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技術 画像処理システム、情報処理装置及びプログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 宍戸里絵
出願日 2015年9月1日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2015-171754
公開日 2017年3月9日 (2年6ヶ月経過) 公開番号 2017-049748
状態 特許登録済
技術分野 タイプライター等へのデジタル出力 付属装置、全体制御 電子写真における制御・管理・保安 特定用途計算機
主要キーワード ユーザ質問 交換品 使用データベース 管理者専用 依頼状況 メモリリーダライタ 警告対象 情報処理機構
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

画像処理装置消耗品発注ができる者を管理者のみに限定しつつも、管理者以外の一般利用者消耗品交換要望発注作業に反映できる仕組みを提供する。

解決手段

一般利用者のPC10にインストールされた画像処理装置30用のデバイスドライバは、画像処理装置30から取得した消耗品の残量や消耗品切れ警告、警告対象の消耗品の発注依頼を管理者に対して行うボタン等を示した消耗品画面を表示する。一般利用者が発注依頼ボタンを押すとその消耗品についての発注依頼が画像処理装置30に送られる。管理者のPC20のデバイスドライバは、消耗品の残量や消耗品切れ警告に加え、一般利用者からの発注依頼の到来状況、消耗品配送システム60に警告対象の消耗品の発注を行うための発注ボタンを示した消耗品画面を表示する。管理者は、一般利用者からの発注依頼の到来状況を参照することで、消耗品発注の必要性、緊急性を判断する。

概要

背景

オフィス等に設置された複合機等の画像処理装置利用者の中から管理者(キーオペレータとも呼ばれる)を選定し、その管理者に画像処理装置の管理を委ねる場合がある。また、画像処理装置の管理者のPC(パーソナルコンピュータ)に画像処理装置内のトナー等の消耗品の管理のためのツールをインストールすることが行われている。このツールは、画像処理装置から各消耗品残量情報や、残量が閾値以下になったことを示す警告情報を受け取って画面表示する。またサービスセンターにある消耗品配送システムに対してインターネット経由で消耗品を発注する機能を持つものもある。

また、PCにインストールする画像処理装置用デバイスドライバプリンタドライバ)に消耗品発注画面の表示機能を持たせる例もある。

例えば、特許文献1に開示された印刷制御装置は、印刷装置に対する当該印刷装置の有する各機能に応じた印刷条件設定入力受け付け印刷設定画面を表示部に表示させる表示制御部を備え、印刷設定画面には、印刷装置に装着されているトナーカートリッジの残量の指標を示すトナー残量情報を含む、トナーカートリッジの発注指示を受け付ける発注画面が含まれる。

また、特許文献2に開示された画像処理装置は、ユーザより印刷要求された印刷枚数と、消耗品がエンドになるまでに印刷可能と予測される残枚数とを比較し、印刷枚数が残枚数以上であれば印刷中に消耗品がエンドになると判定する残枚数判定手段と、印刷中に消耗品がエンドになると判定されると、印刷中に消耗品がエンドになる可能性を警告する内容の消耗品切れ警告画面を、表示手段に表示するメイン制御手段とを有する。この警告画面には、ユーザから消耗品の配送依頼を受け付けるボタンが表示され、ユーザがそのボタンを選択すると、画像処理装置はトナー配送管理サーバサプライコール通知を行う。

特許文献3に開示された情報処理装置は、複数のプリンタの情報を管理するプリンタ情報管理部と、プリンタ情報のうちクライアント端末から受け付けたログインリクエストに対応するプリンタ情報を取得し、取得されたプリンタ情報が示すプリンタのステータスを取得し、取得されたプリンタ情報及び、ステータスに基づいて、クライアント端末において印刷可能なプリンタを識別可能な画面を作成し、作成された画面をクライアント端末に送信するWebアプリケーションとを有する。

特許文献4に開示されたサーバは、カウンタリクエストデバイス(画像処理装置)に送り、デバイスがこのカウンタリクエストに応答するかどうかの判断を行う。デバイスがカウンタリクエストに応答しなかった場合、デバイスに関連するキャッシュカウンタ情報検索し、キャッシュカウンタ情報を分類し、キャッシュカウンタ情報を使用量レポートで使用する。

特許文献5に開示される受注システムは、消耗品の残量が所定値以下となったときに、その消耗品を注文するための、自身の識別情報を含む発注リクエストを送信するプリンタと、発注リクエストを受け付ける受注装置とを含む。受注装置は、プリンタの識別情報から、プリンタの購入者を特定できる顧客情報データベースを備える。

特許文献6に開示されたプリンタドライバは、インク使用データベースを参照して、プリンタ中のプリンタ・カートリッジ内のインク又はトナーの初期量使用状況最新交換時期等に基づいて、カートリッジ中に残存するインク量又はトナー量を換算評価する。評価された残存量は、ユーザ質問が発生されたときに、日数ページ数といった図形表示又はデジタル表示形式で、ディスプレイよりユーザに提供される。また、交換スレショルドがプリンタドライバに設定されていると、インク又はトナーの残量がその交換スレショルドよりも低下したときに、音声又は視覚的な警告をユーザに提供する。

概要

画像処理装置の消耗品の発注ができる者を管理者のみに限定しつつも、管理者以外の一般利用者消耗品交換要望発注作業に反映できる仕組みを提供する。一般利用者のPC10にインストールされた画像処理装置30用のデバイスドライバは、画像処理装置30から取得した消耗品の残量や消耗品切れ警告、警告対象の消耗品の発注依頼を管理者に対して行うボタン等を示した消耗品画面を表示する。一般利用者が発注依頼ボタンを押すとその消耗品についての発注依頼が画像処理装置30に送られる。管理者のPC20のデバイスドライバは、消耗品の残量や消耗品切れ警告に加え、一般利用者からの発注依頼の到来状況、消耗品配送システム60に警告対象の消耗品の発注を行うための発注ボタンを示した消耗品画面を表示する。管理者は、一般利用者からの発注依頼の到来状況を参照することで、消耗品発注の必要性、緊急性を判断する。

目的

また、交換スレショルドがプリンタドライバに設定されていると、インク又はトナーの残量がその交換スレショルドよりも低下したときに、音声又は視覚的な警告をユーザに提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

画像処理装置一般利用者用装置と管理者用装置とを含み、前記一般利用者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報を取得する第1の取得手段と、取得された前記残量情報と、前記消耗品の発注依頼受け付けるための依頼画面情報と、を示す第1の消耗品画面を表示するよう制御する第1の制御手段と、前記依頼用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注依頼を前記画像処理装置に送信する第1の送信手段と、を含み、前記画像処理装置は、前記一般利用者用装置から前記発注依頼を受信する発注依頼受信手段と、受信された前記発注依頼に関する情報を前記管理者装置に提供する提供手段と、を含み、前記管理者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報と、前記一般用利用者装置からの前記発注依頼に関する情報と、を取得する第2の取得手段と、取得された前記残量情報及び前記発注依頼に関する情報と、消耗品配送システムに対する前記消耗品の発注要求を受け付けるための発注用画面情報と、を示す第2の消耗品画面を表示するよう制御する第2の制御手段と、前記発注用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注要求を前記消耗品配送システムに送信する第2の送信手段と、を含む、画像処理システム

請求項2

前記第1の取得手段、前記第1の制御手段及び前記第1の送信手段は、前記一般利用者用装置を構成するコンピュータインストールされた、前記画像処理装置を制御するためのデバイスドライバの機能として実現されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。

請求項3

前記第2の取得手段、前記第2の制御手段及び前記第2の送信手段は、前記管理者用装置を構成するコンピュータにインストールされた、前記画像処理装置を制御するためのデバイスドライバの機能として実現されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。

