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技術 プリンタ装置

出願人 富士通コンポーネント株式会社
発明者 矢田雄二石川哲寛小口達也土屋雅広渡邉寿美男
出願日 2015年9月18日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2015-185983
公開日 2017年3月23日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2017-056708
状態 特許登録済
技術分野 連続用紙の取扱い サーマルプリンタ(構造) ウェブの巻戻し ウェブの巻戻、送給、巻取、異常等の制御
主要キーワード 防止モジュール 回転制限 搬送補助ローラ ローラモジュール 記録紙ホルダ 接触ローラ クラムシェルタイプ 給紙軸
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月23日)のものです。
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図面 (14)

課題

構成の異なるプリンタ装置低コストで製造することが可能なプリンタ装置を提供する。

解決手段

記録紙が設置される記録紙ホルダが設けられたプリンタ本体部と、前記プリンタ本体部に開閉可能な状態で取り付けられた蓋部と、前記プリンタ本体部または前記蓋部のうちの一方に取り付けられたプラテンローラと、前記プリンタ本体部または前記蓋部のうちの他方に取り付けられたプリントヘッドと、を有し、前記記録紙ホルダの底面には、機能モジュールを取り付けるための開口部が設けられていることを特徴とするプリンタ装置により上記課題を解決する。

概要

背景

レシート等を発行するプリンタは、商店等のレジスタ銀行等におけるATM(Automated Teller Machine)やCD(Cash dispenser)等の用途に幅広く用いられている。プリンタは、記録紙を搬送しながらヘッドにより記録紙に印字等を行ない、記録紙を搬送した後、カッターで記録紙が切断される。カッターは、固定刃可動刃により構成されており、可動刃が固定刃の側にスライドして動くことにより、可動刃と固定刃の間の記録紙を切断することができる。

プリンタ装置には、プリンタ本体部と、プリンタ本体部に回動可能な状態で支持された蓋部が設けられており、この蓋部を開くことによりプリンタ本体部の記録紙ホルダに、ロール状に巻かれた記録紙を入れることができるものがある。

概要

構成の異なるプリンタ装置を低コストで製造することが可能なプリンタ装置を提供する。記録紙が設置される記録紙ホルダが設けられたプリンタ本体部と、前記プリンタ本体部に開閉可能な状態で取り付けられた蓋部と、前記プリンタ本体部または前記蓋部のうちの一方に取り付けられたプラテンローラと、前記プリンタ本体部または前記蓋部のうちの他方に取り付けられたプリントヘッドと、を有し、前記記録紙ホルダの底面には、機能モジュールを取り付けるための開口部が設けられていることを特徴とするプリンタ装置により上記課題を解決する。

目的

効果

実績

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請求項1

記録紙が設置される記録紙ホルダが設けられたプリンタ本体部と、前記プリンタ本体部に開閉可能な状態で取り付けられた蓋部と、前記プリンタ本体部または前記蓋部のうちの一方に取り付けられたプラテンローラと、前記プリンタ本体部または前記蓋部のうちの他方に取り付けられたプリントヘッドと、を有し、前記記録紙ホルダの底面には、機能モジュールを取り付けるための開口部が設けられていることを特徴とするプリンタ装置

請求項2

前記機能モジュールは、前記記録紙ホルダに設置された前記記録紙の外周と接するローラを有していることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。

請求項3

前記ローラは、前記ローラの回転を制限する回転制限部を有することを特徴とする請求項2に記載のプリンタ装置。

請求項4

前記機能モジュールは、径の小さくなった前記記録紙が入る凹状のロール保持部と、前記ロール保持部内に入った前記記録紙を検出するセンサと、を有することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。

請求項5

前記機能モジュールは、回動可能に取り付けられたアームを有しており、前記アームは、前記記録紙ホルダに設置された前記記録紙の外周と接触する接触部を有し、前記接触部は前記記録紙に接触する方向に付勢されることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。

