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技術 星空の表示方法および該方法に用いる星空ディスプレイ装置

出願人 有限会社大平技研
発明者 大平貴之
出願日 2015年9月9日 (3年6ヶ月経過) 出願番号 2015-177631
公開日 2017年3月16日 (2年0ヶ月経過) 公開番号 2017-053996
状態 未査定
技術分野 教示用装置 照明サイン;照明広告
主要キーワード 今回提案 星パターン 対面接触 明度マップ 局所照明 プラネタリウム投 光ファイバ末端 末端面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月16日)のものです。
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図面 (9)

課題

暗い星は廉価に、大量かつ正確に再現し、明るい星は自ら発光する光源を用いて壮大な星空を限られたコストで再現し、さらに限られた完全遮光された専用の部屋だけではなく、例えば商業店舗など照明に照らされた場所でも星空を効果的に演出できる星空の表示方法およびその方法に用いる星空ディスプレイ装置を提供する。

解決手段

白色の光を拡散しつつ透過する性質をもった基材1の上に、多数の恒星を描いた星空のパターン印刷されるか、または写真工程により作成されて画像面2を形成する。基材1の裏側にバックライト3が配置され、星パターン8に対応する位置の基材1の裏面側に明るい星を表現するためのLEDランプ4が設けられている。星パターン8の発光部からは明るい星の光が視認でき、星パターン7は暗い星として視認できる。

概要

背景

白昼に星空再現するために、従来から、ドームスクリーンの中央部に専用の投影機を設置するプラネタリウムが古くから活用されている。
これらプラネタリウムでは、精密加工によって製造された恒星原板の像を投影する光学式投影機に加えて、ディジタル映像プロジェクタで投影するディジタル式投影機や、この両者を複合された装置等が開発され、多種多様な星空や宇宙映像を提供するに至っている。

一方、古くより、遮光性の板に星に相当する透過孔を開け、その裏側から光を当てることにより星空のように観察させる装置が多数発案され、現在も用いられている。
著名なものは、米アドラープラネタリウムに展示されているアトウッドスフィアーであり、直径およそ5mほどの球殻の表面に多数の本物の星に相当する穴をあけ、観客は球殻の中に入り星空を観察するものである。

また、光ファイバを用いて、ファイバの端面を平面上に配置し、ファイバの反対側から照明することにより星空のように見せるディスプレイが多数考案され、使用されている。 同様に、星に見立てた電球LEDランプを平面上に配置して星のように見せる「星球」が古くから舞台演出などに使われている。

しかしながら、従来技術では、以下のような問題点があった。
ドーム状スクリーンに星空を投影するプラネタリウム投影機では、映像を投影するという方法のため、対象物明るい色のものにする必要がある。投影する像の明るさには限りがあるため、室内を暗黒にしなければならず、専用のプラネタリウム施設では問題ないが、これを外光の入る空間で行おうとすると、僅かな光によっても演出効果が妨げられ、応用範囲が限られるという問題点があった。

遮光性の板に星に相当する透過孔を開ける方法や、光ファイバを用いる方法、電球やLEDランプを用いる方法では、直接光を通す、または直接発光する物体を用いることにより投影像より遥かに鮮明で明るい星を再現できるが、星に相当する孔加工には手間と時間がかかり、コストを膨らませる要因となっていた。また、微細な孔加工には技術的な問題点も伴い、結果的に再現できる星の数を増やすことができず、リアルで壮大な星空の様子を再現することができないか、または膨大な手間を投じることになっていた。

概要

暗い星は廉価に、大量かつ正確に再現し、明るい星は自ら発光する光源を用いて壮大な星空を限られたコストで再現し、さらに限られた完全遮光された専用の部屋だけではなく、例えば商業店舗など照明に照らされた場所でも星空を効果的に演出できる星空の表示方法およびその方法に用いる星空ディスプレイ装置を提供する。白色の光を拡散しつつ透過する性質をもった基材1の上に、多数の恒星を描いた星空のパターン印刷されるか、または写真工程により作成されて画像面2を形成する。基材1の裏側にバックライト3が配置され、星パターン8に対応する位置の基材1の裏面側に明るい星を表現するためのLEDランプ4が設けられている。星パターン8の発光部からは明るい星の光が視認でき、星パターン7は暗い星として視認できる。

