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技術 印刷システム、印刷データ格納装置、および、プログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 近藤哲司高山直弥
出願日 2015年9月7日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2015-176010
公開日 2017年3月16日 (2年6ヶ月経過) 公開番号 2017-054198
状態 特許登録済
技術分野 タイプライター等へのデジタル出力 付属装置、全体制御 電子写真における制御・管理・保安
主要キーワード 片面印刷ジョブ 先行印刷ジョブ 連帳紙 各印刷ジョブ毎 転写完了 排出完了 ページ枚数 データ格納装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月16日)のものです。
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図面 (5)

課題

連続用紙への画像形成を行う画像形成装置にてエラーが発生した場合に行われる再印刷の手間を低減する。

解決手段

印刷ジョブ「X0001-0002」〜「X0001-0001」、「X0000-0002」〜「X0000-0001」の4つの印刷ジョブに基づき連続用紙上に形成された画像は、いずれも用紙収容部に達しており、この用紙収容部に達した画像の元となった印刷データは削除する。一方、印刷ジョブ「X0001-0006」〜「X0001-0003」に基づき連続用紙上に形成された画像は、未だ用紙収容部に達しておらず、用紙収容部に達していない画像の元となった印刷データについては削除せず、データ保持部に保持させておく。

概要

背景

特許文献1には、片面印刷ジョブに係るページ数が第1エンジンと第2エンジンとの間にある搬送路上のページ数以下になった時点で、中断されている両面印刷ジョブに係る印刷再開する処理が開示されている。
また、特許文献2には、少なくとも一方の面を印刷する第一プリント装置と、少なくとも他方の面を印刷する第二プリント装置と、第一プリント装置により一方の面を印刷された連続紙表裏面を反転させて第二プリント装置へ搬送する反転装置とを備える連続紙印刷システムが開示されている。
また、特許文献3には、第1プリンタにてページ枚数を認識するためのマークを印刷する手段と、第1プリンタにて最後に印刷したマークに該当する数字を記憶する手段と、第2プリンタにてマークを認識する手段とを備えたプリンタシステムが開示されている。

概要

連続用紙への画像形成を行う画像形成装置にてエラーが発生した場合に行われる再印刷の手間を低減する。印刷ジョブ「X0001-0002」〜「X0001-0001」、「X0000-0002」〜「X0000-0001」の4つの印刷ジョブに基づき連続用紙上に形成された画像は、いずれも用紙収容部に達しており、この用紙収容部に達した画像の元となった印刷データは削除する。一方、印刷ジョブ「X0001-0006」〜「X0001-0003」に基づき連続用紙上に形成された画像は、未だ用紙収容部に達しておらず、用紙収容部に達していない画像の元となった印刷データについては削除せず、データ保持部に保持させておく。

目的

本発明の目的は、連続用紙への画像形成を行う画像形成装置にてエラーが発生した場合に行われる再印刷の手間を低減することにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

印刷データに基づき画像を順次形成するとともに、搬送される連続用紙に対して当該画像を順次転写し、連続用紙への画像形成を行う画像形成装置と、連続用紙に転写された画像の各々に対応した各印刷データを、当該転写が終了した後も保持するデータ保持手段と、を備える印刷システム

請求項2

前記データ保持手段は、連続用紙の搬送に伴い連続用紙上の画像が前記画像形成装置の予め定められた箇所へ達した後に、当該画像に対応した印刷データを削除することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。

請求項3

前記画像形成装置には、画像の転写が行われた後の連続用紙が順次送り込まれ当該連続用紙が収容される用紙収容部が設けられ、前記データ保持手段は、前記連続用紙上の画像が前記用紙収容部へ達した後に、当該画像に対応した印刷データを削除することを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。

請求項4

前記画像形成装置は、複数ページ分の印刷データに基づき各ページの画像を順次形成し、搬送される連続用紙に対して各ページの画像を順次転写して、連続用紙への画像形成を行い、前記データ保持手段は、連続用紙への転写が行われたページの画像に対応した印刷データを順次保持するとともに予め定められたページ数分だけ当該印刷データを保持し、当該予め定められたページ数分を超える印刷データについては削除することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の印刷システム。

