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技術 貨幣処理装置、貨幣処理システム及び機器制御方法

出願人 グローリー株式会社
発明者 椴谷晃平廣澤健治小野正人佐藤幸宣山出拓
出願日 2015年9月9日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2015-177997
公開日 2017年3月16日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-054319
状態 特許登録済
技術分野 紙幣の取り扱い
主要キーワード 装置区分 USB接続機器 ペア設定 設定切替 操作者用 接続識別情報 登録生体データ 各認証装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月16日)のものです。
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図面 (12)

課題

複数のデバイスにそれぞれ新たなデバイスが設けられる場合に、デバイス間の対応関係を効率良く特定することを課題とする。

解決手段

対応関係を持たせる表示部60a、60b、操作部61a、61b及び認証部70a、70bを同一のUSBハブ40を介して制御部10と接続し、制御部10は、接続される機器毎に経由するUSBハブ40の識別情報を取得し、取得した経由するUSBハブ40の識別情報が同じ機器を対応関係のある機器と特定するようにした。

概要

背景

従来、大口の貨幣収納処理、100枚単位で結束された束紙幣又は50枚単位で包装された包装硬貨出金処理を行う貨幣処理装置が知られている。例えば、特許文献1には、操作者の認証を行った後に、認証された操作者の指示に基づいて貨幣の収納処理及び払出処理を行う貨幣処理装置が開示されている。

この特許文献1の貨幣処理装置には、表示部と操作部を一対とした表示操作部が2組み設けられているため、2人の操作者が各表示操作部を用いて貨幣処理装置に対する操作を独立に行うことができる。

概要

複数のデバイスにそれぞれ新たなデバイスが設けられる場合に、デバイス間の対応関係を効率良く特定することを課題とする。対応関係を持たせる表示部60a、60b、操作部61a、61b及び認証部70a、70bを同一のUSBハブ40を介して制御部10と接続し、制御部10は、接続される機器毎に経由するUSBハブ40の識別情報を取得し、取得した経由するUSBハブ40の識別情報が同じ機器を対応関係のある機器と特定するようにした。

目的

なお、かかる課題は、表示操作と生体認証装置の対応関係を特定する場合に限定されるものではなく、複数のデバイスにそれぞれ新たなデバイスが設けられる場合にも同様に生ずる課題である

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の第1の機器と、各第1の機器に対応してそれぞれ設けられた複数の第2の機器と、各第2の機器が自身を一意識別する識別情報を有さない場合に、各第2の機器と各第1の機器の対応関係を特定する対応関係特定部と、前記対応関係特定部により特定された対応関係に基づいて、各第1の機器及び各第2の機器の制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする貨幣処理装置

請求項2

前記第1の機器及び該第1の機器に対応して設けられた第2の機器と前記制御部との間にそれぞれ複数の中継装置を接続し、前記対応関係特定部は、各中継装置を一意に特定する識別情報を用いて、各第1の機器と各第2の機器の対応関係を特定することを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理装置。

請求項3

前記複数の第2の機器にそれぞれ複数の付加部を接続し、前記対応関係特定部は、前記複数の付加部をそれぞれ一意に識別する識別情報を用いて、各第2の機器と各第1の機器の対応関係を特定することを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理装置。

請求項4

前記第2の機器は、操作者生体情報を取得して、取得した生体情報に基づいて該操作者の認証処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の貨幣処理装置。

請求項5

前記第2の機器は、前記操作者の生体情報として該操作者の指静脈、手のひらの静脈、指紋、顔又は虹彩のいずれか一つの情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の貨幣処理装置。

請求項6

操作権限を有する担当者認証情報を含む登録認証情報を管理する管理装置を備え、複数の機器と、各機器に対応してそれぞれ設けられ、操作者に係る認証情報を取得し、取得した操作者に係る認証情報と、前記管理装置から取得した登録認証情報とに基づいて認証処理を行う複数の認証部と、各認証部が自身を一意に識別する識別情報を有さない場合に、各認証部と各機器の対応関係を特定する対応関係特定部と、前記対応関係特定部により特定された対応関係に基づいて、各機器及び各認証装置の制御を行う制御部とを有する貨幣処理装置を備えたことを特徴とする貨幣処理システム

請求項7

複数の第1の機器と、各第1の機器に対応してそれぞれ設けられた複数の第2の機器とを有する貨幣処理装置における機器制御方法であって、各第2の機器が自身を一意に識別する識別情報を有さない場合に、各第2の機器と各第1の機器の対応関係を特定する対応関係特定ステップと、前記対応関係特定ステップにより特定された対応関係に基づいて、各第1の機器及び各第2の機器の制御を行う制御ステップとを含んだことを特徴とする機器制御方法。

技術分野

0001

この発明は、銀行などの金融機関店舗に配設され、受け付けた指示に応じて貨幣収納又は払出を行う貨幣処理装置貨幣処理システム及び機器制御方法に関する。

背景技術

0002

従来、大口の貨幣の収納処理、100枚単位で結束された束紙幣又は50枚単位で包装された包装硬貨出金処理を行う貨幣処理装置が知られている。例えば、特許文献1には、操作者の認証を行った後に、認証された操作者の指示に基づいて貨幣の収納処理及び払出処理を行う貨幣処理装置が開示されている。