請求項6

前記機能モジュールは、前記記録紙ホルダの外側より、記録紙を前記プリントヘッドと前記プラテンローラとの間に供給するガイド部を有することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。

技術分野

0001

本発明は、プリンタ装置に関する。

背景技術

0002

レシート等を発行するプリンタは、商店等のレジスタ銀行等におけるATM(Automated Teller Machine)やCD(Cash dispenser)等の用途に幅広く用いられている。プリンタは、記録紙を搬送しながらヘッドにより記録紙に印字等を行ない、記録紙を搬送した後、カッターで記録紙が切断される。カッターは、固定刃可動刃により構成されており、可動刃が固定刃の側にスライドして動くことにより、可動刃と固定刃の間の記録紙を切断することができる。

0003

プリンタ装置には、プリンタ本体部と、プリンタ本体部に回動可能な状態で支持された蓋部が設けられており、この蓋部を開くことによりプリンタ本体部の記録紙ホルダに、ロール状に巻かれた記録紙を入れることができるものがある。

先行技術

0004

特許第2585769号公報
特開2003−246104号公報
特開2009−28910号公報
特開2008−143004号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、上述したプリンタ装置は、ロール状に巻かれた記録紙を給紙軸等を用いることなく落とし込み方式により設置することのできる構造のものがある。このような構造のプリンタ装置は、記録紙を簡単に入れることができるため利便性が高い。

0006

またプリンタ装置は、様々な用途に用いられているため、各々の用途に適した構成が求められている。例えば、記録紙が収納される記録紙ホルダ内に取り付けられる部品等が異なる場合には、各々の異なる構成のプリンタ装置ごとに設計、製造する必要があり、プリンタ装置のコストが高くなってしまう。従って、構成の異なるプリンタ装置を製造する場合、即ち、少量多品種のプリンタを製造する場合においても、低コストで製造することのできるプリンタ装置が求められている。

課題を解決するための手段

0007

本実施の形態の一観点によれば、記録紙が設置される記録紙ホルダが設けられたプリンタ本体部と、前記プリンタ本体部に開閉可能な状態で取り付けられた蓋部と、前記プリンタ本体部または前記蓋部のうちの一方に取り付けられたプラテンローラと、前記プリンタ本体部または前記蓋部のうちの他方に取り付けられたプリントヘッドと、を有し、前記記録紙ホルダの底面には、機能モジュールを取り付けるための開口部が設けられていることを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明によれば、構成の異なるプリンタ装置を低コストで製造することができる。

図面の簡単な説明

0009

本実施の形態におけるプリンタ装置の断面図
本実施の形態におけるプリンタ装置の側面図
本実施の形態におけるプリンタ装置の背面図
本実施の形態におけるプリンタ装置に取り付けられる機能モジュールの説明図
ローラモジュールが取り付けられたプリンタ装置の説明図
ダンパモジュールが取り付けられたプリンタ装置の説明図
ニアエンドモジュールが取り付けられたプリンタ装置の説明図(1)
ニアエンドモジュールが取り付けられたプリンタ装置の説明図(2)
記録紙飛び出し防止モジュールが取り付けられたプリンタ装置の説明図(1)
記録紙飛び出し防止モジュールが取り付けられたプリンタ装置の説明図(2)
記録紙飛び出し防止モジュールが取り付けられたプリンタ装置の説明図(3)
記録紙案内モジュールが取り付けられたプリンタ装置の説明図
機能モジュールの取り付け方法の説明図

実施例

0010

本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。

0011

本実施の形態におけるプリンタ装置について、図1から図4に基づき説明する。本実施の形態におけるプリンタ装置は、クラムシェルタイプのプリンタ装置とも呼ばれるものであり、ロール状に巻かれた記録紙を落とし込み方式により、記録紙ホルダ内に設置する構造のものである。本実施の形態におけるプリンタ装置は、図4に示される機能モジュールを取り付けることが可能なものである。

