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技術 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 海野浩一
出願日 2015年9月4日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2015-174412
公開日 2017年3月9日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2017-050802
状態 特許登録済
技術分野 ファクシミリ一般 電子写真における制御・管理・保安
主要キーワード 読込速度 画像印刷動作 モード種別 光学読み取り装置 読み込み解像度 専用トレイ 読み込み速度 読込設定
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

ユーザに煩雑な原稿読み込み速度の切り替え操作を強いることなく、低コスト生産性を上げつつ、ユーザの選択した動作モードに応じて最適な速度で原稿読み取りを行うこと。

解決手段

画像処理装置100のCPU201は、流し読み読込で原稿を読み込む場合、連続読込が設定されているか判定し、連続読込が設定されていない場合には、速度優先画質優先の設定に応じた速度で、原稿を読み込みむよう流し読み読込処理を制御する。一方、連続読込が設定されている場合には、速度優先/画質優先の設定に関わらず、圧板読込と同一の標準の速度で、原稿を読み込みむよう流し読み読込処理を制御する。

概要

背景

デジタル複写機等の画像処理装置において、生産性を上げながら、機械コストを落とすことは重要な課題となっている。このような課題に対しての一つの解決方法として、コピー時のスキャナによる原稿読み込み速度をあげることが提案されている。スキャナによる原稿の読み込み速度を上げることは原稿読み込み時の解像度を落とすことになるが、単位時間当たりの原稿画像の読み込み速度が向上することにより生産性を上げることができる。

スキャナによる読込方法では、以下の二種類の方法が一般的に用いられる。
(1)ガラス台原稿台)上に載置された原稿に沿って光学読取装置を移動させながら原稿を読み込む圧板読込方法
(2)専用トレイに置かれた原稿束から一枚ずつ原稿を搬送させ、搬送途中の原稿を固定された光学読取装置により読み込む流し読み読込方法の二種類の方法

上記二種類の方法で読み込みが可能な画像処理装置では、読み込み速度の切り替え(即ち、解像度の変更)を行う場合、一般的には、流し読み読込方法が用いられる。これは、読み込み速度の切り替えを実現するためには、光学読み取り装置可変速で移動させる必要がある圧板読込方法よりも、原稿の搬送速度を変更することで実現できる流し読み読込方法の方が、少ないコストで実現できるからである。

流し読み読込方法における読み込み速度の切り替え(即ち、解像度の変更)は、ユーザの操作により行われる。例えば、ユーザが、速度を優先する速度優先から画質を優先する画質優先に切り替えた場合、又は、画質優先から速度優先に切り替えた場合、この操作に応じて、流し読み読込方法における読み込み速度が切り替えられる。ユーザは、コピー時の生産性と印刷される画像の品質バランスを考慮して流し読み読込方法における読み込み速度の切り替えを行う。

なお、従来より、コピー機能には、圧板読込と流し読み読込とを切り替えて読み込んだ後、圧板読込で読み込んだ画像データと流し読み読込で読み込んだ画像データとをひとまとまりの画像データとして印刷処理可能な連続読込の機能が備えられている。

概要

ユーザに煩雑な原稿読み込み速度の切り替え操作を強いることなく、低コストで生産性を上げつつ、ユーザの選択した動作モードに応じて最適な速度で原稿の読み取りを行うこと。画像処理装置100のCPU201は、流し読み読込で原稿を読み込む場合、連続読込が設定されているか判定し、連続読込が設定されていない場合には、速度優先/画質優先の設定に応じた速度で、原稿を読み込みむよう流し読み読込処理を制御する。一方、連続読込が設定されている場合には、速度優先/画質優先の設定に関わらず、圧板読込と同一の標準の速度で、原稿を読み込みむよう流し読み読込処理を制御する。

目的

本発明の目的は、ユーザに煩雑な操作を強いることなく、低コストで生産性を上げつつ、ユーザの選択した動作モードに応じて最適な速度で原稿の読み込みを行うことができる仕組みを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

少なくとも所定の速度で原稿を読み込む第1読込方法または前記所定の速度を含む複数の速度で原稿を読み込み可能な第2読込方法で原稿を読み込み、読み込み速度に応じた画像データを生成する画像処理装置であって、前記第2読込方法の読み込み速度に関連する設定を行う第1設定手段と、前記第1設定手段による設定に応じた読み込み速度で原稿の読み込みを行うように前記第2読込方法を用いた原稿の読み込み処理を制御する制御手段と、前記第1読込方法と前記第2読込方法を切り替えながら複数回に分けて原稿の読み込みが可能であり該複数回に分けた読み込みにより生成される画像データを一まとまりの画像データとして処理する所定の動作モードを設定可能な第2設定手段と、前記第2読込方法を用いた原稿の読み込みを行う場合に、前記所定の動作モードが設定されているか否かを判定する判定手段と、を有し、前記制御手段は、前記判定手段により前記所定の動作モードが設定されていると判定された場合には、前記第1設定手段による設定に関わらず、前記所定の読み込み速度で原稿の読み込みを行うように前記第2読込方法を用いた原稿の読み込み処理を制御することを特徴とする画像処理装置。