0003

この特許文献1の貨幣処理装置には、表示部と操作部を一対とした表示操作部が2組み設けられているため、2人の操作者が各表示操作部を用いて貨幣処理装置に対する操作を独立に行うことができる。

先行技術

0004

特開2000−163634号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記特許文献1に代表される従来の貨幣処理装置のように、表示操作部が2組み設けられる場合には、各表示操作部に対応する制御部が2組み設けられ、各制御部が対応する表示操作部を制御するようにしているのが一般的であり、冗長な構成となっていた。このため、これらの2組みの表示操作部を1つの制御部で行おうとすると、表示操作部に併設される新たなデバイスにデバイスIDが付与されていない場合には、表示操作部と新たなデバイスとの間の対応関係を認識できなくなるという問題がある。

0006

例えば、2人の操作者の正当性を認証する生体認証装置を各表示操作部に対してそれぞれ併設する場合に、この生体認証装置にデバイスIDが付与されていないとすると、貨幣処理装置は表示操作部と生体認証装置の対応関係を認識することができなくなる。この点について具体的に説明する。生体認証装置a1で認証された操作者の操作を表示操作部b1で受け付け、生体認証装置a2で認証された操作者の操作を表示操作部b2で受け付けるよう制御する場合を想定する。この場合、貨幣処理装置は、生体認証装置a1又は生体認証装置a2のいずれかで認証が行われたことを認識したとしても、生体認証装置にデバイスIDが付与されていないと、生体認証装置a1又は生体認証装置a2のいずれで認証されたのかを特定することができない。つまり、表示操作部b1又は表示操作部b2のいずれにおいて操作を受け付けるようにすればよいのかを特定することができないのである。

0007

なお、各生体認証装置が接続されるUSB(Universal Serial Bus)ポートのポートIDと表示操作部が接続されるUSBポートのポートIDとを対応付けて管理することで、表示操作部と生体認証装置の対応関係を明確化する対応策も考えられるが、接続先のUSBポートが変更されると、表示操作部と生体認証装置の対応関係を正しく特定できなくなる。また、故障等に起因してやむを得ず接続先のUSBポートを変更した場合には、生体認証装置と表示操作部の対応情報を再設定しなければならない。

0008

これらのことから、複数の表示操作部を有する貨幣処理装置において、装置を一意識別する識別情報を持たない生体認証装置が併設される場合に、各表示操作部と生体認証装置の対応関係をいかに効率良く特定するかが重要な課題となっている。なお、かかる課題は、表示操作と生体認証装置の対応関係を特定する場合に限定されるものではなく、複数のデバイスにそれぞれ新たなデバイスが設けられる場合にも同様に生ずる課題である。

0009

本発明は、上記の従来技術の課題を解決するためになされたものであって、複数のデバイスにそれぞれ新たなデバイスが設けられる場合に、デバイス間の対応関係を効率良く特定することができる貨幣処理装置、貨幣処理システム及び機器制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上述した課題を解決し、目的を達成するため、複数の第1の機器と、各第1の機器に対応してそれぞれ設けられた複数の第2の機器と、各第2の機器が自身を一意に識別する識別情報を有さない場合に、各第2の機器と各第1の機器の対応関係を特定する対応関係特定部と、前記対応関係特定部により特定された対応関係に基づいて、各第1の機器及び各第2の機器の制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする。

0011

また、本発明は、上記発明において、前記第1の機器及び該第1の機器に対応して設けられた第2の機器と前記制御部との間にそれぞれ複数の中継装置を接続し、前記対応関係特定部は、各中継装置を一意に特定する識別情報を用いて、各第1の機器と各第2の機器の対応関係を特定することを特徴とする。

0012

また、本発明は、上記発明において、前記複数の第2の機器にそれぞれ複数の付加部を接続し、前記対応関係特定部は、前記複数の付加部をそれぞれ一意に識別する識別情報を用いて、各第2の機器と各第1の機器の対応関係を特定することを特徴とする

0013

また、本発明は、上記発明において、前記第2の機器は、操作者の生体情報を取得して、取得した生体情報に基づいて該操作者の認証処理を行うことを特徴とする。

0014

また、本発明は、上記発明において、前記第2の機器は、前記操作者の生体情報として該操作者の指静脈、手のひらの静脈、指紋、顔又は虹彩のいずれか一つの情報を取得することを特徴とする。

0015

また、本発明は、操作権限を有する担当者認証情報を含む登録認証情報を管理する管理装置を備え、複数の機器と、各機器に対応してそれぞれ設けられ、操作者に係る認証情報を取得し、取得した操作者に係る認証情報と、前記管理装置から取得した登録認証情報とに基づいて認証処理を行う複数の認証部と、各認証部が自身を一意に識別する識別情報を有さない場合に、各認証部と各機器の対応関係を特定する対応関係特定部と、前記対応関係特定部により特定された対応関係に基づいて、各機器及び各認証装置の制御を行う制御部とを有する貨幣処理装置を備えたことを特徴とする。

0016

また、本発明は、複数の第1の機器と、各第1の機器に対応してそれぞれ設けられた複数の第2の機器とを有する貨幣処理装置における機器制御方法であって、各第2の機器が自身を一意に識別する識別情報を有さない場合に、各第2の機器と各第1の機器の対応関係を特定する対応関係特定ステップと、前記対応関係特定ステップにより特定された対応関係に基づいて、各第1の機器及び各第2の機器の制御を行う制御ステップとを含んだことを特徴とする。

