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技術 端末回収装置

出願人 株式会社イシダ
発明者 橋口伸樹徳田史貴安部洋一郎
出願日 2015年9月16日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-183433
公開日 2017年3月23日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2017-058975
状態 特許登録済
技術分野 医療・福祉事務 自動販売機等の制御,補助装置
主要キーワード 運搬ライン 停止通知信号 中止入力 起動通知信号 空間容量 案内表示情報 近距離無線通信接続 通信機能停止
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (15)

課題

便性に優れ、コスト増大及び信頼性低下を抑制する端末回収装置を提供する。

解決手段

自動精算端末発行機20は、患者PSによって返却される案内表示器10を挿入される案内表示器回収口20dと、案内表示器回収口20dに挿入された案内表示器10の回収工程を行う表示器発行回収部24と、精算処理部23と電気的に接続されるとともに表示器発行回収部24の動作を制御する制御部28と、を備える。制御部28は、精算処理部23における精算が完了した後に、表示器発行回収部24に回収工程を行わせる。

概要

背景

従来、無線通信機能を有する情報処理端末貸与するサービスにおいて、情報処理端末を自動発行する端末発行装置が知られている。例えば、特許文献1(特開平7−325959号公報)には、携帯電話を貸与するサービスにおいて顧客に携帯電話を自動発行するように構成された端末発行装置が開示されている。特許文献1の端末発行装置は、サービス終了後に顧客が返却した情報処理端末を自動回収するように構成されており、端末回収装置としても機能している。

概要

便性に優れ、コスト増大及び信頼性低下を抑制する端末回収装置を提供する。自動精算端末発行機20は、患者PSによって返却される案内表示器10を挿入される案内表示器回収口20dと、案内表示器回収口20dに挿入された案内表示器10の回収工程を行う表示器発行回収部24と、精算処理部23と電気的に接続されるとともに表示器発行回収部24の動作を制御する制御部28と、を備える。制御部28は、精算処理部23における精算が完了した後に、表示器発行回収部24に回収工程を行わせる。

目的

昨今、端末発行装置は、病院店舗等のサービスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

サービスが提供される施設において前記サービスの被提供者貸与され他の装置と無線通信を行い前記被提供者に対して案内情報を出力する情報処理端末、を回収する端末回収装置であって、前記被提供者によって返却される前記情報処理端末を挿入される端末挿入部と、前記端末挿入部に挿入された前記情報処理端末の回収工程を行う端末回収部と、前記被提供者が前記サービスの対価として支払うべき精算金の支払いを行う精算を行う際に前記精算金を投入される自動精算機電気的に接続され、前記端末回収部の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記自動精算機における前記精算が完了した後に前記端末回収部に前記回収工程を行わせる、端末回収装置。

請求項2

前記端末回収部を収容するケーシングをさらに備え、前記端末回収部は、前記端末挿入部に挿入された前記情報処理端末を外部に露出しない程度に前記ケーシング内に引き込む端末引込工程を行う端末引込部を含み、前記回収工程には、前記端末引込工程が含まれる、請求項1に記載の端末回収装置。

請求項3

回収された前記情報処理端末を保管する端末保管部をさらに備え、前記端末回収部は、前記端末挿入部に挿入された前記情報処理端末を前記端末保管部へと搬送する端末搬送工程を行う端末搬送部を含み、前記回収工程には、前記端末搬送工程が含まれる、請求項1又は2に記載の端末回収装置。

請求項4

前記端末回収部は、前記情報処理端末の無線通信機能起動及び停止を切り換える無線通信機能切換部を含み、前記回収工程には、起動状態にある前記無線通信機能を停止状態に切り換えることが含まれる、請求項1から3のいずれか1項に記載の端末回収装置。

請求項5

前記無線通信機能切換部は、前記情報処理端末に対して無線通信機能停止信号を送信することで、起動状態にある前記無線通信機能を停止状態に切り換え、他の装置から指定された第1時間の経過後に停止状態にある前記無線通信機能が起動状態に切り換わるタイマー起動機能を有する前記情報処理端末に対してタイマー起動信号を送信することで、指定した前記第1時間の経過後に停止状態にある前記無線通信機能を起動状態に切り換え、前記回収工程には、前記情報処理端末に対して前記無線通信機能停止信号及び前記タイマー起動信号を送信することが含まれる、請求項4に記載の端末回収装置。

請求項6

前記制御部によって動作を制御され、前記情報処理端末の回収が完了していることを示す情報を含む媒体発行する媒体発行部と、をさらに備え、前記制御部は、前記自動精算機において前記精算が行われている際に前記精算を中止するコマンドが入力された場合には、前記端末回収部に前記回収工程を行わせ、前記媒体発行部に前記媒体を発行させる、請求項1から5のいずれか1項に記載の端末回収装置。

技術分野

0001

本発明は、端末回収装置に関する。

背景技術

0002

従来、無線通信機能を有する情報処理端末貸与するサービスにおいて、情報処理端末を自動発行する端末発行装置が知られている。例えば、特許文献1(特開平7−325959号公報)には、携帯電話を貸与するサービスにおいて顧客に携帯電話を自動発行するように構成された端末発行装置が開示されている。特許文献1の端末発行装置は、サービス終了後に顧客が返却した情報処理端末を自動回収するように構成されており、端末回収装置としても機能している。

発明が解決しようとする課題

0003

昨今、端末発行装置は、病院店舗等のサービスを提供する施設において、サービスの被提供者に対し順番行き先等の案内情報提示する情報処理端末を発行するシステムとして適用されている。係る施設には、サービスに係る料金の精算が、被提供者の退出時に自動精算機において行われるものがある。

0004

そこで、係る施設において端末発行装置(端末回収装置)を適用する場合における利便性を向上させるべく、精算時に情報処理端末の回収(返却)を行うことが考えられる。例えば、端末回収装置において情報処理端末が返却されたことを契機として自動精算機において精算を開始させる構成や、自動精算機において精算に係る所定のコマンドが入力されたことを契機として端末回収装置において情報処理端末の回収を行う構成等が考えられる。

0005

しかし、自動精算機における精算時に端末回収装置における情報処理端末の回収が行われる構成を採用する場合には、システムの導入及び運用にあたって問題が生じうる。具体的には、端末回収装置において情報処理端末の回収が完了した後に自動精算機において精算が中断された時には、端末回収装置において回収した情報処理端末を回収前の状態(例えば、被提供者の手元にある状態、又は無線通信機能が起動している状態等)に戻すための工程が必要となる。このため、係る工程を実現する機構ユニットが必要となる分、コストが増加する。また、経年劣化メンテナンス不良等により係る工程が正常に実現されない場合には、精算が中断されたにも関わらず情報処理端末が回収されたままの状態となるとともに係る事態が生じたことを示す情報も何ら登録されない、というトラブルが生じる。すなわち、信頼性が低下しうる。

0006

そこで、本発明の課題は、利便性に優れ、コスト増大及び信頼性低下を抑制する端末回収装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

本発明の第1観点に係る端末回収装置は、サービスが提供される施設においてサービスの被提供者に貸与され他の装置と無線通信を行い被提供者に対して案内情報を出力する情報処理端末、を回収する端末回収装置であって、端末挿入部と、端末回収部と、制御部と、を備える。端末挿入部は、被提供者によって返却される情報処理端末を挿入される。端末回収部は、端末挿入部に挿入された情報処理端末の回収工程を行う。制御部は、自動精算機と電気的に接続される。自動精算機は、被提供者がサービスの対価として支払うべき精算金の支払いを行う精算を行う際に、精算金を投入される。制御部は、端末回収部の動作を制御する。制御部は、自動精算機における精算が完了した後に、端末回収部に回収工程を行わせる。

0008

本発明の第1観点に係る端末回収装置では、自動精算機における精算が完了した後に端末回収部に回収工程を行わせる。これにより、精算時に情報処理端末の回収(返却)を行うことが可能となり、利便性が向上する。また、自動精算機において精算が完了した後に回収工程が行われるため、自動精算機における精算が中断された時に備えて、回収した情報処理端末を回収前の状態(例えば、被提供者の手元にある状態、又は無線通信機能が起動している状態等)に戻すための工程が不要となり、係る工程を実現するための機構やユニットを配置する必要がない。また、精算が完了していないにも関わらず情報処理端末が回収されたままの状態となるとともに係る事態が生じたことを示す情報も何ら登録されない、という不具合が生じない。よって、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制される。

0009

なお、ここでは、制御部は自動精算機と電気的に接続されるが、「自動精算機と電気的に接続される」には、自動精算機の管理装置と電気的に接続されること含まれる。また、「電気的に接続される」には、信号の送受信が可能な伝送路で接続されることが含まれる。

0010

本発明の第2観点に係る端末回収装置は、第1観点に係る端末回収装置であって、ケーシングをさらに備える。ケーシングは、端末回収部を収容する。端末回収部は、端末引込部を含む。端末引込部は、端末引込工程を行う。端末引込工程は、端末挿入部に挿入された情報処理端末を外部に露出しない程度にケーシング内に引き込む工程である。回収工程には、端末引込工程が含まれる。

0011

これにより、自動精算機において精算が完了した後に、回収(返却)される情報処理端末がケーシング内に引き込まれる。すなわち、自動精算機において精算が完了するまでは、返却される情報処理端末はケーシング外部に露出した状態である。このため、精算が完了していないにも関わらず情報処理端末がケーシング内に引き込まれた状態となることが抑制される。その結果、精算が中断された場合にケーシング内に引き込まれた情報処理端末を被提供者に戻す工程が不要となり、係る工程を実現するための機構やユニットを配置する必要がない。よって、簡単な構成にして、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制される。

0012

なお、ここでの「情報処理端末を外部に露出しない程度にケーシング内に引き込む」には、一部がケーシング外に露出している情報処理端末をケーシング内に移動させること、又はケーシング外から接触可能な状態にある情報処理端末をケーシング外から接触不可能な状態とすることが含まれる。

0013

本発明の第3観点に係る端末回収装置は、第1観点又は第2観点に係る端末回収装置であって、端末保管部をさらに備える。端末保管部は、回収された情報処理端末を保管する。端末回収部は、端末搬送部を含む。端末搬送部は、端末搬送工程を行う。端末搬送工程は、端末挿入部に挿入された情報処理端末を端末保管部へと搬送する工程である。回収工程には、端末搬送工程が含まれる。

0014

これにより、自動精算機において精算が完了した後に、回収(返却)される情報処理端末が端末保管部へと搬送される。すなわち、自動精算機において精算が完了するまでは、返却される情報処理端末は端末保管部へ搬送されない。このため、精算が完了していないにも関わらず情報処理端末が端末保管部に収容される事態が抑制される。その結果、精算が中断された場合に端末保管部へ搬送された情報処理端末を被提供者に戻す工程が不要となり、係る工程を実現するための機構やユニットを配置する必要がない。よって、簡単な構成にして、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制される。

0015

なお、ここでの「情報処理端末を端末保管部へと搬送する」には、情報処理端末を端末保管部に向けて移動させること、又は情報処理端末を端末保管部に収容することが含まれる。

0016

本発明の第4観点に係る端末回収装置は、第1観点から第3観点のいずれかに係る端末回収装置であって、端末回収部は、無線通信機能切換部を含む。無線通信機能切換部は、情報処理端末の無線通信機能の起動及び停止を切り換える。回収工程には、起動状態にある無線通信機能を停止状態に切り換えることが含まれる。

0017

これにより、自動精算機において精算が完了した後に、回収(返却)される情報処理端末の無線通信機能が停止状態に切り換えられる。すなわち、自動精算機において精算が完了するまでは、返却される情報処理端末の無線通信機能は停止されない。このため、精算が完了していないにも関わらず情報処理端末の無線通信機能が停止した状態となることが抑制される。その結果、精算が中断された場合に情報処理端末の無線通信機能を再び停止状態から起動状態に切り換える工程が不要となり、係る工程を実現するための機構やユニットを配置する必要がない。よって、簡単な構成にして、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制される。

0018

本発明の第5観点に係る端末回収装置は、第4観点に係る端末回収装置であって、無線通信機能切換部は、情報処理端末に対して無線通信機能停止信号を送信することで、起動状態にある無線通信機能を停止状態に切り換える。無線通信機能切換部は、他の装置から指定された第1時間の経過後に停止状態にある無線通信機能が起動状態に切り換わるタイマー起動機能を有する情報処理端末に対して、タイマー起動信号を送信することで、指定した第1時間の経過後に、停止状態にある無線通信機能を起動状態に切り換える。回収工程には、情報処理端末に対して無線通信機能停止信号及びタイマー起動信号を送信することが含まれる。

0019

これにより、情報処理端末が回収された後、所定の第1時間が経過すると情報処理端末の無線通信機能が自動的に起動する。その結果、第1時間を所定の時間に設定することで、端末発行装置において、端末を発行する場合に無線通信機能を起動させるための機械的動作やコマンド送信を行う必要がなくなる。このため、端末発行装置において、無線通信機能を起動させるための機械的動作やコマンド送信を行う機構やユニットを配置する必要がなくなる。よって、コスト増大がさらに抑制される。

