図面 (/)

技術 縦型自動充填包装機の充填シュート

出願人 三光機械株式会社
発明者 福永久継
出願日 2015年9月9日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2015-177173
公開日 2017年3月16日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2017-052530
状態 特許登録済
技術分野 基本的包装技術IV(容器成形充填) 包装位置への供給II(流動体の供給)
主要キーワード 先広がり形 先割れ形 幅方向端側 粉状材料 プレーン形状 シール金具 コスト意識 断面楕円
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

充填シュートを用いて内容物を充填する方式の縦型自動充填包装機を簡単かつ低コストな方法にて改良することで、充填時の袋内での内容物の偏りを解消することができる縦型自動充填包装機の充填シュートを提供する。

解決手段

本発明は、反状の包装フィルムを袋状にフォーミングして、その内部に充填材料を充填する縦型自動充填包装機1の充填シュート5であって、上方から下方に向けて搬送される反状の包装フィルムを袋状にフォーミングするフォーミング部53と、落下してくる充填材料を受け取り斜め下方に排出する漏斗部51と、漏斗部から排出される充填材料を内側に導いて袋部内へ落下させるシュート部52と、を含んで構成され、前記シュート部52内側に、充填材料の落下位置を袋部内幅方向端側から袋部内幅方向中央付近誘導して調整する充填材料落下位置調整部材100が備えられたことを特徴とする。

概要

背景

従来より、包装フィルムを袋状にフォーミングして、その内部に粉状或いは粒状原料等の充填材料(内容物)を自動充填して製袋するにあたり、特許文献1に記載されているような縦型自動充填包装機が用いられている。

このような縦型自動充填包装機では、反状の包装フィルムを二つ折りにして袋状にフォーミングするガイドとしての機能と、粉状原料を袋内に誘導充填)する誘導管としての機能(充填機能)と、を備えた充填シュート(図8の符号5参照)が用いられてきた。

概要

充填シュートを用いて内容物を充填する方式の縦型自動充填包装機を簡単かつ低コストな方法にて改良することで、充填時の袋内での内容物の偏りを解消することができる縦型自動充填包装機の充填シュートを提供する。 本発明は、反状の包装フィルムを袋状にフォーミングして、その内部に充填材料を充填する縦型自動充填包装機1の充填シュート5であって、上方から下方に向けて搬送される反状の包装フィルムを袋状にフォーミングするフォーミング部53と、落下してくる充填材料を受け取り斜め下方に排出する漏斗部51と、漏斗部から排出される充填材料を内側に導いて袋部内へ落下させるシュート部52と、を含んで構成され、前記シュート部52内側に、充填材料の落下位置を袋部内幅方向端側から袋部内幅方向中央付近に誘導して調整する充填材料落下位置調整部材100が備えられたことを特徴とする。

目的

本発明は、上述した各種の実情に鑑みなされたもので、充填シュートを用いて内容物(充填材料)を充填する方式の縦型自動充填包装機を、簡単かつ低コストな方法にて改良することで、充填時の袋内での内容物の偏りを解消することができ、以って横シール部への内容物の噛み込みによる不良品の発生を抑制することができると共に、内容物の充填量に対する適切なサイズ(長さ)の製袋の実現延いては包装フィルム費用の削減に貢献可能な縦型自動充填包装機の充填シュートを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

反状の包装フィルムを袋状にフォーミングして、その内部に充填材料充填するための縦型自動充填包装機充填シュートであって、上方から下方に向けて搬送される反状の包装フィルムを袋状にフォーミングするフォーミング部と、落下してくる充填材料を受け取り斜め下方に排出する漏斗部と、漏斗部から排出される充填材料を内側に導いて袋部内へ落下させるシュート部と、を含んで構成され、前記シュート部内側に、充填材料の落下位置を袋部内幅方向端側から袋部内幅方向中央付近誘導して調整する充填材料落下位置調整部材が備えられたことを特徴とする縦型自動充填包装機の充填シュート。

請求項2

前記充填材料落下位置調整部材は、漏斗部からの充填材料の排出方向に対向したシュート部内面に沿って上下方向に延在される板により形成され、下端側に袋部内幅方向端側から袋部内幅方向中央付近に向かうように形成される返し部を備えることを特徴とする請求項1に記載の縦型自動充填包装機の充填シュート。

請求項3

前記充填材料落下位置調整部材は、上端側に充填シュート内の係合部に係合可能なフック部を備えて構成されたことを特徴とする請求項2に記載の縦型自動充填包装機の充填シュート。

