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技術 残存型枠

出願人 タカムラ総業株式会社
発明者 高村宣明
出願日 2015年9月18日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2015-185068
公開日 2017年3月23日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-057678
状態 特許登録済
技術分野 組積造壁;現場打壁
主要キーワード ネジ用孔 内部幅 ネジ用穴 押さえ棒 上下空間 軽溝形鋼 閉鎖面 網目形状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

ゼロスランプコンクリートで製造する際に、加圧振動によるコンクリートの締め固めが均一にでき、しかも、プレート本体から突出した形鋼内に空洞を確保できる残存型枠を提供する。

解決手段

コンクリート製で四角形状のプレート本体(1)と、該プレート本体(1)内に埋設する網状体(2)と、前記網状体(2)と固着すると共に、前記プレート本体(1)の裏面(1a)から一部突出し、断面形状がコの字状あるいは略コの字状の形鋼(3)と、その形鋼(3)に多数のネジ用穴(3c)と貫通穴(3e)を穿設した残存型枠において、前記形鋼(3)には、少なくとも、その内部途中を前記平板部(3b)と平行に仕切閉鎖部材(4)を装着し、前記平板部(3b)と閉鎖部材(4)との間に空洞部(イ)を形成させたことを特徴とする。

概要

背景

従来、コンクリート製の構造物施工する際に、構造物の打設コンクリート用の型枠として枠組し、打設コンクリートが固化後にコンクリート表面に固着し残存して型枠を取り外すことのないコンクリート製プレート残存型枠が知られている。
この残存型枠を枠組する際に、並べて段積した残存型枠は上下及び左右の接続を連結金具で固定しながら枠組し、これにコンクリートを打設すれば構造物の表面に固着して型枠を取り外す必要がないので、多く使用されている。

そして、この残存型枠としては、コンクリート製で四角形状のプレートであり、その内部に埋設した補強用網状体と、該網状体に固着しプレートの裏面から一部が突出する断面コの字状の形鋼から成り、この形鋼は4本を四角状に枠組あるいは2本並行に設けたものである。
この形鋼は、枠組みの際の連結と、構造物の打設コンクリートとの結合性と高める役目を成すものである。

このような残存型枠については、既に公知であり、例えば、特許文献1(実用新案登録3148432号公報)には4本の形鋼を四角状に枠組した残存型枠が、また、特許文献2(実用新案登録3148433号公報)には2本並行に設けた形鋼を有する残存型枠がそれぞれ開示されている。

概要

ゼロスランプのコンクリートで製造する際に、加圧振動によるコンクリートの締め固めが均一にでき、しかも、プレート本体から突出した形鋼内に空洞を確保できる残存型枠を提供する。コンクリート製で四角形状のプレート本体(1)と、該プレート本体(1)内に埋設する網状体(2)と、前記網状体(2)と固着すると共に、前記プレート本体(1)の裏面(1a)から一部突出し、断面形状がコの字状あるいは略コの字状の形鋼(3)と、その形鋼(3)に多数のネジ用穴(3c)と貫通穴(3e)を穿設した残存型枠において、前記形鋼(3)には、少なくとも、その内部途中を前記平板部(3b)と平行に仕切閉鎖部材(4)を装着し、前記平板部(3b)と閉鎖部材(4)との間に空洞部(イ)を形成させたことを特徴とする。

目的

本発明は上記の問題点に鑑み、プレート本体の裏面から一部が突出する断面コの字状の形鋼を有する残存型枠を、ゼロスランプの生コンクリートを使用して即時脱型方式で製造する際に、打設生コンクリート全体を締め固めでき、特に形鋼内に入った生コンクリートも締め固めできて、プレート本体が均一な強度に製造でき、しかも、プレート本体から突出した形鋼内に必要な空洞を確保できる残存型枠を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

