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技術 画像形成装置

出願人 キヤノン株式会社
発明者 菊地健西上床力
出願日 2016年6月28日 (5年7ヶ月経過) 出願番号 2016-127170
公開日 2017年3月9日 (4年11ヶ月経過) 公開番号 2017-049575
状態 特許登録済
技術分野 電子写真一般。全体構成、要素
主要キーワード 外径直径 引出し部材 断面略方形 引出しユニット 断面長円状 引き出し部材 当接摺動 引き出しユニット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月9日)のものです。
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図面 (20)

課題

本発明は、像露光部材を有する支持部材内カートリッジを装着する際に、像露光部材とカートリッジとの衝突を回避できる画像形成装置を提供する。

解決手段

ガイド部13h〜13kと、被規制部4j,4k,8j,8kと、プロセスカートリッジPがガイド部13h〜13kと係合しない位置にある時に被規制部4j,4k,8j,8kの位置を規制可能な規制部13rと、を有し、引き出し部材13は、プロセスカートリッジPの装着部13fへの装着方向に関して発光面3a1の上流側が開放されており、被規制部4j,4k,8j,8kが規制部13rに当接して該被規制部4j,4k,8j,8kの位置を規制している時、枠体4a,8aと発光面3a1との間に隙間Gが形成される。

概要

背景

従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、感光ドラムと、該感光ドラムに作用する現像ローラ及び画像形成に用いる現像剤(トナー)を収容した現像ユニットと、を一体化したカートリッジ方式が知られている。

また、感光ドラムとは別体で、現像ユニットのみで構成される現像カートリッジ方式も知られている。これらのカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスサービスマンによらずにユーザ自身で行うことができる。そのため、これらのカートリッジ方式は電子写真画像形成装置に広く用いられている。

また、カートリッジを着脱可能に支持する支持部材を設け、この支持部材を電子写真画像形成装置の本体内から所定位置まで引き出すことで、各カートリッジの交換作業を行えるように構成した技術も知られている。この技術によれば、ユーザは現像剤の交換を容易に行うことができる。

また、特許文献1では、カートリッジを着脱可能に支持する支持部材に感光ドラムの表面を露光して静電潜像を形成する像露光部材を設ける。これにより像露光部材の退避スペースを削減しつつ、ユーザによるカートリッジの交換作業性両立させる技術が提案されている。

概要

本発明は、像露光部材を有する支持部材内にカートリッジを装着する際に、像露光部材とカートリッジとの衝突を回避できる画像形成装置を提供する。ガイド部13h〜13kと、被規制部4j,4k,8j,8kと、プロセスカートリッジPがガイド部13h〜13kと係合しない位置にある時に被規制部4j,4k,8j,8kの位置を規制可能な規制部13rと、を有し、引き出し部材13は、プロセスカートリッジPの装着部13fへの装着方向に関して発光面3a1の上流側が開放されており、被規制部4j,4k,8j,8kが規制部13rに当接して該被規制部4j,4k,8j,8kの位置を規制している時、枠体4a,8aと発光面3a1との間に隙間Gが形成される。

目的

本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、像露光部材を有する支持部材内にカートリッジを装着する際に、像露光部材とカートリッジとの衝突を回避できる画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

少なくとも像担持体を有するカートリッジと、前記カートリッジを支持した状態で画像形成装置の本体の内側に位置する内側位置と、前記画像形成装置の本体の外側に位置する外側位置との間を移動可能な支持部材と、前記支持部材に設けられ、前記カートリッジを前記像担持体の軸線方向と直交する方向から装着可能な装着部と、前記装着部に設けられ、発光面から前記像担持体に向けて光を出射して前記像担持体に潜像を形成する像露光部材と、前記支持部材に設けられ、前記カートリッジが前記装着部に向かって移動するよう、前記カートリッジと係合して前記カートリッジをガイドするガイド部と、枠体に設けられた被規制部と、前記支持部材に設けられ、前記カートリッジが前記ガイド部と係合しない位置にある時に前記被規制部の位置を規制可能な規制部と、を有し、前記支持部材は、前記カートリッジの前記装着部への装着方向に関して前記発光面の上流側が開放されており、前記被規制部が前記規制部に当接して前記被規制部の位置を規制している時、前記枠体と前記発光面との間に隙間が形成されることを特徴とする画像形成装置。

請求項2

前記被規制部と前記規制部とは、互いの平面部が当接することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記被規制部は、前記カートリッジが前記装着部に装着された状態において、前記像露光部材を挟んで両側に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。

請求項4

前記カートリッジが前記装着部に装着された状態において、前記カートリッジの周方向回転姿勢を規制する回転規制部を有し、前記被規制部が前記回転規制部により規制されて前記カートリッジの周方向の回転姿勢が規制されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。

請求項5

前記カートリッジは前記像担持体にトナーを供給する現像部材を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。

請求項6

前記カートリッジが前記装着部に装着された状態において、前記現像部材は前記像担持体に当接する位置と前記像担持体から離間した位置とへ移動可能であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。

請求項7

前記像露光部材は前記像担持体の回転軸線方向に配列された複数の発光素子を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。

請求項8

カートリッジと、前記カートリッジを支持した状態で画像形成装置の本体の内側に位置する内側位置と、前記画像形成装置の本体の外側に位置する外側位置との間を移動可能な支持部材と、前記支持部材に設けられ、前記カートリッジを長手方向と直交する方向から装着可能な装着部と、前記装着部に設けられ、像担持体に潜像を形成する像露光部材と、枠体に設けられた回転被規制部と、前記装着部に設けられ、前記回転被規制部と当接して前記カートリッジの回転姿勢を位置決めする回転規制部と、を有し、前記カートリッジを前記装着部に装着する際に前記回転被規制部が前記回転規制部に規制された後に、前記枠体と前記像露光部材とが前記カートリッジの装着方向において重なり始めることを特徴とする画像形成装置。

請求項9

前記回転規制部は、前記カートリッジの装着方向に沿って設けられた溝部により構成され、前記回転被規制部は、前記溝部の幅に対応する幅を有する平面部を有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。

請求項10

前記回転被規制部は、画像形成時の前記カートリッジの回転姿勢の位置決めを兼ねることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。

請求項11

前記カートリッジは、前記像担持体に対向して設けられる現像部材を有し、前記カートリッジは、前記像担持体を支持する第一の枠体と、前記現像部材を支持する第二の枠体とが、互いに移動可能に構成され、前記回転被規制部は、前記第一の枠体または前記第二の枠体の何れか一方に設けられ、前記回転被規制部が設けられた前記枠体には、前記カートリッジを把持して前記装着部に装着するための把持部を有することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。

請求項12

前記カートリッジは前記像担持体にトナーを供給する現像部材を備えることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、カートリッジ着脱可能な画像形成装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、感光ドラムと、該感光ドラムに作用する現像ローラ及び画像形成に用いる現像剤(トナー)を収容した現像ユニットと、を一体化したカートリッジ方式が知られている。

0003

また、感光ドラムとは別体で、現像ユニットのみで構成される現像カートリッジ方式も知られている。これらのカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスサービスマンによらずにユーザ自身で行うことができる。そのため、これらのカートリッジ方式は電子写真画像形成装置に広く用いられている。

0004

また、カートリッジを着脱可能に支持する支持部材を設け、この支持部材を電子写真画像形成装置の本体内から所定位置まで引き出すことで、各カートリッジの交換作業を行えるように構成した技術も知られている。この技術によれば、ユーザは現像剤の交換を容易に行うことができる。

0005

また、特許文献1では、カートリッジを着脱可能に支持する支持部材に感光ドラムの表面を露光して静電潜像を形成する像露光部材を設ける。これにより像露光部材の退避スペースを削減しつつ、ユーザによるカートリッジの交換作業性両立させる技術が提案されている。

先行技術

0006

特開2009−157135号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、特許文献1において、ユーザがカートリッジを支持部材内へ装着する際に、誤って正規の装着位置とは異なる位置に装着しようとした場合、像露光部材と、カートリッジを構成する枠体とが衝突する恐れがある。それにより、像露光部材が損傷し、画像形成に支障をきたす恐れがある。

0008

また、特許文献1では、ユーザがカートリッジを支持部材内へ装着するには、カートリッジの回転軸を支持部材内のガイド溝に沿って装着する。その装着途中でユーザが回転軸を中心にしてカートリッジを回転させる動作を行った場合、カートリッジと、像露光部材とが衝突する恐れがある。

0009

本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、像露光部材を有する支持部材内にカートリッジを装着する際に、像露光部材とカートリッジとの衝突を回避できる画像形成装置を提供するものである。

課題を解決するための手段

0010

前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、少なくとも像担持体を有するカートリッジと、前記カートリッジを支持した状態で画像形成装置の本体の内側に位置する内側位置と、前記画像形成装置の本体の外側に位置する外側位置との間を移動可能な支持部材と、前記支持部材に設けられ、前記カートリッジを前記像担持体の軸線方向と直交する方向から装着可能な装着部と、前記装着部に設けられ、発光面から前記像担持体に向けて光を出射して前記像担持体に潜像を形成する像露光部材と、前記支持部材に設けられ、前記カートリッジが前記装着部に向かって移動するよう、前記カートリッジと係合して前記カートリッジをガイドするガイド部と、枠体に設けられた被規制部と、前記支持部材に設けられ、前記カートリッジが前記ガイド部と係合しない位置にある時に前記被規制部の位置を規制可能な規制部と、を有し、前記支持部材は、前記カートリッジの前記装着部への装着方向に関して前記発光面の上流側が開放されており、前記被規制部が前記規制部に当接して前記被規制部の位置を規制している時、前記枠体と前記発光面との間に隙間が形成されることを特徴とする。

0011

前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の別の代表的な構成は、カートリッジと、前記カートリッジを支持した状態で画像形成装置の本体の内側に位置する内側位置と、前記画像形成装置の本体の外側に位置する外側位置との間を移動可能な支持部材と、前記支持部材に設けられ、前記カートリッジを長手方向と直交する方向から装着可能な装着部と、前記装着部に設けられ、像担持体に潜像を形成する像露光部材と、枠体に設けられた回転被規制部と、前記装着部に設けられ、前記回転被規制部と当接して前記カートリッジの回転姿勢位置決めする回転規制部と、を有し、前記カートリッジを前記装着部に装着する際に前記回転被規制部が前記回転規制部に規制された後に、前記枠体と前記像露光部材とが前記カートリッジの装着方向において重なり始めることを特徴とする。