請求項2

前記第2読込方法の読み込み速度に関連する設定は、読み込み速度を優先する設定、又は、読み込み画質を優先する設定であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。

請求項3

前記第1読込方法は、停止している原稿に沿って読み取り部を移動させながら読み取りを行う読込方法であり、前記第2読込方法は、原稿を搬送し、該搬送されている原稿を読み取り部で読み取る読込方法であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。

請求項4

前記第2設定手段は、コピー機能スキャン機能またはファクシミリ送信機能における動作モードを設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。

請求項5

少なくとも所定の速度で原稿を読み込む第1読込方法または前記所定の速度を含む複数の速度で原稿を読み込み可能な第2読込方法で原稿を読み込み、読み込み速度に応じた画像データを生成する画像処理装置の制御方法であって、前記第2読込方法を用いた原稿の読み込みを行う場合に、前記第1読込方法と前記第2読込方法を切り替えながら複数回に分けて原稿の読み込みが可能であり該複数回に分けた読み込みにより生成される画像データを一まとまりの画像データとして処理する所定の動作モードが設定されているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップで前記所定の動作モードが設定されていないと判定された場合には、前記第2読込方法の読み込み速度に関連する設定に応じた読み込み速度で原稿の読み込みを行うように前記第2読込方法を用いた原稿の読み込み処理を制御する第1制御ステップと、前記判定ステップで前記所定の動作モードが設定されていると判定された場合には、前記第2読込方法の読み込み速度に関連する設定に関わらず、前記所定の読み込み速度で原稿の読み込みを行うように前記第2読込方法を用いた原稿の読み込み処理を制御する第2制御ステップと、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。

請求項6

コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。

背景技術

0002

デジタル複写機等の画像処理装置において、生産性を上げながら、機械コストを落とすことは重要な課題となっている。このような課題に対しての一つの解決方法として、コピー時のスキャナによる原稿読み込み速度をあげることが提案されている。スキャナによる原稿の読み込み速度を上げることは原稿読み込み時の解像度を落とすことになるが、単位時間当たりの原稿画像の読み込み速度が向上することにより生産性を上げることができる。

0003

スキャナによる読込方法では、以下の二種類の方法が一般的に用いられる。
(1)ガラス台原稿台)上に載置された原稿に沿って光学読取装置を移動させながら原稿を読み込む圧板読込方法
(2)専用トレイに置かれた原稿束から一枚ずつ原稿を搬送させ、搬送途中の原稿を固定された光学読取装置により読み込む流し読み読込方法の二種類の方法

0004

上記二種類の方法で読み込みが可能な画像処理装置では、読み込み速度の切り替え(即ち、解像度の変更)を行う場合、一般的には、流し読み読込方法が用いられる。これは、読み込み速度の切り替えを実現するためには、光学読み取り装置可変速で移動させる必要がある圧板読込方法よりも、原稿の搬送速度を変更することで実現できる流し読み読込方法の方が、少ないコストで実現できるからである。

0005

流し読み読込方法における読み込み速度の切り替え(即ち、解像度の変更)は、ユーザの操作により行われる。例えば、ユーザが、速度を優先する速度優先から画質を優先する画質優先に切り替えた場合、又は、画質優先から速度優先に切り替えた場合、この操作に応じて、流し読み読込方法における読み込み速度が切り替えられる。ユーザは、コピー時の生産性と印刷される画像の品質バランスを考慮して流し読み読込方法における読み込み速度の切り替えを行う。

0006

なお、従来より、コピー機能には、圧板読込と流し読み読込とを切り替えて読み込んだ後、圧板読込で読み込んだ画像データと流し読み読込で読み込んだ画像データとをひとまとまりの画像データとして印刷処理可能な連続読込の機能が備えられている。

先行技術

0007

特開2010−278870号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかし、上述の連続読込の機能を使用している場合に、圧板読込での読み込み速度と、流し読み読込での読み込み速度とが異なると、圧板読込方法で読み込んだ画像データの解像度と流し読み読込方法で読み込んだ画像データの解像度とが異なってしまう。そのため、印刷物の中の圧板読込方法で読み込んだページと流し読み読込方法で読み込んだページとで画像品質差異が発生してしまうといった課題があった。