0020

本発明の第6観点に係る端末回収装置は、第1観点から第5観点のいずれかに係る端末回収装置であって、媒体発行部をさらに備える。媒体発行部は、制御部によって動作を制御される。媒体発行部は、情報処理端末の回収が完了していることを示す情報を含む媒体を発行する。制御部は、自動精算機において精算が行われている際に精算を中止するコマンドが入力された場合には、端末回収部に回収工程を行わせ、媒体発行部に媒体を発行させる。

0021

これにより、自動精算機における精算が中断された時には、情報処理端末が回収されたうえで、情報処理端末が回収されたことを示す情報を含む媒体が発行される。その結果、被提供者は、改めて精算を行う際に、再度情報処理端末を返却する必要がなくなる。よって、利便性がさらに向上する。

0022

なお、ここでの「情報処理端末の回収が完了していることを示す情報を含む媒体を発行」には、端末回収済みであることを示す情報をラベル等に印字して発行すること、又は端末回収済みであることを示す情報を磁気カード等に書き込んで発行すること等が含まれる。

発明の効果

0023

本発明に係る端末回収装置では、精算時に情報処理端末の回収(返却)を行うことが可能となり、利便性が向上する。また、自動精算機において精算が完了した後に回収工程が行われるため、自動精算機における精算が中断された時に備えて、回収した情報処理端末を回収前の状態(例えば、被提供者の手元にある状態、又は無線通信機能が起動している状態等)に戻すための工程が不要となり、係る工程を実現するための機構やユニットを配置する必要がない。また、精算が完了していないにも関わらず情報処理端末が回収されたままの状態となるとともに係る事態が生じたことを示す情報も何ら登録されない、という不具合が生じない。よって、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制される。

図面の簡単な説明

0024

本発明の一実施形態に係る自動精算端末発行機を含む案内表示器管理システムの概略構成図。
自動精算端末発行機から案内表示器が発行される様子を示した模式図。
案内表示器の正面外観図。
案内表示器の概略構成を示したブロック図。
自動精算端末発行機の斜視図。
自動精算端末発行機の概略構成を示したブロック図。
制御部の概略構成図。
管理サーバの概略構成を示したブロック図。
案内表示器の処理の流れの一例を示したフローチャート
自動精算端末発行機の処理の流れの一例を示したフローチャート。
管理サーバの処理の流れの一例を示したフローチャート。
案内表示器管理システムにおいて、案内表示器、自動精算端末発行機及び管理サーバ間で行われる処理の一例を模式的に示したシーケンス図。
案内表示器管理システムにおいて、案内表示器、自動精算端末発行機及び管理サーバ間で行われる他の処理の一例を模式的に示したシーケンス図。
案内表示器管理システムにおいて、案内表示器、自動精算端末発行機及び管理サーバ間で行われる他の処理の一例を模式的に示したシーケンス図。

実施例

0025

以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る自動精算端末発行機20(端末回収装置)について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。

0026

本実施形態において、自動精算端末発行機20は、案内表示器管理システム100に適用されている。

0027

(1)案内表示器管理システム100の概略構成
図1は、本発明の一実施形態に係る自動精算端末発行機20を含む案内表示器管理システム100の概略構成図である。図2は、自動精算端末発行機20から案内表示器10が発行される様子を示した模式図である。

0028

本実施形態において、案内表示器管理システム100は、病院や健診センター等の医療施設に適用されている。案内表示器管理システム100は、主として、複数の案内表示器10(情報処理端末)と、複数の自動精算端末発行機20(端末回収装置、自動精算機)と、管理サーバ40(管理装置)と、を有している。

0029

案内表示器管理システム100は、患者被診察者等(以下、「患者PS」と称する)に対して、自動精算端末発行機20から案内表示器10を個別に発行して貸し出し、貸し出した案内表示器10を通じて行き先(診断又は処置を受ける部屋の位置等)や予約時刻等の案内情報を適宜通知するシステムである。患者PS(被提供者)は、案内表示器10を介して通知される案内情報により、自己が向かうべき診察室処置室等の位置情報や、入室時刻等の時刻情報を得られる。

0030

総合病院や大学病院等の大規模な医療施設においては、患者PSは、所定の工程毎に複数の建物を行き来することを強いられる場合があるが、案内表示器10は、係る環境においても患者PS(被貸与者)をガイドする役割を果たす。

0031

各自動精算端末発行機20には、多数(例えば128個)の案内表示器10が収容されている。自動精算端末発行機20は、患者PSが保有する診察カードcd1を診察カード投入口(開口20b)に投入され、これを契機として1台の案内表示器10を案内表示器発行口(開口20c)から発行する(図2参照)。なお、診察カードcd1には、固有の診察カード番号を記憶した記憶媒体が埋め込まれている。

0032

また、自動精算端末発行機20は、患者PSが退出する際に、案内表示器回収口(開口20d)へ案内表示器10を投入されることで案内表示器10を回収する。また、自動精算端末発行機20は、患者PSが退出する際に、診察料金(提供された医療サービスの対価として支払うべき精算金)を投入されることで精算に係る処理を行う。

0033

案内表示器管理システム100が適用される医療施設(以下、「対象医療施設1」と称する)には、複数の通信ネットワーク(具体的には、第1ネットワークNW1、第2ネットワークNW2、及び第3ネットワークNW3)が構築されている。

0034

第1ネットワークNW1は、通信ケーブル等を用いて構成されたいわゆる有線LANであり、自動精算端末発行機20と、管理サーバ40と、の間で送受信される信号の伝送路として機能する。第2ネットワークNW2は、管理サーバ40と、第3ネットワークNW3と、を電気的に接続する通信ネットワークであり、通信ケーブル等を用いて構成されている。第3ネットワークNW3は、複数のアクセスポイント(図示省略)を用いて構成されるいわゆる無線LAN(Local Area Network)であり、案内表示器10と管理サーバ40との間で送受信される信号の伝送路として機能する。

0035

案内表示器管理システム100では、案内表示器10において表示される案内情報は、管理サーバ40において生成され、第2ネットワークNW2及び第1ネットワークNW1を介して指定される案内表示器10へ送信される。

0036

(2)案内表示器管理システム100の詳細な構成
(2−1)案内表示器10
図3は、案内表示器10の正面外観図である。図4は、案内表示器10の概略構成を示したブロック図である。

0037

案内表示器10は、外郭を構成する表示器ケーシング11を有している。案内表示器10は、表示器ケーシング11内に、案内情報表示部12と、案内音声出力部13と、確認入力キー14と、表示器接続部15と、蓄電部16と、表示器電源制御部17と、表示器制御部18と、を有している。

0038

(2−1−1)表示器ケーシング11
表示器ケーシング11は、薄型略直方体状筐体である。表示器ケーシング11の正面(一方主面)には、複数の開口が形成されており、当該開口を介して、案内情報表示部12、案内音声出力部13、及び確認入力キー14(より詳細にはこれらのカバー部分)が外部に露出している。

0039

(2−1−2)案内情報表示部12
案内情報表示部12は、マイクロカプセル方式、電子粉流体方式、液晶方式、エレクトロウェッティング方式、又は電気泳動方式等の電子ペーパを有している(図示省略)。案内情報表示部12は、表示器制御部18と電気的に接続されており、表示器制御部18によって電子ペーパの動作を制御される。案内情報表示部12は、表示器制御部18から所定の駆動電圧を供給されることで、管理サーバ40から送信された案内情報(具体的には患者PSの氏名及び診察カード番号を示す患者情報、及び患者PSが次に向かうべき場所及び時刻を示す行先案内情報を示すテキスト)を表示する。

0040

図3においては、案内情報表示部12に、患者情報として患者PSの氏名を示すテキスト「鈴木 ** 様」と診察カード番号を示す数字「150426」とが表示され、行先案内情報として患者PSが次に向かうべき場所を示すテキスト「消化器内科第2診察室(本館3F)へお越しください。」と向かうべき時刻を示すテキスト「入室時刻10:30」とが表示された状態が示されている。

0041

(2−1−3)案内音声出力部13
案内音声出力部13は、音声出力可能な小型のスピーカを含んでいる。案内音声出力部13は、表示器制御部18と電気的に接続されており、表示器制御部18によって出力を制御される。案内音声出力部13は、表示器制御部18から所定の駆動電圧を供給されることで、管理サーバ40から送信された案内音声情報(例えば入室時刻の5分前になったことを患者PSに通知するアラーム音等)を出力する。

0042

(2−1−4)確認入力キー14
確認入力キー14は、患者PSが案内情報を確認したことを入力するための入力キーである。確認入力キー14は、表示器制御部18と電気的に接続されており、確認入力キー14が押下されると表示器制御部18に信号が入力されるようになっている。

0043

(2−1−5)表示器接続部15
表示器接続部15は、自動精算端末発行機20と信号の送受信を行う又は自動精算端末発行機20から充電用電力供給を受けるための、金属製の端子を含んでいる(図示省略)。表示器接続部15は、表示器電源制御部17及び表示器制御部18と電気的に接続されている。表示器接続部15は、自動精算端末発行機20の表示器収容部250(後述)に収容される際に、接続端子252(後述)と電気的に接続される。

0044

(2−1−6)蓄電部16
蓄電部16は、案内表示器10の駆動電源を蓄電するためのユニットである。蓄電部16は、リチウムイオン電池等の充電可能な電池二次電池)を含んでいる(図示省略)。また、蓄電部16は、表示器接続部15と電気的に接続されており、表示器接続部15を介して自動精算端末発行機20から電力を供給されることで充電される。

0045

(2−1−7)表示器電源制御部17
表示器電源制御部17は、蓄電部16から表示器制御部18への駆動電源の供給及び遮断を切り換えるための機能部である。表示器電源制御部17は、表示器接続部15と電気的に接続されており、表示器接続部15を介して自動精算端末発行機20から送信された所定の信号を受信する。表示器電源制御部17は、蓄電部16と表示器制御部18とを結ぶ電源供給ライン上に配置された半導体スイッチ或いはリレー等の切換部171と、切換部171の開閉を制御する切換制御部172と、を含んでいる。

0046

切換制御部172は、表示器接続部15を介して管理サーバ40から送信された所定の信号を受信すると、切換部171の閉状態導通状態)と開状態遮断状態)とを切り換える。

0047

具体的に、切換制御部172は、自動精算端末発行機20から送信された起動信号(後述)を受信すると、切換部171を閉状態に切り換える。その結果、蓄電部16から表示器制御部18へ駆動電源が供給され、案内表示器10は起動状態となる。

0048

また、切換制御部172は、停止信号(後述)を受信すると、切換部171を開状態に切り換える。その結果、蓄電部16から表示器制御部18への駆動電源の供給が遮断され、案内表示器10は停止状態となる。

0049

また、切換制御部172は、自動精算端末発行機20から送信されたタイマー起動信号(後述)を受信すると、タイマー起動信号において指定される時間(後述する所定時間t1)の経過後に、切換部171を閉状態に切り換える。

0050

なお、切換部171が開状態に制御されると、表示器制御部18の表示器接続部15が動作しなくなる(すなわち、案内表示器10の無線通信機能が停止する)ことから、切換部171は、案内表示器10の無線通信機能を停止するための「通信機能停止スイッチ」に相当する。

0051

(2−1−8)表示器制御部18
表示器制御部18は、案内情報表示部12及び案内音声出力部13の動作を制御する機能部である。表示器制御部18は、CPU及びメモリを含むマイクロコンピュータを有している。表示器制御部18は、主として、表示器通信部180と、表示器記憶部181と、案内表示制御部182と、案内音声制御部183と、信号入力部184と、信号生成部185と、を含んでいる。

0052

表示器通信部180は、管理サーバ40と無線通信を行うためのアンテナ無線通信回路、及びベースバンドLSIを含んでいる(図示省略)。すなわち、表示器通信部180は、案内表示器10において、管理サーバ40との無線通信を行うための無線通信機能を担っている。

0053

表示器記憶部181は、RAM、ROM及びフラッシュメモリ等のメモリで構成され、複数の記憶領域(具体的には、プログラム記憶領域M1、アドレス記憶領域M2、入力情報記憶領域M3、及び信号入力フラグM4等)を含んでいる。

0054

プログラム記憶領域M1には、表示器制御部18の処理や、他の機器との通信に使用される通信プロトコル等が定義された制御プログラムが格納されている。

0055

アドレス記憶領域M2には、所定のタイミングで管理サーバ40によって案内表示器10に割り振られる通信アドレスが、設定される度に記憶される。アドレス記憶領域M2は、揮発性のメモリで構成され、電源を遮断されると保持していた通信アドレスを失う(消去される)。

0056

入力情報記憶領域M3には、表示器通信部180を介して受信した情報(具体的には管理サーバ40から送信された案内表示情報や案内音声情報)が記憶される。

0057

信号入力フラグM4は、確認入力キー14が押下されたことを判別するためのフラグである。

0058

案内表示制御部182は、制御プログラムに沿って案内情報表示部12の動作を制御する。案内表示制御部182は、入力情報記憶領域M3に記憶されている、管理サーバ40から送信された案内表示情報を取得する。案内表示制御部182は、取得した案内表示情報が案内情報表示部12において表示されるように、案内情報表示部12に対して所定の電圧を供給する。