発明の効果

0012

本発明によれば、像露光部材を有する支持部材内にカートリッジを装着する際に、像露光部材とカートリッジとの衝突を回避できる。

図面の簡単な説明

0013

画像形成装置の構成を示す断面説明図である。
画像形成装置の本体から支持部材を引き出してカートリッジを装着する様子を示す断面説明図である。
画像形成装置の本体の支持部材を装着する装着部の構成を示す斜視説明図である。
画像形成装置の本体の支持部材を装着する装着部の構成を示す斜視説明図である。
画像形成装置の支持部材の構成を示す斜視説明図である。
支持部材の構成を示す斜視説明図である。
カートリッジの構成を駆動側から見た斜視説明図である。
カートリッジを支持部材の装着部に装着した様子を示す断面説明図である。
カートリッジの構成を示す断面説明図である。
カートリッジを支持部材の装着部に装着する様子を非駆動側から見た斜視説明図である。
支持部材の装着部にカートリッジを装着した様子を非駆動側から見た斜視説明図である。
支持部材を画像形成装置の本体内に装着する様子を示す断面説明図である。
(a)はカートリッジを支持部材の装着部に装着する様子を示す断面説明図である。(b)はカートリッジを支持部材の装着部に装着完了した様子を示す断面説明図である。
カートリッジを支持部材の装着部に誤って装着した様子を示す断面説明図である。
画像形成装置のカートリッジを支持部材の装着部に誤って装着した様子を示す断面説明図である。
画像形成装置のカートリッジを支持部材の装着部に誤って装着した様子を示す断面説明図である。
画像形成装置のカートリッジを支持部材の装着部に装着する様子を示す断面説明図である。
画像形成装置のカートリッジを支持部材の装着部に装着する様子を示す断面説明図である。
カートリッジを支持部材の装着部に装着した様子を示す断面説明図である。
カートリッジを支持部材の装着部に装着完了した様子を示す断面説明図である。

0014

図により本発明に係る画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。

0015

先ず、図1図14を用いて本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。

0016

<画像形成装置>
図1は本実施形態の画像形成装置100の構成を示す断面説明図である。図2は本実施形態の画像形成装置100において支持部材となる引き出し部材13を画像形成装置100本体から引き出した状態を示す断面説明図である。

0017

本実施形態の画像形成装置100本体には、図1の左右方向で示す水平方向に並べて設けられたイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色のプロセスカートリッジ(カートリッジ)PY,PM,PC,PKが設けられている。各色のプロセスカートリッジPは、図2の上下方向(矢印a方向)に着脱可能に設けられている。

0018

尚、説明の都合上、各プロセスカートリッジPY,PM,PC,PKを代表して単にプロセスカートリッジPを用いて説明する場合もある。他の画像形成プロセス手段についても同様である。

0019

各プロセスカートリッジPには、それぞれ電子写真感光体からなる像担持体となる感光ドラム1が回転可能に設けられている。各感光ドラム1は、図示しないモータ等の駆動手段によって図1反時計回り方向に回転するように構成されている。

0020

画像形成装置100には、電子写真方式の画像形成プロセス手段として、感光ドラム1の他にも帯電手段となる帯電ローラ2が設けられる。更に、像露光部材となるLED(Light Emitting Diode;発光ダイオードユニット3が設けられる。更に、現像手段となる現像ユニット4、転写体となる中間転写ベルト5、一次転写手段となる一次転写ローラ12等が設けられている。帯電ローラ2は、感光ドラム1の表面を均一に帯電する。

0021

図8に示すように、像露光部材となるLEDユニット3は、LEDヘッド3a、該LEDヘッド3aを固定支持する支持部材3bを有して構成される。更に、該LEDヘッド3aと支持部材3bとを感光ドラム1の表面に向けて付勢するコイルバネからなる付勢部材3c等を有して構成される。

0022

LEDヘッド3aは、図8に示す感光ドラム1の下方で、該感光ドラム1の表面に対向するように配置される。LEDヘッド3aには、感光ドラム1の軸方向における感光面全体に亘って対向する複数の発光素子としてのLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)が配置されている。複数のLED(発光素子)は互いに独立して発光可能で感光ドラム1(像担持体)の回転軸線方向に並んで配列されている。即ち、LEDユニット3(像露光部材)は、感光ドラム1(像担持体)の回転軸線方向に配列された複数のLED(発光素子)を備えている。

0023

LEDから発せられた光はLEDヘッド3aに設けられた不図示のレンズを通過し、発光面3a1を通ってLEDヘッド3a外へ出射される。発光面3a1はLEDヘッド3aの最上部に設けられており、発光面3a1の法線方向のベクトルL1は鉛直上方向成分を含んでいる。尚、発光面3a1の法線方向のベクトルL1は、発光面3a1から感光ドラム1に向けて出射する光の出射方向と一致する。各LEDは、図1に示す制御基板50に実装された制御手段となる制御部により発信された信号により発光し、各帯電ローラ2により一様に帯電されたそれぞれの感光ドラム1の表面上に画像情報に応じた静電潜像を形成していく。

0024

本実施形態では、像露光部材の一例としてLEDユニット3を用いた場合について説明したが、発光素子としての他に、EL(Electro-Luminescence;エレクトロルミネッセンス素子等でも良い。尚、EL(エレクトロルミネッセンス)とは、物質電気エネルギーを与えた場合、電子基底状態から励起状態へ移った後、再び、基底状態に戻るときに光を放出する現象のことである。

0025

図1及び図8に示すように、制御基板50と、LEDヘッド3aとは、ケーブル51により電気的に接続されている。ケーブル51は、各プロセスカートリッジPを着脱可能に装着する引き出し部材13の下方から該引き出し部材13の外側に引き出され、折り返し部51aで折り返されて制御基板50に接続されている。

0026

図1及び図8に示す現像ユニット4は、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像に現像剤であるトナー7を供給して現像する。各感光ドラム1の表面に対向して駆動ローラ5a、二次転写対向ローラ5b、テンションローラ5cにより回転可能に張架された中間転写ベルト5が設けられている。中間転写ベルト5の内周面側には、各感光ドラム1の表面に対向して一次転写手段となる一次転写ローラ12が設けられている。

0027

各感光ドラム1の表面上に形成されたトナー画像は、一次転写手段となる一次転写ローラ12に一次転写バイアス電圧印加されることにより順次、図1時計回り方向に回転する中間転写ベルト5の外周面上に一次転写されて重畳される。

0028

一方、給送カセット17内に収容された記録材Sは、給送ローラ18により繰り出される。更に、図示しない分離手段との協働により一枚ずつ分離給送される。そして、一旦停止しているレジストローラ19のニップ部に記録材Sが当接する。そして、該記録材Sのの強さにより斜行補正された後、所定のタイミングで中間転写ベルト5と二次転写手段となる二次転写ローラ29との間に形成される二次転写ニップ部に搬送される。

0029

中間転写ベルト5の外周面上に一次転写されたトナー画像は、前記二次転写ニップ部において二次転写ローラ29に二次転写バイアス電圧が印加されて該中間転写ベルト5と二次転写ローラ29とにより挟持搬送される記録材Sの表面上に二次転写される。

0030

尚、記録材Sの具体例としては、紙やOHP(Over Head Projector)に使用される透明なシートからなるOHT(Over Head Transparency)シートや布等が適用出来る。

0031

画像形成装置100には、トナー画像を転写した後の感光ドラム1の表面上に残ったトナー7を除去するクリーニング手段となるクリーニング装置6が設けられている。

0032

感光ドラム1は、例えば、アルミニウム製のシリンダの外周面にOPC(Organic Photo Conductor;有機光半導体)からなる有機光導伝体層(OPC感光体)が塗布されたものである。感光ドラム1は、その両端部が図示しない支持部材によって回転自在に支持されている。そして、一方の端部に、図示しない駆動源となるモータからの回転駆動力を受ける図7に示す被カップリング部材47が設けられている。これにより、感光ドラム1は、モータの駆動力が被カップリング部材47を介して伝達され、図1の時計回り方向に回転する。

0033

本実施形態の帯電ローラ2は、接触帯電方式のものを採用している。より具体的には、帯電ローラ2は、ローラ状に形成された導電性ローラからなり、該帯電ローラ2が感光ドラム1の表面に当接する。そして、該帯電ローラ2に図示しない帯電バイアス電源から帯電バイアス電圧を印加することによって、感光ドラム1の表面を一様に帯電させる。

0034

<カートリッジ>
図9は本実施形態のプロセスカートリッジPの構成を示す断面説明図である。図9に示すように、各現像ユニット4は、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色の現像剤となるトナー7をそれぞれ収容する現像剤容器となるトナー容器41を有している。

0035

各トナー容器41内には、該トナー容器41内に収容されたトナー7を撹拌すると共に、該トナー容器41の上部に設けられた供給ローラ43に向かってトナー7を搬送する回転可能な搬送部材48が設けられている。供給ローラ43は、感光ドラム1の表面に対向して配置された現像部材となる現像ローラ40にトナー7を供給する。本実施形態のプロセスカートリッジP(カートリッジ)は、感光ドラム1(像担持体)にトナーを供給する現像ローラ40(現像部材)を備える。

0036

トナー容器41内のトナー7は、搬送部材48により搬送されて供給ローラ43に送り込まれる。そして、該供給ローラ43と、現像ローラ40の外周面に圧接された現像ブレード44とによって該現像ローラ40の外周面上にトナー7が塗布され、且つトナー7に電荷が付与される。

0037

そして、現像ローラ40に図示しない現像バイアス電源から現像バイアス電圧を印加することにより、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像にトナー7が付着してトナー画像が形成される。

0038

尚、現像ローラ40は、感光ドラム1に対向し、且つ接触するように配置されている。トナー7を収容するトナー容器41が設けられた現像ユニット4と、感光ドラム1を回転可能に支持する感光体ユニット8とは、穴部8b(図7参照)を中心に回動自在に設けられて一体的にプロセスカートリッジPを形成している。現像ユニット4と、感光体ユニット8とは、コイルバネからなる付勢部材9により付勢されて現像ローラ40と感光ドラム1とが圧接されている。

0039

プロセスカートリッジPは、画像形成によりトナー容器41内のトナー7が消費されて寿命となった際には、ユーザにより画像形成装置100本体からプロセスカートリッジP毎交換することができるようになっている。

0040

画像形成動作
次に、図1及び図9を用いて画像形成装置100により記録材Sにフルカラー画像を形成する画像形成動作について説明する。図1において、各プロセスカートリッジPの感光ドラム1が図1の反時計回り方向に所定の周速度で回転駆動される。帯電ローラ2は感光ドラム1に対して従動回転する。