0009

このような事態の発生を回避するためには、従来ではユーザが指定するコピー機能に応じて、上述したような読み込み速度の切り替え操作を行わなくてはならなかった。例えば、上述の連続読み込み機能を使用する場合、流し読み読込方法の読み込み速度の設定が圧板読込方法の読み込み速度と異なる場合には、ユーザは、流し読み読込方法の読み込み速度を圧板読込方法の読み込み速度に合わせるよう操作する必要があった。

0010

しかし、連続読み込み機能を使用するたびに、このような設定を考慮して流し読み読込方法の読み込み速度を切り替える操作を行うことは煩雑であり、ユーザに操作の負荷をかけることになってしまう。また、上述のような課題について知らないユーザは、上述のような読み込み速度を考慮する必要性すら認識していない可能性があり、上述のような設定が考慮されることなく連続読み込み機能が使用されてしまう可能性がある。その結果、読み込んだページ間で画像品質に差異が発生してしまい、ユーザの意図する出力物が得られない可能性があった。

0011

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ユーザに煩雑な操作を強いることなく、低コストで生産性を上げつつ、ユーザの選択した動作モードに応じて最適な速度で原稿の読み込みを行うことができる仕組みを提供することである。

課題を解決するための手段

0012

本発明は、少なくとも所定の速度で原稿を読み込む第1読込方法または前記所定の速度を含む複数の速度で原稿を読み込み可能な第2読込方法で原稿を読み込み、読み込み速度に応じた画像データを生成する画像処理装置であって、前記第2読込方法の読み込み速度に関連する設定を行う第1設定手段と、前記第1設定手段による設定に応じた読み込み速度で原稿の読み込みを行うように前記第2読込方法を用いた原稿の読み込み処理を制御する制御手段と、前記第1読込方法と前記第2読込方法を切り替えながら複数回に分けて原稿の読み込みが可能であり該複数回に分けた読み込みにより生成される画像データを一まとまりの画像データとして処理する所定の動作モードを設定可能な第2設定手段と、前記第2読込方法を用いた原稿の読み込みを行う場合に、前記所定の動作モードが設定されているか否かを判定する判定手段と、を有し、前記制御手段は、前記判定手段により前記所定の動作モードが設定されていると判定された場合には、前記第1設定手段による設定に関わらず、前記所定の読み込み速度で原稿の読み込みを行うように前記第2読込方法を用いた原稿の読み込み処理を制御することを特徴とする。

発明の効果

0013

本発明によれば、ユーザに煩雑な操作を強いることなく、低コストで生産性を上げつつ、ユーザの選択した動作モードに応じて最適な速度で原稿の読み込みを行うことができる。この結果、読み込んだページ間で画像品質を一定に保つことができ、ユーザの意図する出力物を生成することができる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の一実施例を示す画像処理装置の断面図
画像処理装置の構成を例示するブロック図
操作部の構成を例示する図
画像処理装置のメインメニューを例示する図
画像処理装置のコピー実行時の動作を例示するフローチャート
画像処理装置の読込設定及び動作モードのデータ構造
実施例2の画像処理装置のコピーモードに対応した解像度のデータ構造
画像処理装置のユーザモード設定画面を例示する図
画像処理装置の速度/画質優先選択画面を例示する図
画像処理装置のコピー機能画面を例示する図
画像処理装置のモード設定画面を例示する図

0015

以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。

0016

図1は、本発明の一実施例を示す画像処理装置100の断面図である。
図2は、画像処理装置100の構成を例示するブロック図である。
図3は、画像処理装置100の操作部300の構成を例示する図である。

0017

図2に示すCPU201は、画像処理装置100において制御の中心となる。CPU201は、ROM202に格納されている制御プログラムにしたがって、画像処理装置100の各ブロックを制御する。また、CPU201は、ROM202の格納されている初期プログラムによってHDD218からI/O制御部215を介してDRAM204にロードされた制御プログラムにしたがって、画像処理装置100の各ブロックを制御することも可能である。

0018

以下、画像処理装置100における画像読み込み動作と画像印刷動作を説明する。
図1に示す原稿台ガラス120上の原稿121上の情報は、原稿読み取り装置119の露光部113を原稿台ガラス120上の原稿121に沿って移動させることで読み取られる(圧板読込方法)。原稿121は移動する露光部113によって露光され、原稿121の反射光ミラーユニット114に伝達され、伝達された反射光はレンズ115を通過して集光されCCDセンサ部116にて電気信号に変換される。

0019

また、原稿給紙装置101上のトレイ102の原稿103上の情報は、原稿読み取り装置119の露光部113に対して原稿103を相対的に移動させながら読み取られる(流し読み読込方法)。原稿103は、原稿トレイ102にセットされる。原稿給紙ローラ104は、分離パッド105と対になっていて、原稿103を一枚ずつ搬送する。搬送された原稿103は、中間ローラ対106で装置内に送られ、大ローラ108と第1従動ローラ109によって搬送され、さらに大ローラ108と第2従動ローラ110とによって搬送される。