請求項4

前記第1の制御手段は、前記第1の取得手段が取得した前記消耗品の前記残量情報があらかじめ定められた閾値以下の残量を示している場合に、前記依頼用画面情報を前記第1の消耗品画面に表示するよう制御する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理システム。

請求項5

前記第2の制御手段は、前記第2の取得手段が取得した前記消耗品の前記残量情報があらかじめ定められた閾値以下の残量を示している場合に、前記発注用画面情報を前記第2の消耗品画面に表示するよう制御する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理システム。

請求項6

前記管理者用装置の前記第2の送信手段は、前記発注要求を前記消耗品配送システムに送信した場合に、前記画像処理装置に対して、前記消耗品が発注済みである旨を示す発注済み情報を送信し、前記画像処理装置は、前記第2の送信手段から受信した前記発注済み情報を前記一般利用者用装置の前記第1の取得手段に提供する手段を更に備え、前記一般利用者用装置の前記第1の取得手段は、前記画像処理装置が前記消耗品についての前記発注済み情報を有している場合にはその発注済み情報を更に取得し、前記第1の制御手段は、前記第1の取得手段が取得した前記消耗品の前記残量情報があらかじめ定められた閾値以下の残量を示している場合でも、前記第1の取得手段が前記消耗品についての前記発注済み情報を取得した場合には、前記依頼用画面情報の代わりに前記消耗品が発注済みであることを示す情報を前記第1の消耗品画面に表示するよう制御する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理システム。

請求項7

前記管理者用装置の前記第2の送信手段は、前記発注要求を前記消耗品配送システムに送信した場合に、前記画像処理装置に対して、前記消耗品が発注済みである旨を示す発注済み情報を送信し、前記画像処理装置は、前記第2の送信手段から受信した前記発注済み情報を前記管理者装置の前記第2の取得手段に提供する手段を更に備え、前記管理者装置の前記第2の取得手段は、前記画像処理装置が前記消耗品についての前記発注済み情報を有している場合にはその発注済み情報を更に取得し、前記第2の制御手段は、前記第2の取得手段が取得した前記消耗品の前記残量情報があらかじめ定められた閾値以下の残量を示している場合でも、前記第2の取得手段が前記消耗品についての前記発注済み情報を取得した場合には、前記発注用画面情報の代わりに前記消耗品が発注済みであることを示す情報を前記第2の消耗品画面に表示するよう制御する、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理システム。

請求項8

前記画像処理装置は、前記管理者用装置からの前記画像処理装置に対するアクセス履歴を記憶する履歴記憶手段を有し、前記一般利用者用装置の前記第1の制御手段は、前記第1の取得手段が取得した前記消耗品の前記残量情報があらかじめ定められた閾値以下の残量を示しており、かつ、前記履歴記憶手段に記憶されたアクセスの履歴において前記管理者用装置があらかじめ定められた長さの期間以上前記画像処理装置にアクセスしていない場合に、前記発注用画面情報の代わりに、前記消耗品配送システムに対して前記管理者への催促を依頼する催促用画面情報を前記第1の消耗品画面に表示するよう制御する、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理システム。

請求項9

画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報を取得する第1の取得手段と、取得された前記残量情報と、前記消耗品の発注依頼を受け付けるための依頼用画面情報と、を示す第1の消耗品画面を表示するよう制御する第1の制御手段と、前記依頼用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注依頼を前記画像処理装置に送信する第1の送信手段と、を含む情報処理装置

請求項10

コンピュータを、画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報を取得する第1の取得手段、取得された前記残量情報と、前記消耗品の発注依頼を受け付けるための依頼用画面情報と、を示す第1の消耗品画面を表示するよう制御する第1の制御手段、前記依頼用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注依頼を前記画像処理装置に送信する第1の送信手段、として機能させるためのプログラム

請求項11

画像処理装置から、消耗品の残量を示す残量情報と、一般用利用者装置から前記画像処理装置に送信された前記消耗品についての発注依頼に関する情報と、を取得する第2の取得手段と、取得された前記残量情報及び前記発注依頼に関する情報と、消耗品配送システムに対する前記消耗品の発注要求を受け付けるための発注用画面情報と、を示す第2の消耗品画面を表示するよう制御する第2の制御手段と、前記発注用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注要求を前記消耗品配送システムに送信する第2の送信手段と、を含む情報処理装置。

請求項12

コンピュータを、画像処理装置から、消耗品の残量を示す残量情報と、一般用利用者装置から前記画像処理装置に送信された前記消耗品についての発注依頼に関する情報と、を取得する第2の取得手段、取得された前記残量情報及び前記発注依頼に関する情報と、消耗品配送システムに対する前記消耗品の発注要求を受け付けるための発注用画面情報と、を示す第2の消耗品画面を表示するよう制御する第2の制御手段、前記発注用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注要求を前記消耗品配送システムに送信する第2の送信手段、として機能させるためのプログラム。

請求項13

コンピュータを、画像処理装置から前記画像処理装置の管理者の識別情報を取得する管理者情報取得手段、取得された前記管理者の前記識別情報の中に、前記コンピュータを操作している利用者の識別情報に一致するものがなければ、前記コンピュータを一般利用者用装置として機能させるためのプログラムをインストールし、一致するものがあれば、前記コンピュータを管理者用装置として機能させるためのプログラムをインストールするインストール手段、として機能させるためのプログラムであって、前記一般利用者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報を取得する第1の取得手段と、取得された前記残量情報と、前記消耗品の発注依頼を受け付けるための依頼用画面情報と、を示す第1の消耗品画面を表示するよう制御する第1の制御手段と、前記依頼用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注依頼を前記画像処理装置に送信する第1の送信手段と、を含み、前記管理者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報と、前記一般用利用者装置からの前記発注依頼に関する情報と、を取得する第2の取得手段と、取得された前記残量情報及び前記発注依頼に関する情報と、消耗品配送システムに対する前記消耗品の発注要求を受け付けるための発注用画面情報と、を示す第2の消耗品画面を表示するよう制御する第2の制御手段と、前記発注用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注要求を前記消耗品配送システムに送信する第2の送信手段と、を含む、プログラム。

請求項14

コンピュータを、画像処理装置から当該画像処理装置の管理者の識別情報を取得する管理者情報取得手段、取得された前記管理者の前記識別情報の中に、前記コンピュータを操作している利用者の識別情報に一致するものがなければ、前記コンピュータを一般利用者用装置として機能させ、一致するものがあれば、前記コンピュータを管理者用装置として機能させる制御を行う制御手段、として機能させるためのプログラムであって、前記一般利用者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報を取得する第1の取得手段と、取得された前記残量情報と、前記消耗品の発注依頼を受け付けるための依頼用画面情報と、を示す第1の消耗品画面を表示するよう制御する第1の制御手段と、前記依頼用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注依頼を前記画像処理装置に送信する第1の送信手段と、を含み、前記管理者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報と、前記一般用利用者装置からの前記発注依頼に関する情報と、を取得する第2の取得手段と、取得された前記残量情報及び前記発注依頼に関する情報と、消耗品配送システムに対する前記消耗品の発注要求を受け付けるための発注用画面情報と、を示す第2の消耗品画面を表示するよう制御する第2の制御手段と、前記発注用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注要求を前記消耗品配送システムに送信する第2の送信手段と、を含む、プログラム。

技術分野

0001

本発明は、画像処理システム情報処理装置及びプログラムに関する。

背景技術

0002

オフィス等に設置された複合機等の画像処理装置利用者の中から管理者(キーオペレータとも呼ばれる)を選定し、その管理者に画像処理装置の管理を委ねる場合がある。また、画像処理装置の管理者のPC(パーソナルコンピュータ)に画像処理装置内のトナー等の消耗品の管理のためのツールをインストールすることが行われている。このツールは、画像処理装置から各消耗品残量情報や、残量が閾値以下になったことを示す警告情報を受け取って画面表示する。またサービスセンターにある消耗品配送システムに対してインターネット経由で消耗品を発注する機能を持つものもある。