0041

また、中間転写ベルト5も感光ドラム1の回転方向に対して順方向となる図1の時計回り方向に該感光ドラム1の表面の周速度に対応した周速度で回転駆動される。中間転写ベルト5は、可撓性を有する誘電体性の無端状ベルトで構成される。中間転写ベルト5は、図示しない駆動源となるモータの回転駆動力が伝達されて回転する駆動ローラ5aと、二次転写対向ローラ5bと、テンションローラ5cとにより回転可能に張架されている。

0042

中間転写ベルト5を形成する無端状ベルトは、図2に示す引き出し部材13の移動方向(図2の左右方向)と同方向に張架されている。中間転写ベルト5の軸方向の幅は、感光ドラム1の軸方向(長手方向)の幅に対応して設定されている。

0043

図9に示す現像ローラ40と、供給ローラ43とは、それぞれ所定の周速度で回転駆動される。この駆動に同期して、各プロセスカートリッジPにおいて、それぞれ所定のタイミングで、図1に示す帯電ローラ2に対して図示しない帯電バイアス電源から所定の帯電バイアス電圧が印加される。

0044

これにより帯電ローラ2によって、感光ドラム1の表面が所定の極性電位に一様に帯電される。各LEDユニット3は、各プロセスカートリッジPのそれぞれの感光ドラム1の表面をイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色の画像信号に応じて情報光を露光する。これにより、各プロセスカートリッジPのそれぞれの感光ドラム1の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。

0045

そして、各プロセスカートリッジPにおいて、現像ローラ40には所定のタイミングで図示しない現像バイアス電源から所定の現像バイアス電圧が印加される。これにより各現像ローラ40の表面に担持された各色のトナー7がそれぞれの感光ドラム1の表面に形成された静電潜像に供給されて、それぞれトナー画像として現像される。

0046

このような電子写真画像形成プロセス動作によりプロセスカートリッジPYの感光ドラム1にはフルカラー画像のイエローY色成分に対応するイエローY色のトナー画像が形成される。

0047

図1に示すように、一次転写ローラ12は、中間転写ベルト5を挟んで感光ドラム1の表面に圧接している。これにより一次転写ニップ部が形成されている。そして、図1に示す一次転写ローラ12に図示しない一次転写バイアス電源から一次転写バイアス電圧が印加される。これにより感光ドラム1の表面に形成されたトナー画像が該感光ドラム1の表面と、中間転写ベルト5の外周面との当接部である一次転写ニップ部において該中間転写ベルト5の外周面上に一次転写される。

0048

同様に、プロセスカートリッジPMにおいては、感光ドラム1の表面に形成されたマゼンタM色のトナー画像が中間転写ベルト5の外周面上に重畳して一次転写される。プロセスカートリッジPCにおいては、感光ドラム1の表面に形成されたシアンC色のトナー画像が中間転写ベルト5の外周面上に更に重畳して一次転写される。プロセスカートリッジPKにおいては、感光ドラム1の表面に形成されたブラックK色のトナー画像が中間転写ベルト5の外周面上に更に重畳して一次転写される。

0049

これにより中間転写ベルト5の外周面上には、イエローY色、マゼンタM色、シアンC色、ブラックK色の四色のフルカラーの未定着トナー画像が重畳して合成形成される。尚、中間転写ベルト5の外周面上に順次に重畳して転写するトナー画像の色の順序は、前述した順序に限定する必要はなく、適宜の色順序で重畳することが出来る。

0050

各プロセスカートリッジPにおいて、各感光ドラム1の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト5の外周面上に一次転写する。その後、該各感光ドラム1の表面上に残留した転写残トナーは、図9に示すクリーニング装置6に設けられたクリーニングブレード6aにより掻き取られて除去された後、廃トナー容器30内に回収収容される。

0051

一方、所定のタイミングで図1に示す給送ローラ18が回転駆動される。これにより、給送カセット17内に積載収納されているシート状の記録材Sが給送される。該記録材Sがレジストローラ19により所定のタイミングで中間転写ベルト5の外周面と、二次転写ローラ29との当接部である二次転写ニップ部に導入される。

0052

二次転写ローラ29には、トナー7の帯電極性とは逆極性所定電位の二次転写バイアス電圧が所定のタイミングで印加される。これにより記録材Sが二次転写ニップ部を挟持搬送されていく過程で中間転写ベルト5の外周面上の四色のトナー画像を重畳したトナー画像が記録材Sに一括して二次転写される。

0053

二次転写ニップ部を通過した記録材Sは、中間転写ベルト5の外周面から分離されて定着手段となる定着装置20に導入される。そして、該定着装置20に設けられた定着ローラ加圧ローラとによる定着ニップ部で加熱及び加圧されてトナー画像が記録材Sに熱定着される。

0054

これにより各色のトナー画像の混色及び記録材Sへの熱定着がなされる。そして、フルカラートナー画像が熱定着された記録材Sは定着装置20から排出された後、排出ローラ23により挟持搬送されて排出トレイ24上に排出される。

0055

本実施形態の二次転写ローラ29は、図示しない移動手段により中間転写ベルト5の外周面に当接して二次転写ニップ部を形成する第一位置と、中間転写ベルト5の外周面から離間して退避した第二位置とに移動可能である。そして、画像形成装置100の画像形成動作時には、二次転写ローラ29は、第一位置に移動され、非画像形成時には第二位置に移動される。尚、二次転写ローラ29を中間転写ベルト5の外周面に対して常時当接させる構成とすることもできる。

0056

本実施形態では、感光ドラム1の上方に中間転写ベルト5を配置し、該感光ドラム1の下方にLEDユニット3を配置する構成としている。イエローY色、マゼンタM色、シアンC色、ブラックK色のそれぞれの未定着トナー画像が中間転写ベルト5の外周面上に重畳して形成される。すると、直ぐに、二次転写ローラ29を介して中間転写ベルト5の外周面上に重畳して形成されたフルカラーのトナー画像を記録材Sに一括して転写することができる。従って、初めの印刷物が出力されるまでの時間が早いというメリットがある。

0057

<支持部材>
本実施形態において、画像形成装置100を構成する各種部材(部品)のうち、少なくとも支持部材となる引き出し部材13及びこの引き出し部材13に固定または着脱自在に構成された部材(部品)を除くものを画像形成装置100本体という。

0058

次に、図1及び図2を用いて支持部材となる引き出し部材13の構成について説明する。各プロセスカートリッジPは、支持部材となる引き出し部材13の装着部13f内に装着して支持される。装着部13fは、引き出し部材13(支持部材)に設けられ、各プロセスカートリッジP(カートリッジ)を感光ドラム1(像担持体)の軸線方向と直交する図2に示す矢印a方向から装着可能に構成される。その状態で、引き出し部材13は、画像形成装置100本体(画像形成装置の本体)の内側に位置する内側位置と、画像形成装置100本体の外側に位置する外側位置との間を移動可能に構成される。

0059

図2に示すように、引き出し部材13は、画像形成装置100本体に対して、図2の矢印D1,D2方向(実質的に水平方向)に直線的に移動(押し込み/引き出し)可能に設けられている。引き出し部材13は、画像形成装置100本体の内側に位置する図1に示す内側位置、または画像形成装置100本体の外部に引き出された図2に示す外側位置に移動させることができる。

0060

図2に示すように、引き出し部材13が画像形成装置100本体の外側位置にある状態を考慮する。その状態で、各プロセスカートリッジPは、引き出し部材13に設けられた装着部13fに対して、ユーザによって図2の矢印a方向(実質的に重力方向)である装着方向に装着される。引き出し部材13は、プロセスカートリッジPの装着部13fへの装着方向である矢印a方向に関して発光面3a1の上流側が開放されている。発光面3a1の法線方向のベクトルL1の鉛直方向成分ベクトルは装着方向である矢印a方向の鉛直方向成分ベクトルと逆方向となっている。

0061

図13(a),(b)は装着部13fの正規の装着位置にプロセスカートリッジPが装着される様子を示す。各プロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13fに装着する図2の矢印a方向で示す装着方向は、各プロセスカートリッジPに設けられる各感光ドラム1の軸線方向と直交する方向である。

0062

引き出し部材13の装着部13fに装着された各プロセスカートリッジPは、その長手方向(感光ドラム1の軸線方向)が引き出し部材13の移動方向(図2の矢印D1,D2方向)と直交する方向となるよう配置される。尚、四つのプロセスカートリッジPY,PM,PC,PKは、引き出し部材13の移動方向(図1及び図2の左右方向)に並べて配置される。

0063

各プロセスカートリッジPは、引き出し部材13の装着部13f内に装着された状態で、該引き出し部材13と共に画像形成装置100本体の内側位置に移動する。そして、図1に示すように、引き出し部材13を画像形成装置100本体の内部に移動させる。その状態で、該画像形成装置100本体に対して図示しない回動軸を中心に回動可能なドア10が閉じられる。すると、全てのプロセスカートリッジPが画像形成装置100本体内の所定の位置に位置決めされる。

0064

このように、本実施形態の画像形成装置100では、引き出し部材13により四つのプロセスカートリッジPをまとめて画像形成装置100本体内に装着させることができる。更に、四つのプロセスカートリッジPをまとめて画像形成装置100本体の外部に引き出すことができる。従って、各プロセスカートリッジPを個別に画像形成装置100本体内に装着する構成と比べて、該プロセスカートリッジPの交換時の作業性に優れている。

0065

<支持部材の装着部>
次に、図3及び図4を用いて画像形成装置100本体に設けられる引き出し部材13の装着部11の構成について説明する。図3及び図4は本実施形態の画像形成装置100本体に設けられる引き出し部材13の装着部11の構成を示す斜視説明図である。

0066

尚、図3及び図4においては、画像形成装置100本体に設けられる装着部11の構成が分かり易いように、画像形成装置100本体を構成する部材(部品)のうち、中間転写ベルト5等を省略している。また、図3図4とは、画像形成装置100本体をそれぞれ異なる方向から見た斜視説明図である。

0067

図3及び図4に示すように、画像形成装置100本体の装置フレーム内壁面には、引き出し部材13の移動方向を案内する一対の回転規制部となるガイド部14R,14Lがそれぞれ対向するように設けられている。これらのガイド部14R,14Lは、図5及び図6に示す引き出し部材13の被ガイド部13a〜13dを摺動自在に支持する。図3及び図4に示すように、ガイド部14R,14Lは、断面コ字形状で構成される。

