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技術 蒸気タービン設備及び蒸気タービン設備における給水加熱器の搬入方法

出願人 三菱日立パワーシステムズ株式会社
発明者 浦野陽平岡本修二貝嶋一剛
出願日 2015年9月3日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2015-173448
公開日 2017年3月9日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2017-048747
状態 特許登録済
技術分野 タービンの細部・装置 蒸気機関設備 蒸気ボイラの細部
主要キーワード 建設期間 メンテナンススペース メンテナンス期間 据付位置 据付工事 搬入作業 抽気管 胴部内
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この項目の情報は公開日時点(2017年3月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

給水加熱器配管レール及び吊装置等を建設現場で一体搬入し、配管工事、給水加熱器の搬入作業などの工事期間を短縮する方法を提供する。

解決手段

蒸気タービン設備における給水加熱器1の搬入方法は、蒸気タービンからの抽気を用いて機器への給水を加熱する複数の給水加熱器1と、複数の給水加熱器1に接続され、給水加熱器1の周囲に配置される配管と、複数の給水加熱器1が移動可能に設置されるレール4と、レール4上を移動して所定位置にきた給水加熱器1を吊上げ移動させる吊装置5と、吊装置5及びレール4を支持するモジュール架構6とが、一体にモジュール化されて構成される蒸気タービン設備における給水加熱器1を搬入するに当たり、一体となってモジュール化された状態で、給水加熱器1が搬入装置により所定の階に搬送され、その後、吊装置5及びレール4を介して所定の場所に搬入されることを特徴とする。

概要

背景

一般に、発電所等を建設するためには、完成までに長い時間を要する。特に、発電所等において、蒸気タービンからの抽気を用いて、ボイラ又は原子炉等の機器への給水を加熱し、タービンプラント熱効率の向上を図るための熱交換器の一つである給水加熱器は、付随する配管サポート等を含めると工事期間が長く、発電所建設期間の長期化の要因の一つとなっている。そのため、給水加熱器に関する現場での搬出入期間を短縮することで、発電所全体の据付工事期間の短縮が望まれている。

このような据付工事期間の短縮を図るための復水器据付工事方法が、特許文献1に記載されている。

この特許文献1には、仮設揚重機の性能等の制限により、復水器の大型化に追従できない場合が生じ、更に、復水器の大型化にも係らず、据付工事の工事短縮が要求されることの対策として、工場等において、複数の部分に分けて組立てられた復水器の上部胴上半モジュール等を、タービン基礎に隣接するメンテナンススペースに設置された引き込みのための鋼材上で復水器として組立てた後に、復水器据付位置搬入して据付けることが記載され、その際に、給水加熱器、支持構造物器内抽気管を組立てた給水加熱器モジュールを、上部胴胴部内に搬入組立が行われることが記載されている。

概要

給水加熱器、配管、レール及び吊装置等を建設現場で一体搬入し、配管工事、給水加熱器の搬入作業などの工事期間を短縮する方法を提供する。蒸気タービン設備における給水加熱器1の搬入方法は、蒸気タービンからの抽気を用いて機器への給水を加熱する複数の給水加熱器1と、複数の給水加熱器1に接続され、給水加熱器1の周囲に配置される配管と、複数の給水加熱器1が移動可能に設置されるレール4と、レール4上を移動して所定位置にきた給水加熱器1を吊上げ移動させる吊装置5と、吊装置5及びレール4を支持するモジュール架構6とが、一体にモジュール化されて構成される蒸気タービン設備における給水加熱器1を搬入するに当たり、一体となってモジュール化された状態で、給水加熱器1が搬入装置により所定の階に搬送され、その後、吊装置5及びレール4を介して所定の場所に搬入されることを特徴とする。

目的

そのため、給水加熱器に関する現場での搬出入期間を短縮することで、発電所全体の据付工事期間の短縮が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

