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技術 ライセンス管理装置及びライセンス管理プログラム

出願人 富士通株式会社
発明者 大塚博史
出願日 2015年8月31日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-170294
公開日 2017年3月9日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-049641
状態 特許登録済
技術分野 計算機・データ通信 計算機間の情報転送 記憶装置の機密保護
主要キーワード 貸し出し状態 機器交換 使用許可要求 APPサーバ ID応答 貸し出し情報 種フレーム フレーム識別情報
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

ネットワーク機器間でライセンス共有し、共有したライセンスを管理することができるライセンス管理装置及びライセンス管理プログラムを提供する。

解決手段

第1の装置に対して使用の許可を行うライセンスを管理するライセンス管理装置であって、第1の装置とネットワークを介して接続された複数の接続先装置に含まれる第2の装置との間で融通したライセンスに関する情報と、第1の装置のライセンスに関する情報を含む管理情報を記憶する記憶部と、ネットワークにおける接続状態の変化を検出する検出部と、検出部が接続状態の変化を検出した場合、複数の接続先装置のうち接続状態が変化した接続先装置との接続情報に基づき、管理情報を更新する管理部と、を有する。

概要

背景

利用者に対してサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、利用者に対して各種サービスの提供を行うために、例えば、用途に応じた業務システム構築して稼働させる。

具体的に、事業者は、例えば、利用者に対するサービスを提供するためのアプリケーションが稼働する複数の物理マシンや、アプリケーションが処理を行う際にアクセスするデータを記憶する複数のストレージ装置を利用することにより、上記のような業務システムを構築する。

また、事業者は、例えば、物理マシンとストレージとの間や複数のストレージ間におけるデータの転送が複数のスイッチ等の中継装置(例えば、ファイバーチャネルスイッチ等)を介して行われるように、業務システムの構築を行う。これにより、事業者は、複数の物理マシンによる特定のストレージ装置を共有する構成や、特定の物理マシンが複数のストレージ装置を使用する構成を有する業務システムを構築することが可能になる。そのため、事業者は、この場合、物理マシンとストレージとの間や複数のストレージ間等におけるデータの転送を効率的に行うことが可能になる(例えば、特許文献1、2参照)。

概要

ネットワーク機器間でライセンスを共有し、共有したライセンスを管理することができるライセンス管理装置及びライセンス管理プログラムを提供する。第1の装置に対して使用の許可を行うライセンスを管理するライセンス管理装置であって、第1の装置とネットワークを介して接続された複数の接続先装置に含まれる第2の装置との間で融通したライセンスに関する情報と、第1の装置のライセンスに関する情報を含む管理情報を記憶する記憶部と、ネットワークにおける接続状態の変化を検出する検出部と、検出部が接続状態の変化を検出した場合、複数の接続先装置のうち接続状態が変化した接続先装置との接続情報に基づき、管理情報を更新する管理部と、を有する。

目的

具体的に、事業者は、例えば、利用者に対するサービスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1の装置に対して使用の許可を行うライセンスを管理するライセンス管理装置であって、前記第1の装置とネットワークを介して接続された複数の接続先装置に含まれる第2の装置との間で融通したライセンスに関する情報と、前記第1の装置のライセンスに関する情報を含む管理情報を記憶する記憶部と、前記ネットワークにおける接続状態の変化を検出する検出部と、前記検出部が前記接続状態の変化を検出した場合、前記複数の接続先装置のうち前記接続状態が変化した接続先装置との接続情報に基づき、前記管理情報を更新する管理部と、を有する、ことを特徴とするライセンス管理装置。

請求項2

請求項1において、前記管理部は、前記第2の装置が使用を許可された第1ライセンスを、前記第1の装置が前記第2の装置から借り受けた場合、前記第1の装置が前記第1ライセンスの使用を許可されたことを示す第1借り受け情報を、前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶し、前記管理部は、前記管理情報に前記第1借り受け情報が含まれる場合において、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が切断されたことを検出した場合、前記第1借り受け情報に代えて、前記第1の装置が前記第1ライセンスの使用を許可されていないことを示す第2借り受け情報を、前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶する、ことを特徴とするライセンス管理装置。

請求項3

請求項1において、前記管理部は、前記第1の装置が使用を許可された第2ライセンスを、前記第1の装置が前記第2の装置に貸し出した場合、前記第1の装置が前記第2ライセンスの使用を許可されていないことを示す第1貸し出し情報を、前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶し、前記管理部は、前記管理情報に前記第1貸し出し情報が含まれる場合において、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が切断されたことを検出した場合、前記第1貸し出し情報に代えて、前記第2の装置が前記第2ライセンスの使用を許可されていないことを示す第2貸し出し情報を、前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶する、ことを特徴とするライセンス管理装置。

請求項4

請求項2において、前記管理部は、前記管理情報に前記第1借り受け情報または前記第2借り受け情報が含まれる場合において、前記第1ライセンスを前記第1の装置から前記第2の装置に返却する場合、前記記憶部に記憶された前記管理情報を、前記第1借り受け情報または前記第2借り受け情報を含まないように更新する、ことを特徴とするライセンス管理装置。

請求項5

請求項3において、前記管理部は、前記管理情報に前記第1貸し出し情報または前記第2貸し出し情報が含まれる場合において、前記第2ライセンスを前記第2の装置から前記第1の装置に返却する場合、前記記憶部に記憶された前記管理情報を、前記第1貸し出し情報または前記第2貸し出し情報を含まないように更新する、ことを特徴とするライセンス管理装置。

請求項6

請求項2において、前記管理部は、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が切断されたことを検出した後、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が再開されたことを検出した場合、前記第2借り受け情報に代えて、前記第1借り受け情報を前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶する、ことを特徴とするライセンス管理装置。

請求項7

請求項3において、前記管理部は、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が切断されたことを検出した後、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が再開されたことを検出した場合、前記第2貸し出し情報に代えて、前記第1貸し出し情報を前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶する、ことを特徴とするライセンス管理装置。

請求項8

請求項6または7において、前記複数の装置に含まれる各装置には、前記複数の装置から各装置を識別する第1識別情報及び第2識別情報が割り当てられており、前記検出部は、前記接続状態の変化を検出する際に、前記第1識別情報及び前記第2識別情報に基づいて、前記複数の装置に含まれる各装置の識別を行い、前記検出部は、前記第1の装置と前記第2の装置との接続が切断されたことを検出した後、前記第1識別情報及び前記第2識別情報のうちのいずれか一方のみが割り当てられた装置と前記第1の装置との接続を検出した場合、前記第1の装置との接続を検出した前記装置を前記第2の装置と判定する、ことを特徴とするライセンス管理装置。

請求項9

第1の装置に対して使用の許可を行うライセンスを管理する処理をコンピュータに実行させる管理プログラムであって、前記第1の装置とネットワークを介して接続された複数の接続先装置に含まれる第2の装置との間で融通したライセンスに関する情報と、前記第1の装置のライセンスに関する情報を含む管理情報を記憶部に記憶し、前記ネットワークにおける接続状態の変化を検出し、前記接続状態の変化が検出された場合、前記複数の接続先装置のうち前記接続状態が変化した接続先装置との接続情報に基づき、前記管理情報を更新する、ことを特徴とする管理プログラム。

技術分野

0001

本発明は、ライセンス管理装置及びライセンス管理プログラムに関する。

背景技術

0002

利用者に対してサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、利用者に対して各種サービスの提供を行うために、例えば、用途に応じた業務システム構築して稼働させる。

0003

具体的に、事業者は、例えば、利用者に対するサービスを提供するためのアプリケーションが稼働する複数の物理マシンや、アプリケーションが処理を行う際にアクセスするデータを記憶する複数のストレージ装置を利用することにより、上記のような業務システムを構築する。

0004

また、事業者は、例えば、物理マシンとストレージとの間や複数のストレージ間におけるデータの転送が複数のスイッチ等の中継装置(例えば、ファイバーチャネルスイッチ等)を介して行われるように、業務システムの構築を行う。これにより、事業者は、複数の物理マシンによる特定のストレージ装置を共有する構成や、特定の物理マシンが複数のストレージ装置を使用する構成を有する業務システムを構築することが可能になる。そのため、事業者は、この場合、物理マシンとストレージとの間や複数のストレージ間等におけるデータの転送を効率的に行うことが可能になる(例えば、特許文献1、2参照)。

先行技術

0005

特表2013−047900号公報
特開2006−085484号公報

発明が解決しようとする課題

0006

上記のような業務システムにおいて、事業者は、各中継装置等のネットワーク機器に対して機能の追加等を行うためにライセンスを適用する場合がある。具体的に、事業者は、例えば、未使用のポートを新たに使用する必要が生じた場合に、そのポートの使用を可能にするためのPOD(Port On Demand)ライセンスを購入して適用を行う。

0007

ここで、上記のようなライセンスは、一般的に、スイッチ等のネットワーク機器毎に適用される。そのため、例えば、業務システムにおいて複数のネットワーク機器が稼働している場合であっても、あるネットワーク機器に対して購入したライセンスを他のネットワーク機器に流用させることができない。したがって、業務システムの構成変更等があった場合、事業者は、業務システムに含まれる各ネットワーク機器に対して購入したライセンスを効率的に活用することができない場合がある。

0008

そこで、一つの側面では、ネットワークに接続される管理対象装置間でライセンスを共有し、共有したライセンスを管理することができるライセンス管理装置及びライセンス管理プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

