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技術 ICカード、及び、ICモジュール

出願人 株式会社東芝東芝インフラシステムズ株式会社
発明者 松尾充史
出願日 2015年9月15日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2015-182052
公開日 2017年3月23日 (2年5ヶ月経過) 公開番号 2017-058857
状態 特許登録済
技術分野 デジタルマーク記録担体 記録担体の読み取り 伝送の細部、特殊媒体伝送方式
主要キーワード シリアルデータ入出力端子 Eモード リーダーモード 予備端子 IO端子 IO信号 リーダライタモード 旅客情報
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

通信開始要求を適切に整理して通信モードを選択することができるICカード、及び、ICモジュールを提供することである。

解決手段

実施形態のICカードは、通信部と、第1通信処理部と、第2通信処理部と、制御部とを持つ。通信部は、第1の外部装置に備えられる無線通信部に接続され、前記接続された無線通信部を介して、少なくとも第2の外部装置と通信する。第1通信処理部は、前記第2の外部装置が前記無線通信部からのコマンドに応答する第1モードの通信処理を実施する。第2通信処理部は、前記無線通信部が前記第2の外部装置からのコマンドに応答する第2モードの通信処理を実施する。制御部は、前記第1通信処理部の通信段階と、前記第2通信処理部の通信段階と、新たに発生した通信要求に係る通信の種類とに基づいて、前記無線通信部に実施させる通信のモードを選択する。

概要

背景

従来、ICカードが本体内部に装着されることで、ICカードと無線通信部とが接続される電子装置が知られている。このような電子装置では、無線通信部による非接触通信が可能となる範囲に外部装置を接近させて、無線通信部を介し、ICカードと外部装置との間、または、電子装置と外部装置との間で通信することができる。このような電子装置に装着されるICカードでは、電子装置の本体部からの要求に起因して通信を開始する場合と、無線通信部を介した外部装置からの要求に起因して通信を開始する場合とが有る。しかしながら、従来の技術では、外部装置からICカードまでの間の通信リソースが限られており、特定の期間に通信の開始要求が集中した場合に、それらの通信を確立できない場合があった。

概要

通信の開始要求を適切に整理して通信モードを選択することができるICカード、及び、ICモジュールを提供することである。実施形態のICカードは、通信部と、第1通信処理部と、第2通信処理部と、制御部とを持つ。通信部は、第1の外部装置に備えられる無線通信部に接続され、前記接続された無線通信部を介して、少なくとも第2の外部装置と通信する。第1通信処理部は、前記第2の外部装置が前記無線通信部からのコマンドに応答する第1モードの通信処理を実施する。第2通信処理部は、前記無線通信部が前記第2の外部装置からのコマンドに応答する第2モードの通信処理を実施する。制御部は、前記第1通信処理部の通信段階と、前記第2通信処理部の通信段階と、新たに発生した通信要求に係る通信の種類とに基づいて、前記無線通信部に実施させる通信のモードを選択する。

目的

本発明が解決する課題は、通信の開始要求を適切に整理して通信モードを選択することができるICカード、及び、ICモジュールを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1の外部装置に備えられる無線通信部に接続され、前記接続された無線通信部を介して、第2の外部装置と通信する通信部と、前記第2の外部装置が前記無線通信部からのコマンドに応答する第1モードの通信処理を実施する第1通信処理部と、前記無線通信部が前記第2の外部装置からのコマンドに応答する第2モードの通信処理を実施する第2通信処理部と、前記第1通信処理部の通信段階と、前記第2通信処理部の通信段階と、新たに発生した通信要求に係る通信の種類とに基づいて、前記無線通信部に実施させる通信のモードを選択する制御部と、を備えるICカード

請求項2

前記制御部は、前記無線通信部を介して前記第2の外部装置から受けた通信の開始要求を、前記無線通信部以外から受けた通信の開始要求より優先させるように、前記無線通信部に実施させる通信モードを選択する請求項1記載のICカード。

請求項3

前記制御部は、前記第1通信処理部が前記第1モードの通信を確立する通信段階にある状態で、前記第2通信処理部が前記第2モードの通信の開始要求を受け付けた場合、前記第1モードの通信の開始を保留させて、前記第2通信処理部による前記第2モードの通信が終了した後、前記保留した第1モードの通信を開始させるように前記第1通信処理部を制御する請求項1または請求項2に記載のICカード。

請求項4

前記制御部は、前記第1通信処理部が前記第1モードの通信を確立する通信段階にある状態で、前記第2通信処理部が前記第2モードの通信の開始要求を受け付けた場合、前記第1モードの通信処理を前記第1通信処理部に終了させて、前記終了させた第1モードの通信を待機させておき、前記第2通信処理部により前記第2モードの通信が実施され、前記第2モードの通信が終了した後、前記待機させた第1モードの通信を開始させるように前記第1通信処理部を制御する請求項3に記載のICカード。

請求項5

前記制御部は、複数の前記第2の外部装置から前記第1モードの通信と前記第2モードの通信の双方を要求された場合、前記第2の外部装置から要求された前記第1モードの通信を優先して実施させるように制御する請求項4記載のICカード。

請求項6

前記第1通信処理部は、装着される端末装置端末制御部が通信開始を要求する通信を前記第1モードの第1通信として実施し、前記第1通信処理部は、前記第2の外部装置が通信開始を要求する通信を前記第1モードの第2通信として実施し、前記制御部は、前記第1通信処理部が前記第1モードの第1通信を確立する通信段階にある状態で、前記第1モードの第2通信と前記第2モードの通信の両方の通信の要求を受け付けた場合、前記第1モードの第1通信を前記無線通信部に実施させることなく待機させ、前記第1通信処理部により前記第1モードの第2通信を実施させ、或いは前記第2通信処理部により前記第2モードの通信を実施させて、前記第1モードの第2通信と前記第2モードの通信とが終了した後、前記待機させた第1モードの第1通信を開始させるように前記第1通信処理部を制御する請求項5に記載のICカード。

請求項7

前記制御部は、前記第2モードの通信の開始要求を前記第2通信処理部が受けて前記第2モードの通信を確立する通信段階にある状態で、前記第1モードの通信の開始要求を前記第1通信処理部が受け付けた場合、前記第1モードの通信の開始を保留させ、前記第2通信処理部により前記第2モードの通信を実施させて、前記第2モードの通信が終了した後、前記保留した第1モードの通信を開始させるように前記第1通信処理部を制御する請求項1または請求項2に記載のICカード。

請求項8

前記第1通信処理部と前記第2通信処理部は、前記無線通信部を介して、少なくともETSITS102622により規定される通信手順による通信を実施する請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のICカード。

請求項9

前記無線通信部との通信を介するコンタクト部と、少なくとも前記通信部と、前記第1通信処理部と、前記第2通信処理部と、前記制御部と、を含むチップと、前記コンタクト部と、を埋め込む基材と、を備える請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載のICカード。