コンクリート製で四角形状のプレート本体(1)と、該プレート本体(1)内に埋設する網状体(2)と、前記網状体(2)と固着すると共に前記プレート本体(1)の裏面(1a)から一部突出し、断面形状がコの字状あるいは略コの字状の形鋼(3)と、その形鋼(3)に多数のネジ用穴(3c)と貫通穴(3e)を穿設した残存型枠において、前記形鋼(3)には、その内部途中を平板部(3b)と平行に仕切閉鎖部材(4)を内設し、前記平板部(3b)と前記閉鎖部材(4)との間に空洞部(イ)を形成させたことを特徴とする残存型枠。

請求項2

前記閉鎖部材(4)が、前記プレート本体(1)の前記裏面(1a)と略面一にした請求項1記載の残存型枠。

請求項3

前記閉鎖部材(4)が、前記形鋼(3)内に嵌入可能なコの字状の断面形状である請求項1記載の残存型枠。

請求項4

前記形鋼(3)が、側面部(3d)間をハの字に開いた略コの字状の断面形状であり、且つ、前記閉鎖部材(4)が、前記形鋼(3)内の途中まで嵌入可能であって、その閉鎖側部(4b)間をハの字に開いた略コの字状の断面形状であり、前記閉鎖部材(4)を前記形鋼(3)内の途中で挟持した請求項1記載の残存型枠。

請求項5

前記形鋼(3)内に装着した前記閉鎖部材(4)の前記閉鎖面部(4a)の位置が、前記プレート本体(1)の前記裏面(1a)と略面一にした請求項3又は4記載の残存型枠。

請求項6

前記閉鎖部材(4)の閉鎖側部(4b)にエンボス加工した点状の凸部(4c)を複数形成させた請求項3、4又は5記載の残存型枠。

技術分野

0001

本発明はコンクリート製の構造物施工する際に、そのものが構造物のコンクリート打設用型枠として枠組され、打設コンクリート固化後にコンクリート構造物の表面にそのまま残存するコンクリート製プレート残存型枠に関する。

背景技術

0002

従来、コンクリート製の構造物を施工する際に、構造物の打設コンクリート用の型枠として枠組し、打設コンクリートが固化後にコンクリート表面に固着し残存して型枠を取り外すことのないコンクリート製プレートの残存型枠が知られている。
この残存型枠を枠組する際に、並べて段積した残存型枠は上下及び左右の接続を連結金具で固定しながら枠組し、これにコンクリートを打設すれば構造物の表面に固着して型枠を取り外す必要がないので、多く使用されている。

0003

そして、この残存型枠としては、コンクリート製で四角形状のプレートであり、その内部に埋設した補強用網状体と、該網状体に固着しプレートの裏面から一部が突出する断面コの字状の形鋼から成り、この形鋼は4本を四角状に枠組あるいは2本並行に設けたものである。
この形鋼は、枠組みの際の連結と、構造物の打設コンクリートとの結合性と高める役目を成すものである。

0004

このような残存型枠については、既に公知であり、例えば、特許文献1(実用新案登録3148432号公報)には4本の形鋼を四角状に枠組した残存型枠が、また、特許文献2(実用新案登録3148433号公報)には2本並行に設けた形鋼を有する残存型枠がそれぞれ開示されている。

先行技術

0005

実用新案登録3148432号公報
実用新案登録3148433号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1、2の残存型枠においては、コンクリート製のプレート本体をゼロスランプ生コンクリートを使用し、即時脱型方式で製造する場合、プレート本体用の打設生コンクリートを加圧振動して締め固める際に、断面コの字状の形鋼を有するため、プレート本体全体が締め固めできない製造上の問題点を有していた。
即ち、形鋼が断面コの字状であるから、形鋼の内部に入り込んだ打設生コンクリートには、形鋼が邪魔をして加圧振動で締め固め出来ず、この部分のコンクリート強度が弱く、コンクリート製プレート本体全体の強度が均一に製造できない問題点を有していた。