0020

大ローラ108と第2従動ローラ110とで搬送された原稿103は、流し読み原稿ガラス112と原稿ガイド板117との間を通り、ジャンプ台118を経由して、大ローラ108と第3従動ローラ111とにより搬送される。大ローラ108と第3従動ローラ111とにより搬送された原稿103は、原稿排紙ローラ対107により装置外に排出される。なお、流し読み原稿ガラス112と原稿ガイド板117との間では、原稿103は、原稿ガイド板117によって流し読み原稿ガラス112に接触する形で搬送される。

0021

原稿103は、流し読み原稿ガラス112上を通過する際に、流し読み原稿ガラス112に接している面が露光部113によって露光され、露光の結果得られる原稿103からの反射光がミラーユニット114に伝達される。伝達された反射光は、レンズ115を通過して集光されCCDセンサ部116にて電気信号に変換される。

0022

上記電気信号に変換された原稿の画像データは、図2に示すように、スキャナ207のCPU208の制御によりRGBの信号に変換される。該RGB信号は、CPU201の制御によりスキャナI/F206、バスコントローラ205を介してDRAM204に一時格納された後、I/O制御部215を介してHDD218に保存される。スキャナ207は、図1の原稿給紙装置101、原稿読み取り装置119を含み、CPU208が原稿給紙装置101、原稿読み取り装置119を制御する。

0023

HDD218に保存された画像データを印刷する場合には、HDD218に保存された画像データは、CPU201の制御によりDRAM204に一時保存される。その後、画像データは、Graphic Processor203を介してRGB→CMYK変換などの色空間変換などが行われたのちプリンタI/F210を介してプリンタ212へ転送される。

0024

プリンタ212へ転送された画像データは、CPU213の制御により、図1レーザーユニット122で画像データからレーザー光への変換が行われる。そして、レーザーユニットから発信されるレーザー光により感光体ドラム123、124、125、126上で画像として結像される。

0025

結像された画像は、感光体ドラム123、124、125、126に結像された画像の静電容量によりトナー吸着させる現像ユニット127、128、129、130を介して、給紙される用紙(シート)に、定着機133で定着される。なお、用紙は、給紙段131、給紙段132、給紙段138、給紙段139、給紙段140から給紙される。定着機133を通過した用紙は、搬送ローラ134、135で機外に排紙される。なお、両面印刷の場合には、定着機133を通過した用紙は、フラップ136を介してパス137に送られ、スイッチバックすることで反転されて再給紙される。

0026

画像処理装置100の電源ON時に、CPU201は、ROM202に格納されているプログラムにより、I/O制御部215、操作部I/F217を介して操作部300のLCDパネル302に、図4に示すようなメインメニュー401を表示する。なお、CPU201が実行するプログラムは、ROM202の初期プログラムによってI/O制御部215を介してHDD218に保存されているプログラムが転送されたものであるDRAM204のプログラムであってもよい。

0027

図4は、画像処理装置100のメインメニュー401を例示する図である。
ポータル画面としてのメインメニュー401において、コピーアイコン402が押下されると、後述する図10に示すようなコピー画面1001がLCDパネル302に表示され、コピー操作が可能となる。なお、メインメニュー401は、メインメニューキー301がユーザにより押下された場合にも表示される。

0028

図3に示すLCDパネル302の表面は、タッチセンサーになっており、ユーザが任意の領域を押下すると、押下された位置が操作部I/F217、I/O制御部215を介してCPU201に通知される。CPU201は、通知された位置とLCDパネル302に表示している画面からボタン等として表示している領域が押下されたかどうかを判断する。そして、ボタン等として表示している領域が押下されたと判断した場合には、CPU201は、ROM202のプログラムまたはDRAM204に格納されたプログラムに応じた処理を行う。

0029

ユーザ設定キー303をユーザが押下した場合、ユーザ設定キー303が押下されたことが、操作部I/F217、I/O制御部215を介してCPU201に通知される。ユーザ設定キー303が押下されたことを通知されたCPU201は、ROM202等に格納されているプログラムに従って、I/O制御部215、操作部I/F217を介してLCDパネル302上に、図8に示すようなユーザモード設定画面801を表示する。

0030

ここで、図8を用いて、ユーザモード設定画面801について説明する。
図8は、画像処理装置100のユーザモード設定画面801を例示する図である。
ユーザモード設定画面801の速度/画質優先設定メニュー802がユーザに選択されると、前述と同様にCPU201に通知され、CPU201はLCDパネル302に、図9に示すような速度/画質優先選択画面901を表示する。

0031

ここで、図9を用いて、速度/画質優先選択画面901について説明する。
図9は、画像処理装置100のモード選択画面としての速度/画質優先選択画面901を例示する図である。
本実施例では、速度/画質優先選択画面901は、コピー機能における流し読み読込方法での読み込み速度(即ち読み込み解像度)に関連する設定を行うためのものである。