実施の形態の一つの態様によれば、第1の装置に対して使用の許可を行うライセンスを管理するライセンス管理装置であって、前記第1の装置とネットワークを介して接続された複数の接続先装置に含まれる第2の装置との間で融通したライセンスに関する情報と、前記第1の装置のライセンスに関する情報を含む管理情報を記憶する記憶部と、前記ネットワークにおける接続状態の変化を検出する検出部と、前記検出部が前記接続状態の変化を検出した場合、前記複数の接続先装置のうち前記接続状態が変化した接続先装置との接続情報に基づき、前記管理情報を更新する管理部と、を有する。

発明の効果

0010

一つの側面によれば、ネットワークに接続される管理対象装置間でライセンスを共有し、共有したライセンスを管理することができる。

図面の簡単な説明

0011

ネットワーク機器群10の全体構成を示す図である。
図1のネットワーク機器群10の比較例を説明する図である。
ライセンス情報53aの具体例を説明する図である。
ネットワーク機器1aのハードウエア構成を説明する図である。
図4のネットワーク機器1aの機能ブロック図である。
第1の実施の形態におけるライセンス管理処理の概略を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態におけるライセンス管理処理の概略を説明する図である。
第1の実施の形態におけるライセンス管理処理の概略を説明する図である。
第1の実施の形態におけるライセンス貸し出し処理を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態におけるライセンス貸し出し処理を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態におけるライセンス貸し出し終了処理を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態におけるライセンス貸し出し終了処理を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態における接続切断検出処理を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態における接続検出処理を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態における接続検出処理を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態における接続検出処理を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態における接続検出処理を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態における接続検出処理を説明するフローチャートである。
貸し出しフレームの具体例を説明する図である。
貸し出し応答フレームの具体例を説明する図である。
S14及びS22の処理が実行される前の管理情報131a及び管理情報131cの具体例である。
S14及びS22の処理が実行された後の管理情報131a及び管理情報131cの具体例である。
貸し出し終了フレームの具体例を説明する図である。
S35及びS43の処理が実行された後の管理情報131a及び管理情報131cの具体例を説明する図である。
S53及びS55の処理が実行された後の管理情報131a及び管理情報131cの具体例を説明する図である。
使用許可フレームの具体例を説明する図である。
ドメインID要求フレームの具体例を説明する図である。
S75及びS102の処理(S83及びS113の処理)が実行された後の管理情報131a及び管理情報131cの具体例を説明する図である。
S75の処理が実行される前の対応情報132aの具体例を説明する図である。
S75の処理が実行された後の対応情報132aの具体例を説明する図である。
S84の処理が実行された後の対応情報132aの具体例を説明する図である。
S63の処理の詳細を説明する図である。
S63の処理の詳細を説明する図である。

実施例

0012

[ネットワーク機器群の構成]
図1は、ネットワーク機器群10の全体構成を示す図である。図1に示すネットワーク機器群10は、ネットワーク機器1a(以下、管理対象装置1aとも呼ぶ)、ネットワーク機器1b及びネットワーク機器1c(以下、それぞれ管理対象装置1b及び管理対象装置1cとも呼ぶ)を有する。なお、以下、ネットワーク機器1aを第1の装置1aとも呼び、ネットワーク機器1bまたはネットワーク機器1cをそれぞれ第2の装置1b、1cとも呼ぶ。

0013

具体的に、ネットワーク機器群10は、例えば、複数のネットワーク機器(例えば、ファイバーチャネルスイッチ)が互いに接続することによって構成されたファブリック10である。特に、ファイバーチャネルスイッチは、SAN(Storage Area Network)ファブリックを構成できる。また、ファブリック内の各ファイバーチャネルスイッチのドメインIDが一意であることが保証されている。そのため、同一ファブリックを構成する他のファイバーチャネルスイッチの存在を認識することができる。以下、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器がファイバーチャネルスイッチであるものとして説明を行う。

0014

そして、図1に示すネットワーク機器群10において、ネットワーク機器1a及びネットワーク機器1cは、利用者に対してサービスを提供するためのアプリケーションが動作するアプリケーションサーバ(以下、APPサーバとも呼ぶ)等として機能する物理マシン群11と接続している。また、図1に示すネットワーク機器群10において、ネットワーク機器1b及びネットワーク機器1cは、物理マシン群11で動作するアプリケーションがアクセスするデータを記憶するストレージ群12と接続している。

0015

すなわち、図1に示すネットワーク機器群10において、物理マシン群11は、ネットワーク機器群10を介してストレージ群12にアクセスする。これにより、物理マシン群11に含まれる物理マシンとストレージ群12に含まれるストレージとをそれぞれ直接接続した場合と異なり、物理マシン群11に含まれる各物理マシンは、ストレージ群12に含まれるストレージのそれぞれに対してアクセスすることが可能になる。そのため、物理マシン群11に含まれる複数の物理マシンは、例えば、ストレージ群12に含まれる特定のストレージを共有する形で使用することが可能になる。また、物理マシン群11に含まれる特定の物理マシンは、例えば、ストレージ群12に含まれる複数のストレージを使用することが可能になる。

0016

また、図1に示すネットワーク機器群10において、ネットワーク機器1aは、記憶部2aを有しており、ネットワーク機器1bは、記憶部2bを有しており、ネットワーク機器1cは、記憶部2cを有している。

0017

なお、ルータやスイッチ等の中継装置に限定されず、ネットワークに接続された他のネットワーク機器を一意に認識することができるネットワーク機器、例えば、サーバ、ストレージ装置などを、管理対象装置1a、1b及び1cとして用いるものであってもよい。また、以下、ネットワーク機器群10がネットワーク機器1a、ネットワーク機器1b及びネットワーク機器1cを有する場合について説明を行うが、ネットワーク機器群10は、1台、2台または4台以上のネットワーク機器を有する構成であってもよい。

0018

[ネットワーク機器群の比較例]
次に、図1で説明したネットワーク機器群10の比較例について説明を行う。図2は、図1のネットワーク機器群10の比較例を説明する図である。

0019

図2に示すネットワーク機器群50は、ネットワーク機器51a、ネットワーク機器51b及びネットワーク機器51cを有する。また、ネットワーク機器51aは、記憶部52aを有しており、ネットワーク機器51bは、記憶部52bを有しており、ネットワーク機器51cは、記憶部52cを有している。そして、記憶部52a、52b及び52cは、それぞれ各ネットワーク機器が使用を許可されている機能のライセンスに関する情報であるライセンス情報53a、53bまたは53cをそれぞれ記憶している。

0020

次に、ライセンス情報53aの具体例について説明する。図3は、ライセンス情報53aの具体例を説明する図である。図3に示すライセンス情報53aは、ライセンス情報53aに含まれる各情報を識別する「ID」と、ネットワーク機器51aが使用を許可された機能を識別する「機能」とを項目として有する。具体的に、図3に示すライセンス情報53aは、ネットワーク機器51aが使用を許可されている機能が「機能A」、「機能B」、「機能C」及び「機能D」であることを示している。なお、図2に示すライセンス情報53b及び53cについては、ライセンス情報3aと同様の内容であるため説明を省略する。

0021

ここで、図2で説明した各機能のライセンスは、一般的に、ネットワーク機器毎に適用される。そのため、ネットワーク機器群50の管理者は、あるネットワーク機器が使用を許可されたライセンスを、他のネットワーク機器に流用して使用させることができない。

0022

具体的に、図2に示すように、ネットワーク機器51aは、使用を許可されたライセンスの全てを活用していない場合がある。そして、ネットワーク機器51cでは、ネットワーク機器51aが活用していないライセンスが不足しているという状況が発生し得る。しかしながら、このような場合であっても、ネットワーク機器51aは、活用していないライセンスをネットワーク機器51cに貸し出すことができない。

0023

そのため、例えば、業務システムの構成変更等によってネットワーク機器群50に含まれる各ネットワーク機器が使用する必要があるライセンスの数に変更があった場合、事業者は、各ネットワーク機器が使用を許可されているライセンスを効率的に活用することができない場合がある。

0024

そこで、本実施の形態におけるネットワーク機器1aは、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器間の接続状態の変化の検出を行う。そして、ネットワーク機器1aは、接続状態の変化を検出した場合、接続状態が変化したネットワーク機器の情報に基づき、ネットワーク機器1aが使用可能なライセンス(他のネットワーク機器から借り受けたライセンスを含む)の情報を更新する。

0025

すなわち、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器がライセンスの貸し借りを行う場合、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器は、各ネットワーク機器が現在貸し借りを行うことができるライセンスの情報を管理する必要がある。そして、各ネットワーク機器が貸し借り可能なライセンスは、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器の接続状態の変化に応じて変化する。そのため、ネットワーク機器1aは、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器の接続状態の変化したことに応じて、ネットワーク機器1aが使用可能なライセンスの情報(以下、管理情報とも呼ぶ)を更新する。

0026

これにより、ネットワーク機器1aは、管理情報の内容を最新の状態に保つことが可能になる。そのため、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器は、管理情報に含まれる情報に従うことにより、各ネットワーク機器が使用を許可されたライセンスの貸し借りを行うことが可能になる。

0027

[ネットワーク機器のハードウエア構成]
次に、ネットワーク機器1aのハードウエア構成について説明する。図4は、ネットワーク機器1aのハードウエア構成を説明する図である。

0028

ネットワーク機器1aは、プロセッサであるCPU101aと、メモリ102aと、外部インターフェース(I/Oユニット)103aと、記憶媒体(ストレージ)104aとを有する。各部は、バス105aを介して互いに接続される。

0029

記憶媒体104aは、記憶媒体104a内のプログラム格納領域(図示しない)に、ネットワーク機器1aが使用を許可されたライセンスを管理する処理(以下、ライセンス管理処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム110a(以下、ライセンス管理プログラム110aとも呼ぶ)を記憶する。

0030

CPU101aは、図4に示すように、プログラム110aの実行時に、プログラム110aを記憶媒体104aからメモリ102aにロードし、プログラム110aと協働してライセンス管理処理を行う。