0068

図3及び図4に示すガイド部14R,14Lは、図5及び図6に示す引き出し部材13を画像形成装置100本体の外部に引き出す位置から画像形成装置100本体の内部に収納させる位置まで案内できる。ガイド部14R,14Lは、画像形成装置100本体の入口付近(ドア10の近傍)から奥側まで略水平方向に延設されている。

0069

図3に示すように、ガイド部14Rの上方には、それぞれの感光ドラム1に回転駆動力を伝達するためのドラムカップリング部材25が回転可能に支持されている。一方、ガイド部14Rの下方には、それぞれの現像ローラ40に回転駆動力を伝達するための現像カップリング部材26が回転可能に支持されている。ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26は、ガイド部14Rに沿って、それぞれ水平方向に等間隔に配置されている。

0070

図3に示すドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26を介して画像形成装置100本体に設けられた図示しない駆動源となるモータからの回転駆動力が各プロセスカートリッジPの感光ドラム1及び現像ローラ40にそれぞれ伝達される。

0071

ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26は、ドア10を開いた状態では、画像形成装置100本体の側壁内に退避した状態となっている。ドア10を閉める動作に連動してドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26が画像形成装置100本体の内壁面から突出して各プロセスカートリッジP側に進入する。

0072

感光ドラム1及び現像ローラ40のそれぞれの回転軸に図7に示す被カップリング部材47,45がそれぞれ設けられている。一方、画像形成装置100本体に設けられた図示しない駆動源となるモータからの回転駆動力が図3に示すドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26に伝達される。

0073

図3に示すドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26が図7に示す被カップリング部材47,45にそれぞれ係合する。これにより画像形成装置100本体に設けられた図示しない駆動源となるモータからの回転駆動力が各プロセスカートリッジPの感光ドラム1及び現像ローラ40にそれぞれ伝達される。

0074

次に、図5及び図6を用いて引き出し部材13の構成についてより詳細に説明する。図5は本実施形態の画像形成装置100における引き出し部材13の構成を示す斜視説明図である。図6図5に示す引き出し部材13を反対の側面側から見た斜視説明図である。

0075

引き出し部材13の四隅には、図3及び図4に示す画像形成装置100本体の内壁面に設けられたガイド部14R,14Lに摺動自在に係合してガイドされる被ガイド部13a〜13dが突出して設けられている。図5に示す被ガイド部13a,13cは、図3に示すガイド部14Rに摺動自在に係合してガイドされ、図6に示す被ガイド部13b,13dは、図4に示すガイド部14Lに摺動自在に係合してガイドされる。

0076

図5及び図6に示す被ガイド部13a,13bは、引き出し部材13の側面からそれぞれ外側に突出したコ字形状で構成されている。被ガイド部13a,13bは、図12に示すように、該引き出し部材13が画像形成装置100本体に対する引き出し位置において、該引き出し部材13が傾かないように、引き出し方向(図12の左右方向)に伸びるように構成されている。

0077

図5及び図6に示す被ガイド部13c,13dは、引き出し部材13の側面からそれぞれ外側に突出した円柱形状で構成されている。

0078

図5及び図6に示すように、引き出し部材13の引き出し方向下流側(図12の右側)の端面には、引き出し部材13をユーザが操作するための把手部28が設けられている。把手部28の下方には、図12に示すドア10に一端が係止されたコイルバネからなる押圧部材10aの他端に設けられた当接部10a1が挿入されて当接する凹部15が設けられている。

0079

図1に示すように、引き出し部材13が画像形成装置100本体内の所定位置に挿入された状態でドア10を閉じる。すると、該ドア10の内面に一端が係止された押圧部材10aの他端に設けられた当接部10a1が引き出し部材13の凹部15内に挿入されて該凹部15の壁面に当接する。そして、該押圧部材10aの付勢力により該引き出し部材13を図1の左方向に付勢する。これにより画像形成装置100本体内における引き出し部材13の位置決めを行うことができる。

0080

図5及び図6に示すように、引き出し部材13には、各色のプロセスカートリッジPを装着するための装着部13fが一列に設けられている。

0081

図8に示すように、引き出し部材13の各装着部13fには、LEDユニット3が立設されている。本実施形態では、引き出し部材13と、LEDユニット3とにより引き出しユニットU1として構成されている。

0082

図8に示すように、LEDユニット3の先端部に設けられたLEDヘッド3aは、支持部材3bにより固定支持される。支持部材3bは、引き出し部材13に設けられたホルダ部材13s内を該ホルダ部材13sに沿って図8の上下方向に移動可能に支持されている。

0083

図7及び図10に示すように、各色のプロセスカートリッジPの長手方向の両端部で、感光体ユニット8の第一の枠体8aと、現像ユニット4の第二の枠体4aには、それぞれ円柱状の被規制部4j,4k,8j,8kが突出して設けられている。

0084

一方、図5及び図6に示すように、各装着部13fの長手方向の一端側と他端側には、回転規制部となる溝部からなるガイド部13h,13i,13j,13kがそれぞれ設けられている。ガイド部13h〜13kは、図7及び図10に示す被規制部4j,4k,8j,8kと当接して各色のプロセスカートリッジPの周方向図13(a)の矢印X方向)の回転姿勢を位置決めする。

0085

各装着部13fには、図2の矢印a方向で示すプロセスカートリッジPの装着方向に沿って設けられた溝部からなるガイド部13h〜13kが設けられている。ガイド部13h〜13kのそれぞれの溝幅は、円柱状の被規制部4j,4k,8j,8kの外径直径に対応する溝幅を有して形成されている。

0086

各ガイド部13h〜13kは、引き出し部材13の上下方向(鉛直方向)に延びている。引き出し部材13の各装着部13fに設けられた溝部からなる各ガイド部13h〜13k内に各プロセスカートリッジPに設けられた円柱形状の被規制部4j,4k,8j,8kを挿入する。これにより各色のプロセスカートリッジPを各装着部13f内に装着して位置決めすることができる。

0087

図6に示すガイド部13h,13iの間と、図5に示すガイド部13j,13kの間には、それぞれプロセスカートリッジPを各装着部13fに対して位置決めするための凹溝からなる位置決め部13p,13qが設けられている。各位置決め部13p,13qは、V字形状の斜面を有して構成されている。

0088

図5に示すように、引き出し部材13には、図3に示す画像形成装置100本体の内壁面から突出した現像カップリング部材26が進入するための貫通穴からなる開口部13mが設けられている。現像カップリング部材26は、画像形成装置100本体に対してドア10を閉める動作に連動して引き出し部材13に設けられた開口部13m内に進入する。

0089

<カートリッジ>
次に、図7図9及び図10を用いて引き出し部材13の各装着部13fに装着されるプロセスカートリッジPの構成について説明する。図7は本実施形態のプロセスカートリッジPの構成を示す斜視説明図である。図9は本実施形態のプロセスカートリッジPの構成を示す断面説明図である。図10は本実施形態のプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13fに装着する様子を示す斜視説明図である。

0090

図7及び図9に示すように、プロセスカートリッジPは、感光体ユニット8と、現像ユニット4とを有して構成されている。感光体ユニット8は、図9に示すように、像担持体となる感光ドラム1と、該感光ドラム1を支持する第一の枠体8aと、帯電手段となる帯電ローラ2と、クリーニング手段となるクリーニング装置6とを有して構成される。

0091

該クリーニング装置6に設けられたクリーニングブレード6aは、一次転写後の感光ドラム1の表面上に残留したトナー7を掻き取って除去する。クリーニングブレード6aにより除去されたトナー7は、廃トナー容器30内に収容して回収される。

0092

一方、現像ユニット4は、現像部材となる現像ローラ40と、該現像ローラ40を回転可能に支持する第二の枠体4aを有する。更に、第二の枠体4aの一部には、トナー7を収容する現像剤容器となるトナー容器41が設けられている。更に、トナー容器41内に収容されたトナー7を撹拌搬送する搬送部材48とを有する。

0093

該搬送部材48は、回転軸48aを中心に図9の時計回り方向に回転することによりトナー容器41内に収容されたトナー7を現像室16内に搬送する。

0094

更に、現像ユニット4は、現像室16内に搬送されたトナー7を現像ローラ40に供給する供給ローラ43と、現像ローラ40の表面上に担持されたトナー7の層厚を規制する現像ブレード44とを有して構成されている。

0095

トナー容器41内のトナー7は、回転軸48aを中心に図9の時計回り方向に回転する搬送部材48により供給ローラ43が設けられた現像室16内に送り込まれる。そして、供給ローラ43と、現像ローラ40の外周に圧接された現像ブレード44とにより該現像ローラ40の外周面上にトナー7が塗布され、且つトナー7に電荷が付与される。

0096

そして、画像形成装置100本体に設けられた現像バイアス電源から現像ローラ40に現像バイアス電圧を印加する。これにより感光ドラム1の表面に形成された静電潜像に現像ローラ40の外周面上に担持されたトナー7が付着してトナー画像が形成される。

0097

感光ドラム1の表面上に現像されたトナー画像は、一次転写ローラ12の作用により中間転写ベルト5の外周面上に一次転写された後、二次転写ローラ29の作用により更に記録材Sに転写される。

0098

一次転写後に、感光ドラム1の表面に残ったトナー7は、クリーニング装置6に設けられるクリーニングブレード6aにより掻き取られて除去され、廃トナー容器30内に収容して回収される。

0099

画像形成によりトナー容器41内のトナー7が消費された場合には、ユーザはプロセスカートリッジPを交換することによって再度、印刷を行うことができる。

0100

図7に示すように、プロセスカートリッジPの長手方向の一端部には、図3に示す画像形成装置100本体側に設けられたドラムカップリング部材25に係合して回転駆動力を受けるための被カップリング部材47が回転可能に支持されている。

0101

また、図3に示す画像形成装置100本体側に設けられた現像カップリング部材26に係合して回転駆動力を受けるための被カップリング部材45も同様に回転可能に支持されている。

0102

図7に示すように、被カップリング部材47は、感光ドラム1の長手方向の一端側に設けられている。画像形成装置100本体に設けられた図示しない駆動源となるモータの回転駆動力がドラムカップリング部材25に伝達され、該ドラムカップリング部材25に係合する被カップリング部材47が受けた回転駆動力により感光ドラム1が回転する。

0103

また、同様に、画像形成装置100本体に設けられた図示しない駆動源となるモータの回転駆動力が現像カップリング部材26に伝達される。該現像カップリング部材26に係合する被カップリング部材45が受けた回転駆動力は、図示しない中間ギアを介して図9に示す現像ローラ40と、供給ローラ43と、搬送部材48とに伝達される。これらは一体的に回転する。

