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技術 ベビーカー・レンタルシステム、会員端末のプログラム、及びその方法

出願人 株式会社幸龍
発明者 小笠原恵莉香
出願日 2015年9月1日 (5年5ヶ月経過) 出願番号 2015-172183
公開日 2017年3月9日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2017-049777
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 防雨カバー 禁煙場所 収納カゴ 遊び道具 フレキシブル型 待機状況 対面型 支援依頼
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

解決手段

ベビーカーのレンタル店や街中に設置され、レンタル店のシステム管理サーバは、会員登録する手段、会員のベビーカーの利用を付属品とともに受け付ける手段、会員の携帯端末を登録し、その位置情報を取得する手段、ベビーカーの利用状況を携帯端末の位置情報とともに管理する手段を備える。また、管理サーバは、ベビーカーを利用中の会員からの投稿を受け付け、他の会員に配信することで、子育て中の「ママ友」の情報交換を支援する手段を備える。また、プライバシーの観点から、会員の位置情報を通知するか否かを会員自身が設定可能とする手段、及び緊急時には、上記の設定にかかわらず、会員の位置情報を通知する手段を備える。

概要

背景

従来から、必要なときに必要な時間だけ自動車を使用することができるカーシェアリングのシステムが知られている。また、何時でも何処でも必要なときに自転車を利用することができるレンタサイクルシステムバイシクルシェアシステムも知られている(例えば、特許文献1、2など)。

概要

ベビーカー利用者支援し、利用者間情報交換を含むレンタルシステムを提供すること。ベビーカーのレンタル店や街中に設置され、レンタル店のシステムの管理サーバは、会員登録する手段、会員のベビーカーの利用を付属品とともに受け付ける手段、会員の携帯端末を登録し、その位置情報を取得する手段、ベビーカーの利用状況を携帯端末の位置情報とともに管理する手段を備える。また、管理サーバは、ベビーカーを利用中の会員からの投稿を受け付け、他の会員に配信することで、子育て中の「ママ友」の情報交換を支援する手段を備える。また、プライバシーの観点から、会員の位置情報を通知するか否かを会員自身が設定可能とする手段、及び緊急時には、上記の設定にかかわらず、会員の位置情報を通知する手段を備える。

目的

本発明では、上記のような課題にかんがみ、ベビーカーの利用者を支援し、利用者間の情報交換の手段を含むレンタルシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

会員に対して必要なときに必要な場所でベビーカーレンタルするベビーカー・レンタルシステムであって、前記ベビーカー・レンタルシステムの管理サーバが、レンタル店所有するベビーカーの利用状況を管理するベビーカー管理手段と、前記会員の会員端末から会員登録受け付け、前記ベビーカーの利用を受け付けるベビーカー利用受付手段と、前記ベビーカーを利用中の会員の前記会員端末からの投稿を受信し、他の前記会員端末に配信することで前記会員の間での子育てに関する情報交換支援する会員間連絡支援手段と、を備えることを特徴とするベビーカー・レンタルシステム。

請求項2

前記会員端末は、位置情報検出手段を備える携帯端末であり、前記管理サーバは、前記ベビーカーを利用中の会員の前記会員端末の位置情報を取得し、前記ベビーカーの位置情報とみなすベビーカー位置情報取得手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のベビーカー・レンタルシステム。

請求項3

前記ベビーカー位置情報取得手段は、前記ベビーカーが備えた位置情報検出手段と通信し、前記ベビーカーの位置情報を取得することを特徴とする請求項2に記載のベビーカー・レンタルシステム。

請求項4

前記会員からの投稿は位置情報を含み、前記管理サーバは、前記会員が前記位置情報を他の会員に通知するか否かを設定する手段を備え、前記投稿をキーワードテキスト解析し、前記投稿の内容が緊急性を要すると判断した場合は、前記位置情報を通知するか否かの設定にかかわらず、前記位置情報を通知することを特徴とする請求項2又は3に記載のベビーカー・レンタルシステム。