0031

記憶媒体104aは、例えば、ライセンス管理処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130a(以下、記憶部130aとも呼ぶ)を有する。また、外部インターフェース103aは、例えば、物理マシン群11、ネットワーク機器1b及びネットワーク機器1cと通信を行う。

0032

なお、図1で説明したネットワーク機器1b及びネットワーク機器1cのハードウエア構成は、ネットワーク機器1aの構成と同じであるため説明を省略する。

0033

[情報処理装置ソフトウエア構成]
次に、ネットワーク機器1aのソフトウエア構成について説明する。図5は、図4のネットワーク機器1aの機能ブロック図である。CPU101aは、プログラム110aと協働することにより、管理情報管理部111a(以下、単に管理部111aとも呼ぶ)と、接続状態検出部112a(以下、単に検出部112aとも呼ぶ)として動作する。また、CPU101aは、プログラム110aと協働することにより、対応情報管理部113aと、要求受信部114aと、フレーム受信部115aと、フレーム送信部116aと、エラー通知部117aとして動作する。さらに、情報格納領域130aには、管理情報131aと、対応情報132aとが記憶されている。

0034

管理情報管理部111aは、ネットワーク機器1aが使用を許可されたライセンス(以下、第2ライセンスとも呼ぶ)に関する情報である管理情報131aを情報格納領域130aに記憶する。管理情報131aは、ネットワーク機器1aが使用を許可されたライセンスを示す情報である。具体的に、ネットワーク機器1aは、管理情報131aを参照することにより、ネットワーク機器1aが使用を許可されたライセンスを使用するために必要な情報を取得し、使用を許可されているライセンスの使用を行う。すなわち、管理情報管理部111aを有するネットワーク機器1aは、ネットワーク機器1aが使用を許可されたライセンスを管理するライセンス管理装置1aとしても機能する。

0035

なお、以下、ネットワーク機器1aがライセンス管理装置1aとしても機能する場合について説明を行うが、例えば、ネットワーク機器1a、1b及び1c以外の装置をライセンス管理機能として機能させるものであってもよい。

0036

また、管理情報131aには、ネットワーク機器群10に含まれる他のネットワーク機器が使用を許可されたライセンスであって、ネットワーク機器1aが借り受けたライセンス(以下、第1ライセンスとも呼ぶ)に関する情報を含む。管理情報131aの具体例については後述する。

0037

接続状態検出部112aは、ネットワーク機器1aのネットワークにおける接続状態の変化を検出する。具体的に、接続状態検出部112aは、例えば、ネットワーク機器1aとネットワーク機器群10に含まれる他のネットワーク機器との接続が切断された場合、これを検知する。また、接続状態検出部112aは、例えば、ネットワーク機器群10に新たなネットワーク機器(過去にネットワーク機器群10に接続されていたネットワーク機器を含む)が接続された場合、これを検知する。

0038

対応情報管理部113aは、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器を特定するための情報である対応情報132aを情報格納領域130aに記憶する。対応情報132aは、例えば、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器が割り当てられたドメインID(以下、第1識別情報とも呼ぶ)及びシリアル番号(以下、第2識別情報とも呼ぶ)を含む情報であってよい。対応情報132aの具体例については後述する。

0039

要求受信部114aは、ネットワーク機器群10の管理者(以下、単に管理者とも呼ぶ)がネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器間におけるライセンスの貸し借りを行うためにネットワーク機器1aに送信した情報を受信する。具体的に、要求受信部114aは、例えば、管理者が管理者端末(図示しない)を介してネットワーク機器1aに送信した情報を受信する。

0040

フレーム受信部115aは、ネットワーク機器群10に含まれる他のネットワーク機器から送信されたフレームの受信を行う。また、フレーム送信部116aは、ネットワーク機器群10に含まれる他のネットワーク機器に対してフレームの送信を行う。フレームは、複数のファイバーチャネルスイッチ間において送受信されるデータの最小単位である。ネットワーク機器1aが送受信するフレームの具体例については後述する。

0041

エラー通知部117aは、フレーム受信部115aが受信したフレームに基づいて実行された処理の結果が異常であった場合に、その異常の内容等を管理者に通知する。

0042

図1で説明したネットワーク機器1b及びネットワーク機器1cのソフトウエア構成は、ネットワーク機器1aの構成と同じであるため説明を省略する。なお、以下、ネットワーク機器1cの管理情報管理部111c、接続状態検出部112c及び対応情報管理部113cは、管理情報管理部111a、接続状態検出部112a及び対応情報管理部113aとそれぞれ同じ処理を行うものとする。また、以下、ネットワーク機器1cの要求受信部114c、フレーム受信部115c、フレーム送信部116c及びエラー通知部117cは、要求受信部114a、フレーム受信部115a、フレーム送信部116a及びエラー通知部117aにそれぞれ同じ処理を行うものとする。

0043

[第1の実施の形態の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図6は、第1の実施の形態におけるライセンス管理処理の概略を説明するフローチャートである。また、図7及び図8は、第1の実施の形態におけるライセンス管理処理の概略を説明する図である。図7及び図8を参照しながら、図6のライセンス管理処理について説明を行う。

0044

[ライセンス管理処理の概略]
ネットワーク機器1aの管理情報管理部111aは、図6に示すように、第1の装置1aとネットワークを介して接続された複数の接続先装置に含まれる第2の装置1b、1cとの間で融通したライセンスに関する情報と、第1の装置1aのライセンスに関する情報を含む管理情報131aを記憶する(S1)。そして、管理情報管理部111aは、ネットワークの接続状態の変化を検出するまで待機する(S2のNO)。

0045

その後、ネットワークの接続状態の変化を検出した場合(S2のYES)、管理情報管理部111aは、複数の接続先装置のうち接続状態が変化した接続先装置との接続情報に基づき、管理情報131aの更新を行う(S3)。

0046

すなわち、ネットワーク機器群10における貸し借り可能なライセンスは、ネットワーク機器群10におけるネットワークの接続状態の変化に応じて変化する。そのため、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器は、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器の接続状態の変化があった場合に、管理情報131aの更新を行う。したがって、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器は、最新の接続状態の反映させた状態の管理情報131aに基づくことで、ライセンスの貸し借りを行うことが可能になる。

0047

具体的に、図7に示すように、ネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器1cがネットワーク機器群10から離脱した場合、ネットワーク機器1cは、例えば、他のネットワーク機器(ネットワーク機器1aまたはネットワーク機器1b)に貸し出していたライセンスの使用を開始する場合がある。そのため、ネットワーク機器1aからライセンスを借り受けていたネットワーク機器は、ネットワーク機器1cがネットワーク機器群10から離脱する場合、ネットワーク機器1cから借り受けていたライセンスの使用を中止する必要がある。したがって、ネットワーク機器1a及びネットワーク機器1bは、図7に示す例において、ネットワーク機器1cがネットワーク機器群10から離脱した旨の情報を含むように、管理情報131a及び管理情報131bをそれぞれ更新する。

0048

一方、図8に示すように、ネットワーク機器群10から離脱したネットワーク機器1cがネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器との接続を再開した場合、ネットワーク機器1a及びネットワーク機器1bは、ネットワーク機器1cのライセンスを再び借り受けることができる可能性がある。そのため、この場合、ネットワーク機器1a及びネットワーク機器1bは、ネットワーク機器1cがネットワーク機器群10に復帰した旨の情報を含むように、管理情報131a及び管理情報131bをそれぞれ更新する。

0049

このように、ネットワーク機器1aは、ネットワーク機器1aとネットワークを介して接続された複数の接続先装置に含まれる他のネットワーク機器との間で融通したライセンスに関する情報と、ネットワーク機器1aのライセンスに関する情報を含む管理情報131aを記憶する管理情報管理部111aを有する。また、ネットワーク機器1aは、ネットワークにおける接続状態の変化を検出する接続状態検出部112aを有する。さらに、ネットワーク機器1aは、接続状態検出部112aが接続状態の変化を検出した場合、複数の接続先装置のうち接続状態が変化した接続先装置との接続情報に基づき、管理情報131aを更新する管理情報管理部111aと、を有する。

0050

これにより、ネットワーク機器1aは、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器が貸し借り可能であるライセンスの関する最新の情報を、管理情報131aとして管理することが可能になる。そして、ネットワーク機器1aは、管理情報131aに基づくことによりライセンスの貸し借りを行うことが可能になる。

0051

[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図9から図18は、第1の実施の形態におけるライセンス管理処理の詳細を説明するフローチャートである。また、図19から図33は、第1の実施の形態におけるライセンス管理処理の詳細を説明する図である。図19から図33を参照しながら、図9から図18のライセンス管理処理を説明する。

0052

[ライセンス貸し出し処理]
ライセンス管理処理のうち、ライセンスの貸し出しを行う際の処理(以下、単にライセンス貸し出し処理とも呼ぶ)について説明を行う。図9及び図10は、第1の実施の形態におけるライセンス貸し出し処理を説明するフローチャートである。なお、以下、ネットワーク機器1aがネットワーク機器1cにライセンスを貸し出す場合について説明を行う。

0053

[貸し出し元ネットワーク機器におけるライセンス貸し出し処理]
貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)におけるライセンス貸し出し処理について説明を行う。

0054

ネットワーク機器1aの要求受信部114aは、図9に示すように、例えば、管理者からライセンス貸し出し要求があるまで待機する(S11のNO)。具体的に、要求受信部114aは、例えば、管理者が管理者端末を介してライセンス貸し出し要求を送信するまで待機する。

