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技術 電子情報編集装置、電子情報編集制御プログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 詰光将也
出願日 2015年9月18日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2015-185486
公開日 2017年3月23日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2017-059157
状態 特許登録済
技術分野 FAX原画の編集 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード 面付け位置 ハーディス 複製印刷 版下画像 無線通信回線網 印刷範囲外 メディアサイズ 四つ折り
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月23日)のものです。
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図面 (9)

課題

複数の画像が面付け処理された印刷用版下情報に対して、画像単位に分割した電子情報を読み出す。

解決手段

印刷用版下データ22は、再印刷の要求とは別に、元の画像単位での読み出しを要求される場合がある。電子情報編集装置10では、面付け処理された印刷用版下データ22に対し、各頁の画像毎の表示要求又は印刷要求があった場合に、当該印刷用版下データ22に紐付けされた印刷指示情報に付加した面付け情報を取得して、見掛け上、各頁の画像が、メディアサイズの画像であるかのように設定して、出力するようにした。ユーザー目視で特定の領域を選択して、元の画像毎に抽出するよりも効率的に元画像抽出作業が可能となる。

概要

背景

特許文献1には、版下画像イメージ部分空白部分かを判定することで、イメージ領域のみを切り出す技術が開示されている。特許文献1では、版下画像を印刷範囲に併せて再配置することで、版を用いないで印刷(以下、「PODプリントオンデマンド)」という。)する操作の効率化を図っている。

また、特許文献2には、版下画像を印刷範囲に合わせて再配置することで、PODで印刷する操作を効率化する技術が開示されている。

概要

複数の画像が面付け処理された印刷用版下情報に対して、画像単位に分割した電子情報を読み出す。印刷用版下データ22は、再印刷の要求とは別に、元の画像単位での読み出しを要求される場合がある。電子情報編集装置10では、面付け処理された印刷用版下データ22に対し、各頁の画像毎の表示要求又は印刷要求があった場合に、当該印刷用版下データ22に紐付けされた印刷指示情報に付加した面付け情報を取得して、見掛け上、各頁の画像が、メディアサイズの画像であるかのように設定して、出力するようにした。ユーザー目視で特定の領域を選択して、元の画像毎に抽出するよりも効率的に元画像抽出作業が可能となる。

目的

本発明は、複数の画像が面付け処理された印刷用版下情報に対して、画像単位に分割した電子情報を読み出すことができる電子情報編集装置、電子情報編集制御プログラムを得ることが目的である

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

印刷用版下情報が示す画像のサイズを含む版下属性情報と、複数の電子情報が示す画像の配置状態を特定する面付け情報と、が関連付けられた状態で保存された印刷用版下情報に対し、前記電子情報の出力要求受け付ける受付手段と、前記受付手段で出力要求を受け付けた場合に、前記面付け情報に基づいて、前記印刷用版下情報から電子情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された電子情報が示す画像のサイズを、印刷用版下情報が示す画像のサイズに変換する変換手段と、を有する電子情報編集装置

請求項2

保存された印刷用版下情報には、印刷用版下情報が示す画像を印刷するための印刷指示情報が付加されており、前記印刷用版下情報を保存するときに利用した面付け情報を、前記印刷指示情報に付加する請求項1記載の電子情報編集装置。

請求項3

保存された印刷用版下情報には、印刷用版下情報が示す画像を印刷するための印刷指示情報が付加されており、前記印刷用版下情報を保存するときに、新たに面付け情報を作成して、前記印刷指示情報に付加する請求項1記載の電子情報編集装置。

請求項4

前記抽出手段が、前記面付け情報に基づく電子情報が示す画像の数に対応して、印刷用版下情報が示す画像を複製する必要があるか否かを判定する第1の判定手段をさらに有し、前記第1の判定手段により複製が必要と判定され、印刷用版下情報が示す画像が複製された場合に、複製された印刷用版下情報が示す画像毎に、全数よりも少ない数の電子情報が示す画像を抽出する請求項1〜請求項3の何れか1項記載の電子情報編集装置。