請求項5

会員に対して必要なときに必要な場所でベビーカーをレンタルするベビーカー・レンタルシステムにおける会員端末のプログラムであって、前記ベビーカー・レンタルシステムの管理サーバとの間で、レンタル店が所有するベビーカーを利用するための会員登録のための情報を送信するステップと、レンタル可能なベビーカー及び付属品の情報を受信するステップと、前記受信した情報を表示し、前記会員に利用するベビーカーと付属品を選択させるステップと、前記会員が選択した情報を送信するステップと、前記ベビーカーを利用中の会員が入力した投稿を送信するステップと、他の会員からの投稿を受信するステップと、を前記会員端末に実行させることを特徴とするプログラム。

請求項6

会員に対して必要なときに必要な場所でベビーカーをレンタルする方法であって、前記ベビーカー・レンタルシステムの管理サーバが、レンタル店が所有するベビーカーの利用状況を管理するステップと、前記会員の会員端末から会員登録を受け付けるステップと、前記ベビーカーの利用を受け付けるステップと、前記ベビーカーを利用中の会員の前記会員端末からの投稿を受信するステップと、前記投稿を他の前記会員端末に配信することで前記会員の間での子育てに関する情報交換を支援するステップと、を実行することを特徴とする方法。

技術分野

0001

本発明は、ベビーカーレンタルシステム会員端末プログラム及びその方法に関する。

背景技術

0002

従来から、必要なときに必要な時間だけ自動車を使用することができるカーシェアリングのシステムが知られている。また、何時でも何処でも必要なときに自転車を利用することができるレンタサイクルシステムバイシクルシェアシステムも知られている(例えば、特許文献1、2など)。

先行技術

0003

特開2011−248813号公報
特開2013−200736号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、自動車や自転車と違って、ベビーカーを街中で急きょ必要になったときに対応できるようなレンタルシステムは存在しなかった。ベビー用品を取り扱うレンタルショップなどでは、ベビーカーのレンタルも行っているものの、その多くは月単位のレンタルであり、必要なときに必要な時間だけレンタルできるものではなかった。ベビーカーの必要性は、子供の成長や状況に応じて、また、時と場所に応じて変化するものである。

0005

例えば、混雑した電車で、ベビーカーを折りたたみ荷物を抱えながら子供をだっこしている母親を見かけることが多いが、このような場合、中や駅前などでベビーカーをその都度レンタルできれば便利である。また、ベビーカー本体だけでなく、買物天候に応じて、収納カゴ防雨カバーなどの付属品一緒にレンタルできればなおよい。また、単にベビーカーと付属品のレンタルサービスを提供するだけでなく、ベビーカーの利用者にとって、その場所、その時の有用な情報をタイムリーに提供できれば更に便利である。このように、子育て支援一環として、ベビーカーの利用者を街中でサポートできる仕組みが求められている。

0006

したがって、本発明では、上記のような課題にかんがみ、ベビーカーの利用者を支援し、利用者間情報交換の手段を含むレンタルシステムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するため、本発明は、以下のような解決手段を提供する。

0008

(1)会員に対して必要なときに必要な場所でベビーカーをレンタルするベビーカー・レンタルシステムであって、前記ベビーカー・レンタルシステムの管理サーバが、レンタル店所有するベビーカーの利用状況を管理するベビーカー管理手段と、前記会員の会員端末から会員登録受け付け、前記ベビーカーの利用を受け付けるベビーカー利用受付手段と、前記ベビーカーを利用中の会員の前記会員端末からの投稿を受信し、他の前記会員端末に配信することで前記会員の間での子育てに関する情報交換を支援する会員間連絡支援手段と、を備えることを特徴とする。

0009

(2)また、上記(1)のシステムにおいて、前記会員端末は、位置情報検出手段を備える携帯端末であり、前記管理サーバは、前記ベビーカーを利用中の会員の前記会員端末の位置情報を取得し、前記ベビーカーの位置情報とみなすベビーカー位置情報取得手段を備えるようにしてもよい。

0010

(3)また、上記(2)のシステムにおいて、さらに、前記ベビーカー位置情報取得手段は、前記ベビーカーが備えた位置情報検出手段と通信し、前記ベビーカーの位置情報を取得するようにしてもよい。