請求項5

印刷データに基づき画像を順次形成し搬送される連続用紙に当該画像を順次転写して連続用紙に画像を形成する画像形成装置にて連続用紙上への転写が行われた画像に対応した印刷データを、当該転写が終了した後も保持するデータ保持手段と、前記データ保持手段により保持されている印刷データを前記画像形成装置に送信する送信手段と、を備える印刷データ格納装置

請求項6

前記データ保持手段は、前記画像形成装置における連続用紙の搬送に伴い連続用紙上の画像が当該画像形成装置の予め定められた箇所へ達した後、当該画像に対応した印刷データを削除することを特徴とする請求項5に記載の印刷データ格納装置。

請求項7

前記送信手段は、連続用紙への転写が一旦行われた画像の連続用紙への転写が前記画像形成装置にて再び行われる場合に、当該画像に対応した印刷データであって前記データ保持手段により保持されている印刷データを当該画像形成装置に送信することを特徴とする請求項5又は6に記載の印刷データ格納装置。

請求項8

前記データ保持手段は、予め定められたページ数分の前記印刷データを保持し、当該予め定められたページ数分を超える印刷データについては削除することを特徴とする請求項5乃至7の何れかに記載の印刷データ格納装置。

請求項9

印刷データに基づき画像を順次形成し搬送される連続用紙に当該画像を順次転写して連続用紙に画像を形成する画像形成装置にて連続用紙上への転写が行われた画像に対応した印刷データを、当該転写が終了した後も保持するデータ保持機能と、前記データ保持機能により保持されている印刷データを前記画像形成装置に送信する送信機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、印刷ステム、印刷データ格納装置、および、プログラムに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、片面印刷ジョブに係るページ数が第1エンジンと第2エンジンとの間にある搬送路上のページ数以下になった時点で、中断されている両面印刷ジョブに係る印刷を再開する処理が開示されている。
また、特許文献2には、少なくとも一方の面を印刷する第一プリント装置と、少なくとも他方の面を印刷する第二プリント装置と、第一プリント装置により一方の面を印刷された連続紙表裏面を反転させて第二プリント装置へ搬送する反転装置とを備える連続紙印刷システムが開示されている。
また、特許文献3には、第1プリンタにてページ枚数を認識するためのマークを印刷する手段と、第1プリンタにて最後に印刷したマークに該当する数字を記憶する手段と、第2プリンタにてマークを認識する手段とを備えたプリンタシステムが開示されている。

先行技術

0003

特開2012−116153号公報
特開2012−011598号公報
特開2010−036547号公報

発明が解決しようとする課題

0004

連続用紙へ画像を転写して画像形成を行う画像形成装置では、連続用紙への画像の転写が行われると、この画像に対応した印刷データを削除可能となる。
ここで、画像形成装置にて用紙詰まりなどのエラーが発生した場合に、再印刷を行うことがあるが、上記のように印刷データを一旦削除してしまうと、この再印刷を行えなくなる。かかる場合、ホストなどから画像形成装置へ印刷データを再送する必要が生じ、再印刷に手間を要するようになる。
本発明の目的は、連続用紙への画像形成を行う画像形成装置にてエラーが発生した場合に行われる再印刷の手間を低減することにある。