請求項5

前記抽出手段が、前記面付け情報に基づく電子情報が示す画像の数に対応して、印刷用版下情報が示す画像を複製する必要があるか否かを判定する第1の判定手段をさらに有し、前記第1の判定手段により複製が必要と判定され、印刷用版下情報が示す画像が複製された場合に、複製された印刷用版下情報が示す画像毎に、1つの電子情報を抽出する請求項1〜請求項3の何れか1項記載の電子情報編集装置。

請求項6

前記抽出手段が、前記印刷用版下情報の面付け情報に基づき、前記電子情報に付された頁順に並べ替える必要があるか否かを判定する第2の判定手段をさらに有し、前記第2の判定手段により並べ替えが必要と判定された場合に、複製された印刷用版下情報が示す画像を、面付け情報に基づき、並べ替える請求項1〜請求項5の何れか1項記載の電子情報編集装置。

請求項7

コンピュータを、前記請求項1〜請求項6の何れか1項記載の電子情報編集装置として機能させる電子情報編集制御プログラム

技術分野

背景技術

0002

特許文献1には、版下画像イメージ部分空白部分かを判定することで、イメージ領域のみを切り出す技術が開示されている。特許文献1では、版下画像を印刷範囲に併せて再配置することで、版を用いないで印刷(以下、「PODプリントオンデマンド)」という。)する操作の効率化を図っている。

0003

また、特許文献2には、版下画像を印刷範囲に合わせて再配置することで、PODで印刷する操作を効率化する技術が開示されている。

先行技術

0004

特開2002−215380号公報
特開2009−004912号公報

発明が解決しようとする課題

0005

例えば、複数の画像が面付け処理された印刷用版下データ(印刷用版下情報)は、予め定められた画像サイズ(メディアサイズ)を含むメディア情報が付加されて保存されるが、画像の面付け情報を付加しないで保存される場合がある。一例として、PDFポータブルドキュメントフォーマット)として保存することが挙げられる。

0006

面付け情報が無い印刷用版下データを用いた再印刷時には、当該印刷用版下データを保存されたときの画像サイズで、かつ、複数の画像が面付けされたままの状態で読み出せばよいが、保存後の印刷用版下データには、面付けされた画像(電子情報)単位で分割して読み出すための情報が存在しない。

0007

本発明は、複数の画像が面付け処理された印刷用版下情報に対して、画像単位に分割した電子情報を読み出すことができる電子情報編集装置、電子情報編集制御プログラムを得ることが目的である。

課題を解決するための手段

0008

請求項1に記載の発明は、印刷用版下情報が示す画像のサイズを含む版下属性情報と、複数の電子情報が示す画像の配置状態を特定する面付け情報と、が関連付けられた状態で保存された印刷用版下情報に対し、前記電子情報の出力要求受け付ける受付手段と、前記受付手段で出力要求を受け付けた場合に、前記面付け情報に基づいて、前記印刷用版下情報から電子情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された電子情報が示す画像のサイズを、印刷用版下情報が示す画像のサイズに変換する変換手段と、を有している。

0009

請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、保存された印刷用版下情報には、印刷用版下情報が示す画像を印刷するための印刷指示情報が付加されており、前記印刷用版下情報を保存するときに利用した面付け情報を、前記印刷指示情報に付加する。

0010

請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、保存された印刷用版下情報には、印刷用版下情報が示す画像を印刷するための印刷指示情報が付加されており、前記印刷用版下情報を保存するときに、新たに面付け情報を作成して、前記印刷指示情報に付加する。