請求項10

第1の外部装置に備えられる無線通信部に接続され、前記接続された無線通信部を介して、少なくとも第2の外部装置と通信する通信部と、前記第2の外部装置が前記無線通信部からのコマンドに応答する第1モードの通信処理を実施する第1通信処理部と、前記無線通信部が前記第2の外部装置からのコマンドに応答する第2モードの通信処理を実施する第2通信処理部と、前記第1通信処理部の通信段階と、前記第2通信処理部の通信段階と、新たに発生した通信要求に係る通信の種類とに基づいて、前記無線通信部に実施させる通信のモードを選択する制御部と、を備えるICモジュール

技術分野

0001

本発明の実施形態は、ICカード、及び、ICモジュールに関する。

背景技術

0002

従来、ICカードが本体内部に装着されることで、ICカードと無線通信部とが接続される電子装置が知られている。このような電子装置では、無線通信部による非接触通信が可能となる範囲に外部装置を接近させて、無線通信部を介し、ICカードと外部装置との間、または、電子装置と外部装置との間で通信することができる。このような電子装置に装着されるICカードでは、電子装置の本体部からの要求に起因して通信を開始する場合と、無線通信部を介した外部装置からの要求に起因して通信を開始する場合とが有る。しかしながら、従来の技術では、外部装置からICカードまでの間の通信リソースが限られており、特定の期間に通信の開始要求が集中した場合に、それらの通信を確立できない場合があった。

先行技術

0003

特表2013−526734号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明が解決する課題は、通信の開始要求を適切に整理して通信モードを選択することができるICカード、及び、ICモジュールを提供することである。

課題を解決するための手段

0005

実施形態のICカードは、通信部と、第1通信処理部と、第2通信処理部と、制御部とを持つ。通信部は、第1の外部装置に備えられる無線通信部に接続され、前記接続された無線通信部を介して、第2の外部装置と通信する。第1通信処理部は、前記第2の外部装置が前記無線通信部からのコマンドに応答する第1モードの通信処理を実施する。第2通信処理部は、前記無線通信部が前記第2の外部装置からのコマンドに応答する第2モードの通信処理を実施する。制御部は、前記第1通信処理部の通信段階と、前記第2通信処理部の通信段階と、新たに発生した通信要求に係る通信の種類とに基づいて、前記無線通信部に実施させる通信のモードを選択する。

図面の簡単な説明

0006

本実施形態の携帯端末2のブロック図。
本実施形態のICカード1のブロック図。
本実施形態のICカード1の処理の手順を示すフローチャート
本実施形態のICカード1の動作を示すシーケンス図(その1)。
本実施形態のICカード1の動作を示すシーケンス図(その2)。
本実施形態のICカード1の動作を示すシーケンス図(その3)。
本実施形態のICカードの通信状態遷移を示す状態遷移図。

実施例

0007

以下、実施形態のICカード、及び、ICモジュールを、図面を参照して説明する。

0008

図1は、一実施形態の携帯端末2のブロック図である。この図に示すように、携帯端末2(電子装置)は、端末制御部20と、CLF(Contactless Front-End)21と、装着部23とを備える。また、携帯端末2は、ICカード1の第1の外部装置であり、携帯端末2の装着部23には、着脱可能なICカード1が装着され、ICカード1が端末制御部20とCLF21とに接続される。ICカード1と携帯端末2とにより、第2の外部装置と無線で通信可能なICカードシステムを構成する。第2の外部装置は、例えば、携帯可能電子装置400、読取装置600等の装置が含まれる。以下、携帯可能電子装置400や読取装置600などを纏めて単に外部装置EXTという。なお、携帯可能電子装置400は、カード状のICカードと、カードエミュレーションモードで動作している携帯端末の何れであってもよい。携帯端末2は、例えば、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などである。

0009

端末制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含むプロセッサにより実現される。端末制御部20は、携帯端末2を統括的に制御する。端末制御部20は、例えば、「ISO/IEC7816」で規定される接触式ICカードインタフェースによりICカード1と通信を行う。また、端末制御部20は、CLF21を介して、例えば、「ETSI TS 102 613」で規定されるSWP(Single Wire Protocol)通信のインタフェースによりICカード1と通信を行う。このように、端末制御部20は、2つのインタフェースにより、ICカード1と通信することが可能である。端末制御部20は、ICカード1に対してコマンド(処理要求)を送信し、コマンドの処理であるコマンド処理の結果として、レスポンス処理応答)を受信する。

0010

CLF21は、「ETSI TS 102 613」で規定されるSWP通信のインタフェース(以下の説明において、SWP I/Fと称することがある)によりICカード1と通信する。また、CLF21は、例えば、NFC(Near Field Communication;近距離通信)などの非接触通信により、外部装置EXTと通信を行う。

0011

共振部22は、CLF21に接続され、NFCなどの非接触通信に使用されるアンテナコイルである。CLF21は、共振部22を介して、NFCなどの非接触通信により外部装置EXTと通信する。

0012

ICカード1は、例えば、SIM(Subscriber Identity Module)カードであり、ICモジュール10を備える。ICカード1は、例えば、プラスチック基材4(カード本体の一例)に、ICモジュール10を実装して形成されている。すなわち、ICカード1は、ICモジュール10と、ICモジュール10が埋め込まれた基材4とを備える。また、ICカード1は、例えば、上述した「ISO/IEC7816」で規定される接触式ICカードのインタフェース(以下の説明において、接触I/Fと称することがある)と、SWP I/Fとの少なくとも2つのインタフェースを有している。すなわち、ICカード1は、コンタクト部3を介して、接触I/Fと、SWP I/Fとの少なくとも2つのインタフェースにより端末制御部20と通信可能である。

0013

ICカード1は、例えば、携帯端末2の端末制御部20が送信したコマンドを、コンタクト部3を介して受信し、受信したコマンドに応じた処理(コマンド処理)を実行する。そして、ICカード1は、コマンド処理の実行結果であるレスポンスを携帯端末2の端末制御部20にコンタクト部3を介して送信する。また、ICカード1は、例えば、携帯端末2のCLF21が送信したコマンドを、コンタクト部3を介して受信し、受信したコマンドに応じたコマンド処理を実行する。そして、ICカード1は、コマンド処理の実行結果であるレスポンスを携帯端末2のCLF21にコンタクト部3を介して送信する。

0014

ICモジュール10は、コンタクト部3と、ICチップ100とを備える。ICモジュール10は、例えば、COT(Chip On Tape)などのモジュールである。コンタクト部3は、ICカード1が動作するために必要な各種信号端子を有している。なお、コンタクト部3の詳細については、図2を参照して後述する。ICチップ100は、例えば、1チップマイクロプロセッサなどのLSI(Large Scale Integration)である。

0015

図2は、本実施形態のICカード1のブロック図である。ICチップ100は、例えば、通信部111と、RWモード処理部113(第1通信処理部)と、CEモード処理部114(第2通信処理部)と、タスク制御部143(制御部)と、を持つ。ICチップ100は、さらに、例えば、IF部115と、アプレット部120と、通信部131と、状態管理部141と、記憶部142と、アプリケーション処理部150(第3通信処理部)と、を備える。これらの機能部のうち、通信部111と、RWモード処理部113と、CEモード処理部114と、タスク制御部143と、IF部115と、アプレット部120と、通信部131と、状態管理部141と、アプリケーション処理部150とは、例えば、記憶部142に記憶されているプログラムを実行することで実現される。ICチップ100を構成する各機能部は、例えば、通信部111または通信部131が受信したコマンドを処理し、処理したコマンドに対するレスポンスを通信部111または通信部131に送信させる。