目的

これらプラネタリウムでは、精密加工によって製造された恒星原板の像を投影する光学式投影機に加えて、ディジタル映像をプロジェクタで投影するディジタル式投影機や、この両者を複合された装置等が開発され、多種多様な星空や宇宙の映像を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基材の片面に、多数の恒星を描いた星空パターン印刷または写真工程で形成し、基材を一様に照明する全体照明によりパターン全面を一様に照明すると共に、星空のパターン上の所定の星に相当する位置に、所定の星のみを表示する局所光源を配置することにより、所定の星のみを明るく輝かせることを特徴とする星空の表示方法

請求項2

前記全体照明は、基材の裏面に配置されたバックライトであることを特徴とする請求項1記載の星空の表示方法。

請求項3

前記全体照明は、基材の表面に配置されたフロント照明または環境光であることを特徴とする請求項1記載の星空の表示方法。

請求項4

前記局所光源は、所定の星に相当する位置の裏面に配置されたランプであることを特徴とする請求項1,2または3記載の星空の表示方法。

請求項5

前記局所光源は、所定の星に相当する位置の裏面から設置された光ファイバ末端であることを特徴とする請求項1,2または3記載の星空の表示方法。

請求項6

前記局所光源は、所定の星に相当する位置の表面に配置されたランプであることを特徴とする請求項1,2または3記載の星空の表示方法。

請求項7

前記局所光源の明るさを、基材の表面に配置した照度センサにより計測された照度連動して変化させることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の星空の表示方法。

請求項8

前記局所光源の明るさを小刻みに変化させることによりまたたき効果を得ることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6または7記載の星空の表示方法。

請求項9

多数の恒星を描いた星空のパターンを印刷または写真工程で作成した画像面を有する基材と、前記基材の上の所定の個所に配置した1以上の発光部と、前記発光部を明るい星として視認させるための局所光源と、前記画像面の星空のパターンを視認させるためのバックライトまたはフロントライトとを備え、所定の星のみを明るく輝かせることを特徴とする星空ディスプレイ装置

請求項10

前記基材は、光透過性拡散性を有し、前記基材の裏面側に配置されたバックライトまたは局所光源により照明されることを特徴とする請求項9記載の星空ディスプレイ装置。

請求項11

前記基材の表面側からの照明により基材上に形成された星空のパターンを表示することを特徴とする請求項9記載の星空ディスプレイ装置。

請求項12

前記発光部は、基材の所定の個所に1以上配置され、前記基材の所定の個所に孔を開け、該孔に光源からの光を導入するための光ファイバを挿入して前記発光部を発光させることを特徴とする請求項9,10または11記載の星空ディスプレイ装置。

請求項13

前記局所光源はランプであることを特徴とする請求項9,10または11記載の星空ディスプレイ装置。

技術分野

0001

本発明は、専用のプラネタリウム施設だけでなく、商業店舗など照明に照らされた場所でも星空を効果的に演出し、多数の暗い星から限られた明るい星まで正確に再現できる星空の表示方法およびその方法に用いる星空ディスプレイ装置に関する。

背景技術

0002

白昼に星空を再現するために、従来から、ドームスクリーンの中央部に専用の投影機を設置するプラネタリウムが古くから活用されている。
これらプラネタリウムでは、精密加工によって製造された恒星原板の像を投影する光学式投影機に加えて、ディジタル映像プロジェクタで投影するディジタル式投影機や、この両者を複合された装置等が開発され、多種多様な星空や宇宙映像を提供するに至っている。

0003

一方、古くより、遮光性の板に星に相当する透過孔を開け、その裏側から光を当てることにより星空のように観察させる装置が多数発案され、現在も用いられている。
著名なものは、米アドラープラネタリウムに展示されているアトウッドスフィアーであり、直径およそ5mほどの球殻の表面に多数の本物の星に相当する穴をあけ、観客は球殻の中に入り星空を観察するものである。

0004

また、光ファイバを用いて、ファイバの端面を平面上に配置し、ファイバの反対側から照明することにより星空のように見せるディスプレイが多数考案され、使用されている。 同様に、星に見立てた電球LEDランプを平面上に配置して星のように見せる「星球」が古くから舞台演出などに使われている。

0005

しかしながら、従来技術では、以下のような問題点があった。
ドーム状スクリーンに星空を投影するプラネタリウム投影機では、映像を投影するという方法のため、対象物を明るい色のものにする必要がある。投影する像の明るさには限りがあるため、室内を暗黒にしなければならず、専用のプラネタリウム施設では問題ないが、これを外光の入る空間で行おうとすると、僅かな光によっても演出効果が妨げられ、応用範囲が限られるという問題点があった。