0011

請求項4に記載の発明は、前記請求項1〜請求項3の何れか1項記載の発明において、前記抽出手段が、前記面付け情報に基づく電子情報が示す画像の数に対応して、印刷用版下情報が示す画像を複製する必要があるか否かを判定する第1の判定手段をさらに有し、前記第1の判定手段により複製が必要と判定され、印刷用版下情報が示す画像が複製された場合に、複製された印刷用版下情報が示す画像毎に、全数よりも少ない数の電子情報が示す画像を抽出する。

0012

請求項5に記載の発明は、前記請求項1〜請求項3の何れか1項記載の発明において、前記抽出手段が、前記面付け情報に基づく電子情報が示す画像の数に対応して、印刷用版下情報が示す画像を複製する必要があるか否かを判定する第1の判定手段をさらに有し、前記第1の判定手段により複製が必要と判定され、印刷用版下情報が示す画像が複製された場合に、複製された印刷用版下情報が示す画像毎に、1つの電子情報を抽出する。

0013

請求項6に記載の発明は、前記請求項1〜請求項5の何れか1項記載の発明において、前記抽出手段が、前記印刷用版下情報の面付け情報に基づき、前記電子情報に付された頁順に並べ替える必要があるか否かを判定する第2の判定手段をさらに有し、前記第2の判定手段により並べ替えが必要と判定された場合に、複製された印刷用版下情報が示す画像を、面付け情報に基づき、並べ替える。

0014

請求項7に記載の発明は、コンピュータを、前記請求項1〜請求項6の何れか1項記載の電子情報編集装置として機能させる電子情報編集制御プログラムである。

発明の効果

0015

請求項1に記載の発明によれば、複数の画像が面付け処理された印刷用版下情報に対して、画像単位に分割した電子情報を読み出すことができる。

0016

請求項2に記載の発明によれば、印刷版下情報を保存するときに利用した面付け情報を残すことができる。

0017

請求項3に記載の発明によれば、面付け情報を作成して、前記印刷指示情報に追加することができる。

0018

請求項4に記載の発明によれば、複製する数を必要最小限とすることができる。

0019

請求項5に記載の発明によれば、複製する数を必要最小限とするよりも、抽出作業単純化を図ることができる。

0020

請求項6に記載の発明によれば、電子情報を頁順に並べ替えることができる。

0021

請求項7に記載の発明によれば、複数の画像が面付け処理された印刷用版下情報に対して、画像単位に分割した電子情報を読み出すことができる。

図面の簡単な説明

0022

本実施の形態に係る電子情報編集装置を含む電子情報編集システムの全体図である。
本実施の形態に係る電子情報編集装置の制御ブロック図である。
本実施の形態の例1に係る印刷用版下データのイメージ図である。
本実施の形態の例2に係る印刷用版下データのイメージ図である。
(A)は本実施の形態に係る印刷指示情報のイメージ図、(B)は面付け情報とその意味を示す図表である。
本実施の形態に係る電子情報編集装置における、面付け処理された印刷用版したデータを対象とした、電子情報出力処理のための機能ブロック図である。
本実施の形態に係る電子情報編集装置において、面付け処理された印刷用版したデータを対象とした、頁単位画像出力制御を実行するための制御フローチャートである。
(A)は、本実施の形態の例2において、複製された印刷用版下データを示す正面図、(B)は、図8(A)において、各印刷用版下データから抽出された画像の正面図である。

実施例

0023

(システム
図1には、本実施の形態に係る電子情報編集装置10が示されている。電子情報編集装置10は、通信回線網12に接続されている。

0024

なお、電子情報とは、文字、図形、画像、イラスト絵画写真及びこれらの組み合わせを含み、電子化された全ての電子情報の総称とする。

0025

通信回線網12は、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)であり、複数のLANが、WANワイド・エリア・ネットワーク)によって相互に接続されていてもよい。また、通信回線網12を含む全ての通信回線網は、それぞれ有線接続である必要はない。すなわち、一部又は全部が無線によって情報を送受信する無線通信回線網であってもよい。