請求項4

前記返し部には、袋部内幅方向各位置に対する充填材料の落下量を調整する切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の縦型自動充填包装機の充填シュート。

技術分野

0001

本発明は、縦型自動充填包装機に利用される充填シュート充填材料包装袋内充填投入)するためのシュート)の改良技術に関する。

背景技術

0002

従来より、包装フィルムを袋状にフォーミングして、その内部に粉状或いは粒状原料等の充填材料(内容物)を自動充填して製袋するにあたり、特許文献1に記載されているような縦型自動充填包装機が用いられている。

0003

このような縦型自動充填包装機では、反状の包装フィルムを二つ折りにして袋状にフォーミングするガイドとしての機能と、粉状原料を袋内に誘導(充填)する誘導管としての機能(充填機能)と、を備えた充填シュート(図8の符号5参照)が用いられてきた。

先行技術

0004

実開昭50−31158号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、このような従来からある比較的簡単で安価な構成の縦型自動充填包装機(例えば、図1図2図8等参照)において、粉状原料(或いは粒状原料)を包装フィルム内に充填シュート(図8の符号5参照)を用いて自動充填するにあたり、以下のような問題が起きていた。

0006

充填シュート5の漏斗部51で受け取られた粉状原料は、図8に示すように、充填シュート5の漏斗部51の底部(傾斜面)51Aに沿って斜め下方に滑って落下して、その勢いで落下方向の延長線に面する筒状(断面楕円状)のシュート部(誘導部)52内の縦壁52Aに衝突し、その後、この付近偏在しつつ下方落下し、粉状原料が袋内の左側縦辺寄り掛かりながら偏在して嵩高く山形堆積していくこととなる。

0007

このように、袋内で偏って粉状材料が充填されるため、従来は袋を長さ方向(図8の上下方向)において長めに製袋する必要があり、包装フィルムのコスト高要因となるといった実情がある。

0008

上述したような粉状材料の袋内での偏在を抑制するために、例えば、振動を与えて均す方法も考えられるが、振動を与える場合には、包装フィルムを重ね合わせて熱シールする際にシール部に微細な皺が発生するなどの悪影響を及ぼすおそれがあるため、実用的ではないという実情がある。

0009

また、オーガスクリュー装置を用いて袋内まで粉状材料を押し込む方法もあるが、適用可能な粉状材料が限られているため、例えば具材(例えばインスタント味噌汁ラーメン等の具材(乾燥したねぎ、わかめ、きざみのりなど))を含むような粉状材料の場合はスクリューで具材が砕かれてしまうので、図8に示したような粉状材料の自由落下を利用した充填シュートを用いた充填方法を採用せざるを得ないという実情がある。

0010

また、近年は、業界のコスト意識も高まり、既設の縦型自動充填包装機を用いて充填量に対する包装袋のサイズを小さくすることが求められている。
この要求に応えるため、図9に示すように、包装袋の長さ(図9の上下方向長さ)を短く設定した場合、包装袋の横シール部F5に粉状原料を噛み込むおそれがあり、不良品の発生を招くおそれがあるといった実情がある。

0011

本発明は、上述した各種の実情に鑑みなされたもので、充填シュートを用いて内容物(充填材料)を充填する方式の縦型自動充填包装機を、簡単かつ低コストな方法にて改良することで、充填時の袋内での内容物の偏りを解消することができ、以って横シール部への内容物の噛み込みによる不良品の発生を抑制することができると共に、内容物の充填量に対する適切なサイズ(長さ)の製袋の実現延いては包装フィルム費用の削減に貢献可能な縦型自動充填包装機の充填シュートを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

このため、本発明は、
反状の包装フィルムを袋状にフォーミングして、その内部に充填材料を充填するための縦型自動充填包装機の充填シュートであって、
上方から下方に向けて搬送される反状の包装フィルムを袋状にフォーミングするフォーミング部と、
落下してくる充填材料を受け取り斜め下方に排出する漏斗部と、
漏斗部から排出される充填材料を内側に導いて袋部内へ落下させるシュート部と、
を含んで構成され、
前記シュート部内側に、充填材料の落下位置を袋部内幅方向端側から袋部内幅方向中央付近に誘導して調整する充填材料落下位置調整部材が備えられたことを特徴とする。

0013

本発明において、
前記充填材料落下位置調整部材は、
漏斗部からの充填材料の排出方向に対向したシュート部内面に沿って上下方向に延在される板により形成され、
下端側に袋部内幅方向端側から袋部内幅方向中央付近に向かうように形成される返し部を備えることを特徴とすることができる。