0055

すなわち、管理者は、例えば、ネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器間においてライセンスの貸し借りを行うことを決定した場合、ライセンスの貸し出し元となるネットワーク機器1aに、ライセンスの貸し出しを要求するためのライセンス貸し出し要求を送信する。これにより、ネットワーク機器1aは、ライセンス貸し出し処理を開始することが可能になる。

0056

そして、ライセンス貸し出し要求を受信した場合(S11のYES)、ネットワーク機器1aのフレーム送信部116aは、ライセンスの貸し出しを行うための貸し出しフレームをライセンスの貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1c)に送信する(S12)。以下、貸し出しフレームの具体例について説明する。

0057

図19は、貸し出しフレームの具体例を説明する図である。図19に示す例において、貸し出しフレームは、フレームのヘッダーと、貸し出しフレームの種別を識別するフレーム識別情報と、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)のドメインIDとを情報として有する。また、図19に示す例において、貸し出しフレームは、フレームの送信先のネットワーク機器(ネットワーク機器1c)のドメインIDと、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)が有するシリアル番号とを情報として有する。さらに、図19に示す例において、貸し出しフレームは、貸し出し対象のライセンスを識別するライセンス識別情報と、貸し出し対象のライセンスのライセンス名とを情報として有する。

0058

これにより、貸し出しフレームを受信した貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1c)は、後述するように、貸し出しフレームに含まれる情報に基づき、管理情報131cの更新を行うことが可能になる。そして、ネットワーク機器1cは、貸し出しフレームに含まれるライセンス識別情報で特定されるライセンス(ネットワーク機器1aが使用を許可されているライセンス)を使用することが可能になる。

0059

図9戻り、ネットワーク機器1aのフレーム受信部115aは、ライセンスの貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1c)から貸し出し応答フレームを受信するまで待機する(S13のNO)。貸し出し応答フレームは、ライセンスの貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)が送信した貸し出しフレームに基づいて、ライセンスの貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1c)において実行された処理の実行状態(実行結果)を示す情報を含むフレームである。以下、貸し出し応答フレームの具体例について説明する。

0060

図20は、貸し出し応答フレームの具体例を説明する図である。図20に示す例において、貸し出し応答フレームは、フレームのヘッダーと、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1c)における処理の実行状態を示すステータスとを情報として有する。貸し出し応答フレーム内のステータスには、例えば、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1c)において、貸し出しフレームに基づく処理の実行が正常に完了したことを示す「正常」を示す情報が設定される。また、貸し出し応答フレーム内のステータスには、例えば、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1c)において、貸し出しフレームに基づく処理の実行が正常に完了しなかったことを示す「異常」を示す情報が設定される。また、図20に示す例において、貸し出し応答フレームは、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1c)のドメインIDと、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1c)が有するシリアル番号とを情報として有する。

0061

これにより、貸し出し応答フレームを受信したネットワーク機器1aは、ネットワーク機器1cにおいて実行された処理の実行状態に関する情報を取得することが可能になる。そして、ネットワーク機器1aは、後述するように、貸し出し応答フレームに含まれる情報に基づき、管理情報131aの更新を行うことが可能になる。

0062

図9に戻り、貸し出し応答フレームを受信した場合(S13のYES)、管理情報管理部111aは、貸し出し応答フレームに含まれる情報に基づいて管理情報131aを更新する(S14)。S14の処理の具体例については後述する。

0063

[貸し出し先ネットワーク機器におけるライセンス貸し出し処理]
次に、貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1c)におけるライセンス貸し出し処理について説明を行う。

0064

ネットワーク機器1cのフレーム受信部115cは、図10に示すように、ライセンスの貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)から貸し出しフレームを受信するまで待機する(S21のNO)。そして、貸し出しフレームを受信した場合(S21のYES)、ネットワーク機器1cの管理情報管理部111cは、貸し出し応答フレームに含まれる情報に基づいて管理情報131cを更新する(S22)。S22の処理の具体例については後述する。

0065

その後、ネットワーク機器1cのフレーム送信部116cは、S21でフレーム受信部115cが受信した貸し出しフレームに対応する貸し出し応答フレームを、ライセンスの貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)に送信する(S23)。以下、S14及びS22の処理の具体例について説明を行う。

0066

[S14及びS22の処理の具体例]
図21は、S14及びS22の処理が実行される前の管理情報131a及び管理情報131cの具体例である。具体的に、図21(A)は、S14の処理が実行される前の管理情報131aの具体例であり、図21(B)は、S22の処理が実行される前の管理情報131cの具体例である。なお、以下、ネットワーク機器1a、ネットワーク機器1b及びネットワーク機器1cを、それぞれ単に1a、1b及び1cとも表記する。

0067

図21(A)に示す管理情報131aは、管理情報131aに含まれる各情報を識別する「ID」と、各ライセンスを識別する「ライセンス識別情報」と、各ライセンスの貸し出し先ネットワーク機器を識別する「貸し出し先ネットワーク機器」とを項目として有する。また、図21(A)に示す管理情報131aは、各ライセンスの貸し出し元ネットワーク機器を識別する「貸し出し元ネットワーク機器」と、各ライセンスの貸し出し状態を示す「ステータス」とを項目として有する。

0068

「ステータス」には、自装置が使用を許可されたライセンスであって他の装置への貸し出しが行われていないライセンスであることを示す「own」が設定される。また、「ステータス」には、他の装置に貸し出しが行われているライセンスであることを示す「rent」(以下、第1貸し出し情報とも呼ぶ)と、他の装置から借り受けているライセンスであることを示す「borrow」(以下、第1借り受け情報とも呼ぶ)とが設定される。また、「ステータス」には、他の装置に貸し出しが行われているライセンスであるが、貸し出し先の他の装置との接続が切断されていることを示す「rent−disconnect」(以下、第2貸し出し情報とも呼ぶ)が設定される。さらに、「ステータス」には、他の装置から借り受けているライセンスであるが、貸し出し先の他の装置との接続が切断されていることを示す「borrow−disconnect」(以下、第2借り受け情報とも呼ぶ)が設定される。すなわち、自装置が現在使用することができるライセンスは、「ステータス」に「own」または「borrow」が設定されているライセンスである。

0069

具体的に、図21(A)に示す管理情報131aにおいて、「ID」が「1」である情報には、「ライセンス識別情報」として、「機能A」が設定され、「貸し出し先ネットワーク機器」には、「1a」が設定され、「貸し出し元ネットワーク機器」には、「1a」が設定される。また、図21(A)に示す管理情報131aにおいて、「ID」が「1」である情報には、「ステータス」として「own」が設定されている。すなわち、「ID」が「1」であるライセンスは、自装置が使用することができる状態(他の装置に貸し出していない状態)のライセンスであるため、「貸し出し先ネットワーク機器」及び「貸し出し元ネットワーク機器」の両方に、自装置を示す「1a」が設定されている。

0070

また、図21(A)に示す管理情報131aにおいて、「ID」が「5」である情報には、「ライセンス識別情報」として、「機能D」が設定され、「貸し出し先ネットワーク機器」には、「1a」が設定され、「貸し出し元ネットワーク機器」には、「1c」が設定される。また、図21(A)に示す管理情報131aにおいて、「ID」が「5」である情報には、「ステータス」として「borrow」が設定されている。すなわち、「ID」が「5」であるライセンスは、他の装置(ネットワーク機器1c)から借り受けることによって自装置が使用することができる状態になったライセンスである。そのため、「ID」が「5」である情報に対応する「貸し出し元ネットワーク機器」には、「1c」が設定されている。図21(A)に含まれる他の情報については説明を省略する。

0071

次に、図21(B)に示す管理情報131cについて説明を行う。図21(B)に示す管理情報131cは、図21(A)に示す管理情報131aと同じ項目を有している。

0072

具体的に、図21(B)に示す管理情報131cにおいて、「ID」が「3」である情報には、「ライセンス識別情報」として、「機能D」が設定され、「貸し出し先ネットワーク機器」には、「1a」が設定され、「貸し出し元ネットワーク機器」には、「1c」が設定される。また、図21(B)に示す管理情報131cにおいて、「ID」が「3」である情報には、「ステータス」として「rent」が設定されている。すなわち、「ID」が「3」であるライセンスは、ネットワーク機器1aに貸し出しているライセンスである。なお、「ID」が「3」である情報は、図21(A)に示す管理情報131aに含まれる「ID」が「5」である情報と同じ内容を含む情報である。図21(B)に含まれる他の情報については説明を省略する。以下、S14及びS22の処理が実行された後の管理情報131a及び管理情報131cの具体例について説明を行う。

0073

図22は、S14及びS22の処理が実行された後の管理情報131a及び管理情報131cの具体例である。具体的に、図22(A)は、S14の処理が実行された後の管理情報131aの具体例であり、図22(B)は、S22の処理が実行された後の管理情報131cの具体例である。以下、図22(B)の管理情報131cに含まれる「ID」が「2」であるライセンスが、ネットワーク機器1cからネットワーク機器1aに貸し出された場合について説明を行う。

0074

図22(A)に示す管理情報131aには、図21(A)に示す管理情報131aと比較して、「ID」が「6」である情報が追加されている(図22(A)の下線部分)。具体的に、図22(A)に示す管理情報131aにおいて、「ID」が「6」である情報には、「ライセンス識別情報」として「機能A」が設定され、「貸し出し先ネットワーク機器」として「1c」が設定されている。また、図22(A)に示す管理情報131aにおいて、「ID」が「6」である情報には、「貸し出し元ネットワーク機器」として「1a」が設定され、「ステータス」として「rent」が設定されている。すなわち、図22(A)に示す管理情報131aの「ID」が「6」である情報には、図21(B)の管理情報に含まれる「ID」が「2」である情報と同じ内容を含む情報が設定されている。