0104

被カップリング部材45の外周は、円筒状のリブ45aで覆われており、係合部71aを形成している。係合部71aは、トナー容器41の外側に固定されるサイドカバー71に設けられている。被カップリング部材45は係合部71aに対して回転可能に構成されている。

0105

また、図10に示すように、プロセスカートリッジPの長手方向において、係合部71aの反対側の端部にも係合部70aが設けられている。この係合部70aも同様にサイドカバー70に設けられている。これらの係合部71a,70aは共に現像ユニット4に設けられている。

0106

また、第一の枠体8aには、各係合部71a,70aを支持する貫通穴からなる穴部8b,8cが設けられている。第一の枠体8aに設けられた穴部8b,8cが現像ユニット4に設けられた各係合部71a,70aに係合する。これにより感光体ユニット8と現像ユニット4とが互いに回動可能に結合するように構成されている。これにより感光体ユニット8の第一の枠体8aと、現像ユニット4の第二の枠体4aとが、互いに移動可能に構成される。

0107

各係合部71a,70aは、各穴部8b,8cに対して回動可能な構成となっている。このため現像ユニット4は感光体ユニット8に対して移動することができる。つまり、現像ローラ40は、感光ドラム1に対して接離可能な構成となっている。

0108

図7及び図9に示すように、感光体ユニット8と、現像ユニット4との間には、コイルバネからなる付勢部材9が設けられている。この付勢部材9の付勢力により現像ローラ40を感光ドラム1に対して所定の圧力で押圧している。

0109

画像形成装置100本体には、現像ローラ40を、感光ドラム1から離間させるために、付勢部材9の付勢力に抗して現像ユニット4を押圧する不図示の押圧部材が設けられている。図19には、プロセスカートリッジPが引き出し部材13に位置決めされ、且つ引き出し部材13が画像形成装置100本体内で位置決めされた状態で、前記押圧部材が現像ユニット4を押圧し、現像ローラ40が感光ドラム1から離間した状態を示している。感光ドラム1の表面に形成された静電潜像にトナーを供給しない時(非画像形成時)は、このように現像ローラ40を感光ドラム1から離間しておくことで、必要以上にトナーが感光ドラム1に付着してしまうことを抑制できる。

0110

図7に示すように、被カップリング部材47の外周は円筒状のリブ47aで覆われており、被位置決め部8dを形成している。また、図10に示すように、プロセスカートリッジPの長手方向における被位置決め部8dの反対側の端部には、円筒状の突起で構成された被位置決め部8eが設けられている。

0111

図7に示すように、被位置決め部8dの下方には、回転被規制部8fが設けられており、図10に示すように、被位置決め部8eの下方には、回転被規制部8gが設けられている。回転被規制部8f,8gは、プロセスカートリッジPの引き出し部材13に対する装着方向と同一方向に延在する略長方形の柱形状を有している。

0112

図7及び図10に示すように、被位置決め部8d,8e及び回転被規制部8f,8gは、プロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内に位置決めするための機能を有している。

0113

また、図7及び図10に示す回転被規制部8f,8gの下方には、円柱状の被規制部8j,4j,8k,4kが設けられている。被規制部8j,4j,8k,4kは、感光ドラム1を挟むように、感光体ユニット8と、現像ユニット4の長手方向の両端部にそれぞれ設けられている。本実施形態では、被規制部8j,4j,8k,4kを感光体ユニット8と、現像ユニット4とに分けて配置したが、どちらか一方に配置しても良い。

0114

被規制部8j,4j,8k,4kの位置は、図10に示す引き出し部材13の装着部13fに対するプロセスカートリッジPの装着方向(図10の矢印a方向)で略同一位置に位置している。

0115

<プロセスカートリッジの装着操作
次に図10図11及び図13を用いて引き出し部材13の装着部13fに対する各プロセスカートリッジPの装着操作について説明する。図10は本実施形態のプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13fに装着する様子を示す斜視説明図である。また、図11は全てのプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内に装着した状態を示す斜視説明図である。

0116

図11に示すように、各プロセスカートリッジPY,PM,PC,PKは、図5及び図6に示す引き出し部材13に設けられた四箇所の装着部13f内にそれぞれ装着される。ユーザは、実質的に重力方向である図10の矢印a方向にプロセスカートリッジPの装着を行う。

0117

引き出し部材13の装着部13fにプロセスカートリッジPの装着を行う場合は以下の通りである。ユーザは、プロセスカートリッジPの長手方向の両端部に突出して設けられた図7及び図10に示す円柱状の被規制部8j,4j,8k,4kを以下の通り挿入する。

0118

図13(a)に示すように、ユーザは、プロセスカートリッジPの被規制部8j,4j,8k,4kを以下の通り挿入する。図5及び図6に示す引き出し部材13の装着部13fに設けられた回転規制部となる溝部からなるガイド部13h〜13kにそれぞれ沿うように挿入して装着する。

0119

これにより、プロセスカートリッジPは、各ガイド部13h〜13kにガイドされて図13(b)に示す引き出し部材13の装着部13f内の正規の装着位置に装着される。

0120

プロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内に装着していく。すると、図13(b)に示すように、プロセスカートリッジPの長手方向の両端部にそれぞれ設けられた被位置決め部8d,8eが引き出し部材13に設けられた位置決め部13p,13qに当接する。

0121

該位置決め部13p,13qはV字形状で構成されている。プロセスカートリッジPの長手方向の両端部にそれぞれ設けられた円柱状の被位置決め部8d,8eがV字形状の位置決め部13p,13qに当接する。これによりプロセスカートリッジPの装着方向(図10の矢印a方向)に対する位置決めが可能となっている。

0122

また、図7及び図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の両端部にそれぞれ設けられた断面長円状の回転被規制部8f,8gは以下の通りである。図5及び図6に示す引き出し部材13に設けられたガイド部13i,13jの側面に該回転被規制部8f,8gの平面部8f1,8f2,8g1,8g2が当接する。これにより該プロセスカートリッジPの図13(a)の矢印X方向で示す周方向の回転姿勢を位置決めすることができる。尚、回転被規制部8fは、回転被規制部8gの反対側に設けられているため図13(a),(b)には図示されていない。

0123

図7及び図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の両端部にそれぞれ設けられた被位置決め部8d,8eと、回転被規制部8f,8gとにより引き出し部材13の装着部13f内でのプロセスカートリッジPの位置が決まる。

0124

尚、図7及び図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の両端部にそれぞれ設けられた被規制部8j,4j,8k,4kは以下の通りである。図5及び図6に示す引き出し部材13の装着部13fに設けられた回転規制部となるガイド部13h〜13kのそれぞれの下端部に設けられた退避部13h1,13i1,13j1,13k1内に退避する。

0125

図7及び図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の両端部にそれぞれ設けられた被規制部8j,4j,8k,4kが、それぞれ退避部13h1〜13k1内に退避する。その退避位置で、該被規制部8j,4j,8k,4kは、図13(b)に示すように、引き出し部材13の装着部13fに設けられた各ガイド部13h〜13kの側面に当接していない。従って、該被規制部8j,4j,8k,4kは、引き出し部材13の装着部13fに対するプロセスカートリッジPの位置決めを邪魔することは無い。

0126

図20には、プロセスカートリッジPが引き出し部材13に位置決めされ、且つ引き出し部材13が画像形成装置100本体内で位置決めされている時に、現像ローラ40が感光ドラム1から離間している状態を示している。現像ローラ40が感光ドラム1から離間するために現像ユニット4が引き出し部材13に対して移動する際、被規制部4j,4kも引き出し部材13に対して移動する。その際も、退避部13h1,13k1は、被規制部4j,4kの移動を邪魔しないよう被規制部4j,4kと接触しないように構成されている。

0127

<支持部材の装着操作>
次に、図12を用いて引き出し部材13とLEDユニット3とが設けられた引き出しユニットU1を画像形成装置100本体内に装着する動作について説明する。図12は本実施形態の引き出しユニットU1を画像形成装置100本体内に装着している様子を示す断面説明図である。

0128

図12に示すように、引き出しユニットU1は、図5及び図6に示す引き出し部材13に設けられた被ガイド部13a〜13dが以下の通り装着される。図3及び図4に示す画像形成装置100本体の内壁面に設けられたガイド部14R,14Lに沿うように図12の矢印D1方向に装着される。

0129

図12に示すように、画像形成装置100本体に対してドア10を開く動作で中間転写ベルト5が図1に示す画像形成位置から退避する構成となっている。従って、引き出しユニットU1を図12の矢印D1,D2方向に移動操作する際に、感光ドラム1の表面と、中間転写ベルト5の外周面とが摺擦する恐れは無い。

0130

図1は画像形成装置100本体に対してドア10を閉じた状態を示している。ドア10を閉じる動作によって、図3に示すドラムカップリング部材25と現像カップリング部材26とが、それぞれ画像形成装置100本体の内壁面から突出して引き出しユニットU1側に進入してくる。

0131

更に、中間転写ベルト5がドア10を閉じる動作と連動して下降する。これにより感光ドラム1の表面は、中間転写ベルト5の外周面と当接して圧力を受ける。これにより図7及び図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の両端部に設けられた被位置決め部8d,8eが、図5及び図6に示す引き出し部材13に設けられた位置決め部13p,13qに押し付けられる。

0132

更に、図1に示すように、ドア10と一体的に設けられた押圧部材10aの当接部10a1が引出し部材13に設けられた凹部15内に挿入されて該凹部15の壁面に当接し、引出しユニットU1を図1の左方向に押圧する。

0133

これにより図5及び図6に示す引き出し部材13の被ガイド部13a,13bの先端部13a1,13b1が図3及び図4に示す回転規制部となるガイド部14R,14Lの後端部14R1,14L1に当接する。

0134

これらの動作により画像形成装置100本体内における引き出しユニットU1の位置が決まる。また、引き出し部材13の装着部13f内に収納されている各プロセスカートリッジPの画像形成装置100本体内における位置も決まる。

0135

カートリッジ装着時の回転規制>
次に図13を用いてプロセスカートリッジPの装着時の回転規制部の構成について説明する。図13(a),(b)に示すように、引き出し部材13の装着部13fには、LEDユニット3が立設されている。LEDユニット3は、装着部13f内に装着されたプロセスカートリッジPの下方に位置している。

0136

像露光部材となるLEDユニット3は、図13(a)の矢印a方向で示すプロセスカートリッジPの装着方向において以下の通りである。該プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと重なる(オーバーラップする)位置で感光ドラム1の表面に対向して引き出し部材13の装着部13fに立設されている。