0016

コンタクト部3は、端子C1〜C8を備える。端子C1は、電源電圧DDが供給されるVDD端子であり、端子C5は、電源基準電位GND(グランド)が供給されるGND端子である。また、端子C2は、RST(リセット)信号が供給されるRST端子であり、端子C3は、CLK(クロック)信号が供給されるCLK端子であり、端子C7は、接触I/Fのためのシリアルデータ入出力端子(SIO端子)である。また、端子C6は、SWP I/Fのためのシリアルデータ入出力端子(SWIO端子)である。なお、端子C4と端子C8は、将来の機能拡張用に設けられた予備端子である。

0017

RST端子(端子C2)、CLK端子(端子C3)、及び、SIO端子(端子C7)は、例えば、端末制御部20のI/O(アイオー)ポート(不図示)に接続され、接触I/Fに使用される。また、SWIO端子(端子C6)は、CLF21に接続され、SWP I/Fに使用される。

0018

通信部111は、SWP I/Fにより通信可能である。通信部111は、例えば、CLF21(無線通信部)に接続され、接続されたCLF21を介して、少なくとも携帯可能電子装置400または読取装置600などの外部装置との通信を可能にする。通信部111は、例えば、SWP I/FによりCLF21からコマンドを受信し、受信したコマンドをRWモード処理部113、CEモード処理部114、またはアプリケーション処理部150に送信する。また、通信部111は、当該コマンドに対するレスポンスをRWモード処理部113、CEモード処理部114、または、アプリケーション処理部150から取得し、SWP I/FによりCLF21に送信する。

0019

なお、通信部111は、例えば、複数のタイプの通信方式による通信を実施可能であり、RWモード処理部113またはCEモード処理部114の制御による通信方式によって通信を実施する。この場合、通信部111は、上記の複数のタイプの通信方式のうち要求された通信方式による通信を実施する。

0020

通信部131は、接触I/Fにより通信可能である。通信部131は、例えば、接触I/Fにより端末制御部20からコマンドを受信し、受信したコマンドをアプリケーション処理部150に送信する。また、通信部131は、当該コマンドに対するレスポンス(応答)をアプリケーション処理部150から取得し、接触I/Fにより端末制御部20に送信する。

0021

また、通信部131は、例えば、SIO端子のSIO信号、及び、SWIO端子のSWIO信号を監視して、接触I/F及びSWP I/Fが使用不可の状態になったか否かを判定する。通信部131は、接触I/FまたはSWP I/Fが使用不可の状態になった場合に、その旨を示す情報を状態管理部141に送信する。

0022

RWモード処理部113(第1通信処理部)は、携帯可能電子装置400を無線通信カードとして機能させて、携帯可能電子装置400がCLF21からのコマンドに応答するリーダライタモード(第1モード。以下の説明では単にRWモードという。)の通信処理を実施する。例えば、RWモード処理部113は、少なくともETSI TS 102 622により規定されるRWモードの通信手順により、CLF21を制御して、CLF21を介して携帯可能電子装置400等との通信を制御する。なお、RWモード処理部113は、複数のRWモードの通信処理を個別に制御可能である。例えば、RWモードの通信処理が重なるほど短期間に複数の要求が発生した場合であっても、RWモード処理部113は、それぞれのRWモードの通信の要求に応じて、それらの通信を個別に制御することができる。

0023

CEモード処理部114(第2通信処理部)は、読取装置600をリーダーライターとして機能させて、CLF21が読取装置600からのコマンドに応答するカードエミュレーションモード(第2モード。以下の説明では単にCEモードという。)の通信処理を実施する。CEモード処理部114は、RWモード処理部113の通信状態によらずに、読取装置600等の外部装置EXTに起因するCEモードの通信の開始要求を受け付け可能である。例えば、CEモード処理部114は、RWモード処理部113がRWモードの通信を確立する通信段階にある場合も同様に外部装置EXTに起因するCEモードの通信の開始要求を受け付ける。CEモード処理部114は、少なくともETSI TS 102 622により規定されるCEモードの通信手順により、CLF21を制御して、CLF21を介して読取装置600等との通信を制御する。

0024

IF部115は、アプレット部120に含まれるアプレットを実行可能にするOS(オペレーティングシステム)やAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)などを含み、上記のアプレット部120と他の機能部との間で情報を共有可能とする。例えば、アプレット部120に含まれるアプレットと、RWモード処理部113と、CEモード処理部114との間で情報が共有され、アプレットからRWモード処理部113とCEモード処理部114とに対する制御指令または通信のための情報を伝達することができる。また、例えば、RWモード処理部113とCEモード処理部114が通信により得た情報を、アプレット部120に含まれるアプレットが取得できる。

0025

アプレット部120のアプレットは、RWモード処理部113やCEモード処理部114などの通信を制御する複数のアプレットを管理する。アプレット部120は、例えば、RWモードアプレット121またはCEモードアプレット122を含むアプレットを管理する。例えば、RWモードアプレット121は、RWモード処理部113を制御する処理を実行するものとして構成され、少なくともRWモードの通信を開始するように、RWモード処理部113を制御する機能を含む。例えば、CEモードアプレット122は、CEモード処理部114を制御する処理を実行するものとして構成され、少なくともCEモードの通信の要求をCEモード処理部114が検出した場合、その通信の要求に応じた処理を実施する機能を含む。

0026

なお、上記のアプレット部120において管理される各アプレットは、例えば、アプリケーション処理部150等の他の機能部から起動される。上記の各アプレットは、例えば、Javaアプレット登録商標)として構成されるものであってもよい。上記の複数のアプレットは、例えば、携帯端末2(電子装置)の利用形態により決定される異なる種類を含むことができ、ネットワークを介して取得したものであってもよい。例えば、個々のアプレットごとに利用形態が定められ、上記利用形態として、旅客情報管理、支払情報管理などを目的とする各種機能が含まれていてもよい。

0027

アプリケーション処理部150(第3通信処理部)は、例えば、コンタクト部3と通信部131とを介して端末制御部20と通信し、端末制御部20からの制御に応じて、ICカード1における通信を制御する。例えば、アプリケーション処理部150は、RWモードの第1通信の開始要求を端末制御部20から受け付けて、RWモードアプレット121を呼び出して、RWモードアプレット121にRWモード処理部113による通信を確立させる。アプリケーション処理部150は、アプレット部120に管理されるアプレットとして構成してもよく、RWモードアプレット121に関連付けられて、または、RWモードアプレット121と一体になるように構成されてもよい。

0028

状態管理部141は、ICカード1内の各機能部の状態を管理する。状態管理部141は、例えば、各機能部の稼働状態制御状態を検出して、動的に変化する各機能部の通信状態を示す情報を記憶部142に記憶させて、管理する。状態管理部141は、少なくとも、RWモード処理部113の通信段階、CEモード処理部114の通信段階、及び、新たに発生した通信要求に係る通信の種類の情報を各部から収集して、管理する。