0075

一方、図22(B)に示す管理情報131bには、図22(A)に示す管理情報131aと比較して、「ID」が「2」である情報の「ステータス」が「borrow」に更新されている(図22(B)の下線部分)。

0076

すなわち、ネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器間でライセンスの貸し借りが発生した場合、管理情報管理部111a及び管理情報管理部111cは、発生した貸し借りの内容に基づいて、それぞれ管理情報131aまたは管理情報131cを更新する。

0077

なお、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器は、使用しているライセンスに対応する情報の「ステータス」に「own」及び「borrow」以外に更新された後も、例えば、一定時間の間、「ステータス」が更新されたライセンスを使用できるものであってもよい。これにより、管理者は、ネットワーク機器群10を含む業務システムをより安定的に稼働させることが可能になる。

0078

[ライセンス貸し出し終了処理]
次に、ライセンス管理処理のうち、ライセンスの貸し出しを終了(ライセンスを返却)する際の処理(以下、単にライセンス貸し出し終了処理とも呼ぶ)について説明を行う。図11及び図12は、第1の実施の形態におけるライセンス貸し出し終了処理を説明するフローチャートである。なお、以下、ネットワーク機器1aがネットワーク機器1cに貸し出しているライセンスの返却を行う場合について説明を行う。

0079

[貸し出し元ネットワーク機器におけるライセンス貸し出し終了処理]
貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)におけるライセンス貸し出し終了処理について説明を行う。

0080

要求受信部114aは、図11に示すように、例えば、管理者からライセンス貸し出し終了要求があるまで待機する(S31のNO)。具体的に、要求受信部114aは、例えば、管理者が管理者端末を介してライセンス貸し出し終了要求を送信するまで待機する。

0081

すなわち、管理者は、例えば、ネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器間においてライセンスの貸し借りの終了を行うことを決定した場合、ライセンスの貸し出し元となるネットワーク機器に、ライセンスの貸し出し終了を要求するためのライセンス貸し出し終了要求を送信する。これにより、ライセンス貸し出し終了要求を受信した貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)は、ライセンス貸し出し終了処理を開始することが可能になる。

0082

そして、ライセンス貸し出し終了要求を受信した場合(S31のYES)、フレーム送信部116aは、ライセンスの貸し出しの終了を行うための貸し出し終了フレームをライセンスの貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1c)に送信する(S32)。以下、貸し出し終了フレームの具体例について説明する。

0083

図23は、貸し出し終了フレームの具体例を説明する図である。図23に示す例において、貸し出し終了フレームは、フレームのヘッダーと、貸し出し終了フレームの種別を識別するフレーム識別情報と、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)のドメインIDとを情報として有する。また、図23に示す例において、貸し出し終了フレームは、フレームの送信先のネットワーク機器(ネットワーク機器1c)のドメインIDと、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)が有するシリアル番号とを情報として有する。さらに、図23に示す例において、貸し出し終了フレームは、貸し出しの終了を行うライセンスを識別するライセンス識別情報と、貸し出しの終了を行うライセンスのライセンス名とを情報として有する。

0084

これにより、貸し出しフレームを受信したネットワーク機器1cは、後述するように、貸し出し終了フレームに含まれる情報に基づき、管理情報131cの更新を行うことが可能になる。

0085

図11に戻り、ネットワーク機器1aのフレーム受信部115aは、ライセンスの貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1c)から貸し出し終了応答フレームを受信するまで待機する(S33のNO)。貸し出し終了応答フレームは、ライセンスの貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)が送信した貸し出し終了フレームに基づいて、ライセンスの貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1c)が実行した処理の実行状態(実行結果)を示す情報を含むフレームである。貸し出し終了応答フレームが有する情報は、図20で説明した貸し出し応答フレームが有する情報と同じであるため説明を省略する。

0086

そして、貸し出し応答フレームを受信した場合(S33のYES)、フレーム受信部115aは、受信した貸し出し応答フレームに含まれる「ステータス」に設定された情報が「異常」であるか否かを判定する(S34)。その結果、貸し出し応答フレームに含まれる「ステータス」に「異常」が設定されていない場合(S34のNO)、管理情報管理部111aは、貸し出し終了応答フレームに含まれる情報に基づいて管理情報131aを更新する(S35)。S35の処理の具体例については後述する。

0087

一方、貸し出し応答フレームに含まれる「ステータス」に「異常」が設定されている場合(S34のYES)、ネットワーク機器1aのエラー通知部117aは、例えば、管理者に対し、貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)においてエラーが発生した旨を通知する(S36)。

0088

[貸し出し先ネットワーク機器におけるライセンス貸し出し終了処理]
次に、貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1c)におけるライセンス貸し出し終了処理について説明を行う。

0089

フレーム受信部115cは、図12に示すように、ライセンスの貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)から貸し出し終了フレームを受信するまで待機する(S41のNO)。そして、貸し出し終了フレームを受信した場合(S41のYES)、フレーム受信部115cは、受信した貸し出し終了フレームに含まれる情報に対応する情報が管理情報131cに存在するか否かを判定する(S42)。その結果、受信した貸し出し終了フレームに含まれる情報に対応する情報が管理情報131cに存在する場合(S42のYES)、管理情報管理部111cは、貸し出し終了フレームに含まれる情報に基づいて管理情報131cを更新する(S43)。S43の処理の具体例については後述する。

0090

その後、フレーム送信部116cは、「ステータス」に「正常」が設定された貸し出し終了応答フレームを、ライセンスの貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)に送信する(S44)。

0091

一方、受信した貸し出し終了フレームに含まれる情報に対応する情報が管理情報131cに存在しない場合(S42のNO)、フレーム送信部116cは、「ステータス」に「異常」が設定された貸し出し終了応答フレームを、ライセンスの貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)に送信する(S45)。以下、S35及びS43の処理の具体例について説明を行う。

0092

[S35及びS43の処理の具体例]
図24は、図21に示す管理情報131a及び管理情報131cの状態から、S35及びS43の処理が実行された後の管理情報131a及び管理情報131cの具体例を説明する図である。具体的に、図24(A)は、S35の処理が実行された後の管理情報131aの具体例であり、図24(B)は、S43の処理が実行された後の管理情報131cの具体例である。以下、図22(B)の管理情報に含まれる「ID」が「1」であるライセンスの貸し出しが終了する場合(ネットワーク機器1aからネットワーク機器1cに返却される場合)について説明を行う。

0093

図24(A)に示す管理情報131aは、図22(A)に示す管理情報131aと比較して、「ID」が「4」である情報が削除されている。一方、図24(B)に示す管理情報131cは、図22(B)に示す管理情報131cと比較して、「ID」が「1」である情報の「貸し出し先ネットワーク機器」に設定される情報が「1c」に更新されている(図24(B)の下線部分)。また、図24(B)に示す管理情報131bは、図22(B)に示す管理情報131cと比較して、「ID」が「1」である情報の「ステータス」に設定される情報が「own」に更新されている(図24(B)の下線部分)。

0094

すなわち、ネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器間でライセンスの貸し借りが終了する場合、管理情報管理部111a及び管理情報管理部111cは、貸し借りが終了したライセンスの内容に基づいて、それぞれ管理情報131aまたは管理情報131cを更新する。具体的に、管理情報管理部111a及び管理情報管理部111cは、ネットワーク機器1cから返却されたライセンスが他のネットワーク機器に貸し出されていないことを示すように、それぞれ管理情報131aまたは管理情報131cを更新する。

0095

これにより、ネットワーク機器1aは、ネットワーク機器1cから返却されたライセンスを自ら使用することが可能になる。また、ネットワーク機器1aは、ネットワーク機器1cから返却されたライセンスを他のネットワーク機器(例えば、ネットワーク機器1b)に貸し出すことが可能になる。

0096

[接続切断検出処理]
次に、ライセンス管理処理のうち、ネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器との接続の切断を検出した際に行われる処理(以下、単に接続切断検出処理とも呼ぶ)について説明を行う。図13は、第1の実施の形態における接続切断検出処理を説明するフローチャートである。なお、接続切断検出処理は、ネットワーク機器群10に含まれる全てのネットワーク機器において実行される。以下、ネットワーク機器1aが接続切断検出処理を実行する場合について説明を行う。また、以下、ネットワーク機器1aとネットワーク機器1cとの接続が切断されたものとして説明を行う。

0097

ネットワーク機器1aの接続状態検出部112aは、図13に示すように、ネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器のうち、接続が切断されたネットワーク機器を検出するまで待機する(S51のNO)。そして、接続が切断されたネットワーク機器が検出された場合(S51のYES)、管理情報管理部111aは、管理情報131aに、接続の切断が検出されたネットワーク機器(ネットワーク機器1c)の情報であって「ステータス」が「rent」である情報が存在するかを判定する(S52)。その結果、「ステータス」が「rent」である情報が存在する場合(S52のYES)、管理情報管理部111aは、管理情報131aのうち、存在した情報の「ステータス」を「rent−disconnect」に更新する(S53)。一方、「ステータス」が「rent」である情報が存在しない場合(S52のNO)、管理情報管理部111aは、管理情報131aの更新を行わない。

0098

すなわち、ライセンスの貸し出し先ネットワーク機器との接続が切断された場合、管理情報管理部111aは、ライセンスの貸し借り関係が解消されたことを示す情報である「own」を管理情報131aに設定しない。そして、管理情報管理部111aは、ライセンスの貸し借り関係が維持されていることを示す情報である「rent−disconnect」を管理情報131aに設定する。

0099

これにより、管理情報管理部111aは、接続が切断されたネットワーク機器に対して貸し出しを行っているライセンスが、他のネットワーク機器に貸し出されることを防止することが可能になる。そのため、管理情報管理部111aは、例えば、接続が切断されたネットワーク機器との接続が再開した場合に、同一のライセンスが複数のネットワーク機器に貸し出される状態の発生を防止することが可能になる。