課題を解決するための手段

0005

請求項1に記載の発明は、印刷データに基づき画像を順次形成するとともに、搬送される連続用紙に対して当該画像を順次転写し、連続用紙への画像形成を行う画像形成装置と、連続用紙に転写された画像の各々に対応した各印刷データを、当該転写が終了した後も保持するデータ保持手段と、を備える印刷システムである。
請求項2に記載の発明は、前記データ保持手段は、連続用紙の搬送に伴い連続用紙上の画像が前記画像形成装置の予め定められた箇所へ達した後に、当該画像に対応した印刷データを削除することを特徴とする請求項1に記載の印刷システムである。
請求項3に記載の発明は、前記画像形成装置には、画像の転写が行われた後の連続用紙が順次送り込まれ当該連続用紙が収容される用紙収容部が設けられ、前記データ保持手段は、前記連続用紙上の画像が前記用紙収容部へ達した後に、当該画像に対応した印刷データを削除することを特徴とする請求項2に記載の印刷システムである。
請求項4に記載の発明は、前記画像形成装置は、複数ページ分の印刷データに基づき各ページの画像を順次形成し、搬送される連続用紙に対して各ページの画像を順次転写して、連続用紙への画像形成を行い、前記データ保持手段は、連続用紙への転写が行われたページの画像に対応した印刷データを順次保持するとともに予め定められたページ数分だけ当該印刷データを保持し、当該予め定められたページ数分を超える印刷データについては削除することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の印刷システムである。
請求項5に記載の発明は、印刷データに基づき画像を順次形成し搬送される連続用紙に当該画像を順次転写して連続用紙に画像を形成する画像形成装置にて連続用紙上への転写が行われた画像に対応した印刷データを、当該転写が終了した後も保持するデータ保持手段と、前記データ保持手段により保持されている印刷データを前記画像形成装置に送信する送信手段と、を備える印刷データ格納装置である。
請求項6に記載の発明は、前記データ保持手段は、前記画像形成装置における連続用紙の搬送に伴い連続用紙上の画像が当該画像形成装置の予め定められた箇所へ達した後、当該画像に対応した印刷データを削除することを特徴とする請求項5に記載の印刷データ格納装置である。
請求項7に記載の発明は、前記送信手段は、連続用紙への転写が一旦行われた画像の連続用紙への転写が前記画像形成装置にて再び行われる場合に、当該画像に対応した印刷データであって前記データ保持手段により保持されている印刷データを当該画像形成装置に送信することを特徴とする請求項5又は6に記載の印刷データ格納装置である。
請求項8に記載の発明は、前記データ保持手段は、予め定められたページ数分の前記印刷データを保持し、当該予め定められたページ数分を超える印刷データについては削除することを特徴とする請求項5乃至7の何れかに記載の印刷データ格納装置である。
請求項9に記載の発明は、印刷データに基づき画像を順次形成し搬送される連続用紙に当該画像を順次転写して連続用紙に画像を形成する画像形成装置にて連続用紙上への転写が行われた画像に対応した印刷データを、当該転写が終了した後も保持するデータ保持機能と、前記データ保持機能により保持されている印刷データを前記画像形成装置に送信する送信機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムである。

発明の効果

0006

請求項1の発明によれば、連続用紙に転写された画像の各々に対応した各印刷データが、転写後に保持されない場合に比べ、連続用紙への画像形成を行う画像形成装置にてエラーが発生した場合に行われる再印刷の手間を低減することができる。
請求項2の発明によれば、連続用紙上の画像が画像形成装置の予め定められた箇所へ達した後も印刷データを保持しておく場合に比べ、印刷データを保持しておく記憶領域の容量を小さくできる。
請求項3の発明によれば、連続用紙上の画像が画像形成装置の用紙収容部へ達した後も印刷データを保持しておく場合に比べ、印刷データを保持しておく記憶領域の容量を小さくできる。
請求項4の発明によれば、印刷データが予め定められたページ数分を超えてもこの印刷データを保持しておく場合に比べ、印刷データを保持しておく記憶領域の容量を小さくできる。
請求項5の発明によれば、連続用紙に転写された画像の各々に対応した各印刷データが、転写後に保持されない場合に比べ、連続用紙への画像形成を行う画像形成装置にてエラーが発生した場合に行われる再印刷の手間を低減することができる。
請求項6の発明によれば、連続用紙上の画像が画像形成装置の予め定められた箇所へ達した後も印刷データを保持しておく場合に比べ、印刷データを保持しておく記憶領域の容量を小さくできる。
請求項7の発明によれば、連続用紙への転写が一旦行われた画像の連続用紙への転写を再び行うことが可能となる。
請求項8の発明によれば、印刷データが予め定められたページ数分を超えてもこの印刷データを保持しておく場合に比べ、印刷データを保持しておく記憶領域の容量を小さくできる。
請求項9の発明によれば、連続用紙に転写された画像の各々に対応した各印刷データが、転写後に保持されない場合に比べ、連続用紙への画像形成を行う画像形成装置にてエラーが発生した場合に行われる再印刷の手間を低減することができる。

図面の簡単な説明

0007

本実施形態の印刷システムの全体構成を示した図である。
(A)、(B)は、プリントサーバの状況把握部における処理を説明する図である。
プリントサーバの状況把握部における処理を説明する図である。
図2(A)、図3にて説明した処理の流れを示したフローチャートである。