0029

記憶部142は、例えば、データメモリワーキングメモリプログラムメモリなどを含む。例えば、データメモリは、例えば、EEPROMなどの書き換え可能な不揮発性記憶部であり、ICカード1の各種処理に使用するデータを記憶する。ワーキングメモリは、例えば、SRAM(Static RAM)などの揮発性記憶部であり、ICカード1の各種処理を行う際に利用されるデータを一時記憶する。プログラムメモリは、例えば、マスクROMなどの不揮発性記憶部であり、ICカード1の各種処理を実行するためのプログラム、及び、コマンドテーブルなどのデータを記憶する。ここで、各種処理を実行するためのプログラムには、例えば、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラム、各種コマンド処理などを実行するためのプログラムが含まれる。また、記憶部142が記憶する情報には、各機能部の通信状態を示す情報が含まれる。

0030

タスク制御部143(制御部)は、記憶部142に記憶された各機能部の通信状態に関する情報を取得する。タスク制御部143は、取得した情報に基づいて、RWモード処理部113、CEモード処理部114、通信部111、通信部131、及び、アプリケーション処理部150における通信の状態を得て、その結果に基づいて各機能部を制御する。例えば、タスク制御部143(制御部)は、RWモード処理部113の通信段階と、CEモード処理部114の通信段階と、新たに発生した通信要求に係る通信の種類とに基づいて、CLF21に実施させる通信の通信モードを選択して、通信モードを切替える。通信モードを切替える処理には、例えば中断保留再開などの処理が含まれる。タスク制御部143(制御部)は、通信の開始要求に基づいて通信モードを切替えることにより、前記通信を確立する通信段階に開始要求を受け付けた他の通信の通信処理を実施させる。通信の開始要求に基づいて通信モードを切替える場合の詳細については後述する。

0031

図3を参照して、上記の状態遷移に基づいた通信処理をするICカード1の処理の一例について説明する。同図は、本実施形態のICカード1の処理の手順を示すフローチャートである。以下、タスク制御部143による状態制御を中心に説明する。

0032

まず、タスク制御部143は、状態管理部141が管理する情報を参照して、ICカード1において設定されている通信モードを検出する(ステップS10)。ステップS10において、タスク制御部143は、設定されている通信モードが存在しないと判定した場合、一連の処理を終える。

0033

ステップS10において、タスク制御部143は、RWモードが設定されていると判定した場合、状態管理部141が管理する情報を参照して、RWモードの通信を確立する段階にあるか否かを判定する(ステップS20)。ステップS20において、RWモードの通信を確立する段階にないと判定した場合、ステップS28の処理に進む。一方、ステップS20において、RWモードの通信を確立する段階にあると判定した場合、タスク制御部143は、状態管理部141が管理する情報を参照して、外部装置EXTからの通信の要求(コマンド)を受け付けたか否かを判定する(ステップS21)。

0034

ステップS20において、RWモードの通信が確立された後の段階にないと判定した場合、または、ステップS21において、外部装置EXTからのコマンドを受け付けていないと判定した場合、タスク制御部143は、RWモード処理部113にRWモードの処理を継続させる(ステップS28)。上記の処理により一連の通信処理を終了する。なお、以下の説明でステップS28の制御状態を状態ST2ということがある。

0035

一方、ステップS21において、外部装置EXTからのコマンドを受け付けたと判定した場合、タスク制御部143は、RWモードのRWモード開始要求を保留して(ステップS24)、外部装置EXTから要求された通信処理を実施する(ステップS25)。なお、外部装置EXTから要求された通信処理についての詳細は後述する。

0036

次に、タスク制御部143は、外部装置EXTから要求された通信を終えた後、CLF21からRWモード開始要求を送出させるようにRWモード処理部113を制御する(ステップS26)。

0037

次に、タスク制御部143は、RWモードの通信処理を、RWモード処理部113に実施させて(ステップS27)、上記の処理により一連の通信処理を終了する。なお、以下の説明でステップS22からステップS27までの制御状態を纏めて状態ST20または状態ST30ということがある。状態ST20と状態ST30の違いについては、ステップS25の処理の詳細な説明に合わせて後述する。

0038

一方、ステップS10において、タスク制御部143は、CEモードが設定されていると判定した場合、状態管理部141が管理する情報を参照して、CEモードの通信を確立する段階にあるか否かを判定する(ステップS40)。ステップS40において、CEモードの通信を確立する段階にないと判定した場合、ステップS48の処理に進む。一方、ステップS40において、CEモードの通信を確立する段階にあると判定した場合、タスク制御部143は、状態管理部141が管理する情報を参照して、アプリケーション処理部150が上位からの要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS41)。

0039

ステップS40において、CEモードの通信が確立された後の段階にあると判定した場合、または、ステップS41において、アプリケーション処理部150が上位からの要求を受け付けていないと判定した場合、タスク制御部143は、CEモード処理部114にCEモードの処理を継続させる(ステップS48)。上記の処理により一連の通信処理を終了する。なお、以下の説明でステップS48の制御状態を状態ST4ということがある。

0040

一方、ステップS41において、アプリケーション処理部150が上位からの要求を受け付けたと判定した場合、タスク制御部143は、ICカード1の通信状態を遷移させて、少なくともRWモード処理部113に通信状態を遷移させたことを通知する。タスク制御部143は、アプリケーション処理部150に、RWモードアプレット121を起動させる(ステップS42)。

0041

次に、RWモードアプレット121は、アプリケーション処理部150からの起動指示により起動して、RWモードの開始要求をRWモード処理部113に送る。RWモード処理部113は、RWモードアプレット121からのRWモードの開始要求を検知する(ステップS43)。

0042

次に、タスク制御部143からの指示に従い、RWモード処理部113は、CLF21に対するRWモード開始要求を送出することなく、RWモード開始要求を一旦保留する(ステップS44)。

0043

次に、CEモード処理部114は、CEモードの通信処理を実施する(ステップS45)。

0044

次に、外部装置EXTから要求された通信を終えた後、タスク制御部143は、RWモード処理部113を制御して、RWモード処理部113からCLF21に対するRWモード開始要求を送出させる(ステップS46)。

0045

次に、タスク制御部143は、RWモード処理部113にRWモードの通信処理を実施させて(ステップS47)、上記の処理により一連の通信処理を終了する。なお、以下の説明でステップS42からステップS47までの制御状態を纏めて状態ST40ということがある。

0046

図4から図6は、本実施形態のICカード1の動作を示すシーケンス図である。

0047

図4は、状態ST40に遷移する段階を含むICカード1の動作を示す。

0048

まず、CLF21は、読取装置(RW)600からの要求S110を受け、SWP I/Fを介してICカード1に「カードエミュレーションモード開始要求」を送る(ステップS111)。「カードエミュレーションモード開始要求」には、例えば、携帯可能電子装置400の近接を検出したことによる「EVT_FIELD_ON」イベントと携帯可能電子装置400が活性化されたことを検出したことによる「EVT_CARD_ACTIVATED」イベントの何れかが含まれる。