0007

また、プレート本体から突出した部分の形鋼内部は、空洞でないと枠組みでのネジ込みや構造物との結合性の面で形鋼の良好な役目をなさない。
しかしながら、残存型枠を即時脱型方式で製造する際の加圧振動で、形鋼内部に生コンクリートが下から押し上げられて侵入し、プレート本体から突出した形鋼の内部にまで生コンクリートが入り込み、その突出した形鋼内部に必要な空洞を確保できないのである。

0008

即ち、形鋼は、枠組みの際に、連結金具を形鋼にネジ螺着するが、プレート本体から突出させた形鋼内部にまでコンクリートが入り込み空洞が少ない状態では、内部に入り込んだコンクリートでネジの締め込みができず枠組みが困難となり、しかも、突出させた形鋼が空洞でないと構造物のコンクリートが形鋼内に入らず、構造物と残存型枠との結合性が弱い等の問題点を有していた。

0009

本発明は上記の問題点に鑑み、プレート本体の裏面から一部が突出する断面コの字状の形鋼を有する残存型枠を、ゼロスランプの生コンクリートを使用して即時脱型方式で製造する際に、打設生コンクリート全体を締め固めでき、特に形鋼内に入った生コンクリートも締め固めできて、プレート本体が均一な強度に製造でき、しかも、プレート本体から突出した形鋼内に必要な空洞を確保できる残存型枠を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、コンクリート製で四角形状のプレート本体(1)と、該プレート本体(1)内に埋設する網状体(2)と、前記網状体(2)と固着すると共に前記プレート本体(1)の裏面(1a)から一部突出し、断面形状がコの字状あるいは略コの字状の形鋼(3)と、その形鋼(3)に多数のネジ用穴(3c)と貫通穴(3e)を穿設した残存型枠において、
前記形鋼(3)には、その内部途中を平板部(3b)と平行に仕切閉鎖部材(4)を内設し、前記平板部(3b)と前記閉鎖部材(4)との間に空洞部(イ)を形成させたことを特徴とする。

0011

前記閉鎖部材(4)が、前記プレート本体(1)の前記裏面(1a)と略面一にするのがよい。

0012

前記閉鎖部材(4)が、前記形鋼(3)内に嵌入可能なコの字状の断面形状であるのがよい。

0013

前記形鋼(3)が、側面部(3d)間をハの字に開いた略コの字状の断面形状であり、且つ、前記閉鎖部材(4)が、前記形鋼(3)内の途中まで嵌入可能であって、その閉鎖側部(4b)間をハの字に開いた略コの字状の断面形状であり、前記閉鎖部材(4)を前記形鋼(3)内の途中で挟持するのがよい。

0014

前記形鋼(3)内に装着した前記閉鎖部材(4)の前記閉鎖面部(4a)の位置が、前記プレート本体(1)の前記裏面(1a)と略面一にするのがよい。

0015

前記閉鎖部材(4)の閉鎖側部(4b)にエンボス加工した点状の凸部(4c)を複数形成させるのがよい。

発明の効果

0016

本発明は、前記形鋼(3)の内部途中を前記平板部(3b)と平行に仕切る閉鎖部材(4)を、形鋼(3)の内部に装着したことに最大の特徴を有し、この閉鎖部材(4)により、前記形鋼(3)の内部空間を途中で閉鎖しているため、ゼロスランプの生コンクリートを使用し、即時脱型方式で製造する際に、加圧振動を加えた生コンクリートは形鋼(3)の下方から押し上げられて内部に入り込んでも、閉鎖部材(4)で押し上げを規制され、形鋼(3)内に入り込んだ生コンクリートの部分も締固められる。
従って、打設生コンクリート全体を確実に締め固めでき、プレート本体(1)が均一な強度に製造できる。

0017

また、閉鎖部材(4)は、残存型枠を製造する際に、前記形鋼(3)の内部に入り込んだ生コンクリートが、閉鎖部材(4)の処でそれ以上の侵入を阻止されるため、閉鎖部材(4)で仕切った形鋼(3)内の上部、つまりプレート本体(1)から突出した形鋼(3)内には生コンクリートが入らず、空洞部(イ)が確保される。
これにより、形鋼(3)の側面部(3b)に多数の貫通穴(3e)を穿設させても、プレート本体(1)のコンクリートで貫通穴(3e)が塞がれるのを防止できる。