実施例

0008

以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の印刷システム100の全体構成を示した図である。
本実施形態の印刷システム100には、連続用紙Pへの画像形成を行う画像形成装置200が設けられている。また、この印刷システム100には、画像形成装置200に接続され、印刷に用いられる印刷データを格納する印刷データ格納装置の一例としてのプリントサーバ300が設けられている。さらに、プリントサーバ300へ印刷データを送信するホスト装置(ホストPC)400が設けられている。

0009

画像形成装置200には、折り畳まれた状態の連続用紙P(連帳紙)が置かれる用紙積載部210、用紙積載部210に置かれた連続用紙Pを下流側へ搬送する搬送機構220、搬送されてきた連続用紙Pに画像を形成する画像形成部230、画像形成部230によって画像が形成された連続用紙Pが順次送り込まれこの連続用紙Pを収容する用紙収容部240が設けられている。

0010

さらに、画像形成装置200には、タッチパネル等により構成され、情報の表示やオペレータからの指示を受け付けるUI部(User Interface部)250が設けられている。
さらに、画像形成装置200には、ハードディスク装置などにより構成され、印刷データなどの情報の格納を行う情報格納部260が設けられている。また、プリントサーバ300との間で情報の送受信を行う送受信部270が設けられている。

0011

画像形成部230は、像保持体として機能する感光体ドラム231を有し、いわゆる電子写真方式を用いて、この感光体ドラム231上に画像(トナー像)を形成する。そして、転写部Tにて、感光体ドラム231上の画像を連続用紙Pに転写して、連続用紙Pへ画像を形成する。
言い換えると、画像形成部230は、印刷データに基づき感光体ドラム231上に画像を順次形成するとともに、搬送される連続用紙Pに対し、形成したこの画像を順次転写して、連続用紙Pへ画像を形成する。

0012

プリントサーバ300について説明する。
プリントサーバ300は、ホスト装置400から送信された印刷データを受信する。また、プリントサーバ300は、受信したこの印刷データを画像形成装置200へ送信する。

0013

プリントサーバ300には、通信インターフェース等により構成され、ホスト装置400から送信されてきた印刷データを受信する受信部310が設けられている。また、プリントサーバ300には、ハードディスク装置等により構成され、印刷データを保持するデータ保持手段として機能するデータ保持部320が設けられている。さらに、プリントサーバ300には、通信インターフェース等により構成され、画像形成装置200に対して印刷データを送信する送信手段として機能する送信部330が設けられている。

0014

ホスト装置400から送信されてきた印刷データは、プリントサーバ300の受信部310により受信される。受信部310にて受信された印刷データは、送信部330によって画像形成装置200に送信される。また、受信部310にて受信された印刷データは、データ保持部320により保持される。

0015

さらに、プリントサーバ300には、画像形成装置200における画像形成の状況を把握する状況把握部340が設けられている。
本実施形態では、画像形成についての進捗状況が画像形成装置200から状況把握部340へ通知され、状況把握部340は、画像形成装置200における進捗状況を把握する。
状況把握部340は、CPUが、ROMに記憶されているプログラムを読み出し、RAMを作業エリアにしてプログラムを実行することにより実現される。

0016

なお、プリントサーバ300にて用いられるプログラムに関する提供形態としては、予めROMに格納された状態にて提供され、RAMにロードされる形態がある。さらに、書き換え可能なROMを備えている場合には、CPUがセッティングされた後に、プログラムだけがROMにインストールされ、RAMにロードされる形態がある。また、インターネット等のネットワークを介してプログラムが伝送され、ROMにインストールされ、さらに、RAMにロードされる形態がある。さらにまた、DVD−ROMやフラッシュメモリ等の外部記録媒体からRAMにロードされる形態がある。

0017

図2(A)、(B)、図3は、プリントサーバ300の状況把握部340における処理を説明する図である。
本実施形態では、画像形成装置200から状況把握部340へ、画像形成装置200における画像形成の進捗状況が順次通知される。そして、図2(A)の「ジョブ管理リスト」に示すように、状況把握部340は、画像形成装置200にて行われる各印刷ジョブの状況を把握する。

0018

図2(A)に示すジョブ管理リストでは、「JOB-00001」が最初に画像形成が行われた印刷ジョブを示している。また、この例では、この印刷ジョブ「JOB-00001」は、「削除済み」というステータスとなっており、状況把握部340は、印刷ジョブ「JOB-00001」に対応した印刷データについては、削除された状態にあることを把握している。