0137

プロセスカートリッジPを引き出しユニットU1の装着部13fに装着する際には、該プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aがLEDユニット3に干渉しない構成とする必要がある。

0138

本実施形態では、図7及び図10に示すように、プロセスカートリッジPの長手方向の両端部に、円柱状の被規制部8j,4j,8k,4kを突設している。更に、図5及び図6に示すように、引き出し部材13の装着部13fには、該被規制部8j,4j,8k,4kの外周面と壁面が当接する溝部からなる回転規制部としてのガイド部13h〜13kを設けている。

0139

図13(a)に示すように、プロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内に装着しようとした場合、図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の一端部に突出して設けられた被規制部8k,4kは以下の通りである。図5に示す引き出し部材13の装着部13fに設けられた回転規制部となるガイド部13j,13kの溝部にガイドされて装着される。

0140

このとき、図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の一端部に突出して設けられた円柱状の被規制部8k,4kが図5に示す引き出し部材13の装着部13fに設けられた回転規制部となるガイド部13j,13kの溝部内侵入する。円柱状の被規制部8k,4kの外周面がガイド部13j,13kの溝部の壁面に摺動自在に当接することにより図13(a)の矢印X方向で示すプロセスカートリッジPの回転方向の姿勢が位置決めされる。

0141

その後、プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと、LEDユニット3とが図13(a)の矢印a方向において重なり始める。

0142

本実施形態では、プロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13fに装着する。その際に、図7及び図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の両端部にそれぞれ設けられた被規制部8j,4j,8k,4kが以下の通り規制される。

0143

図5及び図6に示す引き出し部材13の装着部13fに設けられた回転規制部としてのガイド部13h〜13kにより規制される。その後に、プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと、像露光部材となるLEDユニット3とが図13(a)の矢印a方向で示すプロセスカートリッジPの装着方向において重なり始める。

0144

図13(a)は、プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと、LEDユニット3とが図13(a)の矢印a方向において重なる瞬間を示す断面説明図である。このとき、図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の一端部に突出して設けられた被規制部8k,4kは、既に、図5に示す引き出し部材13に設けられたガイド部13j,13kの溝部の壁面に当接して位置が規制されている。

0145

従って、仮にユーザがプロセスカートリッジPを把持した状態で該プロセスカートリッジPを図13(a)の矢印X方向で示す回転方向に移動させる力を付与したとしても該プロセスカートリッジPは図13(a)の矢印X方向に回転しない。これによりプロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと、LEDユニット3とが当接する恐れが無い。

0146

その後、図13(b)に示すように、引き出し部材13の装着部13f内に立設されたLEDユニット3は以下の通りである。該装着部13f内に装着されるプロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと当接すること無く、感光ドラム1の表面に近接することができる。

0147

図13(b)に示すように、本実施形態の回転被規制部8f,8gは、プロセスカートリッジPの長手方向の両端部に突出した断面長円状で構成されている。該回転被規制部8f,8gの平面部が回転規制部としてのガイド部13i,13jの溝部の壁面に対して摺動自在に当接する。これにより画像形成装置100本体内での画像形成時のプロセスカートリッジPの回転姿勢の位置決めも兼ねている。

0148

最終的にLEDユニット3は、感光ドラム1、若しくは、第一の枠体8aの一部にスペーサ等の間隔保持部材を当接させることで該LEDユニット3と、感光ドラム1との間の位置決めを高精度に行なうことが出来る。

0149

プロセスカートリッジPの長手方向における反対側でも図7に示す被規制部8j,4jが、図6に示すガイド部13h,13iの溝部の壁面と当接する。引き出し部材13の装着部13f内に立設されたLEDユニット3は以下の通りである。該装着部13f内に装着されるプロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと当接すること無く、感光ドラム1の表面に近接することができる。

0150

本実施形態によれば、プロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内に装着する際に、該プロセスカートリッジPの該装着部13fに対する回転姿勢が位置決めされる。その後、プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと、装着部13f内に立設されたLEDユニット3とが、プロセスカートリッジPの装着方向(図13(a)の矢印a方向)において重なる構成とした。これによりユーザがプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内に装着する操作においてプロセスカートリッジPとLEDユニット3とが衝突することがない。

0151

本実施形態では、LEDユニット3を引き出し部材13の装着部13f内に立設した一例である。他に、像露光部材を画像形成装置100本体内に配置し、プロセスカートリッジPの装着は、中間転写ベルト5を上方向に退避させ、画像形成装置100本体の上方から行う構成でも良い。

0152

本実施形態では、感光体ユニット8と、現像ユニット4とを有して構成されるプロセスカートリッジPの一例について説明した。他に、感光体ユニット8と、現像ユニット4とが別々に交換可能な構成においても適用可能である。

0153

本実施形態では、被転写体の一例として中間転写ベルト5を有する場合の一例について説明した。他に、被転写体となる記録材Sを搬送手段により感光ドラム1の表面に対向する位置に搬送し、該感光ドラム1の表面上に形成されたトナー画像を直接、記録材Sに転写する構成においても適用可能である。

0154

<カートリッジ誤装着時の位置規制
次に図13及び図14を用いてプロセスカートリッジPの誤装着時の位置規制部の構成について説明する。図13(a),(b)及び図14に示すように、引き出し部材13の装着部13fには、LEDユニット3が立設されている。LEDユニット3は、装着部13f内に装着されたプロセスカートリッジPの下方に位置している。

0155

像露光部材となるLEDユニット3は、図13(a)の矢印a方向で示すプロセスカートリッジPの装着方向において以下の通りである。該プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと重なる(オーバーラップする)位置で感光ドラム1の表面に対向して引き出し部材13の装着部13fに立設されている。また、図2に示すように、引き出し部材13の、プロセスカートリッジPの装着部13fへの装着方向となる矢印a方向に関して発光面3a1の上流側は開放されている。

0156

このため、プロセスカートリッジPを引き出しユニットU1の装着部13fに装着する際には以下を考慮する必要がある。ユーザがプロセスカートリッジPの装着位置を誤っても該プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aがLEDユニット3に干渉しない構成とする必要がある。

0157

本実施形態では、図7及び図10に示すように、プロセスカートリッジPの長手方向の両端部に、円柱状の被規制部8j,4j,8k,4kを突設している。更に、図14に示すように、引き出し部材13の装着部13fには、該被規制部8j,4j,8k,4kの外周面と当接する規制部13rを設けている。

0158

図14に示すように、引き出し部材13の装着部13fに設けられた規制部13rは、該装着部13fにおいて図14の矢印a方向で示すプロセスカートリッジPの装着方向の上流側に設けられている。

0159

図13(a)に示すように、プロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13fの正規の装着位置に装着しようとした場合は以下の通りである。プロセスカートリッジPの長手方向の両端部に突出して設けられた円柱状の被規制部8k,4kは以下の通りである。引き出し部材13の装着部13fの天端面からなる規制部13rに当接すること無く、溝部からなるガイド部13j,13k内に挿入(係合)され、該ガイド部13j,13kの溝部の壁面に当接摺動しながらガイドされて装着できる。

0160

従って、図13(b)に示すように、LEDユニット3は、プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと当接すること無く、感光ドラム1の表面に近接できる。

0161

しかし、図14に示すように、ユーザが仮にプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13fの正規の装着位置とは異なる位置(ずれた位置)に装着しようとした場合が想定される。つまり、被規制部8k,4kがガイド部13j,13k内に挿入(係合)されない位置に装着されようとする場合が想定される。

0162

その場合は、図14に示すように、プロセスカートリッジPの長手方向の両端部に突出して設けられた円柱状の被規制部8k,4kが引き出し部材13の装着部13fの天端面からなる規制部13rと当接し、その位置を規制する。即ち、図14に示すように、規制部13rは、引き出し部材13(支持部材)に設けられ、プロセスカートリッジP(カートリッジ)がガイド部13j,13kと係合しない位置にある時に被規制部8k,4kの位置を規制可能に構成される。被規制部8k,4kはプロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aに設けられる。前述したが、被規制部8k,4kは、感光体ユニット8、或いは、現像ユニット4のどちらか一方に配置しても良い。

0163

これによりプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内に侵入させようとしても出来ないようになっている。

0164

これによりユーザはプロセスカートリッジPが引き出し部材13の装着部13f内に装着できないことを認識し、プロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13fの正規の装着位置に装着し直すことができる。

0165

尚、図14には図示されていないが、プロセスカートリッジPの長手方向の反対側においても以下の通りである。該プロセスカートリッジPの長手方向の端部に突出して設けられた円柱状の被規制部8j,4jが引き出し部材13の装着部13fの天端面からなる規制部13rと当接する。これにより、それ以上の侵入を規制している。被規制部8j,4jはプロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aに設けられる。

0166

図14に示すように、プロセスカートリッジPの長手方向の両端部に突出して設けられた円柱状の被規制部8j,4j,8k,4kが引き出し部材13の装着部13fの天端面からなる規制部13rと当接する。そのとき、プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと、像露光部材となるLEDユニット3との間には隙間Gが形成されるように設定されている。

0167

従って、ユーザが仮にプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13fの誤った装着位置に装着しようとした場合は以下の通りである。該プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aがLEDユニット3に当接することが無く、該LEDユニット3の損傷を防ぐことができる。

0168

本実施形態の画像形成装置100によれば、像露光部材となるLEDユニット3を有する引き出し部材13の装着部13f内にプロセスカートリッジPを装着する。その際に、該LEDユニット3と、プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aとが衝突することを回避できる。

0169

尚、本実施形態では、図7に示すように、被規制部8jと被規制部4jとが感光ドラム1を挟むように設けている。更に、図10に示すように、被規制部8kと被規制部4kとが感光ドラム1を挟むように設けている。

0170

また、図13(a),(b)に示すように、プロセスカートリッジPが引き出し部材13の装着部13f内の正規の装着位置に装着された状態において、被規制部8jと被規制部4jとは、像露光部材となるLEDユニット3を挟んで両側に設けられいる。同様に、被規制部8kと被規制部4kとも像露光部材となるLEDユニット3を挟んで両側に設けられいる。

0171

これにより図14に示すように、ユーザがプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内の誤った位置に装着しようとする。その際に、図7に示す被規制部8jと被規制部4jとが引き出し部材13の装着部13fの天端面からなる規制部13rと当接する。そして、図10に示す被規制部8kと被規制部4kとが引き出し部材13の装着部13fの天端面からなる規制部13rと当接する。これにより図14の矢印X方向で示すプロセスカートリッジPの周方向の回転姿勢の規制もできる。