0006

遮光性の板に星に相当する透過孔を開ける方法や、光ファイバを用いる方法、電球やLEDランプを用いる方法では、直接光を通す、または直接発光する物体を用いることにより投影像より遥かに鮮明で明るい星を再現できるが、星に相当する孔加工には手間と時間がかかり、コストを膨らませる要因となっていた。また、微細な孔加工には技術的な問題点も伴い、結果的に再現できる星の数を増やすことができず、リアルで壮大な星空の様子を再現することができないか、または膨大な手間を投じることになっていた。

先行技術

0007

特開2008−281684号公報

発明が解決しようとする課題

0008

なお、本件発明者は、星空の表示方法ならびに該表示方法を用いたプラネタリウム装置および星空の表示装置を既に提案している(特許文献1)。
これは入力装置によって観測地の位置が入力された際に、メモリ回路に格納された夜空明度マップを参照して、観測地の位置に対応する座標から夜空の明度データを読み込み、補間演算などにより観測値明度を求め、メモリ回路に格納された夜空の明度−恒星調光テーブルを参照して、恒星用調光装置調光すべき恒星調光信号送出し、メモリ回路に格納された夜空の明度−照明調光テーブルを参照して、照明用調光装置に調光すべき照明調光信号を送出するように構成された光学式プラネタリウム装置を用いる星空の表示方法を開示したものである。
この出願は、今回提案しようとしている出願と発明の名称が「星空の表示方法」として同じであるものの、その内容が上記問題を解決するようなことに繋がる技術を開示するものではない。

0009

本発明は上記のような背景に基づき発案されたものである。
すなわち、本発明は夜空を構成する星の大多数が暗い星である特質に着目したもので、その目的は、暗い星は廉価に、大量かつ正確に再現し、一部の限られた明るい星は自ら発光するLED光源ファイバ端などを用いて再現して、これらを複合することにより、壮大な星空を限られたコストで再現し、さらに限られた完全遮光された専用の部屋だけではなく、例えば商業店舗など照明に照らされた場所でも星空を効果的に演出できる星空の表示方法およびその方法に用いる星空ディスプレイ装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

前記目的を達成するために本発明による請求項1記載の星空の表示方法は、基材の片面に、多数の恒星を描いた星空のパターン印刷または写真工程で形成し、基材を一様に照明する全体照明によりパターン全面を一様に照明すると共に、星空のパターン上の所定の星に相当する位置に、所定の星のみを表示する局所光源を配置することにより、所定の星のみを明るく輝かせることを特徴とする。
本発明による請求項2記載の星空の表示方法は、請求項1記載の発明において、前記全体照明は、基材の裏面に配置されたバックライトであることを特徴とする。
本発明による請求項3記載の星空の表示方法は、請求項1記載の発明において、前記全体照明は、基材の表面に配置されたフロント照明または環境光であることを特徴とする。
本発明による請求項4記載の星空の表示方法は、請求項1,2または3記載の発明において、前記局所光源は、所定の星に相当する位置の裏面に配置されたランプであることを特徴とする。
本発明による請求項5記載の星空の表示方法は、請求項1,2または3記載の発明において、前記局所光源は、所定の星に相当する位置の裏面から設置された光ファイバの末端であることを特徴とする。
本発明による請求項6記載の星空の表示方法は、請求項1,2または3記載の発明において、前記局所光源は、所定の星に相当する位置の表面に配置されたランプであることを特徴とする。
本発明による請求項7記載の星空の表示方法は、請求項1,2,3,4,5または6記載の発明において、前記局所光源の明るさを、基材の表面に配置した照度センサにより計測された照度連動して変化させることを特徴とする。
本発明による請求項8記載の星空の表示方法は、請求項1,2,3,4,5,6または7記載の発明において、前記局所光源の明るさを小刻みに変化させることによりまたたき効果を得ることを特徴とする。
本発明による請求項9記載の星空ディスプレイ装置は、多数の恒星を描いた星空のパターンを印刷または写真工程で作成した画像面を有する基材と、前記基材の上の所定の個所に配置した1以上の発光部と、前記発光部を明るい星として視認させるための局所光源と、前記画像面の星空のパターンを視認させるためのバックライトまたはフロントライトとを備え、所定の星のみを明るく輝かせることを特徴とする。
本発明による請求項10記載の星空ディスプレイ装置は、請求項9記載の発明において、前記基材は、光透過性拡散性を有し、前記基材の裏面側に配置されたバックライトまたは局所光源により照明されることを特徴とする。
本発明による請求項11記載の星空ディスプレイ装置は、請求項9記載の発明において、前記基材の表面側からの照明により基材上に形成された星空のパターンを表示することを特徴とする。
本発明による請求項12記載の星空ディスプレイ装置は、請求項9,10または11記載の発明において、前記発光部は、基材の所定の個所に1以上配置され、前記基材の所定の個所に孔を開け、該孔に光源からの光を導入するための光ファイバを挿入して前記発光部を発光させることを特徴とする。
本発明による請求項13記載の星空ディスプレイ装置は、請求項9,10または11記載の発明において、前記局所光源はランプであることを特徴とする。