0019

「削除済み」というステータスは、連続用紙P上の画像が、画像形成装置200(図1参照)の用紙収容部240へ達するとともに、この画像に対応した印刷データが既に削除された状態を示している。
言い換えると、プリントサーバ300(図1参照)に設けられたデータ保持部320による印刷データの保持が行われておらず、データ保持部320が、印刷データの削除を既に行った状況を示している。

0020

さらに説明すると、本実施形態では、連続用紙P上の画像が用紙収容部240へ達した状況となると、図2(A)に示すように、状況把握部340が、この画像に対応した印刷ジョブを、削除済みジョブリストに移す。
そして、本実施形態では、データ保持部320が、保持している複数の印刷データの中から、削除済みジョブリストに載っている印刷ジョブに対応した印刷データを削除する。

0021

一方、図2(A)に示すように、印刷ジョブ「JOB-00002」〜「JOB-00007」については、状況把握部340は、「転写完了」というステータスにあることを把握している。
「転写完了」というステータスは、印刷ジョブ「JOB-00002」〜「JOB-00007」の各々に対応した各印刷データにより連続用紙P上に形成された画像(転写された画像)が、未だ用紙収容部240(図1参照)へ達しておらず、転写部Tと用紙収容部240との間に位置している状況を示している。

0022

より具体的には、画像形成装置200では、転写部Tと用紙収容部240とは離間しており、転写部Tと用紙収容部240との間には、複数ページ分の画像が位置する。
「JOB-00002」〜「JOB-00007」に基づき連続用紙P上に形成された各画像については、未だ用紙収容部240に達しておらず、転写部Tと用紙収容部240との間に位置している。

0023

また、状況把握部340は、印刷ジョブ「JOB-00008」については、「印刷中」というステータスにあることを把握している。
「印刷中」というステータスは、印刷ジョブ「JOB-00008」に対応した画像が、転写部Tにて、連続用紙Pに転写されている最中であることを示している。

0024

図2(B)は、比較例における印刷状況を示した図である。
この比較例では、転写部Tにて転写が行われた画像に対応した印刷ジョブについては、転写後すぐに、印刷ジョブの各々に対応した印刷データを削除する。
このため、この比較例では、転写が行われている最中の印刷ジョブ「JOB-00008」を除き、印刷ジョブ「JOB-00001」〜「JOB-00007」に対応した各印刷データが、削除された状態となっている。

0025

図3を参照し、状況把握部340における処理をさらに具体的に説明する。なお、図3では、図2とは異なり、図中下方に位置する印刷ジョブほど先に実行された印刷ジョブを示している。

0026

状況把握部340は、図3に示すジョブ管理リストを生成する。
また、状況把握部340は、新たな印刷ジョブがホスト装置400からプリントサーバ300へ送信されてきたり、画像形成装置200にて新たなページへの印刷(転写)が開始されたりすると、ジョブ管理リストを更新する。

0027

ここで、図3に示すジョブ管理リストでは、印刷ジョブ「X0001-0006」〜「X0001-0001」、「X0000-0002」については、2ページ分の画像を含んだ印刷ジョブであることを示しており、「X0000-0001」については、10ページ分の画像を含んだ印刷ジョブであることを示している。
また、このジョブ管理リストでは、印刷ジョブ「X0001-0006」に含まれる2ページ分の画像のうちの、2ページ目の画像が、連続用紙Pに転写されている最中にあることを示している。

0028

ここで、本実施形態では、状況把握部340は、画像形成装置200にて現在搬送されている連続用紙Pの用紙サイズに基づき、転写部Tと用紙収容部240との間に位置するページ数(以下、「基準ページ数」と称する)を把握する。
より具体的には、連続用紙Pには、長手方向と直交する方向に延びるミシン目折り目境界線が形成されており、長手方向において互いに隣接するミシン目、折り目、境界線の間に位置する部分のサイズが用紙サイズとなる。状況把握部340は、この用紙サイズに基づき基準ページ数を把握する。

0029

具体的には、状況把握部340は、例えば、連続用紙Pの用紙サイズが11インチである場合、基準ページ数が6ページであると把握する。この場合、6ページを超える7ページ目については、用紙収容部240に達することを意味する。