0003

また、PCにインストールする画像処理装置用デバイスドライバプリンタドライバ)に消耗品発注画面の表示機能を持たせる例もある。

0004

例えば、特許文献1に開示された印刷制御装置は、印刷装置に対する当該印刷装置の有する各機能に応じた印刷条件設定入力受け付け印刷設定画面を表示部に表示させる表示制御部を備え、印刷設定画面には、印刷装置に装着されているトナーカートリッジの残量の指標を示すトナー残量情報を含む、トナーカートリッジの発注指示を受け付ける発注画面が含まれる。

0005

また、特許文献2に開示された画像処理装置は、ユーザより印刷要求された印刷枚数と、消耗品がエンドになるまでに印刷可能と予測される残枚数とを比較し、印刷枚数が残枚数以上であれば印刷中に消耗品がエンドになると判定する残枚数判定手段と、印刷中に消耗品がエンドになると判定されると、印刷中に消耗品がエンドになる可能性を警告する内容の消耗品切れ警告画面を、表示手段に表示するメイン制御手段とを有する。この警告画面には、ユーザから消耗品の配送依頼を受け付けるボタンが表示され、ユーザがそのボタンを選択すると、画像処理装置はトナー配送管理サーバサプライコール通知を行う。

0006

特許文献3に開示された情報処理装置は、複数のプリンタの情報を管理するプリンタ情報管理部と、プリンタ情報のうちクライアント端末から受け付けたログインリクエストに対応するプリンタ情報を取得し、取得されたプリンタ情報が示すプリンタのステータスを取得し、取得されたプリンタ情報及び、ステータスに基づいて、クライアント端末において印刷可能なプリンタを識別可能な画面を作成し、作成された画面をクライアント端末に送信するWebアプリケーションとを有する。

0007

特許文献4に開示されたサーバは、カウンタリクエストデバイス(画像処理装置)に送り、デバイスがこのカウンタリクエストに応答するかどうかの判断を行う。デバイスがカウンタリクエストに応答しなかった場合、デバイスに関連するキャッシュカウンタ情報検索し、キャッシュカウンタ情報を分類し、キャッシュカウンタ情報を使用量レポートで使用する。

0008

特許文献5に開示される受注システムは、消耗品の残量が所定値以下となったときに、その消耗品を注文するための、自身の識別情報を含む発注リクエストを送信するプリンタと、発注リクエストを受け付ける受注装置とを含む。受注装置は、プリンタの識別情報から、プリンタの購入者を特定できる顧客情報データベースを備える。

0009

特許文献6に開示されたプリンタドライバは、インク使用データベースを参照して、プリンタ中のプリンタ・カートリッジ内のインク又はトナーの初期量使用状況最新交換時期等に基づいて、カートリッジ中に残存するインク量又はトナー量を換算評価する。評価された残存量は、ユーザ質問が発生されたときに、日数ページ数といった図形表示又はデジタル表示形式で、ディスプレイよりユーザに提供される。また、交換スレショルドがプリンタドライバに設定されていると、インク又はトナーの残量がその交換スレショルドよりも低下したときに、音声又は視覚的な警告をユーザに提供する。

先行技術

0010

特開2013−030011号公報
特開2013−094962号公報
特開2012−190400号公報
特開2008−146631号公報
特開2002−063434号公報
特開平11−309878号公報

発明が解決しようとする課題

0011

画像処理装置が備える消耗品の発注をその画像処理装置の利用者すべてに認めると、発注の重複等の混乱が生じやすい。そこで、消耗品の発注ができる利用者を、画像処理装置の管理者にのみに限定することが考えられる。しかし、消耗品が切れかかっていることに一般の利用者が気づき、その消耗品が切れてしまうとその利用者の業務が滞る場合でも、管理者がその消耗品の減少に気づかないことや、気づいていてもそれほど重要視せず、交換品の発注をなかなか行わないことがあり得る。管理者だけに発注を認める方式は、消耗品の管理の点では有益であるが、一般利用者にとっては不便な場合がある。

0012

本発明は、画像処理装置の消耗品の発注ができる者を管理者のみに限定しつつも、管理者以外の一般利用者の消耗品交換要望発注作業に反映できる仕組みを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

請求項1に係る発明は、画像処理装置と一般利用者用装置と管理者用装置とを含み、前記一般利用者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報を取得する第1の取得手段と、取得された前記残量情報と、前記消耗品の発注依頼を受け付けるための依頼用画面情報と、を示す第1の消耗品画面を表示するよう制御する第1の制御手段と、前記依頼用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注依頼を前記画像処理装置に送信する第1の送信手段と、を含み、前記画像処理装置は、前記一般利用者用装置から前記発注依頼を受信する発注依頼受信手段と、受信された前記発注依頼に関する情報を前記管理者装置に提供する提供手段と、を含み、前記管理者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報と、前記一般用利用者装置からの前記発注依頼に関する情報と、を取得する第2の取得手段と、取得された前記残量情報及び前記発注依頼に関する情報と、消耗品配送システムに対する前記消耗品の発注要求を受け付けるための発注用画面情報と、を示す第2の消耗品画面を表示するよう制御する第2の制御手段と、前記発注用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注要求を前記消耗品配送システムに送信する第2の送信手段と、を含む、画像処理システムである。

0014

請求項2に係る発明は、前記第1の取得手段、前記第1の制御手段及び前記第1の送信手段は、前記一般利用者用装置を構成するコンピュータにインストールされた、前記画像処理装置を制御するためのデバイスドライバの機能として実現されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システムである。

0015

請求項3に係る発明は、前記第2の取得手段、前記第2の制御手段及び前記第2の送信手段は、前記管理者用装置を構成するコンピュータにインストールされた、前記画像処理装置を制御するためのデバイスドライバの機能として実現されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システムである。

0016

請求項4に係る発明は、前記第1の制御手段は、前記第1の取得手段が取得した前記消耗品の前記残量情報があらかじめ定められた閾値以下の残量を示している場合に、前記依頼用画面情報を前記第1の消耗品画面に表示するよう制御する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理システムである。

0017

請求項5に係る発明は、前記第2の制御手段は、前記第2の取得手段が取得した前記消耗品の前記残量情報があらかじめ定められた閾値以下の残量を示している場合に、前記発注用画面情報を前記第2の消耗品画面に表示するよう制御する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理システムである。

0018

請求項6に係る発明は、前記管理者用装置の前記第2の送信手段は、前記発注要求を前記消耗品配送システムに送信した場合に、前記画像処理装置に対して、前記消耗品が発注済みである旨を示す発注済み情報を送信し、前記画像処理装置は、前記第2の送信手段から受信した前記発注済み情報を前記一般利用者用装置の前記第1の取得手段に提供する手段を更に備え、前記一般利用者用装置の前記第1の取得手段は、前記画像処理装置が前記消耗品についての前記発注済み情報を有している場合にはその発注済み情報を更に取得し、前記第1の制御手段は、前記第1の取得手段が取得した前記消耗品の前記残量情報があらかじめ定められた閾値以下の残量を示している場合でも、前記第1の取得手段が前記消耗品についての前記発注済み情報を取得した場合には、前記依頼用画面情報の代わりに前記消耗品が発注済みであることを示す情報を前記第1の消耗品画面に表示するよう制御する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理システムである。