0032

速度/画質優先選択画面901に表示される速度優先902、画質優先903のいずれかをユーザが選択された状態でOKキー904が押下された場合、選択された内容が操作部I/F217、I/O制御部215を介してCPU201に通知される。CPU201は、通知された内容をDRAM204上に図6の読込設定601の読込設定内容602に保存する。なお、速度優先902は、高速(即ち低解像度)で原稿の読み込みを行う設定を行うためのものである。一方、画質優先903は、高解像度(即ち低速)で原稿の読み込みを行う設定を行うためのものである。

0033

図6は、画像処理装置100のメモリ(DRAM204)上の読込設定及びモード情報のデータ構造を例示する図である。
本実施例の画像処理装置100は、原稿給紙装置101のトレイ102上の原稿103の情報を読み込む場合、読込設定内容602に格納されているデータにより、原稿103の搬送の制御を変更する。

0034

原稿給紙装置101のトレイ102上の原稿103を読み込む際に、CPU201は、読込設定内容602の内容を判断する。そして、CPU201は、速度優先する設定が保存されている場合には、原稿給紙ローラ104が動作する前に、速度優先することを、シリアル通信コントローラ216を介してスキャナのCPU208に通知する。

0035

速度優先することをCPU201から通知されたCPU208は、トレイ102の原稿103を搬送する時にローラ104、106、108、109、110、111を制御して搬送速度を、標準の速度の倍の速度にして搬送を行う。標準の速度は、予め決められている所定の速度、例えば600dpi相当の速度である。この例では、速度優先の場合、標準の速度の倍の速度として、300dpi相当の速度で搬送を行うことになる。

0036

搬送速度を倍にした状態で搬送された原稿は、露光部113にて露光され、反射光がCCDセンサ部11で読み込まれる。CCDセンサ部116で読み込まれた原稿103の画像データは、スキャナI/F206を介してGraphic Processor203に送られ、CPU201により主走査方向の解像度変換が行われる。その後、画像データは、DRAM204を経由してI/O制御部215を介してHDD218に保存される。

0037

一方、読込設定内容602に、画質優先する設定が保存されている場合には、CPU201は、原稿給紙ローラ104が動作する前に、画質優先することを、シリアル通信コントローラ216を介してスキャナのCPU208に通知する。画質優先することをCPU201から通知されたCPU208は、トレイ102の原稿103を搬送する時にローラ104、106、108、109、110、111を制御して搬送速度を標準の速度(600dpi相当の速度)にして搬送を行う。

0038

上述のように、本実施例の画像処理装置100は、圧板読込方法、又は、流し読み読込方法で原稿を読み込み可能である。圧板読込方法は、原稿台ガラス120上で停止している原稿に対して露光部113を所定の速度で移動させながら原稿の読み込みを行う読込方法である。また、流し読み読込方法は、トレイ102にセットされている原稿をCPU201で指定した速度で搬送し、搬送されている原稿を読み込む読込方法である。画像処理装置100は、圧板読込方法、又は、流し読み読込方法で原稿を読み込み、読み込み速度に応じた解像度の画像データを生成する。

0039

次に、図5のフローチャートを用いて、本実施例の印刷時の動作に関して説明する。
図5は、画像処理装置100のコピー実行時の動作を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、CPU201がROM202に格納されたプログラム(又はHDD218からDRAM204にロードされたプログラム)を実行することにより実現されるものである。

0040

CPU201は、LCDパネル302に表示された図4のポータル画面401のコピーアイコン402を押下されると、そのことを操作部I/F217、I/O制御部215を介して検知する。該検知に応じて、CPU201は、ROM202等に格納されたプログラムに従って、図10のコピー画面1001をI/O制御部215、操作部I/F217を介してLCDパネル302に表示し、図5のフローチャートに示す処理を開始する(S501)。
CPU201は、コピー実行時のモード設定スタートキー304の押下を受け付ける(S502,S503)。

0041

図10は、画像処理装置100のコピー画面1001を例示する図である。
コピー画面1001において、1002は、その他の機能ボタンである。ユーザにより、その他の機能ボタン1002が押下されると、その操作が操作部I/F217、I/O制御部215を介してCPU201に通知される。

0042

まず、CPU201は、その他の機能ボタン1002が押下されると、I/O制御部215、操作部I/F217を介して図11に示すようなモード設定画面1101をLCDパネル302に表示する。そして、CPU201は、モード設定画面1101からコピー実行時のモード設定を受け付ける。

0043

図11は、画像処理装置100のモード設定画面1101を例示する図である。
モード設定画面1101には、両面1103、仕上げ1104、ページ集約1105、連続読込1106、濃度1107、原稿の種類1108などのボタンが表示され、印刷時の動作モード(印刷モード)を設定することが可能である。