0014

本発明において、
前記充填材料落下位置調整部材は、
上端側に充填シュート内の係合部に係合可能なフック部を備えて構成されたことを特徴とすることができる。

0015

本発明において、前記返し部には、袋部内幅方向各位置に対する充填材料の落下量を調整する切り欠き部が形成されていることを特徴とすることができる。

発明の効果

0016

本発明によれば、充填シュートを用いて内容物(充填材料)を充填する方式の縦型自動充填装置を、簡単かつ低コストな方法にて改良することで、充填時の袋内での内容物の偏りを解消することができ、以って横シール部への内容物の噛み込みによる不良品の発生を抑制することができると共に、内容物の充填量に対する適切なサイズ(長さ)の製袋の実現延いては包装フィルム費用の削減に貢献可能な縦型自動充填包装機の充填シュートを提供することができる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の一実施の形態に係る充填シュートを備えた縦型自動充填包装機の正面図である。
上実施の形態に係る充填シュートを備えた縦型自動充填包装機の右側面図である。
(A)は同上実施の形態に係る縦型自動充填包装機の充填部及びシール部を抜き出して示す右側面図であり、(B)は(A)の縦型自動充填包装機により生産された包装袋の正面図である(包装袋の長さ(図3の上下方向長さ)を短く設定した例)。
同上実施の形態に係る縦型自動充填包装機のシール部を抜き出して示す平面図である。
(A)は同上実施の形態に係る縦型自動充填包装機の充填シュート部分(着脱可能な充填材料落下位置誘導部材(充填材料落下位置調整部材)を採用した場合の一例)を抜き出して示す右側面図であり、(B)は(A)のA矢視図であり、(C)及び(D)はフック部(状部)及びフック係合部(環状要素)の係合の様子を拡大して示す図である。
(A)及び(B)は同上実施の形態に係る充填材料落下位置誘導部材(充填材料落下位置調整部材)の設置高さの違いや横シール位置の高さ違いによる充填材料の落下の様子及び堆積の様子の違いを説明する包装袋の正面図である。
(A)〜(C)は同上実施の形態に係る充填材料落下位置誘導部材(充填材料落下位置調整部材)の返し部の形状の違いを示す正面図であり、(D)、(E)は切り欠き部からの充填材料の落下の様子を説明する図である。
(A)は従来の縦型自動充填包装機の充填部及びシール部を抜き出して示す右側面図であり、(B)は(A)の縦型自動充填包装機により生産された包装袋の正面図である(包装袋の長さ(図8の上下方向長さ)を長く設定した例)。
(A)は従来の縦型自動充填包装機の充填部及びシール部を抜き出して示す右側面図であり、(B)は(A)の縦型自動充填包装機により生産された包装袋の正面図である(包装袋の長さ(図8の上下方向長さ)を短く設定した例)。

実施例

0018

以下に、本発明に係る一実施の形態を、添付の図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態により、本発明が限定されるものではない。

0019

本発明の一実施の形態に係る縦型自動充填包装機1の基本構成は、例えば、特許文献1に記載されるような充填シュートを備えたタイプの自動充填包装機と同様とすることができる。

0020

図1図2に示すように、縦型自動充填包装機1は、充填すべき内容物(例えば粉状原料或いは粒状原料)が収容されているホッパー4Aの下方に備えられている原料供給装置計量回転盤)4、充填シュート5、ヒートシール装置L型シール金具)6、包装袋送り装置送りロール)7を含んで構成されている。

0021

また、包装フィルムが巻回された原反ロール2から、包材送り装置3を介して順次繰り出される包装フィルムは、例えば、PET等のベースフィルム、このベースフィルムよりも融点の低いポリエチレン等のヒートシールフィルムから構成されることができる。また、包装フィルムは、ベースフィルム、中間フィルム、ヒートシールフィルムの3層構造などとすることもできる。

0022

図3(A)に示すように、縦型自動充填包装機1において、原反ロール2から引き出された反状の包装フィルムF1は、包材ガイド31により、図3(A)において下方向に方向を変えられて搬送され、充填シュート5のフォーミング部53の外形形状(図3(A)の左側部分)に沿って幅方向中央部で略U字状に二つに折り曲げられつつ進行する。