0030

ここで、基準ページ数は、連続用紙Pの用紙サイズによって異なり、用紙サイズが小さいほど基準ページ数が大きくなり、用紙サイズが大きいほど基準ページ数が小さくなる。
なお、状況把握部340による基準ページ数の把握は、例えば、用紙サイズと基準ページ数との対応関係を記したテーブルをプリントサーバ300内に格納しておき、状況把握部340がこのテーブルを参照することで、状況把握部340による基準ページ数の把握が行われる。

0031

さらに、本実施形態では、ジョブ管理リスト(図3参照)の最右欄で示しているように、状況把握部340は、転写が終了したページのページ数を加算して合計値を算出する。
より具体的には、直近に転写が行われたページを1ページ目とし、さらに、このページよりも前に転写が行われたページのページ数を、印刷ジョブ毎に順に加算し、合計値を得る。

0032

さらに説明すると、状況把握部340は、転写が行われている最中の印刷ジョブに含まれるページ数のうちの転写済みのページ数に対し、既に転写が行われた各印刷ジョブに含まれるページ数を順次加算して、印刷ジョブ毎に合計値を得る。

0033

そして、状況把握部340は、新たなページへの転写が行われ、新たな合計値を得る度に、この合計値と基準ページ数(本実施形態では、基準ページ数は6)と比較する。そして、状況把握部340は、各印刷ジョブのうち、合計値が基準ページ数を超えた印刷ジョブについては、ステータスを「削除済み(排出完了)」とする。
ここで、図3に示す例では、印刷ジョブ「X0001-0002」〜「X0001-0001」、「X0000-0002」〜「X0000-0001」については、合計値が基準ページ数を超え、ステータスが「削除済み」となっている。

0034

なお、印刷ジョブ「X0001-0003」については、合計値が7であり、一応、合計値が基準ページ数を超えているが、印刷ジョブ「X0001-0003」に後続する印刷ジョブ「X0001-0004」の合計値が6未満となっている。
この場合、印刷ジョブ「X0001-0003」により形成される複数ページ分の画像のうちの一部の画像が、転写部Tと用紙収容部240との間に未だ位置している状態であり、この場合は、ステータスを「削除済み」とせず、ステータスを「転写完了」のままとする。

0035

ここで、状況把握部340は、ステータスが「削除済み」となった印刷ジョブについては、図2(A)にて説明した通り、削除済みジョブリストに載せる。
これにより、データ保持部320にて、削除済みジョブリストに載った印刷ジョブに対応した印刷データが削除される。より具体的には、データ保持部320が保持している複数の印刷データの中から、削除済みジョブリストに載った印刷ジョブに対応した印刷データが削除される。

0036

ここで、図3に示す例では、印刷ジョブ「X0001-0002」〜「X0001-0001」、「X0000-0002」〜「X0000-0001」の4つの印刷ジョブが、合計値が基準ページ数を超えた印刷ジョブであり、この4つの印刷ジョブは、ステータスが「削除済み」となり、この4つの印刷ジョブに対応した印刷データは削除される。
一方で、印刷ジョブ「X0001-0006」〜「X0001-0003」は、合計値が基準ページ数を超えておらず、これらの印刷ジョブは、ステータスが「転写完了」のままとなる。

0037

さらに説明すると、印刷ジョブ「X0001-0002」〜「X0001-0001」、「X0000-0002」〜「X0000-0001」の4つの印刷ジョブに基づき連続用紙P上に形成された画像は、いずれも用紙収容部240(図1参照)に達しており、本実施形態では、この用紙収容部240に達した画像の元となった印刷データは削除する。

0038

一方、印刷ジョブ「X0001-0006」〜「X0001-0003」に基づき連続用紙P上に形成された画像は、未だ用紙収容部240に達しておらず、用紙収容部240に達していない画像の元となった印刷データについては削除せず、データ保持部320に保持させておく。
さらに説明すると、本実施形態では、転写が終了した印刷データであっても、予め定められたページ数分(この例では6ページ分)の印刷データは保持しておき、この予め定められたページ数分を超える印刷データを削除する。

0039

図4は、図2(A)、図3にて説明した処理の流れを示したフローチャートである。
本実施形態では、まず、画像形成装置200にて画像形成が開始される際に、状況把握部340が、図3にて示したジョブ管理リストの最右欄の合計値をクリアする(ステップ101)。
そして、画像形成装置200にて画像形成が開始されると、画像形成についての進捗状況が画像形成装置200から状況把握部340へ通知され、状況把握部340は、各印刷ジョブの状況(ページ単位での進捗状況)を把握する(ステップ102)。