0018

また構造物を施工する際に、構造物の打設生コンクリートが形鋼(3)上部の空洞部(イ)に入るため、形鋼(3)と構造物の打設コンクリートとの結合性も高くなり、残存型枠が構造物の表面に強固に固着され、且つ、枠組みの際に、連結金具を形鋼(3)のネジ用孔(3c)にタッピンネジ等で螺着しても、ネジが突出する形鋼(3)内部が空洞部(イ)であるから、ネジの締め込みに支障がない。

図面の簡単な説明

0019

本発明の残存型枠の要部拡大断面図である。
本発明の形鋼と閉鎖部材を示す説明図である。
本発明の他の形鋼と閉鎖部材示す説明図である。
本発明の閉鎖部材を形鋼内に固定する説明図である。
本発明の網状体と形鋼を示す斜視図である。
本発明の残存型枠を示す全体斜視図である。

実施例

0020

以下、図1図6に基づき本発明の実施の形態を説明する。先ず図1図6において、(1)はコンクリート製のプレート本体である。このプレート本体(1)は一定の厚さと面積で、ゼロスランプの生コンクリートを加圧振動で締固め硬化させたプレート状のものであり、前記コンクリートとしては一般のポルトランドセメントに適量の砂等の骨材混入させゼロスランプの生コンクリートを硬化したものである。
また、プレート本体(1)の表面は見栄えを良くするために、通常は擬石風の化粧仕上げを施して化粧部(1b)が形成されるが、使用場所によっては化粧仕上げが必要ないので化粧部(1b)を形成しないこともある。

0021

(2)は、図1図5に示すように、プレート本体(1)の内部に全部が埋設された網状体であり、該網状体(2)はプレート本体(1)を補強するためのものである。
また、前記網状体(2)には表面処理した金網,穴抜の金網板が用いられ、特にはエキスパンドメタル特有網目形状からして強度的な面、プレート本体(1)との結合性及び安価の面で使用するのが好ましい。
更に、網状体(2)の表面処理としてはメッキ処理塗装処理等を施すが、特にはエキスパンドメタルを使用した場合、カチオン電着塗装を施すと、網目の鋭いエッジ部の防錆効果が極めて高く特に好ましいものとなる。

0022

(3)は、図5図6に示すように、断面形状がコの字状の軽溝形鋼を用い、その4本を四角状に枠組した形鋼であり、この際に形鋼(3)の開口部(3a)側を網状体(2)と固着可能に枠組させている。
尚、形鋼(3)は、軽溝形鋼の限らず平板からプレス加工して形成してもよい。
そして、この四角状に枠組した形鋼(3)は開口部(3a)側を網状体(2)に溶接して固着させ、この網状体(2)全体と形鋼(3)の略半分がプレート本体(1)内に埋設され、形鋼(3)の平板部(3b)側はプレート本体(1)の裏面(1a)から突出させる。
その突出した平板部(3b)は、図6の如く、プレート本体(1)の裏面(1a)と平行な面であり、両側面部(3d)で支持された状態となる。尚、形鋼(3)は四角状に枠組したものに限らず、2本の形鋼(3)を平行に離してプレート本体(1)に設けてもよい。

0023

また、図2のように、形鋼(3)の断面形状が、両側面部(3d)を互いに平行なコの字状のものとは限らず、図3の如く、両側面部(3d)が開口部(3a)側に向ってハの字状に多少開いた状態の略コの字状にすると、後述の閉鎖部材(4)の装着及び固定が簡単にでき好ましい。