0100

さらに、管理情報管理部111aは、管理情報131aのうち、接続の切断が検出されたネットワーク機器に対応する情報に「ステータス」が「borrow」である情報が存在するか否かを判定する(S54)。その結果、「ステータス」が「borrow」である情報が存在する場合(S54のYES)、管理情報管理部111aは、管理情報131aのうち、存在した情報の「ステータス」を「borrow−disconnect」に更新する(S55)。一方、「ステータス」が「borrow」である情報が存在しない場合(S54のNO)、管理情報管理部111aは、管理情報131aの更新を行わない。

0101

すなわち、ライセンスの貸し出し元ネットワーク機器との接続が切断された場合、管理情報管理部111aは、上記の場合と同様に、接続が切断されたネットワーク機器に対応する情報の「ステータス」に「borrow−disconnect」を設定し、貸し借り関係を維持する。これにより、ネットワーク機器1aは、例えば、接続が切断されたネットワーク機器との接続が切断後すぐに再開した場合、ライセンスの貸し借りを行うための処理を再度実行することなく、借り受けているライセンスを使用することが可能になる。以下、S53及びS55の処理の具体例について説明を行う。

0102

[S53及びS55の処理の具体例]
図25は、図24に示す管理情報131a及び管理情報131cの状態から、S53及びS55の処理が実行された後の管理情報131a及び管理情報131cの具体例する図である。具体的に、図25(A)は、S53の処理が実行された後の管理情報131aの具体例であり、図25(B)は、S55の処理が実行された後の管理情報131cの具体例である。

0103

図25(A)に示す管理情報131aは、図24(A)に示す管理情報131aと比較して、「ID」が「5」である情報の「ステータス」が「borrow−disconnect」に更新されている(S55)。また、図25(A)に示す管理情報131aは、図24(A)に示す管理情報131aと比較して、「ID」が「6」である情報の「ステータス」が「rent−disconnect」に更新されている(S53)。

0104

一方、図25(B)に示す管理情報131cは、図24(B)に示す管理情報131cと比較して、「ID」が「2」である情報の「ステータス」が「borrow−disconnect」に更新されている(S55)。また、図25(B)に示す管理情報131aは、図24(B)に示す管理情報131cと比較して、「ID」が「3」である情報の「ステータス」が「rent−disconnect」に更新されている(S53)。

0105

すなわち、ネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器のうち、接続が切断したネットワーク機器(ネットワーク機器1c)が検出された場合、管理情報管理部111aは、管理情報131aのうち、接続が切断されたネットワーク機器との間で貸し借り関係にあったライセンスに関する情報を更新する。また、この場合、管理情報管理部111cは、管理情報131cのうち、接続が切断されたネットワーク機器(ネットワーク機器1a)との間で貸し借り関係にあったライセンスに関する情報を更新する。

0106

[接続検出処理]
次に、ライセンス管理処理のうち、ネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器と新たなネットワーク機器(過去にネットワーク機器群10に接続していたネットワーク機器を含む)との接続が検出された際に行われる処理(以下、単に接続検出処理とも呼ぶ)について説明を行う。図14から図18は、第1の実施の形態における接続検出処理を説明するフローチャートである。なお、接続検出処理は、ネットワーク機器群10に含まれる全てのネットワーク機器において実行される。以下、ネットワーク機器1aが接続切断検出処理を実行する場合について説明を行う。また、以下、ネットワーク機器1aとネットワーク機器1cとの接続が再開されたものとして説明を行う。

0107

接続状態検出部112aは、図14に示すように、ネットワーク機器群10に新たに接続されたネットワーク機器を検出するまで待機する(S61のNO)。そして、ネットワーク機器1aの対応情報管理部113aは、ネットワーク機器群10に新たに接続されたネットワーク機器(ネットワーク機器1c)を検出した場合(S61のYES)、管理情報管理部111aは、情報格納領域130aに記憶された管理情報131aに含まれる情報を取得する(S62)。具体的に、管理情報管理部111aは、管理情報131aのうちの1レコード分の情報(例えば、図25(A)で説明した管理情報131aにおける1行に対応する情報)を取得する。そして、管理情報管理部111aは、S62で取得した情報に含まれる「ステータス」に設定された情報が「rent−disconnect」であるか否かを判定する(S63)。

0108

すなわち、S61において新たに接続を検出されたネットワーク機器(ネットワーク機器1c)は、過去にネットワーク機器群10に接続していたネットワーク機器である可能性がある。そして、この場合、新たに接続を検出されたネットワーク機器(ネットワーク機器1c)は、過去にネットワーク機器群10に接続していた際に、他のネットワーク機器とライセンスの貸し借りを行っていた可能性がある。そのため、管理情報管理部111aは、新たなネットワーク機器(ネットワーク機器1c)との接続を検出した場合、その新たなネットワーク機器に関する情報が管理情報131aに存在するか否かの判定を行う。これにより、管理情報管理部111aは、新たなネットワーク機器(ネットワーク機器1c)が、ネットワーク機器群10に含まれるネットワーク機器と過去に接続をしていたネットワーク機器であるか否かの判定を行うことが可能になる。

0109

そして、「ステータス」が「rent−disconnect」である場合(S63のYES)、管理情報管理部111aは、図15に示すように、S62で取得した情報の「貸し出し先ネットワーク機器」に設定されたドメインIDを有するネットワーク機器が存在するかを判定する(S71)。具体的に、管理情報管理部111aは、S62で取得した情報の「貸し出し先ネットワーク機器」に設定されたドメインIDを有するネットワーク機器が、ネットワーク機器群10に含まれているか否かを判定する。その結果、「貸し出し先ネットワーク機器」に設定されたドメインIDを有するネットワーク機器が存在する場合(S71のYES)、フレーム送信部116aは、存在したネットワーク機器に対し、使用許可フレームを送信する(S72)。

0110

すなわち、この場合、新たなネットワーク機器(ネットワーク機器1c)は、過去にネットワーク機器群10に接続されていたネットワーク機器か、機器交換等によって過去にネットワーク機器群10に接続されていたネットワーク機器からドメインIDを引き継いだネットワーク機器である。そのため、管理情報管理部111aは、この場合、新たなネットワーク機器(ネットワーク機器1c)がライセンスの貸し出しを許可してもよいネットワーク機器であると判定する。そして、フレーム送信部116aは、S61において新たなネットワーク機器(ネットワーク機器1c)に対して、ライセンスの貸し出しを許可するための使用許可フレームを送信する。

0111

なお、ネットワーク機器1cが過去にネットワーク機器群10に接続されていたネットワーク機器からドメインIDを引き継いだネットワーク機器である場合、ネットワーク機器1cは、過去にネットワーク機器群10に接続されていたネットワーク機器から管理情報131cを引き継いでいるものとする。以下、使用許可フレームの具体例について説明を行う。

0112

図26は、使用許可フレームの具体例を説明する図である。図26に示す例において、使用許可フレームは、フレームのヘッダーと、使用許可フレームの種別を識別するフレーム識別情報と、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)のドメインIDとを情報として有する。また、図26に示す例において、使用許可フレームは、フレームの送信先のネットワーク機器(ネットワーク機器1c)のドメインIDと、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)が有するシリアル番号とを情報として有する。さらに、図26に示す例において、使用許可フレームは、使用の許可を行うライセンスを識別するライセンス識別情報と、使用の許可を行うライセンスのライセンス名とを情報として有する。

0113

これにより、ネットワーク機器1aは、過去にライセンスの貸し出していたネットワーク機器であって、ネットワーク機器1aとの間の接続が切断していたネットワーク機器(ネットワーク機器1c)に対し、過去に貸し出していたライセンスの使用を再度許可することが可能になる。また、ネットワーク機器1aは、新たなネットワーク機器が、過去にネットワーク機器群10に接続されていたネットワーク機器からドメインIDを引き継いだネットワーク機器である場合であっても、ライセンスの使用を許可することが可能になる。

0114

図15に戻り、フレーム受信部115aは、使用許可応答フレームを受信するまで待機する(S73のNO)。使用許可応答フレームは、ライセンスの貸し出し元ネットワーク機器(ネットワーク機器1a)が送信した使用許可応答フレームに基づいて、ライセンスの貸し出し先ネットワーク機器(ネットワーク機器1c)が実行した処理の実行状態(実行結果)を示す情報を含むフレームである。使用許可応答フレームが有する情報は、図20で説明した貸し出し応答フレームが有する情報と同じであるため説明を省略する。

0115

そして、使用許可応答フレームを受信した場合(S73のYES)、管理情報管理部111aは、受信した使用許可応答フレームに含まれる情報に基づいて管理情報131aを更新する(S74)。S74の処理の具体例については後述する。

0116

さらに、ネットワーク機器1aの対応情報管理部113aは、受信した使用許可応答フレームに含まれる情報に基づいて対応情報132aを更新する(S75)。対応情報132aは、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器のドメインID及びシリアル番号を管理する情報である。ネットワーク機器1a(フレーム送信部116a)は、例えば、対応情報132aに含まれる情報を参照することにより、他の装置に送信する各種フレームの作成を行う。S75の処理の具体例については後述する。

0117

一方、図14のS62で取得した情報の「貸し出し先ネットワーク機器」に設定されたドメインIDを有するネットワーク機器が存在しない場合(S71のYES)、フレーム送信部116aは、図16に示すように、ネットワーク機器群10に含まれる全ネットワーク機器に対してドメインID要求フレームを送信する(S81)。