発明の効果

0011

上記構成によれば、暗い部屋はもちろん、明るい部屋であっても室内照明に妨げられることなく鮮明かつ美しい星空を表示することができる。多数の星は印刷や写真工程によって作成されるので星の数を増やしてもコストの高騰を防ぐことができる。明るい星は鮮明に輝くようすを再現できる。店舗などの商業施設オフィス等で美しい星空を表示することができるなどの効果を有する。

図面の簡単な説明

0012

本発明による星空の表示方法を実現するための星空ディスプレイ装置の実施の形態を示す概略図で、該星空ディスプレイ装置を一部断面で示した側面図を示してある。
本発明による星空の表示方法を実現するための星空ディスプレイ装置の他の実施の形態を示す概略図で、明るい星を表示する発光部を構成する拡散板および貫通孔を備えた基材の側面図を断面で示してある。
本発明による星空ディスプレイ装置のさらに他の実施の形態を示す概略図で、基材の上に発光部としてLEDチップを配置した側面図を断面で示してある。
本発明による星空ディスプレイ装置のさらなる他の実施の形態を示す概略図で、光を導く光ファイバ末端を基材の裏面側から貫通孔に挿入して配置した側面図を断面で示してある。
本発明による星空ディスプレイ装置の次の実施の形態を示す概略図で、基材上の星空の画像面を照明するフロントライトを設け、基材の上に発光部としてLEDチップを配置した側面図を断面で示してある。
星空ディスプレイ装置を一部断面で示した概略図で、外光の変化により局所照明LED)の出力を変化させる例を示している。
星空ディスプレイ装置を一部断面で示した概略図で、バックライトにLEDを用いた例を示している。
本発明による星空ディスプレイ装置に使用する局所照明(LED)をそれぞれランダムに瞬かせる回路の接続例を示すブロック図である。

実施例

0013

以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本発明による星空の表示方法を実現するための星空ディスプレイ装置の実施の形態を説明するための概略図で、主要部を断面で示したものである。
基材1は、白色の光を拡散しつつ透過する性質をもった母材であり、例えば紙,乳白アクリルターポリン生地等が利用できる。基材1は平板であり、この平板の基材1上に、星空の画像面2を形成する。画像面2は、多数の恒星を描いた星空のパターンが、印刷されるか、または写真工程によって作成されたものである。例えば、インクジェットプリンタ等で印刷しても良いし、銀塩写真の印画紙フィルムを用いても良い。

0014

印画紙やターポリン生地であれば、素材自体に十分な光の拡散性があるのでそのまま使用できるし、フィルムであれば、裏面に乳白アクリル板や白色の樹脂板接着してもよい。星空の画像には、黒地に、多数の星が描かれており、実際の星空の写真画像そのものか、恒星の位置と明るさを記した座標データにより生成されたものを用いる。画像の背景は黒であるが星に相当する星パターン7はそれぞれの星の明るさに相当する面積と色調の円形のパターンとなっている。これをバックライト3で照明すると星空として浮かび上がって視認できる。
なお、星空の中の暗い星パターンには符号7を付し、特に明るい星に相当する星パターンには、発光部に相当する部分として符号8を用いている。この星パターン8の位置の裏面には局所光源となるLEDランプ4が配置されている。このLEDランプ4の光により、特に明るい星パターン8は、図示していないが他の同面積の星パターンよりも強く輝いて見える。したがって星パターンの面積をいたずらに大きくすることなく、鋭く明るい星のイメージを再現することができる。