発明の効果

0017

本発明によれば、複数の第2の機器が、複数の第1の機器に対応してそれぞれ設けられ、自身を一意に識別する識別情報を有さない場合に、各第2の機器と各第1の機器の対応関係を特定し、特定された対応関係に基づいて、各第1の機器及び各第2の機器の制御を行うよう構成したので、複数のデバイスにそれぞれ新たなデバイスが設けられる場合に、デバイス間の対応関係を効率良く特定することができる。

図面の簡単な説明

0018

図1は、実施例1に係る出納機が表示部、操作部及び認証部の対応関係を特定するための処理の概要を示す図である。
図2は、実施例1に係る出納機の構成を示すブロック図である。
図3は、図2に示した出納機の記憶部に記憶されるデータを説明するための図である。
図4は、図2に示した認証部の詳細な構成を示すブロック図である。
図5は、図4に示した認証部の記憶部に記憶されるデータを説明するための図である。
図6は、表示部と認証部の対応関係を特定するために必要な図3に示した機器接続データ生成処理処理手順を示すフローチャートである。
図7は、実施例2に係る出納機が表示部、操作部及び認証部の対応関係を特定するための処理の概要を示す図である。
図8は、実施例2に係る出納機の構成を示すブロック図である。
図9は、図8に示した出納機の記憶部に記憶されるデータを説明するための図である。
図10は、図8に示した認証部の詳細な構成を示すブロック図である。
図11は、表示部と認証部の対応関係を特定するために必要な図8に示した機器接続データの生成処理の処理手順を示すフローチャートである。

0019

以下に、添付図面を参照して、本発明に係る貨幣処理装置、貨幣処理システム及び機器制御方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下に示す実施例では、本発明を金融機関に配設される出納機に適用した場合を示すこととする。

0020

まず、実施例1に係る出納機1が表示部60、操作部61及び認証部70の対応関係を特定するための処理の概要について説明する。図1は、出納機1が表示部60、操作部61及び認証部70の対応関係を特定するための処理の概要を示す図である。

0021

図1(a)で、本発明に係る課題を具体的に説明し、図1(b)で実施例1に係る課題解決するための処理の概要を説明する。図1(a)に示すように、出納機1の制御部10には、第1表示操作部51と第2表示操作部52が接続される。第1表示操作部51に接続される表示部60a、操作部61a及び認証部70aは、第2表示操作部52に接続される表示部60b、操作部61b及び認証部70bと同じ機器であり、それぞれがUSBインタフェースで直接、制御部10に接続される。

0022

また、図1(a)に示すように、表示部60a、60b及び操作部61a、61bはそれぞれ、個体を識別可能な装置IDを有している。また、図1(a)は、表示部60aの装置IDが「01」で、表示部60bの装置IDが「02」で、操作部61aの装置IDが「11」で、操作部61bの装置IDが「12」であることを示している。一方、認証部70a、70bは、個体を識別可能な装置IDを有していない。

0023

制御部10は、第1表示操作部51及び第2表示操作部52に含まれる機器とのUSB接続が認識されると、図1(a)に示すような機器接続データ22を取得することができる。図1(a)に示す機器接続データ22の接続識別情報は、機器が接続されるUSB接続ポートに対応する識別情報である。装置区分は、接続される装置の種類を示す情報であって、「1」が表示部60a、60b、「2」が認証部70a、70b、「3」が操作部61a、61bであることを示す。また、装置IDは、各機器から通知される装置IDである。認証部70a、70bは、個体を識別可能とする装置IDを有していないので、図1(a)に示す機器接続データ22の認証部70a、70bに対応する装置IDには情報が存在しない。

0024

制御部10は、図1(a)に示す機器接続データ22の装置区分と装置IDだけでは、装置区分が「2」の機器が認証部70a、70bのいずれに対応するのかを識別できないので、表示部60a、60b、操作部61a、61b及び認証部70a、70bの対応関係を特定することができない。機器接続データ22で係る対応関係を特定するためには、認証部70a、70bを接続識別情報で識別し、かかる接続識別情報と表示部60a、60bの装置ID及び操作部61a、61bの装置IDとの対応関係が設定されたテーブルが必要となる。しかし、接続識別情報は、機器が接続するUSB接続ポートに対応する識別情報であるので、接続するUSBポートを変更した場合には、対応関係が特定できなくなるので、テーブルを再設定しなければならなくなってしまうのである。

0025

そこで、図1(b)では、表示部60a、60bに対応付けて新たに認証部70a、70bを接続する場合や、認証部70a、70bが接続するUBS接続ポートを変更した場合に、対応関係が設定されたテーブルの設定又は設定の変更などの手間がかからない出納機1の構成と、出納機1における機器の対応関係を特定する方法の概要について図1(b)を用いて説明する。

0026

図1(b)に示すように、第1表示操作部51の表示部60a、操作部61a及び認証部70aは、1つのUSBハブ40を介して制御部10に接続される。また、第2表示操作部52の表示部60b、操作部61b及び認証部70bは、別のUSBハブ40を介して制御部10に接続される。