0023

この折り曲げられた包装フィルムF2は、充填シュート5の直下に設置されているヒートシール装置(L型シール金具)6に導入され、ヒートシール装置(L型シール金具)6は、略U字状に折り曲げられた包装フィルムF2を挟み込んで縦ヒートシール及び横ヒートシールを同時に施すように作動することで、上方開口の袋部F6を形成する。

0024

ヒートシール装置(L型シール金具)6は、例えば、図4に示すような鋏状に構成され、略U字状に折り曲げられた包装フィルムF2を挟み込むことで、図3(B)に示したようなサイドシール部分(縦シール部分)F4と、トップシール部分(横シール部分)F5(図3(A)の下側のF5が相当)と、を同時にL字状に形成するようになっている。

0025

ホッパー4A内には充填材料(内容物、例えば粉状或いは粒状原料)が収容されており、この充填材料は、図3(A)に示すように、ホッパー4Aの下端に設けられている原料供給装置(計量回転盤)4の収容部(計量孔)42に収容されて所定量に調量された後、収容部42と略一体の回転盤41を回転することで収容部42を回転盤下板43の開口部43Aと一致させ、これにより収容部42内の充填材料が充填シュート5の漏斗部51に自由落下することになる。

0026

そして、充填シュート5の漏斗部51で受け取られた充填材料は、充填シュート5の漏斗部51の底部に沿って斜め下方に自由落下した後、筒状(断面楕円筒状)の充填シュート5のシュート部(落下部、誘導部)52に導かれて包装フィルムの袋部F6に投入充填される。なお、充填シュート5の楕円筒状のシュート部(誘導部)52の下端付近は、上部開口の袋部F6の内側に挿入されたような状態となっている。

0027

ここで、充填材料(内容物)としては、粉状、粒状原料、ある程度大きなサイズの塊(例えば、インスタント味噌汁・スープインスタントラーメン等の乾燥具材など)、或いはこれらの混合物などを想定することができる。

0028

このようにして充填材料(内容物)が充填された袋部F6を含む包装フィルムは、包装袋送り装置(送りロール)7により1袋分だけ下方向に搬送され、その後再びヒートシール装置(L型シール金具)6により挟み込んでサイドシール部分(縦シール部分)F4及びトップシール部分(横シール部分)F5が形成されて、内容物が充填された袋部F6の上部が密閉されるようになっている。

0029

上述した動作を繰り返すことで、内容物が充填された袋部F6が、包装フィルムの搬送方向に沿って複数連なって形成されることになる(図3(A)等参照)。

0030

次に、連包状態(個別の包装袋が複数連なった状態)の包装袋F3は、カッター装置8に導かれ、トップシール部分(横シール部分)F5の図3(A)上下方向中央付近に対してミシン目加工若しくは切り離し加工が施されて個別包装袋(製品)とされる。
そして、切り離された包装袋(製品)は、搬出滑り台9を介して外部へ搬出される。

0031

なお、符号10は本縦型自動包装機1を操作するための制御パネル操作パネル)であり、符号11は制御装置等が内蔵される制御BOXである。

0032

ここで、本実施形態では、内容物(充填材料、例えば粉状或いは粒状原料)を、充填シュート5を介して包装フィルムの袋部F6に充填する際の偏りを抑制するために、以下のような構成を備えている。

0033

すなわち、図8(A)等で説明したように、充填シュート5の漏斗部51の底部(傾斜面)51Aに沿って斜め下方に自由落下した充填材料は、漏斗部51の底部(傾斜面)51Aを離れて飛び出し、シュート部(誘導部)52の縦壁52Aに衝突するが、本実施の形態では、図3(A)に示したように、かかる縦壁52Aの内側に偏り防止用の充填材料落下位置誘導部材(充填材料落下位置調整部材)100を備えるようにした。

0034

充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100は、充填シュート5(充填シュート部52)内に偏在して下方落下しようとする充填材料に対して、該充填材料が袋内に分散して自由落下するように落下方向を調整(規制)するように機能する。

0035

具体的には、漏斗部51を飛び出した充填材料は、充填シュート5のシュート部(誘導部)52の縦壁52Aに向かって進行し、その後、対向(対面)する縦壁52Aに沿って下方に落下することから、袋部F6内において充填材料の偏りが発生するため、外側の縦壁52Aに沿って落下しようとする充填材料の少なくとも一部を、縦壁52Aに沿って落下させないように、すなわち、シュート部(誘導部)52(袋部F6内)の幅方向(図3の左右方向)中央側(内側)に戻すように、その先端(下端側)が外側から中央側(内側)に向かうように形成された返し部100Aを備えて構成されている。