0011

(4)また、上記(2)又は(3)のシステムにおいて、さらに、前記会員からの投稿は位置情報を含み、前記管理サーバは、前記会員が前記位置情報を他の会員に通知するか否かを設定する手段を備え、前記投稿をキーワードテキスト解析し、前記投稿の内容が緊急性を要すると判断した場合は、前記位置情報を通知するか否かの設定にかかわらず、前記位置情報を通知するようにしてもよい。

0012

(5)また、本発明の第2の態様では、会員に対して必要なときに必要な場所でベビーカーをレンタルするベビーカー・レンタルシステムにおける会員端末のプログラムであって、前記ベビーカー・レンタルシステムの管理サーバとの間で、レンタル店が所有するベビーカーを利用するための会員登録のための情報を送信するステップと、レンタル可能なベビーカー及び付属品の情報を受信するステップと、前記受信した情報を表示し、前記会員に利用するベビーカーと付属品を選択させるステップと、前記会員が選択した情報を送信するステップと、前記ベビーカーを利用中の会員が入力した投稿を送信するステップと、他の会員からの投稿を受信するステップと、を前記会員端末に実行させることを特徴とする。

0013

(6)また、本発明の第3の態様では、会員に対して必要なときに必要な場所でベビーカーをレンタルする方法であって、前記ベビーカー・レンタルシステムの管理サーバが、レンタル店が所有するベビーカーの利用状況を管理するステップと、前記会員の会員端末から会員登録を受け付けるステップと、前記ベビーカーの利用を受け付けるステップと、前記ベビーカーを利用中の会員の前記会員端末からの投稿を受信するステップと、前記投稿を他の前記会員端末に配信することで前記会員の間での子育てに関する情報交換を支援するステップと、を実行することを特徴とする。

発明の効果

0014

本発明によれば、ベビーカーの利用者を支援し、利用者間の情報交換の手段を含むレンタルシステムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0015

本発明の実施形態に係るベビーカー・レンタルシステムの基本概念サービスイメージ)を示す図である。
本発明の実施形態に係るベビーカー・レンタルシステムの機能構成を示す図である。
本発明の実施形態に係る管理サーバのデータベースに格納されるデータの構成例を示す図である。
本発明の実施形態に係る管理サーバにおける会員間連絡支援処理フローを示す図である。
本発明の実施形態に係る「ベビーカー予約画面」の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る「ママ友連絡画面」の一例を示す図である。

実施例

0016

以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。また、機能構成の図において、機能ブロック間の矢印は、データの流れ方向、又は処理の流れ方向を表している。また、処理フロー図(フローチャート)において、各処理ステップは、必ずしも図示した順序で行う必要はなく、各ステップのインプットアウトプットの関係を損なわない限り、処理順序入れ替えてもよい。

0017

(基本概念)
図1は、本発明の実施形態に係るベビーカー・レンタルシステムの基本概念(サービスイメージ)を示す図である。ベビーカーのレンタル店は、主要な駅の駅前などに設置され、時間制でベビーカーを貸し出すサービスを提供する。利用者が本サービスを利用するためには、会員登録をすることが望ましいが、会員登録せずとも仮会員として一時的に利用することもできるものとする。

0018

ベビーカーの利用予約は、スマートフォンタブレット端末などの会員端末から、所定のホームページアクセスするか、又は会員端末にインストールした専用のアプリケーションから行ってもよい。もちろん、ベビーカーの利用開始手続きを店頭で行ってもよい。会員は、ベビーカーをレンタルする際に、自身のスマートフォンなどの携帯端末の電話番号又はラインIDなどの端末識別できる情報を登録するものとし、会員登録後はその携帯端末(以下、会員端末という)を使ってレンタル店との連絡を行うものとする。ここで、使用する会員端末は、自らの位置を検出する位置情報検出手段を備えるものとする。