0015

図2は、図1と略同じ構造であるが、基材1に貫通孔5を開けることにより、明るい星を一層明るく見せるようにした星空ディスプレイ装置の実施の形態を示す図である。
LEDランプ4の光は基材1中の貫通孔5を通り星パターン8に相当する拡散板6を効率的に照明する。このように、貫通孔5を通った光が一様に視認できるよう、薄い拡散板6が取り付けられているが、LEDランプ4自体の表面が拡散性を有していればこの拡散板6は省略してもよい。LEDランプ4の発光面をそのまま貫通孔5を通じて露出させる構成にすることも可能である。

0016

図3は、局所光源を基材1の裏面ではなく画像面2に直接実装した星空ディスプレイ装置の実施の形態を示す図である。
明るい星に相当する位置にLEDチップ10を載せて、明るい星として視認させている。このLEDチップ10は発光部として局所光源を構成するものである。
LEDチップ10は、表面に配置する極細配線12によって図示しない電源に接続されているが、LEDチップ10の裏側か傍部分の基材1に小孔をあけて、この小孔より配線を基材1の裏に通しても良い。発光部としてのLEDチップ10の周辺のLEDチップの電極基板が目につかないように、遮光カバー11を設けている。このように遮光カバー11を設けることで、発光部の見た目の改善を図っている。なお、特に気にならない大きさであれば遮光カバー11は省略してもよい。

0017

図4は、明るい星の表示のために基材の裏面から挿入される光ファイバを用いた星空ディスプレイ装置の実施の形態を示す図である。
貫通孔21に光ファイバ20の末端が挿入され、その端面(出力端)が、画像面2上に設けた拡散板22の裏面に対面接触している。光ファイバ20の反対側末端は図示しない光源装置を有しており、光源装置の光を光ファイバ20に入射させ末端面20aまで導いている。この構成により明るい星を形成する発光部分(拡散板22)に光が導かれ明るい星が輝いて見える。
光ファイバ20の出射端図4のように基材1に設けた貫通孔21に挿入してもよいが、基材1に貫通孔21を開けることなく明るい星パターン対応位置の基材1の裏面に光ファイバ20の出射端を接続する構成にすることもできる。

0018

図5は、フロントライトから照明を当てて星空を視認させ、明るい星の表示のためにLEDチップを画像面に実装した星空ディスプレイ装置の実施の形態を示す図である。
基材1の前面側にフロントライト30が配置され、明るい星を表示させる位置の画像面2上にLEDチップ14が配置されている。LEDチップ14は極細い配線12によって図示しない電源に接続されている。
これは、透過光と異なり表面からの光を当てる構造になっており、構成が簡便になるという利点がある。明るい星の表示は、画像面2の表面に実装したLEDチップでなくても、図1図2の構成と同様、明るい星対応の位置の基材1の裏側に個別のLEDを設けてもよい。また、図4の構成と同様、光ファイバを用いてもよい。

0019

本発明を実施するに当たり、バックライト、フロントライトのいずれを使用する場合に関係なく、設置環境によって他の室内照明や外光による照明効果が加わることが考えられる。これら環境照明や外光の強度は他の外的要因により変化することが考えられ一定に維持することが困難な場合がある。かかる場合、画像面上の大多数の星の見た目の明るさは外光の強度によって変化してしまうことが考えられるから、明るい星の局所照明の明るさが一定であると、局所照明により照明されない一般の星と局所照明により照明される明るい星の相対的な明るさの比率が変わってしまう。そのために補正することが必要である。

0020

図6は、上記問題を解決するもので、外光の変化により局所照明の出力を変化させる星空ディスプレイ装置の実施の形態を示す図である。
この実施の形態は、基材1の裏面側にバックライト3を配置したものであり、画像面2の上に明るい星を表示するLEDチップ34を搭載した構造の星空ディスプレイ装置の例である。
画像面2か、その近辺に照度センサ40が設置されている。照度センサ40の出力信号センサアンプ31に入力し、センサアンプ31によって照度値に変換される。この照度値は、演算装置32に入力され、演算装置32は必要な局所照明の出力を算出する。演算装置32は算出した出力に基づきLEDドライバ33を駆動するための信号を送出する。LEDドライバ33の駆動信号は配線35によりLEDチップ34に入力し、局所照明のLEDは駆動されて発光する。