0019

請求項7に係る発明は、前記管理者用装置の前記第2の送信手段は、前記発注要求を前記消耗品配送システムに送信した場合に、前記画像処理装置に対して、前記消耗品が発注済みである旨を示す発注済み情報を送信し、前記画像処理装置は、前記第2の送信手段から受信した前記発注済み情報を前記管理者装置の前記第2の取得手段に提供する手段を更に備え、前記管理者装置の前記第2の取得手段は、前記画像処理装置が前記消耗品についての前記発注済み情報を有している場合にはその発注済み情報を更に取得し、前記第2の制御手段は、前記第2の取得手段が取得した前記消耗品の前記残量情報があらかじめ定められた閾値以下の残量を示している場合でも、前記第2の取得手段が前記消耗品についての前記発注済み情報を取得した場合には、前記発注用画面情報の代わりに前記消耗品が発注済みであることを示す情報を前記第2の消耗品画面に表示するよう制御する、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理システムである。

0020

請求項8に係る発明は、前記画像処理装置は、前記管理者用装置からの前記画像処理装置に対するアクセス履歴を記憶する履歴記憶手段を有し、前記一般利用者用装置の前記第1の制御手段は、前記第1の取得手段が取得した前記消耗品の前記残量情報があらかじめ定められた閾値以下の残量を示しており、かつ、前記履歴記憶手段に記憶されたアクセスの履歴において前記管理者用装置があらかじめ定められた長さの期間以上前記画像処理装置にアクセスしていない場合に、前記発注用画面情報の代わりに、前記消耗品配送システムに対して前記管理者への催促を依頼する催促用画面情報を前記第1の消耗品画面に表示するよう制御する、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理システムである。

0021

請求項9に係る発明は、画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報を取得する第1の取得手段と、取得された前記残量情報と、前記消耗品の発注依頼を受け付けるための依頼用画面情報と、を示す第1の消耗品画面を表示するよう制御する第1の制御手段と、前記依頼用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注依頼を前記画像処理装置に送信する第1の送信手段と、を含む情報処理装置である。

0022

請求項10に係る発明は、コンピュータを、画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報を取得する第1の取得手段、取得された前記残量情報と、前記消耗品の発注依頼を受け付けるための依頼用画面情報と、を示す第1の消耗品画面を表示するよう制御する第1の制御手段、前記依頼用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注依頼を前記画像処理装置に送信する第1の送信手段、として機能させるためのプログラムである。

0023

請求項11に係る発明は、画像処理装置から、消耗品の残量を示す残量情報と、一般用利用者装置から前記画像処理装置に送信された前記消耗品についての発注依頼に関する情報と、を取得する第2の取得手段と、取得された前記残量情報及び前記発注依頼に関する情報と、消耗品配送システムに対する前記消耗品の発注要求を受け付けるための発注用画面情報と、を示す第2の消耗品画面を表示するよう制御する第2の制御手段と、前記発注用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注要求を前記消耗品配送システムに送信する第2の送信手段と、を含む情報処理装置である。

0024

請求項12に係る発明は、コンピュータを、画像処理装置から、消耗品の残量を示す残量情報と、一般用利用者装置から前記画像処理装置に送信された前記消耗品についての発注依頼に関する情報と、を取得する第2の取得手段、取得された前記残量情報及び前記発注依頼に関する情報と、消耗品配送システムに対する前記消耗品の発注要求を受け付けるための発注用画面情報と、を示す第2の消耗品画面を表示するよう制御する第2の制御手段、前記発注用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注要求を前記消耗品配送システムに送信する第2の送信手段、として機能させるためのプログラムである。

0025

請求項13に係る発明は、コンピュータを、画像処理装置から前記画像処理装置の管理者の識別情報を取得する管理者情報取得手段、取得された前記管理者の前記識別情報の中に、前記コンピュータを操作している利用者の識別情報に一致するものがなければ、前記コンピュータを一般利用者用装置として機能させるためのプログラムをインストールし、一致するものがあれば、前記コンピュータを管理者用装置として機能させるためのプログラムをインストールするインストール手段、として機能させるためのプログラムであって、前記一般利用者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報を取得する第1の取得手段と、取得された前記残量情報と、前記消耗品の発注依頼を受け付けるための依頼用画面情報と、を示す第1の消耗品画面を表示するよう制御する第1の制御手段と、前記依頼用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注依頼を前記画像処理装置に送信する第1の送信手段と、を含み、前記管理者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報と、前記一般用利用者装置からの前記発注依頼に関する情報と、を取得する第2の取得手段と、取得された前記残量情報及び前記発注依頼に関する情報と、消耗品配送システムに対する前記消耗品の発注要求を受け付けるための発注用画面情報と、を示す第2の消耗品画面を表示するよう制御する第2の制御手段と、前記発注用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注要求を前記消耗品配送システムに送信する第2の送信手段と、を含む、プログラムである。

0026

請求項14に係る発明は、コンピュータを、画像処理装置から当該画像処理装置の管理者の識別情報を取得する管理者情報取得手段、取得された前記管理者の前記識別情報の中に、前記コンピュータを操作している利用者の識別情報に一致するものがなければ、前記コンピュータを一般利用者用装置として機能させ、一致するものがあれば、前記コンピュータを管理者用装置として機能させる制御を行う制御手段、として機能させるためのプログラムであって、前記一般利用者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報を取得する第1の取得手段と、取得された前記残量情報と、前記消耗品の発注依頼を受け付けるための依頼用画面情報と、を示す第1の消耗品画面を表示するよう制御する第1の制御手段と、前記依頼用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注依頼を前記画像処理装置に送信する第1の送信手段と、を含み、前記管理者用装置は、前記画像処理装置から消耗品の残量を示す残量情報と、前記一般用利用者装置からの前記発注依頼に関する情報と、を取得する第2の取得手段と、取得された前記残量情報及び前記発注依頼に関する情報と、消耗品配送システムに対する前記消耗品の発注要求を受け付けるための発注用画面情報と、を示す第2の消耗品画面を表示するよう制御する第2の制御手段と、前記発注用画面情報に関連付けて受け付けられた前記消耗品の発注要求を前記消耗品配送システムに送信する第2の送信手段と、を含む、プログラムである。

発明の効果

0027

請求項1、9〜12に係る発明によれば、画像処理装置の消耗品の発注ができる者を管理者のみに限定しつつも、管理者以外の一般利用者の消耗品交換の要望を発注作業に反映できる仕組みが提供できる。

0028

請求項2に係る発明によれば、一般利用者装置から画像処理装置を利用する際に動作するデバイスドライバにて消耗品画面の表示等を行うことができる。

0029

請求項3に係る発明によれば、管理者装置から画像処理装置を利用する際に動作するデバイスドライバにて消耗品画面の表示等を行うことができる。

0030

請求項4に係る発明によれば、消耗品切れまで余裕がある状態のときに消耗品の発注依頼がなされることがないようにすることができる。

0031

請求項5に係る発明によれば、消耗品切れまで余裕がある状態のときに消耗品の発注がなされることがないようにすることができる。

0032

請求項6に係る発明によれば、消耗品の発注がなされた後に同じ消耗品の発注依頼がなされることがないようにすることができる。

0033

請求項7に係る発明によれば、消耗品の発注がなされた後に同じ消耗品の重複した発注がなされることがないようにすることができる。

0034

請求項8に係る発明によれば、画像処理装置に長期にわたりアクセスしていない管理者に対し、消耗品配送システム経由で消耗品の発注を催促することができる。

0035

請求項13に係る発明によれば、管理者のコンピュータか一般利用者のコンピュータかによらず、コンピュータに共通のプログラムを実行させることで、管理者の操作するコンピュータは管理者用装置として、一般利用者の操作するコンピュータは一般利用者用装置として、それぞれ構成することができる。