0059

案内音声制御部183は、入力情報記憶領域M3に記憶されている案内音声情報を取得する。案内音声制御部183は、取得した案内音声情報が案内音声出力部13において出力されるように、案内音声出力部13に対して所定の電圧を供給する。案内音声制御部183は、信号入力フラグM4が立てられると、電圧の供給を停止する(すなわち、案内音声出力部13における案内音声情報の出力を停止させる)とともに、信号入力フラグM4をクリアする。

0060

信号入力部184は、確認入力キー14が入力(押下)された場合に、信号入力フラグM4を立てる。

0061

信号生成部185は、案内表示器10が起動した場合に、停止状態から起動状態に遷移したことを通知するための信号(以下、「起動通知信号」と称する)を、自動精算端末発行機20に対して送信する。また、信号生成部185は、自動精算端末発行機20から送信された停止信号を受信した場合に、起動状態から停止状態に遷移することを通知するための信号(以下、「停止通知信号」と称する)を、管理サーバ40に対して送信する。

0062

また、信号生成部185は、管理サーバ40から所定の信号を送信されると、これに応答する信号を送信する。具体的に、信号生成部185は、管理サーバ40から接続確認信号(後述)を送信されると、これに応答する信号(以下、「接続通知信号」を称する)を送信する。また、信号生成部185は、管理サーバ40から生存確認信号(後述)を送信されると、これに応答する信号(以下、「応答信号」と称する)を送信する。

0063

(2−2)自動精算端末発行機20
図5は、自動精算端末発行機20の斜視図である。図6は、自動精算端末発行機20の概略構成を示したブロック図である。

0064

自動精算端末発行機20は、外郭を構成する本体ケーシング201(ケーシング)を有している。自動精算端末発行機20は、本体ケーシング201内に、表示部21と、診察カード処理部22と、精算処理部23と、表示器発行回収部24と、表示器保管部25と、レシート発行部26と、通信部27と、制御部28と、を有している。

0065

自動精算端末発行機20は、案内表示器10の発行に係る「端末発行工程」、案内表示器10の回収に係る「端末回収工程」、及び精算に係る「精算工程」を実行する。なお、自動精算端末発行機20が行う「端末回収工程」には、案内表示器回収口(開口20d)に挿入された案内表示器10を外部に露出しない程度に本体ケーシング201内に引き込む「端末引込工程」、当該案内表示器10を表示器収容部250へと搬送する「端末搬送工程」、及び当該案内表示器10の無線通信機能を停止状態に切り換える「停止切換工程」が含まれる。

0066

(2−2−1)本体ケーシング201
本体ケーシング201は、縦長の直方体状の筐体である。本体ケーシング201には、複数の開口(20a〜20h)が形成されている。

0067

本体ケーシング201においては、開口20aを介して、表示部21の一部(カバー部分)が外部に露出している。

0068

また、開口20bを介して、診察カード処理部22の一部(診察カード受付部221)が外部に露出しており、開口20bは診察カードcd1の投入口(診察カード投入口)として機能する。

0069

また、開口20cを介して、表示器発行回収部24の一部(表示器発行部241)が外部に露出しており、開口20cは案内表示器10の発行口(案内表示器発行口)として機能する。

0070

また、開口20dを介して表示器発行回収部24の一部(表示器回収部242)が外部に露出しており、開口20dは案内表示器10の回収口(案内表示器回収口)として機能する。

0071

また、開口20eを介して精算処理部23の一部が外部に露出しており、開口20eは金銭投入発行口(精算金の投入口又は釣銭の発行口)として機能する。

0072

また、開口20fを介して精算開始入力キー234(後述)の一部が外部に露出している。また、開口20gを介して精算中止入力キー235(後述)の一部が外部に露出している。

0073

また、開口20hを介してレシート発行部26の一部が外部に露出しており、開口20hはレシートr1(図2参照)の発行口(レシート発行口)として機能する。

0074

(2−2−2)表示部21
表示部21は、液晶及び液晶駆動電極部を含むフルドトマトクス液晶部と、LEDバックライトと、を有している(図示省略)。表示部21は、制御部28と電気的に接続されており、制御部28によって液晶の動作及びバックライト点灯を制御される。表示部21は、制御部28から所定の駆動電圧を供給されることで、所定の情報(例えば案内表示器10の発行手順や回収手順を示す情報、及び精算の手順を示す情報等)を表示する。

0075

(2−2−3)診察カード処理部22
診察カード処理部22は、制御部28と電気的に接続されており、制御部28によって動作を制御される。診察カード処理部22は、主として、診察カード受付部221と、診察カード読取部222と、を有している。

0076

診察カード受付部221は、診察カードcd1が投入されたことを検知する診察カード検知センサと、診察カードを運搬する診察カード運搬機構と、を含んでいる(図示省略)。診察カード検知センサは、診察カードcd1が投入されたことを検知すると制御部28へ所定の信号(以下、「診察カード投入信号」と称する)を出力する。診察カード運搬機構は、制御部28から所定の駆動電圧を供給されることで、図示しない駆動部が駆動し、診察カードcd1を運搬する。具体的に、診察カード運搬機構は、診察カード検知センサが、診察カードcd1が投入されたことを検知した場合、投入された診察カードcd1を診察カード読取部222へ運搬する。また、診察カード運搬機構は、診察カード読取部222によって診察カードcd1の読取りが完了した後、診察カードcd1を、診察カード投入口20bに向けて運搬し、その一部を診察カード投入口20bから露出させることで患者PSに返却する。

0077

診察カード読取部222は、診察カード運搬機構によって運搬されてきた診察カードcd1の診察カード番号を読み取る。診察カード読取部222は、光学センサ又は磁気センサ等の読取センサを有しており(図示省略)、診察カードcd1に埋め込まれた記憶媒体から診察カード番号を読み取る。診察カード読取部222は、診察カード番号を読み取ると、読み取った診察カード番号を通知するための信号(以下、「診察カード番号通知信号」と称する)を制御部28へ出力する。

0078

(2−2−4)精算処理部23
精算処理部23は、制御部28と電気的に接続されており、制御部28によって動作を制御される。精算処理部23は、主として、精算金受付部231と、金銭保管部232と、釣銭発行部233と、精算開始入力キー234と、精算中止入力キー235と、を有している。

0079

精算金受付部231は、金銭投入発行口20eに金銭(紙幣及び硬貨)が投入されているか否かを判別するための金銭投入センサ(図示省略)と、金銭投入発行口20eに投入された金銭を金銭保管部232へ移動させる金銭運搬部(図示省略)と、投入された金銭の種別金額)を判別する投入金銭判別センサ(図示省略)を含んでいる。金銭投入センサは、金銭投入発行口20eに金銭が投入されている状態を検知すると、所定の信号(以下、「金銭投入信号」と称する)を制御部28に送信する。金銭運搬部は、制御部28から所定の駆動電圧を供給されることで動作を制御される。投入金銭判別センサは、金銭投入発行口20eに投入された精算金の種別を判別すると、判別結果を通知する信号(以下、「投入金額通知信号」と称する)を制御部28に送信する。

0080

金銭保管部232は、投入された精算金を保管する金庫である。金銭保管部232は、精算金受付部231と、釣銭発行部233と、機械的に接続されている。

0081

釣銭発行部233は、金銭投入発行口20eに投入された精算金に対する釣銭を、金庫から発行させ、金銭投入発行口20eから発行させる。

0082

精算開始入力キー234は、患者PSが精算を開始する際にコマンドを入力するための入力キーである。精算開始入力キー234は、患者PSによって押下されると、制御部28に対して所定の信号(以下、「精算開始信号」)を出力する。

0083

精算中止入力キー235は、患者PSが精算を中止する際にコマンドを入力するための入力キーである。精算中止入力キー235は、患者PSによって押下されると、制御部28に対して所定の信号(以下、「精算中止信号」)を出力する。

0084

(2−2−5)表示器発行回収部24
表示器発行回収部24は、制御部28と電気的に接続されており、制御部28によって動作を制御される。表示器発行回収部24は、案内表示器10の発行に係る工程(端末発行工程)、及び案内表示器10の回収に係る工程(端末回収工程)を行うユニットである。すなわち、表示器発行回収部24は、特許請求の範囲記載の「端末回収部」に相当する。表示器発行回収部24は、主として、表示器発行部241と、表示器回収部242と、表示器運搬部243と、を有している。

0085

表示器発行部241は、案内表示器発行口20cに隣接して配置されており、その一部が案内表示器発行口20cから外部に露出している。表示器発行部241は、表示器運搬部243と機械的に接続され、表示器運搬部243によって運搬されてきた案内表示器10を移動させる発行部駆動機構(図示省略)を有している。発行部駆動機構は、所定の駆動電圧を供給されることで駆動し、案内表示器10を、その一部が案内表示器発行口20cから露出する程度に移動させる。

0086

表示器発行部241は、案内表示器発行口20cにおいて、発行されている案内表示器10を検知する発行表示器検知センサ24a、を有している。発行表示器検知センサ24aは、案内表示器発行口から発行されている状態にある場合(すなわち、案内表示器10が、案内表示器発行口20cから一部露出した状態にある場合)に、当該状態を検知し、制御部28へ所定の信号(以下、「表示器発行信号」と称する)を出力する。

0087

表示器回収部242(端末引込部)は、「端末引込工程」を行うユニットである。表示器回収部242は、案内表示器回収口20d(端末挿入部)に隣接して配置されており、その一部が案内表示器回収口20dから外部に露出している。表示器回収部242は、案内表示器回収口20dに案内表示器10が投入されたことを検知する回収表示器検知センサ24bを有している。回収表示器検知センサ24bは、案内表示器10が投入されたことを検知すると、制御部28へ所定の信号(以下、「表示器投入信号」と称する)を出力する。

0088

表示器回収部242は、表示器運搬部243と機械的に接続され、投入された案内表示器10を表示器運搬部243まで移動させる回収部駆動機構(図示省略)有している。回収部駆動機構は、所定の駆動電圧を供給されることで駆動し、案内表示器10を表示器運搬部243へ移動させる。

0089

表示器運搬部243(端末搬送部)は、「端末搬送工程」を行うユニットである。表示器運搬部243は、表示器保管部25、表示器発行部241及び表示器回収部242と、個別に機械的に接続されている。表示器運搬部243は、表示器保管部25及び表示器発行部241間で案内表示器10を運搬する第1運搬機構と、表示器保管部25及び表示器回収部242間で案内表示器10を運搬する第2運搬機構と、を有している(図示省略)。第1運搬機構及び第2運搬機構は、所定の駆動電圧を供給されることで駆動し、案内表示器10を運搬する。

0090

(2−2−6)表示器保管部25(端末保管部)
表示器保管部25には、所定の空間容量を占める区画が多数(例えば128個)形成されており、それぞれの区画に、1台の案内表示器10を収容する表示器収容部250を含んでいる。すなわち、表示器保管部25は、複数の表示器収容部250を含んでおり、それぞれの表示器収容部250において案内表示器10を収容している。

0091

各表示器収容部250は、表示器運搬部243と機械的に接続されており、表示器運搬部243の第1運搬機構によって、収容している案内表示器10を表示器発行部241へと運搬される。また、各表示器収容部250は、表示器運搬部243の第2運搬機構によって、表示器回収部242から案内表示器10を運搬される。各表示器収容部250は、表示器保管センサ251と、接続端子252と、を有している。

0092

表示器保管センサ251は、表示器収容部250内に存在する(収容されている)案内表示器10を検知する。表示器保管センサ251は、制御部28と電気的に接続されており、表示器収容部250内に案内表示器10が存在する場合(収容されている場合)に、所定の信号(以下、「表示器保管信号」と称する)を制御部28へ出力する。

0093

接続端子252は、案内表示器10と信号の送受信を行う、又は案内表示器10に充電用の電力供給するための金属製の端子である。接続端子252は、表示器収容部250に収容されている案内表示器10の表示器接続部15と機械的に当接して電気的に接続される。

0094

(2−2−7)レシート発行部26(媒体発行部)
レシート発行部26は、患者PSに対して所定の情報を印字したレシートr1をレシート発行口20hから発行するユニットである。具体的に、レシート発行部26は、精算が完了した患者PSに対して領収書としてレシートr1を発行する。また、レシート発行部26は、案内表示器10の返却が完了した患者PSに対して、案内表示器10の返却が完了していることを示す受取証としてレシートr1を発行する。レシート発行部26は、ロール状に巻回された用紙を保持するロールホルダ、当該用紙を搬送するローラ、当該用紙に印字するサーマルヘッド、印字された用紙をカットするカッター機構等を含んでいる(図示省略)。

0095

(2−2−8)通信部27
通信部27は、管理サーバ40と通信(有線通信)を行うための通信モジュールを含んでいる(図示省略)。通信部27は、管理サーバ40と第1ネットワークNW1で接続されている。また、通信部27は、制御部28と電気的に接続されている。

0096

(2−2−9)制御部28
図7は、制御部28の概略構成図である。制御部28は、表示部21、診察カード処理部22、精算処理部23、表示器発行回収部24、表示器保管部25、及びレシート発行部26等の動作を制御する機能部である。制御部28は、CPU及びメモリ等で構成されている。制御部28は、主として、記憶部31と、表示制御部32と、診察カード処理制御部33と、精算処理制御部34と、表示器状態制御部35と、レシート発行制御部38と、を含んでいる。