0021

演算装置32の演算式は、バックライトを有するか否かによって変わってくるが、ここで、照度センサ40によって検出される画像面2の照度値をF、照度とフロント照明+環境光によってもたらされる一般星の明るさとの比例係数をGAIN_F、バックライトの明るさをB、バックライトの光によってもたらされる一般星の明るさの比例係数をGAIN_Bとすると、一般星の見た目の明るさINTEは以下の(1)式で計算できる。

INTE=F*GAIN_F+B*GAIN_B ・・・(1)

従って、局所照明のLEDの出力はこのINTEに比例した値にすればよい。
もし、バックライト3が存在しない実施の形態であれば、局所照明のLEDの出力はもっぱら、照度値Fによって決定される。

0022

また、バックライトを用いた場合、バックライトの明るさを制御できる構成を構築し、環境光に応じてバックライトの明るさを変化させることにより、環境光の明るさが変わっても一般星の明るさが変わらないように制御することが可能である。
図7は上記に説明した、バックライトの明るさを制御できる星空ディスプレイ装置の実施の形態を示す図である。
基材1の裏側に配置するバックライトに、5個のLEDチップ41〜45を用いている。画像面2に設けた照度センサ40と、センサ信号増幅するセンサアンプ31とによって検出された照度は、演算装置32で、検出された照度に対するLEDチップが制御されるべき明るさの値が算出される。この算出された値に基づく信号がLEDドライバ33に送られ、LEDドライバ33は配線37によりLEDチップ41〜45に駆動信号を送り、バックライトであるLEDチップ41〜45が発光する明るさを任意の明るさに制御する。

0023

このような構成の場合、(1)式でINTEの値を一定にすればよいから、(1)式を変形すると、

B*GAIN_B=INTE−F*GAIN_F

となる。さらに、

B=(INTE−F*GAIN_F)/GAIN_B ・・・(2)

として計算できる。
したがって(2)式で算出されたバックライトの明るさBの値に比例する出力でバックライトの明るさを制御すればよいことになる。
この場合、局所照明の明るさは一定とする。

0024

図8は、図1図7に示すLEDランプやLEDチップなど局所照明となる光源をそれぞれランダムに瞬かせる回路の接続例の実施の形態を示すブロック図である。
瞬き制御回路1〜n(51〜5n)は、本物の星のような瞬きに相当するランダム、かつ小刻みに変動する電圧信号を発生する。この電圧信号をLEDドライバ1〜n(61〜6n)に入力して、局所照明のLED(図8の例ではLEDランプ4−1〜4−n)を駆動すると、それぞれのLEDは星のように明滅する。この瞬き制御回路1〜n(51〜5n)とLEDドライバ1〜n(61〜6n)のセットにより、多数存在する局所照明のLEDをそれぞれ駆動することができる。
本来、全ての星の瞬きパターンは個別に異なるが、多数ある局所照明のLEDすべてに別個の瞬き制御回路を用意するとコストが高くなるため、一つの瞬き制御回路とLEDドライバがいくつかの個別のLEDを駆動するようにし、これらの組み合わせがランダムになっていると、コストが抑えられて見た目には不自然の少ない瞬きを再現することができる。

0025

以上のように本発明の実施の形態の各例を説明したが、特許請求の範囲内において種々の変形を施すことができる。例えば、局所光源としてLEDランプ,LEDチップの例を挙げているが、消費電流が少なく、効率的に発光できる発光部材であるならば、必ずしもLEDに限ることはない。また、基材に搭載する画像面を多数の恒星を描いた星空のパターンを印刷または写真工程で形成した例を示したが、星空のパターンを形成する方法は、この処理方法に限らず、他の方法で形成することもできる。

0026

専用のプラネタリウム施設だけでなく、商業店舗など照明に照らされた場所でも星空を効果的に演出し、多数の暗い星から限られた明るい星まで正確に再現できる星空の表示方法およびその方法に用いる星空ディスプレイ装置である。

0027

1基材
2 画像面
3バックライト
4,4−1〜4−nLEDランプ
5,21貫通孔
6,22拡散板
7星パターン
8明るい星の星パターン
10,14,34,41〜45LEDチップ
11遮光カバー
12,35,36,37配線
20光ファイバ
30フロントライト
31センサアンプ
32演算装置
33LEDドライバ
40照度センサ
51〜5n瞬き制御回路1〜n
61〜6n LEDドライバ1〜n

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