザー線
5ノッチ部
接着

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