0019

レンタル店の管理サーバは、本サービスの中核であり、店舗のホームページ及び会員端末にインストールする専用アプリケーションを制御し、会員情報及びベビーカー情報(ベビーカー機種情報待機状況、利用状況)を管理する。また、管理サーバからは、周辺の地図や施設の情報が会員端末に逐次提供され、ベビーカーの返却予定時間などが随時表示される。会員は、返却予定時間を変更することはもちろん、レンタル店が管轄地域に複数ある場合は、返却場所を所望の店舗(図では◎で表されている)に変更することも可能である。

0020

また、図示するように、提供される周辺地図には、他の会員の情報がその位置情報(図では★で表されている)とともに表示され、他の会員との間で、ベビーカーでの移動やその他子育てに関する情報など交換する手段を提供する。例えば、現在地近辺におむつ替えをするスペースが有る店の情報やベビー用品の販売店の情報などを交換することができる。また、本サービスでは、必要に応じて、会員どうしの助け合いを支援する手段を提供する。例えば、紙おむつやおしりふきなどは新たに購入すると嵩張るので、その時に必要な分だけを会員どうしで融通しあったりするための情報交換をする手段を提供する。以下では、このように会員どうしが本サービスを介して得られる情報を「ママ友情報」と呼ぶことにする。したがって、本サービスは、このような会員どうしのふれあいを通して、新たな「ママ友」を見つける場を提供することも可能となる。

0021

(機能構成)
図2は、本発明の実施形態に係るベビーカー・レンタルシステム100(以下、本システムという)の機能構成を示す図である。図2に示すように、本システムは、各レンタル店舗チェーン店)を統括する管理サーバ10が、レンタル用のベビーカー20(20a,20b,・・・)を利用する会員の会員端末30(30a,30b,・・・)と、店舗端末40(40a,40b,・・・)とが、主に無線通信によってインターネットを介して接続される。管理サーバ10は、1台であってもよいし、店舗を地域ごとに分けて管理するなど複数台であってもよい。ベビーカー20自体には必ずしも通信機能を備える必要はなく、その利用者の会員端末30が管理サーバ10と通信できればよい。なお、店舗端末40は、直接来店した会員の情報をクレジットカード読込ませるなどして登録するための端末であり、店舗によっては管理サーバ10と兼用されていてもよい。

0022

会員端末30は、一般的なスマートフォンやタブレット端末であってよいが、GPS(Global Positioning System)などの位置検出手段を備え、店舗が提供する専用アプリーケーションを利用開始前にインストールしておくことが望ましい。会員端末30が位置検出手段(GPS機能)を備えていれば、その位置情報をその会員が利用しているベビーカーの位置情報とみなすことができるためである。GPS機能は、屋外GPSに限らず、いわゆる屋内GPS(IMES:Indoor MEssaging Systemなど)を備えていると更に望ましい。なお、GPS機能は、機種によっては、ベビーカー20にも内蔵されていてもよい。その場合は、ベビーカーが返却されなかった場合や万一盗難にあった場合にも所在を追跡することが可能となる。

0023

管理サーバ10は、機能的には、処理部とその入出力データを格納するデータベース(DB)とに分けられる。処理部は、図2で示すように、一構成例としては、会員端末通信手段11、ベビーカー利用受付手段12、ベビーカー管理手段13、ベビーカー位置情報取得手段14、会員間連絡支援手段15、ベビーカー通信手段16、周辺情報取得手段17、及びSNS連携手段18を備える。データベースに格納されるデータの構成については後述するが、以下では、まず各処理部について順に説明する。

0024

会員端末通信手段11は、会員端末30との無線通信を制御する機能を有する。また、会員端末30間の情報交換のための無線通信を仲介するようにしてもよい。

0025

ベビーカー利用受付手段12は、ベビーカーの予約又は使用を受け付ける機能を有する。具体的には、保険証運転免許証定期券などの本人確認情報と、クレジットカードなどの支払情報の提供を受け、会員情報に登録する。会員情報の登録は最初の利用のときだけでよい。実際の利用時には、希望するベビーカーの機種、付属品、利用開始日時、返却予定日時、返却予定場所などを入力してもらい予約を受け付ける。予約は、店舗はもちろん、車や交通機関での移動中であっても簡単に予約できるようなユーザインターフェースを備えるものとする。ベビーカー予約画面の例については後述する。