0027

このような接続形態において、制御部10は、第1表示操作部51及び第2表示操作部52に含まれる機器とのUSB接続が認識されると、図1(b)に示すような機器接続データ21を取得することができる。図1(b)に示すように、制御部10は、図1(a)の機器接続データ21と同じ接続識別情報、装置区分及び装置IDに加えて接続USBハブIDの情報を取得することができる。接続USBハブIDは、各機器が収容されるUSBハブ40の識別情報であり、USBハブ40が有する自身を一意に識別する識別情報であってもよいし、USBハブ40が制御部10に接続されるUSB接続ポートを識別する情報であってもよい。

0028

制御部10は、各機器が収容されるUSBハブ40の識別情報を取得することができ、同一の接続USBハブIDを有する機器を対応関係のある機器と特定することができる。つまり、図1(b)の機器接続データ21によれば、制御部10は、接続識別情報が「0001」、「0002」、「0003」の機器が、いずれも接続USBハブIDが同じ「1」であるので、対応関係のある機器であることを特定できる。また、制御部10は、接続識別情報が「0004」、「0005」、「0006」の機器が、いずれも接続USBハブIDが同じ「2」であるので、対応関係のある機器であることを特定できるのである。

0029

このように、対応関係を持たせる表示部60a、60b、操作部61a、61b及び認証部70a、70bを同一のUSBハブ40を介して制御部10と接続し、制御部10は、接続される機器毎に経由するUSBハブ40の識別情報を取得し、取得した経由するUSBハブ40の識別情報が同じ機器を対応関係のある機器と特定するようにした。かかる構成により、複数の表示部60a、60b及び操作部61a、61bにそれぞれ新たな認証部70a、70bが設けられる場合に、表示部60a、60b及び操作部61a、61bと認証部70a、70bの対応関係を効率良く特定することができる。

0030

次に、実施例1に係る出納機1の構成について説明する。図2は、出納機1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、出納機1は、第1表示操作部51、第2表示操作部52、バラ紙幣処理部31、束紙幣処理部32、バラ硬貨処理部33、包装硬貨処理部34、記憶部20及び制御部10を有する。

0031

第1表示操作部51は、表示部60a、操作部61a及び認証部70aを有し、これらの機器はUSBハブ40を介して制御部10と接続される。第2表示操作部52は、表示部60b、操作部61b及び認証部70bを有し、これらの機器はUSBハブ40を介して制御部10と接続される。(以下、第1表示操作部51又は第2表示操作部52のいずれに属するかを特定しない場合には、表示部60、操作部61及び認証部70と表記する。)

0032

認証部70は、指静脈による認証処理を行う装置であって、装置内部に当該出納機1の操作権限を有する担当者の指静脈情報が登録認証情報として記憶されている。また、認証部70は、操作者の指が所定の位置にかざされたならば、操作者の指静脈情報を取得する。また、認証部70は登録認証情報と、取得した操作者の指静脈情報とに基づいて、操作者の認証処理を行い、認証結果を制御部10に通知する。

0033

バラ紙幣処理部31は、図示しないバラ紙幣の投入口に投入されたバラ紙幣の金種識別真偽判定金種別枚数計数し、装置内部に収納する。また、バラ紙幣処理部31は、バラ紙幣の払い出しの指示を受け付けたならば、装置内部に収納されるバラ紙幣を図示しないバラ紙幣取出口に払い出す。

0034

束紙幣処理部32は、束紙幣の払い出しの指示を受け付けたならば、装置内部に収納される束紙幣を図示しない束紙幣取出口に払い出す。また、束紙幣処理部32は、バラ紙幣処理部31からバラ紙幣を受け取って、所定の枚数単位に結束することにより束紙幣を生成する機能を備える。

0035

バラ硬貨処理部33は、図示しないバラ硬貨の投入口に投入されたバラ硬貨の金種識別、真偽判定、金種別の枚数を計数し、装置内部に収納する。また、バラ硬貨処理部33は、バラ硬貨の払い出しの指示を受け付けたならば、装置内部に収納されるバラ硬貨を図示しないバラ硬貨取出口に払い出す。

0036

包装硬貨処理部34は、包装硬貨の払い出しの指示を受け付けたならば、装置内部に収納される包装硬貨を図示しない包装硬貨取出口に払い出す。また、包装硬貨処理部34は、バラ硬貨処理部33からバラ硬貨を受け取って、所定の枚数単位に包装することにより包装硬貨を生成する機能を備える。

0037

記憶部20は、ハードディスク装置不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部20は、機器接続データ21を記憶する。機器接続データ21は、表示部60と認証部70の対応関係を管理するためのデータである。

0038

制御部10は、出納機1の全体を制御する制御部であり、対応関係特定部11を有する。実際には、対応関係特定部11に対応するプログラムを図示しない記憶装置(HDDSSDなど)に記憶しておき、これらのプログラムをメインメモリにロードし、CPU(Central Processing Unit)により実行することで、対応するプロセスを実行させることになる。

0039

制御部10は、出納機1の全体を制御する制御部である。制御部10は、第1表示操作部51又は第2表示操作部52の表示部60及び操作部61による出納機1に対する指示操作の受け付けに先だって、認証部70aに指示することにより操作者の認証処理を行う。対応関係特定部11は、この認証処理により操作者の認証が行われたならば、認証が行われた認証部70に対応する、表示部60及び操作部61を特定する。そして、制御部10は、この認証処理により操作者の認証が行われたならば、特定された表示部60及び操作部61で指示操作を受け付ける。また、制御部10は、受け付けた指示操作に応じて、バラ紙幣処理部31、束紙幣処理部32、バラ硬貨処理部33及び包装硬貨処理部34を制御することにより貨幣の収納及び払い出しに係る処理を実施する。