0172

これにより図14に示すように、プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと、LEDユニット3との間には、確実に隙間Gを設けることができる。

0173

尚、図7に示す被規制部8jと被規制部4jとは、何れか一方を設けた構成でも良い。また、図10に示す被規制部8kと被規制部4kとも、何れか一方を設けた構成でも良い。

0174

つまり、ユーザがプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内の誤った位置に装着しようとする。その際に、該プロセスカートリッジPを周方向に回転させる動作をしなければ、プロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと、LEDユニット3との間には隙間Gを設けることができる。

0175

本実施形態では、LEDユニット3を引き出し部材13の装着部13f内に立設した画像形成装置100の一例について説明した。他に、像露光部材を画像形成装置100本体内に配置し、プロセスカートリッジPの装着は、中間転写ベルト5を上方向に退避させて行う構成でも良い。

0176

また、本実施形態では、感光体ユニット8と現像ユニット4とから構成されるプロセスカートリッジPの一例について説明した。他に、感光体ユニット8と現像ユニット4とが別々にカートリッジとして交換可能な構成においても適用可能である。この場合には、感光体ユニット8と現像ユニット4の両方のカートリッジか、若しくは、感光体ユニット8のみのカートリッジの位置を規制する規制部13rを設ける必要がある。

0177

また、本実施形態では、転写体の一例として中間転写ベルト5の一例について説明した。他に、転写体となるシート材等の記録材Sを感光ドラム1の表面に搬送し、該感光ドラム1の表面上のトナー画像(現像剤像)を直接、記録材Sに転写する構成であっても適用可能である。

0178

次に、図15を用いて本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。

0179

前記第1実施形態では、図7及び図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の両端部に突出して設けられた円柱状の被規制部8j,4j,8k,4kを用いる。そして、図14に示すように、ユーザがプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内の誤った位置に装着しようとする。その際に、該被規制部8j,4j,8k,4kの外周面が引き出し部材13の装着部13fの天端面からなる規制部13rに当接して位置規制される。これによりプロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと、LEDユニット3との間に隙間Gを発生させる一例について説明した。

0180

本実施形態では、図15に示すように、ユーザがプロセスカートリッジQを引き出し部材113の装着部113f内の誤った位置に装着しようとする。その際にプロセスカートリッジQの長手方向の両端部に突出して設けられた断面略方形状の被規制部108j,108kのみが引き出し部材113の装着部113fの天端面からなる規制部113rに当接する。これによりプロセスカートリッジQの装着が阻止されることによりプロセスカートリッジQの第一、第二の枠体108a,104aと、LEDユニット3との間に隙間Gを発生させる構成とした。尚、被規制部108jは、被規制部108kの反対側に設けられているため図15には図示されていない。

0181

被規制部108j,108kの図15の矢印a方向で示すプロセスカートリッジQの装着方向におけるそれぞれの下流側端部は平面部108j1,108k1により構成されている。一方、引き出し部材113の装着部113fの天端面からなる規制部113rも平面部113r1により構成されている。

0182

図15に示すように、ユーザがプロセスカートリッジQを引き出し部材113の装着部113f内の誤った位置に装着しようとする。その場合に、プロセスカートリッジQの長手方向の両端部に突出して設けられた被規制部108j,108kの平面部108j1,108k1が引出し部材113の装着部113fの天端面からなる規制部113rの平面部113r1に当接する。そして、該プロセスカートリッジQの装着を阻止する。

0183

本実施形態では、被規制部108j,108kと、規制部113rとは、互いの平面部108j1,108k1と平面部113r1が当接する。

0184

図15に示す引き出し部材113の装着部113fに設けられた溝部からなるガイド部113i,113jは、プロセスカートリッジQが引き出し部材113の装着部113fの正規の装着位置に装着された状態において以下の通りである。該プロセスカートリッジQの周方向の回転姿勢を規制する回転規制部として構成される。尚、ガイド部113iは、ガイド部113jの反対側に設けられているため図15には図示されていない。

0185

そして、プロセスカートリッジQの第一の枠体108aに該プロセスカートリッジQの長手方向の両端部に被規制部108j,108kが突出して設けられる。該被規制部108j,108kのそれぞれの平面部108j2,108j3,108k2,108k3が以下の通りである。回転規制部となる溝部からなるガイド部113i,113jの壁面に摺動自在に当接して規制される。これにより該プロセスカートリッジQの周方向の回転姿勢が規制される。

0186

本実施形態においても前記第1実施形態と同様に、プロセスカートリッジQの第一、第二の枠体108a,104aと、LEDユニット3との間に隙間Gが発生するように設定されている。

0187

本実施形態では、プロセスカートリッジQの長手方向の両端部に突出して設けられた被規制部108j,108kの該プロセスカートリッジQの装着方向(図15の矢印a方向)における下流側端部を平面部108j1,108k1とした。更に、引出し部材113の装着部113fの天端面からなる規制部113rを平面部113r1とした。

0188

本実施形態では、プロセスカートリッジQの長手方向の両端部に被規制部108j,108kを一箇所ずつ設ければ良い。プロセスカートリッジQの長手方向の両端部に突出して設けられた被規制部108j,108kの平面部108j1,108k1が、引出し部材113の装着部113fの天端面からなる規制部113rの平面部113r1に面当接する。

0189

これによりプロセスカートリッジQは図15の矢印X方向で示す周方向の回転姿勢が規制される。これにより平面部108j1,108k1を回転中心としてプロセスカートリッジQが図15の矢印X方向で示す周方向に回転することもなく、プロセスカートリッジQの第一、第二の枠体108a,104aがLEDユニット3に当接する恐れが無い。

0190

本実施形態によれば、プロセスカートリッジQの長手方向の両端部に被規制部108j,108kを一箇所ずつ設ければ良い。このため図5及び図6に示す前記第1実施形態のように、引き出し部材13の装着部13fに図7及び図10に示す被規制部4j,4kを受け入れる溝部からなるガイド部13h,13kを設ける必要が無い。従って、引き出し部材113の剛性が向上し、画像形成時の振動等を抑制することができる。

0191

尚、図15において、104は現像ユニット、108は感光体ユニット、108eは被位置決め部、108gは回転被規制部、113qは位置決め部、113jはガイド部、113j1は退避部である。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。

0192

次に、図16を用いて本発明に係る画像形成装置の第3実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。

0193

前記第1実施形態では、図7及び図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の両端部に突出して設けられた円柱状の被規制部8j,4j,8k,4kを用いる。そして、図14に示すように、ユーザがプロセスカートリッジPを引き出し部材13の装着部13f内の誤った位置に装着しようとする。その際に、該被規制部8j,4j,8k,4kの外周面が引き出し部材13の装着部13fの天端面からなる規制部13rに当接する。これにより位置規制される。これによりプロセスカートリッジPの第一、第二の枠体8a,4aと、LEDユニット3との間に隙間Gを発生させる一例について説明した。

0194

本実施形態では、引き出し部材213の装着部213f内に装着されたプロセスカートリッジRの図16の矢印X方向で示す周方向の回転姿勢を位置決めする。そのために該プロセスカートリッジRの長手方向の両端部に突出して設けられた断面長円状の回転被規制部208gを引き出し部材213の装着部213fの天端面からなる規制部213rに当接する。これによりプロセスカートリッジRの装着が阻止される。これによりプロセスカートリッジRの第一、第二の枠体208a,4aと、LEDユニット3との間に隙間Gを発生させる場合の一例について説明する。その他の構成及び作用については、前記第1実施形態と同様に構成されるため重複する説明は省略する。

0195

図16に示すように、本実施形態のプロセスカートリッジRでは、前記第1実施形態と同様の現像ユニット4を用いている。一方、感光体ユニット208は、図7及び図10に示す前記第1実施形態の円柱状の被規制部8j,8kの代わりに以下の通りである。プロセスカートリッジRの感光体ユニット208の第一の枠体208aの長手方向の両端部に突出して設けられた断面長円状の回転被規制部208g,208fを用いている。尚、回転被規制部208fは回転被規制部208gとは反対側に設けられるため図16には図示されていない。

0196

図16に示すように、ユーザが仮にプロセスカートリッジRを引き出し部材213の装着部213fの正規の装着位置とは異なる位置(ずれた位置)に装着しようとする。その場合、プロセスカートリッジRの長手方向の両端部に突出して設けられた断面長円状の回転被規制部208g,208fが引き出し部材213の装着部213fの天端面からなる規制部213rに当接する。これによりプロセスカートリッジRの装着が阻止される。これにより前記第1実施形態と同様にプロセスカートリッジRの第一、第二の枠体208a,4aと、LEDユニット3との間に隙間Gを発生させるように設定されている。

0197

本実施形態では、プロセスカートリッジRが引き出し部材213の装着部213fの正規の装着位置に装着された状態において以下の通りである。該プロセスカートリッジRの第一、第二の枠体208a,4aにそれぞれ設けられる被規制部となる回転被規制部208f,208gと、被規制部4j,4kとは、それぞれ像露光部材となるLEDユニット3を挟んで両側に設けられている。尚、回転被規制部208fと被規制部4jは、回転被規制部208fと被規制部4kのそれぞれの反対側に設けられるため図16には図示されていない。

0198

図16に示す引き出し部材213の装着部213fに設けられた溝部からなるガイド部213i,213jは、プロセスカートリッジRが引き出し部材213の装着部213fの正規の装着位置に装着された状態において以下の通りである。該プロセスカートリッジRの図16の矢印X方向で示す周方向の回転姿勢を規制する回転規制部として構成される。尚、ガイド部213iは、ガイド部213jの反対側に設けられているため図16には図示されていない。

0199

そして、プロセスカートリッジRの第一の枠体208aに該プロセスカートリッジRの長手方向の両端部に被規制部となる回転被規制部208f,208gが突出して設けられる。該回転被規制部208f,208gのそれぞれの平面部208f1,208f2,208g1,208g2が回転規制部となる溝部からなるガイド部213i,213jの壁面に摺動自在に当接する。これにより該プロセスカートリッジRの図16の矢印X方向で示す周方向の回転姿勢が規制される。尚、被規制部となる回転被規制部208fは、回転被規制部208gの反対側に設けられているため図16には図示されていない。

0200

本実施形態では、感光体ユニット208の長手方向の両端部に突出して設けられた断面長円状の回転被規制部208g,208fを図14に示す前記第1実施形態の円柱状の被規制部8j,8kと同様の機能を持たせることができる。