0044

両面1103は、読み込んだ原稿を両面印刷する設定を行うためのものである。仕上げ1104は、印刷した用紙に対してステイプル処理を行うかどうかを指定するためのものである。ページ集約1105は、読み込んだ複数枚の原稿の画像データを合成して、一枚の印刷用紙に複数の画像を載せる設定を行うためのものである。連続読込1106は、原稿台ガラス120上の原稿とトレイ102上の原稿を切り替えながら読込を行うモードを設定するためのものである。即ち、連続読込1106は、圧板読込方法と流し読み読込方法を切り替えながら複数回に分けて原稿の読み込みが可能で、該複数回に分けた読み込みにより生成される画像データを一まとまりの画像データとして処理する動作モードを設定するためのものである。濃度1107は、印刷の濃度を調整するためのものである。原稿の種類1108は、原稿の種類を指定するためのものである。

0045

ユーザによりLCDパネル302上に表示されているモード設定画面1101上のボタン1103〜1108が押下されると、CPU201は、操作部I/F217、I/O制御部215経由で押下されたボタンを検知する。該検知に応じて、CPU201は、DRAM204にある図6の印刷モード603の第1モード604、第2モード605、第3モード606、第4モード607の領域のいずれかにいずれのボタンが押下されたかを記録する。例えば、連続読込1106が押下されると、CPU201は、印刷モード603の第1モード604、第2モード605、第3モード606、第4モード607の領域のいずれかに連続読込1106が押下されたことを記録する。なお、ユーザがモード設定画面1101上で複数の設定がされた場合、CPU201は、複数の設定を印刷モード603の第1モード604、第2モード605、第3モード606、第4モード607の領域のそれぞれに記録する。

0046

この状態で操作部300のスタートキー304をユーザが押下した場合、CPU201は操作部I/F217、I/O制御部215経由でスタートキー304が押下されたことを検知する(S503でYESと判断する)。スタートキー304押下を検知すると、CPU201は、読み込みの処理を開始する(S504)。CPU201は、シリアル通信コントローラ216経由でスキャナ207のCPU208に対して原稿がトレイ102上にセットされているかどうかを問い合わせる。CPU208は、原稿給紙ローラ104と分離パッド105の間に原稿があるかどうかを検知することでトレイ102上に原稿103があるかどうかを判定し、原稿103がある場合にはその旨をシリアル通信コントローラ216経由でCPU201に通知する。

0047

上記問い合わせの結果の通知をCPU208から受信すると、CPU201は、該問い合わせの結果に基づいて、「圧板読み込み」か「流し読み込み(DF)」かを判断する(S505)。CPU201は、原稿がトレイ102上にセットされていない場合には「圧板読み込み」と判断し、原稿がトレイ102上にセットされている場合には「流し読み込み(DF)」と判断する。

0048

そして、「圧板読み込み」と判断した場合(S505で「圧板」の場合)、CPU201は、S506に処理を進める。S506において、CPU201は、原稿台ガラス120上の原稿を標準の速度(600dpi相当)で読み込むように、CPU208に指示をする(600dpi読み込み設定)。

0049

一方、「流し読み込み(DF)」と判断した場合(S505で「DF」の場合)、CPU201は、S511に処理を進める。
S511において、CPU201は、読込設定601に保存されている読込設定内容602に記録されている内容が「速度優先」か「画質優先」かを判断する。

0050

そして、読込設定601に保存されている読込設定内容602に記録されている内容が「画質優先」であると判定した場合(S511で「画質優先」の場合)、CPU201は、S515に処理を進める。S515において、CPU201は、読込設定(速度優先/画質優先の設定)に基づいて、トレイ102上の原稿103を標準の速度(600dpi相当)で読み込むように、CPU208に指示をする(600dpi読み込み設定)。

0051

一方、読込設定601に保存されている読込設定内容602に記録されている内容が「速度優先」であると判定した場合(S511で「速度優先」の場合)、CPU201は、S512に処理を進める。

0052

S512にて、CPU201は、DRAM204に保存されている印刷モード603の604〜607に格納されているデータに基づいて特定のモード(本実施例では「連続読込」)が含まれているかモード判定を行う。なお、印刷モード603の第1モード604、第2モード605、第3モード606、第4モード607には、モード設定画面1101でユーザが選択した内容を示すデータが格納されている。

0053

そして、印刷モード603の604〜607に記録されている内容に上述の特定のモード(本実施例では「連続読込」)が含まれていると判定した場合(S512でYESの場合)、CPU201は、S513に処理を進める。S513おいて、CPU201は、読込設定(速度優先/画質優先の設定)に関係なく、トレイ102上の原稿103を標準の速度(600dpi相当)で読み込むように、CPU208に指示をする(600dpi読み込み設定)。即ち、圧板読込方法と同じ読込速度を指示する。