0012

図1から図3に示されるプリンタ装置は、プリンタ本体部110と、プリンタ本体部110に取り付けられている蓋部120とを有している。蓋部120は、不図示の軸を中心に回転し開閉可能な状態でプリンタ本体部110に取り付けられている。図1は、プリンタ装置の断面図であり、図2は、側面図であり、図3は、背面図である。

0013

プリンタ本体部110には、記録紙ホルダ111、記録紙に印字を行なうためのプリントヘッドであるサーマルヘッド130、固定刃、制御回路基板モータ等が設けられている。記録紙ホルダ111の内部は、ロール状に巻かれた記録紙を設置することができるように形成されている。また、制御回路基板は、本実施の形態におけるプリンタ装置の制御を行なうために設けられており、モータとしては、記録紙を搬送するためのモータ、可動刃を駆動するためのモータが搭載されている。蓋部120には、プラテンローラ140、可動刃が設けられている。

0014

本実施の形態におけるプリンタ装置は、サーマルヘッド130とプラテンローラ140との間に記録紙100が挟まれた状態で印字がなされる。即ち、記録紙100は、プラテンローラ140が回転することにより搬送され、サーマルヘッド130は、記録紙100が搬送されている状態で印字を行う。

0015

図1等に示されるプリンタ装置には、記録紙ホルダ111の底面111aに開口部112が設けられており、開口部112には、様々な機能を持つ機能モジュールを用途に応じて取り付けることが可能である。このように、記録紙ホルダ111の底面111aの開口部112に、様々な機能の機能モジュールを用途に応じて取り付けることにより、機能の異なるプリンタ装置を低コストで製造することができる。図3に示されるように、プリンタ本体部110の背面には、取り付けられた機能モジュールを、プリンタ本体部110の外側よりネジにより固定するための取付穴113が設けられている。

0016

このように、本実施の形態においては、図1等に示される記録紙ホルダ111の底面111aに開口部112を設けることでプリンタ装置を共通化し、用途に応じて開口部112に機能モジュールを取り付けるものであり、これにより機能の異なるプリンタ装置を低コストで製造することを可能にする。

0017

開口部112に取り付けられる機能モジュールとしては、例として、図4(a)〜(e)に示される機能モジュールが挙げられる。図4(a)〜(e)に示される各々の機能モジュールは、プリンタ装置の開口部112に、ネジ201により取り付けられる。

0018

図4(a)に示されるローラモジュール210は、モジュール本体部211、モジュール本体部211に設置されている搬送補助ローラ212、213を有している。

0019

図4(b)に示されるダンパモジュール220は、モジュール本体部221、モジュール本体部221に設置されている搬送補助ローラ212、213、搬送補助ローラ212にベルト224を介して接続される回転制限部となるトルクリミッタ225を有している。トルクリミッタ225は、搬送補助ローラ212の回転を制限するものであるが、搬送補助ローラ212の回転を制限することができるものであれば、他の部品であってもよい。

0020

図4(c)に示されるニアエンドモジュール230は記録紙のニアエンドを検出するものであり、モジュール本体部231、モジュール本体部231に設けられ、径の小さくなった記録紙が入る凹状の小径時ロール保持部236、小径時ロール保持部236内に入った記録紙を検出する検出センサ237を有している。検出センサ237は、スイッチのような接触により検出するメカニカルセンサであってもよく、また、非接触により検出することが可能な光学センサであってもよい。

0021

図4(d)に示される記録紙飛び出し防止モジュール240は、記録紙が記録紙ホルダ111から飛び出すことを防止するモジュール本体部241、モジュール本体部241に設置されている搬送補助ローラ212、213、回転軸242aを中心に回動可能なアーム242、アーム242の端部に取り付けられた接触ローラ243、回転軸242aの近傍に取り付けられているバネ244を有している。

