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技術 製氷器

出願人 株式会社吉川国工業所
発明者 吉川利幸
出願日 2016年8月30日 (2年11ヶ月経過) 出願番号 2016-167508
公開日 2017年3月16日 (2年5ヶ月経過) 公開番号 2017-053617
状態 特許登録済
技術分野 氷の製造,作業,貯蔵または分配
主要キーワード 球形空間 硬質合成樹脂材 拡開形状 貫通小孔 主チャンバ 環状段差 ほぼ満杯 周縁面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

製氷後に球形のを上下部の容器から容易に取り出すことができる製氷器を提供する。

解決手段

弾性材からなり内周面2cに半球形状の上半球壁4を一体形成した上部容器2と、硬質材からなり内周面3cに半球形状の下半球壁6を一体形成した下部容器3とを備え、この下部容器3と上部容器2とが着脱自在で、前記下部容器3の上部側に前記上部容器2の下部側を装着したとき、前記上半球壁4及び下半球壁6の各開口周縁部4a,6aが接合して中空の球形を形成する製氷器1であって、前記両開口周縁部の接合方向に沿った前記球形の中心Cを通る径外方向の中心線Sに対し、前記上半球壁4の開口周縁部4a側を所要の間隔Wだけ長く形成する一方、前記下半球壁6の開口周縁部6a側は前記上半球壁4側の延出分Wだけ短く形成し、前記両開口周縁部の接合位置を前記中心線Sに対し下半球壁寄りとしてなる。

概要

背景

オンロックなどに使用される球形のを作る製氷器として、一般家庭冷蔵庫冷凍庫に入れて製氷することを目的とした製氷器が知られている(特許文献1参照)。
この製氷器は、球形の主チャンバ画成して製氷するための容器が、下容器部分及びこの下容器部分に取り外し可能に装着される上容器部分を有している。

この製氷器は、水を注いで普通の冷蔵庫に入れておくと、球状の氷を製造することができる。
この後、製氷器を冷蔵庫から取り出し、容器の下容器部分の壁を手で押したり、上容器部分を把持する等により、下容器部分と上容器部分とを分離する。すると、ほぼ真球の氷を取り出すことができるというものである。

概要

製氷後に球形の氷を上下部の容器から容易に取り出すことができる製氷器を提供する。弾性材からなり内周面2cに半球形状の上半球壁4を一体形成した上部容器2と、硬質材からなり内周面3cに半球形状の下半球壁6を一体形成した下部容器3とを備え、この下部容器3と上部容器2とが着脱自在で、前記下部容器3の上部側に前記上部容器2の下部側を装着したとき、前記上半球壁4及び下半球壁6の各開口周縁部4a,6aが接合して中空の球形を形成する製氷器1であって、前記両開口周縁部の接合方向に沿った前記球形の中心Cを通る径外方向の中心線Sに対し、前記上半球壁4の開口周縁部4a側を所要の間隔Wだけ長く形成する一方、前記下半球壁6の開口周縁部6a側は前記上半球壁4側の延出分Wだけ短く形成し、前記両開口周縁部の接合位置を前記中心線Sに対し下半球壁寄りとしてなる。

目的

オンザロックなどに使用される球形の氷を作る製氷器として、一般家庭の冷蔵庫の冷凍庫に入れて製氷することを目的とした

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

弾性材からなり内周面半球形状の上半球壁を一体形成した上部容器と、硬質材からなり内周面に半球形状の下半球壁を一体形成した下部容器とを備え、この下部容器と上部容器とが着脱自在で、前記下部容器の上部側に前記上部容器の下部側を装着したとき、前記上半球壁及び下半球壁の各開口周縁部が接合して中空の球形を形成する製氷器であって、前記両開口周縁部の接合方向に沿った前記球形の中心を通る径外方向の中心線に対し、前記上半球壁の開口周縁部側を所要の間隔だけ長く形成する一方、前記下半球壁の開口周縁部側は前記上半球壁側の延出分だけ短く形成し、前記両開口周縁部の接合位置を前記中心線に対し下半球壁寄りとしてなることを特徴とする製氷器。

請求項2

前記弾性材をゴム材により形成してなることを特徴とする請求項1に記載の製氷器。

請求項3

前記上部容器の下部側を先細状に形成する一方、この先細状に対応して、前記下部容器の上部側を拡開状に形成してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の製氷器。

技術分野

0001

本発明は、冷蔵庫冷凍室内にて製氷する製氷器係り、特に、球形なを作る製氷器に関するものである。

背景技術

0002

オンロックなどに使用される球形の氷を作る製氷器として、一般家庭の冷蔵庫の冷凍庫に入れて製氷することを目的とした製氷器が知られている(特許文献1参照)。
この製氷器は、球形の主チャンバ画成して製氷するための容器が、下容器部分及びこの下容器部分に取り外し可能に装着される上容器部分を有している。

0003

この製氷器は、水を注いで普通の冷蔵庫に入れておくと、球状の氷を製造することができる。
この後、製氷器を冷蔵庫から取り出し、容器の下容器部分の壁を手で押したり、上容器部分を把持する等により、下容器部分と上容器部分とを分離する。すると、ほぼ真球の氷を取り出すことができるというものである。