0118

すなわち、この場合、新たなネットワーク機器は、ネットワーク機器1aが過去にライセンスを貸し出したネットワーク機器であるが、ネットワーク機器1aとの接続が切断されている間にドメインIDが変更されたネットワーク機器である可能性がある。そのため、ネットワーク機器1a(フレーム送信部116a)は、この場合、後述するように、図14のS63の処理において「ステータス」が「rent−disconnect」であると判定されたライセンスの貸し出し先ネットワーク機器を特定する。そして、ネットワーク機器1a(フレーム送信部116a)は、対応情報132aを参照し、特定した貸し出し先ネットワーク機器のシリアル番号を含むドメインID要求フレームを、ネットワーク機器群10に含まれる全てのネットワーク機器に送信する。これにより、ネットワーク機器1aは、後述するように、図14のS63の処理において「ステータス」が「rent−disconnect」であると判定されたライセンスの貸し出し先ネットワーク機器のドメインIDを取得することが可能になる。以下、ドメインID要求フレームの具体例について説明を行う。

0119

図27は、ドメインID要求フレームの具体例を説明する図である。図27に示す例において、ドメインID要求フレームは、フレームのヘッダーと、ドメインID要求フレームの種別を識別するフレーム識別情報と、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)のドメインIDとを情報として有する。また、図27に示す例において、ドメインID要求フレームは、フレームの送信先のネットワーク機器(ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器)が有するシリアル番号と、フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)が有するシリアル番号とを情報として有する。さらに、図27に示す例において、ドメインID要求フレームは、使用の許可を行うライセンスを識別するライセンス識別情報と、使用の許可を行うライセンスのライセンス名とを情報として有する。

0120

なお、図27に示すドメインID要求フレームは、フレームの送信先のドメインIDを要求するためのフレームであるため、貸し出しフレーム等に含まれている送信先ドメインIDが含まれていない。そして、図27に示すドメインID要求フレームでは、送信先ドメインIDに代えて、送信先シリアル番号が含まれている。

0121

図16に戻り、フレーム受信部115aは、「ステータス」に「正常」が設定されたドメインID要求応答フレームを受信するまで待機する(S82のNO)。すなわち、フレーム受信部115aは、図14のS63の処理において「ステータス」が「rent−disconnect」であると判定されたライセンスの貸し出し先ネットワーク機器のドメインIDが含まれるドメインID要求応答フレームを受信するまで待機する。

0122

その後、「ステータス」に「正常」が設定されたドメインID要求応答フレームを受信した場合(S82のYES)、管理情報管理部111aは、管理情報131aの更新を行う(S83)。具体的に、管理情報管理部111aは、受信したドメインID要求応答フレームに含まれる情報に基づいて管理情報131aの更新を行う。これにより、新たなネットワーク機器が過去にネットワーク機器群10に接続していたネットワーク機器であって、接続の切断中にドメインIDが変更されたネットワーク機器であっても、管理情報管理部111aは、変更後のドメインIDを管理情報131aに反映させることが可能になる。なお、「ステータス」に「異常」が設定されたドメインID要求応答フレームを受信した場合、管理情報管理部111aは、管理情報131aの更新を行わない。S83の処理の具体例については後述する。

0123

さらに、ネットワーク機器1aの対応情報管理部113aは、受信したドメインID要求応答フレームに含まれる情報に基づいて対応情報132aを更新する(S84)。S84の処理の具体例については後述する。

0124

その後、管理情報管理部111aは、図14のS62の処理において、管理情報131aに含まれる全ての情報を取得したか否かの判定を行う(S85)。その結果、管理情報131aに含まれる全ての情報を取得したと判定した場合(S85のYES)、新たに接続されたネットワーク機器の検出を再度行うまで待機する(図14のS61のNO)。一方、管理情報131aに含まれる全ての情報を取得していないと判定した場合(S85のNO)、管理情報管理部111aは、S63以降の処理を繰り返し実行する。

0125

なお、図15のS75の処理の実行が完了した場合、または、図14のS62で取得した情報の「ステータス」が「rent−disconnect」でない場合(図14のS63のNO)においても、管理情報管理部111aは、S84の処理を実行する。

0126

次に、使用許可フレームを受信したネットワーク機器の処理について説明を行う。図17は、使用許可フレームを受信したネットワーク機器の処理を説明するフローチャートである。以下、ネットワーク機器1cがネットワーク機器1aから使用許可フレームを受信した場合について説明を行う。

0127

ネットワーク機器1cのフレーム受信部115cは、図17に示すように、使用許可フレームを受信するまで待機する(S101のNO)。そして、使用許可フレームを受信した場合(S101のYES)、管理情報管理部111cは、受信した使用許可フレームに含まれる情報に基づいて管理情報131cの更新を行う(S102)。S102の処理の具体例については後述する。

0128

そして、フレーム送信部116cは、S102の処理が完了した旨の情報を含む使用許可応答フレームを、使用許可要求フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)に送信する(S103)。

0129

次に、ドメインID要求フレームを受信したネットワーク機器の処理について説明を行う。図18は、ドメインID要求フレームを受信したネットワーク機器の処理を説明するフローチャートである。以下、ネットワーク機器1cがネットワーク機器1aからドメインID要求フレームを受信したものとして説明を行う。

0130

ネットワーク機器1cのフレーム受信部115cは、図18に示すように、ドメインID要求フレームを受信するまで待機する(S111のNO)。そして、ドメインID要求フレームを受信した場合(S111のYES)、管理情報管理部111cは、ドメインID要求フレームに含まれるシリアル番号が管理情報131cに含まれるか否かを判定する(S112)。

0131

すなわち、図16のS81において、ネットワーク機器1aは、ドメインID要求フレームをネットワーク機器群10に含まれる全てのネットワーク機器に送信している。そのため、ドメインID要求フレームを受信したネットワーク機器には、ドメインID要求フレームに含まれるシリアル番号が管理情報131cに含まれていないネットワーク機器が存在する。したがって、管理情報管理部111cは、S102の処理において、自装置が過去にネットワーク機器1aからライセンスを借り受けていたネットワーク機器であるか否かを判定する。

0132

その結果、シリアル番号が管理情報131cに含まれる場合(S112のYES)、管理情報管理部111aは、ドメインID要求フレームに含まれる情報に基づき管理情報131cの更新を行う(S113)。S113の処理の具体例については後述する。そして、フレーム送信部116cは、「ステータス」に「正常」が設定されたドメインID応答フレームをドメインID要求フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)に送信する(S114)。

0133

一方、シリアル番号が管理情報131cに含まれない場合(S112のNO)、フレーム送信部116cは、「ステータス」に「異常」が設定されたドメインID応答フレームをドメインID要求フレームの送信元のネットワーク機器(ネットワーク機器1a)に送信する(S115)。

0134

[S74及びS102の処理(S83及びS113の処理)の具体例]
次に、S75及びS102の処理(S83及びS113の処理)の具体例について説明を行う。図28は、図25に示す管理情報131a及び管理情報131cが示す状態から、S75及びS102の処理(S83及びS113の処理)が実行された後の管理情報131a及び管理情報131cの具体例を説明する図である。具体的に、図28(A)は、S75の処理(S83の処理)が実行された後の管理情報131aの具体例であり、図28(B)は、S102の処理(S113の処理)が実行された後の管理情報131cの具体例である。なお、S74及びS102の処理による管理情報131a及び管理情報131cの更新内容と、S83及びS113の処理による管理情報131a及び管理情報131cの更新内容とは、同じ内容である。

0135

図28(A)に示す管理情報131aは、図25(A)に示す管理情報131aと比較して、「ID」が「6」である情報の「ステータス」が「rent」に更新されている(S74、S83)。一方、図28(B)に示す管理情報131cは、図25(A)に示す管理情報131cと比較して、「ID」が「2」である情報の「ステータス」が「borrow」に更新されている(S102、S113)。

0136

すなわち、管理情報管理部111aは、ライセンスの貸し借りを行っているネットワーク機器との接続が切断された場合であっても、接続が切断されたネットワーク機器との貸し借り関係に関する情報を管理情報131aに保持する。そのため、新たなネットワーク機器(ネットワーク機器1c)が、ネットワーク機器1aと過去に接続していたネットワーク機器である場合、ネットワーク機器1a及び新たなネットワーク機器(ネットワーク機器1c)は、ライセンスの貸し借りを行うための処理を再度実行する必要がなくなる。

0137

また、新たなネットワーク機器(ネットワーク機器1c)が、ネットワーク機器1aと過去に接続していたネットワーク機器から、シリアル番号が変更されたネットワーク機器である場合であっても、ネットワーク機器1aは、ライセンスの貸し借りを行うための処理を再度実行する必要がなくなる。

0138

さらに、新たなネットワーク機器(ネットワーク機器1c)が、ネットワーク機器1aと過去に接続していたネットワーク機器から、ドメインIDが変更されたネットワーク機器である場合であっても、ネットワーク機器1aは、ライセンスの貸し借りを行うための処理を再度実行する必要がなくなる。

0139

[S75の処理の具体例]
次に、S75の処理の具体例について説明を行う。図29は、S75の処理が実行される前の対応情報132aの具体例を説明する図である。図29に示す対応情報132aは、対応情報132aに含まれる各情報を識別する「ID」と、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器を識別する「ネットワーク機器」とを項目として有する。また、図29に示す対応情報132aは、各ネットワーク機器のドメインIDである「ドメインID」と、各ネットワーク機器のシリアル番号である「シリアル番号」とを項目として有する。

0140

具体的に、図29に示す対応情報132aのうち、「ID」が「1」である情報には、「ネットワーク機器」として「1a」が設定され、「ドメインID」として「D1」が設定され、「シリアル番号」として「aaa」が設定されている。図29に含まれる他の情報については説明を省略する。