蒸気タービンからの抽気を用いて機器への給水を加熱する複数の給水加熱器と、該複数の給水加熱器に接続され、該給水加熱器の周囲に配置される配管と、前記複数の給水加熱器が移動可能に設置されるレールと、該レール上を移動して所定位置に来た前記給水加熱器を吊上げる吊装置と、該吊装置及び前記レールを支持するモジュール架構とが、一体にモジュール化されて構成されていることを特徴とする蒸気タービン設備

請求項2

請求項1に記載の蒸気タービン設備において、前記一体にモジュール化された構成は、複数階に積層されていることを特徴とする蒸気タービン設備。

請求項3

請求項1又は2に記載の蒸気タービン設備において、前記吊装置は、前記モジュール架構に移動可能に設置されていることを特徴とする蒸気タービン設備。

請求項4

請求項2又は3に記載の蒸気タービン設備において、前記複数階に積層されている前記一体にモジュール化された構成の境界部分に、取外し床が設置されていることを特徴とする蒸気タービン設備。

請求項5

蒸気タービンからの抽気を用いて機器への給水を加熱する複数の給水加熱器と、該複数の給水加熱器に接続され、該給水加熱器の周囲に配置される配管と、前記複数の給水加熱器が移動可能に設置されるレールと、該レール上を移動して所定位置にきた前記給水加熱器を吊上げ移動させる吊装置と、該吊装置及び前記レールを支持するモジュール架構とが、一体にモジュール化されて構成される蒸気タービン設備における前記給水加熱器を搬入するに当たり、前記一体となってモジュール化された状態で、前記給水加熱器が搬入装置により所定の階に搬送され、その後、前記吊装置及びレールを介して所定の場所に搬入されることを特徴とする蒸気タービン設備における給水加熱器の搬入方法

請求項6

請求項5に記載の蒸気タービン設備における給水加熱器の搬入方法において、前記一体にモジュール化された構成が複数階に積層され、かつ、前記一体となってモジュール化された状態の給水加熱器が、各階毎に前記搬入装置により搬送されることを特徴とする蒸気タービン設備における給水加熱器の搬入方法。

請求項7

請求項6に記載の蒸気タービン設備における給水加熱器の搬入方法において、前記複数階に積層されている前記一体にモジュール化された構成の境界部分に、取外し床が設置され、前記一体となってモジュール化された状態の給水加熱器を搬出する際は、前記取外し床を取外して空間を形成し、前記給水加熱器を前記レール上を前記吊装置の下部まで移動した後、前記吊装置で前記空間を利用して前記給水加熱器を吊下げて搬出することを特徴とする蒸気タービン設備における給水加熱器の搬入方法。

技術分野

0001

本発明は蒸気タービン設備及び蒸気タービン設備における給水加熱器搬入方法係り、特に、現場での給水加熱器の搬出入期間を短縮するものに好適な蒸気タービン設備及び蒸気タービン設備における給水加熱器の搬入方法に関する。

背景技術

0002

一般に、発電所等を建設するためには、完成までに長い時間を要する。特に、発電所等において、蒸気タービンからの抽気を用いて、ボイラ又は原子炉等の機器への給水を加熱し、タービンプラント熱効率の向上を図るための熱交換器の一つである給水加熱器は、付随する配管サポート等を含めると工事期間が長く、発電所建設期間の長期化の要因の一つとなっている。そのため、給水加熱器に関する現場での搬出入期間を短縮することで、発電所全体の据付工事期間の短縮が望まれている。

0003

このような据付工事期間の短縮を図るための復水器据付工事方法が、特許文献1に記載されている。

0004

この特許文献1には、仮設揚重機の性能等の制限により、復水器の大型化に追従できない場合が生じ、更に、復水器の大型化にも係らず、据付工事の工事短縮が要求されることの対策として、工場等において、複数の部分に分けて組立てられた復水器の上部胴上半モジュール等を、タービン基礎に隣接するメンテナンススペースに設置された引き込みのための鋼材上で復水器として組立てた後に、復水器据付位置搬入して据付けることが記載され、その際に、給水加熱器、支持構造物器内抽気管を組立てた給水加熱器モジュールを、上部胴胴部内に搬入組立が行われることが記載されている。