先行技術

0004

意匠登録第1118926号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、上記従来の製氷器は、上容器部分の上半球壁と下容器部分の下半球壁とが、それぞれ半球形状であって上下対称形となっている。
従って、製氷後は、上半球壁と下半球壁とに氷がほぼ均等にくっついた状態となる。このため、この球形の氷を取り出す際は、下容器部分の壁を手で押したり、上容器部分を把持する等により、強い力を加えて下容器部分と上容器部分とを分離しなければならず、しかも球形の氷が下容器部分と上容器部分のいずれに残るか不確定で、氷を取り出し難いという欠点があった。

0006

本発明が解決しようとする課題は、製氷後に球形の氷を上下部の容器のいずれかに確実に残るようにし、確実、容易に取り出すことができる製氷器を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、弾性材からなり内周面略半球形状の上半球壁を一体形成した上部容器と、硬質材からなり内周面に略半球形状の下半球壁を一体形成した下部容器とを備え、この下部容器と上部容器とが着脱自在で、前記下部容器の上部側に前記上部容器の下部側を装着したとき、前記上半球壁及び下半球壁の各開口周縁部が接合して中空の球形を形成する製氷器であって、前記両開口周縁部の接合方向に沿い前記球形の中心を通る水平方向の中心線に対し、前記上半球壁の開口周縁部側が所要の間隔だけ長く形成される一方、前記下半球壁の開口周縁部側は前記上半球壁側の延出分だけ短く形成され、前記両開口周縁部の接合位置が前記中心線に対し下半球壁寄りとされてなることを特徴とする製氷器である。

0008

請求項2に記載の発明は、前記弾性材をゴム材により形成してなることを特徴とする請求項1に記載の製氷器である。

0009

請求項3に記載の発明は、前記下部容器の下部側を先細状に形成する一方、この先細状に対応して、前記上部容器の上部側内面拡開状に形成し、前記下部容器の下部側が上部容器の上部内面に適合することを特徴とする製氷器である。

発明の効果

0010

本発明によれば、上半球壁及び下半球壁の両開口周縁部の接合位置を、前記両開口周縁部の接合方向に平行で球形の中心を通る水平方向の中心線に対し所要の間隔だけ前記下半球壁寄りとしたので、製氷後に球形の氷を取り出すときは、開口周縁部の接触長さの長い上半球壁側に氷がくっついた状態となり、開口周縁部の接触長さの短い下半球壁側から先に外すことができる。そして、軟質材からなる上部容器を変形させると、上半球壁側の氷を容易に取り出すことができ、製氷器の取扱いが確実かつ簡便になる効果がある。
また、前記弾性材をゴム材により形成しているので、上部容器を捩じたり、押圧する等の操作がし易くなる。
また、前記下部容器の下部側を先細状に形成する一方、前記上部容器の上部側内面を拡開状に形成し、前記下部容器の下部側が上部容器の上部内面に適合するので、この上部容器に下部容器の下部側を簡便に積み重ねることができ、一度に多数の製氷を行うことができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の一実施例を示す製氷器の斜視図である。
製氷器を示す縦断面図である。
製氷器を示す展開斜視図である。
製氷器の下部容器に注水する状態を示す説明図である。
下部容器に上部容器を装着する状態を示す説明図である。
製氷器を冷蔵庫に入れる状態を示す説明図である。
冷蔵庫から出した製氷器に水をかける状態を示す縦断面図である。
製氷器の下部容器から上部容器を外す状態を示す説明図である。
上部容器から球形の氷を取り出す状態を示す説明図である。

実施例

0012

以下、本発明の製氷器の一実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
本実施例の製氷器1は、図1に示すように、上部容器2と下部容器3とからなり、コップ状の容器を構成して、普及型の冷蔵庫の冷凍庫により製氷可能となっている。

0013

上部容器2は、図1図3に示す如く上部開口2dを有したやや下窄まりとなる略円筒状で、ゴム材からなり、内周面2cに上半球壁4及びリブ5を設けている。なお、この上部容器2は、例えば、ビニールビニロン等の軟質性の合成樹脂材を用いてもよい。
この上部容器2は、下部2a側がやや先細状となるように、直径を漸次小とし、下部容器3の開口3eから下部容器3側に挿入可能になっている。また、この上部容器2は、上端2b側の外周面に環状の段差部2fを設けており、図1及び図2に示すように、下部容器3に重ねられたとき、この環状段差2fに下部容器3の上端縁3dが当接して、重ね保持するようになっている。

0014

上半球壁4は、上部容器2の内周面2cの下部2aから上部2b側に向けて、略半球形状に形成されている。この上半球壁4は、上部容器2を下部容器3に重ねたときに、後述の下半球壁6と密接に接合して球形を形成する。
上半球壁4の開口周縁部4aは、下端面偏平にして接合部4bとしており、下半球壁6の被接合部6bが当接して接合する。