0026

通信回線網12の枝線12Aには、電子情報編集装置10から文書情報読み出して作業(閲覧、編集等)するための複数台のPC(パーソナルコンピュータ)14がそれぞれ接続されている。PC14は例えば各ユーザーがそれぞれ占有し、予め定めたアクセス権を持って、電子情報編集装置10とアクセスするようになっている。

0027

なお、通信回線網12には、出力デバイスとして、画像処理装置16が接続されている。

0028

画像処理装置16は、PC14から遠隔で文書情報を受信して画像形成(プリント)を実行する機能、及びユーザーが画像処理装置16の前に立って各種操作によって、例えば、複写コピー)、スキャン画像読取)、ファクシミリ送受信等の処理を実行する機能を有する。特に、スキャン(画像読取)した文書情報は、電子情報編集装置10又は図示しないスキャンサーバーに送られ文書ファイルとして記憶される場合がある。

0029

なお、図1の画像処理装置16は、一例としてオフィス仕様外観となっているが、印刷業界の場合は、オフィス仕様の画像処理装置16よりも、単位時間当たり大量の印刷が可能な業務用の基幹印刷機が用いられる場合がある。従って、以下において、画像処理装置16は、全ての印刷機器を示すものとする。

0030

通信回線網12には、通信デバイスとして無線通信機器18が接続され、遠隔に持ち出されたPC14M(以下、持ち出しPC14Mという)や、通信携帯端末20(スマートフォン携帯電話等)と通信が可能となっている。

0031

図2には、電子情報編集装置10の制御ブロック図が示されている
電子情報編集装置10は、CPU10A、RAM10B、ROM10C、I/O10D及びこれらを相互に接続するデータバスコントロールバス等のバス10Eを備えている。

0032

I/O10Dには、必要に応じてキーボードマウス等の入力装置10Fと、モニタ10Gが接続されている。また、I/O10Dには、I/F10Hを介して前記通信回線網12に接続されている。

0033

さらに、I/O10Dには、大規模記録媒体として、ハードディスク(HDD)10Iが接続されている。ハードディスク10Iは、本実施の形態に係る保存データ(後述)を保存するサーバーとして機能する。

0034

ここで、図3及び図4に示される如く、本実施の形態に係る電子情報編集装置10では、1頁として認識される電子情報として、複数の画像がオブジェクトとして面付けされた印刷用版下データ22(印刷用版下情報)を保存する機能を有している。なお、印刷用版下データ22は、実体はデータであるが、図3及び図4では、印刷用版下データ22を、用紙に見立てた領域22Aの適宜位置に複数の画像22B(元画像)が配置された、所謂イメージ図として図示した。

0035

(印刷用版下データ22の例示)
(例1)本実施の形態では、図3に示される如く、ポスター印刷を代表とする大量印刷の際に、予め定めたサイズ(メディアサイズ)の印刷用版下データ22に、電子情報としての複数の同一の画像22B(図3では、「1」という画像を画像22Bとしている。)を面付けして印刷用版下データ22を作成する場合がある。

0036

印刷要求があると、例えば、画像処理装置16において、印刷指示情報(ジョブチケット)に基づき印刷用版下データ22を読出して印刷し、画像22B毎に切り取ることで、印刷枚数×面付け数の印刷物を得る。

0037

(例2)また、本実施の形態では、図4に示される如く、冊子又は製本印刷の際に、予め定めたサイズ(メディアサイズ)の領域22Aに、各頁の画像22Bを面付けして印刷用版下データを作成する場合がある。

0038

画像の面付け位置は、冊子又は製本折り込み情報に基づいて定めるものであり、頁順通りになる場合と、頁順通りにならない場合とがある。例えば、画像処理装置16において、印刷指示情報(ジョブチケット)に基づき印刷用版下データ22を読出して印刷し、折り込み情報に基づき折り込むことで、冊子化又は製本がなされる。