先行技術

0005

特開2002−243386号公報

発明が解決しようとする課題

0006

給水加熱器は、付随する配管、サポート等を含めると工事期間が長く、発電所建設及びメンテナンス期間の長期化の要因の一つとなっている。

0007

しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、給水加熱器と配管を一体にモジュール化することが記載されているが、給水加熱器の搬出等を考慮して、この作業に必要となるレール、吊装置等を含めてモジュール化することについては記載されておらず、搬出の工事期間を短縮することの根本的な解決策とは言えない。

0008

本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、給水加熱器、配管、レール及び吊装置等を建設現場で一体搬入することができ、配管工事、給水加熱器の搬入及び搬出作業などの工事期間を短縮することが可能な蒸気タービン設備及び蒸気タービン設備における給水加熱器の搬入方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

本発明の蒸気タービン設備は、上記目的を達成するために、蒸気タービンからの抽気を用いて機器への給水を加熱する複数の給水加熱器と、該複数の給水加熱器に接続され、該給水加熱器の周囲に配置される配管と、前記複数の給水加熱器が移動可能に設置されるレールと、該レール上を移動して所定位置に来た前記給水加熱器を吊上げる吊装置と、該吊装置及び前記レールを支持するモジュール架構とが、一体にモジュール化されて構成されていることを特徴とする。

0010

また、本発明の蒸気タービン設備における給水加熱器の搬入方法は、上記目的を達成するために、蒸気タービンからの抽気を用いて機器への給水を加熱する複数の給水加熱器と、該複数の給水加熱器に接続され、該給水加熱器の周囲に配置される配管と、前記複数の給水加熱器が移動可能に設置されるレールと、該レール上を移動して所定位置にきた前記給水加熱器を吊上げ移動させる吊装置と、該吊装置及び前記レールを支持するモジュール架構とが、一体にモジュール化されて構成される蒸気タービン設備における前記給水加熱器を搬入するに当たり、前記一体となってモジュール化された状態で、前記給水加熱器が搬入装置により所定の階に搬送され、その後、前記吊装置及びレールを介して所定の場所に搬入されることを特徴とする。

発明の効果

0011

本発明によれば、給水加熱器、配管、レール及び吊装置等を建設現場で一体搬入することができ、配管工事、給水加熱器の搬入及び搬出作業などの工事期間を短縮することができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の蒸気タービン設備の実施例1(3階層)を示す斜視図である。
本発明の蒸気タービン設備の実施例1における1階部分を示す平面図である。
本発明の蒸気タービン設備の実施例1における2階部分を示す平面図である。
本発明の蒸気タービン設備の実施例1における3階部分を示す平面図である。
本発明の蒸気タービン設備の実施例1(3階層)を示す側面図である。
本発明の蒸気タービン設備の実施例2(2階層)を示す斜視図である。
本発明の蒸気タービン設備の実施例2(2階層)を示す側面図である。

0013

以下、図示した実施例に基づいて本発明の蒸気タービン設備及び蒸気タービン設備における給水加熱器の搬入方法を説明する。なお、各実施例において、同一構成部品には同符号を使用する。

0014

図1乃至図5に本発明の蒸気タービン設備の実施例1を示し、蒸気タービン設備が3階層で形成される場合の例である。

0015

該図に示す本実施例の蒸気タービン設備は、蒸気タービン(図示せず)からの抽気を用いて、ボイラ又は原子炉等の機器への給水を加熱する複数の給水加熱器1と、この複数の給水加熱器1に接続され、給水加熱器1の周囲に配置される配管2と、複数の給水加熱器1が移動可能に床3の上に設置されるレール4と、このレール4上を移動して所定位置に来た給水加熱器1を吊上げる吊装置5と、この吊装置5及びレール4を支持するモジュール架構6とが、一体にモジュール化されて構成されている。