0040

次に、図2に示した出納機1の記憶部20に記憶されるデータの具体例について説明する。図3は、出納機1の記憶部20に記憶されるデータを説明するための図である。

0041

図3に示すように、機器接続データ21は、接続識別情報、装置区分、装置ID及び接続USBハブIDを項目とするデータである。接続識別情報は、接続される機器とのUSB接続を識別する識別情報である。装置区分は、接続されている機器の種類を示すコード化されたデータであって、「1」は表示部60で、「2」は認証部70であることを示している。装置IDは、接続されている機器の個体を識別するための識別情報である。接続USBハブIDは、接続されている機器が経由しているUSBハブ40の識別情報である。

0042

図3に示す機器接続データ21の第1レコードは、接続識別情報が「0001」のUSB接続機器は、装置区分が「1」であり表示部60で、装置IDが「01」で、識別情報が「1」のUSBハブ40を介して制御部10に接続されていることを示している。また、図3に示す機器接続データ21の第2レコードは、接続識別情報が「0002」のUSB接続機器は、装置区分が「1」であり表示部60で、装置IDが「02」で、識別情報が「2」のUSBハブ40を介して制御部10に接続されていることを示している。また、図3に示す機器接続データ21の第3レコードは、接続識別情報が「0003」のUSB接続機器は、装置区分が「2」であり認証部70で、装置IDが無く、識別情報が「1」のUSBハブ40を介して制御部10に接続されていることを示している。また、図3に示す機器接続データ21の第4レコードは、接続識別情報が「0004」のUSB接続機器は、装置区分が「2」であり認証部70で、装置IDが無く、識別情報が「2」のUSBハブ40を介して制御部10に接続されていることを示している。

0043

また、図3に示した機器接続データ21の例では、接続識別情報が「0001」の表示部60と、接続識別情報が「0003」の認証部70は、いずれも接続USBハブIDが「1」であり、同一のUSBハブ40を介して制御部10と接続しているので、対応付けられた表示部60と認証部70であると判定することができる。また、同様に、接続識別情報が「0002」の表示部60と、接続識別情報が「0004」の認証部70は、いずれも接続USBハブIDが「2」であり、同一のUSBハブ40を介して制御部10と接続しているので、対応付けられた表示部60と認証部70であると判定することができる。

0044

次に、図2に示した認証部70の詳細な構成について説明する。図4は、認証部70の構成を示すブロック図である。図4に示すように、認証部70は、通信部71、撮像部72、記憶部73及び制御部74を有する。

0045

通信部71は、制御部10とのデータ通信を行うためのインタフェース部であり、USBハブ40を介して制御部10と接続される。撮像部72は、かざされた指の静脈に係る画像データを撮像するデータ取得部である。

0046

記憶部73は、不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部73は、登録生体データ73a及び取得生体データ73bを記憶する。登録生体データ73aは、当該出納機1の操作権限を有する担当者の認証情報である指の静脈に係る情報を含むデータである。取得生体データ73bは、撮像部72で撮像した操作者の指の静脈に係る情報である。

0047

制御部74は、認証部70の全体を制御する制御部であり、認証処理部74aを有する。認証処理部74aは、制御部10から認証処理を実行する旨の指示を受け付けると、撮像部72に指がかざされることを監視し、撮像部72に指がかざされたことを検知したならば、かざされた指の静脈に係る情報を取得して、取得生体データ73bに記憶する。また、認証処理部74aは、取得した取得生体データ73bと、登録生体データ73aとに基づいて撮像部72で指静脈情報を取得された操作者が当該出納機1の操作権限を有するか否かの判定を含む認証処理を行う。また、認証処理部74aは、認証処理の結果を制御部10に送信する。

0048

次に、図4に示した認証部70の記憶部73に記憶されるデータの具体例について説明する。図5は、認証部70の記憶部73に記憶されるデータを説明するための図である。

0049

図5(a)に示すように、登録生体データ73aは、出納機1の使用が認められている担当者の担当者IDと、担当者IDに関連付けられた指静脈情報とを項目とするデータである。図5(a)に示す登録生体データ73aは、担当者IDが「01001」の担当者の指静脈情報が登録されていることを示している。

0050

図5(b)に示すように、取得生体データ73bは、撮像部72で撮像した認証処理対象の操作者の指静脈の情報である。図5(b)に示す取得生体データ73bは、撮像部72で撮像された指静脈情報が記憶されており、この指静脈情報に基づいて認証処理を行った結果が「OK」であり、認証がされたことを示している。

0051

次に、表示部60と認証部70の対応関係を特定するために必要な図3に示した機器接続データ21の生成処理の処理手順について説明する。図6は、図3に示した機器接続データ21の生成処理の処理手順を示すフローチャートである。