0039

例えば、図4に示される如く、印刷用版下データ22に各6頁分の画像22Bが頁通り配置された場合は、予め定めたサイズ(メディアサイズ)の印刷用版下データ22に、異なる画像22B(図4では、1頁目が「1」〜「6」という画像の画像22B、及び2頁目が「7」〜「12」という画像の画像22B)としている。

0040

(印刷用版下データ22の保存形態
本実施の形態の電子情報編集装置10では、例えば、印刷が終了した上記例1及び例2の印刷用版下データ22を、元となる頁毎画像情報に分解せず、印刷用版下データ22のままで保存するようにしている。一例として、印刷用版下データ22をPDFデータとして保存している。

0041

言い換えれば、上記例1及び例2の印刷用版下データ22の作成前は、元となる各画像情報は、当該画像毎に管理されているが、印刷用版下データ22(PDFデータ)上では、それぞれの画像がオブジェクトとして認識され、版下属性情報としてのメディア情報と共に、印刷指示情報(ジョブチケット)が関連付けられた状態で保存される。なお、一の情報に対し、他の一の情報を関連付けることを総称して、「紐付ける」という場合がある。

0042

印刷用版下データ22のままで保存する理由は、再印刷の際に、各頁の画像毎に面付け処理をして印刷するよりも印刷効率が向上するためである。

0043

メディア情報は、印刷用版下データ22の領域22Aのサイズ(メディアサイズ)と、枚数頁数に相当)を含む。

0044

印刷指示情報は、紐付けされた印刷用版下データ22を印刷するときの条件項目記述された情報である。

0045

ここで、本実施の形態の電子情報編集装置10では、印刷用版下データ22を保存する場合、本来であれば、再印刷には不要であるため、破棄される情報である面付け情報を、印刷指示情報24(図5(A)参照)の一部として、付加するようにしている。図5(B)に、面付け情報とその意味を示す。

0046

本実施の形態に係る印刷指示情報は、例えば、図5(A)に示すような記述言語で、印刷用版下データ22に紐付けされた状態で保存されるようになっている。なお、印刷指示情報は、実体は情報であるが、図5(A)では、印刷指示情報の指示項目を所謂イメージ図として図示した。なお、以下において、電子情報編集装置10のハーディスク10Iに保存する印刷用版下データ22、メディア情報、印刷指示情報(本実施の形態では、面付け情報が付加されている)を総称して保存データという。

0047

(元画像単位の読み出し要求
ここで、印刷用版下データ22は、前記再印刷の要求とは別に、元の画像単位での読み出しを要求される場合がある。

0048

一例としては、PC14(14M)及び通信携帯端末20(図1参照)のビュワー機能で、電子書籍の如く、各頁の画像を表示するような形態である。

0049

他の一例としては、画像処理装置16において、各頁の画像を印刷するような形態である。

0050

元の画像単位での読み出しを要求する際、比較例として、印刷用版下データ22を読み出した後に、ユーザーが目視で、特定の領域を選択して、元の画像毎に抽出することは可能である。

0051

これに対して、本実施の形態の電子情報編集装置10では、面付け処理された印刷用版下データ22に対し、各頁の画像毎の表示要求又は印刷要求があった場合に、当該印刷用版下データ22に紐付けされた印刷指示情報に付加した面付け情報を取得して、見掛け上、各頁の画像が、メディアサイズの画像であるかのように設定して、出力(例えば、表示又は印刷)するようにした。

0052

図6は、本実施の形態に係る電子情報編集装置10における、面付け処理された印刷用版下データ22を対象とした、電子情報出力処理のための機能ブロック図である。

0053

なお、図6に示す各ブロックは、機能別に分類したものであり、ハード構成を限定するものではない。

0054

図6に示される如く、受付手段としての読出指示受付部100では、PC14,14M、及び通信携帯端末20(図1参照)からの、面付け処理された印刷用版下データ22の読出指示を受け付けるようになっている。