0040

次いで、状況把握部340が、新たなページへの転写が行われる度に、印刷ジョブ毎の新たな合計値を取得(算出)する(ステップ103)。
次いで、状況把握部340は、新たな合計値を得る度に、各印刷ジョブ毎に、合計値が基準ページ数を超えたか否かを判断する(ステップ104)。

0041

そして、状況把握部340は、ステップ104にて、ある印刷ジョブ(以下、「先行印刷ジョブ」と称する)の合計値が、基準ページ数を超えた場合、この先行印刷ジョブに後続する(この先行印刷ジョブの次に印刷処理が行われる)印刷ジョブ(以下、「後続印刷ジョブ」と称する)の合計値に着目する。そして、状況把握部340は、後続印刷ジョブの合計値が基準ページ数以上であるか否かを判断する(ステップ105)。

0042

そして、状況把握部340は、ステップ105にて、後続印刷ジョブの合計値が基準ページ数以上であると判断した場合、先行印刷ジョブのステータスを「削除済み」とし(ステップ106)、この先行印刷ジョブを削除済みジョブリストに載せる。
次いで、データ保持部320が、削除済みジョブリストに載った先行印刷ジョブ(の印刷データ)を削除する(ステップ107)。
一方、ステップ104にて、何れの合計値も基準ページ数を超えていないと判断された場合、また、ステップ105にて、後続印刷ジョブの合計値が基準ページ数未満であると判断された場合、ステップ103以降の処理を再び行う。

0043

本実施形態では、上記のように、後続印刷ジョブの合計値が基準ページ数以上であるか否かを判断する。ここで、後続印刷ジョブの合計値が基準ページ数未満の場合、先行印刷ジョブの最終ページなどの一部のページが、用紙収容部240(図1参照)に達していない状態(転写部Tと用紙収容部240との間に未だ位置している状態)となる。
言い換えると、先行印刷ジョブに含まれる複数ページ分の画像のうち、一部の画像が、転写部Tと用紙収容部240との間に未だ位置している状態となる。

0044

かかる場合に、この先行印刷ジョブを削除してしまうと、後に再印刷を行う場合に、この再印刷に手間を要する(詳細は後述)。このため、本実施形態では、合計値が基準ページ数を超えても印刷ジョブをすぐには削除せず、後続する印刷ジョブの合計値も参照するようにしている。

0045

ここで、本実施形態では、画像形成装置200にて、用紙詰まりなどのエラー(アラーム)が発生した場合は、画像形成装置200のUI部250上に、エラーが発生した旨を表示する。また、UI部250を通じ、エラーの原因が解消した後の動作内容を、オペレータから受け付ける。

0046

ここで、オペレータが画像形成の中止希望する場合、画像形成装置200は、印刷ジョブの削除を行う。また、オペレータが画像形成の継続を希望する場合は、再印刷(リカバリー印刷)を行う。なお、再印刷は、通常、エラー発生時に画像形成装置200の機内に位置していた連続用紙Pを全て除去したうえで、除去した連続用紙Pに形成しようとしていた画像を、新たな連続用紙Pに対して形成する。

0047

ここで、本実施形態では、再印刷を行う場合、図3にて示したジョブ管理リストにて、ステータスが「印刷中」、「転写完了」となっている印刷ジョブについて再印刷を行い、「削除済み」となっている印刷ジョブについては再印刷を行わない。
なお、本実施形態にて再印刷が行われる場合は、再印刷のための印刷ジョブ(印刷データ)が、プリントサーバ300のデータ保持部320から読み出され、送信部330によって、読み出されたこの印刷ジョブが画像形成装置200へ送信される。

0048

本実施形態では、連続用紙P上の画像が用紙収容部240に達した印刷ジョブについて印字保証をし(印字が正常に終了したとみなし)、再印刷時には、用紙収容部240に画像が達してない印刷ジョブを対象として印刷を行う。
さらに説明すると、ステータスが「印刷中」、「転写完了」となっている印刷ジョブについては、削除されておらず、データ保持部320より保持されており、データ保持部320により保持されているこの印刷ジョブを画像形成装置200へ送信して再印刷を行う。