0036

請求項14に係る発明によれば、管理者のコンピュータか一般利用者のコンピュータかによらず、コンピュータに共通のプログラムを実行させることで、管理者の操作しているコンピュータは管理者用装置として、一般利用者の操作しているコンピュータは一般利用者用装置として、それぞれ動作させることができる。

図面の簡単な説明

0037

実施形態のシステム構成を例示する図である。
一般利用者のPCが有する、実施形態の制御のための機能を示す図である。
管理者のPCが有する、実施形態の制御のための機能を示す図である。
画像形成装置が有する、実施形態の制御のための機能を示す図である。
一般利用者のPCの消耗品画面生成部が生成する消耗品画面の例(発注依頼ボタンを表示)を示す図である。
管理者のPCの消耗品画面生成部が生成する消耗品画面の例を示す図である。
一般利用者のPCの消耗品画面生成部が生成する消耗品画面(消耗品が発注済みの場合)の例を示す図である。
一般利用者のPCの消耗品画面生成部が生成する消耗品画面(管理者が画像処理装置に長期にわたりアクセスしていない場合)の例を示す図である。
管理者のPCの消耗品画面生成部が生成する消耗品画面の例(画像処理装置の利用状況の表示を呼び出し可能としたもの)を示す図である。
管理者のPCのデスクトップ画面に表示される消耗品関連情報を例示する図である。
画像処理装置用のデバイスドライバをPCにインストールする際の処理の流れの例を示す図である。
実施形態のシステムの処理の流れの例を示す図である。

実施例

0038

図1に、実施形態のシステム構成の一例を示す。このシステムでは、ローカルエリアネットワーク等のネットワーク40に、一般利用者用のPC(パーソナルコンピュータ)10と、管理者用のPC20と、画像処理装置30とが接続されている。

0039

画像処理装置30は、プリンタ、複写機、複合機(プリンタ、スキャナコピー機等の機能を併せ持つ装置)等、用紙に対して印刷を行う機能を持つ装置である。画像処理装置30には、各色のトナー等の消耗品が装着され、用いられる。

0040

画像処理装置30は、複数の利用者により共用される。画像処理装置30を共用する利用者の中から、その画像処理装置30を管理する管理者が1〜数人選ばれる。管理者以外の利用者のことを一般利用者と呼ぶこととする。

0041

一般利用者及び管理者は、それぞれ自分のPC10及び20にインストールされている画像処理装置30用のデバイスドライバを用いて、画像処理装置30の状態を閲覧したり、画像処理装置30に対して印刷指示を出したりする。管理者用のPC20は、ファイアウォール45を介してインターネット50上の消耗品配送システム60に対して、画像処理装置30の消耗品の発注を行う機能が設けられている。本実施形態では、その機能は、画像処理装置30用のデバイスドライバに組み込まれている。

0042

消耗品配送システム60は、様々な顧客に設置された画像処理装置30についての消耗品の注文を顧客から受け付け、注文された消耗品を顧客に配送する手配を行うシステムである。消耗品配送システム60は、例えば、画像処理装置30群の保守サービスを請け負うサービスセンターに設置されている。

0043

本実施形態では、画像処理装置30についての消耗品を消耗品配送システム60に対して発注できる人を、その画像処理装置30の管理者に限定する。すなわち、一般利用者にはシステム上で消耗品を発注できないようにし、管理者の認識しないところで消耗品が発注されるのを防ぐ。その一方で、一般利用者には、管理者に対して消耗品の発注を依頼する機能をシステム上で提供する。そして、この一般利用者からの発注依頼の情報を管理者に提供することで、管理者が消耗品発注の必要性に気づきやすくする。

0044

また、本実施形態では、この消耗品の発注や発注依頼のための仕組みを、PC10及び20にインストールされる画像処理装置30用のデバイスドライバに組み込んでいる。

0045

図2に、一般利用者用のPC10のうち、本実施形態の処理に関する機能構成を示す。このPC10には、画像処理装置30を制御するためのデバイスドライバ100がインストールされている。デバイスドライバ100には、印刷設定入力用のUI(ユーザインタフェース)画面を表示したり、そのUI画面に入力された印刷設定の情報を印刷データと共に画像処理装置30に送信したりする機能(図示省略)を有する。またこのデバイスドライバ100は、消耗品関連情報取得部110、UI処理部120、発注依頼送信部130を有する。消耗品関連情報取得部110は、画像処理装置30から、トナー等の消耗品の残量等、消耗品に関連する各種情報を取得する。UI処理部120は、デバイスドライバ100に関するUI処理を実行する。UI処理部120は、印刷設定用のUI画面を表示してその画面に対するユーザの入力を取得する機能に加え、消耗品に関する情報表示や消耗品の発注依頼の受付のためのUI画面(「消耗品画面」と呼ぶ)を生成する消耗品画面生成部122を有する。発注依頼送信部130は、消耗品画面を介して一般利用者から受け付けた発注依頼を、画像処理装置30に送信する。本実施形態では、画像処理装置30が、一般利用者から消耗品の発注依頼を受け付け、管理者にそれら発注依頼の情報を提供する。

0046

図3に、管理者用のPC20のうち、本実施形態の処理に関する機能構成を示す。このPC20には、画像処理装置30を制御するためのデバイスドライバ200がインストールされている。このデバイスドライバ200の機能は、一般利用者用のPC10のデバイスドライバ100の機能と同様ものであるが、一部、管理者専用の機能が含まれる。例えば、このデバイスドライバ200の消耗品関連情報取得部210が画像処理装置30から取得する消耗品関連の情報には、トナー等の消耗品の残量の他に、一般利用者からの消耗品の発注依頼の情報等の、消耗品の発注の判断材料となる情報が含まれる。また、UI処理部220の消耗品画面生成部222が生成する消耗品画面は、管理者が消耗品の発注の要否を判断するための判断材料の各種情報を表示するとともに、消耗品の発注指示を受け付けるためのGUIグラフィカルユーザインタフェース部品を表示する。発注処理部230は、消耗品画面を介して管理者から受け付けた発注指示を、消耗品配送システム60に送信する。

0047

図4に、画像処理装置30のうち、本実施形態の処理に関する機能構成を示す。画像処理装置30は、管理者情報保持部302、消耗品情報管理部304、ログ管理部306、発注依頼管理部308及び消耗品関連情報通知部310を有する。

0048

管理者情報保持部302は、その画像処理装置30の管理者の情報を保持する。管理者の情報には、管理者のユーザ識別情報認証情報パスワード等)が含まれる。その画像処理装置30に対して管理者が複数定められている場合は、管理者情報保持部302には各管理者についてそれらの情報が保持される。

0049

消耗品情報管理部304は、画像処理装置30に装着されている各消耗品の状態(例えば残量)の情報を、それら各消耗品の状態を検知するセンサから取得し、保持する。

0050

ログ管理部306は、画像処理装置30が実行した処理のログ情報を記録する。また、ログ管理部306は、記録したログ情報から画像処理装置30の利用状況(例えば各利用者の出力枚数や、日ごとの出力枚数等)の情報を生成する。

0051

発注依頼管理部308は、一般利用者のPC10から受け取った発注依頼の情報を管理する。発注依頼管理部308は、例えば、発注依頼の受信日時、発信者の識別情報、発注依頼の対象である消耗品の識別コード等を記録する。また、発注依頼管理部308は、記録した発注依頼を集計し、管理者に提供する依頼状況の情報を生成する。発注依頼管理部308は、ある消耗品について消耗品配送システム60に発注がなされたことを、例えば管理者用のPC20のデバイスドライバ200の発注処理部230から通知されると、その消耗品を対象とする発注依頼の情報に対し、対処済のフラグを立てる(あるいはその発注依頼の情報を削除する)。対処済のフラグが立てられた発注依頼の情報は、管理者に提供される発注依頼状況の情報に反映されない。