0055

なお、印刷用版下データ22には、前述したように印刷指示情報が紐付けされているため、以下において、印刷用版下データ22と、印刷指示情報とを総称する場合は、「保存データ」という。

0056

読出指示受付部100は、抽出手段としての保存データアクセス部102に接続されており、読出指示を受け付けると、保存データアクセス部102に対して、例えば、保存データの識別符号を出力して、当該識別符号に対応する保存データの読み出しを指示する。

0057

保存データアクセス部102では、ハードディスク10Iから、識別符号に応じた保存データを検索して読み出し、解析部104へ送出するようになっている。

0058

解析部104では、読み出した保存データを解析し、印刷用版下データ22と、印刷指示情報とに分離すると共に、さらに、印刷指示情報をメディア情報と面付け情報とに分離する。メディア情報は、印刷用版下データ22のサイズ(メディアサイズ)と、枚数を含む。

0059

解析部104は、印刷用版下データ取込部106、メディア情報取込部108、及び面付け情報取込部110に接続されている。

0060

印刷用版下データ取込部106では、解析部104で分離された印刷用版下データ22を取り込み、複製処理部112へ送出する。

0061

メディア情報取込部108では、解析部104で分離されたメディア情報(印刷指示情報の一部)を取り込み、要否判定部114へ送出する。

0062

面付け情報取込部110では、解析部104で分離された面付け情報(印刷指示情報の一部)を取り込み、要否判定部114及び表示範囲演算部116へ送出する。

0063

要否判定部114は、第1の判定手段としての複製要否判定部114Aと、第2の判定手段としての並べ替え要否判定部114Bとを備えている。

0064

複製要否判定部114Aでは、メディアサイズと面付け情報とに基づいて、印刷用版下データ22を複製する必要があるか否かが判定している。

0065

前述の例1及び例2に従い、複製要否の判定例を示す。

0066

前述の「(例1)」では、印刷用版下データ22に同一の画像が面付けされているため、1枚(1頁)の印刷用版下データ22からは、1つの画像を取り出せばよいため、複製の必要はない。

0067

一方、前述の「(例2)」では、複数の頁の異なる画像が面付けされているため、1枚(1頁)の印刷用版下データ22から、複数の画像分、印刷用版下データ22を複製して複製印刷版下データ22という)、それぞれの複製印刷用版下データ22から各頁の画像を取り出すため、複製が必要となる。

0068

複製要否判定部114Aは、前記複製処理部112に接続されており、複製の要否の判定結果を送出する。

0069

複製処理部112では、複製の要否の判定結果に基づき、複製せずに、又は必要数複製した印刷用画像データを並べ替え処理部120へ送出する。

0070

前記並べ替え要否判定部114Bでは、複製の要否の判定結果に基づき、並べ替え処理の要否を判定する。

0071

前述の例1及び例2に従い、並べ替え要否の判定例を示す。

0072

前述の「(例1)」の場合は、同一の画像であるので複製が不要であり、当然、並べ替えは不要である。

0073

一方、前述の「(例2)」の場合は、印刷指示情報の内、折り込み情報に基づいて、並べ替えの要否を判定する。

0074

折り込みの種類の一例としては、「二つ折り」、「三つ折り」、「外三つ折り」、「四つ折り」、「巻き四つ折り」、「蛇腹折り」、「十文字四つ折り」が代表的であり、それぞれ、頁順が異なる場合、及び天地反転する場合がある。

0075

そこで、並べ替え判定部114Bでは、折り込み情報に基づき、画像の並べ替えの要否を判定する。

0076

並べ替え要否判定部114Bは、並べ替え処理部120に接続されており、画像の並べ替えの要否の判定結果を送出する。

0077

並べ替え処理部120では、画像の並べ替えの要否の判定結果に基づき、前記複製処理部112から受け取った1又は複数の印刷用版下データ22に対して、必要に応じて並べ替え処理を実行する。