0015

なお、この両者4b,6bの接合位置は、図2に示す如く下半球壁6寄りに若干ずらしてある。すなわち、この上半球壁4の開口周縁部4aは、下半球壁6の開口周縁部6aとの接合方向と平行で、球形の中心Cを通る水平方向の中心線Sに対し、所要の間隔Wだけ長く延出形成している。この間隔Wは、例えば、前記球形の半径Rの約10%に設定するのが好ましい。これにより、上下半球壁4,6の接合位置は、中心線Sから間隔WをあけたS1になる。

0016

上半球壁4の頂部4cには、貫通小孔4dが設けられており、製氷時に水が膨張するときに逃して、製氷器1が破損するのを防止可能になっている。
リブ5は、上部容器2の内周面2cに沿って、上下方向に4個を均等な間隔で設けている。このリブ5は、上半球壁4の上に、他の組の製氷器の下容器を重ねたとき、下容器の下端が当接し、位置決めの作用をする。

0017

下部容器3も、上部3b側が開口した略円筒状で、ポリプロピレンポリエチレン等の硬質合成樹脂材からなり、内周面3cに下半球壁6を設けている。この下部容器3は、下部3a側から上部3b側に向けて拡開状となるように、直径を漸次大としている。この拡開形状は、上部容器2の先細形状に対応させたテーパ面となっており、図3に示すように、上部容器2の下部2a側を下部容器3の上部開口3eへ挿入したとき、密着性が高められる。

0018

下半球壁6は、下部容器3の内周面3cの上部3bから下部3a側に向けて、略半球形状に形成されている。この下半球壁6は、図2に示す如く下部容器3の内周面3cの略中央に段差を設けることで、開口周縁部6aが形成される。この開口周縁部6aは上端面が偏平で、上部容器2と下部容器3とが重ねられるとき、前記上半球壁4の接合部4bが当接する被接合部6bとなる。
このように、上下半球壁4,6の両開口周縁部4a,6aは、密接性が高められるので、隙間の無い球形空間が形成される。

0019

また、この開口周縁部4a,6aは、前記上半球壁4側の延出分だけ短く形成している。これにより、上下半球壁4,6で作られる中空は、球形を保ちつつ両開口周縁部4a,6aの接合位置が間隔Wをあけて、下半球壁6寄りとなる。
よって、上下半球壁4,6の中空に、注水して球形の氷を製造することができるうえ、この球形の氷を取り出すときは、体積が大きく周縁面の長い上半球壁4側にくっつかせておいて、下半球壁6側を先に外すといったことが可能になる。

0020

次に、上記製氷器による製氷作業について、図を参照しつつ説明する。
まず、図3に示すように、上部容器2と下部容器3とを分離しておき、図4に示す如く下部容器3の上部開口3eから水7を注ぎ、ほぼ満杯にしておく。次に、図5に示すように、下部容器3の上部開口3e側に上部容器2の下部2a側を挿入し、上部容器2の段差部2fに下部容器3の上端縁3dを当接して重ね保持する

0021

このとき、上半球壁4の接合部4b及び下半球壁6の被接合部6bは、それぞれの端面が偏平となっているので、上下半球壁4,6が密接に接合される。
これにより、上下半球壁4,6で球形が形成され、中空内に水が満たされる。この際、上半球壁4の上面に水が若干漏れて溜まることがあるが、このときは、頂部4cの小孔4dを指で塞いで製氷器1を傾斜させ、漏れた水を排出しておく。

0022

続いて、上下半球壁4,6による球形内に水が保持された製氷器1を、図6に示すような冷蔵庫8の冷凍室内に入れておく。そして、所要の時間が経過するに伴い、漸次水7が凍り始めて体積が膨張してゆくと、空気や余分な水が小孔4dから排出される。よって、氷の中に空気が含まれることなく、ほぼ透明で球形の氷が作られる。

0023

この後、冷蔵庫から製氷器1を出して氷を取り出す。このときは、図7に示す如く製氷器1を斜めにした状態で、外周面に水をかける。すると、製氷器1が加温されて、ゴム材の上部容器2側と硬質合成樹脂材の下部容器3側との間に、材質の違いによる拡縮差異が生じ、両容器2,3を分離し易くなる。
また、上下半球壁4,6の両開口周縁部4a,6aの接合位置が、間隔Wだけ下半球壁6寄りとなっていることから、製氷後に球形の氷10を取り出すときは、体積が大きく周縁面の長い上半球壁4側にくっついている(図8参照)。

0024

この後、図9に示すように、上半球壁4側の氷10を取りして容器9に入れる。この際、上部容器2は、ゴム材により形成しているので、この上部容器2を捩じたり、押圧すると、球形の氷10を容易に取り出すことができる。

0025

なお、この製氷器1は、上部容器2の内周面2cを上向き拡開状にする一方、この上向き拡開状に対応して、前記下部容器3の外周面3eを下向き縮径状にしていることから、上下に複数を重ねることができる。これにより、大型の冷蔵庫や冷凍庫に製氷器1を複数個入れて、一度に多数の球形氷を製造することができる。

0026

1製氷器
2 上部容器
2c内周面
3 下部容器
3c 内周面
4 上半球壁
4a開口周縁部
6 下半球壁
6a 開口周縁部

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