0052

USBインタフェースで接続される機器が接続されたことを検知したならば(ステップS101;Yes)、対応関係特定部11は、機器接続データ21に、接続が検知された機器に対応するレコードを追加する(ステップS102)。そして、対応関係特定部11は、追加した機器接続データ21のレコードの接続識別情報に、接続が検知された機器の接続を識別する情報を登録する(ステップS103)。また、対応関係特定部11は、接続が検知された機器の種類を識別して、その識別結果を追加した機器接続データ21のレコードの装置区分に登録する(ステップS104)。

0053

ステップS104で識別された機器の種類が表示部60で、自身を一意に識別する装置IDを有する装置であった場合には(ステップS105;Yes)、対応関係特定部11は、接続が検知された表示部60の装置IDを取得して、追加した機器接続データ21のレコードの装置IDに登録する(ステップS106)。また、対応関係特定部11は、追加した機器接続データ21のレコードの接続USBハブIDに、接続が検知された機器が収容されているUSBハブ40の識別情報を登録して(ステップS107)、処理を終了する。ステップS104で識別された機器の種類が認証部70で、自身を一意に識別する装置IDを有さない装置であった場合には(ステップS105;No)、対応関係特定部11は、ステップS106の処理をスキップしてステップS107に移行する。

0054

USBインタフェースで接続されている機器が切断されたことを検知したならば(ステップS101;No、ステップS108;Yes)、対応関係特定部11は、機器接続データ21の切断された接続識別情報に対するレコードを削除して(ステップS109)、処理を終了する。また、USBインタフェースで接続されている機器が切断されたことを検知していない場合には(ステップS108;No)、ステップS101に戻ることによりUSBインタフェース接続機器の接続又は切断を監視する。

0055

上述してきたように、実施例1では、対応関係を持たせる表示部60、操作部61及び認証部70を同一のUSBハブ40を介して制御部10と接続している。制御部10は、接続される機器毎に経由するUSBハブ40の識別情報を取得し、取得した経由するUSBハブ40の識別情報が同じ機器を対応関係のある機器と特定するようにしている。かかる構成により、複数の表示部60にそれぞれ新たな認証部70が設けられる場合に、表示部60と認証部70の対応関係を効率良く特定することができる。

0056

実施例1では、複数の表示部60を有する出納機1において、装置個体を識別可能な識別情報が付与されていない認証部70を表示部60に対応付けて1つずつ接続する場合に、同一のUSBハブ40に、対応関係を有する表示部60及び認証部70を収容することによって、制御部10が表示部60と認証部70の対応関係を特定できるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例2では、認証部170にディップスイッチ等の切替部を有する設定切替部173を設け、認証部170ごとにその設定を切り替えて、制御部10でその設定情報を取得可能とすることにより、表示部60と認証部70の対応関係を特定できるようにする例を説明する。

0057

まず、実施例2に係る出納機101が表示部60、操作部61及び認証部170の対応関係を特定するための処理の概要について説明する。図7は、出納機101が表示部60、操作部61及び認証部170の対応関係を特定するための処理の概要を示す図である。

0058

図7に示すように、実施例2では、USBハブ40が構成から無くなり、第1表示操作部51及び第2表示操作部52の各機器は直接、制御部10に接続される。また、認証部170a、170bには、設定切替部173a、173bが接続される。この設定切替部173a、173bは、ディップスイッチ等の設定情報を切り替えることのできる装置であり、その設定情報は、認証部170a、170bを介して制御部に通知される。図7は、設定切替部173aに設定情報に「01」が設定され、設定切替部173bに設定情報に「02」が設定されていることを示している。

0059

このような設定切替部173a、173bが設けられると、制御部10は、第1表示操作部51及び第2表示操作部52に含まれる機器とのUSB接続が認識されると、図7に示すような機器接続データ121を取得することができる。図7に示す機器接続データ121の接続識別情報は、機器が接続されるUSB接続ポートに対応する識別情報である。装置区分は、接続される装置の種類を示す情報であって、「1」が表示部60a、60b、「2」が認証部170a、170b、「3」が操作部61a、61bであることを示す。また、装置IDは、各機器から通知される装置IDである。認証部170a、170bは、個体を識別可能とする装置IDを有していないが、設定切替部173a、173bの設定情報を装置IDとして扱うことができる。

0060

このように、個体の識別情報を持たない認証部170a、170bに設定情報を個別に設定可能な設定切替部173a、173bを接続し、設定切替部173a、173bの設定情報を認証部170a、170bのUSB接続を介して取得可能とし、各設定切替部173a、173bに個別に異なる設定情報を設定するようにしたので、制御部10は、取得した設定切替部173a、173bの設定情報により認証部170a、170bを識別し、表示部60a、60b及び操作部61a、61bとの対応関係を特定するようにした。かかる構成により、複数のデバイスにそれぞれ新たなデバイスが設けられる場合に、デバイス間の対応関係を効率良く特定することができる。

0061

次に、実施例2に係る出納機101の構成について説明する。図8は、出納機101の構成を示すブロック図である。図8に示す出納機101のブロック図では、実施例1の出納機1と同じ構成要素には出納機1と同じ符号を付与し、異なる構成要素には新たに採番した符号を付与した。出納機101の構成の説明では、実施例1の出納機1と同じ構成要素についての説明は省略し、符号を新たに採番した構成要素について主に説明するものとする。