0078

並べ替え処理部120は、前記表示範囲演算部116に接続されており、表示範囲演算部116に当該並べ替え処理部120での処理後の1又は複数の印刷用版下データ22(必要に応じて並べ替え処理が実行された印刷用版下データ22)を送出する。

0079

表示範囲演算部116では、それぞれの印刷用版下データ22に対して、面付け情報に基づき、表示範囲を演算する。表示範囲演算部116での演算結果は、表示範囲設定部122に送出されるようになっている。

0080

表示範囲設定部122は、変換手段としてのメディアサイズ変更部124に接続されている。

0081

メディアサイズ変更部124では、印刷用版下データ22の1枚(1頁)毎に、表示範囲設定部122で設定された表示範囲を、元の印刷用版下データ22のメディアサイズに変更する。

0082

このとき、各画像は、必要に応じて並べ替え処理が実行されているため、頁順に処理されることになる。

0083

すなわち、電子情報編集装置10では、印刷用版下データ22を印刷指示情報に基づくメディアサイズで出力すると認識しているため、各画像のサイズを、見掛け上、印刷用版下データ22のメディアサイズに変更する。

0084

メディアサイズ変更部124は、削除部126及び画像出力部128が接続されている。

0085

各印刷用版下データ22の中から、特定の画像がメディアサイズに変更されるとき、当該特定の画像以外のデータは不要である。このため、削除部126では、不要となるデータを削除する処理を実行する。なお、この削除部126は必須ではない。

0086

画像出力部128では、要求先に対して、メディアサイズが変更された特定の画像が、頁順、天地が揃えられた状態で順次出力されるようになっている。

0087

以下に本実施の形態の作用を説明する。

0088

図7は、本実施の形態に係る電子情報編集装置10において、面付け処理された印刷用版下データ22を対象とした、電子情報出力処理を実行するための制御フローチャートである。このフローチャートは、電子情報編集装置10のROM10Cに記憶されている電子情報編集制御プログラムを読み出して、CPU10Aを主体に実行される。なお、電子情報編集制御プログラムは、ハードディスク10I又は、記録媒体に記憶してもよい。

0089

テップ150では、オブジェクト化された複数の画像が貼り付けられた印刷用版下データ22(例えば、PDFデータ)に対し、各画像22B毎の出力の要求があったか否かが判断される。

0090

このステップ150で否定判定された場合は、このルーチンは終了する。また、ステップ150で肯定判定された場合は、ステップ152へ移行する。

0091

ステップ152では、上記出力の要求の際に受け付けた、印刷用版下データ22を特定する識別符号に基づき、HDD10I(図6参照)から保存データ(該当する印刷用版下データ22、メディア情報、及び印刷指示情報)を読み出し、ステップ154へ移行する。

0092

ステップ154では、読み出した保存データを解析し、印刷用版下データ22、メディア情報、及び、印刷指示情報に分離すると共に、当該印刷指示情報の中から面付け情報を分離する。

0093

次のステップ156では、面付け情報に基づいて、印刷用版下データ22を複製する必要があるか否かを判断する。このステップ156で否定判定された場合は、印刷用版下データ22は、同一の画像が貼り付けられている形態(例1の形態、図3参照)であると判断し、ステップ166へ移行する。ステップ166については後述する。

0094

また、ステップ156で肯定判定された場合は、冊子又は製本の各頁の画像が貼り付けられている形態(例2の形態、図4参照)であると判断し、ステップ158へ移行して、印刷用版下データ22を、面付けされた画像の頁分だけ複製し、ステップ160へ移行する。

0095

ステップ160では、複製した印刷用版下データ22の並べ替えが必要か否かを判断する。このステップ160で否定判定された場合は、各画像が頁順に配列されている折り込み形態であると判断し、ステップ166へ移行する。ステップ166については後述する。