0026

ベビーカー管理手段13は、店舗が所有するベビーカー全体を管理する機能を有し、各ベビーカーの機種情報、同時に提供可能な付属品の情報、利用状況(稼働状況予約状況空き状況など)を管理する。利用中又は予約中のベビーカーに対しては、その利用者の会員情報、利用開始日時、利用終了日時(返却予定日時)、返却予定場所をベビーカーごとに管理する。

0027

ベビーカー位置情報取得手段14は、会員端末30と会員端末通信手段11を介して通信し、その位置情報を取得する。なお、自らの位置情報を開示したくない会員は、端末内の設定で位置情報サービスオフにしておけばよい。なお、位置情報サービスをオンにしている場合であっても、本システムの会員登録時などに位置情報を通知しないように設定しておけば、他の会員に位置情報が開示されることはないものとする。ただし、位置情報を開示しないように登録時に設定しておいても、子供の急病時など緊急時には、一時的に位置情報を通知する手段を備えるようにしてもよい。緊急時などでは、位置情報を通知するように設定を変えることさえ忘れることがあるからである。

0028

会員間連絡支援手段15は、会員間の情報交換を支援する機能を有する。具体的には、会員が本システムに投稿した情報を他の会員にも通知する。本システム内に、会員間でチャットしたり、メッセージ送受信したりする機能を提供してもよいし、単にSNSのIDを教え合う手段を提供するだけでもよい。会員は登録制で、身元のはっきりした人間、特に子育て仲間であることが確認されているので、初めての人でも安心して交流することが可能である。会員間連絡支援手段15の詳細処理と、情報交換の場の一例である「ママ友連絡画面」については後述する。

0029

ベビーカー通信手段16は、ベビーカーに機種によってサポートされる機能であり、通信機能を有するベビーカー20bと管理サーバ10が直接通信するための通信手段を提供する。この機能は、スマートフォンなどを所持しない会員であってもベビーカーの位置情報を管理サーバ10に通知するためのものであり、ベビーカー20bに、電源、GPS機能、無線通信機能(すなわち、位置情報検出手段)を内蔵していることが条件となる。位置情報検出手段を備えたベビーカー20bには、更に音声での入出力手段(音声対話機能)が備えられていることが望ましい。したがって、会員はベビーカーに向かって会話することで情報を入手したり提供したりすることが可能となる。

0030

周辺情報取得手段17は、店舗が管轄する周辺地域の情報を取得し、常に最新の情報に更新していく機能を有する。具体的には、デパートショッピングセンタ喫茶店カフェ公園など、子連れでも利用し易い店舗や施設を中心に、その施設の最新情報を施設のホームページなどから取得する。また、会員の口コミ情報を利用してもよい。特に、ベビーカーの持ち込みの可/不可、トイレ、子供の遊び場エレベータスロープの有無、禁煙場所小児科などの情報は重要であるので優先的に取得する。

0031

SNS連携手段18は、Facebook(登録商標)、Twitter(登録商標)などの外部のSNS(Social Networking Service)と情報の連携をする機能を有する。具体的には、会員が登録しているSNSのアカウントIDなどを本システムに登録しておくことで、そのSNSに登録され、一般に開示を許可された会員の情報を本システムに取込むことができる。このとき、会員の友達リストの情報も取り込めれば、本システムを介して、ママ友ができるきっかけともなる。詳しくは割愛するが、SNSとの間でソーシャルログイン技術を用いて個人認証し、会員登録やサービスへの相互接続を行うようにしてもよい。

0032

また、管理サーバ10は、データベースとして、会員情報DB19A,ベビーカー情報DB19B,周辺施設情報DB19C,周辺地図情報DB19Dを備える。図3は、これらのデータベースに格納されるデータの構成例を示す図である。以下、順に説明する。

0033

会員情報DB19Aは、ベビーカーをレンタルする際に登録した情報を格納するデータベースである。会員登録すると会員ID(会員識別子)が割り当てられ、本システムが提供するすべてのサービスが利用できる。会員登録せずに一回限りの利用も可能であるが、その場合は、テンポラリ会員用のIDが割り振られる。テンポラリ会員は、一部のサービス(他の会員の位置情報取得など)が利用できないものとする。