0022

図4(e)に示される記録紙案内モジュール250は、記録紙ホルダ111の外から記録紙をサーマルヘッド130とプラテンローラ140との間に案内するモジュール本体部251、モジュール本体部251に設けられて記録紙をガイドするガイド部252を有している。ガイド部252は、記録紙をガイドするため細長く形成されており、内部には、記録紙が通る記録紙経路253が形成されている。記録紙は、記録紙経路入口253aより記録紙経路253内に入り、記録紙経路253を通って、記録紙経路出口253bより排紙される。

0023

図1等に示されるプリンタ装置に、図4(a)〜(e)に示される各々の機能モジュールを取り付けることにより製造される機能の異なるプリンタ装置について、順に説明する。

0024

図5に示されるプリンタ装置は、図1等に示されるプリンタ装置の開口部112に、図4(a)に示されるローラモジュール210を取り付けた構造のものである。ローラモジュール210は、記録紙ホルダ111の外側より、開口部112において搬送補助ローラ212、213が記録紙ホルダ111の内部へ露出するように取り付けられ、プリンタ装置の背面に設けられた取付穴113にネジ201によりネジどめすることにより固定される。

0025

このようなローラモジュール210を取り付けることにより、記録紙ホルダ111内に設置された記録紙100は搬送補助ローラ212、213の上に置かれ、搬送補助ローラ212、213は記録紙100の外周と接した状態となる。従って、サーマルヘッド130により記録紙100に印字される際に、記録紙100が破線矢印Aに示すように反時計回りに回転すると、記録紙100の回転に対応して搬送補助ローラ212、213も回転するため、記録紙100と搬送補助ローラ212、213との摩擦等が少なくなり、記録紙100が変色したり、傷がつくことがない。

0026

搬送補助ローラ212、213が設けられていない場合には、記録紙100が回転すると、回転している記録紙100と接触している記録紙ホルダ111との間で摩擦が生じ、摩擦により発生した熱により、感熱紙である記録紙100が変色する場合がある。しかしながら、搬送補助ローラ212、213を有するローラモジュール210を取り付けることにより、記録紙100の摩擦が軽減されるため、記録紙100が変色することを防ぐことができる。

0027

次に、図6に示されるプリンタ装置は、図1に示される開口部112に、図4(b)に示されるダンパモジュール220を取り付けた構造のものである。ダンパモジュール220は、プリンタ装置の記録紙ホルダ111の外側より、底面111aの開口部112において搬送補助ローラ212、213が記録紙ホルダ111の内部へ露出するように取り付けられ、プリンタ装置の背面に設けられた取付穴113に、ネジ201によりネジどめすることにより固定される。

0028

ダンパモジュール220を取り付けることにより、記録紙ホルダ111内に設置された記録紙100は、ダンパモジュール220における搬送補助ローラ212、213の上に置かれ、搬送補助ローラ212、213が記録紙100の外周と接した状態となる。従って、記録紙100が破線矢印Aに示すように反時計回りに回転すると、記録紙100の回転に対応して、搬送補助ローラ212、213も回転する。

0029

サーマルヘッド130による印字が終了すると、プラテンローラ140の回転が停止し、プラテンローラ140による記録紙100の搬送は停止するが、この後も、慣性により記録紙100や搬送補助ローラ212、213が回り続けると、記録紙ホルダ111内の記録紙100に弛みが生じてしまう。

0030

このため、ダンパモジュール220は、搬送補助ローラ212に、ベルト224を介してトルクリミッタ225を接続し、搬送補助ローラ212が慣性により回ることを低減している。これにより、搬送補助ローラ212と接している記録紙100が回転し続けることを抑制し、記録紙100において弛みが生じることを防ぐことができる。

0031

次に、図7及び図8に示されるプリンタ装置は、開口部112に、図4(c)に示されるニアエンドモジュール230を取り付けた構造のものである。ニアエンドモジュール230は、プリンタ装置の記録紙ホルダ111の外側より、底面111aの開口部112に、凹状に形成された小径時ロール保持部236が位置するように取り付けられ、プリンタ装置の背面に設けられた取付穴113に、ネジ201によりネジどめすることにより固定される。