0016

また、上記吊装置5は、モジュール架構6に移動可能に設置され、3階に積層されている一体にモジュール化された構成の各階の境界部分(1階と2階及び2階と3階の境界部分)には、取外し床7が設置されている。

0017

なお、給水加熱器1、配管2、床3の上に設置されるレール4、吊装置5及びモジュール架構6を一体にするモジュール化は工場等で行い、給水加熱器1の段数に合わせて、1〜3階の最適な階層を選定して製作される。製作した階層分のモジュールの現地への運搬トレーラ等で行い、現地ではクレーン等を用いて3階まで上述した構成のモジュールの搬入を行って配管等の接続を含めた据付を行い、据付が完了する。

0018

即ち、蒸気タービン設備における給水加熱器1の搬入の際には、給水加熱器1、配管2、床3の上に設置されるレール4、吊装置5及びモジュール架構6が一体となってモジュール化された状態で、給水加熱器1が、クレーン等の搬入装置により各階に搬送され、その後、吊装置5及びレール4を介して所定の位置に搬入される(図5の状態)。これは、一体にモジュール化された構成が3階まで積層され、かつ、一体となってモジュール化された状態の給水加熱器1が、各階毎にクレーン等の搬入装置により搬送され、その後、吊装置5及びレール4を介して所定の位置に搬入されるものである。

0019

次に、給水加熱器1の搬出について説明する。

0020

本実施例において、各階の給水加熱器1を搬出する際は、1階と2階及び2階と3階の境界部分に設置されている取外し床7を取外して空間を形成し、3階の給水加熱器1をレール4上を吊装置5の下部まで移動した後(図4破線で示す給水加熱器1の状態)、吊装置5で図1の左側の取外し床7を取外すことで形成される空間を利用して、給水加熱器1を1階まで吊下げて搬出する。

0021

また、2階の給水加熱器1を搬出する際は、レール4上を吊装置5の下部まで移動した後(図3の破線で示す給水加熱器1の状態)、吊装置5で図1の右側の取外し床7を取外すことで形成される空間を利用して、給水加熱器1を1階まで吊下げて搬出する。

0022

なお、1階の給水加熱器1を搬出する際は、レール4上を図1の右端部まで給水加熱器1を移動した後、2階の吊装置5で吊上げて1階の中央部分まで移動(図2の破線で示す給水加熱器1の状態)して搬送する。

0023

このような本実施例とすることにより、モジュールとして、給水加熱器1、配管2、床3の上に設置されるレール4、吊装置5及びモジュール架構6等を建設現場で一体搬入することができるため、配管工事、搬出作業などの工事期間を短縮することが可能である。また、給水加熱器1の段数を増やす際に、モジュールの追加を行うことで対応が可能であるため、現地での工事期間の短縮が可能となる。

0024

なお、発電所等の効率改善等で給水加熱器1の段数を増やす際は、給水加熱器1、配管2、床3の上に設置されるレール4、吊装置5及びモジュール架構6がモジュール化された上に、更にモジュール化された給水加熱器1、配管2、床3の上に設置されるレール4、吊装置5及びモジュール架構6を載せて固定することで可能であり、最後に配管等の接続を行い据付完了となる。

0025

図6及び図7に本発明の蒸気タービン設備の実施例2を示し、蒸気タービン設備が2階層で形成される場合の例である。

0026

該図に示す本実施例は、実施例1の3階部分を省いた状態であり、給水加熱器の搬入及び搬出は、実施例1で説明した搬入、搬出と同一なので説明は省略する。

実施例

0027

このような本実施例の構成であっても、その効果は実施例1と同様である。

0028

1…給水加熱器、2…配管、3…床、4…レール、5…吊装置、6…モジュール架構、7…取外し床。

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