0054

一方、印刷モード603の604〜607に記録されている内容に上述の特定のモード(本実施例では「連続読込」)が含まれていないと判定した場合(S512でNOの場合)、CPU201は、S514に処理を進める。S514おいて、CPU201は、読込設定(速度優先/画質優先の設定)に基づいて、トレイ102上の原稿103を標準の速度の倍の速度(300dpi相当)で読み込むように、CPU208に指示をする(300dpi読み込み設定)。即ち、速度優先での読込速度を指示する。

0055

上記S506、S513、S514又はS515でCPU201からシリアル通信コントローラ216経由で指示を受け取ったCPU208は、設定された速度でトレイ102上の原稿103を順次読み込み、画像データをスキャナI/F206経由で転送する。CPU201は、CPU208から転送されてきた画像データをGraphic Processor203で主走査方向の解像度を変換した後、DRAM204を介してI/O制御部215経由でHDD218に保存する(S507)。
なお、「流し読み込み(DF)」の場合、CPU208は、トレイ102上の原稿103が全て読み込まれたことを検知すると、読込終了をCPU201に通知する。

0056

CPU201は、原稿台ガラス120上の原稿が読み込まれた、又は、トレイ102上の原稿103が全て読み込まれた時点で、読み込み終了か否かを判断する。
例えば、印刷モードに「連続読込」が含まれている場合、CPU201は、再度ユーザの指示待ちを行い、操作部300において不図示の「読込終了ボタン」が押下された場合に読み込み終了と判断し、それ以外の場合には読み込み終了でないと判断する。
また、印刷モードに「連続読込」が含まれていない場合、CPU201は、原稿台ガラス120上の原稿が読み込まれた、又は、トレイ102上の原稿103が全て読み込まれた時点で、読み込み終了と判断する。

0057

そして、読み込み終了でないと判断した場合(S508でNOの場合)、CPU201は、S502に処理を戻す。
一方、読み込み終了と判断した場合(S508でYESの場合)、CPU201は、S509に処理を進める。

0058

S509において、CPU201は、上記S507の原稿読み込みによってHDD218に保存された画像データをDRAM204に展開する。さらに、CPU201は、印刷モード603の604〜607に保存されている設定内容に従ってGraphic Processor203で画像処理を行い、その後、プリンタI/F210を介してプリンタ212に転送することで印刷処理を実行する。

0059

なお、図5に示した例では、S511で速度優先か画質優先かを判定した後に、S512で特定のモードが設定されているか判定を行う例を示した。しかし、特定のモードが設定されているか判定を行った後に、速度優先か画質優先かを判定する構成でもよい。即ち、特定のモードが設定されている場合には、圧板読込と同じ標準の速度(600dpi相当)で読み込むように指示し、一方、特定のモードが設定されていない場合には、速度優先か画質優先かに基づく速度で読み込みを行うように指示する構成でもよい。

0060

なお、上記実施例では、コピー機能を使用する場合を例に説明したが、原稿の読み込みを含む機能を使用する場合であれば他の機能を使用する場合であっても、本発明は適用可能である。例えば、スキャン機能を使用する場合であっても、ファクシミリ送信機能を使用する場合であっても、本発明は適用可能である。

0061

例えば、スキャン機能のモード設定画面(不図示)から、スキャン実行時のモード設定として、該モード設定画面からは、少なくとも、原稿台ガラス120上の原稿とトレイ102上の原稿を切り替えながら読込を行う連続読込モードを設定可能に構成する。そして、CPU201は、スキャン機能を使用する場合、図5のS502〜S508に示す処理を実行するように制御する。即ち、CPU201は、流し読み込み(DF)を行う場合、上記特定のモード(本実施例では「連続読込」)が設定されている場合には、速度優先か画質優先かに関わらず、圧板読込と同じ標準の読み込み速度で原稿の読み込みを行うように制御する。なお、ファクシミリ送信機能についても同様とする。

0062

以上のように、流し読み読込を行う場合、特定のモード(例えば「連続読込」)が設定されている場合には、流し読み読込での読み込み速度に関連する設定(速度優先/画質優先)に関わらず、標準の読み込み速度で原稿の読み込みを行うように制御する。これにより、安価な構成の画像処理装置において、生産性を重視した読み込みと、画質を重視した読み込みの変更を、コピー機能等の原稿読み込みを含む機能においてユーザが指定した動作モードに応じて自動的に切り換えることができる。従って、連続読込時に、ユーザに煩雑な原稿読み込み速度の切り替え操作を強いることもなく、低コストで生産性を上げつつ、ユーザの選択した動作モードに応じて最適な速度(解像度)で原稿の読み込みを行うことができる画像処理装置を提供できる。