0201

これにより引き出し部材213の装着部213fに図14に示す前記第1実施形態の円柱状の被規制部8j,8kとの当接を防ぐための図5及び図6に示す退避部13j1,13i1を設ける必要が無い。これにより引き出し部材213の剛性が向上し、画像形成時の振動等を抑制することができる。

0202

尚、図15に示す前記第2実施形態のように、回転被規制部208g,208fの下流側端部を平面部とすることも可能である。これによりプロセスカートリッジRの図16の矢印X方向で示す周方向の回転姿勢を規制するための被規制部4k,4jをプロセスカートリッジRの長手方向の両端部に突出して設ける必要が無い。

0203

また、引き出し部材213の装着部213fに溝部からなるガイド部213k,213hを設けなくても良い。このため引き出し部材213の剛性が向上し、画像形成時の振動等を抑制することができる。尚、図16において、208eは回転被規制部、213qは位置決め部、213jはガイド部、213j1は退避部である。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。

0204

次に、図17を用いて本発明に係る画像形成装置の第4実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。

0205

前記第1実施形態では、図7及び図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の両端部に突出して設けられた円柱状の被規制部8j,4j,8k,4kを用いて以下の通り位置決めする。引き出し部材13の装着部13f内でのプロセスカートリッジPと、LEDユニット3との間の回転姿勢を位置決めする。

0206

本実施形態では、図17に示すように、プロセスカートリッジQ1の感光体ユニット108の長手方向の両端部に突出して設けられた断面長円状の回転被規制部108g,108fのみで以下の通り位置決めする。引き出し部材113の装着部113f内でのプロセスカートリッジQ1とLEDユニット3との間の回転姿勢を位置決めする。

0207

尚、回転被規制部108fは、プロセスカートリッジQ1の長手方向において図17に示す回転被規制部108gとは反対側の端部に設けられており、図17には図示されていない。その他の構成及び作用については前記第1実施形態と同様に構成されるため重複する説明は省略する。

0208

本実施形態において、図17に示すように、プロセスカートリッジQ1を引き出し部材113の装着部113f内の装着位置に装着しようとした場合、以下の通りである。プロセスカートリッジQ1の長手方向の一端部に突出して設けられた断面長円状の回転被規制部108gは、引き出し部材113に設けられたガイド部113j(回転規制部)の溝部にガイドされて装着される。

0209

このとき、回転被規制部108gがガイド部113j(回転規制部)の溝部内に侵入し、図17の矢印X方向で示すプロセスカートリッジQ1の回転方向の姿勢が位置決めされる。

0210

本実施形態の引き出し部材113の装着部113fに設けられたガイド部113j(回転規制部)は、図17の矢印a方向で示すプロセスカートリッジQ1の装着方向に沿って設けられた溝部により構成される。一方、プロセスカートリッジQ1の長手方向の両端部に突出して設けられた断面長円状の回転被規制部108gは、該ガイド部113j(回転規制部)の溝部の幅に対応する幅を有する平面部108g1,108g2を有して構成される。

0211

そして、該ガイド部113j(回転規制部)の溝部内に回転被規制部108gが挿入される。そして、該ガイド部113j(回転規制部)の溝部の壁面と、回転被規制部108gの平面部108g1,108g2とが摺動自在に当接する。これにより図17の矢印X方向で示すプロセスカートリッジQ1の回転方向の姿勢が位置決めされる。

0212

その後、プロセスカートリッジQ1の第一、第二の枠体108a,4aと、LEDユニット3とが図17の矢印a方向で示すプロセスカートリッジQ1の装着方向において重なり始める。

0213

尚、プロセスカートリッジQ1の長手方向において、図17に示す回転被規制部108gとは反対側でも図示しない回転被規制部108fが引き出し部材113の装着部113fに設けられた溝部からなる回転規制部に対して同様の作用をしている。

0214

本実施形態の断面長円状の回転被規制部108gは、図17に示すように、平面部108g1,108g2を有している。該平面部108g1,108g2がガイド部113j(回転規制部)の溝部の壁面に摺動自在に当接することによりプロセスカートリッジQ1の図17の矢印X方向の回転位置を規制している。

0215

図17はプロセスカートリッジQ1の第一、第二の枠体108a,4aを考慮する。更に、引き出し部材113の装着部113f内に立設されたLEDユニット3を考慮する。そして、第一、第二の枠体108a,4aとLEDユニット3とが図17の矢印a方向で示すプロセスカートリッジQ1の装着方向において丁度重なる瞬間を示す断面説明図である。

0216

このとき、プロセスカートリッジQ1の長手方向の一端部に突出して設けられた断面長円状の回転被規制部108gは、引き出し部材113の装着部113fに設けられた溝部からなるガイド部113j(回転規制部)に既に規制されている。従って、第1実施形態と同様にプロセスカートリッジQ1の第一、第二の枠体108a,4aと、LEDユニット3とが当接する恐れが無い。

0217

本実施形態によれば、プロセスカートリッジQ1の長手方向の一端部に突出して設けられた断面長円状の回転被規制部108gは以下の通りである。図10に示す前記第1実施形態の回転被規制部8gと同様の作用を有しており、画像形成装置100本体内での画像形成時のプロセスカートリッジQ1の回転姿勢の位置決めも兼ねている。

0218

本実施形態では、プロセスカートリッジQ1の長手方向の両端部に突出して設けられた断面長円状の回転被規制部108g,108fが一箇所ずつで良い。これにより前記第1実施形態のように、図5及び図6に示す溝部からなるガイド部13h,13kを引き出し部材113に設ける必要が無い。ガイド部13h,13kは、図7及び図10に示すプロセスカートリッジPの長手方向の両端部に突出して設けられた円柱状の被規制部4j,4kを受け入れる。

0219

これにより引き出し部材113の剛性が向上し、画像形成時の振動等を抑えることができる。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。

0220

次に、図18を用いて本発明に係る画像形成装置の第5実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。

0221

前記第4実施形態では、図17に示すように、プロセスカートリッジQ1の長手方向の両端部に突出した断面長円状の回転被規制部108g,108fを用いて位置決めする。回転被規制部108g,108fは、引き出し部材113の装着部113f内でのプロセスカートリッジQ1とLEDユニット3との間の回転姿勢を位置決めする。

0222

本実施形態では、感光体ユニット208の第一の枠体208aにユーザがプロセスカートリッジR1を把持して引き出し部材113の装着部113fに装着するための把持部77を設けた。第一の枠体208aには、プロセスカートリッジR1の長手方向の両端部に突出した断面長円状の回転被規制部208g,208fを有する。その他の構成及び作用については、前記各実施形態と同様に構成されるため重複する説明は省略する。

0223

図18に示すように、本実施形態のプロセスカートリッジR1では、前記第1実施形態と同様の現像ユニット4を用いている。一方、感光体ユニット208には、図17に示す前記第4実施形態の回転被規制部108g,108fと同様に構成される回転被規制部208g,208fを設けている。

0224

尚、回転被規制部208fは、プロセスカートリッジR1の長手方向において図18に示す回転被規制部208gとは反対側の端部に設けられており、図18には図示されていない。更に、本実施形態の感光体ユニット208の第一の枠体208aの上部の角部には、把持部77が突出して設けられている。

0225

ユーザがプロセスカートリッジR1を引き出し部材113の装着部113f内に装着する際に、把持部77を把持して装着する。把持部77は、第一の枠体208aと一体的に設けられるか、若しくは、第一の枠体208aとは別体の把持部77を該第一の枠体208aに固定して設けることが出来る。これにより第一の枠体208aに設けられた回転被規制部208g,208fと、把持部77との間の距離は変化しない。

0226

仮に、把持部77が現像ユニット4の第二の枠体4aに設けられていて、回転被規制部208g,208fが感光体ユニット208の第一の枠体208aに設けられているとする。その場合、ユーザがプロセスカートリッジR1を引き出し部材113の装着部113f内に装着する。

0227

その際に、現像ユニット4の第二の枠体4aに設けられた把持部77を把持して該把持部77に力を加える。その際に、感光体ユニット208の第一の枠体208aに設けられた回転被規制部208g,208fと、現像ユニット4の第二の枠体4aに設けられた把持部77との間の位置が変化する。その結果、プロセスカートリッジR1の現像ユニット4の第二の枠体4aと、LEDユニット3とが当接する恐れがある。

0228

しかし、本実施形態のように把持部77と、回転被規制部208g,208fとを同一の第一の枠体208aに設けた。これによりユーザがプロセスカートリッジR1を引き出し部材113の装着部113f内に装着する。その際に、感光体ユニット208の第一の枠体208aに設けられた把持部77を把持して該把持部77に力を加える。

0229

その際に、感光体ユニット208の第一の枠体208aに設けられた回転被規制部208g,208fと、把持部77との間の位置が変化しない。その結果、プロセスカートリッジR1の現像ユニット4の第二の枠体4aと、LEDユニット3とが当接する恐れがない。

0230

本実施形態では、図18に示すように、把持部77を感光体ユニット208の第一の枠体208aに設け、回転被規制部208g,208fを該第一の枠体208aに設ける一例について説明した。他に、把持部77と回転被規制部とを現像ユニット4の第二の枠体4aに設けても良い。他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。

0231

上述した第1〜第5実施形態で説明したプロセスカートリッジP,Q,Rは、いずれも感光ドラム1、現像ローラ40、及び、トナー容器41を有するカートリッジであるが、カートリッジの構成はこれらに限られない。第1〜第5実施形態のカートリッジとしては、回転体としての感光ドラム1又は現像ローラ40、もしくはトナー容器41のいずれか一つを備えていれば良い。また、カートリッジに感光ドラム1を備えていない構成の場合は、引き出し部材13,113,213に感光ドラム1を備える構成としても良い。

実施例

0232

図18及び図19に示すように、プロセスカートリッジR1,P(カートリッジ)が引き出し部材13,113(支持部材)の装着部13f,113Fに装着される。その状態において、現像ローラ40(現像部材)は、感光ドラム1(像担持体)の表面に当接する位置と、該感光ドラム1(像担持体)の表面から離間した位置とに移動可能に構成される。

0233

G…隙間
P,PY,PM,PC,PK,Q,Q1,R,R1…プロセスカートリッジ(カートリッジ)
1…感光ドラム(像担持体)
3…LEDユニット(像露光部材)
3a1…発光面
4a…第二の枠体
4j,4k…被規制部(回転被規制部)
8a…第一の枠体
8j,8k…被規制部(回転被規制部)
13…引き出し部材(支持部材)
13f…装着部
13r…規制部
13h〜13k…ガイド部(回転規制部)

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