0097

(2−2−9−1)記憶部31
記憶部31は、RAM、ROM及びフラッシュメモリ等のメモリで構成され、複数の記憶領域を含んでいる。具体的に、記憶部31には、プログラム記憶領域M10と、診察カード投入フラグM11と、精算開始フラグM12と、金銭投入フラグM13と、精算金額記憶領域M14と、投入金銭判別フラグM15と、精算完了フラグM16と、精算中止フラグM17と、表示器発行フラグM18と、発行表示器特定フラグM19と、発行状態判別フラグM20と、回収表示器特定フラグM21と、表示器投入フラグM22と、収容状態判別フラグM23と、充電状態判別フラグM24と、表示データ記憶領域M25と、印字データ記憶領域M26と、が含まれている。

0098

プログラム記憶領域M10には制御部28の処理や、他の機器との通信に使用される通信プロトコル等が定義された制御プログラムが格納されている。

0099

診察カード投入フラグM11は、診察カード投入口20bに診察カードcd1が投入されているか否かを判別するためのフラグである。診察カード投入フラグM11は、診察カード投入口20bに診察カードcd1が投入されている場合に立てられる。

0100

精算開始フラグM12は、患者PSが精算開始に係るコマンドを入力したことを判別するためのフラグである。精算開始フラグM12は、清算開始入力キーから精算開始信号が送信された場合に立てられる。

0101

金銭投入フラグM13は、金銭投入発行口20eに金銭が投入されている状態にあることを判別するためのフラグである。精算開始フラグM12は、精算金受付部231から金銭投入信号が送信された場合に立てられる。

0102

精算金額記憶領域M14は、管理サーバ40から送信される精算金額通知信号(後述)に含まれる精算金額に係る情報を記憶するための領域である。

0103

投入金銭判別フラグM15は、金銭投入発行口20eに投入された金銭の種別(金額)を判別するためのフラグである。投入金銭判別フラグM15は、所定のビット数を有しており、投入金額通知信号によって特定される金額(すなわち、金銭投入発行口20eに投入されている金銭の金額)に応じて対応するビットが立てられる。

0104

精算完了フラグM16は、精算開始入力キー234が入力されてから、精算が完了したか否かを判別するためのフラグである。

0105

精算中止フラグM17は、精算開始入力キー234が入力されてから、精算が中止されたか(すなわち、精算中止入力キー235が入力されたか)否かを判別するためのフラグである。

0106

表示器発行フラグM18は、案内表示器10を発行すべき状態にあること、を示すためのフラグである。表示器発行フラグM18は、投入された診察カード番号の読取りが完了した場合に立てられる。

0107

発行表示器特定フラグM19は、発行を行う案内表示器10、を判別するためのフラグである。発行表示器特定フラグM19は、表示器収容部250と同数(例えば128)のビット数を有しており、各ビットが各表示器収容部250と1対1で対応づけられている。発行表示器特定フラグM19は、表示器収容部250から案内表示器10が発行される場合に、対応するビットを立てられることで、発行される案内表示器10、及び当該案内表示器10が収容されている表示器収容部250を示す。

0108

発行状態判別フラグM20は、案内表示器発行口20cから案内表示器10が発行されているか否か、を判別するためのフラグである。発行状態判別フラグM20は、案内表示器10が発行されている(案内表示器発行口20cから一部露出している)状態にある場合に立てられる。

0109

回収表示器特定フラグM21は、回収を行う案内表示器10、を判別するためのフラグである。回収表示器特定フラグM21は、表示器収容部250と同数のビット数を有しており、各ビットが各表示器収容部250と1対1で対応づけられている。回収表示器特定フラグM21は、案内表示器10が表示器収容部250へ回収される場合に、対応するビットを立てられることで、回収される案内表示器10及び当該案内表示器10が収容される表示器収容部250を示す。

0110

表示器投入フラグM22は、案内表示器回収口20dに案内表示器10が投入されているか否かを判別するためのフラグである。表示器投入フラグM22は、案内表示器回収口20dに案内表示器10が投入された場合に立てられる。

0111

収容状態判別フラグM23は、各表示器収容部250に案内表示器10が存在する(収容されている)か否か、を判別するためのフラグである。収容状態判別フラグM23は、表示器収容部250と同数のビット数を有しており、各ビットが各表示器収容部250と1対1で対応づけられている。収容状態判別フラグM23は、表示器収容部250に案内表示器10が存在する場合に、対応するビットを立てられることで、各表示器収容部250に案内表示器10が存在するか否かを示す。

0112

充電状態判別フラグM24は、各表示器収容部250に収容されている案内表示器10の蓄電部16が、所定量蓄電されているか否かを判別するためのフラグである。充電状態判別フラグM24は、表示器収容部250と同数のビット数を有しており、各ビットが各表示器収容部250と1対1で対応づけられている。充電状態判別フラグM24は、表示器収容部250に収容されている案内表示器10の蓄電量が所定量に達した場合に、対応するビットを立てられることで、各表示器収容部250に収容されている案内表示器10の充電状態が満たされていることを示す。また、充電状態判別フラグM24は、表示器収容部250に収容されている案内表示器10の蓄電量が所定量に満たない場合に、対応するビットをクリアされることで、当該案内表示器10の充電状態が満たされていないを示す。

0113

表示データ記憶領域M25は、表示制御部32において表示される情報に係る表示データを記憶する領域である。

0114

印字データ記憶領域M26は、レシートr1において印字される情報に係る印字データを記憶する領域である。

0115

(2−2−9−2)表示制御部32
表示制御部32は、制御プログラムに沿って表示部21の動作を制御する。表示制御部32は、表示データ記憶領域M25に表示データが格納されると、当該表示データに係る表示情報が表示部21において表示されるように、表示部21に対して所定の電圧を供給する。

0116

(2−2−9−3)診察カード処理制御部33
診察カード処理制御部33は、診察カードcd1が診察カード投入口20bへ投入された場合に処理を行う機能部である。診察カード処理制御部33は、主として、受付信号入力部331と、診察カード受付制御部332と、診察カード読取制御部333と、を含んでいる。

0117

受付信号入力部331は、診察カード受付部221(診察カード検知センサ)から診察カード投入信号を入力されると、診察カード投入フラグM11を立てる。

0118

診察カード受付制御部332は、診察カード投入フラグM11が立てられると、診察カード受付部221(診察カード運搬機構)に駆動電圧を供給し、診察カードcd1を診察カード読取部222へと運搬させる。

0119

診察カード読取制御部333は、診察カード読取部222から診察カード番号通知信号を入力されると、当該信号を、通信部27を介して管理サーバ40へと送信する。そして、診察カード読取制御部333は、診察カード受付部221(診察カード運搬機構)に駆動電圧を供給し、診察カードcd1を診察カード読取部222から診察カード投入口20bへと運搬させる(すなわち、診察カードcd1を患者PSへ返却させる)。その後、診察カード読取制御部333は、診察カード投入フラグM11をクリアするとともに表示器発行フラグM18を立てる。

0120

(2−2−9−4)精算処理制御部34
精算処理制御部34は、患者PSによって精算開始入力キー234を介して精算開始コマンドが入力された場合に精算に係る処理を行う機能部である。精算処理制御部34は、主として、精算金収容制御部341と、精算部342と、を含んでいる。

0121

精算金収容制御部341は、精算開始フラグM12が立てられている状態において、金銭投入フラグM13が立てられると(すなわち、精算開始入力キー234が入力された状態において金銭投入発行口20eに金銭を投入されると)、精算金受付部231(金銭運搬部)に所定の駆動電圧を供給して、投入された金銭を金銭保管部232へと移動させる。係る処理の後、精算金収容制御部341は、金銭投入フラグM13をクリアする。

0122

精算部342は、精算開始フラグM12が立てられていると(すなわち、精算開始入力キー234が入力されると)、患者PSに対して診察カード投入口20bへの診察カードcd1の投入を要求する情報を表示部21において表示させるべく、所定の表示データ(以下、「診察カード投入要求表示データ」)を生成して表示データ記憶領域M25に格納する。また、これとともに、精算部342は、患者PSに対して案内表示器10の案内表示器回収口20dへの投入を要求する情報を表示部21において表示させるべく、所定の表示データ(以下、「案内表示器投入要求表示データ」)を生成して表示データ記憶領域M25に格納する。これにより、表示部21において、精算開始入力キー234を入力した患者PSに対して、診察カードcd1及び案内表示器10の投入を促す情報が表示される。

0123

また、精算部342は、精算開始フラグM12が立てられるとともに診察カード投入フラグM11及び表示器投入フラグM22が立てられると、管理サーバ40に対して、精算金額の問い合わせを行うべく所定の信号(以下、「精算金額通知要求信号」)を送信する。

0124

また、精算部342は、精算金額通知要求信号に対する応答として精算金額記憶領域M14に新たな精算金額通知信号に係るデータが格納されると、当該データに基づき精算金額を患者PSに対して表示すべく、表示データを生成して表示データ記憶領域M25に格納する。これにより、表示部21において、精算金額が患者PSに対して表示される。

0125

そして、精算部342は、係る精算金額と、投入金銭判別フラグM15によって示される投入金額と、を比較する。次に、精算部342は、投入金額が精算金額以上であれば、投入金額のうち精算金額より上回っている金額に相当する金銭(釣銭)を、釣銭発行部233によって金銭投入発行口20eに発行させる。そして、精算部342は、精算結果に係る情報を印字データとして印字データ記憶領域M26に格納する。さらに、精算部342は、精算が完了したものとして精算完了フラグM16を立てるとともに、精算開始フラグM12、及び金銭投入フラグM13、及び投入金銭判別フラグM15をクリアし、精算金額記憶領域M14に記憶されている精算金額を消去する。また、精算部342は、精算が完了したことを通知するための信号(以下、「精算完了通知信号」と称する)を管理サーバ40に対して送信する。

0126

また、精算部342は、精算開始フラグM12が立てられてから、精算中止フラグM17が立てられると(すなわち、精算開始入力キー234が入力されてから精算中止入力キー235が入力されると)、投入金額に相当する金銭を、釣銭発行部233によって金銭投入発行口20eに発行させる。そして、精算部342は、精算開始フラグM12、金銭投入フラグM13、及び投入金銭判別フラグM15をクリアし、精算金額記憶領域M14に記憶されている精算金額を消去する。

0127

(2−2−9−5)表示器状態制御部35
表示器状態制御部35は、案内表示器10が案内表示器回収口20dへ投入された場合に処理を行う機能部である。表示器状態制御部35は、「停止切換工程」を行うユニットである。なお、表示器状態制御部35は、「端末引込工程」及び「端末搬送工程」を行う表示器発行回収部24(表示器回収部242及び表示器運搬部243)と併せて、特許請求の範囲記載の「端末回収部」に相当する。

0128

表示器状態制御部35は、主として、発行信号入力部35aと、返却信号入力部35bと、発行制御部36と、収容制御部37と、を含んでいる。

0129

(2−2−9−5−1)発行信号入力部35a、返却信号入力部35b
発行信号入力部35aは、表示器発行回収部24(発行表示器検知センサ24a)から表示器発行信号を入力されると、発行状態判別フラグM20を立てる。

0130

返却信号入力部35bは、表示器発行回収部24(回収表示器検知センサ24b)から表示器投入信号を入力されると、表示器投入フラグM22を立てる。

0131

(2−2−9−5−2)発行制御部36
発行制御部36は、案内表示器10を発行する際の処理を行う機能部である。発行制御部36は、主として、起動制御部361と、運搬制御部362と、を含む。

0132

起動制御部361(無線通信機能切換部)は、表示器発行フラグM18が立てられると、収容状態判別フラグM23、充電状態判別フラグM24を参照し、充電が完了している案内表示器10、が収容されている表示器収容部250を検出する。そして、起動制御部361は、検出した表示器収容部250の中から、1の表示器収容部250(以下、「発行表示器収容部250」と称する)を選択する。

0133

その後、発行表示器収容部250に収容されている案内表示器10(以下、「発行案内表示器10」と称する)に対し、起動信号を送信して発行案内表示器10を起動させる。

0134

次に、起動制御部361は、発行案内表示器10から起動信号に対する起動通知信号を受信した場合には、発行案内表示器10に対する通信アドレスの設定を要求する信号(アドレス設定要求信号)を管理サーバ40へ送信する。発行制御部36は、アドレス設定要求信号を送信後、管理サーバ40から所定の情報(アドレス情報)を受信すると、受信したアドレス情報に基づき、発行案内表示器10に対し通信アドレス(プライベートIPアドレス)を設定する。

0135

その後、起動制御部361は、通信部27を介して管理サーバ40へ所定の信号(アドレス設定確認要求信号)を送信する。発行制御部36は、アドレス設定確認要求信号を送信後、管理サーバ40から所定の信号(アドレス設定確認信号)を受信すると、案内表示器10における通信アドレスの設定が正常に完了したと判断し、表示器発行フラグM18をクリアするとともに発行表示器特定フラグM19の発行表示器収容部250に対応するビットを立てる。