0049

ここで、本実施形態では、再印刷にあたり、ホスト装置400からプリントサーバ300への印刷ジョブの再送信が不要となり、ホスト装置400からプリントサーバ300への印刷ジョブの再送信が必要な場合に比べ、再印刷をより簡易に行える。
図2(B)にて示した比較例では、転写が終了すると印刷データが削除されるため、ホスト装置400からプリントサーバ300への印刷ジョブの再送信が必要であり、本実施形態に比して、再印刷に手間を要する。

0050

また、図2(B)にて示した比較例の場合、印刷ジョブの各々について、転写が完了しているか否かのステータスは把握できるが、排出完了になっているか否かは不明である。
このため、図2(B)にて示した比較例にて、紙詰まりなどのエラーが発生し、再印刷を行う際には、オペレータが、画像形成装置200の用紙収容部240を目視等で確認して、何れの印刷ジョブまでが完了しているか否かを確認する必要がある。

0051

これに対し、本実施形態では、「排出完了」までのステータスを把握となっている。付言すると、「削除済み」のステータスを、「排出完了」のステータスとみなすことができ、「排出完了」までのステータスを把握となっている。そして、本実施形態では、ステータスが「排出完了」となっている印刷ジョブについては、画像形成が終了していることが明確に分かる。このため、本実施形態では、用紙収容部240を目視で確認して、何れの印刷ジョブまでが終了しているかの確認を行わずに済み、未だ「排出完了」となっていない状態の印刷ジョブについて再印刷を行えばよい。

0052

最後に、本実施形態の印刷システム100の一連の処理の流れを説明する。
本実施形態では、まず、ホスト装置400(図1参照)からプリントサーバ300へ印刷ジョブ(印刷データ)が送信され、次いで、プリントサーバ300から画像形成装置200へ印刷ジョブが送信される。また、このとき、印刷ジョブ(印刷データ)が、プリントサーバ300のデータ保持部320により保持される。

0053

次いで、画像形成装置200にて連続用紙Pへの画像形成が開始される。
画像形成装置200にて画像形成が開始されると、画像形成装置200における進捗状況がプリントサーバ300へ通知され、プリントサーバ300の状況把握部340は、図2(A)、図3にて示したジョブ管理リストを用いて、各印刷ジョブの状況を把握する。

0054

具体的には、状況把握部340は、上記のとおり、画像の転写が行われた印刷ジョブについては、ステータスを「転写完了」とする。また、用紙収容部240まで画像が達した印刷ジョブ(合計値が基準ページ数を超えた印刷ジョブ)については、ステータスを「削除済み(排出完了)」とする。
ここで、「転写完了」というステータスにある印刷ジョブについては、上記の通り、削除されずに、データ保持部320によって保持されたままとなる。また、「削除済み」というステータスにある印刷ジョブについては、削除される。

0055

そして、画像形成装置200にて用紙詰まりなどのエラーが発生した場合には、画像形成装置200における画像形成動作用紙搬送動作や画像形成動作)が停止し、さらに、エラーが発生した旨が画像形成装置200からプリントサーバ300へ通知される。
その後、オペレータによって、画像形成装置200内の全ての用紙が除去され、次いで、再印刷が行われる。

0056

再印刷では、プリントサーバ300の送信部330(図1参照)が、ジョブ管理リストに載っている印刷ジョブのうち、ステータスが「転写完了」となっている印刷ジョブ(データ保持部320により保持されている印刷ジョブ)を画像形成装置200へ送信する。
また、送信部330は、ステータスが「印刷中」となっている印刷ジョブを画像形成装置200へ送信する。さらに、送信部330は、エラー発生時には転写が未だ行われておらずこれから転写が行われる印刷ジョブ(以下、「未印刷ジョブ」と称する)を画像形成装置200へ送信する。

0057

そして、画像形成装置200の送受信部270(図1参照)が、これらの印刷ジョブを受信し、これらの印刷ジョブに基づき画像形成を行う。
画像形成装置200では、画像形成に際し、エラー発生時に「転写完了」というステータスを有していた印刷ジョブについての画像形成を最初に行う。次いで、エラー発生時に「印刷中」というステータスを有していた印刷ジョブについての画像形成を行う。その後、上記未印刷ジョブに基づき画像形成を行う。

0058

100…印刷システム、200…画像形成装置、240…用紙収容部、300…プリントサーバ、320…データ保持部、330…送信部、P…連続用紙

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