0034

会員情報DB19Aに格納されるデータには、「会員ID」、「住所、氏名」、支払のための「クレジットカード番号」、店や他の会員との連絡のための「会員端末ID」(電話番号又はラインIDなど)、「ママ友登録」、「位置情報通知」などが登録される。その他、特に図示していないが、SNSのID、ニックネーム、その他プロフィール情報などが登録されるようにしてもよい。プロフィール情報は、会員の許可の下、SNSサイトから取得できるようにしてもよい。

0035

「ママ友登録」をYesに設定すると、他の会員からの情報提供や他の会員への情報発信(投稿)が、後述のママ友連絡画面から可能となる。また、特定の会員と友達登録することで、個別のトークや一般には開示しないプロフィール情報も開示できるようになる。また、「位置情報通知」をYesとすると、自分の位置情報を他の会員にも通知する。ただし、「位置情報通知」をNoにしていても、緊急時などには位置情報が通知されることがある。

0036

ベビーカー情報DB19Bは、レンタル店が所有するすべてのベビーカーについて、ベビーカーID、機種名、付属品、本体内蔵のGPS機能の有無、現在の利用状況、移用中の場合は利用予定時間(予約中の場合は予約時間)などが格納される。場合によっては、返却予定場所も格納される。付属品には、収納カゴ、スマートフォンやタブレットをベビーカーに取り付け可能とするホルダ、防雨カバー、傘立てなどの他、紙おむつやおしりふきなどの消耗品(少量)も含まれる。

0037

周辺施設情報DB19Cには、周辺地域内の登録された施設の施設ID、施設名、住所(位置情報)、業種カテゴリ)、詳細情報が登録される。詳細情報には、ベビーカーを利用する会員にとって特に関心のある情報が優先的に格納される。なお、図示は省略するが、周辺地図情報DB19Dには、周辺地域のデジタルマップが格納され、周辺施設の位置情報が地図上にマッピングされている。施設の具体例としては、デパート、ショッピングセンタ、ファッションビル、ベビー用品店、子供服店、喫茶店、カフェ、レストラン、区役所医療施設、公園、水族館動物園、その他レジャー施設などが考えられる。

0038

以上、上記で説明した本システムの機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(処理部及びデータベース)を分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)又はハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置表示装置通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイル集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。

0039

(処理フロー)
図4は、本発明の実施形態に係る管理サーバ10における会員間連絡支援処理のフローを示す図である。会員間連絡支援処理とは、主に管理サーバ10の会員間連絡支援手段15によって行われる処理で、ある会員端末から投稿された情報を他の会員端末に配信する処理である。また、会員間で個別にメッセージを送受信する機能も有する。また、投稿された情報を分析し、その位置情報に基づき、投稿した会員に近い会員に優先的に配信する機能を備えてもよい。例えば、紙おむつを必要とする会員がいたならば、その近くにいる会員に優先的にメッセージを配信したり、近くのベビー用品店を案内したりする。

0040

図4の説明に戻る。会員間連絡支援手段15は、まず、ステップS10において、会員からの投稿があるまで待機する。投稿を受信すると、ステップS11に移り、会員端末30又はベビーカー20の位置情報を取得できたかどうかを判断する。位置情報が取得できた場合かつ会員が位置情報を通知するように設定している場合は、ステップS12において、地図上に投稿元の会員の位置をマッピングする。

0041

位置情報を取得できたかどうかにかかわらず、ステップS13では、投稿内容を、公知の技術を用いて、キーワードによりテキスト解析するようにしてもよい。その結果、投稿内容がリアルタイム性を要しないと判断された場合には、その投稿内容を会員全体(ベビーカーを利用中以外の会員にも)に通知する(ステップS14)。リアルタイム性の判断は、投稿内に特定のキーワードが含まれているかどうかで行われる。リアルタイム性を要しないとは、例えば、一般的な子育てに関する質問や、質問の場所が現在位置に関係ない場合や、利用日が当日ではない場合などである。