0136

なお、起動制御部361が案内表示器10に対し起動信号を送信するとともに通信アドレスの設定を行うことで、案内表示器10においては、無線通信機能(すなわち、管理サーバ40との通信機能)が起動する。すなわち、起動制御部361は、案内表示器10の無線通信機能を起動させる「通信機能起動手段」に相当する。

0137

運搬制御部362は、発行表示器特定フラグM19が立てられると、表示器運搬部243へ駆動電圧を供給し、発行案内表示器10を表示器発行部241へ運搬させる。また、これとともに、運搬制御部362は、収容状態判別フラグM23の、発行表示器収容部250に対応するビットをクリアする。

0138

次に、運搬制御部362は、表示器発行部241へ駆動電圧を供給し、発行案内表示器10を案内表示器発行口20cに移動させて発行(すなわち一部露出)させる。その後、患者PSによって案内表示器発行口から案内表示器10が抜き取られると、運搬制御部362は、発行信号入力部35aによって立てられた発行状態判別フラグM20をクリアするとともに、発行表示器特定フラグM19の、発行案内表示器10に対応するビットをクリアする。これとともに、運搬制御部362は、診察カード処理制御部33に依頼して、投入されている診察カードcd1を返却させる。

0139

(2−2−9−5−3)収容制御部37
収容制御部37は、案内表示器10を収容する際の処理を行う機能部である。収容制御部37は、主として、回収制御部371と、停止制御部372と、充電制御部373と、を含んでいる。

0140

回収制御部371は、表示器投入フラグM22が立てられるとともに精算完了フラグM16又は精算中止フラグM17が立てられた場合、収容状態判別フラグM23を参照し、案内表示器10が収容されていない表示器収容部250を検出する。それから、回収制御部371は、検出した表示器収容部250の中から、投入された案内表示器10(以下、「回収案内表示器10」と称する)を収容する表示器収容部250(以下、「回収表示器収容部250」と称する)を選択する。

0141

次に、回収制御部371は、表示器回収部242(回収部駆動機構)に駆動電圧を供給し、投入された案内表示器10を表示器運搬部243へと移動させる。そして、表示器運搬部243へ駆動電圧を供給し、選択した表示器収容部250へ当該案内表示器10を運搬させる。その後、回収制御部371は、表示器投入フラグM22をクリアするとともに、回収表示器特定フラグM21の、回収表示器収容部250に対応するビットを立てる。また、回収制御部371は、精算中止フラグM17が立てられている場合には、受取証としてのレシートr1を発行すべく、回収案内表示器10の返却が完了していることを示す印字データを生成して印字データ記憶領域M26に格納する。

0142

停止制御部372(無線通信機能切換部)は、回収表示器特定フラグM21が立てられると、回収案内表示器10(表示器電源制御部17)に対し停止信号を送信して、回収案内表示器10を停止状態に遷移させる。また、これとともに停止制御部372は、回収表示器特定フラグM21の、回収表示器収容部250に対応するビットをクリアする。

0143

ここで、停止制御部372によって送信された停止信号を受信することで案内表示器10が停止状態に遷移すると、案内表示器10において、切換部171(通信機能停止スイッチ)の状態が開状態に切り換えられ、無線通信機能(管理サーバ40との通信機能)が停止される。このため、停止制御部372は、「無線通信機能停止手段」に相当する。また、停止制御部372は、精算が完了してから、「端末回収工程」として、「通信機能停止切換工程」を実行している(つまり案内表示器10の無線通信機能を停止させている)、といえる。

0144

充電制御部373は、回収表示器特定フラグM21が立てられると、接続端子252に充電用の電圧を供給し、回収案内表示器10に対する電力供給を行う。充電制御部373は、充電状態判別フラグM24の回収案内表示器10に対応するビットが立てられた場合には、接続端子252への充電用の電圧供給を停止する。

0145

(2−2−9−6)レシート発行制御部38
レシート発行制御部38は、レシート発行部26の動作を制御する機能部である。レシート発行制御部38は、印字データ記憶領域M26に新たな印字データが格納されると、これを取得して、レシート発行部26において当該印字データに係る情報が印字されたレシートr1を発行させる。

0146

(2−3)管理サーバ40
図8は、管理サーバ40の概略構成を示したブロック図である。管理サーバ40は、案内表示器管理システム100の動作を統括的に制御するコンピュータである。管理サーバ40は、主として、サーバ入出力部41と、サーバ第2通信部43と、サーバ第1通信部42と、サーバ制御部44と、を有している。

0147

(2−3−1)サーバ入出力部41
サーバ入出力部41は、システム管理者からの指示を入力され、また、システム管理者に対して情報を表示するインターフェースとしての役割を果たす。サーバ入出力部41は、入力部としてのキーボードと、出力部としての液晶ディスプレイと、を含む。

0148

(2−3−2)サーバ第1通信部42
サーバ第1通信部42は、自動精算端末発行機20と通信を行うための通信モジュールを含んでいる(図示省略)。サーバ第1通信部42は、自動精算端末発行機20(通信部27)と第1ネットワークNW1で接続されている。また、サーバ第1通信部42は、サーバ制御部44と電気的に接続されている。

0149

(2−3−3)サーバ第2通信部43
サーバ第2通信部43は、第2ネットワークNW2及び第3ネットワークNW3を介して案内表示器10(表示器通信部180)と通信を行うための通信回路、及びベースバンドLSIを含んでいる(図示省略)。サーバ第2通信部43は、サーバ制御部44と電気的に接続されている。

0150

(2−3−4)サーバ制御部44
サーバ制御部44は、CPUやメモリ等で構成される。サーバ制御部44は、主として、サーバ記憶部45と、サーバ出力制御部46と、患者情報管理部47と、案内情報出力制御部48と、通信アドレス管理部49と、接続判定部50と、精算金額通知部51と、を含んでいる。

0151

(2−3−4−1)サーバ記憶部45
サーバ記憶部45は、RAM、ROM及びフラッシュメモリ等のメモリで構成され、複数の記憶領域を含んでいる。具体的に、サーバ記憶部45には、プログラム記憶領域M30と、患者情報記憶領域M31と、案内情報記憶領域M32と、割当アドレス記憶領域M33と、アドレス対応情報記憶領域M34と、が含まれている。

0152

プログラム記憶領域M30には、サーバ制御部44の処理や、他の機器との通信に使用される通信プロトコル等が定義された制御プログラムが格納されている。

0153

患者情報記憶領域M31には、診察カードcd1の保有者に関する情報(氏名、住所所有している診察カードcd1のカード番号カルテに関する情報、来院状況、及び処置毎の精算金額等)が記述された患者情報テーブル(図示省略)が格納されている。患者情報テーブルは、システム管理者によってサーバ入出力部41を介して適宜更新される。

0154

案内情報記憶領域M32には、案内表示器10に送信する案内情報が記述された案内情報テーブルが格納されている(図示省略)。案内情報テーブルには、特定の患者PS(以下、「対象患者PS」と称する)に表示すべき案内情報と、対象患者PSが保有する診察カードcd1のカード番号(以下、「対象患者カード番号」と称する)と、が関連づけられて登録される。案内情報テーブルは、システム管理者によってサーバ入出力部41を介して適宜更新される。

0155

割当アドレス記憶領域M33には、案内表示器10に割当て可能な通信アドレス(プライベートIPアドレス)に関する情報が記述されたアドレステーブル(図示省略)が格納されている。

0156

アドレス対応情報記憶領域M34には、案内表示器10を発行された患者PSが保有する診察カードcd1のカード番号と、当該案内表示器10に割り振った通信アドレス(プライベートIPアドレス)と、の対応関係が記述されたアドレス対応情報テーブル(図示省略)が格納されている。

0157

(2−3−4−2)サーバ出力制御部46
サーバ出力制御部46は、サーバ入出力部41(液晶ディスプレイ)において表示させるデータを生成し、駆動電圧を出力する。

0158

(2−3−4−3)患者情報管理部47
患者情報管理部47は、自動精算端末発行機20(診察カード読取部222)から診察カード番号通知信号を送信されると、サーバ第1通信部42を介してこれを受信し、当該信号を解読して診察カード番号を取得する。患者情報管理部47は、患者情報記憶領域M31において格納される患者情報テーブルにおいて、取得した診察カード番号から特定される診察カードcd1の保有者(患者PS)が来院中であることを登録して更新を行う。

0159

また、患者情報管理部47は、精算完了通知信号を送信されると、患者情報テーブルにおいて精算が完了した事実を登録して更新する。

0160

(2−3−4−4)案内情報出力制御部48
案内情報出力制御部48は、案内情報記憶領域M32に格納される案内情報テーブルが更新されると、更新内容に該当する(すなわち、新たに登録された)案内情報及び対象患者カード番号を取得する。次に、案内情報出力制御部48は、アドレス対応情報記憶領域M34に格納されるアドレス対応情報テーブルを参照し、対象患者カード番号と、これに対応する通信アドレスと、を取得する。

0161

それから、案内情報出力制御部48は、取得した案内情報を、サーバ第2通信部43を介して、取得した通信アドレスに宛てて送信する。その結果、案内情報が、対象患者PSに貸し出されている案内表示器10対して送信される。その後、案内情報出力制御部48は、案内情報テーブルにおいて、送信した案内情報を削除して更新を行う。

0162

(2−3−4−5)通信アドレス管理部49
通信アドレス管理部49は、自動精算端末発行機20(起動制御部361)からアドレス設定要求信号を送信されると、サーバ第1通信部42を介してこれを受信し、割当アドレス記憶領域M33からアドレステーブルを取得し、割当可能な通信アドレスを特定する。次に、通信アドレス管理部49は、特定した通信アドレスを示すアドレス情報を、サーバ第1通信部42を介して自動精算端末発行機20に対し送信する。

0163

また、通信アドレス管理部49は、案内表示器10(信号生成部185)によって送信された停止通知信号を受信した場合には、送信元の案内表示器10に割り振られていた通信アドレス(すなわち使用されなくなり新たに割当可能となった通信アドレス)をアドレステーブルに登録することで、アドレステーブルの更新を行う。そして、通信アドレス管理部49は、アドレス対応情報テーブルにおいて該当するアドレス対応情報を削除する。

0164

(2−3−4−6)接続判定部50
接続判定部50は、自動精算端末発行機20からアドレス設定確認要求信号を受けると、送信したアドレス通知信号に係る通信アドレス(すなわち、アドレス設定を行う案内表示器10)に宛てて、接続確認信号を送信する。接続判定部50は、接続確認信号に対する応答として接続通知信号を受信すると、アドレス対応情報テーブルにおいて、接続通知信号の送信元の案内表示器10の通信アドレスと患者PS(診察カード番号)とを関連付けて登録して更新する。また、接続判定部50は、アドレステーブルにおいて、係る通信アドレスを削除して更新する。

0165

また、接続判定部50は、通信アドレスを付与した案内表示器10(すなわち、通信アドレスを設定された状態にある案内表示器10)に対して、通信が可能か否かを確認するための信号(以下、「生存確認信号」と称する)を定期的に送信する。係る生存確認信号に対して案内表示器10から送信された応答信号は、サーバ記憶部45の所定の記憶領域に格納される。接続判定部50は、案内表示器10に対して接続確認信号又は生存確認信号を送信後、所定時間を経過しても送信した信号に対する応答信号を確認できない場合には、係る案内表示器10との通信が行えない状態にあることをシステム管理者に報知すべく、所定の表示情報を生成しサーバ出力制御部46によってサーバ入出力部41において表示させる。

0166

(2−3−4−7)精算金額通知部51
精算金額通知部51は、自動精算端末発行機20(精算金収容制御部341)から送信された精算金額通知要求信号を受信すると、患者情報記憶領域M31に格納されている患者情報テーブルを参照し、受信した直近の診察カード番号通知信号に基づき、自動精算端末発行機20において精算中の患者PSを割り出すともに、当該患者PSの精算金額を抽出する。精算金額通知部51は、抽出した精算金額を自動精算端末発行機20に対して送信する。

0167

(3)各部の処理の流れ
(3−1)案内表示器10の処理の流れ
図9は、案内表示器10の処理の流れの一例を示したフローチャートである。案内表示器10は、例えば、以下のステップS101からステップS115に示すような流れで処理を実行する。案内表示器10は、ステップS101からS104において停止状態にあり、ステップS105からS115において起動状態にある。なお、以下の処理の流れについては、適宜変更が可能である。

0168

ステップS101において、案内表示器10は、タイマー起動信号を受信していない場合には、ステップS103へ進む。一方、タイマー起動信号を受信している場合には、ステップS102へ進む。

0169

ステップS102において、案内表示器10は、停止状態となってからタイマー起動信号において指定された所定時間t1を経過したか否かを判定する。当該判定において、所定時間t1を経過している場合には、ステップS104へ進む。一方、所定時間t1を経過していない場合には、ステップS103へ進む。

0170

ステップS103において、案内表示器10は、起動信号を受信していない場合には、ステップS101に戻る。一方、タイマー起動信号を受信している場合には、ステップS104へ進む。

0171

ステップS104において、案内表示器10は、蓄電部16からの駆動電源の供給により起動状態に遷移する。また、案内表示器10は、停止状態から起動状態に遷移した場合には、起動通知信号を自動精算端末発行機20に対して送信する。その後、ステップS105へ進む。