0062

図8に示すように、実施例2の出納機101は、実施例1の出納機1と比較すると第1表示操作部51及び第2表示操作部52と制御部10の間にあったUSBハブ40が無くなり、第1表示操作部51及び第2表示操作部52の表示部60a、60b及び認証部170a、170bが、直接、制御部10と接続されている。また、認証部170a、170bも、実施例1の認証部70と差異がある。認証部170a、170bには、ディップスイッチ等の設定情報の切替が可能な設定切替部173a、173bが接続され、各設定切替部173a、173bごとにその設定を切り替えて、制御部10にその設定情報を認証部170a、170bを介して通知できるようになっている。認証部170a、170bの詳細な構成については後述する。(以下、第1表示操作部51又は第2表示操作部52のいずれに属するかを特定しない場合には、認証部170及び設定切替部173と表記する。)

0063

また、図8に示すように、実施例2の出納機101の記憶部20においては、機器接続データ121が実施例1の機器接続データ21と差異がある。実施例2では、USBハブ40が構成に含まれていないことから、機器接続データ121には、USBハブ40に係る情報は含まれない。また、認証部170に設定切替部173が接続されたため、認証部170から通知される設定切替部173の設定情報は、認証部170の装置IDとして、機器接続データ121の装置IDに記憶されることになる。機器接続データ121に関する詳細な説明は後述する。

0064

また、図8に示すように、実施例2の出納機101の記憶部20には、ペア設定データ122が追加となっている。ペア設定データ122は、表示部60の装置IDと、設定切替部173の設定情報とを用いて、表示部60と認証部170の対応関係を規定したデータである。

0065

制御部10においては、対応関係特定部111が、実施例1の対応関係特定部11と差異がある。具体的には、実施例2では、表示部60の装置IDと、認証部170毎に接続された設定切替部173の設定情報と、ペア設定データ122とに基づいて表示部60と認証部170の対応関係を特定する。

0066

次に、図8に示した出納機101の記憶部20に記憶されるデータの具体例について説明する。図9は、出納機101の記憶部20に記憶されるデータを説明するための図である。

0067

図9(a)に示すように、機器接続データ121は、接続識別情報、装置区分及び装置IDを項目とするデータである。接続識別情報は、接続される機器とのUSB接続を識別する識別情報である。装置区分は、接続されている機器の種類を示すコード化されたデータであって、実施例1の機器接続データ21の装置区分と同じである。装置IDは、接続される機器の個体を識別するための識別情報である。実施例1では、装置区分が「2」の認証部70の場合には、認証部70が装置IDを有していないことから装置IDに情報が登録されることはなかった。実施例2では、認証部170毎に設定切替部173が接続され、認証部170から通知される設定切替部173の設定情報が、認証部170の装置IDとして、機器接続データ121の装置IDに記憶される。

0068

図9に示す機器接続データ121の第1レコードは、接続識別情報が「0001」のUSB接続機器は、装置区分が「1」であり表示部60で、装置IDが「01」であることを示している。第2レコードは、接続識別情報が「0002」のUSB接続機器は、装置区分が「1」であり表示部60で、装置IDが「02」であることを示している。第3レコードは、接続識別情報が「0003」のUSB接続機器は、装置区分が「2」であり認証部170で、装置IDが「01」であることを示している。第4レコードは、接続識別情報が「0004」のUSB接続機器は、装置区分が「2」であり認証部170で、装置IDが「02」であることを示している。

0069

図9(b)に示すように、ペア設定データ122は、表示部60の装置IDと、認証部170の装置IDを対応付けたデータである。図9(b)に示すペア設定データ122の第1レコードは、装置IDが「01」の表示部60と、装置IDが「01」の認証部170とに対応関係があることを示している。また、第2レコードは、装置IDが「02」の表示部60と、装置IDが「02」の認証部170とに対応関係があることを示している。

0070

次に、図8に示した認証部170の詳細な構成について説明する。図10は、認証部170の詳細な構成を示すブロック図である。図10に示す認証部170のブロック図では、実施例1の認証部70と同じ構成要素には認証部70と同じ符号を付与し、異なる構成要素には新たに採番した符号を付与した。認証部170の構成の説明では、実施例1の認証部70と同じ構成要素についての説明は省略し、符号を新たに採番した構成要素について主に説明するものとする。

0071

図10に示すように、認証部170の実施例1の認証部70との差異は、設定切替部173が追加になっている部分と、制御部74に装置ID通知部174bが追加になっている部分である。

0072

設定切替部173は、ディップスイッチ等であって、制御部74からその設定情報を読み取ることができる。出納機101には複数の認証部170が接続されるが、各認証部170の設定切替部173は、各認証部170毎に異なる設定情報となるよう切替設定される。図10に示すように、設定切替部173は、認証部170の内部に追加された構成としているが、これに限定されるものではない。例えば、設定切替部173を、認証部170の外部に設け、制御部74から設定情報を読取可能となるように認証部170に接続するようにしてもよい。

0073

制御部74の装置ID通知部174bは、設定切替部173の設定情報を読み取って、制御部10に通知する。このように各認証部170毎に設定切替部173で異なる設定が行われ、装置ID通知部174bが設定切替部173の設定情報を制御部10に通知することにより、制御部10は、各認証部170を識別することが可能となる。

0074

次に、表示部60と認証部170の対応関係を特定するために必要な図8に示した機器接続データ121の生成処理の処理手順について説明する。図11は、図8に示した機器接続データ121の生成処理の処理手順を示すフローチャートである。