0141

そして、図30は、S75の処理が実行された後の対応情報132aの具体例を説明する図である。図30に示す対応情報132aは、図29に示す対応情報132aと比較して、「ID」が「3」である情報の「シリアル番号」に設定された情報が「eee」に更新されている(図30の下線部分)。

0142

すなわち、対応情報管理部113aは、接続状態検出部112aが新たな接続されたネットワーク機器を検出した場合、情報格納領域130aに記憶された対応情報132aの更新を行う。これにより、ネットワーク機器1aは、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器の現在の状態を反映させた対応情報132aを保持することが可能になる。そのため、ネットワーク機器1a(フレーム送信部116a)は、例えば、各ネットワーク機器の現在の状態を反映させて対応情報132aに基づいて各フレームの作成を行うことが可能になる。

0143

なお、ネットワーク機器群10と過去に接続されていない新たなネットワーク機器がネットワーク機器群10に接続する場合、その新たなネットワーク機器の情報は、対応情報132aに存在しない。そのため、この場合、管理者は、新たなネットワーク機器に関する情報を対応情報132aに追加するものであってもよい。

0144

[S84の処理の具体例]
図31は、図30に示す対応情報132aの状態の後、S84の処理が実行された後の対応情報132aの具体例を説明する図である。具体的に、図31に示す対応情報132aは、図27に示す対応情報132aと比較して、「ID」が「3」である情報の「ドメインID」が「D6」に更新されている(図31の下線部分)。これにより、ネットワーク機器1aは、ネットワーク機器群10に含まれる各ネットワーク機器の現在の状態を反映させた対応情報132aを保持することが可能になる。

0145

[S63の処理の詳細]
次に、図14のS63の処理の詳細について説明する。図32及び図33は、S63の処理の詳細を説明する図である。具体的に、図32(A)は、ネットワーク機器1aがライセンスの貸し借り関係を解消した場合の管理情報131aを説明する図であり、図32(B)は、ネットワーク機器1aがライセンスの貸し借り関係を解消した場合の管理情報131cを説明する図である。また、図33(A)は、ネットワーク機器1aが新たにライセンスの貸し出しを行った場合の管理情報131aを説明する図であり、図32(B)は、ネットワーク機器1aが新たにライセンスの貸し出しを行った場合の管理情報131cを説明する図である。

0146

図25(A)及び図25(B)に示す例において、ネットワーク機器1aは、管理情報131aに含まれる「ID」が「6」であるライセンスをネットワーク機器1cに貸し出している。この状態において、ネットワーク機器1aとネットワーク機器1cとの接続が切断された場合、ネットワーク機器1aは、図32(A)に示すように、ネットワーク機器1cに貸し出していたライセンス(管理情報131aに含まれる「ID」が「6」であるライセンス)についての貸し出し関係を解消するものであってもよい。

0147

具体的に、図32(A)に示す管理情報131aは、図25(A)に示す管理情報131aと比較して、「ID」が「6」である情報の「貸し出し先ネットワーク機器」が「1a」に更新され、「ステータス」が「own」に更新されている。一方、ネットワーク機器1aとネットワーク機器1cとの接続が切断されているため、図32(B)に示す管理情報131cは、図25(B)に示す管理情報131cと比較して更新されていない。

0148

さらに、この場合、ネットワーク機器1aは、図33(A)に示すように、貸し出し関係を解消したライセンス(管理情報131aに含まれる「ID」が「6」であるライセンス)を、他のネットワーク機器(例えば、ネットワーク機器1b)に貸し出すものであってもよい。

0149

具体的に、図33(A)に示す管理情報131aは、図25(A)に示す管理情報131aと比較して、「ID」が「6」である情報の「貸し出し先ネットワーク機器」が「1b」に更新され、「ステータス」が「rent」に更新されている。なお、この場合においても、ネットワーク機器1aとネットワーク機器1cとの接続が切断されているため、図32(B)に示す管理情報131cは、図25(B)に示す管理情報131cと比較して更新されていない。

0150

ここで、図33(A)及び図33(B)に示す状態の後、ネットワーク機器1aとネットワーク機器1cとの接続が再開された場合であっても、ネットワーク機器1aは、管理情報131aに含まれる「ID」が「6」であるライセンスをネットワーク機器1cに貸し出さない。

0151

すなわち、図33(A)に示す管理情報131aに含まれる「ID」が「6」である情報の「貸し出し先ネットワーク機器」には、「1b」が設定されている。さらに、図33(A)に示す管理情報131aに含まれる「ID」が「6」である情報の「ステータス」に「rent」が設定されている。そのため、ネットワーク機器1aは、ネットワーク機器1cに対して使用許可フレームの送信を行わない(図14のS63のNO)。

0152

これにより、ネットワーク機器1aは、貸し出し関係にあったネットワーク機器との接続が切断されている間に、貸し出していたライセンスを他のネットワーク機器に貸し出した場合であっても、同一のライセンスが複数のネットワーク機器に貸し出されることを防止することが可能になる。

0153

以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。

0154

(付記1)
第1の装置に対して使用の許可を行うライセンスを管理するライセンス管理装置であって、
前記第1の装置とネットワークを介して接続された複数の接続先装置に含まれる第2の装置との間で融通したライセンスに関する情報と、前記第1の装置のライセンスに関する情報を含む管理情報を記憶する記憶部と、
前記ネットワークにおける接続状態の変化を検出する検出部と、
前記検出部が前記接続状態の変化を検出した場合、前記複数の接続先装置のうち前記接続状態が変化した接続先装置との接続情報に基づき、前記管理情報を更新する管理部と、を有する、
ことを特徴とするライセンス管理装置。

0155

(付記2)
付記1において、
前記管理部は、前記第2の装置が使用を許可された第1ライセンスを、前記第1の装置が前記第2の装置から借り受けた場合、前記第1の装置が前記第1ライセンスの使用を許可されたことを示す第1借り受け情報を、前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶し、
前記管理部は、前記管理情報に前記第1借り受け情報が含まれる場合において、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が切断されたことを検出した場合、前記第1借り受け情報に代えて、前記第1の装置が前記第1ライセンスの使用を許可されていないことを示す第2借り受け情報を、前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶する、
ことを特徴とするライセンス管理装置。

0156

(付記3)
付記1において、
前記管理部は、前記第1の装置が使用を許可された第2ライセンスを、前記第1の装置が前記第2の装置に貸し出した場合、前記第1の装置が前記第2ライセンスの使用を許可されていないことを示す第1貸し出し情報を、前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶し、
前記管理部は、前記管理情報に前記第1貸し出し情報が含まれる場合において、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が切断されたことを検出した場合、前記第1貸し出し情報に代えて、前記第2の装置が前記第2ライセンスの使用を許可されていないことを示す第2貸し出し情報を、前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶する、
ことを特徴とするライセンス管理装置。

0157

(付記4)
付記2において、
前記管理部は、前記管理情報に前記第1借り受け情報または前記第2借り受け情報が含まれる場合において、前記第1ライセンスを前記第1の装置から前記第2の装置に返却する場合、前記記憶部に記憶された前記管理情報を、前記第1借り受け情報または前記第2借り受け情報を含まないように更新する、
ことを特徴とするライセンス管理装置。

0158

(付記5)
付記3において、
前記管理部は、前記管理情報に前記第1貸し出し情報または前記第2貸し出し情報が含まれる場合において、前記第2ライセンスを前記第2の装置から前記第1の装置に返却する場合、前記記憶部に記憶された前記管理情報を、前記第1貸し出し情報または前記第2貸し出し情報を含まないように更新する、
ことを特徴とするライセンス管理装置。

0159

(付記6)
付記2において、
前記管理部は、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が切断されたことを検出した後、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が再開されたことを検出した場合、前記第2借り受け情報に代えて、前記第1借り受け情報を前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶する、
ことを特徴とするライセンス管理装置。

0160

(付記7)
付記3において、
前記管理部は、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が切断されたことを検出した後、前記検出部が前記第1の装置と前記第2の装置との接続が再開されたことを検出した場合、前記第2貸し出し情報に代えて、前記第1貸し出し情報を前記管理情報の一部として前記記憶部に記憶する、
ことを特徴とするライセンス管理装置。

0161

(付記8)
付記6または7において、
前記複数の装置に含まれる各装置には、前記複数の装置から各装置を識別する第1識別情報及び第2識別情報が割り当てられており、
前記検出部は、前記接続状態の変化を検出する際に、前記第1識別情報及び前記第2識別情報に基づいて、前記複数の装置に含まれる各装置の識別を行い、
前記検出部は、前記第1の装置と前記第2の装置との接続が切断されたことを検出した後、前記第1識別情報及び前記第2識別情報のうちのいずれか一方のみが割り当てられた装置と前記第1の装置との接続を検出した場合、前記第1の装置との接続を検出した前記装置を前記第2の装置と判定する、
ことを特徴とするライセンス管理装置。

0162

(付記9)
付記1において、
前記複数の装置に含まれる各装置は、ファイバーチャネルスイッチである、
ことを特徴とするライセンス管理装置。

0163

(付記10)
第1の装置に対して使用の許可を行うライセンスを管理する処理をコンピュータに実行させる管理プログラムであって、
前記第1の装置とネットワークを介して接続された複数の接続先装置に含まれる第2の装置との間で融通したライセンスに関する情報と、前記第1の装置のライセンスに関する情報を含む管理情報を記憶部に記憶し、
前記ネットワークにおける接続状態の変化を検出し、
前記接続状態の変化が検出された場合、前記複数の接続先装置のうち前記接続状態が変化した接続先装置との接続情報に基づき、前記管理情報を更新する、
ことを特徴とする管理プログラム。

0164

1a:ネットワーク機器1b:ネットワーク機器
1c:ネットワーク機器 10:ネットワーク機器群

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