0172

ステップS105において、案内表示器10は、通信アドレスの設定が行われていない場合には、ステップS107へ進む。一方、通信アドレスの設定が行われた場合には、ステップS106へ進む。

0173

ステップS106において、案内表示器10は、設定された通信アドレスを、表示器記憶部181(アドレス記憶領域M2)に記憶する。その後、ステップS107へ進む。

0174

ステップS107において、案内表示器10は、接続確認信号又は生存確認信号を受信していない場合には、ステップS109へ進む。一方、接続確認信号又は生存確認信号を受信した場合には、ステップS108へ進む。

0175

ステップS108において、案内表示器10は、接続確認信号に対する接続通知信号、又は生存確認信号に対する応答信号を、管理サーバ40へ送信する。その後、ステップS109へ進む。

0176

ステップS109において、案内表示器10は、案内情報を受信していない場合には、ステップS111へ進む。一方、案内情報を受信した場合には、ステップS110へ進む。

0177

ステップS110において、案内表示器10は、受信した案内情報を出力する(案内情報表示部12において表示、又は案内音声出力部13において出力する)。その後、ステップS111へ進む。

0178

ステップS111において、案内表示器10は、確認入力キー14の入力がない場合には、ステップS113へ進む。一方、確認入力キー14を入力された場合には、ステップS112へ進む。

0179

ステップS112において、案内表示器10は、案内音声出力部13において案内音声情報の出力を停止する。その後、ステップS113へ進む。

0180

ステップS113において、案内表示器10は、停止信号を受信していない場合には、ステップS105に戻る。一方、停止信号を受信した場合には、ステップS114へ進む。

0181

ステップS114において、案内表示器10は、停止通知信号を管理サーバ40へ送信する。その後、ステップS115へ進む。

0182

ステップS115において、案内表示器10は、切換部171が開状態となり蓄電部16からの駆動電源の供給が遮断されることで停止状態に遷移する。なお、案内表示器10は、その後、S101に戻る。

0183

(3−2)自動精算端末発行機20の処理の流れ
図10は、自動精算端末発行機20の処理の流れの一例を示したフローチャートである。自動精算端末発行機20は、例えば、以下のステップS201からS224に示すような流れで処理を実行する。但し、以下の処理の流れについては、適宜変更が可能である。なお、ステップS201からS207において、精算中止フラグM17が立てられた場合(すなわち、精算の途中で精算中止入力キー235が入力された場合)には、自動精算端末発行機20は、ステップS208へ進む。

0184

ステップS201において、自動精算端末発行機20は、精算開始入力キー234を入力されていない場合には、ステップS215へ進む。一方、精算開始入力キー234を入力された場合には、ステップS202へ進む。

0185

ステップS202において、自動精算端末発行機20は、患者PSに対して診察カードcd1の診察カード投入口20bへの投入を要求する表示情報を表示するとともに、案内表示器10の案内表示器回収口20dへの投入を要求する表示情報を表示する。

0186

ステップS203において、自動精算端末発行機20は、診察カードcd1が診察カード投入口20bに投入され、且つ、案内表示器10が案内表示器回収口20dに投入されたか否かを判定する。当該判定の結果、診察カードcd1及び案内表示器10が投入されていない場合には、ステップS208へ進む。一方、診察カードcd1及び案内表示器10が投入された場合には、ステップS204へ進む。

0187

ステップS204において、自動精算端末発行機20は、患者PSによって投入された診察カードcd1の診察カード番号を読み取り、管理サーバ40に対して診察カード番号通知信号を送信する。また、自動精算端末発行機20は、管理サーバ40に対して精算金額通知要求信号を送信する。その後、ステップS207へ進む。

0188

ステップS205において、自動精算端末発行機20は、管理サーバ40によって送信された精算金額通知信号を受信しない場合には、ステップS208へ進む。一方、自動精算端末発行機20は、管理サーバ40によって送信された精算金額通知信号を受信した場合には、ステップS206へ進む。

0189

ステップS206において、自動精算端末発行機20は、受信した精算金額通知信号に基づき精算金額を表示する。その後、ステップS207へ進む。

0190

ステップS207において、自動精算端末発行機20は、投入金額が精算金額以上であるか否かを判定する。当該判定の結果、投入金額が所定時間以上継続して精算金額未満である場合には、ステップS208へ進む。一方、投入金額が精算金額以上である場合には、ステップS209へ進む。

0191

ステップS208において、自動精算端末発行機20は、精算が中止された、又はエラーが生じたと判定し、精算中止処理を実行する。自動精算端末発行機20は、精算中止処理において、診察カードcd1を返却するとともに、投入金額に相当する金銭を金銭投入発行口20eから発行し返却する。また、自動精算端末発行機20は、投入されている案内表示器10については、表示器収容部250に回収して収容し、案内表示器10の返却が完了していることを示す受取証としてのレシートr1を発行する。

0192

ステップS209において、自動精算端末発行機20は、患者PSに対し返却すべき釣銭があるか否かを判定する。当該判定の結果、釣銭がない場合には、ステップS211へ進む。一方、釣銭がある場合には、ステップS210へ進む。

0193

ステップS210において、自動精算端末発行機20は、釣銭の金額に相当する金銭を金銭投入発行口20eから発行し返却する。その後、ステップS211へ進む。

0194

ステップS211において、自動精算端末発行機20は、投入されている診察カードcd1を返却する。その後、ステップS212へ進む。

0195

ステップS212において、自動精算端末発行機20は、回収表示器収容部250を選択し、選択した回収表示器収容部250に案内表示器10を運搬して収容する。その後、ステップS213へ進む。

0196

ステップS213において、自動精算端末発行機20は、案内表示器10に対して停止信号を送信する。これにより、案内表示器10が停止状態に遷移する。その後、ステップS214へ進む。

0197

ステップS214において、自動精算端末発行機20は、案内表示器10の充電を行う。その後、ステップS215へ進む。

0198

ステップS215において、自動精算端末発行機20は、診察カードcd1を投入されていない場合には、ステップS201に戻る。一方、診察カードcd1を投入された場合には、ステップS216へ進む。

0199

ステップS216において、自動精算端末発行機20は、投入された診察カードcd1のカード番号を読み取り、読み取ったカード番号を、管理サーバ40へ通知する。その後、ステップS217へ進む。

0200

ステップS217において、自動精算端末発行機20は、発行案内表示器10(発行表示器収容部250)を選択する。その後、ステップS218へ進む。

0201

ステップS218において、自動精算端末発行機20は、選択した発行案内表示器10へ起動信号を送信する。これにより、発行案内表示器10が起動状態に遷移する。その後、ステップS219へ進む。

0202

ステップS219において、自動精算端末発行機20は、起動信号の送信先である発行案内表示器10から起動通知信号を受信したか否かを判定する。当該判定の結果、所定時間を経過しても起動通知信号を受信しないと判定した場合、ステップS217に戻る。一方、起動通知信号を受信した場合には、ステップS220へ進む。

0203

ステップS220において、自動精算端末発行機20は、管理サーバ40へアドレス設定要求信号を送信する。その後、ステップS221へ進む。

0204

ステップS221において、自動精算端末発行機20は、アドレス情報を受信したか否かを判定する。当該判定の結果、所定時間を経過してもアドレス情報を受信しない場合、ステップS220に戻る。一方、アドレス情報を受信した場合、ステップS222へ進む。

0205

ステップS222において、自動精算端末発行機20は、受信したアドレス情報に基づき、発行案内表示器10に対し通信アドレスを設定する。そして、自動精算端末発行機20は、アドレス設定確認要求信号を送信する。その後、ステップS223へ進む。

0206

ステップS223において、自動精算端末発行機20は、アドレス設定確認信号を受信したか否かを判定する。当該判定の結果、所定時間を経過してもアドレス設定確認信号を受信しない場合、ステップS217に戻る。一方、アドレス設定確認信号を受信した場合、ステップS224へ進む。

0207

ステップS224において、自動精算端末発行機20は、発行案内表示器10を案内表示器発行口20cへ運搬して発行する。また、自動精算端末発行機20は、投入されている診察カードcd1を返却する。その後、ステップS201に戻る。

0208

(3−3)管理サーバ40の処理の流れ
図11は、管理サーバ40の処理の流れの一例を示したフローチャートである。管理サーバ40は、例えば、以下のステップS301からS321に示すような流れで処理を実行する。但し、以下の処理の流れについては、適宜変更が可能である。なお、図11において、図示は省略しているが、管理サーバ40は、通信アドレスが付与されている案内表示器10に対し所定のタイミングで生存確認信号を送信し、生存確認信号に対する応答信号を正常に受信しない場合にはシステム管理者に対して報知を行う。

0209

ステップS301において、管理サーバ40は、サーバ入出力部41において出力すべき情報がない場合には、ステップS303へ進む。一方、サーバ入出力部41において出力すべき情報がある場合には、ステップS302へ進む。

0210

ステップS302において、管理サーバ40は、サーバ入出力部41において出力すべき情報を出力する。その後、ステップS303へ進む。

0211

ステップS303において、管理サーバ40は、サーバ入出力部41において入力された情報がない場合には、ステップS305へ進む。一方、サーバ入出力部41において入力された情報がある場合には、ステップS304へ進む。

0212

ステップS304において、管理サーバ40は、入力された情報に応じて、サーバ記憶部45において、所定のテーブルを作成、更新、又は消去する。その後、ステップS305へ進む。

0213

ステップS305において、管理サーバ40は、診察カード番号通知信号を受信しない場合には、ステップS307へ進む。一方、診察カード番号通知信号を受信した場合には、ステップS306へ進む。

0214

ステップS306において、管理サーバ40は、サーバ記憶部45(患者情報記憶領域M31)において、患者情報テーブルを更新する。その後、ステップS307へ進む。

0215

ステップS307において、管理サーバ40は、アドレス設定要求信号を受信しない場合には、ステップS314へ進む。一方、アドレス設定要求信号を受信した場合には、ステップS308へ進む。

0216

ステップS308において、管理サーバ40は、自動精算端末発行機20に対し、アドレス情報を送信する。その後、ステップS309へ進む。

0217

ステップS309において、管理サーバ40は、所定時間を経過してもアドレス設定確認要求信号を受信しない場合には、ステップS312へ進む。一方、アドレス設定確認要求信号を受信した場合には、ステップS310へ進む。

0218

ステップS310において、管理サーバ40は、通信アドレスを設定された発行案内表示器10に対して接続確認信号を送信する。その後、ステップS311へ進む。

0219

ステップS311において、管理サーバ40は、接続確認信号に対する接続通知信号を受信したか否かを判定する。当該判定の結果、所定時間が経過しても接続通知信号を受信しない場合には、ステップS312へ進む。一方、接続通知信号を受信した場合には、ステップS313へ進む。

0220

ステップS312において、管理サーバ40は、エラーが生じたものとしてシステム管理者に報知する。

0221

ステップS313において、管理サーバ40は、アドレス対応情報テーブルにおいて、接続通知信号の送信元の案内表示器10の通信アドレスと、患者PS(診察カード番号)と、を関連付けて登録して更新する。また、管理サーバ40は、アドレステーブルにおいて、割り当てた通信アドレスを削除して更新する。そして、自動精算端末発行機20に対し、アドレス設定確認信号を送信する。その後、ステップS314へ進む。

0222

ステップS314において、管理サーバ40は、サーバ記憶部45(案内情報記憶領域M32)において、案内情報テーブルの更新(新たな案内情報の登録)がない場合には、ステップS316へ進む。一方、案内情報テーブルの更新(新たな案内情報の登録)がある場合には、ステップS315へ進む。

0223

ステップS315において、管理サーバ40は、案内情報テーブルに基づき、案内表示器10に対して案内情報を送信する。その後、ステップS316へ進む。

0224

ステップS316において、管理サーバ40は、診察カード番号通知信号及び精算金額通知要求信号を受信しない場合には、ステップS320へ進む。一方、診察カード番号通知信号及び精算金額通知要求信号を受信した場合には、ステップS317へ進む。

0225

ステップS317において、管理サーバ40は、受信した診察カード番号通知信号に係る精算金額を通知すべく、自動精算端末発行機20に対して精算金額通知信号を送信する。その後、ステップS318へ進む。

0226

ステップS318において、管理サーバ40は、精算完了通知信号を受信しない場合には、ステップS320へ進む。一方、精算完了通知信号を受信した場合には、ステップS319へ進む。

0227

ステップS319において、管理サーバ40は、受信した精算完了通知信号に基づき、患者情報テーブルを更新する。その後、ステップS320へ進む。

0228

ステップS320において、管理サーバ40は、停止通知信号を受信しない場合には、ステップS301に戻る。一方、停止通知信号を受信した場合には、ステップS321へ進む。

0229

ステップS321において、管理サーバ40は、管理サーバ40は、アドレス対応情報テーブルにおいて、停止通知信号の送信元の案内表示器10の通信アドレスと、患者PS(診察カード番号)と、を関連付けた対応情報を削除して更新する。また、管理サーバ40は、アドレステーブルにおいて、当該通信アドレスを登録して更新する。その後、ステップS301に戻る。