0075

USBインタフェースで接続される機器が接続されたことを検知したならば(ステップS201;Yes)、制御部10は、機器接続データ121に、接続が検知された機器に対応するレコードを追加する(ステップS202)。そして、制御部10は、追加した機器接続データ121のレコードの接続識別情報に、接続が検知された機器の接続を識別する情報を登録する(ステップS203)。また、制御部10は、接続が検知された機器の種類を識別して、その識別結果を追加した機器接続データ121のレコードの装置区分に登録する(ステップS204)。

0076

また、制御部10は、接続が検知された機器が表示部60の場合には、表示部60の装置IDを取得して、追加した機器接続データ121のレコードの装置IDに登録する。また、制御部10は、接続が検知された機器が認証部170の場合には、認証部170の設定切替部173の設定情報を取得して、追加した機器接続データ121のレコードの装置IDに登録して(ステップS205)、処理を終了する。

0077

USBインタフェースで接続されている機器が切断されたことを検知したならば(ステップS201;No、ステップS206;Yes)、制御部10は、機器接続データ121の切断された接続識別情報に対するレコードを削除して(ステップS207)、処理を終了する。また、USBインタフェースで接続されている機器が切断されたことを検知していない場合には(ステップS206;No)、ステップS201に戻ることによりUSBインタフェースで接続される機器の接続又は切断を監視する。

0078

このように、機器接続データ121が接続状況に応じて更新されるので、制御部10は、ペア設定データ122に基づいて表示部60と認証部170との対応関係を特定することができる。

0079

上述してきたように、実施例2では、個体の識別情報を持たない認証部170に設定情報を個別に設定可能な設定切替部173を接続し、設定切替部173の設定情報を認証部170のUSB接続を介して制御部10により取得可能とし、各設定切替部173に個別に異なる設定情報を設定するようにしたので、制御部10は、取得した設定切替部173の設定情報により認証部170を識別し、表示部60との対応関係を特定するよう構成したので、複数の表示部60にそれぞれ新たな認証部170が設けられる場合に、表示部60と認証部170の対応関係を効率良く特定することができる。

0080

なお、上述の実施例2では、表示部60と認証部170を1対1に対応付ける例を説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、表示部60を1つ、認証部170を2つ接続して、表示部60に2つの画面を表示して、一方の画面を一方の認証部170で認証された操作者用の画面とし、他方の画面を他方の認証部170で認証された操作者用の画面として制御するようにしてもよい。

0081

また、上述の実施例1及び実施例2では、自身を一意に識別する情報を有する表示部60が複数接続され、自身を一意に識別する情報を有さない認証部70が各表示部60に対応付けて複数接続される場合に、表示部60と認証部70との対応関係を特定する例を説明してきた。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、自身を一意に識別する情報を有する装置は、表示部60以外の自身を一意に識別する情報を有する装置であってもよい。また、自身を一意に識別する情報を有さない装置は、認証部70に限定されるものではなく、認証部70以外の自身を一意に識別する情報を有さない装置であってもよい。

0082

また、上述の実施例1及び実施例2では、認証部70、170の記憶部73に、出納機1、101の操作権限を有する担当者の認証情報である指静脈情報を記憶されているものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、出納機1、101の操作権限を有する担当者の認証情報である指静脈情報を管理する管理サーバを設けて、認証部70、170は、装置の立ち上げ時に当該管理サーバから権限を有する担当者の指静脈情報を取得して、取得した情報で登録生体データ73aを生成するようにしてもよい。また、認証部70、170は、生体情報を取得するだけの装置とし、取得した生体情報を出納機1、101若しくは管理サーバに送信して、出納機1、101若しくは管理サーバで認証処理を行うようにしてもよい。

0083

なお、上述の実施例1及び実施例2では、認証部70、170は指静脈情報に基づく認証処理を行う装置である旨を説明したが、本発明は指静脈に基づく認証処理装置に限定されるものではない。例えば、認証部70、170は、手のひらの静脈、指紋、顔又は虹彩などの生体情報に基づく認証処理装置であってもよい。

0084

なお、上述の実施例1及び実施例2では、出納機1、101に2セットの表示部60及び認証部70、170が接続される場合の例を説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、出納機1、101に表示部60及び認証部70、170が、3セット以上接続される場合であっても同様に対応関係を特定することができる。

実施例

0085

また、上述の実施例1及び実施例2で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。

0086

以上のように、本発明に係る貨幣処理装置、貨幣処理システム及び機器制御方法は、複数のデバイスにそれぞれ新たなデバイスが設けられる場合に、デバイス間の対応関係を効率良く特定することに適している。

0087

1、101出納機
10、74 制御部
11、111対応関係特定部
20、73 記憶部
21、22、121機器接続データ
31バラ紙幣処理部
32束紙幣処理部
33バラ硬貨処理部
34包装硬貨処理部
40USBハブ
51 第1表示操作部
52 第2表示操作部
60、60a、60b 表示部
61、61a、61b 操作部
70、70a、70b、170、170a、170b 認証部
71通信部
72撮像部
73a登録生体データ
73b 取得生体データ
74a認証処理部
122ペア設定データ
173、173a、173b設定切替部
174b 装置ID通知部

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