0032

記録紙ホルダ111内に設置されたロール状の記録紙100は、最初は、図7に示されるように径が大きいため、小径時ロール保持部236内に入り込むことはない。しかし、印字がなされるに伴い、徐々に記録紙100の径が小さくなり、記録紙100が残り少なくなると、図8に示されるように、小径時ロール保持部236内に入る大きさまで小さくなる。このように、ロール状に巻かれた記録紙100の径が小さくなると、小径時ロール保持部236内に、径の小さくなった記録紙100が入り、記録紙100が、ニアエンドモジュール230に設けられている検出センサ237により検出される。これにより、記録紙100の残りが少なくなっていることを検出することができる。

0033

次に、図9から図11に示されるプリンタ装置は、開口部112に、図4(d)に示される記録紙飛び出し防止モジュール240を取り付けた構造のものである。記録紙飛び出し防止モジュール240は、プリンタ装置の記録紙ホルダ111の外側より、底面111aの開口部112に、搬送補助ローラ212、213、アーム242が位置するように取り付けられ、プリンタ装置の背面に設けられた取付穴113に、ネジ201によりネジどめすることにより固定される。

0034

記録紙飛び出し防止モジュール240が取り付けられているプリンタ装置では、記録紙100が記録紙ホルダ111に設置された状態において、アーム242は、記録紙100よりも蓋部120側に位置している。アーム242は、一方の端部が回転軸242aで支持され回転軸242aを中心に回動可能である。アーム242の蓋部120の側の他方の端部の近傍には、記録紙ホルダ111内において、記録紙100の側に出っ張った接触ローラ243が位置している。

0035

接触ローラ243は、記録紙ホルダ111に設置された記録紙100の外周と接する。アーム242の一方の端部の近傍には、バネ244が取り付けられており、このバネ244により、接触ローラ243は記録紙100を上に押す。接触ローラ243は、回転可能な状態でアーム242に取り付けられており、記録紙100が回転すると、この回転に伴い記録紙100と接触している接触ローラ243も回転する。

0036

また、記録紙ホルダ111の底面に相当する部分には、搬送補助ローラ212、213が設けられており、ロール状に巻かれた記録紙100は、搬送補助ローラ212、213の上に設置される。

0037

蓋部120が閉じられた状態、即ち、記録紙に印字が可能な状態においては、記録紙100の先端部分は、サーマルヘッド130とプラテンローラ140との間に挟まれていることが必要となる。従って、図10に示されるように、記録紙100を記録紙ホルダ111内に設置した後、蓋部120を閉じる前に、記録紙100を破線矢印Bに示す方向に、ある程度の長さ引き出しておく必要がある。このように、記録紙100の先端部分101を破線矢印Bに示す方向に引き出すと、記録紙100は、破線矢印Aに示す方向、即ち、反時計回りに回転し、記録紙100には、破線矢印Cに示す方向に力が働く。

0038

しかしながら、記録紙飛び出し防止モジュール240が取り付けられているプリンタ装置においては、記録紙100の外周と接している接触ローラ243がアーム242に設けられているため、接触ローラ243により、記録紙100が破線矢印Cに示す方向に動くことが妨げられ、記録紙100が蓋部120側に転がり出ることを防いでいる。接触ローラ243は、バネ244により、記録紙100の側に押されているため、記録紙100に破線矢印Cに示される方向の力が加えられても、記録紙100が、蓋部120が設けられている側に転がり出ることはない。

0039

また、記録紙飛び出し防止モジュール240には、記録紙ホルダ111の底面に相当する部分に、搬送補助ローラ212、213が設けられている。従って、記録紙100の先端部分101を破線矢印Bに示す方向に引き出し、記録紙100が、破線矢印Aに示す方向、即ち、反時計回りに回転すると、これに対応して、記録紙100に接触している搬送補助ローラ212、213も回転する。このため、記録紙100に破線矢印Cに示す方向に働く力が弱められる。これにより、記録紙100の先端部分101を引き出しても、記録紙ホルダ111内より、記録紙100が、転がり出ることを防いでいる。