0230

(4)案内表示器管理システム100の処理
図12図13及び図14は、案内表示器管理システム100において、案内表示器10、自動精算端末発行機20及び管理サーバ40間で行われる処理の一例を模式的に示したシーケンス図である。

0231

(4−1)期間S1
期間S1(図12)に示すように、案内表示器管理システム100では、患者PSによって自動精算端末発行機20に診察カードcd1を投入されると、自動精算端末発行機20が診察カードcd1の診察カード番号を読み取る。そして、自動精算端末発行機20は、管理サーバ40に対して、診察カード番号通知信号を送信することで、読み取った診察カード番号を通知する。管理サーバ40は、これを受けて患者情報テーブルを更新する。

0232

次に、自動精算端末発行機20は、特定の案内表示器10(発行案内表示器10)に対し、起動信号を送信する。起動信号を受けた案内表示器10は、起動状態に遷移するとともに、自動精算端末発行機20に対して起動通知信号を送信する。起動通知信号を受信した自動精算端末発行機20は、管理サーバ40に対し、アドレス設定要求信号を送信する。アドレス設定要求信号を受けた管理サーバ40は、自動精算端末発行機20に対し、アドレス情報を送信することで、案内表示器10に対して割り振る通信アドレス(プライベートIPアドレス)を通知する。アドレス情報を受信した自動精算端末発行機20は、アドレス情報に基づき、案内表示器10に対して通信アドレスを設定する。通信アドレスを設定された案内表示器10は、設定された通信アドレスを記憶する。

0233

次に、自動精算端末発行機20は、管理サーバ40に対し、アドレス設定確認要求信号を送信する。これを受けた管理サーバ40は、案内表示器10に対し、接続確認信号を送信する。接続確認信号を受信した案内表示器10は、管理サーバ40に対し、接続通知信号を送信する。接続通知信号を受信した管理サーバ40は、アドレス対応情報テーブル及びアドレステーブルを更新する。また、管理サーバ40は、自動精算端末発行機20に対し、アドレス設定確認信号を送信する。

0234

アドレス設定確認信号を受信した自動精算端末発行機20は、案内表示器10を案内表示器発行口20cから発行する。また、自動精算端末発行機20は、診察カードcd1を診察カード投入口20bから返却する。

0235

(4−2)期間S2
期間S2(図12)に示すように、案内表示器管理システム100では、システム管理者によって、管理サーバ40において案内情報テーブルが更新(案内情報が登録)されると、管理サーバ40は、更新内容に基づく案内情報を、指定される案内表示器10に対して送信する。案内情報を受信した案内表示器10は、受信内容に基づいて案内表示情報を表示、又は案内音声情報を出力する。管理サーバ40は、案内情報テーブルにおいて、送信した案内情報を削除して更新する。

0236

(4−3)期間S3
期間S3(図13又は図14)に示すように、案内表示器管理システム100では、自動精算端末発行機20において患者PSによって精算開始入力キー234が入力されると、自動精算端末発行機20は、診察カード投入要求表示データ及び案内表示器投入要求表示データを生成して、患者PSに対して診察カードcd1及び案内表示器10の投入を要求する情報を表示する。

0237

次に、自動精算端末発行機20において患者PSによって診察カードcd1及び案内表示器10が投入されると、自動精算端末発行機20は、管理サーバ40に対して診察カード番号通知信号及び精算金額通知要求信号を送信する。診察カード番号通知信号及び精算金額通知要求信号を受信した管理サーバ40は、受信した信号及び患者情報テーブルに基づき精算金額を抽出し、自動精算端末発行機20に対して係る精算金額を通知すべく精算金額通知信号を送信する。精算金額通知信号を受信した自動精算端末発行機20は、受信した精算金額を患者PSに対して表示する。

0238

(4−4)期間S4
期間S4(図13)に示すように、案内表示器管理システム100では、自動精算端末発行機20において精算金額が表示された状態で案内表示器10に金銭が投入されると、自動精算端末発行機20は、投入金額と精算金額を比較し、投入金額が精算金額以上であれば精算が完了したものとして、患者PSに対して診察カードcd1を返却するとともに釣銭がある場合には釣銭を返却する。また、自動精算端末発行機20は、精算金の領収書としてレシートr1を発行する。

0239

次に、自動精算端末発行機20は、管理サーバ40に対して精算が完了したことを通知すべく、精算完了通知信号を送信する。精算完了通知信号を受けた管理サーバ40は、受信した信号の内容に基づき、患者情報テーブルを更新する。

0240

(4−5)期間S5
期間S5(図13)に示すように、案内表示器管理システム100では、自動精算端末発行機20において精算が完了すると、自動精算端末発行機20は投入されている案内表示器10(回収案内表示器10)を収容する回収表示器収容部250を選択し、係る回収表示器収容部250に回収案内表示器10を運搬して収容する。そして、自動精算端末発行機20は、回収案内表示器10に対して停止信号を送信する。

0241

停止信号を受信した回収案内表示器10は、管理サーバ40に対して停止状態に遷移することを通知すべく、停止通知信号を送信する。その後、回収案内表示器10は停止状態となる。

0242

停止通知信号を受信した管理サーバ40は、停止通知信号の送信元の回収案内表示器10が、自動精算端末発行機20に回収されたことを把握し、係る回収案内表示器10に割り振られている通信アドレスを回収すべく、アドレス対応情報テーブル及びアドレステーブルを更新する。

0243

また、自動精算端末発行機20は、回収案内表示器10に対し充電用の電力を供給する。

0244

(4−6)期間S6
期間S6(図14)に示すように、案内表示器管理システム100では、自動精算端末発行機20において患者PSによって精算開始入力キー234が入力された状態において、精算中止入力キー235が入力されると、自動精算端末発行機20は、精算が中止されたものと判断して、患者PSに対して診察カードcd1を返却するとともに投入された金銭がある場合には係る投入金銭を返却する。

0245

次に、自動精算端末発行機20は投入されている案内表示器10(回収案内表示器10)を収容する回収表示器収容部250を選択し、係る回収表示器収容部250に回収案内表示器10を運搬して収容する。そして、自動精算端末発行機20は、回収案内表示器10に対して停止信号を送信する。また、自動精算端末発行機20は、案内表示器10の返却が完了したことを示す受取証としてのレシートr1を発行する。

0246

停止信号を受信した回収案内表示器10は、管理サーバ40に対して停止状態に遷移することを通知すべく、停止通知信号を送信する。その後、回収案内表示器10は停止状態となる。

0247

停止通知信号を受信した管理サーバ40は、停止通知信号の送信元の回収案内表示器10が、自動精算端末発行機20に回収されたことを把握し、係る回収案内表示器10に割り振られている通信アドレスを回収すべく、アドレス対応情報テーブル及びアドレステーブルを更新する。

0248

自動精算端末発行機20は、回収案内表示器10に対し充電用の電力を供給する。

0249

(5)案内表示器管理システム100の特徴
(5−1)
上記実施形態に係る自動精算端末発行機20では、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制されている。

0250

すなわち、昨今、情報処理端末を自動発行する端末発行装置は、病院や店舗等のサービスを提供する施設において、サービスの被提供者に対し順番や行き先等の案内情報を提示する情報処理端末を発行するシステムとして適用されている。係る施設には、サービスに係る料金の精算が、被提供者の退出時に自動精算機において行われるものがある。

0251

そこで、従来、無線通信機能を有する情報処理端末を貸与するサービスにおいて、情報処理端末を自動発行する端末発行装置を適用する場合における利便性を向上させるべく、自動精算機における精算時に端末回収装置における情報処理端末の回収を行うことが考えられるが、係る処理を実現するシステムの導入及び運用にあたっては以下のような問題が懸念されていた。

0252

具体的には、端末回収装置において情報処理端末の回収が完了した後に自動精算機において精算が中断された時には、端末回収装置において回収した情報処理端末を被提供者に戻す工程が新たに必要となり、係る工程を実現する機構やユニットが必要となる分、コストが増加することが懸念されていた。また、経年劣化やメンテナンス不良等により係る工程が正常に実現されないことで、精算が中断されたにも関わらず情報処理端末が回収されたままの状態となるとともに係る事態が生じたことを示す情報も何ら登録されない、というトラブルが懸念されていた。

0253

この点、自動精算端末発行機20では、精算処理部23において精算が行われる際、表示部21に案内表示器回収口20dへの案内表示器10の投入を要求する情報を表示させ、精算処理部23における精算が完了した後に、「端末回収部」としての表示器発行回収部24に端末回収工程を行わせている。これにより、精算時に案内表示器10の回収(返却)を行うことが可能となっており、利便性が向上している。

0254

また、自動精算端末発行機20では、精算処理部23において精算が完了した後に端末回収工程が行われるように構成されている。これにより、精算処理部23における精算が中断された時に備えて、回収した案内表示器10を回収前の状態(例えば、患者PSの手元にある状態、又は無線通信機能が起動している状態等)に戻すための工程が不要となっており、係る工程を実現するための機構やユニットについても不要となっている。

0255

また、自動精算端末発行機20は、精算が完了していないにも関わらず案内表示器10が回収されたままの状態となるとともに係る事態が生じたことを示す情報も何ら登録されない、という不具合が生じない。

0256

よって、自動精算端末発行機20では、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制されている。

0257

(5−2)
上記実施形態に係る自動精算端末発行機20では、表示器発行回収部24に含まれる表示器回収部242が、案内表示器10の端末回収工程として、案内表示器回収口20dに挿入された案内表示器10を外部に露出しない程度に本体ケーシング201内に引き込む工程である端末引込工程を行っている。

0258

これにより、精算処理部23において精算が完了した後に、回収(返却)される案内表示器10が本体ケーシング201内に引き込まれるようになっている。すなわち、精算処理部23において精算が完了するまでは、返却される案内表示器10は、本体ケーシング201外部に露出した状態を維持するように構成されている。このため、精算が完了していないにも関わらず案内表示器10が本体ケーシング201内に引き込まれた状態となることが抑制されている。その結果、精算が中断された場合に本体ケーシング201内に引き込まれた案内表示器10を患者PSに戻す工程が不要となっており、係る工程を実現するための機構やユニットが不要となっている。よって、簡単な構成にして、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制されている。

0259

(5−3)
上記実施形態に係る自動精算端末発行機20では、表示器発行回収部24に含まれる表示器運搬部243が、案内表示器10の端末回収工程として、案内表示器回収口20dに挿入された案内表示器10を表示器収容部250へと搬送する工程である端末搬送工程を行っている。

0260

これにより、精算処理部23において精算が完了した後に、回収(返却)される案内表示器10が表示器収容部250へと搬送されるようになっている。すなわち、精算処理部23において精算が完了するまでは、返却される案内表示器10は、表示器収容部250へ搬送されないように構成されている。このため、精算が完了していないにも関わらず案内表示器10が表示器収容部250に収容される事態が抑制されている。その結果、精算が中断された場合に表示器収容部250へ搬送された案内表示器10を患者PSに戻す工程が不要となっており、係る工程を実現するための機構やユニットが不要となっている。よって、簡単な構成にして、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制されている。

0261

(5−4)
上記実施形態に係る自動精算端末発行機20では、「端末回収部」としての停止制御部372は、案内表示器10の無線通信機能を停止状態に切換える表示器状態制御部35(停止制御部372)は、案内表示器10の端末回収工程として、停止信号を送信して案内表示器10の無線通信機能を停止状態に切り換えている。

0262

これにより、精算処理部23において精算が完了した後に、回収(返却)される案内表示器10の無線通信機能が停止状態に切り換えられるようになっている。すなわち、精算処理部23において精算が完了するまでは、返却される案内表示器10の無線通信機能は停止されないようになっている。このため、精算が完了していないにも関わらず案内表示器10の無線通信機能が停止した状態となることが抑制される。その結果、精算が中断された場合に案内表示器10の無線通信機能を再び停止状態から起動状態に切り換える工程が不要となっており、係る工程を実現するための機構やユニットが不要となっている。よって、簡単な構成にして、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制されている。

0263

(5−5)
上記実施形態に係る自動精算端末発行機20では、制御部28は、精算開始入力キー234が入力されている状態において精算中止入力キー235が入力された場合(すなわち、精算が行われている際に精算を中止するコマンドが入力された場合)には、投入されている案内表示器10の端末回収工程を表示器発行回収部24に行わせ、レシート発行部26に案内表示器10の回収が完了していることを示す情報を含むレシートr1(媒体)を発行させている。

0264

これにより、精算処理部23における精算が中断された時には、案内表示器10が回収されたうえで、案内表示器10が回収されたことを示す情報を含むレシートr1が発行されるようになっている。その結果、患者PSは、改めて精算を行う際に、再度案内表示器10を返却する必要がないように構成されている。よって、利便性に優れている。

0265

(6)変形例
上記実施形態の案内表示器管理システム100は、以下の変形例に示すように適宜変形が可能である。なお、各変形例は、矛盾が生じない範囲で他の変形例と組み合わせて適用されてもよい。

0266

(6−1)変形例A
上記実施形態では、案内表示器10の「端末回収工程」における「停止切換工程」においては、表示器状態制御部35(停止制御部372)から案内表示器10に対して停止信号が送信され、案内表示器10の無線通信機能が停止状態に切換えられていた。そして、案内表示器10の発行時において、当該案内表示器10に対して表示器状態制御部35(起動制御部361)から起動信号が送信されることで案内表示器10が起動していた。