0049

ICカード1のCEモード処理部114は、「カードエミュレーションモード開始要求」イベントを受け付けて、その応答をCLF21に返す(ステップS112)とともに、CEモードの通信を開始する処理を手順に従って進める。なお、CEモード処理部114におけるCEモードの通信の開始を状態管理部141が検出し、タスク制御部143が、RWモード処理部113に状態の遷移を通知する。

0050

端末制御部20は、ICカード1宛にアプレット部120のRWモードアプレット121を起動させるコマンドを送信する(ステップS120)。ICカード1のアプリケーション処理部150は、RWモードアプレット121を起動させるコマンドを受けて、RWモードアプレット121を起動させる(ステップS121)。RWモードアプレット121は、RWモード開始要求を送出する処理を呼び出して、RWモード処理部113にそのRWモード開始要求を通知する(ステップS122)。ステップS122までの処理により、既に、ICカード1は、CEモードの通信を確立する段階にあり、その状態は、状態管理部141により管理されている。

0051

RWモード処理部113は、RWモード開始要求の通知を受けるが、タスク制御部143から通知された状態に基づき、CLF21に対して「RWモード開始通知」イベントを送出する処理を実施せずに、保留する。RWモード処理部113は、その中断をアプリケーション処理部150に通知する。

0052

上記の処理により、RWモード処理部113がCLF21に対するコマンドの送信を制限することにより、CLF21とCEモード処理部114との通信がRWモードの通信によって干渉されることが無くなり、CEモード処理部114はCLF21との通信を安定に実施することが可能になる。また、上記の処理により、RWモード開始要求を送出する処理を一旦中断するが、RWモード開始要求を送出する処理が起動されたことの記録が状態管理部141によって管理される。

0053

RWモード処理部113におけるRWモード開始要求を送出する処理は、上記のように一旦中断されているが、アプリケーション処理部150は、端末制御部20に対しては、上記のアプレットを起動させるコマンドを受け付けたことに対する応答を返す(ステップS125)。端末制御部20は、RWモードの通信をICカード1が受け付けたことを検出する。

0054

CLF21とICカード1は、CEモードの通信を下記のように継続する。CLF21は、CEモードの通信によるコマンドをICカード1に向けて送信する(ステップS131)。ICカード1のCEモード処理部114は、ステップS131のコマンドを受け付けて、その応答をCLF21に返す(ステップS132)。

0055

CLF21は、ステップS132の応答を受信して、「カードエミュレーションモード終了要求」イベントをICカード1に向けて送信する(ステップS141)。ICカード1のCEモード処理部114は、ステップS141の「カードエミュレーションモード終了要求」イベントを受け付けて、その応答をCLF21に返す(ステップS142)とともに、CEモードの通信処理を終了する。ステップS142までの処理で、ICカード1において、ステップS111の要求を受けて開始したCEモードの通信が終了した状態になる。

0056

状態管理部141は、CEモードの通信の終了を検出する。タスク制御部143は、CEモードの終了の検出を受け、保留状態にしていたRWモードの通信を再開するように、RWモード処理部113に通知する。RWモード処理部113は、先の処理で送付を中断していたRWモードの処理を再開して、CLF21に対して「リーダーモード開始通知」イベントを送信する(ステップS151)。

0057

CLF21は、「リーダーモード開始通知」イベントの通知を受けて、RWモードの処理を実施するとともに、ICカード1に対してその応答を返す(ステップS152)。

0058

上記の手順により、ICカード1は、状態ST40に遷移する段階を含む通信の処理を実施することができる。

0059

図5は、状態ST20に遷移する段階を含むICカード1の動作を示す。端末制御部20は、ICカード1宛にアプレット部120のRWモードアプレット121を起動させるコマンドを送信する(ステップS210)。ICカード1のアプリケーション処理部150は、RWモードアプレット121を起動させるコマンドを受けて、RWモードアプレット121を起動させる(ステップS211)。RWモードアプレット121は、RWモード開始要求を送出する処理を呼び出して、RWモード処理部113にそのRWモード開始要求を通知する(ステップS212)。ここで、ICカード1は、通信を実施していなかった状態からRWモードの通信を確立させる処理をする状態に遷移する。その状態は、状態管理部141により管理される。RWモード処理部113は、RWモード開始要求の通知を受けて、CLF21に対して「リーダーモード開始通知」イベントを送出する(ステップS213)。

0060

CLF21は、「リーダーモード開始通知」イベントの通知を受けて、RWモードの処理を実施するとともに、ICカード1に対してその応答を返す(ステップS214)。
RWモード処理部113がステップS214の応答を受けたことにより、アプリケーション処理部150は、RWモードの通信の要求を送信されたものと判断し、端末制御部20に対して上記のアプレットを起動させるコマンドを受け付けたことに対する応答を返す(ステップS215)。

0061

ここで、CLF21は、読取装置(RW)600からの要求S220を検出して、SWP I/Fを介してICカード1に「カードエミュレーションモード開始要求」を送る(ステップS221)。「カードエミュレーションモード開始要求」には、例えば、携帯可能電子装置400の近接を検出したことによる「EVT_FIELD_ON」イベントと携帯可能電子装置400が活性化されたことを検出したことによる「EVT_CARD_ACTIVATED」イベントの何れかが含まれる。

0062

ICカード1のCEモード処理部114は、「カードエミュレーションモード開始要求」イベントを受け付けて、その応答をCLF21に返す(ステップS222)とともに、CEモードの通信を開始する処理を手順に従って進める。

0063

ここで、CEモード処理部114におけるCEモードの通信の開始を状態管理部141が検出し、タスク制御部143が、RWモード処理部113に状態の遷移を通知する。RWモード処理部113は、CEモードの通信の開始の通知を受けて、CLF21に対して「リーダーモード終了通知」イベントを送出する(ステップS231)。CLF21は、「リーダーモード終了通知」イベントの通知を受けて、RWモードの処理を中断するとともに、ICカード1に対してその応答を返す(ステップS232)。

0064

CLF21とICカード1は、CEモードの通信を下記のように継続する。CLF21は、CEモードの通信によるコマンドをICカード1に向けて送信する(ステップS241)。ICカード1のCEモード処理部114は、ステップS241のコマンドを受け付けて、その応答をCLF21に返す(ステップS242)。

0065

CLF21は、ステップS242の応答を受信して、「カードエミュレーションモード終了要求」イベントをICカード1に向けて送信する(ステップS251)。ICカード1のCEモード処理部114は、ステップS251の「カードエミュレーションモード終了要求」イベントを受け付けて、その応答をCLF21に返す(ステップS252)とともに、CEモードの通信処理を終了する。ステップS252までの処理で、ICカード1において、ステップS221の要求を受けて開始したCEモードの通信が終了した状態になる。

0066

状態管理部141は、CEモードの通信の終了を検出する。タスク制御部143は、CEモードの終了の検出を受け、保留状態にしていたRWモードの通信を再開するように、RWモード処理部113に通知する。RWモード処理部113は、先の処理で送付を中断していたRWモードの処理を再開して、CLF21に対して「リーダーモード開始通知」イベントを送信する(ステップS261)。