0040

次に、記録紙飛び出し防止モジュール240が取り付けられているプリンタ装置において、記録紙ホルダ111内に、記録紙100を設置する過程について、図11に基づき説明する。プリンタ装置に、記録紙100を設置する際には、蓋部120を開き、記録紙100を蓋部120が開いている側より記録紙ホルダ111内に入れる。具体的には、記録紙ホルダ111内に記録紙100を入れる過程は、記録紙100が、開いている蓋部120の端のプラテンローラ140が設けられている側より、記録紙ホルダ111内に入れる。

0041

このように記録紙100を記録紙ホルダ111内に入れるときは、図11に示されるように、記録紙100がアーム242の接触ローラ243の上に乗り、記録紙100の自重により接触ローラ243が押されるため、接触ローラ243は、バネ244の復元力に抗して回転軸242aを中心に反時計回りに回動し下に動く。これにより、接触ローラ243の位置が低くなる。また、接触ローラ243は、記録紙100が入れられる際に回転する。よって、記録紙100は、円滑に記録紙ホルダ111内に入れることができる。

0042

次に、図12に示されるプリンタ装置は、開口部112に、図4(e)に示される記録紙案内モジュール250を取り付けた構造のものである。記録紙案内モジュール250は、記録紙ホルダ111の外側より、底面111aの開口部112から記録紙ホルダ111の内部にガイド部252が入り込むように取り付けられ、プリンタ装置の背面に設けられた取付穴113に、ネジ201によりネジどめすることにより固定される。記録紙案内モジュール250は、ガイド部252における記録紙経路出口253bの位置が、サーマルヘッド130とプラテンローラ140との隙間の近傍となるように取り付けられている。

0043

記録紙の径が大きく、記録紙ホルダ111に入れることができない場合や、記録紙がロール状に巻かれていない単票である場合には、記録紙ホルダ111内に記録紙を入れることができない。記録紙案内モジュール250は、このような記録紙をセットするために用いられる。

0044

記録紙案内モジュール250が取り付けられたプリンタ装置においては、記録紙100aは、プリンタ装置の外より記録紙案内モジュール250のガイド部252内の記録紙経路253の中を通り供給される。記録紙100aは、記録紙案内モジュール250の記録紙経路入口253aより記録紙経路253内に入れられ、記録紙経路253の中を通り、記録紙経路出口253bより出る。記録紙経路出口253bより出た記録紙100aは、サーマルヘッド130とプラテンローラ140との間に供給され、サーマルヘッド130により印字される。

0045

上記においては、図1等に示されるプリンタ装置の外側より、各々の機能モジュールをネジ201により固定する場合について説明したが、本実施の形態においては、図13に示されるように、記録紙ホルダ111の内側より、ネジ202により各々の機能モジュールを固定するものであってもよい。尚、図13は、記録紙飛び出し防止モジュールが取り付けられているプリンタ装置を示すが、他の機能モジュールを取り付ける場合も同様に取り付けることができる。

0046

プリンタ装置が情報端末装置の一部に組み込まれている場合には、プリンタ装置の外側からネジにより固定するための作業スペースがないため、機能モジュールを取り付けることが困難な場合がある。しかしながら、記録紙ホルダ111の内側よりネジにより固定することができれば、プリンタ装置が装置の一部に組み込まれている状態においても、容易に機能モジュールを固定することが可能である。

0047

以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。

0048

100 記録紙
101 記録紙の先端部分
110プリンタ本体部
111記録紙ホルダ
111a 底面
112 開口部
113取付穴
120 蓋部
130サーマルヘッド
140プラテンローラ
201ネジ
210ローラモジュール
220ダンパモジュール
230ニアエンドモジュール
240 記録紙飛び出し防止モジュール
250 記録紙案内モジュール

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