0267

この点、「停止切換工程」においては、表示器状態制御部35から回収される案内表示器10に対し停止信号とともにタイマー起動信号が同時に送信されるように構成してもよい。その結果、回収された案内表示器10は、タイマー起動信号において指定される所定時間t1の経過後、起動状態に遷移する。

0268

これにより、案内表示器10の発行時に自動精算端末発行機20から起動信号を送信する必要がなくなり、端末発行工程の完了に係る時間を短縮することが可能となる。また、所定時間t1を、案内表示器10の充電時間や設置環境(例えば、適用される施設における受付開始時間開店時間)等に応じて適宜設定することで、案内表示器10を所望の時間に起動させることが可能となり、利便性が向上する。

0269

なお、停止信号及びタイマー起動信号については、自動精算端末発行機20本体からではなく、自動精算端末発行機20本体の管理装置(例えば管理サーバ40)から送信されるように構成してもよい。

0270

(6−2)変形例B
上記実施形態では、案内表示器10の「端末回収工程」に、「端末引込工程」、「端末搬送工程」、及び「通信機能停止切換工程」が含まれていた。すなわち、精算完了後に、投入された案内表示器10が、本体ケーシング201内に引き込まれるとともに、表示器収容部250へと搬送され、無線通信機能を停止状態に切り換えられていた。

0271

しかし、「端末回収工程」には、必ずしも「端末引込工程」、「端末搬送工程」、及び「通信機能停止切換工程」の全てが含まれている必要はなく、「端末引込工程」、「端末搬送工程」、及び「通信機能停止切換工程」のいずれかのみが「端末回収工程」に含まれるように変更してもよい。

0272

係る場合においても、精算が中断された場合に本体ケーシング201内に引き込まれた案内表示器10を患者PSに戻す工程、表示器収容部250へ搬送された案内表示器10を患者PSに戻す工程、及び案内表示器10の無線通信機能を再び停止状態から起動状態に切り換える工程のいずれかについては不要となるため、利便性が向上されるとともにコスト増大及び信頼性低下が抑制されるという効果が実現される。

0273

(6−3)変形例C
上記実施形態では、本体ケーシング201には案内表示器回収口20dが形成され、案内表示器10の「端末引込工程」において、案内表示器回収口20dに挿入された案内表示器10が、表示器回収部242によって表示器運搬部243まで移動される(つまり、一部が本体ケーシング201外に露出している案内表示器10が本体ケーシング201内に移動される)ように構成されていた。

0274

この点、本体ケーシング201において、案内表示器回収口20dを閉塞するシャッタを設けて、係るシャッタを閉じることによって案内表示器10の「端末引込工程」を実現してもよい。すなわち、投入された案内表示器10を表示器運搬部243まで移動するのではなく、案内表示器10が投入された状態にある案内表示器回収口20dにシャッタを閉じる(つまり、本体ケーシング201外から接触可能な状態にある案内表示器10を本体ケーシング201から接触不可能な状態とする)ことをもって、「端末引込工程」としてもよい。係る場合にも、「端末引込工程」において、案内表示器10は、表示器回収部242によって外部に露出しない程度に本体ケーシング201内に引き込まれることとなる。

0275

(6−4)変形例D
上記実施形態では、自動精算端末発行機20は、案内表示器10の発行を行う「端末発行装置」、案内表示器10の回収を行う「端末回収装置」、案内表示器10の保管を行う「端末保管装置」、精算を行う「自動精算装置」、及びレシートr1を発行する「レシート発行装置」として機能していた。

0276

しかし、自動精算端末発行機20は、必ずしも「端末発行装置」、「端末保管装置」、「自動精算装置」、及び「レシート発行装置」のいずれか/全ての機能を有している必要はない。すなわち、自動精算端末発行機20は、「端末回収装置」としての機能を有していればよい。係る場合、「端末発行装置」、「端末保管装置」、「自動精算装置」、及び「レシート発行装置」のいずれか/全てを自動精算端末発行機20とは別に配置することが考えられるが、係る装置と自動精算端末発行機20とを通信可能に接続することで、上記実施形態と同様の効果を実現可能である。

0277

なお、係る場合、表示部21については、必ずしも「端末回収装置」としての自動精算端末発行機20に含まれる必要はなく、「端末発行装置」、「端末保管装置」、「自動精算装置」、及び「レシート発行装置」のいずれかに含まれるように配置されればよい。

0278

(6−5)変形例E
上記実施形態では、自動精算端末発行機20(レシート発行部26)においては、精算が中止された場合に、案内表示器10を回収するとともに、案内表示器10の返却が完了していることを示す情報を含む媒体してレシートr1を発行していた。しかし、係る場合に発行される媒体としては、必ずしもレシートr1である必要はなく、案内表示器10の返却が完了していることを示す情報を含む媒体であればいかなる媒体が採用されてもよい。例えば、係る媒体として診察カードcd1(磁気媒体)を採用して、診察カードcd1に案内表示器10の返却が完了していることを示す情報を書き込んで返却するように自動精算端末発行機20を構成してもよい。

0279

(6−6)変形例F
上記実施形態では、自動精算端末発行機20(レシート発行部26)においては、精算が中止された場合に、案内表示器10を回収するとともに、案内表示器10の返却が完了していることを示す情報を含む媒体してレシートr1を発行していた。しかし、係る工程については「端末回収工程」に必ずしも必要ではなく、設置環境や使用状況に応じて適宜省略してもよい。

0280

(6−7)変形例G
上記実施形態において、自動精算端末発行機20の制御部28は、複数のユニット(具体的には記憶部31、表示制御部32、診察カード処理制御部33、精算処理制御部34、表示器状態制御部35、及びレシート発行制御部38)を有していた。しかし、制御部28は、必ずしもこれらのユニットの全てを有している必要はない。すなわち、これらのユニットにいずれかについては、自動精算端末発行機20とは別の装置内に配置されてもよいし、独立に配置されてもよい。また、これらのユニットのいずれかについては、自動精算端末発行機20と通信可能に接続された遠隔地に配置されてもよい。

0281

(6−8)変形例H
上記実施形態では、管理サーバ40は、自動精算端末発行機20とは別に配置された。しかし、管理サーバ40に含まれる要素のいずれか/全てが、自動精算端末発行機20に含まれるように構成してもよい。

0282

(6−9)変形例I
上記実施形態では、自動精算端末発行機20においては、精算開始入力キー234が入力されることを契機として、「精算工程」を実行していた。しかし、他のイベントを契機として「精算工程」を行うように自動精算端末発行機20を構成してもよい。例えば、案内表示器回収口20dへ案内表示器10を投入されることを契機として、自動精算端末発行機20が「精算工程」を行うように構成してもよい。案内表示器10に近距離無線通信機能をもたせ、当該案内表示器10と近距離無線通信接続確立されたことを契機として、自動精算端末発行機20が「精算工程」を行うように構成してもよい。

0283

(6−10)変形例J
上記実施形態では、案内表示器10の無線通信機能を停止させる通信機能停止スイッチとして表示器電源制御部17に切換部171が配置され、切換部171の状態を切り換えることで、案内表示器10の無線通信機能を停止させていた。しかし、案内表示器10の無線通信機能を停止させる方法については、必ずしもこれに限定されず、適宜変更が可能である。例えば、管理サーバ40が回収案内表示器10に割り振られている通信アドレスを回収することで案内表示器10の無線通信機能を停止させるように構成してもよい。

0284

(6−11)変形例K
上記実施形態では、自動精算端末発行機20は、案内表示器10の表示器接続部15と電気的に接続される接続端子252を含み、接続端子252を介して電力を供給することで蓄電部16の充電を行っていた。しかし、蓄電部16の充電を行う方式としては、このように接続端子252と表示器接続部15とを電気的に接続する(すなわち物理的に接触する)方法に、必ずしも限定されない。例えば、表示器収容部250において、電磁界共鳴方式又は電波方式等による、蓄電部16の非接触充電ワイアレス充電)を行うように構成してもよい。

0285

(6−12)変形例L
上記実施形態では、自動精算端末発行機20は、案内表示器10の表示器接続部15と電気的に接続される接続端子252を含み、接続端子252を介して信号を送受信することで、案内表示器10との通信を実現していた。しかし、自動精算端末発行機20及び案内表示器10間における通信に関しては、他の方法(例えば、近距離無線通信等)により実現されてもよい。

0286

(6−13)変形例M
上記実施形態では、表示器保管部25は、自動精算端末発行機20内に配置された。しかし、表示器保管部25は、必ずしも自動精算端末発行機20内に配置される必要はなく、自動精算端末発行機20とは独立に配置されてもよい。係る場合、自動精算端末発行機20と表示器保管部25とを接続する運搬ラインを設けて、当該運搬ラインを用いて案内表示器10を自動精算端末発行機20に供給するように構成してもよい。

0287

(6−14)変形例N
上記実施形態では、自動精算端末発行機20は、案内表示器発行口20cと、案内表示器回収口20dと、が個別に形成されていた。しかし、自動精算端末発行機20において、案内表示器発行口20cと、案内表示器回収口20dと、は必ずしも個別に形成される必要はなく、共通に形成されてもよい。すなわち、自動精算端末発行機20において、案内表示器10が同一の開口から発行され、回収されるように構成してもよい。

0288

(6−15)変形例O
上記実施形態では、自動精算端末発行機20が起動信号又は停止信号を案内表示器10に対して送信することによって、案内表示器10が起動状態又は停止状態に遷移していた。しかし、案内表示器10に送信される起動信号又は停止信号については、必ずしも自動精算端末発行機20が送信する必要はなく、他のユニット(例えば管理サーバ40や、他の独立したユニット)が送信するようにしてもよい。

0289

(6−16)変形例P
上記実施形態では、自動精算端末発行機20は、病院や医療センター等の医療施設(対象医療施設1)に適用されていた。しかし、自動精算端末発行機20が適用される環境は、必ずしも医療施設に限定されず、来客に対してサービスを提供するあらゆる施設に適用可能である。例えば、自動精算端末発行機20は、例えば、飲食店物品販売する店舗、各種サービスを提供する店舗、又は図書館役所等の公共施設等にも適用可能である。

0290

(6−17)変形例Q
上記実施形態では、案内表示器10の通信アドレスとしてプライベートIPアドレスが用いられていた。しかし、他の識別情報(例えばグローバルIPアドレスMACアドレス、又は装置ID等)を、案内表示器10の通信アドレスとして採用してもよい。

0291

(6−18)変形例R
上記実施形態では、案内表示器10の案内情報表示部12は、電子ペーパを有しており、表示器制御部18によって電子ペーパの動作を制御されていた。しかし、案内情報表示部12は、必ずしも電子ペーパを有している必要はない。例えば、案内情報表示部12が、液晶及び液晶駆動電極部を含むフルドットマトリクス液晶部と、LEDバックライトと、を有し、表示器制御部18によって液晶の動作及びバックライトの点灯を制御されるように構成してもよい。

0292

(6−19)変形例S
上記実施形態では、自動精算端末発行機20には、複数(128個)の案内表示器10が収容されていた。しかし、自動精算端末発行機20内に収容される案内表示器10の数は、特に限定されず、適宜変更が可能である。

0293

また、対象医療施設1において設置される自動精算端末発行機20の台数は、必ずしも複数台である必要はなく、1台であってもよい。

0294

本発明は、端末回収装置に利用可能である。

0295

1 :対象医療施設
10 :案内表示器(情報処理端末)
11 :表示器ケーシング
12 :案内情報表示部
13 :案内音声出力部
14 :確認入力キー
18 :表示器制御部
20 :自動精算端末発行機(端末回収装置)
20b :診察カード投入口
20c :案内表示器発行口
20d :案内表示器回収口(端末挿入部)
20e :金銭投入発行口
20h :レシート発行口
21 :表示部
22 :診察カード処理部
23 :精算処理部(自動精算機)
24 :表示器発行回収部(端末回収部)
25 :表示器保管部(端末保管部)
26 :レシート発行部(媒体発行部)
27 :通信部
28 :制御部
31 :記憶部
32 :表示制御部
33 :診察カード処理制御部
34 :精算処理制御部(自動精算機)
35 :表示器状態制御部(端末回収部)
36 :発行制御部
37 :収容制御部
38 :レシート発行制御部
40 :管理サーバ
100 :案内表示器管理システム
201 :本体ケーシング(ケーシング)
221 :診察カード受付部
222 :診察カード読取部
231 :精算金受付部
233 :釣銭発行部
234 :精算開始入力キー
235 :精算中止入力キー
241 :表示器発行部
242 :表示器回収部(端末引込部)
243 :表示器運搬部(端末搬送部)
250 :表示器収容部
252 :接続端子
361 :起動制御部(無線通信機能切換部)
362 :運搬制御部
371 :回収制御部
372 :停止制御部(無線通信機能切換部)
NW2 :第2ネットワーク
NW3 :第3ネットワーク
PS :患者
cd1 :診察カード
r1 :レシート(媒体)

先行技術

0296

特開平7−325959号公報

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