0067

CLF21は、「リーダーモード開始通知」イベントの通知を受けて、RWモードの処理を実施するとともに、ICカード1に対してその応答を返す(ステップS262)。

0068

上記の手順により、ICカード1は、状態ST20に遷移する段階を含む通信の処理を実施することができる。

0069

図6は、状態ST30に遷移する段階を含むICカード1の動作を示す。同図に示すステップS310からステップS315までの処理は、前述の図5のステップS210からステップS215までの処理と同じである。ステップS320以降の処理を中心に説明する。

0070

ここで、CLF21は、携帯可能電子装置400の接近を検出して(ステップS320)、SWP I/Fを介してICカード1に「EVT_TARGET_DISCOVERED」イベントを送る(ステップS321)。

0071

ICカード1のRWモード処理部113は、「EVT_TARGET_DISCOVERED」イベントを受け付けて、アプレット部120のRWモードアプレット121を起動させる(ステップS323)。RWモードアプレット121は、起動した後、RWモード開始要求を送出する処理を呼び出して、RWモード処理部113にRWモードの「データ通知要求」イベントを通知させる。RWモード処理部113は、RWモードの「データ通知要求」イベントを、CLF21に通知する(ステップS325)。
CLF21は、RWモードの「データ通知要求」イベントの通知を受けて、RWモードの処理を実施するとともに、ICカード1に対してその応答を返す(ステップS326)とともに、RWモードの処理を終了する。

0072

また、RWモード処理部113がステップS326の応答を受けたことにより、アプリケーション処理部150は、RWモードの通信の終了を検知して、RWモードの処理を終了する。

0073

CLF21は、読取装置(RW)600からの要求S330を受け、SWP I/Fを介してICカード1に「カードエミュレーションモード開始要求」を送る(ステップS331)。「カードエミュレーションモード開始要求」には、例えば、携帯可能電子装置400の近接を検出したことによる「EVT_FIELD_ON」イベントと携帯可能電子装置400が活性化されたことを検出したことによる「EVT_CARD_ACTIVATED」イベントの何れかが含まれる。

0074

ICカード1のCEモード処理部114は、「カードエミュレーションモード開始要求」イベントを受け付けて、その応答をCLF21に返す(ステップS332)とともに、CEモードの通信を開始する処理を手順に従って進める。なお、CEモード処理部114におけるCEモードの通信の開始を状態管理部141が検出し、タスク制御部143が、RWモード処理部113に状態の遷移を通知する。

0075

CLF21は、CEモードの通信によるコマンドをICカード1に向けて送信する(ステップS341)。ICカード1のCEモード処理部114は、ステップS341のコマンドを受け付けて、その応答をCLF21に返す(ステップS342)。

0076

CLF21は、ステップS342の応答を受信して、「カードエミュレーションモード終了要求」イベントをICカード1に向けて送信する(ステップS351)。ICカード1のCEモード処理部114は、ステップS351の「カードエミュレーションモード終了要求」イベントを受け付けて、その応答をCLF21に返す(ステップS352)とともに、CEモードの通信処理を終了する。ステップS352までの処理で、ICカード1において、ステップS331の要求を受けて開始したCEモードの通信が終了した状態になる。

0077

状態管理部141は、CEモードの通信の終了を検出する。タスク制御部143は、CEモードの終了の検出を受け、保留状態にしていたRWモードの通信を再開するように、RWモード処理部113に通知する。RWモード処理部113は、先の処理で送付を中断していたRWモードの処理を再開して、CLF21に対して「リーダーモード開始通知」イベントを送信する(ステップS361)。

0078

CLF21は、「リーダーモード開始通知」イベントの通知を受けて、RWモードの処理を実施するとともに、ICカード1に対してその応答を返す(ステップS362)。

0079

上記の手順により、ICカード1は、状態ST30に遷移する段階を含む通信の処理を実施することができる。

0080

図7は、本実施形態のICカードの通信段階に対応させて規定された制御状態の遷移を示す状態遷移図である。同図に示される制御状態は、6つに大別される。

0081

状態ST0は、「スタンバイ」状態、例えば、各機能部が通信を行える準備を完了しているが、通信の要求が無く通信をしていない状態を示す。

0082

状態ST2、状態ST4、状態ST20、状態ST30、及び、状態ST40は、前述の図3に示したとおりである。これらの各状態に状態ST0を加えることで、上記の6つの制御状態を成す。なお、以下の説明で、複数のRWモードの通信処理を区別するため、それぞれ「RWモードA」、「RWモードB」のように記す場合がある。

0083

ここで、状態ST20と状態ST30の違いについて説明する。状態ST20は、端末制御部20が要求して起動させる「RWモードA」の通信を確立する段階に至るまでの過程で、CEモードの通信要求を受け付けた場合に遷移する状態を示す。例えば、上記の過程で、読取装置600から要求されたCEモードの通信を、RWモードAの通信より優先して実施させる状態を規定する。状態ST30は、端末制御部20が要求して起動させる「RWモードA」の通信を確立する段階に至るまでの過程で、RWモードBとCEモードの通信要求を受け付けた場合に遷移する状態を示す。例えば、上記の過程で、携帯可能電子装置400から要求されたRWモードBの通信と読取装置600から要求されたCEモードの通信を、RWモードAの通信より優先して実施させる状態を規定する。上記のように、状態ST20と状態ST30は、RWモード処理部113の通信段階とCEモード処理部114の通信段階と、新たに発生した通信要求に係る通信の種類との組み合わせが異なり、CLF21に実施させる通信モードを選択する際の処理が互いに異なる。上記の違いがあることにより、図3に示すステップS25の処理に対応する細部の制御状態の遷移に係る処理が異なるものとなる。

0084

上記の各状態におかれたICカード1は、例えば、下記のようなイベントが発生した場合に、その通信段階に対応して規定された制御状態を遷移させる。図7において、「EV」とは、イベントの発生を示している。

0085

(状態ST0)
状態ST0において、端末制御部20からの制御により「RWモードA」の通信の開始の要求を受け付けた場合(EV0to2)、ICカード1は、その状態を状態ST2に遷移させる。一方、状態ST0において、外部装置EXTの読取装置600から、「CEモード」の通信の開始の要求を受け付けた場合(EV0to4)、ICカード1は、その状態を状態ST4に遷移させる。

0086

(状態ST2)
状態ST2において、通信が確立し(EV2to2)、その後その通信を実施する。状態ST2において、ICカード1は、所望の通信が終了すると(EV2to0)、状態ST0に遷移する。上記の他、状態ST20と状態ST30とに遷移する場合がある。その詳細は後述する。

0087

(状態ST4)
状態ST4において、通信が確立し(EV4to4)、その後その通信を実施する。状態ST4において、ICカード1は、所望の通信が終了すると(EV4to0)、状態ST0に遷移する。上記の他、状態ST40に遷移する場合がある。その詳細は後述する。