0096

また、ステップ160で肯定判定された場合は、各画像が頁順に配列されていない折り込み形態であると判断し、ステップ162へ移行して、面付け情報と印刷用版下データ22の枚数とに基づき頁順を演算し、ステップ164へ移行する。

0097

ステップ164では、前記ステップ162で演算された頁順に基づき、頁順を入れ替える処理を実行し、ステップ166へ移行する。

0098

ステップ166では、面付け情報に基づき、各画像の表示範囲又は印刷範囲を演算する。より具体的には、印刷用版下データ22の全面を二次元平面とした場合の座標によって表示範囲を特定する。

0099

次のステップ168では、演算された表示範囲又は印刷範囲(例えば、座標値)を、印刷用版下データ22の全面サイズであるメディアサイズに設定し、ステップ170へ移行する。すなわち、印刷用版下データ22の一部を、見掛け上のメディアサイズと認識させる。例えば、前述の例2では、図8(A)に示される如く、複製された各印刷用版下データ22の網線で示した表示範囲又は印刷範囲の画像22Bがメディアサイズの画像となる。

0100

ステップ170では、表示範囲外又は印刷範囲外のオブジェクトは不要なデータであるため、当該データを削除し、次いでステップ172へ移行して、見掛け上、メディアサイズとした表示範囲又は印刷範囲の画像を頁順に出力し(図8(B)参照)、このルーチンは終了する。

0101

本実施の形態によれば、印刷用版下データ22に紐付けされた印刷指示情報に付加した面付け情報を取得して、見掛け上、各頁の画像がメディアサイズの画像であるかのように設定して出力するようにしたため、印刷用版下データ22を読み出した後に、ユーザーが目視で特定の領域を選択して、元の画像毎に抽出するよりも効率的に元画像の抽出作業が可能となる。

0102

なお、本実施の形態の電子情報編集装置10では、印刷用版下データ22をPDFデータで保存する場合を含んでいる。PDFデータの場合、1頁の印刷用版下データ22(PDFデータ)から、4箇所の表示範囲を選択して、個別に抽出可能である。そこで、PDFデータの場合は、印刷用版下データ22に貼り付けられ、個別に抽出するべき画像22Bの数が4箇所以下であれば、複製は不要としてもよい。言い換えれば、抽出するべき画像よりも少ない数(PDFの場合は、抽出するべき画像数−4の数)だけ複製すればよい。

0103

また、本実施の形態では、冊子又は製本の折り込み情報において、天地を回転させることも含んでいるが、例えば、読み出しを要求したPC14(14M)又は通信携帯端末20側の表示回転機能で調整するようにしてもよい。

0104

さらに、本実施の形態では、印刷用版下データ22を含む保存データをハードディスク10Iに保存するときに面付け情報を残して、印刷指示情報に付加したが、新たに面付け情報を作成してもよい。

0105

また、本実施の形態では、印刷用版下データ22に、印刷指示情報24が紐付けされていることを前提としたため、前記印刷指示情報24に面付け情報を付加するようにしたが、印刷指示情報24が必須ではない場合は、印刷指示情報24とは別に面付け情報を、印刷用版下データ22に紐付けして保存するようにしてもよい。

0106

10電子情報編集装置
12通信回線網
12A枝線
14 PC
14M PC
16画像処理装置
18無線通信機器
20通信携帯端末
10A CPU
10B RAM
10C ROM
10D I/O
10Eバス
10F入力装置
10Gモニタ
10H I/F
10Iハードディスク
22印刷用版下データ
22A 領域
22B 画像
24印刷指示情報
100読出指示受付部
102 保存データアクセス部
104解析部
106 印刷用版下データ取込部
108メディア情報取込部
110面付け情報取込部
112複製処理部
114要否判定部
114A 複製要否判定部
114B 並べ替え要否判定部
116表示範囲演算部
120 並べ替え処理部
122 表示範囲設定部
124メディアサイズ変更部
126 削除部
128画像出力部

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