0063

上記実施例では、流し読み読込を行う場合に「連続読込」が設定されている場合、速度優先/画質優先に関わらず、圧板読込と同じ標準の読み込み速度で原稿の読み込みを行うように制御する構成について説明した。実施例2では、流し読み読込を行う場合、「連続読込」のみでなく、圧板読込と異なる読み込み速度に対応するモードが設定されている場合にも、「連続読込」の場合と同様に、標準の読み込み速度で原稿の読み込みを行う構成とする。以下、実施例1との相違点のみを説明する。

0064

図7は、実施例2における画像処理装置100のメモリ(DRAM204)上のコピーモードに対応した解像度のデータ構造を例示する図である。なお、図7に示すデータは、ROM202に予め保存されているものとする。

0065

実施例2では、図5のS512において、CPU201は、DRAM204に保存されている印刷モード603の604〜607に格納されているデータと、図7モード種別701と解像度702から構成されるテーブルに基づいて、モード判定を行う。なお、印刷モード603の第1モード604、第2モード605、第3モード606、第4モード607には、図11のモード設定画面1101でユーザが選択した内容を示すデータが格納されている。

0066

上記S512では、まず、CPU201は、第1モード604に記録されている内容をモード種別701の構成要素703から検索し、対応する解像度702の構成要素704を取得する。CPU201は、この処理を第1モード604、第2モード605、第3モード606、第4モード607まで順次行う。この結果に基づき、CPU201は、印刷モード603の第1モード604、第2モード605、第3モード606、第4モード607に記録されている内容に解像度600dpiに対応する特定の印刷モードが含まれているか判定する。

0067

そして、印刷モード603の604〜607に記録されている内容に上述の特定の印刷モード(解像度600dpiに対応する印刷モード)が含まれていると判定した場合(S512でYESの場合)、CPU201は、S513に処理を進める。S513おいて、CPU201は、読込設定(速度優先/画質優先の設定)に関係なく、トレイ102上の原稿103を、標準の速度(600dpi相当)で読み込むように、CPU208に指示をする(600dpi読み込み設定)。

0068

一方、印刷モード603の604〜607に記録されている内容に上述の特定の印刷モードが含まれていない(全てが解像度300dpiに対応する印刷モード)と判定した場合(S512でNOの場合)、CPU201は、S514に処理を進める。S514おいて、CPU201は、読込設定(速度優先/画質優先の設定)に基づいて、トレイ102上の原稿103を標準の速度の倍の速度(300dpi相当)で読み込むように、CPU208に指示をする(300dpi読み込み設定)。
他のステップは、実施例1の場合と同様のため、説明を省略する。

0069

以上のように、流し読み読込を行う場合、圧板読込と読み込み速度が異なる特定のモードが設定されている場合には、速度優先/画質優先の設定に関わらず、標準の読み込み速度で原稿の読み込みを行うように制御する。これにより、安価な構成の画像処理装置において、生産性を重視した読み込みと、画質を重視した読み込みの変更を、コピー機能等の原稿読み込みを含む機能においてユーザが指定した動作モードに応じて自動的に切り換えることができる。従って、ユーザに煩雑な原稿読み込み速度の切り替え操作を強いることもなく、低コストで生産性を上げつつ、ユーザの選択した動作モードに応じて最適な速度(解像度)で原稿の読み込みを行うことができる画像処理装置を提供することができる。

0070

なお、従来では、例えば、600dpiに対応する印刷モードを使用している場合に、流し読み読込にて300dpiに対応する速度で読み込んでしまうと、印刷モードで必要としている解像度と流し読み読込方法で読み込んだ解像度とが異なってしまう。そのため、ユーザの意図した出力結果を得ることができないといった事態が発生してしまうといった課題があった。このような事態の発生を回避するためには、従来ではユーザが指定するコピー機能に応じて、上述したような読み込み速度の切り替え操作を行わなくてはならなかった。例えば、ユーザが指定した印刷モードに対応する読込速度となるように、ユーザが、流し読み読込方法の読込速度に関する設定を変更する必要があったが、このような操作は、ユーザに操作の負荷をかけることになっていた。また、上述のような課題について知らないユーザでは、上述のような設定が考慮されることなく連続読み込み機能が使用されてしまう可能性があった。その結果、ユーザの意図する出力物が得られない可能性があった。しかし、実施例2によれば、ユーザに煩雑な操作を強いることなく、低コストで生産性を上げつつ、ユーザの選択した動作モードに応じて最適な速度で原稿の読み込みを行うことが可能となる。

0071

なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されていてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

実施例

0072

(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

0073

100画像処理装置
101原稿給紙装置
119原稿読み取り装置
201 CPU
207スキャナ
208 CPU

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