0042

ステップS13において、投稿内容がリアルタイム性を要すると判断した場合には、店舗及び現在ベビーカー利用中の会員にのみにその内容を通知する(ステップS15)。例えば、これから行くお店が混雑しているかどうかを知りたいといった内容、子供の調子が悪く、最も近い医療施設を紹介してほしいといった内容の場合である。

0043

ステップS16では、投稿に対して他の会員から返信があるかどうかをチェックし、返信があれば投稿元に転送する(ステップS17)。投稿者がベビーカーをレンタル中の場合は、返信を所定時間内に制限してもよい。返信者は、レンタル店のスタッフであってもよいし、本サービスと提携する店舗のスタッフであってもよい。なお、図示は省略するが、投稿は、友達登録した特定の会員のみを宛先としたものであってもよい。

0044

なお、図示は省略するが、会員端末の専用アプリケーションは、以下のステップを実行する。すなわち、管理サーバ10との間で、レンタル店が所有するベビーカーを利用するための会員登録のための情報をサーバに送信するステップ、レンタル可能なベビーカー及び付属品の情報をサーバから受信するステップ、受信した情報を表示し、会員に利用するベビーカーと付属品を選択させるステップ、会員が選択した情報をサーバに送信するステップ、ベビーカーを利用中の会員が入力した投稿をサーバに送信するステップ、他の会員からの投稿をサーバから受信するステップなどである。前述の投稿する内容のキーワード解析ステップは、端末側の専用アプリケーションで行うようにしてもよい。

0045

画面表示例)
以下では、本システムが提供するサービスにおいて、管理サーバ10が会員端末30に表示する画面について説明する。図5は、「ベビーカー予約画面」の一例を示す図である。また、図6は、「ママ友連絡画面」の一例を示す図である。これらの画面では、ピンチスワイプなどのタッチパネル操作によって、拡大縮小スクロールができるのはいうまでもない。

0046

図5の画面は、会員がベビーカーの予約時又は利用開始時に、希望するベビーカーを選択するための画面である。ベビーカーには大きく分けて、リクライニング角度がほぼ水平になり、新生児生後1ヶ月)くらいから使用可能なA型、軽量・コンパクトであるが、リクライニング角度に制限があり、赤ちゃんの首・がすわった状態から使用可能なB型が存在する。また、その他の分類として、対面型、背面型一人乗り用、二人乗り用などがある。

0047

会員は、ベビーカーのレンタルを利用する場合は、自身の会員端末から、専用アプリケーションを起動するなどして、図示するようなベビーカー予約画面200を表示させる。この画面には、ベビーカー本体(200a〜200e)とともに、付属品装備欄(201a〜201e)が表示される。付属品を本体に装備させるには、付属品一覧210から、希望の付属品のアイコンを付属品装備欄にドラッグさせるだけでよい。また、付属品を外す場合は、逆の操作を行えばよい。図5の例では、200bで示すベビーカーに、スマートフォンホルダと紙オムツを付属品として装備させている様子を示している。なお、付属品を装備させると利用料金も自動的に加算される。

0048

また、ベビーカーには、200dや200eに示すように、GPS機能や音声対話機能を内蔵する高機能な機種があってもよい。このような機種を使用するとスマートフォンなしでも位置情報を通知できたり、他の会員などと音声での会話が可能となったりする。もちろん、小型の表示装置(フレキシブル型が好ましい)を備えるようにしてもよい。このような高機能ベビーカーは、子供から目がはなせない母親にとって、街中での強力な情報提供装置及び情報収集装置となる上、子供の遊び道具ともなり得る。

0049

図6の画面は、会員間での情報交換を支援するための画面(ママ友連絡画面)の一例である。会員は、他の会員と情報交換したい場合は、専用アプリケーションなどから図示するようなママ友連絡画面300を表示させる。店舗のスタッフと連絡をとりたい場合にも同様な画面を用いてもよい。図の例では、他の会員からの投稿メッセージ(301,302,303,・・・)が地図上に位置及び投稿日時とともに表示されるようにしているが、単に投稿メッセージだけを時系列で表示させるようにしてもよい。