0088

上記の状態ST2と状態ST4は、通信の開始要求が1つの場合を示すものである。以下、複数の通信の開始要求を処理する場合について説明する。

0089

(状態ST40)
例えば、ICカード1は、上記の状態ST4においてCEモードの通信を確立するまでの過程に、端末制御部20から「RWモードA」の通信の開始の要求を受け付ける場合がある。ICカード1は、上記の場合が生じたら(EV4to40)、その状態を状態ST40に遷移させる。状態ST40に遷移することにより、ICカード1は、RWモードAの通信を待機させる(状態ST41)とともに、通信モードを切り替えて(EV41to44)、CEモードの通信を実施させる(状態ST44)。さらに、ICカード1は、状態ST44におけるCEモードの通信を終えると(EV44to43)、状態ST43に遷移し、待機状態にしていたRWモードAの通信を実施させるように制御して(EV40to2)、その状態を状態ST2に遷移させる。

0090

上記の状態ST40を規定したことにより、例えば、CEモードの通信の開始要求をCEモード処理部114が受けてCEモードの通信を確立する状態ST4にあり、CEモード処理部114がCEモードの通信が確立した段階に至るまでの通信段階に、RWモードAの通信の開始要求をICカード1が受け付けた場合、ICカード1のタスク制御部143は、RWモードAの通信の開始を保留させて、CEモード処理部114によりCEモードの通信を実施させる。タスク制御部143は、CEモードの通信が終了した後、前記保留したRWモードAの通信を開始させるようにRWモード処理部113を制御する。これにより、ICカード1は、CEモードの通信とRWモードAの通信の両方を順次実施することが可能になる。なお、RWモードAの通信の開始要求は、ICカード1のRWモード処理部113またはアプリケーション処理部150の何れかが受け付けて、上記のように状態を制御してもよい。

0091

(状態ST20)
例えば、ICカード1は、上記の状態ST2においてRWモードAの通信を確立するまでの過程に、外部装置EXTの読取装置600から「CEモード」の通信の開始の要求を受け付ける場合がある。ICカード1は、RWモードAの通信が確立した段階に至るまでの通信段階に、外部装置EXTの読取装置600から、「CEモード」の通信の開始の要求を受け付けて、その他の通信の要求を受け付けていない場合(EV2to20)、ICカード1は、その状態を状態ST20に遷移させる。状態ST20に遷移することにより、ICカード1は、RWモードAの通信を待機させる(状態ST21)とともに、通信モードを切り替えて(EV21to24)、CEモードの通信を実施させる(状態ST24)。さらに、ICカード1は、状態ST24におけるCEモードの通信を終えると(EV24to21)、状態ST21に遷移して待機状態にしていたRWモードAの通信を実施させるように制御して(EV20to2)、その状態を状態ST2に遷移させる。

0092

上記の状態ST20を規定したことにより、例えば、RWモード処理部113がRWモードの通信を確立する状態ST2にあり、RWモード処理部113がRWモードAの通信が確立した段階に至るまでの通信段階に、CEモードの通信の開始要求を、CEモード処理部114が受け付けた場合の処理を下記のように定めることができる。上記の場合、ICカード1のタスク制御部143は、RWモードAの通信処理をRWモード処理部113に終了させて、前記終了させたRWモードAの通信を待機させておく。タスク制御部143は、CEモード処理部114によりCEモードの通信が実施され、CEモードの通信が終了した後、前記待機させたRWモードAの通信を開始させるようにRWモード処理部113を制御する。これにより、ICカード1は、CEモードの通信とRWモードAの通信の両方を順次実施することが可能になる。

0093

(状態ST30)
例えば、ICカード1は、上記の状態ST2においてRWモードAの通信を確立するまでの過程に、外部装置EXTの携帯可能電子装置400から、「RWモードB」の通信の開始の要求を受け付けて、さらに、外部装置EXTの読取装置600から、「CEモード」の通信の開始の要求を受け付ける場合がある。ICカード1は、RWモードAの通信が確立した段階に至るまでの通信段階に、外部装置EXTの携帯可能電子装置400から、「RWモードB」の通信の開始の要求を受け付けて、さらに、外部装置EXTの読取装置600から、「CEモード」の通信の開始の要求を受け付けた場合(EV2to30)、ICカード1は、その状態を状態ST30に遷移させる。前述のRWモードAの通信と異なるRWモードの通信を、RWモードBの通信と示す。状態ST30における、ICカード1は、RWモードAの通信を待機させる(状態ST31)とともに、通信モードを切り替える。状態ST30に遷移することにより、ICカード1は、RWモードの通信についての状態を状態ST32に遷移させる(EV31to32)。状態ST32において、通信が確立し、その後その通信を実施する。状態ST32において、ICカード1は、所望の通信が終了すると(EV32to31)、状態ST31に遷移する。

0094

状態ST30において、さらに、ICカード1は、CEモードの通信を開始するために、CEモードの通信状態を状態ST34に遷移させる(EV31to34)。状態ST34において、通信が確立し、その後その通信を実施する。状態ST34において、ICカード1は、所望の通信が終了すると(EV34to31)、状態ST31に遷移する。なお、上記の状態ST32と状態ST34は、独立にその状態が設定され、遷移の順序、各処理の順序に制限はない。ICカード1は、携帯可能電子装置400から受け付けた「RWモードB」の通信と、読取装置600から受け付けた「CEモード」の通信の両方の通信を終えると、待機状態にしていたRWモードAの通信を実施させるように制御して(EV30to2)、その状態を状態ST2に遷移させる。

0095

上記の状態ST30を規定したことにより、例えば、RWモード処理部113がRWモードAの通信(第1通信)を確立する状態ST2にあり、RWモード処理部113がRWモードAの通信が確立した段階に至るまでの通信段階に、前記他の通信であるRWモードBの通信(第2通信)とCEモードの通信の両方の通信の要求を受け付けた場合の処理を下記のように定めることができる。上記の場合、ICカード1のタスク制御部143は、RWモードAの通信をCLF21に実施させることなく待機させ、RWモード処理部113によりRWモードBの通信を実施させ、或いはCEモード処理部114によりCEモードの通信を実施させる。さらに、タスク制御部143は、上記で実施させた通信の他方の通を実施させることにより、上記のRWモードBの通信とCEモードの通信の両方の通信処理を実施させる。タスク制御部143は、RWモードBの通信とCEモードの通信とが終了した後、前記待機させたRWモードAの通信を開始させるようにRWモード処理部113を制御する。これにより、ICカード1は、CEモードの通信とRWモードAの通信の両方を順次実施することが可能になる。

0096

なお、上記の状態遷移は、本実施形態の主要な状態遷移に関する一例を示すものであり、上記以外の状態遷移等を制限するものではない。

0097

ここで、参考のために、本実施形態の技術に関連する規格を比較例として示す。

0098

(1)ETSI TS 102 622について
ETSI TS 102 622(以下、第1規格という。)には、RWモードとCEモードに関することが、個々のモードについて独立に規定されているに過ぎない。上記の第1規格に記載されている制御状態を、図7の状態遷移図の制御状態に対応させた場合、高々、状態ST0と状態ST2と状態ST4とのことが記載されているに過ぎない。第1規格には、状態ST20と状態ST30と状態ST40に関することの記載はない。