0024

更に形鋼(3)の突出する部分の平板部(3b)には、多数のネジ用穴(3c)を穿設させている。このネジ用穴(3c)とは、雄ネジ螺合するネジ溝を形成するための下穴,あるいはタッピンネジ用の下穴である。
このネジ用穴(3c)は通常等間隔で四角状の平板部(3b)に全周にわたって穿設させているが、必要に応じて四角状の四隅と中央のみに限定させて設けてもよい。そしてネジ用穴(3c)に上記ネジ溝を形成してネジ穴を穿設する場合には、ツバ出し加工を施すとネジ穴が長くできネジ溝も多くなり好ましく、そのネジ用穴(3c)にタッピンネジをねじ込んだ場合にも、螺着強度が高くなるので好ましい。

0025

また、形鋼(3)の側面部(3d)には、多数の貫通穴(3e)を穿設させている。この貫通穴(3e)は、プレート本体(1)から突出した部分の形鋼(3)の内部が空洞部(イ)であるため、構造物を施工する際に、この形鋼(3)の内部に構造物の打設コンクリートを充填させて形鋼(3)の全体強度を高め、且つ、構造物の打設コンクリートが形鋼(3)の内部まで入り込むことにより、形鋼(3)の防錆と打設コンクリートとの結合性を高める役目を成す。

0026

(4)は、図1図3に示すように、前記形鋼(3)の高さ方向の内部途中を全長に亘って、前記形鋼(3)の平板部(3b)と平行に仕切る金属製の閉鎖部材(4)であり、前記形鋼(3)の内部全長にわたって内設したものであり、この閉鎖部材(4)で形鋼(3)の平板部(3b)と閉鎖部材(4)の間に空洞部(イ)を形成させている。

0027

この閉鎖部材(4)につき、更に説明すると、閉鎖部材(4)が図略の単に細長な平板状のものを形鋼(3)内部途中に溶接して固着させ、これで前記形鋼(3)の平板部(3b)と平行に仕切ってもよいが、図2の如く、閉鎖部材(4)の断面形状がコの字状であり、しかも、形鋼(3)内に丁度嵌入できる幅で、高さが形鋼(3)の高さの約半分〜3分の1程度の大きさの閉鎖部材(4)を、形鋼(3)の開口面(3a)から挿入し、形鋼(3)内部の途中に閉鎖面部(4a)を位置させ、形鋼(3)内に溶接等で固着させるのがよい。この際に閉鎖面部(4a)の位置はプレート本体(1)と略面一にするのがよい。
この断面略コの字状の閉鎖部材(4)の場合、それを形鋼(3)内に閉鎖部材(4)を所定位置に挿入すれば、形鋼(3)の平板部(3b)に対して、その長手方向との平行性を調節するだけで、容易に形鋼(3)の平板部(3b)と平行に仕切ることができるので作業性がよい。

0028

更に、図3の如く、前記形鋼(3)は、その側面部(3d)間が開口面(3a)に向かってハの字状に開いた略コの字状の断面形状であり、この形鋼(3)に内設する閉鎖面部(4a)も、その閉鎖側部(4b)間をハの字に開いた略コの字状の断面形状であり、しかも、この閉鎖部材(4)は形鋼(3)内部の途中まで嵌入可能であって、形鋼(3)内に圧入して、閉鎖部材(4)を前記形鋼(3)内の途中で弾性的に挟持する。
この際に、形鋼(3)内の閉鎖面部(4a)の位置は、プレート本体(1)の裏面(1a)と略面一の位置に挟持されるので好ましく、これには、閉鎖面部(4a)の横幅を、プレート本体(1)の裏面(1a)と略面一に相当する位置の形鋼(3)内部幅と同じに設定すれば、閉鎖面部(4a)はプレート本体(1)の裏面(1a)と略面一の位置に挟持され、挟持されたままでもよいが、閉鎖部材(4)が下方に抜け落ちを防止するために形鋼(3)と閉鎖部材(4)とを溶接して固着すればよい。
この断面略コの字状の閉鎖部材(4)の場合、それを形鋼(3)内に閉鎖部材(4)を所定位置に挿入すれば、形鋼(3)の平板部(3b)に対して、その長手方向の平行性を調節するだけで、容易に形鋼(3)の平板部(3b)と平行に仕切ることができるので作業性がよい。また、断面略コの字状の形鋼(3)も高さが形鋼(3)の高さの約半分〜3分の1程度である。