0036

このような充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100(返し部100A)が備えられると、充填材料は縦壁52Aに沿って略垂直下方に落下することなく、充填材料は、図5(A)、(B)に示すように、シュート部(誘導部)52或いは袋部F6内の幅方向中央付近に落下されることになる。

0037

なお、幅方向中央付近に充填材料が落下する場合には、袋部F6内で積み上げられた充填材料は図5の左右方向のどちら側にも崩れることができるため、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100(返し部100A)のない従来のように袋部F6内の左端に偏って充填される場合のように嵩高く積み上げられることを抑制できる。

0038

つまり、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100(返し部100A)のない従来においては、袋部F6内の左端(図5参照)に偏って充填された充填材料は、左端側より左側に充填材料が崩れ落ちることができないため、袋部F6内の左端に偏って充填材料が嵩高く積み上げられることになるが、充填材料の落下位置を袋内幅方向中央付近に調整できるようにした本実施の形態によれば、充填材料が嵩高く積み上げられるといった現象の発生を抑制することができる。

0039

従って、本実施の形態によれば、簡単かつ低コストな構成でありながら、充填時の袋内での内容物の偏りを解消することができ、以って横シール部への内容物の噛み込みによる不良品の発生を抑制することができると共に、内容物の充填量に対する適切なサイズ(長さ)の製袋の実現延いては包装フィルム費用の削減に貢献することができる。

0040

なお、図5では、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100を、充填シュート5の上方から、下端まで長く延在させているが、これは既設(既納)の縦型自動充填包装機1の充填シュート5を取り外すことなく、作業者が上方から充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100を挿入し、所定位置接着剤等により充填シュート5本体に固定すること、或いは加工可能な位置でボルト締結などの手法により簡単に充填シュート5本体に固定できるようにするためである。

0041

従って、仮に、充填シュート5を既設(既納)の縦型自動充填包装機1から取り外して充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100を取り付けるような場合、或いは新規に縦型自動充填包装機1を納品する場合などにおいては、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100は、図3(A)のシュート部(誘導部)52の縦壁52A部分と略同等の長さとすることができるものである。

0042

ところで、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100(返し部100A)は、充填材料の性状性質や状態)、種類、組成などの違いによって、返し部100Aの形状(傾斜や外側から幅方向中央側(内側)に向かう返し量など)を変更したい場合があることが想定される。

0043

また、充填材料によっては付着し易い場合もあり、そのような場合には、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100(返し部100A)を充填シュート5から取り外して清掃したい場合があることも想定される。

0044

このため、既設(既納)の縦型自動充填包装機1の充填シュート5に対して充填材料落下位置誘導部材(誘導板)を簡単に着脱することができれば使用者にとって有益である。

0045

例えば、図5に示すように、フックを利用した着脱可能な構成の充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101を採用することができる。

0046

充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101は、作業者が上方から充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101の下端(返し部101A)をフック係合部(環状要素)103に挿入して下方に挿通させて、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101の上端に形成されているフック部(鉤状部)102を係合させることで、充填シュート5本体に取り付けるように構成されている。

0047

そして、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101の上端に形成されているフック部(鉤状部)102を上方に持ち上げてフック係合部(環状要素)103との係合を解き、上方に引き抜くことで、簡単に充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101を充填シュート5本体から取り外すことができることになる。

0048

かかる構成によれば、フック係合部(環状要素)103を充填シュート5の内側に締結或いは接着等の簡単な方法で取り付けるだけで、既設(既納)の縦型自動充填包装機1の充填シュート5に対して充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101を簡単に着脱することができ、簡単に異なる形状の返し部101Aの充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101に交換すること、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101を清掃することなどが可能となる。

0049

また、高さ方向(図3(A)の上下方向)において異なる位置にフック係合部(環状要素)103を取り付けておくこと、或いは全長の異なる充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101を準備しておくことで、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)101の高さ方向取り付け位置延いては返し部101Aの高さ方向取り付け位置を変更することができる。

0050

返し部101A(或いは返し部100A)の高さ方向取り付け位置を変更すると、図6(A)、(B)に示すように、充填材料の落下位置を調整することができるため、充填材料の性状や種類等に応じて、袋部F6内における充填材料の偏在延いては充填材料が嵩高く山形に堆積していくといった現象の発生を抑制することができる。