0050

図の例では、投稿メッセージ301は、他の会員のための情報提供であるが、投稿メッセージ302,303は、他の会員又はスタッフにヘルプを求める支援依頼である。このような支援依頼は、他の情報提供のメッセージと容易に区別がつくように色を変えるなどして目立たせるようにすることが望ましい。また、投稿メッセージ302のように緊急性を有すると判断できる内容の場合は、会員の設定にかかわらず、位置情報を自動的に表示するようにしてもよい。

0051

会員がママ友連絡画面300からメッセージを投稿する場合、又は投稿されたメッセージに返信する場合は、メッセージ欄311に文字を入力して、送信ボタン312を押す。また、このとき、自身の位置情報を開示したくない場合は、図示する位置情報非通知ボタン313を押しておく。また、図示していないが、メッセージの送信先を個別に指定できるようにしてもよい。このときは、例えば、図の★マークを押してから送信ボタンを押せば、その会員に対してメッセージが個別に送信される。送信先を指定しない場合は、少なくとも同じ地域でベビーカーをレンタル中の会員すべてに対して投稿メッセージが配信される。その地域又は当日に関係しない一般的なメッセージに関しては、ベビーカーをレンタル中の会員以外の会員にも配信されるようにするのは既に述べたとおりである。「投稿者に友達申請ボタン310」を押すと友達リクエストが投稿者に送られる。なお、文字情報だけでなく、画像や音声での情報を送信できるようにしてもよい。特に、緊急時には、音声のアラーム発信するようにしてもよい。

0052

(実施形態の効果)
以下、本発明の実施形態の効果をまとめると以下のようになる。

0053

第1に、本システムを利用することで、街かどなどで、必要なときに必要な場所でベビーカーをレンタルすることができる。また、単なるベビーカーのレンタルサービスを受けるだけでなく、ベビーカーを利用する同世代の母親など、会員間の情報交換を支援し、ひいては、社会全体の子育て支援の一環とすることができる。

0054

第2に、携帯型の会員端末(スマートフォンやタブレットなど)の位置情報検出手段を利用し、端末の位置情報をベビーカーの位置とみなすことで、ベビーカーの位置と利用状況を容易に把握できる。

0055

第3に、ベビーカー自体に位置情報検出手段を備える場合、携帯型の会員端末を所持していない会員が利用する場合でも、ベビーカーの位置と利用状況を容易に把握できる。このようなベビーカーは、それ自体で情報収集装置、情報提供装置となる。

0056

第4に、プライバシー保護悪用防止のため、自分の位置情報を他の会員に通知したくない場合は、位置情報を通知するか否かを会員が設定することができる。また、会員が投稿したテキストをキーワード解析し、子供の急病など緊急性を要すると判断した場合は、上記の通知の可/不可の設定にかかわらず、位置情報を通知することができる。

0057

第5に、専用のアプリケーションを管理サーバからダウンロードし、会員端末にインストールすることで、上記管理サーバとのアクセスが容易になる。

0058

なお、上記の実施形態では、レンタル店でベビーカーを受け取るようにしたが、会員があらかじめ指定した場所でベビーカーを受け取れるよう宅配サービスと組み合わせてもよい。

0059

以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。なお、上記の実施形態では、本発明を物の発明として、ベビーカー・レンタルシステムについて説明したが、本発明は、方法の発明(ベビーカー・レンタル方法)としても捉えることもできる。

0060

10管理サーバ
11会員端末通信手段
12ベビーカー利用受付手段
13 ベビーカー管理手段
14 ベビーカー位置情報取得手段
15会員間連絡支援手段
16 ベビーカー通信手段
17周辺情報取得手段
18 SNS連携手段
19A会員情報DB
19B ベビーカー情報DB
19C周辺施設情報DB
19D周辺地図情報DB
20,20a,20bレンタル用のベビーカー
30,30a,30b 会員端末
40,40a,40b店舗端末
100 ベビーカー・レンタルシステム(本システム)
200 ベビーカー予約画面
200a,200b,200c,200d,200e ベビーカー本体
201a,201b,201c,201d,201e付属品装備欄
210 付属品一覧
300 ママ友連絡画面

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