0029

また、図4の如く、断面略コの字状の閉鎖部材(4)の閉鎖側部(4d)に突出するエンボス加工した点状の凸部(4c)を複数形成させ、閉鎖部材(4)を形鋼(3)内に圧入した際に、突出した凸部(4c)が形鋼(3)の貫通穴(3e)下部と弾発的に係合して固定され、閉鎖部材(4)が抜け落ちることがなく、この場合、挿入した閉鎖部材(4)の固定に溶接等が不要となる。
尚、閉鎖側部(4d)に形成する凸部(4c)の位置は、閉鎖部材(4)を形鋼(3)内に圧入した際に、閉鎖部材(4)の挿入が停止し挟持された時に、凸部(4c)が形鋼(3)の貫通穴(3e)下部に丁度係合される位置である。

0030

また、この凸部(4c)は、コの字状の閉鎖部材(4)に設けてもよく、閉鎖部材(4)の抜け防止となるが、この場合は、閉鎖部材(4)が貫通穴(3e)内の間で上下移動できるため、製造に際に、例えば形鋼(3)を貫通する押さえ棒で、上から凸部(4c)が貫通穴(3e)の下部に当接した状態に閉鎖部材(4)を抑えて、上方に動かなくする必要がある。

0031

この閉鎖部材(4)により、前記形鋼(3)の内部の上下空間は、その長手方向を形鋼(3)の平板部(3b)と平行に2分割されて仕切られて閉鎖され、平板部(3b)と閉鎖部材(4)との間に空洞部(イ)を形成させている。
これにより、即時脱型方式で製造する際に、形鋼(3)の内部の生コンクリートは閉鎖部材(4)の閉鎖面部(4a)で押し上げを規制されて締固めされ、打設生コンクリート全体を確実に締め固めでき、プレート本体が均一な強度に製造できるのである。

0032

即ち、製造する際に、製造型枠に打設したゼロスランプの生コンクリートに、網状体(2)と形鋼(3)の開口面(3a)側の一部を押し込んで埋設させた状態で、生コンクリートを加圧振動させると、形鋼(3)内に入り込んだ生コンクリートの部分は、直接加圧振動されないが、直接加圧振動された周辺の生コンクリートによって下から押し上げられようとする。
しかしながら、閉鎖部材(4)が前記形鋼(3)の内部空間を途中で閉鎖しているため、生コンクリートは閉鎖部材(4)で押し上げを規制され、形鋼(3)内に入り込んだ生コンクリートの部分も確実に締固められるのである。

0033

また、閉鎖部材(4)の断面形状が略コの字状にすると、それを形鋼(3)に挿入するだけで前記形鋼(3)の内部空間は閉鎖部材(4)により形鋼(3)の平板部(3b)と平行に2分割されて仕切られて閉鎖され、極めて簡単に装着できる。

0034

また、形鋼(3)内に装着した閉鎖部材(4)の閉鎖面部(4a)の位置は、プレート本体(1)の裏面(1a)と略面一にするのが、プレート本体(1)全体の厚みが均一となり、しかも、閉鎖面部(4a)で仕切った形鋼(3)内の上部に広く空洞部(イ)が確保され、これにより構造物を構築する際に、構造物の打設コンクリートが形鋼(3)の貫通穴(3e)から空洞部(イ)に入るため、構造物の打設コンクリートとの結合性も高くなるので好ましい。

0035

1プレート本体
1a 裏面
2網状体
3形鋼
3a 開口部
3b平板部
3cネジ用穴
3d 側面部
3e貫通穴
4閉鎖部材
4a閉鎖面部
4b閉鎖側部
4c 凸部
イ 空洞部

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