0052

消耗品関連情報通知部310は、一般利用者及び管理者に対して、消耗品の残量等の、消耗品に関連する情報を通知する。消耗品関連情報通知部310は、管理者に対しては、消耗品残量等の一般利用者にも通知する情報に加え、発注依頼の依頼状況の情報や、ログ管理部306が生成した画像処理装置30の利用状況の情報等、管理者向けの通知情報も通知する。

0053

次に、図5を参照して、一般利用者用のデバイスドライバ100の消耗品画面生成部122が生成する消耗品画面の一例を説明する。

0054

図5には、消耗品画面の一例として、画像処理装置30の代表的な消耗品であるトナーカートリッジの状況を表示するカートリッジ画面1200の例を示す。カートリッジ画面1200は、デバイスドライバ100のUI画面1000のうちの一画面である。このUI画面1000には、他に、出力先のプリンタや印刷範囲印刷部数、片面/両面印刷白黒カラー印刷等の印刷属性の設定のための印刷設定画面1100が含まれる。印刷設定画面1100とカートリッジ画面1200はタブ形式で表示されており、図示例では他部の選択によりカートリッジ画面1200が表示されている。

0055

カートリッジ画面1200内のプリンタ名欄1202には、現在出力先として選択されている画像処理装置30のプリンタ名が表示される。またカートリッジ画面1200内のトナー残量表示欄1204には、画像処理装置30に装着されている各色のトナーの残量パーセンテージが表示される。そして、各色のトナーの中に残量があらかじめ定められた閾値以下となっているものがあれば、トナーがなくなりそうであることを示す警告メッセージ1206が表示される。図示例では、トナーの残量の閾値が10%に設定されており、その画面の表示時点では画像処理装置30内の黒トナーの残量が10%まで低下しているため、「黒のトナーが無くなりそうです」という警告メッセージ1206が表示されている。また、残量が閾値以下になっているトナーがある場合には、カートリッジ画面1200内に発注依頼ボタン1208とそのボタンの役割説明文「管理者に購入を依頼する」が表示される。一般利用者がこの発注依頼ボタン1208を押下する操作を行うと、発注依頼送信部130が画像処理装置30に対し、警告メッセージ1206の対象であるトナー(この場合は黒のトナー)の発注依頼を送信する。

0056

次に、図6を参照して、管理者用のデバイスドライバ200の消耗品画面生成部222が生成する消耗品画面の一例を説明する。この例は、図5の一般利用者用と同様、印刷設定画面2100を含むデバイスドライバ200のUI画面2000の一部として表示されるカートリッジ画面2200の例である。また、この例も、黒トナーの残量が閾値である10%まで低下した時点の画面表示例である。

0057

このカートリッジ画面2200には、図5のカートリッジ画面1200と同様、プリンタ名欄2202、トナー残量表示欄2204、黒トナーが無くなりそうなことを示す警告メッセージ2206が表示されている。

0058

またこのカートリッジ画面2200には、画像処理装置30から取得した消耗品関連情報を表示する表示欄2210が含まれる。この表示欄2210には、一般利用者からの発注依頼の到来状況を示すメッセージ(「黒トナーの発注依頼が10件来ています」)と、トナー消費に関連する画像処理装置30の利用状況を知らせるメッセージ(「この複合機は直近2日間で350枚の出力がありました」)とが表示される。この表示欄2210を表示するのを、一般利用者から発注依頼がある場合に限定してもよい。

0059

またカートリッジ画面2200には、例えば残量が閾値以下になっているトナーがある場合、発注指示欄2220が示される。この例の発注指示欄2220には、残量が閾値以下となっている黒トナーについて、即納便か定期配送便かの配送方式選択肢と、発注ボタン2222とが示される。管理者が配送方式を選択し、発注ボタン2222を押下すると、発注処理部230が、消耗品配送システム60に対して発注データを送信する。発注データには、例えば、対象の消耗品(図示例では黒トナー)のコード、発注者である管理者の識別情報、消耗品の装着先の画像処理装置30の識別情報、等が含まれる。

0060

次に、図7を参照して、一般利用者用のデバイスドライバ100の消耗品画面生成部122が生成するカートリッジ画面1200の別の表示例を説明する。

0061

図7のカートリッジ画面1200には、図5の例と異なり、発注依頼ボタン1208が表示されておらず、その変わりに「管理者が黒トナーを発注しています」というメッセージ1210が表示されている。これは、警告メッセージ1206の対象である黒トナーについて、既に管理者が消耗品配送システム60に発注を済ませている場合に表示される。一般利用者は、この発注済みを知らせるメッセージ1210を見ることで、黒トナーのカートリッジが近々補充されることを知る。

0062

図7のカートリッジ画面1200を生成するためには、管理者用のデバイスドライバ200の発注処理部230が、消耗品配送システム60に対して黒トナーの発注を行った際、画像処理装置30にも黒トナーを発注した旨を示す発注済み情報を通知する。この通知を受けた画像処理装置30(例えば発注依頼管理部308)は、黒トナーについての発注済み情報を、発注の日時(その通知の日時)や発注者の識別情報等と共に記憶する。そして、消耗品関連情報通知部310は、一般利用者用のデバイスドライバ100からアクセスがあった場合、黒トナーについての残量が閾値以下であることを示す情報と共に、黒トナーが管理者により発注済みであることを示す情報をデバイスドライバ100(消耗品関連情報取得部110)に提供する。これにより、消耗品画面生成部122は、発注依頼ボタン1208の代わりに発注済みのメッセージを表示した消耗品画面1200を生成することができる。なお、消耗品画面生成部122は、消耗品関連情報通知部310から残量が閾値以下である旨の情報は受けたが、発注済みの情報は受けていない消耗品については、発注依頼ボタン1208を表示する。

0063

なお、画像処理装置30は、ある消耗品についての発注済み情報を記憶した後、その消耗品が交換されたことを検知すると、その発注済み情報を削除する。

0064

図7には一般利用者用の消耗品画面1200について示したが、管理者用の消耗品画面2200についても同様の制御が適用できる。すなわち、管理者用の消耗品関連情報取得部210が、画像処理装置30からある消耗品の残量が閾値以下であることを示す情報と共に、その消耗品が管理者により発注済みであることを示す情報を受け取った場合には、消耗品画面生成部222は、発注指示欄2220の代わりに発注済みのメッセージを表示した消耗品画面2200を生成する。管理者自身、又は同じ画像処理装置30に登録された別の管理者が消耗品を発注すれば、その消耗品の交換が行われるまでの間、当該管理者の消耗品画面2200には発注指示欄2220に代えて発注済みメッセージが表示されるので、重複発注が防がれる。

0065

図8に、黒トナーの残量が閾値以下になっている状況で、管理者が画像処理装置30に長期にわたってアクセスしていない場合に一般利用者用のPC10に表示されるカートリッジ画面1200の表示例である。この場合、カートリッジ画面1200には、管理者が画像処理装置(「デバイス」)に何日間アクセスしていないかを示すメッセージと共に、発注催促通知ボタン1212が表示される。一般利用者が発注催促通知ボタン1212を押下すると、デバイスドライバ100(例えば発注依頼送信部130)が、消耗品配送システム60に対して、発注催促通知を送る。この発注催促通知には、例えば、画像処理装置30の識別情報、対象の消耗品(この場合は黒トナー)を示すコード、管理者の識別情報等が含まれる。発注催促通知を受けた消耗品配送システム60は、例えばあらかじめ登録されているその管理者の電子メールアドレスに対して、消耗品の発注を促す電子メールを送信したり、サービスセンターのオペレータに発注催促通知の情報を伝え、オペレータが電話等で管理者に発注を促す手配をしたりする。