0099

上記の第1規格には、2つの「ホスト(ゲート)」が「ホストコントローラ」を介して1:1の通信を実施する場合の説明がなされているが、2つのホストが1:1の通信を実施する過程で、各「ホスト」が異なる通信要求を発生させることに関することは記載されていない。

0100

(2)ETSI TS 102 613について
ETSI TS 102 613には、RFリンクにおけるタイミングなどが規定されているが、本実施形態のCLF21とICカード1との間の通信を対象とする規定ではない。

0101

(3)ISO/IEC14443−3について
ISO/IEC14443−3には、複数の近接型の無線通信カード間の干渉防止についての技術が規定されているが、本実施形態のCLF21とICカード1との間の通信を対象とする規定ではない。

0102

これに対し、実施形態のICカード1によれば、携帯端末2の端末制御部20が通信要求を発したタイミングと、近接する外部装置EXTに起因してCLF21が通信要求を発したタイミングが、互いの通信に干渉を与えうるほど短い期間に発生した場合でも、両方の通信に障害を生じさせることなく、それぞれの通信の実施が可能になる。すなわち、実施形態のICカード1によれば、通信の開始要求を適切に整理して通信モードを選択することができる。

0103

以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、第1の外部装置に備えられる無線通信部(21)に接続され、接続された無線通信部を介して、第2の外部装置(EXT)と通信する通信部(111)と、第2の外部装置が無線通信部からのコマンドに応答する第1モードの通信処理を実施する第1通信処理部(113)と、無線通信部が第2の外部装置からのコマンドに応答する第2モードの通信処理を実施する第2通信処理部(114)と、第1通信処理部の通信段階と、第2通信処理部の通信段階と、新たに発生した通信要求に係る通信の種類とに基づいて、無線通信部に実施させる通信のモードを選択する制御部(150)とを持つことにより、通信の開始要求を適切に整理して通信モードを選択することができる。

0104

また、実施形態によれば、前記制御部(150)は、無線通信部(21)を介して第2の外部装置(EXT)から受けた通信の開始要求を、無線通信部以外から受けた通信の開始要求より優先させるように、無線通信部に実施させる通信のモードを選択することにより、第2の外部装置と通信可能な接近状態にある間に第2の外部装置との通信処理が実施させることができる。第2の外部装置との距離が離れてしまう前に第2の外部装置との通信処理を実施して、その通信に機会を逸することなく、第2の外部装置と第2の外部装置以外からの双方の通信の開始要求を処理することができ、通信の開始要求を適切に整理して通信モードを選択することができる。

0105

また、実施形態によれば、制御部(150)は、第1通信処理部(113)が第1モードの通信を確立する通信段階にある状態で、第2通信処理部(114)が第2モードの通信の開始要求を受け付けた場合、第1モードの通信の開始を保留させて、第2通信処理部による前記第2モードの通信が終了した後、保留した第1モードの通信を開始させるように第1通信処理部を制御することにより、上記の第1モードの通信より第2モードの通信を先に実施させて、保留した第1モードの通信をその後に実施することができ、第1モードの通信を実施するタイミングと第2モードの通信を実施するタイミングが重ならないように調整することにより、通信の開始要求を適切に整理して通信モードを選択することができる。

0106

また、実施形態によれば、制御部(150)は、第1通信処理部(113)が第1モードの通信を確立する通信段階にある状態で、第2通信処理部(114)が第2モードの通信の開始要求を受け付けた場合、第1モードの通信処理を第1通信処理部に終了させて、終了させた第1モードの通信を待機させておき、第2通信処理部により第2モードの通信が実施され、第2モードの通信が終了した後、待機させた第1モードの通信を開始させるように第1通信処理部を制御することにより、上記の第1モードの通信を一旦終了させて、上記の第1モードの通信より第2モードの通信を先に実施させて、終了させた第1モードの通信を再開して、再開させた第1モードの通信をその後に実施することができ、第1モードの通信を一旦終了させて、第1モードの通信を実施するタイミングと第2モードの通信を実施するタイミングが重ならないように調整することにより、通信の開始要求を適切に整理して通信モードを選択することができる。

0107

また、実施形態によれば、制御部(150)は、複数の第2の外部装置(EXT)から第1モードの通信と第2モードの通信の双方を要求された場合、第2の外部装置から要求された第1モードの通信を優先して実施させるように制御することにより、通信モードが異なる第2の外部装置が、あるタイミングに接近した場合であっても、それぞれの通信処理を実施するタイミングが重ならないように、通信の開始要求を適切に整理して通信モードを選択することができる。

0108

また、実施形態によれば、制御部(150)は、第2モードの通信の開始要求を第2通信処理部(114)が受けて第2モードの通信を確立する通信段階にある状態で、第1モードの通信の開始要求を第1通信処理部(113)が受け付けた場合、第1モードの通信の開始を保留させ、第2通信処理部により第2モードの通信を実施させて、第2モードの通信が終了した後、保留した第1モードの通信を開始させるように第1通信処理部を制御することにより、例えば、第2の外部装置から第2モードの通信の開始要求を受けた場合に、その第2モードの通信を、端末装置が要求する第1モードの通信より先に実施させるように通信処理を実施するタイミングを調整することが可能になり、各通信を適切に整理して通信モードを選択することができる。

0109

また、実施形態によれば、第1通信処理部(113)と第2通信処理部(114)は、無線通信部(21)を介して、少なくともETSI TS 102 622により規定される通信手順による通信を実施することにより、ETSI TS 102 622により規定される通信手順を補うことで、通信要求が輻輳するような状況が生じた場合においても各通信の通信処理を安定に実施できるようになり、適切に整理して通信モードを選択することができる。

0110

本実施形態は以下のように表現することができる。
第1の外部装置に備えられる無線通信部にシリアル通信(SWP通信)により接続され、前記接続された無線通信部を介して、第2の外部装置と通信する通信部と、
前記第2の外部装置または端末制御部からの通信の開始要求に応じて前記第2の外部装置に前記無線通信部からの通信に応答させる第1モードの通信処理を実施する第1通信処理部と、
前記第2の外部装置または前記端末制御部からの通信の開始要求に応じて前記無線通信部に前記第2の外部装置からの通信に応答させる第2モードの通信処理を実施する第2通信処理部と、
前記第1通信処理部の通信段階と、前記第2通信処理部の通信段階と、前記第2の外部装置または前記端末制御部から新たに発生した通信の通信要求とに基づいて、前記無線通信部に実施させる通信のモードを選択する制御部と、
を備えるICカード。

0111

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

0112

1…ICカード、2…携帯端末(第1の外部装置、電子装置)、3…コンタクト部、4…基材、10…ICモジュール、20…端末制御部、21…CLF、22…共振部、23…装着部、100…ICチップ、111…通信部、112…通信処理部、113…RWモード処理部、114…CEモード処理部、115…IF部、120…アプレット部、121…RWモードアプレット、122…CEモードアプレット、141…状態管理部、142…記憶部、143…タスク制御部、150…アプリケーション処理部、400…携帯可能電子装置、600…読取装置、EXT…外部装置(第2の外部装置)

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