0051

また、返し部101A(或いは返し部100A)の形状は、適宜変更することができ、例えば、図7(A)に示すプレーン形状平坦形状)の返し部104から、図7(B)、(C)に示すような先端が二股以上に分かれた先割れ形状などとすることができる。図7(B)に示すように、先端が二股に分かれ、中央の切り欠き部105は長手方向に並行に延在するように形成することができる。また、図7(C)に示すように、先端が二股に分かれ、中央の切り欠き部106は先端に進むほど開口が広がる先広がり形状とすることができる。なお、切り欠き部105,106は、袋部F6内の幅方向各位置に対する充填材料の落下量(落下度合い)を調整する機能を有する。

0052

すなわち、例えば、図7(B)(或いは図7(E))に示すような形状の場合、図7(D)に示すように、切り欠き部105を通過して早めに(袋部F6の左側寄りに)落下する充填材料と、切り欠き部105から落下せず先端側まで運ばれてから遅めに落下して袋部F6の幅方向中央付近に落下する充填材料と、を混在させることができるので、例えば図7(A)のプレーン形状の返し部に比べて、充填材料の性状や種類等によっては、一層充填材料の袋部F6内の偏りを抑制することができる。

0053

以上で説明したように、本実施の形態によれば、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100或いは101を備えるようにしたので、従来の現象(充填シュート5の漏斗部51の底部(傾斜面)51Aに沿って斜め下方に滑って落下して、その勢いで落下方向の延長線に面する筒状(断面楕円状)のシュート部(誘導部)52内の縦壁52Aに衝突し、その後この付近に偏在して下方落下した充填材料は、袋部F6内に偏在して嵩高く山形に堆積していくといった現象)の発生を抑制することができる。

0054

従って、本実施の形態によれば、袋部F6内で偏って充填材料が充填されることが抑制されるため、袋を長さ方向(図3の上下方向)において短くして製袋することができ、以って包装フィルムの使用量を削減することができコスト削減に貢献することができる。

0055

また、本実施の形態によれば、包装袋の横シール部に充填材料を噛み込むおそれがなく、不良品の発生を抑制することができる。

0056

また、本実施の形態によれば、簡単な充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100或いは101を取り付けるだけであるので、既設の縦型自動充填装置を簡単な改良によりそのまま用いることができ、低コストで対応できるという利点がある。

0057

すなわち、本実施の形態によれば、充填シュートを用いて内容物(充填材料)を充填する方式の縦型自動充填装置を、簡単かつ低コストな方法にて改良することができ、充填時の袋内での内容物(充填材料)の偏りを解消することができ、以って横シール部への内容物(充填材料)の噛み込みによる不良品の発生を抑制することができると共に、内容物の充填量に対する適切なサイズ(長さ)の製袋の実現延いては包装フィルム費用の削減に貢献可能である。

0058

なお、充填材料落下位置誘導部材(誘導板)100或いは101の材質としては、ステンレスアルミチタン等の金属を採用することができるが、テフロン登録商標)等の樹脂系材料などとすることも可能である。

0059

以上で説明した実施の形態は、本発明を説明するための例示に過ぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更を加え得ることは勿論である。

0060

1縦型自動充填包装機
2原反ロール
3包材送り装置
31 包材ガイド
4Aホッパー
4原料供給装置(計量回転盤)
5充填シュート
51漏斗部
51A 底部(傾斜面)
52シュート部(落下部、誘導部)
52A縦壁
53フォーミング部
6ヒートシール装置(L型シール金具)
7包装袋送り装置(送りロール)
8カッター装置
9搬出滑り台
100充填材料落下位置誘導部材(充填材料落下位置調整部材)
100A 返し部
101 充填材料落下位置誘導部材(充填材料落下位置調整部材)(着脱容易構造)
101A 返し部
F1 反状の包装フィルム
F2 折り曲げられた包装フィルム
F3連包状態(個別の包装袋が複数連なった状態)の包装袋
F4サイドシール部分(縦シール部分)
F5トップシール部分(横シール部分)
F6 包装袋の袋部
L1 包装袋の袋部の長さ(高さ)(袋部の長さが長い場合の例)
P1包装袋内の内容物の高さ(袋部の長さが長い場合の例)
L2 包装袋の袋部の長さ(高さ)(袋部の長さを短くした場合の例)
P2 包装袋内の内容物の高さ(袋部の長さを短くした場合の例)
L3 包装袋の袋部の長さ(高さ)(本発明の例)
P3 包装袋内の内容物の高さ(本発明の例)
但し、L1>L2=L3
P1=P2>P3

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