0066

消耗品が切れそうとの警告メッセージ1206が出ている状況で、管理者が長期にわたり画像処理装置30にアクセスしていない場合、一般利用者が発注依頼ボタン1208により発注依頼を行ったとしても、管理者にその発注依頼の情報が伝わらない可能性が高い。そこで、この例では、サービスセンター側から管理者に状況を伝えてもらえるような仕組みを提供している。

0067

図8のカートリッジ画面1200を表示するためには、画像処理装置30(例えばログ管理部306)が、ログ情報の一部である管理者のアクセス履歴から、その管理者が画像処理装置30に対してアクセスしていない期間の長さ(すなわち前回アクセス時点から現時点までの長さ)を求める。この期間を未アクセス期間と呼ぶことにする。そして、未アクセス期間があらかじめ定めた閾値以上である場合には、一般利用者用のデバイスドライバ100からのアクセスに対して、消耗品関連情報通知部310が、そのトナーの残量が閾値以下になっている旨の情報と共に、管理者の未アクセス期間が長期にわたっている旨の情報を返す。これにより、デバイスドライバ100の消耗品画面生成部122は、発注依頼ボタン1208に代えて発注催促通知ボタン1212を表示した、図8のカートリッジ画面1200を表示する。なお、以上の例では、未アクセス期間の始期を当該管理者の前回のアクセス時点としたが、この代わりにその始期を、トナー残量が閾値以下となった時点としてもよいし、そのトナー残量減に対して一般利用者が最初に発注依頼を行った時点としてもよい。

0068

画像処理装置30の管理者は、ネットワーク管理者とは異なり、本来の業務の傍ら管理者業務を行うケースが多く、画像処理装置30の状態を常に監視しているわけではない。このため、一般利用者が発注依頼ボタン1208により発注依頼を発したとしても、管理者が長期にわたって画像処理装置30にアクセスしていなければ(例えば印刷をする必要がしばらくなかった場合)、管理者は発注依頼に気づくことができない。このような状況で、一般利用者に対して図8のカートリッジ画面1200を提供することで、画像処理装置30を介した消耗品欠乏状況や発注依頼状況の通知とは別のルートで、管理者に状況を知らせることが可能になる。

0069

次に図9を参照して、管理者用のデバイスドライバ200の消耗品画面生成部222が生成するカートリッジ画面2200の別の表示例を説明する。

0070

図9のカートリッジ画面2200では、消耗品関連情報の表示欄2210内の発注依頼の件数(「10件」)、及び直近の出力枚数(「350枚」)に対してそれぞれリンクが設定されている。管理者が前者のリンクを選択するとモノクロユーザ別出力数画面2212が、後者のリンクを選択すると出力数推移画面2214が、例えばポップアップ表示される。

0071

ユーザ別出力数画面2212には、画像処理装置30の各一般利用者の識別情報に、直近のあらかじめ定めた期間のモノクロ文書の出力枚数のグラフが表示される。個々の棒グラフの高さが出力枚数の多さを示し、棒グラフの下に示される文字列が、その棒グラフに対応する利用者の識別情報である。なお、ユーザ別出力数画面2212には、ログ管理部306にモノクロ出力が記録された全ての利用者についての出力枚数を表示してもよいが、今回残量が閾値以下となった黒トナーについて発注依頼を行った一般利用者のみの出力枚数を表示する方式でもよい。

0072

出力数推移画面2214には、直近のあらかじめ定めた期間(図示例では1週間)の日毎のモノクロ出力枚数の推移を示す棒グラフが示される。

0073

この例では、残量が閾値以下となったトナーが黒トナーなので、モノクロの出力枚数を表示しているが、シアンマゼンタ等の黒以外の色のトナーの残量が閾値以下に減った場合には、ユーザ別出力数画面2212や出力数推移画面2214にはカラーでの出力枚数のグラフを表示する。

0074

管理者は、ユーザ別出力数画面2212や出力数推移画面2214を参照することで、発注依頼がなされた消耗品に関する画像処理装置30の利用状況を確認し、その消耗品の発注タイミング等を判断する。

0075

また図9の例では、発注指示欄2220には、他の管理者の状況を示すメッセージ(「Fx22147も作業を実施中です」)と、他の管理者の状況を示す画面を呼び出すリンク2224が表示される。この表示の時点では、図9の画面を閲覧中の管理者の他に、「Fx22147」という識別情報を持つ別の管理者が画像処理装置30にアクセスしている。図9の画面を閲覧中の管理者が、このリンク2224をクリックすると、ログ管理部306に管理されている別の各管理者が最近画像処理装置30で行った処理のログ情報(「アクセス記録」)を表示した画面2226が、例えばポップアップ画面として、表示される。図示例では、3人の管理者の画像処理装置30に対する直近のアクセスの日時とそのアクセスの際に行われた処理の種類とが表示されている。この例では、管理者「Fx236982」が最近、赤色のトナーを発注していることが分かり、黒トナーの発注はなされていないことも分かる。なお、1台の画像処理装置30に管理者が複数登録されている場合、消耗品が切れかけているという同じ事象に対して、複数の管理者が個別に消耗品配送システム60にその消耗品を発注することも起こりえる。このような場合、消耗品配送システム60は、1回目の発注に対しては受注処理を行うが、2回目以降の発注を読み捨てる(すなわち受注しない)。

0076

また、図9の例では、発注指示欄2220に、「在庫あり発注見送り」の旨を示すチェックボックス2228が示される。例えば管理者が、何らかの理由で対象の消耗品(図示例では黒トナー)の予備を有しており、今回の消耗品切れに対しては交換品の発注を行わずその予備を用いることで対応すると決めたとする。この場合、管理者は、このチェックボックス2228にチェックを入れた上で、発注ボタン2222を押下する。発注処理部230は、チェックボックス2228にチェックが入った状態で発注ボタンが2222が押下されると、消耗品配送システム60には発注を行わず、画像処理装置30に対してその消耗品を発注した旨の通知を送る。これにより、その画像処理装置30の一般利用者には、消耗品が発注済みであることが伝達され(図7のメッセージ1210)、これ以上の発注依頼が不要であることが一般利用者に理解される。

0077

以上に例示した管理者用の画面は、いずれもデバイスドライバ200を起動したときに表示される画面であった。しかし、別の例として、図10に示すように、デバイスドライバ200又は管理者専用の消耗品管理プログラムから、PC20のデスクトップ画面3000上に、図6等に例示した消耗品関連情報の表示欄2210と同様の情報を示した画面3100を表示してもよい。この画面3100に、発注ボタン3102を表示し、管理者が発注ボタン3102を押下すると、発注処理部230が消耗品配送システム60に対して対象の消耗品の発注を行う。

0078

次に、本実施形態のシステムの処理手順の例を説明する。

0079

一般利用者用及び管理者用のPC10及び20に対して、デバイスドライバ用の共通のインストーラプログラムを提供する。そして、このインストーラが、インストール処理の中で、一般利用者のPC10には一般利用者用のデバイスドライバ100が、管理者のPC20には管理者用のデバイスドライバ200が、それぞれ構成されるようにする。

0080

このインストール時の処理の流れを、図11を参照して説明する。

0081

(1)この手順では、まず一般利用者又は管理者が、自分のPC10又は20にて、画像処理装置30用のデバイスドライバのインストーラを実行する。(1.1)実行されたインストーラは、画像処理装置30にアクセスし、画像処理装置30に登録されている管理者の識別情報を取得する。画像処理装置30は、このアクセスに対し、管理者情報保持部302に保持している管理者の識別情報を返す。

0082

(1.2)次にインストーラは、取得した管理者の識別情報の中に、そのPC10又は20を操作している利用者の識別情報と一致するものがあるかどうかを判定する。すなわち、その利用者が画像処理装置30の管理者に該当するかどうかを判定する。(1.3)そしてインストーラは、PC10又は20を操作している利用者が管理者であると判定した場合は、インストールするデバイスドライバに対して管理者用の設定を行うことで、管理者用のデバイスドライバ200を構成する。また、その利用者が管理者でない、すなわち一般利用者であると判定した場合は、インストールするデバイスドライバに対して一般利用者用の設定を行うことで、一般利用者用のデバイスドライバ100を構成する。

0083

次に図12を参照して、本実施形態のシステムの処理手順の例を説明する。

0084

この手順では、(1)一般利用者が、PC10等で起動している文書編集ソフト等に対して印刷指示を行うと、デバイスドライバ100が起動される。デバイスドライバ100のUI画面1000(図5参照)の印刷設定画面1100で、その利用者が利用する画像処理装置30を選択すると、デバイスドライバ100の消耗品関連情報取得部110は、画像処理装置30にアクセスし、画像処理装置30の状態情報を取得する。取得する状態情報には消耗品関連情報が含まれる。この消耗品関連情報には、例えばその選択された画像処理装置30の名称、画像処理装置30に装着された各消耗品の残量の情報、画像処理装置30の管理者の対応状況(発注済みか否か、長期間アクセスなし等)等が含まれる。(2)デバイスドライバ100は、取得したそれらの情報から消耗品画面(例えば図5のカートリッジ画面1200)の表示内容を判断する。(3)そしてデバイスドライバ100は、消耗品画面をその判断した表示内容へと更新する。例えば、図5のカートリッジ画面1200の例でいえば、取得した情報に含まれる各トナーの残量の値をトナー残量表示欄1204の表示に反映させると共に、いずれかのトナーの残量が閾値以下である場合は、そのトナーについての警告メッセージ1206を表示し、更に発注依頼ボタン1208を表示する。

0085

(4)いずれかの消耗品について消耗品切れの警告メッセージ(例えば図5の警告メッセージ1206)が表示された消耗品画面にて、ユーザがその消耗品についての発注依頼ボタン1208を押下すると、発注依頼送信部130が、発注依頼を画像処理装置30に送信する。画像処理装置は、その発注依頼を記憶する。

0086

(5)その後、管理者がPC20等で起動している文書編集ソフト等に対して印刷指示を行うと、デバイスドライバ200が起動される。起動したデバイスドライバ200の消耗品関連情報取得部210は、ユーザが出力先に選択した画像処理装置30にアクセスし、画像処理装置30の状態情報を取得する。取得する状態情報には、例えばその選択された画像処理装置30の名称、画像処理装置30に装着された各消耗品の残量の情報、画像処理装置30の直近の利用状況(モノクロ、カラーでの出力枚数の日毎の推移等)、発注依頼を送信した一般利用者の識別情報とその一般利用者の直近の出力枚数、他の管理者の画像処理装置30へのアクセス状況、等が含まれる。(6)デバイスドライバ200は、取得したそれらの情報から消耗品画面(例えば図6のカートリッジ画面2200)の表示内容を判断する。(7)そしてデバイスドライバ200は、消耗品画面をその判断した表示内容へと更新する。例えば、図6のカートリッジ画面2200の例でいえば、取得した情報の中に発注依頼の情報や画像処理装置30の利用状況の情報が含まれていれば、それらの情報を消耗品関連情報の表示欄2210の中の件数や出力枚数の値に反映し、発注ボタン2222等の表示を行う。(8)そして、管理者が発注ボタン2222を押下すると、発注処理部230が、消耗品配送システム60に対して消耗品の発注を行う。

0087

なお、管理者が交代し、画像処理装置30に新たな管理者が登録されているにもかかわらず、いまや一般利用者となった前の管理者のPCのデバイスドライバの一般利用者用への変更が済んでいない状況が起こりえる。この状況では前管理者のPC20には管理者用のデバイスドライバ200がインストールされたままなので、消耗品画面には発注ボタン2222が表示され、デバイスドライバ200から消耗品配送システム60に消耗品の発注が行われる可能性がある。このような事態を防ぐために、デバイスドライバ200が、画像処理装置30にアクセスした際に、画像処理装置30に登録されている管理者の識別情報を確認するようにしてもよい。この確認の結果、識別情報がそのPCを操作している利用者の識別情報と異なる場合には、発注ボタン2222が押下されても発注処理部230がその指示をエラーとして受け付けないようにする。

0088

以上の例では、管理者用のPC20には管理者用のデバイスドライバ200を、一般利用者用のPC10には一般利用者用のデバイスドライバ100を、それぞれインストールしたが、これは一例に過ぎない。この代わりに、例えば、管理者にも一般利用者にも同じ共通のデバイスドライバをインストールするようにしてもよい。この共通のデバイスドライバは、画像処理装置30にアクセスした際(例えば図12のステップ(1)及び(5))、画像処理装置30から管理者の識別情報を取得する。そして、取得した管理者の識別情報の中に、当該デバイスドライバが動作しているPC10又は20を操作している利用者の識別情報に一致するものがあるか否かを判定する。そして、一致するものがあれば、デバイスドライバは管理者モードで動作し、一致するものがなければ一般利用者モードで動作する。デバイスドライバの管理者モードでの振る舞いは、上述した管理者用のデバイスドライバ200の振る舞いと同様であり、一般利用者モードでの振る舞いは、上述した一般利用者用のデバイスドライバ100の振る舞いと同様である。

0089

以上に例示したPC10及び20、画像処理装置30の情報処理機構は、汎用のコンピュータにそれら各装置の機能を表すプログラムを実行させることにより実現される。ここで、コンピュータは、例えば、ハードウエアとして、CPU等のマイクロプロセッサランダムアクセスメモリ(RAM)およびリードオンリメモリ(ROM)等のメモリ一次記憶)、HDDハードディスクドライブ)を制御するHDDコントローラ、各種I/O(入出力インタフェース、ローカルエリアネットワークなどのネットワークとの接続のための制御を行うネットワークインタフェース等が、たとえばバスを介して接続された回路構成を有する。また、そのバスに対し、例えばI/Oインタフェース経由で、CDやDVDなどの可搬型ディスク記録媒体に対する読み取り及び/又は書き込みのためのディスクドライブフラッシュメモリなどの各種規格可搬型不揮発性記録媒体に対する読み取り及び/又は書き込みのためのメモリリーダライタ、などが接続されてもよい。上に例示した各機能モジュール処理内容記述されたプログラムがCDやDVD等の記録媒体を経由して、又はネットワーク等の通信手段経由で、ハードディスクドライブ等の固定記憶装置に保存され、コンピュータにインストールされる。固定記憶装置に記憶されたプログラムがRAMに読み出されCPU等のマイクロプロセッサにより実行されることにより、上に例示した機能モジュール群が実現される。

0090

10 PC(一般利用者)、20 PC(管理者)、30画像処理装置、40ネットワーク、45ファイアウォール、50インターネット、60消耗品配送システム、100デバイスドライバ、110 消耗品関連情報取得部、120UI処理部、122 消耗品画面生成部、130発注依頼送信部、200 デバイスドライバ、210 消耗品関連情報取得部、220 UI処理部、222 消耗品画面生成部、230発注処理部、302管理者情報保持部、304消耗品情報管理部、306ログ管理部、308 発注依頼管理部、310 消耗品関連情報通知部。

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